JPH0940024A - 保存性に優れた密封容器 - Google Patents

保存性に優れた密封容器

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JPH0940024A
JPH0940024A JP18939295A JP18939295A JPH0940024A JP H0940024 A JPH0940024 A JP H0940024A JP 18939295 A JP18939295 A JP 18939295A JP 18939295 A JP18939295 A JP 18939295A JP H0940024 A JPH0940024 A JP H0940024A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器の外部側からの酸素透過に対するバリヤ
ー性に優れていると共に、容器内部に残存する酸素を吸
収する機能を有し、しかもヒートシール封止、密閉性が
良好であるため充填した内容物の保存性に優れ、且つ耐
熱性、耐熱水性にも優れ、加熱殺菌処理が可能で、しか
も各層間の積層強度が強く、外観的にも優れた密封性容
器を提供する。 【解決手段】 容器壁等容器の主要部分を、内面側から
外面側に向けて、ヒートシール性熱可塑性樹脂内層、酸
素吸収剤配合熱可塑性樹脂層、厚み10μm以上の熱可
塑性樹脂クッション層、酸素バリヤー層及び耐熱性樹脂
外層の積層体よりなる容器材料で形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は保存性に優れた密封容器
に関し、より詳細には、容器の主要部分を構成する容器
材料が、ヒートシール性樹脂内層、酸素吸収剤配合樹脂
層、クッション層、酸素バリヤー層及び耐熱性樹脂外層
からなる特定積層体により形成されているため、容器の
外部側からの酸素透過に対するバリヤー性に優れている
と共に、容器内部に残存する微量酸素をも吸収する機能
を有し、しかもヒートシール封止、密閉性が良好である
ため、充填内容物の保存性に顕著に優れ、且つ、耐熱
性、耐熱水性に優れ、加熱殺菌処理が可能で且つ、各層
間の積層強度が強く、しかも外観的にも容器表面がより
平滑で美観的にも優れた密封性容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ヒートシールにより密封性能を付与
した容器として、金属箔の両面に熱可塑性樹脂フィルム
をラミネートした積層体やガスバリヤー性樹脂フィルム
と熱可塑性樹脂をラミネートした積層体を絞り成形した
フランジ付容器と、金属箔の両面に熱可塑性樹脂フィル
ムをラミネートした可撓性基体よりなるヒートシール蓋
を有する蓋付カップや金属箔の両面に熱可塑性樹脂フィ
ルムをラミネートした積層体やガスバリヤー性樹脂フィ
ルムに熱可塑性樹脂フィルムをラミネートした積層体を
用いたレトルトパウチのような袋(パウチ)等があり、
食品充填用容器等に使用されている。そして、通常内容
物を充填し密封した後加熱殺菌を行っている。
【0003】又、更に食品等の充填密封容器の場合、容
器に食品を充填しヒートシールして密封した後、加熱殺
菌を行っても保存中、特に保存が長くなるにつれて、た
とえ容器及び蓋がバリヤー性に優れた材料により作製さ
れていた場合であっても、食品を充填する際に残存する
空気中の酸素や食品中に含まれている酸素等容器内に残
存する酸素あるいは保存期間中に外部より侵入する酸素
が直接、或いは食品中の活性酵素の働きにより食品を酸
化し、食品が変色したり香味(フレーバー)が損なわれ
るという問題がある。
【0004】このような不都合を解消するための方法も
いくつか提案されており、例えば、該充填する食品の態
様によっては、酸素吸収剤を入れた袋等を食品と共に容
器中に入れる方法等が実施され、又、このような袋等の
挿入が困難な場合には、例えば容器を構成する積層材の
層中に酸素吸収剤を含有する層を介在させ、これにより
該容器中に残存する酸素等を吸収させる方法も提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た酸素吸収剤含有層に配合される酸素吸収剤は、一般に
還元性を有する金属粉、還元性化合物、多価フェノール
核を有する高分子物質等、粉状乃至粒子状のものが殆ど
で、該酸素吸収剤を配合した層(例えば樹脂層)はその
層の表面乃至界面が完全な平滑面とはならず、該粉末等
の粒子が表面に浮出して表れることにより微細な無数の
凹凸を有する面とならざるを得ない。
【0006】このため、該酸素吸収剤含有層を有する多
層積層体を成形する際に、例えば該層を中間層とした場
合には、隣接する2層との間の界面に微細な空隙を生
じ、両層の接着強度が不十分となったり、又接着剤等に
より接着する場合にも微細凹凸部分に十分に接着剤が浸
透しなかったりする。
【0007】又、一方このような不完全な接着を回避す
るため積層体を十分に押圧する等の方法により、より改
善された接着を達成した場合は、隣接した両層に該凹凸
が転写され、両隣接層の接着界面に対向する他面側にま
で該凹凸が表れたりする不都合を生ずる。
【0008】特に、このような密封性多層積層体容器の
場合、該容器を構成する多層積層材には、該酸素吸収剤
含有層に隣接する層の外層に近い側の層は、例えばアル
ミニウム薄膜層等の酸素バリヤー層で構成されているこ
とが多く、このような場合には、ごく薄いアルミニウム
薄層に該酸素吸収剤含有層界面の凹凸が転写され、該層
との層間接着強度に難点を生ずるだけでなく、容器の外
表面(積層材の外層表面)にまで上記酸素吸収剤層界面
の凹凸に基因する凹凸が発現することが有り、従って容
器の外観に悪影響を及ぼすことが避けがたい。
【0009】本発明者等は、酸素吸収剤配合樹脂層を有
する積層体からなる密封容器の上記した欠点を改善する
ため鋭意研究、検討を重ねた結果、容器を形成する積層
材の該酸素吸収剤配合樹脂層に隣接する特定厚さのクッ
ション樹脂層が設けられた特定構成の積層材を容器形成
材料として用いることにより上記した問題点が顕著に改
善されることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】従って本発明の目的は、容器外部からの酸
素透過に対するバリヤー性に優れ、且つ容器内部に残存
する酸素の吸収機能にも優れていると共にヒートシール
封止、密封性にも優れているため食品等の保存性に優れ
た密封容器を提供することにある。
【0011】又、本発明の他の目的は、引張強度、耐衝
撃強度等の機械特性に優れているだけでなく、耐熱性、
耐熱水性に優れ、レトルト処理が可能な食品等の密封容
器を提供するにある。
【0012】更に本発明の別の目的は、容器の外表面が
平滑で、美観的にも優れた密封容器を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、容器の
少なくとも一部が、内面側から外面側に向けて、ヒート
シール性熱可塑性樹脂内層、酸素吸収剤配合熱可塑性樹
脂層、厚み10μm以上の熱可塑性樹脂クッション層、
酸素バリヤー層及び耐熱性樹脂外層の積層体容器材料か
らなることを特徴とする保存性に優れた密封容器が提供
される。
【0014】
【作用】本発明では、密封容器を形成する積層材中の酸
素吸収剤配合樹脂層と酸素バリヤー層との間に特定厚さ
の熱可塑性樹脂クッション層が積層して設けられている
ことが顕著な特徴である。
【0015】この特定厚みのクッション樹脂層は、酸素
吸収剤配合樹脂層中に配合された還元性金属粉末等の酸
素吸収剤粒子の一部が該樹脂層の表面近くに浮出して来
ることのために生ずる酸素吸収剤配合樹脂層表面の微細
な凹凸を吸収し、酸素吸収剤配合層との接着面の反対側
面である酸素バリヤー層との接着表面が平滑であるた
め、アルミニウム薄膜等よりなる酸素バリヤー層との接
着性を良好にすることが出来ると共に、前記酸素吸収剤
配合樹脂層の表面凹凸に由来する凹凸が酸素バリヤー層
に転写されるのを防止する役割を果たす。
【0016】酸素吸収剤配合樹脂層に配合される酸素吸
収剤としては、還元性の金属粉末や還元性化合物粉末等
が用いられ、これらの粉末が配合された該樹脂層は一般
にやや柔軟性に欠け、硬質な層である場合が多い。
【0017】又、酸素バリヤー層は、金属箔層やエチレ
ン・ビニルアルコール共重合体樹脂層が多く用いられ、
金属箔層の場合は勿論、エチレン・ビニルアルコール共
重合体も例えば、ポリエチレンのような他のオレフィン
系樹脂などに比べて、硬質で、柔軟性、伸縮性や形状追
随性に欠けるため、他の樹脂層との間の密着が一般に困
難である。
【0018】従って、表面に凹凸を有する酸素吸収剤配
合樹脂層に直接酸素バリヤー層を積層するとたとえ接着
剤を用いたとしても、十分な接着強度が得られず、機械
的歪みや衝撃、更には加熱処理や熱水処理等による熱歪
みを受けた場合は、この層間から割れ、剥離、きずの発
生を生じ、破損する場合が多い。
【0019】本発明では、この両層の間に柔軟で、形状
追随性に富み、且つ両層の樹脂とも親和性を有するクッ
ション樹脂層を設けたことにより、酸素バリヤー層との
接着面を平滑にし、凹凸面形状の転写を回避すると共
に、衝撃等のショックエネルギーをクッション効果によ
り吸収緩和し、且つ、層間密着強度を顕著に向上させた
ものである。
【0020】本発明においては、上記クッション層の厚
みが特定以上の厚さであることが特に重要であって、上
記した効果が十分に発揮されるためには、該層の厚み
は、少なくとも10μm以上であることが必要である。
【0021】図1は、酸素吸収剤樹脂層として、還元鉄
系の酸素吸収剤粉末(平均粒径20μm)を直鎖状低密
度ポリエチレン(L−LDPE)を主体としたポリオレ
フィンベース樹脂100重量部に対し30重量部配合し
たものを用い(層厚み50μm)、これにクッション樹
脂層として直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE:
商品名 ウルトゼックス2021L)を用いて、両層を
積層し、該積層されたクッション樹脂層表面の粗面度
(Ra)(Raは後述する実施例において規定した方法
で測定)とクッション層厚み(μm)との関係を示した
グラフである。
【0022】図1から明らかなように、クッション樹脂
層の厚みが10μm以上の場合、該積層されたクッショ
ン樹脂層の表面粗面度(Ra)は2.5以下となる。
【0023】本発明者等の実験結果によれば、後述実施
例1に示す通り、該クッション層の表面粗面度Raが
2.5以下(即ち厚み10μm以上)の場合には、これ
に酸素バリヤー層を積層した場合の接着強度は、1kg
f(15mm幅測定)以上を達成出来ることが確認され
ている。
【0024】該クッション樹脂層の表面粗面度(Ra)
は、図1からも明らかなように層厚さが厚いほど小さく
平滑となるが、積層体全体としての剛性、取扱い易さ、
経済性等を考慮するとあまり厚さを大きくすることは得
策でなく、上記凹凸転写が回避され、且つ十分な接着強
度や耐衝撃性が得られる適正な厚さに設定されるべきで
あることは勿論である。
【0025】
【発明の好適態様】本発明の容器の形状的態様として
は、例えば図2に示すように本発明の積層体容器材料を
絞り成形したフランジ付容器本体と、該本発明の積層体
或いは金属箔の両面に熱可塑性樹脂フィルムをラミネー
トした可撓性基体よりなるヒートシール蓋を有する蓋付
カップや、図3に示すような、本発明の積層体の2枚を
それらの間の内部側に内容物が充填される空間が形成さ
れるような形状に成形し、それらを重ね合わせたレトル
トパウチ型容器等の態様のもの、又、一方を本発明の積
層体とし、他方を熱可塑性樹脂フィルムあるいはそれら
の積層体としたもの等を挙げることができる。
【0026】いずれの容器形態の場合においても、本発
明の密封容器は主要部分が前記した特定構成の積層体に
より形成されていることが特徴である。即ち、本発明の
容器を構成する積層体は、典型的には図4に示すよう
に、容器の内面側から外面側に向けて、ヒートシール性
熱可塑性樹脂内層1、酸素吸収剤配合熱可塑性樹脂層
2、熱可塑性樹脂クッション層3、酸素バリヤー層5及
び耐熱性樹脂外層6より成る。又必要に応じて接着剤層
4a,4bを設けることも出来る。
【0027】上記において、積層材の内層であるヒート
シール性熱可塑性樹脂層1は、例えば図3に示すように
容器の上半部と下半部とを熱接着により接合し、充填内
容物を密封する作用をすると共に、該層に隣接する中間
層である酸素吸収剤配合熱可塑性樹脂層2に配合された
脱酸素剤や脱酸素作用促進助剤等が容器内部に滲出乃至
脱出するのを防止する役割をも果たす。又、密封容器内
面を着色し装飾効果をあげる為の着色層としての役割を
も果たす。
【0028】このようなヒートシール性熱可塑性樹脂層
に用いられる樹脂としては、酸素透過性を有するオレフ
ィン系樹脂が好ましい。
【0029】このような樹脂として、例えば、低−、中
−、高−密度のポリエチレン、アイソタクチックポリプ
ロピレン、プロピレン・エチレン共重合体、ポリブテン
−1、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・ブテ
ン−1共重合体、ピロピレン・ブテン−1共重合体、エ
チレン・プロピレン・ブテン−1共重合体等のオレフィ
ン系樹脂等を挙げることができる。
【0030】これらの内でも融点が115℃以上のポリ
オレフィン樹脂が好ましい。またこれらの樹脂は必要に
応じて顔料等で着色されていてもよい。配合される顔料
としては、チタン白等の白色顔料、ベンジジンエロー、
ハンザエロー、クロムバーミリオン等の黄色、橙色系顔
料、ベンガラレーキレッドC、ブリリアントカーミン等
の赤色顔料、紺青、フタロシアニンブル等の青色顔料、
フタロシアニングリーン等の緑色系顔料等を例示でき
る。
【0031】酸素吸収剤配合熱可塑性樹脂層2は、酸素
吸収剤を熱可塑性樹脂に分散させたものであるが、この
樹脂層に用いられる熱可塑性樹脂は任意の樹脂であって
よいが、酸素吸収剤の分散が容易なように溶融状態にお
いてメルトインデックス(MI)が比較的大きく、且つ
柔らかいものが好ましい。
【0032】該樹脂層に用いられる熱可塑性樹脂として
は、例えば、低−、中−、高−密度のポリエチレン、直
鎖状低密度ポリエチレン、アイソタクチックポリプロピ
レン、プロピレン・エチレン共重合体、ポリブテン−
1、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・ブテン
−1共重合体、プロピレン・ブテン−1共重合体、エチ
レン・プロピレン・ブテン−1共重合体、エチレン・酢
酸ビニル共重合体、イオン架橋オレフィン共重合体(ア
イオノマー)、エチレン・酢酸ビニル共重合体をケン化
して得られたケン化度50モル%以上、特に60モル%
以上のケン化物であるエチレン・ビニルアルコール共重
合体等を挙げることが出来る。
【0033】上記樹脂の内、それ自体親水性のない樹
脂、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、プロピレン
・エチレン共重合体等のオレフィン系樹脂の場合は、こ
れらの樹脂にポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリ
アクリルアミド、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメ
チルエーテル、ポリビニルアルコール、ビニルアルコー
ル・アクリル酸共重合体、ポリエチレンオキサイド変性
物、アクリル酸ソーダ重合体、アクリル酸(塩)グラフ
ト化澱粉、澱粉のアクリルニトリルグラフト化加水分解
物、アクリル酸(塩)グラフト化セルロース等の親水性
乃至吸水性の樹脂を配合することがより好ましく、特に
配合する酸素吸収剤が鉄粉等の還元性金属粉末乃至その
化合物である場合に酸素吸収能を顕著に向上させること
が出来て好適である。
【0034】又、樹脂に硫酸ナトリウム、硫酸マグネシ
ウム、燐酸ニナトリウム、二燐酸ナトリウム等の無機塩
類、変性セゼイン、変性デンプン等の有機化合物、シリ
カゲル、アルミナゲル、ケイソウ土、各種ゼオライト等
の無機化合物を配合してもよい。これ等の酸素吸収剤配
合用熱可塑性樹脂の内でも、直鎖状低密度ポリエチレ
ン、ビニルアルコール単位を有する重合体が好ましい。
【0035】上記樹脂はいずれもフィルムを形成するに
足りる分子量を有するべきであることは云うまでもな
い。該樹脂に配合する酸素吸収性物質としては、従来こ
の種の用途に使用されている酸素吸収剤はすべて使用で
きるが、例えば、その適当な例としては、還元性を有す
る金属粉、例えば還元性鉄、還元性亜鉛、還元性錫粉;
金属低位酸化物、例えば酸化第一鉄、四三酸化鉄;還元
性金属化合物、例えば、炭化鉄、ケイ素鉄、鉄カルボニ
ル、水酸化第一鉄などの一種又は組合せたものを主成分
としたものが挙げられる。これらは必要に応じてアルカ
リ金属、アルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、亜硫酸
塩、チオ硫酸塩、第三リン酸塩、有機酸塩、ハロゲン化
物、更に活性炭、活性アルミナ、活性白土のような助剤
とも組合せて使用することができる。或いは多価フェノ
ールを骨格内に有する高分子化合物、例えば多価フェノ
ール含有フェノール・アルデヒド樹脂等が挙げられる。
【0036】又、更に水溶性物質であるアスコルビン
酸、エリソルビン酸、トコフェロール類及びこれらの塩
類等も好適に使用することが出来る。これらの酸素吸収
性物質の内でも、還元性鉄及びアスコルビン酸系化合物
が特に好ましい。
【0037】これら酸素吸収剤は、一般に平均粒径が5
0μm以下、特に30μm以下の粒径を有することが好
ましい。酸素吸収剤は、上記の樹脂に1乃至200重量
%、特に10乃至70重量%の割合で配合することが好
ましい。
【0038】熱可塑性樹脂クッション層3は、前記作用
の項でも述べた通り、酸素吸収剤配合熱可塑性樹脂層2
中に配合された酸素吸収剤粒子の一部が該樹脂層の表面
近くに浮出して来ることのために生ずる樹脂層表面の凹
凸を緩和し、次の隣接酸素バリヤー層5に該凹凸が転写
されることを防止すると共に、層間の接着強度及び耐衝
撃強度を向上させる役割を果たす。
【0039】この熱可塑性樹脂クッション層に用いられ
る樹脂としては、この層の目的とする作用効果から形状
追随性に富み、且つ衝撃吸収性、弾力性及び隣接する二
層との接着性、親和性を有すると共に或る程度以上の強
度をそれ自体に有しているものであることが好ましい。
【0040】このような樹脂としては、具体的には、低
密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、エチレン・プロピレン共重合体等のポリオレ
フィン乃至オレフィン共重合体、軟質塩化ビニル系樹
脂、エチレン・酢酸ビニル共重合体、熱可塑性スチレン
・ブタジエン・スチレンブロック共重合体、熱可塑性ス
チレン・イソプレン・スチレン共重合体、低密度又は直
鎖状低密度ポリエチレン/エチレン・ビニルアルコール
共重合体ブレンド物酸変性ポリオレフィン等を挙げるこ
とが出来る。
【0041】これらの内でも、本発明のクッション層に
用いる樹脂は、密度0.94以下のポリオレフィン樹脂
の使用が好ましく、特に直鎖状低密度ポリエチレン、エ
チレン・プロピレン共重合体或いは酸変性ポリオレフィ
ン樹脂が好ましい。
【0042】更に後述する本発明の容器積層材の積層方
法との関連において、該クッション層に用いる熱可塑性
樹脂はその密度が前記酸素吸収剤配合熱可塑性樹脂の樹
脂成分樹脂の密度とその密度差が絶対値として0.02
5以下であるものを選択するのがより好ましい。
【0043】該熱可塑性樹脂クッション層は、前記した
クッション機能を十分に達成するために、その厚みが1
0μm以上あることが必要で、適当な厚さとしては、酸
素吸収剤配合樹脂層に配合される酸素吸収剤粉末の種
類、粒径、配合量等により若干変動するが、好ましく
は、10乃至50μm、特に15μm乃至30μmが好
ましい。
【0044】又、クッション樹脂層は後記酸素バリヤー
層が不透明な金属箔層等でない場合には、容器の外部か
ら酸素吸収剤配合熱可塑性樹脂層が透視されるのを防
ぎ、容器外観を良好とするため顔料により着色しておく
ことがより好ましく、配合する顔料としては前記ヒート
シール性熱可塑性樹脂層に配合する顔料と同様のものが
用いられる。
【0045】酸素バリヤー層5は、外部から容器内部へ
の酸素ガス等の浸入を防止するために設けられた層で、
従来公知のガスバリヤー樹脂、例えば、エチレンビニル
アルコール共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリアミド系樹脂の他にガスバリヤー性セラミッ
ク蒸着膜、例えばSiOx蒸着ポリエチレンテレフタレ
ート、アルミ、ブリキ、鋼、錫等の金属箔、更には、こ
れとの金属箔の接着積層樹脂フィルム又は、金属蒸着樹
脂フィルムど等が使用される。
【0046】本発明で用いる酸素バリヤー層としては、
これらの内でもAl金属箔、Al蒸着樹脂フィルム、ガ
スバリヤー性セラミック蒸着樹脂フィルム、エチレン・
ビニルアルコール共重合体が好ましい。特にエチレン・
ビニルアルコール共重合体層の場合、エチレン含有量2
0乃至60モル%の共重合体の使用が好ましい。
【0047】本発明の容器の材料の外層を構成する耐熱
性樹脂層としては、比較的融点の高い熱可塑性樹脂、例
えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレン
テレフタレート樹脂或いは、エチレンテレフタレートを
主体としたコポリエステル樹脂等の他に、ナイロン6,
ナイロン6,6等のポリアミド樹脂が用いられる。
【0048】本発明の容器の容器材料である積層体の各
層の厚さは、前記熱可塑性樹脂クッション層の厚みが1
0μm以上であることを除いては特に限定されるもので
はないが、好適な態様として、各層の厚さは、ヒートシ
ール性熱可塑性樹脂内層、酸素吸収剤配合可塑性樹脂
層、熱可塑性樹脂クッション層、酸素バリヤー層、耐熱
性樹脂外層の順に、各々10乃至100μm;10乃至
200μm;10乃至50μm;5乃至25μm;5乃
至100μmの範囲である。特に、上記の順に20乃至
50;20乃至100;15乃至30;5乃至20;1
0乃至50の範囲の積層体が好ましい。
【0049】本発明の容器に用いる容器材料としての積
層体の製造方法は、特に限定されるものではなく上述し
た層構成の積層体が作製される限りにおいてそれ自体公
知の方法で製造が可能であるが、例えば、ヒートシール
性熱可塑性樹脂層、酸素吸収剤配合熱可塑性樹脂層及び
熱可塑性樹脂クッション層の三層を多層インフレキャス
トにより積層し、この積層体と酸素バリヤー層と耐熱性
樹脂層とを積層した積層体とを、前者の積層体のクッシ
ョン層面と後者の積層体の酸素バリヤー層面とを接着剤
を用いて接着し、本発明の積層体を得る方法、あるい
は、ヒートシール性熱可塑性樹脂層、酸素吸収剤配合熱
可塑性樹脂層、熱可塑性樹脂クッション層の三層を、酸
素バリヤー層と耐熱性樹脂層とを積層体上に順に押出コ
ートするか、共押出により一挙に積層コートし最終積層
体を得る方法等を用いることができる。
【0050】前記した方法の内、ヒートシール熱可塑性
樹脂層、酸素吸収剤配合熱可塑性樹脂層、熱可塑性樹脂
クッション層の三層を同時に酸素バリヤー層と耐熱性樹
脂層との積層体の該酸バリヤー層面上に共押出する方法
は、積層体製造効率が良く、量産に適した方法である。
又、良好な積層構造の積層体、即ち酸素吸収剤配合樹脂
層の表界面が出来る限り平滑で層間密着が良好な、しか
も均質な層厚さを有する積層体を得るため、前記酸素吸
収剤配合樹脂層に用いる樹脂成分の樹脂の密度と熱可塑
性樹脂クッション層の樹脂の密度とは下記の関係を満足
することが好ましく、且つ前記クッション樹脂層の樹脂
は密度が0.94以下のポリオレフィン樹脂であること
が好ましい。 |dc − da| ≦ 0.025 但し、dc はクッション層樹脂の密度 da は酸素吸収剤配合熱可塑性樹脂の樹脂成分の樹脂密
【0051】本発明の上記積層体材料から容器を作製す
る方法としては、それ自体公知の方法が用いられ、例え
ば、積層体をプレス成形してカップ容器とする方法、絞
り成形により有底カップとする方法、積層フィルムの周
辺をヒートシールすることによるパウチ形状容器等任意
の容器成形法を用いることが可能である。
【0052】
【実施例】以下実施例に基づき本発明を更に具体的に説
明する。
【0053】実施例1 ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(厚さ
12μm)とアルミニウム(Al)金属箔(7μm)を
接着剤を介して積層した積層フィルム(積層フィルム
(I))と、中間層が平均粒径20μmの鉄粉末を主成
分とする鉄系酸素吸収性組成物を30重量%含有した直
鎖状低密度ポリエチレン(樹脂密度0.920g/cm
3 、融点120℃)(LLDPE−A)の層よりなり、
外層の内の一層がチタン白含有直鎖状低密度ポリエチレ
ン(密度0.932g/cm3 、融点123℃、チタン
含量12重量%)(LLDPE−W)の層より成り、他
の外層が直鎖状低密度ポリエチレン(密度0.920g
/cm3 、融点120℃)のクッション層よりなる厚み
100μm(各層の厚み比:LLDPE(クッション)
/LLDPE−A/LLDPE−W=2/5/3)の三
層積層フィルム(積層フィルム(II))とを用意し、積
層フィルム(I)のAl金属箔層面と積層フィルム(I
I)のLLDPE(クッション)層面とをウレタン系接
着剤を用いて接着し、所定期間加熱及びエージングして
下記積層構成の積層フィルムを作製した。ヒートシール
性樹脂内層(LLDPE−W)/酸素吸収剤配合樹脂層
(LLDPE−A)/クッション樹脂層(LLDPE
(クッション))/接着剤層/酸素バリヤー層(Al箔
層)/耐熱性樹脂外層(PET層)。
【0054】次いで、この積層フィルムとナイロン、エ
チレン・ビニルアルコール共重合体、直鎖状低密度ポリ
エチレン(LLDPE)の各層からなる三層ドライラミ
ネート積層フィルム(全厚み8μm、各層厚み比=3:
3:10)とを両積層フィルムのLLDPE層(LLD
PE−W層とLLDPE層)同志を対面させて、その周
辺部をヒートシール接着させ、縦300×横150mm
の三方シール袋を作製した。この三方シール袋内に水2
00mlを充填したポリプロピレン製扁平ボトルを入
れ、開放辺をヒートシールして密封した(本発明品)。
このボトル入り密封袋を105℃、20分間加熱殺菌処
理し、その後40℃、75%RH(相対湿度)の環境下
に保存し、一定期間毎に袋内酸素濃度をガスクロマトグ
ラフ装置により分析測定した。
【0055】また、比較例として、上記本発明の積層フ
ィルムの構成フィルム層の内、酸素吸収剤配合樹脂層で
あるLLDPE−A層を除外した以外は本発明の積層フ
ィルムと同様にして作製した積層フィルム(比較例フィ
ルム1)、又同様に、クッション樹脂層(LLDPE
(クッション))を除外した以外は本発明の積層フィル
ムと同様にして作製した積層フィルム(比較例フィルム
2)及びヒートシール性樹脂内層(LLDPE−W)を
除外した同様の積層フィルム(比較例フィルム3)をそ
れぞれ作製し、これらの積層フィルムを用いて各々前記
本発明の積層フィルムの場合と同様に処理して、密封袋
(比較品1、比較品2、比較品3)を作製した。これら
の各比較品の袋内酸素濃度を本発明品の場合と同様に測
定した。又、ラミネート強度、外観等容器としての総合
評価を行い、その結果を表1に示した。
【0056】
【表1】 (1) アルミニウム箔/LLDPE界面;剥離強度/15mm幅 (2) Ra;中心線平均粗さ (3) 鉄溶出量 ND…検出せず
【0057】測定方法 (1)ラミネート強度 フィルムを15mm幅の短冊状に切断し、引張試験機に
より測定。 装置;東洋ボールドウィン製 TENSILON−UT
M−III−100 (2)外観 LLDPE/LLDPE−A/LLDPE−W積層体の
LLDPE表面を触針式粗度計 Surfcom 40
0A(東京精密(株)製)で測定 JIS BO601−1976に従ってRaを求めた。 (3)鉄溶出量 テストに用いたパウチに蒸留水200mlを充填し、4
0℃、75%RHの環境下に1週間放置した後、水中の
鉄濃度を原子収光分析によって求めた。この結果より明
らかなように、本発明品は容器内酸素濃度を低レベルに
維持出来るだけでなく、包材として必要なラミネート強
度、外観、衛生性に優れていることが判る。
【0058】実施例2 実施例1と同様にヒートシール性熱可塑性樹脂層に融点
120℃、密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度ポ
リエチレンにチタン白を配合したものを用いた5層積層
フィルムを作製した。又、上記ヒートシール性熱可塑性
樹脂層として、融点109℃の低密度ポリエチレンにチ
タン白を配合したものを用いた以外は実施例1と同様に
して別の5層積層フィルムを作製した(参照品)。これ
ら2種の5層構造フィルムの各々に実施例1で用いたナ
イロン、エチレン・ビニルアルコール共重合体、直鎖状
低密度ポリエチレンの三層積層フィルムと同じ積層フィ
ルムを組合せて実施例1と同様にシートヒールして2種
類の三方シール袋を作製した。これらの2種類の袋の各
々に直鎖状低密度ポリエチレン製扁平ボトルを充填し、
窒素置換下に各々の袋の開放辺をヒートシールして密封
した。次にこれらのボトル入り袋を105℃乃至108
℃、20分間の加熱殺菌処理し、その後40℃、75%
RHの雰囲気で保存し、性能を評価した。両者共に袋内
を低酸素濃度に維持する能力においては優れていたが、
参照品の袋の場合は、扁平ボトルと袋が熱溶着する傾向
を有した。これに対し、ヒートシール性熱可塑性樹脂層
として融点120℃の直鎖状低密度ポリエチレンにチタ
ン白を配合したものを用いた袋の場合は、このような不
都合は全く発生しなかった。
【0059】実施例3 クッション層樹脂の密度(dc )が0.920g/cm
3 、酸素吸収剤配合樹脂層の樹脂成分の密度(da )が
0.920g/cm3 の各樹脂層を用いて実施例1と同
様の5層積層フィルムを作製した。一方、クッション層
樹脂として密度(dc )が0.920g/cm3 、酸素
吸収剤配合樹脂層の樹脂成分として密度(da )が0.
954g/cm3 のものを各々用いて実施例1と同様の
層構成の5層積層フィルムを作製した。前者の5層積層
フィルムでは均一なフィルムが作製出来たが、後者の積
層フィルムの場合は中間層である酸素吸収剤配合樹脂層
が不均一となり、外観上劣ったものとなった。又、酸素
吸収剤配合樹脂層における酸素吸収剤の配合量を250
重量%とした以外は実施例1と同様に処理して5層積層
フィルムを作製したが、この積層フィルムにおいても、
酸素吸収剤配合樹脂層は均一とはならず、外観的に劣っ
たものとなった。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、容器壁等容器の主要部
分が内面側から外面側に向けて、ヒートシール性熱可塑
性樹脂層、酸素吸収剤配合熱可塑性樹脂層、熱可塑性樹
脂クッション層、酸素バリヤー層、耐熱性樹脂層の積層
体よりなる容器材料で形成されているため、各層間の密
着が良好で強度的に強く、且つ耐熱性に優れ、レトルト
処理が可能で、しかも、外部からの酸素透過に対するバ
リヤー性、容器内残存酸素の吸収性に優れ、ヒートシー
ル封止性等密封性が良好で充填内容物の保存性に極めて
優れた密封容器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の密封容器を構成する積層体容器材料の
熱可塑性樹脂クッション層の厚みと表面粗さの関係を示
す線図。
【図2】本発明の密封容器の一例を示す図。
【図3】本発明の密封容器の他の一例を示す図。
【図4】本発明の密封容器を構成する積層体容器材料の
積層構成の一例を示す断面略図。
【符号の説明】
1 ヒートシール性熱可塑性樹脂内層 2 酸素吸収剤配合熱可塑性樹脂層 3 熱可塑性樹脂クッション層 4a 接着剤層 4b 接着剤層 5 酸素バリヤー層 6 耐熱性樹脂外層

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の少なくとも一部が、内面側から外
    面側に向けて、ヒートシール性熱可塑性樹脂内層、酸素
    吸収剤配合熱可塑性樹脂層、厚み10μm以上の熱可塑
    性樹脂クッション層、酸素バリヤー層及び耐熱性樹脂外
    層の積層体容器材料からなることを特徴とする保存性に
    優れた密封容器。
  2. 【請求項2】 前記容器が対向する積層材の周辺部をヒ
    ートシールし、及び対向する積層材間に内容物の収容部
    を形成して成り、且つ該対向する積層材の少なくとも一
    方が、前記積層体容器材料からなることを特徴とする請
    求項1記載の容器。
  3. 【請求項3】 前記容器がフランジ付無継目容器本体と
    蓋体とからなり、該容器本体のフランジ上面と蓋体内面
    とがヒートシールにより接合された容器であって、少な
    くとも該蓋体が前記積層体容器材料から形成されている
    請求項1記載の容器。
  4. 【請求項4】 前記積層体容器材料を構成するヒートシ
    ール性熱可塑性樹脂内層が融点115℃以上のポリオレ
    フィン樹脂よりなる請求項1乃至3記載の容器。
  5. 【請求項5】 前記ヒートシール性熱可塑性樹脂内層が
    顔料により着色されていることを特徴とする請求項1乃
    至4記載の容器。
  6. 【請求項6】 積層体容器材料の酸素吸収剤配合熱可塑
    性樹脂層に配合される酸素吸収剤が、還元性を有する金
    属粉乃至金属化合物又は多価フェノールを骨格として有
    する高分子化合物或いはアスコルビン酸、エリソルビン
    酸、トコフェロール類及びそれらの塩類である請求項1
    乃至5記載の容器。
  7. 【請求項7】 前記酸素吸収剤配合熱可塑性樹脂層に配
    合される酸素吸収剤の配合割合が、1乃至200重量%
    である請求項1乃至6記載の容器。
  8. 【請求項8】 前記積層体容器材料の熱可塑性樹脂クッ
    ション層が密度0.94以下のポリオレフィン樹脂層で
    ある請求項1乃至7記載の容器。
  9. 【請求項9】 前記クッション層が密度0.94以下の
    ポリオレフィン樹脂の層であり、且つ該クッション層の
    樹脂の密度をdc 、前記酸素吸収剤配合熱可塑性樹脂の
    酸素吸収剤配合前の樹脂の密度をda として表した時、
    下記関係、 |dc − da | ≦ 0.025 を満足することを特徴とする請求項9記載の容器。
  10. 【請求項10】 前記クッション層が直鎖状低密度ポリ
    エチレン樹脂層である請求項8乃至9記載の容器。
  11. 【請求項11】 クッション層が顔料により着色されて
    いる請求項1乃至10記載の容器。
  12. 【請求項12】 前記積層体容器材料の酸素バリヤー層
    が金属箔層よりなる請求項1乃至11記載の容器。
  13. 【請求項13】 酸素バリヤー層がエチレン含有率20
    乃至60モル%のエチレン・ビニルアルコール共重合
    体、塩化ビニリデン樹脂又はガスバリヤー性セラミック
    蒸着プラスチックフィルムの層である請求項1乃至10
    記載の容器。
  14. 【請求項14】 前記積層体容器材料を構成するヒート
    シール性熱可塑性樹脂内層、酸素吸収剤配合熱可塑性樹
    脂層、熱可塑性樹脂クッション層、酸素バリヤー層、耐
    熱性樹脂外層の各層の厚さが、上記の順序で、各々10
    乃至50μm、10乃至100μm、10乃至50μ
    m、5乃至25μm、10乃至50μmの範囲にある請
    求項1乃至13記載の容器。
  15. 【請求項15】 前記積層体容器材料を構成する熱可塑
    性樹脂クッション層と酸素バリヤー層とが該両層の層間
    で接着剤により接合されている請求項1乃至14記載の
    容器。
  16. 【請求項16】 前記積層体容器材料を構成する酸素バ
    リヤー層と耐熱性樹脂外層とが該両層の層間で接着剤乃
    至接着性樹脂層により接合されている請求項1乃至15
    記載の容器。
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