JP2000228519A - トレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ - Google Patents
トレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタInfo
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- H10D12/481—Vertical IGBTs having non-planar surfaces, e.g. having trenches, recesses or pillars in the surfaces of the emitter, base or collector regions having gate structures on slanted surfaces, on vertical surfaces, or in grooves, e.g. trench gate IGBTs
Landscapes
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
の飽和電圧−ターンオフ損失のトレードオフ特性を改善
する。 【解決手段】第一導電型ドリフト層の表面層に第二導
電型ウェル領域を選択的に形成し、第一導電型ドリフト
層の一部が表面に達するようにする。第二導電型ウェ
ル領域を選択的に形成し、第二導電型ウェル領域が形成
されていない部分に第一導電型ドリフト層より高濃度の
第一導電型ドープ領域を形成する。第一導電型ドリフ
ト層の表面露出部、または第一導電型ドープ領域上に補
助ゲート絶縁膜を介して補助ゲート電極を設ける。側
壁に第二導電型ウェル領域および第一導電型エミッタ領
域の無いトレンチ部分を設ける。トレンチの幅Wt と
トレンチ間の第二導電型ウェル領域の幅Wp との比Wt
/Wp を1〜20の範囲とする。
Description
層に形成されたトレンチ内に埋め込まれた形の金属−酸
化膜−半導体からなるMOS構造のゲートを有するトレ
ンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(以下IGB
Tと記す)に関する。
はバイポーラトランジスタの高耐圧大電流特性とMOS
FETの高周波特性の両方の特性を有する。近年、この
IGBTの高耐圧化、大容量化が進み、その耐圧クラス
が2500V〜4500V、電流容量が数100A〜1
800Aにも達するデバイスが発表されている。これら
の大電力用デバイスには、複数個のIGBTチップが、
並列に収納されたモジュール型パッケージ、あるいは、
平型パッケージが適用されている。
下P−IGBTと略す)の主要部断面図である。n型で
低不純物濃度(すなわち高抵抗である)のnドリフト層
1の一方の側の主表面の表面層にp型のpウェル領域2
が選択的に形成され、そのpウェル領域2の表面層に選
択的にn型のnソース領域3が形成されている。nドリ
フト層1の表面露出部とnソース領域3とに挟まれたp
ウェル領域2の表面上に、ゲート酸化膜6を介してゲー
ト電極10が、pウェル領域2とnソース領域3との表
面に共通に接触してエミッタ電極11が設けられてい
る。また、nドリフト層1の他方の側の表面層にp型の
pコレクタ層4が、nドリフト層1とpコレクタ層4と
の間にn型でnドリフト層1より高不純物濃度のnバッ
ファ層5が形成され、pコレクタ層4の表面に接触して
コレクタ電極12が設けられている。
ず、ターンオンモードについて説明する。コレクタ電極
12を正、エミッタ電極11を負(あるいは、アース)
とする電圧を印加した状態で、ゲート電極10にあるし
きい値以上の正の電圧を印加すると、pウェル領域2の
表面層に反転層(以後チャネルと呼ぶ)が形成される。
このチャネルを経由して、nソース領域3からnドリフ
ト層1に電子が注入される。この注入された電子によ
り、nバッファ層5の電位がpコレクタ層4の電位に対
して低下し、nバッファ層5とpコレクタ層4との間の
pn接合にかかる順方向電圧が約0.6Vのえん層電圧
以上になると、pコレクタ層4からnバッファ層5を通
過してnドリフト層1に正孔が注入される。この注入さ
れた電子と正孔とが、nドリフト層1に電気的な中性条
件を満たすように蓄積し、nドリフト層1は伝導度変調
を起こし、その抵抗は極めて小さくなり、オン状態とな
る。以降、オン状態においてnドリフト層1に、過剰に
蓄積された電子・正孔を指して、蓄積キャリアと称す
る。オン状態でpコレクタ層4から注入された正孔は、
pウェル領域2を通過して、pウェル領域2の表面に接
触するエミッタ電極11から流出する。
フト層1−pウェル領域2からなるpnpトランジスタ
の動作状態と同一である。オン状態においてある決めら
れた電流(一般的には、定格電流)を流した時のコレク
タ−エミッタ間の電圧降下を飽和電圧と呼ぶ。
る。前記のゲート電極10の正の電圧を減じると、nソ
ース領域3とnドリフト層1との間のチャネルが消滅
し、nソース領域3からnドリフト層1への電子の注入
が停止して、pコレクタ層4からnバッファ層5を通過
してnドリフト層1に注入されていた正孔が減じる。n
ドリフト層1中の蓄積キャリアは、nドリフト層1中で
対となって消滅するか、あるいは、それぞれ、電子はp
コレクタ層4からコレクタ電極12へ、正孔はpウェル
領域2を通過してエミッタ電極11へ流出する。蓄積キ
ャリアが全て消失すると、nドリフト層1の抵抗は極め
て高くなり、オフ状態となる。オン状態から、オフ状態
の遷移期間中に発生する損失をターンオフ損失と呼ぶ。
態はnドリフト層1中の電子、正孔の挙動によって決定
されており、オン状態でnドリフト層1中の蓄積キャリ
アが多い場合は、nドリフト層1の抵抗は小さくなるた
め飽和電圧は低くなるが、反面、ターンオフ時に排除す
べき蓄積キャリアが多いため、ターンオフ損失は大きく
なる。また、逆に、オン状態で半導体基板1中の蓄積キ
ャリアが少ない場合は、ターンオフ時に排除すべき蓄積
キャリアが少ないため、ターンオフ損失は小さくなる
が、反面、nドリフト層1の抵抗は大きくなるため飽和
電圧は高くなる。
とターンオフ時のターンオフ損失とは、一方を低減する
と他方が増大するトレードオフ関係にあり、半導体変換
装置への適用に当たっては、発生熱損失の観点から、そ
の飽和電圧−ターンオフ損失間のトレードオフ特性の向
上が課題である。
以降、飽和電圧−ターンオフ損失のトレードオフ特性の
向上は、様々な手法でおこなわれている。例えば、ベー
ス層とコレクタ層の間にバッファ層を設ける手法や、ベ
ース層のライフタイムをコントロールする手法が代表的
である。
注入されている電子・正孔の総量を変化させるだけでは
飽和電圧−ターンオフ損失トレードオフ特性の向上は困
難であり、半導体基板1中の電子・正孔の分布を変える
ことで、はじめて達成可能となる。一般的には、IGB
Tのエミッタ電極側の蓄積キャリア量を増加させること
が、飽和電圧−ターンオフ損失トレードオフ特性の改善
のためには有利であるとされている。
トレンチ内にMOS構造のゲートを形成する手法によ
り、飽和電圧−ターンオフ損失トレードオフ特性を向上
させたIGBT(以降、T−IGBTと称する)も報告
されている。
図である。P−IGBTと同様に低不純物濃度のnドリ
フト層1の一方の側の表面層にpウェル領域2、nソー
ス領域3が形成され、そのnソース領域3の表面からn
ドリフト層1に達するトレンチ7が形成されている。そ
のトレンチ7の内側にゲート酸化膜6を介してゲート電
極層10が埋め込まれている。nドリフト層1の他方の
側の表面層にpコレクタ層4、nバッファ層5が形成さ
れている。nソース領域3とpウェル領域2との表面に
共通に接触するエミッタ電極11が設けられ、pコレク
タ層4の表面に接触するコレクタ電極12が設けられて
いる。
度は40A・cm-2のT−IGBTとしては、次のよう
なディメンジョンをとる。nドリフト層1の比抵抗は約
320Ωcm、厚さは490μm。トレンチ7の深さ6
μm、底部の短辺2μm、間隔10μm。pウェル領域
2の表面不純物濃度4×1017cm-3、深さ約5μm。
nソース領域3の表面不純物濃度1×1020cm-3、深
さ約0.5μm、幅1μm。ゲート絶縁膜6の厚さ80
nm。絶縁膜8の厚さ約1μm。nドリフト層1の一部
分にライフタイムキラーを導入している。このT−IG
BTの40A・cm-2、125℃での飽和電圧は、約
6.3Vであった。
IGBTの動作原理と同一である。
リフト層1とpウェル領域2との間のpn接合よりエミ
ッタ電極11側に生じるため、前記pn接合から広がる
空乏層によって電子電流の経路が狭められて(この作用
をJ−FET効果と呼ぶことがある)飽和電圧が上昇す
る。そのためP−IGBTでは飽和電圧−ターンオフ損
失トレードオフ特性が悪化するのに対し、T−IGBT
のチャネルはnドリフト層1とpウェル領域2との間の
pn接合よりもコレクタ電極側に生じるため、J−FE
T効果が現れない。
を増加させることなく飽和電圧を低減することができる
ため、飽和電圧−ターンオフ損失トレードオフ特性にお
いて有利であり、これはT−IGBTの優れた点の1つ
である。
ためにnドリフト層1の比抵抗を高く、かつ厚さを厚く
する必要があるため、P−IGBTの飽和電圧−ターン
オフ損失トレードオフ特性はT−IGBTと比較して、
高耐圧になるほど悪化し易い。
はP−IGBTと比較して、エミッタ電極11側にエミ
ッタ電極11に接続したpウェル領域2の占める面積の
比率が高い。このため、pコレクタ層4から注入された
正孔が拡散によってエミッタ電極11に流れ出しやす
く、エミッタ電極11側の蓄積キャリアの濃度が低下す
る。この点においては、飽和電圧−ターンオフ損失トレ
ードオフ特性をさらに改善する余地がある。
ャリアの濃度を増加させてT−IGBTの飽和電圧−タ
ーンオフ損失トレードオフ特性を改善した例としては、
注入促進型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IEG
T)や、エミッタ電極と電気的に接触していないpウェ
ル領域をもつT−IGBT等が学会で発表されている
が、いずれも構造が複雑で、量産には適しないものであ
った。
レンチ構造のゲートを有するIGBT[T−IGBT]
において、簡便な方法でエミッタ電極側の蓄積キャリア
の濃度を増加させ、飽和電圧−ターンオフ損失トレード
オフ特性を改善したT−IGBTを提供することにあ
る。
発明は、第二導電型ウェル領域内に形成された第一導電
型エミッタ領域の表面から掘り下げられた第一導電型ド
リフト層に達するトレンチ内にゲート絶縁膜を介して埋
め込まれたゲート電極を有するT−IGBTにおいて、
第二導電型ウェル領域が選択的に形成されており、第二
導電型ウェル領域が形成されていない部分で、第一導電
型ドリフト層が半導体基板の主表面に現れている構造と
する。
ウェル領域で覆われていない構造とすることによって、
第二導電型コレクタ層から注入された正孔の拡散による
エミッタ電極からの流出が抑制され、エミッタ電極側の
蓄積キャリア濃度を増加させることができる。蓄積キャ
リア濃度が増加すれば、伝導度変調が大きくなって飽和
電圧が低減される。
部分に、不純物濃度が第一導電型ドリフト層よりも高い
第一導電型ドープ領域を形成すると良い。
較して、コレクタ領域から注入された正孔が拡散によっ
てエミッタ電極に流れ出すことを抑制するだけでなく、
第一導電型ドープ領域の電子を中和するため、第一導電
型ドープ領域近傍で正孔濃度が高くなって、蓄積キャリ
ア濃度が一層増加する。これらの効果のため、広い範囲
にわたって、エミッタ電極側の蓄積キャリア濃度を増加
させることができる。
濃度が1×1016cm-3以下であるものとする。そのよ
うな不純物濃度であれば、第二導電型ウェル領域を反転
させることなく、しかも十分な量の正孔を誘起して第一
導電型ドープ領域近傍の正孔濃度を高くすることができ
る。
ていない第一導電型ドリフト層の表面露出部上、または
第二導電型ドープ領域上に、補助ゲート絶縁膜を介して
ゲート電極を設けるとよい。
電位、オフ状態時には、ゼロもしくは負電位になるよう
に制御すれば、補助ゲート電極直下の表面層に電子が蓄
積され、コレクタ領域から注入された正孔はクーロン力
によって蓄積層に引き寄せられて正孔濃度も高くなるの
で、蓄積キャリア濃度を一層増加させることができる。
ゲート電極と補助ゲート絶縁膜とを接続すれば、オン状
態時に補助ゲート電極に正電位を印加することができ、
かつゲート電源を一つにすることができる。
電型エミッタ領域の無いトレンチ部分があるものとすれ
ば、トレンチ内のゲート電極に電圧を印加するとトレン
チ側壁の表面層に電子が蓄積され、正孔濃度も高くなる
ので、蓄積キャリア濃度を一層増加させることができ
る。
置については、トレンチおよび第二導電型ウェル領域が
ともにストライプ状であり、互いに垂直であるものとす
る。そのようにすれば、側壁に第二導電型ウェル領域お
よび第一導電型エミッタ領域の無いトレンチ部分を設け
ることが容易である。
断された短冊状であり、第一導電型エミッタ領域がトレ
ンチに平行であっても、トレンチに垂直であってもよ
い。また、トレンチが第二導電型ウェル領域で終端した
短冊状であり、その短編に沿って第一導電型エミッタ領
域が配置されていてもよい。
ル領域および第一導電型エミッタ領域の無いトレンチ部
分を容易に設けることができる。また、T−IGBTに
おいて、トレンチの幅Wt とトレンチ間の第二導電型ウ
ェル領域の幅Wp との比Wt /Wp を1以上で20以下
とする。
チ下方に電子が蓄積され、コレクタ領域から注入された
正孔はクーロン力によって蓄積層に引き寄せられて正孔
濃度も高くなるので、蓄積キャリア濃度を一層増加させ
ることができる。
が蓄積されず、従来のT−IGBTとかわらない。ま
た、Wt /Wp >20では、単位面積当たりに入るトレ
ンチの数が少なくなり、チャネル抵抗成分の増大が大き
くなるため、実用的でない。
発明の実施の形態を説明する。図19、20と同じ記号
は同じ部分を意味するものとする。また、nまたはpを
冠記した領域や層は、それぞれ電子、正孔を多数キャリ
アとする領域や層を表している。
例のT−IGBT(以降、A1−Typeと称する)の
主要部の断面図である。以降、実施形態のT−IGBT
も全て定格電圧4500V、定格電流密度40A・cm
-2のIGBTとする比抵抗約320Ωcm、厚さ約49
0μmのnドリフト層1の一方の側の主表面に、深さ6
μm、底部の短辺2μmのトレンチ7が100μm間隔
に形成され、これに並行に、かつ、接するように幅10
μm、深さ約5μmのpウェル領域2が形成され、その
pウェル領域2の表面層に幅1μm、深さ約0.5μm
のnソース領域3が形成されている。pウェル領域2、
nソース領域3は、例えばほう素と燐のイオン注入およ
び熱拡散により形成され、その表面不純物濃度はそれぞ
れ4×1017cm-3、1×1020cm-3である。トレン
チ7の内側に厚さ80nmの酸化膜を形成してゲート絶
縁膜6とし、多結晶シリコンからなるゲート電極10が
埋め込まれている。nソース領域3およびpウェル領域
2の表面の一部を除いて、厚さ約1μmのほう素燐シリ
カガラスの絶縁膜8が主表面を覆っている。絶縁膜8に
設けられた窓を通じてnソース領域3およびpウェル領
域2の表面に接するエミッタ電極11は、図のように絶
縁膜8の上に延長されることが多い。nドリフト層1の
他方の側には、nドリフト層1より高不純物濃度のn+
バッファ層5を介してpコレクタ層4が形成され、その
表面にコレクタ電極12が設けられている。n+ バッフ
ァ層5、pコレクタ層4は、例えば不純物のイオン注入
および熱拡散により形成される。n+ バッファ層5の最
高不純物濃度は2×1017cm-3、厚さ5μm、pコレ
クタ層4の表面不純物濃度は2×1019cm -3、厚さ1
μmである。図示しない部分で、ゲート電極10に接触
するゲート金属電極が設けられる。
っているのは、pウェル領域2が選択的に形成されてい
て、nドリフト層1が表面に達している点である。表面
に達しているnドリフト層1の幅は、約80μmであ
る。
ンオフ損失を約400mJとしたとき、40A・c
m-2、125℃での飽和電圧は、約6.2Vであった。
すなわち飽和電圧−ターンオフ損失のトレードオフ特性
が改善されたことになる。以後の例でも同じターンオフ
損失としたときの飽和電圧を比較することにする。
のT−IGBT、および比較のための従来のT−IGB
Tにおける半導体内部の正孔の濃度分布を示した。縦軸
は正孔の濃度、横軸は表面からの深さであり、左がエミ
ッタ電極側、右がコレクタ電極側に当たる。ディメンジ
ョンはそれぞれの実施例のT−IGBTの通りとし、4
0A・cm-2、125℃の条件でシミュレーションした
結果である。
で従来のT−IGBTに比べ正孔濃度が高く保たれてい
ることがわかる。中性条件によりほぼ同じ量の電子濃度
が存在するので、nドリフト層1内の蓄積キャリア濃度
が多くなる。こうしてnドリフト領域1の導電率変調が
起きて、IGBTとしては低い飽和電圧になり、飽和電
圧−ターンオフ損失のトレードオフ特性が改善されるこ
とが理解できる。
施例のT−IGBT(以降、A2−Typeと称する)
の主要部の断面図である。nドリフト層1のトレンチ7
の形成された側の主表面全域にnドリフト層1より高濃
度のn+ ドープ領域9が形成されている点でのみ、実施
例1と異なっている。n+ ドープ領域9は例えば不純物
のイオン注入および熱拡散により形成され、表面濃度約
1.0×1015cm-3、深さ約5μmである。pウェル
領域2の表面濃度は、このn+ ドープ領域9の表面濃度
よりも2桁以上高いために、pウェル領域2はn型には
ならない。このA2−Typeで同じターンオフ損失と
したとき、40A・cm-2、125℃での飽和電圧は、
約6.0Vであった。
ける半導体内部の正孔の濃度分布をも示した。40A・
cm-2、125℃の条件でシミュレーションした結果で
ある。このA2−Typeでは、左端近傍でA1−Ty
peより正孔濃度が高くなっている。これは、n+ ドー
プ領域9の電子を中性化するための正孔である。このた
め、半導体内部で正孔濃度が高く保たれ、nドリフト層
1内の蓄積キャリア濃度が更に多くなる。これにより、
低い飽和電圧が得られることが理解できる。
施例のT−IGBT(以降、A3−Typeと称する)
の主要部の断面図である。A1−Typeと異なってい
るのは、nドリフト層1が表面に達している部分で、厚
さ80nmの酸化膜からなる補助ゲート絶縁膜6aを介
して、厚さ1μmの多結晶シリコンからなる補助ゲート
電極13が設けられている点である。そして、この補助
ゲート電極13は、ゲート電極10と電気的に接続され
ている。このA3−Typeで同じターンオフ損失とし
たとき、40A・cm-2、125℃での飽和電圧は、約
5.7Vであった。
部の正孔の濃度分布をも示した。40A・cm-2、12
5℃の条件でシミュレーションした結果である。このA
3−Typeでは、左端部分で正孔濃度が高くなってい
る。これは、補助ゲート電極13の下方に蓄積された電
子を中性化するための正孔である。半導体内部でもA2
−Typeより更に正孔濃度が高く保たれている。これ
により、nドリフト層1内の蓄積キャリア濃度が一層多
くなり、低い飽和電圧が得られて、飽和電圧−ターンオ
フ損失のトレードオフ特性が一層改善される。
施例のT−IGBT(以降、A4−Typeと称する)
の主要部の断面図である。A2−TypeとA3−Ty
peとを組み合わせた形のT−IGBTである。このA
3−Typeで同じターンオフ損失としたとき、40A
・cm-2、125℃での飽和電圧は、約5.5Vであっ
た。
部の正孔の濃度分布をも示した。40A・cm-2、12
5℃の条件でシミュレーションした結果である。このA
4−Typeでは、A2−TypeとA3−Typeと
の効果が合わせて得られ、半導体内部での正孔濃度が高
くなっている。こうしてnドリフト層1内の蓄積キャリ
ア濃度が一層多くなるため、飽和電圧が低減されると考
えられる。表1に、A1、A2、A3、A4−Type
のT−IGBTの125℃、40A・cm-2の時の飽和
電圧を従来T−IGBTのそれとともに示す。
13をを設けたA2−Type、A3−Typeでは、
飽和電圧が効果的に低減され、両方を併設したA4−T
ypeでは一段と低い飽和電圧が得られている。
A4−Typeと飽和電圧の低いTypeのT−IGB
Tほど、表面側の蓄積キャリア濃度が増加していること
がわかる。
5の実施例のT−IGBT(以降、B11−Typeと
称する)の主要部の斜視図である。また、図6(b)、
図7(a)〜(c)は、各々、B11−Typeの半導
体表面での平面図、断面A、断面B、断面Cにおける断
面図である。
一方の側の主表面に、深さ6μm、底部の短辺2μmの
トレンチ7が10μm間隔に形成され、これに垂直に幅
20μm、深さ約5μmのpウェル領域2が80μm間
隔に形成され、そのpウェル領域2の表面層に幅1μ
m、長さ10μm、深さ約0.5μmのnソース領域3
が形成されている。トレンチ7の内側に厚さ80nmの
酸化膜を形成してゲート絶縁膜6とし、多結晶シリコン
からなるゲート電極層10が埋め込まれている。nソー
ス領域3およびpウェル領域2の表面の一部を除いて、
厚さ約1μmのほう素燐シリカガラスの絶縁膜8が主表
面を覆っている。絶縁膜8に設けられた開口を通じてn
ソース領域3およびpウェル領域2の表面に接するエミ
ッタ電極11は、図のように絶縁膜8の上に延長される
ことが多い。nドリフト層1の他方の側には、n+ バッ
ファ層5を介してpコレクタ層4が形成され、その表面
にコレクタ電極12が設けられている。図6(b)に見
られるようにこの例では、トレンチ7とpウェル領域2
とが直交するように形成されている。nソース領域3は
トレンチ7に平行である。
BTの断面図と全く同様であり、トレンチ7間には全面
にpウェル領域2が形成されている。同図(b)の断面
Bは、トレンチ7に沿った断面であり、これも従来のT
−IGBTのトレンチに沿った断面と同じである。同図
(c)の断面Cは、従来のT−IGBTと違って、互い
に分離されたpウェル領域2が見られる。
フ損失を400mJとしたとき、40A・cm-2、12
5℃での飽和電圧は、約4.8Vであった。このB11
−Typeでは、ゲート電極層10が埋め込まれたトレ
ンチ7の壁面にあたるnドリフト層1のうち、pウェル
領域2の形成されていない部分に電子が蓄積され、それ
に伴って正孔濃度が高くなり、nドリフト層1内の蓄積
キャリア濃度が一層多くなるため飽和電圧が低くなるの
である。
施例のT−IGBT(以降、B12−Typeと称す
る)の主要部分の斜視図である。B11−Typeと異
なっているのは、nドリフト層1のトレンチ7の形成さ
れた側の主表面全域にn+ ドープ領域9が形成されてい
る点である。n+ ドープ領域9は例えば表面濃度約1.
0×1015cm-3、深さ約5μmである。
125℃での飽和電圧は、約4.5Vであった。これ
は、A2−Typeのところで説明したような機構によ
って、nドリフト層1内でB11−Typeより更に蓄
積キャリア濃度が高く保たれているためである。
施例のT−IGBT(以降、B13−Typeと称す
る)の主要部分の斜視図である。B11−Typeと異
なっているのは、nドリフト層1が表面に達している部
分で、厚さ80nmの酸化膜からなる補助ゲート絶縁膜
6aを介して、厚さ1μmの多結晶シリコンからなる補
助ゲート電極13が設けられている点である。そして、
この補助ゲート電極13は、ゲート電極10と電気的に
接続されている。なお、この図のように、nソース領域
3をトレンチ7と垂直に、pウェル領域2と平行にする
こともできる。
125℃での飽和電圧は、約4.2Vであった。これ
は、A3−Typeのところで説明したような機構によ
って、半導体内部でB12−Typeより更に蓄積キャ
リア濃度が高く保たれているためである。
施例のT−IGBT(以降、B14−Typeと称す
る)の主要部分の概略俯瞰図である。B12−Type
とB13−Typeとを組み合わせた形のT−IGBT
であり、主表面全域に表面濃度約1.0×1015c
m-3、深さ約5μmのn+ ドープ領域9が形成されてお
り、80nmの補助ゲート絶縁膜6aを介して、厚さ1
μmの補助ゲート電極層13が設けられている。補助ゲ
ート電極層13はゲート電極層10と電気的に接続され
ている。
125℃での飽和電圧は、約4.0Vであった。このB
14−Typeでは、B12−TypeとB13−Ty
peとの効果が合わせて得られ、半導体内部での蓄積キ
ャリア濃度が高くなっている。これにより、低い飽和電
圧が得られることが理解できる。
第9の実施例のT−IGBT(以降、B21−Type
と称する)の主要部の斜視図である。また、図11
(b)、図12(a)、(b)は各々、B21−Typ
eの半導体表面に於ける平面図、断面A、断面Bにおけ
る断面図である。
に、深さ6μm、底部の短辺2μm、底部の長辺25μ
mのトレンチ7が10μm間隔に形成されている。トレ
ンチ7の短辺に接するように幅10μm、深さ約5μm
のpウェル領域2が形成され、そのpウェル領域2の表
面層に幅1μm、深さ約0.5μmのnソース領域3が
形成されている。トレンチ7の内側に厚さ80nmの酸
化膜を形成してゲート絶縁膜6とし、多結晶シリコンか
らなるゲート電極層10が埋め込まれている。nソース
領域3およびpウェル領域2の表面の一部を除いて、厚
さ約1μmのほう素燐シリカガラスの絶縁膜8が主表面
を覆っている。nソース領域3およびpウェル領域2の
表面に接して設けられたエミッタ電極11は、図のよう
に絶縁膜8の上に延長されることが多い。nドリフト層
1の他方の側には、n+ バッファ層5を介してpコレク
タ層4が形成され、その表面にコレクタ電極12が設け
られている。
も、トレンチ7とpウェル領域2とが直交するように形
成されている。B11−Typeと違ってnソース領域
3もトレンチ7に直交している。
辺方向に沿った断面であり、トレンチ7が断続している
様子が見られる。トレンチ7の間には、pウェル領域2
が形成されている。同図(c)の断面Bには、互いに分
離されたpウェル領域2とその表面層のnソース領域3
とが見られる。
125℃での飽和電圧は、約5.1Vであった。このB
21−Typeでも、ゲート電極層10が埋め込まれた
トレンチ7の壁面にあたるnドリフト層1のうち、pウ
ェル領域2の形成されていない部分に電子が蓄積され、
それに伴って正孔濃度が高くなり、半導体内部の蓄積キ
ャリア濃度が一層多くなるため飽和電圧が低くなる。
0の実施例のT−IGBT(以降、B22−Typeと
称する)の主要部分の斜視図である。B21−Type
と異なっているのは、nドリフト層1のトレンチ7の形
成された側の主表面全域にn+ ドープ領域9が形成され
ている点である。n+ ドープ領域9の表面濃度約1.0
×1015cm -3、深さ約5μmである。
125℃での飽和電圧は、約4.8Vであった。これ
は、A2−Typeのところで説明したような機構によ
って、半導体内部でB21−Typeより更に正孔濃度
が高く保たれているためである。
1実施例(以降、B23−Typeと称す)のT−IG
BTの主要部分の斜視図である。B21−Typeと異
なっているのは、nドリフト層1が表面に達している部
分で、厚さ80nmの酸化膜からなる補助ゲート絶縁膜
6aを介して、厚さ1μmの多結晶シリコンからなる補
助ゲート電極13が設けられている点である。そして、
この補助ゲート電極13は、ゲート電極10と電気的に
接続されている。
125℃での飽和電圧は、約4.6Vであった。これ
は、A3−Typeのところで説明したような機構によ
って、半導体内部でB12−Typeより更に正孔濃度
が高く保たれているためである。
2の実施例のT−IGBT(以降、B24−Typeと
称する)の主要部分の斜視図である。B22−Type
とB23−Typeとを組み合わせた形のT−IGBT
であり、主表面全域に表面濃度約1.0×1015c
m-3、深さ約5μmのn+ ドープ領域9が形成されてお
り、80nmの補助ゲート絶縁膜6aを介して、厚さ1
μmの補助ゲート電極層13が設けられている。補助ゲ
ート電極層13はゲート電極層10と電気的に接続され
ている。
25℃での飽和電圧は、約4.4Vであった。このB2
4−Typeでは、B22−TypeとB23−Typ
eとの効果が合わせて得られ、半導体内部での正孔濃度
が高くなっている。これにより、低い飽和電圧が得られ
たことが理解できる。
4、B21、B22、B23、B24−TypeのT−
IGBTの125℃、40Acm-2の時の飽和電圧を示
す。
−IGBTより低くなっていることがわかる。また、n
+ ドープ領域9、あるいは、補助ゲート電極13、もし
くは、それらを併用することで、飽和電圧は効果的に低
減されている。
3の実施例のT−IGBT(以降、C1−Typeと称
する)の主要部の断面図である。
の一方の主表面に、深さ6μm、底部の短辺25μmの
トレンチ7が5μm間隔で形成され、その間に深さ約5
μmのpウェル領域2が形成されている。そのpウェル
領域2の表面層に幅1μm、深さ約0.5μmのn型の
ソース領域3が形成されている。トレンチ7の内側に厚
さ80nmの酸化膜を形成してゲート絶縁膜6とし、多
結晶シリコンからなるゲート電極層10が埋め込まれて
いる。nソース領域3およびpウェル領域2の表面の一
部を除いて、厚さ約1μmのほう素燐シリカガラスの絶
縁膜8が主表面を覆っている。nソース領域3およびp
ウェル領域2の表面に接して設けられたエミッタ電極1
1は、図のように絶縁膜8の上に延長されることが多
い。nドリフト層1の他方の側には、n+ バッファ層5
を介してpコレクタ層4が形成され、その表面にコレク
タ電極12が設けられている。他に、トレンチ7底部の
幅を2.5〜45.0μm迄変化させたT−IGBTを
試作した。トレンチ7間のpウェル領域2の幅は5μm
で一定とした。
た時の飽和電圧の変化を示す特性図である。縦軸は接合
温度125℃、電流密度40A・cm-2の場合の飽和電
圧、横軸は、トレンチ底部の幅(Wt )とpウェル領域
2の幅(Wp )との比Wt /Wp である。
幅が5.0μm以上]で効果的に飽和電圧が低下してい
る。なお、従来の一般的な、T−IGBTのWt /Wp
は0.25程度であった。
つかのT−IGBT、および比較のための従来のT−I
GBTにおける半導体内部の正孔の濃度分布を示した。
縦軸は正孔の濃度、横軸は表面からの深さである。40
A/cm2 、125℃の条件でシミュレーションした結
果である。Wt /Wp が大きい程、半導体内部の正孔濃
度が高く保たれていることがわかる。これにより、低い
飽和電圧が得られることが理解できる。
ポーラトランジスタの例を取り上げたが、n型、p型を
反転したpチャネル型の絶縁ゲートバイポーラトランジ
スタにも全く同様に適用できることはいうまでも無い。
レンチ内にゲート絶縁膜を介してゲート電極を埋め込ん
だ形のトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタに
おいて、下記のような構造とすることにより、飽和電圧
−ターンオフ損失のトレードオフ特性を改善できること
を示した。 第二導電型ウェル領域を選択的に形成し、第一導電型
ドリフト層の一部が表面に達する。 第二導電型ウェル領域を選択的に形成し、第二導電型
ウェル領域が形成されていない部分に第一導電型ドリフ
ト層より高濃度の第一導電型ドープ領域を形成する。 第一導電型ドリフト層の表面露出部、または第一導電
型ドープ領域上に補助ゲート絶縁膜を介して補助ゲート
電極を設ける。 側壁に第二導電型ウェル領域および第一導電型エミッ
タ領域の無いトレンチ部分を設ける。 トレンチの幅Wt とトレンチ間の第二導電型ウェル領
域の幅Wp との比Wt /Wp を1以上で20以下とす
る。
度を増すことに寄与し、その結果飽和電圧を低減するこ
とになる。本発明は、単に絶縁ゲートバイポーラトラン
ジスタのスイッチング損失の低減に止まらず、広く電力
変換装置の損失低減に大きく貢献するものである。
e)の概略断面図
e)の概略断面図
e)の概略断面図
e)の概略断面図
Tにおける蓄積キャリア分布図
1−Type)の概略俯瞰図、(b)はB11−Typ
eのシリコン表面の平面図
面図、(b)は断面Bにおける断面図、(c)は断面C
における断面図
pe)の概略俯瞰図
pe)の概略俯瞰図
ype)の概略俯瞰図
21−Type)の概略俯瞰図、(b)はB21−Ty
peのシリコン表面の平面図
断面図、(b)は断面Bにおける断面図
Type)の概略俯瞰図
Type)の概略俯瞰図
Type)の概略俯瞰図
ype)の概略断面図
ル領域幅)と飽和電圧との関係を示す特性図
おける蓄積キャリア分布図
Claims (13)
- 【請求項1】第一導電型ドリフト層の表面層に形成され
た第二導電型ウェル領域と、その第二導電型ウェル領域
内に形成された第一導電型エミッタ領域と、第一導電型
エミッタ領域の表面から掘り下げられた第一導電型ドリ
フト層に達するトレンチと、そのトレンチ内にゲート絶
縁膜を介して埋め込まれたゲート電極と、第一導電型エ
ミッタ領域と第二導電型ウェル領域との表面に共通に接
触して設けられたエミッタ電極と、第一導電型ドリフト
層の裏面側に形成された第二導電型コレクタ層と、その
第二導電型コレクタ層の表面に設けられたコレクタ電極
とを有するトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジス
タにおいて、第二導電型ウェル領域が選択的に形成さ
れ、第一導電型ドリフト層の一部が表面に達することを
特徴とするトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジス
タ。 - 【請求項2】表面に達する第一導電型ドリフト層上に補
助ゲート絶縁膜を介して補助ゲート電極を設けることを
特徴とする請求項1記載のトレンチ型絶縁ゲートバイポ
ーラトランジスタ。 - 【請求項3】第一導電型ドリフト層の表面層に形成され
た第二導電型ウェル領域と、その第二導電型ウェル領域
内に形成された第一導電型エミッタ領域と、第一導電型
エミッタ領域の表面から掘り下げられた第一導電型ドリ
フト層に達するトレンチと、そのトレンチ内にゲート絶
縁膜を介して埋め込まれたゲート電極と、第一導電型エ
ミッタ領域と第二導電型ウェル領域との表面に共通に接
触して設けられたエミッタ電極と、第一導電型ドリフト
層の裏面側に形成された第二導電型コレクタ層と、その
第二導電型コレクタ層の表面に設けられたコレクタ電極
とを有するトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジス
タにおいて、第二導電型ウェル領域が選択的に形成さ
れ、第一導電型ドリフト層の表面層の第二導電型ウェル
領域が形成されていない部分に第一導電型ドリフト層よ
り高濃度の第一導電型ドープ領域が形成されていること
を特徴とするトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジ
スタ。 - 【請求項4】第一導電型ドープ領域の表面不純物濃度が
1×1016cm-3以下であることを特徴とする請求項3
記載のトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。 - 【請求項5】第一導電型ドープ領域上に補助ゲート絶縁
膜を介して補助ゲート電極を設けることを特徴とする請
求項3または4に記載のトレンチ型絶縁ゲートバイポー
ラトランジスタ。 - 【請求項6】ゲート電極と補助ゲート電極とを接続する
ことを特徴とする請求項2または5に記載のトレンチ型
絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。 - 【請求項7】側壁に第二導電型ウェル領域および第一導
電型エミッタ領域の無いトレンチ部分があることを特徴
とする請求項1ないし6のいずれかに記載のトレンチ型
絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。 - 【請求項8】トレンチおよび第二導電型ウェル領域がと
もにストライプ状であり、互いに垂直であることを特徴
とする請求項7記載のトレンチ型絶縁ゲートバイポーラ
トランジスタ。 - 【請求項9】第二導電型ウェル領域がトレンチにより分
断された短冊状であることを特徴とする請求項8記載の
トレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。 - 【請求項10】第一導電型エミッタ領域が短冊状であ
り、トレンチに平行であることを特徴とする請求項9記
載のトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。 - 【請求項11】第一導電型エミッタ領域が短冊状であ
り、トレンチに垂直であることを特徴とする請求項9記
載のトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。 - 【請求項12】トレンチが第二導電型ウェル領域で終端
した短冊状であり、その短編に沿って第一導電型エミッ
タ領域が配置されていることを特徴とする請求項8記載
のトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。 - 【請求項13】第一導電型ドリフト層の表面層に形成さ
れた第二導電型ウェル領域と、その第二導電型ウェル領
域内に形成された第一導電型エミッタ領域と、第一導電
型エミッタ領域の表面から掘り下げられた第一導電型ド
リフト層に達するトレンチと、そのトレンチ内にゲート
絶縁膜を介して埋め込まれたゲート電極と、第一導電型
エミッタ領域と第二導電型ウェル領域との表面に共通に
接触して設けられたエミッタ電極と、第一導電型ドリフ
ト層の裏面側に形成された第二導電型コレクタ層と、そ
の第二導電型コレクタ層の表面に設けられたコレクタ電
極とを有するトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジ
スタにおいて、トレンチの幅Wt とトレンチ間の第二導
電型ウェル領域の幅Wp との比Wt /Wp を1以上で2
0以下とすることを特徴とするトレンチ型絶縁ゲートバ
イポーラトランジスタ。
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