JP2000204181A - 樹脂の表面硬化方法及び表面硬化樹脂、並びにその製造装置 - Google Patents
樹脂の表面硬化方法及び表面硬化樹脂、並びにその製造装置Info
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- JP2000204181A JP2000204181A JP404999A JP404999A JP2000204181A JP 2000204181 A JP2000204181 A JP 2000204181A JP 404999 A JP404999 A JP 404999A JP 404999 A JP404999 A JP 404999A JP 2000204181 A JP2000204181 A JP 2000204181A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プラスチック製ディスク基板を低エネルギー
で短時間に表面改質できる、樹脂の表面硬化方法及び表
面硬化樹脂、並びにその製造装置を提供すること。 【解決手段】 プラスチック製ディスク基板10の表面
に1017個/cm2 以上の炭素イオンを20KeV以下
で注入するイオン注入層11と、この上に積層する高硬
度薄膜12とを交互又は同時に行って表面を硬化し、更
にバイアス手段を併用して硬化速度を高める。
で短時間に表面改質できる、樹脂の表面硬化方法及び表
面硬化樹脂、並びにその製造装置を提供すること。 【解決手段】 プラスチック製ディスク基板10の表面
に1017個/cm2 以上の炭素イオンを20KeV以下
で注入するイオン注入層11と、この上に積層する高硬
度薄膜12とを交互又は同時に行って表面を硬化し、更
にバイアス手段を併用して硬化速度を高める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光ディスク
基板又は磁気ディスク基板に用いられる樹脂の表面硬化
方法及び表面硬化樹脂、並びにその製造装置に関するも
のである。
基板又は磁気ディスク基板に用いられる樹脂の表面硬化
方法及び表面硬化樹脂、並びにその製造装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク基板や磁気ディスク基
板には剛性、平滑化加工等が容易であることから、アル
ミニウム、ガラス等が使用されているが、近年は、安価
で射出形成による凹凸(ピット、グルーブ)の形成が容
易であるため、樹脂製基板の使用も提案されている。
板には剛性、平滑化加工等が容易であることから、アル
ミニウム、ガラス等が使用されているが、近年は、安価
で射出形成による凹凸(ピット、グルーブ)の形成が容
易であるため、樹脂製基板の使用も提案されている。
【0003】しかし、このような樹脂製ディスク基板は
安価に製作が可能な反面、外力によって変形し易いため
樹脂製ディスク基板の表面硬化処理が必要であり、本発
明者もアモルファスポリオレフィン等からなる基板表面
に炭素イオン等をイオン注入し、基板表面の物性を改質
して表面硬化することを既に提案している(特願平10
−189208号、平成10年7月3日出願参照)。
安価に製作が可能な反面、外力によって変形し易いため
樹脂製ディスク基板の表面硬化処理が必要であり、本発
明者もアモルファスポリオレフィン等からなる基板表面
に炭素イオン等をイオン注入し、基板表面の物性を改質
して表面硬化することを既に提案している(特願平10
−189208号、平成10年7月3日出願参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
プラスチックの表面の物性を改質するために、単純にイ
オン注入を或るエネルギーレベル(数十KeVから数M
eVまで)でイオンを打ち込むことが行われている。
プラスチックの表面の物性を改質するために、単純にイ
オン注入を或るエネルギーレベル(数十KeVから数M
eVまで)でイオンを打ち込むことが行われている。
【0005】上記した先願発明も上記した表面硬化処理
により、樹脂の表面を改質し、割れや塑性変形しない表
面を有するディスク基板を得ることができるものの、イ
オンの注入量も1017個/cm2 以上を必要とし、更
に、高いエネルギーで注入する必要があり、表面硬度の
改質の点でも更に改善の余地があることが分かった。
により、樹脂の表面を改質し、割れや塑性変形しない表
面を有するディスク基板を得ることができるものの、イ
オンの注入量も1017個/cm2 以上を必要とし、更
に、高いエネルギーで注入する必要があり、表面硬度の
改質の点でも更に改善の余地があることが分かった。
【0006】そこで本発明の目的は、被処理物を低エネ
ルギー下で短時間に表面改質できる、樹脂の表面硬化方
法及び表面硬化樹脂、並びにその製造装置を提供するこ
とにある。
ルギー下で短時間に表面改質できる、樹脂の表面硬化方
法及び表面硬化樹脂、並びにその製造装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、被処理
物である樹脂に対して、イオン注入と前記イオン注入と
は異なる条件下での物理的成膜とを交互に施し、前記樹
脂を表面硬化処理する、樹脂の表面硬化方法(以下、本
発明の硬化方法1と称する。)に係るものである。
物である樹脂に対して、イオン注入と前記イオン注入と
は異なる条件下での物理的成膜とを交互に施し、前記樹
脂を表面硬化処理する、樹脂の表面硬化方法(以下、本
発明の硬化方法1と称する。)に係るものである。
【0008】また、本発明は、被処理物である樹脂に対
して、イオン注入と物理的成膜とを同時に行い、前記樹
脂を表面硬化処理する、樹脂の表面硬化方法(以下、本
発明の硬化方法2と称する。)に係るものである。
して、イオン注入と物理的成膜とを同時に行い、前記樹
脂を表面硬化処理する、樹脂の表面硬化方法(以下、本
発明の硬化方法2と称する。)に係るものである。
【0009】また、本発明は、被処理物である樹脂に対
して、バイアス電界の作用下でイオン注入を行い、前記
樹脂を表面硬化処理する、樹脂の表面硬化方法(以下、
本発明の硬化方法3と称する。)に係るものである。
して、バイアス電界の作用下でイオン注入を行い、前記
樹脂を表面硬化処理する、樹脂の表面硬化方法(以下、
本発明の硬化方法3と称する。)に係るものである。
【0010】本発明の硬化方法1、2、3によれば、イ
オン注入と、異なる条件下での物理的成膜とが交互又は
同時に行われ、或いは更にバイアス電界の作用下でイオ
ン注入を行うので、低エネルギーの下で浅いイオン注入
層と物理的成膜とを交互又は同時に樹脂の表面に形成
し、実質的にイオン注入層上に物理的成膜をしたのと同
等に樹脂の表面を界面なく硬化することができる。しか
もバイアス電界を作用させれば、注入イオンを加速して
注入効率を向上させ、硬化速度を高めることができる。
その結果、樹脂の表面を例えばDLC(ダイヤモンドラ
イクカーボン)構造の多い物質に改質し、これをディス
ク基板に適用すれば、割れ等が発生しない良質の製品を
短時間に製作することができ、生産性を高めることがで
きる。
オン注入と、異なる条件下での物理的成膜とが交互又は
同時に行われ、或いは更にバイアス電界の作用下でイオ
ン注入を行うので、低エネルギーの下で浅いイオン注入
層と物理的成膜とを交互又は同時に樹脂の表面に形成
し、実質的にイオン注入層上に物理的成膜をしたのと同
等に樹脂の表面を界面なく硬化することができる。しか
もバイアス電界を作用させれば、注入イオンを加速して
注入効率を向上させ、硬化速度を高めることができる。
その結果、樹脂の表面を例えばDLC(ダイヤモンドラ
イクカーボン)構造の多い物質に改質し、これをディス
ク基板に適用すれば、割れ等が発生しない良質の製品を
短時間に製作することができ、生産性を高めることがで
きる。
【0011】また、本発明は、高硬度イオン注入層と、
高硬度成膜層とが積層されてなる表面硬化樹脂(以下、
本発明の硬化樹脂と称する。)に係るものである。
高硬度成膜層とが積層されてなる表面硬化樹脂(以下、
本発明の硬化樹脂と称する。)に係るものである。
【0012】本発明の硬化樹脂によれば、前記した表面
硬化方法に基づく硬化樹脂であるので、前記硬化方法と
同等な効果を奏する良好な表面硬化樹脂を得ることがで
きる。
硬化方法に基づく硬化樹脂であるので、前記硬化方法と
同等な効果を奏する良好な表面硬化樹脂を得ることがで
きる。
【0013】また、本発明は、イオン注入手段と、前記
イオン注入手段とは異なる条件下での物理的成膜手段と
が被処理物である樹脂に対向して配置されている(これ
らの両手段は同一の装置が兼用してもよい。)、表面硬
化樹脂の製造装置(以下、本発明の製造装置1と称す
る。)に係るものである。
イオン注入手段とは異なる条件下での物理的成膜手段と
が被処理物である樹脂に対向して配置されている(これ
らの両手段は同一の装置が兼用してもよい。)、表面硬
化樹脂の製造装置(以下、本発明の製造装置1と称す
る。)に係るものである。
【0014】また、本発明は、被処理物である樹脂に対
して、イオン注入と物理的成膜とを同時に行えるように
構成された、表面硬化樹脂の製造装置(以下、本発明の
製造装置2と称する。)に係るものである。
して、イオン注入と物理的成膜とを同時に行えるように
構成された、表面硬化樹脂の製造装置(以下、本発明の
製造装置2と称する。)に係るものである。
【0015】また、本発明は、被処理物である樹脂に対
して、バイアス電界の作用下でイオン注入を行うように
構成された、表面硬化樹脂の製造装置(以下、本発明の
製造装置3と称する。)に係るものである。
して、バイアス電界の作用下でイオン注入を行うように
構成された、表面硬化樹脂の製造装置(以下、本発明の
製造装置3と称する。)に係るものである。
【0016】本発明の製造装置1、2、3によれば、前
記した製造方法に基づく再現性の良い製造装置を提供す
ることができる。
記した製造方法に基づく再現性の良い製造装置を提供す
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面を参照しながら説明する。
態を図面を参照しながら説明する。
【0018】上記した本発明の硬化方法、硬化樹脂及び
製造装置においては、イオン注入時のイオンエネルギー
を加速減速により可変して、前記イオン注入と前記物理
的成膜とを繰り返して行なうことが望ましい。このイオ
ン注入手段としては、例えば図2に示すようなフリーマ
ン型イオンガンによる炭素イオン注入、又はマイクロ波
型のイオンガン等により炭酸ガスをイオン化して質量分
離磁場により炭素の質量だけを分離して加速したイオン
注入を行う。
製造装置においては、イオン注入時のイオンエネルギー
を加速減速により可変して、前記イオン注入と前記物理
的成膜とを繰り返して行なうことが望ましい。このイオ
ン注入手段としては、例えば図2に示すようなフリーマ
ン型イオンガンによる炭素イオン注入、又はマイクロ波
型のイオンガン等により炭酸ガスをイオン化して質量分
離磁場により炭素の質量だけを分離して加速したイオン
注入を行う。
【0019】図2のイオン注入装置においては、イオン
源31から出たイオンが、質量分離コイル32、加速減
速レンズ33及び走査コイル34を経て、真空チャンバ
ー30内に配された基板に注入される。基板は、基板回
転パレット35により回転保持されており、また、真空
チャンバー30内は、排気装置36により真空に引かれ
ている。そして、この装置を用いると、イオンのエネル
ギーを変えることにより、イオン注入と物理的成膜とを
同一装置で行うこともでき、後述するバイアス手段を併
用すればイオン注入及び物理的成膜を加速させることも
可能である。
源31から出たイオンが、質量分離コイル32、加速減
速レンズ33及び走査コイル34を経て、真空チャンバ
ー30内に配された基板に注入される。基板は、基板回
転パレット35により回転保持されており、また、真空
チャンバー30内は、排気装置36により真空に引かれ
ている。そして、この装置を用いると、イオンのエネル
ギーを変えることにより、イオン注入と物理的成膜とを
同一装置で行うこともでき、後述するバイアス手段を併
用すればイオン注入及び物理的成膜を加速させることも
可能である。
【0020】また、これ以外にも例えば図3に示すよう
に、ガス導入管17と内部にRFコイル18を配し、真
空引きが可能な石英管16上にグリッド15を配しただ
けで、分離磁場を用いない簡略化された注入方式や、多
価イオン注入も可能なアーク式のイオン注入装置を用い
て注入することができる。これらの装置はいずれもイオ
ンエネルギーは加速電極電圧および減速電極電圧により
可変が可能である。
に、ガス導入管17と内部にRFコイル18を配し、真
空引きが可能な石英管16上にグリッド15を配しただ
けで、分離磁場を用いない簡略化された注入方式や、多
価イオン注入も可能なアーク式のイオン注入装置を用い
て注入することができる。これらの装置はいずれもイオ
ンエネルギーは加速電極電圧および減速電極電圧により
可変が可能である。
【0021】成膜手段としては、図4に示すような、電
子銃、レーザー又はカソーディックアークを備えて動作
ガスを用いない蒸着手段、または動作ガスを使用する場
合としてカウフマン型イオンソースやマグネトロンスパ
ッタソースなどがある。
子銃、レーザー又はカソーディックアークを備えて動作
ガスを用いない蒸着手段、または動作ガスを使用する場
合としてカウフマン型イオンソースやマグネトロンスパ
ッタソースなどがある。
【0022】図4に示す装置は、トリガー電源23から
駆動電圧を供給される放電用カソード20の外側に、こ
のカソード20から発生したイオンを効率良くアノード
21に導くための偏向コイル22が配され、アノード2
1の先に配されている電磁コイル24は荷電したイオン
を基板26に誘導する電磁誘導システムとして機能す
る。基板ホルダー25及び電源27は後述するバイアス
手段の機能を有し、そして電源28は電磁コイル24に
駆動電圧を与えるための電源であり、コンデンサー37
を介して低電圧回路を構成している。
駆動電圧を供給される放電用カソード20の外側に、こ
のカソード20から発生したイオンを効率良くアノード
21に導くための偏向コイル22が配され、アノード2
1の先に配されている電磁コイル24は荷電したイオン
を基板26に誘導する電磁誘導システムとして機能す
る。基板ホルダー25及び電源27は後述するバイアス
手段の機能を有し、そして電源28は電磁コイル24に
駆動電圧を与えるための電源であり、コンデンサー37
を介して低電圧回路を構成している。
【0023】図5に示す装置は、真空チャンバー38内
に設けたプラズマ発生装置39上にターゲットとしての
イオン源40を配し、この上方に配置した基板26との
間にアルゴンArを導入してプラズマを発生させ、スパ
ッタリングにより成膜する。
に設けたプラズマ発生装置39上にターゲットとしての
イオン源40を配し、この上方に配置した基板26との
間にアルゴンArを導入してプラズマを発生させ、スパ
ッタリングにより成膜する。
【0024】このようなイオン注入と物理的成膜は例え
ば図7に示すように、同一のチャンバー50内にイオン
注入装置48と物理的成膜装置49とをサセプタ41に
支持された基板1に対向して並設することもできる。
ば図7に示すように、同一のチャンバー50内にイオン
注入装置48と物理的成膜装置49とをサセプタ41に
支持された基板1に対向して並設することもできる。
【0025】そして、上記のイオン注入装置及び成膜装
置をそれぞれの用途に応じて使い分け、前記イオン注入
の工程と、このイオン注入により前記樹脂に導電性を付
与した後にバイアス電界下でイオンプレーティング又は
アーク蒸着する工程とを繰り返す。
置をそれぞれの用途に応じて使い分け、前記イオン注入
の工程と、このイオン注入により前記樹脂に導電性を付
与した後にバイアス電界下でイオンプレーティング又は
アーク蒸着する工程とを繰り返す。
【0026】基板のバイアス手段としては、図6に示す
ように処理する基板26を水冷基台29に隣接した基板
ホルダー25にとりつけ、バイアス電源27から、直流
および交流、或いは直流が重畳された交流、パルス電圧
および直流が重畳されたパルス電圧を印加する。
ように処理する基板26を水冷基台29に隣接した基板
ホルダー25にとりつけ、バイアス電源27から、直流
および交流、或いは直流が重畳された交流、パルス電圧
および直流が重畳されたパルス電圧を印加する。
【0027】そして、前記イオン注入後に、バイアス電
界下でイオンプレーティング又はアーク蒸着を行うこと
が望ましいが、前記イオン注入後に、高硬度薄膜を形成
してもよく、前記イオン注入後に、このイオン注入時よ
りも低エネルギー下で高硬度薄膜の物理的成膜を行って
もよい。
界下でイオンプレーティング又はアーク蒸着を行うこと
が望ましいが、前記イオン注入後に、高硬度薄膜を形成
してもよく、前記イオン注入後に、このイオン注入時よ
りも低エネルギー下で高硬度薄膜の物理的成膜を行って
もよい。
【0028】また、前記イオン注入と同時に蒸着を行う
イオンミキシングまたは、前記イオン注入中に、前記樹
脂の周りを絶縁してチャージアップさせることにより自
己バイアスを発生させてもよい。これにより基板にパル
ス電圧を印加した場合と同様な結果が得られ、イオン注
入と成膜とが自ずから繰り返される。
イオンミキシングまたは、前記イオン注入中に、前記樹
脂の周りを絶縁してチャージアップさせることにより自
己バイアスを発生させてもよい。これにより基板にパル
ス電圧を印加した場合と同様な結果が得られ、イオン注
入と成膜とが自ずから繰り返される。
【0029】この場合、前記バイアス電界を直流バイア
ス、交流バイアス又はパルスバイアスを印加しておくこ
とによって表面硬化層を形成することが望ましい。
ス、交流バイアス又はパルスバイアスを印加しておくこ
とによって表面硬化層を形成することが望ましい。
【0030】そして、上記の如くイオン注入装置及び成
膜装置を使い分けて、前記樹脂に1017個/cm2 以上
のイオンを20KeV以下で注入することが望ましい。
膜装置を使い分けて、前記樹脂に1017個/cm2 以上
のイオンを20KeV以下で注入することが望ましい。
【0031】この場合、前記イオン注入としては炭素イ
オンを用いることが好ましいが、これ以外にも例えば、
窒素イオン、チタンイオン、タングステンイオン、モリ
ブデンイオン及びシリコンイオンからなる群より選ばれ
た少なくとも1種を用いることができる。
オンを用いることが好ましいが、これ以外にも例えば、
窒素イオン、チタンイオン、タングステンイオン、モリ
ブデンイオン及びシリコンイオンからなる群より選ばれ
た少なくとも1種を用いることができる。
【0032】また、前記樹脂としてはアモルファスポリ
オレフィン(以下、APOと称する。)が好適である
が、これ以外にも例えばポリカーボネート、ポリメチル
メタクリレート、アクリル系樹脂、ポリエチレンテレフ
タレート及び高密度ポリエチレンからなる群より選ばれ
た少なくとも1種を用いることができる。
オレフィン(以下、APOと称する。)が好適である
が、これ以外にも例えばポリカーボネート、ポリメチル
メタクリレート、アクリル系樹脂、ポリエチレンテレフ
タレート及び高密度ポリエチレンからなる群より選ばれ
た少なくとも1種を用いることができる。
【0033】表面硬化した樹脂は、例えば図8に示す装
置を用いて降伏点強度を測定する。即ち、先端が0.5
μm半径の3角錐のダイヤモンド圧子3をディスク1の
表面の硬化層2に当てて、圧電体により微少荷重0.1
gをかけて押し込んだ場合の荷重歪みを測定する。
置を用いて降伏点強度を測定する。即ち、先端が0.5
μm半径の3角錐のダイヤモンド圧子3をディスク1の
表面の硬化層2に当てて、圧電体により微少荷重0.1
gをかけて押し込んだ場合の荷重歪みを測定する。
【0034】これにより、光ディスク基板又は磁気ディ
スク基板等に用いる樹脂の表面硬化に適用することがで
きる。
スク基板等に用いる樹脂の表面硬化に適用することがで
きる。
【0035】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0036】実施例は上記した本発明の好ましい実施の
形態に従い、上記したイオン注入装置及び成膜装置を用
いて1インチ角のAPO基板に炭素イオンを注入し、プ
ラスチック製基板の表面改質を行い、それぞれ形態を変
えて以下に述べる7種類の例を実施した。
形態に従い、上記したイオン注入装置及び成膜装置を用
いて1インチ角のAPO基板に炭素イオンを注入し、プ
ラスチック製基板の表面改質を行い、それぞれ形態を変
えて以下に述べる7種類の例を実施した。
【0037】<実施例1>図2に示したイオン注入装置
を使用して、背景真空度を10-7Torrまで排気した
後イオンソースにより炭酸ガスをプラズマ化し、質量分
離して炭素イオンを加速減速することにより20KeV
のイオン流を作り、イオン電流として10μAの連続イ
オンにより図1(a)に示すように基板10の表面に1
016個/cm2 の注入を行ってイオン注入層11を形成
した。これにより基板10のヤング率が10GPaにな
った。
を使用して、背景真空度を10-7Torrまで排気した
後イオンソースにより炭酸ガスをプラズマ化し、質量分
離して炭素イオンを加速減速することにより20KeV
のイオン流を作り、イオン電流として10μAの連続イ
オンにより図1(a)に示すように基板10の表面に1
016個/cm2 の注入を行ってイオン注入層11を形成
した。これにより基板10のヤング率が10GPaにな
った。
【0038】次に、図4に示したカソーディックイオン
ソースにより図1(b)に示すように成膜を行った。イ
オン注入と同様に背景真空度10-7Torrで、アーク
ソースにおいて炭素固体原料に50Vのアークプラズマ
を発生させ、電磁システムによりイオン流を基板26に
誘導させた。この時、基板26のバイアスを図6のよう
に行いパルスバイアス源27により、周波数10Hzで
ON、パルス間隔1:10でマイナス50Vにバイアス
された。高硬度薄膜12が形成された膜厚は20nmで
あり割れは発生していない。
ソースにより図1(b)に示すように成膜を行った。イ
オン注入と同様に背景真空度10-7Torrで、アーク
ソースにおいて炭素固体原料に50Vのアークプラズマ
を発生させ、電磁システムによりイオン流を基板26に
誘導させた。この時、基板26のバイアスを図6のよう
に行いパルスバイアス源27により、周波数10Hzで
ON、パルス間隔1:10でマイナス50Vにバイアス
された。高硬度薄膜12が形成された膜厚は20nmで
あり割れは発生していない。
【0039】<実施例2>実施例1と同様に図2に示し
たイオン注入装置を使用して、背景真空度を10-7To
rrまで排気した後イオンソースにより炭酸ガスをプラ
ズマ化し、質量分離して炭素イオンを加速減速すること
によりイオン流を発生させた。
たイオン注入装置を使用して、背景真空度を10-7To
rrまで排気した後イオンソースにより炭酸ガスをプラ
ズマ化し、質量分離して炭素イオンを加速減速すること
によりイオン流を発生させた。
【0040】注入の当初は、加速電圧20KVでイオン
電流として10μAの連続イオンにより注入し、図1
(a)のように基板10の表面に1016個/cm2 の注
入を行った後、次に加速電圧を連続的に減速して1016
個/cm2 の注入を行い、最終的に1017個/cm2 の
注入を行ってイオン注入層11を形成し、同じ装置で、
最後に100Vで図1(b)に示すように成膜を行っ
た。
電流として10μAの連続イオンにより注入し、図1
(a)のように基板10の表面に1016個/cm2 の注
入を行った後、次に加速電圧を連続的に減速して1016
個/cm2 の注入を行い、最終的に1017個/cm2 の
注入を行ってイオン注入層11を形成し、同じ装置で、
最後に100Vで図1(b)に示すように成膜を行っ
た。
【0041】<実施例3>実施例と同様に図2に示した
イオン注入装置を使用して、背景真空度を10-7Tor
rまで排気した後イオンソースにより炭酸ガスをプラズ
マ化し、質量分離して炭素イオンを加速減速することに
より20KeVのイオン流を発生させた。
イオン注入装置を使用して、背景真空度を10-7Tor
rまで排気した後イオンソースにより炭酸ガスをプラズ
マ化し、質量分離して炭素イオンを加速減速することに
より20KeVのイオン流を発生させた。
【0042】イオン電流として10μAの連続イオンに
より図1(a)に示すように基板10の表面に1016個
/cm2 の注入を行い、基板10の導電性が未処理(イ
オン注入前の状態)の1014オームセンチに比べて10
4 オームセンチに低下した後、図4に示したカソーディ
ックイオンソースにより炭素固体原料に50Vのアーク
プラズマを発生させて膜厚1nmの成膜を行った。
より図1(a)に示すように基板10の表面に1016個
/cm2 の注入を行い、基板10の導電性が未処理(イ
オン注入前の状態)の1014オームセンチに比べて10
4 オームセンチに低下した後、図4に示したカソーディ
ックイオンソースにより炭素固体原料に50Vのアーク
プラズマを発生させて膜厚1nmの成膜を行った。
【0043】この際、電磁システムにより誘導されたイ
オン流は基板に到達して図1(b)に示すように成膜さ
れ、この操作を20回繰り返して基板10を図1(c)
に示すように改質して硬化層13を形成した。
オン流は基板に到達して図1(b)に示すように成膜さ
れ、この操作を20回繰り返して基板10を図1(c)
に示すように改質して硬化層13を形成した。
【0044】<実施例4>実施例1と同様に図2に示し
たイオン注入装置を使用して、背景真空度を10-7To
rrまで排気した後イオンソースにより炭酸ガスをプラ
ズマ化し、質量分離して炭素イオンを加速減速すること
によりイオン流を発生させた。
たイオン注入装置を使用して、背景真空度を10-7To
rrまで排気した後イオンソースにより炭酸ガスをプラ
ズマ化し、質量分離して炭素イオンを加速減速すること
によりイオン流を発生させた。
【0045】イオン注入は加速電圧20KVでイオン電
流として10μAの連続イオンにより図1(d)に示す
ように注入し、次に図4に示したカソーディックイオン
ソースによる動作ガスのない成膜を基板10に向けて行
った。この際、炭素固体原料に50Vのアークプラズマ
を発生させ、電磁システムにより誘導されたイオン流は
基板に到達して図1(d)に示すように高硬度薄膜12
を形成した。
流として10μAの連続イオンにより図1(d)に示す
ように注入し、次に図4に示したカソーディックイオン
ソースによる動作ガスのない成膜を基板10に向けて行
った。この際、炭素固体原料に50Vのアークプラズマ
を発生させ、電磁システムにより誘導されたイオン流は
基板に到達して図1(d)に示すように高硬度薄膜12
を形成した。
【0046】<実施例5>実施例1と同様に図2に示し
たイオン注入装置を使用して、背景真空度を10-7To
rrまで排気した後イオンソースにより炭酸ガスをプラ
ズマ化し、質量分離して炭素イオンを加速減速すること
によりイオン流を発生させた。
たイオン注入装置を使用して、背景真空度を10-7To
rrまで排気した後イオンソースにより炭酸ガスをプラ
ズマ化し、質量分離して炭素イオンを加速減速すること
によりイオン流を発生させた。
【0047】イオン注入は加速電圧15KVでイオン電
流として10μAの連続イオンで図1(a)のように基
板10の表面にイオン注入層11を形成し、同じ装置に
より、図6に示したように、注入基板にパルス電圧をマ
イナス14KVからプラス14KVまで可変した。更に
パルス比1:10で周波数10Hzで印加して注入を行
った。
流として10μAの連続イオンで図1(a)のように基
板10の表面にイオン注入層11を形成し、同じ装置に
より、図6に示したように、注入基板にパルス電圧をマ
イナス14KVからプラス14KVまで可変した。更に
パルス比1:10で周波数10Hzで印加して注入を行
った。
【0048】<実施例6>実施例1と同様に図2に示し
たイオン注入装置を使用して、背景真空度を10-7To
rrまで排気した後イオンソースにより炭酸ガスをプラ
ズマ化し、質量分離して炭素イオンを加速減速すること
により10KeVから20KeVのイオン流を8μA発
生させた。
たイオン注入装置を使用して、背景真空度を10-7To
rrまで排気した後イオンソースにより炭酸ガスをプラ
ズマ化し、質量分離して炭素イオンを加速減速すること
により10KeVから20KeVのイオン流を8μA発
生させた。
【0049】そして同じ装置を用いて、イオンビームが
基板ホルダーに対してオーバースキャンしないように設
定し、更に、基板ホルダーからの2次電子を減少させ、
防止する目的で、基板ホルダーに絶縁物として、ガラ
ス、石英、アルミナ、BNなどのセラミックをとりつけ
た。
基板ホルダーに対してオーバースキャンしないように設
定し、更に、基板ホルダーからの2次電子を減少させ、
防止する目的で、基板ホルダーに絶縁物として、ガラ
ス、石英、アルミナ、BNなどのセラミックをとりつけ
た。
【0050】この絶縁基板の上にプラスチック基板をと
りつけると、プラスチックは絶縁物であることから表面
に電荷が発生する。通常まわりから2次電子によりこの
電荷は中和されるものであるが、2次電子を防止したこ
とから基板に正の電荷が発生して注入電荷としての20
KeVが減速されることになり、基板にパルス電圧を印
加した場合と同様な効果が得られる。即ち、成膜と注入
が自己的に繰り返される。
りつけると、プラスチックは絶縁物であることから表面
に電荷が発生する。通常まわりから2次電子によりこの
電荷は中和されるものであるが、2次電子を防止したこ
とから基板に正の電荷が発生して注入電荷としての20
KeVが減速されることになり、基板にパルス電圧を印
加した場合と同様な効果が得られる。即ち、成膜と注入
が自己的に繰り返される。
【0051】<実施例7>実施例1と同様に図2に示し
たイオン注入装置を使用して、背景真空度を10-7To
rrまで排気した後イオンソースにより炭酸ガスをプラ
ズマ化し、質量分離して炭素イオンを加速減速すること
により20KeVのイオン流を発生させた。
たイオン注入装置を使用して、背景真空度を10-7To
rrまで排気した後イオンソースにより炭酸ガスをプラ
ズマ化し、質量分離して炭素イオンを加速減速すること
により20KeVのイオン流を発生させた。
【0052】この場合、イオン電流として10μAの連
続イオンにより図1(a)のように、基板1の表面に1
016個/cm2 の注入のみを行った。これにより基板の
ヤング率が10GPaになった。
続イオンにより図1(a)のように、基板1の表面に1
016個/cm2 の注入のみを行った。これにより基板の
ヤング率が10GPaになった。
【0053】以上の実施例1〜6におけるイオン注入と
高硬度薄膜とによる表面硬化処理、実施例7におけるイ
オン注入のみによる表面硬化処理及びこのような硬化処
理をしない未処理のプラスチックの硬度及びIR(赤外
吸収スペクトル)を比較測定した。但し、測定対象とし
て実施例1〜6は、同様な結果となったことから実施例
1のデータを用いる。
高硬度薄膜とによる表面硬化処理、実施例7におけるイ
オン注入のみによる表面硬化処理及びこのような硬化処
理をしない未処理のプラスチックの硬度及びIR(赤外
吸収スペクトル)を比較測定した。但し、測定対象とし
て実施例1〜6は、同様な結果となったことから実施例
1のデータを用いる。
【0054】図9は、図8に示した測定装置による降伏
点強度を示すグラフである。即ち、実施例1の場合の歪
み曲線42は圧電体による荷重により0点から変位し、
解放後は変位前の0点に戻る。しかし、実施例7のイオ
ン注入のみの場合の歪み曲線43は荷重時の変位量も大
きく、解放後は変位前の0点には戻らず幾分変位したま
まになる。また、未処理の場合の歪み曲線44は更に変
位量が大きく、解放後も変位前の0点には戻らず変位し
たままの状態が更に大きい。図9において上向きの矢印
Aは加重時、下向きの矢印Bは解放時の変位の変化を示
す。
点強度を示すグラフである。即ち、実施例1の場合の歪
み曲線42は圧電体による荷重により0点から変位し、
解放後は変位前の0点に戻る。しかし、実施例7のイオ
ン注入のみの場合の歪み曲線43は荷重時の変位量も大
きく、解放後は変位前の0点には戻らず幾分変位したま
まになる。また、未処理の場合の歪み曲線44は更に変
位量が大きく、解放後も変位前の0点には戻らず変位し
たままの状態が更に大きい。図9において上向きの矢印
Aは加重時、下向きの矢印Bは解放時の変位の変化を示
す。
【0055】従って、図9に示す測定結果から、実施例
1〜6の場合は実施例7に比べより表面が高硬度にな
り、塑性変形し難い表面に改質されていることが証明さ
れる。
1〜6の場合は実施例7に比べより表面が高硬度にな
り、塑性変形し難い表面に改質されていることが証明さ
れる。
【0056】図10〜図12は、同様に3者のIR測定
結果を示すグラフである。
結果を示すグラフである。
【0057】図10に示す如く、未処理のプラスチック
にもDLC(ダイヤモンドライクカーボン)成分は含ま
れており、波数3000弱近傍にピークを持つ一重結合
及び波数1000弱から波数1500にかけてピークを
持つ二重結合の要素を有している。
にもDLC(ダイヤモンドライクカーボン)成分は含ま
れており、波数3000弱近傍にピークを持つ一重結合
及び波数1000弱から波数1500にかけてピークを
持つ二重結合の要素を有している。
【0058】しかし、図11に示す如く、イオン注入の
みを施した実施例7の場合には未処理の場合に比べて全
体的にピークが顕著さを増し、特に二重結合部分にその
度合が増加している。
みを施した実施例7の場合には未処理の場合に比べて全
体的にピークが顕著さを増し、特に二重結合部分にその
度合が増加している。
【0059】しかし、図12に示す如く、イオン注入と
成膜との両方を施した実施例1の場合には、全体的にピ
ークが更に顕著であり、一重結合及び二重結合共にその
ピークがシャープに現われている。この結果、プラスチ
ック基板の表層近傍がDLC構造に改質され、図9につ
いて既述した硬度測定結果と総合して炭素の二重結合の
多い、よりDLC成分が強いことが証明される。
成膜との両方を施した実施例1の場合には、全体的にピ
ークが更に顕著であり、一重結合及び二重結合共にその
ピークがシャープに現われている。この結果、プラスチ
ック基板の表層近傍がDLC構造に改質され、図9につ
いて既述した硬度測定結果と総合して炭素の二重結合の
多い、よりDLC成分が強いことが証明される。
【0060】図13は、実施例1についてラマン分光測
定を行ったグラフである。このグラフにおいて曲線4
5、46は解析値を示しDLC構造を有する物質に現わ
れる現象であり、波形線47が測定値である。即ち、1
350cm-1と1500cm-1にピークとなるスペクト
ルを示し、DLC構造を有していることが証明できる。
定を行ったグラフである。このグラフにおいて曲線4
5、46は解析値を示しDLC構造を有する物質に現わ
れる現象であり、波形線47が測定値である。即ち、1
350cm-1と1500cm-1にピークとなるスペクト
ルを示し、DLC構造を有していることが証明できる。
【0061】上述した実施の形態及び実施例は本発明の
技術的思想に基づいて種々変形することができる。
技術的思想に基づいて種々変形することができる。
【0062】例えば、イオン注入の条件及び成膜の条件
は上述した例以外の条件を設定することができる。ま
た、イオン注入装置や成膜装置も例えば図7に示したよ
うに、同じチャンバー内にそれぞれの装置を並設するこ
とを含め、様々に変更可能である。
は上述した例以外の条件を設定することができる。ま
た、イオン注入装置や成膜装置も例えば図7に示したよ
うに、同じチャンバー内にそれぞれの装置を並設するこ
とを含め、様々に変更可能である。
【0063】また、実施例は情報を記録するディスク基
板用の樹脂を対象とした表面硬化であるが、ディスク基
板以外にも例えば絶縁物や機械装置等に用いられる樹脂
製部品等の表面硬化にも適用することができる。
板用の樹脂を対象とした表面硬化であるが、ディスク基
板以外にも例えば絶縁物や機械装置等に用いられる樹脂
製部品等の表面硬化にも適用することができる。
【0064】本実施例によれば、プラスチック製ディス
ク基板に対して、イオン注入と成膜とが異なるエネルギ
ー条件の下で、交互又は同時に或いは更にバイアスによ
り加速させて行われるので、1017個/cm2 以上のイ
オンを20KeV以下のエネルギーで注入することがで
き、改めて成膜を行わなくても注入したイオン層上に成
膜したのと同じ効果を有する界面のない硬化層を形成す
ることができる。
ク基板に対して、イオン注入と成膜とが異なるエネルギ
ー条件の下で、交互又は同時に或いは更にバイアスによ
り加速させて行われるので、1017個/cm2 以上のイ
オンを20KeV以下のエネルギーで注入することがで
き、改めて成膜を行わなくても注入したイオン層上に成
膜したのと同じ効果を有する界面のない硬化層を形成す
ることができる。
【0065】そして、イオンエネルギーが20KeV以
下と低いため、温度上昇も少なく改質深さも浅いため表
層の改質に効果があり、従来保護膜として用いられてい
るDLC膜と同等の硬さが得られ、かつ、基板そのもの
の改質であるため、割れや剥がれの生じない表面状態が
得られディスクの表面にヘッドが当たっても、ディスク
がダメージを受けて使用不能となることを防止すること
ができる。
下と低いため、温度上昇も少なく改質深さも浅いため表
層の改質に効果があり、従来保護膜として用いられてい
るDLC膜と同等の硬さが得られ、かつ、基板そのもの
の改質であるため、割れや剥がれの生じない表面状態が
得られディスクの表面にヘッドが当たっても、ディスク
がダメージを受けて使用不能となることを防止すること
ができる。
【0066】また、生産的観点からは、1017個/cm
2 のイオン注入の場合、注入時間が1時間単位を要して
いたため実用化が困難であったが、成膜と注入が同時に
進行するため、製作プロセスの時間が短縮され、生産性
を向上させることができる。
2 のイオン注入の場合、注入時間が1時間単位を要して
いたため実用化が困難であったが、成膜と注入が同時に
進行するため、製作プロセスの時間が短縮され、生産性
を向上させることができる。
【0067】
【発明の作用効果】上述した如く、本発明は被処理物で
ある樹脂に対して、イオン注入と前記イオン注入とは異
なる条件下での物理的成膜とを交互に施し、又は、イオ
ン注入と物理的成膜とを同時に行い、或いは更に、バイ
アス電界の作用下でイオン注入を行って、前記樹脂を表
面硬化処理するので、樹脂の表面に低エネルギーの下で
浅いイオン注入層と物理的成膜層とを交互又は同時に形
成し、実質的にイオン注入層上に物理的成膜をしたのと
同等に樹脂の表面を界面なく硬化することができる。し
かもバイアス電界を作用させれば、注入イオンを加速し
て注入効率を向上させ、硬化速度を高めることができ
る。その結果、樹脂の表面を例えばDLC構造の多い物
質に改質し、これをディスク基板に適用すれば、割れ等
が発生しない良質の製品を短時間に製作することがで
き、生産性を高めることができる。
ある樹脂に対して、イオン注入と前記イオン注入とは異
なる条件下での物理的成膜とを交互に施し、又は、イオ
ン注入と物理的成膜とを同時に行い、或いは更に、バイ
アス電界の作用下でイオン注入を行って、前記樹脂を表
面硬化処理するので、樹脂の表面に低エネルギーの下で
浅いイオン注入層と物理的成膜層とを交互又は同時に形
成し、実質的にイオン注入層上に物理的成膜をしたのと
同等に樹脂の表面を界面なく硬化することができる。し
かもバイアス電界を作用させれば、注入イオンを加速し
て注入効率を向上させ、硬化速度を高めることができ
る。その結果、樹脂の表面を例えばDLC構造の多い物
質に改質し、これをディスク基板に適用すれば、割れ等
が発生しない良質の製品を短時間に製作することがで
き、生産性を高めることができる。
【図1】本発明の実施例によるプラスチック基板の硬化
処理のプロセスを示し、(a)はイオン注入、(b)は
成膜、(c)は処理後、(d)は成膜とイオン注入とを
同時処理、の概略図である。
処理のプロセスを示し、(a)はイオン注入、(b)は
成膜、(c)は処理後、(d)は成膜とイオン注入とを
同時処理、の概略図である。
【図2】同、実施例に用いたイオン注入装置の概略図で
ある。
ある。
【図3】同、実施例に用いることのできる他のイオン注
入装置の概略図である。
入装置の概略図である。
【図4】同、実施例に用いた成膜装置の概略図である。
【図5】同、実施例に用いることのできる他の成膜装置
の概略図である。
の概略図である。
【図6】同、実施例に用いたバイアス手段を示す概略図
である。
である。
【図7】同、実施例に用いることのできるイオン注入装
置と成膜装置とを併設した装置の概略図である。
置と成膜装置とを併設した装置の概略図である。
【図8】同、実施例に用いた降伏点強度の測定方法を示
す概略斜視図である。
す概略斜視図である。
【図9】同、測定方法による測定結果を示すグラフであ
る。
る。
【図10】同、実施例において未処理プラスチック基板
の赤外吸収スペクトルを示すグラフである。
の赤外吸収スペクトルを示すグラフである。
【図11】同、実施例においてイオン注入のみのプラス
チック基板の赤外吸収スペクトルを示すグラフである。
チック基板の赤外吸収スペクトルを示すグラフである。
【図12】同、実施例において処理後のプラスチック基
板の赤外吸収スペクトルを示すグラフである。
板の赤外吸収スペクトルを示すグラフである。
【図13】同、実施例において処理後のプラスチック基
板のラマン分光スペクトルを示すグラフである。
板のラマン分光スペクトルを示すグラフである。
1、10、26…基板、2、13…硬化層、3…ダイヤ
モンド圧子、11…イオン注入層、12…高硬度薄膜、
15…グリッド、16…石英管、17…ガス導入管、1
8…RFコイル、20…カソード、21…アノード、2
2…偏向コイル、23…トリガー電源、24…電磁コイ
ル、25、47…基板ホルダー、27…バイアス電源、
28…電源、29…水冷基台、30、38…真空チャン
バー、31、40…イオン源、32…質量分離コイル、
33…加速減速レンズ、34…走査コイル、35…基板
回転パレット、36…排気装置、37…コンデンサー、
39…プラズマ発生装置、41…サセプター、42、4
3、44…歪み曲線、45、46…解析値、47…測定
値、48…イオン注入装置、49…成膜装置、50…チ
ャンバー、Ar…アルゴン
モンド圧子、11…イオン注入層、12…高硬度薄膜、
15…グリッド、16…石英管、17…ガス導入管、1
8…RFコイル、20…カソード、21…アノード、2
2…偏向コイル、23…トリガー電源、24…電磁コイ
ル、25、47…基板ホルダー、27…バイアス電源、
28…電源、29…水冷基台、30、38…真空チャン
バー、31、40…イオン源、32…質量分離コイル、
33…加速減速レンズ、34…走査コイル、35…基板
回転パレット、36…排気装置、37…コンデンサー、
39…プラズマ発生装置、41…サセプター、42、4
3、44…歪み曲線、45、46…解析値、47…測定
値、48…イオン注入装置、49…成膜装置、50…チ
ャンバー、Ar…アルゴン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 17:00 (72)発明者 竹井 裕 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 沖田 裕之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 茶谷原 昭義 大阪府池田市緑丘1丁目8番31号 工業技 術院大阪工業技術研究所内 (72)発明者 木野村 淳 大阪府池田市緑丘1丁目8番31号 工業技 術院大阪工業技術研究所内 (72)発明者 坪内 信輝 大阪府池田市緑丘1丁目8番31号 工業技 術院大阪工業技術研究所内 (72)発明者 堀野 裕治 大阪府池田市緑丘1丁目8番31号 工業技 術院大阪工業技術研究所内 Fターム(参考) 4F006 AA12 AA22 AA35 AA36 AB73 BA02 CA02 DA01 4F203 AA05 AA21 AA24 AA28 AH79 DA14 DB01 DW00 5D112 AA02 AA24 BA09 FA01 FA06 FB26 GA23 5D121 AA02 EE01 EE04 GG05
Claims (50)
- 【請求項1】 被処理物である樹脂に対して、イオン注
入と前記イオン注入とは異なる条件下での物理的成膜と
を交互に施し、前記樹脂を表面硬化処理する、樹脂の表
面硬化方法。 - 【請求項2】 イオンエネルギーを可変して、前記イオ
ン注入と前記物理的成膜とを繰り返して行う、請求項1
に記載した樹脂の表面硬化方法。 - 【請求項3】 前記イオン注入の工程と、このイオン注
入により前記樹脂に導電性を付与した後にバイアス電界
下でイオンプレーティング又はアーク蒸着する工程とを
繰り返す、請求項1に記載した樹脂の表面硬化方法。 - 【請求項4】 前記イオン注入後に、バイアス電界下で
イオンプレーティング又はアーク蒸着を行う、請求項1
に記載した樹脂の表面硬化方法。 - 【請求項5】 前記イオン注入後に、高硬度薄膜を形成
する、請求項1に記載した樹脂の表面硬化方法。 - 【請求項6】 前記イオン注入後に、このイオン注入時
よりも低エネルギー下で高硬度薄膜の物理的成膜を行
う、請求項5に記載した樹脂の表面硬化方法。 - 【請求項7】 前記樹脂に1017個/cm2 以上のイオ
ンを20KeV以下で注入する、請求項1に記載した樹
脂の表面硬化方法。 - 【請求項8】 前記イオン注入として炭素イオン、窒素
イオン、チタンイオン、タングステンイオン、モリブデ
ンイオン及びシリコンイオンからなる群より選ばれた少
なくとも1種を用いる、請求項1に記載した樹脂の表面
硬化方法。 - 【請求項9】 前記樹脂としてポリカーボネート、ポリ
メチルメタクリレート、アモルファスポリオレフィン、
アクリル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート及び高密
度ポリエチレンからなる群より選ばれた少なくとも1種
を用いる、請求項1に記載した樹脂の表面硬化方法。 - 【請求項10】 光ディスク基板又は磁気ディスク基板
に適用する、請求項1に記載した樹脂の表面硬化方法。 - 【請求項11】 被処理物である樹脂に対して、イオン
注入と物理的成膜とを同時に行い、前記樹脂を表面硬化
処理する、樹脂の表面硬化方法。 - 【請求項12】 前記イオン注入と同時に蒸着を行うイ
オンミキシングによる、請求項11に記載した樹脂の表
面硬化方法。 - 【請求項13】 前記イオン注入中に、前記樹脂の周り
を絶縁してチャージアップさせることにより自己バイア
スを発生させる、請求項11に記載した樹脂の表面硬化
方法。 - 【請求項14】 前記樹脂に1017個/cm2 以上のイ
オンを20KeV以下で注入する、請求項11に記載し
た樹脂の表面硬化方法。 - 【請求項15】 前記イオン注入として炭素イオン、窒
素イオン、チタンイオン、タングステンイオン、モリブ
デンイオン及びシリコンイオンからなる群より選ばれた
少なくとも1種を用いる、請求項11に記載した樹脂の
表面硬化方法。 - 【請求項16】 前記樹脂としてポリカーボネート、ポ
リメチルメタクリレート、アモルファスポリオレフィ
ン、アクリル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート及び
高密度ポリエチレンからなる群より選ばれた少なくとも
1種を用いる、請求項11に記載した樹脂の表面硬化方
法。 - 【請求項17】 光ディスク基板又は磁気ディスク基板
に適用する、請求項11に記載した樹脂の表面硬化方
法。 - 【請求項18】 被処理物である樹脂に対して、バイア
ス電界の作用下でイオン注入を行い、前記樹脂を表面硬
化処理する、樹脂の表面硬化方法。 - 【請求項19】 前記バイアス電界を直流バイアス、交
流バイアス又はパルスバイアスによって形成する、請求
項18に記載した樹脂の表面硬化方法。 - 【請求項20】 前記樹脂に1017個/cm2 以上のイ
オンを20KeV以下で注入する、請求項18に記載し
た樹脂の表面硬化方法。 - 【請求項21】 前記イオン注入として炭素イオン、窒
素イオン、チタンイオン、タングステンイオン、モリブ
デンイオン及びシリコンイオンからなる群より選ばれた
少なくとも1種を用いる、請求項18に記載した樹脂の
表面硬化方法。 - 【請求項22】 前記樹脂としてポリカーボネート、ポ
リメチルメタクリレート、アモルファスポリオレフィ
ン、アクリル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート及び
高密度ポリエチレンからなる群より選ばれた少なくとも
1種を用いる、請求項18に記載した樹脂の表面硬化方
法。 - 【請求項23】 光ディスク基板又は磁気ディスク基板
に適用する、請求項18に記載した樹脂の表面硬化方
法。 - 【請求項24】 高硬度イオン注入層と、高硬度成膜層
とが積層されてなる表面硬化樹脂。 - 【請求項25】 前記イオン注入層が1017個/cm2
以上のドーズ量を有している、請求項24に記載した表
面硬化樹脂。 - 【請求項26】 前記イオン注入層の注入イオンが炭素
イオン、窒素イオン、チタンイオン、タングステンイオ
ン、モリブデンイオン及びシリコンイオンからなる群よ
り選ばれた少なくとも1種からなっている、請求項24
に記載した表面硬化樹脂。 - 【請求項27】 樹脂がポリカーボネート、ポリメチル
メタクリレート、アモルファスポリオレフィン、アクリ
ル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート及び高密度ポリ
エチレンからなる群より選ばれた少なくとも1種からな
っている、請求項24に記載した表面硬化樹脂。 - 【請求項28】 光ディスク基板又は磁気ディスク基板
に適用される、請求項24に記載した表面硬化樹脂。 - 【請求項29】 イオン注入手段と、前記イオン注入手
段とは異なる条件下での物理的成膜手段とが被処理物で
ある樹脂に対向して配置されている、表面硬化樹脂の製
造装置。 - 【請求項30】 イオンエネルギーを可変して、前記イ
オン注入手段と前記物理的成膜手段が繰り返して作動さ
れる、請求項29に記載した表面硬化樹脂の製造装置。 - 【請求項31】 前記物理的成膜手段がバイアス電界下
でイオンプレーティング又はアーク蒸着を行うように構
成された、請求項29に記載した表面硬化樹脂の製造装
置。 - 【請求項32】 前記物理的成膜手段が高硬度薄膜を成
膜するように作動される、請求項29に記載した表面硬
化樹脂の製造装置。 - 【請求項33】 前記物理的成膜手段が前記イオン注入
手段よりも低エネルギー下で高硬度薄膜を成膜するよう
に作動される、請求項32に記載した表面硬化樹脂の製
造装置。 - 【請求項34】 前記樹脂に1017個/cm2 以上のイ
オンが20KeV以下で注入される、請求項29に記載
した表面硬化樹脂の製造装置。 - 【請求項35】 前記イオン注入として炭素イオン、窒
素イオン、チタンイオン、タングステンイオン、モリブ
デンイオン及びシリコンイオンからなる群より選ばれた
少なくとも1種が用いられる、請求項29に記載した表
面硬化樹脂の製造装置。 - 【請求項36】 前記樹脂としてポリカーボネート、ポ
リメチルメタクリレート、アモルファスポリオレフィ
ン、アクリル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート及び
高密度ポリエチレンからなる群より選ばれた少なくとも
1種が用いられる、請求項29に記載した表面硬化樹脂
の製造装置。 - 【請求項37】 光ディスク基板又は磁気ディスク基板
の製造に適用される、請求項29に記載した表面硬化樹
脂の製造装置。 - 【請求項38】 被処理物である樹脂に対して、イオン
注入と物理的成膜とを同時に行えるように構成された、
表面硬化樹脂の製造装置。 - 【請求項39】 前記イオン注入と同時に蒸着を行うイ
オンミキシング装置である、請求項38に記載した表面
硬化樹脂の製造装置。 - 【請求項40】 前記イオン注入中に、前記樹脂の周り
を絶縁してチャージアップさせることにより自己バイア
スを発生させる手段が設けられている、請求項38に記
載した表面硬化樹脂の製造装置。 - 【請求項41】 前記樹脂に1017個/cm2 以上のイ
オンが20KeV以下で注入される、請求項38に記載
した表面硬化樹脂の製造装置。 - 【請求項42】 前記イオン注入として炭素イオン、窒
素イオン、チタンイオン、タングステンイオン、モリブ
デンイオン及びシリコンイオンからなる群より選ばれた
少なくとも1種が用いられる、請求項38に記載した表
面硬化樹脂の製造装置。 - 【請求項43】 前記樹脂としてポリカーボネート、ポ
リメチルメタクリレート、アモルファスポリオレフィ
ン、アクリル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート及び
高密度ポリエチレンからなる群より選ばれた少なくとも
1種が用いられる、請求項38に記載した表面硬化樹脂
の製造装置。 - 【請求項44】 光ディスク基板又は磁気ディスク基板
の製造に適用される、請求項38に記載した表面硬化樹
脂の製造装置。 - 【請求項45】 被処理物である樹脂に対して、バイア
ス電界の作用下でイオン注入を行うように構成された、
表面硬化樹脂の製造装置。 - 【請求項46】 前記バイアス電界が直流バイアス、交
流バイアス又はパルスバイアスによって形成される、請
求項45に記載した表面硬化樹脂の製造装置。 - 【請求項47】 前記樹脂に1017個/cm2 以上のイ
オンが20KeV以下で注入される、請求項45に記載
した表面硬化樹脂の製造装置。 - 【請求項48】 前記イオン注入として炭素イオン、窒
素イオン、チタンイオン、タングステンイオン、モリブ
デンイオン及びシリコンイオンからなる群より選ばれた
少なくとも1種が用いられる、請求項45に記載した表
面硬化樹脂の製造装置。 - 【請求項49】 前記樹脂としてポリカーボネート、ポ
リメチルメタクリレート、アモルファスポリオレフィ
ン、アクリル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート及び
高密度ポリエチレンからなる群より選ばれた少なくとも
1種が用いられる、請求項45に記載した表面硬化樹脂
の製造装置。 - 【請求項50】 光ディスク基板又は磁気ディスク基板
の製造に適用される、請求項45に記載した表面硬化樹
脂の製造装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP404999A JP2000204181A (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | 樹脂の表面硬化方法及び表面硬化樹脂、並びにその製造装置 |
| US09/346,078 US6555182B1 (en) | 1998-07-03 | 1999-07-01 | Surface hardened resins for disk substrates, methods of manufacture thereof and production devices for the manufacture thereof |
| EP99305292A EP0969118A3 (en) | 1998-07-03 | 1999-07-02 | Surface hardening of resins |
| CNB991116577A CN1197900C (zh) | 1998-07-03 | 1999-07-02 | 树脂表面硬化方法、表面硬化树脂及生产设备和树脂基片 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP404999A JP2000204181A (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | 樹脂の表面硬化方法及び表面硬化樹脂、並びにその製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000204181A true JP2000204181A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=11574061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP404999A Pending JP2000204181A (ja) | 1998-07-03 | 1999-01-11 | 樹脂の表面硬化方法及び表面硬化樹脂、並びにその製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000204181A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011514668A (ja) * | 2008-02-11 | 2011-05-06 | ヴァリアン セミコンダクター イクイップメント アソシエイツ インコーポレイテッド | 希釈ガスを用いるエタン注入 |
-
1999
- 1999-01-11 JP JP404999A patent/JP2000204181A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011514668A (ja) * | 2008-02-11 | 2011-05-06 | ヴァリアン セミコンダクター イクイップメント アソシエイツ インコーポレイテッド | 希釈ガスを用いるエタン注入 |
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