JP2000215441A - ディスク記憶媒体及びディスク記憶装置 - Google Patents
ディスク記憶媒体及びディスク記憶装置Info
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- JP2000215441A JP2000215441A JP11011675A JP1167599A JP2000215441A JP 2000215441 A JP2000215441 A JP 2000215441A JP 11011675 A JP11011675 A JP 11011675A JP 1167599 A JP1167599 A JP 1167599A JP 2000215441 A JP2000215441 A JP 2000215441A
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- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヘッドと個々のデータ記憶セルとの位置関係
を厳密に検出可能とし、高密度記録再生を可能とするデ
ィスク記憶媒体及びディスク記憶装置を提供すること。 【解決手段】 量子化されたディスク記憶媒体におい
て、各データ記憶セル11を、トラック走行方向では等
ピッチPで、隣接するトラック間ではトラック走行方向
に位置をP/2ずらして配置することにより、再生ヘッ
ド2がオフトラックし、その軌跡5内に目的トラックの
セル11とともに隣接トラックのセル11も含まれるよ
うな場合でも、隣接トラックからの再生信号を、目的ト
ラックからの再生信号に対して位相がずれた状態として
分離可能とし、この分離した成分を基にヘッドをオント
ラックの状態にすることを可能とする。
を厳密に検出可能とし、高密度記録再生を可能とするデ
ィスク記憶媒体及びディスク記憶装置を提供すること。 【解決手段】 量子化されたディスク記憶媒体におい
て、各データ記憶セル11を、トラック走行方向では等
ピッチPで、隣接するトラック間ではトラック走行方向
に位置をP/2ずらして配置することにより、再生ヘッ
ド2がオフトラックし、その軌跡5内に目的トラックの
セル11とともに隣接トラックのセル11も含まれるよ
うな場合でも、隣接トラックからの再生信号を、目的ト
ラックからの再生信号に対して位相がずれた状態として
分離可能とし、この分離した成分を基にヘッドをオント
ラックの状態にすることを可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高密度記録を可能
とするディスク記憶媒体及びディスク記憶装置に関する
ものである。
とするディスク記憶媒体及びディスク記憶装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク記憶装置、例えば磁気デ
ィスク装置では、何も記録されていないディスク記憶媒
体を装置に組み込み、この媒体に外部の位置基準を基に
した位置情報信号を、装置に組み込みの記録ヘッドによ
り全てのトラックに亘って記録し、実際の使用状態では
当該位置情報信号を再生してヘッドと媒体上のトラック
との位置関係を検出することにより位置決めを行ってい
た。
ィスク装置では、何も記録されていないディスク記憶媒
体を装置に組み込み、この媒体に外部の位置基準を基に
した位置情報信号を、装置に組み込みの記録ヘッドによ
り全てのトラックに亘って記録し、実際の使用状態では
当該位置情報信号を再生してヘッドと媒体上のトラック
との位置関係を検出することにより位置決めを行ってい
た。
【0003】このように装置に組み込んだ状態で位置情
報信号を記録再生することにより、多数のディスク記憶
媒体を積層して組み込み、かつ各媒体毎もしくは各媒体
の表面及び裏面毎にヘッドを配置した場合でも、それぞ
れの媒体面におけるヘッドとトラックの位置関係は常に
一定となり、例え物理的に媒体中心がスピンドル回転中
心とずれていても何ら問題がなく、簡単にシリンダ構成
をとることができた。
報信号を記録再生することにより、多数のディスク記憶
媒体を積層して組み込み、かつ各媒体毎もしくは各媒体
の表面及び裏面毎にヘッドを配置した場合でも、それぞ
れの媒体面におけるヘッドとトラックの位置関係は常に
一定となり、例え物理的に媒体中心がスピンドル回転中
心とずれていても何ら問題がなく、簡単にシリンダ構成
をとることができた。
【0004】しかし、ディスク記憶媒体の単位面積当た
りの記憶容量を大きくするため、線記録密度を高めるこ
とを考えると、従来の磁気記録媒体では、情報を記録す
る磁化反転間隔が短くなり、磁化遷移領域がぼやけた
り、位置ずれを生じてしまい、信頼性の高い記録が行え
なくなるという欠点を有していた。
りの記憶容量を大きくするため、線記録密度を高めるこ
とを考えると、従来の磁気記録媒体では、情報を記録す
る磁化反転間隔が短くなり、磁化遷移領域がぼやけた
り、位置ずれを生じてしまい、信頼性の高い記録が行え
なくなるという欠点を有していた。
【0005】そこで、より磁化反転密度を高くし、単位
面積当たりの記憶容量を大きくすることを目的に、トラ
ックとトラックとの間や記憶ビット間を空間的または物
理物性的に分離し、個々の記憶単位毎に孤立させる構造
としたディスク記憶媒体、いわゆる量子化メディア(パ
ターン化メディア)が提案されている。
面積当たりの記憶容量を大きくすることを目的に、トラ
ックとトラックとの間や記憶ビット間を空間的または物
理物性的に分離し、個々の記憶単位毎に孤立させる構造
としたディスク記憶媒体、いわゆる量子化メディア(パ
ターン化メディア)が提案されている。
【0006】図1は従来のこの種のディスク記憶媒体の
一例、ここでは媒体表面の一部を磁気ヘッドとともに拡
大して示すもので、図中、1は図示しない媒体基板上に
後述する如く配置された、複数の量子化された最小記録
単位(データ記憶セル)であり、これらが情報の記録層
を形成する。また、2は再生ヘッド、3は記録ヘッド、
4はヘッドスライダである。
一例、ここでは媒体表面の一部を磁気ヘッドとともに拡
大して示すもので、図中、1は図示しない媒体基板上に
後述する如く配置された、複数の量子化された最小記録
単位(データ記憶セル)であり、これらが情報の記録層
を形成する。また、2は再生ヘッド、3は記録ヘッド、
4はヘッドスライダである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図2は従来のディスク
記憶媒体におけるセルの詳細な配置、セルとヘッドとの
関係(トラッキング)及び再生信号を示すもので、前述
した複数のデータ記憶セル1は、トラック走行方向(ヘ
ッド移動方向)では等しいピッチPで、隣接するトラッ
ク間ではトラック走行方向の位置が一致する如く配置さ
れている(なお、白抜きのセルとハッチングが施された
セルとでは磁化の方向が異なり、白抜きは正の電圧、ハ
ッチングは負の電圧に対応するものとする。)。
記憶媒体におけるセルの詳細な配置、セルとヘッドとの
関係(トラッキング)及び再生信号を示すもので、前述
した複数のデータ記憶セル1は、トラック走行方向(ヘ
ッド移動方向)では等しいピッチPで、隣接するトラッ
ク間ではトラック走行方向の位置が一致する如く配置さ
れている(なお、白抜きのセルとハッチングが施された
セルとでは磁化の方向が異なり、白抜きは正の電圧、ハ
ッチングは負の電圧に対応するものとする。)。
【0008】この際、同図(a)に示すように、再生ヘッ
ド2が一つの目的とするトラック上を正しくトラッキン
グし、その軌跡5内には該目的とするトラックに対応す
るセル1のみが含まれる場合、再生信号6も目的とする
トラックの各セル1の磁化の方向、即ち記録情報にその
まま対応した信号となる。
ド2が一つの目的とするトラック上を正しくトラッキン
グし、その軌跡5内には該目的とするトラックに対応す
るセル1のみが含まれる場合、再生信号6も目的とする
トラックの各セル1の磁化の方向、即ち記録情報にその
まま対応した信号となる。
【0009】しかしながら、再生ヘッド2がオフトラッ
クし、同図(b)に示すように、その軌跡5内に目的とす
るトラックに対応するセル1とともに隣接するトラック
に対応するセル1も含まれるような場合、再生信号7は
目的とするトラックの各セル1の磁化の方向に対応した
信号と、隣接するトラックの各セル1の磁化の方向に対
応した信号とが合成されたものになってしまい、その
際、各トラックの信号の位相が完全に一致しているた
め、トラック毎の信号に分離することは不可能であり、
正しい情報の再生ができないという問題があった。
クし、同図(b)に示すように、その軌跡5内に目的とす
るトラックに対応するセル1とともに隣接するトラック
に対応するセル1も含まれるような場合、再生信号7は
目的とするトラックの各セル1の磁化の方向に対応した
信号と、隣接するトラックの各セル1の磁化の方向に対
応した信号とが合成されたものになってしまい、その
際、各トラックの信号の位相が完全に一致しているた
め、トラック毎の信号に分離することは不可能であり、
正しい情報の再生ができないという問題があった。
【0010】本発明の目的は、量子化メディアを用いた
記録再生方式において、ヘッドと個々のデータ記憶セル
との位置関係を厳密に検出可能とし、高密度記録再生を
可能とするディスク記憶媒体及びディスク記憶装置を提
供することにある。
記録再生方式において、ヘッドと個々のデータ記憶セル
との位置関係を厳密に検出可能とし、高密度記録再生を
可能とするディスク記憶媒体及びディスク記憶装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記目的を
達成するため、記録再生のための複数のトラックが環状
に配置され、トラック幅方向には隣接するトラックから
分離され、かつトラック走行方向にも互いに空間的また
は物理特性的に分離された、記録再生のための最小単位
となる微小な孤立したデータ記憶セルをトラック走行方
向に複数配置して構成されるディスク記憶媒体におい
て、各データ記憶セルを、トラック走行方向では等ピッ
チで、隣接するトラック間ではトラック走行方向に位置
をずらして配置したことを特徴とする。
達成するため、記録再生のための複数のトラックが環状
に配置され、トラック幅方向には隣接するトラックから
分離され、かつトラック走行方向にも互いに空間的また
は物理特性的に分離された、記録再生のための最小単位
となる微小な孤立したデータ記憶セルをトラック走行方
向に複数配置して構成されるディスク記憶媒体におい
て、各データ記憶セルを、トラック走行方向では等ピッ
チで、隣接するトラック間ではトラック走行方向に位置
をずらして配置したことを特徴とする。
【0012】前記構成によれば、再生ヘッドがオフトラ
ックし、隣接トラックからの再生信号がクロストークし
た場合、目的トラックからの再生信号に対して位相がず
れた信号成分が観測されることになるため、この位相の
ずれた信号成分を基にヘッドの位置をオントラックの状
態にすることが可能となる。
ックし、隣接トラックからの再生信号がクロストークし
た場合、目的トラックからの再生信号に対して位相がず
れた信号成分が観測されることになるため、この位相の
ずれた信号成分を基にヘッドの位置をオントラックの状
態にすることが可能となる。
【0013】また、前記ディスク記憶媒体において、隣
接トラック間のトラック走行方向の位置のずれをピッチ
の1/2に等しくしたことを特徴とする。
接トラック間のトラック走行方向の位置のずれをピッチ
の1/2に等しくしたことを特徴とする。
【0014】この場合、オフトラックによる隣接トラッ
クからの再生信号はちょうど目的トラックからの再生信
号と交互に観測されるため、合成された再生信号全体に
線方向の記録ピッチに相当する周波数の2倍の周波数の
信号が観測されるようになり、この二次高調波成分が最
小となるようヘッドを位置決めすることにより、ヘッド
の位置をオントラックの状態にすることが可能となる。
クからの再生信号はちょうど目的トラックからの再生信
号と交互に観測されるため、合成された再生信号全体に
線方向の記録ピッチに相当する周波数の2倍の周波数の
信号が観測されるようになり、この二次高調波成分が最
小となるようヘッドを位置決めすることにより、ヘッド
の位置をオントラックの状態にすることが可能となる。
【0015】さらにまた、本発明では、前記ディスク記
憶媒体において、各データ記憶セルを、トラック走行方
向では各トラック毎に等ピッチで、隣接するトラック間
ではピッチがわずかに異なるように配置したことを特徴
とする。
憶媒体において、各データ記憶セルを、トラック走行方
向では各トラック毎に等ピッチで、隣接するトラック間
ではピッチがわずかに異なるように配置したことを特徴
とする。
【0016】この場合、目的とするトラックからの再生
信号とそれに隣接するトラックからの再生信号とは周波
数が異なるため、再生ヘッドがオフトラックし、目的ト
ラックからの信号以外に隣接トラックからの信号も併せ
て読み出された場合、両トラックからの再生信号が干渉
し、それらの周波数の差の1/2に相当する周波数でう
なりを示すようになる。従って、このうなりがなくなる
ようにヘッド位置を制御することにより、ヘッドを目的
とするトラック上に制御することが可能となる。
信号とそれに隣接するトラックからの再生信号とは周波
数が異なるため、再生ヘッドがオフトラックし、目的ト
ラックからの信号以外に隣接トラックからの信号も併せ
て読み出された場合、両トラックからの再生信号が干渉
し、それらの周波数の差の1/2に相当する周波数でう
なりを示すようになる。従って、このうなりがなくなる
ようにヘッド位置を制御することにより、ヘッドを目的
とするトラック上に制御することが可能となる。
【0017】また、前記ディスク記憶媒体において、一
のトラックに隣接する左右のトラックのピッチが互いに
異なることを特徴とする。
のトラックに隣接する左右のトラックのピッチが互いに
異なることを特徴とする。
【0018】この場合、目的とするトラックに対し、ど
ちらにヘッドがずれているかでうなりの周波数が変化す
ることから、このうなりの周波数及び振幅の大小を基に
ヘッド位置決めを行うことができる。
ちらにヘッドがずれているかでうなりの周波数が変化す
ることから、このうなりの周波数及び振幅の大小を基に
ヘッド位置決めを行うことができる。
【0019】また、本発明では、これらのディスク記憶
媒体に対して情報の記録/再生を行うディスク記憶装置
において、ディスク記憶媒体の任意のトラックに対応す
る再生信号より、これと同時に再生される隣接トラック
からの再生信号を分離する手段を備え、該隣接トラック
からの再生信号の信号強度を基にヘッドの位置決めを行
うことを特徴とする。
媒体に対して情報の記録/再生を行うディスク記憶装置
において、ディスク記憶媒体の任意のトラックに対応す
る再生信号より、これと同時に再生される隣接トラック
からの再生信号を分離する手段を備え、該隣接トラック
からの再生信号の信号強度を基にヘッドの位置決めを行
うことを特徴とする。
【0020】この際、隣接トラックからの信号を分離す
る手段として、全波整流回路及び帯域透過フィルタを用
いることができる。
る手段として、全波整流回路及び帯域透過フィルタを用
いることができる。
【0021】また、本発明では、これらのディスク記憶
媒体に対して情報の記録/再生を行うディスク記憶装置
において、ディスク記憶媒体の任意のトラックに対応す
る再生信号と、これと同時に再生される隣接トラックか
らの再生信号とにより生じるうなりを検出する手段を備
え、該うなりの振幅を基にヘッドの位置決めを行うこと
を特徴とする。
媒体に対して情報の記録/再生を行うディスク記憶装置
において、ディスク記憶媒体の任意のトラックに対応す
る再生信号と、これと同時に再生される隣接トラックか
らの再生信号とにより生じるうなりを検出する手段を備
え、該うなりの振幅を基にヘッドの位置決めを行うこと
を特徴とする。
【0022】この際、うなりを検出する手段として、帯
域透過フィルタまたは低域透過フィルタもしくは自動利
得制御回路の制御出力を用いることができる。
域透過フィルタまたは低域透過フィルタもしくは自動利
得制御回路の制御出力を用いることができる。
【0023】さらに、これらのディスク記憶装置におい
て、ディスク記憶媒体は固定的に設置されても良く、ま
た、任意に交換可能であっても良い。
て、ディスク記憶媒体は固定的に設置されても良く、ま
た、任意に交換可能であっても良い。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って本発明を詳細
に説明する。
に説明する。
【0025】図3は本発明の請求項1及び2に関わるデ
ィスク記憶媒体の第1の実施の形態、ここでは媒体表面
の一部を磁気ヘッドとともに拡大して示すもので、図
中、従来例と同一構成部分は同一符号をもって表す。即
ち、11は図示しない媒体基板上に後述する如く配置さ
れる、複数の量子化された最小記録単位(データ記憶セ
ル)であり、これらが情報の記録層を形成する(なお、
個々のセル自体は従来例のものと同一で良く、本発明は
その配置に特徴がある。)。また、2は再生ヘッド、3
は記録ヘッド、4はヘッドスライダである。
ィスク記憶媒体の第1の実施の形態、ここでは媒体表面
の一部を磁気ヘッドとともに拡大して示すもので、図
中、従来例と同一構成部分は同一符号をもって表す。即
ち、11は図示しない媒体基板上に後述する如く配置さ
れる、複数の量子化された最小記録単位(データ記憶セ
ル)であり、これらが情報の記録層を形成する(なお、
個々のセル自体は従来例のものと同一で良く、本発明は
その配置に特徴がある。)。また、2は再生ヘッド、3
は記録ヘッド、4はヘッドスライダである。
【0026】図4は本発明のディスク記憶媒体の第1の
実施の形態におけるセルの詳細な配置、トラッキング及
び再生信号を示すもので、前述した複数のデータ記憶セ
ル11は、トラック走行方向では等しいピッチPで、隣
接するトラック間ではトラック走行方向に位置をずらし
て、ここではピッチPの1/2(P/2)ずらして配置
されている。また、ここでは、特に、各セル11のトラ
ック走行方向の長さもピッチPの1/2に設定している
(なお、白抜きのセルとハッチングが施されたセルとで
は磁化の方向が異なり、白抜きは正の電圧、ハッチング
は負の電圧に対応するものとする。)。
実施の形態におけるセルの詳細な配置、トラッキング及
び再生信号を示すもので、前述した複数のデータ記憶セ
ル11は、トラック走行方向では等しいピッチPで、隣
接するトラック間ではトラック走行方向に位置をずらし
て、ここではピッチPの1/2(P/2)ずらして配置
されている。また、ここでは、特に、各セル11のトラ
ック走行方向の長さもピッチPの1/2に設定している
(なお、白抜きのセルとハッチングが施されたセルとで
は磁化の方向が異なり、白抜きは正の電圧、ハッチング
は負の電圧に対応するものとする。)。
【0027】この際、再生ヘッドが目的とするトラック
上を正しくトラッキングし、その軌跡内には該目的とす
るトラックに対応するセルのみが含まれる場合、従来例
の時と同様、再生信号も目的とするトラックの各セルの
磁化の方向、即ち記録情報にそのまま対応した信号とな
る。
上を正しくトラッキングし、その軌跡内には該目的とす
るトラックに対応するセルのみが含まれる場合、従来例
の時と同様、再生信号も目的とするトラックの各セルの
磁化の方向、即ち記録情報にそのまま対応した信号とな
る。
【0028】一方、再生ヘッドがオフトラックし、図4
に示すように、その軌跡5内に目的とするトラックに対
応するセル11とともに隣接するトラックに対応するセ
ル11も含まれるような場合、従来例の時と同様、再生
信号12は目的とするトラックの各セル11の磁化の方
向に対応した信号と、隣接するトラックの各セル11の
磁化の方向に対応した信号とが合成されたものになる
が、この時は目的とするトラックと隣接するトラックと
でセル11がトラック毎の配置ピッチPの1/2ずらし
て配置されているから、各トラックの信号の位相が異な
り、トラック毎の記録情報に対応した信号が交互に組み
合わされた波形となる。
に示すように、その軌跡5内に目的とするトラックに対
応するセル11とともに隣接するトラックに対応するセ
ル11も含まれるような場合、従来例の時と同様、再生
信号12は目的とするトラックの各セル11の磁化の方
向に対応した信号と、隣接するトラックの各セル11の
磁化の方向に対応した信号とが合成されたものになる
が、この時は目的とするトラックと隣接するトラックと
でセル11がトラック毎の配置ピッチPの1/2ずらし
て配置されているから、各トラックの信号の位相が異な
り、トラック毎の記録情報に対応した信号が交互に組み
合わされた波形となる。
【0029】前述したように、隣接するトラック間での
セル11のずれの量はちょうどP/2であるから、再生
信号12はピッチPで決まる最小記録密度に対応した周
波数成分の2倍の周波数成分、即ち二次高調波を含むも
のとなる。
セル11のずれの量はちょうどP/2であるから、再生
信号12はピッチPで決まる最小記録密度に対応した周
波数成分の2倍の周波数成分、即ち二次高調波を含むも
のとなる。
【0030】図5はこの時の再生信号の周波数スペクト
ルの一例を示すもので、図中、13は記録情報成分の再
生出力、14は記録情報成分中の最大周波数成分(最小
反転距離に対応)の再生出力、15は二次高調波成分の
再生出力を示している。
ルの一例を示すもので、図中、13は記録情報成分の再
生出力、14は記録情報成分中の最大周波数成分(最小
反転距離に対応)の再生出力、15は二次高調波成分の
再生出力を示している。
【0031】従って、この二次高調波に相当する周波数
の出力を観測すれば、ヘッドが目的とする一つのトラッ
ク上にあるか否かを判別することができる。
の出力を観測すれば、ヘッドが目的とする一つのトラッ
ク上にあるか否かを判別することができる。
【0032】図6は本発明の請求項5及び6に関わるデ
ィスク記憶装置の第1の実施の形態、ここでは図3に示
したディスク記憶媒体を用いるディスク記憶装置を示す
ものである。図中、2は再生ヘッド、21は図3に示し
たディスク記憶媒体、22は再生されるトラック、23
はヘッドアンプ、24は全波整流回路、25は帯域透過
フィルタ(BPF)、26はレベル検出回路、27は信
号処理回路、28はヘッド移動機構である。
ィスク記憶装置の第1の実施の形態、ここでは図3に示
したディスク記憶媒体を用いるディスク記憶装置を示す
ものである。図中、2は再生ヘッド、21は図3に示し
たディスク記憶媒体、22は再生されるトラック、23
はヘッドアンプ、24は全波整流回路、25は帯域透過
フィルタ(BPF)、26はレベル検出回路、27は信
号処理回路、28はヘッド移動機構である。
【0033】前記構成において、再生ヘッド2で検出さ
れた信号は、まずヘッドアンプ23により増幅され、全
波整流回路24及び通常の信号処理回路27に入力され
る。この時の再生信号(波形)31は前述の通り目的と
するトラックの信号に加え、隣接トラックの情報を読み
出しているため、複雑な波形となっている。この信号を
全波整流回路24で検波することにより、全て同極性の
信号(波形)32とすることができる。
れた信号は、まずヘッドアンプ23により増幅され、全
波整流回路24及び通常の信号処理回路27に入力され
る。この時の再生信号(波形)31は前述の通り目的と
するトラックの信号に加え、隣接トラックの情報を読み
出しているため、複雑な波形となっている。この信号を
全波整流回路24で検波することにより、全て同極性の
信号(波形)32とすることができる。
【0034】この際、目的とするトラックと隣接するト
ラックとではデータ記憶セルがトラック毎の配置ピッチ
Pの1/2ずらして配置されているから、両トラックの
出力はほとんど干渉しない。従って、データ記憶セルの
ピッチPで決まる記録情報信号の周波数の2倍の周波数
で同一極性の波が観測される。
ラックとではデータ記憶セルがトラック毎の配置ピッチ
Pの1/2ずらして配置されているから、両トラックの
出力はほとんど干渉しない。従って、データ記憶セルの
ピッチPで決まる記録情報信号の周波数の2倍の周波数
で同一極性の波が観測される。
【0035】このデータ記憶セルのピッチPと、ヘッド
と媒体との間の相対速度は既知であるから、記録情報信
号及びその二次高調波に対応する周波数は予め計算する
ことができる。そこで、BPF25の透過帯域を前記二
次高調波に相当する周波数域に設定することにより、二
次高調波成分33のみを抽出することができる。
と媒体との間の相対速度は既知であるから、記録情報信
号及びその二次高調波に対応する周波数は予め計算する
ことができる。そこで、BPF25の透過帯域を前記二
次高調波に相当する周波数域に設定することにより、二
次高調波成分33のみを抽出することができる。
【0036】二次高調波成分33は、隣接トラックとク
ロストークすることにより観測される成分であるから、
このレベルをレベル検出回路26で検出し、ヘッド移動
機構28にフィードバックし、二次高調波のレベルが最
小になるよう制御することにより、再生ヘッド2を目的
とするトラック上に追随することが可能となる。また、
通常、記録ヘッドは再生ヘッドと一体的にこれと同一軌
跡を描くように設けられるため、記録ヘッドも同時に目
的とするトラック上に追随させることが可能となる。
ロストークすることにより観測される成分であるから、
このレベルをレベル検出回路26で検出し、ヘッド移動
機構28にフィードバックし、二次高調波のレベルが最
小になるよう制御することにより、再生ヘッド2を目的
とするトラック上に追随することが可能となる。また、
通常、記録ヘッドは再生ヘッドと一体的にこれと同一軌
跡を描くように設けられるため、記録ヘッドも同時に目
的とするトラック上に追随させることが可能となる。
【0037】このように、本発明によれば、特別なサー
ボ領域を設けることなく、データ面でのトラッキングサ
ーボが可能となり、媒体に形成するパターンは単純な繰
り返しで良いため、媒体製造が簡単になるという特徴を
有する。さらに、サーボ領域が不要であるから、トラッ
ク内の有効記録領域も増大する。
ボ領域を設けることなく、データ面でのトラッキングサ
ーボが可能となり、媒体に形成するパターンは単純な繰
り返しで良いため、媒体製造が簡単になるという特徴を
有する。さらに、サーボ領域が不要であるから、トラッ
ク内の有効記録領域も増大する。
【0038】本実施の形態では、媒体として量子化され
た磁気記録媒体、ヘッドとして磁気ヘッドを用いた例を
示したが、再生手段として光磁気ヘッドを用いた光磁気
ディスク装置においても本発明が適用できることは明ら
かである。また、媒体として光メモリを用い、近接場ヘ
ッド等を含む光ヘッドを用いて検出する場合において
も、本発明によるトラッキングが可能であることもいう
までもない。なお、再生出力が両極性にならず、単極性
になるような再生方式を用いた場合には、全波整流回路
を省略することができるのはいうまでもない。
た磁気記録媒体、ヘッドとして磁気ヘッドを用いた例を
示したが、再生手段として光磁気ヘッドを用いた光磁気
ディスク装置においても本発明が適用できることは明ら
かである。また、媒体として光メモリを用い、近接場ヘ
ッド等を含む光ヘッドを用いて検出する場合において
も、本発明によるトラッキングが可能であることもいう
までもない。なお、再生出力が両極性にならず、単極性
になるような再生方式を用いた場合には、全波整流回路
を省略することができるのはいうまでもない。
【0039】図7は本発明の請求項3及び4に関わるデ
ィスク記憶媒体の第2の実施の形態、ここではセルの詳
細な配置及び再生信号を示すもので、図中、41,4
2,43は図示しない媒体基板上に後述する如く配置さ
れる、複数の量子化された最小記録単位(データ記憶セ
ル)であり、これらが情報の記録層を形成する。
ィスク記憶媒体の第2の実施の形態、ここではセルの詳
細な配置及び再生信号を示すもので、図中、41,4
2,43は図示しない媒体基板上に後述する如く配置さ
れる、複数の量子化された最小記録単位(データ記憶セ
ル)であり、これらが情報の記録層を形成する。
【0040】前記データ記憶セル41,42,43は、
トラック走行方向では各トラック毎に等ピッチで、隣接
するトラック間ではピッチがわずかに異なるように、こ
こでは一のトラックに隣接する左右のトラックのピッチ
が互いに異なるように配置、具体的には互いに隣接した
トラックT1,T2,T3上にそれぞれピッチP1,
P2,P3(P1>P2>P3)で配置されている。また、
ここでは、特に、各セル41,42,43のトラック走
行方向の長さもそれぞれピッチP1,P2,P3の1/2
に設定している(なお、白抜きのセルとハッチングが施
されたセルとでは磁化の方向が異なり、白抜きは正の電
圧、ハッチングは負の電圧に対応するものとする。)。
トラック走行方向では各トラック毎に等ピッチで、隣接
するトラック間ではピッチがわずかに異なるように、こ
こでは一のトラックに隣接する左右のトラックのピッチ
が互いに異なるように配置、具体的には互いに隣接した
トラックT1,T2,T3上にそれぞれピッチP1,
P2,P3(P1>P2>P3)で配置されている。また、
ここでは、特に、各セル41,42,43のトラック走
行方向の長さもそれぞれピッチP1,P2,P3の1/2
に設定している(なお、白抜きのセルとハッチングが施
されたセルとでは磁化の方向が異なり、白抜きは正の電
圧、ハッチングは負の電圧に対応するものとする。)。
【0041】なお、実際には、このようなピッチP1,
P2,P3で配置されたセル41,42,43によって構
成されるトラックT1,T2,T3が複数組、媒体上に
並べられてディスク記憶媒体が形成される。
P2,P3で配置されたセル41,42,43によって構
成されるトラックT1,T2,T3が複数組、媒体上に
並べられてディスク記憶媒体が形成される。
【0042】また、51,52,53は、それぞれセル
41,42,43によって構成されるトラックT1,T
2,T3上を再生ヘッドが個々に正しくトラッキングし
た時の再生信号(波形)である。
41,42,43によって構成されるトラックT1,T
2,T3上を再生ヘッドが個々に正しくトラッキングし
た時の再生信号(波形)である。
【0043】この際、再生ヘッドがオフトラックし、そ
の軌跡内に目的とするトラック、例えばT2に対応する
セル42とともに隣接するトラック、例えばT1に対応
するセル41も含まれるような場合、再生信号は目的と
するトラックT2に対応した信号52と、隣接するトラ
ックT1に対応した信号51とが合成されたものにな
る。
の軌跡内に目的とするトラック、例えばT2に対応する
セル42とともに隣接するトラック、例えばT1に対応
するセル41も含まれるような場合、再生信号は目的と
するトラックT2に対応した信号52と、隣接するトラ
ックT1に対応した信号51とが合成されたものにな
る。
【0044】前述したように、トラックT1,T2,T
3上のセル41,42,43のピッチP1,P2,P3は
それぞれわずかに異なるため、それぞれの再生信号の周
波数もわずかに異なる。従って、目的とするトラックに
対応した信号と、隣接するトラックに対応した信号とが
合成されると、それぞれの周波数の差の1/2に対応し
た周波数のうなりを生ずる。
3上のセル41,42,43のピッチP1,P2,P3は
それぞれわずかに異なるため、それぞれの再生信号の周
波数もわずかに異なる。従って、目的とするトラックに
対応した信号と、隣接するトラックに対応した信号とが
合成されると、それぞれの周波数の差の1/2に対応し
た周波数のうなりを生ずる。
【0045】図8は再生信号によって生じるうなりの一
例を示すもので、図中、54は目的とするトラックから
の再生信号(波形)、55はわずかに周波数が異なる隣
接トラックからの再生信号(波形)、56は信号54及
び55が同時に再生された場合に生じるうなりで変調さ
れた出力信号(再生波形エンベロープ)である。
例を示すもので、図中、54は目的とするトラックから
の再生信号(波形)、55はわずかに周波数が異なる隣
接トラックからの再生信号(波形)、56は信号54及
び55が同時に再生された場合に生じるうなりで変調さ
れた出力信号(再生波形エンベロープ)である。
【0046】このうなりの周波数fuは、目的とするト
ラックに対応した再生信号の周波数をf1、隣接トラッ
クに対応した再生信号の周波数をf2とした時、 fu=|f1−f2|/2 で表される。
ラックに対応した再生信号の周波数をf1、隣接トラッ
クに対応した再生信号の周波数をf2とした時、 fu=|f1−f2|/2 で表される。
【0047】前述したように周波数f1,f2は予め計
算することができるから、うなりの周波数fuも計算で
き、このうなりの周波数成分を検出することにより、ヘ
ッドが目的とする一つのトラック上にあるか否かを判別
することができる。
算することができるから、うなりの周波数fuも計算で
き、このうなりの周波数成分を検出することにより、ヘ
ッドが目的とする一つのトラック上にあるか否かを判別
することができる。
【0048】図9は本発明の請求項7及び8に関わるデ
ィスク記憶装置の第2の実施の形態、ここでは図7で説
明したディスク記憶媒体を用いるディスク記憶装置を示
すもので、図中、図6と同一構成部分は同一符号をもっ
て表す。即ち、2は再生ヘッド、61は図7で説明した
ディスク記憶媒体、62は再生されるトラック、23は
ヘッドアンプ、27は信号処理回路、28はヘッド移動
機構、63は帯域透過フィルタ(BPF)、64はレベ
ル検出回路である。
ィスク記憶装置の第2の実施の形態、ここでは図7で説
明したディスク記憶媒体を用いるディスク記憶装置を示
すもので、図中、図6と同一構成部分は同一符号をもっ
て表す。即ち、2は再生ヘッド、61は図7で説明した
ディスク記憶媒体、62は再生されるトラック、23は
ヘッドアンプ、27は信号処理回路、28はヘッド移動
機構、63は帯域透過フィルタ(BPF)、64はレベ
ル検出回路である。
【0049】ここで、例えば媒体61が磁気で記録され
ていることを想定すると、その再生出力の極性は媒体の
磁化方向により決定され、一般に再生信号の周波数は一
定にならないが、適当な走長制限符号を用いた記録方式
を採ることにより再生信号の周波数をほぼ一定の範囲に
することができる。従って、上述のとおり、再生ヘッド
2が目的とするトラック62からずれて、隣接トラック
からの信号も併せて再生している時、その再生信号(波
形)65は目的とするトラックからの信号と、隣接トラ
ックからの信号との周波数の差の二分の一の周波数で振
幅変調を受けたものとなる。
ていることを想定すると、その再生出力の極性は媒体の
磁化方向により決定され、一般に再生信号の周波数は一
定にならないが、適当な走長制限符号を用いた記録方式
を採ることにより再生信号の周波数をほぼ一定の範囲に
することができる。従って、上述のとおり、再生ヘッド
2が目的とするトラック62からずれて、隣接トラック
からの信号も併せて再生している時、その再生信号(波
形)65は目的とするトラックからの信号と、隣接トラ
ックからの信号との周波数の差の二分の一の周波数で振
幅変調を受けたものとなる。
【0050】目的とするトラックからの信号の周波数と
隣接トラックからの信号の周波数は既知であるから、両
トラックを同時再生したことにより生じるうなりの周波
数fuも既知となる。従って、このうなりに相当する周
波数域を帯域透過フィルタ63で選択的に透過し(6
6)、そのレベルをレベル検出回路64で検出すること
によってオフトラック量を知ることができる。このレベ
ルをヘッド移動機構28にフィードバックし、レベルが
最小となるように制御することによって、ヘッド2を目
的とするトラックに位置決めすることが可能である。
隣接トラックからの信号の周波数は既知であるから、両
トラックを同時再生したことにより生じるうなりの周波
数fuも既知となる。従って、このうなりに相当する周
波数域を帯域透過フィルタ63で選択的に透過し(6
6)、そのレベルをレベル検出回路64で検出すること
によってオフトラック量を知ることができる。このレベ
ルをヘッド移動機構28にフィードバックし、レベルが
最小となるように制御することによって、ヘッド2を目
的とするトラックに位置決めすることが可能である。
【0051】また、この際、前述したように、目的とす
るトラックに隣接する左右のトラックのピッチを互いに
異ならせておくことにより、ヘッドのずれの方向を知る
こともできる。また、本例ではうなりの周波数成分の検
出に帯域透過フィルタを用いたが、うなりの周波数成分
は記録情報の周波数成分と比較して十分に低いため、低
域透過フィルタを用いても目的を達成し得ることはいう
までもない。
るトラックに隣接する左右のトラックのピッチを互いに
異ならせておくことにより、ヘッドのずれの方向を知る
こともできる。また、本例ではうなりの周波数成分の検
出に帯域透過フィルタを用いたが、うなりの周波数成分
は記録情報の周波数成分と比較して十分に低いため、低
域透過フィルタを用いても目的を達成し得ることはいう
までもない。
【0052】本実施の形態においても、特別なサーボ領
域を必要とせず、全面単純なパターンの繰り返しで媒体
製造が可能であるから、媒体の量産性に優れていると同
時に、有効記録面積が増大するという利点を有してい
る。
域を必要とせず、全面単純なパターンの繰り返しで媒体
製造が可能であるから、媒体の量産性に優れていると同
時に、有効記録面積が増大するという利点を有してい
る。
【0053】一方、トラック毎に配置ピッチを変化させ
るため、記録再生及び媒体製造の限界で決まる最小ピッ
チで記録できるトラックは全体の1/2以下、図7の例
では全体の1/3になるが、トラック間におけるピッチ
の変化量は数パーセントで問題ないため、ピッチを変化
させることによる容量低下は問題にならない。
るため、記録再生及び媒体製造の限界で決まる最小ピッ
チで記録できるトラックは全体の1/2以下、図7の例
では全体の1/3になるが、トラック間におけるピッチ
の変化量は数パーセントで問題ないため、ピッチを変化
させることによる容量低下は問題にならない。
【0054】また、本実施の形態では、媒体として量子
化された磁気記録媒体、ヘッドとして磁気ヘッドを用い
た例を示したが、前記同様、再生手段として光磁気ヘッ
ドを用いた光磁気ディスク装置や、近接場ヘッド等を用
いた光メモリ装置にも適用可能であることはいうまでも
ない。
化された磁気記録媒体、ヘッドとして磁気ヘッドを用い
た例を示したが、前記同様、再生手段として光磁気ヘッ
ドを用いた光磁気ディスク装置や、近接場ヘッド等を用
いた光メモリ装置にも適用可能であることはいうまでも
ない。
【0055】図10は本発明の請求項7及び10に関わ
るディスク記憶装置の第3の実施の形態、ここでは図7
で説明したディスク記憶媒体を用いるディスク記憶装置
を示すもので、図中、図9と同一構成部分は同一符号を
もって表す。即ち、2は再生ヘッド、61はディスク記
憶媒体、62は再生されるトラック、23はヘッドアン
プ、27は信号処理回路、28はヘッド移動機構、64
はレベル検出回路、71は自動利得制御回路(AGC)
である。
るディスク記憶装置の第3の実施の形態、ここでは図7
で説明したディスク記憶媒体を用いるディスク記憶装置
を示すもので、図中、図9と同一構成部分は同一符号を
もって表す。即ち、2は再生ヘッド、61はディスク記
憶媒体、62は再生されるトラック、23はヘッドアン
プ、27は信号処理回路、28はヘッド移動機構、64
はレベル検出回路、71は自動利得制御回路(AGC)
である。
【0056】既に説明したように、再生ヘッドが目的と
するトラックからずれて、隣接トラックからの信号も併
せて再生している時、その再生信号は目的とするトラッ
クからの信号と隣接トラックからの信号との周波数の差
の二分の一の周波数で振幅変調を受けた波形となる。一
般に、ディスク記憶装置の再生系には再生信号の出力を
一定とするためにAGC71が組み込まれているが、こ
のAGC71の動作は記録情報の周波数と比較して長周
期の変動に作用する。従って、再生出力が隣接トラック
との干渉で振幅変調うけている場合には、AGC71は
その変調の影響を小さくしようと作用する。
するトラックからずれて、隣接トラックからの信号も併
せて再生している時、その再生信号は目的とするトラッ
クからの信号と隣接トラックからの信号との周波数の差
の二分の一の周波数で振幅変調を受けた波形となる。一
般に、ディスク記憶装置の再生系には再生信号の出力を
一定とするためにAGC71が組み込まれているが、こ
のAGC71の動作は記録情報の周波数と比較して長周
期の変動に作用する。従って、再生出力が隣接トラック
との干渉で振幅変調うけている場合には、AGC71は
その変調の影響を小さくしようと作用する。
【0057】そこで、このAGC71の制御出力を用い
ることにより、クロストークによる振幅変調度を知るこ
とができる。従って、このAGC71の出力を基にヘッ
ドの位置決めをすることが可能である。また、AGC7
1の動作の周波数より、図9の例の場合と同様、ヘッド
の位置ずれの方向を検出することも可能である。
ることにより、クロストークによる振幅変調度を知るこ
とができる。従って、このAGC71の出力を基にヘッ
ドの位置決めをすることが可能である。また、AGC7
1の動作の周波数より、図9の例の場合と同様、ヘッド
の位置ずれの方向を検出することも可能である。
【0058】本実施の形態においても、前記同様、再生
手段として光磁気ヘッドを用いた光磁気ディスク装置
や、近接場ヘッド等を用いた光メモリ装置にも適用可能
である。
手段として光磁気ヘッドを用いた光磁気ディスク装置
や、近接場ヘッド等を用いた光メモリ装置にも適用可能
である。
【0059】また、本発明は、ハードディスク装置のよ
うにディスク記憶媒体が固定的に設置されるものにも、
また、フロッピィディスク装置のようにディスク記憶媒
体が任意に交換可能なものにも適用可能であることはい
うまでもない。
うにディスク記憶媒体が固定的に設置されるものにも、
また、フロッピィディスク装置のようにディスク記憶媒
体が任意に交換可能なものにも適用可能であることはい
うまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
量子化された記憶媒体におけるデータ記憶セルを、隣接
トラック間でずらして配置する、あるいは隣接トラック
間でピッチを変化させて配置することを特徴とし、これ
によりデータ面でヘッドを目的とするトラックに追随さ
せることが可能となるので、大容量かつ高速データ転送
可能な量子化メディアを用いたディスク記憶装置が提供
可能となり、その効果は極めて大である。
量子化された記憶媒体におけるデータ記憶セルを、隣接
トラック間でずらして配置する、あるいは隣接トラック
間でピッチを変化させて配置することを特徴とし、これ
によりデータ面でヘッドを目的とするトラックに追随さ
せることが可能となるので、大容量かつ高速データ転送
可能な量子化メディアを用いたディスク記憶装置が提供
可能となり、その効果は極めて大である。
【図1】従来のディスク記憶媒体の一例を示す要部構成
図
図
【図2】従来のディスク記憶媒体におけるセルの詳細な
配置、トラッキング及び再生信号の模式図
配置、トラッキング及び再生信号の模式図
【図3】本発明のディスク記憶媒体の第1の実施の形態
を示す要部構成図
を示す要部構成図
【図4】本発明のディスク記憶媒体の第1の実施の形態
におけるセルの詳細な配置、トラッキング及び再生信号
の模式図
におけるセルの詳細な配置、トラッキング及び再生信号
の模式図
【図5】本発明のディスク記憶媒体の第1の実施の形態
における再生信号の周波数スペクトルの一例を示す図
における再生信号の周波数スペクトルの一例を示す図
【図6】本発明のディスク記憶装置の第1の実施の形態
を示す構成図
を示す構成図
【図7】本発明のディスク記憶媒体の第2の実施の形態
を示すセルの詳細な配置及び再生信号の模式図
を示すセルの詳細な配置及び再生信号の模式図
【図8】本発明のディスク記憶媒体の第2の実施の形態
における再生信号によって生じるうなりの一例を示す図
における再生信号によって生じるうなりの一例を示す図
【図9】本発明のディスク記憶装置の第2の実施の形態
を示す構成図
を示す構成図
【図10】本発明のディスク記憶装置の第3の実施の形
態を示す構成図
態を示す構成図
2:再生ヘッド、3:記録ヘッド、4:ヘッドスライ
ダ、5:再生ヘッドの軌跡、11,41,42,43:
データ記憶セル、12,31,51,52,53,6
4:再生信号(波形)、13:記録情報成分の再生出
力、14:記録情報成分中の最大周波数成分(最小反転
距離に対応)の再生出力、15:二次高調波成分の再生
出力、21,61:ディスク記憶媒体、22,62:再
生トラック、23:ヘッドアンプ、24:全波整流回
路、25,63:帯域透過フィルタ(BPF)、26,
64:レベル検出回路、27:信号処理回路、28:ヘ
ッド移動機構、32:整流後の信号(波形)、33,6
6:BPF透過後の信号(波形)、54:目的トラック
の再生信号(波形)、55:隣接トラックの再生信号
(波形)、56:観察されるうなりの信号(波形)、7
1:自動利得制御回路(AGC)。
ダ、5:再生ヘッドの軌跡、11,41,42,43:
データ記憶セル、12,31,51,52,53,6
4:再生信号(波形)、13:記録情報成分の再生出
力、14:記録情報成分中の最大周波数成分(最小反転
距離に対応)の再生出力、15:二次高調波成分の再生
出力、21,61:ディスク記憶媒体、22,62:再
生トラック、23:ヘッドアンプ、24:全波整流回
路、25,63:帯域透過フィルタ(BPF)、26,
64:レベル検出回路、27:信号処理回路、28:ヘ
ッド移動機構、32:整流後の信号(波形)、33,6
6:BPF透過後の信号(波形)、54:目的トラック
の再生信号(波形)、55:隣接トラックの再生信号
(波形)、56:観察されるうなりの信号(波形)、7
1:自動利得制御回路(AGC)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 博 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 安藤 康子 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5D006 DA03 DA04 FA09 5D075 AA03 DD03 DD04 EE03 5D096 AA02 BB01 CC01 EE13 GG01 GG06
Claims (12)
- 【請求項1】 記録再生のための複数のトラックが環状
に配置され、トラック幅方向には隣接するトラックから
分離され、かつトラック走行方向にも互いに空間的また
は物理特性的に分離された、記録再生のための最小単位
となる微小な孤立したデータ記憶セルをトラック走行方
向に複数配置して構成されるディスク記憶媒体におい
て、 各データ記憶セルを、トラック走行方向では等ピッチ
で、隣接するトラック間ではトラック走行方向に位置を
ずらして配置したことを特徴とするディスク記憶媒体。 - 【請求項2】 隣接トラック間のトラック走行方向の位
置のずれは、ピッチの1/2に等しいことを特徴とする
請求項1記載のディスク記憶媒体。 - 【請求項3】 記録再生のための複数のトラックが環状
に配置され、トラック幅方向には隣接するトラックから
分離され、かつトラック走行方向にも互いに空間的また
は物理特性的に分離された、記録再生のための最小単位
となる微小な孤立したデータ記憶セルをトラック走行方
向に複数配置して構成されるディスク記憶媒体におい
て、 各データ記憶セルを、トラック走行方向では各トラック
毎に等ピッチで、隣接するトラック間ではピッチがわず
かに異なるように配置したことを特徴とするディスク記
憶媒体。 - 【請求項4】 一のトラックに隣接する左右のトラック
のピッチが互いに異なることを特徴とする請求項3記載
のディスク記憶媒体。 - 【請求項5】 請求項1乃至4いずれか記載のディスク
記憶媒体に対して情報の記録/再生を行うディスク記憶
装置であって、 ディスク記憶媒体の任意のトラックに対応する再生信号
より、これと同時に再生される隣接トラックからの再生
信号を分離する手段を備え、該隣接トラックからの再生
信号の信号強度を基にヘッドの位置決めを行うことを特
徴とするディスク記憶装置。 - 【請求項6】 隣接トラックからの信号を分離する手段
として、全波整流回路及び帯域透過フィルタを用いるこ
とを特徴とする請求項5記載のディスク記憶装置。 - 【請求項7】 請求項3または4記載のディスク記憶媒
体に対して情報の記録/再生を行うディスク記憶装置で
あって、 ディスク記憶媒体の任意のトラックに対応する再生信号
と、これと同時に再生される隣接トラックからの再生信
号とにより生じるうなりを検出する手段を備え、該うな
りの振幅を基にヘッドの位置決めを行うことを特徴とす
るディスク記憶装置。 - 【請求項8】 うなりを検出する手段として、帯域透過
フィルタを用いることを特徴とする請求項7記載のディ
スク記憶装置。 - 【請求項9】 うなりを検出する手段として、低域透過
フィルタを用いることを特徴とする請求項7記載のディ
スク記憶装置。 - 【請求項10】 うなりを検出する手段として、自動利
得制御回路の制御出力を用いることを特徴とする請求項
7記載のディスク記憶装置。 - 【請求項11】 ディスク記憶媒体が固定的に設置され
ることを特徴とする請求項5乃至10いずれか記載のデ
ィスク記憶装置。 - 【請求項12】 ディスク記憶媒体が任意に交換可能で
あることを特徴とする請求項5乃至10いずれか記載の
ディスク記憶装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11011675A JP2000215441A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | ディスク記憶媒体及びディスク記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11011675A JP2000215441A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | ディスク記憶媒体及びディスク記憶装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000215441A true JP2000215441A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11784578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11011675A Pending JP2000215441A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | ディスク記憶媒体及びディスク記憶装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000215441A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003248902A (ja) * | 2002-02-15 | 2003-09-05 | Komag Inc | パターン付き媒体 |
| US6977108B2 (en) | 2001-03-22 | 2005-12-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Recording medium including patterned tracks and isolation regions |
| JP2009015946A (ja) * | 2007-07-03 | 2009-01-22 | Fujitsu Ltd | 磁気ディスク、磁気ディスク装置、および磁気ディスクの製造方法 |
| US7688535B2 (en) * | 2007-09-05 | 2010-03-30 | Seagate Technology Llc | Extracting position information using user data |
| WO2010089851A1 (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-12 | 東芝ストレージデバイス株式会社 | 情報記憶装置、ヘッドおよびクロック生成装置 |
| US7978434B2 (en) | 2006-10-03 | 2011-07-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic recording medium, method of fabricating the same, and magnetic recording apparatus |
| US8134796B2 (en) * | 2008-07-02 | 2012-03-13 | Seagate Technology, Llc | Embedded track information for patterned media |
| US9053733B2 (en) | 2010-04-14 | 2015-06-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic recording medium with magnetic portions of different orientations and method of manufacturing the same |
-
1999
- 1999-01-20 JP JP11011675A patent/JP2000215441A/ja active Pending
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| US7115208B2 (en) | 2001-03-22 | 2006-10-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of manufacturing recording medium |
| US7306743B2 (en) | 2001-03-22 | 2007-12-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Recording medium, method of manufacturing recording medium and recording apparatus |
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| WO2010089851A1 (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-12 | 東芝ストレージデバイス株式会社 | 情報記憶装置、ヘッドおよびクロック生成装置 |
| US9053733B2 (en) | 2010-04-14 | 2015-06-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic recording medium with magnetic portions of different orientations and method of manufacturing the same |
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