明 細 書 内燃機関の排気浄化装置 技術分野
本発明は内燃機関の排気浄化装置に関する。 背景技術
リ一ン混合気を燃焼せしめるようにした内燃機関において、 流入 排気ガスの空燃比がリ一ンのときには N0X を吸収し、 流入排気ガス 中の酸素濃度が低下すると吸収した N0X を放出する N0X 吸収剤を機 関排気通路内に配置し、 リーン混合気を燃焼せしめた際に発生する ΝΟχ を Ν0Χ 吸収剤により吸収し、 Ν0Χ 吸収剤の Ν0Χ 吸収能力が飽和 する前に Ν0Χ 吸収剤への流入排気ガスの空燃比を一時的にリ ツチに して Ν0Χ 吸収剤から Ν0Χ を放出させると共に放出された Ν0Χ を還元 するようにした内燃機関が本出願人により既に提案されている (米 国特許出願第 08ノ066,100 号又は欧州特許出願第 92920904.7号参照) ところが燃料および機関の潤滑油内にはィォゥが舍まれているの で排気ガス中には S0X が舍まれており、 従ってこの内燃機関ではこ の S0X も N0X と共に N0X 吸収剤に吸収される。 しかしながらこの S0X は N0X 吸収剤への流入排気ガスの空燃比をリ ツチにしても N0X 吸収 剤から放出されず、 従って N0X 吸収剤内の S0X の量は次第に増大す ることになる。 ところが N0X 吸収剤内の S0X の量が増大すると N0X 吸収剤が吸収しう る N0X の量が次第に低下し、 ついには N0X 吸収剤 力く N0X をほとんど吸収できな く なってしまう。 そこで N0X 吸収剤上 流の機関排気通路内にィォゥ捕獲装置を設け、 このィォゥ捕獲装置 によって排気ガス中に含まれる S0X を捕獲するようにした内燃機関
が本出願人により既に提案されている (米国特許出願第 08ノ 096103 号又は欧州特許出願第 93112260.6号参照) 。 この内燃機関では機関 から排出された S0X がィォゥ捕獲装置により捕獲されるので N0X 吸 収剤には N0X のみが吸収されることになる。
しかしながらこの内燃機関ではィォゥ捕獲装置により捕獲された S0X はィォゥ捕獲装置に流入する排気ガスの空燃比をリ ツチにして もィォゥ捕獲装置から放出されることな く ィォゥ捕獲装置内に捕獲 され続ける。 従ってィォゥ捕獲装置による S0X 捕獲量は次第に増大 し、 ィ ォゥ捕獲装置の S0X 捕獲能力が飽和する と S0X がィォゥ捕獲 装置を素通り してしまうために S0X が N0X 吸収剤に吸収されて N0X 吸収剤内に次第に蓄積するという問題が生ずる。 発明の開示
本発明の目的は N0X 吸収剤を長時間使用しても N0X 吸収剤による N0X の高い吸収能力を維持する こ とのできる排気浄化装置を提供す
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本発明によれば、 排気通路と、 排気通路内に配置されて流入する 排気ガスの空燃比がリ ーンであるときに N0X を吸収すると共に流入 する排気ガス中の酸素濃度を低下させると吸収した N0X を放出する ΝΟχ 吸収剤と、 Ν0Χ 吸収剤上流の排気通路内に配置されて流入する 排気ガスの空燃比がリ一ンであるときに S0X を吸収すると共に流入 する排気ガスの空燃比をリ ツチにすると吸収した S0X を放出する S0X 吸収剤と、 S0X 吸収剤に流入する排気ガスの空燃比を制御して通常 は S0X 吸収剤に流入する排気ガスの空燃比をリーンに維持し、 S0X 吸収剤から S0X を放出すべきときには S0X 吸収剤に流入する排気ガ スの空燃比をリ ツチにする空燃比制御手段とを具備した内燃機関の 排気浄化装置が提供される。
図面の簡単な説明
図 1 は内燃機関の全体図、 図 2 は基本燃料噴射時間のマップを示 す図、 図 3 は補正係数 Kの変化を示す図、 図 4 は機関から排出され る排気ガス中の未燃 HC, COおよび酸素の濃度を概略的に示す線図、 図 5 Aおよび 5 Bは N0X の吸放出作用を説明するための図、 図 6 は N0X および S0X の放出タイ ミ ングを示す図、 図 7 は割込みルーチン を示すフローチャー ト、 図 8 は燃料噴射時間 TAU を算出するための フローチャー ト、 図 9 は内燃機関の別の実施例を示す全体図、 図 10 は内燃機関の更に別の実施例を示す全体図、 図 11は N0X 放出処理を 行うためのフローチャー ト、 図 12は内燃機関の更に別の実施例を示 す全体図、 図 13は S0X の放出特性を示す図、 図 14は S0X および N0X の放出タイ ミ ングを示す図、 図 15は N0X 放出時のリ ツチ制御を示す 図、 図 16Aから 16 Cは各種バラメータと排気ガス温との関係を示す 図、 図 17は S0X 放出時のリ 'ンチ制御を示す図、 図 18Aから 18Dは各 種バラメータと排気ガス温との関係を示す図、 図 19は排気ガス温の マップを示す図、 図 20および 21は補正係数 KKを算出するためのフ口 —チャー ト、 図 22は燃料噴射時間 TAU を算出するためのフローチヤ ー ト、 図 23は内燃機関の更に別の実施例を示す全体図、 図 24は基本 燃料噴射時間のマップを示す図、 図 25は補正係数 Kを示す図、 図 26 Aおよび 26Bは N0X 放出率および S0X 放出率を示す線図、 図 27Aお よび 27Bは N0X および S0X の累積放出量を示す線図、 図 28は S0X 放 出制御のタィ ムチャー ト、 図 29は S0X , NOx 放出制御のタィ ムチヤ ― ト、 図 30は NOx , S0X 放出制御のタイ ムチャー ト、 図 31は ΝΟχ , S0X 放出制御の空燃比の変化等を示すタイムチャー ト、 図 32Aから 32 Dはフラグ · 切換弁制御のフローチヤ一ト、 図 33は排気ガス温 T のマ ップを示す図、 図 34は燃料噴射時間 TAU を算出するためのフロ —チヤ一 ト、 図 35 Aから 35 Dはフラグ · 切換弁制御のフローチヤ一
ト、 図 36は燃;14噴射時間 TA U を算出する ためのフ ローチャー ト、 図 37 Aから 37 Dはフラグ · 切換弁制御のフローチヤ一 ト、 図 38は燃料 噴射時間 TA U を算出するためのフ ローチ ャー ト、 図 39 Aから 39 Eは フラグ · 切換弁制御のフローチヤ一 ト、 図 40は燃料噴射時間 ΤΑ ϋ を 算出するためのフロ一チヤ一トである。 発明を実施するための最良の形態
図 1 は本発明をガソ リ ン機関に適用した場合を示している。
図 1 を参照すると、 1 は機関本体、 2 はピス ト ン、 3 は燃焼室、 4 は点火栓、 5 は吸気弁、 6 は吸気ポー ト、 7 は排気弁、 8 は排気 ボー トを夫々示す。 吸気ポー ト 6 は対応する技管 9 を介してサージ タ ンク 10に連結され、 各技管 9 には夫々吸気ポー ト 6 内に向けて燃 料を噴射するための燃料噴射弁 1 1が取付けられる。 サージタ ンク 10 は吸気ダク ト 12およびェアフロ一メータ 13を介してエアク リ ーナ 14 に連結され、 吸気ダク ト 12内にはス口 ッ トル弁 15が配置される。 一 方、 排気ポー ト 8 は排気マニホル ド 16および排気管 17を介して S O x 吸収剤 18および N0 X 吸収剤 19を内蔵したケ一シ ング 20に接続される。
S0 X 吸収剤 18は N0 X 吸収剤 19の上流に配置されており、 図 1 に示す 実施例では S0 X 吸収剤 18および N 0 X 吸収剤 19が例えばアル ミ ナから なる一つのモ ノ リ ス型担体を用いて一体的に形成されている c
電子制御ュニ ッ ト 30はディ ジタルコ ン ピュータからなり、 双方向 性バス 31によつて相互に接続された ROM (リ 一 ドオ ンリ メ モ リ ) 32、 RA M (ラ ンダムア ク セス メ モ リ ) 33 、 C PU (マイ ク ロ プロ セ ッ サ) 34、 入力ボー ト 35および出力ボー ト 36を具備する e エアフ ローメ ータ 1 3 は吸入空気量に比例した出力電圧を発生し、 この出力電圧が A D変換 器 37を介して入力ポー ト 35に入力される f また、 入力ポー ト 35には 機関回転数を表わす出力パルスを発生する回転数セ ンサ 21が接続さ
れる。 一方、 出力ボー ト 36は対応する駆動回路 38を介して夫々点火 栓 4および燃料噴射弁 1 1に接続される。
図 1 に示す内燃機関では例えば次式に基いて燃料噴射時間 T A L' が 出 れる。
T A U = T P ' K
こ こで TPは基本燃料噴射時間を示しており、 Kは補正係数を示し ている。 基本燃料噴射時間 TPは機関シリ ンダ内に供給される混合気 の空燃比を理論空燃比とするのに必要な燃料噴射時間を示している , この基本燃料噴射時間 TPは予め実験により求められ、 機関負荷
N (吸入空気量 機関回転数 N ) および機関回転数 Nの関数とし て図 2 に示すようなマ ップの形で予め R0M32 内に記憶されている。 補正係数 Kは機閔シリ ンダ内に供給される混合気の空燃比を制御す るための係数であって K = 1 . 0 であれば機関シリ ンダ内に供給され る混合気は理論空燃比となる。 これに対して Kぐ 1 . 0 になれば機閩 シリ ンダ内に供給される混合気の空燃比は理論空燃比より も大き く なり、 即ちリーンとなり、 K > 1 . 0 になれば機閩シリ ンダ内に供給 される混合気の空燃比は理論空燃比より も小さ く なる、 即ちリ ッチ となる。
この補正係数 Kは機関の運転状態に応じて制御され、 図 3 はこの 補正係数 Kの制御の一実施例を示している。 図 3 に示す実施例では 暖機運転中は機関冷却水温が高く なるにつれて補正係数 Kが徐々に 低下せしめられ、 暖機が完了すると捕正係数 Kは 1 . 0 より も小さい 一定値に、 即ち機関シリ ンダ内に供給される混合気の空燃比がリ一 ンに維持される。 次いで加速運転が行われれば補正係数 Kは例えば 1 . 0 とされ、 即ち機関シリ ンダ内に供給される混合気の空燃比は理 論空燃比とされ、 全負荷運転が行われれば補正係数 Kは 1 . 0 より も 大き く される、 即ち機関シリ ンダ内に供給される混合気の空燃比は
リ ツチにされる。 図 3 からわかるよう に図 3 には示される実施例て は暖機運転時、 加速運転時および全負荷運転時を除けば機関シ リ ン ダ内に供給される混合気の空燃比は一定のリ一ン空燃比に維持され ており、 従って大部分の機関運転領域においてリ 一ン混合気が燃焼 せしめられる こ とになる。
図 4 は燃焼室 3 から排出される排気ガス中の代表的な成分の濃度 を概略的に示している。 図 4 からわかるように燃焼室 3 から排出さ れる排気ガス中の未燃 H COの濃度は燃焼室 3内に供給される混合 気の空燃比がリ ツ チになる ほど増大し、 燃焼室 3 から排出される排 気ガス中の酸素 02 の濃度は燃焼室 3 内に供給される混合気の空燃 比がリ ー ンになる ほど増大する c
ケ一シング 20内に収容されている N0X 吸収剤 19は例えばアルミ ナ を担体と し、 こ の担体上に例えばカ リ ウ ム K、 ナ ト リ ウ ムお、 セ シ ゥ ム Csのよ う なアルカ リ金属、 ノ、'リ ウ ム Ba、 カルシウ ム Caのよ う な アルカ リ土類、 ラ ンタ ン La、 イ ッ ト リ ウム Yのよ う な希土類から選 ばれた少く とも一つと、 白金 Ptのような貴金属とが担持されている c なお、 こ の N0X 吸収剤 19にはリ チウ ム Liを添加する こ とが望ま しい: 機関吸気通路および N0X 吸収剤 19上流の排気通路内に供給された空 気および燃料 (炭化水素) の比を NOx 吸収剤 19への流入排気ガスの 空燃比と称する とこの N0X 吸収剤 19は流入排気ガスの空燃比がリ一 ンのときには N0X を吸収し、 流入排気ガス中の酸素濃度が低下する と吸収した N0X を放出する N0X の吸放出作用を行う。 なお、 N0X 吸 収剤 19上流の排気通路内に燃料 (炭化水素) 或いは空気が供給され ない場合には流入排気ガスの空燃比は燃焼室 3 内に供給される混合 気の空燃比に一致し、 従ってこの場合には Ν0λ. 吸収剤 19は燃焼室 3 内に供給される混合気の空燃比がリ ー ンのときには Ν0 · を吸収し、 燃焼室 3 内に供給される混合気中の酸素濃度が低下する と吸収した
ΝΟχ を放出する こ とになる。
上述の Ν0Χ 吸収剤 19を機関排気通路内に配置すればこの ΝΟχ 吸収 剤 19は実際に Ν0Χ の吸放出作用を行うがこの吸放出作用の詳細なメ 力ニズムについては明らかでない部分もある。 しかしながらこの吸 放出作用は図 5 Αおよび 5 B に示すようなメ 力二ズムで行われてい るものと考えられる。 次にこのメ 力ニズムについて担体上に白金 Pt およびバリ ウム Baを担持させた場合を例にとって説明するが他の貴 金属、 アルカ リ金属、 アルカ リ土類、 希土類を用いても同様なメ カ ニズム となる。
即ち、 流入排気ガスがかなり リ ー ンになると流入排気ガス中の酸 素濃度が大巾に増大し、 図 5 Aに示されるようにこれら酸素 02 が 02 - 又は 02-の形で白金 Ptの表面に付着する。 一方、 流入排気ガ ス中の NOは白金 Ptの表面上で 02 - 又は 02—と反応し、 N02 となる (2N0 + 0z→ 2N02)。 次いで生成された N0Z の一部は白金 Pt上で酸化 されつつ吸収剤内に吸収されて酸化バリ ウ ム BaO と結合しながら図 5 Aに示されるように硝酸イ オ ン N03 - の形で吸収剤内に拡散する。 このようにして N0X が N0X 吸収剤 19内に吸収される。
流入排気ガス中の酸素濃度が高い限り白金 Ptの表面で N02 が生成 され、 吸収剤の N0X 吸収能力が飽和しない限り N02 が吸収剤内に吸 収されて硝酸イ オ ン N03 - が生成される。 これに対して流入排気ガ ス中の酸素濃度が低下して N02 の生成量が低下すると反応が逆方向 (N03 ― →N0Z)に進み、 斯く して吸収剤内の硝酸イ オ ン N03 - 力 N02 の形で吸収剤から放出される。 即ち、 流入排気ガス中の酸素濃度が 低下すると N0X 吸収剤 19から N0X が放出されることになる。 図 4 に 示されるように流入排気ガスのリ一ンの度合が低く なれば流入排気 ガス中の酸素濃度が低下し、 従って流入排気ガスのリ ー ンの度合を 低く すればたとえ流入排気ガスの空燃比がリ ー ンであ っても N0X 吸
収剤 19から N0X が放出される こ とになる。
一方、 このとき燃焼室 3内に供給される混合気がリ ツチにされて 流入排気ガスの空燃比がリ ツチになる と図 4 に示されるよ う に機関 からは多量の未燃 H COが排出され、 これら未燃 H COは白金 Pt上 の酸素 02 - 又は 02—と反応して酸化せしめられる。 また、 流入排 気ガスの空燃比がリ ツチになる と流入排気ガス中の酸素濃度が極度 に低下するために吸収剤から N02 が放出され、 この N0Z は図 5 Bに 示されるように未燃 HC, COと反応して還元せしめられる。 このよう に して白金 Ptの表面上に N0Z が存在しな く なる と吸収剤から次から 次へと N0Z が放出される。 従って流入排気ガスの空燃比をリ ツチに する と短時間のう ちに N0X 吸収剤 19から N0X が放出されるこ とにな る。
即ち、 流入排気ガスの空燃比をリ ッチにする とまず初めに未燃 HC, COが白金 Pt上の 02 - 又は 02-とただちに反応して酸化せしめられ. ついで白金 Pt上の 02 - 又は 02—が消費されてもまだ未燃 H COが 残っていればこの未燃 HC, COによって吸収剤から放出された ΝΟχ お よび機関から排出された Ν0Χ が還元せしめられる。 従って流入排気 ガスの空燃比をリ ッチにすれば短時間のう ちに Ν0Χ 吸収剤 19に吸収 されている Ν0Χ が放出され、 しかもこの放出された Ν0Χ が還元され るために大気中に Ν0Χ が排出されるのを阻止する こ とができる こ と になる。 また、 Ν0Χ 吸収剤 19は還元触媒の機能を有しているので流 入排気ガスの空燃比を理論空燃比にしても Ν0Χ 吸収剤 19から放出さ れた Ν0Χ が還元せしめられる。 しかしながら流入排気ガスの空燃比 を理論空燃比に した場合には Ν0Χ 吸収剤 19から Ν0Χ が徐々にしか放 出されないために Ν0Χ 吸収剤 19に吸収されている全 Ν0Χ を放出させ るには若干長い時間を要する。
と こ ろで前述したよう に流入排気ガスの空燃比のリ ーンの度合を
低く すればたとえ流入排気ガスの空燃比がリ ー ンであっても ΝΟχ 吸 収剤 19から Ν0Χ が放出される。 従って Ν0Χ 吸収剤 19から Ν0Χ を放出 させるには流入排気ガス中の酸素濃度を低下させればよいこ とにな る。 ただし、 Ν0Χ 吸収剤 19から Ν0Χ が放出されても流入排気ガスの 空燃比がリ ー ンである と Ν0Χ 吸収剤 19において Ν0Χ が還元されず、 従ってこの場合には Ν0Χ 吸収剤 19の下流に ΝΟχ を還元しう る触媒を 設けるか、 或いは Ν0Χ 吸収剤 19の下流に還元剤を供給する必要があ る。 むろんこのように Ν0Χ 吸収剤 19の下流において Ν0Χ を還元する こ とは可能であるがそれより もむしろ Ν0Χ 吸収剤 19において ΝΟχ を 還元する方が好ま しい。 従って Ν0Χ 吸収剤 19から Ν0Χ を放出すべき ときには流入排気ガスの空燃比を理論空燃比或いはリ ツチにする方 が好ま しいこ とになる。
図 3 に示されるよう に本発明による実施例では暖機運転時および 全負荷運転時には燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ツチにされ、 また加速運転時には混合気が理論空燃比とされるがそれ以外の大部 分の運転領域ではリ ーン混合気が燃焼室 3 内において燃焼せしめら れる。 この場合、 燃焼室 3内において燃焼せしめられる混合気の空 燃比はほぼ 18.0以上であって図 1 に示される実施例では空燃比が 20 から 24程度のリ ー ン混合気が燃焼せしめられる。 空燃比が 18.0以上 になる と三元触媒がたとえリ一ン空燃比の下で還元性を有していた と しても Ν0Χ を十分に還元する こ とができず、 従ってこのよう な リ 一ン空燃比の下で Ν0Χ を還元するために三元触媒を用いる こ とはで きない。 また、 空燃比が 18.0以上であっても Ν0Χ を還元しう る触媒 と して Cu—ゼォラ イ ト触媒があるがこの Cu—ゼォライ ト触媒は耐熱 性に欠けるためにこの Cu—ゼォラ イ ト触媒を用いる こ とは実際問題 と して好ま し く ない。 従って結局、 空燃比が 18.0以上のときに NOx を浄化するには本発明において使用されている ΝΟχ 吸収剤 19を用い
る以外には道がないこ とになる。
ところで本発明による実施例では上述したよう に全負荷運転時に は燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ッチとされ、 また加速運転時 には混合気が理論空燃比とされるので全負荷運転時および加速運転 時に N0X 吸収剤 19から N0X が放出される こ とになる。 しかしながら このような全負荷運転或いは加速運転が行われる頻度が少なければ 全負荷運転時および加速運転時にのみ N0X 吸収剤 19から N0X が放出 されたと しても リ一ン混合気が燃焼せしめられている間に N0X 吸収 剤 19による ΝΟχ の吸収能力が飽和してしまい、 斯 く して Ν0Χ 吸収剤 19により Ν0Χ を吸収できな く なってしま う。 従ってリ ーン混合気が 継続して燃焼せしめられている と oきには流入排気ガスの空燃比を周 期的にリ ツチにするか、 或いは流入排気ガスの空燃比を周期的に理 論空燃比にして Ν0Χ 吸収剤 19から周期的に Ν0Χ を放出させる必要が ある。
と ころで排気ガス中には S0X が舍まれており、 N0X 吸収剤 19には N0X ばかりでな く S0X も吸収される。 この N0X 吸収剤 19への S0X の 吸収メ 力二ズムは N0X の吸収メ 力二ズムと同じである と考え られる ^ 即ち、 ΝΟχ の吸収メ カニズムを説明したとき と同様に担体上に白 金 Ptおよびバリ ゥム Baを担持させた場合を例にとって説明する と、 前述したよう に流入排気ガスの空燃比がリ ーンのときには酸素 0 2 が 02 - 又は 02-の形で白金 Ptの表面に付着しており、 流入排気ガ ス中の S02 は白金 Ptの表面で 02 - 又は 02—と反応して S03 となる c 次いで生成された S03 の一部は白金 Pt上で更に酸化されつつ吸収剤 内に吸収されて酸化バリ ウム BaO と結合しながら、 硫酸イ オ ン SO - の形で吸収剤内に拡散し、 安定した硫酸塩 BaS04 を生成する:
しかしながらこの硫酸塩 BaSO., は安定していて分解しづら く 、 流 入排気ガスの空燃比を リ ツチにしても硫酸塩 BaS04 は分解されずに
そのまま残る e 従って N0X 吸収剤 19内には時間が経過するにつれて 硫酸塩 BaS04 が増大する こ とになり、 斯く して時間が経過するにつ れて N0X 吸収剤 19が吸収しう る N0X 量が低下する こ とになる。
そこで本発明による実施例では N0X 吸収剤 19に SOx が流入しない よう にするために流入する排気ガスの空燃比がリ ーンである ときに SOx を吸収し、 流入する排気ガスの空燃比がリ ツチになる と吸収し た S0X を放出する と共に三元触媒の機能を有する SOx 吸収剤 18を NO: 吸収剤 19の上流に配置している。 この S0X 吸収剤 18は S0X 吸収剤 18 に流入する排気ガスの空燃比がリ ーンのときには S0X と共に N0X も 吸収するが S0X 吸収剤 18に流入する排気ガスの空燃比を リ ツチにす る と吸収した N0X ばかりでな く 吸収した S0X も放出する。
上述したように N0X 吸収剤 19では S0X が吸収される と安定した硫 酸塩 BaS04 が形成され、 の結果 N0X 吸収剤 19に流入する排気ガス の空燃比をリ ッチにしても S0X 力 N0X 吸収剤 19から放出されな く な る。 従って S0X 吸収剤 18に流入する排気ガスの空燃比をリ ツチにし たときに S0X 吸収剤 18から S0X が放出されるよう にするためには吸 収した S0X が硫酸イ オ ン S04 2- の形で吸収剤内に存在するよう にす るか、 或いは硫酸塩 BaS04 が生成されたと しても硫酸塩 BaS04 が安 定しない状態で吸収剤内に存在するよう にする こ とが必要となる - これを可能とする S0X 吸収剤 18と してはアルミ ナからなる担体上に 銅 、 鉄 Fe、 マンガン Mn、 ニ ッケル Ni、 のような遷移金属、 ナ ト リ ゥム Na、 錫 Sn、 チタ ン Tiおよびリ チウム Liから選ばれた少く とも一 つを担持した吸収剤を用いる こ とができる: この場合、 アルミ ナか らなる担体上にリ チウム Li'を担持させた吸収剤が最も好ま しいこ と が判明している。
この S0X 吸収剤 18では SOx 吸収剤 18に流入する排気ガスの空燃比 がリ ーンのときに排気ガス中に舍まれる so∑ が吸収剤の表面で酸化
されつつ硫酸イ オ ン so 4 2- の形で吸収剤内に吸収され、 次いで吸収 剤内に拡散される。 この場合、 SOx 吸収剤 18の担体上に白金 Ptを担 持させてお く と SO 2 が S03 2— の形で白金 Pt上に く っつきやす く なり 斯く して so2 は硫酸イ オ ン so4 2- の形で吸収剤内に吸収されやす く なる。 従って S02 の吸収を促進するためには S0X 吸収剤 18の担体上 に白金 Ptを担持させる こ とが好ま しい。 上述したよう に sox 吸収剤
18に流入する排気ガスの空燃比がリ ー ンになる と S0X が S0X 吸収剤 18に吸収され、 従って S0X 吸収剤 18の下流に設けられた N0X 吸収剤 19には N0X のみが吸収される こ とになる。
一方、 前述したよう に S0X 吸収剤 18に吸収された S0X は硫酸ィ ォ ン S04 2 - の形で吸収剤内に拡散し 2ているか、 或いは不安定な状態で 硫酸塩 BaS04 となっている。 従って S0、. 吸収剤 18に流入する排気ガ スの空燃比がリ ツチにな と S0X 吸収剤 18に吸収されている S0X が SO,- 吸収剤 18から放出される こ とになる。 このとき同時に N0X 吸収 剤 19から N0X が放出される。
ところで前述したように N0X 吸収剤 19では白金 Pt表面上の N0Z が 存在しな く なる と反応がただちに (N03 - →N02)の方向に進み、 吸 収剤から N0X がただちに放出される。 Ν Ο χ 吸収剤 19に流入する排気 ガスの空燃比を リ ッチにする と白金 Pt表面上の Ν'Οζ は未燃 HC, COに よつてただちに還元せしめられるので白金 Pt表面上の N0Z はただち に消滅し、 斯く して図 6 に示されるよう に NO x は短時間のう ちに NO, 吸収剤 19から放出される こ とになる。 即ち、 ΝΟχ 吸収剤 19の ΝΟχ 放 出速度はかなり速いこ とになる c
これに対して S0X 吸収剤 18に吸収されている S0X は N0X 吸収剤 19 に吸収されている N'0X と比べて安定しているために分解しずら く 、 この S0X の分解は S0X 吸収剤 18に流入する排気ガスの空燃比を リ .. チに しなければ生じない - 即ち、 S0 吸収剤 18に流入する排気ガス
の空燃比をリ ツチにする と S0X 吸収剤 18内の SOx が分解して吸収剤 から放出して く る。 この分解速度はかなり遅 く 、 斯く して図 6 に示 されるよう に S0X 吸収剤 18への流入排気ガスの空燃比を リ ッチに し ても S0X の放出が完了するまで ΝΟχ に比べて長時間を要する こ とに なる。 即ち、 S0X の放出速度は N0X の放出速度に比べてかなり遅い こ とになる。
とこ ろで前述したよう に N0X 吸収剤 19から N0X を放出すべき とき には流入排気ガスの空燃比を理論空燃比又はリ ツチにする こ とが好 ま しい。 と ころが流入排気ガスの空燃比をリ ッチにしないと S0X 吸 収剤 18から S0X が放出されない - 1 。 従って本発明による実施例では
3
吸収剤 18から S0X を放出し N0X 吸収剤 19から N0X を放出すべき とき には流入排気ガスの空燃比がリ ツチにされる。
ところで流入排気ガス 0空燃比をリ ツチにする と S0X 吸収剤 18か らは S02 が放出され、 N0X 吸収剤 19からは N0Z が放出される e と こ ろが N0X 吸収剤 19から N02 が放出されている ときに S0、. 吸収剤 18か ら放出された S0X が N0X 吸収剤 19内に流入する と N0X 吸収剤 19内に おいて S0Z と N02 とが反応し (S02 +N02 →S03 十 NO) 、 斯 く して 生成された S03 が S04 - の形で N0X 吸収剤 19に吸収されてしま う c とこ ろが前述したように図 6 に示される如く N0X の放出速度は S0. の放出速度に比べてかなり速く 、 従って S0X 吸収剤 18から放出され た大部分の S0Z は N0X 吸収剤 19からの N0X 放出作用が完了した後に NO, 吸収剤 19内に流入する。 従って N0X 吸収剤 19内に吸収される SO: 量は少量となる。
一方、 図 1 に示される実施例では S0X 吸収剤 18からの S0X の放出 作用および N0X 吸収剤 19からの N0X の放出作用は一定量の N0X が NO: 吸収剤 19に吸収されたとき、 例えば NOx 吸収剤 19の吸収能力の 50% Οκ を吸収したときに行われる。 Οχ 吸収剤 19に吸収される Ν0Χ の
量は機関から排出される排気ガスの量と排気ガス中の N0X 濃度に比 例しており、 この場合排気ガス量は吸入空気量に比例し、 排気ガス 中の N0X 濃度は機関負荷に比例するので Ν0λ. 吸収剤 19に吸収される ΝΟχ 量は正確には吸入空気量と機関負荷に比例する こ とになる。 従 つて Ν0Χ 吸収剤 19に吸収されている Ν0Χ の量は吸入空気量と機閔負 荷の積の累積値から推定する こ とができるが図 1 に示される実施例 では単純化して機閔回転数の累積値から Ν0Χ 吸収剤 19に吸収されて いる Ν0Χ 量を推定するようにしている。
次に図 7 および図 8を参照して Ν0Χ 吸収剤 19の吸放出制御の一実 施例について説明する。
図 7 は一定時間毎に実行される割込みルーチ ンを示している。 図 7 を参照する とまず初めにステ ップ 100 において基本燃料噴射 時間 TPに対する補正係数 Κが 1.0 より も小さいか否か、 即ちリ ー ン 混合気が燃焼せしめられているか否かが判別される。 K < 1.0 のと き、 即ちリ 一ン混合気が燃焼せしめられている ときにはステ ツプ 101 に進んで現在の機関回転数 ΝΕに Σ ΝΕを加算した結果が Σ ΝΕとされる。 従ってこの∑ ΝΕは機閔回転数 ΝΕの累積値を示している。 次いでステ ップ 1G2 では累積回転数 Σ ΝΕが一定値 SM より も大きいか否かが判 別される。 この一定値 SNE は Ν0Χ 吸収剤 19にその ΝΟχ 吸収能力の例 えば 50%の Ν0Χ 量が吸収されていると推定される累積回転数を示し ている。 ∑ NE≤SNE のときには処理サイ クルを完了し、 ∑ NE>SNE のとき、 即ち N0X 吸収剤 19にその N0X 吸収能力の 50%の N0X 量が吸 収されている と推定されたときにはステ ップ 103 に進んで Ν0Χ 放出 フ ラグがセ ッ ト される。 Ν0Χ 放出フラグがセ ッ 卜 される と後述する よう に機関シリ ンダ内に供給される混合気がリ ツチにせしめられる。 次いでステ ップ 104 ではカ ウ ン ト値 C力く 1 だけィ ンク リ メ ン ト さ れる。 次いでステ ツプ 105 ではカ ウ ン ト値 Cが一定値 C。 よ り も大
き く なつたか否か、 即ち例えば 5秒間経過したか否かが判別される C≤ C。 のときには処理ルーチンを完了し、 C < C。 になる とステ ップ 106 に進んで N0X 放出フラグがリ セ ッ 卜される。 N0X 放出フラ グがリ セ ッ トされると後述するように機関シリ ンダ内に供給される 混合気がリ ツチからリーンに切換えられ、 斯く して機関シリ ンダ内 に供給される混合気は 5秒間リ ツチにされることになる。 次いでス テップ 107 において累積回転数∑ NEおよび力ゥ ン ト値 Cが零とされ る。
一方、 ステップ 100 において K 1.0 と判断されたとき、 即ち機 関シリ ンダ内に供給されている混合気の空燃比が理論空燃比又はリ δ
ツチのときにはステップ 108 に進んで K≥ 1.0 の状態が一定時間、 例えば 10秒間継続したか否かが判別される。 Κ Ι.Ο の状態が一定 時間継続しなかったときには処理サイ クルを完了し、 Κ 1.0 の状 態が一定時間継続したときにはステ ップ 109 に進んで累積回転数 ∑ ΝΕが零とされる。
即ち、 機関シリ ンダ内に供給される混合気が理論空燃比又はリ ッ チとされている時間が 10秒程度継続すれば S0X 吸収剤 18に吸収され ている大部分の S0X が放出すると共に N0X 吸収剤 19に吸収されてい る大部分の N0X は放出したものと考えられ、 従ってこの場合にはス テツプ 109 において累積回転数 ΣΝΕが零とされる。
図 8 は燃料噴射時間 TAU の算出ルーチンを示しており、 このルー チンは繰返し実行される。
図 8を参照するとまず初めにステツプ 200 において図 2 に示すマ ップから基本燃料噴射時間 TPが算出される。 次いでステ ップ 201 で はリ一ン混合気の燃焼を行うべき運転状態であるか否かが判別され る。 リーン混合気の燃焼を行うべき運転状態でないとき、 即ち暖機 運転時、 又は加速運転時又は全負荷運転時のときにはステツプ 202
に進んで補正係数 κが算出される。 機関暖機運転時にはこの補正係 数 Κは機関冷却水温の関数であり、 Κ≥1.0 の範囲で機関冷却水温 が高く なるほど小さ く なる。 また、 加速運転時には捕正係数 Κは 1.0 とされ、 全負荷運転時には補正係数 Κは 1.0 より も大きな値と される。 次いでステ ップ 203 では補正係数 Κが Ktとされ、 次いでス テ ツプ 204 において燃料噴射時間 TAU( = TP · Kt) が算出される。 こ のときには機関シリ ンダ内に供給される混合気が理論空燃比又はリ ツチとされる。
一方、 ステ ップ 201 においてリ ーン混合気の燃焼を行うべき運転 状態である と判別されたときにはステ ップ 205 に進んで N0X 放出フ ラグがセ ッ ト されているか否かが判別される。 N0X 放出フラグがセ ッ 卜 されていないときにはステ ップ 206 に進んで補正係数 Kが例え ば 0.6 とされ、 次いでス ップ 207 において補正係数 Kが Ktとされ た後にステ ップ 204 に進む。 従ってこのときには機閔シリ ンダ内に リ ーン混合気が供給される。 一方、 ステ ップ 205 において N0X 放出 フラグがセ ッ 卜 されたと判断されたときにはステ ップ 208 に進んで 予め定められた値 Mが Ktとされ、 次いでステ ップ 204 に進む。 こ の 値 KKは機関シリ ンダ内に供給される混合気の空燃比が 12.0から 13-5 程度となる 1.1 から 1.2 程度の値である。 従ってこのときには機閲 シリ ンダ内に リ ツチ混合気が供給され、 それによつて SOx. 吸収剤 18 に吸収されている SOx が放出される と共に N0X 吸収剤 19に吸収され ている N0X が放出される こ とになる,
図 9 に別の実施例を示す。 この実施例において図 1 に示す実施例 と同一の構成要素は同一の符号で示す:
図 9 に示されるよ う にこの実施例では排気マ二 *ル ド 16が SOx 吸 収剤 40を内蔵したケーシ ング 41入口部に連結され、 ケーシ ング 40出 口部は排気管 42を介して N0X 吸収剤 43を内蔵したケ一シ ング 44の入
口部に連結される t この実施例においても燃焼室 3 内において リ ー ン混合気が燃焼せしめられている ときには S0X 吸収剤 40に SOx が吸 収される と共に N0X 吸収剤 43に Ν0Χ が吸収される。 一方、 燃焼室 3 内に供給される混合気がリ 'ンチにされる と S0X 吸収剤 40から S0X が 放出され、 N0X 吸収剤 43から N0X が放出される。
図 10は本発明をディ ーゼル機関に適用した場合を示している。 な お、 図 10において図 1 と同様な構成要素は同一の符号で示す。
ディ ーゼル機関では通常あらゆる運転状態において空気過剰率が 1 - 0 以上、 即ち燃焼室 3 内の混合気の平均空燃比がリ ーンの状態で 燃焼せしめられる。 従ってこのとき排出される S0X は S0X 吸収剤 18 に吸収され、 このとき排出される ΝΟχ は Ν0Χ 吸収剤 19に吸収される < 一方、 S0X 吸収剤 18から S0X を放出する と共に N0X 吸収剤 19から NO, を放出すべき ときには S0X 吸収剤 18および N0X 吸収剤】 9への流入排 気ガスの空燃比がリ ツチにされる。 この場合、 図 10に示す実施例で は燃焼室 3 内の混合気の平均空燃比はリ ーンに しておいて S0X 吸収 剤 18上流の機関排気通路内に炭化水素を供給する こ とにより S0X 吸 収剤 18および Ν0λ. 吸収剤 19への流入排気ガスの空燃比がリ ツチにさ れる。
図 10を参照する と この実施例ではァクセルペダル 50の踏み込み量 に比例した出力電圧を発生する負荷セ ンサ 51が設けられ、 この負荷 セ ンサ 51の出力電圧は AD変換器 52を介して入力ポ一 ト 35に入力され る。 また、 この実施例では排気管 17内に還元剤供給弁 60が配置され、 この還元剤供給弁 60は供給ポンプ 61を介して還元剤タ ンク 62に連結 される c 電子制御ュニ ッ ト 30の出力ポー ト 36は夫々駆動回路 38を介 して還元剤供給弁 60および供給ポンプ 61に接続される。 還元剤タ ン ク 62内にはガソ リ ン、 イ ソオクタ ン、 へキサン、 ヘプタ ン、 軽油 . 灯油のよ う な炭化水素、 或いは液体の状態で保存しう るブタ ン、 プ
口パンのよ う な炭化水素が充塡されている c
この実施例では通常燃焼室 3 内の混合気は空気過剰のもとで、 即 ち平均空燃比がリ ーンの状態で燃焼せしめられており、 このとき機 関から排出された S0X が S0X 吸収剤 18に吸収される と共に機閔から 排出された N0X が N0X 吸収剤 19に吸収される。 S0X 吸収剤 18から SO: を放出する と共に N0X 吸収剤 19から N0X を放出すべき ときには供給 ポンプ 6】が躯動される と共に還元剤供給弁 60が開弁せしめられ、 そ れによって還元剤タ ンク 62内に充塡されている炭化水素が還元剤供 給弁 60から排気管 17に一定時間、 例えば 5秒間から 20秒間程度供給 される。 このときの炭化水素の供給量は S0X 吸収剤 18および N0X 吸
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収剤 19に流入する流入排気ガスの空燃比がリ ツチとなるよう に定め られており、 従ってこのときに SO . 吸収剤 18から S0X が放出され、 ΝΟχ 吸収剤 19から Ν0Χ が放出される こ とになる c
図 11はこの N0X 放出処理を実行するためのルーチンを示しており、 このルーチンは一定時間毎の割込みによって実行される。
図 11を参照するとまず初めにステツフ 00 において現在の機関回 転数 NEに∑ NEを加算した結果が∑ NEとされる c 従ってこの∑ NEは機 関回転数 NEの累積値を示している。 次いでステ ップ 301 では累積回 転数 Σ ΝΕが一定値 SNE より も大きいか否かが判別される。 この一定 値 SNE は N0X 吸収剤 19にその N0X 吸収能力の例えば 50 %の NO x 量が 吸収されている と推定される累積面転数を示している。 ∑ NE≤SNE のときには処理サイ クルを完了し、 ∑ M>SNE のとき、 即ち N0X 吸 収剤 19にその N0X 吸収能力の 50%の ΝΟχ 量が吸収されている と推定 されたときにはステ ップ 302 に進んで供給ポンプ 61がー定時間、 例 えば 5秒間から 20秒間程度駆動される; 次いでステ ップ 303 では還 元剤供給弁 60がー定時間、 例えば 5秒間から 20秒間程度開弁せしめ られ、 次いでステ フ。 304 において累積回転数∑ ΝΕが零とされる:
図 12に更に別の実施例を示す。 なお、 図 12において図 1 と同様な 構成要素は同一の符号で示す。
図 12を参照するとこの実施例ではケーシング 20上流の排気管 17内 に温度セ ンサ 22が配置される。 この温度セ ンサ 22は排気管 17内を流 れる排気ガス温に比例した出力電圧を発生し、 この出力電圧は AD変 換器 37を介して入力ポー ト 35に入力される。 更にこの実施例では常 時電源に接続されたバックア ツプ RAM33aに双方向性バス 31が接続さ れる。
この実施例は S0X 吸収剤 18から放出された S02 ができるだけ ΝΟχ 吸収剤 19内に吸収されないよう 1Α にしたものである。 なお、 この実施
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例においては S0X 吸収剤 18の温度も考慮して S0X および Ν0λ. の放出 制御が行われており、 従ってまず初めに S0X 吸収剤 18の温度と S0X の放出作用との関係について説明する。
即ち、 S0X 吸収剤 18内に吸収されている S0X の分解作用は S0X 吸 収剤 18の温度に依存しており、 S0X 吸収剤 18の温度が低く なるほど 分解しずら く なる e 従って S0X 吸収剤 18の温度が低く な ほど S0X 吸収剤 18に流入する排気ガスの空燃比をリ ツチにしないと S0X が分 解せず、 斯く して S0X 吸収剤 18から S0X が放出しないことになる c 図 13は S0X 吸収剤 18が S0X を放出しう る流入排気ガスの空燃比 A Z Fと S0X 吸収剤 18の温度 Tとの閔係を示している e 図 13から S( . を 放出させるためには S0X 吸収剤 18の温度 Tが低く なるほど S0X 吸収 剤 18への流入排気ガスの空燃比をリ ツチにしなければならないこ と がわかる。
この実施例においても N0X および S0X を放出すべきときには燃焼 室 3内に供給される混合気が周期的にリ ッチにされ、 図】4はこのよ うに混合気がリ ッチにされるタイ ミ ングを示している。 なお、 図 において Pは Ν0λ. 吸収剤 19から Ν0Χ を放出させるタイ ミ ングを示し
ており、 Qは S0X 吸収剤 18から SOx を放出させるタ イ ミ ングを示し ている。 図 からわかるよう に N0X 吸収剤 19から N0X を放出するた めに混合気を リ ツチにする周期はかなり短かく 、 数分に 1 回の割合 で混合気がリ ツチにされる。 一方、 排気ガス中に舍まれる S0X の量 は N0X の量に比べてはるかに少ないために S0X 吸収剤 18が S0X で飽 和するまでにはかなりの時間がかかる。 従って S0X 吸収剤 18から S0: を放出するために混合気を リ ツチにする周期はかなり長く 、 例えば 数時間に 1 回の割合で混合気がリ ツチにされる。
ところで図 6 に示されるように燃焼室 3 内に供袷される混合気の 空燃比をリ ツチにしたときに N 20X は短時間のう ちの N0X 吸収剤 19か ら放出されるが S0X 吸収剤 18から o S0X が放出されるまでにはかなり の時間を要する。 従ってこの実施例では S0X を放出するために混合 気がリ ツチにされ続ける時間は N0X を放出するために混合気がリ 'ン チにされ続ける時間より もかなり長く される。 例えば N0X を放出す る ときには混合気が数秒程度リ ッチにされるのに対して S0X を放出 する ときには混合気が数分程度リ ッチにされる。 このように S0X を 放出する ときには長時間に亘つて混合気がリ ツチにされるが上述し たよう に S0X の放出のために混合気がリ ツチにされる周期は長いの でこれによつて燃料消費量が大巾に増大する こ とはない。
図 15は N0X を放出させる ときの (図 14の P ) 混合気のリ ツチ制御 を示している。 なお、 KUま基本燃料噴射時間 TPに対する補正係数を 示している。
図 15に示されるよう に N0X 吸収剤 19から ΝΟχ を放出すべき ときに は補正係数 Ktを ΚΚ ( >1.0 ) まで増大せしめる こ とによって燃焼室 3 内に供給される混合気の空燃比がリ ッチとされ、 次いで C , 時間 だけこのリ ツチ状態に維持される 次いで補正係数 K tが徐々 に減少 せしめられ、 次いで補正係数 Ktが 1.0 に、 即ち燃焼室 3 内に供給さ
れる混合気の空燃比が理論空燃比に維持される。 次いでリ ツチ制御 が開始されてから C 2 時間経過すると再び補正係数 Ktが 1.0 より も 小さ く されて再びリ一ン混合気の燃焼が開始される。
燃焼室 3内に供給される混合気の空燃比がリ ツチ (Kt = KK) にな ると N0X 吸収剤 19に吸収されている大部分の N0X が急激に放出され る。 補正係数 KKの値および時間 C , はこのとき白金 Pt上の 02 - 又 は 02-を消費しかつ全 N0X を還元させるのに必要な量の未燃 HC, CO が発生するように定められている。 この場合、 排気ガス温が高く な つて N0X 吸収剤 19の温度が高く なるほど N0X 吸収剤 19から放出され る N0X の量が増大する。 従って図 16Aに示されるように補正係数 KK の値は排気ガス温 Tが高く なるほど大き く され、 図 16Bに示される ように時間 C , は排気ガス温 Tが高く なるほど短かく される。 なお、 図 16Aに示す捕正係数 KKと排気ガス温 Tとの関係および図 16 Bに示 す時間 C , と排気ガス温 Tとの関係は予め R0M32 内に記憶されてい る。
一方、 前述したように燃焼室 3内に供給される混合気の空燃比が リ ツチ (Kt = KK) になると N0X 吸収剤 19に吸収されている大部分の Οχ が急激に放出され、 その後は空燃比をリ ツチにしておいても Ν0Χ 吸収剤 19からは少しずつしか Ν0Χ が放出されない。 従って空燃比を リ ッチにし続けると未燃 HC, COが大気に放出されることになる。 そ こでこの実施例では図 15に示されるように空燃比をリ ツチ (Kt = KK) にした後は少しずつリ ツチの度合を小さ く し、 次いで空燃比を理論 空燃比 (Kt = 1.0 ) に維持して N0X 吸収剤 18から少しずつ放出され る N0X を順次還元せしめるようにしている。
なお、 空燃比をリ ツチにしたときに N0X 吸収剤 19から放出される N0X の量が多いほどその後 N0X 吸収剤 19から放出される N0X の量が 少な く なり、 従って N0X 吸収剤 19が N0X を放出し終えるまでの時間
が短かく なる。 前述したように排気ガス温 Tが高く なるほど空燃比 をリ ツチにしたときに N0X 吸収剤 19から放出される N0X の量が多 く なり、 従って図 16 Cに示されるよう に空燃比をリ ツチにしてから再 びリ ーンに戻すまでの時間 C 2 は排気ガス温 Tが高く なるほど短か く される。 なお、 図 16 Cに示す時間 C 2 と排気ガス温 Tとの関係は 予め R0M32 内に記憶されている。
このよう に KK, C , および C 2 は排気ガス温 Tに応じて制御され 排気ガス温 Tが高いときには補正係数 Ktは図 15の実線で示すパター ンで変化し、 排気ガス温 Tが低いときには図 15の破線で示すパター ンで変化する。 なお、 この場合、 混合気がリ ツチとなっている時間 が短かいために S0X 吸収剤 18からはほとんど S0X が放出されず、 実 質的に ΝΟχ 吸収剤 19からの Ν0Χ 放出作用のみが行われる。
図 17は S0X を放出させ δときの (図 14の Q ) 混合気のリ ツチ制御 を示している。
図 17に示されるよう に S0X 吸収剤 18から SOx を放出すべき ときに も補正係数 Ktを KK O1.0 ) まで増大せしめる こ とによって燃焼室 3 内に供給される混合気の空燃比がリ ツチとされ、 次いで C , 時間 だけこのリ ツチ状態に維持される。 次いで補正係数 Ktが徐々に減少 せしめられ、 次いで補正係数 Ktが Ko O1.0 ) に、 即ち燃焼室 3 内 に供給される混合気の空燃比がリ ツチに維持され続ける。 即ち、 SO, を放出すべき ときにはまず初めに第 1 のリ ツチ度合 (Kt = KK) まで 混合気が大巾に リ ツチにされ、 その後はこの第 1 のリ ッチ度合 (Kt = KK) より も小さな第 2 のリ ツチ度合 (Kt = Ko) に維持される。 次 いでリ ッチ制御が開始されてから C 2 時間経過する と再び補正係数 Ktが 1.0 より も小さ く されて再びリ ーン混合気の燃焼が開始される : なお、 S0X を放出する ときの時間 C z は図 15に示す N0X 放出時の時 間 C 2 に比べてかなり長 く 、 例えば 3分から 10分間程度である。
前述したように S0X 吸収剤 18からの S0X 放出速度はかなり遅く 、 従って混合気の空燃比を大巾にリ ツチにし続けても短時間のう ちに S0X の放出を完了させることはできない。 即ち、 混合気の空燃比を 大巾にリ ツチにすることはいたずらに燃料消費量を増大させるだけ である。 従って S0X を放出すべきときには N0X を良好に放出しう る 最低のリ ッチ度合に混合気の空燃比が維持され、 この最低のリ ツチ 度合が図 Πにおいて Koで示されている。 従って補正係数 Ktを Κοに維 持しておけば S0X は S0X 吸収剤 18から良好に放出されることになる。 それにもかかわらずに S0X を放出すべきときにはまず初めに混合気 が大巾にリ ツチ ( K t = KK ) にされる。 次にその理由について説明す る。
SOx を放出すべきときに補正係数 Ktを Koに維持すると sox 吸収剤 18から徐々に S02 が放出される。 このとき同時に N0X 吸収剤 19から N02 が放出されるがリ ツチの度合が小さいために N0X 吸収剤 19から も ΝΟϋ が徐々に放出される。 ところがこのように Ν0Χ 吸収剤 19から Ν0Ζ が徐々に放出されているときに S0X 吸収剤 18から放出された S02 が N0X 吸収剤 19内に流入すると前述したように N02 と S0Z とが反応 し (S0Z +N02 →S03 +N0) 、 斯く して生成された S03 が S04 - の 形で N0X 吸収剤 19に吸収されてしまう ことになる。 このような反応 は N0Z が存在しない限り生じず、 従って N0X 吸収剤 19内に S02 が吸 収されるのを阻止するためには S0X 吸収剤 18から S02 が放出されて いるときには N0X 吸収剤 19から N0Z が放出されないようにする必要 がある。 そのために図 17に示されるように S0X を放出すべきときに はまず初めに混合気の空燃比が大巾にリ ツチ (Kt = KK) にされる。 即ち混合気を大巾にリ ツチ (Kt = KK) にすると Ν0Χ 吸収剤 19から 大部分の N02 がー気に放出され、 その後は N0X 吸収剤 19からほとん ど N02 が放出されない。 従ってその後捕正係数 Ktが Koに維持されて
いる ときに S0X 吸収剤 18から放出された S02 力く N02 と反応する こ と がな く 、 斯く して S0Z 力く N0X 吸収剤 19に吸収される危険性がな く な る。
前述したよう に混合気の空燃比がリ ッチ (Kt = KK ) になる と N0X 吸収剤 19に吸収されている大部分の N0X が急激に放出され、 このと き排気ガス温が高く 、 従って N0X 吸収剤 19の温度が高いほど N0X 吸 収剤 19から放出される NOx の量が増大する。 従って図 18Aに示され るように補正係数 KKの値は排気ガス温 Tが高く なるほど大き く され 図 18 Bに示されるように時間 C , は排気ガス温 Tが高く なるほど短 かく される。 なお、 図 18Aに示す補正係数 KKと排気ガス温 Tとの関 係および図 18Bに示される時間 C , と排気ガス温 Tとの関係は予め R0M32 内に記憶されている。
一方、 混合気の空燃比が大巾にリ ツチ (Kt = KK ) にされた後は比 較的小さなリ ツチの度合 (Kt = Ko) に維持され、 このとき S0X 吸収 剤 18から S0X が放出され続ける。 このとき図 13に示されるように SO: 吸収剤 18の温度、 即ち排気ガス温 Tが高く なるほど混合気の空燃比 A Z Fを低く しても S0X を放出させ続ける こ とができる。 従ってこ の実施例では排気ガス温 Tが高く なるほど混合気の空燃比 A/ Fが 小さ く される。 即ち、 排気ガス温 Tが高いときには図 17において実 線て'示されるよう に Koの値が比較的小さ く され、 排気ガス温 Τが低 いときには図 17において破線で示されるよ う に Κοの値が比較的大き く される。 図 18 Cはこの Koの値と排気ガス温 Τとの関係を示してお り、 この関係は予め R0M32 内に記憶されている。
なお混合気の空燃比を リ ツチ (Kt = Ko ) に維持している ときに SO: 吸収剤 18から放出される S0X の量が多いほど S0X 吸収剤 18が SOx を 放出し終えるまでの時間が短かく なる: 前述したよ う に排気ガス温 Tが高く なるほど S0X の分解速度が速 く なつて SOx. の放出速度が速
く なり、 従つて図 18Dに示されるように空燃比をリ ツチにしてから 再びリーンに戻すまでの時間 C 2 は排気ガス温 Tが高く なるほど短 かく される。 なお、 図 18Dに示す時間 C 2 と排気ガス温 Tとの関係 は予め R0M32 内に記憶されている。
図 16Aから 16 Cおよび図 18Aから 18Dに示されるように各値 KK, C , , Ko, C は排気ガス温 Τの関数であり、 この実施例ではこの 排気ガス温 Τは温度セ ンサ 22により検出される。 このよう に排気ガ ス温 Τは直接検出することもできるが吸入空気量 Qと機関回転数 Ν から推定することもできる。 この場合には排気ガス温 Τと吸入空気 量 Q、 機関回転数 Nとの関係を予め実験により求めておき、 この閬 係を図 19に示すようなマツプの形で予め R0M32 内に記憶しておいて このマップから排気ガス温 Tを算出すればよい。
次に図 20から図 22を参照して NGX および S0X の吸放出制御につい て説明する。
図 20および図 21はリ ツチ制御時の補正係数 KKの算出ルーチンを示 しており、 このルーチンは一定時間毎の割込みによって実行される c 図 20および図 21を参照するとまず初めにステップ 400 において補 正係数 Kが 1.0 より も小さいか否か、 即ちリーン混合気が燃焼せし められているか否かが判別される。 K <1.0 のとき、 即ちリーン混 合気が燃焼せしめられているときにはステップ 401 に進んで Ν0Χ 吸 収剤 19に吸収されている Ν0Χ 量 Wnが算出される。 即ち、 燃焼室 3か ら排出される N0X 量は吸入空気量 Qが多く なるほど増大し、 機関負 荷 Q / Nが高く なるほど増大するので N0X 吸収剤 19に吸収されてい る N0X 量 Wnは Wnと K , . Q · Q/N ( k , は定数) との和によって 表わされる ことになる。
次いでステップ 402 では S0X 吸収剤 18に吸収されている S0X 量 Ws が算出される。 即ち、 燃焼室 3から排出される S0X 量は吸入空気量
Qが多 く なるほど増大するので S0X 吸収剤 18に吸収されている S0X 量 Wnは と K z . Q ( k 2 は定数) との和によって表わされる こ と になる。 この S0X 量 Wsはバッ クア ップ RAM33a内に記憶される。 次い でステ ップ 403 では S0X を放出すべき こ とを示す S0X 放出フラグが セ ッ ト されているか否かが判別される。 S0X 放出フラグがセ ッ 卜 さ れていないときにはステ ップ 404 に進んで N0X を放出すべき こ とを 示す N0X 放出フラグがセ ッ 卜 されているか否かが判別される。 N0X 放出フラグがセ ッ 卜 されていないときにはステ ップ 405 に進む。
ステ ップ 405 では S0X 吸収剤 18に吸収されている S0X 量 Wが予め 定められた設定量 Wso より も大きいか否かが判別される。 この設定 量 Wso は例えば S0X 吸収剤 18が吸収しう る最大 S0X 量の 30パ一セ ン ト程度である。 Ws Wso のときはステ ップ 411 に進む。 ステ ップ 411 では N0X 吸収剤 19に吸収されている N0X 量 Wnが予め定められた設定 量 Wno より も大きいか否かが判別される。 この設定量 Wno は例えば ΝΟχ 吸収剤 19が吸収しう る最大 Ν0Χ 量の 30パーセ ン ト程度である。 Wn≤ Wno のときは処理サイ クルを完了する。
一方、 ステ ップ 405 において Ws >Wso である と判別されたときに はステ ツプ 406 に進んで S0X 放出フラグがセ ッ ト される。 次いでス テ ツプ 407 では図 18Aに示す関係から補正係数 KKが算出され、 次い でステ ップ 408 では図 18 Bに示す関係から時間 C , が算出される。 次いでステ ツプ 409 では図 18 Cに示す関係から補正係数 Koが算出さ れ、 次いでステ ップ 410 では図 18 Dに示す関係から時間 C 2 が算出 される。 次いで処理サイ クルを完了する。 なお、 S0X 放出フラ グが セ ッ ト され、 各値 KK, C , , Ko, C z が算出される と後述するよう に混合気がリ ツチにされる。
一方、 ステ ッ プ 411 において Wn >Wno である と判別されたときに はステ ップ 412 に進んで N0X 放出フラグがセ ッ 卜 される。 次いでス
テ ツプ 413 では図 16Aに示す関係から補正係数 KKが算出され、 次い でステ ップ 414 では図 16 Βに示す関係から時間 C , が算出される。 次いでステ ップ 415 では補正係数 Κοが 1.0 とされ、 次いでステ ップ 416 では図 16 Cに示す関係から時間 C 2 が算出される。 次いで処理 サイ クルを完了する。 なお、 N0X 放出フラグがセ ッ ト され、 各値 KK , C , , Ko, C 2 が算出される と後述するよう に混合気がリ ッチにさ れる。
SOx 放出フラグ又は N0X 放出フラグがセ ッ ト される とステ ツプ 403 又はステ ツプ 404 からステップ 417 に進んでカウ ン ト値 C力く 1 だけ イ ンク リ メ ン ト される。 次いでステ ツプ 418 ではカウ ン ト値 Cが時 間 C , より も小さいか否かが判別される。 C < C , のときは処理サ イ クルを完了し、 従って時間 d の間は補正係数が KKのまま維持さ れる。 次いで C ≥ d になる とステ ップ 419 に進んでカウ ン ト値 C が時間 C z より も小さいか否かが判別される。 C < C z のときには ステ ップ 420 に進んで補正係数 KKから一定値 が減箕される。 従つ て補正係数 KKの値は徐々に小さ く なる。
次いでステ ツプ 421 では補正係数 KKが より も小さ く なつたか否 かが判別される。 KK>Koのときは処理サイ クルを完了し、 KK Koに なる とステ ップ 422 に進んで KK力く Koとされる。 従って KK = Koとなつ た後は S0X 放出時であれば補正係数が Ko O1.0 ) に維持され、 N0X 放出時であれば補正係数が 1.0 に維持される。
次いでステ ップ 419 において C ≥ C 2 になったと判断されたとき はステ ップ 423 に進んで S0X 放出フラグがセ ッ ト されているか否か が判別される。 SOx 放出フラグがセ ッ ト されている ときにはステ ツ プ 424 に進んで S0X 放出フラグがリ セ ッ 卜 される。 S0X 放出フラグ がリ セ ッ ト される と後述するよう に再びリ ーン混合気の燃焼が開始 される。 次いでステ ップ 425 では S0X 吸収剤 18に吸収されている S0X
量 Wsが零とされ、 次いでステ ップ 427 において N0X 吸収剤 19に吸収 されている Ν0Χ 量 Wnが零とされる。 次いでステ ップ 428 において力 ゥ ン ト値 Cが零とされる。
一方、 ステ ツプ 423 において S0X 放出フ ラグがセ ッ ト されていな いと判断されたときにはステ ップ 426 に進んで N0X 放出フラグがリ セ ッ トされる。 N0X 放出フラグがリ セ ッ ト される と後述するように 再びリーン混合気の燃焼が開始される。 次いでステ ップ 427 におい て N0X 吸収剤 19に吸収されている N0X 量 Wnが零とされる。 次いでス テップ 428 においてカウ ン ト値 Cが零とされる。
一方、 ステ ップ 50において K ≥ 1.0 と判断されたとき、 即ち機関 シリ ンダ内に供給されている混合気の空燃比が理論空燃比又はリ ノ チのときにはステ ップ 429 に進んで K≥ 1.0 の状態が一定時間 t , . 例えば 10秒間継続したか否かが判別される。 K 1.0 の状態が一定 時間 t , 鎞続しなかったときには処理サイ クルを完了し、 K≥ 1.0 の状態が一定時間 継続したときにはステ ップ 430 に進んで Wnが 零とされる。 即ち、 機関シリ ンダ内に供給される混合気が理論空燃 比又はリ ツチとされている時間が 10秒程度継続すれば N0X 吸収剤 19 に吸収されている大部分の Ν0 · は放出したものと考えられ、 従って この場合にはステ ツプ 430 において Wnが零とされる。
次いでステ ップ 431 では K〉1.0 の状態が一定時間 t 2 ( t z > t ,)、 例えば 10分間継続したか否かが判別される。 K >1.0 の状態 がー定時間 t 2 継続しなかったときには処理サイ クルを完了し、 K >1.0 の状態が一定時間 t z 継続したときにはステ ップ 432 に進ん て 'Wsが零とされる。 即ち、 機関シリ ンダ内に供給される混合気がリ ツチとされている時間が 10分程度綞続すれば S0X 吸収剤 18に吸収さ れている大部分の S0X が放出したものと考えられ、 従ってこの場合 にはステ ツフ。 432 において Wsが零とされる,
図 22は燃料噴射時間 TAU の算出ルーチンを示しており、 このルー チンは橾返し実行される。
図 22を参照する とまず初めにステ ップ 500 において補正係数 Kが 算出される。 この補正係数 Kはリ 一ン混合気を燃焼すべき運転状態 のときには例えば 0.6 とされる。 またこの補正係数 Kは機関暖機運 転時には機関冷却水温の関数となっており、 K≥ 1.0 の範囲で機関 冷却水温が高く なるほど小さ く される。 また、 加速運転時にはこの 補正係数は 1.0 とされ、 全負荷運転時にはこの補正係数 Κは 1.0 よ り も大きな値とされる。
次いでステ ップ 501 では補正 2係数 Κが 1.0 より も小さいか否かが
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判別される。 Κ ≥ 1.0 のときはステ ップ 505 に進んで Κが K tとされ る。 これに対して Kく 1.0 のときにはステ ップ 502 に進んで S0X 放 出フラグがセ ッ ト されているか否かが判別される。 S0X 放出フラグ がセ ッ ト されていないときにはステ ツプ 503 に進んで N0X 放出フラ グがセ ッ ト されているか否かが判別される。 N0X 放出フラグがセ ッ ト されていないときにはステ ップ 505 に進む。 次いでステ ップ 506 では図 2 に示すマ ップから基本燃料噴射時間 TPが算出され、 次いで ステ ップ 507 では燃料噴射時間 TAIK-TP · Kt) が算出される。 従つ て K 1.0 のとき、 又は K < 1.0 であっても S0X 放出フラグおよび N0X 放出フラグが共にセ ッ 卜 されていないときには混合気の空燃比 は補正係数 Kに応じた空燃比とされる。
一方、 S0X 放出フラグ又は N0X 放出フラグがセ ッ ト される とステ ップ 502 又はステ ップ 503 からステ ップ 504 に進んで Ktが図 20およ び図 21に示すル一チンで算出された Mとされる。 次いでステ ツ プ 506 を経てステ ップ 507 で燃料噴射時間 TAU が算出される。 従ってこの ときには混合気の空燃比は強制的に リ ツチにされる。
図 23に更に別の実施例を示す。 なお、 この実施例において図 1 お
よび図 12と同様な構成要素は同一の符号で示す
図 23を参照する と こ の実施例では排気ポー ト 8 が排気マニホル ド 16を介して S0X 吸収剤 18を内蔵したケ一シ ング 23に連結され、 ケー シ ング 23の出口部は排気管 17を介して N0X 吸収剤 19を内蔵したケ一 シ ング 20に連結される。 ケ一シ ング 20の入口部 20 a からはバイ パス 通路 24が分岐され、 このバイ パス通路 24はケーシ ング 20の出口部に 接続された排気管 25に接続される。 ケ一シ ング 20の入口部 20 a から のバイ パス通路 24の分岐部にはァ ク チユエ一タ 26によ って制御され る切換弁 27が配置される。 こ の切換弁 27はァクチユエータ 26によ つ て図 23の実線で示されるよう にバイパス通路 24の入口部を閉鎖しか つ N0X 吸収剤 19への入口部を全開するバイ パス閉位置と、 図 23の破 線で示されるよう に N0X 吸収剤 19への入口部を閉鎮しかつバイ パス 通路 24の入口部を全開するバイパス開位置とのいずれか一方の位置 に制御される。
また、 この実施例ではサージタ ンク 10内にサージタ ンク 10内の絶 対圧に比例した出力電圧を発生する圧力セ ンサ 28が取付けられ、 こ の圧力セ ンサ 28の出力電圧が AD変換器 37を介して入力ポー ト 35に入 力される。
この実施例においても燃料噴射時間 TAU は例えば次式に基いて算 出される。
T A U = Τ Ρ · K
こ こで TPは基本燃料噴射時間を示しており、 Kは補正係数を示し ている。 基本燃料噴射時間 TPは機関シ リ ンダ内に供給される混合気 の空燃比を理論空燃比とするのに必要な燃料噴射時間を示している : こ の基本燃料噴射時間 TPは予め実験によ り求められ、 機関負荷を表 すサージタ ンク 10の絶対圧 PMおよび機関回転数 Nの関数と して図 24 に示すよ う なマ 'ン プの形で予め R0M32 内に記憶されている。 補正係
数 Kは機関シリ ンダ内に供給される混合気の空燃比を制御するため の係数であって Κ =1.0 であれば機関シリ ンダ内に供給される混合 気は理論空燃比となる。 これに対して Κく 1.0 になれば機関シ リ ン ダ内に供給される混合気の空燃比は理論空燃比より も大き く なり、 即ちリ ーンとなり、 Κ > 1.0 になれば機閔シリ ンダ内に供給される 混合気の空燃比は理論空燃比より も小さ く なる、 即ちリ ッチとなる , この補正係数 Κの値はサージタ ンク 10内の絶対圧 ΡΜおよび機関回 転数 Νに対して予め定められており、 図 25はこの補正係数 Κの値の 一実施例を示している。 図 25に示される実施例ではサージタ ンク 10 内の絶対圧 ΡΜが比較的低い領域、 即ち機閔低中負荷運転領域では補 正係数 Κの値が 1.0 より も小さい値とされ、 従ってこのときには機 関シリ ンダ内に供給される混合気の空燃比がリ ーンとされる。 一方- サージタ ンク 10内の絶対庄 ΡΜが比較的高い領域、 即ち機関高負荷運 転領域では補正係数 Κの値が 1.0 とされ、 従ってこのときには機閩 シリ ンダ内に供給される混合気の空燃比が理論空燃比とされる。 ま た、 サージタ ンク 10内の絶対圧 ΡΜが最も高く なる領域、 即ち機閣全 負荷運転領域では補正係数 Κの値は 1.0 より も大きな値とされ、 従 つてこのときには機関シリ ンダ内に供給される混合気の空燃比がリ ツチとされる。 内燃機関では通常、 低中負荷運転される頻度が最も 高く、 従って運転期間中の大部分においてリ ーン混合気が燃焼せし められる こ とになる。
この実施例においても S0X 吸収剤 18と してはアルミ ナからなる担 体上に銅 Cu、 鉄 Fe、 マンガン Mn、 ニ ッケル N iのよう な遷移金属、 ナ ト リ ゥム Na、 錫 Sn、 チタ ン Tiおよびリ チウム Liから選ばれた少く と も一つを担持した吸収剤が用いられる。 なお、 この S0X 吸収剤 18で は前述したよう に S0X 吸収剤 18に流入する排気ガスの空燃比がリ一 ンのときに排気ガス中に舍まれる S02 が吸収剤の表面で酸化されつ
つ硫酸イ オ ン so4 2- の形で吸収剤内に吸収されるがこの場合、 sox 吸収剤 18の担体上に白金 Ptを担持させてお く と S02 力、' S03 2 - の形で 白金 Pt上に く っつきやす く なり、 斯 く して S02 は硫酸イ オ ン so の形で吸収剤内に吸収されやす く なる。 従って so2 の吸収を促進す るためには S0X 吸収剤 18の担体上に白金 Ptを担持させる こ とが好ま しい。
次に図 26Aおよび 26 Bを参照しつつ N0X 吸収剤 19からの N0X 放出 作用と S0X 吸収剤 18からの S0X 放出作用とについて再度詳細に説明 する。 図 26Aは S0X 吸収剤 18および N0X 吸収剤 19に流入する排気ガ スの空燃比をリ ツチに したとき 3 の N0X 吸収剤 19および S0X 吸収剤 18 の温度 Tと N0X 吸収剤 19からの N 20X 放出率 f ( T ) および S0X 吸収 剤 18からの S0X 放出率 g ( T ) との関係を示しており、 図 26B は基 本燃料噴射時間 TPに対する補正係数 Kt (Kt = 1.0 で理論空燃比、 Kt > 1.0 でリ ツ チ、 Ktく 1.0 でリ ーン) と N0X 吸収剤 19からの N0X 放 出率 f (Kt) および S0X 吸収剤 18からの S0X 放出率 g (Kt) との関 係を示している c
ΝΟχ 吸収剤 19では Ν0Χ 吸収剤 19の温度がほぼ 150 て以上であれば 白金 Pt表面上の Ν02 が存在しな く なると反応がただちに (Ν03 - → NO 2)の方向に進み、 吸収剤から N0X がただちに放出される。 従って 図 26 Aに示されるように N0X 吸収剤 19の温度がかなり低く ても ΝΟχ 放出率 f ( T ) はかなり高く なる。 即ち、 N0X はかなり速い速度で N0X 吸収剤 19から放出される こ とになる。 なお、 図 26Αに示される よう に Ν0Χ 吸収剤 19の温度 Τが高く なるほど ΝΟχ 放出率 ί ( Τ ) は 高く なり、 また図 26Βに示されるよう に補正係数 Ktの値が大き く な るほど、 即ち排気ガスの空燃比のリ ッチの度合が高 く なるほど ΝΟχ 放出率 f (Kt) は高く なる。
これに対して SOx 吸収剤 18に吸収されている S0X は N0X 吸収剤 19
に吸収されている N0X と比べて安定しているために分解しずら く 、 この S0X の分解は S0X 吸収剤 18の温度 Tが S0X 吸収剤 18の種類によ り定まる温度 Toを越えないと十分に生じない。 従って図 26Aに示さ れるよう に S0X 吸収剤 18の温度 Tが Toより も低いときには S0X 放出 率 g ( T ) は極めて低く 、 即ち S0X 吸収剤 18からはほとんど S0X が 放出されず、 S0X 吸収剤 18の温度 Tが Toを越える と S0X 吸収剤 18か らの S0X 放出作用が実質的に開始される。 なお、 S0X についても S0X 吸収剤 18の温度 Tが Toを越えれば図 26Aに示されるように S0X 吸収 剤 18の温度 Tが高く なるほど S0X 放出率 g ( T ) が高く なり、 また 図 26Bに示されるように補正係数 Ktの値が大き く なるほど S0X 放出 率 g (Kt) が高く なる。
図 27Aは ΝΟχ 吸収剤 19および S0X 吸収剤 18の温度 Tが To (図 26A ) より も低いときに N0X 吸収剤 19および S0X 吸収剤 18への流入排気ガ スの空燃比をリ ツチにしたときの N0X 吸収剤 19からの累積 N0X 放出 量と S0X 吸収剤 18からの累積 S0X 放出量とを示しており、 図 27Bの 実線は N0X 吸収剤 19および S0X 吸収剤 18の温度 Tが To (図 26A ) よ り も高いときに N0X 吸収剤 19および S0X 吸収剤 18への流入排気ガス の空燃比をリ ツチにしたときの N0X 吸収剤 19からの累積 N0X 放出量 と S0X 吸収剤 18からの累積 S0X 放出量とを示している。
SOx 吸収剤 18の温度 Tが Toより も低いときには図 26Aに示される よう に S0X はほとんど放出されず、 従ってこのときに N0X 吸収剤 19 および S0X 吸収剤 18に流入する排気ガスの空燃比をリ ツチにする と 図 27Aに示されるよ う に N0X 吸収剤 19からは急速に N0X が放出され る力、' S0X 吸収剤 18からはほとんど S0X が放出されない。
一方、 S0X 吸収剤 18の温度 Tが Toより も高く なる と図 26 Aに示さ れるよう に S0X の放出作用が行われるのでこのとき ΝΟχ 吸収剤 19お よび S0X 吸収剤 18に流入する排気ガスの空燃比をリ ツチにする と図
27 Bにおいて実線で示されるよう に N0X および S0X が共に放出され る。 この場合、 N0X は短時間のう ちに Ν0Χ 吸収剤 19から放出される 力 S0X 吸収剤 18内における S0X の分解速度が遅いために S0X は S0X 吸収剤 18からゆっ く り と しか放出されない。 なお、 この場合でも SO: 吸収剤 18の温度 Tが高く なれば図 26Aからわかるように S0X 放出率 g ( T ) は高く なるので図 27 Bにおいて破線で示すよう に S0X は SO: 吸収剤 18から比較的速 く放出される。
また、 図 27 Bにおいて実線で示す N0X 放出量はアルミ ナからなる 担体上に銅 Cu、 鉄 Fe、 ニ ッケル Ni等の遷移金属、 ナ ト リ ウム Na或い はリ チウム Li等を担持させた S 30X 吸収剤 18からの N0X 放出量を示し
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ており、 アルミ ナからなる担体上に例えばチタニア TiOzを担持させ た SOx 吸収剤 18では図 27 Bにおいて破線で示すように S0X は S0X 吸 収剤 18から比較的速 く放出される。 このよう に SOx 吸収剤 18からの S0X 放出速度は S0X 吸収剤 18の種類によっても変化する し、 SOx 吸 収剤 18の温度 Tによっても変化する こ とになる。
ところで前述したように S0X 吸収剤 17の温度 Tが Toより も高いと きに S0X 吸収剤 18および ΝΟχ 吸収剤 19に流入する排気ガスの空燃比 を リ ツチにする と S0X 吸収剤 18からは SOx が放出され、 ΝΟχ 吸収剤 19からは Ν0Χ が放出される。 このとき SOx 吸収剤 18から流出した排 気ガスが N0X 吸収剤 19に流入するよう にしてお く と前述したよ う に S0X 吸収剤 18から放出された S0X 力、 'Ν0Χ 吸収剤 19に吸収されてしま う。 そこでこの実施例ではこのよう に S0X 吸収剤 18から放出された SO, が N0X 吸収剤 19に吸収されるのを阻止するために S0X 吸収剤 18 から S0X を放出すべき ときには S0X 吸収剤 18から流出した排気ガス をバイパス通路 24内に導び く よ う にしている。
即ち、 この実施例ではリ ーン混合気が燃焼せしめられている とき には切換弁 27が図 23において実線で示すバイ パス閉位置に保持され
ており、 従ってこのとき S0X 吸収剤 18から流出した排気ガスが Ν0λ. 吸収剤 19内に流入する。 従ってこのとき排気ガス中の SOx は S0X 吸 収剤 18により吸収されるので N0X 吸収剤 19には N0X のみが吸収され るこ とになる。 次いで S0X 吸収剤 18からの S0X を放出すべきときに は図 28に示されるように燃焼室 3内に供給される混合気がリ ーンか らリ ツチに切換えられ、 同時に切換弁 27が図 23において破線で示す バイパス開位置に切換えられる。 燃焼室 3内に供給される混合気が リ ツチになると図 28に示されるように S0X 吸収剤 18からは S0X が放 出されるがこのとき S0X 吸収剤 18からの流出した排気ガスは N0X 吸 収剤 19内に流入せず、 バイパス通路 24内に流入せしめられる。
次いで S0X の放出作用を停止すべきときには燃焼室 3内に供給さ れる混合気がリ ツチからリーンに切換えられ、 同時に切換弁 27が図 23において実線で示すバ パス閉位置に切換えられる。 燃焼室 3内 に供給される混合気がリ一ンになると図 28に示されるように S0X 吸 収剤 18からの S0X の放出作用が停止せしめられる c
このように図 28に示す実施例では S0X 吸収剤 18から SOx が放出さ れているときには S0X 吸収剤 18から流出した排気ガスがバイパス通 路 24内に流入せしめられるので S0X 力、 'Ν0Χ 吸収剤 19内に吸収される のを阻止することができることになる。 なお、 このとき機関からは 未燃 HC, COおよび N0X が排出されるが前述したよう に S0X 吸収剤 18 は三元触媒の機能を有しているのでこれら未燃 H COおよび ΝΟχ は S0X 吸収剤 18においてかなり浄化せしめられ、 従ってこのとき多量 の未燃 HC, COおよび N0X が大気中に放出される危険性はない c
図 29および図 30は S0X 吸収剤 18から SOx を放出すべく燃焼室 3内 に供給される混合気をリ ッチにするときに N0X 吸収剤 19から N0X の 放出作用を合わせて行なうようにした夫々別の実施例を示している : 図 29に示す実施例は Si . 吸収剤 18からの S0X 放出速度が N0X 吸収
剤 19からの N0X 放出速度に比べてかなり遅い場合に適用しう る SOx . ΝΟχ 放出制御を示している。 図 27Βにおいて実線で示すよう に S0X 放出速度が N0X 放出速度に比べて遅い場合には S0X 吸収剤 18および NO, 吸収剤 19に流入する排気ガスの空燃比を リ ーンから リ ッチに切 換えたときに N0X 吸収剤 19からは N0X が短時間のう ちに放出され、 しかも N0X の放出作用が行われている間、 S0X 吸収剤 18からは S0X がほとんど放出されない。 従ってこの実施例では燃焼室 3 内に供給 される混合気がリ ーンから リ ツチ (Kt = KKl)に切換えられた後一定 の期間 (図 29において Kt = KKl に維持されている期間) は切換弁 27 がバイパス閉位置に保持され、 3 次いでこの一定期間を経過する と切
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換弁 27がバイパス開位置に切換えられる。 その後一定期間 (Kt==KK2 に維持されている期間) は燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ツチ (Kt = KK2)に維持され、 この一定期間が経過すると混合気がリ ツチ から リ ーンに切換え られる と共に切換弁 27がバイパス閉位置に切換 られる。
このよう にこの実施例では混合気がリ ーンから リ ッチに切換えら れた当初には切換弁 27がバイパス閉位置に保持されているので NO x 吸収剤 19からは急速に N0X が放出される。 このとき S0X 吸!^剤 18か らも S0X の放出が開始されるが S0X の放出量は少量であり、 従って この S0X が N0X 吸収剤 19に吸収されたと しても S0X の吸収量はそれ ほど多 く はならない。 大部分の S0X は切換弁 27がバイパス開位置に 切換え られた後に S0X 吸収剤 18から放出せしめられ、 従って大部分 の S0X はバイパス通路 24内に送り込まれる こ とになる。
図 30に示す実施例は SOx 力、 'Ν0Χ 吸収剤 19にできるだけ吸収されな いよう に した S0X , NO, 放出制御を示している、- この実施例では燃 焼室 3 内に供耠される混合気がリ ツチにされたときに切換弁 27がバ ィパス開位置に切換え られる: このとき 吸収剤 18からは S(K O
放出が開始されるがこの S0X はすべてバイパス通路 24内に送り込ま れる。 次いで S0X 吸収剤 18からの S0X の放出作用がほぼ完了すると 混合気をリ ッチに維持したまま切換弁 27がバイパス閉位置に切換え られる。 切換弁 27がバイパス閉位置に切換えられると N0X 吸収剤 19 からは急速に N0X が放出され、 N0X 吸収剤 19からの Ν0Χ の放出作用 が完了すると混合気がリ ッチからリーンに切換えられる。
この実施例では S0X 吸収剤 18からの S0X 放出作用が完全に終了し た後に切換弁 27をバィパス開位置からバィパス閉位置に切換えれば SOx が N0X 吸収剤 19に吸収されるのを完全に阻止することができる < なお、 S0X 吸収剤 18からの S0X の放出速度が図 27 Bの実線に示す ように遅い場合であっても S0X 吸収剤 18の温度が高く なると前述し たように S0X 放出速度が速く なる。 このよう に S0X 放出速度が速く なったときに図 29に示すような SOx , N0X の放出制御を行う と混合 気がリーンからリ ッチに切換えられるや否や S0X 吸収剤 18からも多 量の S0X が放出され、 斯く して多量の S0X 力 N0X 吸収剤 19に吸収さ れることになる。 そこで本発明による別の実施例では S0X 吸収剤 18 の温度が比較的低く、 S0X の放出速度が遅いときには図 29に示され る S0X > NO, の放出制御を行い、 S0X 吸収剤 18の温度が高く なつて S0X の放出速度が速く なつたときには図 30に示す S0X , ΝΟχ の放出 制御を行うようにしている。
図 31は Ν0Χ および S0X の放出制御タイ ミ ングを示している。 なお この図 31は SO放出制御として図 29に示す実施例を用いた場合を示し ている。 また、 図 31において Pは N0X 放出制御を示しており、 Qは Ox : S0X 放出制御を示している。
図 31に示される実施例では N0X 量 Wnおよび S0X 量 Wsに基いて N'0X および SOx の放出処理が行われる。 この場合、 N0X 吸収剤 19に吸収 されている N0X 量 Wnおよび S0X 吸収剤 18に吸収されている S0X 量 Ws
と しては機関の運転状態から推定される推定吸収量が用いられる この N0X 量 Wnおよび S0X 量 SOx については後述する。
図 31に示されるよう に N0X 量 nが許容最大値 Wn。 を越える と混合 気がリ ツチ (Kt = KKl)とされ、 N0X 吸収剤 19からの N0X の放出作用 が開始される。 Ν0Χ の放出作用が開始される と Ν0Χ 量 Wnが急速に減 少し、 N0X 量 Wnが下限値 M I N に達する と混合気がリ ツチから リ ー ン に切換えれらて N0X の放出作用が停止される。 これに対して S0X 量 Wsが許容最大値 Wso を越えると混合気が一定期間リ ツ チ (Kt = Kn) とされ、 N0X 吸収剤 19からの Ν0λ. の放出作用が開始される。 このと き S0X 吸収剤 18からの S0X の放 3 出作用も開始される。 次いで N0X 量
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Wnが下限値 MIN に達する と切換弁 27がバイパス開位置に切換え られ る。 次いで S0X 量 Wsが下限値 MIN に達する と混合気がリ ツチから リ ー ンに切換えられて S0X め放出作用が停止される。
なお、 図 31からわかるように Ν0Χ 吸収剤 19から Ν0Χ を放出するた めに混合気をリ ッチにする周期はかなり短かく 、 数分に 1 回の割合 で混合気がリ ツチにされる。 一方、 前述したよう に排気ガス中に舍 まれる S0X の量は N0X の量に比べてはるかに少ないために SOx 吸収 剤 18が S0X で飽和するまでにはかなり の時間がかかる。 従って S0X 吸収剤 18から S0X を放出するために混合気をリ ツチにする周期はか なり長く 、 例えば数時間に 1 回の割合で混合気がリ ツチにされる。 図 32 Aから 32 Dは図 28に示す N0X ; S0X 放出制御を実行するため のフラグ ' 切換弁制御ルーチンを示しており、 このル一チンは一定 時間毎の割込みによって実行される。
図 32 Aから 32 Dを参照する とまず初めにステ ツプ 600 からステ ツ プ 608 において N0X 吸収剤 19に吸収されている Ν0λ. 量 Wnおよび S0X 吸収剤 18に吸収されている S0X 量 Wsが算出される。 即ち、 まず初め にステ ップ 600 において基本燃料噴射時間 TPに対する補正係数 Ktが
1-0 より も小さいか否かが判別される。 Kt<1.0 のとき、 即ち燃焼 室 3内にリーン混合気が供給されているときにはステップ 601 に進 んで次式に基き N0X 量 Wnが算出され、 次いでステップ 602 に進んで 次式に基き S0X 量 Wsが算出される。
W n = W n + K! · Ν · Ρ Μ
W s = W s + Κ 2 · N · P M
こ こで Nは機関回転数を示し、 PMはサージタ ンク 10内の絶対圧を 示し、 , K2 は定数 ( Κ , > Κ 2 ) を示す。 単位時間当り機関 から排出される Ν0Χ の量および S0X の量は機関回転数 Nに比例し、 サージタ ンク 10内の絶対圧 PMに比例するので N0X 量 Wnおよび S0X 量 Wsは上式の如く表わされることになり、 従ってこれらの式からリ ー ン混合気の燃焼が継続する限り、 N0X 量 Wnおよび S0X 量 Wsが増大す ることがわかる。 ステップ 601 において N0X 量 Wnが算出され、 ステ ップ 602 において S0X 量 Wsが算出される とステップ 609 に進む。 一方、 ステップ 600 において Kt 1.0 であると判別されると、 即 ち燃焼室 3内に供給される混合気が理論空燃比又はリ ツチのときに はステップ 603 に進んで次式に基き N0X 量 Wnが算出され、 次いでス テツプ 604 に進んで次式に基き S0X 量 Wsが算出される。
W n = W n - W n · f ( T ) · ί ( Κ t )
W s = W s - W s · g ( T ) · g ( K t )
こ こで f ( T ) および g ( T ) は夫々図 26八に示す1<0> 放出率お よび S0X 放出率を示しており、 f (Kt) および g (Kt) は夫々図 26 Bに示す N0X 放出率および S0X 放出率を示している。 図 26Aに示さ れるように ΝΟχ 放出率 f ( T ) および S0x 放出率 g ( T ) は排気ガ ス温 Tの関数であり、 従ってこれら N0X 放出率 f ( T ) および S0X 放出率 g ( T ) は温度セ ンサ 22により検出された排気ガス温丁から 算出される。 なお、 このように排気ガス温 Tは温度セ ンサ 22により
直接検出する こ と もでき るがサージタ ンク 10内の絶対圧 PMと機関回 転数 Nから推定する こ ともできる。 この場合には排気ガス温 Tと絶 対圧 PM、 機閬回転数 Nとの関係を予め実験により求めておき、 この 関係を図 33に示すよう なマ ップの形で予め R0M32 内に記憶しておい てこのマ ップから排気ガス温 Tを算出すればよい c
また、 図 26 Bに示されるよう に N0X 放出率 f (Kt) および S0X 放 出率 g (Kt) は補正係数 Ktの閩数であり、 従って N0X 放出率 f (Kt) および S0X 放出率 g (Kt) は補正係数 Ktから算出される。 とこ ろで 実際の N0X 放出率は f ( T ) と f (Kt) との積で表わされるから単 位時間当り に N0X 吸収剤 19から放出される N0X 量は Wn ' f ( T ) · f (Kt) で表わされる こ とになり、 従って N0X 吸収剤 19に吸収され ている N0X 量 Wnは上述の式の如く なる。 同様に S0X 放出率は g ( T ) と g (Kt) との積で表わされるから単位時間当り S0X 吸収剤 18から 放出される S0X 量は Ws ♦ g ( T ) · g (Kt) で表わされる こ とにな り、 従って S0X 吸収剤 18に吸収されている S0X 量 Wsは上述の式の如 く なる。 従って Kt≥ 1.0 のときには N0X 量 Wnおよび S0X 量 Wsが共に 減少する こ とがわかる。 なお、 ステ ップ 601 からステ ップ 604 にお いて算出された N0X 量 Wnおよび S0X 量 Wsはバッ クア ップ RAM33aに記 憶される。
ステ ツフ °603 において ΝΟχ 量 Wnが算出され、 ステ ップ 604 におい て SOx 量 Wsが算出される とステ ップ 605 に進んで N0X 量 Wnが負にな つたか否かが判別される。 Wn < 0 のときにはステ 、ンプ 606 に進んで Wnが零とされ、 次いでステ ップ 607 に進む。 ステ ップ 607 では S(K 量 Wsが負になつたか否かが判別される e Wsく 0 のときにはステ ップ 608 に進んで Wsが零とされ、 次いでステ ップ 609 に進む c
ステ ップ 609 では図 25に示される機閬運転状態により定ま る補正 係数 Kが 1_0 よ り も小さいか否かが判別される K < 1.0 のとき .,
即ち機関の運転状態により定まる 目標空燃比がリ ー ンのとき にはス テ ツプ 610 に進んで S0X 処理フラグがセ ッ 卜 されているか否かが判 別される。 SO 処理フラグがセ ッ ト されていないときにはステ ツフ。
613 にジヤ ンプして S0X 放出フラグがセ ッ ト されているか否かが判 別される。 S0X 放出フラグがセ ッ 卜 されていないときにはステ ッ プ 614 に進んで N0X 放出フラグがセ ッ ト されているか否かが判別され る。 N0X 放出フラグがセ ッ ト されていないときにはステップ 615 に 進む。
ステ ツプ 615 では S0X 量 Wsが許容最大値 Wso (図 31) より も大き く なったか否かが判別される c. Ws≤Wso のときにはステ ツフ。 616 に進 んで N0X 量 Wnが許容最大値 Wno より も大き く なつたか否かが判別さ れる、 Wn Wno のときには処理サイ クルを完了する。 このときには 燃焼室 3 内に リ 一 ン混合気が供給され、 また切換弁 27はバイパス閉 位置に保持されている。
一方、 ステ ップ 616 において Wn> Wno になったと判別されたとき にはステ ップ 617 に進んで N0X 放出フラグがセ ッ 卜 され、 次いで処 理サイ クルを完了する。 次の処理サイ クルではステ ップ 614 におい —: N0X 放出フラグがセ ッ トされている と判別されるのでステ ップ 618 に進み、 補正係数 Ktが Ml とされる。 この ΚΠ の値は燃焼室 3 内に 供給される混合気の空燃比が 12.0から 13.5程度となる 1.1 から 1.2 程度の値である。 Ktが KK1 とされる と燃焼室 3 内に供給される混合 気がリ ツチとされる。 次いでステ ップ 619 では N0X 量 Wnが下限値 MIN' (図 31) より も小さ く なつたか否かが判別され、 Wn≥MIN のと き に は処理サイ クルを完了する。 これに対して Wnく MIN になる とステ ツ プ 620 に進んで N0X 放出フラグがセ ッ ト される e N0X 放出フ ラ グが リ セ ッ ト される と燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ツ チから リ ー ンに切換え られる。 従って Wn>Wno になってから Wn<MIN となるま
で燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ッチとされ、 この間に N0X 吸 収剤 19から ΝΟχ が放出される。
一方、 ステ ップ 615 において S0X 量 Wsが許容最大値 Wso より も大 き く なつたと判断される とステ ツプ 621 に進んで SOx 吸収剤 18に流 入する排気ガス温 Tが設定値 To (図 26A ) より も高いか否かが判別 される。 Toのときには処理サイ クルを完了する。 これに対して T > Toのときにはステ ップ 622 に進んで S0X 放出フラグがセ ッ 卜 さ れ、 次いで処理サイ ク ルを完了する。
次の処理サィ クルではステ ツプ 613 において S0X 放出フラグがセ ッ ト されている と判断されるの 4 でステ ツフ。 623 に進み、 補正係数 Kt
C
力 KK2 とされる。 この ΚΚ2 の値は燃焼室 3 内に供耠される混合気の 空燃比が 12.0から 13.5程度になる 1.1 から 1.2 程度の値である。 こ の ΚΚ2 の値は KK1 の値と異ならすこ ともできる し、 また ΚΠ の値と 同じ値にする こ ともできる。 補正係数 Ktが ΚΚ2 にされる と燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ツチにされる。 次いでステ ップ 624 では 切換弁 27がバイ パス開位置に切換えられ、 斯く して S0X 吸収剤 18か ら流出した排気ガスはバイパス通路 24内に送り込まれる。
次いでステ ップ 625 では S0X 量 が下限値 MIN より も小さ く なつ たか否かが判別され、 Ws≥MIN のときには処理サィ クルを完了する: これに対して Wsく MIN になる とステ ップ 626 に進んで切換弁 27がバ ィパス閉位置に切換えられ、 次いでステ ップ 627 に進んで S0X 放出 フラグがリ セ ッ ト される。 S0X 放出フラグがリ セ ッ ト される と燃焼 室 3内に供給される混合気がリ ッチから リ ー ンに切換えられる。 従 つて Ws >Wso となったときに T >Toであれば Ws >Wso になってカヽら Ws<MI になるまで燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ツ チにされ る と共に切換弁 27がバイパス開位置に保持される。 斯く してこの間 に S0X 吸収剤 18から S0X が放出され、 放出された S0X はバイ パス通
路 24内に送り込まれる こ とになる。
一方、 ステ ップ 609 において K ≥ 1.0 であると判別されたとき、 即ち燃焼室 3 内に供給すべき混合気の目標空燃比が理論空燃比又は リ ツチになる とステ ップ 628 に進んで Ν0Χ 放出フラグがリ セ ッ ト さ れ、 次いでステ ツプ 629 に進んで SOx 放出フラグがリ セ 'ン ト される , 次いでステ ップ 630 では図 32 Dに示す切換弁制御が行われる。 この 切換弁制御では図 32 Dに示されるよう にまず初めにステ ツプ 631 に おいて S0X 処理フラグがセ ッ ト されているか否かが判別される。 SO: 処理フラグがセ ッ ト されていないときにはステ ツプ 632 に進んで SO: 量 Wsが設定値 Wk(MINく Wk<Wso)より も大きいか否かが判別される。
Ws Wkときにはステ ツプ 634 に進んで切換弁 27がバイパス閉位置と される。 Ws ^ Wkのときには S0X 吸収剤 18から S0X が放出されたと し ても放出される S0X が少ないので切換弁 27はバイ パス閉位置とされ る。
これに対して Ws >Wkのときにはステ ップ 633 に進んで S0X 吸収剤 18に流入する排気ガス温 Tが設定値 To (図 26 A ) より も高いか否か が判別される。 T ≤Toのときにはステ ップ 634 に進む。 即ち Τ ≤ Το のときには S0X 吸収剤 18からほとんど S0X が放出されないので切換 弁 27はバイ パス閉位置とされる。 なお、 切換弁 27がバイ パス閉位置 に保持されている ときに N0X 吸収剤 19からは N0X が放出される。
一方、 ステ ップ 633 において T >Toであると判断される とステ ツ プ 635 に進んで S0X 処理フラグがセ ッ 卜される。 S0X 処理フ ラグが セ ッ ト される とステ ップ 631 からステ ップ 636 に進んで切換弁 27が バイ パス開位置に切換えられる。 即ち、 Ws > Wkであって T > Toの と きには S0X 吸収剤 18から或る程度の量の S0X が放出される ので放出 された S0X をバイ パス通路 24内に送り込むために切換弁 27がバイパ ス開位置とされる。 次いでステ ップ 637 では S0X 量 Wsが下限値 MIN
より も小さ く なったか否かが判別される。 Ws < Ml I Nになる とステ ツ プ 638 に進んで S0X 処理フラグがリ セ ッ ト される。 S0X 処理フラグ 力くリ セ ッ 卜 される と次の処理サイ クルではステ ップ 631 からステ ツ プ 632 に進み、 このとき Ws≤Wkである と判別されるのでステ ツフ。 634 に進んで切換弁 27がバイパス閉位置に切換えられる。
一方、 K≥1.0 の状態から Κぐ 1.0 の状態に運転状態が変化した ときに S0X 処理フラグがセ ッ トされている場合にはステ ツプ 610 力、 らステップ 611 に進んで S0X 処理フラグがリ セ ッ ト される。 次いで ステツプ 612 において切換弁 27がバイパス閉位置に切換えられる。 図 34は燃料噴射時間 TAU の算 4出ルーチンを示しており、 こ のルー
4
チンは橾返し実行される。
図 34を参照する とまず初めにステ ップ 650 において図 25に示す機 関運転状態に応じて定まる補正係数 Kが算出される。 次いでステ ツ プ 651 では図 2 に示すマ ップから基本燃料噴射時間 TPが算出される。 次いでステツプ 652 では N0X 放出フラグがセ ッ トされているか否か が判別され、 N0X 放出フラグがセ ッ ト されていないときにはステ ツ プ 653 に進んで S0X 放出フラグがセ ッ 卜 されているか否かが判別さ れる。 S0X 放出フラグがセ ッ 卜 されていないときにはステ ツプ 654 に進んで補正係数 Kが Ktとされ、 次いでステ ップ 655 では基本燃料 噴射時間 TPに Ktを乗算する こ とによつて燃料噴射時間 TAU( = TP · Kt) が算出される。 従って N0X 放出フラグおよび S0X 放出フラグがセ ッ ト されていないときには燃焼室 3 内に供給される混合気の空燃比は 補正係数 Kにより定まる空燃比となる。
これに対して N0X 放出フラグがセ 'ン ト される とステ ップ 655 にジ 十 ンプし、 また S0X 放出フラグがセ ッ ト される とステ ツプ 655 に進 む、 ΝΟχ 放出フ ラグがセ ッ ト される と図 32 Αから 32 Dに示すル一千 ンにおいて Kt = KIU (KK1 >1.0)とされるので燃焼室 3 内に供給され
る混合気はリ ツチとされ、 また sox 放出フラグがセ ッ 卜されると図 32Aから 32Dに示すル一チンにおいて Kt = KK2( KK2〉1.0)とされる ので燃焼室 3内に供給される混合気はリ ツチとされる c
図 35Aから 35Dは図 29に示す N0X , SO, 放出制御を実行するため のフラグ · 切換弁制御ルーチンを示しており、 このルーチンは一定 時間毎の割込みによって実行される。 なお、 この実施例において図 35 A、 図 35Bおよび図 35 Dに示すフローチヤ一 ト部分は図 32 A、 図 32 Bおよび図 32 Dに示すフローチャー ト部分と実質的に同じであり . これらと基本的に異なるところは図 35 Cに示されるフローチャー ト 部分だけである。 4
即ち、 図 35 Aから 35 Dを参照す 5るとまず初めにステップ 700 にお いて基本燃料噴射時間 TPに対する補正係数 Ktが 1.0 より も小さいか 否かが判別される。 Kt<1.0 のとき、 即ち燃焼室 3内にリーン混合 気が供給されているときにはステップ 701 に進んで N0X 量 Wn ( =Wn + K , · N · P ) が算出され、 次いでステ ップ 702 に進んで S0X 量 Ws ( = Ws + Κ ζ · Ν · ΡΜ) が算出される。 こ こで Nは機関回転数を 示し、 PMはサ一ジタ ンク 10内の絶対圧を示し、 K , , K 2 は定数
( Κ , > K 2)を示す。 次いでステップ 709 に進む。
一方、 ステップ 700 において Kt≥ 1.0 であると判別されると、 即 ち燃焼室 3内に供給される混合気が理論空燃比又はリ ツチのときに はステップ 703 に進んで N0X 量 Wn ( =Wn-Wn - f ( T ) · f (Kt)) が算出され、 次いでステップ 704 に進んで S0X 量 Ws ( =Ws - Ws - g
( T ) · g (Kt))が箕出される。 ここで f ( T ) および g ( T ) は 夫々図 26Αに示す Ν0Χ 放出率および S0X 放出率を示しており、 f
(Kt) および g (Kt) は夫々図 26 Bに示す N0X 放出率および S0X 放 出率を示している。
ステ ップ 703 において N0X 量 Wnが算出され、 ステ ップ 704 におい
て S0X 量 Wsが算出される とステ ップ 705 に進んで N0X 量 Wnが負にな つたか否かが判別される。 Wnく 0 のときにはステ ップ 706 に進んで Wnが零とされ、 次いでステ ツフ。 707 に進む、 ステ ップ 707 では S0X 量 Wsが負になったか否かが判別される。 Ws < 0 のときにはステ ツ フ。
708 に進んで Wsが零とされ、 次いでステ ップ 709 に進む。
ステ ツプ 709 では図 25に示される機関運転状態により定まる捕正 係数 Kが 1.0 より も小さいか否かが判別される。 K < 1.0 のとき、 即ち機関の運転状態により定まる目標空燃比がリ ーンのときにはス テ ップ 710 に進んで S0X 処理フラグがセ ッ ト されているか否かが判 別される。 S0X 処理フラグがセ ッ ト されていないときにはステ ッ プ 713 にジヤ ンプして S0X , ΝΟχ 放出フラグがセ ッ 卜 されているか否 かが判別される。 S0X , N0X 放出フラグがセ 'ン 卜 されていないとき にはステ ッブ 714 に進んで N0X 放出フラグがセ ッ ト されているか否 かが判別される。 N0X 放出フラグがセ ッ ト されていないときにはス テ ップ 715 に進む。
ステ ツプ 715 では S0X 量 Wsが許容最大値 Wso (図 31) より も大き く なったか否かが判別される。 Ws≤Wso のときにはステ ップ 716 に進 んで N0X 量 Wnが許容最大値 Wno より も大き く なつたか否かが判別さ れ、 Wn≤ Wno のときには処理サイ クルを完了する。 このときには燃 焼室 3内にリ ー ン混合気が供給され、 また切換弁 27はバイ パス閉位 置に保持されている
一方、 ステ ップ 716 において Wn >Wno になったと判別されたとき にはステ ップ 717 に進んで N0X 放出フラグがセ ッ ト され、 次いで処 理サイ クルを完了する。 次の処理サイ ク ルではステ ップ 714 におい て N0X 放出フ ラグがセ ッ ト されている と判別されるのでステ ツブ 718 に進み、 補正係数 Ktが KK1 とされる。 こ の KK1 の値は燃焼室 3 内に 供給される混合気の空燃比が 12.0から 13.5程度となる 1.1 から 1- 2
程度の値である。 Ktが KK】 とされる と燃焼室 3 内に供給される混合 気がリ ツチとされる。 次いでステ ッ プ 719 では Ν0Χ 量 Wnが下限値 ΜΙΝ (図 31 ) より も小さ く なつたか否かが判別され、 Wn MIN のときに は処理サイ クルを完了する。 これに対して Wn<MIN になる とステ ツ ブ 720 に進んで N0X 放出フラグがリ セ ッ ト される。 N0X 放出フラグ がリ セ ッ ト される と燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ツチから リ — ンに切換えられる。 従って Wn>Wno になってから Wn<MIN となる まで燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ッチとされ、 この間に N0X 吸収剤 19から N0X が放出される。
一方、 ステ ップ 715 において 4 SOx 量 Wsが許容最大値 Wso よ り も大
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き く なつたと判断される とステ ツプ 721 に進んで S0X 吸収剤 18に流 入する排気ガス温 Tが設定値 To (図 26A ) より も高いか否かが判別 される。 Toのときには処理サイ クルを完了する。 これに対して T > Toのときにはステップ 722 に進んで S0X , ΝΟχ 放出フラグがセ ッ ト され、 次いで処理サイ クルを完了する。
次の処理サイ クルではステ ツプ 713 において S0X , Οχ 放出フラ グがセ ッ ト されている と判断されるのでステ ツプ 723 に進み、 Ν0Χ 量 Wnが下限値 ΜΙΝ より も小さ く なつたか否かが判別される。 Wn>MIN のときにはステ ップ 724 に進んで補正係数 Ktが KK1 とされ、 次いで 処理サイ クルを完了する。 従って Ws >Wso になる と Wnく MIN となる まで燃焼室 3内に供給される混合気がリ ツチ (Kt = Ml)とされ、 切 換弁 27はバイ パス閉位置に保持される。 従ってこの間に N0X 吸収剤 19から Ν0λ. が放出される こ とになる。
一方、 ステップ 723 において Wnく ΜΙΝ になったと判断される とス テ ツプ 725 に進み、 補正係数 Ktが KK2 とされる。 この KK2 の値は燃 焼室 3 内に供給される混合気の空燃比が 12.0から 13.5程度になる 1.1 から 1.2 程度の値である。 この 2 の値は KK1 の値と異な らすこ と
もできる し、 また ΚΠ の値と同じ値にする こ と もでき る。 補正係数 Ktが KK2 にされる と燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ツチにされ る。 次いでステ ツフ。 726 では切換弁 27がバイパス開位置に切換え ら れ、 斯 く して S0X 吸収剤 18から流出した排気ガスはバイパス通路 24 内に送り込まれる。
次いでステ ツプ 727 では S0X 量 Wsが下限値 MIN より も小さ く なつ たか否かが判別され、 Ws≥ MIN のときには処理サィ クルを完了する < これに対して Wsく MIN になる とステ ップ 728 に進んで切換弁 27がバ ィパス閉位置に切換えられ、 次いでステ ップ 729 に進んで S0X , NO: 放出フラグがリ セ ッ ト される。 S0X , ΝΟχ 放出フラグがリ セ ッ 卜 さ れると燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ツチから リ ー ンに切換え られる。 従って Ws >Wso となったときに T >Toであれば Wnく MIN に なつてから Ws < M IN になるまで燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ツチ ( K = KK2)にされる と共に切換弁 27がバイパス開位置に保持さ れる。 斯く してこの間に S0X 吸収剤 18から S0X が放出され、 放出さ れた S0X はバイパス通路 24内に送り込まれる。
一方、 ステ ップ 709 において K 1.0 である と判別されたとき、 即ち燃焼室 3 内に供給すべき混合気の目標空燃比が理論空燃比又は リ ツチになる とステ ップ 730 に進んで N0X 放出フ ラグがリ セ ッ ト さ れ、 次いでステ ツプ 731 に進んで S0X , ΝΟχ 放出フラグがリ セ ッ ト される。 次いでステ ップ 732 では図 35 Dに示す切換弁制御が行われ る。 この切換弁制御では図 35 Dに示されるようにまず初めにステッ プ 733 において S0X 処理フラグがセ ッ ト されているか否かが判別さ れる。 S0X 処理フラグがセ ッ ト されていないときにはステ ツプ 734 に進んで SOx 量 Wsが設定値 Wk (MIN く Wkく Wso)よ り も大きいか否か が判別される。 Ws≤ Wkときにはステ ツフ。 736 に進んで切換弁 27がバ ィパス閉位置とされる: Ws≤ Wkのときには S0X 吸収剤 18から S(K が
放出されたと しても放出される S0X が少ないので切換弁 27はバィ バ ス閉位置とされる。
これに対して Ws > Wkのときにはステ 'ン プ 735 に進んで S0X 吸収剤 18に流入する排気ガス温 Tが設定値 To (図 26 A ) よ り も高いか否か が判別される。 T ≤ Toのときにはステ ツプ 736 に進む。 即ち T To のときには S0X 吸収剤 18からほとんど S0X が放出されないので切換 弁 27はバイ パス閉位置とされる。 なお、 切換弁 27がバイ パス閉位置 に保持されている ときに N0X 吸収剤 19からは Ν0Χ が放出される。 一方、 ステ ッ プ 735 において Τ > Toである と判断される とスチ ツ プ 737 に進んで S0X 処理フラグがセ ッ ト される c. S0X 処理フラグが セ ッ 卜 される とステ ツプ 733 からステ ツプ 738 に進んで切換弁 27が バイ パス開位置に切換え られる。 即ち、 Ws > Wkであって T > Toの と きには S0X 吸収剤 18から或る程度の量の SOx が放出されるので放出 された S0X をバイパス通路 24内に送り込むために切換弁 27がバイパ ス開位置とされる。 次いでステ ップ 739 では S0X 量 Wsが下限値 MIN より も小さ く なつたか否かが判別される。 Wsく M I N になる とステ ツ フ°740 に進んで S0X 処理フ ラグがリ セ ッ ト される。 S0K 処理フ ラグ 力 リ セ ッ ト される と次の処理サイ クルではステ ップ 733 からステ ':, プ 734 に進み、 このとき Ws≤ Wkである と判別されるのでステ ッ フ。736 に進んで切換弁 27がバイパス閉位置に切換えられる。
一方、 K ≥ 1.0 の状態から Κぐ 1.0 の状態に運転状態が変化した ときに S0X 処理フラグがセ ッ ト されている場合にはステ ップ 7】 0 力、 らステ ツプ 711 に進んで S0X 処理フラグがリ セ 'ン 卜 される。 次いで ステ ツプ 712 において切換弁 27がバイパス閉位置に切換え られる c 図 36は燃料噴射時間 TAU の算出ルーチ ンを示しており、 このル一 チ ンは図 34に示すル一チンと実質的に同じである - なお.. こ のルー チンは缲返し実行される -
即ち、 図 36を参照する とまず初めにステ ツ フ。 750 において図 25に 示す機関運転状態に応じて定まる補正係数 Kが算出される。 次いで ステ ツプ 751 では図 2 に示すマ ップから基本燃料噴射時間 TPが算出 される。 次いでステ ツフ' 752 では ΝΟχ 放出フ ラグがセ ッ ト されてい るか否かが判別され、 Ν0Χ 放出フラグがセ ッ ト されていないときに はステ ツプ 753 が進んで S0X , N0X 放出フラグがセ ッ ト されている か否かが判別される c SO,- , ΝΟχ 放出フラグがセ ッ ト されていない ときにはステ ツフ。 754 に進んで捕正係数 Κが Ktとされ、 次いでスチ ップ 755 では基本燃料噴射時間 TPに Ktを乗算する こ とによって燃料 噴射時間 TAU( = TP · Kt) が算出される。 従って N0X 放出フ ラグおよ び SOx : ΝΟχ 放出フラグがセ ッ oトされていないときには燃焼室 3内 に供給される混合気の空燃比は補正係数 Κによ り定まる空燃比とな る
これに対して NO χ 放出フラグがセ ッ 卜 される とステ ップ 755 にジ ヤ ンブし、 また S0X , Οχ 放出フ ラグがセ ッ ト される とステ ツプ 755 に進む。 Ν0Χ 放出フラグがセ ッ 卜 される と図 35 Α力、ら 35 Dに示すル —チ ンにおいて Kt = KK1 (KK1 > 1.0)とされるので燃焼室 3 内に供袷 される混合気はリ ツチとされ、 また S0X , 0X 放出フラグがセ ッ ト される と図 35 A力、ら 35 Dに示すル一チ ンにおいて Kt = ΚΙΠ (KK] > 1.0) 次いで Kt = KK2(KK2 〉1.0)とされるので燃焼室 3 内に供給される混 合気はリ ツチとされる c
図 37 Aから 37 Dは図 30に示す ΝΟχ , S0X 放出制御を実行するため のフ ラ グ . 切換弁制御ルーチ ンを示しており、 こ のルーチ ンは一定 時間毎の割込みによって実行される。 なお、 この実施例において図 37A、 図 37 Bおよび図 37 Dに示すフ ローチ ャー ト部分は図 32 A、 図 2 Bおよび図 32 Dに示すフ ローチヤ一 ト部分と実質的に同じであり 、 これらと基本的に異なる と こ ろは図 37 Cに示されるフ Iコーチ 一 ト
部分だけである。
即ち、 図 37 Aから 37 Dを参照する とまず初めにステ ツ フ。 800 にお いて基本燃料噴射時間 TPに対する補正係数 Ktが 1.0 よ り も小さいか 否かが判別される。 Kt< 1.0 のとき、 即ち燃焼室 3 内に リ ーン混合 気が供給されている ときにはステ ップ 80】 に進んで N0X 量 Wn ( - Wn 十 K , - Ν · ΡΜ) が算出され、 次いでステ ツプ 802 に進んで SOx 量 Ws ( = Ws + K 2 · N · PM) が算出される c こ こで Nは機関回転数を 示し、 PMはサージタ ンク 10内の絶対圧を示し、 , K 2 は定数 ( K , > K z ) を示す。 次いでステ ップ 809 に進む。
一方、 ステ ップ 800 において Kt≥ 1.0 である と判別される と、 即 ち燃焼室 3 内に供給される混合気が理論空燃比又はリ ツチのときに はステ ップ 803 に進んで N0X 量 Wn ( = Wn - Wn - f ( T ) ' f ( Kt) ) が算出され、 次いでステ ップ 804 に進んで SOx 量 Ws ( = Ws - Ws - g ( T ) · g (Kt ) が算出される。 こ こで f ( T ) および g ( T ) は 夫々図 26八に示す >; 放出率および S0X 放出率を示しており、 f
(Kt) および g (Kt) は夫々図 26 Bに示す N0X 放出率および S0X 放 出率を示している。
ステ ップ 803 において NOx 量 が算出され、 ステ ップ 804 におい て SOx 量 Wsが算出される とステ ップ 805 に進んで N0X 量 Wnが負にな つたか否かが判別される。 Wnく 0 のときにはステ ップ 806 に進んで Wnが零とされ、 次いでステ ップ 807 に進む、 ステ ップ 807 では S0X 量 Wsが負になったか否かが判別される。 Ws < 0 のときにはステ ップ 808 に進んで Wsが零とされ、 次いでステ ップ 809 に進む:
ステ ップ 809 では図 25に示される機関運転状態によ り定ま る補正 係数 Kが].0 よ り も小さいか否かが判別される - K < 1.0 のとき 、 即ち機関の運転状態により定まる 目標空燃比がリ ーンのときにはス テ ツフ' 810 に進んで S0X 処理フ ラグがセ ッ ト されているか否かが判 δ 1
別される: SO x 処理フラグがセ ッ ト されていないときにはステ ツ フ' 813 にジ ャ ンプして S0X , N0X 放出フラグがセ ッ 卜 されているか否 かが判別される。 S( , Οχ 放出フラグがセ ッ ト されていないとき にはステ ップ 814 に進んで Ν0Χ 放出フ ラグがセ ッ 卜 されているか否 かが判別される。 Ν0Χ 放出フラグがセ ッ ト されていないときにはス テ ップ 815 に進む。
ステ ツプ 815 では SOx 量 Wsが許容最大値 Wso (図 31) よ り も大き く なったか否かが判別される。 Ws Wso のときにはステ ップ 816 に進 んで Ν0Χ 量 Wnが許容最大値 Wno より も大き く なつたか否かが判別さ れ.、 n≤ Wno のときには処理サイ クルを完了する。 このときには燃 焼室 3 内にリ ーン混合気が供給され、 また切換弁 27はバイ パス閉位 置に保持されている。
一方、 ステ ップ 816 において Wn >Wno になったと判別されたとき にはステ ップ 817 に進んで ΝΟχ 放出フラグがセ ッ ト され、 次いで処 理サイ ク ルを完了する。 次の処理サイ ク ルではステ ツ フ。 814 におい て Ν0Χ 放出フ ラグがセ ッ ト されている と判別されるのでステ ツフ。 818 に進み、 補正係数 Ktが KK1 とされる。 こ の KK1 の値は燃焼室 3 内に 供給される混合気の空燃比が 12.0から 13.5程度となる 1.〗 から 1.2 程度の値である。 Ktが ΚΠ とされる と燃焼室 3 内に供給される混合 気がリ ツチとされる。 次いでステ ップ 819 では Ν0λ 量 Wnが下限値 (図 31 ) より も小さ く なつたか否かが判別され、 Wn M I N のときに は処理サイ クルを完了する。 これに対して Wn < M I N になる とステ ツ フ。 820 に進んで N0X 放出フラグがリ セ ッ ト される。 N0X 放出フ ガ' がリ セ ッ ト される と燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ッチから リ — ンに切換え られる 従って > Wno になつてから Ivn < I N となる まで燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ツ チとされ . この間に NO.、 吸収剤 19から N'0X が放出される。
一方、 ステ ップ 815 において SOx. 量 Wsが許容最大値 Wso よ り も大 き く なつたと判断される とステ ップ 821 に進んで SOx 吸収剤 18に流 入する排気ガス温 Tが設定値 To (図 26 A ) よ り も高いか否かが判別 される。 T≤ Toのときには処理サイ クルを完了する。 これに対して T > Toのときにはステ ップ 822 に進んで S0X , Οχ 放出フラグがセ ッ 卜 され、 次いで処理サイ クルを完了する。
次の処理サイ クルではステ ツプ 813 において S0X , ΝΟχ 放出フラ グがセ 'ン ト されている と判断されるのでステ ツプ 823 に進み、 S0X 量 Wsが下限値 MIN より も小さ く なつたか否かが判別される。 Ws >MI のときにはステ ップ 824 に進んで補正係数 Ktが KK2 とされる。 この KK2 の値は燃焼室 3 内に供給される混合気の空燃比が 12.0から 13.5 程度になる 1.1 から 1.2 程度の値である。 この KK2 の値は KK1 の値 と異ならすこ ともできる し、 また KK1 の値と同じ値にする こ ともで きる。 補正係数 Ktが KK2 にされる と燃焼室 3 内に供給される混合気 がリ ツチにされる。 次いでステ ツプ 825 では切換弁 27がバィ パス開 位置に切換えられる。 次いで処理サイ クルを完了する。 従って Ws > Wso となったときに T >Toであれば Ws >Wso になってから Wsく MI N になるまで燃焼室 3 内に供給される混合気がリ 'ン チにされる と共に 切換弁 27がバイパス開位置に保持される。 斯 く してこの間に SCU 吸 収剤 18から S0X が放出され、 放出された S0X はバイパス通路 24内に 送り込まれる こ とになる c
一方、 ステ ップ 823 において Wsく MIM になったと判別されたとき にはステ ップ 826 に進んで補正係数 Ktが KK1 とされ、 次いでステ ッ プ 827 に進んで切換弁 27がバイパス閉位置に切換え られる。 次いで ステ プ 828 では N0X 量 が下限値 よ り も小さ く なつたか否か が判別され、 Wn I N のときには処理サイ クルを完了する: これに 対して Wnく ΜΙ ' になる とステ ップ 829 に進んで S0X , N0X 放出フ
グがリ セ ッ ト され.、 次いで処理サ イ ク ルを完了する: 従って く M I N になる と Wn < M I N となるまで燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ッ チ (ια = κπ)とされ、 切換弁 27はバイ パス閉位置に保持される: 従 つてこの間に Ν0Χ 吸収剤 19から Ν'0Χ が放出される こ とになる。
一方、 ステ ップ 809 において Κ ≥ 1.0 である と判別されたとき、 即ち燃烧室 3 内に供給すべき混合気の目標空燃比が理論空燃比又は リ ツチになる とステ ップ 830 に進んで Ν0Χ 放出フラグがリ セ ッ ト さ れ、 次いでステ ップ 831 に進んで S0X , N0X 放出フラグがリ セ ッ ト される。 次いでステ ッ プ 832 では図 37 Dに示す切換弁制御が行われ. る。 この切換弁制御では図 37 D 5 に示されるよう にまず初めにステ ツ
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フ。 833 において SOx 処理フラグがセ ッ 卜 されているか否かが判別さ れる。 SO. 処理フ ラグがセ ッ 卜 されていないときにはステ ツフ。 834 に進んで SO x 量 Wsが設定値 Wk (MINく Wk< Wso)より も大きいか否かが 判別される。 Ws Wkときにはステ ップ 836 に進んで切換弁 27がバイ バス閉位置とされる e Ws Wkのときには SO 吸収剤 18から S0X が放 出されたと しても放出される S0、. が少ないので切換弁 27はバィバス 閉位置とされる。
これに対して Ws > Wkのときにはステ ップ 835 に進んで S0X 吸収剤 18に流入する排気ガス温 Tが設定値 To (図 26A ) よ り も高いか否か が判別される。 T Toのときにはステ ップ 836 に進む。 即ち T ≤ To のときには S0X 吸収剤 18からほとんど S0X が放出されないので切換 弁 27はバイ パス閉位置とされる。 なお、 切換弁 27がバイ パス閉位置 に保持されている ときに Ν0Χ 吸収剤 19からは Ν0 . が放出される c 一方、 ステ ッ プ 835 において T > Toである と判断される とステ フ' 837 に進んで SOx 処理フラグがセ ッ ト される: SOx 処理つ ラ グが セ ッ 卜 される とステ ツ フ。 833 からスチ "ノ フ。 838 に進んで切換弁 27が 'ス開位置に切換え られる - 即ち、 > Wkであって T > Toの と
きには S0X 吸収剤 18から或る程度の量の S0X が放出されるので放出 された S0X をバイパス通路 24内に送り込むために切換弁 27がバイバ ス開位置とされる。 次いでステ ッ プ 839 では S0X 量 Wsが下限値 MIK よ り も小さ く なつたか否かが判別される。 Ws < Ml INになる とステ ツ プ 840 に進んで S0X 処理フラグがリ セ ッ ト される。 S0X 処理フラグ がリ セ ッ ト される と次の処理サイ クルではステ ップ 833 からステ ツ プ 834 に進み、 このとき Ws≤Wkである と判別されるのでステ ップ 836 に進んで切換弁 27がバイ パス閉位置に切換えられる。
一方、 K 1.0 の状態から K < 1.0 の状態に運転状態が変化した ときに S0X 処理フラグがセ ッ ト 5 されている場合にはステ ツ フ。 810 か
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らステ ツプ 8U に進んで S0X 処理フ ラグがリ セ ッ ト される。 次いで ステ ツプ 812 において切換弁 27がバイパス閉位置に切換えられる。 図 38は燃料噴射時間 TAU の算出ルーチンを示しており、 こ のルー チンは図 36に示すルーチンと全く 同じである。
即ち、 図 38を参照する とまず初めにステ ップ 850 において図 25に 示す機関運転状態に応じて定まる補正係数 Kが箕出される。 次いで ステ ツフ。 851 では図 2 に示すマ ソプから基本燃料噴射時間 TPが算出 される。 次いでステ ップ 852 では ΝΟχ 放出フ ラグがセ ッ 卜 されてい るか否かが判別され、 Ν0Χ 放出フ ラグがセ ッ ト されていないときに はステ ップ 853 が進んで S0X , ΝΟχ 放出フラグがセ ッ ト されている か否かが判別される。 S0X , N0 放出フラグがセ ッ 卜 されていない ときにはステ ップ 854 に進んで補正係数 Kが Ktとされ、 次いでステ ップ 855 では基本燃料噴射時間 TPに Ktを乗算する こ とによつて燃料 噴射時間 TAU( = TP · Kt) が算出される。 従って Ν'0·Λ· 放出フ ラグおよ び S0X , N0X 放出フラグがセ ッ ト されていないときには燃焼室 3 内 に供給される混合気の空燃比は補正係数 Kにより定まる空燃比とな る
これに対して N0X 放出フ ラグがセ ッ ト される とステ ツプ 855 にジ ヤ ンプし、 また S0X , ΝΟχ 放出フ ラグがセ ッ 卜 される とステ ツ フ。 855 に進む。 Ο 放出フ ラグがセ ッ ト される と図 37 Αから 37 Dに示すル 一チンにおいて Kt = KKl (KKl > 1.0)とされるので燃焼室 3 内に供給 される混合気はリ ツチとされ、 また S0X ; NO, 放出フラグがセ ッ ト される と図 37 A力、ら 37 Dに示すルーチ ンにおいて Kt = KK2( ΚΚ2 > 1.0) 次いで Kt = KKl (KK1 >1.0)とされるので燃焼室 3 内に供給さ れる混合気はリ ツチとされる。
図 39 Aから 39 Eは排気ガス温 Tが設定温度 よ り も低いときには 図 29に示す NOx , SOx 放出制御 5 を行い、 排気ガス温 Tが設定温度
B
よ り も高く なる と図 30に示す N0X , SO,- 放出制御を行う ためのフ ラ グ · 切換弁制御ルーチンを示しており、 このルーチンは一定時間毎 の割込みによって実行される。 なお、 この実施例において図 39 A、 図 39 Bおよび図 39 Eに示すフローチ ヤ一ト部分は図 32 A、 図 32 Bお よび図 32Dに示すフローチャー ト部分と実質的に同じであり、 これ らと基本的に異なる と ころは図 39 Cおよび図 39 Dに示されるフロー チ ャー ト部分だけである:
即ち、 図 39 Aから 39 Eを参照する とまず初めにステ ツフ。 900 にお いて基本燃料噴射時間 TPに対する補正係数 Ktが 1.0 より も小さいか 否かが判別される。 Ktく 1.0 のとき、 即ち燃焼室 3 内に リ ー ン混合 気が供給されている ときにはステ ップ 90] に進んで N0X 量 Wn ( =Wn + K , · N · ΡΜ) が算出され、 次いでステ ツプ 902 に進んで S0 χ 量 Ws ί =Ws -- Κ ζ · Ν · ΡΜ) が算出される t こ こ で Nは機関回転数を 示し、 PMはサージタ ン ク 10内の絶対圧を示し、 K , K 2 は定数
( K , 〉 K 2)を示す。 次いでステ ツプ 909 に進む .:
一方、 ステ ツ フ。 900 において Kt 1.0 である と判別される と、 Bp ち燃焼室 3 内に供給される混合気が理論空燃比又は リ ッチのときに
はステ ツフ。 903 に進んで N0X 量^ ( = n - Wn - f ( T ) · f ( Kt) ) が算出され、 次いでステ ツフ。 904 に進んで S0X 量 ( = Ws - Ws - g
( T ) - g (Kt))が算出される e こ こで f ( T ) および s ( T ) は 夫々図 26八に示す 放出率および S0X 放出率を示しており、 ί
(Kt) および g (Kt ) は夫々図 26 Bに示す NO x 放出率および SO χ 放 出率を示している。
ステ ツフ。 903 において N0X 量 Wnが算出され、 ステ ップ 904 におい て S0X 量 Wsが算出される とステ ップ 905 に進んで N0X 量 Wnが負にな つたか否かが判別される。 Wnく 0 のときにはステ ップ 906 に進んで Wnが零とされ、 次いでステ ップ 5907 に進む t ステ ップ 907 では S0X
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量 Wsが負になつたか否かが判別される。 Wsく 0 のときにはステ ップ 908 に進んで Wsが零とされ、 次いでステ ップ 909 に進む c
ステ ツプ 909 では図 25に示される機閔運転状態により定まる補正 係数 Kが 1.0 より も小さいか否かが判別される。 Kぐ 1- 0 のとき .、 即ち機関の運転状態により定まる目標空燃比がリ ーンのときにはス テ ツプ 910 に進んで S0X 処理フラグがセ ッ ト されているか否かが判 別される。 S0X 処理フラグがセ ッ ト されていないときにはステ ップ 913 にジャ ンプして S0X , ΝΟχ 放出フラグがセ 'ン ト されているか否 かが判別される。 S0X , NO χ 放出フラグがセ ッ ト されていないとき にはステ ップ 914 に進んで N0X 放出フ ラグがセ ッ 卜 されているか否 かが判別される。 N0X 放出フラグがセ ッ ト されていないときにはス テ ップ 915 に進む
ステ ップ 915 では S0X 量 が許容最大値 Wso (図 31) より も大き く なったか否かが判別される - Ws≤ Wso のときにはステ ップ 916 に進 んで N0X 量 Wnが許容最大値 Wno より も大き く なつたか否かが判別さ れ、 Wn≤ Wno のときには処理サイ クルを完了する - このときには燃 焼室 3 内に リ ーン混合気が供給され、 また切換弁 27はバイパス閉位
W / 置に保持されている c
一方、 ステ ツ フ。 916 において Wn〉Wno になったと判別されたとき にはステ ップ 917 に進んで N0X 放出フ ラグがセ ッ ト され、 次いで処 理サイ クルを完了する。 次の処理サイ クルではステ ツフ。 914 におい て ΝΟχ 放出フラグがセ ッ ト されている と判別されるのでステ ツ フ。 918 に進み、 補正係数 Ktが KK1 とされる。 この ΚΠ の値は燃焼室 3 内に 供給される混合気の空燃比が 12.0から 13.5程度となる 1.1 からし 2 程度の値である。 Ktが ΚΠ とされる と燃焼室 3 内に供給される混合 気がリ ッチとされる。 次いでステ ップ 919 では Ν0Χ 量 Wnが下限値 MIN (図 31 ) より も小さ く なつたか 5否かが判別され、 n≥MIN のときに
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は処理サイ クルを完了する e これに対して Wnく M I N になる とステ ツ プ 920 に進んで N0X 放出フラグがリ セ ッ ト される。 ΝΟχ 放出フ ラグ がリ セ ッ ト されると燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ッチから リ ー ンに切換えられる。 従って Wn >Wno になって力、ら Wnく MI N となる まで燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ツチとされ、 この間に N0X 吸収剤 19から N0X が放出される。
一方、 ステ ッ プ 915 において S0X 量 Wsが許容最大値 Wso より も大 き く なつたと判断される とステ ップ 921 に進んで SO x 吸収剤 18に流 入する排気ガス温 Tが設定値 To (図 26A ) よ り も高いか否かが判別 される。 Toのときには処理サイ クルを完了する。 これに対して T > Toのときにはステ ップ 922 に進んで SO χ , Ν0Χ 放出フ ラグがセ ッ 卜 され、 次いで処理サイ クルを完了する。
次の処理サイ クルではステ ップ 913 において S0X Οχ 放出フ ラ グがセ ':' 卜 されている と判断されるのでステ ップ 923 に進み、 排気 ガス温 Τが設定温度 Tt f Tt >To) よ り も高いか否かが判別される < T≤ Ttのときにはステ ッフ。924 に進んで N0X 量 Wnが下限値 ΜΙ · よ り も小さ く なつたか否かが判別される - Wri >ΜΙΝ のときにはス子 ッ フ'
925 に進んで補正係数 Ktが KK1 とされ、 次いで処理サイ ク ルを完了 する。 従って Toく T Ttのときには Ws〉Wso になる と^く MI N とな るまで燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ッチ (Kt = Ki )とされ, 切換弁 27はバイパス閉位置に保持される。 従ってこの間に N0X 吸収 剤 19から N0X が放出される こ とになる。
一方、 ステ ップ 924 において Wnく MN になったと判断される とス テ ツプ 926 に進み、 補正係数 Ktが KK2 とされる e こ の KK2 の値は燃 焼室 3 内に供給される混合気の空燃比が 12.0から 13.5程度になる 1.1 から 1.2 程度の値である。 こ の KK2 の値は KK1 の値と異な らすこ と もでき る し、 また KK1 の値と同b i じ値にする こ ともできる。 補正係数 Ktが KK2 にされる と燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ツチにされ る。 次いでステ ップ 927 では切換弁 27がバイパス開位置に切換え ら れ、 斯 く して S0X 吸収剤 ί8から流出した排気ガスはバイパス通路 24 内に送り込まれる。
次いでステ ップ 928 では S0X 量 Wsが下限値 MIN より も小さ く なつ たか否かが判別され、 ≥ M I N のときには処理サイ クルを完了する。 これに対して Wsく MIN になる とステ ップ 929 に進んで切換弁 27がパ ィパス閉位置に切換え られ、 次いでステ ップ 930 に進んで SOx . NO, 放出フ ラグがリ セ ッ ト される。 S0X , ΝΟχ 放出フ ラグがリ セ つ' ト さ れる と燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ツチから リ ー ンに切換え られる。 従って Ws >Wno となったときに Tt≥ T >Toであれば Wnく MIN になってから Ws < M I N になるまで燃焼室 3 内に供給される混合気力く リ ツチ ( K =KK2)にされる と共に切換弁 27がバイパス開位置に保持 される。 斯 く してこの間に S0¾ 吸収剤 18から S0X. が放出され、 放出 された S0X はバイパス通路 24内に送り込まれる こ とになる:
一方、 ステ ツプ 923 において T > T tである と判別されたときには ステ ツ フ。 931 に進んで S0X 量 Wsが下限値 MIN より も小さ く なつた力.
否かが判別される Ws >MIN のときにはステ ップ 932 に進んで補正 係数 Ktが KK2 とされる。 補正係数 Ktが KK2 にされる と燃焼室 3 内に 供給される混合気がリ ツチにされる。 次いでステ ッフ。 933 では切換 弁 27がバイパス開位置に切換え られる。 次いで処理サ イ ク ルを完了 する .: 従って Ws >Wso となったときに T 〉Ttであれば >Wso にな つてから Ws <MI になるまで燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ツチにされる と共に切換弁 27がバイパス開位置に保持される。 斯く してこの間に SOx 吸収剤 18から S0X が放出され、 放出された S0X は ノ ィ パス通路 24内に送り込まれる こ とになる £
一方、 ステ ッ プ 931 において 6 Ws < M I Nになったと判別されたとき o
にはステ ップ 934 に進んで補正係数 Ktが KK1 とされ、 次いでスチ ' プ 935 に進んで切換弁 27がバイ パス閉位置に切換え られる。 次いで ステ ップ 936 では N0X 量 Wnが下限値 MIN よ り も小さ く なつたか否力、 が判別され、 Wn M I N のときには処理サイ クルを完了する。 これに 対して Wnく MIN になる とステ ップ 937 に進んで S0X , N0X 放出フラ グがリ セ ッ ト され、 次いで処理サイ クルを完了する。 従って Wsく MIN になる と Wn < Μ ' となるまで燃焼室 3 内に供給される混合気がリ ':' チ (Kt = KKl)とされ、 切換弁 27はバイパス閉位置に保持される。 従 つてこの間に N0X 吸収剤 19から N0X が放出される こ とになる: 一方、 ステ ップ 909 において K ≥ 1.0 である と判別されたとき、 即ち燃焼室 3 内に供給すべき混合気の目標空燃比が理論空燃比又は リ ッチになる とステ ップ 938 に進んで Ν0Χ 放出フ ラグがリ セ ッ ト さ れ、 次いでステ ップ 939 に進んで SOx . Οχ 放出フラ グがリ セ ':.' ト される。 次いでステ ップ 940 では図 39 Εに示す切換弁制御が行われ る - この切換弁制御では図 39 Εに示されるよ う にまず初めにスチ プ 94〗 において SO、. 処理フ ラ グがセ ッ ト されているか否かが判別さ れる: SOx 処理フラグがセ ッ ト されていないときにはステ ッ フ。 942
に進んで S0X 量 Wsが設定値 Wk ( MIN < Wk < Wso)よ り も大きいか否か が判別される。 Ws≤ Wkときにはステ ツフ。 944 に進んで切換弁 27がバ ィパス閉位置とされる Ws Wkのときには S0. 吸収剤 18から SOx が 放出されたと しても放出される S0X が少ないので切換弁 27はバイ パ ス閉位置とされる。
これに対して Ws >Wkのときにはステ ップ 943 に進んで S0X 吸収剤 18に流入する排気ガス温 Tが設定値 To (図 26A ) より も高いか否か が判別される。 T ≤ Toのときにはステ ップ 944 に進む。 即ち T ≤ To のときには S0X 吸収剤 18からほとんど S0X が放出されないので切換 弁 27はバイ パス閉位置とされる 6。 なお、 切換弁 27がバイ パス閉位置 に保持されている ときに N0X 吸収剤 19からは N0X が放出される: 一方、 ステ ップ 943 において T > Toである と判断される とステ ツ プ 945 に進んで S0X 処理フラグがセ ッ ト される c S0X 処理フ ラグが セ ッ 卜 される とステ 'ンプ 941 からステ ツプ 946 に進んで切換弁 27が バイ パス開位置に切換えられる。 即ち、 Ws > Wkであって T > Toのと きには S0X 吸収剤 18から或る程度の量の SOx. が放出されるので放出 された SOx をバイバス通路 24内に送り込むために切換弁 27がバイ バ ス開位置とされる。 次いでステ ッ プ 947 では SOx 量 Wsが下限値 MIN よ り も小さ く なつたか否かが判別される c Ws < MI になる とステ フ。 948 に進んで S0X 処理フラグがリ セ ッ ト される。 S0X 処理フ ラ グ 力くリ セ ッ 卜 されると次の処理サイ クルではステ ッ プ 941 からステ ツ プ 942 に進み、 このとき Ws≤Wkである と判別されるのでステ ップ 944 に進んで切換弁 27がバイパス閉位置に切換え られる c
一方、 K 1.0 の状態から K ぐ 0 の状態に運転状態が変化した とき に S0X 処理フ うグがセ ッ ト されている場合にはス子 ッ プ 910 か らステ ツプ 911 に進んで S0X 処理フ ラ グがリ セ ッ ト される。 次いで スチ ッ プ 912 において切換弁 27がバィ パス閉位置に切換え られる
図 40は燃料噴射時間 TAL' の算出ルーチ ンを示しており、 このル一 チ ンは図 36に示すルーチ ン と全 く 同じである。
即ち図 40を参照する とまず初めにステ ッ プ 950 において図 25に示 す機閔運転状態に応じて定まる補正係数 Kが算出される。 次いでス テ ッフ' 95] では図 2 に示すマ ップから基本燃料噴射時間 TPが算出さ れる。 次いでステ ツプ 952 では ΝΟχ 放出フラグがセ ッ 卜 されている か否かが判別され、 Ν0Χ 放出フラグがセ ッ ト されていないときには ステ ツフ。953 に進んで S0X , N0X 放出フラグがセ ッ 卜 されている力、 否かが判別される。 SOx , ΝΟχ 放出フラグがセ ッ ト されていないと きにはステ ッ プ 954 に進んで補正係数 Κが Ktとされ、 次いでステ ツ プ 955 では基本燃料噴射時間 TPに Ktを乗算する こ とによつて燃料噴 射時間 TAし ι( = ΤΡ · Kt) が算出される。 従って N0X 放出フ ラグおよび S0X , O, 放出フラグがセ ッ トされていないときには燃焼室 3 内に 供給される混合気の空燃比は捕正係数 Kにより定まる空燃比となる。
これに対して NO x 放出フラグがセ ッ トされる とステ ツフ。 955 にジ ヤ ンプし、 また SOx > N0X 放出フラグがセ ッ ト される とステ ツプ 955 に進む。 O, 放出フ ラ グがセ ッ ト される と図 39 Aから 39 Eに示すル' —チンにおいて Kt = KKl (KKl > 0)とされるので燃焼室 3 内に供給 される混合気はリ ツチとされ、 また SOx , N0X 放出フ ラグがセ ッ ト される と図 39 Aから 39 Eに示すル一チ ンにおいて Kt = KK1 (KK1 > 1.0) 又は K t = M2 (KK2 >】.0)とされるので燃焼室 3 内に供給される混合 気はリ ツチとされる。