JP2000003055A - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
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- JP2000003055A JP2000003055A JP16534598A JP16534598A JP2000003055A JP 2000003055 A JP2000003055 A JP 2000003055A JP 16534598 A JP16534598 A JP 16534598A JP 16534598 A JP16534598 A JP 16534598A JP 2000003055 A JP2000003055 A JP 2000003055A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 クリーニング不良を防止し、表面層のムラ削
れや現像剤の融着、画像流れを防止する電子写真装置を
提供する。 【解決手段】 現像剤の平均粒径が5〜8μmの現像剤
を反発弾性が10%以上50%以下の弾性ゴムブレード
でスクレープクリーニングする構成を有する電子写真装
置において、A4版の複写工程を転写紙に行った後の摩
耗量が1オングストローム/1万枚以上100オングス
トローム/1万枚以下でありかつダイナミック硬度が1
00〜950の範囲であってさらに、炭素含有量が5%
〜90%である非晶質炭素化珪素膜を表面層104に設
けた光受容部材を用いた構成であることを特徴とする。
れや現像剤の融着、画像流れを防止する電子写真装置を
提供する。 【解決手段】 現像剤の平均粒径が5〜8μmの現像剤
を反発弾性が10%以上50%以下の弾性ゴムブレード
でスクレープクリーニングする構成を有する電子写真装
置において、A4版の複写工程を転写紙に行った後の摩
耗量が1オングストローム/1万枚以上100オングス
トローム/1万枚以下でありかつダイナミック硬度が1
00〜950の範囲であってさらに、炭素含有量が5%
〜90%である非晶質炭素化珪素膜を表面層104に設
けた光受容部材を用いた構成であることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリーニングブレ
ードによるスクレープクリーニングを行う電子写真装置
に関し、さらに詳しくは、クリーニングローラー等の光
受容部材表面の摺擦手段を設けずとも、光受容部材の表
面がムラ削れすることなく均一に削れ、かつ光受容部材
の加温手段を設けずとも如何なる環境下においても画像
ボケ、画像流れが発生することなく長期間の使用におい
ても高品質な画像を提供することが可能な光受容部材を
用いた電子写真装置に関する。
ードによるスクレープクリーニングを行う電子写真装置
に関し、さらに詳しくは、クリーニングローラー等の光
受容部材表面の摺擦手段を設けずとも、光受容部材の表
面がムラ削れすることなく均一に削れ、かつ光受容部材
の加温手段を設けずとも如何なる環境下においても画像
ボケ、画像流れが発生することなく長期間の使用におい
ても高品質な画像を提供することが可能な光受容部材を
用いた電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法としては、米国特許第
2297692号明細書、特公昭42−23910号公
報及び特公昭43−24748号公報に記載されている
ごとく、多数の方法が知られている。一般には光受容部
材を利用し、種々の手段により光受容部材上に電気的潜
像を形成し、次いで該潜像を現像剤を用いて現像し、必
要に応じて紙等の転写材に現像剤画像を電気的に転写し
た後に、加熱、加圧、加熱加圧あるいは、溶剤蒸気等に
より定着し複写物を得るものである。
2297692号明細書、特公昭42−23910号公
報及び特公昭43−24748号公報に記載されている
ごとく、多数の方法が知られている。一般には光受容部
材を利用し、種々の手段により光受容部材上に電気的潜
像を形成し、次いで該潜像を現像剤を用いて現像し、必
要に応じて紙等の転写材に現像剤画像を電気的に転写し
た後に、加熱、加圧、加熱加圧あるいは、溶剤蒸気等に
より定着し複写物を得るものである。
【0003】上記工程において、転写材へ現像剤画像を
転写した後でも光受容部材表面には残留現像剤が残るた
め、これを除去する手段としてクリーニングブレードを
当接し、該未転写現像剤を系外に排出していた。
転写した後でも光受容部材表面には残留現像剤が残るた
め、これを除去する手段としてクリーニングブレードを
当接し、該未転写現像剤を系外に排出していた。
【0004】電子写真感光体に用いる光受容部材の素材
としては、セレン、硫化カドミニウム、酸化亜鉛、アモ
ルファスシリコン(以下、a−Siと記す)等の無機材
料、あるいは有機材料等、各種の材料が提案されてい
る。これらのうちでもa−Siに代表される珪素原子を
主成分として含む非単結晶質堆積膜、例えば水素及び/
またはハロゲン(例えばフッ素、塩素等)を含む(例え
ば水素またはダングリングボンドを補償する)a−Si
等のアモルファス堆積膜は高性能、高耐久、無公害な感
光体として提案され、そのいくつかは実用化されてい
る。特開昭54−86341号公報、USP4,26
5,991号には、光導電層を主としてa−Siで形成
した電子写真感光体の技術が開示されている。また特開
昭60−12554号公報には珪素原子を含有する非晶
質シリコンからなる光導電層の表面に炭素及びハロゲン
原子を含む表面層が開示されており、さらに特開平2−
111962号公報には、a−Si:Hまたは、a−
C:H感光層上に表面保護潤滑層を設けた感光体が開示
されているが、何れも撥水性や耐摩耗性を向上させる技
術であり、電子写真プロセスと表面層の削れ性との関係
に関する記載はない。
としては、セレン、硫化カドミニウム、酸化亜鉛、アモ
ルファスシリコン(以下、a−Siと記す)等の無機材
料、あるいは有機材料等、各種の材料が提案されてい
る。これらのうちでもa−Siに代表される珪素原子を
主成分として含む非単結晶質堆積膜、例えば水素及び/
またはハロゲン(例えばフッ素、塩素等)を含む(例え
ば水素またはダングリングボンドを補償する)a−Si
等のアモルファス堆積膜は高性能、高耐久、無公害な感
光体として提案され、そのいくつかは実用化されてい
る。特開昭54−86341号公報、USP4,26
5,991号には、光導電層を主としてa−Siで形成
した電子写真感光体の技術が開示されている。また特開
昭60−12554号公報には珪素原子を含有する非晶
質シリコンからなる光導電層の表面に炭素及びハロゲン
原子を含む表面層が開示されており、さらに特開平2−
111962号公報には、a−Si:Hまたは、a−
C:H感光層上に表面保護潤滑層を設けた感光体が開示
されているが、何れも撥水性や耐摩耗性を向上させる技
術であり、電子写真プロセスと表面層の削れ性との関係
に関する記載はない。
【0005】a−Siに代表されるa−Si系感光体
は、半導体レーザー(770nm〜800nm)等の長
波長光に高い感度を示し、しかも繰り返し使用による劣
化もほとんど認められない等の優れた点を有するので、
例えば高速複写機やLBP(レーザービームプリンタ
ー)等の電子写真用感光体として広く使用されている。
は、半導体レーザー(770nm〜800nm)等の長
波長光に高い感度を示し、しかも繰り返し使用による劣
化もほとんど認められない等の優れた点を有するので、
例えば高速複写機やLBP(レーザービームプリンタ
ー)等の電子写真用感光体として広く使用されている。
【0006】シリコン系非単結晶堆積膜の形成法として
は、スパッタリング法、熱により原料ガスを分解する方
法(熱CVD法)、光により原料ガスを分解する方法
(光CVD法)、プラズマにより原料ガスを分解する方
法(プラズマCVD法)等、多数の方法が知られてい
る。中でもプラズマCVD法、すなわち原料ガスを直流
または高周波、(RF、VHF)または、マイクロ波を
利用して発生させたグロー放電等によって分解し、ガラ
ス、石英、耐熱性合成樹脂フィルム、ステンレス、アル
ミニウム等の所望の基体上に堆積膜を形成する方法は、
電子写真用アモルファスシリコン堆積膜の形成方法等に
とどまらず、他の用途の堆積膜の形成方法を含め、現在
実用化が非常に進んでおり、そのための装置も各種提案
されている。
は、スパッタリング法、熱により原料ガスを分解する方
法(熱CVD法)、光により原料ガスを分解する方法
(光CVD法)、プラズマにより原料ガスを分解する方
法(プラズマCVD法)等、多数の方法が知られてい
る。中でもプラズマCVD法、すなわち原料ガスを直流
または高周波、(RF、VHF)または、マイクロ波を
利用して発生させたグロー放電等によって分解し、ガラ
ス、石英、耐熱性合成樹脂フィルム、ステンレス、アル
ミニウム等の所望の基体上に堆積膜を形成する方法は、
電子写真用アモルファスシリコン堆積膜の形成方法等に
とどまらず、他の用途の堆積膜の形成方法を含め、現在
実用化が非常に進んでおり、そのための装置も各種提案
されている。
【0007】さらに、電子写真用光受容部材への適用を
鑑みても近年では膜質及び処理能力の向上に対する要望
が強くなっており様々な工夫も検討されている。
鑑みても近年では膜質及び処理能力の向上に対する要望
が強くなっており様々な工夫も検討されている。
【0008】特に高周波電力を用いたプラズマプロセス
は、放電の安定性が高く酸化膜や窒化膜等の絶縁性材料
の形成にも使用できる等様々な利点により使用されてい
る。
は、放電の安定性が高く酸化膜や窒化膜等の絶縁性材料
の形成にも使用できる等様々な利点により使用されてい
る。
【0009】光受容部材としては、高速に対応した電子
写真特性の向上が要求されると共に、より精彩な画質を
要求される昨今においては、光受容部材特性の改善はも
とより、現像剤の小粒径化が進められ、コールターカウ
ンター等による重量平均粒径が5〜8μmであるものが
多く使われている。
写真特性の向上が要求されると共に、より精彩な画質を
要求される昨今においては、光受容部材特性の改善はも
とより、現像剤の小粒径化が進められ、コールターカウ
ンター等による重量平均粒径が5〜8μmであるものが
多く使われている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】a−Si系光受容部材
は、表面硬度が他の感光体に比べて極めて高いため、ク
リーニング手段としてクリーニング能力の高い、ブレー
ド式クリーニング方式が広く用いられている。
は、表面硬度が他の感光体に比べて極めて高いため、ク
リーニング手段としてクリーニング能力の高い、ブレー
ド式クリーニング方式が広く用いられている。
【0011】しかし、このようなブレード式クリーニン
グ方式においては、a−Si系光受容部材表面の突起部
により、長期間の複写工程の繰り返しによりブレードの
エッジ面が破損し、画像上に黒スジ状のクリーニング不
良が発生する場合があった。
グ方式においては、a−Si系光受容部材表面の突起部
により、長期間の複写工程の繰り返しによりブレードの
エッジ面が破損し、画像上に黒スジ状のクリーニング不
良が発生する場合があった。
【0012】上記a−Si系光受容部材の表面に発生す
る突起物の原因を観察した結果、ブレード破損部に対応
する光受容部材表面に、円形の形状をした突起(以後、
球状突起と記す)が認められた。この球状突起部の堆積
膜を基体ごと切り取り断面を顕微鏡で観察したところ基
体近傍、あるいは堆積膜の途中に、数μm〜数十μmの
大きさの異物があり、この異物を核として表面に向かい
柱状または、逆円錐状の異常成長が始まっていることが
判明した。この球状突起の凸部の高さは球状突起の核と
なる異物の大きさによって異なるが一般的には1〜30
μmである。
る突起物の原因を観察した結果、ブレード破損部に対応
する光受容部材表面に、円形の形状をした突起(以後、
球状突起と記す)が認められた。この球状突起部の堆積
膜を基体ごと切り取り断面を顕微鏡で観察したところ基
体近傍、あるいは堆積膜の途中に、数μm〜数十μmの
大きさの異物があり、この異物を核として表面に向かい
柱状または、逆円錐状の異常成長が始まっていることが
判明した。この球状突起の凸部の高さは球状突起の核と
なる異物の大きさによって異なるが一般的には1〜30
μmである。
【0013】この球状突起の表面を高硬度な膜で覆うこ
とによりブレードクリーニングを行った場合、表面が硬
いことによって、突起部分が割れ欠落して凹みが発生す
る場合があった。
とによりブレードクリーニングを行った場合、表面が硬
いことによって、突起部分が割れ欠落して凹みが発生す
る場合があった。
【0014】従来、球状突起の頭部のみを研磨するた
め、10〜20μmの結晶炭化珪素粉をコーティングし
た研磨テープを圧接ローラーにより光受容部材表面に圧
接し球状突起頭部の高さが約5μm程度になるまで研磨
を行っていた。
め、10〜20μmの結晶炭化珪素粉をコーティングし
た研磨テープを圧接ローラーにより光受容部材表面に圧
接し球状突起頭部の高さが約5μm程度になるまで研磨
を行っていた。
【0015】しかし、球状突起の頭部は脆く欠落する場
合がある。球状突起の頭部が欠落した場合、欠落した球
状突起の破片で光受容部材表面を傷付けてしまう場合が
ある。光受容部材表面が傷付くと、傷付いた部分は電荷
が保持できずに画像上、白スジ状の画像欠陥として現れ
る場合がある。
合がある。球状突起の頭部が欠落した場合、欠落した球
状突起の破片で光受容部材表面を傷付けてしまう場合が
ある。光受容部材表面が傷付くと、傷付いた部分は電荷
が保持できずに画像上、白スジ状の画像欠陥として現れ
る場合がある。
【0016】前述、研磨手段を用いて球状突起の頭部の
みを研磨するためには、時間及びコスト的に効率的では
ない。そこで上記の研磨手段により球状突起の頭部を研
磨する工程を行わずに、電子写真層に用いても長期にわ
たって、高品質な画像が提供可能な光受容部材を用いた
電子写真装置が求められていた。
みを研磨するためには、時間及びコスト的に効率的では
ない。そこで上記の研磨手段により球状突起の頭部を研
磨する工程を行わずに、電子写真層に用いても長期にわ
たって、高品質な画像が提供可能な光受容部材を用いた
電子写真装置が求められていた。
【0017】このような状態で複写工程を繰り返し行う
と、コロナ帯電器内で残留現像剤や該残留現像剤に含ま
れる外添剤(チタン酸ストロンチウム、シリカ等)の微
粒子が飛散してコロナ帯電器のワイヤー電極(以後、帯
電器ワイヤーと記す)に付着し、放電ムラの原因となる
場合がある。帯電器ワイヤー汚れによって放電ムラが発
生すると、正現像(光受容部材表面の非露光部を現像す
る方式)においては画像上にスジ状の白抜け部、画像全
面に広がるウロコ状の黒モヤ、周期性なく局部的に発生
する黒点(0.1〜0.3mmφ)等が発生して出力画
像の品質が低下する場合がある。
と、コロナ帯電器内で残留現像剤や該残留現像剤に含ま
れる外添剤(チタン酸ストロンチウム、シリカ等)の微
粒子が飛散してコロナ帯電器のワイヤー電極(以後、帯
電器ワイヤーと記す)に付着し、放電ムラの原因となる
場合がある。帯電器ワイヤー汚れによって放電ムラが発
生すると、正現像(光受容部材表面の非露光部を現像す
る方式)においては画像上にスジ状の白抜け部、画像全
面に広がるウロコ状の黒モヤ、周期性なく局部的に発生
する黒点(0.1〜0.3mmφ)等が発生して出力画
像の品質が低下する場合がある。
【0018】また、帯電器ワイヤー汚れが発生すると、
その汚れ部と光受容部材間で異常放電が誘発され、光受
容部材表面を破壊して画像欠陥を発生させる場合があ
る。
その汚れ部と光受容部材間で異常放電が誘発され、光受
容部材表面を破壊して画像欠陥を発生させる場合があ
る。
【0019】さらに、ブレード式クリーニング方式は原
稿チャートの文字パターンの差によりブレード面に滞留
する現像剤の量に差が生じ受容部材表面層に削れムラが
生ずる場合がある。このような削れムラが発生した場
合、電子写真特性として感度ムラとなり画像に濃度ムラ
として発生する。
稿チャートの文字パターンの差によりブレード面に滞留
する現像剤の量に差が生じ受容部材表面層に削れムラが
生ずる場合がある。このような削れムラが発生した場
合、電子写真特性として感度ムラとなり画像に濃度ムラ
として発生する。
【0020】特に、この現像は現像剤の粒径が小さいほ
ど顕著である。
ど顕著である。
【0021】しかし、近年では画像特性の高画質化が要
求されているのが現状であり、このような状況下におい
て現像剤の小粒径化が進んでいる。この現像剤の小粒径
化は画質面では向上する反面、摺擦力が高くなる傾向が
あり、この摺擦力のアップにより、クリーニングブレー
ドのビビリ等による残留現像剤(トナー)のすり抜けが
生じ、黒スジ状のクリーニング不良が発生する場合があ
る。
求されているのが現状であり、このような状況下におい
て現像剤の小粒径化が進んでいる。この現像剤の小粒径
化は画質面では向上する反面、摺擦力が高くなる傾向が
あり、この摺擦力のアップにより、クリーニングブレー
ドのビビリ等による残留現像剤(トナー)のすり抜けが
生じ、黒スジ状のクリーニング不良が発生する場合があ
る。
【0022】さらに、摩擦抵抗が高いと光受容部材とク
リーニングブレード間で摩擦熱が上昇し、熱定着に用い
られる残留現像剤は、この摩擦熱によって光受容部材の
表面に強固に付着する融着現象が発生する場合がある。
特にこの融着現象は、現像剤の小粒径化に比例して顕著
であり初期の段階では画像には影響しない程度の微小な
ものであるが、繰り返しの使用で微小な融着が核となり
徐々に成長し画像に黒スジ状の画像欠陥となる。
リーニングブレード間で摩擦熱が上昇し、熱定着に用い
られる残留現像剤は、この摩擦熱によって光受容部材の
表面に強固に付着する融着現象が発生する場合がある。
特にこの融着現象は、現像剤の小粒径化に比例して顕著
であり初期の段階では画像には影響しない程度の微小な
ものであるが、繰り返しの使用で微小な融着が核となり
徐々に成長し画像に黒スジ状の画像欠陥となる。
【0023】このような状況の解決方法として、クリー
ニングブレードの押し付け圧力を高くする方法や、光受
容部材表面に付着した現像剤を削り取る力を向上させる
ため、弾性ゴムブレードの硬度を高める等の対策が必要
であるが、ブレードの硬度を高めることは、ブレードの
特性としては、ゴム的状態からガラス状態に近付くた
め、材質としては脆くなりブレードの寿命を短くする方
向であり、これらの方法は光受容部材表面との摩擦力が
上昇する方向であるため、表面層のムラ削れが悪化する
可能性が高い。
ニングブレードの押し付け圧力を高くする方法や、光受
容部材表面に付着した現像剤を削り取る力を向上させる
ため、弾性ゴムブレードの硬度を高める等の対策が必要
であるが、ブレードの硬度を高めることは、ブレードの
特性としては、ゴム的状態からガラス状態に近付くた
め、材質としては脆くなりブレードの寿命を短くする方
向であり、これらの方法は光受容部材表面との摩擦力が
上昇する方向であるため、表面層のムラ削れが悪化する
可能性が高い。
【0024】このようなムラ削れの対策として従来、マ
グネットローラーあるいはウレタンゴムや、シリコンゴ
ム等のクリーニングローラーを設けクリーニングブレー
ドに達する現像剤を均一に分散し、ブレード面の現像剤
の滞留ムラを緩和する手段を設けることが必須であっ
た。
グネットローラーあるいはウレタンゴムや、シリコンゴ
ム等のクリーニングローラーを設けクリーニングブレー
ドに達する現像剤を均一に分散し、ブレード面の現像剤
の滞留ムラを緩和する手段を設けることが必須であっ
た。
【0025】コロナ放電生成物は吸湿性が強く、その吸
着を生じた光受容部材表面は付着コロナ放電生成物の吸
湿による光受容部材表面の低抵抗化で実質的に電荷保持
能力をが全面的にあるいは、部分的に低下して、画像流
れ(光受容部材表面電荷が面方向にリークして静電荷潜
像パターンが崩れるあるいは形成されない)と称される
画像欠陥を生ずる原因となる。
着を生じた光受容部材表面は付着コロナ放電生成物の吸
湿による光受容部材表面の低抵抗化で実質的に電荷保持
能力をが全面的にあるいは、部分的に低下して、画像流
れ(光受容部材表面電荷が面方向にリークして静電荷潜
像パターンが崩れるあるいは形成されない)と称される
画像欠陥を生ずる原因となる。
【0026】この画像流れ現象を防止する対策として前
述、クリーニングローラー等の摺擦手段と併用して、光
受容部材を加温するためのヒーターを設けたり温風送風
装置により温風を光受容部材に送風する等の手段を設
け、光受容部材表面を約30℃〜50℃に加温する手段
を設けていた。この加温手段により相対湿度を低下させ
光受容部材表面に付着しているコロナ放電生成物やコロ
ナ放電生成物が吸着した水分を揮発させることによって
光受容部材表面の実質的な低抵抗化を抑えることが電子
写真装置設計において必須条件であった。
述、クリーニングローラー等の摺擦手段と併用して、光
受容部材を加温するためのヒーターを設けたり温風送風
装置により温風を光受容部材に送風する等の手段を設
け、光受容部材表面を約30℃〜50℃に加温する手段
を設けていた。この加温手段により相対湿度を低下させ
光受容部材表面に付着しているコロナ放電生成物やコロ
ナ放電生成物が吸着した水分を揮発させることによって
光受容部材表面の実質的な低抵抗化を抑えることが電子
写真装置設計において必須条件であった。
【0027】また、コロナ帯電器のシールド板内面に付
着したコロナ放電生成物は電子写真装置の稼働中のみな
らず夜間等の装置の休止中にも揮発遊離し、それが該帯
電器の放電開口に対応した光受容部材表面に付着する。
このコロナ放電生成物が吸湿し光受容部材表面を低抵抗
化させるために、電子写真装置の長期休止後の最稼動時
に出力される一枚目あるいは数枚のコピーに上記の装置
休止中の帯電器開口部領域に対応する光受容部材表面に
帯電器跡流れと称される画像流れが生じ易い。したがっ
て加温手段は夜間、複写工程の休止中といえどもoff
することができなかった。
着したコロナ放電生成物は電子写真装置の稼働中のみな
らず夜間等の装置の休止中にも揮発遊離し、それが該帯
電器の放電開口に対応した光受容部材表面に付着する。
このコロナ放電生成物が吸湿し光受容部材表面を低抵抗
化させるために、電子写真装置の長期休止後の最稼動時
に出力される一枚目あるいは数枚のコピーに上記の装置
休止中の帯電器開口部領域に対応する光受容部材表面に
帯電器跡流れと称される画像流れが生じ易い。したがっ
て加温手段は夜間、複写工程の休止中といえどもoff
することができなかった。
【0028】この加温手段の問題点として、電子写真装
置の小型化及び低コスト化に伴い光受容部材の小径化及
び光受容部材の導電性基体の薄肉化を行った場合、回転
円筒状現像剤担持体の回転周期で部分的に画像濃度に濃
い部分と薄い部分の画像濃度ムラが発生する場合があ
る。この原因は装置の休止中に該光受容部材の熱によ
り、該回転円筒状現像剤担持体が膨張し該光受容部材対
向部との距離が短くなり、現像剤が通常よりも転移し易
くなるためである。
置の小型化及び低コスト化に伴い光受容部材の小径化及
び光受容部材の導電性基体の薄肉化を行った場合、回転
円筒状現像剤担持体の回転周期で部分的に画像濃度に濃
い部分と薄い部分の画像濃度ムラが発生する場合があ
る。この原因は装置の休止中に該光受容部材の熱によ
り、該回転円筒状現像剤担持体が膨張し該光受容部材対
向部との距離が短くなり、現像剤が通常よりも転移し易
くなるためである。
【0029】近年、複写機やプリンターのパーソナルユ
ース化に伴い小型化・低コスト・メンテナンスフリーが
重要な課題である。
ース化に伴い小型化・低コスト・メンテナンスフリーが
重要な課題である。
【0030】前述、クリーニングローラー及び、光受容
部材の加温手段を設けることは電子写真装置の小型化・
低コスト化、メンテナンスフリーに対して非常に困難な
状況であり、電子写真装置の設計段階において克服すべ
き重要な課題である。また、省エネルギー、エコロジー
といった観点からも、光受容部材を直接加温する手段を
設けない設計が望ましい。
部材の加温手段を設けることは電子写真装置の小型化・
低コスト化、メンテナンスフリーに対して非常に困難な
状況であり、電子写真装置の設計段階において克服すべ
き重要な課題である。また、省エネルギー、エコロジー
といった観点からも、光受容部材を直接加温する手段を
設けない設計が望ましい。
【0031】また、画像流れの問題に加え、近年の複写
画像に対する要求の高まりから、高画質を安定して供給
する技術が切望されている。複写機の用途が文字中心の
複写原稿から写真等の画像に移り、市場のニーズとして
ハーフトーンを多用する複写原稿が増えてきたため、濃
度の安定性に関して、以前にまして厳しい基準が要求さ
れるようになってきた。
画像に対する要求の高まりから、高画質を安定して供給
する技術が切望されている。複写機の用途が文字中心の
複写原稿から写真等の画像に移り、市場のニーズとして
ハーフトーンを多用する複写原稿が増えてきたため、濃
度の安定性に関して、以前にまして厳しい基準が要求さ
れるようになってきた。
【0032】このような状況下において、加温手段を設
けずに画像流れが発生しない光受容部材及び、如何なる
電子写真プロセス条件においても、ムラ削れが発生せず
濃度ムラのない高画質を安定して供給することが可能な
電子写真装置が求められている。
けずに画像流れが発生しない光受容部材及び、如何なる
電子写真プロセス条件においても、ムラ削れが発生せず
濃度ムラのない高画質を安定して供給することが可能な
電子写真装置が求められている。
【0033】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されてものであり、その目的とするところは、光受容部
材表面に1〜50μmの高さの球状突起が存在しても、
ブレードエッジ部分の破損を抑えることを目的とする。
さらにクリンーニング不良によって発生するトナーの飛
散、リークポチを防止することにある。
されてものであり、その目的とするところは、光受容部
材表面に1〜50μmの高さの球状突起が存在しても、
ブレードエッジ部分の破損を抑えることを目的とする。
さらにクリンーニング不良によって発生するトナーの飛
散、リークポチを防止することにある。
【0034】また、もう一つの目的としては、小粒径の
現像剤で現像を行いかつ、クリーニングローラー等の摺
擦手段を設けないクリーニング方法を用いた電子写真プ
ロセスにおいても本発明の光受容部材を用いることによ
って、現像剤の飛散を防止し帯電器ワイヤー汚れやクリ
ーニング不良、融着が発生しない電子写真装置を提供す
ることにある。さらには、光受容部材の加温手段や、光
受容部材の表面摺擦手段を設けずとも高湿環境下での画
像流れといった画像欠陥が発生しない電子写真装置を提
供することにより電子写真装置設計のラチチュードを大
幅に広げることにある。
現像剤で現像を行いかつ、クリーニングローラー等の摺
擦手段を設けないクリーニング方法を用いた電子写真プ
ロセスにおいても本発明の光受容部材を用いることによ
って、現像剤の飛散を防止し帯電器ワイヤー汚れやクリ
ーニング不良、融着が発生しない電子写真装置を提供す
ることにある。さらには、光受容部材の加温手段や、光
受容部材の表面摺擦手段を設けずとも高湿環境下での画
像流れといった画像欠陥が発生しない電子写真装置を提
供することにより電子写真装置設計のラチチュードを大
幅に広げることにある。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、電子写真
プロセスと光受容部材の表面層の摩耗量との関係に着目
し、ムラ削れに厳しい電子写真プロセスにおける光受容
部材表面の摩耗性を向上させることを試みた。その結
果、本発明の電子写真プロセス及び本発明のa−Si
C:H膜を光受容部材の表面層に用いた光受容部材の組
み合わせにより、ブレードによって、光受容部材の表面
層が削られる場合、球状突起の凸部は、平滑な正常部よ
りも圧接圧が高くなり、選択的に削られるため、球状突
起部の表面層が削られ、直ちに光導電層に達する。光導
電層の削れ量は、一般的に1μm/1万枚であり、ブレ
ードに対するダメージが軽減され、ブレードの破損によ
るクリーニング不良の発生を減少させることが可能であ
ることを見出した。
プロセスと光受容部材の表面層の摩耗量との関係に着目
し、ムラ削れに厳しい電子写真プロセスにおける光受容
部材表面の摩耗性を向上させることを試みた。その結
果、本発明の電子写真プロセス及び本発明のa−Si
C:H膜を光受容部材の表面層に用いた光受容部材の組
み合わせにより、ブレードによって、光受容部材の表面
層が削られる場合、球状突起の凸部は、平滑な正常部よ
りも圧接圧が高くなり、選択的に削られるため、球状突
起部の表面層が削られ、直ちに光導電層に達する。光導
電層の削れ量は、一般的に1μm/1万枚であり、ブレ
ードに対するダメージが軽減され、ブレードの破損によ
るクリーニング不良の発生を減少させることが可能であ
ることを見出した。
【0036】さらに、ムラ削れに厳しい電子写真装置構
成でもムラ削れせず、クリーニング不良や、融着が発生
しない。また、如何なる環境条件においても光受容部材
の加温手段を設けずとも画像流れが発生しないことを見
出した。
成でもムラ削れせず、クリーニング不良や、融着が発生
しない。また、如何なる環境条件においても光受容部材
の加温手段を設けずとも画像流れが発生しないことを見
出した。
【0037】本発明は、光受容部材に対して、帯電、露
光、現像、転写、クリーニングを順次繰り返す電子写真
装置において、平均粒径5〜8μmの現像剤を該光受容
部材に現像、転写材へ転写し、現像剤が転写された後の
光受容部材表面を反発弾性10%以上50%以下の弾性
ゴムブレートでスクレープクリーニングする電子写真装
置でA4版の複写工程を転写紙に行った後の摩耗量が1
オングストローム/1万枚以上100オングストローム
/1万枚以下である、非単結晶質炭素化珪素膜で表面層
を構成した光受容部材を用いることを特徴とする電子写
真装置を提案するものであり、 前記、帯電、露光、現
像、転写、クリーニングを順次繰り返す電子写真装置に
おいて、クリーニングローラーによる摺擦クリーニング
手段を設けずかつ、光受容部材を直接加温する手段を設
けない構成であること、前記光受容部材が導電性基体上
にシリコン原子を母体とする非単結晶材料で構成された
光導電層及び非単結晶材料で構成された表面層からなる
光受容部材であること、前記、表面層のダイナミック硬
度が100〜950であること、前記、非単結晶質炭化
珪素膜の炭素量(C/Si+C)が5%〜90%である
こと、前記表面層が、少なくともシラン系及び、炭化水
素系のガスを1〜450MHzの高周波を用いたプラズ
マCVD法によって分解することによって堆積成膜する
こと、前記、光受容部材が、電荷注入阻止層、光導電
層、表面層の3層で構成されていること、前記、光受容
部材が、電荷輸送層、電荷発生層、表面層の3層で構成
されていることを含む。
光、現像、転写、クリーニングを順次繰り返す電子写真
装置において、平均粒径5〜8μmの現像剤を該光受容
部材に現像、転写材へ転写し、現像剤が転写された後の
光受容部材表面を反発弾性10%以上50%以下の弾性
ゴムブレートでスクレープクリーニングする電子写真装
置でA4版の複写工程を転写紙に行った後の摩耗量が1
オングストローム/1万枚以上100オングストローム
/1万枚以下である、非単結晶質炭素化珪素膜で表面層
を構成した光受容部材を用いることを特徴とする電子写
真装置を提案するものであり、 前記、帯電、露光、現
像、転写、クリーニングを順次繰り返す電子写真装置に
おいて、クリーニングローラーによる摺擦クリーニング
手段を設けずかつ、光受容部材を直接加温する手段を設
けない構成であること、前記光受容部材が導電性基体上
にシリコン原子を母体とする非単結晶材料で構成された
光導電層及び非単結晶材料で構成された表面層からなる
光受容部材であること、前記、表面層のダイナミック硬
度が100〜950であること、前記、非単結晶質炭化
珪素膜の炭素量(C/Si+C)が5%〜90%である
こと、前記表面層が、少なくともシラン系及び、炭化水
素系のガスを1〜450MHzの高周波を用いたプラズ
マCVD法によって分解することによって堆積成膜する
こと、前記、光受容部材が、電荷注入阻止層、光導電
層、表面層の3層で構成されていること、前記、光受容
部材が、電荷輸送層、電荷発生層、表面層の3層で構成
されていることを含む。
【0038】本発明の電子写真装置に用いるクリーニン
グブレードの反発弾性は10%以上50%以下が好適で
あり、ブレードの反発弾性が10%より低いとブレード
の特性としては、ゴム的状態からガラス状態に近付くた
め、材質としては脆くなりブレードの寿命を短くする方
向でありまた、クリーナーブレードの反発弾性が50%
を超えると、ブレードにビビリが発生しクリーニング性
が低下したり、ブレードが捲かれてしまい光受容部材表
面にダメージを与えてしまう等の問題が発生する場合が
ある。
グブレードの反発弾性は10%以上50%以下が好適で
あり、ブレードの反発弾性が10%より低いとブレード
の特性としては、ゴム的状態からガラス状態に近付くた
め、材質としては脆くなりブレードの寿命を短くする方
向でありまた、クリーナーブレードの反発弾性が50%
を超えると、ブレードにビビリが発生しクリーニング性
が低下したり、ブレードが捲かれてしまい光受容部材表
面にダメージを与えてしまう等の問題が発生する場合が
ある。
【0039】一方クリーニング性を向上するために、特
開昭54−143149に記載されているような溝付き
ブレードや、特開昭57−124777に記載されてい
るような突起付きブレード等が考案されているが、小粒
径の現像剤を使用し、クリーニングローラー等の摺擦手
段を設けずさらに、光受容部材の加温手段を設けない電
子写真装置と非晶質炭素化珪素膜を表面層に設けた光受
容部材表面の摩耗量との関係に関する記載はなされてい
ない。
開昭54−143149に記載されているような溝付き
ブレードや、特開昭57−124777に記載されてい
るような突起付きブレード等が考案されているが、小粒
径の現像剤を使用し、クリーニングローラー等の摺擦手
段を設けずさらに、光受容部材の加温手段を設けない電
子写真装置と非晶質炭素化珪素膜を表面層に設けた光受
容部材表面の摩耗量との関係に関する記載はなされてい
ない。
【0040】本発明においては、光受容部材に用いるa
−SiC:H表面層のダイナミック硬度は100〜95
0でありダイナミック硬度が100より小さい値になる
と機械的硬度が損なわれ、ダイナミック硬度の値が95
0より大きくなると表面層の摩耗量が減少するため、表
面層が削れにくくなりコロナ放電生成物を削り取る効果
が低減し画像流れが発生する場合がある。また、表面層
の膜中に含まれる炭素量はC/(Si+C)で5%〜9
0%、好適には45%〜80%が適している。炭素量が
5%以下だと感度的に電子写真装置に適さない場合があ
る。また90%を超えると膜の緻密化が損なわれ、機械
的強度が損なわれる。
−SiC:H表面層のダイナミック硬度は100〜95
0でありダイナミック硬度が100より小さい値になる
と機械的硬度が損なわれ、ダイナミック硬度の値が95
0より大きくなると表面層の摩耗量が減少するため、表
面層が削れにくくなりコロナ放電生成物を削り取る効果
が低減し画像流れが発生する場合がある。また、表面層
の膜中に含まれる炭素量はC/(Si+C)で5%〜9
0%、好適には45%〜80%が適している。炭素量が
5%以下だと感度的に電子写真装置に適さない場合があ
る。また90%を超えると膜の緻密化が損なわれ、機械
的強度が損なわれる。
【0041】上記、炭素量及びダイナミック硬度の範囲
おいて、該表面層はA4版の複写工程を転写紙に行った
後の摩耗量が1オングストローム/1万枚以上100オ
ングストローム/1万枚以下の範囲を選択することによ
り摩擦によるブレードのビビリが少なく、ブレード面の
部分的なストレスが抑えられるため、現像剤の部分的な
滞留が緩和される。その結果、ムラ削れせず均一に表面
層が摩耗することにより、クリーニング性に優れ、トナ
ーの飛散がなく、ワイヤー汚れ及び、削れの効果により
融着を防止することが可能であることを見出した。ま
た、表面層が均一に摩耗することにより、光受容部材表
面に付着したコロナ放電生成物が効率よくムラなく削り
取られるため、光受容部材を加温する手段及び、光受容
部材表面を摺擦する手段を設けずとも、如何なる環境条
件下においても画像流れが発生しないことを見出したも
のである。
おいて、該表面層はA4版の複写工程を転写紙に行った
後の摩耗量が1オングストローム/1万枚以上100オ
ングストローム/1万枚以下の範囲を選択することによ
り摩擦によるブレードのビビリが少なく、ブレード面の
部分的なストレスが抑えられるため、現像剤の部分的な
滞留が緩和される。その結果、ムラ削れせず均一に表面
層が摩耗することにより、クリーニング性に優れ、トナ
ーの飛散がなく、ワイヤー汚れ及び、削れの効果により
融着を防止することが可能であることを見出した。ま
た、表面層が均一に摩耗することにより、光受容部材表
面に付着したコロナ放電生成物が効率よくムラなく削り
取られるため、光受容部材を加温する手段及び、光受容
部材表面を摺擦する手段を設けずとも、如何なる環境条
件下においても画像流れが発生しないことを見出したも
のである。
【0042】本発明に用いる光受容部材の表面層の摩耗
量が、100オングストローム/1万枚より大きい値に
なると機械的強度が損なわれる場合があり、1オングス
トローム/1万枚より小さい値になると表面層が摩耗し
にくくなりコロナ放電生成物を削り取る効果が低減し画
像流れが発生する場合がある。
量が、100オングストローム/1万枚より大きい値に
なると機械的強度が損なわれる場合があり、1オングス
トローム/1万枚より小さい値になると表面層が摩耗し
にくくなりコロナ放電生成物を削り取る効果が低減し画
像流れが発生する場合がある。
【0043】さらに本発明の光受容部材に用いる表面層
の膜厚としては表面層の摩耗量と電子写真装置の寿命と
の関係から最適な膜厚が決定できるが、一般的には0.
01μm〜10μm、好適には0.1μm〜1μmの範
囲が望ましい。表面層の膜厚が0.01μm以下だと機
械的強度が損なわれ、10μm以上になると残留電位が
高くなる場合がある。
の膜厚としては表面層の摩耗量と電子写真装置の寿命と
の関係から最適な膜厚が決定できるが、一般的には0.
01μm〜10μm、好適には0.1μm〜1μmの範
囲が望ましい。表面層の膜厚が0.01μm以下だと機
械的強度が損なわれ、10μm以上になると残留電位が
高くなる場合がある。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。
細に説明する。
【0045】図1の(A)及び(B)は本発明による光
受容部材の模式的な断面図の一例であり図1において
(A)は光導電層が機能分離されていない単一層からな
る単層型光受容部材である。また、(B)は光導電層が
電荷発生層と電荷輸送層とに分離された機能分離型光受
容部材である。
受容部材の模式的な断面図の一例であり図1において
(A)は光導電層が機能分離されていない単一層からな
る単層型光受容部材である。また、(B)は光導電層が
電荷発生層と電荷輸送層とに分離された機能分離型光受
容部材である。
【0046】図1(A)に示すa−Si系光受容部材は
アルミニウム等の導電性基体101と、導電性基体10
1の表面に順次積層された電荷注入阻止層102と光導
電層103及び表面層104からなる。ここで、電荷注
入阻止層102は導電性基体101から光導電層103
への電荷の注入を阻止するものであり、必要に応じて設
けられる。また、光導電層103は少なくともシリコン
原子を含む非晶質材料で構成され、光導電性を示すもの
である。さらに表面層104は少なくともシリコン原子
及び、炭素原子と水素原子を含む非晶質材料で構成さ
れ、電子写真装置における顕像を保持する能力をもつも
のである。
アルミニウム等の導電性基体101と、導電性基体10
1の表面に順次積層された電荷注入阻止層102と光導
電層103及び表面層104からなる。ここで、電荷注
入阻止層102は導電性基体101から光導電層103
への電荷の注入を阻止するものであり、必要に応じて設
けられる。また、光導電層103は少なくともシリコン
原子を含む非晶質材料で構成され、光導電性を示すもの
である。さらに表面層104は少なくともシリコン原子
及び、炭素原子と水素原子を含む非晶質材料で構成さ
れ、電子写真装置における顕像を保持する能力をもつも
のである。
【0047】以下では、電荷注入阻止層102の有無に
より効果が異なる場合を除いては、電荷注入阻止層10
2はあるものとして説明する。
より効果が異なる場合を除いては、電荷注入阻止層10
2はあるものとして説明する。
【0048】図1(B)に示すa−Si系光受容部材
は、光導電層103が少なくともシリコン原子と炭素原
子を含む非晶質材料で構成された電荷輸送層106と、
少なくともシリコン原子を含む非晶質材料で構成された
電荷発生層105が順次積層された構成の機能分離型と
した光受容部材である。この光受容部材に光照射すると
主として電荷発生層105で生成されたキャリアーが電
荷輸送層106を通過して導電性基体101に至る。
は、光導電層103が少なくともシリコン原子と炭素原
子を含む非晶質材料で構成された電荷輸送層106と、
少なくともシリコン原子を含む非晶質材料で構成された
電荷発生層105が順次積層された構成の機能分離型と
した光受容部材である。この光受容部材に光照射すると
主として電荷発生層105で生成されたキャリアーが電
荷輸送層106を通過して導電性基体101に至る。
【0049】なお、表面層104の成膜ガスとしては、
SiH4 ,Si2 H6 ,Si3 H8,Si4 H10等の水
素化珪素及びCH4 ,C2 H6 ,C3 H8 ,C4 H10等
のガス、及びガス化し得る炭化水素が有効に使用される
ものとして挙げられる。また、これらの炭素供給用の原
料ガスを必要に応じてH2 ,He,Ar,Ne等のガス
により希釈して使用してもよい。
SiH4 ,Si2 H6 ,Si3 H8,Si4 H10等の水
素化珪素及びCH4 ,C2 H6 ,C3 H8 ,C4 H10等
のガス、及びガス化し得る炭化水素が有効に使用される
ものとして挙げられる。また、これらの炭素供給用の原
料ガスを必要に応じてH2 ,He,Ar,Ne等のガス
により希釈して使用してもよい。
【0050】図2は、プラズマCVD法による光受容部
材の一般的堆積装置の一例を模式的に示した図である。
材の一般的堆積装置の一例を模式的に示した図である。
【0051】この装置は大別すると、堆積装置210
0、原料ガスの供給装置2200、反応容器2110内
を減圧するための排気装置(図示せず)から構成されて
いる。堆積装置2100中の反応容器2110内にはア
ースに接続された円筒状被成膜基体2112、円筒状被
成膜基体の加熱用ヒーター2113、原料ガス導入管2
114が設置され、さらに高周波マッチングボックス2
115を介して高周波電源2120が接続されている。
0、原料ガスの供給装置2200、反応容器2110内
を減圧するための排気装置(図示せず)から構成されて
いる。堆積装置2100中の反応容器2110内にはア
ースに接続された円筒状被成膜基体2112、円筒状被
成膜基体の加熱用ヒーター2113、原料ガス導入管2
114が設置され、さらに高周波マッチングボックス2
115を介して高周波電源2120が接続されている。
【0052】原料ガス供給装置2200は、SiH4 ,
H2 ,CH4 ,NO,B2 H6 ,CF4 等の原料ガスボ
ンベ2221〜2226とバルブ2231〜2236,
2241〜2246,2251〜2256及びマスフロ
ーコントローラー2211〜2216から構成され、各
構成ガスのボンベはバルブ2260を介して反応容器2
110内のガス導入管2114に接続されている。
H2 ,CH4 ,NO,B2 H6 ,CF4 等の原料ガスボ
ンベ2221〜2226とバルブ2231〜2236,
2241〜2246,2251〜2256及びマスフロ
ーコントローラー2211〜2216から構成され、各
構成ガスのボンベはバルブ2260を介して反応容器2
110内のガス導入管2114に接続されている。
【0053】円筒状被成膜基体2112は導電性受け台
2123の上に設置されることによってアースに接続さ
れる。
2123の上に設置されることによってアースに接続さ
れる。
【0054】以下、図2の装置を用いた、光受容部材の
形成方法の手順の一例について説明する。
形成方法の手順の一例について説明する。
【0055】反応容器2110内に円筒状被成膜基体2
112を設置し、不図示の排気装置(例えば真空ポン
プ)により反応容器2110内を排気する。続いて円筒
状被成膜基体加熱用ヒーター2113により円筒状被成
膜基体2112の温度を20℃〜500℃の所望の温度
に制御する。次いで、光受容部材形成用の原料ガスを反
応容器2110内に流入させるにはガスボンベのバルブ
2231〜2236、反応容器のリークバルブ2117
が閉じられていること確認しまた、流入バルブ2241
〜2246、流出バルブ2251〜2256、補助バル
ブ2260が開かれていることを確認し、メインバルブ
2118を開いて反応容器2110及びガス供給配管2
116を排気する。
112を設置し、不図示の排気装置(例えば真空ポン
プ)により反応容器2110内を排気する。続いて円筒
状被成膜基体加熱用ヒーター2113により円筒状被成
膜基体2112の温度を20℃〜500℃の所望の温度
に制御する。次いで、光受容部材形成用の原料ガスを反
応容器2110内に流入させるにはガスボンベのバルブ
2231〜2236、反応容器のリークバルブ2117
が閉じられていること確認しまた、流入バルブ2241
〜2246、流出バルブ2251〜2256、補助バル
ブ2260が開かれていることを確認し、メインバルブ
2118を開いて反応容器2110及びガス供給配管2
116を排気する。
【0056】その後、真空計2119の読みが0.7P
aになった時点で補助バルブ2260、流出バルブ22
51〜2256を閉じる。その後ガスボンベ2221〜
2226より各ガスをバルブ2231〜2236を開い
て導入し圧力調整器2261〜2266により各ガス圧
を2kg/cm2 に調整する。次に流入バルブ2241
〜2246を徐々に開けて各ガスをマスフローコントロ
ーラ2211〜2216内に導入する。
aになった時点で補助バルブ2260、流出バルブ22
51〜2256を閉じる。その後ガスボンベ2221〜
2226より各ガスをバルブ2231〜2236を開い
て導入し圧力調整器2261〜2266により各ガス圧
を2kg/cm2 に調整する。次に流入バルブ2241
〜2246を徐々に開けて各ガスをマスフローコントロ
ーラ2211〜2216内に導入する。
【0057】以上の手順によって成膜準備を完了した
後、円筒状被成膜基体2112上に、まず光導電層の形
成を行う。
後、円筒状被成膜基体2112上に、まず光導電層の形
成を行う。
【0058】すなわち、円筒状被成膜基体2112が所
望の温度になったところで、各流出バルブ2251〜2
256のうちの必要なものと補助バルブ2260とを徐
々に開き、各ガスボンベ2221〜2226から所望の
原料ガスをガス導入管2114を介して反応容器211
0内に導入する。次に、各マスフローコントローラー2
211〜2216によって、各原料ガスが所望の流量に
なるように調整する。その際、反応容器2110内が1
33Pa以下の所望の圧力にあるように、真空計211
9を見ながらメインバルブ2118の開口を調整する。
内圧が安定したところで、高周波電源2120を所望の
電力に設定して例えば、周波数1MHz〜450MHz
の高周波電力を高周波マッチングボックス2115を通
じてカソード電極2111に供給し高周波グロー放電を
生起させる。この放電エネルギーによって反応容器21
10内に導入させた各原料ガスが分解され、円筒状被成
膜基体2112上に所望のシリコン原子を主成分とする
光導電層が堆積される。所望の膜厚の形成が行われた
後、高周波電力の供給を止め、各流出バルブ2251〜
2256を閉じて反応容器2110への各原料ガスの流
入を止め、光導電層の形成を終える。
望の温度になったところで、各流出バルブ2251〜2
256のうちの必要なものと補助バルブ2260とを徐
々に開き、各ガスボンベ2221〜2226から所望の
原料ガスをガス導入管2114を介して反応容器211
0内に導入する。次に、各マスフローコントローラー2
211〜2216によって、各原料ガスが所望の流量に
なるように調整する。その際、反応容器2110内が1
33Pa以下の所望の圧力にあるように、真空計211
9を見ながらメインバルブ2118の開口を調整する。
内圧が安定したところで、高周波電源2120を所望の
電力に設定して例えば、周波数1MHz〜450MHz
の高周波電力を高周波マッチングボックス2115を通
じてカソード電極2111に供給し高周波グロー放電を
生起させる。この放電エネルギーによって反応容器21
10内に導入させた各原料ガスが分解され、円筒状被成
膜基体2112上に所望のシリコン原子を主成分とする
光導電層が堆積される。所望の膜厚の形成が行われた
後、高周波電力の供給を止め、各流出バルブ2251〜
2256を閉じて反応容器2110への各原料ガスの流
入を止め、光導電層の形成を終える。
【0059】光導電層の組成や膜厚は公知のものを使用
することができる。
することができる。
【0060】上記光導電層に表面層を形成する場合も基
本的には上記の操作を繰り返せばよい。
本的には上記の操作を繰り返せばよい。
【0061】図3は、高周波電源を用いたプラズマCV
D法による光受容部材の堆積装置の別の一例を模式的に
示した図である。
D法による光受容部材の堆積装置の別の一例を模式的に
示した図である。
【0062】この装置は大別すると、堆積装置310
0、原料ガスの供給装置3200、反応容器3110内
を減圧するための排気装置(図示せず)から構成されて
いる。堆積装置3100中の反応容器3110内にアー
スに接続された円筒状被成膜基体3112、円筒状被成
膜基体の加熱用ヒーター3113、原料ガス導入管31
14が設置され、さらに高周波マッチングボックス31
15を介して高周波電源3120が接続されている。
0、原料ガスの供給装置3200、反応容器3110内
を減圧するための排気装置(図示せず)から構成されて
いる。堆積装置3100中の反応容器3110内にアー
スに接続された円筒状被成膜基体3112、円筒状被成
膜基体の加熱用ヒーター3113、原料ガス導入管31
14が設置され、さらに高周波マッチングボックス31
15を介して高周波電源3120が接続されている。
【0063】原料ガス供給装置3200は、SiH4 ,
H2 ,CH4 ,NO,B2 H6 ,CF4 等の原料ガスボ
ンベ3221〜3226とバルブ3231〜3236,
3241〜3246,3251〜3256及びマスフロ
ーコントローラー3111〜3216から構成され、各
構成ガスのボンベハバルブ3260を介して反応容器3
110内のガス導入管3114に接続されている。
H2 ,CH4 ,NO,B2 H6 ,CF4 等の原料ガスボ
ンベ3221〜3226とバルブ3231〜3236,
3241〜3246,3251〜3256及びマスフロ
ーコントローラー3111〜3216から構成され、各
構成ガスのボンベハバルブ3260を介して反応容器3
110内のガス導入管3114に接続されている。
【0064】円筒状被成膜基体3112は導電性受け台
3123の上に設置されることによってアースに接続さ
れる。また、カソード電極3111は導電性材料からな
り、絶縁材料3121によって絶縁されている。
3123の上に設置されることによってアースに接続さ
れる。また、カソード電極3111は導電性材料からな
り、絶縁材料3121によって絶縁されている。
【0065】導電性受け台3123に用いる導電性材料
としては、銅、アルミニウム、金、銀、白金、鉛、ニッ
ケル、コバルト、鉄、クロム、モリブデン、チタン、ス
テンレス及び、これらの材料の2種類以上の複合材料等
が使用できる。
としては、銅、アルミニウム、金、銀、白金、鉛、ニッ
ケル、コバルト、鉄、クロム、モリブデン、チタン、ス
テンレス及び、これらの材料の2種類以上の複合材料等
が使用できる。
【0066】カソード電極3111を絶縁するための絶
縁材料としては、セラミックス、テフロン、マイカ、ガ
ラス、石英、シリコーンゴム、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等の絶縁材が使用できる。
縁材料としては、セラミックス、テフロン、マイカ、ガ
ラス、石英、シリコーンゴム、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等の絶縁材が使用できる。
【0067】使用されるマチングボックスは3115は
高周波電源3120と負荷の整合を取ることができるも
のであれば如何なる構成のものでも好適に使用できる。
また、整合を取る方法としては、自動的に調整されるも
のが好適であるが手動で調整されるものであっても本発
明の効果には全く影響はない。
高周波電源3120と負荷の整合を取ることができるも
のであれば如何なる構成のものでも好適に使用できる。
また、整合を取る方法としては、自動的に調整されるも
のが好適であるが手動で調整されるものであっても本発
明の効果には全く影響はない。
【0068】高周波電力が印加されるカソード電極31
11の材質としては銅、アルミニウム、金、銀、白金、
鉛、ニッケル、コバルト、鉄、クロム、モリブデン、チ
タン、ステンレス及び、これらの材料の2種類以上の複
合材料等が使用できる。また、形状は円筒形状が好まし
いが必要に応じて楕円形状、多角形状を用いてもよい。
11の材質としては銅、アルミニウム、金、銀、白金、
鉛、ニッケル、コバルト、鉄、クロム、モリブデン、チ
タン、ステンレス及び、これらの材料の2種類以上の複
合材料等が使用できる。また、形状は円筒形状が好まし
いが必要に応じて楕円形状、多角形状を用いてもよい。
【0069】カソード電極3111は必要に応じて冷却
手段を設けてもよい。具体的な冷却手段としては水、空
気、液体窒素、ペルチェ素子等による冷却が必要に応じ
て用いられる。
手段を設けてもよい。具体的な冷却手段としては水、空
気、液体窒素、ペルチェ素子等による冷却が必要に応じ
て用いられる。
【0070】本発明に用いる円筒状被成膜基体3112
は、使用目的に応じた材質や形状を有するものであれば
よい。例えば、形状に関しては、電子写真用感光体を製
造する場合には、円筒状が望ましいが、必要に応じて平
板状や、その他の形状であってもよい。また、材質にお
いては、銅、アルミニウム、金、銀、白金、鉛、ニッケ
ル、コバルト、鉄、クロム、モリブデン、チタン、ステ
ンレス及び、これらの材料を2種類以上の複合材料、さ
らにはポリエステル、ポリエチレン、ポリカーボネー
ト、セルロースアセテート、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ガラス、
石英、セラミックス、紙等の絶縁材料に導電性材料を被
覆したもの等が使用できる。
は、使用目的に応じた材質や形状を有するものであれば
よい。例えば、形状に関しては、電子写真用感光体を製
造する場合には、円筒状が望ましいが、必要に応じて平
板状や、その他の形状であってもよい。また、材質にお
いては、銅、アルミニウム、金、銀、白金、鉛、ニッケ
ル、コバルト、鉄、クロム、モリブデン、チタン、ステ
ンレス及び、これらの材料を2種類以上の複合材料、さ
らにはポリエステル、ポリエチレン、ポリカーボネー
ト、セルロースアセテート、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ガラス、
石英、セラミックス、紙等の絶縁材料に導電性材料を被
覆したもの等が使用できる。
【0071】以下、図3の装置を用いた、光受容部材の
形成方法の手順の一例について説明する。
形成方法の手順の一例について説明する。
【0072】反応容器3110内に円筒状被成膜基体3
112を設置し、不図示の排気装置(例えば真空ポン
プ)により反応容器3110内を排気する。続いて円筒
状被成膜基体加熱用ヒーター3113により円筒状被成
膜基体3112の温度を20℃〜500℃の所定の温度
に制御する。
112を設置し、不図示の排気装置(例えば真空ポン
プ)により反応容器3110内を排気する。続いて円筒
状被成膜基体加熱用ヒーター3113により円筒状被成
膜基体3112の温度を20℃〜500℃の所定の温度
に制御する。
【0073】光受容部材形成用の原料ガスを反応容器3
110内に流入させるにはガスボンベのバルブ3231
〜3236、反応容器のリークバルブ2117が閉じら
れていることを確認しまた、流入バルブ3241〜32
46、流出バルブ3251〜3256、補助バルブ32
60が開かれていることを確認し、メインバルブ311
8を開いて反応容器3110及びガス供給配管3116
を排気する。
110内に流入させるにはガスボンベのバルブ3231
〜3236、反応容器のリークバルブ2117が閉じら
れていることを確認しまた、流入バルブ3241〜32
46、流出バルブ3251〜3256、補助バルブ32
60が開かれていることを確認し、メインバルブ311
8を開いて反応容器3110及びガス供給配管3116
を排気する。
【0074】次に真空系3119の読みが5×10-6T
orrになった時点で補助バルブ3260、流出バルブ
3251〜3256を閉じる。その後ガスボンベ322
1〜3226より各ガスをバルブ3231〜3236を
開いて導入し圧力調整器3261〜3266により各ガ
ス圧を2kg/cm2 に調整する。次に流入バルブ32
41〜3246を徐々に開けて各ガスをマスフローコン
トローラ3211〜3216内に導入する。
orrになった時点で補助バルブ3260、流出バルブ
3251〜3256を閉じる。その後ガスボンベ322
1〜3226より各ガスをバルブ3231〜3236を
開いて導入し圧力調整器3261〜3266により各ガ
ス圧を2kg/cm2 に調整する。次に流入バルブ32
41〜3246を徐々に開けて各ガスをマスフローコン
トローラ3211〜3216内に導入する。
【0075】以上の手順によって成膜準備を完了した
後、円筒状被成膜基体3112上に光導電層の形成を行
う。
後、円筒状被成膜基体3112上に光導電層の形成を行
う。
【0076】円筒状被成膜基体3112が所定の温度に
なったところで、各流出バルブ3251〜3256のう
ちの必要なものと補助バルブ3260とを徐々に開き、
各ガスボンベ3221〜3226から所定の原料ガスを
ガス導入管3114を介して反応容器3110内に導入
する。次に、各マスフローコントローラー3211〜3
216によって、各原料ガスが所定の流量になるように
調整する。その際、反応容器3110内が133Pa以
下の所定の圧力になるように、真空計3119を見なが
らメインバルブ3118の開口を調整する。内圧が安定
したところで、高周波電源3120を所望の電力に設定
して例えば周波数1MHz〜45MHzの高周波電力を
高周波マッチングボックス3115を通じてカソード電
極3111に供給し高周波グロー放電を生起させる。こ
の放電エネルギーによって反応容器3110内に導入さ
せた各原料ガスが分解され、円筒状被成膜基体3112
上に所定のシリコン原子を主成分とする堆積膜が形成さ
れる。所望の膜厚の形成が行われた後、高周波電力の供
給を止め、各流出バルブ3251〜3256を閉じて反
応容器3110への各原料ガスの流入を止め、堆積膜の
形成を終える。
なったところで、各流出バルブ3251〜3256のう
ちの必要なものと補助バルブ3260とを徐々に開き、
各ガスボンベ3221〜3226から所定の原料ガスを
ガス導入管3114を介して反応容器3110内に導入
する。次に、各マスフローコントローラー3211〜3
216によって、各原料ガスが所定の流量になるように
調整する。その際、反応容器3110内が133Pa以
下の所定の圧力になるように、真空計3119を見なが
らメインバルブ3118の開口を調整する。内圧が安定
したところで、高周波電源3120を所望の電力に設定
して例えば周波数1MHz〜45MHzの高周波電力を
高周波マッチングボックス3115を通じてカソード電
極3111に供給し高周波グロー放電を生起させる。こ
の放電エネルギーによって反応容器3110内に導入さ
せた各原料ガスが分解され、円筒状被成膜基体3112
上に所定のシリコン原子を主成分とする堆積膜が形成さ
れる。所望の膜厚の形成が行われた後、高周波電力の供
給を止め、各流出バルブ3251〜3256を閉じて反
応容器3110への各原料ガスの流入を止め、堆積膜の
形成を終える。
【0077】また、本発明の表面層を形成する場合も基
本的には上記の操作を繰り返せばよい。
本的には上記の操作を繰り返せばよい。
【0078】具体的には各流出バルブ3251〜325
6のうちの必要なものと補助バルブ3260とを徐々に
開き、各ガスボンベ3221〜3226から表面層に必
要な原料ガスをガス導入管2114を介して反応容器2
110内に導入する。次に、各マスフローコントローラ
ー3211〜3216によって、各原料ガスが所定の流
量になるように調整する。その際、反応容器3110内
が133Pa以下の所定の圧力になるように、真空系3
119を見ながらメインバルブ3118の開口を調整す
る。内圧が安定したところで、高周波電源3120を所
望の電力に設定した周波数1MHz〜450MHzの高
周波電力を高周波マッチングボックス3115を通じて
カソード電極3111に供給し高周波グロー放電を生起
させる。この放電エネルギーによって反応容器3110
内に導入させた各原料ガスが分解され、表面層が形成さ
れる。所望の膜厚の形成が行われた後、高周波電力の供
給を止め、各流出バルブ3251〜3256を閉じて反
応容器3110への各原料の流入を止め、表面層の形成
を終える。
6のうちの必要なものと補助バルブ3260とを徐々に
開き、各ガスボンベ3221〜3226から表面層に必
要な原料ガスをガス導入管2114を介して反応容器2
110内に導入する。次に、各マスフローコントローラ
ー3211〜3216によって、各原料ガスが所定の流
量になるように調整する。その際、反応容器3110内
が133Pa以下の所定の圧力になるように、真空系3
119を見ながらメインバルブ3118の開口を調整す
る。内圧が安定したところで、高周波電源3120を所
望の電力に設定した周波数1MHz〜450MHzの高
周波電力を高周波マッチングボックス3115を通じて
カソード電極3111に供給し高周波グロー放電を生起
させる。この放電エネルギーによって反応容器3110
内に導入させた各原料ガスが分解され、表面層が形成さ
れる。所望の膜厚の形成が行われた後、高周波電力の供
給を止め、各流出バルブ3251〜3256を閉じて反
応容器3110への各原料の流入を止め、表面層の形成
を終える。
【0079】なお、膜形成を行っている間は円筒状被成
膜基体3112を駆動装置(不図示)によって所定の速
度で回転させてもよい。
膜基体3112を駆動装置(不図示)によって所定の速
度で回転させてもよい。
【0080】図4は電子写真装置の画像形成プロセスの
一例を説明するための電子写真装置の一例を示す概略図
であって、光受容部材401は内側に設けられた面状ヒ
ーター423によって温度コントロール可能とされ、必
要に応じて矢印X方向に回転する。光受容部材401の
周辺には、主帯電器402、静電潜像形成部位403、
現像器404、転写材供給系405、転写帯電器406
(a)、分離帯電器406(b)、クリーナー425、
搬送系408、除電光源409等が必要に応じて配設さ
れている。
一例を説明するための電子写真装置の一例を示す概略図
であって、光受容部材401は内側に設けられた面状ヒ
ーター423によって温度コントロール可能とされ、必
要に応じて矢印X方向に回転する。光受容部材401の
周辺には、主帯電器402、静電潜像形成部位403、
現像器404、転写材供給系405、転写帯電器406
(a)、分離帯電器406(b)、クリーナー425、
搬送系408、除電光源409等が必要に応じて配設さ
れている。
【0081】以下、さらに具体的に画像形成プロセスの
一例を説明する。光受容部材401は+6〜8kVの高
電圧を印加した主帯電器402により一様に帯電され
る。これに静電潜像部位に、ランプ410から発した光
が原稿台ガラス411上に置かれた原稿412に反射
し、ミラー413,414,415を経由し、レンズユ
ニット417のレンズ418によって結像され、ミラー
416を経由して導かれ、情報を担った光として投影さ
れ、光受容部材401上に静電潜像が形成される。この
潜像の現像器404からネガ極性の現像剤が供給されて
現像剤像が形成される。なお、この露光は原稿が412
からの反射によらず、LEDアレーやレーザービーム、
もしくは液晶シャッター等を用いて情報を担った光を走
査露光するようにしてもよい。
一例を説明する。光受容部材401は+6〜8kVの高
電圧を印加した主帯電器402により一様に帯電され
る。これに静電潜像部位に、ランプ410から発した光
が原稿台ガラス411上に置かれた原稿412に反射
し、ミラー413,414,415を経由し、レンズユ
ニット417のレンズ418によって結像され、ミラー
416を経由して導かれ、情報を担った光として投影さ
れ、光受容部材401上に静電潜像が形成される。この
潜像の現像器404からネガ極性の現像剤が供給されて
現像剤像が形成される。なお、この露光は原稿が412
からの反射によらず、LEDアレーやレーザービーム、
もしくは液晶シャッター等を用いて情報を担った光を走
査露光するようにしてもよい。
【0082】一方、紙等の転写材Pは転写材供給系40
5を通って、レジストローラー422によって先端供給
タイミングを調整され、光受容部材401方向に供給さ
れる。転写材Pは+7〜8kVの高電圧を印加した転写
帯電器406(a)と光受容部材401の間隙において
背面から、現像剤とは逆極性の正電界を与えられ、これ
によって光受容部材表面のネガ極性の現像剤像は転写材
Pに転写する。次いで、12〜14kVp−p、300
〜600Hzの高圧AC電圧を印加した分離帯電器40
6(b)により、光受容部材401から分離される。続
いて転写材Pは転写搬送系408を通って定着装置42
4に至り、現像剤像が定着されて装置外に搬出される。
5を通って、レジストローラー422によって先端供給
タイミングを調整され、光受容部材401方向に供給さ
れる。転写材Pは+7〜8kVの高電圧を印加した転写
帯電器406(a)と光受容部材401の間隙において
背面から、現像剤とは逆極性の正電界を与えられ、これ
によって光受容部材表面のネガ極性の現像剤像は転写材
Pに転写する。次いで、12〜14kVp−p、300
〜600Hzの高圧AC電圧を印加した分離帯電器40
6(b)により、光受容部材401から分離される。続
いて転写材Pは転写搬送系408を通って定着装置42
4に至り、現像剤像が定着されて装置外に搬出される。
【0083】光受容部材401上に残留する現像剤はク
リーナー425のクリーニングローラー407、及びシ
リコーンゴムやウレタンゴム等の弾性材料からなるクリ
ーニングブレード421によって回収され、残留する静
電潜像は除電光源409によって消去される。
リーナー425のクリーニングローラー407、及びシ
リコーンゴムやウレタンゴム等の弾性材料からなるクリ
ーニングブレード421によって回収され、残留する静
電潜像は除電光源409によって消去される。
【0084】なお、420はブランク露光LEDで光受
容部材401の転写材Pの幅を超える部分及び余白部分
等の非画像部領域に不要な現像剤が付着しないように必
要に応じて光受容部材401を露光するために設けられ
る。
容部材401の転写材Pの幅を超える部分及び余白部分
等の非画像部領域に不要な現像剤が付着しないように必
要に応じて光受容部材401を露光するために設けられ
る。
【0085】以下、本発明を実施例を用いて具体的に説
明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるもので
はない。
明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるもので
はない。
【0086】
【実施例】[実施例1]図2に記載のプラズマCVD装
置を用いて表1の条件により円筒状導電性基体上に阻止
層、光導電層を積層した後、表2の条件で表面層を0.
5μm堆積しA〜Cの光受容部材を製造した。ただし、
球状突起を発生させるために、予め円筒状導電性基体の
表面にダストを付着させた状態で堆積膜の形成を行っ
た。
置を用いて表1の条件により円筒状導電性基体上に阻止
層、光導電層を積層した後、表2の条件で表面層を0.
5μm堆積しA〜Cの光受容部材を製造した。ただし、
球状突起を発生させるために、予め円筒状導電性基体の
表面にダストを付着させた状態で堆積膜の形成を行っ
た。
【0087】さらに表面層の炭素含有量を測定するため
のサンプルとして7059ガラス基板上にも表2の条件
で表面層を0.5μm堆積しA〜Cのa−SiC:H表
面層サンプルを作成した。
のサンプルとして7059ガラス基板上にも表2の条件
で表面層を0.5μm堆積しA〜Cのa−SiC:H表
面層サンプルを作成した。
【0088】このA〜Cの表面層サンプルに対して、S
IMSによる炭素量C/(Si+C)の測定を行った
後、島津製作所社製ダイナミック超微小硬度計(DUH
−201)によりダイナミック硬さを測定した。ただ
し、ダイナミック硬さ測定に用いた圧子は、稜間角11
5°の三角すい圧子(先端曲率半径0.1μm以下)を
使用して0.1gf荷重になるまで圧子を押し込んだと
きの値である。その結果、光受容部材A〜Cに積層した
表面層の炭素量及びダイナミック硬度は、表3に示した
値であった。
IMSによる炭素量C/(Si+C)の測定を行った
後、島津製作所社製ダイナミック超微小硬度計(DUH
−201)によりダイナミック硬さを測定した。ただ
し、ダイナミック硬さ測定に用いた圧子は、稜間角11
5°の三角すい圧子(先端曲率半径0.1μm以下)を
使用して0.1gf荷重になるまで圧子を押し込んだと
きの値である。その結果、光受容部材A〜Cに積層した
表面層の炭素量及びダイナミック硬度は、表3に示した
値であった。
【0089】次いで、光受容部材A〜Cをキャノン製複
写機NP−6085の改造機に搭載し光受容部材の移動
速度を300mm/secでA4版の連続通紙耐久を1
0万枚行いクリーニング性の評価を行った。ただしクリ
ーニング条件はクリーニングローラー407は設けず弾
性ゴムブレード421のみでスクレープクリーニングを
行うようにセッティングした。なお、弾性ゴムブレード
421は反発弾性10%のものを使用しまた、使用する
現像剤に関しては、現像剤の粒径が小さいほど、融着が
発生し易いことから粒径が6.5μmのものを使用し
た。さらに光受容部材の表面温度を60℃にコントロー
ルすることにより融着が発生し易い条件とした。
写機NP−6085の改造機に搭載し光受容部材の移動
速度を300mm/secでA4版の連続通紙耐久を1
0万枚行いクリーニング性の評価を行った。ただしクリ
ーニング条件はクリーニングローラー407は設けず弾
性ゴムブレード421のみでスクレープクリーニングを
行うようにセッティングした。なお、弾性ゴムブレード
421は反発弾性10%のものを使用しまた、使用する
現像剤に関しては、現像剤の粒径が小さいほど、融着が
発生し易いことから粒径が6.5μmのものを使用し
た。さらに光受容部材の表面温度を60℃にコントロー
ルすることにより融着が発生し易い条件とした。
【0090】以上の評価で得られた結果を表8に示す。
また耐久後の表面層の摩耗量を表3に示す。この表面層
の摩耗量は耐久前後の表面層膜厚を反射分光式干渉計に
より測定し、この値から1万枚当りの摩耗量に換算した
ものである。
また耐久後の表面層の摩耗量を表3に示す。この表面層
の摩耗量は耐久前後の表面層膜厚を反射分光式干渉計に
より測定し、この値から1万枚当りの摩耗量に換算した
ものである。
【0091】また、耐久後の表面を金属顕微鏡で観察し
た結果、球状突起の先端部の高さはいずれも5μm以下
であった。さらに、ブレードエッジ部分を観察した結
果、球状突起が存在する部分に対応して若干の破損が認
められたがクリーニング不良が発生しない程度の軽微な
ものであった。
た結果、球状突起の先端部の高さはいずれも5μm以下
であった。さらに、ブレードエッジ部分を観察した結
果、球状突起が存在する部分に対応して若干の破損が認
められたがクリーニング不良が発生しない程度の軽微な
ものであった。
【0092】さらにA〜Cの光受容部材を加温手段を設
けずに、35℃相対湿度90%の環境下で10万枚の耐
久を行い、画像流れの評価を行った。ただし、クリーニ
ング条件はクリーニングローラー407は設けずに弾性
ゴムブレード421のみのクリーニングとし、ブレード
の押し圧を通常の80%の圧力でスクレープクリーニン
グを行うようにセッティングした。
けずに、35℃相対湿度90%の環境下で10万枚の耐
久を行い、画像流れの評価を行った。ただし、クリーニ
ング条件はクリーニングローラー407は設けずに弾性
ゴムブレード421のみのクリーニングとし、ブレード
の押し圧を通常の80%の圧力でスクレープクリーニン
グを行うようにセッティングした。
【0093】以上の評価で得られた結果を表9に示す。
【0094】その結果A,B,Cいずれの光受容部材に
おいても10万枚の耐久後でもムラ削れによって発生す
る黒スジ状の画像欠陥は全くなく、クリーニング不良や
融着等の画像欠陥に関しても全く発生しなかった。さら
に、画像流れに関しても光受容部材の加温手段を設けず
とも、良好な画像特性が得られた。
おいても10万枚の耐久後でもムラ削れによって発生す
る黒スジ状の画像欠陥は全くなく、クリーニング不良や
融着等の画像欠陥に関しても全く発生しなかった。さら
に、画像流れに関しても光受容部材の加温手段を設けず
とも、良好な画像特性が得られた。
【0095】(ムラ削れ評価方法)以下、ムラ削れの評
価方法を図4を用いて説明する。
価方法を図4を用いて説明する。
【0096】現像器404位置における暗部電位が40
0Vになるように主帯電器402の帯電電流量を調整
し、原稿台411にベタ黒の縦ラインを設けた原稿41
2を置き、光受容部材表面の母線方向において、常に現
像剤で摺擦される部分と摺擦されない部分を設け耐久を
行った後、現像器404位置における暗部電位が400
Vになるように主帯電器402の帯電電流量を調整し、
原稿台411にベタ白原稿412を置き、明部電位が5
0Vになるようにハロゲンランプ410の点灯電圧を調
整した後、反射濃度が0.3の原稿412を置く、この
ときの電位ムラを測定し、正常部分の電位に対するムラ
削れした部分の電位が何%変化しているかを評価する。
0Vになるように主帯電器402の帯電電流量を調整
し、原稿台411にベタ黒の縦ラインを設けた原稿41
2を置き、光受容部材表面の母線方向において、常に現
像剤で摺擦される部分と摺擦されない部分を設け耐久を
行った後、現像器404位置における暗部電位が400
Vになるように主帯電器402の帯電電流量を調整し、
原稿台411にベタ白原稿412を置き、明部電位が5
0Vになるようにハロゲンランプ410の点灯電圧を調
整した後、反射濃度が0.3の原稿412を置く、この
ときの電位ムラを測定し、正常部分の電位に対するムラ
削れした部分の電位が何%変化しているかを評価する。
【0097】 ○・・・感度ムラがなく良好な画像 △・・・2.5%以下の電位ムラがあるが画像は実用上
問題のなりレベル ×・・・2.5%以上の電位ムラが発生し画像にスジ状
の濃度ムラが発生
問題のなりレベル ×・・・2.5%以上の電位ムラが発生し画像にスジ状
の濃度ムラが発生
【0098】(融着評価方法)以下に、融着の評価方法
を同じく図4を用いて説明する。
を同じく図4を用いて説明する。
【0099】現像器404位置における暗部電位が40
0Vになるように主帯電器402の帯電電流量を調整
し、原稿台411にベタ白の原稿412を置き、明部電
位が50Vになるようにハロゲンランプ410の点灯電
圧を調整し、A3版のベタ白画像を作成した。この画像
によって現像剤の融着により発生する黒ポチを観察し、
さらに顕微鏡により光受容部材表面を観察する。
0Vになるように主帯電器402の帯電電流量を調整
し、原稿台411にベタ白の原稿412を置き、明部電
位が50Vになるようにハロゲンランプ410の点灯電
圧を調整し、A3版のベタ白画像を作成した。この画像
によって現像剤の融着により発生する黒ポチを観察し、
さらに顕微鏡により光受容部材表面を観察する。
【0100】 ○・・・融着がなく良好な画像 △・・・画像には黒ポチは発生しないが顕微鏡観察で1
0μm以下の微小な融着が認められる(実用上問題な
し) ×・・・画像上に黒ポチとして発生
0μm以下の微小な融着が認められる(実用上問題な
し) ×・・・画像上に黒ポチとして発生
【0101】(クリーニング不良評価方法)以下に、ク
リーニング不良の評価方法を図4を用いて説明する。
リーニング不良の評価方法を図4を用いて説明する。
【0102】現像器404位置における暗部電位が40
0Vになるように主帯電器402の帯電電流量を調整
し、原稿台411に反射濃度0.3の原稿412を置
き、明部電位が200Vになるようにハロゲンランプ4
10の点灯電圧を調整し、A3版のハーフトーン画像を
作成した。この画像によってワイヤー汚れによって発生
するズジ状の濃度ムラを観察する。
0Vになるように主帯電器402の帯電電流量を調整
し、原稿台411に反射濃度0.3の原稿412を置
き、明部電位が200Vになるようにハロゲンランプ4
10の点灯電圧を調整し、A3版のハーフトーン画像を
作成した。この画像によってワイヤー汚れによって発生
するズジ状の濃度ムラを観察する。
【0103】 ○・・・クリーニング不良がない良好な画像 △・・・幅1mm長さ1cm以内のクリーニング不良が
2個所以下あるが実用上問題のないレベル ×・・・幅1mm長さ1cm以内のクリーニング不良が
2個所以上発生
2個所以下あるが実用上問題のないレベル ×・・・幅1mm長さ1cm以内のクリーニング不良が
2個所以上発生
【0104】
【表1】
【0105】
【表2】
【0106】
【表3】
【0107】[比較例1]実施例1と同様に、図2に記
載のプラズマCVD装置を用いて表1の条件で円筒状導
電性基体上に阻止層、光導電層を積層した後、表4の条
件で表面層を0.5μm堆積しA’〜C’の光受容部材
を製造した。さらに、7059基板上にも表4の条件で
A’〜C’のa−SiC表面層サンプルを作成し、実施
例1と同様の方法によりA’〜C’の表面層の炭素量及
びダイナミック硬度を測定した。
載のプラズマCVD装置を用いて表1の条件で円筒状導
電性基体上に阻止層、光導電層を積層した後、表4の条
件で表面層を0.5μm堆積しA’〜C’の光受容部材
を製造した。さらに、7059基板上にも表4の条件で
A’〜C’のa−SiC表面層サンプルを作成し、実施
例1と同様の方法によりA’〜C’の表面層の炭素量及
びダイナミック硬度を測定した。
【0108】その結果、光受容部材A’〜C’の表面層
の炭素量及びダイナミック硬度は、表5に示した値であ
った。
の炭素量及びダイナミック硬度は、表5に示した値であ
った。
【0109】次いで、この光受容部材A’〜C’をキャ
ノン製複写機NP−6085の改造機に搭載し、実施例
1と同様の条件で耐久評価を行った。ただし、光受容部
材の移動速度を300mm/secとしブレードは反発
弾性8%のものを使用した。この耐久後の表面層の摩耗
量を表5に示す。
ノン製複写機NP−6085の改造機に搭載し、実施例
1と同様の条件で耐久評価を行った。ただし、光受容部
材の移動速度を300mm/secとしブレードは反発
弾性8%のものを使用した。この耐久後の表面層の摩耗
量を表5に示す。
【0110】また、金属顕微鏡によってドラム表面の球
状突起を観察した結果、球状突起の頭部が欠落し凹が多
数発生しており凹み部分を核に融着も発生していた。さ
らに凹みに対応するブレードエッジ部に破損が観察され
た。
状突起を観察した結果、球状突起の頭部が欠落し凹が多
数発生しており凹み部分を核に融着も発生していた。さ
らに凹みに対応するブレードエッジ部に破損が観察され
た。
【0111】以上の評価で得られた結果を表12及び表
13に示す。
13に示す。
【0112】その結果、10万枚耐久によってムラ削れ
によるスジ状の画像欠陥が発生した。さらに、画像流れ
に関しても光受容部材の加温手段やクリーニングローラ
ーを設けない条件での耐久では、画像流れが発生する場
合があった。
によるスジ状の画像欠陥が発生した。さらに、画像流れ
に関しても光受容部材の加温手段やクリーニングローラ
ーを設けない条件での耐久では、画像流れが発生する場
合があった。
【0113】
【表4】
【0114】
【表5】
【0115】[実施例2]実施例1と同様に、図2に記
載のプラズマCVD装置を用いて表1の条件で円筒状導
電性基体上に阻止層、光導電層を積層した後、表6の条
件で表面層を0.5μm堆積しD〜Fの光受容部材を製
造した。さらに、7059ガラス基板上にも表6の条件
でD〜Fのa−SiC:H表面層サンプルを作成し、実
施例1と同様の方法によりD〜Fの表面層の炭素量及び
ダイナミック硬度を測定した。
載のプラズマCVD装置を用いて表1の条件で円筒状導
電性基体上に阻止層、光導電層を積層した後、表6の条
件で表面層を0.5μm堆積しD〜Fの光受容部材を製
造した。さらに、7059ガラス基板上にも表6の条件
でD〜Fのa−SiC:H表面層サンプルを作成し、実
施例1と同様の方法によりD〜Fの表面層の炭素量及び
ダイナミック硬度を測定した。
【0116】その結果、光受容部材D〜Fの表面層の炭
素量及びダイナミック硬度は、表7に示した値であっ
た。
素量及びダイナミック硬度は、表7に示した値であっ
た。
【0117】次いで、この光受容部材D〜Fをキャノン
製複写機NP−6085の改造機に搭載し、実施例1と
同様の条件で耐久評価を行った。ただし、光受容部材の
移動速度を400mm/secとしブレードは反発弾性
17%のものを使用した。この耐久後の表面層の摩耗量
を表7に示す。
製複写機NP−6085の改造機に搭載し、実施例1と
同様の条件で耐久評価を行った。ただし、光受容部材の
移動速度を400mm/secとしブレードは反発弾性
17%のものを使用した。この耐久後の表面層の摩耗量
を表7に示す。
【0118】また、耐久後の表面を金属顕微鏡で観察し
た結果、球状突起の先端高さは何れも5μm以下であっ
た。さらに、ブレードエッジ部分を観察した結果、球状
突起が存在する部分に対応して若干の破損が認められた
がクリーニング不良が発生しない程度の軽微なものであ
った。
た結果、球状突起の先端高さは何れも5μm以下であっ
た。さらに、ブレードエッジ部分を観察した結果、球状
突起が存在する部分に対応して若干の破損が認められた
がクリーニング不良が発生しない程度の軽微なものであ
った。
【0119】以上の評価で得られた結果を表8に示す。
【0120】さらにD〜Fの光受容部材を加温手段を設
けずに、35℃相対湿度90%の環境下で10万枚の耐
久を行い、画像流れの評価を行った。ただしクリーニン
グ条件はクリーニングローラー407は設けず弾性ゴム
ブレード421のみのクリーニングとし、ブレードの押
し圧を通常の80%の圧力でスクレープクリーニングを
行うようにセッティングした。
けずに、35℃相対湿度90%の環境下で10万枚の耐
久を行い、画像流れの評価を行った。ただしクリーニン
グ条件はクリーニングローラー407は設けず弾性ゴム
ブレード421のみのクリーニングとし、ブレードの押
し圧を通常の80%の圧力でスクレープクリーニングを
行うようにセッティングした。
【0121】以上の評価で得られた結果を表9に示す。
【0122】その結果、光受容部材D〜F何れの光受容
部材においても10万枚の耐久後でもムラ削れによって
発生するスジ状の画像欠陥は全くなく、クリーニング不
良や融着等の画像欠陥に関しても全く発生しなかった。
さらに、画像流れに関しても光受容部材の加温手段を設
けずとも、良好な画像特性が得られた。
部材においても10万枚の耐久後でもムラ削れによって
発生するスジ状の画像欠陥は全くなく、クリーニング不
良や融着等の画像欠陥に関しても全く発生しなかった。
さらに、画像流れに関しても光受容部材の加温手段を設
けずとも、良好な画像特性が得られた。
【0123】
【表6】
【0124】
【表7】
【0125】
【表8】
【0126】
【表9】 ○・・・画像流れがない良好な画像 △・・・7本/mmのラインは見えないが6本/mmの
ラインは見える程度で実用上問題のないレベル ×・・・5本/mmのラインが見えない程の画像流れが
発生
ラインは見える程度で実用上問題のないレベル ×・・・5本/mmのラインが見えない程の画像流れが
発生
【0127】[比較例2]実施例1と同様に、図2に記
載のプラズマCVD装置を用いて表1の条件で円筒状導
電性基体上に阻止層、光導電層を積層した後、表10の
条件で表面層を0.5μm堆積しD’〜F’の光受容部
材を製造した。さらに、7059ガラス基板上にも表1
0の条件でD’〜F’のa−SiC:H表面層サンプル
を作成し、実施例1と同様の方法によりD’〜F’の表
面層の炭素量及びダイナミック硬度を測定した。
載のプラズマCVD装置を用いて表1の条件で円筒状導
電性基体上に阻止層、光導電層を積層した後、表10の
条件で表面層を0.5μm堆積しD’〜F’の光受容部
材を製造した。さらに、7059ガラス基板上にも表1
0の条件でD’〜F’のa−SiC:H表面層サンプル
を作成し、実施例1と同様の方法によりD’〜F’の表
面層の炭素量及びダイナミック硬度を測定した。
【0128】その結果、光受容部材D’〜F’の表面層
の炭素量及びダイナミック硬度は、表11に示した値で
あった。
の炭素量及びダイナミック硬度は、表11に示した値で
あった。
【0129】次いで、この光受容部材D’〜F’をキャ
ノン製複写機NP−6085の改造機に搭載し、実施例
1と同様の条件で耐久評価を行った。ただし、光受容部
材の移動速度を400mm/secとしブレードは反発
弾性55%のものを使用した。この耐久後の表面層の摩
耗量を表11に示す。
ノン製複写機NP−6085の改造機に搭載し、実施例
1と同様の条件で耐久評価を行った。ただし、光受容部
材の移動速度を400mm/secとしブレードは反発
弾性55%のものを使用した。この耐久後の表面層の摩
耗量を表11に示す。
【0130】以上の評価で得られた結果を表12及び表
13に示す。
13に示す。
【0131】その結果、融着及び画像流れに関しては実
用上問題のないレベルであったが、10万枚耐久によっ
て摺擦傷及びムラ削れによるスジ状の画像欠陥が発生す
る場合があった。
用上問題のないレベルであったが、10万枚耐久によっ
て摺擦傷及びムラ削れによるスジ状の画像欠陥が発生す
る場合があった。
【0132】
【表10】
【0133】
【表11】
【0134】
【表12】
【0135】
【表13】 ○・・・画像流れがない良好な画像 △・・・7本/mmのラインは見えないが6本/mmの
ラインは見える程度で実用上問題のないレベル ×・・・5本/mmのラインが見えない程の画像流れが
発生
ラインは見える程度で実用上問題のないレベル ×・・・5本/mmのラインが見えない程の画像流れが
発生
【0136】[実施例3]実施例1と同様の方法で、図
3に記載のプラズマCVD装置を用いて表14の条件で
円筒状導電性基体上に阻止層、光導電層を積層した後、
表15の条件で表面層を0.5μm堆積しG〜Iの光受
容部材を製造した。さらに、7059基板上にも表15
の条件でG〜Iのa−SiC:H表面層サンプルを作成
し、実施例1と同様の方法によりG〜Iの表面層の炭素
量及びダイナミック硬度を測定した。
3に記載のプラズマCVD装置を用いて表14の条件で
円筒状導電性基体上に阻止層、光導電層を積層した後、
表15の条件で表面層を0.5μm堆積しG〜Iの光受
容部材を製造した。さらに、7059基板上にも表15
の条件でG〜Iのa−SiC:H表面層サンプルを作成
し、実施例1と同様の方法によりG〜Iの表面層の炭素
量及びダイナミック硬度を測定した。
【0137】その結果、光受容部材G〜Iの表面層の炭
素量及びダイナミック硬度は、表16に示した値であっ
た。
素量及びダイナミック硬度は、表16に示した値であっ
た。
【0138】次いで、この光受容部材G〜Iをキャノン
製複写機NP−6085の改造機に搭載し、実施例1と
同様の条件で耐久評価を行った。ただし、光受容部材の
移動速度を500mm/secとしブレードは反発弾性
30%のものを使用した。この耐久後の表面層の摩耗量
を表16に示す。
製複写機NP−6085の改造機に搭載し、実施例1と
同様の条件で耐久評価を行った。ただし、光受容部材の
移動速度を500mm/secとしブレードは反発弾性
30%のものを使用した。この耐久後の表面層の摩耗量
を表16に示す。
【0139】また、耐久後の表面を金属顕微鏡で観察し
た結果、球状突起の先端高さは何れも5μm以下であっ
た。さらに、ブレードエッジ部分を観察した結果、球状
突起が存在する部分に対応して若干の破損が認められた
がクリーニング不良が発生しない程度の軽微なものであ
った。
た結果、球状突起の先端高さは何れも5μm以下であっ
た。さらに、ブレードエッジ部分を観察した結果、球状
突起が存在する部分に対応して若干の破損が認められた
がクリーニング不良が発生しない程度の軽微なものであ
った。
【0140】以上の評価で得られた結果を表21及び表
22に示す。
22に示す。
【0141】その結果、光受容部材G〜I何れの光受容
部材においても10万枚の耐久後でもムラ削れによって
発生するスジ状の画像欠陥は全くなく、クリーニング不
良や融着等の画像欠陥に関しても全く発生しなかった。
さらに、画像流れに関しても光受容部材の加温手段を設
けずとも、良好な画像特性が得られた。
部材においても10万枚の耐久後でもムラ削れによって
発生するスジ状の画像欠陥は全くなく、クリーニング不
良や融着等の画像欠陥に関しても全く発生しなかった。
さらに、画像流れに関しても光受容部材の加温手段を設
けずとも、良好な画像特性が得られた。
【0142】
【表14】
【0143】
【表15】
【0144】
【表16】
【0145】[比較例3]実施例1と同様に、図3に記
載のプラズマCVD装置を用いて表14の条件で円筒状
導電性基体上に阻止層、光導電層を積層した後、表17
の条件で表面層を0.5μm堆積しG’〜I’の光受容
部材を製造した。さらに、7059基板上にも表17の
条件でG’〜I’のa−SiC:H表面層サンプルを作
成し、実施例1と同様の方法によりG’〜I’の表面層
の炭素量及びダイナミック硬度を測定した。
載のプラズマCVD装置を用いて表14の条件で円筒状
導電性基体上に阻止層、光導電層を積層した後、表17
の条件で表面層を0.5μm堆積しG’〜I’の光受容
部材を製造した。さらに、7059基板上にも表17の
条件でG’〜I’のa−SiC:H表面層サンプルを作
成し、実施例1と同様の方法によりG’〜I’の表面層
の炭素量及びダイナミック硬度を測定した。
【0146】その結果、光受容部材G’〜I’の表面層
の炭素量及びダイナミック硬度は、表18に示した値で
あった。
の炭素量及びダイナミック硬度は、表18に示した値で
あった。
【0147】次いで、この光受容部材G’〜I’をキャ
ノン製複写機NP−6085の改造機に搭載し、実施例
1と同様の条件で耐久評価を行った。ただし、光受容部
材の移動速度を500mm/secとしブレードは反発
弾性8%のものを使用した。この耐久後の表面層の摩耗
量を表18に示す。
ノン製複写機NP−6085の改造機に搭載し、実施例
1と同様の条件で耐久評価を行った。ただし、光受容部
材の移動速度を500mm/secとしブレードは反発
弾性8%のものを使用した。この耐久後の表面層の摩耗
量を表18に示す。
【0148】また、金属顕微鏡によってドラム表面の球
状突起を観察した結果、球状突起の頭部が削られずに初
期の状態を維持しているため球状突起を核に融着が発生
し、さらに、球状突起に対応するブレードエッジ部に破
損が観察された。
状突起を観察した結果、球状突起の頭部が削られずに初
期の状態を維持しているため球状突起を核に融着が発生
し、さらに、球状突起に対応するブレードエッジ部に破
損が観察された。
【0149】以上の評価で得られた結果を表25及び表
26に示す。
26に示す。
【0150】その結果、摩耗量が1オングストローム/
1万枚よりも小さい値を示すa−SiC:H膜では、1
0万枚耐久によって融着、画像流れが発生する場合があ
ることが判明した。
1万枚よりも小さい値を示すa−SiC:H膜では、1
0万枚耐久によって融着、画像流れが発生する場合があ
ることが判明した。
【0151】
【表17】
【0152】
【表18】
【0153】[実施例4]実施例1と同様に、図3に記
載のプラズマCVD装置を用いて表14の条件で円筒状
導電性基体上に阻止層、光導電層を積層した後、表19
の条件で表面層を0.5μm堆積しJ〜Lの光受容部材
を製造した。さらに、7059ガラス基板上にも表19
の条件でJ〜Lのa−SiC:H表面層サンプルを作成
し、実施例1と同様の方法によりJ〜Lの表面層の炭素
量及びダイナミック硬度を測定した。
載のプラズマCVD装置を用いて表14の条件で円筒状
導電性基体上に阻止層、光導電層を積層した後、表19
の条件で表面層を0.5μm堆積しJ〜Lの光受容部材
を製造した。さらに、7059ガラス基板上にも表19
の条件でJ〜Lのa−SiC:H表面層サンプルを作成
し、実施例1と同様の方法によりJ〜Lの表面層の炭素
量及びダイナミック硬度を測定した。
【0154】その結果、光受容部材J〜Lの表面層の炭
素量及びダイナミック硬度は、表20に示した値であっ
た。
素量及びダイナミック硬度は、表20に示した値であっ
た。
【0155】次いで、この光受容部材J〜Lをキヤノン
製複写機NP−6085の改造機に搭載し、実施例1と
同様の条件で耐久評価を行った。ただし、光受容部材の
移動速度を200mm/secとしブレードは反発弾性
50%のものを使用した。この耐久後の表面層の摩耗量
を表20に示す。
製複写機NP−6085の改造機に搭載し、実施例1と
同様の条件で耐久評価を行った。ただし、光受容部材の
移動速度を200mm/secとしブレードは反発弾性
50%のものを使用した。この耐久後の表面層の摩耗量
を表20に示す。
【0156】また、耐久後の表面を金属顕微鏡で観察し
た結果、球状突起の先端高さは何れも5μm以下であっ
た。さらに、ブレードエッジ部分を観察した結果、球状
突起が存在する部分に対応して若干の破損が認められた
がクリーニング不良が発生しない程度の軽微なものであ
った。
た結果、球状突起の先端高さは何れも5μm以下であっ
た。さらに、ブレードエッジ部分を観察した結果、球状
突起が存在する部分に対応して若干の破損が認められた
がクリーニング不良が発生しない程度の軽微なものであ
った。
【0157】以上の評価で得られた結果を表21及び表
22に示す。
22に示す。
【0158】その結果、光受容部材J〜L何れの光受容
部材においても10万枚の耐久後でもムラ削れによって
発生するスジ状の画像欠陥は全くなく、クリーニング不
良や融着等の画像欠陥に関しても全く発生しなかった。
さらに、画像流れに関しても光受容部材の加温手段を設
けずとも、良好な画像特性が得られた。
部材においても10万枚の耐久後でもムラ削れによって
発生するスジ状の画像欠陥は全くなく、クリーニング不
良や融着等の画像欠陥に関しても全く発生しなかった。
さらに、画像流れに関しても光受容部材の加温手段を設
けずとも、良好な画像特性が得られた。
【0159】
【表19】
【0160】
【表20】
【0161】
【表21】
【0162】
【表22】 ○・・・画像流れがない良好な画像 △・・・7本/mmのラインは見えないが6本/mmの
ラインは見える程度で実用上問題のないレベル ×・・・5本/mmのラインが見えない程の画像流れが
発生
ラインは見える程度で実用上問題のないレベル ×・・・5本/mmのラインが見えない程の画像流れが
発生
【0163】[比較例4]実施例1と同様に、図3に記
載のプラズマCVD装置を用いて表14の条件で円筒状
導電性基体上に阻止層、光導電層を積層した後、表23
の条件で表面層を0.5μm堆積しJ’〜L’の光受容
部材を製造した。さらに、7059基板上にも表23の
条件でJ’〜L’のa−SiC:H表面層サンプルを作
成し、実施例1と同様の方法によりJ’〜L’の表面層
の炭素量及びダイナミック硬度を測定した。
載のプラズマCVD装置を用いて表14の条件で円筒状
導電性基体上に阻止層、光導電層を積層した後、表23
の条件で表面層を0.5μm堆積しJ’〜L’の光受容
部材を製造した。さらに、7059基板上にも表23の
条件でJ’〜L’のa−SiC:H表面層サンプルを作
成し、実施例1と同様の方法によりJ’〜L’の表面層
の炭素量及びダイナミック硬度を測定した。
【0164】その結果、光受容部材J’〜L’の表面層
の炭素量及びダイナミック硬度は、表24に示した値で
あった。
の炭素量及びダイナミック硬度は、表24に示した値で
あった。
【0165】次いで、この光受容部材J’〜L’をキャ
ノン製複写機NP−6085の改造機に搭載し、実施例
1と同様の条件で耐久評価を行った。ただし、光受容部
材の移動速度を200mm/secとしブレードは反発
弾性55%のものを使用した。この耐久後の表面層の摩
耗量を表24に示す。
ノン製複写機NP−6085の改造機に搭載し、実施例
1と同様の条件で耐久評価を行った。ただし、光受容部
材の移動速度を200mm/secとしブレードは反発
弾性55%のものを使用した。この耐久後の表面層の摩
耗量を表24に示す。
【0166】以上の評価で得られた結果を表25及び表
26に示す。
26に示す。
【0167】その結果、摩耗量が100オングストロー
ム/1万枚よりも大きい値を示すa−SiC:H膜で
は、10万枚耐久によって融着、さらに画像流れは実用
上問題のないレベルであったが、機械的強度は低くムラ
削れや、白スジ状の摺擦傷が画像欠陥として発生する場
合があった。
ム/1万枚よりも大きい値を示すa−SiC:H膜で
は、10万枚耐久によって融着、さらに画像流れは実用
上問題のないレベルであったが、機械的強度は低くムラ
削れや、白スジ状の摺擦傷が画像欠陥として発生する場
合があった。
【0168】
【表23】
【0169】
【表24】
【0170】
【表25】
【0171】
【表26】 ○・・・画像流れがない良好な画像 △・・・7本/mmのラインは見えないが6本/mmの
ラインは見える程度で実用上問題のないレベル ×・・・5本/mmのラインが見えない程の画像流れが
発生
ラインは見える程度で実用上問題のないレベル ×・・・5本/mmのラインが見えない程の画像流れが
発生
【0172】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、平均粒径
5〜8μmの現像剤を反発弾性10%以上50%以下の
弾性ゴムブレードでスクレープクリーニングする構成を
有する電子写真装置において、A4版の複写工程を転写
紙に行った後の摩耗量が1オングストローム/1万枚以
上100オングストローム/1万枚以下でありかつ、炭
素含有量が5%以上90%以下であり、さらにダイナミ
ック硬度が100〜950の範囲である非単結晶質炭素
化珪素膜で表面層を構成する光受容部材を用いることに
より、光受容部材表面に1〜50μmの高さの球状突起
が存在した場合においてもクリーニングブレードによっ
て該球状突起の頭部が選択的に研磨されるためブレード
の破損を防止することが可能となった。
5〜8μmの現像剤を反発弾性10%以上50%以下の
弾性ゴムブレードでスクレープクリーニングする構成を
有する電子写真装置において、A4版の複写工程を転写
紙に行った後の摩耗量が1オングストローム/1万枚以
上100オングストローム/1万枚以下でありかつ、炭
素含有量が5%以上90%以下であり、さらにダイナミ
ック硬度が100〜950の範囲である非単結晶質炭素
化珪素膜で表面層を構成する光受容部材を用いることに
より、光受容部材表面に1〜50μmの高さの球状突起
が存在した場合においてもクリーニングブレードによっ
て該球状突起の頭部が選択的に研磨されるためブレード
の破損を防止することが可能となった。
【0173】さらに、該表面層のクリーニングローラー
による摺擦手段を設けずとも、表面層を均一に摩耗する
ことが可能であり、ムラ削れにより発生する画像濃度ム
ラ及び現像剤の融着を防止することが可能になった。
による摺擦手段を設けずとも、表面層を均一に摩耗する
ことが可能であり、ムラ削れにより発生する画像濃度ム
ラ及び現像剤の融着を防止することが可能になった。
【0174】加えて、表面層を均一に1オングストロー
ム/1万枚以上100オングストローム/1万枚以下の
範囲で摩耗させることにより、如何なる環境下でも光受
容部材表面を直接加温する手段を設けずに、画像流れや
画像ボケといった画像欠陥を効果的に防止することが可
能である。
ム/1万枚以上100オングストローム/1万枚以下の
範囲で摩耗させることにより、如何なる環境下でも光受
容部材表面を直接加温する手段を設けずに、画像流れや
画像ボケといった画像欠陥を効果的に防止することが可
能である。
【0175】さらに、使用できる現像剤の種類及び電子
写真装置のコンパクト化、コストダウン等といった電子
写真装置設計のラチチュードを大幅に広げることが可能
となった。
写真装置のコンパクト化、コストダウン等といった電子
写真装置設計のラチチュードを大幅に広げることが可能
となった。
【0176】なお、本発明の主旨の範囲内で適宜、変化
組み合わせを行うことができ、上記した各実施例に限定
されないことはいうまでもない。
組み合わせを行うことができ、上記した各実施例に限定
されないことはいうまでもない。
【図1】図1(A),(B)は本発明による、光受容部
材の一例を示す模式的断面図ある。
材の一例を示す模式的断面図ある。
【図2】本発明に適用可能なPCVD法により光受容部
材を製造するために用いられる堆積装置の一例を示す模
式的構成図である。
材を製造するために用いられる堆積装置の一例を示す模
式的構成図である。
【図3】本発明に適用可能なPCVD法により光受容部
材を製造するために用いられる堆積装置の一例を示す模
式的構成図である。
材を製造するために用いられる堆積装置の一例を示す模
式的構成図である。
【図4】電子写真装置の一例を説明する模式的断面図で
ある。
ある。
101 導電性基体 102 電荷注入阻止層 103 光導電層 104 表面層 105 電荷発生層 106 電荷輸送層 2100,3100 堆積装置 2110,3110 反応容器 2111,3111 カソード電極 2112,3112 導電性基体 2113,3113 基体加熱用ヒーター 2114,3114 ガス導入管 2115,3115 高周波マッチングボックス 2116,3116 ガス配管 2117,3117 リークバルブ 2118,3118 メインバルブ 2119,3119 真空計 2120,3120 高周波電源 2121,3121 絶縁材料 3122 絶縁シールド板 2123,3123 受け台 2200,3200 ガス供給装置 2211〜2216,3211〜3216 マスフロ
ーコントローラー 2221〜2226,3221〜3226 ボンベ 2231〜2236,3231〜6236 バルブ 2241〜2246,3241〜3246 流入バル
ブ 2251〜2256,3251〜3256 流出バル
ブ 2260,3260 補助バルブ 2261〜2266,3261〜3266 圧力調整
器 401 光受容部材 402 主帯電器 403 静電潜像形成部位 404 現像器 405 転写紙供給系 406(a) 転写帯電器 406(b) 分離帯電器 407 クリーニングローラー 408 搬送系 409 除電光源 410 ハロゲンランプ 411 原稿台 412 原稿 413 ミラー 414 ミラー 415 ミラー 416 ミラー 417 レンズユニット 418 レンズ 419 給紙ガイド 420 ブランク露光LED 421 クリーニングブレード 422 レジスタローラー 423 面状ヒーター 424 定着器 425 クリーナー
ーコントローラー 2221〜2226,3221〜3226 ボンベ 2231〜2236,3231〜6236 バルブ 2241〜2246,3241〜3246 流入バル
ブ 2251〜2256,3251〜3256 流出バル
ブ 2260,3260 補助バルブ 2261〜2266,3261〜3266 圧力調整
器 401 光受容部材 402 主帯電器 403 静電潜像形成部位 404 現像器 405 転写紙供給系 406(a) 転写帯電器 406(b) 分離帯電器 407 クリーニングローラー 408 搬送系 409 除電光源 410 ハロゲンランプ 411 原稿台 412 原稿 413 ミラー 414 ミラー 415 ミラー 416 ミラー 417 レンズユニット 418 レンズ 419 給紙ガイド 420 ブランク露光LED 421 クリーニングブレード 422 レジスタローラー 423 面状ヒーター 424 定着器 425 クリーナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 誠 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H068 DA05 DA14 DA17 DA23 DA41 DA51 EA24 EA31 FA16 FA30 FC15
Claims (8)
- 【請求項1】 光受容部材に対して、帯電、露光、現
像、転写、クリーニングを順次繰り返す電子写真装置に
おいて、平均粒径5〜8μmの現像剤を該光受容部材に
現像、転写材へ転写し、現像剤が転写された後の光受容
部材表面を反発弾性10%以上50%以下の弾性ゴムブ
レートでスクレープクリーニングする電子写真装置でA
4版の複写工程を転写紙に行った後の摩耗量が1オング
ストローム/1万枚以上100オングストローム/1万
枚以下である、非単結晶質炭素化珪素膜で表面層を構成
した光受容部材を用いることを特徴とする電子写真装
置。 - 【請求項2】 前記、帯電、露光、現像、転写、クリー
ニングを順次繰り返す電子写真装置において、クリーニ
ングローラーによる摺擦クリーニング手段を設けずか
つ、光受容部材を直接加温する手段を設けない構成であ
る請求項1に記載の電子写真装置。 - 【請求項3】 前記、光受容部材が導電性基体上にシリ
コン原子を母体とする非単結晶材料で構成された光導電
層及び非単結晶材料で構成された表面層からなる光受容
部材である請求項1または2に記載の電子写真装置。 - 【請求項4】 前記、表面層のダイナミック硬度が10
0〜950である請求項1乃至3のうち、いずれか1項
に記載の電子写真装置。 - 【請求項5】 前記、非単結晶質炭化珪素膜の炭素量
(C/Si+C)が5%〜90%である請求項1乃至4
のうち、いずれか1項に記載の電子写真装置。 - 【請求項6】 前記、表面層が、少なくともシラン系及
び、炭化水素系のガスを1〜450MHzの高周波を用
いたプラズマCVD法によって分解することによって堆
積成膜する請求項1乃至5のうち、いずれか1項に記載
の電子写真装置。 - 【請求項7】 前記、光受容部材が、電荷注入阻止層、
光導電層、表面層の3層で構成されている請求項1乃至
6のうち、いずれか1項に記載の電子写真装置。 - 【請求項8】 前記、光受容部材が、電荷輸送層、電荷
発生層、表面層の3層で構成されている請求項1乃至7
のうち、いずれか1項に記載の電子写真装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16534598A JP2000003055A (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16534598A JP2000003055A (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | 電子写真装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000003055A true JP2000003055A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=15810591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16534598A Pending JP2000003055A (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000003055A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007086366A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
| JP2010049241A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-03-04 | Canon Inc | 電子写真感光体および電子写真装置 |
| WO2010074099A1 (en) * | 2008-12-26 | 2010-07-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Image-forming method |
| JP2013011916A (ja) * | 2008-07-25 | 2013-01-17 | Canon Inc | 電子写真感光体および電子写真装置 |
| US8440377B2 (en) | 2009-11-26 | 2013-05-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member and electrophotographic apparatus |
| US8445168B2 (en) | 2009-11-26 | 2013-05-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member and electrophotographic apparatus |
| US8455163B2 (en) | 2009-11-27 | 2013-06-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member and electrophotographic apparatus |
| US8465891B2 (en) | 2009-11-17 | 2013-06-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member and electrophotographic apparatus |
| US8507170B2 (en) | 2008-07-25 | 2013-08-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image-forming method and image-forming apparatus |
| US8630558B2 (en) | 2009-11-25 | 2014-01-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic apparatus having an electrophotgraphic photosensitive member with an amorphous silicon carbide surface layer |
-
1998
- 1998-06-12 JP JP16534598A patent/JP2000003055A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007086366A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
| US8263299B2 (en) | 2005-09-21 | 2012-09-11 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrophotographic photoreceptor, process cartridge, and image forming apparatus |
| JP2010049241A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-03-04 | Canon Inc | 電子写真感光体および電子写真装置 |
| US8323862B2 (en) | 2008-07-25 | 2012-12-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member and electrophotographic apparatus |
| JP2013011916A (ja) * | 2008-07-25 | 2013-01-17 | Canon Inc | 電子写真感光体および電子写真装置 |
| US8685611B2 (en) | 2008-07-25 | 2014-04-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member and electrophotographic apparatus |
| US8507170B2 (en) | 2008-07-25 | 2013-08-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image-forming method and image-forming apparatus |
| WO2010074099A1 (en) * | 2008-12-26 | 2010-07-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Image-forming method |
| US8758971B2 (en) | 2008-12-26 | 2014-06-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Image-forming method |
| US8465891B2 (en) | 2009-11-17 | 2013-06-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member and electrophotographic apparatus |
| US8630558B2 (en) | 2009-11-25 | 2014-01-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic apparatus having an electrophotgraphic photosensitive member with an amorphous silicon carbide surface layer |
| US8445168B2 (en) | 2009-11-26 | 2013-05-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member and electrophotographic apparatus |
| US8440377B2 (en) | 2009-11-26 | 2013-05-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member and electrophotographic apparatus |
| US8455163B2 (en) | 2009-11-27 | 2013-06-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member and electrophotographic apparatus |
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