JP2000211080A - 酸素吸収性多層フィルム - Google Patents
酸素吸収性多層フィルムInfo
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Abstract
び、好ましくは直線的引き裂き性にも優れた酸素吸収性
多層フィルムを提供する。 【解決手段】 少なくとも酸素透過層、酸素吸収層、中
間層、ガスバリア層及び保護層からなり、各層が順次積
層された酸素吸収性多層フィルムにおいて、中間層が延
伸したポリアミド樹脂からなることを特徴とする酸素吸
収性多層フィルム。 【効果】 この酸素吸収性多層フィルムからなる包装袋
に食品または医薬品を充填密封し、保存した際、外側又
は内側から衝撃を受けても破袋やピンホールの発生が防
止され、しかも開封時に、直線的に引き裂くことができ
る、衛生的で取り扱い性のよい包装袋となる。
Description
側及び内側の両側からの耐衝撃性に優れた、酸素吸収性
多層フィルムに関する。また、直線的引き裂き性の良い
酸素吸収性多層フィルムに関する。本発明の酸素吸収性
多層フィルムは、食品または医薬品等の包装容器として
使用できる。
酸素剤組成物を配合した酸素吸収性樹脂組成物を配した
多層材料で包装体を構成し、容器のガスバリア性の向上
を図ると共に包装容器に脱酸素機能を付与した包装体の
開発が行われている。脱酸素機能を備えた包装体は、通
常、脱酸素剤組成物を配合した酸素吸収性樹脂層からな
る酸素吸収層を中間層とし、その両側にガスバリア性を
有するガスバリア層と酸素透過性を有する酸素透過層と
を備えた脱酸素性多層体で構成されるが、シート状また
はフィルム状の脱酸素性多層体は袋、カップ、トレイ等
の包装容器に成形加工の容易な多層樹脂積層構造体とし
て開発されている。
性の熱可塑性樹脂からなる酸素透過層、熱可塑性樹脂に
脱酸素剤組成物を配合した酸素吸収性樹脂組成物からな
る酸素吸収層、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリ
オレフィンからなる接着層、ガスバリア性樹脂からなる
ガスバリア層及び保護層からなり、各層が順次積層され
た構成を基本とする。
は、易酸素透過性樹脂層、接着剤層、酸素吸収性シー
ト、接着剤層及び難酸素透過性シートからなる包装材料
が開示されているが、積層に使用される接着剤として、
ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のポリオレフ
ィン系熱可塑性樹脂熱溶融接着剤が記載されている。ま
た、特開平8−132573号公報、特開平9−400
24号公報には、シーラント層、酸素吸収機能を有する
樹脂層、ポリオレフィン層及びガスバリア層からなる酸
素吸収積層体が記載されている。しかしながら、これま
での酸素吸収性多層フィルムは、酸素透過層同士が対面
するように包装袋を作製し、冷凍食品や医薬品等の固形
の内容物を充填密封した場合、輸送等の取り扱い時の衝
撃により内容物が包装袋内側から突き破り、破損やピン
ホールが発生することがあった。また、耐衝撃性を高め
るために、ガスバリア層又は保護層にポリアミド樹脂を
使用することが知られているが、この方法では、包装体
外側からの耐衝撃性は得られるが、包装袋内側からの耐
衝撃性がやや劣るという問題がある。
酸素透過層同士が対面するように包装袋を作製し、内容
物を充填密封した場合、開封時に該フィルムが直線的に
引き裂かれず、内容物がこぼれたり、さらには酸素吸収
層が伸びてしまいヒゲ状のクズが発生し、見栄えが悪く
なることがあった。
問題点を解決して、内容物の突き出しによる包装袋のピ
ンホール、また開封時の内容物の漏洩、外観不良のない
酸素吸収性多層フィルムを提供することにある。本発明
では、酸素吸収性多層フィルムの内外両方の側からの耐
衝撃性に優れた、しかも引き裂き性のよい酸素吸収性多
層フィルムを提供する。
酸素吸収層、中間層、ガスバリア層、保護層からなり各
層が順次積層されてなる酸素吸収性多層フィルムにおい
て、中間層がポリアミド樹脂からなることを特徴とする
酸素吸収性多層フィルムを用いる。さらにはポリアミド
樹脂が延伸してなるポリアミド樹脂であることを特徴と
する上記酸素吸収性多層フィルムを用いる。
する。本発明の酸素吸収性多層フィルム(多層フィルム
と略すことがある)の構成は、少なくとも酸素透過層、
酸素吸収層、中間層、ガスバリア層及び保護層の積層構
成からなる。この多層フィルムの各層には必要に応じて
さらに層を付加することができる。また保護層に酸化ア
ルミニウムや酸化珪素等の蒸着やポリ塩化ビニリデン被
覆等の特殊な処理を行った場合、保護層がガスバリア層
を兼ねる場合がある。
した場合の各層の機能について説明すると、酸素透過層
は酸素吸収層と包装袋内容物との直接接触を防ぐ隔離層
の役割、酸素吸収層がその酸素吸収機能を十分に発揮で
きるように容器内の酸素を迅速且つ効率よく透過する役
割、および包装袋として密封する際、多層フィルムの酸
素透過層同士および他のバリア性多層フィルムとのヒー
トシール面の役割を果たす。酸素吸収層はガスバリア層
では完全に阻止し得なくて侵入する酸素は勿論のこと、
容器内の酸素を吸収する役割を果たす。ガスバリア層は
外部からの酸素の侵入を阻止する役割を果たす。
ン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のポリオレ
フィン類、ポリスチレン等のポリスチレン類、およびこ
れらの変性物、EVA、EMMA、EAA等の各種エチ
レン類共重合体、エラストマー類等の熱可塑性樹脂が例
示され、ポリエチレンおよびポリプロピレン類が特に好
ましい。
に配合した酸素吸収性樹脂組成物が用いられる。脱酸素
剤には、鉄粉を主剤とし酸素吸収促進剤としてハロゲン
化金属を配合した脱酸素剤組成物が好ましく用いられ
る。鉄粉としては例えば、噴霧鉄粉、海面鉄粉、電解鉄
粉、鉄研削粉、粉砕鉄等が用いられるが、不純物として
の酸素および珪素等の含量が少なく、金属鉄含量95重
量%以上の鉄粉が特に好ましく用いられる。またハロゲ
ン化金属としてはアルカリ金属またはアルカリ土類金属
の塩化物、臭化物または沃化物が好ましい。本発明では
鉄粉にハロゲン化金属水溶液を混合した後、乾燥して水
分を除去して調製された、ハロゲン化アルキル金属また
はハロゲン化アルキル土類金属を被覆した鉄粉が好適に
用いられる。脱酸素剤の粒径は1〜200μmが好まし
く、5〜150μmがより好ましい。脱酸素剤の酸素吸
収性樹脂組成物中の含有量は10〜50重量%が好まし
く、15〜40重量%がより好ましい。
リエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等の
ポリオレフィン類、ポリスチレン等のポリスチレン類、
およびこれらの変性物、EVA、EMMA、EAA等の
各種エチレン類共重合体、エラストマー類等の熱可塑性
樹脂が例示され、ポリエチレンおよびポリプロピレン類
が特に好ましい。これらの樹脂は単独または適宜ブレン
ドして用いられる。また酸素吸収層には、アルカリ土類
金属酸化物等の吸水剤、活性炭やゼオライト等の脱臭
剤、硫酸カルシウムや硫酸バリウム、酸化アルミニウム
等の白色無機フィラー、酸化チタン等の顔料などの各種
添加剤を加えることができる。
6,6、ナイロンMXD6等のポリアミド樹脂が用いら
れる。ポリアミド樹脂からなる中間層に用いることによ
り、多層フィルムの酸素透過層側およびガスバリア層側
からの耐衝撃性に優れた酸素吸収性多層フィルムにな
る。中間層には、好ましくは延伸されたポリアミド樹脂
が用いられる。延伸されたポリアミド樹脂を中間層に用
いることにより、多層フィルムの酸素透過層側、および
保護層側からの耐衝撃性に優れるのみならず、さらには
直線的引き裂き性に優れた酸素吸収性多層フィルムにな
る。延伸倍率は、縦方向、横方向ともに、1.1倍〜
4.0倍が好ましく、3.0倍〜3.5倍がより好まし
い。
チレン−ビニルアルコール共重合体、ナイロンMXD
6、ポリエステル等のガスバリア性樹脂フィルム、酸化
アルミニウムや酸化珪素を蒸着した蒸着樹脂フィルム等
が、単独ないしは組み合わせて用いられる。これらの
内、食品等を密封保存して包装体ごと電子レンジ調理す
るための電子レンジ用包装袋とするためには、金属箔以
外のガスバリア性樹脂フィルム又は蒸着樹脂フィルム等
をガスバリア層に使用することが好ましい。ガスバリア
層の外側には、保護層を最外層として積層することが好
ましい。なお、ガスバリア層として、ポリエステルフィ
ルムやポリアミドフィルムのような耐熱性を有するフィ
ルムに酸化アルミニウムや酸化珪素を蒸着したバリア性
フィルム、あるいはポリ塩化ビニリデンの被覆等の処理
を行ったフィルムを使用した場合、該フィルムをもって
ガスバリア層と保護層を兼ねることができる。
類では高密度ポリエチレン、ポリプロピレン類ではプロ
ピレンホモポリマー、プロピレン−エチレンランダム共
重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体、ポリ
アミド類では、ナイロン6、ナイロン6,6、さらに、
ポリエチレンテレフタレートが挙げられる。これらのう
ち、ポリアミドまたはポリエチレンテレフタレートが好
ましく用いられる。
に延伸したポリアミド樹脂を使用することで、酸素透過
層を内側として包装袋を作製し食品又は医薬品等の内容
物を充填密封した場合、多層フィルム両側からの耐衝撃
性、耐突き刺し性に優れるため、内容物の突き刺しによ
るピンホールがなく、また開封時の直線的引き裂き性に
優れるため、内容物の漏れ、酸素吸収層に起因するヒゲ
状のクズ等の外観不良がない、衛生的で取り扱い性の良
い酸素吸収性多層フィルムとなる。
る。なお、本発明は実施例に必ずしも限定されない。 [実施例1]平均粒径30μmの還元鉄粉100重量部
を加熱ジャケット付き真空圧空乾燥機中に投入し、10
mmHg以下の減圧下140℃で加熱しつつ、塩化カル
シウム50重量%水溶液5重量部を噴霧、乾燥した後、
篩い分けして80μmオーバーの粗粒を除き、最大径8
0μmの塩化カルシウム被覆鉄粉を得た。得られた被覆
鉄粉100重量部に平均粒径30μmの硫酸カルシウム
0.3重量部をタンブラーにて混合し、脱酸素剤組成物
を得た。次に、ベント付き45mmΦ同方向回転二軸押
出機と定量フィーダーからなる押し出し装置を用いて、
融点153℃、メルトフローレート22g/10分(J
IS K7210;230℃ 2.16kgf)である
プロピレンーエチレンランダム共重合体(商品名;チッ
ソポリプロF8090、チッソ(株)製)と前記脱酸素剤
組成物とを重量比75:25で混練し、ストランドダイ
から押し出した後、空冷、破砕して酸素吸収性樹脂組成
物からなるマスターバッチAを得た。
からなる押出装置を有するタンデム押出ラミネーターを
用い、繰り出されるプロピレンーエチレンブロック共重
合体からなる厚さ50μm、融点167℃の無延伸フィ
ルム(商品名;RX−11、東セロ(株)製)の片面に、
押出機から前記マスターバッチAを厚さ30μmで押し
出しラミネートし、酸素透過層/酸素吸収層からなる積
層フィルムを得た。
中間層として厚さ15μmのナイロン−6フィルム、ガ
スバリア層として厚さ9μmのアルミ箔および保護層と
して厚さ12μmのポリエチレンテレフタレートフィル
ムを順次ドライラミネートして、酸素透過層/酸素吸収
層/中間層/ガスバリア層/保護層からなる酸素吸収性
多層フィルムを得た。得られた酸素吸収性多層フィルム
の5℃下の耐衝撃強度(JIS P8134)を測定し
たところ、酸素透過層側、保護層側とも15Kgであっ
た。
15cmに2枚切り取り、無延伸ポリプロピレンからな
る酸素透過層同士を対面させて三辺をヒートシールにて
接合し、ベビーフードを150g充填し、ヒートシール
にて密封して、両面が酸素吸収性多層フィルムからなる
包装袋を作製した。
121℃30分の加熱処理を行った。処理後、包装袋を
開封するため、引き裂いたところ、直線的に引き裂くこ
とができ、また酸素吸収層に起因するヒゲ状のクズは見
られなく、引き裂き性に問題ないことを確認した。
をを得るところまでは実施例1と同様に試験を実施し
た。次いで、単軸押出機、Tダイ、冷却ロールからなる
押出装置2組を有するタンデム押出ラミネーターを用
い、繰り出されるプロピレン−エチレンブロック共重合
体からなる厚さ30μm、融点167℃の無延伸フィル
ムの片面に、第一押出機から前記マスターバッチAを厚
さ30μmで押し出しラミネートし、さらに第二押出機
から融点167℃のプロピレン−エチレンブロック共重
合体を厚さ50μmで押し出しラミネートし、酸素透過
層/酸素吸収層/中間層からなる多層フィルムを得た。
9μmのアルミ箔、厚さ9μmナイロン−6フィルムの
および厚さ12μmのポリエチレンテレフタレートフィ
ルムを順次ドライラミネートして、酸素透過層/酸素吸
収層/中間層/ガスバリア層/保護層からなる酸素吸収
性多層フィルムを得た。得られた酸素吸収性多層フィル
ムの5℃下の耐衝撃強度(JIS P8134)を測定
したところ、酸素透過層側は10Kg、保護層側は15
Kgと酸素透過層側からの耐衝撃強度に低下が認められ
た。
15cmに2枚切り取り、無延伸ポリプロピレンからな
る酸素透過層同士を対面させて三辺をヒートシールにて
接合し、ベビーフードを150g充填し、ヒートシール
にて密封して、両面が酸素吸収性多層フィルムからなる
包装袋を作製した。
121℃30分の加熱処理を行った。処理後、包装袋を
開封するため、引き裂いたところ、酸素吸収層に起因す
るヒゲ状のクズが発生し、また直線的に引き裂かれず、
内容物がこぼれそうになった。
作製に用いたプロピレン−エチレンランダム共重合体
を、融点109℃、メルトフローレート9.0g/10
分(JIS K6750;190℃、2.16kgf)
の低密度ポリエチレン(商品名;NUCポリエチレン8
009、日本ユニカー(株)製)とした以外、実施例1と
同様にしてマスターバッチBを得た。
からなる押出装置2組を有するタンデム押出ラミネータ
ーを用い、繰り出される直鎖状低密度ポリエチレンから
なる厚さ40μmフィルムの片面に、第一押出機から前
記マスターバッチBを厚さ30μmで押し出しラミネー
トし、続いて第2押出機から、メルトフローレート9.
0g/10分(190℃、2,16kgf、JIS K
6750)の低密ポリエチレン(商品名;NUCポリエ
チレン8009、日本ユニカー(株)製)を20μmの厚
みで押し出し、もう一方から、厚さ15μmの延伸ナイ
ロン−6/厚さ9μmのアルミ箔/厚さ12μmのポリ
エチレンテレフタレートからなる3層積層フィルムを巻
きだしてサンドイッチラミネーションを行い、酸素透過
層/酸素吸収層/中間層/ガスバリア層/保護層からな
る酸素吸収性多層フィルムを得た。得られた酸素吸収性
多層フィルムの5℃下の耐衝撃強度(JIS P813
4)を測定したところ、酸素透過層側、保護層側とも1
3Kgであった。
15cmに2枚切り取り、直鎖状低密度ポリエチレンか
らなる酸素透過層同士を対面させて三辺をヒートシール
にて接合し、ベビーフードを150g充填し、ヒートシ
ールにて密封して、両面が酸素吸収性多層フィルムから
なる包装袋を作製した。
90℃30分の加熱処理を行った。処理後、包装袋を開
封するため、引き裂いたところ、直線的に引き裂くこと
ができ、また酸素吸収層に起因するヒゲ状のクズは見ら
れなく、問題ないことを確認した。
を得るところまでは実施例2と同様に試験を実施した。
次いで、単軸押出機、Tダイ、冷却ロールからなる押出
装置2組を有するタンデム押出ラミネーターを用い、繰
り出される直鎖状低密度ポリエチレンからなる厚さ30
μmのフィルムの片面に、第一押出機から前記マスター
バッチBを厚さ30μmで押し出しラミネートし、さら
に第二押出機から低密度ポリエチレン(商品名;NUC
ポリエチレン8009、日本ユニカー(株)製)厚さ50
μmで押し出しラミネートし、酸素透過層/酸素吸収層
/中間層からなる多層フィルムを得た。
9μmのアルミ箔、厚さ9μmナイロン−6フィルムの
および厚さ12μmのポリエチレンテレフタレートフィ
ルムを順次ドライラミネートして、酸素透過層/酸素吸
収層/中間層/ガスバリア層/保護層からなる酸素吸収
性多層フィルムを得た。得られた酸素吸収性多層フィル
ムの5℃下の耐衝撃強度(JIS P8134)を測定
したところ、酸素透過層側は8kg、保護層側は12k
gと酸素透過層側からの耐衝撃強度に低下が認められ
た。
15cmに2枚切り取り、直鎖状低密度ポリエチレンか
らなる酸素透過層同士を対面させて三辺をヒートシール
にて接合し、ベビーフードを150g充填し、ヒートシ
ールにて密封して、両面が酸素吸収性多層フィルムから
なる包装袋を作製した。さらに、ベビーフードを密封し
た包装袋を121℃30分の加熱処理を行った。処理
後、包装袋を開封するため、引き裂いたところ、酸素吸
収層に起因するヒゲ状のクズが発生し、また直線的に引
き裂かれず、内容物がこぼれそうになった。
吸収層からなる積層フィルムを得るところまでは実施例
1と同様に試験を実施した。得られた積層フィルムの酸
素吸収層側に、延伸ナイロン6と延伸MXD6を積層し
たフィルム(商品名;ナイロンスーパーニール、厚さ1
5μm、三菱化学製)を延伸ナイロン6と酸素吸収層が
接するようにドライラミネーションで積層し、さらに印
刷した厚さ12μmのポリエチレンテレフタレートフィ
ルムをドライラミネートして、酸素透過層/酸素吸収層
/中間層/ガスバリア層/保護層からなる酸素吸収性多
層フィルムを得た。得られた酸素吸収性多層フィルムの
5℃下の耐衝撃強度(JIS P8134)を測定した
ところ、酸素透過層側、保護層側とも19kgであっ
た。
15cmに2枚切り取り、無延伸ポリプロピレンからな
る酸素透過層同士を対面させて三辺をヒートシールにて
接合し、スパゲッティミートソースを150g充填し、
ヒートシールにて密封して、両面が酸素吸収性多層フィ
ルムからなる包装袋を作製した。
した包装袋を121℃30分の加熱処理を行い、その後
23℃下に保存した。2ヶ月後、包装袋を開封するた
め、引き裂いたところ、直線的に引き裂くことができ、
また酸素吸収層に起因するヒゲ状のクズは見られなく、
引き裂き性に問題ないことを確認した。次いでそのまま
電子レンジにて調理し、風味良好であることを確認し
た。
吸収層からなる積層フィルムを得るところまでは実施例
1と同様に試験を実施した。得られた積層フィルムの酸
素吸収層側に、印刷を施した延伸ナイロン6をドライラ
ミネーションにて積層し、さらにシリカ蒸着ポリエチレ
ンテレフタレートフィルム(商品名;テックバリアT、
厚さ12μm、三菱興人パックス(株)製)をドライラ
ミネートして、酸素透過層/酸素吸収層/中間層/ガス
バリア層兼保護層からなる酸素吸収性多層フィルムを得
た。得られた酸素吸収性多層フィルムの5℃下の耐衝撃
強度(JIS P8134)を測定したところ、酸素透
過層側、保護層側とも18kgであった。
15cmに2枚切り取り、無延伸ポリプロピレンからな
る酸素透過層同士を対面させて三辺をヒートシールにて
接合し、中華合わせ調味料酢豚のもとを150g充填
し、ヒートシールにて密封して、両面が酸素吸収性多層
フィルムからなる包装袋を作製した。
封した包装袋を121℃30分の加熱処理を行い、その
後23℃下に保存した。2ヶ月後、包装袋を開封するた
め、引き裂いたところ、直線的に引き裂くことができ、
また酸素吸収層に起因するヒゲ状のクズは見られなく、
引き裂き性に問題ないことを確認した。次いでそのまま
電子レンジにて調理し、風味良好であることを確認し
た。
れを食品または医薬品用包装容器の材料として使用さ
れ、輸送時または加熱処理等の取り扱い時に、容器の外
側から又は内側から衝撃を受けた場合でも、破袋やピン
ホールの発生が防止され、衛生的で取り扱い性のよい包
装袋となる。しかも、中間層に延伸したポリアミド樹脂
を使用した場合は、開封時の直線的引き裂き性に優れる
ため、内容物の漏れ、酸素吸収層に起因するヒゲ状のク
ズ等の外観不良がなく、包装袋開封時の直線的引き裂き
性に優れる。
Claims (2)
- 【請求項1】酸素透過層、酸素吸収層、中間層、ガスバ
リア層及び保護層からなり各層が順次積層されてなる酸
素吸収性多層フィルムにおいて、中間層がポリアミド樹
脂からなることを特徴とする酸素吸収性多層フィルム。 - 【請求項2】ポリアミド樹脂が、延伸されたポリアミド
樹脂であることを特徴とする請求項1記載の酸素吸収性
多層フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01454399A JP4029239B2 (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | 酸素吸収性多層フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01454399A JP4029239B2 (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | 酸素吸収性多層フィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000211080A true JP2000211080A (ja) | 2000-08-02 |
| JP4029239B2 JP4029239B2 (ja) | 2008-01-09 |
Family
ID=11864081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01454399A Expired - Lifetime JP4029239B2 (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | 酸素吸収性多層フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4029239B2 (ja) |
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