JPH10110390A - エチレンプロピレン系ゴム補強用ポリエステル繊維 - Google Patents
エチレンプロピレン系ゴム補強用ポリエステル繊維Info
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- JPH10110390A JPH10110390A JP8264269A JP26426996A JPH10110390A JP H10110390 A JPH10110390 A JP H10110390A JP 8264269 A JP8264269 A JP 8264269A JP 26426996 A JP26426996 A JP 26426996A JP H10110390 A JPH10110390 A JP H10110390A
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- formalin
- polyester fiber
- ethylene propylene
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エチレンプロピレン系ゴムとの接着性に優
れ、ゴムホース、Vベルト、コンベアベルト等の繊維補
強層や繊維基布用として好適なエチレンプロピレン系ゴ
ム補強用ポリエステル繊維を提供する。 【解決手段】 ポリエステル繊維に、ポリエポキシド化
合物及びゴムラテックスを含む第1処理剤を付与し、次
いで、レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス(RF
L)にオキサゾリン基を有する化合物及びクロロフェノ
ール・レゾルシン・フォルマリン共縮合物を配合した第
2処理剤を付与する。
れ、ゴムホース、Vベルト、コンベアベルト等の繊維補
強層や繊維基布用として好適なエチレンプロピレン系ゴ
ム補強用ポリエステル繊維を提供する。 【解決手段】 ポリエステル繊維に、ポリエポキシド化
合物及びゴムラテックスを含む第1処理剤を付与し、次
いで、レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス(RF
L)にオキサゾリン基を有する化合物及びクロロフェノ
ール・レゾルシン・フォルマリン共縮合物を配合した第
2処理剤を付与する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム複合体用ポリ
エステル繊維に関する。さらに詳しくは、エチレンプロ
ピレン系ゴムとの接着性が良好で、例えばゴムホース、
Vベルト、コンベアベルト等の繊維補強層や繊維基布用
として好適なエチレンプロピレン系ゴム補強用ポリエス
テル繊維に関する。
エステル繊維に関する。さらに詳しくは、エチレンプロ
ピレン系ゴムとの接着性が良好で、例えばゴムホース、
Vベルト、コンベアベルト等の繊維補強層や繊維基布用
として好適なエチレンプロピレン系ゴム補強用ポリエス
テル繊維に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレート繊維で代表
されるポリエステル繊維は、その強度、ヤング率等が大
きく、伸度、クリープが小さく且つ疲労性に優れている
等の物理的特性を有しており、ゴム補強複合体等の用途
に汎用されている。一方、ホース、ベルト分野において
は、自動車のエンジンルームの温度が高くなるなどゴム
材質の面からも、高温特性に優れたものに変化しつつあ
る。その一つとして、エチレンプロピレン系ゴムがある
が、該ゴムは、化学構造に二重結合が少なく反応性に乏
しいため、従来の方法では補強繊維を接着させること困
難で、満足できる接着力を得ることが極めて難しいのが
現状である。すなわち、エチレンプロピレン系ゴム補強
のためにポリエステル繊維を適用する場合、その繊維表
面が比較的不活性であるため、該低反応性のゴムマトリ
ックスとの間の接着性は不十分であった。
されるポリエステル繊維は、その強度、ヤング率等が大
きく、伸度、クリープが小さく且つ疲労性に優れている
等の物理的特性を有しており、ゴム補強複合体等の用途
に汎用されている。一方、ホース、ベルト分野において
は、自動車のエンジンルームの温度が高くなるなどゴム
材質の面からも、高温特性に優れたものに変化しつつあ
る。その一つとして、エチレンプロピレン系ゴムがある
が、該ゴムは、化学構造に二重結合が少なく反応性に乏
しいため、従来の方法では補強繊維を接着させること困
難で、満足できる接着力を得ることが極めて難しいのが
現状である。すなわち、エチレンプロピレン系ゴム補強
のためにポリエステル繊維を適用する場合、その繊維表
面が比較的不活性であるため、該低反応性のゴムマトリ
ックスとの間の接着性は不十分であった。
【0003】このような問題を解決するために、種々の
処理剤でポリエステル繊維を処理する方法が提案されて
いる。例えば、「エポキシ化合物を付与したポリエステ
ル繊維に、ポリブタジエンラテックス及びスチレン・ブ
タジエン・ビニルピリジン共重合体ラテックスを使用し
たレゾルシン・ホルムアルデヒド・ラテックス(RF
L)にエチレン尿素化合物を配合した接着液で処理した
エチレンプロピレン系ゴム補強用ポリエステル繊維」
(特開昭60−219243号公報)、「エポキシ化合
物を付与したポリエステル繊維に、レゾルシン・ホルム
アルデヒド・ラテックス(RFL)にブロックドポリイ
ソシアネート化合物及びパラクロロフェノール・レゾル
シン・フォルマリン共縮合物エチレンを配合した接着液
で処理したエチレンプロピレン系ゴム補強用ポリエステ
ル繊維」(特開平7−331583号公報)、「エポキ
シ化合物を配合したゴムラテックスを付与したポリエス
テル繊維に、レゾルシン・ホルムアルデヒド・ゴムラテ
ックス(RFL)にブロックドポリイソシアネート化合
物及びパラクロロフェノール・レゾルシン・フォルマリ
ン共縮合物を配合した接着液で処理したエチレンプロピ
レン系ゴム補強用ポリエステル繊維」(特開平7−21
6755号公報)等が提案されている。しかしながら、
これらの技術をもってしてもエチレンプロピレン系ゴム
に対する接着性は充分な水準に達していないのが現状で
ある。
処理剤でポリエステル繊維を処理する方法が提案されて
いる。例えば、「エポキシ化合物を付与したポリエステ
ル繊維に、ポリブタジエンラテックス及びスチレン・ブ
タジエン・ビニルピリジン共重合体ラテックスを使用し
たレゾルシン・ホルムアルデヒド・ラテックス(RF
L)にエチレン尿素化合物を配合した接着液で処理した
エチレンプロピレン系ゴム補強用ポリエステル繊維」
(特開昭60−219243号公報)、「エポキシ化合
物を付与したポリエステル繊維に、レゾルシン・ホルム
アルデヒド・ラテックス(RFL)にブロックドポリイ
ソシアネート化合物及びパラクロロフェノール・レゾル
シン・フォルマリン共縮合物エチレンを配合した接着液
で処理したエチレンプロピレン系ゴム補強用ポリエステ
ル繊維」(特開平7−331583号公報)、「エポキ
シ化合物を配合したゴムラテックスを付与したポリエス
テル繊維に、レゾルシン・ホルムアルデヒド・ゴムラテ
ックス(RFL)にブロックドポリイソシアネート化合
物及びパラクロロフェノール・レゾルシン・フォルマリ
ン共縮合物を配合した接着液で処理したエチレンプロピ
レン系ゴム補強用ポリエステル繊維」(特開平7−21
6755号公報)等が提案されている。しかしながら、
これらの技術をもってしてもエチレンプロピレン系ゴム
に対する接着性は充分な水準に達していないのが現状で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の事情
を背景としてなされたものであり、本発明の目的とする
ところは、エチレンプロピレン系ゴムマトリックスとの
接着性が改良されたポリエステル繊維を提供することに
ある。
を背景としてなされたものであり、本発明の目的とする
ところは、エチレンプロピレン系ゴムマトリックスとの
接着性が改良されたポリエステル繊維を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、
「ポリエステル繊維に、ポリエポキシド化合物及びゴム
ラテックスを含む第1処理剤被膜が被覆され、次いで、
レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス(RFL)、
オキサゾリン基を有する化合物及びクロロフェノール・
レゾルシン・フォルマリン共縮合物を含む第2処理剤被
膜が被覆されてなるエチレンプロピレン系ゴム補強用ポ
リエステル繊維」によって達成される。
「ポリエステル繊維に、ポリエポキシド化合物及びゴム
ラテックスを含む第1処理剤被膜が被覆され、次いで、
レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス(RFL)、
オキサゾリン基を有する化合物及びクロロフェノール・
レゾルシン・フォルマリン共縮合物を含む第2処理剤被
膜が被覆されてなるエチレンプロピレン系ゴム補強用ポ
リエステル繊維」によって達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明でいうポリエステル繊維と
は、芳香族ジカルボン酸成分とグリコール成分とから構
成されるポリマーからなる繊維であるが、特にエチレン
グリコール又はテトラメチレングリコールをグリコール
成分とし、テレフタル酸又はナフタレンジカルボン酸を
主たる酸成分とするポリエステル繊維が好ましい。ポリ
エステル繊維の単糸繊度、フィラメント数、断面形状、
繊維物性、微細構造、添加剤含有の有無、及びポリマー
特性(平均分子量、末端カルボキシル基濃度等)は任意
であり特に限定する必要はない。
は、芳香族ジカルボン酸成分とグリコール成分とから構
成されるポリマーからなる繊維であるが、特にエチレン
グリコール又はテトラメチレングリコールをグリコール
成分とし、テレフタル酸又はナフタレンジカルボン酸を
主たる酸成分とするポリエステル繊維が好ましい。ポリ
エステル繊維の単糸繊度、フィラメント数、断面形状、
繊維物性、微細構造、添加剤含有の有無、及びポリマー
特性(平均分子量、末端カルボキシル基濃度等)は任意
であり特に限定する必要はない。
【0007】本発明の第1処理剤に使用するポリエポキ
シド化合物は、1分子中に少なくとも2個以上のエポキ
シ基を該化合物100g当たり0.2g当量以上含有す
る化合物であり、例えば、エチレングリコール、グリセ
ロール、ソルビトール、ペンタエリスリトール、ポリエ
チレングリコール等の多価アルコール類とエピクロルヒ
ドリンの如きハロゲン含有エポキシド類との反応生成
物、レゾルシン・ビス(4−ヒドロキシフェニル)ジメ
チルメタン、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂、レゾ
ルシン・ホルムアルデヒド樹脂等の多価フェノール類と
前記ハロゲン含有エポキシド類との反応生成物、過酢酸
または過酸化水素等で不飽和化合物を酸化して得られる
ポリエポキシド化合物等が例示される。具体例として
は、3,4−エポキシシクロヘキセンエポキシド、3,
4−エポキシシクロヘキセンメチル−3,4−エポキシ
シクロヘキセンカルボキシレ−ト、ビス(3,4−エポ
キシ−6−メチル−シクロヘキシルメチル)アジペート
等を挙げることができる。これらのうち、特に多価アル
コールとエピクロルヒドリンとの反応生成物、すなわち
多価アルコールのポリグリシジルエーテル化合物が優れ
た性能を発現するので好ましい。
シド化合物は、1分子中に少なくとも2個以上のエポキ
シ基を該化合物100g当たり0.2g当量以上含有す
る化合物であり、例えば、エチレングリコール、グリセ
ロール、ソルビトール、ペンタエリスリトール、ポリエ
チレングリコール等の多価アルコール類とエピクロルヒ
ドリンの如きハロゲン含有エポキシド類との反応生成
物、レゾルシン・ビス(4−ヒドロキシフェニル)ジメ
チルメタン、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂、レゾ
ルシン・ホルムアルデヒド樹脂等の多価フェノール類と
前記ハロゲン含有エポキシド類との反応生成物、過酢酸
または過酸化水素等で不飽和化合物を酸化して得られる
ポリエポキシド化合物等が例示される。具体例として
は、3,4−エポキシシクロヘキセンエポキシド、3,
4−エポキシシクロヘキセンメチル−3,4−エポキシ
シクロヘキセンカルボキシレ−ト、ビス(3,4−エポ
キシ−6−メチル−シクロヘキシルメチル)アジペート
等を挙げることができる。これらのうち、特に多価アル
コールとエピクロルヒドリンとの反応生成物、すなわち
多価アルコールのポリグリシジルエーテル化合物が優れ
た性能を発現するので好ましい。
【0008】かかるポリエポキシド化合物は、通常乳化
液として使用する。乳化液又は溶液とするには、例えば
かかるポリエポキシド化合物をそのまま、あるいは必要
に応じて少量の溶媒に溶解したものを、公知の乳化剤、
例えばアルキルベンゼンスルホン酸ソーダ、ジオクチル
スルホサクシネートナトリウム塩、ノニルフェノールエ
チレンオキサイド付加物等を用いて乳化又は溶解する。
液として使用する。乳化液又は溶液とするには、例えば
かかるポリエポキシド化合物をそのまま、あるいは必要
に応じて少量の溶媒に溶解したものを、公知の乳化剤、
例えばアルキルベンゼンスルホン酸ソーダ、ジオクチル
スルホサクシネートナトリウム塩、ノニルフェノールエ
チレンオキサイド付加物等を用いて乳化又は溶解する。
【0009】また第1処理剤に使用するゴムラテックス
としては、例えば、天然ゴムラテックス、スチレン・ブ
タジエンコポリマーゴムラテックス、ビニルピリジン・
スチレン・ブタジエンターポリマーラテックス等があ
り、これらを単独又は併用して使用する。これらの中で
はビニルピリジン・スチレン・ブタジエンターポリマー
ラテックスを単独使用又は1/2量以上使用した場合が
優れた性能を示す。
としては、例えば、天然ゴムラテックス、スチレン・ブ
タジエンコポリマーゴムラテックス、ビニルピリジン・
スチレン・ブタジエンターポリマーラテックス等があ
り、これらを単独又は併用して使用する。これらの中で
はビニルピリジン・スチレン・ブタジエンターポリマー
ラテックスを単独使用又は1/2量以上使用した場合が
優れた性能を示す。
【0010】第1処理剤は、上記ポリエポキシド化合物
とゴムラテックスよりなり、その配合比は特に限定する
必要はない。通常は、ポリエポキシド化合物1重量部に
対してゴムラテックス(有効成分)を0.5〜2.0重
量部配合し、処理剤中のポリエポキシド化合物の濃度は
3重量%以下、好ましくは0.5〜2.0重量%とする
のが取扱い性の点で好ましい。第1処理剤の付着量は、
繊維重量に対し1〜8重量%、好ましくは3〜5重量%
の範囲が適当である。第1処理剤の付着量が1重量%未
満ではポリエポキシド化合物の接着性向上効果が充分発
揮されず、一方、8重量%を越える場合には第2処理剤
の含浸性が低下してやはり接着性能が低下しやすい。
とゴムラテックスよりなり、その配合比は特に限定する
必要はない。通常は、ポリエポキシド化合物1重量部に
対してゴムラテックス(有効成分)を0.5〜2.0重
量部配合し、処理剤中のポリエポキシド化合物の濃度は
3重量%以下、好ましくは0.5〜2.0重量%とする
のが取扱い性の点で好ましい。第1処理剤の付着量は、
繊維重量に対し1〜8重量%、好ましくは3〜5重量%
の範囲が適当である。第1処理剤の付着量が1重量%未
満ではポリエポキシド化合物の接着性向上効果が充分発
揮されず、一方、8重量%を越える場合には第2処理剤
の含浸性が低下してやはり接着性能が低下しやすい。
【0011】次に第2処理剤に使用するRFLは、レゾ
ルシンとフォルマリンとをアルカリまたは酸性触媒下で
反応させて得られる初期縮合物(RF)とゴムラテック
スの混合物であり、レゾルシン、フォルマリン、及びゴ
ムラテックスの配合比率については公知技術のいずれを
適用しても効果は得られる。通常は、レゾルシンとフォ
ルマリンのモル比は1:0.1〜1:8、好ましくは
1:0.5〜1:5である。またRFの使用量は、後述
するオキサゾリン基を有する化合物及びクロロフェノー
ル・レゾルシン・フォルマリン共縮合物(以下単にクロ
ロフェノール化合物と称することがある)の使用量によ
って変わるが、通常は固形分量比で、1:1〜1:1
5、好ましくは1:3〜1:12が適当である。ゴムラ
テックスの配合比率が少なくなりすぎると処理後のポリ
エステル繊維は硬くなって耐疲労性が低下しやすく、逆
に多くなりすぎると接着性能が低下しやすい。なお、こ
こで用いられるゴムラテックスとしては、前述の第1処
理剤で使用するゴムラテックスと同じく、例えば天然ゴ
ムラテックス、ポリブタジエンラテックス、スチレン・
ブタジエンコポリマーゴムラテックス、ビニルピリジン
・スチレン・ブタジエンターポリマーラテックス等があ
り、これらを単独又は併用して使用する。これらの中で
はビニルピリジン・スチレン・ブタジエンターポリマー
ラテックス又はポリブタジエンラテックスを単独使用又
はこれらを併用した場合、特に7:3〜3:7の割合で
併用した場合に優れた性能を示す。
ルシンとフォルマリンとをアルカリまたは酸性触媒下で
反応させて得られる初期縮合物(RF)とゴムラテック
スの混合物であり、レゾルシン、フォルマリン、及びゴ
ムラテックスの配合比率については公知技術のいずれを
適用しても効果は得られる。通常は、レゾルシンとフォ
ルマリンのモル比は1:0.1〜1:8、好ましくは
1:0.5〜1:5である。またRFの使用量は、後述
するオキサゾリン基を有する化合物及びクロロフェノー
ル・レゾルシン・フォルマリン共縮合物(以下単にクロ
ロフェノール化合物と称することがある)の使用量によ
って変わるが、通常は固形分量比で、1:1〜1:1
5、好ましくは1:3〜1:12が適当である。ゴムラ
テックスの配合比率が少なくなりすぎると処理後のポリ
エステル繊維は硬くなって耐疲労性が低下しやすく、逆
に多くなりすぎると接着性能が低下しやすい。なお、こ
こで用いられるゴムラテックスとしては、前述の第1処
理剤で使用するゴムラテックスと同じく、例えば天然ゴ
ムラテックス、ポリブタジエンラテックス、スチレン・
ブタジエンコポリマーゴムラテックス、ビニルピリジン
・スチレン・ブタジエンターポリマーラテックス等があ
り、これらを単独又は併用して使用する。これらの中で
はビニルピリジン・スチレン・ブタジエンターポリマー
ラテックス又はポリブタジエンラテックスを単独使用又
はこれらを併用した場合、特に7:3〜3:7の割合で
併用した場合に優れた性能を示す。
【0012】上述のRFLに配合される分子構造中にオ
キサゾリン基を有する化合物とは、通常の低分子有機化
合物もしくは有機ポリマー、オリゴマーを主骨格とした
物質の末端又は側鎖にオキサゾリン基(好ましくは2−
オキサゾリン基)を有する化合物をいう。オキサゾリン
基の数は、その分子内に1つであっても、また2つ以上
有していてもよいが、接着性能の向上のためには反応性
官能基である該オキサゾリン基をより多く有している方
が好ましい。オキサゾリン基結合している分子骨格とし
ては、炭化水素鎖、エチレングリコール鎖、ビスフェノ
ールA等のビスフェノール類、及びフェノール樹脂、ノ
ボラック樹脂、レゾール樹脂等のフェノール類・ホルマ
リン初期縮合物が用いられ、該分子骨格中に芳香環や複
素環を含む物質も使用される。さらに主成分モノマー及
び/又はそれからなるポリマーやオリゴマーの末端や側
鎖にオキサゾリン基を含有する化合物も有用である。こ
れらのモノマーとしては、スチレン、スチレン誘導体、
アクリロニトリル、メタクリル酸エステル、メタクリル
酸、アクリル酸エステル、アクリル酸、エチレン、ブタ
ジエン、アクリルアミド等が用いられ、これらは単独の
ポリマー及び/又はオリゴマーとして、さらには共重合
体として使用される。また、これらポリマー又はオリゴ
マーの混合物としても使用できる。
キサゾリン基を有する化合物とは、通常の低分子有機化
合物もしくは有機ポリマー、オリゴマーを主骨格とした
物質の末端又は側鎖にオキサゾリン基(好ましくは2−
オキサゾリン基)を有する化合物をいう。オキサゾリン
基の数は、その分子内に1つであっても、また2つ以上
有していてもよいが、接着性能の向上のためには反応性
官能基である該オキサゾリン基をより多く有している方
が好ましい。オキサゾリン基結合している分子骨格とし
ては、炭化水素鎖、エチレングリコール鎖、ビスフェノ
ールA等のビスフェノール類、及びフェノール樹脂、ノ
ボラック樹脂、レゾール樹脂等のフェノール類・ホルマ
リン初期縮合物が用いられ、該分子骨格中に芳香環や複
素環を含む物質も使用される。さらに主成分モノマー及
び/又はそれからなるポリマーやオリゴマーの末端や側
鎖にオキサゾリン基を含有する化合物も有用である。こ
れらのモノマーとしては、スチレン、スチレン誘導体、
アクリロニトリル、メタクリル酸エステル、メタクリル
酸、アクリル酸エステル、アクリル酸、エチレン、ブタ
ジエン、アクリルアミド等が用いられ、これらは単独の
ポリマー及び/又はオリゴマーとして、さらには共重合
体として使用される。また、これらポリマー又はオリゴ
マーの混合物としても使用できる。
【0013】上記のオキサゾリン基を有する化合物の形
態は、液状、溶融状、固体状、又はこれらを水や有機溶
媒等に溶解させた溶液状もしくは分散させた懸濁液状
(エマルジョン粒子、ラテックス粒子等)のいずれであ
ってもよい。例えばかかる化合物をそのまま、あるいは
必要に応じて少量の溶媒に溶解したものを、公知の乳化
剤、例えばアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジ
オクチルスルホサクシネートナトリウム塩、ノニルフェ
ノールエチレンオキサイド付加物等を用いて乳化又は溶
解させたものを用いればよい。
態は、液状、溶融状、固体状、又はこれらを水や有機溶
媒等に溶解させた溶液状もしくは分散させた懸濁液状
(エマルジョン粒子、ラテックス粒子等)のいずれであ
ってもよい。例えばかかる化合物をそのまま、あるいは
必要に応じて少量の溶媒に溶解したものを、公知の乳化
剤、例えばアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジ
オクチルスルホサクシネートナトリウム塩、ノニルフェ
ノールエチレンオキサイド付加物等を用いて乳化又は溶
解させたものを用いればよい。
【0014】また、第2処理剤に使用するクロロフェノ
ール・レゾルシン・フォルマリン共縮合物は、クロルフ
ェノール類、好ましくはパラクロロフェノールとレゾル
シンとをホルムアルデヒドと共縮合した化合物であり、
なかでも下記構造式(化2)で表される、3核体
(I)、5核体(II)、7核体(III) を主成分とするも
のが好ましく、特にその固形分濃度20重量%、PH1
0のアルカリ性水溶液の粘度が70〜150センチポイ
ズの範囲内にあり、例えば図1に示すような分子量分布
を示し、未反応パラクロルフェノールやレゾルシン等の
低分子量化合物の含有量が少ない共縮合物が好ましい
(共縮合生成物を蒸発乾固した固形分をテトラヒドロフ
ランに溶解し、これを常法にしたがってGPC法にて測
定)。
ール・レゾルシン・フォルマリン共縮合物は、クロルフ
ェノール類、好ましくはパラクロロフェノールとレゾル
シンとをホルムアルデヒドと共縮合した化合物であり、
なかでも下記構造式(化2)で表される、3核体
(I)、5核体(II)、7核体(III) を主成分とするも
のが好ましく、特にその固形分濃度20重量%、PH1
0のアルカリ性水溶液の粘度が70〜150センチポイ
ズの範囲内にあり、例えば図1に示すような分子量分布
を示し、未反応パラクロルフェノールやレゾルシン等の
低分子量化合物の含有量が少ない共縮合物が好ましい
(共縮合生成物を蒸発乾固した固形分をテトラヒドロフ
ランに溶解し、これを常法にしたがってGPC法にて測
定)。
【0015】
【化2】
【0016】本発明の第2処理剤は、前記RFLにオキ
サゾリン基を有する化合物及びパラクロロフェノール・
レゾルシン・フォルマリン共縮合物を配合したものであ
るが、オキサゾリン基を有する化合物の配合量はRFL
固形分に対して0.5〜30重量%、好ましくは1.0
〜20重量%の範囲が適当である。この配合量が少なく
なると接着性能が低下しやすく、充分な接着力及びゴム
付着率が得難くなる。逆に添加量が多くなると、処理剤
の粘度が著しく上昇して繊維材料の処理操作が困難とな
るうえ、接着力及びゴム付着率が飽和値に達して配合量
を増加させただけの効果が上がらず、また、処理後の繊
維材料が著しく硬くなってその強力が低下しやすい。一
方、RFLとクロロフェノール・レゾルシン・フォルマ
リン共縮合物との固形分配合比は、被着ゴムの配合によ
っても変化するが、通常前者/後者は50/50〜80
/20(重量比)の範囲が適当である。
サゾリン基を有する化合物及びパラクロロフェノール・
レゾルシン・フォルマリン共縮合物を配合したものであ
るが、オキサゾリン基を有する化合物の配合量はRFL
固形分に対して0.5〜30重量%、好ましくは1.0
〜20重量%の範囲が適当である。この配合量が少なく
なると接着性能が低下しやすく、充分な接着力及びゴム
付着率が得難くなる。逆に添加量が多くなると、処理剤
の粘度が著しく上昇して繊維材料の処理操作が困難とな
るうえ、接着力及びゴム付着率が飽和値に達して配合量
を増加させただけの効果が上がらず、また、処理後の繊
維材料が著しく硬くなってその強力が低下しやすい。一
方、RFLとクロロフェノール・レゾルシン・フォルマ
リン共縮合物との固形分配合比は、被着ゴムの配合によ
っても変化するが、通常前者/後者は50/50〜80
/20(重量比)の範囲が適当である。
【0017】本発明の第2処理剤には、上記に加えてブ
ロックドポリイソシアネート化合物をさらに配合する
と、接着性能(接着力、ゴム付着率等)が向上するので
好ましい。ここでいうブロックドポリイソシアネート化
合物とは、ポリイソシアネート化合物とブロック化剤と
の付加反応生成物であり、加熱によりブロック成分が遊
離して活性なポリイソシアネート化合物を生ぜしめるも
のである。ポリイソシアネート化合物としては、トリレ
ンジイソシアネート、メタフェニレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイソシ
アネート、トリフェニルメタントリイソシアネート等の
ポリイソシアネート、あるいはこれらのポリイソシアネ
ートと活性水素原子を2個以上有する化合物、例えばト
リメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等とをイ
ソシアネート基(−NCO)とヒドロキシル基(−O
H)の比が1を越えるモル比で反応させて得られる末端
イソシアネート基含有のポリアルキレングリコールアダ
クトポリイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイ
ソシアネートの如き芳香族ポリイソシアネートが優れた
性能を発現するので好ましい。
ロックドポリイソシアネート化合物をさらに配合する
と、接着性能(接着力、ゴム付着率等)が向上するので
好ましい。ここでいうブロックドポリイソシアネート化
合物とは、ポリイソシアネート化合物とブロック化剤と
の付加反応生成物であり、加熱によりブロック成分が遊
離して活性なポリイソシアネート化合物を生ぜしめるも
のである。ポリイソシアネート化合物としては、トリレ
ンジイソシアネート、メタフェニレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイソシ
アネート、トリフェニルメタントリイソシアネート等の
ポリイソシアネート、あるいはこれらのポリイソシアネ
ートと活性水素原子を2個以上有する化合物、例えばト
リメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等とをイ
ソシアネート基(−NCO)とヒドロキシル基(−O
H)の比が1を越えるモル比で反応させて得られる末端
イソシアネート基含有のポリアルキレングリコールアダ
クトポリイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイ
ソシアネートの如き芳香族ポリイソシアネートが優れた
性能を発現するので好ましい。
【0018】ブロック剤としては、例えばフェノール、
チオフェノール、クレゾール、レゾルシノール等のフェ
ノール類、ジフェニルアミン、キシリジン等の芳香族第
2級アミン類、フタル酸イミド類、カプロラクタム、バ
レロラクタム等のラクタム類、アセトキシム、メチルエ
チルケトオキシム、シクロヘキサノンオキシム等のオキ
シム類及び酸性亜硫酸ソーダ等がある。
チオフェノール、クレゾール、レゾルシノール等のフェ
ノール類、ジフェニルアミン、キシリジン等の芳香族第
2級アミン類、フタル酸イミド類、カプロラクタム、バ
レロラクタム等のラクタム類、アセトキシム、メチルエ
チルケトオキシム、シクロヘキサノンオキシム等のオキ
シム類及び酸性亜硫酸ソーダ等がある。
【0019】ブロックドポリイソシアネート化合物の配
合量は、その種類及び被着ゴムの配合によって一定では
ないが、前述のRFL固形分に対して5〜40重量%、
好ましくは10〜30重量%が適当である。
合量は、その種類及び被着ゴムの配合によって一定では
ないが、前述のRFL固形分に対して5〜40重量%、
好ましくは10〜30重量%が適当である。
【0020】上記の第2処理剤は、通常固形分を10〜
25重量%、好ましくは15〜20重量%含有するよう
に調整される。また第2処理剤の付着量は、繊維重量に
対し1〜10重量%、好ましくは2〜7重量%の範囲が
適当である。第2処理剤の付着量が1重量%未満ではエ
チレンプロピレン系ゴムとの接着効果が充分発揮され
ず、一方10重量%を越える場合もやはり接着性能が低
下しやすい。
25重量%、好ましくは15〜20重量%含有するよう
に調整される。また第2処理剤の付着量は、繊維重量に
対し1〜10重量%、好ましくは2〜7重量%の範囲が
適当である。第2処理剤の付着量が1重量%未満ではエ
チレンプロピレン系ゴムとの接着効果が充分発揮され
ず、一方10重量%を越える場合もやはり接着性能が低
下しやすい。
【0021】第1処理剤及び第2処理剤をポリエステル
繊維に付着せしめるには、ローラーを介しての付与、ノ
ズルからの噴霧による付与、処理液中への浸漬等、任意
の方法を採用することができる。繊維に対する固形分付
着量調整のために、圧接ローラーによる絞り、スクレバ
ーによる掻き落とし、空気吹き付けによる吹き飛ばし、
吸引、ビーターによる叩き落とし等の手段を用いてもよ
い。
繊維に付着せしめるには、ローラーを介しての付与、ノ
ズルからの噴霧による付与、処理液中への浸漬等、任意
の方法を採用することができる。繊維に対する固形分付
着量調整のために、圧接ローラーによる絞り、スクレバ
ーによる掻き落とし、空気吹き付けによる吹き飛ばし、
吸引、ビーターによる叩き落とし等の手段を用いてもよ
い。
【0022】第1処理剤を付与したポリエステル繊維
は、50℃以上でポリエステル繊維の融点より10℃以
上低い温度、好ましくは180〜250℃の温度で乾燥
・熱処理し、次いで第2処理剤を付与して、120℃以
上でポリエステル繊維の融点より10℃以上低い温度、
好ましくは180〜250℃の温度で乾燥・熱処理す
る。熱処理温度が低すぎるとゴム類との接着が不充分と
なりやすく、一方温度が高くなりすぎるとポリエステル
繊維が溶融・融着したり、強力劣化を引き起こしたりし
て実用に供し難くなる。
は、50℃以上でポリエステル繊維の融点より10℃以
上低い温度、好ましくは180〜250℃の温度で乾燥
・熱処理し、次いで第2処理剤を付与して、120℃以
上でポリエステル繊維の融点より10℃以上低い温度、
好ましくは180〜250℃の温度で乾燥・熱処理す
る。熱処理温度が低すぎるとゴム類との接着が不充分と
なりやすく、一方温度が高くなりすぎるとポリエステル
繊維が溶融・融着したり、強力劣化を引き起こしたりし
て実用に供し難くなる。
【0023】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。なお、実施例におけるコード剥離接着力、T接着力
は次のようにして求めた値である。また、コードの曲げ
硬さは、ガーレイ式で測定したもので測定値が大きいほ
ど硬いことを示す。
る。なお、実施例におけるコード剥離接着力、T接着力
は次のようにして求めた値である。また、コードの曲げ
硬さは、ガーレイ式で測定したもので測定値が大きいほ
ど硬いことを示す。
【0024】〈コード剥離接着力〉処理コードとゴムと
の接着力を示すものである。ポリエステル処理コード
を、1インチ間に25本並べ、エチレンプロピレン系未
加硫ゴムに埋め込み加圧下150℃で30分間加硫し、
ゴムシートから200mm/分の速度でコードとゴムと
を剥離するに要した力をkg/インチで示したものであ
る。
の接着力を示すものである。ポリエステル処理コード
を、1インチ間に25本並べ、エチレンプロピレン系未
加硫ゴムに埋め込み加圧下150℃で30分間加硫し、
ゴムシートから200mm/分の速度でコードとゴムと
を剥離するに要した力をkg/インチで示したものであ
る。
【0025】〈T接着力〉処理コードとゴムとの接着力
を示すものである。処理コードをゴムブロック中に埋め
込み、加圧下150℃で30分間加硫し、次いでゴムブ
ロックから200mm/分の速度で引き抜き、引き抜き
に要した力をkg/cmで表示したものである。
を示すものである。処理コードをゴムブロック中に埋め
込み、加圧下150℃で30分間加硫し、次いでゴムブ
ロックから200mm/分の速度で引き抜き、引き抜き
に要した力をkg/cmで表示したものである。
【0026】[実施例1]固有粘度が0.90のポリエ
チレンテレフタレートからなるマルチフィラメント(1
500デニール/250フィラメント)に、10cm当
たり10回の撚をかけ、コードとした後ディッピィング
マシーンにより、下記の第1処理剤を用いて処理を行っ
た。
チレンテレフタレートからなるマルチフィラメント(1
500デニール/250フィラメント)に、10cm当
たり10回の撚をかけ、コードとした後ディッピィング
マシーンにより、下記の第1処理剤を用いて処理を行っ
た。
【0027】ポリエポキシド化合物(デナコールEx−
314、ナガセ化成株式会社製、ポリグリシジルエーテ
ル)50gをネオコールSW−30(ジオクチルスルホ
サクシネートナトリウム塩、第1工業製薬株式会社製)
5g(固形分濃度:30重量%)を用いて水815gに
分散させ、次いでビニルピリジン・スチレン・ブタジエ
ン3元共重合ラテックス(ニッポール2518GL,日
本ゼオオン株式会社製)125g(固形分濃度:30重
量%)を混合、撹拌し、さらにエポキシ硬化剤として3
フッ化ホウ素モノエチルアミン錯塩(橋本化成工業株式
会社製)5gを加え調整し、第1処理剤とした。
314、ナガセ化成株式会社製、ポリグリシジルエーテ
ル)50gをネオコールSW−30(ジオクチルスルホ
サクシネートナトリウム塩、第1工業製薬株式会社製)
5g(固形分濃度:30重量%)を用いて水815gに
分散させ、次いでビニルピリジン・スチレン・ブタジエ
ン3元共重合ラテックス(ニッポール2518GL,日
本ゼオオン株式会社製)125g(固形分濃度:30重
量%)を混合、撹拌し、さらにエポキシ硬化剤として3
フッ化ホウ素モノエチルアミン錯塩(橋本化成工業株式
会社製)5gを加え調整し、第1処理剤とした。
【0028】コードを第1処理液に浸漬した後、100
〜150℃で1〜3分間乾燥させた後、130〜200
℃で1〜3分の熱処理を行った。第1処理剤の付着量
は、コード重量に対して3.5重量%であった。次い
で、下記の第2処理剤を用いて処理した。
〜150℃で1〜3分間乾燥させた後、130〜200
℃で1〜3分の熱処理を行った。第1処理剤の付着量
は、コード重量に対して3.5重量%であった。次い
で、下記の第2処理剤を用いて処理した。
【0029】レゾルシン17gとホルマリン37%水溶
液14.9gを苛性ソーダ13.3gが添加された22
3.5gの水中で反応させてRF樹脂を得た。次に、こ
のRF樹脂にビニルピリジン・スチレン・ブタジエン3
元共重合ラテックス(ニッポール2518GL,日本ゼ
オン株式会社製、固形分40%)を187.5g及びポ
リブタジエンゴムラテックス(ニッポールLx−111
NF,日本ゼオン株式会社製、固形分55%)を27
2.7g混合(RF/L混合重量比=10/1)し、さ
らにエラストロンBN−69(第一工業製薬株式会社
製、水溶性ブロックドポリイソシアネート化合物40%
水溶液)62.0g、オキサゾリン基を有する化合物
(エポクロスK−2030E、株式会社日本触媒製、ス
チレン・ブチルアクリレート・2−イソプロペニルー2
−オキサゾリン・ジビニルベンゼンコポリマー40%水
溶化液)62gを加えて混合(RFL/オキサゾリン含
有化合物混合重量比=9.5/0.5)し、続いて室温
で24時間熟成させる。使用直前に、パラクロロフェノ
ール・レゾルシン・フォルマリン共縮合物(デナボンド
E、ナガセ化成株式会社製、固形分20%)450gを
加えて(RFL/クロロフェーノール化合物混合重量比
=73/27)、よく撹拌して使用する。
液14.9gを苛性ソーダ13.3gが添加された22
3.5gの水中で反応させてRF樹脂を得た。次に、こ
のRF樹脂にビニルピリジン・スチレン・ブタジエン3
元共重合ラテックス(ニッポール2518GL,日本ゼ
オン株式会社製、固形分40%)を187.5g及びポ
リブタジエンゴムラテックス(ニッポールLx−111
NF,日本ゼオン株式会社製、固形分55%)を27
2.7g混合(RF/L混合重量比=10/1)し、さ
らにエラストロンBN−69(第一工業製薬株式会社
製、水溶性ブロックドポリイソシアネート化合物40%
水溶液)62.0g、オキサゾリン基を有する化合物
(エポクロスK−2030E、株式会社日本触媒製、ス
チレン・ブチルアクリレート・2−イソプロペニルー2
−オキサゾリン・ジビニルベンゼンコポリマー40%水
溶化液)62gを加えて混合(RFL/オキサゾリン含
有化合物混合重量比=9.5/0.5)し、続いて室温
で24時間熟成させる。使用直前に、パラクロロフェノ
ール・レゾルシン・フォルマリン共縮合物(デナボンド
E、ナガセ化成株式会社製、固形分20%)450gを
加えて(RFL/クロロフェーノール化合物混合重量比
=73/27)、よく撹拌して使用する。
【0030】第1処理剤で処理したコードを、上記の第
2処理剤液に浸漬した後、130〜170℃で1〜3分
間乾燥させ、次いで180〜240℃で1〜3分間熱処
理を行った。第2処理剤の付着量は、コード重量に対し
て3重量%であった。なお、第1処理剤及び第2処理剤
付着量のコントロールは、該処理剤への水の添加又は浸
漬処理後の液を吹き飛ばす空気の圧力により調整した。
2処理剤液に浸漬した後、130〜170℃で1〜3分
間乾燥させ、次いで180〜240℃で1〜3分間熱処
理を行った。第2処理剤の付着量は、コード重量に対し
て3重量%であった。なお、第1処理剤及び第2処理剤
付着量のコントロールは、該処理剤への水の添加又は浸
漬処理後の液を吹き飛ばす空気の圧力により調整した。
【0031】得られた接着処理コードについて曲げ硬さ
を測定し、さらに下表に示す配合組成のエチレンプロピ
レン系未加硫ゴム中に埋め込み、150℃で30分間の
プレス加硫を行い剥離接着力及び引き抜き接着力を測定
した。評価に用いたゴムの配合組成は以下のとおりであ
る。結果を表1に示す。 EPDM 100部 HAF−カーボンブラック 120部 プロセスオイル(ポラフィン系) 90部 亜鉛華 5部 ステアリン酸 3部 加硫剤 3.5部 加硫促進剤 2.5部
を測定し、さらに下表に示す配合組成のエチレンプロピ
レン系未加硫ゴム中に埋め込み、150℃で30分間の
プレス加硫を行い剥離接着力及び引き抜き接着力を測定
した。評価に用いたゴムの配合組成は以下のとおりであ
る。結果を表1に示す。 EPDM 100部 HAF−カーボンブラック 120部 プロセスオイル(ポラフィン系) 90部 亜鉛華 5部 ステアリン酸 3部 加硫剤 3.5部 加硫促進剤 2.5部
【0032】[実施例2〜6、比較例1〜4]実施例1
において、第1処理剤付与の有無ならびに第2処理剤中
のオキサゾリン化合物及びクロロフェノール化合物の配
合量を変更する以外は実施例1と同様に実施した。結果
を表1に合わせて示す。
において、第1処理剤付与の有無ならびに第2処理剤中
のオキサゾリン化合物及びクロロフェノール化合物の配
合量を変更する以外は実施例1と同様に実施した。結果
を表1に合わせて示す。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】本発明のエチレンプロピレン系ゴム補強
用ポリエステル繊維は、先ずエポキシ基を含む第1処理
剤被膜で被覆され、次いで、RFLに被着ゴムのエチレ
ンプロピレン系ゴムとの親和性に優れたパラクロロフェ
ノール・レゾルシン・フォルマリン共縮合物及び高い反
応性を有するオキサゾリン基を有する化合物を配合した
第2処理剤被膜が被覆されているので、第1処理剤被膜
では、ポリエステル繊維と処理剤被膜(接着剤層)との
結合が強固になされ、また第2処理剤被膜では、RFL
中のゴムラテックスとともに、パラクロロフェノール・
レゾルシン・フォルマリン共縮合物が第1処理剤被膜及
び被着ゴムのエチレンプロピレン系ゴムとの相溶化を促
進し、またオキサゾリン基を有する化合物が第2処理剤
被膜の凝集力を高める。その結果、エチレンプロピレン
系ゴム補強用繊維としてポリエステル繊維本来の優れた
特性を十分に発揮しながら、優れた接着性能及びその耐
熱性が得られるのである。
用ポリエステル繊維は、先ずエポキシ基を含む第1処理
剤被膜で被覆され、次いで、RFLに被着ゴムのエチレ
ンプロピレン系ゴムとの親和性に優れたパラクロロフェ
ノール・レゾルシン・フォルマリン共縮合物及び高い反
応性を有するオキサゾリン基を有する化合物を配合した
第2処理剤被膜が被覆されているので、第1処理剤被膜
では、ポリエステル繊維と処理剤被膜(接着剤層)との
結合が強固になされ、また第2処理剤被膜では、RFL
中のゴムラテックスとともに、パラクロロフェノール・
レゾルシン・フォルマリン共縮合物が第1処理剤被膜及
び被着ゴムのエチレンプロピレン系ゴムとの相溶化を促
進し、またオキサゾリン基を有する化合物が第2処理剤
被膜の凝集力を高める。その結果、エチレンプロピレン
系ゴム補強用繊維としてポリエステル繊維本来の優れた
特性を十分に発揮しながら、優れた接着性能及びその耐
熱性が得られるのである。
【図1】本発明で用いられるパラクロロフェノール・レ
ゾルシン・フォルマリン共縮合物の好ましい分子量分布
の1例である。
ゾルシン・フォルマリン共縮合物の好ましい分子量分布
の1例である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリエステル繊維に、ポリエポキシド化
合物及びゴムラテックスを含む第1処理剤被膜が被覆さ
れ、次いで、レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス
(RFL)、オキサゾリン基を有する化合物及びクロロ
フェノール・レゾルシン・フォルマリン共縮合物を含む
第2処理剤被膜が被覆されてなることを特徴とするエチ
レンプロピレン系ゴム補強用ポリエステル繊維。 - 【請求項2】 クロロフェノール・レゾルシン・フォル
マリン共縮合物が、下記式(化1)で表される3核体
(I)、5核体(II)及び7核体(III) を主成分として含
み、その固形分濃度20重量%、PH10のアルカリ性
水溶液の粘度が70〜150センチポイズである請求項
1記載のエチレンプロピレン系ゴム補強用ポリエステル
繊維。 【化1】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8264269A JPH10110390A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | エチレンプロピレン系ゴム補強用ポリエステル繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8264269A JPH10110390A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | エチレンプロピレン系ゴム補強用ポリエステル繊維 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10110390A true JPH10110390A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17400830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8264269A Pending JPH10110390A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | エチレンプロピレン系ゴム補強用ポリエステル繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10110390A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009203594A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-09-10 | Toray Ind Inc | ゴム補強用ポリエステル繊維コード |
| JP2016069526A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 東レ株式会社 | 繊維・ゴム用接着剤および繊維・ゴム用接着剤の製造方法 |
-
1996
- 1996-10-04 JP JP8264269A patent/JPH10110390A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009203594A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-09-10 | Toray Ind Inc | ゴム補強用ポリエステル繊維コード |
| JP2016069526A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 東レ株式会社 | 繊維・ゴム用接着剤および繊維・ゴム用接着剤の製造方法 |
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