JP2000223606A - 電子部品装置 - Google Patents
電子部品装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B81—MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
- B81C—PROCESSES OR APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF MICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS
- B81C1/00—Manufacture or treatment of devices or systems in or on a substrate
- B81C1/00015—Manufacture or treatment of devices or systems in or on a substrate for manufacturing microsystems
- B81C1/00261—Processes for packaging MEMS devices
- B81C1/00269—Bonding of solid lids or wafers to the substrate
Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
溶接の作業性を低下させることなく、且つ封止信頼性の
高い電子部品装置を提供するものである。 【解決手段】本発明は、上面が開口した筺体状セラミッ
クパッケージ2内に、電子部品素子3を収容するととも
に、前記セラミックパッケージ2の開口周囲に配置され
たシール導体層5に金属製蓋体4をシーム溶接により接
合して成る電子部品装置において、前記金属製蓋体4は
厚み50〜100μmのコバールからなる金属板4a
と、該金属板4aの下面に被着された厚み10〜50μ
mの低融点金属層4bとから成り、前記セラミックパッ
ケージ2の開口周囲のシール導体層5は、厚み10〜3
0μmのメタライズ導体層5aと、該メタライズ導体層
5a上に被着した5〜15μmのメッキ層5bとから成
る。
Description
動子、ICチップ等の電子部品素子をセラミックパッケ
ージに収容し、金属製蓋体によって封止してなる電子部
品装置に関するものである。
プ等の気密封止が必要な電子部品素子は、キャビティー
部が形成された気密容器に収容し、キャビティー部の開
口を蓋体で封止していた。尚、本発明では、このような
電子部品素子を収容した部品を電子部品装置という。
は種々の構造がある。しかし、蓋体を封止するにあた
り、過度の熱処理を避ける必要がある。これは、封止の
ための熱が、内部に収容されている電子部品素子に影響
すると、この電子部品素子の特性を劣化させたり、容器
の気密安定性に支障をきたしてしまう。このような電子
部品装置はプリント配線基板上に実装される他の電子部
品の実装方法を考慮してリフロー処理を施すが、この場
合、気密容器と蓋体との封止接合部分の封止が破壊され
ることを避けなければならない。
としては、気密容器にセラミックパッケージを使用し、
また、蓋体に金属製蓋体を利用して、両者をシーム溶接
を行うことが行われている。例えば特開平9−2464
15号公報に記載されたものがある。特に、通常のシー
ム溶接で使用されるセラミックパッケージ側に取着した
シールリングを排除して、直接セラミックパッケージの
開口面(開口周囲の表面)に、金属製蓋体をAgろう材
などの金属層を介して封止するものである。
属板のセラミックパッケージ側主面に一体的に被着形成
していた。
特開平9−246415号では、電子部品素子を収納す
るセラミックパッケージの開口面(開口周囲の表面)に
はメタライズ導体層と、金属製蓋体のAgろう材などの
金属層とがビーム溶接が行なわれている。即ち、溶融し
たAgろう材などの金属層からセラミックパッケージに
過度の熱が伝わりクラックが発生しやすい。また、Ag
ろう材などの金属層の溶融部分が金属製蓋体の外辺より
も内側部位となり、Agろう材によるフィレット(金属
製蓋体の端面に形成される金属の溜まり部)が形成され
ない。このため、溶着状態を目視によって確認すること
ができず、その封止信頼性を大きく低下してしまう。
発生するという問題があった。さらに金属製蓋体の下面
にAgろう材の金属層を被着した蓋体を使用した場合、
上面側は金属板がそのまま露出しているため、腐食しや
すい構造となっていた。これをシーム溶接で封止する場
合は、安定したシーム溶接ができず、信頼性試験におい
てセラミックパッケージにクラックが発生するという問
題があった。
ものであり、その目的は、セラミックパッケージと金属
蓋体とのシーム溶接の作業性を低下させることなく、且
つセラミックパッケージにクラックなどが発生すること
なく封止信頼性の高い電子部品装置を提供するものであ
る。
た筺体状セラミックパッケージ内に、電子部品素子を収
容するとともに、前記セラミックパッケージの開口周囲
に被着形成したシール導体層に金属製蓋体をシーム溶接
により接合し、電子部品素子を内部に気密に封止してな
る電子部品装置において、前記金属製蓋体は、厚み50
〜100μmのコバールからなる金属板と、該金属板の
下面に被着された厚み10〜50μmの低融点金属層と
から成り、且つ、前記シール導体層は、厚み10〜30
μmのメタライズ導体層と、該メタライズ導体層上に被
着した5〜15μmのメッキ層とから成ることを特徴と
する電子部品装置である。
が、前記シール導体層の外周より内側に位置し、且つ金
属製蓋体の外周とシール導体層の外周との距離が、シー
ル導体層の幅の10〜30%である。
ックと熱膨張係数の近似したコバール材からなり、その
厚みが50μm〜100μmとなっている。そして、封
止側主面に厚み10〜50μmのAgろう材などの低融
点金属層が被着形成されている。
は、開口周囲の肉厚部には、金属製蓋体と接合するシー
ル導体層が形成されている。このシール導体層は、タン
グステン、モリブデン、さらに、低融点金属層の融点以
下の導体層、例えばAg系(Ag単体、Ag合金)やC
u系(Cu単体、Cu合金)からなり、厚み10〜30
μmである。また、メタライズ導体層上には、5〜15
μmのメッキ層が被着形成されている。
であり、通常のシームリングを用いた溶接を行なう場合
に比較して厚く設定されている。この厚みによるメタラ
イズ導体層によって、シーム溶接時で発生する過度の熱
がセラミックパッケージに及ぼす影響が小さくなり、ク
ラックの発生を有効に抑えることができる。
満では、セラミックパッケージ部分に上述の原因により
クラックが発生し易く、また、その厚みが30μmを越
えると、メタライズの表面(実際にはメッキ層が被着さ
れる)が、中央部が盛り上がった形状となり、金属製蓋
体と安定的に接合しないため、低融点金属層がメタライ
ズ導体層に溶融せず、安定した封止ができなくなってし
まう。
金属製蓋体の封止面側に形成した例えばAgろう材層と
安定的に接合するための材料であり、その厚みは、5μ
m未満では、上述のようにシーム溶接時で発生する過度
の熱がメタライズ導体層、メタライズ導体層を介してセ
ラミックパッケージに及ぼす影響が大きくなり、クラッ
クが発生してしまう。その厚みが15μmを越えるとメ
タライズ導体層との接合強度が低下していき、結果とし
て、金属製蓋体とセラミックパッケージとの接合強度が
極端に低下してしまう。
その厚みを50〜100μmとすることにより、シーム
溶接による金属製蓋体の伸展による応力(収縮応力)が
小さくなり、セラミックパッケージにクラックを発生さ
せない。
性に欠け、安定した組立が困難となったり、シーム溶接
によって接合した金属製蓋体が波うってしまい、金属製
蓋体の全周にわたり安定した接合が困難となってしま
う。
に金属製蓋体の伸展による応力(収縮応力)が大きくな
り、セラミックパッケージにクラックが発生するととも
に、さらに、溶接部分までの距離が増加して、溶接がで
きなくなることもある。
体とセラミックパッケージに形成したシール導体層とを
機械的に接合する部材であり、その厚みは10〜50μ
mとなっている。
の表面の凹凸を吸収することができないため、溶接した
結果、溶接が達成された部位と溶接が不充分な部位とが
混在してしまい、安定した溶接を行なうことができな
い。また、50μmを越えると、所定溶接電流を供給し
ても溶けにくくなり、その結果、安定した溶接が困難と
なる。
体層に接合して、そのシール導体層の外周との差に、シ
ール導体層幅の10〜30%の距離が存在し、金属製蓋
体の端面に上述の低融点金属材料(ろう材)の溜まり部
が形成されている。
端面部分にろう材による溜まり部が充分に形成されず、
その結果、強固な接合が達成できない。また、溶接によ
る接合状態を目視によって確認することが困難となる。
が直接シール導体層(セラミックパッケージ)に影響し
てしまい、その結果、セラミックパッケージにクラック
が発生したり、また、スプラシュ(溶飛)がキャビティ
ー部に飛散しやすく、電子部品素子の特性に不良が発生
する。
る主面)には、低融点金属層の材料に対して濡れ性が悪
い金属層が被着形成することか望ましい。これにより、
溶けた低融点金属材料から成るろう材層が金属製蓋体の
表面側に回り込むことを防止して、確実にメニスカスを
形成することができる。
されたセラミックパッケージを用いることにより、従来
技術のように、シールリングを排除して、簡単にシーム
溶接を行なうことができる。
とのシーム溶接の作業性を低下させることなく、セラミ
ックパッケージにクラックなどが発生することなく封止
信頼性の高い強固な接合が達成された電子部品装置とな
る。
面に基づいて説明する。
状態の断面図であり、図2は、本発明の金属製蓋体の構
造及びシーム溶接の封止構造を示す概略図である。
ックパッケージ2、電子部品素子3、金属製蓋体4とか
ら主に構成されている。
セラミック層が積層されてなり、上面が開口した電子部
品素子3を収容するキャビティ部8が形成されている。
即ち、セラミックパッケージ2の一面には、電子部品素
子3を収容するための開口が形成されている。
ティ部8開口周囲には、シール導体層5が被着形成され
ている。シール導体層5はタングステン、モリブデン、
Ag系(Ag単体、Ag−Pd、Ag−PtなどのAg
合金)材料、Cu系材料などのメタライズ導体層5aと
Niメッキ、Auメッキなどの表面メッキ層5bの積層
構造となっている。その積層構造とは、メタライズ導体
層5a、Niメッキ、Auメッキの3層構造やメタライ
ズ導体層5a、Niメッキの2層構造等が例示できる。
〜30μm、例えば20μmのタングステンのメタライ
ズ導体層が形成されている。このメタライズ導体層5a
の厚においては、セラミックパッケージ2の開口周囲に
クラックが発生せず、且つ安定した溶接、即ち、接合面
を平坦化するための値となっている。
ーム溶接時の過度の熱が影響してセラミックパッケージ
2に影響してしまう。さらに、その厚みが30μmを越
えると、メタライズ導体層5aを形成すべくペーストを
塗布した時に、ペーストの表面張力によりその表面の中
央部が盛り上がった形状となり、金属製蓋体4の封止面
に安定的に接合せず、シーム溶接時、この盛り上がった
部分に電流が集中してセラミックパッケージ側に熱応力
が集中することになる。
5aに均一に溶接電流が印加されるようにすること、メ
タライズ導体層5aの腐食防止、Agろう材などの低融
点金属層とのぬれ性を向上するために形成されるもので
あり、少なくともNiメッキ層を有し、必要に応じて表
面にAuメッキ層が形成されている。メッキ層5bの合
計での厚みは5〜15μmである。尚、Auメッキを形
成する場合には、コストを考慮して非常に薄い厚み、例
えば0.1〜0.3μm程度で被着される。
では、メタライズ導体層5aと同様にシーム溶接時の熱
応力がセラミックパッケージ2に影響してしまい、クラ
ックの発生原因となる。また、15μmを越えるとメッ
キに要する被着時間がかかり、また、メタライズ導体層
5aとの密着強度が低下して、その結果、セラミックパ
ッケージ2と金属製蓋体5との接合強度が低下してしま
う。
ビティ部8の底面には、電子部品素子3を配置し、ま
た、電気的に接続する配線導体(図では省略した)が形
成されている。また、セラミックパッケージ2を構成す
る各セラミック層の層間には、所定回路を構成する配線
導体、外表面には外部回路と接続する端子電極が形成さ
れている。
えば、周知の多層配線基板と同様にして製造されてい
る。
るセラミックグリーンシート上に底面配線導体となる導
体層を、また、他のセラミックグリーンシートにキャビ
ティ部8となる貫通孔及び内部の配線導体となる導体
層、シール導体層5のメタライズ導体層5aとなる導体
層を含む内部の配線導体や底面の配線導体となる導体層
を、タングステンやモリブデンの導電性ペーストを用い
て印刷・乾燥する。
ートを積層圧着を行い、所定雰囲気で焼成する。その
後、必要に応じて、内部の配線導体と接続する外部端子
電極を形成する。その後、シール導体層5の下地導体層
5a上に、Niメッキ層、金メッキなどの表面メッキ層
5bを形成する。これにより、セラミックパッケージ2
が達成されることになる。尚、上述の形成方法は、グリ
ーンシートの積層による製造方法であるが、例えば、セ
ラミック粉末によるプレス成型で形成することができ
る。
配線導体は、焼成温度条件によって種々変えることがで
き、例えば、850〜1050℃で焼成可能なセラミッ
ク材料(ガラス−セラミック)を用いた場合には、Ag
やCuなどでシール導体層5のメタライズ導体層5aや
配線導体を形成することができる。
ビティ部8内部に、弾性表面波素子や水晶振動子やIC
チップなどの電子部品素子3が収容されている。
は、キャビティ部8の底面に接着材などを介して機械的
に接合され、同時に、キャビティ部8に露出する所定配
線導体にボンディングワイヤなどを介して電気的に接続
される。尚、ICチップの場合にも、弾性表面波素子と
同様であり、必要に応じて半田バンプやAuバンプを用
いてフリップチップ接合しても構わない。
に、弾性表面波素子や水晶振動子やICチップなどの電
子部品素子3とともに、所定回路を構成する各種チップ
状電子部品も収容配置される。
に形成されたキャビティー部8の開口を封止するよう
に、具体的には、開口周囲の肉厚部に載置されるように
矩形状となっている。この金属製蓋体4は、コバールの
金属板4aと、該金属板4aの下面に被着形成された低
融点金属層4bと、該金属板4aの外側主面に被着形成
された前記低融点金属層の材料に対して濡れ性が悪い金
属層4c(以下、単に金属層という)とから構成されて
いる。
ールから成り、その厚みは50〜100μm、例えば8
5μmとなっている。例えば、例えば100μmを越え
る場合には、シーム溶接後の金属製蓋体4の収縮により
セラミックパッケージ2への収縮応力によりクラックの
発生が高くなる。
性が低く組立工程が困難となり、またシーム溶接時に波
うったりして、金属製蓋体4の外周にわたり安定した接
合が不可能となる。
う、パラジウムろう、アルミニウム合金ろう、Au−S
n、Au−Ge材料などの低融点金属層4bが被着形成
されている。ここで低融点金属材の低融点とは、例えば
液相線が1010℃以下の材料であり、Agろう材で
は、Ag−CuにZn、Cd、Ni、Sn、Li等が含
有した材料、Pdろう材では、AgやCuが含有した材
料など(いずれも硬ろう材)やAu−Ge合金材、Au
−Sn合金材など(軟ろう材の一部)などが例示でき
る。
Cu:液相線650℃でろう付け温度が650〜760
℃)が例示でき、その厚みが10〜50μm、例えば1
5μmの厚さで、金属板4の下面にクラッドされてい
る。
μm未満ではシーム溶接の際のろう材層の絶対量不足か
らリークなどが発生したり、金属製蓋体4の端面に形成
される低融点金属層の材料による溜まり部の形成が不足
して、信頼性の高い封止が困難となる。また、50μm
を越えると、シーム溶接の条件を上げなくては接合が困
難となり、溶接の通電時間が多大に要することになる。
ックパッケージ2のキャビティー部8開口の周囲(肉厚
部)に形成したシール導体層5の外形寸法に比較してひ
と回り小さく設定されている。
て、その外周に10〜30%の露出部分dを形成するこ
とが望ましい。即ち、この露出部分は、金属製蓋体4の
端面との間で低融点金属層4bの材料による溜まり部が
形成される領域dとなる。
幅の10%未満では、金属製蓋体4とセラミックパッケ
ージ2の外周部分とが近接しあい、その結果、適正な溜
まり部(フィレット)が形成されず、溶接状態の目視検
査が困難となる。また、シール導体層5の幅の30%を
越えるとキャビティ部8の内壁面と金属製蓋体4の端面
との距離が小さくなり、この部分にシーム溶接時の熱衝
撃が集中して、セラミックパッケージ2にクラックが発
生してしまう。また、安定した気密封止が困難となる。
は、メタライズ導体層5a及びNiメッキ、Auメッキ
等からなるメッキ層5bから構成されるシール導体層5
が形成されたセラミックパッケージ2を用意する。
ャビティー部8に電子部品素子3を取り付け、必要な電
気的な接続処理を行う。
製蓋体4の面がセラミックパッケージ2側になるように
セラミックパッケージ2のキャビティー部8の開口を金
属製蓋体4で被覆する。この時、金属製蓋体4の外周に
は、シール導体層5の幅の10〜30%の距離だけ残
す。
ーム溶接のローラ電極6を押し当てながら、所定電流を
流して、圧力で押し当て、適切な通電サイクル及び移動
速度を選び、一方端から他方端にかけてローラ電極6を
回転移動させる。これにより、セラミックパッケージ2
のシール導体層5と金属製蓋体4の低融点金属層4bと
の間に溶接電流が流れ、溶接電流に基づくジュール熱が
発生し、低融点金属層4bが融点以止となり、これによ
りセラミックパッケージ2のシール導体層5と金属製蓋
体4とが強固に接合されることになる。
に、金属製蓋体4のコバールの金属板4aの厚みを50
〜100μm、金属製蓋体4の封止面側に被着された低
融点金属層4bの厚みを10〜50μmとするととも
に、セラミックパッケージ2の開口周囲の肉厚部に形成
したシール導体層5の高融点金属材料からなるメタライ
ズ導体層5aの厚み10〜30μm、メタライズ導体層
5a上に被着したメッキ層5bの厚みを5〜15μmと
したことである。
み、低融点ろう材層4bの厚み、シール導体層5のメタ
ライズ導体層5aの厚み、メッキ層5bの厚みを適正に
設定することにより、シーム溶接の際に、シールリング
などを介在させる必要がなく、しかも、シーム溶接で発
生する過度の熱による衝撃をセラミックパッケージ2に
集中させることがなく、セラミックパッケージ2に発生
するクラックを未然に防止することができる。また、金
属製蓋体4に波うつことがなく、両者を安定的に接合さ
せることができ、気密信頼性の高い封止が可能となる。
り部形成領域dを適切に設定することにより、金属製蓋
体4の端面部分で低融点金属層4bの材料の溶融よる溜
まり部が形成され、セラミックパッケージ2にクラック
が発生することなく、強固で気密封止性に優れた溶接が
可能となる。
層4bに対して塗れ性の悪い金属層4cを形成すること
により、そのメニスカスを確実に形成するきことができ
る。
構成した場合には、金属層4cとしては、Ni、アルミ
ニウム等を用いることが好ましい。また、低融点金属層
4bにアルミニウム合金で構成して場合には、金属層4
cとしては、Niを用いることが望ましい。この金属層
4cは、低融点ろう材層4bが被着形成された金属板4
aの外側主面に、メッキ処理、溶着、スパッタなどの薄
膜技法によって被着形成する。その金属層4cの厚み
は、例えば1〜5μm、例えば2μmである。尚、この
金属層4cは、金属製蓋体4の耐食性を向上させるもの
である。
ム溶接の条件、例えば、ローラー電極の移動速度3.5
mm/s、通電/休止=1/6、荷重600g、通電間
隔0.204mmとして、溶接電力レートを、交流サイ
クルの所定サイクル分、即ち通電時間に換算で、4.1
7ms〜5.83msに変化させてシーム溶接をおこな
った。
厚みを85μm、低融点ろう材層4bの厚みを15μ
m、シール導体層5のメタライズ導体層5aを20μ
m、メッキ層の厚みを8μmとすると、通常のシーム溶
接の電力レート(通電時間に換算して4.17ms〜
5.83ms)でセラミックパッケージ2にクラックが
発生したり、金属製蓋体4とセラミックパッケージ2と
の間の封止の状態でリークが発生したりすることがなか
った。
厚みが上限を越える110μmにすると、通電条件に係
わらず金属製蓋体4の収縮する時の応力(収縮応力)が
大きくなり、セラミックパッケージにクラックが発生し
てしまう。さらに、溶接部分までの距離が増加して、通
電時間4.17msであっても、確実な封止ができず、
リークが発生してしまう。
0μmになると、シーム溶接時の金属の伸展によって金
属製蓋体4か波うち、金属製蓋体4の全周にわたり安定
な接合ができず、リークが発生してしまう。
体層5を構成するメタライズ導体層5aに関して、メタ
ライズ導体層の厚みが10μm未満では、電力レートの
低い、例えば通電時間4.17msであっても、セラミ
ックパッケージ2にクラックが発生してしまう。また、
その厚みが30μmを越えると、メタライズ導体層5a
の平坦性を欠いてしまい、安定的に接合せず、同時に、
凸部分に溶接電流が集中してセラミックにクラックを発
生してしまう。
未満では、電力レートが通電時間換算で、5.41m
s、5.83msで、クラックの発生率が4.8%、8
5.3%発生してしまう。
タライズ導体層5aとメッキ層5bとの接合強度が低下
し、結果として、金属製蓋体とセラミックパッケージと
の接合強度が極端に低下してしまう。
0〜50μmから外れ、例えば10μm未満となると、
セラミックパッケージ2側のシール導体層5の表面の凹
凸を充分に吸収できず、また、金属製蓋体4の端面に溜
まり部が充分に形成できない。また、50μmを越える
と、溶接の電力レートを通電時間に換算して5.83m
sであっても、低融点金属層4bが安定的に溶融せず、
その結果、安定した封止が困難となることを確認した。
常のシーム溶接の条件(電力レートを通電時間に換算し
て4.17ms〜5.83ms)において金属製蓋体4
とセラミックパッケージ2との間の接合が確実に行な
え、セラミックパッケージにクラックなどが発生するこ
とがない封止信頼性の高い電子部品装置となる。
金属層4bの金属材料に対して濡れ性の悪い金属層4c
を被覆することによって、金属製蓋体4自身が腐食する
ことが一切なく、シーム溶接に使用するローラー電極6
に溶融した低融点金属層4bの材料が付着することがな
いことから、このローラー電極6を金属製蓋体4の端部
に沿って、通電しながら回転移動させても、溶接電流の
通電状況が維持でき、信頼性の高い溶接が可能となる。
尚、金属層4cを有色化(ブラック処理)することによ
り、金属製蓋体4の表裏判別が容易になり、組立工程が
非常に簡略化する。
蓋体は厚み50〜100μmのコバールからなる金属板
と、該金属板の下面に被着された厚み10〜50μmの
低融点金属層とから成り、前記セラミックパッケージの
開口周囲のシール導体層は、厚み10〜30μmのメタ
ライズ導体層と、該メタライズ導体層上に被着した5〜
15μmのメッキ層とから成るため、通常の溶接条件で
非常に金属製蓋体とセラミックパッケージとの間の接合
が確実に行なえ、セラミックパッケージにクラックなど
が発生することがない封止信頼性の高い電子部品装置と
なる。
である。
止構造を示す概略図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 上面が開口した筺体状セラミックパッケ
ージ内に、電子部品素子を収容するとともに、前記セラ
ミックパッケージの開口周囲に被着形成したシール導体
層に金属製蓋体をシーム溶接により接合し、電子部品素
子を内部に気密に封止してなる電子部品装置において、 前記金属製蓋体は、厚み50〜100μmのコバールか
らなる金属板と、該金属板の下面に被着された厚み10
〜50μmの低融点金属層とから成り、且つ、前記シー
ル導体層は、厚み10〜30μmのメタライズ導体層
と、該メタライズ導体層上に被着した5〜15μmのメ
ッキ層とから成ることを特徴とする電子部品装置。 - 【請求項2】 前記金属製蓋体の外周が、前記シール導
体層の外周より内側に位置し、且つ金属製蓋体の外周と
シール導体層の外周との距離が、シール導体層の幅の1
0〜30%であることを特徴とする請求項1記載の電子
部品装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP02210599A JP3702117B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 電子部品装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP02210599A JP3702117B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 電子部品装置 |
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