JP2000234275A - ゴム補強用ポリエステル繊維の処理方法 - Google Patents
ゴム補強用ポリエステル繊維の処理方法Info
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- JP2000234275A JP2000234275A JP3567899A JP3567899A JP2000234275A JP 2000234275 A JP2000234275 A JP 2000234275A JP 3567899 A JP3567899 A JP 3567899A JP 3567899 A JP3567899 A JP 3567899A JP 2000234275 A JP2000234275 A JP 2000234275A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、高温に曝された場合でもポリエス
テル繊維とゴム配合物との接着性能に優れているゴム補
強用ポリエステル繊維の処理方法を提案することにあ
る。 【解決手段】 ポリエステル繊維をビニルハライド基を
含有する化合物、ポリエポキシド化合物、及び/又は、
ブロックドポリイソシアネート化合物、並びにゴムラテ
ックスを含む処理剤により処理することにより達成さ
れ、ポリエポキシド化合物として、芳香族ポリエポキシ
ド化合物を用いることも出来る。
テル繊維とゴム配合物との接着性能に優れているゴム補
強用ポリエステル繊維の処理方法を提案することにあ
る。 【解決手段】 ポリエステル繊維をビニルハライド基を
含有する化合物、ポリエポキシド化合物、及び/又は、
ブロックドポリイソシアネート化合物、並びにゴムラテ
ックスを含む処理剤により処理することにより達成さ
れ、ポリエポキシド化合物として、芳香族ポリエポキシ
ド化合物を用いることも出来る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム補強用ポリエ
ステル繊維の処理方法に関し、さらに詳しくは、ポリエ
ステル繊維をビニルハライド基を含有する化合物を含む
処理剤により処理するゴム補強用ポリエステル繊維の処
理方法に関する。
ステル繊維の処理方法に関し、さらに詳しくは、ポリエ
ステル繊維をビニルハライド基を含有する化合物を含む
処理剤により処理するゴム補強用ポリエステル繊維の処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレート繊維で代表
されるポリエステル繊維は、高強度、高ヤング率等の優
れた物理的特性を有しており、これを活かしたタイヤ、
ホース、ベルト等のゴム補強用繊維として使用されてい
る。しかし、ポリエステル繊維はその表面が比較的不活
性であるため、そのままではゴムや樹脂等のマトリック
スとの接着性が不十分であり、ポリエステル繊維の物理
的特性を十分に発揮することはできない。
されるポリエステル繊維は、高強度、高ヤング率等の優
れた物理的特性を有しており、これを活かしたタイヤ、
ホース、ベルト等のゴム補強用繊維として使用されてい
る。しかし、ポリエステル繊維はその表面が比較的不活
性であるため、そのままではゴムや樹脂等のマトリック
スとの接着性が不十分であり、ポリエステル繊維の物理
的特性を十分に発揮することはできない。
【0003】このため、ポリエステル繊維の表面を種々
の薬品で処理する化学処理法、例えば、脂肪族エポキシ
化合物や、ブロックドイソシアネート化合物等の反応性
の強い化学薬品で処理して接着性を付与した後に、レゾ
ルシン・ホルマリン・ゴムラテックス(RFL)で処理
する、いわゆる2浴処理方法が提案され実用化されてい
る(例えば、特開昭54−73994号公報など)。ま
た、該RFLにブロックドイソシアネートと芳香族エポ
キシ化合物を添加した系においては、特開平10−46
475号公報に記載されているように、1浴において処
理することが可能とされている。
の薬品で処理する化学処理法、例えば、脂肪族エポキシ
化合物や、ブロックドイソシアネート化合物等の反応性
の強い化学薬品で処理して接着性を付与した後に、レゾ
ルシン・ホルマリン・ゴムラテックス(RFL)で処理
する、いわゆる2浴処理方法が提案され実用化されてい
る(例えば、特開昭54−73994号公報など)。ま
た、該RFLにブロックドイソシアネートと芳香族エポ
キシ化合物を添加した系においては、特開平10−46
475号公報に記載されているように、1浴において処
理することが可能とされている。
【0004】しかし、これらの方法では、ポリエステル
がアミンを含む雰囲気中で高温度に加熱されるとアミン
による触媒的な分子切断反応(アミノリシス)が起こ
り、強度が大きく劣化することが知られている。一般に
ゴム中には、ゴムの劣化を防ぐために多量のアミン成分
が含まれており、ポリエステル繊維で補強されたゴムを
高温に曝すとポリエステル繊維の表面が劣化し、接着力
が著しく劣化することが知られている。特に、接着剤の
付着量(SPU)が少ない場合には、劣化が大きく、そ
のため接着剤の付着量を低減させ、且つ、高い接着性が
得られる処理方法が望まれている。
がアミンを含む雰囲気中で高温度に加熱されるとアミン
による触媒的な分子切断反応(アミノリシス)が起こ
り、強度が大きく劣化することが知られている。一般に
ゴム中には、ゴムの劣化を防ぐために多量のアミン成分
が含まれており、ポリエステル繊維で補強されたゴムを
高温に曝すとポリエステル繊維の表面が劣化し、接着力
が著しく劣化することが知られている。特に、接着剤の
付着量(SPU)が少ない場合には、劣化が大きく、そ
のため接着剤の付着量を低減させ、且つ、高い接着性が
得られる処理方法が望まれている。
【0005】一方、ビニルハライドを用いたポリエステ
ル繊維とゴムとの接着技術としては、例えば、特公昭3
6−5740号公報に記載されているようにポリ塩化ビ
ニル、ポリアミンを主成分とする第1処理液で処理し、
続いてゴムラテックス分散液を含む第2処理液で処理す
る方法があるが、この方法では、第1処理液のポリエス
テル繊維に対する親和性が不十分であり、第2処理液の
による被膜強度が不十分であるために、充分な接着性を
得ることが出来ない。
ル繊維とゴムとの接着技術としては、例えば、特公昭3
6−5740号公報に記載されているようにポリ塩化ビ
ニル、ポリアミンを主成分とする第1処理液で処理し、
続いてゴムラテックス分散液を含む第2処理液で処理す
る方法があるが、この方法では、第1処理液のポリエス
テル繊維に対する親和性が不十分であり、第2処理液の
による被膜強度が不十分であるために、充分な接着性を
得ることが出来ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の事情
を背景としてなされたものであり、高温に曝された場合
でもポリエステル繊維とゴム配合物との接着性能が優れ
ている処理方法を提案することにある。
を背景としてなされたものであり、高温に曝された場合
でもポリエステル繊維とゴム配合物との接着性能が優れ
ている処理方法を提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、ポリエス
テル繊維をビニルハライド基を含有する化合物、ポリエ
ポキシド化合物、及び/又は、ブロックドポリイソシア
ネート化合物、並びにゴムラテックスを含む処理剤
(1)により処理した後、さらに、ブロックドポリイソ
シアネート化合物、及び、レゾルシン・ホルマリン・ゴ
ムラテックスを含む処理剤(2)で処理する2浴処理法
により解決される。また、ポリエステル繊維を、皮膜形
成温度が200℃以下のビニルハライド基を含有する化
合物、芳香族ポリエポキシド化合物、及び/又は、ブロ
ックドポリイソシアネート化合物、並びに、レゾルシン
・ホルマリン・ゴムラテックスを含む処理剤(3)によ
り処理する1浴処理法により処理してもよい。
テル繊維をビニルハライド基を含有する化合物、ポリエ
ポキシド化合物、及び/又は、ブロックドポリイソシア
ネート化合物、並びにゴムラテックスを含む処理剤
(1)により処理した後、さらに、ブロックドポリイソ
シアネート化合物、及び、レゾルシン・ホルマリン・ゴ
ムラテックスを含む処理剤(2)で処理する2浴処理法
により解決される。また、ポリエステル繊維を、皮膜形
成温度が200℃以下のビニルハライド基を含有する化
合物、芳香族ポリエポキシド化合物、及び/又は、ブロ
ックドポリイソシアネート化合物、並びに、レゾルシン
・ホルマリン・ゴムラテックスを含む処理剤(3)によ
り処理する1浴処理法により処理してもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に使用するポリエステル繊維は、いかなるポリエ
ステル繊維でも使用できるが、特に、テレフタル酸、又
は、ナフタレンジカルボン酸を主たる酸成分とし、エチ
レングリコール、又は、テトラメチレングリコールを主
たるグリコール成分とするポリエステルからなる繊維が
好ましく用いられる。ポリエステル繊維のデニール、フ
ィラメント数、断面形状、繊維物性、微細構造や、ポリ
マー性状(末端カルボキシル基濃度、分子量等)、ポリ
マー中の添加剤の有無等には、なんら限定を受けるもの
ではない。また、本発明でいうポリエステル繊維は、ヤ
ーン、コード、不織布、織編物等種々の繊維集合形態を
含むものである。
本発明に使用するポリエステル繊維は、いかなるポリエ
ステル繊維でも使用できるが、特に、テレフタル酸、又
は、ナフタレンジカルボン酸を主たる酸成分とし、エチ
レングリコール、又は、テトラメチレングリコールを主
たるグリコール成分とするポリエステルからなる繊維が
好ましく用いられる。ポリエステル繊維のデニール、フ
ィラメント数、断面形状、繊維物性、微細構造や、ポリ
マー性状(末端カルボキシル基濃度、分子量等)、ポリ
マー中の添加剤の有無等には、なんら限定を受けるもの
ではない。また、本発明でいうポリエステル繊維は、ヤ
ーン、コード、不織布、織編物等種々の繊維集合形態を
含むものである。
【0009】本発明では、かかるポリエステル繊維をビ
ニルハライド基を含有する化合物を含む処理剤により処
理することが重要である。本発明で用いるビニルハライ
ド基を含有する化合物は、皮膜形成温度が200℃以
下、より好ましくは、180℃以下のものである。該皮
膜形成温度が200℃を超える場合には、接着処理条件
下では均一な皮膜を形成することが困難になる。本発明
で使用されるビニルハライド基を含有する化合物として
は、塩化ビニルの単独、若しくは、各種の共重合を行っ
た化合物であり、塩化ビニルと酢酸ビニル、塩化ビニル
と塩化ビニリデン、塩化ビニルとアクリロニトリル、塩
化ビニルと酢酸ビニルの共重合化合物、塩化ビニル、酢
酸ビニル及び無水マレイン酸の三元重合体、あるいはそ
れらの混合物を挙げることが出来る。
ニルハライド基を含有する化合物を含む処理剤により処
理することが重要である。本発明で用いるビニルハライ
ド基を含有する化合物は、皮膜形成温度が200℃以
下、より好ましくは、180℃以下のものである。該皮
膜形成温度が200℃を超える場合には、接着処理条件
下では均一な皮膜を形成することが困難になる。本発明
で使用されるビニルハライド基を含有する化合物として
は、塩化ビニルの単独、若しくは、各種の共重合を行っ
た化合物であり、塩化ビニルと酢酸ビニル、塩化ビニル
と塩化ビニリデン、塩化ビニルとアクリロニトリル、塩
化ビニルと酢酸ビニルの共重合化合物、塩化ビニル、酢
酸ビニル及び無水マレイン酸の三元重合体、あるいはそ
れらの混合物を挙げることが出来る。
【0010】本発明においては、該ビニルハライド基を
含有する化合物は水分散体、乳化物あるいは溶液として
用いられる。このような乳化液又は分散液にするには、
例えば、前記の熱可塑性樹脂を、そのままかあるいは、
必要に応じて少量の溶媒に溶解した後、公知の乳化剤、
例えば、アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ、ジオクチ
ルスルホサクシネートナトリウム塩、ノニルフェノール
エチレンオキサイド付加物等を用いて乳化、または、分
散すればよい。
含有する化合物は水分散体、乳化物あるいは溶液として
用いられる。このような乳化液又は分散液にするには、
例えば、前記の熱可塑性樹脂を、そのままかあるいは、
必要に応じて少量の溶媒に溶解した後、公知の乳化剤、
例えば、アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ、ジオクチ
ルスルホサクシネートナトリウム塩、ノニルフェノール
エチレンオキサイド付加物等を用いて乳化、または、分
散すればよい。
【0011】本発明は、このようなビニルハライド基を
含有する化合物を含む処理剤で処理するが、さらに、具
体的には、該ビニルハライド基を含有する化合物、ポリ
エポキシド化合物、及び/又は、ブロックドポリイソシ
アネート化合物、並びに、ゴムラテックスを含む処理剤
(1)により処理し(第1処理)、さらに、該第1処理
の後に、ブロックドポリイソシアネート化合物、及び、
レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックスを含む処理剤
(2)で処理(第2処理)する2浴法が例示され、さら
に、該処理剤(2)には、芳香族ポリエポキシド化合物
が含まれていてもよい。
含有する化合物を含む処理剤で処理するが、さらに、具
体的には、該ビニルハライド基を含有する化合物、ポリ
エポキシド化合物、及び/又は、ブロックドポリイソシ
アネート化合物、並びに、ゴムラテックスを含む処理剤
(1)により処理し(第1処理)、さらに、該第1処理
の後に、ブロックドポリイソシアネート化合物、及び、
レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックスを含む処理剤
(2)で処理(第2処理)する2浴法が例示され、さら
に、該処理剤(2)には、芳香族ポリエポキシド化合物
が含まれていてもよい。
【0012】また、該ポリエポキシド化合物として芳香
族ポリエポキシド化合物を用いる場合には、該ビニルハ
ライド基を含有する化合物、芳香族ポリエポキシド化合
物、及び/又は、ブロックドポリイソシアネート化合
物、並びに、レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス
を含む処理剤(3)により処理する1浴法で処理するこ
ともでき、さらに、該処理剤(3)による処理の後に、
さらに、レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックスを含
む処理剤(4)により、1回、若しくは、複数回処理す
ることもできる。
族ポリエポキシド化合物を用いる場合には、該ビニルハ
ライド基を含有する化合物、芳香族ポリエポキシド化合
物、及び/又は、ブロックドポリイソシアネート化合
物、並びに、レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス
を含む処理剤(3)により処理する1浴法で処理するこ
ともでき、さらに、該処理剤(3)による処理の後に、
さらに、レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックスを含
む処理剤(4)により、1回、若しくは、複数回処理す
ることもできる。
【0013】このような処理剤に使用するポリエポキシ
ド化合物は、1分子中に少なくとも2個以上のエポキシ
基を有する化合物であり、そのエポキシ基の含有量は、
該ポリエポキシド化合物:100g当り0.2g当量以
上を含有する化合物である。このような化合物として
は、エチレングリコール、グリセロール、ソルビトー
ル、ペンタエリスリトール、ポリエチレングリコール等
の多価アルコール類とエピクロルヒドリンのごときハロ
ゲン含有エポキシド類との反応生成物、レゾルシン、ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)ジメチルメタン、フェノ
ール・ホルムアルデヒド樹脂、レゾルシン・ホルムアル
デヒド樹脂等の多価フェノール類と前記ハロゲン含有エ
ポキシド類との反応生成物、過酢酸、又は、過酸化水素
等で不飽和化合物を酸化して得られるポリエポキシド化
合物、すなわち、3,4−エポキシシクロヘキセンエポ
キシド、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル、3,
4−エポキシシクロヘキセンカルボキシレート、ビス
(3,4−エポキシ−6−メチル−シクロヘキシルメチ
ル)アジペート等を挙げることができる。これらのう
ち、特に多価アルコールとエピクロルヒドリンとの反応
生成物、すなわち、多価アルコールのポリグリシジルエ
ーテル化合物が優れた性能を発現することができるので
好ましく例示される。
ド化合物は、1分子中に少なくとも2個以上のエポキシ
基を有する化合物であり、そのエポキシ基の含有量は、
該ポリエポキシド化合物:100g当り0.2g当量以
上を含有する化合物である。このような化合物として
は、エチレングリコール、グリセロール、ソルビトー
ル、ペンタエリスリトール、ポリエチレングリコール等
の多価アルコール類とエピクロルヒドリンのごときハロ
ゲン含有エポキシド類との反応生成物、レゾルシン、ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)ジメチルメタン、フェノ
ール・ホルムアルデヒド樹脂、レゾルシン・ホルムアル
デヒド樹脂等の多価フェノール類と前記ハロゲン含有エ
ポキシド類との反応生成物、過酢酸、又は、過酸化水素
等で不飽和化合物を酸化して得られるポリエポキシド化
合物、すなわち、3,4−エポキシシクロヘキセンエポ
キシド、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル、3,
4−エポキシシクロヘキセンカルボキシレート、ビス
(3,4−エポキシ−6−メチル−シクロヘキシルメチ
ル)アジペート等を挙げることができる。これらのう
ち、特に多価アルコールとエピクロルヒドリンとの反応
生成物、すなわち、多価アルコールのポリグリシジルエ
ーテル化合物が優れた性能を発現することができるので
好ましく例示される。
【0014】かかるポリエポキシド化合物は、通常は水
溶液、若しくは、乳化液として使用するものがよい。乳
化液、又は、溶液にするには、例えば、かかるポリエポ
キシド化合物をそのまま、あるいは、必要に応じて少量
の溶剤に溶解したものを、公知の乳化剤、例えば、アル
キルベンゼンスルホン酸ソーダ、ジオクチルスルホサク
シネートナトリウム塩、ノニルフェノールエチレンオキ
サイド付加物等を用いて乳化、又は溶解することができ
る。
溶液、若しくは、乳化液として使用するものがよい。乳
化液、又は、溶液にするには、例えば、かかるポリエポ
キシド化合物をそのまま、あるいは、必要に応じて少量
の溶剤に溶解したものを、公知の乳化剤、例えば、アル
キルベンゼンスルホン酸ソーダ、ジオクチルスルホサク
シネートナトリウム塩、ノニルフェノールエチレンオキ
サイド付加物等を用いて乳化、又は溶解することができ
る。
【0015】次に、本発明の処理に使用するブロックド
ポリイソシアネート化合物とは、ポリイソシアネート化
合物とブロック化剤との付加化合物であり、加熱により
ブロック成分が遊離して活性なポリイソシアネート化合
物を生ぜしめるものである。
ポリイソシアネート化合物とは、ポリイソシアネート化
合物とブロック化剤との付加化合物であり、加熱により
ブロック成分が遊離して活性なポリイソシアネート化合
物を生ぜしめるものである。
【0016】該ポリイソシアネート化合物としては、例
えば、トリレンジイソシアネート、メタフェニレンジイ
ソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェ
ニルイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシア
ネート等のポリイソシアネート、あるいは、これらポリ
イソシアネートと活性水素原子を2個以上有する化合
物、例えば、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリ
トール等とをイソシアネート基(−NCO)とヒドロキ
シル基(−OH)の比が1を超えるモル比で反応させて
得られる末端イソシアネート基含有のポリオールアダク
トポリイソシアネート等が挙げられる。特に、トリレン
ジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、ポリメチレンポリフェニルイソシアネートの如き芳
香族ポリイソシアネートが優れた性能を発現するので好
ましい。
えば、トリレンジイソシアネート、メタフェニレンジイ
ソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェ
ニルイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシア
ネート等のポリイソシアネート、あるいは、これらポリ
イソシアネートと活性水素原子を2個以上有する化合
物、例えば、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリ
トール等とをイソシアネート基(−NCO)とヒドロキ
シル基(−OH)の比が1を超えるモル比で反応させて
得られる末端イソシアネート基含有のポリオールアダク
トポリイソシアネート等が挙げられる。特に、トリレン
ジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、ポリメチレンポリフェニルイソシアネートの如き芳
香族ポリイソシアネートが優れた性能を発現するので好
ましい。
【0017】該ブロック化剤としては、例えば、フェノ
ール、チオフェノール、クレゾール、レゾルシン等のフ
ェノール類、ジフェニルアミン、キシリジン等の芳香族
第2級アミン類、フタル酸イミド類、カプロラクタム、
バレロラクタム等のラクタム類、アセトキシム、メチル
エチルケトンオキシム、シクロヘキサノンオキシム等の
オキシム類および酸性亜硫酸ソーダ等が例示される。
ール、チオフェノール、クレゾール、レゾルシン等のフ
ェノール類、ジフェニルアミン、キシリジン等の芳香族
第2級アミン類、フタル酸イミド類、カプロラクタム、
バレロラクタム等のラクタム類、アセトキシム、メチル
エチルケトンオキシム、シクロヘキサノンオキシム等の
オキシム類および酸性亜硫酸ソーダ等が例示される。
【0018】かかるブロックドポリイソシアネート化合
物は、通常は、乳化液や、分散液、又は、水溶液として
使用される。乳化液、又は、分散液にするには、例え
ば、かかるブロックドポリイソシアネートを、そのまま
か、あるいは、必要に応じて少量の溶媒に溶解した後、
公知の乳化剤、例えば、アルキルベンゼンスルホン酸ソ
ーダ、ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩、ノ
ニルフェノールエチレンオキサイド付加物等を用いて乳
化又は分散すればよい。
物は、通常は、乳化液や、分散液、又は、水溶液として
使用される。乳化液、又は、分散液にするには、例え
ば、かかるブロックドポリイソシアネートを、そのまま
か、あるいは、必要に応じて少量の溶媒に溶解した後、
公知の乳化剤、例えば、アルキルベンゼンスルホン酸ソ
ーダ、ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩、ノ
ニルフェノールエチレンオキサイド付加物等を用いて乳
化又は分散すればよい。
【0019】本発明は、かかるポリエポキシド化合物、
及び、ブロックドポリイソシアネート化合物をビニルハ
ライド基を含有する化合物と併用することにより、ポリ
エステル繊維に対する親和性を大きく向上させ、初期接
着性を大きく向上させることができたものである。
及び、ブロックドポリイソシアネート化合物をビニルハ
ライド基を含有する化合物と併用することにより、ポリ
エステル繊維に対する親和性を大きく向上させ、初期接
着性を大きく向上させることができたものである。
【0020】次に、本発明に使用するゴムラテックスと
しては、例えば、天然ゴムラテックス、スチレン・ブタ
ジエン・コポリマーラテックス、ビニルピリジン・スチ
レン・ブタジエンターポリマーラテックス、ニトリルゴ
ムラテックス、クロロブレンゴムラテックス等があり、
これらを単独、又は、併用して使用する。なかでも、ビ
ニルピリジン・スチレン・ブタジエンターポリマーラテ
ックスを単独、又は、他のものと併用使用するものが好
ましい。併用使用の場合には、該ビニルピリジン・スチ
レン・ブタジエンターポリマーラテックスを全ラテック
ス重量の1/3量以上使用した場合が優れた性能のもの
が得られる。
しては、例えば、天然ゴムラテックス、スチレン・ブタ
ジエン・コポリマーラテックス、ビニルピリジン・スチ
レン・ブタジエンターポリマーラテックス、ニトリルゴ
ムラテックス、クロロブレンゴムラテックス等があり、
これらを単独、又は、併用して使用する。なかでも、ビ
ニルピリジン・スチレン・ブタジエンターポリマーラテ
ックスを単独、又は、他のものと併用使用するものが好
ましい。併用使用の場合には、該ビニルピリジン・スチ
レン・ブタジエンターポリマーラテックスを全ラテック
ス重量の1/3量以上使用した場合が優れた性能のもの
が得られる。
【0021】さらに、本発明では、前記処理剤に使用す
るポリエポキシド化合物として、芳香族ポリエポキシド
化合物を使用することが出来る。かかる芳香族ポリエポ
キシド化合物は、前記のポリエポキシド化合物の内、分
子中に少なくとも1個の芳香環と少なくとも2個のエポ
キシ基を有する化合物であり、そのエポキシ基の含有量
は該化合物:1Kg当り2当量以上、好ましくは3〜7
当量、特に好ましくは4〜5当量の範囲である。ポリエ
ポキシド化合物が、脂肪族の場合には、後述するレゾル
シン・ホルマリン・ゴムラテックス(RFL)液との反
応性が高すぎて、ポリエステル繊維を処理中に処理剤が
ゲル化したり、得られる接着性能が処理剤調整後時間が
経過すると低下したりするので好ましくない。
るポリエポキシド化合物として、芳香族ポリエポキシド
化合物を使用することが出来る。かかる芳香族ポリエポ
キシド化合物は、前記のポリエポキシド化合物の内、分
子中に少なくとも1個の芳香環と少なくとも2個のエポ
キシ基を有する化合物であり、そのエポキシ基の含有量
は該化合物:1Kg当り2当量以上、好ましくは3〜7
当量、特に好ましくは4〜5当量の範囲である。ポリエ
ポキシド化合物が、脂肪族の場合には、後述するレゾル
シン・ホルマリン・ゴムラテックス(RFL)液との反
応性が高すぎて、ポリエステル繊維を処理中に処理剤が
ゲル化したり、得られる接着性能が処理剤調整後時間が
経過すると低下したりするので好ましくない。
【0022】このような芳香族ポリエポキシド化合物の
具体例としては、多価フェノール類とエピクロルヒドリ
ンの如きハロゲン含有エポキシド類との反応生成物、例
えば、レゾルシン、ビス(p−ヒドロキシフェニル)メ
タン、1,1,2,2−テトラキス(p−ヒドロキシフ
ェニル)エタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ジメ
チルメタン、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂、クレ
ゾール・ホルムアルデヒド樹脂、レゾルシン・ホルムア
ルデヒド樹脂等とエピクロルヒドリンとの反応生成物、
ビスフェノールAとエピクロルヒドリンとの反応生成物
である芳香族エポキシ樹脂等を挙げることができる。こ
れらの中では、下記式で表されるフェノール樹脂類のグ
リシジルエーテルが好ましい。
具体例としては、多価フェノール類とエピクロルヒドリ
ンの如きハロゲン含有エポキシド類との反応生成物、例
えば、レゾルシン、ビス(p−ヒドロキシフェニル)メ
タン、1,1,2,2−テトラキス(p−ヒドロキシフ
ェニル)エタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ジメ
チルメタン、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂、クレ
ゾール・ホルムアルデヒド樹脂、レゾルシン・ホルムア
ルデヒド樹脂等とエピクロルヒドリンとの反応生成物、
ビスフェノールAとエピクロルヒドリンとの反応生成物
である芳香族エポキシ樹脂等を挙げることができる。こ
れらの中では、下記式で表されるフェノール樹脂類のグ
リシジルエーテルが好ましい。
【0023】
【化1】
【0024】式中、Xは水素原子、ハロゲン原子、また
は、炭素数1〜3のアルキル基、nは1〜5の整数を表
わす。
は、炭素数1〜3のアルキル基、nは1〜5の整数を表
わす。
【0025】該芳香族ポリエポキシド化合物は、通常は
乳化液、又は、分散液にして使用される。乳化液、又
は、分散液にするには、例えば、該芳香族ポリエポキシ
ド化合物をそのまま、あるいは、必要に応じて少量の溶
媒に溶解したものを、公知の乳化剤、例えば、アルキル
ベンゼンスルホン酸ソーダ、ジオクチルスルホサクシネ
ートナトリウム塩、ノニルフェノールエチレンオキサイ
ド付加物等を用いて乳化又は分散すればよい。
乳化液、又は、分散液にして使用される。乳化液、又
は、分散液にするには、例えば、該芳香族ポリエポキシ
ド化合物をそのまま、あるいは、必要に応じて少量の溶
媒に溶解したものを、公知の乳化剤、例えば、アルキル
ベンゼンスルホン酸ソーダ、ジオクチルスルホサクシネ
ートナトリウム塩、ノニルフェノールエチレンオキサイ
ド付加物等を用いて乳化又は分散すればよい。
【0026】本発明に使用する処理剤(1)は、前記の
ようなビニルハライド基を含有する化合物(A)、ポリ
エポキシド化合物(B)、ブロックドポリイソシアネー
ト化合物(C)、及び、ゴムラテックス(L)を含むも
のであるが、該ビニルハライド基を含有する化合物
(A)の固定成分中での含有率が3〜85重量%の範囲
にあり、また、該ポリエポキシド化合物(B)、ブロッ
クドポリイソシアネート化合物(C)、ゴムラテックス
(L)の各成分の配合重量比に関しては、(B)/
{(B)+(C)}が0.05〜0.9、(L)/
{(B)+(C)}が0.2〜10となるようにして使
用するものが好ましい。特に、該ビニルハライド基を含
有する化合物(A)の固体成分中での含有率が、5〜8
0重量%、(B)/{(B)+(C)}が0.1〜0.
5、(L)/{(B)+(C)}が0.5〜8の範囲と
なるように配合するものが好ましい。
ようなビニルハライド基を含有する化合物(A)、ポリ
エポキシド化合物(B)、ブロックドポリイソシアネー
ト化合物(C)、及び、ゴムラテックス(L)を含むも
のであるが、該ビニルハライド基を含有する化合物
(A)の固定成分中での含有率が3〜85重量%の範囲
にあり、また、該ポリエポキシド化合物(B)、ブロッ
クドポリイソシアネート化合物(C)、ゴムラテックス
(L)の各成分の配合重量比に関しては、(B)/
{(B)+(C)}が0.05〜0.9、(L)/
{(B)+(C)}が0.2〜10となるようにして使
用するものが好ましい。特に、該ビニルハライド基を含
有する化合物(A)の固体成分中での含有率が、5〜8
0重量%、(B)/{(B)+(C)}が0.1〜0.
5、(L)/{(B)+(C)}が0.5〜8の範囲と
なるように配合するものが好ましい。
【0027】ここで、該ビニルハライド基を含有する化
合物(A)の固体成分中での含有率が、3重量%未満の
場合には、ポリエステル繊維表面に対する濡れ性が低下
すると共に接着剤皮膜の均一性が悪くなり、繊維をゴム
中に埋め込んだ後に高温に曝した場合に接着性の低下を
招き、また、該含有率が、85重量%を超えると皮膜形
成性が低下し、加工時の熱や化学的変化に伴う変形特性
の違いによる発生応力を緩和することが出来なくなるた
めに接着力が低下すると共に、繊維ゴム複合体に対する
様々な変形により界面へ応力が集中し、接着力の疲労特
性が悪化するため好ましくない。
合物(A)の固体成分中での含有率が、3重量%未満の
場合には、ポリエステル繊維表面に対する濡れ性が低下
すると共に接着剤皮膜の均一性が悪くなり、繊維をゴム
中に埋め込んだ後に高温に曝した場合に接着性の低下を
招き、また、該含有率が、85重量%を超えると皮膜形
成性が低下し、加工時の熱や化学的変化に伴う変形特性
の違いによる発生応力を緩和することが出来なくなるた
めに接着力が低下すると共に、繊維ゴム複合体に対する
様々な変形により界面へ応力が集中し、接着力の疲労特
性が悪化するため好ましくない。
【0028】また、前記の(B)/{(B)+(C)}
が0.05未満であると、ポリエステル繊維に対する接
着性が低下し、(B)/{(B)+(C)}が0.9を
超える場合には、処理したポリエステル繊維が硬くな
り、耐疲労性の低下を招くおそれがあり好ましくない。
また、前記の(L)/{(B)+(C)}が0.2未満
の場合には、処理したポリエステル繊維が硬くなり、耐
疲労性の低下を招くおそれがあると共に、処理剤(2)
のラテックス及び被着体であるゴムとの共加硫が不十分
となり、接着性が低くなり、一方、(L)/{(B)+
(C)}が10を超える場合には、ポリエステル繊維側
への親和性が不十分となることから接着性が低下するの
で好ましくない。
が0.05未満であると、ポリエステル繊維に対する接
着性が低下し、(B)/{(B)+(C)}が0.9を
超える場合には、処理したポリエステル繊維が硬くな
り、耐疲労性の低下を招くおそれがあり好ましくない。
また、前記の(L)/{(B)+(C)}が0.2未満
の場合には、処理したポリエステル繊維が硬くなり、耐
疲労性の低下を招くおそれがあると共に、処理剤(2)
のラテックス及び被着体であるゴムとの共加硫が不十分
となり、接着性が低くなり、一方、(L)/{(B)+
(C)}が10を超える場合には、ポリエステル繊維側
への親和性が不十分となることから接着性が低下するの
で好ましくない。
【0029】このようなビニルハライド基を含有する化
合物(A)、ポリエポキシド化合物(B)、ブロックド
ポリイソシアネート化合物(C)及びゴムラテックス
(L)を含む処理剤(1)の総固形分濃度は、1〜30
重量%、好ましくは1.5〜20重量%、さらに好まし
くは、2〜15重量%の範囲になるようして使用すると
よい。該総固形分濃度が低すぎると接着剤表面張力が増
加し、ポリエステル繊維表面に対する均一付着性が低下
すると共に、固形分付着量が低下することにより接着性
が低下し、また、一方、該処理剤濃度が高すぎると固形
分付着量が多くなりすぎるため硬くなり耐疲労性が低下
しやすいので好ましくない。
合物(A)、ポリエポキシド化合物(B)、ブロックド
ポリイソシアネート化合物(C)及びゴムラテックス
(L)を含む処理剤(1)の総固形分濃度は、1〜30
重量%、好ましくは1.5〜20重量%、さらに好まし
くは、2〜15重量%の範囲になるようして使用すると
よい。該総固形分濃度が低すぎると接着剤表面張力が増
加し、ポリエステル繊維表面に対する均一付着性が低下
すると共に、固形分付着量が低下することにより接着性
が低下し、また、一方、該処理剤濃度が高すぎると固形
分付着量が多くなりすぎるため硬くなり耐疲労性が低下
しやすいので好ましくない。
【0030】また、該処理剤(1)の組成物を水分散物
として用いる際の分散剤、すなわち、界面活性剤の適当
な量は、処理剤(1)の全固形分に対し、15重量%以
下であり、好ましくは、10重量%以下で用いるものが
よい。該界面活性剤の量が、15重量%を超えると接着
性が若干低下する傾向にある。
として用いる際の分散剤、すなわち、界面活性剤の適当
な量は、処理剤(1)の全固形分に対し、15重量%以
下であり、好ましくは、10重量%以下で用いるものが
よい。該界面活性剤の量が、15重量%を超えると接着
性が若干低下する傾向にある。
【0031】ポリエステル繊維に対するこのような処理
剤(1)の固形分付着量は、0.1〜10重量%の範囲
で使用するものがよく、好ましくは、0.3〜7重量%
の範囲、さらに好ましくは、0.5〜3重量%の範囲で
付着せしめたものがよい。該ポリエステル繊維に対する
固形分付着量を制御するためには、圧接ローラーによる
絞り、スクレバー等によるかき落とし、空気吹きつけに
よる吹き飛ばし、吸引、ビーターによる叩き等の手段を
採用してもよい。また付着量を多くするために複数回付
着せしめてもよい。
剤(1)の固形分付着量は、0.1〜10重量%の範囲
で使用するものがよく、好ましくは、0.3〜7重量%
の範囲、さらに好ましくは、0.5〜3重量%の範囲で
付着せしめたものがよい。該ポリエステル繊維に対する
固形分付着量を制御するためには、圧接ローラーによる
絞り、スクレバー等によるかき落とし、空気吹きつけに
よる吹き飛ばし、吸引、ビーターによる叩き等の手段を
採用してもよい。また付着量を多くするために複数回付
着せしめてもよい。
【0032】本発明では、このように処理剤(1)で処
理(第1処理)した後に、さらに、ブロックドポリイソ
シアネート化合物、及び、レゾルシン・ホルマリン・ゴ
ムラテックス(RFL)を含む処理剤(2)で第2処理
を行う2浴処理が例示される。
理(第1処理)した後に、さらに、ブロックドポリイソ
シアネート化合物、及び、レゾルシン・ホルマリン・ゴ
ムラテックス(RFL)を含む処理剤(2)で第2処理
を行う2浴処理が例示される。
【0033】該処理剤(2)におけるブロックドポリイ
ソシアネート化合物の添加率は、レゾルシン・ホルマリ
ン・ゴムラテックス(RFL)に対して0.5〜30重
量%、好ましくは、1.0〜20重量%の範囲であるも
のが好ましい。該添加量が、0.5未満であると良好な
接着力が得られないおそれがあり、また、該添加量が3
0重量%を超えると接着剤の粘度が著しく上昇して繊維
の処理作業が困難になると共に、処理後の繊維が著しく
硬くなり、強力及び疲労性が低下するおそれがあり好ま
しくない。
ソシアネート化合物の添加率は、レゾルシン・ホルマリ
ン・ゴムラテックス(RFL)に対して0.5〜30重
量%、好ましくは、1.0〜20重量%の範囲であるも
のが好ましい。該添加量が、0.5未満であると良好な
接着力が得られないおそれがあり、また、該添加量が3
0重量%を超えると接着剤の粘度が著しく上昇して繊維
の処理作業が困難になると共に、処理後の繊維が著しく
硬くなり、強力及び疲労性が低下するおそれがあり好ま
しくない。
【0034】また、処理剤(2)に使用されるレゾルシ
ン・ホルマリン・ゴムラテックス(RFL)は、レゾル
シンとホルムアルデヒドのモル比が、1:0.1〜1:
8の範囲にあるものが使用され、より好ましくは、1:
0.5〜1:5の範囲、さらに好ましくは、1:1〜
1:4の範囲で用いられる。該ホルムアルデヒドの添加
量が少なすぎるとレゾルシンホルマリンの縮合物の架橋
密度が低下すると共に分子量の低下を招くため、接着剤
層凝集力が低下することにより接着性が低下するおそれ
があり、また、該ホルムアルデヒドの添加量が多すぎる
と架橋密度上昇によりレゾルシンホルマリン縮合物が硬
くなり、被着体ゴムとの共加硫時にRFLとゴムとの相
溶化が阻害され、接着性が低下すると共に処理後の繊維
が著しく硬くなり、強力及び疲労性が低下する問題が出
てくるので好ましくない。
ン・ホルマリン・ゴムラテックス(RFL)は、レゾル
シンとホルムアルデヒドのモル比が、1:0.1〜1:
8の範囲にあるものが使用され、より好ましくは、1:
0.5〜1:5の範囲、さらに好ましくは、1:1〜
1:4の範囲で用いられる。該ホルムアルデヒドの添加
量が少なすぎるとレゾルシンホルマリンの縮合物の架橋
密度が低下すると共に分子量の低下を招くため、接着剤
層凝集力が低下することにより接着性が低下するおそれ
があり、また、該ホルムアルデヒドの添加量が多すぎる
と架橋密度上昇によりレゾルシンホルマリン縮合物が硬
くなり、被着体ゴムとの共加硫時にRFLとゴムとの相
溶化が阻害され、接着性が低下すると共に処理後の繊維
が著しく硬くなり、強力及び疲労性が低下する問題が出
てくるので好ましくない。
【0035】かかる処理剤(2)のおけるレゾルシン・
ホルマリンとゴムラテックスとの配合比率は、前記のブ
ロックドポリイソシアネート化合物の添加割合によって
変化するが、固形分量比で、レゾルシン・ホルマリン:
ゴムラテックス(RFL)が1:1〜1:15の範囲に
あるものが使用され、特に、1:3〜1:12の範囲に
あるものが好ましく使用される。該ゴムラテックスの比
率が少なすぎると処理されたポリエステル繊維が硬くな
って耐疲労性が低下しやすくなり、また、処理剤(1)
中のラテックス及び被着体であるゴムとの共加硫が不十
分となり、接着性が低くなるおそれがあり、逆に、該ゴ
ムラテックスの比率が多すぎると接着剤皮膜として充分
な強度を得ることが出来ないため、満足な接着力やゴム
付着率が得られないおそれがある。
ホルマリンとゴムラテックスとの配合比率は、前記のブ
ロックドポリイソシアネート化合物の添加割合によって
変化するが、固形分量比で、レゾルシン・ホルマリン:
ゴムラテックス(RFL)が1:1〜1:15の範囲に
あるものが使用され、特に、1:3〜1:12の範囲に
あるものが好ましく使用される。該ゴムラテックスの比
率が少なすぎると処理されたポリエステル繊維が硬くな
って耐疲労性が低下しやすくなり、また、処理剤(1)
中のラテックス及び被着体であるゴムとの共加硫が不十
分となり、接着性が低くなるおそれがあり、逆に、該ゴ
ムラテックスの比率が多すぎると接着剤皮膜として充分
な強度を得ることが出来ないため、満足な接着力やゴム
付着率が得られないおそれがある。
【0036】また、該処理剤(2)におけるブロックド
ポリイソシアネート化合物(C)、及び、レゾルシン・
ホルマリン:ゴムラテックス(RFL)の各成分の配合
重量比:(C)/(RFL)は、4/6〜1/9の範囲
にあるもの、特に、5/5〜2/8の範囲にあるものが
好ましく使用される。該配合重量比が、前記の範囲より
大きい場合には処理後のポリエステル繊維が硬くなって
耐疲労性の低下を招くおそれがあり、一方、該配合重量
比が、前記範囲より小さい場合には、接着性が低下する
傾向にある。
ポリイソシアネート化合物(C)、及び、レゾルシン・
ホルマリン:ゴムラテックス(RFL)の各成分の配合
重量比:(C)/(RFL)は、4/6〜1/9の範囲
にあるもの、特に、5/5〜2/8の範囲にあるものが
好ましく使用される。該配合重量比が、前記の範囲より
大きい場合には処理後のポリエステル繊維が硬くなって
耐疲労性の低下を招くおそれがあり、一方、該配合重量
比が、前記範囲より小さい場合には、接着性が低下する
傾向にある。
【0037】このような処理剤(2)は、総固形分濃度
が1〜30重量%の範囲にあるものが好適に使用され、
好ましくは、5〜20重量%の範囲となるようにして使
用する。該処理剤(2)の濃度が前記範囲よりも低すぎ
ると接着剤の付着量低下を招き、接着性が低下し、逆
に、該処理剤(2)の濃度が前記範囲よりも高すぎると
固形分付着量が多くなりすぎるためポリエステル繊維が
硬くなって耐疲労性が低下しやすいので好ましくない。
が1〜30重量%の範囲にあるものが好適に使用され、
好ましくは、5〜20重量%の範囲となるようにして使
用する。該処理剤(2)の濃度が前記範囲よりも低すぎ
ると接着剤の付着量低下を招き、接着性が低下し、逆
に、該処理剤(2)の濃度が前記範囲よりも高すぎると
固形分付着量が多くなりすぎるためポリエステル繊維が
硬くなって耐疲労性が低下しやすいので好ましくない。
【0038】該処理剤(2)をポリエステル繊維に付着
せしめるには、ローラーとの接触、若しくは、ノズルか
らの噴霧による塗布、又は、溶液への浸漬などにより行
うことが出来る。また、該処理剤(2)のポリエステル
繊維に対する固形分付着量は、0.1〜10重量%の範
囲で使用するものがよく、好ましくは、0.2〜7重量
%の範囲、さらに好ましくは、0.5〜3重量%の範囲
で付着せしめるものがよい。ポリエステル繊維に対する
固形分付着量を制御するためには、前記処理剤(1)と
同様に、圧接ローラーによる絞り、スクレバー等による
かき落とし、空気吹きつけによる吹き飛ばし、吸引、ビ
ーターの手段により行うことが出来る。
せしめるには、ローラーとの接触、若しくは、ノズルか
らの噴霧による塗布、又は、溶液への浸漬などにより行
うことが出来る。また、該処理剤(2)のポリエステル
繊維に対する固形分付着量は、0.1〜10重量%の範
囲で使用するものがよく、好ましくは、0.2〜7重量
%の範囲、さらに好ましくは、0.5〜3重量%の範囲
で付着せしめるものがよい。ポリエステル繊維に対する
固形分付着量を制御するためには、前記処理剤(1)と
同様に、圧接ローラーによる絞り、スクレバー等による
かき落とし、空気吹きつけによる吹き飛ばし、吸引、ビ
ーターの手段により行うことが出来る。
【0039】さらに、該処理剤(2)には、芳香族ポリ
エポキシド化合物(D)を含有させてもよく、この場合
には、該処理剤(2)は、芳香族ポリエポキシド化合物
(D)、ブロックドポリイソシアネート化合物(C)、
及び、レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス(RF
L)を含む組成物となり、また、前記処理剤(3)は、
前記のようにビニルハライド基を含有する化合物
(A)、芳香族ポリエポキシド化合物(D)、ブロック
ドポリイソシアネート化合物(C)、及び、レゾルシン
・ホルマリン・ゴムラテックス(RFL)を含む処理剤
となる。
エポキシド化合物(D)を含有させてもよく、この場合
には、該処理剤(2)は、芳香族ポリエポキシド化合物
(D)、ブロックドポリイソシアネート化合物(C)、
及び、レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス(RF
L)を含む組成物となり、また、前記処理剤(3)は、
前記のようにビニルハライド基を含有する化合物
(A)、芳香族ポリエポキシド化合物(D)、ブロック
ドポリイソシアネート化合物(C)、及び、レゾルシン
・ホルマリン・ゴムラテックス(RFL)を含む処理剤
となる。
【0040】このように芳香族ポリエポキシド化合物
(D)を含む場合には、各成分の配合重量比が、芳香族
ポリエポキシド化合物(D)/ブロックドポリイソシア
ネート化合物(C){以下、(D)/(C)のように記
載する}は、8/2〜1/9の範囲が例示され、、特に
8/2〜4/6の範囲にあるものが好ましい。また、
{(D)+(C)}/(RFL)は、4/6〜1/9の
範囲が例示され、特に、5/5〜2/8の範囲にあるも
のが好ましい。
(D)を含む場合には、各成分の配合重量比が、芳香族
ポリエポキシド化合物(D)/ブロックドポリイソシア
ネート化合物(C){以下、(D)/(C)のように記
載する}は、8/2〜1/9の範囲が例示され、、特に
8/2〜4/6の範囲にあるものが好ましい。また、
{(D)+(C)}/(RFL)は、4/6〜1/9の
範囲が例示され、特に、5/5〜2/8の範囲にあるも
のが好ましい。
【0041】該芳香族ポリエポキシド化合物(D)とブ
ロックドポリイソシアネート化合物(C)の割合が、前
記の範囲を外れるとポリエステル繊維へのゴム付着性が
低下する傾向にあり好ましくない。また、{(D)+
(C)}/(RFL)が、前記の範囲より大きい場合に
は、処理後のポリエステル繊維が硬くなって耐疲労性の
低下を招くおそれがあり、一方、前記の範囲より小さい
場合には、接着性が低下する傾向にあり好ましくない。
ロックドポリイソシアネート化合物(C)の割合が、前
記の範囲を外れるとポリエステル繊維へのゴム付着性が
低下する傾向にあり好ましくない。また、{(D)+
(C)}/(RFL)が、前記の範囲より大きい場合に
は、処理後のポリエステル繊維が硬くなって耐疲労性の
低下を招くおそれがあり、一方、前記の範囲より小さい
場合には、接着性が低下する傾向にあり好ましくない。
【0042】このように芳香族ポリエポキシド化合物
(D)、ブロックドポリイソシアネート化合物(C)、
及び、レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス(RF
L)を含有する処理剤(2)、及び、処理剤(3)は、
総固形分濃度が、1〜30重量%の範囲にあるものが例
示され、好ましくは、2〜25重量%、さらに好ましく
は5〜20重量%となるようにして使用することが出来
る。該処理剤(2)、及び、処理剤(3)の総固形分濃
度が、前記の範囲よりも低い場合には、接着剤表面張力
が増加し、ポリエステル繊維表面に対する均一付着性が
低下すると共に、固形分付着量が低下することにより接
着性が低下し、逆に、該総固形分濃度が前記の範囲より
も高い場合には、固形分付着量が多くなりすぎるために
硬くなり、耐疲労性が低下しやすい。
(D)、ブロックドポリイソシアネート化合物(C)、
及び、レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス(RF
L)を含有する処理剤(2)、及び、処理剤(3)は、
総固形分濃度が、1〜30重量%の範囲にあるものが例
示され、好ましくは、2〜25重量%、さらに好ましく
は5〜20重量%となるようにして使用することが出来
る。該処理剤(2)、及び、処理剤(3)の総固形分濃
度が、前記の範囲よりも低い場合には、接着剤表面張力
が増加し、ポリエステル繊維表面に対する均一付着性が
低下すると共に、固形分付着量が低下することにより接
着性が低下し、逆に、該総固形分濃度が前記の範囲より
も高い場合には、固形分付着量が多くなりすぎるために
硬くなり、耐疲労性が低下しやすい。
【0043】また、かかる処理剤(2)及び処理剤
(3)をポリエステル繊維に付着せしめるには、ローラ
ーとの接触、若しくは、ノズルからの噴霧による塗布、
又は、溶液への浸漬などの手段が採用できる。また、該
ポリエステル繊維に対する固形分付着量は、0.1〜1
0重量%の範囲が例示され、好ましくは、0.2〜7重
量%の範囲が、さらに好ましくは、0.5〜6重量%の
範囲にあるものがよい。該ポリエステル繊維に対する固
形分付着量を制御するためには、前記と同様に、圧接ロ
ーラーによる絞り、スクレバー等によるかき落とし、空
気吹きつけによる吹き飛ばし、吸引、ビーターの手段に
より行うことが出来、付着量を多くするためには複数回
付着させてもよい。
(3)をポリエステル繊維に付着せしめるには、ローラ
ーとの接触、若しくは、ノズルからの噴霧による塗布、
又は、溶液への浸漬などの手段が採用できる。また、該
ポリエステル繊維に対する固形分付着量は、0.1〜1
0重量%の範囲が例示され、好ましくは、0.2〜7重
量%の範囲が、さらに好ましくは、0.5〜6重量%の
範囲にあるものがよい。該ポリエステル繊維に対する固
形分付着量を制御するためには、前記と同様に、圧接ロ
ーラーによる絞り、スクレバー等によるかき落とし、空
気吹きつけによる吹き飛ばし、吸引、ビーターの手段に
より行うことが出来、付着量を多くするためには複数回
付着させてもよい。
【0044】本発明では、このような処理剤を使用して
ポリエステル繊維を処理した後、50℃以上で、ポリエ
ステル繊維の融点より10℃以上低い温度の範囲で乾燥
・熱処理する。より好ましくは、220〜250℃の温
度範囲で、0.5〜5分間、好ましくは、1〜3分間乾
燥・熱処理する。この乾燥・熱処理温度が、低すぎると
ゴム類との接着が不十分となりやすく、また、該乾燥・
熱処理温度が高すぎるとポリエステル繊維が溶融、融着
するなどにより、著しく強度低下を起こし実用に供し得
なくなる。
ポリエステル繊維を処理した後、50℃以上で、ポリエ
ステル繊維の融点より10℃以上低い温度の範囲で乾燥
・熱処理する。より好ましくは、220〜250℃の温
度範囲で、0.5〜5分間、好ましくは、1〜3分間乾
燥・熱処理する。この乾燥・熱処理温度が、低すぎると
ゴム類との接着が不十分となりやすく、また、該乾燥・
熱処理温度が高すぎるとポリエステル繊維が溶融、融着
するなどにより、著しく強度低下を起こし実用に供し得
なくなる。
【0045】
【発明の作用】このように本発明では、ポリエステル繊
維をビニルハライド基を含有する化合物を含む処理剤
(1)、若しくは、処理剤(3)により処理することに
より、高い接着性能を有するゴム補強用ポリエステル繊
維が得られる。
維をビニルハライド基を含有する化合物を含む処理剤
(1)、若しくは、処理剤(3)により処理することに
より、高い接着性能を有するゴム補強用ポリエステル繊
維が得られる。
【0046】特に、ゴムラテックスをビニルハライド基
を含有する化合物と併用することにより、接着性皮膜の
柔軟性及び靱性の向上が見られ、ポリエステル繊維とゴ
ムとの熱や化学的変化に伴う変形特性の違いに基づく発
生応力を緩和させたり、外部から応力が加わった場合
に、力を効果的に分散する働きをもたらし、より高い接
着性を得ることが出来る。さらに、処理剤(1)に含ま
れるゴムラテックスと、処理剤(2)であるRFL中に
含まれるゴムラテックス、さらには被着体であるゴムと
の共加硫により、高いゴム付着性と高い接着性を実現す
ることが出来るものである。
を含有する化合物と併用することにより、接着性皮膜の
柔軟性及び靱性の向上が見られ、ポリエステル繊維とゴ
ムとの熱や化学的変化に伴う変形特性の違いに基づく発
生応力を緩和させたり、外部から応力が加わった場合
に、力を効果的に分散する働きをもたらし、より高い接
着性を得ることが出来る。さらに、処理剤(1)に含ま
れるゴムラテックスと、処理剤(2)であるRFL中に
含まれるゴムラテックス、さらには被着体であるゴムと
の共加硫により、高いゴム付着性と高い接着性を実現す
ることが出来るものである。
【0047】また、かかるビニルハライド基を含有する
化合物は、溶解度パラメータがポリエステル繊維に近
く、溶解時にポリエステルと高い親和性を有するため
に、接着剤をポリエステル繊維の表面に均一に付与する
ことが出来る。このため、これらの化学的・物理的特性
により処理液濃度を下げた場合もポリエステル繊維表面
に欠陥のない良好な皮膜を形成することが可能となる。
この様にポリエステル繊維表面上に均一な皮膜を形成す
ることにより、繊維をゴム中に埋め込んだ後に高温に曝
露した場合も、ゴム中に含まれるアミンのポリエステル
繊維表面への拡散を防ぎ、接着力の劣化を防ぐことが出
来る。
化合物は、溶解度パラメータがポリエステル繊維に近
く、溶解時にポリエステルと高い親和性を有するため
に、接着剤をポリエステル繊維の表面に均一に付与する
ことが出来る。このため、これらの化学的・物理的特性
により処理液濃度を下げた場合もポリエステル繊維表面
に欠陥のない良好な皮膜を形成することが可能となる。
この様にポリエステル繊維表面上に均一な皮膜を形成す
ることにより、繊維をゴム中に埋め込んだ後に高温に曝
露した場合も、ゴム中に含まれるアミンのポリエステル
繊維表面への拡散を防ぎ、接着力の劣化を防ぐことが出
来る。
【0048】さらに、処理剤(2)が、芳香族ポリエポ
キシド化合物(D)、ブロックドポリイソシアネート化
合物(C)、及び、レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテ
ックス(RFL)を含む系の場合には、これだけでポリ
エステル繊維及びゴムに対して接着性を有する。そのた
めに、処理剤(1)による第1処理において、処理剤
(1)の付着量が少なく、該処理剤(1)でポリエステ
ル繊維表面を完全に被覆しなかった場合にも、処理剤
(2)により優れた接着性が得られるものと考えられ
る。
キシド化合物(D)、ブロックドポリイソシアネート化
合物(C)、及び、レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテ
ックス(RFL)を含む系の場合には、これだけでポリ
エステル繊維及びゴムに対して接着性を有する。そのた
めに、処理剤(1)による第1処理において、処理剤
(1)の付着量が少なく、該処理剤(1)でポリエステ
ル繊維表面を完全に被覆しなかった場合にも、処理剤
(2)により優れた接着性が得られるものと考えられ
る。
【0049】このように、処理剤(1)中に被覆形成性
良好なビニルハライド基を含有する化合物を添加した場
合には、添加しない系と比較して接着剤の付着量が少な
い場合でも、高温に曝露された場合のポリエステル繊維
とゴム配合物との接着性の低下を少なくすることが出
来、さらに、処理剤(2)に芳香族ポリエポキシド化合
物を添加することによりさらに性能が改良される。
良好なビニルハライド基を含有する化合物を添加した場
合には、添加しない系と比較して接着剤の付着量が少な
い場合でも、高温に曝露された場合のポリエステル繊維
とゴム配合物との接着性の低下を少なくすることが出
来、さらに、処理剤(2)に芳香族ポリエポキシド化合
物を添加することによりさらに性能が改良される。
【0050】また、ポリエステル繊維を、皮膜形成温度
が200℃以下のビニルハライド基を含有する化合物、
芳香族ポリエポキシド化合物、及び/又は、ブロックド
ポリイソシアネート化合物、並びに、レゾルシン・ホル
マリン・ゴムラテックスを含む処理剤(3)により処理
する場合には、1浴法でも充分な接着性を得ることが出
来、高温度に曝された場合にもポリエステル繊維とゴム
配合物との優れた接着性能を得ることが出来る。
が200℃以下のビニルハライド基を含有する化合物、
芳香族ポリエポキシド化合物、及び/又は、ブロックド
ポリイソシアネート化合物、並びに、レゾルシン・ホル
マリン・ゴムラテックスを含む処理剤(3)により処理
する場合には、1浴法でも充分な接着性を得ることが出
来、高温度に曝された場合にもポリエステル繊維とゴム
配合物との優れた接着性能を得ることが出来る。
【0051】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。なお、実施例における特性の測定は、下記の測
定法により行った。
明する。なお、実施例における特性の測定は、下記の測
定法により行った。
【0052】(1)強力 接着処理後のポリエステルコードを、JIS L101
3の方法に準じて測定する。
3の方法に準じて測定する。
【0053】(2)コード剥離接着力 処理コードとゴムとの接着力を示すものである。天然ゴ
ムを主成分とするカーカス配合の未加硫ゴムシート表層
近くに7本のコードを埋め、150℃の温度で、30分
間、50Kg/cm2のプレス圧力(初期値)、又は、
180℃の温度で60分間、50Kg/cm2のプレス
圧力(耐熱値)で加硫し、次いで、両端のコードを残し
5本のコードをゴムシート面に対し90度の方向へ20
0mm/分の速度で剥離するのに要した力をN/5本で
示したものである。
ムを主成分とするカーカス配合の未加硫ゴムシート表層
近くに7本のコードを埋め、150℃の温度で、30分
間、50Kg/cm2のプレス圧力(初期値)、又は、
180℃の温度で60分間、50Kg/cm2のプレス
圧力(耐熱値)で加硫し、次いで、両端のコードを残し
5本のコードをゴムシート面に対し90度の方向へ20
0mm/分の速度で剥離するのに要した力をN/5本で
示したものである。
【0054】(3)コード引抜接着力 処理コードとゴムとの剪断接着力を示すものである。コ
ードを天然ゴムを主成分とするカーカス配合の未加硫ゴ
ムブロック中に埋め込み、150℃の温度で、30分
間、50Kg/cm2のプレス圧力(初期値)、又は、
180℃の温度で60分間、50Kg/cm2のプレス
圧力(耐熱値)で加硫し、次いで、コードを該ゴムブロ
ックから200mm/分の速度で引き抜き、引き抜きに
要した力をN/7mmで表示したものである。
ードを天然ゴムを主成分とするカーカス配合の未加硫ゴ
ムブロック中に埋め込み、150℃の温度で、30分
間、50Kg/cm2のプレス圧力(初期値)、又は、
180℃の温度で60分間、50Kg/cm2のプレス
圧力(耐熱値)で加硫し、次いで、コードを該ゴムブロ
ックから200mm/分の速度で引き抜き、引き抜きに
要した力をN/7mmで表示したものである。
【0055】(4)硬さ JIS L1085の方法に準じて測定した。
【0056】[実施例1]ポリエポキシド化合物、ブロ
ックドポリイソシアネート、及び、ゴムラテックス、フ
タル酸ジ−2−エチルヘキシル(以下、DOPという)
35部配合PVCラテックス(皮膜形成温度:160
℃、日本ゼオン社製、G−151)をそれぞれ固形分で
6.0重量%、20重量%、44重量%、30重量%の
割合で混合した、総固形分量:5.5重量%の配合液を
得た(処理剤(1))。
ックドポリイソシアネート、及び、ゴムラテックス、フ
タル酸ジ−2−エチルヘキシル(以下、DOPという)
35部配合PVCラテックス(皮膜形成温度:160
℃、日本ゼオン社製、G−151)をそれぞれ固形分で
6.0重量%、20重量%、44重量%、30重量%の
割合で混合した、総固形分量:5.5重量%の配合液を
得た(処理剤(1))。
【0057】レゾルシン/ホルマリン(R/F)のモル
比が1/0.6、固形分濃度が65重量%である初期縮
合物をアルカリ条件下で溶解し9重量%の水溶液とす
る。これをビニルピリジン・スチレン・ブタジエンター
ボリマーラテックス:40%水乳化液:180重量部に
対し、109重量部を添加する。この液にホルマリン:
5重量部、33重量%のアセトキシムブロックドフェニ
ルメタシジイソシアネート分散体を23重量部添加し、
48時間熟成した固形分濃度:18重量%の配合液を得
た(処理剤(2))。
比が1/0.6、固形分濃度が65重量%である初期縮
合物をアルカリ条件下で溶解し9重量%の水溶液とす
る。これをビニルピリジン・スチレン・ブタジエンター
ボリマーラテックス:40%水乳化液:180重量部に
対し、109重量部を添加する。この液にホルマリン:
5重量部、33重量%のアセトキシムブロックドフェニ
ルメタシジイソシアネート分散体を23重量部添加し、
48時間熟成した固形分濃度:18重量%の配合液を得
た(処理剤(2))。
【0058】固有粘度が0.95のポリエチレンテレフ
タレートからなる1500デニール/384フィラメン
トのマルチフィラメント糸を使用し、該マルチフィラメ
ント糸に40T/10cmで下撚りを施し、これを2本合
わせて40T/cmで上撚りを施して3000デニール
/768フィラメントのコードを得た。
タレートからなる1500デニール/384フィラメン
トのマルチフィラメント糸を使用し、該マルチフィラメ
ント糸に40T/10cmで下撚りを施し、これを2本合
わせて40T/cmで上撚りを施して3000デニール
/768フィラメントのコードを得た。
【0059】該コードをコンビュートリーター処理機
(CAリッツラー株式会社製、タイヤコード処理機)を
用いて、前記の処理剤(1)に浸漬した後、130℃の
温度で2分間乾燥し、引き続き、240℃の温度で1分
間の熱処理を行い、続いて、処理剤(2)に浸漬した後
に、170℃の温度で2分間乾燥し、引続いて、240
℃の温度で1分間の熱処理を行った。得られたタイヤコ
ードには、処理剤の固形分として、処理剤(1)が1.
0重量%、処理剤(2)が1.7重量%付着していた。
得られた処理コードを天然ゴムを主成分とするカーカス
配合の未加硫ゴム中に埋め込み、150℃の温度で30
分間、及び、180℃の温度で60分間、加硫し前記の
方法により評価した。その結果を表1に示す。
(CAリッツラー株式会社製、タイヤコード処理機)を
用いて、前記の処理剤(1)に浸漬した後、130℃の
温度で2分間乾燥し、引き続き、240℃の温度で1分
間の熱処理を行い、続いて、処理剤(2)に浸漬した後
に、170℃の温度で2分間乾燥し、引続いて、240
℃の温度で1分間の熱処理を行った。得られたタイヤコ
ードには、処理剤の固形分として、処理剤(1)が1.
0重量%、処理剤(2)が1.7重量%付着していた。
得られた処理コードを天然ゴムを主成分とするカーカス
配合の未加硫ゴム中に埋め込み、150℃の温度で30
分間、及び、180℃の温度で60分間、加硫し前記の
方法により評価した。その結果を表1に示す。
【0060】[比較例1〜3]処理剤(1)として、実
施例1で使用した処理剤(1)の配合成分にPVCラテ
ックスを加えない以外は実施例1と同様のものを使用
し、且つ、該処理剤(1)の濃度を変化させることによ
り接着剤付着量(SPU)を表1に示すようにした以外
は実施例1と同様にして処理した。得られた処理コード
を実施例1と同様にして評価した。その結果を表1に併
せて示す。
施例1で使用した処理剤(1)の配合成分にPVCラテ
ックスを加えない以外は実施例1と同様のものを使用
し、且つ、該処理剤(1)の濃度を変化させることによ
り接着剤付着量(SPU)を表1に示すようにした以外
は実施例1と同様にして処理した。得られた処理コード
を実施例1と同様にして評価した。その結果を表1に併
せて示す。
【0061】[実施例2]処理剤(1)として、実施例
1で使用した処理剤(1)を使用し、処理剤(2)とし
て下記のものを使用する。すなわち、レゾルシン/ホル
マリン(R/F)のモル比が1/0.6、固形分濃度が
65重量%である初期縮合物をアルカリ条件下で溶解し
9重量%の水溶液とする。これを、ビニルピリジン・ス
チレン・ブタジエンターボリマーラテックス:40%水
乳化液:180重量部に対し、109重量部添加する。
この液にホルマリン:5重量部、40重量%のクレゾー
ルノボラック型芳香族ポリエポキシド化合物分散体を4
3重量部、33重量%のアセトキシムブロックドジフェ
ニルメタンジイソシアネート分散体を23重量部添加
し、48時間熟成した固形分濃度:18重量%の配合液
(処理剤(2))を使用する。
1で使用した処理剤(1)を使用し、処理剤(2)とし
て下記のものを使用する。すなわち、レゾルシン/ホル
マリン(R/F)のモル比が1/0.6、固形分濃度が
65重量%である初期縮合物をアルカリ条件下で溶解し
9重量%の水溶液とする。これを、ビニルピリジン・ス
チレン・ブタジエンターボリマーラテックス:40%水
乳化液:180重量部に対し、109重量部添加する。
この液にホルマリン:5重量部、40重量%のクレゾー
ルノボラック型芳香族ポリエポキシド化合物分散体を4
3重量部、33重量%のアセトキシムブロックドジフェ
ニルメタンジイソシアネート分散体を23重量部添加
し、48時間熟成した固形分濃度:18重量%の配合液
(処理剤(2))を使用する。
【0062】実施例1で使用したと同様のポリエステル
フィラメントコードを使用し、これを実施例1で使用し
たコンビュートリーター処理機を用いて、実施例1と同
様にして処理した。得られたタイヤコードには、処理剤
の固形分として、処理剤(1)が1.0重量%、処理剤
(2)が3.2重量%付着していた。得られた処理コー
ドを実施例1と同様にして評価した。その結果を表1に
併せて示す。
フィラメントコードを使用し、これを実施例1で使用し
たコンビュートリーター処理機を用いて、実施例1と同
様にして処理した。得られたタイヤコードには、処理剤
の固形分として、処理剤(1)が1.0重量%、処理剤
(2)が3.2重量%付着していた。得られた処理コー
ドを実施例1と同様にして評価した。その結果を表1に
併せて示す。
【0063】[実施例3〜5]実施例1において、処理
剤(1)として、PVCラテックスの添加量、及び、そ
の処理剤付着量(SPU)を表1に示すように変化させ
て使用した以外は、実施例1と同様にして処理した。得
られた処理コードを実施例1と同様にして評価した。そ
の結果を表1に併せて示す。
剤(1)として、PVCラテックスの添加量、及び、そ
の処理剤付着量(SPU)を表1に示すように変化させ
て使用した以外は、実施例1と同様にして処理した。得
られた処理コードを実施例1と同様にして評価した。そ
の結果を表1に併せて示す。
【0064】[実施例6]該処理剤(1)に含まれるP
VCラテックスとして、皮膜形成温度:130℃のもの
(日本ゼオン社製、G−576)を用い、添加量及び処
理剤付着量を表1に示すようにした以外は、実施例1と
同様に処理した。得られた処理コードを実施例1と同様
にして評価した。その結果を表1に併せて示す。
VCラテックスとして、皮膜形成温度:130℃のもの
(日本ゼオン社製、G−576)を用い、添加量及び処
理剤付着量を表1に示すようにした以外は、実施例1と
同様に処理した。得られた処理コードを実施例1と同様
にして評価した。その結果を表1に併せて示す。
【0065】[比較例4]処理剤(1)に含まれるPV
Cラテックスとして、皮膜形成温度:200℃を超える
もの(新第一塩ビ社製、ZEST P−21)を用い、
添加量及び処理剤付着量を表1に示すようにした以外
は、実施例1と同様に処理した。得られた処理コードを
実施例1と同様にして評価した。その結果を表1に併せ
て示す。
Cラテックスとして、皮膜形成温度:200℃を超える
もの(新第一塩ビ社製、ZEST P−21)を用い、
添加量及び処理剤付着量を表1に示すようにした以外
は、実施例1と同様に処理した。得られた処理コードを
実施例1と同様にして評価した。その結果を表1に併せ
て示す。
【0066】[比較例5〜6]処理剤(1)として、P
VCラテックスの添加量、及び、その処理剤付着量(S
PU)を表1に示すように変化させて使用した以外は、
実施例1と同様にして処理した。得られた処理コードを
実施例1と同様にして評価した。その結果を表1に併せ
て示す。
VCラテックスの添加量、及び、その処理剤付着量(S
PU)を表1に示すように変化させて使用した以外は、
実施例1と同様にして処理した。得られた処理コードを
実施例1と同様にして評価した。その結果を表1に併せ
て示す。
【0067】[実施例7]処理剤(3)として、下記の
ものを使用する。すなわち、レゾルシン/ホルマリン
(R/F)のモル比が1/0.6、固形分濃度が65重
量%である初期縮合物をアルカリ条件下で溶解し9重量
%の水溶液とする。これを、ビニルピリジン・スチレン
・ブタジエンターボリマーラテックス:40%水乳化
液:54重量部、DOP35部配合の固形分濃度が50
重量%であるPVCラテックス(皮膜形成温度:160
℃,日本ゼオン社製、G−151):36重量部に対
し、54重量部添加する。この液にホルマリン:2重量
部、40重量%のクレゾールノボラック型芳香族ポリエ
ポキシド化合物分散体を21重量部、33重量%のアセ
トキシムブロックドジフェニルメタンジイソシアネート
分散体を11重量部添加し、48時間熟成した固形分濃
度:18重量%の配合液(処理剤(3))を使用する。
ものを使用する。すなわち、レゾルシン/ホルマリン
(R/F)のモル比が1/0.6、固形分濃度が65重
量%である初期縮合物をアルカリ条件下で溶解し9重量
%の水溶液とする。これを、ビニルピリジン・スチレン
・ブタジエンターボリマーラテックス:40%水乳化
液:54重量部、DOP35部配合の固形分濃度が50
重量%であるPVCラテックス(皮膜形成温度:160
℃,日本ゼオン社製、G−151):36重量部に対
し、54重量部添加する。この液にホルマリン:2重量
部、40重量%のクレゾールノボラック型芳香族ポリエ
ポキシド化合物分散体を21重量部、33重量%のアセ
トキシムブロックドジフェニルメタンジイソシアネート
分散体を11重量部添加し、48時間熟成した固形分濃
度:18重量%の配合液(処理剤(3))を使用する。
【0068】実施例1で使用したと同様のポリエステル
フィラメントコードを使用し、これを実施例1で使用し
たコンビュートリーター処理機を用いて、処理剤(3)
に浸漬した後、130℃の温度で2分間乾燥し、引き続
き、240℃で1分間の熱処理を2回行い処理した。得
られたタイヤコードには、処理剤の固形分として、処理
剤(3)が7.1重量%付着していた。得られた処理コ
ードを実施例1と同様にして評価した。その結果を表1
に併せて示す。
フィラメントコードを使用し、これを実施例1で使用し
たコンビュートリーター処理機を用いて、処理剤(3)
に浸漬した後、130℃の温度で2分間乾燥し、引き続
き、240℃で1分間の熱処理を2回行い処理した。得
られたタイヤコードには、処理剤の固形分として、処理
剤(3)が7.1重量%付着していた。得られた処理コ
ードを実施例1と同様にして評価した。その結果を表1
に併せて示す。
【0069】[比較例7]処理剤(1)として、実施例
1で使用した処理剤(1)の配合成分にPVCラテック
スを加えない以外は実施例1と同様のものを使用し、該
処理剤(1)の付着量(SPU)を表1に示すようにし
た以外は実施例7と同様にして処理(1浴法)した。得
られたタイヤコードには、処理剤の固形分として、処理
剤(1)が8.2重量%付着していた。得られた処理コ
ードを実施例1と同様にして評価した。その結果を表1
に併せて示す。
1で使用した処理剤(1)の配合成分にPVCラテック
スを加えない以外は実施例1と同様のものを使用し、該
処理剤(1)の付着量(SPU)を表1に示すようにし
た以外は実施例7と同様にして処理(1浴法)した。得
られたタイヤコードには、処理剤の固形分として、処理
剤(1)が8.2重量%付着していた。得られた処理コ
ードを実施例1と同様にして評価した。その結果を表1
に併せて示す。
【0070】
【表1】
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C08L 67:00 D06M 101:32 Fターム(参考) 4F072 AA04 AB05 AB24 AC10 AC12 AE15 AG06 AG13 AH03 AH22 AL18 4L033 AA07 AB01 AC11 BA08 BA69 CA15 CA34 CA50 CA68 CA70
Claims (5)
- 【請求項1】 ポリエステル繊維を、皮膜形成温度が2
00℃以下のビニルハライド基を含有する化合物、ポリ
エポキシド化合物、及び/又は、ブロックドポリイソシ
アネート化合物、並びに、ゴムラテックスを含む処理剤
であって、該ビニルハライド基を含有する化合物の含有
率が処理剤の固形分に対して3〜85重量%の範囲にあ
る処理剤(1)により処理した後、さらに、ブロックド
ポリイソシアネート化合物、及び、レゾルシン・ホルマ
リン・ゴムラテックスを含む処理剤(2)で処理するこ
とを特徴とするゴム補強用ポリエステル繊維の処理方
法。 - 【請求項2】 処理剤(2)に芳香族エポキシド化合物
を添加したものを用いる請求項1に記載されたゴム補強
用ポリエステル繊維の処理方法。 - 【請求項3】 ポリエステル繊維を、皮膜形成温度が2
00℃以下のビニルハライド基を含有する化合物、芳香
族ポリエポキシド化合物、及び/又は、ブロックドポリ
イソシアネート化合物、並びに、レゾルシン・ホルマリ
ン・ゴムラテックスを含む処理剤であって、該ビニルハ
ライド基を含有する化合物の含有率が処理剤の固形分に
対して3〜85重量%の範囲にある処理剤(3)により
処理することを特徴とするゴム補強用ポリエステル繊維
の処理方法。 - 【請求項4】 処理剤(3)による処理の後、さらに、
レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックスを含む処理剤
(4)で1回、若しくは、複数回処理する請求項3に記
載されたゴム補強用ポリエステル繊維の処理方法。 - 【請求項5】 処理剤(1)、若しくは、処理剤(3)
に含まれるビニルハライド基を含有する化合物が、ポリ
塩化ビニルである請求項1〜請求項4に記載されたゴム
補強用ポリエステル繊維の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3567899A JP2000234275A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | ゴム補強用ポリエステル繊維の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3567899A JP2000234275A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | ゴム補強用ポリエステル繊維の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000234275A true JP2000234275A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12448554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3567899A Pending JP2000234275A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | ゴム補強用ポリエステル繊維の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000234275A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006233354A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Teijin Techno Products Ltd | ゴム補強用繊維の製造方法 |
| JP2007277732A (ja) * | 2006-04-03 | 2007-10-25 | Teijin Fibers Ltd | ゴム補強用繊維の製造方法 |
| JP2011241514A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Teijin Fibers Ltd | ゴム補強用繊維の製造方法 |
| JP2012041646A (ja) * | 2010-08-17 | 2012-03-01 | Teijin Fibers Ltd | ゴム補強用ハイブリッドコードおよびその製造方法 |
| WO2013031862A1 (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-07 | 東ソー株式会社 | 接着助剤、rfl接着剤処理液、ゴム組成物-繊維複合体及び成型体 |
| JP2013064097A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-04-11 | Tosoh Corp | 接着助剤、rfl接着剤処理液及びゴム組成物−繊維複合体 |
| JP2013082913A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-05-09 | Tosoh Corp | 接着助剤、rfl接着剤処理液及びゴム組成物−繊維複合体 |
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-
1999
- 1999-02-15 JP JP3567899A patent/JP2000234275A/ja active Pending
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