JP2000205404A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents
自動変速機の油圧制御装置Info
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Abstract
にショックが発生しない自動変速機の油圧制御装置を提
供する。 【解決手段】 少なくともシフト位置を検出するシフト
位置スイッチ3と、このシフト位置スイッチ3からの信
号S3により自動変速機の変速時のライン圧を非変速時
と異なる圧力履歴に制御する油圧制御手段とを備えた。
そして、前述した油圧制御手段に、シフト位置スイッチ
3からのシフト位置信号3が前進レンジと後退レンジと
の相互間の変速であるかニュートラルレンジから前進レ
ンジもしくは後退レンジへの相互間の変速であるかを判
定するセレクト判定部12を設けると共に、この判定が
前進レンジと後退レンジとの相互間の変速の場合には、
変速時のライン圧をニュートラルレンジから前進レンジ
もしくは後退レンジへの相互間の変速の場合と異なる圧
力履歴に設定するライン圧制御部を設けた。
Description
制御装置に関し、特に、前進レンジと後退レンジとの相
互間の変速と、ニュートラルレンジから前進レンジもし
くは後退レンジへの変速で圧力履歴を変更する自動変速
機の油圧制御装置に関する。
は、特開平3−28571号公報に開示されるように、
ニュートラルレンジから前進レンジへ切り換えた時に摩
擦要素へ供給する油圧を一時的に急上昇させた後、急降
下させてプリチャージ圧を作り、プリチャージ圧の下降
時点から徐々に油圧を上昇させるようにしており、セレ
クト時のショックを低減させている。
3−28571号公報では、ニュートラルレンジから前
進レンジへ切り換えた時のショックを低減できるが、リ
バースレンジから短時間のうちにニュートラルレンジを
経由して前進レンジヘ切り換えた場合、いわゆるR→D
セレクトの場合については何ら考慮されていない。この
ため、例えばN→Dセレクトと同じ制御をR→Dセレク
ト時にも実施した場合、短時間で駆動方向が反転するた
め駆動系のガタによる変速ショックが発生する原因とな
る。さらに、前進レンジから短時間でニュートラルレン
ジを経由してリバースレンジへ切り換える場合、いわゆ
るD→Rセレクト時にも変速ショックが発生する原因と
なる。
めになされたものであり、前進レンジと後退レンジとの
相互間の変速時にショックが発生しない自動変速機の油
圧制御装置を提供することを目的とする。
ために、請求項1記載の発明は、少なくともシフト位置
を検出するシフト位置スイッチと、このシフト位置スイ
ッチからの信号により自動変速機の変速時のライン圧を
非変速時と異なる圧力履歴に制御する油圧制御手段とを
備えた。そして、この油圧制御手段に、シフト位置スイ
ッチからのシフト位置信号が前進レンジと後退レンジと
の相互間の変速であるか或いはニュートラルレンジから
前進レンジもしくは後退レンジへの変速であるかを判定
するセレクト判定部を設けると共に、この判定が前進レ
ンジと後退レンジとの相互間の変速の場合には、変速時
のライン圧をニュートラルレンジから前進レンジもしく
は後退レンジへの変速の場合と異なる圧力履歴に設定す
るライン圧制御部を設けた。このように構成したこと
で、予め、変速が前進レンジと後退レンジとの相互間の
変速であるかニュートラルレンジから前進レンジもしく
は後退レンジへの相互間の変速であるかを判定する。こ
の判定が前進レンジと後退レンジとの相互間の変速の場
合には、変速時のライン圧をニュートラルレンジから前
進レンジもしくは後退レンジへの相互間の変速の場合と
異なる圧力履歴に設定することで、各々の場合に最適と
なる圧力履歴を設定できるため、変速ショックを防止で
きる。
記載の自動変速機の油圧制御装置であって、前述したラ
イン圧制御部に、前述した判定が前進レンジと後退レン
ジとの相互間の変速の場合の変速時のライン圧をニュー
トラルレンジから前進レンジもしくは後退レンジへの変
速の場合より、変速操作時から所定時間低い圧力に設定
する第一のライン圧制御機能を設けた。このように構成
しても、前述した請求項1記載の発明と同等に機能する
ほか、更に、変速操作時から所定時間低いライン圧とす
ることにより、変速を遅らせることができるので短時間
に駆動方向の反転が発生しなくなり、変速ショックを防
止できる。
記載の自動変速機の油圧制御装置であって、前述した油
圧制御装置に、入力軸の回転数を検出する入力軸回転セ
ンサを備え、この入力軸回転センサを油圧制御手段に接
続した。そして、ライン圧制御部に、前述した判定が前
進レンジと後退レンジとの相互間の変速の場合の変速時
のライン圧をニュートラルレンジから前進レンジもしく
は後退レンジへの変速の場合より変速操作時から入力軸
回転速度センサの入力軸回転速度が所定値を越えるまで
の間低い圧力に設定する第二のライン圧力制御機能を設
けた。このように構成しても、前述した請求項1記載の
発明と同等に機能するほか、更に、入力軸回転数により
摩擦要素の係合もしくは解放を確実に検出できるので、
様々な条件で係合もしくは解放開始のタイミングを適切
にすることが可能となり、変速ショックを防止できる。
記載の自動変速機の油圧制御装置であって、前述したラ
イン圧制御部に、前進レンジと後退レンジとの相互間の
変速の場合に、前進レンジもしくは後退レンジからニュ
ートラルレンジへの相互間のセレクトを検出した検出時
を起点として前記所定時間を計時する計時機能を備え
た。このように構成することにより、前述した請求項1
記載の発明と同等に機能するほか、更に、前進レンジも
しくは後退レンジからニュートラルレンジへの相互間の
セレクトを検出した検出時を起点に所定時間を計時する
ので、ニュートラルレンジを通過する時間に依存せず係
合もしくは解放を開始するタイミングを適切にすること
が可能となり、変速ショックを防止できる。
1,2,3または4記載の自動変速機の油圧制御装置で
あって、前述した油圧制御装置に、スロットル開度を検
出するスロットル開度センサと、車速を検出する車速セ
ンサと、スロットル開度センサからの信号と車速センサ
からの信号に基づいて変速段を判定する変速段判定部と
を備えた。そして、この変速段判定部をライン圧制御部
に接続し、さらに、ライン圧制御部に、前述した圧力履
歴を、変速段判定部からの変速段信号に応じて設定する
第三のライン圧力制御機能を備えた。このように構成す
ることで、前述した請求項1,2,3または4記載の自
動変速機の油圧制御装置と同等に機能するほか、さら
に、変速段に応じて係合のタイミングを適切に設定でき
るため、より変速ショックを防止できる。
請求項1,2,3,4または5記載の自動変速機の油圧
制御装置であって、前述した油圧制御装置に、作動油温
度を検出する作動油温度センサ及びスロットル開度を検
出するスロットル開度センサとを備えた。そして、前述
した前記油圧制御手段に各々接続し、さらに、ライン圧
制御部に、前記圧力履歴を少なくとも作動油温度センサ
からの作動油温度信号及びスロットル開度センサからの
スロットル開度信号に応じて設定するする第四のライン
圧力制御機能を備えた。このように構成することで、前
述した請求項1,2,3または4記載の自動変速機の油
圧制御装置と同等に機能するほか、さらに、作動油温に
より摩擦係合要素の係合もしくは解放に要する時間が変
化しても係含を開始するタイミングを適切に設定でき
る。また、アクセル踏み込み量に応じて制御することに
より、アクセル踏み込み時のエンジンのからぶきを防止
できる。
ないし図13に基づいて説明する。本実施形態における
自動変速機の油圧制御装置は、図2に示すように、四輪
車両等のエンジン1の出力軸に連結した自動変速機2の
動力伝達経路を、ライン圧作動の摩擦要素で切換えるも
のである。ここで、自動変速機2は、図3に示すよう
に、トルクコンバータ(図示を省略する)から回転力が
伝達される遊星歯車機構20を要部として成り、二組の
遊星歯車組と6つの摩擦要素を含んで構成されている。
二組の遊星歯車組は、トルクコンバータから回転動力が
伝達されるインプットシャフト21と、減速された回転
動力をプロペラシャフト側(図示を省略する)に伝達す
るアウトプットシャフト22との間に介在するように配
設されている。そして、二組の遊星歯車組は周知のフロ
ントキャリア23,リアキャリア24、フロントインタ
ーナルギア25,リアインターナルギア26、フロント
ピニオン27,リアピニオン28、フロントサンギア2
9,リアサンギア30とで構成されている(図3参
照)。前述した摩擦要素は、図3に示すように、リアイ
ンターナルギア26とフロントキャリア23を断続する
湿式多板式クラッチのロークラッチ31と、フロントキ
ャリア23を固定する湿式多板式ブレーキのローアンド
リバースブレーキ32と、インプットシャフト21とフ
ロントキャリア23を断続する湿式多板式クラッチのハ
イクラッチ33と、インプットシャフト21とフロント
サンギア29を断続する湿式多板クラッチのリバースク
ラッチ34と、フロントサンギア29を固定するバンド
式ブレーキのバンドブレーキ35と、フロントキャリア
23を固定するスプラグ型ワンウェイクラッチのローワ
ンウェイクラッチ36とで構成されている。そして、例
えば後述する油圧制御手段8より3段の指令が出されて
いる場合には、まず、ハイクラッチ33及びロークラッ
チ31が接続され、その後に、インプットシャフト21
に入力された回転動力がハイクラッチ33を介してリヤ
インターナルギア26に伝達される。このリヤインター
ナルギア26の回転動力がリアピニオン30を介してリ
ヤサンギア30に伝達され、これにより、リヤインター
ナルギア26とリヤサンギア30が同速度で回転する。
そして、リアピニオン28に軸支されたリアキャリア2
4も同速度で回転し、リアキャリア24に接合されたア
ウトプットシャフト22から同速度の回転動力が出力さ
れる。
路を図4に基づいて説明する。ここで、ライン圧が等し
い場合には同一符号を使用する。まず、図4の手動バル
ブ46は、駐車時に使用するパーキングレンジP,バッ
ク走行時に使用するリバースレンジR,摩擦要素をフリ
ーの状態にするニュートラルレンジN、或いは、前進走
行時に使用するドライブレンジD,セカンドレンジ2,
ファーストレンジ1を運転席から手動で選択可能とされ
ている。ここで、ドライブレンジDを選択した場合に
は、車両走行状態に応じて後述する油圧制御手段8に
り、1段ないし4段が選択制御される。1段は、図4に
示すように、前述した摩擦要素の内のロークラッチ31
にライン圧L2が作用することで選択される。さらに、
1段の加速時には、ローワンウェイクラッチ36が接続
される。2段は、前述した摩擦要素の内のローアンドリ
バースブレーキ32とバンドブレーキ35にライン圧L
2が作用することで選択される。3段は、前述した摩擦
要素の内のロークラッチ31とハイクラッチ33にライ
ン圧L2が作用することで選択される。4段は、前述し
た摩擦要素の内のハイクラッチ33とバンドブレーキ3
5にライン圧L2が作用することで選択される。
すように、ポンプから吐出されたオイルポンプ吐出圧を
車両走行状態に応じた最適なライン圧L2に調圧するプ
レッシャレギュレターバルブ40と、このプレッシャレ
ギュレターバルブ40で最適圧力に制御されたライン圧
L2の油路を三方向に切り換えて前述した各摩擦要素3
1,32,33,34,35を制御する第一ないし第二
のシフトバルブ41,42と、この第一ないし第二のシ
フトバルブ41,42を車速やアクセル開度などの運転
状況によりパイロット圧L3で切り換える第一あるいは
第二のシフトソレノイド15,16と、各々のバルブを
連結する管路50ないし64とで概略構成されている。
前述したプレッシャレギュレターバルブ40は、プレッ
シャーモディファイヤバルブ43を介してライン圧ソレ
ノイド17により制御される。これは、プレッシャレギ
ュレターバルブ40が、プレッシャーモディファイヤバ
ルブ43から送られるプレッシャーモディファイヤ圧L
5で制御され、プレッシャーモディファイヤバルブ43
が、ライン圧ソレノイド17から送られるスロットル圧
L4で制御されることによる。また、第一ないしは第二
のシフトバルブ41,42は、パイロットバルブ44で
適圧に制御されたしたパイロット圧L3を第一あるいは
第二のシフトソレノイド15,16で切換えることによ
り制御される。
追って説明する。ライン圧ソレノイド17によって制御
されるプレッシャレギュレターバルブ40(図中左下に
開示)には、ポート40aに接続された管路50からオ
イルポンプ吐出圧が、バルブ本体40bを上方向に押し
上げるように作用している。また、バネ体40cによる
付勢力と,ポート40dに接続された管路51からプレ
ッシャレギュレタープラグ40eを介してプレッシャー
モディファイヤ圧L5がバルブ本体40bを押し下げる
ように作用している。これにより、バネ体40cによる
付勢力及びプレッシャーモディファイヤ圧L5よりオイ
ルポンプ吐出圧が大きくなると、バルブ本体40bが上
方に押し上げられ、ポート40fに接続された管路52
からドレンされる。よって、プレッシャーモディファイ
ヤ圧L5に応じてライン圧L2が制御される。
40に併設されたパイロットバルブ44に対しては、ポ
ート44aに接続された管路53からパイロット圧L3
がバルブ本体44bを下方向に押し下げるように作用し
ている。一方、バネ体44cによる付勢力は、パイロッ
トバルブ44を上方向に押し上げるように作用してい
る。そして、ポート44dに接続された管路54より流
入するライン圧L2は、バルブ本体44bを押し下げる
ように作用し、これによりバルブ本体44bは下方向へ
押され、符号Xのドレンポートよりドレンされるまで押
し下げられる。この結果、ライン圧L2は、バネ体44
cとバランスするように調圧されてパイロット圧L3と
なる。
ブ43を制御するライン圧ソレノイド17には、図4に
示すように、ポート14aに管路53からパイロット圧
L3が作用しており、ソレノイド14cをアクセル踏み
込み量等の車両情報により通電又は非通電とすることで
ポート14bに接続された管路55のスロットル圧L4
が制御される。また、管路55には、スロットル圧L4
の振動を低減するスロットル圧アキュームレータ45が
接続されている。
は、バネ体43cによる付勢力と、ポート43dに接続
された管路55のスロットル圧L4がバルブ本体43b
を上方向に押し上げるように作用している。そして、ポ
ート43aに接続された管路53からパイロット圧L3
がバルブ本体43bを押し下げるように作用し、ドレン
ポートXからドレンされるまで押し上げられる。これに
より、ポート43aから流入するパイロット圧L3は、
バネ体43cによる付勢力及びライン圧ソレノイド17
で出力されたスロットル圧L4に釣り合うプレッシャー
モデファイヤ圧L5に調整される。
aによる付勢力が下方向に押すように作用する。また、
ポート41bに接続された管路57から第一のシフトソ
レノイド15によりパイロット圧L3がバルブ本体41
cを上方向に押すように作用する。そして、第一のシフ
トソレノイド15がオンでは、管路57にパイロット圧
L3が発生し、バルブ本体41cに作用して、バルブ本
体41cを上方向に押す。また、第一のシフトソレノイ
ド15がオフでは、管路57にパイロット圧L3が発生
しないため、バルブはバネ体41aによる付勢力で下方
向に押される。このように、バルブ本体41cが上下方
向に移動することで、ライン圧L2の流路が切換られ
る。この第一のシフトバルブ41と後述する第二のシフ
トバルブ42との共働により、ライン圧L2の流路が切
換られて摩擦要素31ないし35が選択係合される。
aによる付勢力が下方向に押すように作用する。また、
ポート42bに接続された管路58から第二のシフトソ
レノイド16によりパイロット圧L3が上方向に押すよ
うに作用する。そして、第二のシフトソレノイド16が
オンでは、管路58にパイロット圧L3が発生し、バル
ブ本体42cに作用して、バルブ本体42cを上方向に
押す。また、第二のシフトソレノイド16がオフでは、
管路58にパイロット圧L3が発生ないため、バルブは
バネ体42aによる付勢力で下方向に押される。このよ
うに、バルブ本体42cが上下方向に移動することで、
ライン圧L2の流路が切換られる。この第二のシフトバ
ルブ42と前述した第一のシフトバルブ41との共働に
より、ライン圧L2の流路が切換られて摩擦要素31な
いし35が選択係合される。ここで、手動バルブ46に
より、リバースモードRが選択された場合には、第一及
び第二のシフトバルブ15,16によらず、ライン圧L
2が管路62に発生し、リバースクラッチ34が作動
し、ライン圧L2が管路60に発生し、ローアンドリバ
ースブレーキ32が作動する。
6は、パイロットバルブ44と第一及び第二のシフトバ
ルブ41,42との間に設けられている。ポート12
a,13aに接続された管路53からパイロット圧L3
が作用しており、ソレノイド12b,13bを後述する
油圧制御手段8からの信号により通電(オン)または非
通電(オフ)とすることでポート12c,13cに接続
された管路57,58へのパイロット圧L3が制御され
る。第一シフトソレノイド15がオン,第二シフトソレ
ノイド16がオンで1段となる。1段は摩擦要素の内の
ロークラッチ31が作動する。これは、第一のシフトソ
レノイド15がオンでは、管路57にパイロット圧L3
が発生し、第一のシフトバルブ41のバルブ本体41c
に作用して、バルブ本体41cを上方向に押す。また、
第二のシフトソレノイド16がオンでは、管路58にパ
イロット圧L3が発生し、第二のシフトバルブ42のバ
ルブ本体42cに作用して、バルブ本体42cを上方向
に押す。そして、ポート42hに接続された管路56よ
り流入たライン圧L2は、ポート42iに接続された管
路59を流れ、ロークラッチ31を作動する。ここで、
ファーストレンジの場合には、手動バルブ46が図の右
方向に移動し、管路65にライン圧L2が流入し、ポー
ト41e,41fを経由してポート42dに流入し、ポ
ート42eに接続された管路60を流れローアンドリバ
ースブレーキ32を作動する。
第二シフトソレノイド16がオンで2段となる。2段で
は摩擦要素の内のロークラッチ31及びバンドブレーキ
35が作動する。これは、第一のシフトソレノイド15
がオフでは、管路57にパイロット圧L3が発生ないた
め、第一のシフトバルブ41のバルブ本体41cはバネ
体41aによる付勢力で下方向に押される。また、第二
のシフトソレノイド16がオンでは、管路58にパイロ
ット圧L3が発生し、第二のシフトバルブ41のバルブ
本体42cに作用して、バルブ本体42cを上方向に押
す。そして、ポート42hに接続された管路56より流
入したライン圧L2は、ポート42iに接続された管路
59を流れ、ロークラッチ31を作動させる。さらに、
ポート41gに接続され管路56よりライン圧L2がポ
ート41hに接続された管路63に流入して、バンドブ
レーキ35のアプライ側に作用し、バンドブレーキ35
が作動する。
フトソレノイド16がオフで3段となる。3段では摩擦
要素の内のロークラッチ31及びハイクラッチ33が作
動する。これは、第一のシフトソレノイド15がオフで
は、管路57にパイロット圧L3が発生ないため、第一
のシフトバルブ41のバルブ本体41cはバネ体41a
による付勢力で下方向に押されるからである。また、第
二シフトソレノイド16がオフで管路58にパイロット
圧L3が発生しないため、第二のシフトバルブ42のバ
ルブ本体42cはバネ体42aによる付勢力で下方向に
押される。そして、ポート42iに接続された管路56
より発生したライン圧L2は、ポート41k、ポート4
2jを経由し、ポート42iに接続された管路59及び
管路64を流れ、ロークラッチ31が作動すると共に、
バンドブレーキ35のリリース側に作用する。また、ポ
ート42iに接続された管路56に発生したライン圧L
2は、ポート41hに接続された管路63に発生しバン
ドブレーキ35のアプライ側に作用するが、作用する面
積差によりバンドブレーキ35は解放する。さらに、ポ
ート42fに接続された管路56より流入したライン圧
L2は、ポート42gに接続された管路61を流れ、ハ
イクラッチ33を作動する。
フトソレノイド16がオフで4段となる。4段では摩擦
要素の内のハイクラッチ33とバンドブレーキ35が作
動する。これは、第一のシフトソレノイド15がオンで
は、管路57にパイロット圧L3が発生し、第一のシフ
トバルブ41のバルブ本体41cに作用して、バルブ本
体41cを上方向に押すからである。また、第二シフト
ソレノイド16がオフで管路58にパイロット圧L3が
発生しないため、第二のシフトバルブ42のバルブ本体
42cはバネ体42aによる付勢力で下方向に押され
る。そして、ポート42fに接続された管路56より流
入したライン圧L2は、ポート42gに接続された管路
61を流れ、ハイクラッチ33が作動する。また、ポー
ト41dに接続された管路61より流入したライン圧L
2がポート41hに接続された管路63に流入し、バン
ドブレーキ35のアプライ側に作用しバンドブレーキ3
5が作動する。
詳述する。この自動変速機の油圧制御装置は、図2に示
すように、シフト位置を検出するシフト位置スイッチ3
と、作動油の温度を検出する油温センサ4と、スロット
ルの開度を検出するスロットル開度センサ5と、車速を
検出する車速センサ6と、入力軸の回転速度を検出する
入力軸回転センサ7と、各々のセンサ及びスイッチの信
号線が入力側に接続された油圧制御手段8と、この油圧
制御手段8の出力側に信号線が接続されてエンジン1の
出力軸に連結された自動変速機の摩擦要素(図3の符号
31ないし36)の切換を行う前述した第一ないし第二
のシフトソレノイド15,16と、摩擦要素のライン圧
(図4の符号L2)を制御するライン圧ソレノイド17
とを備えた構成となっている。
シフトノブ(図4のマニュアルバルブ46に接続されて
いる)により選択されているシフト位置を検出するよう
にシフトノブ近傍に設けられている。このシフト位置ス
イッチ3により検出されたシフト位置信号S3が油圧制
御手段8の入力側に入力されている。ここで、シフトノ
ブにより、駐車時に使用するパーキングレンジP,バッ
ク走行時に使用するリバースレンジR,摩擦要素をフリ
ーの状態にするニュートラルレンジN、或いは、前進走
行時に使用するドライブレンジD,セカンドレンジ2,
ファーストレンジ1が選択できる。ドライブレンジDを
選択した場合には、車両走行状態に応じて1段ないし4
段が油圧制御手段8により選択制御される。
回路中の作動油の温度を検出するように設けられてい
る。油温センサ4から出力された信号S4は、油圧制御
手段8の入力側に入力されている。
スロットル部に設けられ、エンジン1のスロットル開度
に対応した電圧の信号を出力するポテンショメータ式ス
ロットル開度センサ等が使用される。このスロットル開
度センサ5から出力された信号S5は、油圧制御手段8
の入力側に入力されている。
アウトプットシャフト(出力軸部)22に設けられ、出
力軸と共に回転する磁石によりオン,オフを繰り返すリ
ードスイッチ等が使用される。この車速センサ6から出
力された信号S6は、油圧制御手段8の入力側に入力さ
れている。
ンバータから回転動力が伝達されるインプットシャフト
(入力軸)21に入力軸の回転速度を検出するように設
けられている。入力軸回転センサ7から出力された信号
S7は、油圧制御手段8の入力側に入力されている。
16は、前述したように、エンジン1の出力軸に連結さ
れた自動変速機の摩擦要素を切り換える油圧回路中(図
4参照)、詳細には、パイロットバルブ44と第一及び
第二のシフトバルブ41,42との間に設けられてい
る。この各シフトソレノイド15,16のオン(O
N),オフ(OFF)を制御することで、第一及び第二
のシフトバルブ41,42が制御され、変速段数が決定
される。第一ないし第二のシフトソレノイド15,16
の操作線は、油圧制御手段8の出力側に接続されてお
り、油圧制御手段8からの信号によりオン,オフされ
る。ここで、オンは、第一ないし第二のシフトソレノイ
ド15,16の励磁コイルの通電状態を示す。又オフ
は、第一ないし第二のシフトソレノイド15,16の励
磁コイルの非通電状態を示すものである。
8からの信号によりライン圧L2を制御する。ライン圧
ソレノイド17は、図4に示すように、パイロット圧L
3が作用し、油圧制御手段8からの信号によりポート1
4bに接続された管路55のスロットル圧L4を制御し
ている。このスロットル圧L4に釣り合うようにプレッ
シャーモディファイヤバルブ43でプレッシャーモデフ
ァイヤ圧L5が調圧される。このプレッシャーモディフ
ァイヤ圧L5に応じてプレッシャレギュレターバルブ4
0でライン圧L2が制御される。
ロットル開度センサ5の信号(情報)S5及び車速セン
サ6の信号(情報)S6A等により変速段を判定する変
速段判定部9と、この変速段判定部9からの信号(情
報)S9Aとシフト位置スイッチ3からの信号(情報)
S3が入力されてライン圧ソレノイド17を制御するラ
イン圧制御部10と、変速段判定部9からの信号S9B
が入力されて第一のシフトソレノイド15及び第二のシ
フトソレノイド16を制御する変速制御部11と、シフ
ト位置スイッチ3からの信号(情報)S3Bが入力され
てセレクト段数を判定するセレクト判定部12と、車速
センサ6からの信号(情報)S6Bが入力されて車速セ
ンサ6の異常を判定する車速センサ異常判定部13と、
第一のシフトソレノイド15及び第二のシフトソレノイ
ド16の異常を判定するシフトソレノイド異常判定部1
4とを備えて構成されている。油圧制御手段8は、通
常、情報を判断処理する中央演算処理装置(CPU)、
情報を記憶する媒体(いわゆる、ROM,RAM)、車
速センサS4等の信号入力部及び、各シフトソレノイド
15,16等に信号を出力する出力部(いわゆる、ドラ
イバ)を備えたボードコンピュータ等が使用されてい
る。そして、媒体としてのROM内部には、エンジン負
荷及び車速に対応した変速機段数、即ち、変速マップ等
が記憶されている。
力側からスロットル開度センサ5の信号S5と、車速セ
ンサ6の信号S6とが入力されている。この変速段判定
部9では、スロットル開度センサ5の信号S5と、車速
センサ6の信号S6により受取ったエンジン負荷情報及
び車速情報と、前述した記憶媒体に記憶された変速マッ
プとを対比することにより変速段が適宜決定される。ま
た、変速段判定部9には、車速センサ異常判定部13の
信号S13とシフトソレノイド異常判定部14の信号S
14とが入力されている。この内、車速センサ異常判定
部13の信号S13により、車速センサ4の異常が入力
されると、車速センサ異常時のフェイルセイフ(後述す
る)を実施するために、適度な変速段とする処理を行
う。適度な変速段とは、例えば3段である。一方、シフ
トソレノイド異常判定部14の信号S14により、断線
やグランドショート等により作動不能となった各シフト
ソレノイド15,16の情報が入力される。そして、変
速段判定部9で各シフトソレノイド15,16で実際に
構成可能で、かつ、フェイルセイフ動作を行うのに適当
な変速段数が判断される。このフェイルセイフ動作と
は、急激に変速段数下げて、急激にエンジンブレーキを
かけることや、急激に変速段数を上げることで、登坂道
を走行不能にすることのないようにする制御動作のこと
をいう。例えば、図5に示す図表の変速機構では、マッ
プ上の変速段が1段の場合、第一のシフトソレノイド1
5がオン、第二のシフトソレノイド16がオンの指令が
出される。この時に、第二のシフトソレノイド16が異
常の場合には、第一のシフトソレノイド15がオン,第
二のシフトソレノイド16がオフの状態となり、実際に
は4段のバルブの状態となる。この時に、第一のシフト
ソレノイド15をオフとすることで3段の状態とする。
これにより、急激に登坂走行不能となる状態がなくな
り、フェイルセイフ動作が可能となる。
ド15と第二のシフトソレノイド16を制御する、いわ
ゆる、ドライバである。変速制御部11には、変速段判
定部9で判断された変速段の信号S9Bが入力されてい
る。そして、変速制御部11により第一のシフトソレノ
イド15と第二のシフトソレノイド16がオン,オフ制
御される。
3の信号DS3によりN→Dセレクト、R→Dセレク
ト、N→Rセレクト、D→Rセレクトを各々判定する。
RレンジとDレンジとの間にはNレンジがあるため、厳
密にはNレンジを経由しないR→Dセレクト及びD→R
セレクトは存在しないが、ここではNレンジを経由する
時間が短い場合を便宜上R→DセレクトおよびD→Rセ
レクトとして取り扱う。具体的にはR→N操作から所定
時間内にN→D操作をした場合R→Dセレクトと判定
し、D→N操作から所定時間内にN→R操作をした場合
D→Rセレクトと判定する。この所定時間はD→RとR
→Dでは異なる値としてもよい。
ンジが走行レンジの状態において、シフト位置スイッチ
からの信号が所定のエンジン回転数以上で車速センサ6
からの車速信号S6が入力されない場合を検知して異常
と判定する。
速制御部11からの信号S11A,S11Bと、実際の
信号レベルとの比較により、断線や短絡(グランドショ
ート)の判定を行う。
に、油温センサ4の信号S4と、シフト位置スイッチ5
の信号S5と、入力軸回転センサ7の信号S7と、変速
段判定部9の信号S9Aと、セレクト判定部12の信号
S12とが入力されている。この内、変速段判定部9の
信号S9Aにより入力された変速段に基づいて、ライン
圧が決定される。この決定されたライン圧の信号S10
は、ライン圧制御部10からライン圧ソレノイド17に
出力される。ライン圧制御部10によるライン圧制御
は、変速時と非変速時で異なるライン圧テーブルに従っ
て制御が行われる。変速時のなかでも、前述したセレク
ト判定手段12による判定結果がN→D,R→D,N→
R,D→Rの各々のセレクトの場合には異なる圧力履歴
で制御が行われる。
結果がN→Dのシフトを検出すると、図6(A)の線図
に示すように、ライン圧が変速段判定部9の信号S9A
により入力された変速段に応じて、制御される。詳細に
は、Nレンジのライン圧N1からDレンジの各々のライ
ン圧力D1,D2,D3,D4になるように制御され
る。各々の変速段数に応じたライン圧力D1,D2,D
3,D4は、各々の過渡ライン圧設定時間T1,T2,
T3,T4以降は通常のライン圧D5になるように制御
される。
ライン圧、線図D2はN→2段に変速判断された時のラ
イン圧、線図D3はN→3段に変速判断された時のライ
ン圧、線図D4はN→4段に変速判断された時のライン
圧を各々示す。低い段数(例えば、1段)が選択される
場合ほど低い圧力で長時間の過渡ライン圧設定時間(例
えば、T1)とされる。また、高い段数(例えば、4
段)が選択される場合ほど高い圧力で短時間の過渡ライ
ン圧設定時間(例えば、T4)とされる。ライン圧(D
1,D2,D3,D4)は、図6(B)の線図に示すよ
うに、エンジン負荷に応じて決定される。図6(B)の
線図は、横軸をエンジン負荷、縦軸をライン圧(N/m
2)としたライン圧テーブルを示す。ライン圧(D1,
D2,D3,D4)は、エンジン負荷が大きいほど高い
圧力とされている。
果がR→Dセレクトを検出すると、図7(A)のタイム
チャートを示すように制御される。この場合に、前述し
たN→Dセレクトの場合と同様に、変速段毎に別設定し
たライン圧テーブルを用いてライン圧を算出する。な
お、線図D10はN→1段の変速で、線図D11はR→
1段の変速を示す。R→D(D11)セレクトの場合に
は、前進用摩擦要素の係合を遅らせるためセレクト操作
から第1の所定時間RDt1を経過するまでのフェーズ
1はライン圧をN→Dセレクトの場合より低い値に設定
する(第一のライン圧力制御機能)。その後第2の所定
時間RDt2を経過するまでのフェーズ2はフェ一ズ1
より高いライン圧を設定する。これら所定時間RDt
1,RDt2の起点はR→Nを検出した時点とする(計
時機能)。これは、R→Nを検出してからN→Dを検出
するまでの間はNレンジであり、摩擦要素へのライン圧
の供給は行われず、短時問で駆動方向が反転することを
防止するために低い圧力を設定したフェーズ1の場合と
同等とみすことが出来るからである。ここで、仮にR→
Dを検出した時点を起点とすると、直前のNレンジの時
間が長い場合、低い圧力を設定するフェーズ1の時間が
短くて済むにも関わらず、Nレンジの時間が短い場合と
同じ低い圧力をフェーズ1の時間設定することになり、
不必要に係合が遅れることになるからである。フェーズ
1及びフェーズ2の圧力は、図8(A)に示すように、
エンジン負荷に応じたライン圧力とされる(第三のライ
ン圧力制御機能)。ここで、線図P11はフェーズ1
で、線図P12はフェーズ2を示す。また、第1の所定
時間RDt1は、図8(B)に示すように、エンジン負
荷及び作動油温度に応じた値とされる(第四のライン圧
力制御機能)。ここで、線図P13は通常の油温で、線
図P13は低温の場合を示す。これは、作動油温が低い
場合にその粘性が高粘度になりリバースレンジ(R)用
の摩擦要素の解放が遅れるので第1の所定時間RDt1
を大きくする。これと共に、エンジン高負荷側ではから
ぶき防止のためRDt1を小さくする。
果がN→Rセレクトを検出すると、N→Rセレクト用に
設定された圧力履歴で制御が行われる。さらに、セレク
ト判定手段12による判定結果がD→Rセレクトを検出
されると、図7(B)のタイムチャートを示すように制
御される。前述したR→Dセレクトの場合と同様に、変
速段毎に別設定したライン圧力テーブルを用いる。な
お、線図D10はN→Rの変速で、線図D11は1段→
Rの変速を示す。D→R(D12)セレクトの場合に
は、リバースレンジ(R)用の摩擦要素の係合を遅らせ
るためセレクト操作から第lの所定時間DRt1経過す
るまでのフェーズlはライン圧をN→Rセレクトの場合
より低い値に設定する(第一のライン圧力制御機能)。
その後、第2の所定時間DRt2経過するまでのフェー
ズ2はフェーズ1より高いライン圧を設定する。ここ
で、線図P15はフェーズ1で、線図P16はフェーズ
2を示す。これは、変速段により係合している摩擦係合
要素が異なるため、解放に要する時間が異なるからであ
る。また、これら所定時間DRt1,DRt2の起点は
D→Nを検出した時点とする(計時機能)。これは、D
→Nを検出してからN→Rを検出するまでの間はNレン
ジであり、摩擦要素へのライン圧の供給は行われず、短
時問で駆動方向が反転することを防止するために低い圧
力を設定したフェーズ1の場合と同等とみすことが出来
るからである。フェーズ1及びフェーズ2の圧力は、図
9(A)に示すように、エンジン負荷に応じたライン圧
力とされる(第三のライン圧力制御機能)。また、第1
の所定時間DRt1はR→Dと同様に、図9(B)に示
すように、作動温度及びエンジン負荷に応じた値とする
(第四のライン圧力制御機能)。ここで、線図P13は
通常の油温で、線図P13は低温の場合を示す。
N→Rの各セレクト時のフェーズ1及びフェーズ2の切
換を時間(RDt及びDRt)で判定しているが、入力
軸回転センサ7により入力回転軸回転数を検出し、入力
回転軸回転数か所定値以上となった時点でフェーズ1及
びフェーズ2の切換を切り換えるようにすることも可能
である(第二のライン圧力制御機能)。これによれば、
入力軸回転数により摩擦要素の係合もしくは解放を確実
に検出できるので、様々な条件で係合開始のタイミング
を適切にすることができる。
自動変速機の制御装置の制御内容の一部のフローチャー
トを示す。このフローチャートで示される処理は、一定
時間間隔でメインプログラムに割り込むタイマ割込処理
等を使用して一定周期毎に起動される。まず、シフト位
置スイッチの信号からシフト位置を取り込み(ステップ
S100)、続いて、スロットル開度センサの信号から
エンジン1の負荷を取り込み(ステップS101)、さ
らに、車速センサ4の信号S4から車速を取り込む。
(ステップS102)
ップ103)。判定方法としてはシフト位置が走行レン
ジの状態において所定のエンジン回転数以上で車速信号
が入力されない場合を検知して異常と判定する。続い
て、第一ないし第二のシフトソレノイドの異常を判定す
る(ステップ104)。判定方法としては出力しようと
している信号と、実際の信号レベルとの比較により、断
線やショートの判定を行う。次に、ステップ103での
車速センサ異常判定結果に基づき、車速センサ異常の場
合にはステップ110へ進み、異常でない場合にはステ
ップ106へ進む判断をする(ステップ105)。ステ
ップ110では車速センサ異常時のフェイルセイフを実
施するため変速段を3段とする処理を行う。ステップ1
06では車速とエンジン負荷から予め設定した変速マッ
プに従い変速マップ上の変速段を判定する。
のシフトソレノイド異常判定結果に基づき、第一ないし
第二のシフトソレノイド異常の場合にはステップ109
へ進み、異常でない場合にはステップ108へ進む判断
をする(ステップ107)。ステップ109では第一な
いし第二のシフトソレノイド異常の場合の変速段の判定
を行う。変速段の判定は故障した第一または第二のシフ
トソレノイドの種類、およびマップ上の変速段から図5
の図表に示す様に行う。ステップ108ではマップ上の
変速段をそのまま実際の変速段とする。
る。N→Dセレクトの場合にはステップ115へ進み
(ステップ111)、R→Dセレクトの場合にはステッ
プ120へ進み(ステップ112)、N→Rセレクトの
場合にはステップ125へ進み(ステップ113)、D
→Rセレクトの場合にはステップ126へ進む(ステッ
プ114)。これら以外の場合にはステップ140へ進
む。ここで、R→N操作から所定時間内にN→D操作を
した場合R→Dセレクトと判定し、D→N操作から所定
時間内にN→R操作をした場合D→Rセレクトと判定す
る。
変速段により異なる制御への分岐を判定し、N→1速の
場合にはステップ116へ進み、N→2速の場合にはス
テップ117へ進み、N→3速の場合にはステップ11
8へ進み、N→4速の場合にはステップ119へ進む
(ステップ115)。
算出する。N→1速は車両が停止又は低車速の状態でN
→Dセレクトした場合に発生する。ライン圧算出の方法
は、予め設定してあるN→1速用過渡ライン圧設定時間
の間、エンジン負荷に応じて予め設定してあるN→1速
用ライン圧データテーブルからライン圧を決定する。過
渡ライン圧設定時間以降は通常のライン圧とする。
算出する。算出方法はN→1速と同様であるが過渡ライ
ン圧設定時間及びライン圧データテーブルがN→2速用
に別設定した値となる。ステップ118、119でも同
様に別設定した値を用いてライン圧を算出する。
変速段により異なる制御への分岐を判定し、R→1段の
場合にはステップ121へ進み、R→2速の場合にはス
テップ122へ進み、R→3速の場合にはステップ12
3へ進み、R→4速の場合にはステップ124へ進む
(ステップ120)。ステップ121ないしステップ1
24ではN→Dセレクトの場合と同様に、変速段毎に別
設定した値を用いてライン圧を算出する。
摩擦要素の係合を遅らせるためセレクト操作から第1の
所定時間(RDt1)経過するまで(フェーズ1)はラ
イン圧をN→Dセレクトの場合より低い値に設定する。
その後第2の所定時間(RDt2)を経過するまで(フ
ェーズ2)はフェ一ズ1より高いライン圧を設定する。こ
れら時間の起点はR→Nを検出した時点とする。また、
前記第1の所定時間(RDt1)は温度(例えば油温)
とエンジン負荷に応じた値とする。
に設定された値を用いてライン圧を算出する(ステップ
125)。次に、D→Rセレクトの場合には、D→Rセ
レクト直前の変速段により異なる制御への分岐を判定す
る。1段→Rの場合にはステップ127へ進み、2段→
Rの場合にはスナッブ128へ進み、3段→Rの場合に
はステップ129へ進み、4段→Rの場合にはステップ
130へ進む(ステップ126)。ステップ127ない
しステップ130ではR→Dセレクトの場合と同様に、
変速段毎に別設定した値を用い、後進用摩擦要素の係合
を遅らせるためセレクト操作から第lの所定時間(DR
t1)経過するまで(フェーズl)はライン圧をN→R
セレクトの場合より低い値に設定する。その後第2の所
定時間(DRt2)経過するまで(フェーズ2)はフェ
ーズ1より高いライン圧を設定する。前記第1の所定時
間(DRt1)は直前のDレンジの変速段により異なる
値とする。なぜなら変速段により係合している摩擦係合
要素が異なるため、解放に要する時間が異なるからであ
る。またDRt1はR→Dと同様に温度、エンジン負荷
に応じた値とする。
行うためのライン圧を算出するステップ141では上記
算出したライン圧を基にライン圧制御信号を出力する。
と後退レンジとの相互間の変速であるか或いはニュート
ラルレンジから前進レンジもしくは後退レンジへの変速
であるかを判定し、この判定が前進レンジと後退レンジ
との相互間の変速の場合には、変速時のライン圧をニュ
ートラルレンジから前進レンジもしくは後退レンジへの
変速の場合と異なる圧力履歴に設定することで、各々の
場合に最適となる圧力履歴を設定できるため、変速ショ
ックを防止できる。
時間低いライン圧とすることにより、変速を遅らせるこ
とができるので短時間に駆動方向の反転が発生しなくな
り、変速ショックを防止できる。
ら入力される入力軸回転数により摩擦要素の係合もしく
は解放を確実に検出できるので、様々な条件で係合もし
くは解放開始のタイミングを適切にすることが可能とな
り、変速ショックを防止できる。
後退レンジからニュートラルレンジへの相互間のセレク
トを検出した検出時を起点に所定時間を計時するので、
ニュートラルレンジを通過する時間に依存せず係合もし
くは解放を開始するタイミングを適切にすることが可能
となり、変速ショックを防止できる。
サからの信号と車速センサからの信号に基づいて変速段
判定部で決定された変速段信号に応じて係合のタイミン
グを適切に設定できるため、より変速ショックを防止で
きる。
油温の変化により摩擦係合要素の係合もしくは解放に要
する時間が変化しても係含を開始するタイミングを適切
に設定できる。また、アクセル踏み込み量に応じて制御
することにより、アクセル踏み込み時のエンジンのから
ぶきを防止できる。
エンジン及び自動変速機との関係を示す系統図である。
る。
シフトソレノイドが正常時と異常時に油圧制御手段で決
定される変速段の図表である。
ムチャート及びライン圧テーブルで、図6(A)はN→
Dにレンジをシフトした場合のタイムチャートを示す線
図、図6(B)は図6(A)のタイムチャートで使用さ
れるライン圧テーブルを示す線図である。
ムチャートで、図7(A)はR→Dにレンジをシフトし
た場合のタイムチャートを示す線図、図7(B)はD→
Rにレンジをシフトした場合のタイムチャートを示す線
図である。
Dにレンジをシフトした場合のライン圧テーブルで、図
8(A)は、各フェーズでのエンジン負荷に対するライ
ン圧の線図で、図8(B)は、エンジン負荷及び温度に
対する第一の所定時間の線図である。
Rにレンジをシフトした場合のライン圧テーブルで、図
9(A)は、各フェーズでのエンジン負荷に対するライ
ン圧の線図で、図9(B)は、エンジン負荷及び温度に
対する第一の所定時間の線図である。
作を示すフローチャートである。
1(A)はN→Dへの分岐で、図11(B)はR→Dへ
の分岐である。
2(A)はN→Rへの分岐で、図12(B)はD→Rへ
の分岐である。
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも、シフト位置を検出するシフ
ト位置スイッチとこのシフト位置スイッチからの信号に
より自動変速機の変速時のライン圧を非変速時と異なる
圧力履歴に制御する油圧制御手段とを備え、 前記油圧制御手段に、前記シフト位置スイッチからのシ
フト位置信号が前進レンジと後退レンジとの相互間の変
速であるか或いはニュートラルレンジから前進レンジも
しくは後退レンジへの変速であるかを判定するセレクト
判定部を設けると共に、この判定が前進レンジと後退レ
ンジとの相互間の変速の場合には、変速時のライン圧を
ニュートラルレンジから前進レンジもしくは後退レンジ
への変速の場合と異なる圧力履歴に設定するライン圧制
御部を設けたことを特徴とする自動変速機の油圧制御装
置。 - 【請求項2】 前記ライン圧制御部に、前記判定が前進
レンジと後退レンジとの相互間の変速の場合の変速時の
ライン圧をニュートラルレンジから前進レンジもしくは
後退レンジへの変速の場合より、変速操作時から所定時
間低い圧力に設定する第一のライン圧制御機能を設けた
ことを特徴とする請求項1記載の自動変速機の油圧制御
装置。 - 【請求項3】 前記油圧制御装置に、入力軸の回転数を
検出する入力軸回転センサを備え、この入力軸回転セン
サを油圧制御手段に接続し、 前記ライン圧制御部に、前記判定が前進レンジと後退レ
ンジとの相互間の変速の場合の変速時のライン圧をニュ
ートラルレンジから前進レンジもしくは後退レンジへの
変速の場合より変速操作時から入力軸回転速度センサの
入力軸回転速度が所定値を越えるまでの間低い圧力に設
定する第二のライン圧力制御機能を設けたことを特徴と
する請求項1記載の自動変速機の油圧制御装置。 - 【請求項4】 前記ライン圧制御部に、前進レンジと後
退レンジとの相互間の変速の場合に、前進レンジもしく
は後退レンジからニュートラルレンジへのセレクトを判
定した判定時を起点として前記所定時間を計時する計時
機能を備えたことを特徴とする請求項2記載の自動変速
機の油圧制御装置。 - 【請求項5】 前記油圧制御装置に、スロットル開度を
検出するスロットル開度センサと、車速を検出する車速
センサと、スロットル開度センサからの信号と車速セン
サからの信号に基づいて変速段を判定する変速段判定部
とを備え、 この変速段判定部をライン圧制御部に接続し、 ライン圧制御部に、前記圧力履歴を、変速段判定部から
の変速段信号に応じて設定する第三のライン圧力制御機
能を備えたことを特徴とする請求項1,2,3または4
の何れかに記載の自動変速機の油圧制御装置。 - 【請求項6】 前記油圧制御装置に、作動油温度を検出
する作動油温度センサ及びスロットル開度を検出するス
ロットル開度センサとを備え、 前記油圧制御手段に各々接続し、 ライン圧制御部に、前記圧力履歴を少なくとも作動油温
度センサからの作動油温度信号及びスロットル開度セン
サからのスロットル開度信号に応じて設定するする第四
のライン圧力制御機能を備えたことを特徴とする請求項
1,2,3,4または5の何れかに記載の自動変速機の
油圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1062399A JP4051795B2 (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 自動変速機の油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1062399A JP4051795B2 (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 自動変速機の油圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000205404A true JP2000205404A (ja) | 2000-07-25 |
| JP4051795B2 JP4051795B2 (ja) | 2008-02-27 |
Family
ID=11755360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1062399A Expired - Fee Related JP4051795B2 (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 自動変速機の油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4051795B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002286128A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-03 | Nippon Soken Inc | 自動変速機のシフトレンジ切換え制御装置 |
| JP2003014099A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-15 | Toyota Motor Corp | 車両用動力伝達装置の制御装置 |
| JP2005337376A (ja) * | 2004-05-27 | 2005-12-08 | Denso Corp | 自動変速機の制御装置 |
| US9482338B2 (en) | 2014-04-25 | 2016-11-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Oil pressure control device for automatic transmission |
-
1999
- 1999-01-19 JP JP1062399A patent/JP4051795B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2005337376A (ja) * | 2004-05-27 | 2005-12-08 | Denso Corp | 自動変速機の制御装置 |
| US9482338B2 (en) | 2014-04-25 | 2016-11-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Oil pressure control device for automatic transmission |
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