JP2000220061A - 織機の経糸張力調整装置 - Google Patents

織機の経糸張力調整装置

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JP2000220061A
JP2000220061A JP11021761A JP2176199A JP2000220061A JP 2000220061 A JP2000220061 A JP 2000220061A JP 11021761 A JP11021761 A JP 11021761A JP 2176199 A JP2176199 A JP 2176199A JP 2000220061 A JP2000220061 A JP 2000220061A
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JP
Japan
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warp
tension
width direction
tension adjusting
weaving
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JP11021761A
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Inventor
Hiroshi Tsunoda
博 角田
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Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送り出しビームからテンションロールに至る
経糸経路上で、織り幅方向での経糸張力の部分的な緩み
を防止する。 【解決手段】 送り出しビーム3からシート状の経糸2
をテンションロール5経由で織り前9に送り出す織機の
経糸張力調整装置1において、送り出しビーム3からテ
ンションロール5に至る経糸経路上で、織り幅方向で部
分的に弾性的に変位可能な少なくとも1つの張力調整手
段15を織り幅方向の全域にわたって配置し、この張力
調整手段15を織り幅方向全域にわたり経糸2に圧接さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、織機において、経糸の送
り出し側で、織り幅方向での経糸張力の部分的な緩みを
防止して、経糸張力を調整する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、織機の送り出し装置は、テンショ
ンロールに送り出しビームから送り出される経糸を巻き
掛けた状態で、テンションロールの位置を変化させるこ
とにより、経糸張力を調整している。テンションロール
は、織機の幅方向に通しの部材であり、自重で大きく撓
むことのないように、また、経糸張力により変形しない
ように充分な剛性を必要とする。
【0003】ところで、製織過程において、シート状の
経糸の経糸張力は、すべて目標の張力に設定されてい
る。しかし、実際の製織時には、織り幅方向に一様でな
く、張力の高い部分と低い部分とが斑状に発生すること
もある。この織り幅方向の経糸の張力斑、つまり織り幅
方向で目標の張力の不揃いがある状態で、上記のような
剛性を有するテンションロールが経糸を巻き掛けた状態
で変位するとき、テンションロールは、経糸張力の高い
部分に対応して、その位置を変えるため、経糸張力の低
い部分で、経糸の緩みが生じることになる。その結果、
経糸張力の低い部分で経糸の乱れや毛羽等が発生しやす
くなり、織機の稼働を著しく低下させる要因となってい
る。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、送り出しビームからテ
ンションロールに至る経糸経路上で、織り幅方向での経
糸張力の部分的な緩みを防止することである。
【0005】
【発明の解決手段】上記の目的のもとに、本発明は、送
り出しビームからシート状の経糸をテンションロール経
由で織り前に送り出す織機の経糸張力調整装置におい
て、送り出しビームからテンションロールに至る経糸経
路上で、織り幅方向で部分的に弾力に抗して変位可能な
少なくとも1つの張力調整手段を織り幅方向全域にわた
って配置し、この張力調整手段を織り幅方向全域にわた
り経糸に圧接させている。
【0006】張力調整手段は、織り幅方向全域にわたっ
てシート状の経糸に圧接し、経糸張力の高低に応じた弾
力的な変位をする。すなわち、張力調整手段は、経糸張
力の高い部分では部分的に大きく変位し、経糸張力の低
い部分では部分的に小さく変位する。したがって、製織
中に、織り幅方向で経糸の張力斑が生じても、張力調整
手段は、それ自体の弾力的な変位により経糸張力斑を吸
収し、織り幅方向での経糸張力の部分的な緩みを防止し
て、ほぼ均一な経糸張力を保つ。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、織機の経糸張力調整装置
1として、織機のイージング機構の例を示している。図
1で、経糸2は、送り出しビーム3からシート状として
送り出され、ガイドロール4、テンションロール5に順
次巻き掛けられ、綜絖枠6、筬7に通された後、布8の
織り前9に至る。なお、ガイドロール4は、必要不可欠
なものではない。
【0008】ガイドロール4は、織機フレームなどの定
位置の支軸10に対し回転自在の状態で、または固定の
状態で取り付けられている。また、テンションロール5
は、剛性の高いもので、左右一対の揺動レバー11の先
端部分に支軸12によって、回転自在の状態でまたは固
定の状態で取り付けられている。それぞれの揺動レバー
11は、一端の支軸13により織機フレームなどの定位
置に対して揺動自在に支持され、スプリング14により
織り前9から離れる方向に付勢されている。
【0009】そして、本発明は、図1および図2に示す
ように、織機の経糸張力調整装置1において、送り出し
ビーム3からテンションロール5に至る経糸経路上で、
少なくとも1つの張力調整手段15を織り幅方向全域に
わたり経糸2に圧接させている。この具体例で、張力調
整手段15は、弾性部材16により構成され、両端で左
右一対のブラケット20により支持されている。弾性部
材16は、シート状のすべての経糸2に圧接し、経糸張
力を受けることにより、その圧接部分近傍で部分的に弾
性変形可能な部材であり、織り幅方向において、経糸張
力の高い部分では大きく変形し、経糸張力の低い部分で
は小さく変形するものである。
【0010】弾性部材16に用いる材料は、上記弾性変
形を行い、破損の危険のないものであれば、特に限定さ
れず、例えば、板ばね、薄い板材、細い丸棒、プラスチ
ックのほか、これらの組み合わせ体などにより構成す
る。なお、弾性部材16の経糸2に対する接触部分(接
触面)は、経糸2を損傷しないように滑らかな形状にし
たり、経糸2が滑りやすいような表面処理を施すことが
好ましい。
【0011】製織過程において、テンションロール5
は、変位可能な状態で支持され、スプリング14による
付勢力と経糸張力との釣り合い位置に消極的に変位する
ことにより、経糸張力の調整を行う。このため、シート
状の経糸2の経糸張力は、すべて目標の張力に設定され
るべきであるが、糸物性や、糊付けのばらつきなどによ
り、織り幅方向に一様でなく、張力の高い部分と低い部
分とが発生することもある。
【0012】このとき、弾性部材16は、経糸張力の高
い部分では部分的に大きく弾性変形し、経糸張力の低い
部分では部分的に小さく弾性変形する。したがって、製
織中に、織り幅方向で経糸2の張力斑が生じても、弾性
部材16は、織り幅方向で部分的にそれ自体の弾性変形
により経糸張力斑を吸収し、織り幅方向での経糸張力の
部分的な緩みを防止して、ほぼ均一な経糸張力に調整す
る。したがって、経糸張力の低い部分で経糸2の乱れや
毛羽等が発生しにくくなり、織機の稼働が向上する。
【0013】図1のように、一般に、テンションロール
5は、変位可能な状態で支持され、スプリング14によ
る付勢力と経糸張力との釣り合い位置に消極的に変位す
ることで、経糸張力の調整を行う。この形式は、消極イ
ージング機構である。イージング機構は、上記消極イー
ジング機構に限らず、揺動レバー11を駆動手段により
積極的に変位させる積極イージング機構、または消極イ
ージング機構と積極イージング機構とを組み合わせた組
み合わせイージング機構もある。テンションロール5の
支持形式は、イージング機構にかぎらず、テンションロ
ール5を変位させないで、送り出しビーム3からの経糸
2の送り出し量の調整により、経糸張力の調整を行う形
式もある。
【0014】弾性部材16の取り付け方法は、特に限定
しない。弾性部材16は、織り幅方向にわたり経糸2に
常時圧接されてさえいれば、必ずしも織り幅方向に連続
体でなく、複数に分割されていてもよい。ただし、織り
幅方向に断面形状が一様な部材を用いることが好まし
い。
【0015】図3および図4は、張力調整手段15を、
織り幅方向で多数の弾性体17、これらを支える支持ハ
ウジング18および経糸2に接する接触体19により構
成する例を示す。多数の弾性体17は、コイルスプリン
グなどであり、織り幅方向で一定の間隔毎に独立の状態
として、一端で支持ハウジング18の内部に取り付けら
れ、他端ですべての弾性体17に共通な1本の接触体1
9に固定されている。ここで、接触体19は、支持ハウ
ジング18の内部で滑り移動可能であり、織り幅方向で
対応の弾性体17に抗して部分的に変形する。
【0016】さらに、図5は、接触体19を織り幅方向
で分割した例を示す。分割状態の接触体19は、織り幅
方向の分割位置で連続するように、斜め継ぎ、(そぎ継
ぎ)形式として連結してある。このため、経糸2は、接
触体19の継ぎ目に入り込まない。もちろん、継ぎ形式
は、上記に限らず、凹凸継ぎ(あり継ぎ)、板はぎの仕
口などでも構成できる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、張力調整手段は、織り
幅方向全域にわたってシート状の経糸に圧接し、経糸張
力の高低に応じた変形をする。したがって、製織中に、
織り幅方向で経糸の張力斑が生じても、張力調整手段の
変位または変形により経糸の張力斑が吸収され、織り幅
方向での経糸張力の部分的な緩みが防止できる。これに
より、経糸張力が織り幅方向でほぼ均一に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による織機の経糸張力調整装置の側面図
である。
【図2】図1の張力調整手段の平面図である。
【図3】他の張力調整手段の底面図である。
【図4】図3のA−A線での断面図である。
【図5】さらに他の張力調整手段の底面図である。
【符号の説明】
1 織機の経糸張力調整装置 2 経糸 3 送り出しビーム 4 ガイドロール 5 テンションロール 6 綜絖枠 7 筬 8 布 9 織り前 10 支軸 11 揺動レバー 12 支軸 13 支軸 14 スプリング 15 張力調整手段 16 弾性部材 17 弾性体 18 支持ハウジング 19 接触体 20 ブラケット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送り出しビームからシート状の経糸をテ
    ンションロール経由で織り前に送り出す織機の経糸張力
    調整装置において、 送り出しビームからテンションロールに至る経糸経路上
    で、織り幅方向で部分的に弾力に抗して変位可能な少な
    くとも1つの張力調整手段を織り幅方向全域にわたって
    配置し、この張力調整手段を織り幅方向全域にわたり経
    糸に圧接させることにより、織り幅方向での経糸張力の
    部分的な緩みを防止することを特徴とする織機の経糸張
    力調整装置。
  2. 【請求項2】 張力調整手段を織り幅方向で部分的に弾
    性変形可能な弾性部材により構成することを特徴とする
    請求項1記載の織機の経糸張力調整装置。
  3. 【請求項3】 張力調整手段を、織り幅方向で部分的に
    変位可能な状態で経糸に接する接触体および接触体を経
    糸に圧接させる弾性体により構成することを特徴とする
    請求項1記載の織機の経糸張力調整装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102454012A (zh) * 2010-10-20 2012-05-16 吴江市广业纺织厂 张力调节装置
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040322