JP2000219635A - コクシジウム症ワクチン - Google Patents

コクシジウム症ワクチン

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JP2000219635A
JP2000219635A JP11281680A JP28168099A JP2000219635A JP 2000219635 A JP2000219635 A JP 2000219635A JP 11281680 A JP11281680 A JP 11281680A JP 28168099 A JP28168099 A JP 28168099A JP 2000219635 A JP2000219635 A JP 2000219635A
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Theodorus Cornelis Schaap
テオドルス・コルネリス・スハープ
Catharina Maria Kuijper
カタリーナ・マリア・カイペル
Arnoldus Nicolaas Vermeulen
アーノルドウス・ニコラース・フエルミユーレン
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Akzo Nobel NV
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】家禽におけるエイメリア(Eimeria)感染の病
原性作用に対する防御を誘導しうるポリペプチドを提供
する。 【解決手段】親水性エイメリア(Eimeria)ポリペプチ
ド、それらのペプチドをコードするDNA断片、そのよう
な断片を含む組換えDNA分子、そのようなDNA断片または
組換えDNA分子を含む生組換え担体、およびそのようなD
NA断片、組換えDNA分子または生組換え担体を含む宿主
細胞。さらに、該ポリペプチドに対する抗体、および該
ポリペプチドに基づくコクシジウム症ワクチン、また、
そのような抗体およびワクチンの製造方法、エイメリア
(Eimeria)寄生虫の検出方法、およびエイメリア(Eim
eria)寄生虫に対する抗体の検出方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エイメリア(Eime
ria)ポリペプチド、それらのペプチドをコードするDNA
断片、そのような断片を含む組換えDNA分子、そのよう
な断片または分子を含む生(live)組換え担体、そのよ
うな断片、分子または担体を含む宿主細胞、該ポリペプ
チドに対する抗体、およびコクシジウム症ワクチンに関
する。また、本発明は、そのような抗体およびワクチン
の製造方法、エイメリア(Eimeria)寄生虫の検出方
法、およびエイメリア(Eimeria)寄生虫に対する抗体
の検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エイメリア(Eimeria)属に属する寄生
原虫は、鳥類を冒す腸炎である腸コクシジウム症の原因
因子である。これは、特に家禽業に著しい経済的損失を
与える(本発明の目的において、「家禽」なる語は、卵
または肉の起源として役立つ鳥類を意味するものとす
る。それには、とりわけ、ニワトリ、シチメンチョウ、
アヒル、ガチョウ、ホロホロチョウ、キジ、ハトおよび
クジャクが含まれる)。現在、コクシジウム症は、主
に、飼料中に抗生物質を使用することにより防除されて
いる。薬剤耐性株の急速な出現(Chapman H.D. Parasit
ology Today 9, 159-162 (1993))および新薬の開発お
よび登録にかかる莫大な経費のため、代替的な防除方法
の開発に対する関心が高まってきている。したがって、
有効なワクチンの開発が、長年の間望まれていた。しか
しながら、部分的な成功しか得られていない。
【0003】現在利用可能なワクチン接種方法は、ビル
レントまたは生弱毒化寄生虫による感染の防除よりなる
(Shirley M.W., Proceedings of the Vlth. Internati
onalCoccidiosis Conference (J.R. BartaおよびM.A. F
ernando編) Moffitt PrintCraft Ltd., Guelph. pp.61-
72 (1993))。安全性およびコストを考慮すると、コク
シジウム症に対する免疫予防の最も望ましい方法は、サ
ブユニットワクチンの使用であるらしい。寄生虫物質画
分(Murray P.K., Bhogal B.S., Crane M.S.J. & MacDo
nald T.T., Research in Avian Coccidiosis. Proceedi
ngs of the Georgia Coccidiosis Conference (L.R. Mc
Dougald, Joyner L.P.およびP.L. Long編) Athens, Uni
versity of Georgia. pp.564-573 (1986), McKenzie M.
E. & Long P.L. Poultry Science 65, 892-897 (198
6))または組換えエイメリア(Eimeria)ポリペプチド
(Danforth H.D., Augustine P.C., Ruff M.D., McCand
lissR., Strausberg R.L. & L
ikel M. Poultry Science 6
8, 1643−1652 (1989), Jenk
ins M.C., Augustine P.C.,
Danforth H.D. & Barta J.
R. Infection and Immunity
59, 4042−4048 (1991))でコク
シジウム症に対してニワトリを免疫する多数の試みがな
されているが、攻撃感染に対する限られた防御の達成が
可能であったに過ぎない。防御免疫の誘導を引き起こす
寄生虫段階は、一般には、初期無性発生段階であると考
えられている(Jenkinsら. 19991)。まず、免疫ニワト
リからの抗体を使用して候補抗原の選択が行なわれた。
しかしながら、現在では、防御免疫における細胞性応答
の基本的役割を考慮して(Lillehoj H.S. & Trout J.M.
Avian Pathology 22, 3-31 (1993), Rose M.E., Poult
ry Immunology (T.F.Davison, T.R. MorrisおよびL.N.
Payne編), Carfax Publishing Company, Oxfordshire,
U.K. pp.265-299 (1996)に概説されている)、B細胞誘
導抗原の他に、特異的T細胞応答を刺激する抗原の能力
に関して該抗原をスクリーニングすることに焦点が合わ
されている(Dunn P.P.J., Billington K., Bumstead
J.M. & Tomley F.M. Molecular and Biochemical Paras
itology 70, 211-215 (1995))。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】家禽におけるエイメリ
ア(Eimeria)感染の病原性作用に対する防御を誘導し
うるポリペプチドを提供することが、本発明の目的であ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、エイメ
リア(Eimeria)ポリペプチドの親水性画分から、他の
エイメリア(Eimeria)ポリペプチドを実質的に含まな
い6個の異なるポリペプチドを特異的に同定し単離する
ことが可能であり、これらの異なるポリペプチドのそれ
ぞれが、エイメリア(Eimeria)寄生虫に対する免疫応
答を誘導しうることが、本発明において見出された。本
発明者らは、鳥類(好ましくは、家禽)に有意な程度の
防御をもたらすワクチンを得るために、これらのポリペ
プチドを単独で又は互いに組合せて使用することができ
ることを見出している。例えば、そのようなワクチンで
免疫された鳥類では、後にエイメリア(Eimeria)寄生
虫による攻撃にさらされた場合に、盲腸病変の形成に対
する防御が達成されうる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態は、完全
長形態において25kDの分子量を有し、アミノ酸配列
【0007】
【化1】
【0008】(以下、配列番号1と称する)と少なくと
も70%の相同性を共有するアミノ酸配列を含むエイメリ
ア(Eimeria)の親水性ポリペプチド、および該ポリペ
プチドに対する免疫応答を誘導しうる、そのポリペプチ
ドの免疫原性断片に関する。該ポリペプチドは、非エイ
メリア(Eimeria)寄生虫中で見出されるスーパーオキ
シドジスムターゼ(SOD)に機能的に関連しており、し
たがってSOD様として特徴づけられる。
【0009】また、本実施形態は、ペルオキドキシン
(peroxidoxin)様ポリペプチドであり、完全長形態に
おいて22kDの分子量を有し、アミノ酸配列LGPLALPLLADV
R(以下、配列番号2と称する)と少なくとも70%の相同
性を共有するアミノ酸配列を含むエイメリア(Eimeri
a)の親水性ポリペプチド、およびそのポリペプチドに
対する免疫応答を誘導しうる、該ポリペプチドの免疫原
性断片に関する。
【0010】ペルオキシドキシン様ポリペプチドであ
り、完全長形態において25kDの分子量を有し、アミノ酸
配列
【0011】
【化2】
【0012】(以下、配列番号3と称する)と少なくと
も70%の相同性を共有するアミノ酸配列を含むエイメリ
ア(Eimeria)の親水性ポリペプチド、およびそのポリ
ペプチドに対する免疫応答を誘導しうる、該ポリペプチ
ドの免疫原性断片もまた、本実施形態の一部である。
【0013】完全長形態において22kDの分子量を有し、
アミノ酸配列MSPSPAGVAEYLASL(以下、配列番号4と称す
る)と少なくとも70%の相同性を共有するアミノ酸配列
を含むエイメリア(Eimeria)の親水性ポリペプチド、
または該ポリペプチドに対する免疫応答を誘導しうる、
そのポリペプチドの免疫原性断片もまた、本実施形態の
一部である。
【0014】本実施形態はまた、完全長形態において28
kDの分子量を有し、アミノ酸配列NHAEFDPSQTEVVVFP(以
下、配列番号5と称する)と少なくとも70%の相同性を
共有するアミノ酸配列を含むエイメリア(Eimeria)の
トリオースリン酸イソメラーゼ様親水性ポリペプチド、
または該ポリペプチドに対する免疫応答を誘導しうる、
そのポリペプチドの免疫原性断片を含む。
【0015】最後に、本実施形態は、完全長形態におい
て28kDの分子量を有し、アミノ酸配列VDSFTPSVGCVFAGMP
ADFR(以下、配列番号6と称する)と少なくとも70%の
相同性を共有するアミノ酸配列を含むエイメリア(Eime
ria)の親水性ポリペプチド、または該ポリペプチドに
対する免疫応答を誘導しうる、そのポリペプチドの免疫
原性断片に関する。
【0016】前記に開示の26〜30kD±5kDaの範囲内の分
子量を偶然にも有しうるエイメリア(Eimeria)由来の
タンパク質を様々なグループが見出しているが、これら
のタンパク質は、本発明のポリペプチドとは全く異な
る。
【0017】例えば、EP-A-0231537(Newmanら)には、
25kDの表面タンパク質が開示されている。しかしなが
ら、これは、還元条件下で分裂してSDS-PAGE上に約17お
よび約8kDの2つのバンドを形成し、一方、本発明のポリ
ペプチドは、還元条件下で分離した場合に少なくとも21
kDaの相対分子量を有していた。
【0018】Bouvierら(J. Biol. Chem. (1985) 260(2
9; pp15504-15509)は、Triton(トリトン)X114での抽
出を行なった場合、両親媒性タンパク質(膜結合性)は
該界面活性剤相中だけで検出され、親水性相中では検出
されないことを開示している。
【0019】US-A-4710377(Schenkelら)には、約28お
よび26kDaの分子量を有する抗原が開示されている。し
かしながら、これらは両親媒性外膜成分であり、したが
って、本発明のポリペプチドの製造に使用しうるTriton
X-114抽出物の親水性相中には存在しないであろう。
【0020】両親媒性であるエイメリア(Eimeria)タ
ンパク質は、WO92/04461(Jacobsonら)、EP-A-0324648
(Liberatorら)、AU-A-28542/49(Turnerら)、EP-A-0
344808(Alternburgerら)およびEP-A-0167443(Murray
ら)にも開示されている。
【0021】本発明に含まれる特定の親水性ポリペプチ
ドの場合、個々のエイメリア(Eimeria)寄生虫または
株間に自然変異が存在しうると理解されるであろう。こ
れらの変異は、全体の配列中のアミノ酸の相違として又
は該配列中の欠失、置換、挿入、逆位もしくは付加によ
り生じうる。生物学的および免疫学的活性を実質的に改
変しないアミノ酸の置換は、例えば、Neurathら, “The
Proteins” AcademicPress New York (1979)に記載さ
れている。関連アミノ酸間のアミノ酸置換または進化中
に頻繁に生じた置換としては、とりわけ、Ser/Ala、Ser
/Gly、Asp/Gly、Asp/Asn、IIe/Valが挙げられる(Dayho
f, M.D., Atlas of protein sequenceand structure, N
at.Biomed. Res. Found., Washington D.C., 1978, vo
l. 5, suppl.3を参照されたい)。他のアミノ酸の置換
には、Asp/Glu、Thr/Ser、Ala/Gly、Ala/Thr、Ser/As
n、Ala/Val、Thr/Phe、Ala/Pro、Lys/Arg、Leu/IIe、Le
u/ValおよびAla/Gluが含まれる。この情報に基づき、Li
pmanおよびPearsonは、相同タンパク質間の機能的類似
性を測定しタンパク質を迅速かつ高感度に比較するため
の方法(Science, 227, 1435-1441, 1985)を開発し
た。本発明の代表的な実施形態のそのようなアミノ酸置
換は、生じるポリペプチドがそれらの免疫反応性を保有
している限り、本発明の範囲内に含まれる。したがっ
て、野生型ポリペプチドと比較して該ポリペプチドの免
疫原性に実質的に影響を及ぼさない自然変異は、本発明
のポリペプチドの免疫学的に同等な変異体とみなされ
る。
【0022】したがって、配列番号1〜6に記載するそれ
ぞのアミノ酸配列
【0023】
【化3】
【0024】に対して少なくとも70%の相同性を有し、
変異アミノ酸配列を有するポリペプチドもまた、本発明
の範囲内に含まれるとみなされる。
【0025】相同性のレベルは、式:H=m/n×100%(式
中、Hは相同性(%)、mは該配列中の同一アミノ酸の
数、nはアミノ酸の合計数を示す)により定められる。
例えば、アミノ酸配列ABCDEEGHIJKは、ABCDEFGHIJKと比
較した場合、10/11×100%=90.9%相同となる。また、ア
ミノ酸配列ABCDEGHIJKは、10/11×100%=90.9%相同とな
り、一方の配列がFを有し他方の配列がそれを有さない
位置は、単なるギャップとなる。
【0026】しかしながら、ポリペプチドを、ワクチン
接種の目的に又は抗体を産生させるために使用する場合
には、必ずしも全ポリペプチドを使用する必要はない。
また、そのポリペプチドに対する免疫応答を誘導しう
る、そのポリペプチドの断片(いわゆる免疫原性断片)
を使用することが可能である。
【0027】「免疫原性断片」は、宿主において免疫応
答を誘導する能力を依然として保有する完全長タンパク
質の断片であると理解される。現在、種々の技術を利用
して、抗原断片(決定基)を容易に同定することが可能
である。Gevsenら(特許出願WO84/03564、特許出願WO86
/06487、米国特許第4,833,092号、Proc. Natl. Acad.Sc
i. 81:3998-4002 (1984)、J. Imm. Meth. 102, 259-274
(1987))により記載されている方法(いわゆるPEPSCAN
法)は、エピトープ(免疫学的に重要なタンパク質領
域)を検出するための、実施し易く、迅速で十分に確立
された方法であり、世界中で用いられており、それ自体
が当業者によく知られている。この(実験的)方法は、
B細胞エピトープの検出に特に適している。また、いず
れかのタンパク質をコードする遺伝子の配列が与えられ
たら、現在公知のエピトープに対するそれらの配列上お
よび/または構造上の相同性に基づいて、免疫学的に重
要なエピトープとして特定のポリペプチド断片を示すこ
とが、コンピューターアルゴリズムにより可能である。
これらの領域の決定は、HoppおよびWoods(Proc. Natl.
Acad. Sci. 78:38248-3828 (1981))による親水性の基
準とChouおよびFasman(Advances in Enzymology 47:45
-148 (1987)および米国特許第4,554,101号)による二次
構造的観点との組合せに基づく。
【0028】同様に、Berzofskyの両親媒性の基準(Sci
ence 235, 1059-1062 (1987)および米国特許出願NTIS 0
7/005,885)の助けによりコンピューターにより、該配
列からT細胞エピトープを予想することが可能である。
概要は、一般的原理に関してはShan Lu, Tibtech 9:238
-242 (1991)に、マラリアエピトープに関してはGoodら,
Science 235:1059-1062 (1987)に、概説としてはLu, V
accine 10:3-7 (1992)、HIVエピトープに関してはBerzo
fsky, The FASEB Journal 5:2412-2418 (1991)に記載さ
れている。
【0029】したがって、本発明のこの実施形態は、本
発明のポリペプチドに加えて、該ポリペプチドに対する
免疫応答を依然として誘導しうるそれらのポリペプチド
の断片(いわゆる免疫原性断片)に関する。
【0030】本実施形態の好ましい態様においては、配
列番号1〜6の1つとして与えられる配列に対して少なく
とも80%相同なアミノ酸配列を含む親水性ポリペプチド
を提供する。
【0031】本実施形態のより好ましい態様において
は、該アミノ酸配列は、配列番号1〜6の1つとして与え
られる配列に対して少なくとも90%相同である。
【0032】本実施形態のより一層好ましい態様におい
ては、該アミノ酸配列は、配列番号1〜6の1つとして与
えられる配列である。
【0033】好ましくは、本発明のポリペプチドは、ニ
ワトリ盲腸コクシジウム(Eimeriatenella)から単離す
る。
【0034】本発明のもう1つの実施形態は、本発明の
ポリペプチドまたはその免疫原性断片をコードするDNA
断片に関する。本発明のポリペプチドの部分アミノ酸配
列は、本発明により初めて提供されるものであるため、
当業者は(例えばLubert Stryer’s Biochemistry, Ed.
Freeman and Company, New Yorkなどの生化学の教科書
に記載されている遺伝暗号表を使用して)、混合DNAプ
ローブを容易に調製し、エイメリア(Eimeria)から本
発明のポリペプチドをコードする遺伝子を選択すること
が可能である。
【0035】それぞれのエイメリア(Eimeria)株にお
ける本発明のポリペプチドをコードするDNAの全ヌクレ
オチド配列中には若干の変異が存在することが可能であ
る。変異トリプレットが同一アミノ酸をコードするよう
な修飾の場合には、これらの変異は該ポリペプチドのア
ミノ酸配列に影響を及ぼさないことがある。この変異の
原因は、遺伝暗号の縮重の現象に基づく。例えば、たま
たま、自然変異により、アミノ酸ロイシンをコードする
トリプレットCTG中のGがCで置換されたり(この場合も
ロイシンをコードする)、あるいはグルタミン酸をコー
ドするGAA中のAがGで置換される(そのトリプレットは
依然としてグルタミン酸をコードする)ことがある。そ
のような突然変異はサイレント突然変異である。すなわ
ち、それは、アミノ酸レベルでは現れないのである。例
えばエイメリア(Eimeria)の2つの異なる野外分離株を
比較した場合、そのようなサイレント突然変異は自然界
で非常に頻繁に見出される。この現象は、MetとTrpとを
除く全てのアミノ酸に関して見出される。したがって、
本発明のポリペプチドが、すべて同一ポリペプチドをコ
ードする非常に多種多様な他の配列によりコードされう
ることは明らかである。したがって、言うまでもなく、
本発明の配列番号1〜6に記載のアミノ酸配列に対して少
なくとも70%相同なアミノ酸配列を含むポリペプチドま
たはその免疫原性断片をコードする任意の核酸配列もま
た、本発明の範囲内に含まれるとみなされる。
【0036】とりわけアミノ酸配列YLDAWWSVVNWDFANENL
K(配列番号1の一部)を含む25kDのSOD様親水性エイメ
リア(Eimeria)ポリペプチドをコードする遺伝子を検
出するためのすべての可能なプローブを、単なる例示目
的として配列番号7〜38に記載する。これらの配列番号
の配列においては、配列番号1のアミノ酸配列VNWDFAを
コードするすべての可能な核酸配列が挙げられている。
それらの32個のプローブのうち、1個は、自明のことと
して、配列番号1のアミノ酸配列を含むポリペプチドを
コードする核酸配列を含む各DNA断片に対する完全な合
致を有する。
【0037】とりわけManiatis/Sambrook(Sambrook, J
ら, Molecular cloning: a laboratory manual. ISBN 0
-87969-309-6)に記載されているとおり、DNAに対する
プローブのハイブリダイゼーションは、Tm(Tm=69.3+0.
41×(G+C)%-650/L(L=プローブの長さ))より12℃低い温
度で行なう。それが意味するのは、ストリンジェントな
条件下(38〜48℃のハイブリダイゼーション温度)で
は、配列番号7〜38のプローブを使用して、配列番号1の
アミノ酸配列を含むポリペプチドをコードする遺伝子
が、選択的に、また、偽ハイブリダイゼーションシグナ
ルを伴うことなく、常に拾い上げられ得るということで
ある。そのような混合プローブは、標準的な方法を用い
て、例えば商業的に入手可能な多数の自動DNA合成装置
の1つにおいて、非常に容易に作製される。
【0038】前記に基づいて、特に、配列番号1〜6に記
載のアミノ酸配列の1つの全アミノ酸配列をコードする
混合DNAプローブを使用して、エイメリア(Eimeria)中
の本発明のポリペプチドをコードする遺伝子を検出する
ことができる。
【0039】ニワトリ盲腸コクシジウム(tenella)だ
けでなくその他の種のエイメリア(Eimeria)における
本発明のポリペプチドをコードする遺伝子の同定および
クローニングを、以下のとおりに容易に行なうことがで
きる。第1鎖cDNAを、本発明のポリペプチドの1つに関す
る混合プローブとオリゴdTプローブとの両方にハイブリ
ダイズさせることができる。ついで両プローブ間のDNA
断片を、標準的なPCR反応において増幅させることがで
きる(PCR技術は、例えば、Maniatis/Sambrook(Sambro
ok, Jら, Molecular cloning: a laboratory manual. I
SBN 0-87969-309-6))に記載されている)。ついで該P
CR断片を、プラスミド中にクローニングすることがで
き、例えば、任意のエイメリア(Eimeria)種のゲノム
中の完全長遺伝子の配列決定または検出に使用すること
ができる。
【0040】この方法は、ニワトリ盲腸コクシジウム
(Eimeria tenella)に加えて、他のエイメリア(Eimer
ia)種(例えば、ネカトリクス(necatrix)、ブルネッ
ティ(brunetti)、ミティス(mitis)またはアセルブ
リナ(acervulina))に由来する本発明のポリペプチド
をコードする遺伝子の簡便かつ直接的な選択および配列
決定を可能にする。
【0041】したがって、もう1つの実施形態におい
て、本発明は、本発明のポリペプチドまたはその免疫原
性断片をコードするヌクレオチド配列を含むDNA断片に
関する。
【0042】本発明の種々のポリペプチドをコードする
DNAの検出に関する前記の混合プローブ方法は、例え
ば、ニワトリ盲腸コクシジウム(Eimeria tenella)中
の本発明の25kDのSOD様ポリペプチドをコードするDNAを
得るために使用されている。実施例に記載する方法を用
いて、ニワトリ盲腸コクシジウム(Eimeria tenella)
の25kDの全SOD様ポリペプチドを実際にコードするDNA断
片を単離し、クローニングし、配列決定することが可能
であった。そのDNA断片の配列は、以下のとおりである
ことが判明した(以下、該配列を配列番号39と称するこ
とにする)。
【0043】
【化4】
【0044】したがって、本実施形態の好ましい態様
は、配列番号39に記載のヌクレオチド配列を含むDNA断
片に関する。
【0045】ニワトリ盲腸コクシジウム(Eimeria tene
lla)中の本発明の25kDのペルオキドキシン様ポリペプ
チドをコードするDNAを得るために、該混合プローブ法
を用いた。実施例に記載する方法を用いて、ニワトリ盲
腸コクシジウム(Eimeria tenella)の25kDの全ペルオ
キドキシン様ポリペプチドの大部分をコードするDNA断
片を単離し、クローニングし、配列決定することが可能
であった。また、ゲノム配列、すなわち、ニワトリ盲腸
コクシジウム(Eimeria tenella)ゲノム中などで見出
される遺伝子部分の配列は、以下のとおりであることが
判明した(以下、この配列は配列番号40と称される)。
【0046】
【化5】
【0047】大文字は、mRNA中にも見出される配列を示
し、小文字は、該遺伝子中のイントロンを示す。
【0048】したがって、本実施形態のもう1つの好ま
しい態様は、配列番号40に記載のヌクレオチド配列を含
むDNA断片に関する。
【0049】また、このポリペプチドのmRNAをコードす
るcDNAを、混合プローブアプローチを用いて検出した。
このcDNAを配列決定したところ、以下の配列を有するこ
とが判明した(以下、この配列は配列番号41と称され
る)。
【0050】
【化6】
【0051】したがって、本実施形態の更にもう1つの
好ましい態様は、配列番号41に記載のヌクレオチド配列
を含むDNA断片に関する。
【0052】本発明のポリペプチドは、エイメリア(Ei
meria)ポリペプチドを単離するための当技術分野で公
知の標準的な任意の単離方法を用いてエイメリア(Eime
ria)寄生虫から単離することができる。該ポリペプチ
ドは、例えば、実施例に記載のとおりに得ることが可能
である。ついで、例えばワクチンの製造または抗体の産
生のために、それらを使用することができる。
【0053】あるいは、本発明のDNA断片は、インビト
ロ発現系内で発現させることが可能であり、該発現産
物、すなわち本発明のポリペプチドは、例えばワクチン
または抗体製剤に使用することができる。
【0054】該DNA断片の発現のための必須要件は、該
断片に作動的に結合した適切なプロモーターである。プ
ロモーターの選択は、タンパク質の発現のための宿主細
胞として使用する細胞において遺伝子の転写を指令しう
る任意の真核性、原核性またはウイルス性プロモーター
に及ぶことが、当業者には明らかである。
【0055】したがって、本実施形態の好ましい態様
は、組換えDNA断片、すなわち本発明のDNA断片であっ
て、その核酸配列の発現を可能にする調節配列が例えば
標準的な生物学的技術(Maniatis/Sambrook(Sambrook,
J, Molecular cloning: a laboratory manual. ISBN 0
-87969-309-6))により付加されているDNA断片に関す
る。
【0056】該宿主細胞が細菌である場合、使用可能な
有用な発現制御配列には、Trpプロモーターおよびオペ
レーター(Goeddelら, Nucl. Acids Res., 8, 4057, 19
80);lacプロモーターおよびオペレーター(Changら,
Nature, 275, 615, 1978);外膜タンパク質プロモータ
ー(Nakamura, K.およびInouge, M., EMBO J., 1, 771-
775, 1982);バクテリオファージλプロモーターおよ
びオペレーター(Remaut, E.ら, Nucl, Acids Res., 1
1, 4677-4688, 1983);α-アミラーゼ(ビー・サチリ
ス(B. subtilis))プロモーターおよびオペレータ
ー、終結配列および他の発現増強および制御配列(選択
した宿主細胞に和合性のもの)が含まれる。
【0057】該宿主細胞が酵母である場合、有用な発現
制御配列には、例えば、α接合因子が含まれる。昆虫細
胞の場合、バキュロウイルスのポリヘドリンまたはp10
プロモーターを使用することができる(Smith, G.E.ら,
Mol. Cell. Biol. 3, 2156-65, 1983)。該宿主細胞が
哺乳類由来である場合には、例示される有用な発現制御
配列には、SV-40プロモーター(Berman, P.W.ら, Scien
ce, 222, 524-527, 1983)またはメタロチオネインプロ
モーター(Brinster, R.L., Nature, 296, 39-42, 198
2)または熱ショックプロモーター(Voellmyら, Proc.
Natl. Acad. Sci. USA, 82, 4949-53, 1985)が含まれ
る。あるいは、エイメリア(Eimeria)中に存在する発
現制御配列も適用することができる。遺伝子の発現を最
大にすることに関しては、RobertsおよびLauer(Method
s in Enzymology, 68, 473, 1979)も参照されたい。
【0058】細菌、酵母、真菌、昆虫および哺乳類細胞
発現系は、非常に頻繁に使用される系である。そのよう
な系は、当技術分野でよく知られており、容易に入手可
能であり、例えばClontech Laboratories, Inc. 4030 F
abian Way, Palo Alto, California 94303-4607, USAか
ら商業的に入手可能である。これらの発現系に次ぐもの
としては、寄生虫に基づく発現系が非常に魅力的な発現
系である。そのような系は、例えば、フランス国特許出
願公開第2 714 074、およびUS-NTIS公開US 08/043109
(Hoffman, SおよびRogers, W.: 1993年12月1日付け公
開)に記載されている。
【0059】したがって、本実施形態のより好ましい態
様において、本発明は、該核酸配列にコードされるタン
パク質の発現を可能にする調節配列の制御下でポリペプ
チド断片をコードする組換えDNA分子に関する。
【0060】本発明のもう1つの実施形態は、本発明の
ポリペプチドまたはその免疫原性断片をコードする本発
明のDNA断片または組換えDNA分子を含む生組換え担体
(LiveRecombinant Carriers (LRC))に関する。そのよ
うな生組換え担体は、例えば、細菌、寄生虫およびウイ
ルスである。これらのLRC微生物は、追加的な遺伝情報
がクローニングされている微生物である。そのようなLR
Cに感染した動物は、LRCの免疫原に対してだけでなく該
ポリペプチドの免疫原性部分(それに関する遺伝暗号が
該LRC中に追加的にクローニングされているもの、例え
ば、本発明のポリペプチドなど)に対しても免疫原性応
答を産生することとなる。
【0061】細菌LRCの一例として、当技術分野で公知
の弱毒化サルモネラ(Salmonella)株が魅力的に使用さ
れうる。また、LRCウイルスは、標的細胞中にDNA断片を
輸送する手段として用いることができる。
【0062】生組換え担体寄生虫は、とりわけ、Vermeu
len, A.N.(Int. Journ. Parasitol. 28: 1121-1130 (1
998))に記載されている。
【0063】また、生組換え担体ウイルスは、ベクター
ウイルスとも称される。本発明のポリペプチドまたはそ
の免疫原性断片をコードするDNAの組込みの部位は、該
ウイルスにとって必須ではないウイルス遺伝子中の部位
または遺伝子間領域中の部位であることが可能である。
ベクターとしてしばしば使用されるウイルスとしては、
ワクシニアウイルス(Panicaliら; Proc. Natl. Acad.
Sci. USA, 79:4927 (1982))、ヘルペスウイルス(E.P.
A. 0473210A2)およびレトロウイルス(Valerio, D.ら;
Baum, S.J., Dicke, K.A., Lotzova, E.およびPluzni
k, D.H. (編), Experimental Haematology today-1988.
Springer Veriag, New York: pp.92-99(1989))が挙げ
られる。
【0064】特に、家禽に対して感染性のワクシニアウ
イルスである鶏痘ウイルスおよびシチメンチョウのヘル
ペスウイルス(HVT)は、本発明のポリペプチドまたは
その免疫原性断片をコードするDNAを運搬するための非
常に魅力的な生組換え担体ウイルスである。
【0065】本発明はまた、本発明のDNA断片を含有す
る宿主細胞、該核酸配列にコードされるタンパク質の発
現を可能にする調節配列の制御下で本発明のDNA断片を
含有する組換えDNA分子を含有する宿主細胞、および本
発明のDNA断片を含有する生組換え担体微生物(LCR)を
含有する宿主細胞に関する。
【0066】宿主細胞は、pBR322などの細菌に基づくベ
クター、pGEXなどの細菌発現ベクターまたはバクテリー
ファージと組合された、例えば大腸菌(Escherichia co
li)、バシラス・サチリス(Bacillus subtilus)およ
びラクトバシラス(Lactobacillus)種などの細菌に由
来する細胞であることが可能である。また、該宿主細胞
は、真核生物由来であることが可能であり、例えば、酵
母特異的ベクター分子と組合された酵母細胞、あるいは
ベクターまたは組換えバキュロウイルスと組合された昆
虫細胞(Luckowら; Bio-technology 6:47-55 (198
8))、例えばTi-プラスミドに基づくベクターまたは植
物ウイルスベクター(Barton, K.A.ら; Cell 32:1033
(1983))と組合された植物細胞、同様に適当なベクター
または組換えウイルスと組合されたHela細胞、チャイニ
ーズハムスター卵巣細胞(CHO)、クランデル・フェリ
ン腎細胞(Crandell Feline Kidney-cells)などの哺乳
類細胞などの高等真核細胞であることが可能である。
【0067】宿主動物における挿入遺伝子の発現を誘導
しうる選び抜かれた細菌、寄生虫またはウイルスのゲノ
ム中に組換え核酸配列を導入するために、当技術分野で
よく知られたインビボ相同組換え技術を用いることがで
きる。
【0068】本発明のもう1つの実施形態は、エイメリ
ア(Eimeria)感染の病原性作用に対して家禽を防御し
うるワクチンに関する。本発明のワクチンは、本発明の
ポリペプチドまたはその免疫原性断片と医薬上許容され
る担体とを単に混合することにより製造することができ
る。医薬上許容される担体は、ワクチン接種される動物
の健康に悪影響を及ぼさない(すなわち、少なくとも、
該動物にワクチン接種しない場合に病気により認められ
る影響より著しい悪影響を及ぼさない)化合物であると
理解される。医薬上許容される担体は、例えば、無菌水
または無菌生理塩溶液であることが可能である。より複
雑な形態の場合には、該担体は例えばバッファーである
ことが可能である。
【0069】また、本発明のワクチンは、好ましい態様
においては、アジュバントを含有することが可能であ
る。アジュバントは、一般には、宿主の免疫応答を非特
異的に増強する物質を含む。多数の種々のアジュバント
が、当技術分野で公知である。アジュバントとしては、
例えば、フロイント完全および不完全アジュバント、ビ
タミンE、非イオンブロック重合体およびポリアミン、
例えばデキストラン硫酸、カルボポル(carbopol)およ
びピランが挙げられる。また、Span、Tween、ヘキサデ
シルアミン、リゾレシチン、メトキシヘキサデシルグリ
セロールおよびサポニン、例えばQuill A(登録商標)
などの界面活性物質も非常に適している。好ましいアジ
ュバントはQuill Aである。これは、例えば150μg/用量
のレベルで投与することができる。さらに、ムラミルジ
ペプチド、ジメチルグリシン、タフトシンなどのペプチ
ドが、しばしば使用される。これらのアジュバントに次
いで、免疫促進性複合体(Immune-stimulating Complex
es (ISCOMS))、鉱油、例えばBayol(登録商標)または
Markol(登録商標)、植物油またはそのエマルションお
よびDiluvac(登録商標)Forteを有利に使用することが
できる。該ワクチンは、また、いわゆる「ビヒクル」を
含むことが可能である。ビヒクルは、該ポリペプチドが
共有結合することなく付着している化合物である。しば
しば使用されるビヒクル化合物としては、例えば、水酸
化アルミニウム、リン酸アルミニウム、硫酸アルミニウ
ム、または酸化アルミニウム、シリカ、カオリン(Kaol
in)およびベントナイト(Bentonite)が挙げられる。
該抗原を部分的に包埋しているそのようなビヒクルの特
別な形態は、いわゆるISOCOM(EP 109,942、EP 180,56
4、EP 242,380)である。好ましいアジュバントはQuill
Aである。これは、例えば約150μg/用量のレベルで投
与することができる。
【0070】しばしば、該ワクチンを安定化剤と混合し
て、例えば分解し易いポリペプチドが分解するのを防
ぎ、該ワクチンの貯蔵寿命を増加させ、あるいは凍結乾
燥効率を改善させる。有用な安定化剤としては、とりわ
け、SPGA(Bovarnikら; J. Bacteriology 59: 509 (195
0))、脱脂乳、ゼラチン、ウシ血清アルブミン、炭水化
物、例えばソルビトール、マンニトール、トレハロー
ス、デンプン、ショ糖、デキストランまたはグルコー
ス、タンパク質、例えばアルブミンまたはカゼインまた
はそれらの分解産物、およびバッファー、例えばリン酸
アルカリ金属が挙げられる。
【0071】凍結乾燥は、効率的な保存方法である。凍
結乾燥された物質は、長年にわたり保存され、生存した
まま維持されることが可能である。凍結乾燥された物質
の保存温度は、おそらく、該物質に有害になることなく
0℃を超えることが可能であろう。
【0072】凍結乾燥は、よく知られた標準的な凍結乾
燥法に従い行なうことができる。
【0073】したがって、最も好ましい実施形態におい
ては、該ワクチンは凍結乾燥形態である。
【0074】また、該ワクチンは、生理的に許容される
希釈剤中に懸濁させることが可能である。そのような希
釈剤は、例えば、無菌水または生理的塩溶液と同等に単
純であることが可能である。
【0075】言うまでもなく、アジュバント化したり、
ビヒクル化合物または希釈剤を加えたり、ポリペプチド
を乳化または安定化する他の方法も、本発明に含まれ
る。
【0076】本発明のワクチンは、通常の能動免疫法で
投与することができる。すなわち、予防的に有効な量
(すなわち、ビルレントなエイメリア(Eimeria)寄生
虫による攻撃に対して鳥類(特に家禽)において免疫を
誘導する抗原を発現しうる免疫化抗原または組換え微生
物の量)にて、剤形に適合した方法による単回または反
復投与により投与することができる。免疫は、未ワクチ
ン接種群と比較した場合の、ワクチン接種後の鳥類集団
における有意なレベルの防御の誘導と定義される。
【0077】本発明のポリペプチドを含むワクチンは、
感染動物が放出するオーシストの数を減少させうる。通
常、放出されたオーシストは、その群れの他の動物に感
染する。したがって、放出されるオーシストの数の減少
は、後に感染する動物の数の減少にもつながり、また、
放出されるオーシストの数の減少は、より低い感染ロー
ド(infectious load)を与えることとなる。
【0078】さらに、該寄生虫自体に対する効果がなく
ても、ワクチンは、疾患の発生率を減少させうる。これ
は、特に、該寄生虫により放出された産物により該疾患
の症状が生じる場合に認められる。そのような産物に対
するワクチンは、該寄生虫を攻撃することなく該症状を
軽減する。
【0079】いずれにせよ、本発明のワクチンが、後の
エイメリア(Eimeria)感染による攻撃の場合に鳥類の
盲腸の病変の数を減少させうることは好ましい。
【0080】生ウイルスベクターワクチンの場合、ニワ
トリ1羽当たりの用量は、103〜108pfuとなることが可能
である(しかし、例えばHVTには<1000pfuでも十分かも
しれない)。本発明の典型的なサブユニットワクチン
は、0.1〜100μgの本発明のポリペプチド(または変異
体またはその断片)を含む。少なくとも5μgが存在する
のが好ましい。そのようなワクチンは、皮内、皮下、筋
肉内、腹腔内、静脈内、経口的または鼻腔内に投与する
ことができる。
【0081】また、本発明のワクチンは、同じおよび/
または他のエイメリア(Eimeria)種の他の抗原成分と
有効に混合することが可能であり、および/または家禽
病原性ウイルスまたは微生物および/またはこれらの免
疫原をコードする核酸配列に由来する追加的な免疫原と
有効に混合することが可能である。
【0082】そのような組合せワクチンは、鳥類の群れ
における寄生虫ロード(parastic load)を減少させ、
コクシジウム症に対する防御レベルを上昇させ、また、
他の家禽病原体に対して防御しうる。
【0083】それらの他の免疫原は、例えば、マレック
病ウイルス(MDV)、ニューカッスル病ウイルス(ND
V)、感染性気管支炎ウイルス(IBV; Infectious Bronc
hitisvirus)、ニワトリ貧血因子(CAA; Chicken Anaem
ia Agent)、レオウイルス、トリレトロウイルス(Avia
n Retro virus)、トリアデノウイルス、シチメンチョ
ウ鼻気管炎ウイルス(Turkey Rhinotracheitis viru
s)、サルモネラ・スピーシーズ(Salmonella spp.)ま
たは大腸菌(E. coli)よりなるよりなる家禽病原性ウ
イルスまたは微生物の群から選択することができる。し
たがって、多価ワクチンが提供されうる。
【0084】本発明の更にもう1つの実施形態は、ワク
チンの製造方法に関する。
【0085】そのような方法は、本発明のポリペプチド
またはその免疫原性断片と医薬上許容される担体とを混
合することを含む。
【0086】もう1つの効率的なワクチン接種方法は、
関連抗原をコードするDNAでの直接ワクチン接種であ
る。ポリペプチドをコードするDNAでの直接ワクチン接
種は、多数の種々のポリペプチドに関して成功している
(例えば、Donnellyら, The Immunologist 2:20-26 (19
93)において概説されているとおりである)。抗寄生虫
ワクチンの分野においては、例えばプラスモジウム・ヨ
エリイ(Plasmodium yoelii)に対する防御が、プラス
モジウム・ヨエリイ(Plasmodium yoelii)のスポロゾ
イト周囲(circumsporozoite)遺伝子でのDNAワクチン
接種で得られている(Vaccine 12:1529-1533 (199
4))。大リーシュマニア(Leishmania major)に対する
防御は、大リーシュマニア(Leishmania major)表面糖
タンパク質gp63遺伝子でのDNAワクチン接種で得られて
いる(Vaccine 12:1534-1536 (1994))。
【0087】本発明のポリペプチドに対する抗体または
その誘導体(例えば、Fab、(Fab’) 2またはFv断片)
は、受身免疫療法、診断用イムノアッセイおよび抗イデ
ィオタイプ抗体の製造における潜在的用途を有する。好
ましくは、これらは、本発明のエイメリア(Eimeria)
ポリペプチドまたはその変異体/断片に特異的である。
また、抗体またはその誘導体を含む血清も提供されう
る。
【0088】前記のとおりに特徴づけられるエイメリア
(Eimeria)ポリペプチド(またはその変異体または断
片)は、ポリクローナル、単一特異性またはモノクロー
ナルであることが可能な抗体(またはその誘導体)の製
造に使用することができる。ポリクローナル抗体が望ま
しい場合には、ポリクローナル血清を製造し加工するた
めの技術が当技術分野で公知である(例えば、Mayerお
よびWalter編, Immunochemical Methods in Cell and M
olecular Biology, Academic Press, London, 1987)。
【0089】本発明のエイメリア(Eimeria)ポリペプ
チド(またはその変異体または断片)対して反応性であ
るモノクローナル抗体は、当技術分野で公知の技術によ
り近交マウスを免疫することにより製造することができ
る(KohlerおよびMilstein,Nature, 256, 495-497, 197
5)。
【0090】抗イディオタイプ抗体は、ワクチン中の免
疫原として使用することが可能であり防御することが望
まれる病原体の抗原の「内部イメージ(internal imag
e)」を保持する免疫グロブリンである(Dreesmanら,
J. Infect. Disease, 151, 761, 1985)。抗イディオタ
イプ抗体を産生させるための技術は、当技術分野で公知
である(MacNamaraら, Science 226, 1325, 1984)。
【0091】本発明のポリペプチドのいずれかに対す
る、例えば前記方法の1つにより製造された抗体は、と
りわけ、ワクチン用(特に免疫低下動物において)に使
用することができる。
【0092】したがって、本発明の更にもう1つの実施
形態は、本発明のポリペプチドのいずれかに対する抗体
に関する。
【0093】また、本発明は、そのような抗体の製造方
法に関する。その方法は、本発明のポリペプチドを適当
な動物(すなわち、ポリペプチドに対する抗体を産生し
うる動物)に投与することを含む。
【0094】家禽における疾患の原因としてエイメリア
(Eimeria)を検出するのが望ましいことがあり、特
に、群れにおけるエイメリア(Eimeria)感染の早期検
出は、感染の拡大の予防のための適切な手段を講じる機
会を提供する。エイメリア(Eimeria)感染の検出は、
宿主中のエイメリア(Eimeria)寄生虫を検出すること
により又はエイメリア(Eimeria)に対する宿主抗体を
検出することにより行なうことができる。
【0095】エイメリア(Eimeria)寄生虫の検出は、
例えば、以下のとおりに行なうことができる。罹患動物
の消化管の内容物から調製したDNAを、本発明のDNA断片
でプローブし、標準的なポリメラーゼ連鎖反応(PCR)
に付すことができる。たとえ非常に少量であったとして
もエイメリア(Eimeria)DNAが存在する場合には、これ
は、数ラウンドのPCRの後には標準的なアガロースゲル
上で可視化されるPCR産物を与えることとなる。PCR技術
は、例えば、Maniatis/Sambrook(Sambrook, J.Molecul
ar cloning: a laboratory manual. ISBN 0-87969-309-
6)に記載されている。
【0096】したがって、本発明は、更にもう1つの実
施形態において、家禽から単離したDNA調製物を本発明
のDNA断片と共にインキュベートすることを含んでな
る、エイメリア(Eimeria)の検出方法に関する。
【0097】別法として、エイメリア(Eimeria)に対
する抗体を検出することが可能である。抗体の検出は、
例えば、本発明のポリペプチドがELISAプレートの壁に
コートされるELISAアッセイを用いて行なうことができ
る。そのようなELISAの第1工程は、例えば、被検動物の
血清を該ELISAプレートに加えることを含む。エイメリ
ア(Eimeria)に対する抗体は、とにかくそれが存在す
る場合には、該壁にコートされたポリペプチドに結合す
ることとなる。これらの抗体の不存在または存在は、次
工程において、とりわけ、標識抗家禽抗体と共にインキ
ュベトすることにより検出することができる。エイメリ
ア(Eimeria)に対する抗体が被検血清中に存在する場
合には、該標識抗家禽抗体が、それに結合し、該標識が
その存在を表示することとなる。これらの標準的な技術
は、Harlow, E.およびLane D. “Antibodies: a labora
tory manual” ISBN 0-87969-314-2に詳細に記載されて
いる。
【0098】したがって、本発明は、更にもう1つの実
施形態において、本発明のポリペプチドのいずれかに対
する宿主の抗エイメリア(Eimeria)抗体を検出するこ
とを含んでなる、エイメリア(Eimeria)の検出方法に
関する。
【0099】
【実施例】実施例1:タンパク質の単離およびタンパク
質の配列決定 ニワトリ 病原体が存在しない特別な条件下で飼育された去勢され
た非近交White Leghornニワトリを、隔離室中に維持
し、餌および水に自由に近づけるようにした。該動物
が、望まれないコクシジウム感染症に罹患していないこ
とを確認するために、糞便を毎週モニターした。感染に
は、5〜7週齢のニワトリを使用した。ワクチン接種に
は、3週齢のニワトリを使用した。
【0100】寄生虫およびスポロゾイトの精製 ニワトリ盲腸コクシジウム(E. tenella)のWeybridge
株を使用した(ShirleyM.V., Research in Avian Cocci
diosis. Proceedings of the Georgia Coccidiosis Con
ference (L.R. McDougald, Joyner L.P.およびP.L. Lon
g編) Athens, University of Georgia. pp.13-35 (198
6))。該寄生虫を、コクシジウムを有さないニワトリに
おいて一定の間隔で継代した。オーシストの取扱い、胞
子形成したオーシストからのスポロシストおよびスポロ
ゾイトの遊離は、胆汁酸塩(Toyama T. & Kitano N. Ja
panese Journal of Veterinary Science 45, 139-141
(1983))の代わりに0.6%タウロコラート(Sigma, St.
Louis, MO, USA)を使用して既に記載されているとおり
に行なった(Long P.L., Millard B.J., Joyner L.P. &
Norton C.C. Folia Veterinaria Latina 6, 201-217
(1976))。さらに該スポロゾイトをナイロンウール継代
(Larsen R.A., Kyle J.E., Whitmire W.M.& Speer C.
A. Journal of Parasitology 70, 597-601 (1984))で
精製し、ペレットとして−70℃で保存した。
【0101】スポロゾイトタンパク質分画 Triton-X114抽出 全スポロゾイトタンパク質の親水性相(HPS)を単離す
るために、Triton X-114抽出を行なった(Bordier C. J
ournal of Biological Chemisty 256, 1604-1607 (198
1))。これに関しては、5×109個の精製されたニワトリ
盲腸コクシジウム(E. tenella)スポロゾイトを、DNア
ーゼ(20μg/ml)およびプロテアーゼインヒビター(1m
Mフェニルメチルスルホニルフルオリド(PMSF, Serva,
Heidelberg, Germany)、5μg/mlアプロチニン、1μg/m
lロイペプチンおよび1μg/mlペプスタチンA)で補足さ
れた10mM Tris-HCl、150mM NaCl pH7.4 (TBS)に懸濁(2
×108個/ml)し、氷上で7位において20秒間で3回ソニフ
ァイ(sonified)した(Branson, Soest, The Netherla
ndsからのソニファイアー(sonifier)を使用)。TBS中
の予め濃縮されたTriton X-114(Serva)を、10%(v/
v)の最終濃度になるまで該スポロゾイト懸濁液に加
え、よく混合して、該タンパク質を溶解した。遠心分離
(20分間、12000g、4℃)により、非可溶性物質をペレ
ット化した。回収した上清を6%ショ糖クッション上に
重層し、40℃で15分間インキュベートし(相分離)、室
温(RT)にて400gで10分間遠心した。該親水性画分の抽
出を、1回、10%(v/v)の予め濃縮されたTriton X-114
中、ついで20%(v/v)の予め濃縮されたTriton X-114
中で繰返した。全タンパク質濃度を、ビチンコン酸(bi
chinchonic acid (BCA))アッセイ(Pierce Chemicals,
Rockford, Illinois, USA)を用いて測定した。この親
水性相を、使用するまで−70℃で保存した。
【0102】プレップセル(Prep-cell)分画 すべての操作は4℃で行なった。分画の前に、HPSをアセ
トン沈殿により濃縮した(HPS:アセトン+1:9)。4℃に
て15000gで60分間遠心分離し風乾した後、ペレットを、
30mg/mlジチオトレイトール(DTT)を含有する還元性サ
ンプルバッファー(Laemmli 1970)に溶解し、100℃で3
分間煮沸した。Bio-Rad Prepセル装置(Bio-Rad Labs,
Richmond, CA)の37mm径のチューブ中で12%(w/v)ポ
リアクリルアミド(PAA)分離用ゲル(7cm)および4%
(w/v)PAA濃縮用ゲルを製造業者のプロトコールに従い
使用して、該親水性タンパク質を分画した。該プレップ
セルは、40mA、500V(最大)で作動させた。画分(±3m
l)を一晩集め、−85℃で保存した。該画分のサンプル
を、2倍濃度の還元性サンプルバッファー中で1回希釈
し、12%(w/v)PAAゲル(Laemmli 1970)を使用するド
デシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電気泳動
(SDS-PAGE)で分析した。該ゲルを、Wrayら(Wray W.,
Boulikas T., Wray V.P. & Hannock R. (1981) Silver
staining of proteins in polyacrylamide)に従い銀
染色した。50個の画分を、それらの相対分子量に基づき
分析し、0.01Mリン酸緩衝食塩水(PBS)(pH7.3)に対
して透析した。26〜30kD(+/-5kD)の分子量のタンパク
質を含有する画分を更なる分析のために選択した。
【0103】該画分中の全タンパク質濃度を、BCAアッ
セイを用いて測定した。
【0104】選択した抗原の特徴づけ及びタンパク質の
配列決定 プレップセル分画において記載した分子量26〜30kD(用
いた測定技術における考えうる限界を許容するために±
5kDa)のポリペプチドを含有する画分を、さらなる分析
のためにゲル上に載せた。
【0105】それらを、クーマシーブリリアントブルー
で染色した分取12%(w/v)ポリアクリルアミドゲル上
で更に分画し、ついで該ゲルから切り出した。これらの
ゲルからのバンドを、後記のとおり配列決定用に使用し
た。
【0106】該ゲル切片中のポリペプチドを、Rosenfel
dら, Anal. Biochem. 203: 173-179(1992)に記載されて
いるとおりにトリプシン消化に付した。
【0107】ついで、該トリプシン消化産物を該ゲルか
ら取り出し、トリフルオロ酢酸(TFA)系を使用する分
取HPLC上で予備精製し、ついで酢酸アンモニウム系を使
用する分取HPLCに付した。精製されたポリペプチド断片
を、既に記載されている標準的なエドマン法(Edman,
P., Acta Chem. Scand. 10:761-768 (1956)およびIise,
D. & Edman. P., Aust. J. Chem. 16:411-416 (196
3)))を用いて配列決定した。
【0108】実施例2:DNAの単離/クローニングおよび
DNAの配列決定 25kDのSOD様ポリペプチドをコードする遺伝子の断片の
クローニングおよび配列決定 ニワトリ盲腸コクシジウム(E. tenella)第1世代栄養
型(新たに脱嚢したスポロゾイトに感染したMDBK細胞か
ら得た)から、感染の40〜48時間後に、Ultraspec全RNA
単離試薬(Biotecx Lab. inc., Houston, Texas)を使
用してmRNAを単離した。配列番号1に記載の配列の一部
であり前記のとおりに単離し配列決定したオリゴペプチ
ドYLDAWWSVVNWDFANENLKの一部(VVNWDFA)から推定した
アンビギュイティーコードGCRAARTCCCARTTIACIACに従
い、SOD特異的逆向きプライマーを使用して、第1鎖cDNA
を合成した。該mRNAに、0.5μgのプライマーを加え、70
℃で10分間インキュベートした。該cDNA合成は、Supers
cript逆転写酵素(cDNA合成キット, Gibco BRL)を使用
して行なった。該反応を、41℃で50分間インキュベート
した。該cDNA合成は、氷上での急冷により停止した。つ
いで該cDNAをフェノール/クロロホルム抽出により精製
し、ついでエタノール中で沈殿させた(Sambrook T, ら
の標準的な方法に従った)。配列番号1に記載の配列の
一部であり前記のとおりに単離し配列決定したもう1つ
のオリゴペプチドFSLPPLPYKPDALEPYISの一部(PDALEPY
I)から推定したアンビギュイティーコード(CCIGAYGCT
YTIGARCCITAYAT)に従い、この特異的プライム化cDNA
を、該逆向きプライマーおよび特異的フォワードプライ
マーを使用するPCRに付した。該反応を、以下のとおり
にプログラムされたGeneAmp PCRシステム(Perkin Elme
r)において実施した:94℃で10分-94℃で1分;55℃で3
0秒;68℃で90秒(30サイクル)-68℃で10分;4℃。得
られたPCR産物を、臭化エチジウムを含有する1%TAEア
ガロースゲル上で移動させた。特異的PCR断片を、UV光
を用いて可視化し、該ゲルから切り出した。該ゲルを等
量の脱イオン水中で一晩インキュベートすることによ
り、該断片を該ゲルから溶出した。該PCR断片を、pCRII
-topo平滑ベクター(Zero Blunt PCR Cloningキット, I
nvitrogen, Leek, the Netherlands)中に、該製造業者
の説明書に従いクローニングした。pCRII-topo特異的プ
ライマーを使用して、該挿入PCR断片を、ABI Prism 310
Genetic Analyzer(Perkin Elmer)を用いて配列決定
した。
【0109】25kDのペルオキドキシン様ポリペプチドを
コードする遺伝子の断片のクローニングおよび配列決定 該方法は、前記の方法と同様であったが、特異的cDNA合
成に使用した逆向きプライマー(TCIGTIGTRCAIACIGGIGT
RAARTC)はペルオキドキシン分子の保存部分(DFTPVCTT
E)から推定した。該PCR反応においては、この逆向きプ
ライマーを、単離されたオリゴペプチドの一部(FPDFQA
E)から推定したフォワードプライマー(TTYCCIGAYTTYC
ARGCIGARGC)と組合せて使用した。
【0110】実施例3:ワクチン接種実験 選択したポリペプチドのワクチン潜在能力の測定 ニワトリの群を、選択したポリペプチドで免疫した。動
物に対して、初回抗原刺激ワクチン接種を0日に、ブー
スターワクチン接種を21日に行なった。
【0111】ブースターワクチン接種の14日後に、すべ
ての動物を、胞子形成したニワトリ盲腸コクシジウム
(E. tenella)オーシストで攻撃した。7日後、動物を
犠牲にして、盲腸における病変スコアを求めた。本発明
のポリペプチドでワクチン接種した動物群は、ワクチン
接種していない対照と比べて減少した盲腸病変スコアを
有していた。この減少は、統計的に有意であった(P<0.
05)。
【0112】ワクチン接種実験 特に示さない限り、選択したポリペプチド容量をプール
し、調節して、5〜10μg/用量(0.5ml)の本発明ポリペ
プチドを得る。各用量に、アジュバントとして150μg/
用量のQuill A(Superfos Biosector, Vedbaek, Denmar
k)を加える。それらの種々のワクチン製剤を、±10羽
のニワトリの群において皮下注射する。該対照群には、
PBS中のアジュバントを注射する。±3週間後、凍結抗原
ストックから新鮮に調製された同じ製剤で、ニワトリに
ブースター接種する。
【0113】
【配列表】
(2)配列番号1の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:214アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:タンパク質 (v)フラグメント型:中間部 (xi)配列:配列番号1:
【0114】
【化7】
【0115】(2)配列番号2の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:13アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:タンパク質 (v)フラグメント型:中間部 (xi)配列:配列番号2:
【0116】
【化8】
【0117】(2)配列番号3の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:223アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:タンパク質 (v)フラグメント型:中間部 (xi)配列:配列番号3:
【0118】
【化9】
【0119】(2)配列番号4の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:15アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:タンパク質 (v)フラグメント型:中間部 (xi)配列:配列番号4:
【0120】
【化10】
【0121】(2)配列番号5の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:16アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:タンパク質 (v)フラグメント型:中間部 (xi)配列:配列番号5:
【0122】
【化11】
【0123】(2)配列番号6の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:20アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:タンパク質 (v)フラグメント型:中間部 (xi)配列:配列番号6:
【0124】
【化12】
【0125】(2)配列番号7の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号7:
【0126】
【化13】
【0127】(2)配列番号8の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号8:
【0128】
【化14】
【0129】(2)配列番号9の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号9:
【0130】
【化15】
【0131】(2)配列番号10の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号10:
【0132】
【化16】
【0133】(2)配列番号11の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号11:
【0134】
【化17】
【0135】(2)配列番号12の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号12:
【0136】
【化18】
【0137】(2)配列番号13の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号13:
【0138】
【化19】
【0139】(2)配列番号14の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号14:
【0140】
【化20】
【0141】(2)配列番号15の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号15:
【0142】
【化21】
【0143】(2)配列番号16の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号16:
【0144】
【化22】
【0145】(2)配列番号17の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号17:
【0146】
【化23】
【0147】(2)配列番号18の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号18:
【0148】
【化24】
【0149】(2)配列番号19の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号19:
【0150】
【化25】
【0151】(2)配列番号20の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号20:
【0152】
【化26】
【0153】(2)配列番号21の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号21:
【0154】
【化27】
【0155】(2)配列番号22の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号22:
【0156】
【化28】
【0157】(2)配列番号23の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号23:
【0158】
【化29】
【0159】(2)配列番号24の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号24:
【0160】
【化30】
【0161】(2)配列番号25の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号25:
【0162】
【化31】
【0163】(2)配列番号26の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号26:
【0164】
【化32】
【0165】(2)配列番号27の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号27:
【0166】
【化33】
【0167】(2)配列番号28の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号28:
【0168】
【化34】
【0169】(2)配列番号29の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号29:
【0170】
【化35】
【0171】(2)配列番号30の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号30:
【0172】
【化36】
【0173】(2)配列番号31の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号31:
【0174】
【化37】
【0175】(2)配列番号32の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号32:
【0176】
【化38】
【0177】(2)配列番号33の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号33:
【0178】
【化39】
【0179】(2)配列番号34の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号34:
【0180】
【化40】
【0181】(2)配列番号35の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号35:
【0182】
【化41】
【0183】(2)配列番号36の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号36:
【0184】
【化42】
【0185】(2)配列番号37の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号37:
【0186】
【化43】
【0187】(2)配列番号38の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:17塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号38:
【0188】
【化44】
【0189】(2)配列番号39の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:719塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:cDNA (xi)配列:配列番号39:
【0190】
【化45】
【0191】(2)配列番号40の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:265塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:Genomic DNA (xi)配列:配列番号40:
【0192】
【化46】
【0193】(2)配列番号41の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:672塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:cDNA (xi)配列:配列番号41:
【0194】
【化47】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 39/17 A61K 39/17 39/21 39/21 39/215 39/215 39/235 39/235 39/255 39/255 39/39 39/39 A61P 33/02 173 A61P 33/02 173 C07K 14/455 C07K 14/455 C12N 15/09 ZNA G01N 33/569 A G01N 33/569 C12N 15/00 ZNAA (72)発明者 カタリーナ・マリア・カイペル オランダ国、ベー・ベー−5223・セルト− ヘンボス、サミユエル・モルセストラー ト・36 (72)発明者 アーノルドウス・ニコラース・フエルミユ ーレン オランダ国、ハー・ハー−5431・キユーイ ク、コルフーンデルフエルト・34

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エイメリア(Eimeria)の親水性ポリペ
    プチドであって、該ポリペプチドが、SOD様ポリペプチ
    ドであり、25kDの分子量を有し、配列番号1に示すアミ
    ノ酸配列と少なくとも70%の相同性を有するアミノ酸配
    列を含むことを特徴とするポリペプチド、または該ポリ
    ペプチドに対する免疫応答を誘導しうる、該ポリペプチ
    ドの免疫原性断片。
  2. 【請求項2】 エイメリア(Eimeria)の親水性ポリペ
    プチドであって、該ポリペプチドが、ペルオキシドキシ
    ン様ポリペプチドであり、22kDの分子量を有し、配列番
    号2に示すアミノ酸配列と少なくとも70%の相同性を共
    有するアミノ酸配列を含むことを特徴とするポリペプチ
    ド、または該ポリペプチドに対する免疫応答を誘導しう
    る、該ポリペプチドの免疫原性断片。
  3. 【請求項3】 エイメリア(Eimeria)の親水性ポリペ
    プチドであって、該ポリペプチドが、ペルオキシドキシ
    ン様ポリペプチドであり、25kDの分子量を有し、配列番
    号3に示すアミノ酸配列と少なくとも70%の相同性を共
    有するアミノ酸配列を含むことを特徴とするポリペプチ
    ド、または該ポリペプチドに対する免疫応答を誘導しう
    る、該ポリペプチドの免疫原性断片。
  4. 【請求項4】 エイメリア(Eimeria)の親水性ポリペ
    プチドであって、該ポリペプチドが、22kDの分子量を有
    し、配列番号4に示すアミノ酸配列と少なくとも70%の
    相同性を共有するアミノ酸配列を含むことを特徴とする
    ポリペプチド、または該ポリペプチドに対する免疫応答
    を誘導しうる、該ポリペプチドの免疫原性断片。
  5. 【請求項5】 エイメリア(Eimeria)の親水性ポリペ
    プチドであって、該ポリペプチドが、トリオースリン酸
    イソメラーゼ様ポリペプチドであり、28kDの分子量を有
    し、配列番号5に示すアミノ酸配列と少なくとも70%の
    相同性を共有するアミノ酸配列を含むことを特徴とする
    ポリペプチド、または該ポリペプチドに対する免疫応答
    を誘導しうる、該ポリペプチドの免疫原性断片。
  6. 【請求項6】 エイメリア(Eimeria)の親水性ポリペ
    プチドであって、該ポリペプチドが、28kDの分子量を有
    するポリペプチドであり、配列番号6に示すアミノ酸配
    列と少なくとも70%の相同性を共有するアミノ酸配列を
    含むことを特徴とするポリペプチド、または該ポリペプ
    チドに対する免疫応答を誘導しうる、該ポリペプチドの
    免疫原性断片。
  7. 【請求項7】 該相同性が100%である、請求項1〜6の
    いずれか1項に記載のエイメリア(Eimeria)の親水性ポ
    リペプチド。
  8. 【請求項8】 エイメリア(Eimeria)がニワトリ盲腸
    コクシジウム(Eimeria tenella)である、請求項1〜7
    いずれか1項に記載の親水性ポリペプチド。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の親水
    性ポリペプチドまたは該ポリペプチドの免疫原性断片を
    コードするヌクレオチド配列を含んでなるDNA断片。
  10. 【請求項10】 配列番号39に記載の核酸配列またはそ
    の断片を含む、請求項9に記載のDNA断片。
  11. 【請求項11】 配列番号40に記載の核酸配列またはそ
    の断片を含む、請求項9に記載のDNA断片。
  12. 【請求項12】 配列番号41に記載の核酸配列またはそ
    の断片を含む、請求項9に記載のDNA断片。
  13. 【請求項13】 請求項9〜12のいずれか1項に記載のDN
    A断片を含んでなる組換えDNA分子。
  14. 【請求項14】 請求項9〜12のいずれか1項に記載のDN
    A断片または請求項13に記載の組換えDNA分子を含んでな
    る生組換え担体。
  15. 【請求項15】 請求項9〜12のいずれか1項に記載のDN
    A断片、請求項13に記載の組換えDNA分子または請求項14
    に記載の生組換え担体を含んでなる宿主細胞。
  16. 【請求項16】 エイメリア(Eimeria)感染に対して
    家禽を防御しうるワクチンであって、請求項1〜8のいず
    れか1項に記載の親水性ポリペプチド、請求項9〜12のい
    ずれか1項に記載のDNA断片、請求項13に記載の組換えDN
    A断片、請求項14に記載の生組換え担体または請求項15
    に記載の宿主細胞と医薬上許容される担体とを含むこと
    を特徴とするワクチン。
  17. 【請求項17】 さらにアジュバントを含む、請求項16
    に記載のワクチン。
  18. 【請求項18】 家禽病原性ウイルスまたは微生物に由
    来する追加的な免疫原を含む、請求項16または17に記載
    のワクチン。
  19. 【請求項19】 該免疫原が、マレック病ウイルス(MD
    V)、ニューカッスル病ウイルス(NDV)、感染性気管支
    炎ウイルス(IBV)、ニワトリ貧血因子(CAA)、レオウ
    イルス、トリレトロウイルス、トリアデノウイルス、シ
    チメンチョウ鼻気管炎ウイルス、サルモネラ・スピーシ
    ーズ(Salmonella spp.)または大腸菌(E. coli)より
    なる家禽病原性ウイルスまたは微生物の群から選ばれ
    る、請求項18に記載のワクチン。
  20. 【請求項20】 凍結乾燥形態である、請求項16〜19の
    いずれか1項に記載のワクチン。
  21. 【請求項21】 請求項1〜8のいずれか1項に記載のポ
    リペプチドに対して産生した抗体。
  22. 【請求項22】 請求項1〜8のいずれか1項に記載のポ
    リペプチドに対する抗体の製造方法であって、適当な動
    物に該ポリペプチドを投与することを含んでなる製造方
    法。
  23. 【請求項23】 請求項1〜8のいずれか1項に記載のポ
    リペプチド、請求項9〜12のいずれか1項に記載のDNA断
    片、請求項13に記載の組換えDNA断片、請求項14に記載
    の生組換え担体または請求項15に記載の宿主細胞と医薬
    上許容される担体とを混合することを含んでなる、エイ
    メリア(Eimeria)感染症に対するワクチンの製造方
    法。
  24. 【請求項24】 請求項21に記載の抗体と医薬上許容さ
    れる担体とを混合することを含んでなる、エイメリア
    (Eimeria)感染症に対するワクチンの製造方法。
  25. 【請求項25】 家禽から単離したDNA調製物を請求項9
    〜12のいずれか1項に記載のDNA断片と共にインキュベー
    トすることを含んでなる、家禽におけるエイメリア(Ei
    meria)寄生虫の検出方法。
  26. 【請求項26】 家禽血清におけるエイメリア(Eimeri
    a)寄生虫に対する抗体の検出方法であって、請求項1〜
    8のいずれか1項に記載の親水性ポリペプチドと共に該血
    清をインキュベートすることを含んでなる方法。
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