JP2000206169A - 回路基板検査装置 - Google Patents
回路基板検査装置Info
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Abstract
基板の不良を回避しつつ迅速かつ正確に所定の電気的検
査を実行可能な回路基板検査装置を提供する。 【解決手段】 検査対象の回路基板Pにおける両面側に
それぞれ配設された検査用プローブ16,17,18を
使用することにより、回路基板Pの両面にそれぞれ形成
された各導体パターンについての電気的検査を実行可能
に構成された回路基板検査装置1において、相互に絶縁
された複数の導通部が狭ピッチで一端面に形成され、か
つ対応する一端面側の各導通部にそれぞれ導通すると共
に相互に絶縁された複数の導通部が他端面に形成された
第1のスペーサ11を備え、第1のスペーサ11の一端
面を回路基板Pに面的接触させた状態で他端面側の導通
部を介して各導体パターンについての電気的検査を実行
する。
Description
板における複数の導体パターンについて所定の電気的検
査を実行するための回路基板検査装置に関するものであ
る。
2に示す回路基板検査装置51が従来から知られてい
る。この回路基板検査装置51は、検査対象の回路基板
Pの良否を検査するための検査装置であって、回路基板
Pに形成された各導体パターンの導通検査などを実行可
能に構成され、検査対象の回路基板Pを載置するための
載置台2と、プローブ保持部15aを介して図外のX−
Y移動機構に取り付けられ回路基板Pの表面Pa側に配
置される静電容量測定用のプローブ16と、プローブ保
持盤6によって回路基板Pにおける裏面Pb側の所定位
置に配設された検査信号入出力用の複数のプローブ1
8,18,・・とを備えている。この場合、載置台2に
は、回路基板Pの外形とほぼ同形状の嵌入用孔2aが形
成されると共に、嵌入用孔2aの下端には、鍔部2bが
形成されている。したがって、嵌入用孔2aに回路基板
Pを嵌入することにより、回路基板Pの位置ずれが防止
されると共に、鍔部2bによって嵌入状態の回路基板P
の脱落が防止される。
ベアチップなどを実装可能に構成されたボールグリッド
アレイ型の多層基板であって、図11に示すように、表
面Pa側には、ワイヤボンディングやバンプ接続によっ
てベアチップの接続端子に接続されるランド41a〜4
1k,・・(以下、区別しないときには「ランド41」
という)が0.1mm程度の間隔で形成され、裏面Pb
側には、ランド42a〜42k,・・(以下、区別しな
いときには「ランド42」という)が1.27mm程度
の間隔で形成されている。この場合、各ランド41,4
2は、スルーホールなどの導体パターン43a〜43
k,・・(以下、区別しないときには「導体パターン4
3」という)を介して相互に電気的に接続されており、
例えば、ランド41aが導体パターン43aを介してラ
ンド42aに接続され、ランド41kが導体パターン4
3kを介してランド42kに接続されている。なお、同
図は回路基板Pの構造についての理解を容易にするよう
に図示しているため、同図におけるランド41,42の
形成ピッチや回路基板Pの厚みなどは、実際の回路基板
Pとは相違する。
板Pの電気的検査に際しては、まず、載置台2の嵌入用
孔2aに回路基板Pを嵌入する。次に、図12に示す矢
印Aの向きでプローブ保持盤6を上動させることによ
り、図13に示すように、各ランド42に各プローブ1
8をそれぞれ接触させる。次いで、例えば、ランド41
f,42f間の導通検査の際には、X−Y移動機構によ
ってプローブ保持部15aを横方向に移動させ、さら
に、図12に示す矢印Bの向きでプローブ保持部15a
を下動させることにより、図13に示すように、ランド
41fの上方にプローブ16を配置する。この際、図1
4に示すように、回路基板Pの表面Paに対して隙間S
分離間するようにプローブ16を配置する。次に、プロ
ーブ16およびプローブ18間に検査用交流電圧を印加
し、ランド41fおよびプローブ16間の静電容量Cを
測定する。次いで、測定した静電容量Cと、良品の回路
基板から吸収した検査用基準データとに基づいて、ラン
ド41f,42f間の導通状態を検査する。
準データに対して所定の許容範囲内のときには、ランド
41f,42f間が導通していると判別され、許容範囲
外のときには、ランド41f,42f間が断線している
と判別される。この後、他のランド41,42間の導通
検査の際には、X−Y移動機構によって図13に示す矢
印Eまたは矢印Fの方向にプローブ保持部15aを移動
させ、検査対象のランド41の上方にプローブ16を配
置した状態で、ランド41f,42f間の検査と同様に
して、そのランド41,42間の導通状態を検査する。
の他の回路基板検査装置として、図15に示す回路基板
検査装置61も従来から知られている。この回路基板検
査装置61は、回路基板検査装置51とほぼ同様に構成
されており、回路基板検査装置51におけるプローブ1
6に代えて、プローブ保持部15bを介して図外のX−
Y移動機構に取り付けられたプローブ17を備えてい
る。
板Pの電気的検査に際しては、同図に示すように、載置
台2の嵌入用孔2aに嵌入した回路基板Pにおける各ラ
ンド42に各プローブ18をそれぞれ接触させる。次
に、例えば、ランド41f,42f間の導通検査の際に
は、X−Y移動機構によってプローブ保持部15bを横
方向に移動させ、プローブ保持部15bを下動させるこ
とにより、ランド41fにプローブ17を接触させる。
次いで、プローブ17,18を介してランド41f,4
2f間に検査用交流電流を導通させる。この際に、例え
ば、導体パターン43fが断線しているときには、ラン
ド41f,42f間に検査用交流電流が導通しないた
め、導体パターン43fの断線が検出される。この後、
他のランド41,42間の導通検査の際には、プローブ
保持部15bを上動させ、X−Y移動機構によって図1
5に示す矢印Eまたは矢印Fの方向に移動させる。次
に、検査対象のランド41の上方からプローブ保持部1
5bを下動させ、そのランド41にプローブ17を接触
させた状態で、プローブ17,18を介してランド4
1,42間に検査用交流電流を導通させる。これによ
り、ランド41,42間の導通状態が検査される。
基板検査装置51では、例えば、図16(a)に示すよ
うに、回路基板Pの裏面Pbに形成されたベタパターン
などの広面積の導体パターン42xと、導体パターン4
3xを介して導体パターン42xに接続された表面Pa
側のランド41xとの間の導通検査の際に、問題が生じ
る。つまり、導体パターン43xが同図に示す「×」印
の部位で断線していたとしても、プローブ16および導
体パターン42x間における結合容量C2や、ランド4
1xおよび導体パターン42x間における結合容量C3
が存在する。この場合、結合容量C3は、それ程大きな
容量値でないため、その存在が特に問題とされることは
ない。一方、結合容量C2は、プローブ16およびラン
ド41x間の静電容量C1と比較して十分に大きな容量
値となり、静電容量C1に加算されて測定される。した
がって、導体パターン43xが断線しているときと断線
していないときとで、検査用基準データの基準容量値に
対する測定容量の割合の変化が小さくなるため、導通状
態の判別の際の許容範囲を明確に定めるのが困難とな
る。このため、従来の回路基板検査装置51には、回路
基板Pの裏面Pbの導体パターンとの容量結合などに起
因して、導体パターン43xが断線しているにも拘わら
ず断線していないと誤判別してしまうおそれがあるとい
う問題点がある。
例えば、図16(b)に示すように、各ランド41,4
1・・の形成ピッチが非常に狭い場合、プローブ16お
よびランド41f間の静電容量C11を測定する際に、
プローブ16およびランド41g間の結合容量C12
と、ランド41fおよびランド41g間の結合容量C1
3との直列容量も加算して測定されている。したがっ
て、上記した問題点と同様にして、導通状態の判別の際
の許容範囲を明確に定めるのが困難となる。このため、
従来の回路基板検査装置51には、隣接する検査対象外
のランドとの結合容量C12,13に起因して、導体パ
ターン43fが断線しているにも拘わらず断線していな
いと誤判別してしまうおそれがあるという問題点もあ
る。
以下の問題点がある。すなわち、従来の回路基板検査装
置61では、導通検査の際に、プローブ17をランド4
1に接触させ、かつプローブ18をランド42に接触さ
せなければならない。したがって、ランド41,42の
表面にプローブ17,18の接触痕が付いてしまう。こ
の場合、ランド42に付いた接触痕が問題となることは
ないが、ランド41に付いた接触痕は、ベアチップなど
を回路基板Pに実装する際に、その接触痕に起因しての
ボンディング不良を誘発するおそれがある。また、回路
基板検査装置61では、複数のランド41,42間の導
通検査の際に、プローブ17の移動に伴うプローブ保持
部15bの上下動に要する時間分、検査時間が長時間化
しているという問題点もある。
ものであり、検査用プローブによる接触痕に起因する回
路基板の不良を回避しつつ迅速かつ正確に所定の電気的
検査を実行可能な回路基板検査装置を提供することを主
目的とする。
求項1記載の回路基板検査装置は、検査対象の回路基板
における両面側にそれぞれ配設された検査用プローブを
使用することにより、回路基板の両面にそれぞれ形成さ
れた各導体パターンについての電気的検査を実行可能に
構成された回路基板検査装置において、相互に絶縁され
た複数の導通部が狭ピッチで一端面に形成され、かつ対
応する一端面側の各導通部にそれぞれ導通すると共に相
互に絶縁された複数の導通部が他端面に形成された第1
のスペーサを備え、第1のスペーサの一端面を回路基板
に面的接触させた状態で他端面側の導通部を介して各導
体パターンについての電気的検査を実行することを特徴
とする。
路基板の一面に第1のスペーサを面的接触させ、第1の
スペーサを介して電気的検査を実行する。この際に、例
えば、静電容量測定用の検査用プローブを用いる際に
は、その検査用プローブと回路基板とが第1のスペーサ
の高さ分だけ離間される。したがって、検査用プローブ
と、例えば回路基板上の検査対象外の導体パターンとの
間の結合容量が大幅に低減する。このため、検査対象の
導体パターンが断線しているときと、導通しているとき
とで、測定した容量の相違が顕著になる。したがって、
例えば検査用基準データの基準容量値に対する許容範囲
を明確に規定することができるため、導体パターンにつ
いての電気的検査を正確に行うことが可能となる。ま
た、接触型の検査用プローブを用いる際には、第1のス
ペーサの他端面側の導通部に接触させることにより、検
査用プローブは、その導通部に導通する一端面側の導通
部を介して回路基板の一面側の導通パターンに導通す
る。したがって、検査用プローブを回路基板の一端面側
の導体パターンに直接接触させずに検査することが可能
となるため、検査時における導体パターンへの傷付きが
回避される。さらに、検査用プローブを第1のスペーサ
の他端面に接触させた状態で移動させることにより、検
査用プローブを複数の導体パターンに次々と連続的に導
通させることができる。このため、検査用プローブの上
下動が不要となり、その上下動に要する分、検査時間を
短縮することが可能となる。
項1記載の回路基板検査装置において、相互に絶縁され
た複数の裏面側導通部が第1のスペーサにおける他端面
側の複数の導通部にそれぞれ接触可能に裏面に形成さ
れ、かつ対応する各裏面側導通部にそれぞれ導通すると
共に相互に絶縁された複数の表面側導通部が裏面側導通
部の形成ピッチよりも広ピッチで表面に形成されたピッ
チ変換手段を備え、ピッチ変換手段の裏面を第1のスペ
ーサの他端面に面的接触させた状態で表面側導通部を介
して各導体パターンについての電気的検査を実行するこ
とを特徴とする。
面に第1のスペーサの一端面を面的接触させ、さらに、
第1のスペーサにおける他端面側の複数の導通部とピッ
チ変更手段の複数の裏面側導通部とがそれぞれ導通する
ように、第1のスペーサにピッチ変換手段を重ねた状態
で電気的検査を実行する。この場合、ピッチ変換手段に
おける複数の表面側導通部の形成ピッチは、回路基板の
導通パターンの形成ピッチよりも広くなる。したがっ
て、著しく狭いピッチで回路基板に形成された導体パタ
ーンの導通検査を行うときであっても、ピッチ変換手段
を介して検査することにより、実質的には、広いピッチ
で形成された導体パターンを検査することになる。この
ため、例えば、静電容量測定用の検査用プローブを用い
て検査する際には、検査用プローブと、検査対象外の導
体パターンに導通するピッチ変換手段の表面側導通部と
の距離が長くなるため、その間の結合容量が大幅に低減
する。したがって、検査対象の導体パターンが断線して
いるときと、導通しているときとで、測定した容量の相
違が顕著になるため、例えば検査用基準データの基準容
量値に対する許容範囲を明確に規定することができ、こ
れにより、導体パターンについての電気的検査を正確に
行うことが可能となる。
項2記載の回路基板検査装置において、相互に絶縁され
た複数の導通部がピッチ変換手段における各表面側導通
部にそれぞれ接触可能に一端面に形成され、かつ対応す
る一端面側の導通部にそれぞれ導通すると共に相互に絶
縁された複数の導通部が他端面に形成された第2のスペ
ーサを備え、第2のスペーサの一端面をピッチ変換手段
の表面に面的接触させた状態で第2のスペーサにおける
他端面側の導通部を介して各導体パターンについての電
気的検査を実行することを特徴とする。
面に第1のスペーサの一端面を面的接触させると共にそ
の他端面にピッチ変換手段を重ね、さらに、ピッチ変換
手段における複数の裏面側導通部と第2のスペーサにお
ける一端面側の複数の導通部とがそれぞれ導通するよう
に、ピッチ変更手段に第2のスペーサを重ねた状態で電
気的検査を実行する。この場合、検査用プローブは、回
路基板に対して、第1のスペーサ、ピッチ変換手段およ
び第2のスペーサの高さ分だけ離間させられる。したが
って、検査用プローブと、回路基板上の検査対象外の導
体パターンとの間の結合容量がさらに低減するため、検
査対象の導体パターンが断線しているときと、導通して
いるときとで、測定した容量の相違がより顕著になる。
加えて、接触型の検査用プローブを用いて検査する際に
は、検査用プローブを第2のスペーサに接触させた状態
で移動させることにより、検査用プローブの上下動に要
する分、検査時間を短縮することが可能となる。
項1から3のいずれかに記載の回路基板検査装置におい
て、第1のスペーサは、異方性導電性ゴムで形成されて
いることを特徴とする。
サは、弾性体である異方性導電性ゴムで形成されてい
る。この場合、第1のスペーサは、自重、または検査用
プローブ側からの押圧により弾性変形し、回路基板にお
ける導体パターンの高さ方向のばらつきを吸収しつつ密
着する。したがって、第1のスペーサを介して検査用プ
ローブを回路基板の導体パターンに確実に導通させるこ
とが可能となり、これにより、回路基板についての電気
的検査を正確に行うことが可能となる。また、接触型の
検査用プローブを用いる場合、ピッチ変換手段を使用し
ないときには、第1のスペーサは、第1のスペーサの他
端面に接触状態で移動させられる際の検査用プローブの
摩耗を防止する。
項3または4記載の回路基板検査装置において、第2の
スペーサは、異方性導電性ゴムで形成されていることを
特徴とする。
サは、弾性体である異方性導電性ゴムで形成されてい
る。このため、接触型の検査用プローブを用いる場合、
第2のスペーサは、第2のスペーサの他端面に接触状態
で移動させられる際の検査用プローブの摩耗を防止す
る。
項1から5のいずれかに記載の回路基板検査装置におい
て、検査用プローブは、容量測定用プローブであって、
検査用プローブのセンシング面、検査用プローブに対向
するスペーサの他端面、およびピッチ変換手段の表面の
いずれかには、絶縁板が取り付けられていることを特徴
とする。
用プローブをスペーサに押圧した状態で回路基板を検査
する。この場合、検査用プローブは、絶縁板の厚み分、
スペーサの他端面またはピッチ変換手段の表面から常に
一定間隔分離間した状態で配置させられる。このため、
容量測定の精度を向上させることが可能となる結果、よ
り正確に回路基板を検査することが可能となる。
項6記載の回路基板検査装置において、スペーサは、加
圧型異方性導電性ゴムで形成されていることを特徴とす
る。
検査用プローブをスペーサに押圧した際に、そのスペー
サの押圧部分の他端面側導通部および一端面側導通部
が、弾性変形によって互いに導通し、かつ、それ以外の
部分における他端面側導通部および一端面側導通部は非
導通状態を維持する。したがって、検査用プローブによ
って測定される静電容量は、ほぼ検査対象の導通パター
ンとの間の静電容量となる。このため、容量測定の精度
を、より向上させることが可能となるため、より正確に
回路基板を検査することが可能となる。
明に係る回路基板検査装置の好適な実施の形態について
説明する。なお、従来の回路基板検査装置51,61と
同一の構成要素については、同一の符号を付して重複し
た説明を省略する。
て、各図を参照して説明する。
に、載置台2、検査用治具3、X−Y移動機構4,5、
プローブ保持盤6および制御装置7を備えて構成されて
いる。検査用治具3は、図2に示すように、本発明にお
ける第1および第2のスペーサにそれぞれ相当し異方性
繊維入りの異方性導電性ゴムで形成されたスペーサ1
1,13と、本発明におけるピッチ変換手段に相当しス
ペーサ11,13間に挟まれたピッチ変換基板12とで
一体的に構成されている。この場合、スペーサ11は、
導電性ゴム部11aおよび絶縁性ゴム部11bが格子状
に配列されており、導電性ゴム部11aは、回路基板P
のランド41a〜41k,・・の形成ピッチに合致する
ように0.1mm程度のピッチで配列されている。な
お、導電性ゴム部11aは、回路基板Pの表面Pa全体
を覆う程の大きさは必要なく、ランド41の形成ピッチ
が狭い部位や、接触痕を付けたくない部位などを覆う程
度の大きさであればよい。また、スペーサ13は、導電
性ゴム部13aおよび絶縁性ゴム部13bが格子状に配
列されており、導電性ゴム部13aは、特に限定されな
いが、ランド42a〜42k,・・の形成ピッチと同一
の1.27mm程度のピッチで配列されている。ピッチ
変換基板12は、スペーサ11における導電性ゴム部1
1aの配列ピッチを拡大する機能を有しており、スペー
サ11の各導電性ゴム部11aと、対応するスペーサ1
3の各導電性ゴム部13aとを相互にそれぞれ導通させ
るための複数の導体パターン12a,12a・・が形成
されて構成されている。この場合、導体パターン12a
は、ランドおよびスルーホールなどで形成され、一端が
導電性ゴム部11aの配列ピッチに従って0.1mmピ
ッチで形成され、他端が導電性ゴム部13aの配列ピッ
チに従って1.27mmピッチで形成されている。
容量測定用のプローブ16を回路基板Pに対してX−Y
方向および上下方向(Z方向)に移動可能に構成されて
いる。具体的には、X−Y移動機構4は、プローブ保持
部15aを備えており、プローブ保持部15aには、図
3に示すように、プローブ16が取り付けられている。
X−Y移動機構5は、取り付けられた接触型のプローブ
17を回路基板Pに対してX−Y方向および上下方向に
移動可能に構成されている。具体的には、X−Y移動機
構5は、プローブ保持部15bを備えており、プローブ
保持部15bには、同図に示すように、プローブ17が
取り付けられている。なお、プローブ16,17は、本
発明における検査用プローブにそれぞれ相当する。この
場合、回路基板検査装置1では、プローブ16およびプ
ローブ17のいずれか一方を検査内容に応じて選択して
使用可能に構成されている。一方、プローブ保持盤6
は、回路基板Pに対して上下動可能なピンボード型で構
成され、回路基板Pの各ランド42,42・・にそれぞ
れ接触可能な複数のプローブ18,18,・・が配設さ
れて構成されている。
21、RAM22、ROM23およびスキャナ部24を
備えている。制御部21は、静電容量測定処理、X−Y
移動機構4,5の移動制御、プローブ保持盤6の上下動
制御、および回路基板Pについての各種の良否判別処理
などを実行する。RAM22は、制御部21の演算結果
や、良品基板から吸収した検査用基準データなどを一時
的に記憶し、ROM23は、制御部21の動作プログラ
ムなどを記憶する。スキャナ部24は、制御部21の制
御下で、信号ケーブルを介して接続されたプローブ1
8,18・・から任意のプローブ18を選択し、そのプ
ローブ18を介しての検査用信号の入出力制御を実行す
る。
板Pの導通検査について、各図を参照して説明する。
1,42間の導通検査について説明する。まず、載置台
2の嵌入用孔2aに回路基板Pを嵌入し、その回路基板
Pの表面Paに検査用治具3を面的接触させる。この際
に、回路基板Pの各ランド41と検査用治具3のスペー
サ11における各導電性ゴム部11aとをそれぞれ接触
させる。この際に、検査用治具3のスペーサ11は、検
査用治具3の自重によって弾性変形することにより、ラ
ンド41の高さ方向のばらつきを吸収しつつランド41
に密着する。次に、図3に示す矢印Aの向きでプローブ
保持盤6を上動させることにより、図4に示すように、
各プローブ18を対応する各ランド42にそれぞれ接触
させる。次いで、例えばランド41xおよび導体パター
ン42x間の導通検査の際には、X−Y移動機構4によ
ってプローブ保持部15aを移動させ、図3に示す矢印
Bの向きで下動させることにより、図4に示すように、
導体パターン12aおよび導電性ゴム部11aを介して
ランド41xに導通している導電性ゴム部13aの上方
にプローブ16を配置する。この際、図5(a)に示す
ように、導電性ゴム部13aおよびプローブ16が隙間
S分離間するように配置する。
えば交流電圧を印加して、導電性ゴム部13aおよびプ
ローブ16間の静電容量C1を測定する。次いで、測定
した静電容量と、RAM22に記憶されている検査用基
準データとに基づいて導通状態を検査する。この際に、
回路基板検査装置1では、プローブ16と導体パターン
42xとが検査用治具3によって離間させられるため、
プローブ16および導体パターン42x間の容量結合が
その離間距離に応じて弱められることにより、その間の
結合容量(図16(a)における静電容量C2に相当す
る)が大幅に減少する。このため、導体パターン43が
断線しているときと、導通しているときとで、測定した
容量の相違が顕著になる。したがって、検査用基準デー
タに対する許容範囲を厳格に規定できるため、ランド4
1xおよび導通パターン42x間の導通状態を正確に判
別することができる。この後、他のランド41,42間
についての導通検査の際には、X−Y移動機構4によっ
て図4に示す矢印Eまたは矢印Fの方向にプローブ保持
部15aを移動させ、検査対象のランド41に導通する
導電性ゴム部13aの上方にプローブ16を配置した状
態で、ランド41xおよび導通パターン42x間の導通
検査と同様にして導通検査を行う。
ンド41f,41gが狭いピッチで形成されている場
合、導電性ゴム部13aの形成ピッチがランド41の形
成ピッチよりも広くなる。このため、ランド41f,4
2f間の導通検査に際しては、検査対象のランド41f
に導通する導電性ゴム部13aと、その両隣の導電性ゴ
ム部13aとの結合容量(図16(b)における静電容
量C12に相当する)が減少する。したがって、隣り合
う導電性ゴム部13aとの間の結合容量の影響が大幅に
軽減されるため、検査用基準データに対する許容範囲を
厳格に規定できる。この結果、ランド41f,41g間
の導通状態を正確に判別することができる。
における絶縁板に相当する絶縁フィルムFをスペーサ1
3の上面に貼付しておくことにより、プローブ16とス
ペーサ13とを容易に一定間隔で離間させることができ
る。この場合、検査時には、図7に示すように、絶縁フ
ィルムFにプローブ16を当接させることにより、導電
性ゴム部13aおよびプローブ16間に、絶縁フィルム
Fの厚み分の隙間S1が形成される。したがって、プロ
ーブ16の高さ方向の位置合わせが非常に容易となると
共に、静電容量測定の際における検査対象のランド41
に導通する導電性ゴム部13aおよびプローブ16間の
距離的基準が一定となるため、ランド41,42間の導
通状態を正確に検査することができる。
42間の導通検査に際しては、載置台2の嵌入用孔2a
に嵌入した回路基板Pの上方に検査用治具3を配置す
る。次に、図3に示す矢印Aの向きでプローブ保持盤6
を上動させることにより、図8に示すように、各プロー
ブ18を対応する各ランド42にそれぞれ接触させる。
次いで、例えばランド41f,42f間の導通検査の際
には、X−Y移動機構5によってプローブ17を移動さ
せ、図3に示す矢印Bの向きでプローブ保持部15bを
下動させることにより、図8に示すように、検査対象の
ランド41fに導通する導電性ゴム部13aにプローブ
17を接触させる。続いて、プローブ17,18および
検査用治具3を介してランド41f,42f間に検査用
の例えば交流電流を導通させることにより、導体パター
ン43fの導通状態が検査される。この場合、回路基板
検査装置1では、プローブ17を検査用治具3の導電性
ゴム部13aに接触させているため、プローブ17の先
端とランド41との直接接触が回避され、この結果、ラ
ンド41に接触痕を付けずに検査が行われる。
の際には、従来の回路基板検査装置61とは異なり、プ
ローブ17を検査用治具3のスペーサ13の上面に接触
させた状態で、図8に示す矢印Eまたは矢印Fの方向に
プローブ保持部15bを移動させる。これにより、プロ
ーブ17を複数のランド41,41・・に次々と連続的
に導通させることができる。このため、プローブ17の
上下動が不要となり、その上下動に要する分、検査時間
を短縮することができる。さらに、スペーサ13が弾性
素材の導電性ゴム部13aおよび絶縁性ゴム部13bで
形成されているため、プローブ17の摩耗が低減され
る。
態に示した構成に限定されない。例えば、本発明の実施
の形態では、スペーサ11,13間にピッチ変換基板1
2を挟み込んで検査用治具3を構成した例について説明
したが、図9に示すスペーサ31のように、導電性ゴム
部31a,31a,・・および絶縁性ゴム部31b,3
1b,・・を格子状かつ放射状に配列することにより、
ピッチ変換基板12を用いずに、導電性ゴム部31aの
ピッチを変更可能に構成することができる。
電性ゴムでスペーサ11,13を形成した例について説
明したが、本発明におけるスペーサの材質はこれに限定
されない。例えば、プローブ17などによって回路基板
P側に加圧されたときに、導電性ゴム部が導通してラン
ド41とプローブ17との導通を可能にする加圧型異方
性導電性ゴムでスペーサ11,13を形成することもで
きる。この場合、図7に示すように、プローブ16をス
ペーサ13に押圧した際に、スペーサ13の押圧部分の
導電性ゴム部13aが、弾性変形によって導通し、か
つ、それ以外の部分における導電性ゴム部13aが非導
通状態を維持する。したがって、プローブ17は、検査
対象のランド41に対してのみ静電結合する。このた
め、容量測定の精度を、より向上させることができるた
め、より正確に回路基板を検査することができる。
プローブ16を用いる例について説明したが、本発明に
おける検査用プローブの形状および本数は、本発明の実
施の形態に示した例に限定されない。例えば、図10
(a)に示すプローブ35のように、X−Y移動機構4
に取り付けるための取付部36と平板状の電極37とで
本発明における検査用プローブを構成してもよい。この
場合、同図(b)に示すように、電極37の下面に絶縁
フィルムFを貼付することにより、検査用治具3のスペ
ーサ13の上面にプローブ35を押し当てるだけで、絶
縁フィルムFの厚み分、スペーサ13および電極37を
常に一定の間隔で離間させることができる。
Pの表面Pa側に検査用治具3を配設した例について説
明したが、表面Paおよび裏面Pbの両面に本発明にお
けるスペーサをそれぞれ配設してもよい。さらに、ピッ
チ変換基板は、回路基板Pのランド41の形成ピッチを
拡げる機能だけでなく、そのピッチを狭める機能や、不
均等ピッチを均等に変換する機能を持たせることもでき
る。
検査装置によれば、静電容量測定用の検査用プローブを
用いた導通検査の際に、第1のスペーサの一端面を回路
基板に面的接触させた状態で他端面側の導通部を介して
複数の導体パターンについての電気的検査を実行するこ
とにより、検査用プローブと、回路基板上の検査対象外
の導体パターンとの直接的な容量結合に基づく結合容量
を大幅に低減させることができる結果、導体パターンに
ついての電気的検査を正確に行うことができる。また、
接触型の検査用プローブを用いて検査する際にも、導体
パターンに接触痕を付けることなく検査でき、これによ
り、回路基板にベアチップなどを実装する際のワイヤボ
ンディング不良などの発生を防止することができる。さ
らに、検査用プローブを第1のスペーサの他端面に接触
させた状態で移動させることにより、検査用プローブを
複数の導体パターンに次々と連続的に導通させることが
できるため、検査用プローブの上下動に要する分、検査
時間を短縮することができる。
よれば、ピッチ変換手段をさらに配設したことにより、
静電容量測定用の検査用プローブを用いての検査の際
に、検査用プローブと、検査対象外の導体パターンに導
通するピッチ変換手段の表面側導通部との間の結合容量
を大幅に低減させることができるため、導体パターンに
ついての電気的検査を正確に行うことができる。
によれば、第2のスペーサをさらに配設したことによ
り、静電容量測定用の検査用プローブを用いる際には、
検査用プローブと、回路基板上の検査対象外の導体パタ
ーンとの結合容量をさらに低減することができるため、
導体パターンについての電気的検査を、より正確に行う
ことができる。また、接触型の検査用プローブを用いて
検査する際には、検査用プローブを第2のスペーサに接
触させた状態で移動させることができるため、検査用プ
ローブの上下動に要する分、検査時間を短縮することが
できる。
よれば、第1のスペーサを異方性導電性ゴムで形成した
ことにより、第1のスペーサを介して検査用プローブを
回路基板の導体パターンに確実に導通させることがで
き、これにより、回路基板についての電気的検査を正確
に行うことができる。また、接触型の検査用プローブを
用いて第1のスペーサに接触させる際には、検査用プロ
ーブの摩耗を防止することができる。
によれば、第2のスペーサを異方性導電性ゴムで形成し
たことにより、接触型の検査用プローブの摩耗を防止す
ることができる。
よれば、検査用プローブのセンシング面、検査用プロー
ブに対向するスペーサの他端面、およびピッチ変換手段
の表面のいずれかに絶縁板を取り付けることにより、ス
ペーサに対して検査用プローブを常に一定間隔離間させ
て配置することができるため、容量測定の精度を向上さ
せることができ、この結果、より正確に回路基板を検査
することができる。
よれば、スペーサを加圧型異方性導電性ゴムで形成した
ことにより、検査用プローブによって測定される静電容
量がほぼ検査対象の導通パターンとの間の静電容量とな
るため、容量測定の精度を、より向上させることができ
る結果、より正確に回路基板を検査することができる。
の構成を示すブロック図である。
図である。
の構成を示す断面図である。
のプローブ16を使用しての検査状態を示す断面図であ
る。
の検査用治具3、プローブ16および回路基板Pの一部
を拡大した断面図であって、(a)はランド41xおよ
び導体パターン42xの近傍の断面図、(b)はランド
41f,42fの近傍の断面図である。
の検査用治具3に絶縁フィルムFを貼付した状態の断面
図である。
しての検査状態を示す断面図である。
のプローブ17を使用しての検査状態を示す断面図であ
る。
断面図である。
ーブ35の断面図、(b)はプローブ35の下面に絶縁
フィルムFを貼付した状態の断面図である。
1および従来の回路基板検査装置51,61の検査対象
である回路基板Pの内部構造の一例を示す断面図であ
る。
面図である。
Pについての検査状態を示す断面図である。
ブ16および回路基板Pのランド41f,42f間の近
傍を拡大した断面図である。
Pについての検査状態を示す断面図である。
および回路基板Pの一部を拡大した概念断面図であっ
て、(a)はランド41xおよび導体パターン42xの
近傍の断面図、(b)はランド41f,42fの近傍の
断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 検査対象の回路基板における両面側にそ
れぞれ配設された検査用プローブを使用することによ
り、前記回路基板の両面にそれぞれ形成された各導体パ
ターンについての電気的検査を実行可能に構成された回
路基板検査装置において、 相互に絶縁された複数の導通部が狭ピッチで一端面に形
成され、かつ対応する前記一端面側の各導通部にそれぞ
れ導通すると共に相互に絶縁された複数の導通部が他端
面に形成された第1のスペーサを備え、当該第1のスペ
ーサの前記一端面を前記回路基板に面的接触させた状態
で前記他端面側の導通部を介して前記各導体パターンに
ついての電気的検査を実行することを特徴とする回路基
板検査装置。 - 【請求項2】 相互に絶縁された複数の裏面側導通部が
前記第1のスペーサにおける前記他端面側の複数の導通
部にそれぞれ接触可能に裏面に形成され、かつ対応する
前記各裏面側導通部にそれぞれ導通すると共に相互に絶
縁された複数の表面側導通部が当該裏面側導通部の形成
ピッチよりも広ピッチで表面に形成されたピッチ変換手
段を備え、当該ピッチ変換手段の前記裏面を前記第1の
スペーサの前記他端面に面的接触させた状態で前記表面
側導通部を介して前記各導体パターンについての電気的
検査を実行することを特徴とする請求項1記載の回路基
板検査装置。 - 【請求項3】 相互に絶縁された複数の導通部が前記ピ
ッチ変換手段における前記各表面側導通部にそれぞれ接
触可能に一端面に形成され、かつ対応する前記一端面側
の前記導通部にそれぞれ導通すると共に相互に絶縁され
た複数の導通部が他端面に形成された第2のスペーサを
備え、当該第2のスペーサの前記一端面を前記ピッチ変
換手段の前記表面に面的接触させた状態で当該第2のス
ペーサにおける前記他端面側の導通部を介して前記各導
体パターンについての電気的検査を実行することを特徴
とする請求項2記載の回路基板検査装置。 - 【請求項4】 前記第1のスペーサは、異方性導電性ゴ
ムで形成されていることを特徴とする請求項1から3の
いずれかに記載の回路基板検査装置。 - 【請求項5】 前記第2のスペーサは、異方性導電性ゴ
ムで形成されていることを特徴とする請求項3または4
記載の回路基板検査装置。 - 【請求項6】 前記検査用プローブは、容量測定用プロ
ーブであって、 前記検査用プローブのセンシング面、前記検査用プロー
ブに対向する前記スペーサの前記他端面、および前記ピ
ッチ変換手段の前記表面のいずれかには、絶縁板が取り
付けられていることを特徴とする請求項1から5のいず
れかに記載の回路基板検査装置。 - 【請求項7】 前記スペーサは、加圧型異方性導電性ゴ
ムで形成されていることを特徴とする請求項6記載の回
路基板検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11003554A JP2000206169A (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | 回路基板検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11003554A JP2000206169A (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | 回路基板検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000206169A true JP2000206169A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11560655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11003554A Pending JP2000206169A (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | 回路基板検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000206169A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012255700A (ja) * | 2011-06-08 | 2012-12-27 | Saunders & Associates Llc | 電子部品計測装置 |
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| JPH0684379U (ja) * | 1993-05-13 | 1994-12-02 | 株式会社エイト工業 | 集積回路の検査装置用治具 |
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| JPH10229270A (ja) * | 1997-02-14 | 1998-08-25 | Jsr Corp | 複合基板 |
-
1999
- 1999-01-11 JP JP11003554A patent/JP2000206169A/ja active Pending
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