JP2000208531A - ヘテロ接合バイポ―ラトランジスタ - Google Patents
ヘテロ接合バイポ―ラトランジスタInfo
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- JP2000208531A JP2000208531A JP11009973A JP997399A JP2000208531A JP 2000208531 A JP2000208531 A JP 2000208531A JP 11009973 A JP11009973 A JP 11009973A JP 997399 A JP997399 A JP 997399A JP 2000208531 A JP2000208531 A JP 2000208531A
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- emitter
- collector
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ヘテロ接合バイポーラトランジスタの素子サイ
ズを縮小化し、素子内部で発生した熱を効率良く取り除
くことができる半導体装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】本発明のヘテロ接合バイポーラトランジス
タは、n+型GaAs基板1上にn+型AlGaAsエミッタ層5、
p+型GaAsベース層6、n型GaAsコレクタ層7、n +型Ga
Asコレクタキャップ層8、AuGeとNiの合金から成るコレ
クタ電極11を順次形成している。n+型GaAs基板1裏面
全体にはTi層とAu層から成るエミッタ電極13を有して
いる。n+型AlGaAsエミッタ層5直下部のn+型GaAs基板
1裏面には凹部14を有している。凹部14を形成する
ことにより、エミッタ層5とエミッタ電極13間の距離
は短くなり、エミッタ電極からの放熱が容易になる。
ズを縮小化し、素子内部で発生した熱を効率良く取り除
くことができる半導体装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】本発明のヘテロ接合バイポーラトランジス
タは、n+型GaAs基板1上にn+型AlGaAsエミッタ層5、
p+型GaAsベース層6、n型GaAsコレクタ層7、n +型Ga
Asコレクタキャップ層8、AuGeとNiの合金から成るコレ
クタ電極11を順次形成している。n+型GaAs基板1裏面
全体にはTi層とAu層から成るエミッタ電極13を有して
いる。n+型AlGaAsエミッタ層5直下部のn+型GaAs基板
1裏面には凹部14を有している。凹部14を形成する
ことにより、エミッタ層5とエミッタ電極13間の距離
は短くなり、エミッタ電極からの放熱が容易になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高周波動作、高速動
作素子として用いられる化合物ヘテロ接合バイポーラト
ランジスタに関する。
作素子として用いられる化合物ヘテロ接合バイポーラト
ランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置において高集積化、高
速化が進んでいる。ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
(HBT)は超高速動作の可能な素子として注目を集め
ており、移動通信への実用化、アナログICやディジタ
ル回路への応用を検討されている。超高速動作を実現す
るために素子サイズの縮小化やベース抵抗の低減化は不
可欠である。図14は従来のヘテロ接合バイポーラトラ
ンジスタの素子断面図である。半絶縁性のGaAs基板40
上にGaAsから成るn型コレクタ高濃度層41が形成さ
れ、GaAsコレクタ高濃度層41上の一部にGaAsから成る
n型コレクタ層42とコレクタ電極43が形成されてい
る。さらにn型GaAsコレクタ層42上にGaAsから成るp
型ベース層44が形成され、p型GaAsベース層44上の
一部にベース電極45とGaAsから成るn型エミッタ層4
6が形成されている。n型GaAsエミッタ層46上にはWS
iから成るエミッタ電極47が形成されている。このHBT
素子と隣接する素子との間のGaAs基板およびn型GaAsコ
レクタ高濃度層部分にバイアホール技術を用いて幅10
0μm以上のバイアホール開口領域48を形成してい
る。バイアホール開口領域48およびGaAs基板40裏面
には裏面電極49が形成されている。そして裏面電極4
9はAuメッキされたエミッタ配線50を介してWSiエミ
ッタ電極47と接続している。この従来のHBTはエミッ
タ層46で発生した熱を熱伝率の良いエミッタ配線50
を通して裏面電極49から放出する構造をもつ。
速化が進んでいる。ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
(HBT)は超高速動作の可能な素子として注目を集め
ており、移動通信への実用化、アナログICやディジタ
ル回路への応用を検討されている。超高速動作を実現す
るために素子サイズの縮小化やベース抵抗の低減化は不
可欠である。図14は従来のヘテロ接合バイポーラトラ
ンジスタの素子断面図である。半絶縁性のGaAs基板40
上にGaAsから成るn型コレクタ高濃度層41が形成さ
れ、GaAsコレクタ高濃度層41上の一部にGaAsから成る
n型コレクタ層42とコレクタ電極43が形成されてい
る。さらにn型GaAsコレクタ層42上にGaAsから成るp
型ベース層44が形成され、p型GaAsベース層44上の
一部にベース電極45とGaAsから成るn型エミッタ層4
6が形成されている。n型GaAsエミッタ層46上にはWS
iから成るエミッタ電極47が形成されている。このHBT
素子と隣接する素子との間のGaAs基板およびn型GaAsコ
レクタ高濃度層部分にバイアホール技術を用いて幅10
0μm以上のバイアホール開口領域48を形成してい
る。バイアホール開口領域48およびGaAs基板40裏面
には裏面電極49が形成されている。そして裏面電極4
9はAuメッキされたエミッタ配線50を介してWSiエミ
ッタ電極47と接続している。この従来のHBTはエミッ
タ層46で発生した熱を熱伝率の良いエミッタ配線50
を通して裏面電極49から放出する構造をもつ。
【0003】 第二の従来例として、エミッタ電極を基板
下部に形成したHBTの断面を図15に示す。高濃度N
+型GaAs基板51上にn+型GaAsエミッタ層52がメサ形
に形成されており、メサ部上にn型AlGaAsエミッタ層5
3が、メサ部以外の部分には高抵抗化層54が形成され
ている。そしてn型AlGaAsエミッタ層53上および高抵
抗化層54上の一部にp+型GaAsベース層55が形成さ
れている。p+型GaAsベース層55上においてn型AlGaA
sエミッタ層53形成面と反対の面上にn型GaAsコレク
タ層56、n+型GaAsコレクタコンタクト層57、コレ
クタ電極58が順次形成されている。p+型GaAsベース
層55上において高抵抗化層54形成面と反対の面上の
一部にベース電極59が形成されている。またn+型GaA
s基板51裏面にはエミッタ電極60が形成されてい
る。この第二の従来例はエミッタ電極60をn+型GaAs
基板51裏面に形成することにより、素子サイズの小さ
い構造をとることができる。
下部に形成したHBTの断面を図15に示す。高濃度N
+型GaAs基板51上にn+型GaAsエミッタ層52がメサ形
に形成されており、メサ部上にn型AlGaAsエミッタ層5
3が、メサ部以外の部分には高抵抗化層54が形成され
ている。そしてn型AlGaAsエミッタ層53上および高抵
抗化層54上の一部にp+型GaAsベース層55が形成さ
れている。p+型GaAsベース層55上においてn型AlGaA
sエミッタ層53形成面と反対の面上にn型GaAsコレク
タ層56、n+型GaAsコレクタコンタクト層57、コレ
クタ電極58が順次形成されている。p+型GaAsベース
層55上において高抵抗化層54形成面と反対の面上の
一部にベース電極59が形成されている。またn+型GaA
s基板51裏面にはエミッタ電極60が形成されてい
る。この第二の従来例はエミッタ電極60をn+型GaAs
基板51裏面に形成することにより、素子サイズの小さ
い構造をとることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の第一のHB
Tは基板40およびコレクタ高濃度層41部分に幅10
0μm以上の開口領域48を必要とするため、大きな素
子構造になるという問題があった。また、開口領域を設
けずに基板裏面にエミッタ電極を形成した従来第二のHB
Tは、n型AlGaAsエミッタ層53とエミッタ電極60の
間に均一で厚いn+型GaAs基板51を持つ。このn+型Ga
As基板51はエミッタ層で発生した熱をエミッタ電極へ
伝熱する際の妨げとなっていた。そこで本発明は素子サ
イズが小さく、エミッタ電極から十分な放熱を行うこと
ができるHBTを提供することを目的とする。
Tは基板40およびコレクタ高濃度層41部分に幅10
0μm以上の開口領域48を必要とするため、大きな素
子構造になるという問題があった。また、開口領域を設
けずに基板裏面にエミッタ電極を形成した従来第二のHB
Tは、n型AlGaAsエミッタ層53とエミッタ電極60の
間に均一で厚いn+型GaAs基板51を持つ。このn+型Ga
As基板51はエミッタ層で発生した熱をエミッタ電極へ
伝熱する際の妨げとなっていた。そこで本発明は素子サ
イズが小さく、エミッタ電極から十分な放熱を行うこと
ができるHBTを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のヘテロ接合バイ
ポーラトランジスタは、半導体基板と、前記半導体基板
上の一部に形成された第一導電型のエミッタ層と、前記
半導体基板上で前記エミッタ層が形成されていない部分
に前記エミッタ層と接して形成された半絶縁層と、前記
半絶縁層下部で前記半導体基板内の一部に形成された高
抵抗化層と、前記エミッタ層および前記半絶縁層上に形
成された第二導電型のベース層と、前記ベース層におい
て前記エミッタ層の形成面と反対の面上に形成された第
一導電型のコレクタ層と、前記コレクタ層上に形成され
た第一導電型のコレクタキャップ層と、前記ベース層上
の一部に形成されたベース電極と、前記第一導電型コレ
クタキャップ層上に形成されたコレクタ電極と、前記エ
ミッタ層下部の前記半導体基板裏面に形成された凹部
と、前記半導体基板裏面および前記凹部に形成されたエ
ミッタ電極とを具備することを特徴とする。また、前記
エミッタ層はAlGaAsであり、前記ベース層はGaAsである
ことを特徴とする。あるいは、前記エミッタ層はInGaP
であり、前記ベース層はGaAsであることを特徴とする。
このように本発明は半導体基板裏面に凹部を形成するこ
とで、エミッタ層で発生した熱の除去を容易にし、素子
サイズを小さくする。
ポーラトランジスタは、半導体基板と、前記半導体基板
上の一部に形成された第一導電型のエミッタ層と、前記
半導体基板上で前記エミッタ層が形成されていない部分
に前記エミッタ層と接して形成された半絶縁層と、前記
半絶縁層下部で前記半導体基板内の一部に形成された高
抵抗化層と、前記エミッタ層および前記半絶縁層上に形
成された第二導電型のベース層と、前記ベース層におい
て前記エミッタ層の形成面と反対の面上に形成された第
一導電型のコレクタ層と、前記コレクタ層上に形成され
た第一導電型のコレクタキャップ層と、前記ベース層上
の一部に形成されたベース電極と、前記第一導電型コレ
クタキャップ層上に形成されたコレクタ電極と、前記エ
ミッタ層下部の前記半導体基板裏面に形成された凹部
と、前記半導体基板裏面および前記凹部に形成されたエ
ミッタ電極とを具備することを特徴とする。また、前記
エミッタ層はAlGaAsであり、前記ベース層はGaAsである
ことを特徴とする。あるいは、前記エミッタ層はInGaP
であり、前記ベース層はGaAsであることを特徴とする。
このように本発明は半導体基板裏面に凹部を形成するこ
とで、エミッタ層で発生した熱の除去を容易にし、素子
サイズを小さくする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を実施例に基
づいて説明する。図11は本発明の第一の実施例による
NPN型のHBTの概略構造を示す断面図である。n+型GaAs基
板1上の一部にn+型AlGaAsエミッタ層5が形成されて
おり、n+型AlGaAsエミッタ層5以外の部分には半絶縁
性のundope GaAs層3が、n+型AlGaAsエミッタ層5と
接するように形成されている。undope GaAs層3下部で
n+型GaAs基板1内の上層部に、高抵抗化層2が形成さ
れている。n+型AlGaAsエミッタ層5上およびundope G
aAs層3上にはp+型GaAsベース層6が形成されている。
p+型GaAsベース層6においてn+型AlGaAsエミッタ層5
の形成面と反対の面上にはn型GaAsコレクタ層7、n+
型GaAsコレクタキャップ層8が順次形成されており、n
+型GaAsコレクタキャップ層8上の一部にAuGeとNiの合
金から成るコレクタ電極11が形成されている。p+型G
aAsベース層6のundope GaAs層3形成面と反対の面上
にはPtから成るベース電極9が形成されている。n+型G
aAsコレクタキャップ層8上の一部とベース電極9上と
p+型GaAsベース層6上にはSiO2絶縁酸化膜10が形成
されている。SiO2絶縁酸化膜10およびコレクタ電極1
1上には窒化膜12が形成されている。n+型AlGaAsエ
ミッタ層5直下部のn+型GaAs基板1裏面には凹部14が
形成されている。n+型GaAs基板1裏面全体にはTi層とAu
層から成るエミッタ電極13が形成されている。
づいて説明する。図11は本発明の第一の実施例による
NPN型のHBTの概略構造を示す断面図である。n+型GaAs基
板1上の一部にn+型AlGaAsエミッタ層5が形成されて
おり、n+型AlGaAsエミッタ層5以外の部分には半絶縁
性のundope GaAs層3が、n+型AlGaAsエミッタ層5と
接するように形成されている。undope GaAs層3下部で
n+型GaAs基板1内の上層部に、高抵抗化層2が形成さ
れている。n+型AlGaAsエミッタ層5上およびundope G
aAs層3上にはp+型GaAsベース層6が形成されている。
p+型GaAsベース層6においてn+型AlGaAsエミッタ層5
の形成面と反対の面上にはn型GaAsコレクタ層7、n+
型GaAsコレクタキャップ層8が順次形成されており、n
+型GaAsコレクタキャップ層8上の一部にAuGeとNiの合
金から成るコレクタ電極11が形成されている。p+型G
aAsベース層6のundope GaAs層3形成面と反対の面上
にはPtから成るベース電極9が形成されている。n+型G
aAsコレクタキャップ層8上の一部とベース電極9上と
p+型GaAsベース層6上にはSiO2絶縁酸化膜10が形成
されている。SiO2絶縁酸化膜10およびコレクタ電極1
1上には窒化膜12が形成されている。n+型AlGaAsエ
ミッタ層5直下部のn+型GaAs基板1裏面には凹部14が
形成されている。n+型GaAs基板1裏面全体にはTi層とAu
層から成るエミッタ電極13が形成されている。
【0007】図12は本発明の第一の実施例によるNPN
型のHBTを下部から見た図である。説明の都合上チップ
15の裏面全体に形成されるエミッタ電極13は省略し
ている。四角い領域で示される凹部14はチップ15の
裏面上に多数形成されている。なお図11は図12のA
A'間の断面図を示したものである。図1乃至図11は本
発明の第一の実施例によるNPN型のHBTの製造工程を示す
断面図である。まず炭素を高濃度にドープしたn+型GaA
s基板1に、パターニングされたフォトレジストを形成
し、マスク以外の部分に速さ600kev、濃度1x10
19cm-2でホウ素をイオン注入して高抵抗化層2を
形成する(図1)。n+型GaAs基板1および高抵抗化層
2上にundope GaAs層3を結晶成長させ、その上にSiO2
から成る絶縁酸化膜4をCVD法により形成する(図
2)。n+型GaAs基板1上に形成されたundope GaAs層
3とSiO2絶縁酸化膜4をフォトレジストをマスクとして
用いて選択的にエッチング除去する(図3)。エッチン
グされたundope GaAs層3の露出面形状はその結晶方向
に添った形状となり、下半分がメサ形で、上半分が逆メ
サ形となる。露出したn+型GaAs基板1上にAlGaAsから
成るn+型エミッタ層5をundope GaAs層3のメサ形の
部分まで結晶成長させ、SiO2絶縁酸化膜4はエッチング
によりすべて除去する(図4)。undope GaAs層3は逆
メサ部位をスライトエッチングにより除去してメサ形と
する(図5)。n+型AlGaAsエミッタ層5および undop
e GaAs層3上にGaAsから成るp+型GaAsベース層6を
0、1μmの厚さに結晶成長して形成する。p+型GaAs
ベース層6上に、n型GaAsコレクタ層7、n+型GaAsコ
レクタキャップ層8を順次成長させる(図6)。形成さ
れたn型GaAsコレクタ層7とn+型GaAsコレクタキャッ
プ層8はベース電極引きだし領域に開口を持つマスクを
用いてメサ上にパターン形成すると同時に、p+型GaAs
ベース層6を露出させてPtから成るベース電極9を形成
する。(図7)。その後CVD法を用いてSiO2絶縁酸化膜
10を全体に0、5μmの厚さに結晶成長させる(図
8)。コレクタキャップ層8上のSiO2絶縁酸化膜10を
エッチング除去して、AuGeとNiの合金から成るコレクタ
電極11を形成する。SiO2絶縁酸化膜10およびコレク
タ電極11上に窒化膜12をCVD法を用いて形成させる
(図9)。n+型GaAs基板1は100μm程度の厚さに
ラッピングし、裏面にパターニングされたフォトレジス
トを形成する。その後エッチング除去を行いn+型AlGaA
sエミッタ層5直下部分に凹部14を形成する(図1
0)。凹部14の底は1辺20〜40μmの四角い領域
で、深さは50μm以上に設定されている。n+型GaAs
基板1の裏面および凹部14全体にTi層とAu層を順次形
成して熱処理を行い、エミッタ電極13を形成する(図
11)。
型のHBTを下部から見た図である。説明の都合上チップ
15の裏面全体に形成されるエミッタ電極13は省略し
ている。四角い領域で示される凹部14はチップ15の
裏面上に多数形成されている。なお図11は図12のA
A'間の断面図を示したものである。図1乃至図11は本
発明の第一の実施例によるNPN型のHBTの製造工程を示す
断面図である。まず炭素を高濃度にドープしたn+型GaA
s基板1に、パターニングされたフォトレジストを形成
し、マスク以外の部分に速さ600kev、濃度1x10
19cm-2でホウ素をイオン注入して高抵抗化層2を
形成する(図1)。n+型GaAs基板1および高抵抗化層
2上にundope GaAs層3を結晶成長させ、その上にSiO2
から成る絶縁酸化膜4をCVD法により形成する(図
2)。n+型GaAs基板1上に形成されたundope GaAs層
3とSiO2絶縁酸化膜4をフォトレジストをマスクとして
用いて選択的にエッチング除去する(図3)。エッチン
グされたundope GaAs層3の露出面形状はその結晶方向
に添った形状となり、下半分がメサ形で、上半分が逆メ
サ形となる。露出したn+型GaAs基板1上にAlGaAsから
成るn+型エミッタ層5をundope GaAs層3のメサ形の
部分まで結晶成長させ、SiO2絶縁酸化膜4はエッチング
によりすべて除去する(図4)。undope GaAs層3は逆
メサ部位をスライトエッチングにより除去してメサ形と
する(図5)。n+型AlGaAsエミッタ層5および undop
e GaAs層3上にGaAsから成るp+型GaAsベース層6を
0、1μmの厚さに結晶成長して形成する。p+型GaAs
ベース層6上に、n型GaAsコレクタ層7、n+型GaAsコ
レクタキャップ層8を順次成長させる(図6)。形成さ
れたn型GaAsコレクタ層7とn+型GaAsコレクタキャッ
プ層8はベース電極引きだし領域に開口を持つマスクを
用いてメサ上にパターン形成すると同時に、p+型GaAs
ベース層6を露出させてPtから成るベース電極9を形成
する。(図7)。その後CVD法を用いてSiO2絶縁酸化膜
10を全体に0、5μmの厚さに結晶成長させる(図
8)。コレクタキャップ層8上のSiO2絶縁酸化膜10を
エッチング除去して、AuGeとNiの合金から成るコレクタ
電極11を形成する。SiO2絶縁酸化膜10およびコレク
タ電極11上に窒化膜12をCVD法を用いて形成させる
(図9)。n+型GaAs基板1は100μm程度の厚さに
ラッピングし、裏面にパターニングされたフォトレジス
トを形成する。その後エッチング除去を行いn+型AlGaA
sエミッタ層5直下部分に凹部14を形成する(図1
0)。凹部14の底は1辺20〜40μmの四角い領域
で、深さは50μm以上に設定されている。n+型GaAs
基板1の裏面および凹部14全体にTi層とAu層を順次形
成して熱処理を行い、エミッタ電極13を形成する(図
11)。
【0008】本実施例のエミッタ層5はAlGaAs の代わ
りにInGaPを用いても良く、他の材料でも良い。また、
コレクタ電極11はAuGeとNiの合金を用いたがこの限り
ではない。また、ベース電極9はPtを用いたが代わりに
Tiを用いてもよい。また、エミッタ電極13はTi層とAu
層を用いたがこの限りではない。高抵抗化層2はホウ素
をイオン注入して形成したが、他の元素を注入しても良
い。本実施例のp+型GaAsベース層6、SiO2絶縁酸化膜
10、n+型GaAs基板1の厚さは記述される限りではな
く、他の厚さに設定してもよい。また本実施例の凹部1
4の幅および深さは記述される限りではなく、他の厚さ
に設定してもよい。第一の実施例によるNPN型のHBTの構
造において、エミッタ電極13を下部に形成することで
素子サイズを小さくでき、またn+型GaAs基板1の裏面
に凹部14を形成することにより、エミッタ層とエミッ
タ電極間の距離が短くなり、エミッタ電極からの放熱を
容易にすることができる。図13は本発明の第二の実施
例における2個連続して形成されたHBTの概略構造を示
す断面図である。図中それぞれのHBTの高抵抗化層1
6、26、undope GaAs層17、27、p+型GaAsベー
ス層18、28、Ptベース電極19、29、SiO2絶縁酸
化膜20、30、窒化膜21、31、n+型AlGaAsエミ
ッタ層22、32、n型GaAsコレクタ層23、33、n
+型GaAsコレクタキャップ層24、34、コレクタ電極
25、35は、第一の実施例と同様の構造であるため、
説明を省略する。本実施例ではn+型GaAs基板裏面36
の凹部37が第一および第二のn+型AlGaAsエミッタ層
下部と、第一および第二のn+型AlGaAsエミッタ層間の
高抵抗化層の下部に形成されている点で第一の実施例と
異なる。n+型GaAs基板36の裏面にパターニングされ
たフォトレジストをマスクとして用いて一部エッチング
除去し、凹部37を形成する。この凹部の底は1辺が8
0〜100μmの四角い領域で、深さは50μm以上に
設定している。n+型GaAs基板の裏面および凹部37全
体にTi層とAu層を順次形成して熱処理を行い、エミッタ
電極38を形成する。本実施例では2個連続して形成さ
れたHBT下部のn+型GaAs基板裏面に凹部を形成したが、
連続した数個のHBT下部のn+型GaAs基板裏面に凹部を形
成しても良い。
りにInGaPを用いても良く、他の材料でも良い。また、
コレクタ電極11はAuGeとNiの合金を用いたがこの限り
ではない。また、ベース電極9はPtを用いたが代わりに
Tiを用いてもよい。また、エミッタ電極13はTi層とAu
層を用いたがこの限りではない。高抵抗化層2はホウ素
をイオン注入して形成したが、他の元素を注入しても良
い。本実施例のp+型GaAsベース層6、SiO2絶縁酸化膜
10、n+型GaAs基板1の厚さは記述される限りではな
く、他の厚さに設定してもよい。また本実施例の凹部1
4の幅および深さは記述される限りではなく、他の厚さ
に設定してもよい。第一の実施例によるNPN型のHBTの構
造において、エミッタ電極13を下部に形成することで
素子サイズを小さくでき、またn+型GaAs基板1の裏面
に凹部14を形成することにより、エミッタ層とエミッ
タ電極間の距離が短くなり、エミッタ電極からの放熱を
容易にすることができる。図13は本発明の第二の実施
例における2個連続して形成されたHBTの概略構造を示
す断面図である。図中それぞれのHBTの高抵抗化層1
6、26、undope GaAs層17、27、p+型GaAsベー
ス層18、28、Ptベース電極19、29、SiO2絶縁酸
化膜20、30、窒化膜21、31、n+型AlGaAsエミ
ッタ層22、32、n型GaAsコレクタ層23、33、n
+型GaAsコレクタキャップ層24、34、コレクタ電極
25、35は、第一の実施例と同様の構造であるため、
説明を省略する。本実施例ではn+型GaAs基板裏面36
の凹部37が第一および第二のn+型AlGaAsエミッタ層
下部と、第一および第二のn+型AlGaAsエミッタ層間の
高抵抗化層の下部に形成されている点で第一の実施例と
異なる。n+型GaAs基板36の裏面にパターニングされ
たフォトレジストをマスクとして用いて一部エッチング
除去し、凹部37を形成する。この凹部の底は1辺が8
0〜100μmの四角い領域で、深さは50μm以上に
設定している。n+型GaAs基板の裏面および凹部37全
体にTi層とAu層を順次形成して熱処理を行い、エミッタ
電極38を形成する。本実施例では2個連続して形成さ
れたHBT下部のn+型GaAs基板裏面に凹部を形成したが、
連続した数個のHBT下部のn+型GaAs基板裏面に凹部を形
成しても良い。
【0009】
【発明の効果】本発明のヘテロ接合バイポーラトランジ
スタの構造において、n+型AlGaAsエミッタ層直下部の
n+型GaAs基板裏面に凹部を形成し、エミッタ電極をn+
型GaAs基板裏面に形成することにより、素子サイズを小
さくすることができ、かつエミッタ層からの放熱を十分
に行うことができる。
スタの構造において、n+型AlGaAsエミッタ層直下部の
n+型GaAs基板裏面に凹部を形成し、エミッタ電極をn+
型GaAs基板裏面に形成することにより、素子サイズを小
さくすることができ、かつエミッタ層からの放熱を十分
に行うことができる。
【図1】本発明の実施例に係わるヘテロ接合バイポーラ
トランジスタの製造工程を示す断面図、
トランジスタの製造工程を示す断面図、
【図2】本発明の実施例に係わるヘテロ接合バイポーラ
トランジスタの製造工程を示す断面図、
トランジスタの製造工程を示す断面図、
【図3】本発明の実施例に係わるヘテロ接合バイポーラ
トランジスタの製造工程を示す断面図、
トランジスタの製造工程を示す断面図、
【図4】本発明の実施例に係わるヘテロ接合バイポーラ
トランジスタの製造工程を示す断面図、
トランジスタの製造工程を示す断面図、
【図5】本発明の実施例に係わるヘテロ接合バイポーラ
トランジスタの製造工程を示す断面図、
トランジスタの製造工程を示す断面図、
【図6】本発明の実施例に係わるヘテロ接合バイポーラ
トランジスタの製造工程を示す断面図、
トランジスタの製造工程を示す断面図、
【図7】本発明の実施例に係わるヘテロ接合バイポーラ
トランジスタの製造工程を示す断面図、
トランジスタの製造工程を示す断面図、
【図8】本発明の実施例に係わるヘテロ接合バイポーラ
トランジスタの製造工程を示す断面図、
トランジスタの製造工程を示す断面図、
【図9】本発明の実施例に係わるヘテロ接合バイポーラ
トランジスタの製造工程を示す断面図、
トランジスタの製造工程を示す断面図、
【図10】本発明の実施例に係わるヘテロ接合バイポー
ラトランジスタの製造工程を示す断面図、
ラトランジスタの製造工程を示す断面図、
【図11】本発明の実施例に係わるヘテロ接合バイポー
ラトランジスタの構造を示す断面図、
ラトランジスタの構造を示す断面図、
【図12】本発明の実施例に係わるヘテロ接合バイポー
ラトランジスタの下部を示す図、
ラトランジスタの下部を示す図、
【図13】本発明の実施例に係わるヘテロ接合バイポー
ラトランジスタの構造を示す断面図、
ラトランジスタの構造を示す断面図、
【図14】従来のヘテロ接合バイポーラトランジスタの
構造を示す断面図、
構造を示す断面図、
【図15】従来のヘテロ接合バイポーラトランジスタの
構造を示す断面図。
構造を示す断面図。
1、36…n+型GaAs基板 2、16、26…高抵抗化層 3、17、27…undope GaAs層 5、22、23…n+型AlGaAsエミッタ層 6、18、28…GaAsp+型ベース層 7、23、33…n型GaAsコレクタ層 8、24、34…n+型GaAsコレクタキャップ層 9、19、29…Ptベース電極 10、20、30…SiO2絶縁酸化膜 11、25、35…コレクタ電極 12、21、31…窒化膜 13、38…エミッタ電極 14、37…凹部
Claims (4)
- 【請求項1】半導体基板と、前記半導体基板上の一部に
形成された第一導電型のエミッタ層と、前記半導体基板
上で前記エミッタ層が形成されていない部分に前記エミ
ッタ層と接して形成された半絶縁層と、前記半絶縁層下
部で前記半導体基板内の一部に形成された高抵抗化層
と、前記エミッタ層および前記半絶縁層上に形成された
第二導電型のベース層と、前記ベース層において前記エ
ミッタ層の形成面と反対の面上に形成された第一導電型
のコレクタ層と、前記コレクタ層上に形成された第一導
電型コレクタキャップ層と、前記ベース層上の一部に形
成されたベース電極と、前記第一導電型コレクタキャッ
プ層上に形成されたコレクタ電極と、前記エミッタ層下
部の前記半導体基板裏面に形成された凹部と、前記半導
体基板裏面および前記凹部に形成されたエミッタ電極
と、を具備することを特徴とするヘテロ接合バイポーラ
トランジスタ。 - 【請求項2】半導体基板と、前記半導体基板上の一部に
形成された第一導電型の第一のエミッタ層と、前記半導
体基板上で前記第一のエミッタ層が形成されていない部
分に前記第一のエミッタ層と接して形成された第一の半
絶縁層と、前記第一の半絶縁層下部で前記半導体基板内
の一部に形成された第一の高抵抗化層と、前記第一のエ
ミッタ層および前記第一の半絶縁層上に形成された第二
導電型の第一のベース層と、前記第一のベース層におい
て前記第一のエミッタ層の形成面と反対の面上に形成さ
れた第一導電型の第一のコレクタ層と、前記第一のコレ
クタ層上に形成された第一導電型の第一のコレクタキャ
ップ層と、前記第一のベース層上の一部に形成された第
一のベース電極と、前記第一のコレクタキャップ層上に
形成された第一のコレクタ電極とを有する第一のヘテロ
接合バイポーラトランジスタと、前記第一のヘテロ接合
バイポーラトランジスタと同一の半導体基板上に形成さ
れた第一導電型の第二のエミッタ層と、前記半導体基板
上で前記第二のエミッタ層が形成されていない部分に前
記第二のエミッタ層と接して形成された第二の半絶縁層
と、前記第二の半絶縁層下部で前記半導体基板内の一部
に形成された第二の高抵抗化層と、前記第二のエミッタ
層および前記第二の半絶縁層上に形成された第二導電型
の第二のベース層と、前記第二のベース層において前記
第二のエミッタ層の形成面と反対の面上に形成された第
一導電型の第二のコレクタ層と、前期第二のコレクタ層
上に形成された第一導電型の第二のコレクタキャップ層
と、前記第二のベース層上の一部に形成された第二のベ
ース電極と、前記第二のコレクタキャップ層上に形成さ
れた第二のコレクタ電極とを有する第二のヘテロ接合バ
イポーラトランジスタと、前記第一および第二のエミッ
タ層下と前記第一および第二のヘテロ接合バイポーラト
ランジスタ間の領域下の前記半導体基板裏面に形成され
た凹部と、前記半導体基板裏面および前記凹部全体に形
成されたエミッタ電極と、を具備することを特徴とする
ヘテロ接合バイポーラトランジスタ。 - 【請求項3】前記エミッタ層はAlGaAsであり、前記ベー
ス層はGaAsであることを特徴とする請求項1記載のヘテ
ロ接合バイポーラトランジスタ。 - 【請求項4】前記エミッタ層はInGaPであり、前記ベー
ス層はGaAsであることを特徴とする請求項1記載のヘテ
ロ接合バイポーラトランジスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11009973A JP2000208531A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | ヘテロ接合バイポ―ラトランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11009973A JP2000208531A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | ヘテロ接合バイポ―ラトランジスタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000208531A true JP2000208531A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11734873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11009973A Pending JP2000208531A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | ヘテロ接合バイポ―ラトランジスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000208531A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011040623A (ja) * | 2009-08-13 | 2011-02-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその製法 |
-
1999
- 1999-01-19 JP JP11009973A patent/JP2000208531A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011040623A (ja) * | 2009-08-13 | 2011-02-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその製法 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050414 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050606 |