JP2000219182A - スクータ型自動二輪車 - Google Patents

スクータ型自動二輪車

Info

Publication number
JP2000219182A
JP2000219182A JP2071699A JP2071699A JP2000219182A JP 2000219182 A JP2000219182 A JP 2000219182A JP 2071699 A JP2071699 A JP 2071699A JP 2071699 A JP2071699 A JP 2071699A JP 2000219182 A JP2000219182 A JP 2000219182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
body frame
vehicle body
head pipe
swing arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2071699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4312864B2 (ja
Inventor
Mitsuo Nakagawa
光雄 中川
眞二 ▲高▼柳
Shinji Takayanagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2071699A priority Critical patent/JP4312864B2/ja
Priority to TW89100068A priority patent/TW442415B/zh
Priority to ITTO20000042 priority patent/IT1319630B1/it
Priority to ES200000182A priority patent/ES2168938B1/es
Priority to CN 00101191 priority patent/CN1196617C/zh
Publication of JP2000219182A publication Critical patent/JP2000219182A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4312864B2 publication Critical patent/JP4312864B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイングアームを介して前輪を取付けるスク
ータ型自動二輪車の、組立作業性を高めるとともに最終
組立ラインを簡素化すること。 【解決手段】 スクータ型自動二輪車1は、車体フレー
ム2の前部にスイングアーム33を介して前輪3を取付
けるとともにヘッドパイプ52を備え、車体フレームの
中間部2Mに足載せ用ステップフロア15を載せ、車体
フレームの後部にスイング式パワーユニット6を介して
後輪7を取付けたものである。車体フレーム2は、前フ
レーム2Fに後フレーム2Rをステップフロア15の下
方位置にて分割可能に結合した構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスイングアームを介
して前輪を取付ける形式のスクータ型自動二輪車、特に
その車体フレームの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】スイングアームを介して前輪を取付ける
形式のスクータ型自動二輪車に関する技術は、例えば、
特開平2−175483号「スクータ形車両の前輪懸架
装置」がある。上記従来の技術は、その公報の第1図及
び第2図によれば、足載せ板17(番号は公報に記載さ
れたものを引用した。以下同じ。)を備えた左右一対の
フロアパイプ2,2の後端部から上方へリヤフレーム3
を延し、このリヤフレーム3にリヤアーム4a,4bを
介して後輪5を取付け、フロアパイプ2,2の後部にエ
ンジン8を搭載し、フロアパイプ2,2の前端部から上
方へ起立パイプ10,10を延し、これら起立パイプ1
0,10の上端部にステー11,11を介してヘッドパ
イプ12を取付け、このヘッドパイプ12にバーハンド
ル15を支承し、フロアパイプ2,2の前端部から前方
へアンダブラケット20,20を延し、これらアンダブ
ラケット20,20にロアアーム21を上下スイング可
能に取付け、このロアアーム21の前端部に前輪31を
取付けたスクータ型自動二輪車である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、フ
ロアパイプ2,2にリヤフレーム3、起立パイプ10,
10、ステー11,11、ヘッドパイプ12並びにアン
ダブラケット20,20を接合することによって、一体
化したフレーム1となる。このように一体化されたフレ
ーム1に、リヤアーム4a,4bや油圧緩衝器6等か
らなるリヤサスペンション系を介して後輪5を組付け、
ロアアーム21や油圧緩衝器38等からなるフロント
サスペンション系を介して前輪31を組付け、バーハ
ンドル15、シャフト40、操向アーム30等のステア
リング系を組付ける。
【0004】ところで、スクータ型自動二輪車を組立る
には、一般に最終組立ラインにて、フレーム1にフロン
ト・リヤサスペンション系及びステアリング系を組付け
ることになる。比較的大型のフレーム1に各種部材を組
付けることになるので、作業スペースが大きい。作業ス
ペースが大きいと、作業者の行動範囲が広くなり、作業
者の負担が増すので、改良の余地がある。また、最終組
立ラインにて、フレーム1に全ての部品を組付けるの
で、最終組立ラインは大型で複雑なものにならざるを得
ない。
【0005】さらには、フロアパイプ2,2の前端部に
起立パイプ10,10並びにアンダブラケット20,2
0を溶接したものである。溶接による接合であるから、
ロアアーム21を支承するアンダブラケット20,20
のピボット位置と、ヘッドパイプ12の位置の、各寸法
精度の管理は容易でない。従って、管理工数が嵩む。
【0006】そこで本発明の目的は、スイングアームを
介して前輪を取付ける形式のスクータ型自動二輪車の、
(1)組立作業性を高めるとともに最終組立ラインを簡
素化すること、(2)スイングアームを支承するステー
のピボット位置とヘッドパイプの位置の、各寸法精度の
管理を容易にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、車体フレームの前部にスイングアームを
介して前輪を取付けるとともにヘッドパイプを備え、車
体フレームの中間部に足載せ用ステップフロアを載せ、
車体フレームの後部にスイング式パワーユニットを介し
て後輪を取付けたスクータ型自動二輪車において、車体
フレームが、前フレームに後フレームをステップフロア
の下方位置にて分割可能に結合した構成としたことを特
徴とする。
【0008】前フレームにフロントサスペンション系、
ステアリング系及び前輪を部分組付けして、前部の部分
組立体を得る。後フレームにスイング式パワーユニット
や後輪を部分組付けして、後部の部分組立体を得る。そ
れぞれ得られた前部の部分組立体と後部の部分組立体と
を組立てて、スクータ型自動二輪車を完成させる。前後
別々に部分組立するので、組立作業性が高まる。最終組
立ラインでは、別々に部分組付けした前フレームに後フ
レームを結合すればよく、最終組立ラインを簡素にでき
る。
【0009】請求項2は、車体フレームの前部に、ヘッ
ドパイプを備えるとともに前方へ延したステー及びスイ
ングアームを介して前輪を取付け、車体フレームの中間
部に、足載せ用ステップフロアを載せ、車体フレームの
後部に、スイング式パワーユニットを介して後輪を取付
けたスクータ型自動二輪車において、車体フレームの前
部を、ヘッドパイプ並びにステーを含めて一体鋳造品と
したことを特徴とする。
【0010】一体鋳造品であるから、車体フレームの前
部を成形時に、車体フレームに対して、ヘッドパイプの
位置並びにステーの位置は、自ずから定まる。この結
果、スイングアームを支承するステーのピボット位置
も、ヘッドパイプの位置に対して自ずから定まる。従っ
て、ヘッドパイプの位置とピボットの位置の各寸法精度
の管理は容易である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、
「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向
に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側
を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。図
1は本発明に係るスクータ型自動二輪車の左側面図であ
る。スクータ型自動二輪車1(以下、単に「自動二輪車
1」と言う。)は、中央下部に枠状の車体フレーム2を
配置し、車体フレーム2の前部に、前輪3を懸架するス
イングアーム形式のフロントサスペンション系4と、こ
のフロントサスペンション系4とは別のステアリング系
5とを取付け、車体フレーム2の後部に、スイング式パ
ワーユニット6と後輪7を懸架するリヤサスペンション
系8を取付け、車体フレーム2の後部上部に、シート9
を取付けたものである。パワーユニット6は、エンジン
6aを駆動源とするものである。
【0012】自動二輪車1は、さらに車体を前から後に
フロントフェンダ11、フロントカバー12、ハンドル
カバー13、運転者の脚部を覆うレッグシールド14、
運転者の足載せ用ステップフロア(低床式足載せ板)1
5、アンダカバー16、センタカバー17、リヤカバー
18、前後2個のリヤフェンダ19F,19Rで囲った
ものである。ステップフロア15は、レッグシールド1
4と一体に形成した樹脂製品であって、車体フレーム2
の中間部2Mに載せて、ビス止めしたものである。
【0013】車体フレーム2はその中間部2Mに、すな
わち、ステップフロア15の下方位置に分割線Wを有
し、この分割線Wの位置にて前フレーム2Fに後フレー
ム2Rを分割可能に結合したものである。車体フレーム
2の詳細な構成については後述する。さらに、車体フレ
ーム2は後部下部にメインスタンド93及びサイドスタ
ンド95を取付けたものである。これらのスタンド9
3,95の取付け構造については、後述する。図中、2
1はミラー、22はヘッドランプ、23はウインカ、2
4はラジエータ、25はキャリア、26はテールラン
プ、27は排気管、28はマフラである。
【0014】図2は本発明に係る車体フレーム廻りの左
側面図である。フロントサスペンション系4は、車体フ
レーム2の前部から前方へステー31を延し、このステ
ー31に前ピボット軸32で、側面視略逆U字状のスイ
ングアーム33の基端を上下スイング可能に取付け、ス
イングアーム33の前端にキングピン34を介して、車
軸ホルダブロック35を左右旋回可能に取付け、車軸ホ
ルダブロック35に車軸36を介して前輪3を回転可能
に取付けたものである。すなわち、車体フレーム2の前
部から前方へスイングアーム33を延し、スイングアー
ム33で前輪3を片持ち支持したものである。
【0015】また、フロントサスペンション系4は、ス
イングアーム33のスイング方向の衝撃、すなわち、路
面からの衝撃を緩和する樹脂スプリング43と、スイン
グアーム33のスイング方向の振動の振幅を軽減するフ
ロントダンパ47とを分離したものである。詳しくは、
スイングアーム33のスイング方向の衝撃を緩和する樹
脂スプリング43を、車体フレーム2とスイングアーム
33との間に介在させるとともに、車体フレーム2の前
部にフロントダンパ47でスイングアーム33を懸架し
たものである。樹脂スプリング43は、ばね作用をなす
ように弾性を有した樹脂製ブロックからなる、緩衝部材
である。
【0016】具体的には、フロントダンパ47の取付け
構造は、フロントダンパ47の一端部を、後述するヘッ
ドパイプポスト51の基部の右側部(図の裏側)にピボ
ット軸48で取付け、フロントダンパ47の他端部を、
スイングアーム33の頂部の左側部にピボット軸49で
取付けたものである。なお、フロントダンパ47の一端
部は、車体フレーム2に直接に取付けてもよい。
【0017】ステアリング系5は、車体フレーム2の前
部上部から前方斜め上にヘッドパイプポスト51を延ば
し、ヘッドパイプポスト51の先端にヘッドパイプ52
を形成し、ヘッドパイプ52に縦向きのステアリングス
テム53を左右回転可能に取付け、ステアリングステム
53の上端部にバーハンドル54を取付け、さらに、ス
テアリングステム53の下端部にステアリングアーム5
5の基端部を取付け、ステアリングアーム55の先端部
にリンク機構56を介して、車軸ホルダブロック35の
ナックル35aを連結することで、前輪3の操向を行う
ようにしたものである。57はグリップである。
【0018】上述のように、スイングアーム形式のフロ
ントサスペンション系4を採用し、前輪3からの大荷重
をスイングアーム33並びに前ピボット軸32を介して
高剛性の車体フレーム2で受けるようにしたので、大荷
重を車体フレーム2で確実に且つ有効に受けることがで
きる。このため、ヘッドパイプポスト51に大きな荷重
は作用しない。
【0019】リヤサスペンション系8は、車体フレーム
2の後端部から後部上部にリヤアーム61を延し、リヤ
アーム61にステー62をボルト止めし、ステー62に
後ピボット軸63でパワーユニット6を上下スイング可
能に取付け、パワーユニット6に後輪7を取付け、さら
に、リヤアーム61にリヤクッション64にてパワーユ
ニット6を懸架したものである。リヤクッション64
は、図面上で後輪7の手前に配置するとともに、一端部
をリヤアーム61の取付ボス65にピボット軸66で取
付け、他端部をパワーユニット6のステー6bにピボッ
ト軸67で取付けたものである。
【0020】図3は本発明に係る車体フレーム、フロン
ト・リヤサスペンション系及びステアリング系の平面図
である。この図は、(1)車体フレーム2の前部からス
イングアーム33を、前輪3を迂回するように右へ湾曲
しつつ前方へ延したこと、(2)車体中心CLにあるヘ
ッドパイプ52からステアリングアーム55を、前輪3
を迂回するように右へ湾曲しつつ前方へ延したこと、
(3)車体フレーム2の後部から後方へパワーユニット
6を延出し、このパワーユニット6で後輪7を片持ち支
持したことを示す。スイングアーム33を車体中心CL
から一側(右側)へオフセットさせ、パワーユニット6
を車体中心CLから他側(左側)へオフセットさせたの
で、自動二輪車1は左右の重量バランスが良い。
【0021】図4は本発明に係るフロントサスペンショ
ン系の分解斜視図である。この図は、フロントサスペン
ション系4の構成を、さらに詳しく説明したものであ
り、左右のステー31,31のピボット孔31a,31
aに前ピボット軸32にてスイングアーム33の支持パ
イプ33aを取付け、スイングアーム33のプレート部
33bに形成した連結部33c,33cに挟持板41を
上下2個のボルト・ナット42,42で連結し、プレー
ト部33bと挟持板41とで樹脂スプリング43を挟み
込み、樹脂スプリング43の取付孔43aに取付板44
を挿通し、取付板44の左右両端部を車体フレーム2の
取付ボス45,45にボルト46,46で取付け、さら
に、ヘッドパイプポスト51の基部の取付ボス51aに
フロントダンパ47の一端部をピボット軸48で取付
け、スイングアーム33の頂部の取付ボス33dにフロ
ントダンパ47の他端部をピボット軸49で取付けたこ
とを示す。
【0022】図5は本発明に係る車体フレームの左側面
図であり、車体フレーム2の具体的な構成を示す。車体
フレーム2の分割線Wは側面から見て、ほぼ水平な車体
フレーム2の上面から斜め後方へ向って延びる線であ
る。車体フレーム2は分割線Wの位置にて、前フレーム
2Fと後フレーム2Rに分割可能である。後フレーム2
Rは側面から見て、後端部からリヤアーム61を連続し
て延したものである。
【0023】図6は図5の6矢視図であり、前フレーム
2F、すなわち、車体フレームの前部の平面構成を示
す。前フレーム2Fは、左右のサイドメンバ71,71
と、これらサイドメンバ71,71の前端間に掛け渡し
た前部クロスメンバ72と、サイドメンバ71,71の
後端間に掛け渡した後部クロスメンバ73とからなる、
平面視略ロ字状の枠部材であり、さらに、サイドメンバ
71,71の前端を前方へ延長することによって形成し
た左右のステー31,31と、前部クロスメンバ72の
前部上部から前方斜め上に延びたヘッドパイプポスト5
1と、ヘッドパイプポスト51の先端に設けたヘッドパ
イプ52とを含めて、一体鋳造品としたものである。
【0024】車体フレーム2の前部を、ステー31,3
1、ヘッドパイプポスト51並びにヘッドパイプ52を
含めて一体鋳造品としたので、車体フレーム2の前部を
成形時に、車体フレーム2に対して、ステー31,31
の位置並びにヘッドパイプ52の位置は、自ずから定ま
る。この結果、スイングアーム33(図2参照)を支承
するステー31,31のピボット孔31a,31aの位
置、すなわち、ピボット位置も、ヘッドパイプ52の位
置に対して自ずから定まる。従って、ヘッドパイプ52
の位置とピボット位置の各寸法精度の管理は容易であ
る。
【0025】さらには、サイドメンバ71,71の前端
を更に前方へ延長することによって、左右のステー3
1,31を形成するとともに、これらのステー31,3
1を含めて車体フレーム2の前部を一体鋳造品としたの
で、図2に示す前輪3からスイングアーム33を介して
ステー31,31に作用する大荷重を、効率良くサイド
メンバ71,71に伝達し、車体フレーム2の全体で受
けるようにすることができる。荷重を車体フレーム2の
全体で受けるので、車体フレーム2の全体を合理的で薄
肉の部材とすることができる。この結果、車体フレーム
2の軽量化並びに低価格化を図ることができる。このよ
うな前フレーム2Fは、例えば、アルミニウム合金のダ
イカスト鋳造品である。
【0026】前フレーム2Fを平面視略ロ字状の枠部材
としたので、前フレーム2Fの剛性を高めることができ
る。左右のサイドメンバ71,71は、後部上面に分割
面74,74を有し、これらの分割面74,74に4個
の結合用ボルト孔75…(…は複数を示す。以下同
じ。)を開けたものである。
【0027】図7は図5の7矢視図であり、後フレーム
2R、すなわち、車体フレームの後部の背面構成を示
す。上述のように、後フレーム2Rは後端部上部からリ
ヤアーム61を連続して延したものである。後フレーム
2R並びにリヤアーム61は、左右のサイドメンバ8
1,81と、これらサイドメンバ81,81の後部下端
間に掛け渡した下部クロスメンバ82と、サイドメンバ
81,81の上端間に掛け渡した上部クロスメンバ83
とからなる、背面視略ロ字状の枠部材である。そして、
後フレーム2Rは、リヤアーム61を含めて一体鋳造品
としたものである。このような後フレーム2Rは、例え
ば、アルミニウム合金のダイカスト鋳造品である。後フ
レーム2R並びにリヤアーム61を背面視略ロ字状の枠
部材としたので、後フレーム2Rの剛性を高めることが
できる。
【0028】左右のサイドメンバ81,81は、前部下
面に分割面84,84(図5参照)を有し、これらの分
割面84,84に4個の結合用ボルト孔85…を開け、
さらに、背面に4個のパワーユニット用ステー取付ボル
ト孔86…を開け、後部下斜面87,87に4個のスタ
ンドブラケット取付用ボルト孔88…を開けたものであ
る。左のサイドメンバ81は、上部側部にリヤクッショ
ン取付ボス65を設けたものである。Pはパワーユニッ
ト用後ピボット軸中心である。
【0029】図8は本発明に係る車体フレームの結合部
分の側面断面図であり、前フレーム2Fの後端に設けた
分割面74に、後フレーム2Rの前端に設けた分割面8
4を重ねて、結合用ボルト孔75…,85…に通したボ
ルト・ナット89…にて結合したことを示す。このよう
にして、前フレーム2Fに後フレーム2Rを、分割線W
の位置にて分割可能に結合することができる。分割線W
を斜め線にしたので、ボルト・ナット89,89間のピ
ッチ(離間距離)を大きくすることができる。従って、
前フレーム2Fと後フレーム2Rの結合剛性を高めるこ
とができる。
【0030】図9は本発明に係る後フレームにメインス
タンドを取付けた構成の背面図であり、後フレーム2R
の左右のサイドメンバ81,81における後端部(後部
下斜面87,87)に、左右のスタンドブラケット9
1,91をボルト92…で取付け、左右のスタンドブラ
ケット91,91に、背面視門形状のメインスタンド9
3を前後スイング可能に取付け、さらに、左のスタンド
ブラケット91に、サイドスタンド95を前後スイング
可能に取付けたことを示す。
【0031】車体フレーム2は剛性が大きいので、左右
のスタンドブラケット91,91のみでメインスタンド
93をスイング可能に取付けることができる。従って、
従来必須とされていた車幅方向に延びる支持パイプを廃
止することができ、車両の軽量化を図ることができる。
メインスタンド93は、左後部から左後方へ延びる足踏
部96を設けたものであり、この足踏部96でメインス
タンド93を起立操作可能としたものである。97,9
8は引張りばねである。
【0032】次に、上記構成の自動二輪車1の組立手順
を図10に基づき説明する。図10は本発明に係るスク
ータ型自動二輪車の組立手順説明図である。 (1)先ず、第1の部分組立ラインにおいて、前フレー
ム2Fにスイングアーム33や前輪3等のフロントサス
ペンション系4及びステアリング系5を部分組付けし
て、前部の部分組立体1Fを得る。 (2)また、第2の部分組立ラインにおいて、後フレー
ム2Rにスイング式パワーユニット6、後輪7、リヤク
ッション64等のリヤサスペンション系8やメインスタ
ンド93を部分組付けして、後部の部分組立体1Rを得
る。なお、この工程において、想像線にて示すシート9
等の部材を組付けてもよい。 (3)次に、前フレーム2Fの分割面74に後フレーム
2Rの分割面84を重ねて、ボルト結合することによっ
て、それぞれ得られた前部の部分組立体1Fと後部の部
分組立体1Rとを組立てて、半完成車にする。 (4)最後に、最終組立ラインにおいて、上記半完成車
に補器類、ランプ、カバー等の各種部材を組付けて、ス
クータ型自動二輪車を完成させる。
【0033】以上のように、分割可能に結合したスクー
タ型自動二輪車であるから、前部の部分組立体1Fと後
部の部分組立体1Rを、別々の小規模な第1・第2部分
組立ラインで組立ることができる。前部・後部の部分組
立体1F,1Rは、完成車に比べて小型なので、各部品
を組付けるための作業スペースが小さくてすむ。作業ス
ペースが小さければ、作業者の行動範囲が狭くなるで、
作業者の負担を軽減することができる。従って、組立作
業性は一層高まる。しかも、前部・後部の部分組立体1
F,1Rを、最終組立ラインとは別の最も最適な任意の
場所で、組立ることができる。例えば、前部・後部の部
分組立体を、これらの組立体をなす各部品の製造工場
で、組立ることもできる。
【0034】後フレーム2Rに後輪7とメインスタンド
93を部分組付けするので、第2の部分組立ラインにお
いて、後部の部分組立体1Rを組立中に、特別の支持治
具が無くても組付け途中の後フレーム2Rを安定した自
立状態に置くことができる。
【0035】最終組立ラインでは、別々に部分組付けし
た前フレーム2Fに後フレーム2Rを結合すればよく、
最終組立ラインを簡素化することができるとともに、限
られたスペースに最終組立ラインを配置するための、設
計の自由度を高めることができる。また、最終組立ライ
ンでは、第1・第2部分組立ラインに比べて、作業スペ
ースが大きい。作業スペースが大きいと、作業者の行動
範囲が広くなり、作業者の負担が大きくなりやすいが、
別々に部分組付けした前フレーム2Fに後フレーム2R
を結合するようにしたので、最終組立ラインでの組立工
数が低減し、この結果、負担を軽減することができる。
さらには、別々に部分組付けした前フレーム2Fに後フ
レーム2Rを、もっとも組付け性が良いステップフロア
15(図1参照)の下方位置にて結合するようにしたの
で、組立作業性は一層高まる。
【0036】図11(a),(b)は本発明に係る前フ
レームの変形例図であり、(a)は前フレームの左側面
構成を示し、(b)は(a)のb矢視方向の構成を示
す。この変形例の前フレーム2Fは、前部クロスメンバ
72の前部に、前方へ延した左右のステー31,31を
一体に形成したことを特徴とする。前フレーム2Fの他
の構成については、上記図5、図6、図8に示す構成と
同一であり、同一符号を付し、その説明を省略する。
【0037】なお、上記本発明の実施の形態において、
パワーユニット6の駆動源は、エンジン6aに限定する
ものではなく、例えば、電動モータとしたり、電動モー
タとエンジン6aとのハイブリッドとしてもよい。請求
項1の発明における車体フレーム2は、前フレーム2F
に後フレーム2Rをステップフロア15の下方位置にて
分割可能に結合した構成であればよく、鋳造品にするこ
とは任意である。請求項2の発明における車体フレーム
2は、少なくとも前部がステー31並びにヘッドパイプ
52を含めた一体鋳造品であればよく、しかも、アルミ
ニウム合金のダイカスト鋳造品に限定するものではな
く、さらには、前フレーム2Fと後フレーム2Rとに分
割することは任意である。
【0038】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、車体フレームが、前フレームに後フ
レームをステップフロアの下方位置にて分割可能に結合
した構成としたので、前フレームにフロントサスペンシ
ョン系及びステアリング系を部分組付けして、前部の部
分組立体とし、また、後フレームにスイング式パワーユ
ニットを部分組付けして、後部の部分組立体とし、これ
ら前部の部分組立体に後部の部分組立体を組付けて、ス
クータ型自動二輪車を完成させることができる。
【0039】従って、前部の部分組立体と後部の部分組
立体を、別々の小規模な部分組立ラインで組立ることが
できる。前部・後部の部分組立体は、完成車に比べて小
型なので、各部品を組付けるための作業スペースが小さ
くてすむ。作業スペースが小さければ、作業者の行動範
囲が狭くなるで、作業者の負担を軽減することができ
る。従って、組立作業性は一層高まる。しかも、前部・
後部の部分組立体を、最終組立ラインとは別の最も最適
な任意の場所で、組立ることができる。
【0040】最終組立ラインでは、別々に部分組付けし
た前フレームに後フレームを結合すればよく、最終組立
ラインを簡素化することができるとともに、限られたス
ペースに最終組立ラインを配置するための、設計の自由
度を高めることができる。また、最終組立ラインでは、
部分組立ラインに比べて作業スペースが大きい。作業ス
ペースが大きいと、作業者の行動範囲が広くなり、作業
者の負担が大きくなりやすいが、別々に部分組付けした
前フレームに後フレームを結合するようにしたので、最
終組立ラインでの組立工数が低減し、この結果、負担を
軽減することができる。さらには、別々に部分組付けし
た前フレームに後フレームを、もっとも組付け性が良い
ステップフロアの下方位置にて結合するようにしたの
で、組立作業性は一層高まる。
【0041】請求項2は、車体フレームの前部を、ヘッ
ドパイプ並びにステーを含めて一体鋳造品としたので、
車体フレームの前部を成形時に、車体フレームに対し
て、ヘッドパイプの位置並びにステーの位置は、自ずか
ら定まる。この結果、スイングアームを支承するステー
のピボット位置も、ヘッドパイプの位置に対して自ずか
ら定まる。従って、ヘッドパイプの位置とピボットの位
置の各寸法精度の管理は容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクータ型自動二輪車の左側面図
【図2】本発明に係る車体フレーム廻りの左側面図
【図3】本発明に係る車体フレーム、フロント・リヤサ
スペンション系及びステアリング系の平面図
【図4】本発明に係るフロントサスペンション系の分解
斜視図
【図5】本発明に係る車体フレームの左側面図
【図6】図5の6矢視図
【図7】図5の7矢視図
【図8】本発明に係る車体フレームの結合部分の側面断
面図
【図9】本発明に係る後フレームにメインスタンドを取
付けた構成の背面図
【図10】本発明に係るスクータ型自動二輪車の組立手
順説明図
【図11】本発明に係る前フレームの変形例図
【符号の説明】
1…スクータ型自動二輪車、1F…前部の部分組立体、
1R…後部の部分組立体、2…車体フレーム、2M…車
体フレームの中間部、2F…前フレーム、2R…後フレ
ーム、3…前輪、4…フロントサスペンション系、5…
ステアリング系、6…スイング式パワーユニット、7…
後輪、8…リヤサスペンション系、15…足載せ用ステ
ップフロア、31…ステー、33…スイングアーム、5
1…ヘッドパイプポスト、52…ヘッドパイプ、74…
前フレームの分割面、84…後フレームの分割面、W…
分割線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームの前部にスイングアームを
    介して前輪を取付けるとともにヘッドパイプを備え、車
    体フレームの中間部に足載せ用ステップフロアを載せ、
    車体フレームの後部にスイング式パワーユニットを介し
    て後輪を取付けたスクータ型自動二輪車において、前記
    車体フレームは、前フレームに後フレームを前記ステッ
    プフロアの下方位置にて分割可能に結合した構成である
    ことを特徴としたスクータ型自動二輪車。
  2. 【請求項2】 車体フレームの前部に、ヘッドパイプを
    備えるとともに前方へ延したステー及びスイングアーム
    を介して前輪を取付け、車体フレームの中間部に、足載
    せ用ステップフロアを載せ、車体フレームの後部に、ス
    イング式パワーユニットを介して後輪を取付けたスクー
    タ型自動二輪車において、前記車体フレームの前部は、
    前記ステー並びにヘッドパイプを含めて一体鋳造品とし
    たことを特徴とするスクータ型自動二輪車。
JP2071699A 1999-01-28 1999-01-28 スクータ型自動二輪車 Expired - Fee Related JP4312864B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2071699A JP4312864B2 (ja) 1999-01-28 1999-01-28 スクータ型自動二輪車
TW89100068A TW442415B (en) 1999-01-28 2000-01-04 Scooter type motorcycle
ITTO20000042 IT1319630B1 (it) 1999-01-28 2000-01-18 Motociclo tipo scooter.
ES200000182A ES2168938B1 (es) 1999-01-28 2000-01-28 Motocicleta tipo scooter
CN 00101191 CN1196617C (zh) 1999-01-28 2000-01-28 小型摩托车型机动两轮车

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2071699A JP4312864B2 (ja) 1999-01-28 1999-01-28 スクータ型自動二輪車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000219182A true JP2000219182A (ja) 2000-08-08
JP4312864B2 JP4312864B2 (ja) 2009-08-12

Family

ID=12034896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2071699A Expired - Fee Related JP4312864B2 (ja) 1999-01-28 1999-01-28 スクータ型自動二輪車

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP4312864B2 (ja)
CN (1) CN1196617C (ja)
ES (1) ES2168938B1 (ja)
IT (1) IT1319630B1 (ja)
TW (1) TW442415B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007091127A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Honda Motor Co Ltd 車両のスイングアーム
WO2019003438A1 (ja) * 2017-06-30 2019-01-03 本田技研工業株式会社 車両

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107499433A (zh) * 2017-09-11 2017-12-22 天津懿峯科技发展有限公司 一种铝合金个性电动车
IT202000002830A1 (it) * 2020-02-13 2021-08-13 Eternum Tech Srl Telaio per bicicletta

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB800488A (en) * 1956-01-20 1958-08-27 Nsu Werke Ag A motor scooter
US4340125A (en) * 1979-04-05 1982-07-20 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Stabilized motor vehicle
JP2687391B2 (ja) * 1988-02-19 1997-12-08 スズキ株式会社 オートバイのフレーム
JP3790578B2 (ja) * 1996-06-19 2006-06-28 ヤマハ発動機株式会社 スクータ型車両における車体フレーム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007091127A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Honda Motor Co Ltd 車両のスイングアーム
WO2019003438A1 (ja) * 2017-06-30 2019-01-03 本田技研工業株式会社 車両

Also Published As

Publication number Publication date
ITTO20000042A1 (it) 2001-07-18
JP4312864B2 (ja) 2009-08-12
ES2168938B1 (es) 2003-12-01
CN1262200A (zh) 2000-08-09
CN1196617C (zh) 2005-04-13
ES2168938A1 (es) 2002-06-16
IT1319630B1 (it) 2003-10-20
TW442415B (en) 2001-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3503989B2 (ja) 自動二輪車のフレーム構造
JP5014858B2 (ja) 車体フレーム構造
JP4202791B2 (ja) 不整地走行車の車体フレーム構造
CN102167107B (zh) 鞍乘型车辆的罩结构
JP4627370B2 (ja) 自動二輪車用車体フレーム構造
JP4271641B2 (ja) 車体フレームのリア部交換方法
JP4008592B2 (ja) 自動二輪車のメインスタンド構造
JP3644720B2 (ja) ユニットスイング式車両の車体構造
JP2000219182A (ja) スクータ型自動二輪車
JP4008115B2 (ja) 自動2輪車の車体フレーム構造
JP3623844B2 (ja) マフラーの取付構造
JP4671778B2 (ja) 自動二輪車の後輪懸架装置
JP4105442B2 (ja) 自動二輪車のエンジンマウント構造
JP2007196972A (ja) 自動二輪車
JPH1086872A (ja) 自動二輪車のリヤクッション取付構造
JP4464588B2 (ja) 自動2輪車の懸架装置
JPH11255167A (ja) 自動二輪車のフートボード取付け構造
JP2006103647A (ja) 自動2輪車のシートレール取付構造
JP2004123062A (ja) 自動二輪車のリヤフォーク構造
JP2899046B2 (ja) 自動二輪車の車体構造
JP2656219B2 (ja) オートバイのステップ取付装置
JP2002029481A (ja) 自動二輪車の前輪操向装置
JP4139017B2 (ja) 自動二輪車の後輪懸架装置
JP2002029482A (ja) 自動二輪車の前輪操向装置
JP2000128054A (ja) 自動二輪車のフレーム構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080513

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080710

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090209

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090512

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090514

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130522

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130522

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140522

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees