JP2000237659A - グラビア塗布装置とその製造方法、およびグラビア塗布装置を用いた磁気記録媒体の製造方法。 - Google Patents
グラビア塗布装置とその製造方法、およびグラビア塗布装置を用いた磁気記録媒体の製造方法。Info
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- JP2000237659A JP2000237659A JP11043325A JP4332599A JP2000237659A JP 2000237659 A JP2000237659 A JP 2000237659A JP 11043325 A JP11043325 A JP 11043325A JP 4332599 A JP4332599 A JP 4332599A JP 2000237659 A JP2000237659 A JP 2000237659A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被塗布シートの薄膜化、塗膜の薄膜化によっ
ても、確実に、均一一様の塗膜形成を、円滑に、また充
分薄く形成することができるようにする。 【解決手段】 グラビアロール1とバックアップロール
2とが、被塗布シート3を挟んで転動してその被塗布シ
ート3に対しての塗料4の塗着を行うグラビア塗布装置
であって、そのバックアップロール2を、円筒状周面を
有する芯体21と、この芯体21の少なくとも上記被塗
布シートとの接触部の全周に渡って被着形成された弾性
層22とを有する構成とするものであるが、特にその弾
性層22を、上述した芯体の全周に渡って弾性ゴムシー
トが1周のみ環状に密着巻回され、その巻回始端と終端
の両端面が互いに衝合合致されて環状巻回された1層以
上の環状巻回弾性層を有する構成とする。
ても、確実に、均一一様の塗膜形成を、円滑に、また充
分薄く形成することができるようにする。 【解決手段】 グラビアロール1とバックアップロール
2とが、被塗布シート3を挟んで転動してその被塗布シ
ート3に対しての塗料4の塗着を行うグラビア塗布装置
であって、そのバックアップロール2を、円筒状周面を
有する芯体21と、この芯体21の少なくとも上記被塗
布シートとの接触部の全周に渡って被着形成された弾性
層22とを有する構成とするものであるが、特にその弾
性層22を、上述した芯体の全周に渡って弾性ゴムシー
トが1周のみ環状に密着巻回され、その巻回始端と終端
の両端面が互いに衝合合致されて環状巻回された1層以
上の環状巻回弾性層を有する構成とする。
Description
【0001】本発明は、グラビア塗布装置とその製造方
法、およびグラビア塗布装置を用いた磁気記録媒体の製
造方法に係わる。
法、およびグラビア塗布装置を用いた磁気記録媒体の製
造方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】通常のオーディオテープ、ビデオテープ
等の磁気記録媒体の製造において、ポリエチレンテレフ
タレートフィルム等の非磁性支持体上に、磁性材塗料を
塗布することによって磁性層を形成するとか、非磁性塗
料を塗布することによって、走行性を向上させたり、静
電気の帯電防止、乱巻きを防止等の目的をもってバック
層を形成する作業がなされる場合がある。
等の磁気記録媒体の製造において、ポリエチレンテレフ
タレートフィルム等の非磁性支持体上に、磁性材塗料を
塗布することによって磁性層を形成するとか、非磁性塗
料を塗布することによって、走行性を向上させたり、静
電気の帯電防止、乱巻きを防止等の目的をもってバック
層を形成する作業がなされる場合がある。
【0003】従来、この塗膜の形成の作業は、グラビア
塗布方法によることが、生産性が高く、また作業操作、
管理が容易であり、生産コストが安価となる等のことか
ら、多用されている。
塗布方法によることが、生産性が高く、また作業操作、
管理が容易であり、生産コストが安価となる等のことか
ら、多用されている。
【0004】このグラビア塗布方法を実施するグラビア
塗布装置は、例えば図1にその概略断面図を示すよう
に、周面に、微細凹凸いわゆるセルパターン1aが刻設
された金属ロールより成るグラビアロール1と、長尺シ
ート状の被塗布シート3例えば磁気記録媒体を構成する
非磁性支持体をグラビアロール1との間に挟み込んで転
動するバックアップロール2とを有して成る。一方、目
的とする塗料4が収容された塗料収容槽5が設けられ、
この塗料4中に、グラビアロール1の周面の一部が浸漬
するようになされ、グラビアロール1の回転に応じて、
その周面に付着された塗料4を、被塗布シート3に、グ
ラビアロール1との転接と、背面からのバックアップロ
ール2による押圧によって転写塗布するようになされ、
このようにして被塗布シート3に塗料4が塗布された塗
膜、例えば磁性層、あるいはバック層等の形成がなされ
る。
塗布装置は、例えば図1にその概略断面図を示すよう
に、周面に、微細凹凸いわゆるセルパターン1aが刻設
された金属ロールより成るグラビアロール1と、長尺シ
ート状の被塗布シート3例えば磁気記録媒体を構成する
非磁性支持体をグラビアロール1との間に挟み込んで転
動するバックアップロール2とを有して成る。一方、目
的とする塗料4が収容された塗料収容槽5が設けられ、
この塗料4中に、グラビアロール1の周面の一部が浸漬
するようになされ、グラビアロール1の回転に応じて、
その周面に付着された塗料4を、被塗布シート3に、グ
ラビアロール1との転接と、背面からのバックアップロ
ール2による押圧によって転写塗布するようになされ、
このようにして被塗布シート3に塗料4が塗布された塗
膜、例えば磁性層、あるいはバック層等の形成がなされ
る。
【0005】また、塗料収容層5の塗料4の液面上方に
は、ドクターブレード6が配置され、その遊端が、グラ
ビアロール1の回転周面に接触するようになされて、グ
ラビアロール1の周面に付着される余分な塗料を掻き落
として、常時、グラビアロール1の周面上の塗料の量を
一定にするようになされている。
は、ドクターブレード6が配置され、その遊端が、グラ
ビアロール1の回転周面に接触するようになされて、グ
ラビアロール1の周面に付着される余分な塗料を掻き落
として、常時、グラビアロール1の周面上の塗料の量を
一定にするようになされている。
【0006】このような、グラビア塗布装置において
は、被塗布シート3に対して塗料を均一に塗布するに
は、バックアップロール2による被塗布シート3の背面
からの押圧が一様になされることが必要である。このバ
ックアップロール2は、通常、円柱状周面を有する金属
芯体21の周面に弾性層22を被覆した構成とされる。
は、被塗布シート3に対して塗料を均一に塗布するに
は、バックアップロール2による被塗布シート3の背面
からの押圧が一様になされることが必要である。このバ
ックアップロール2は、通常、円柱状周面を有する金属
芯体21の周面に弾性層22を被覆した構成とされる。
【0007】また、このバックアップロール2は、塗料
の溶剤例えばメチルエチルケトン、シクロヘサノン、ト
ルエン等に対して耐溶剤性を有することが要求される。
一般的には、エチレンプロピレンゴムや、加熱加硫型シ
リコーンゴム等の合成ゴムによって構成される。ところ
で、このエチレンプロピレンゴムや、加熱加硫型シリコ
ーンゴムは、注入成型を行うことができないことから、
これらゴムによって、芯体21上に弾性層22として被
覆弾性ゴム層するには、未加硫のエチレンプロピレンゴ
ムを、例えば厚さ1.0mm〜4.0mmの厚さのシー
トに成形し、このシートを、真円円柱状の金属芯体12
上に、渦巻き状に巻回し、加硫し、その後その周面を円
筒面に研磨加工するという方法が採られる。
の溶剤例えばメチルエチルケトン、シクロヘサノン、ト
ルエン等に対して耐溶剤性を有することが要求される。
一般的には、エチレンプロピレンゴムや、加熱加硫型シ
リコーンゴム等の合成ゴムによって構成される。ところ
で、このエチレンプロピレンゴムや、加熱加硫型シリコ
ーンゴムは、注入成型を行うことができないことから、
これらゴムによって、芯体21上に弾性層22として被
覆弾性ゴム層するには、未加硫のエチレンプロピレンゴ
ムを、例えば厚さ1.0mm〜4.0mmの厚さのシー
トに成形し、このシートを、真円円柱状の金属芯体12
上に、渦巻き状に巻回し、加硫し、その後その周面を円
筒面に研磨加工するという方法が採られる。
【0008】ところが、このようにして製造したバック
アップロールを用いたグラビア塗布装置によって形成し
た塗膜には、筋状の転写むらが発生したり、歪むらによ
る周期的な転写むらが発生し易い。これは、バックアッ
プロールによる押圧が全周面に関して一様でないことに
よって発生する。この原因は、芯体21上に、巻回した
ゴムシートの巻き始めの端縁、すなわち不連続部が下層
に存在し、この端縁上に巻回された2層目のシートとの
間に隙間が発生することによって、全周に関して均質性
が阻害されることから、この状態で加硫成形を行うと、
その周面に段差が生じ、この加硫後に、円筒面状の研磨
加工を行っても、微小段差が発生したり、歪みが残っ
て、グラビア塗布を行った場合に、全周に関して均一な
押圧がなされないことによる。この現象は、巻回したゴ
ムシートの巻き終わり端縁においても同様に生じる。
アップロールを用いたグラビア塗布装置によって形成し
た塗膜には、筋状の転写むらが発生したり、歪むらによ
る周期的な転写むらが発生し易い。これは、バックアッ
プロールによる押圧が全周面に関して一様でないことに
よって発生する。この原因は、芯体21上に、巻回した
ゴムシートの巻き始めの端縁、すなわち不連続部が下層
に存在し、この端縁上に巻回された2層目のシートとの
間に隙間が発生することによって、全周に関して均質性
が阻害されることから、この状態で加硫成形を行うと、
その周面に段差が生じ、この加硫後に、円筒面状の研磨
加工を行っても、微小段差が発生したり、歪みが残っ
て、グラビア塗布を行った場合に、全周に関して均一な
押圧がなされないことによる。この現象は、巻回したゴ
ムシートの巻き終わり端縁においても同様に生じる。
【0009】このような問題を解決する方法として、芯
体上に、所定の硬度すなわち、SRS0101準規格の
C型硬度計で55度〜60度を得ることのできる、厚さ
が、1.0mm〜4.0mmの例えばエチレンプロピレ
ンや加熱加硫型シリコーンゴムシートの未加硫ゴムシー
トを渦巻き状に巻回し、その段差が生じる巻き込み始端
に、厚さ0.8mm〜1.0mmの上述したと同様の未
加硫シートを楔型に充填してこの段差を軽減するように
し、また巻回終端においても、同様の楔処理を行い、そ
の後加硫成形を行い研磨仕上げするという方法が提案さ
れている(例えば特開平5−208155号参照)。
体上に、所定の硬度すなわち、SRS0101準規格の
C型硬度計で55度〜60度を得ることのできる、厚さ
が、1.0mm〜4.0mmの例えばエチレンプロピレ
ンや加熱加硫型シリコーンゴムシートの未加硫ゴムシー
トを渦巻き状に巻回し、その段差が生じる巻き込み始端
に、厚さ0.8mm〜1.0mmの上述したと同様の未
加硫シートを楔型に充填してこの段差を軽減するように
し、また巻回終端においても、同様の楔処理を行い、そ
の後加硫成形を行い研磨仕上げするという方法が提案さ
れている(例えば特開平5−208155号参照)。
【0010】また、他の方法としては、芯体の周面に、
例えば幅20mm〜40mm、厚さ1.0〜4.0mm
の未加硫ゴムリボンを平面的に芯体の軸心方向に移行さ
せるように螺旋状に巻回し、この巻回層を多層重ねて行
うことによって所要の厚さとする方法の提案もなされて
いる。
例えば幅20mm〜40mm、厚さ1.0〜4.0mm
の未加硫ゴムリボンを平面的に芯体の軸心方向に移行さ
せるように螺旋状に巻回し、この巻回層を多層重ねて行
うことによって所要の厚さとする方法の提案もなされて
いる。
【0011】しかしながら、近年、例えば磁気記録媒体
において、より薄膜化が要求されるに及び、これに伴い
この磁気記録媒体を構成する非磁性支持体のより薄膜化
が図られる。このように、グラビア塗布における被塗布
シートの、非磁性支持体が薄膜化されると、そのグラビ
ア塗布装置における非磁性支持体の走行上において、バ
ックアップロール下に入り込む時点およびこれより離れ
る時点で、バックアップロールの表面状態によって、バ
ックアップロールに対する非磁性支持体の貼りつきによ
る剥離皺を発生させたり、転写むらが発生し易くなる。
において、より薄膜化が要求されるに及び、これに伴い
この磁気記録媒体を構成する非磁性支持体のより薄膜化
が図られる。このように、グラビア塗布における被塗布
シートの、非磁性支持体が薄膜化されると、そのグラビ
ア塗布装置における非磁性支持体の走行上において、バ
ックアップロール下に入り込む時点およびこれより離れ
る時点で、バックアップロールの表面状態によって、バ
ックアップロールに対する非磁性支持体の貼りつきによ
る剥離皺を発生させたり、転写むらが発生し易くなる。
【0012】このような、非磁性支持体の薄膜化すなわ
ち被塗布シートの薄膜化に対して、上述した各バックア
ップロールでは、充分に被塗布シートに対する皺の発生
や、グラビア塗布による塗料の転写むらを回避すること
ができなくなっている。例えば非磁性支持体の厚さが、
6.0μm以下となるとか、塗膜例えば磁性層の厚さ
が、1.0μm以下とされる場合、上述した楔充填の方
法によっても、その楔充填部で歪が残り、また、上述し
たリボン状の螺旋状巻回による場合においても、多層巻
回状態で、各リボンの重なり合いにより、全体として網
目状の微細凹凸によるうねり生じ、これによって、上述
した非磁性支持体に対する皺の発生や、グラビア塗布に
よる塗料の転写むらを充分回避するに問題がある。
ち被塗布シートの薄膜化に対して、上述した各バックア
ップロールでは、充分に被塗布シートに対する皺の発生
や、グラビア塗布による塗料の転写むらを回避すること
ができなくなっている。例えば非磁性支持体の厚さが、
6.0μm以下となるとか、塗膜例えば磁性層の厚さ
が、1.0μm以下とされる場合、上述した楔充填の方
法によっても、その楔充填部で歪が残り、また、上述し
たリボン状の螺旋状巻回による場合においても、多層巻
回状態で、各リボンの重なり合いにより、全体として網
目状の微細凹凸によるうねり生じ、これによって、上述
した非磁性支持体に対する皺の発生や、グラビア塗布に
よる塗料の転写むらを充分回避するに問題がある。
【0013】また、グラビア塗布作業に際して、被塗布
シート例えば非磁性支持体からの、バックアップロール
への塵埃等の付着、汚染が生じ、これが蓄積されること
によって、グラビア塗布に際してのバックアップロール
による押圧、したがって、転写への影響が出てしまう現
象も見られる。このことは、上述した薄膜化に伴って、
より影響が顕著となり、グラビア塗布によって得た製品
における品質低下を来す。
シート例えば非磁性支持体からの、バックアップロール
への塵埃等の付着、汚染が生じ、これが蓄積されること
によって、グラビア塗布に際してのバックアップロール
による押圧、したがって、転写への影響が出てしまう現
象も見られる。このことは、上述した薄膜化に伴って、
より影響が顕著となり、グラビア塗布によって得た製品
における品質低下を来す。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、被塗
布シートの薄膜化、塗膜の薄膜化によっても、確実に、
均一一様の塗膜形成を、円滑に、また充分薄く形成する
ことができるようにしたグラビア塗布装置と、その製造
方法と、更に、磁気的特性にすぐれた磁気記録媒体を歩
留り良く得ることができる磁気記録媒体の製造方法を得
ることにある。
布シートの薄膜化、塗膜の薄膜化によっても、確実に、
均一一様の塗膜形成を、円滑に、また充分薄く形成する
ことができるようにしたグラビア塗布装置と、その製造
方法と、更に、磁気的特性にすぐれた磁気記録媒体を歩
留り良く得ることができる磁気記録媒体の製造方法を得
ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によるグラビア塗
布装置は、グラビアロールとバックアップロールとが、
被塗布シートを挟んで転動してその被塗布シートに対し
ての塗料の塗着を行うグラビア塗布装置であって、その
バックアップロールを、円筒状周面を有する芯体と、こ
の芯体の少なくとも上記被塗布シートとの接触部の全周
に渡って被着形成された弾性層とを有する構成とするも
のであるが、特にその弾性層を、上述した芯体の全周に
渡って弾性ゴムシートが1周のみ環状に密着巻回され、
その巻回始端と終端の両端面が互いに衝合合致されて環
状巻回された1層以上の環状巻回弾性層を有する構成と
する。
布装置は、グラビアロールとバックアップロールとが、
被塗布シートを挟んで転動してその被塗布シートに対し
ての塗料の塗着を行うグラビア塗布装置であって、その
バックアップロールを、円筒状周面を有する芯体と、こ
の芯体の少なくとも上記被塗布シートとの接触部の全周
に渡って被着形成された弾性層とを有する構成とするも
のであるが、特にその弾性層を、上述した芯体の全周に
渡って弾性ゴムシートが1周のみ環状に密着巻回され、
その巻回始端と終端の両端面が互いに衝合合致されて環
状巻回された1層以上の環状巻回弾性層を有する構成と
する。
【0016】また、本発明によるグラビア塗布装置の製
造方法は、そのバックアップロールの作製過程におい
て、円筒状周面を有する芯体の少なくとも被塗布シート
との接触部の全周に渡って弾性ゴムシートが1周のみ環
状に密着巻回され、その巻回始端と終端の両端面が互い
に衝合合致するように環状巻回した1層以上の環状巻回
弾性層を形成する工程と、この環状巻回弾性層を、加熱
加圧成形する工程と、この環状巻回弾性層の表面を加工
仕上げする工程とを採る。
造方法は、そのバックアップロールの作製過程におい
て、円筒状周面を有する芯体の少なくとも被塗布シート
との接触部の全周に渡って弾性ゴムシートが1周のみ環
状に密着巻回され、その巻回始端と終端の両端面が互い
に衝合合致するように環状巻回した1層以上の環状巻回
弾性層を形成する工程と、この環状巻回弾性層を、加熱
加圧成形する工程と、この環状巻回弾性層の表面を加工
仕上げする工程とを採る。
【0017】また、本発明による磁気記録媒体の製造方
法においては、上述した本発明によるグラビア塗布装置
を用いて、非磁性支持体上に、塗料の塗着を行って必要
な塗膜形成を行う。
法においては、上述した本発明によるグラビア塗布装置
を用いて、非磁性支持体上に、塗料の塗着を行って必要
な塗膜形成を行う。
【0018】上述の本発明によるグラビア塗布装置によ
れば、そのバックアップロールを、芯体上に弾性ゴムシ
ートを環状巻回した構成としたことによって、高い真円
度とすることができる。したがって、この構成によるグ
ラビア塗布装置によれば、すぐれたグラビア塗布を行う
ことができる。
れば、そのバックアップロールを、芯体上に弾性ゴムシ
ートを環状巻回した構成としたことによって、高い真円
度とすることができる。したがって、この構成によるグ
ラビア塗布装置によれば、すぐれたグラビア塗布を行う
ことができる。
【0019】また、本発明によるグラビア塗布装置の製
造方法によれば、芯体上に弾性ゴムシートを環状巻回し
て構成する方法を採ることから、段差の発生が効果的に
回避さ、その後の加工仕上げは、極めて簡易に、すぐれ
た円筒面に、したがって、真円度の高いバックアップロ
ールを作製することができる。
造方法によれば、芯体上に弾性ゴムシートを環状巻回し
て構成する方法を採ることから、段差の発生が効果的に
回避さ、その後の加工仕上げは、極めて簡易に、すぐれ
た円筒面に、したがって、真円度の高いバックアップロ
ールを作製することができる。
【0020】また、本発明による磁気記録媒体の製造方
法においては、上述した本発明による真円度にすぐれた
バックアップロールを有するグラビア塗布装置によっ
て、塗膜、例えば磁性層、バック層等の薄膜形成を、均
一に、したがって、高い信頼性および磁気的、電気的特
性をもって製造することができる。
法においては、上述した本発明による真円度にすぐれた
バックアップロールを有するグラビア塗布装置によっ
て、塗膜、例えば磁性層、バック層等の薄膜形成を、均
一に、したがって、高い信頼性および磁気的、電気的特
性をもって製造することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】〔グラビア塗布装置の実施形態〕
本発明によるグラビア塗布装置の一実施形態は、例えば
前述した図1に概略構成図を示す構成とすることができ
る。しかしながら、本発明装置は、この例に限られるも
のではない。この例においても、前述したように、周面
に、例えば断面鋸歯状の螺旋切り込みによる微細凹凸い
わゆるセルパターン1aが刻設された硬度が高い例えば
鉄(Fe)製の金属ロールより成るグラビアロール1
と、長尺シート状の被塗布シート3を、グラビアロール
1との間に挟み込んで転動するバックアップロール2と
を有して成る。
本発明によるグラビア塗布装置の一実施形態は、例えば
前述した図1に概略構成図を示す構成とすることができ
る。しかしながら、本発明装置は、この例に限られるも
のではない。この例においても、前述したように、周面
に、例えば断面鋸歯状の螺旋切り込みによる微細凹凸い
わゆるセルパターン1aが刻設された硬度が高い例えば
鉄(Fe)製の金属ロールより成るグラビアロール1
と、長尺シート状の被塗布シート3を、グラビアロール
1との間に挟み込んで転動するバックアップロール2と
を有して成る。
【0022】一方、目的とする塗料4が収容された塗料
収容槽5が設けられ、この塗料4中に、グラビアロール
1の周面の一部が浸漬するようになされ、グラビアロー
ル1の回転に応じて、その周面の微細凹凸、すなわちセ
ル内に塗料4が充填され、グラビアロール1の回転によ
って、塗料4が、被塗布シート3のグラビアロール1と
の転接部、すなわち塗布部へと送られ、被塗布シート3
に、この塗料4が転写される。すなわち、被塗布シート
3への塗布がなされ、この被塗布シート3に塗膜、例え
ば磁性層、あるいはバック層等の形成がなされる。
収容槽5が設けられ、この塗料4中に、グラビアロール
1の周面の一部が浸漬するようになされ、グラビアロー
ル1の回転に応じて、その周面の微細凹凸、すなわちセ
ル内に塗料4が充填され、グラビアロール1の回転によ
って、塗料4が、被塗布シート3のグラビアロール1と
の転接部、すなわち塗布部へと送られ、被塗布シート3
に、この塗料4が転写される。すなわち、被塗布シート
3への塗布がなされ、この被塗布シート3に塗膜、例え
ば磁性層、あるいはバック層等の形成がなされる。
【0023】塗料収容層5の塗料4の液面上方には、ド
クターブレード6が配置される。このドクターブレード
6は、例えば長方形の金属板あるいはプラスチック板よ
りなり、その一端が固定され、その遊端が、グラビアロ
ール1の回転周面に接触するようになされて、グラビア
ロール1の周面のセル内に表面張力をもって多量に充填
された余分な塗料を掻き落として、常時、グラビアロー
ル1の周面上の塗料の量、したがって、被塗布シート3
への塗布量を、常時一定に規定するようになされてい
る。
クターブレード6が配置される。このドクターブレード
6は、例えば長方形の金属板あるいはプラスチック板よ
りなり、その一端が固定され、その遊端が、グラビアロ
ール1の回転周面に接触するようになされて、グラビア
ロール1の周面のセル内に表面張力をもって多量に充填
された余分な塗料を掻き落として、常時、グラビアロー
ル1の周面上の塗料の量、したがって、被塗布シート3
への塗布量を、常時一定に規定するようになされてい
る。
【0024】被塗布シート3は、例えば磁気記録媒体を
構成する例えばポリエステルフィルムより成る非磁性支
持体であり、図示しないが、その供給ロールから送り出
されて、ガイドローラ31によって、グラビアロール1
およびバックアップロール2間に、案内され、更にガイ
ドローラ32によって案内されて、図示しないが、例え
ば次段の作業部、例えば他の同様のグラビア塗布装置、
あるいは所要の幅にカットを行う切断部等に送られる。
構成する例えばポリエステルフィルムより成る非磁性支
持体であり、図示しないが、その供給ロールから送り出
されて、ガイドローラ31によって、グラビアロール1
およびバックアップロール2間に、案内され、更にガイ
ドローラ32によって案内されて、図示しないが、例え
ば次段の作業部、例えば他の同様のグラビア塗布装置、
あるいは所要の幅にカットを行う切断部等に送られる。
【0025】上述のグラビア塗布装置において、そのバ
ックアップロール2の構成を、導電性を有する例えば鉄
(Fe)、あるいはSUS(すなわちステンレス)等に
よる金属円柱体もしくは金属円筒体より成る円筒状周面
を有する芯体21上に、この芯体21の、少なくとも上
述した被塗布シート3との接触部の全周に渡って弾性層
22を被着した構成とする。図2A〜Cは、それぞれ本
発明によるグラビア塗布装置のバックアップロールの概
略横断面図を示すものであるが、本発明は、この例に限
られるものではない。本発明装置におけるバックアップ
ロール2は、図2A〜Cに示すように、芯体21の上述
した全周に渡って弾性ゴムシートが1周のみ環状に密着
巻回され、その巻回始端と終端の両端面が面aで示すよ
うに、互いに衝合合致されて環状巻回された1層以上の
環状巻回弾性層23を有して成る。
ックアップロール2の構成を、導電性を有する例えば鉄
(Fe)、あるいはSUS(すなわちステンレス)等に
よる金属円柱体もしくは金属円筒体より成る円筒状周面
を有する芯体21上に、この芯体21の、少なくとも上
述した被塗布シート3との接触部の全周に渡って弾性層
22を被着した構成とする。図2A〜Cは、それぞれ本
発明によるグラビア塗布装置のバックアップロールの概
略横断面図を示すものであるが、本発明は、この例に限
られるものではない。本発明装置におけるバックアップ
ロール2は、図2A〜Cに示すように、芯体21の上述
した全周に渡って弾性ゴムシートが1周のみ環状に密着
巻回され、その巻回始端と終端の両端面が面aで示すよ
うに、互いに衝合合致されて環状巻回された1層以上の
環状巻回弾性層23を有して成る。
【0026】図2Aの例では、弾性ゴムシートによる単
層環状巻回弾性層23によって弾性層22を構成した場
合である。図2Bの例では、同様の環状巻回弾性層23
上に、更に被覆弾性ゴム層24が塗着形成されて、弾性
層22を構成した場合である。また、図2Cの例では、
上述した環状巻回弾性層23を、2層以上積層し、更に
その上に、上述の被覆弾性ゴム層24を形成して弾性層
22を構成した場合である。
層環状巻回弾性層23によって弾性層22を構成した場
合である。図2Bの例では、同様の環状巻回弾性層23
上に、更に被覆弾性ゴム層24が塗着形成されて、弾性
層22を構成した場合である。また、図2Cの例では、
上述した環状巻回弾性層23を、2層以上積層し、更に
その上に、上述の被覆弾性ゴム層24を形成して弾性層
22を構成した場合である。
【0027】図2Aにおいては、環状巻回弾性層23を
単層に巻回した場合であるが、この場合においても、2
層以上に積層することもできる。また、図2Bおよび図
2Cにおいては、環状巻回弾性層23を単層構造、およ
び2層構造とした場合であるが3層以上とすることもで
きる。そして、このように環状巻回弾性層23を2層以
上に積層する場合、各環状巻回弾性層23端面の衝合合
致面aは、図2Cに示すように、同一面を形成するよう
にすることも、異なる面とすることもできる。
単層に巻回した場合であるが、この場合においても、2
層以上に積層することもできる。また、図2Bおよび図
2Cにおいては、環状巻回弾性層23を単層構造、およ
び2層構造とした場合であるが3層以上とすることもで
きる。そして、このように環状巻回弾性層23を2層以
上に積層する場合、各環状巻回弾性層23端面の衝合合
致面aは、図2Cに示すように、同一面を形成するよう
にすることも、異なる面とすることもできる。
【0028】環状巻回弾性層23を構成する弾性ゴムシ
ートは、有機溶剤の、メチルエチルケトン、シクロヘキ
サノン、トルエン等に対して耐溶剤性にすぐれた例えば
加熱加硫型シリコーンゴムシート、あるいは同様に加熱
加硫型のエチレンプロピレンゴムシートによって構成す
ることができる。
ートは、有機溶剤の、メチルエチルケトン、シクロヘキ
サノン、トルエン等に対して耐溶剤性にすぐれた例えば
加熱加硫型シリコーンゴムシート、あるいは同様に加熱
加硫型のエチレンプロピレンゴムシートによって構成す
ることができる。
【0029】また、この場合の弾性ゴムシートの厚さ
は、1.0mm〜4.0mmに選定される。この選定
は、その厚さが、1.0mm未満では、シートの信頼
性、弾性に問題が生じ、4.0mmを超えると、シート
の厚さむらや、両端部の端面衝合部での貼り合わせむら
が生じ易くなり、最終的に真円度の精度が悪くなるおそ
れが生じてくることによる。
は、1.0mm〜4.0mmに選定される。この選定
は、その厚さが、1.0mm未満では、シートの信頼
性、弾性に問題が生じ、4.0mmを超えると、シート
の厚さむらや、両端部の端面衝合部での貼り合わせむら
が生じ易くなり、最終的に真円度の精度が悪くなるおそ
れが生じてくることによる。
【0030】被覆弾性ゴム層24は、常温加硫型シリコ
ーンゴムによって構成することができる。また、その厚
さは、3.0mm〜5.0mmに選定することが望まし
い。この選定は、3.0mm未満では、バックアップロ
ール2として要求される表面性が充分得られないおそれ
があり、また5.0mmを超えると気泡の発生のおそれ
が生じてくることによる。
ーンゴムによって構成することができる。また、その厚
さは、3.0mm〜5.0mmに選定することが望まし
い。この選定は、3.0mm未満では、バックアップロ
ール2として要求される表面性が充分得られないおそれ
があり、また5.0mmを超えると気泡の発生のおそれ
が生じてくることによる。
【0031】バックアップロール2の表面性、すなわ
ち、弾性層22の表面精度、したがって、図2Aの構成
においては、環状巻回弾性層23の表面硬度、図2Bお
よびCの構成においては、被覆弾性ゴム層24の表面精
度Rzいわゆる十点平均粗さが、Rz≦10μmに選定
される。このRzの選定は、Rzが10を超えると、バ
ックアップロール2による被塗布シート3のグリップが
大きくなり過ぎて、その表面自体や、被塗布シート3の
表面を損傷したり走行皺を誘発するなどの問題が生じて
くることに因る。
ち、弾性層22の表面精度、したがって、図2Aの構成
においては、環状巻回弾性層23の表面硬度、図2Bお
よびCの構成においては、被覆弾性ゴム層24の表面精
度Rzいわゆる十点平均粗さが、Rz≦10μmに選定
される。このRzの選定は、Rzが10を超えると、バ
ックアップロール2による被塗布シート3のグリップが
大きくなり過ぎて、その表面自体や、被塗布シート3の
表面を損傷したり走行皺を誘発するなどの問題が生じて
くることに因る。
【0032】また、バックアップロール2の弾性層22
が、環状巻回弾性層23上に、被覆弾性ゴム層24が被
着された構成とされる場合においても、下層の環状巻回
弾性層23の表面精度は、弾性層22の表面に影響し易
いことから、その精度は重要であり、この場合において
も環状巻回弾性層23の表面精度Rzは、同様にRz≦
10μmに選定することが望ましい。
が、環状巻回弾性層23上に、被覆弾性ゴム層24が被
着された構成とされる場合においても、下層の環状巻回
弾性層23の表面精度は、弾性層22の表面に影響し易
いことから、その精度は重要であり、この場合において
も環状巻回弾性層23の表面精度Rzは、同様にRz≦
10μmに選定することが望ましい。
【0033】また、バックアップロール表面の真円から
の振れ精度は、10μm以下となるようにする。これ
は、10μmを超えると、弾性層22に掛かる歪みが大
きくなって転写むらを惹き起こすおそれが生じることに
因る。
の振れ精度は、10μm以下となるようにする。これ
は、10μmを超えると、弾性層22に掛かる歪みが大
きくなって転写むらを惹き起こすおそれが生じることに
因る。
【0034】また、バックアップロール2の表面硬度、
すなわち弾性層22の表面硬度、したがって、図2Aの
構成においては、環状巻回弾性層23の表面硬度、図2
BおよびCの構成においては、被覆弾性ゴム層24の硬
度は、JISJIS規格6253のA型硬度計で75度
〜85度に選定される。この選定は、上述の硬度が、8
5度を超えると弾力性が乏しくなることから、バックア
ップロール2のグラビアロール1との圧着幅が狭くなり
易く、グラビアロール1から、被塗布シート3への塗料
の転写が不均一となり転写むらを生じてくるものであ
り、また、75度未満では、逆にバックアップロール2
のグラビアロール1との圧着幅が大きく、接触面積が大
きくなって塗料の弾き出しが生じて、同様に被塗布シー
ト3への塗料の転写が不均一となり転写むらを生じてく
ることにある。
すなわち弾性層22の表面硬度、したがって、図2Aの
構成においては、環状巻回弾性層23の表面硬度、図2
BおよびCの構成においては、被覆弾性ゴム層24の硬
度は、JISJIS規格6253のA型硬度計で75度
〜85度に選定される。この選定は、上述の硬度が、8
5度を超えると弾力性が乏しくなることから、バックア
ップロール2のグラビアロール1との圧着幅が狭くなり
易く、グラビアロール1から、被塗布シート3への塗料
の転写が不均一となり転写むらを生じてくるものであ
り、また、75度未満では、逆にバックアップロール2
のグラビアロール1との圧着幅が大きく、接触面積が大
きくなって塗料の弾き出しが生じて、同様に被塗布シー
ト3への塗料の転写が不均一となり転写むらを生じてく
ることにある。
【0035】また、芯体21および弾性層22、すなわ
ち環状巻回弾性層23を構成する弾性ゴムシートや、被
覆弾性ゴム層24の導電性は、500Vのメガオームの
電気抵抗測定による測定で、106 Ω以下とすることに
よって、このバックアップロール2に帯電が生じること
を回避し、これによって被塗布シート3に走行むらを発
生して円滑な移行を阻害したり、走行皺を発生させるこ
とを回避する。更に、塗料4に、引火性の溶剤、例えば
メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、トルエン等の
溶剤が用いられている場合において、帯電によって発火
する事故を回避する。この導電性の調整は、弾性ゴムシ
ートおよび被覆弾性ゴム層に、例えばケッチェンブラッ
クカーボン等を適量添加することによって行うことがで
きる。
ち環状巻回弾性層23を構成する弾性ゴムシートや、被
覆弾性ゴム層24の導電性は、500Vのメガオームの
電気抵抗測定による測定で、106 Ω以下とすることに
よって、このバックアップロール2に帯電が生じること
を回避し、これによって被塗布シート3に走行むらを発
生して円滑な移行を阻害したり、走行皺を発生させるこ
とを回避する。更に、塗料4に、引火性の溶剤、例えば
メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、トルエン等の
溶剤が用いられている場合において、帯電によって発火
する事故を回避する。この導電性の調整は、弾性ゴムシ
ートおよび被覆弾性ゴム層に、例えばケッチェンブラッ
クカーボン等を適量添加することによって行うことがで
きる。
【0036】〔グラビア塗布装置の製造方法の実施形
態〕次に、本発明によるグラビア塗布装置の製造方法の
一実施形態を説明するが、この場合においても、この例
に限られるものではない。この実施形態においては、前
述した本発明によるグラビア塗布装置の実施形態による
構成によるグラビア塗布装置を製造する場合である。
態〕次に、本発明によるグラビア塗布装置の製造方法の
一実施形態を説明するが、この場合においても、この例
に限られるものではない。この実施形態においては、前
述した本発明によるグラビア塗布装置の実施形態による
構成によるグラビア塗布装置を製造する場合である。
【0037】すなわち、この場合においても、例えば図
1に示したグラビアロール1とバックアップロール2と
が、被塗布シート3を挟んで転動してこの被塗布シート
3に対しての塗料の塗着を行うグラビア塗布装置の製造
方法であって、図3の工程図を参照してその一例を説明
する。先ず、図3Aに示すように、加熱加硫型の未加硫
弾性ゴムシート25と、上述した構成による芯体21と
を用意する。この弾性ゴムシート25は、熱加硫型シリ
コーンゴムいわゆるHTV、あるいはエチレンプロピレ
ンゴムいわゆるEPTより成り、未加硫状態のシート状
とされ、カレンダー処理がなされて、その厚さを前述し
たように1.0mm〜4.0mmに形成する。
1に示したグラビアロール1とバックアップロール2と
が、被塗布シート3を挟んで転動してこの被塗布シート
3に対しての塗料の塗着を行うグラビア塗布装置の製造
方法であって、図3の工程図を参照してその一例を説明
する。先ず、図3Aに示すように、加熱加硫型の未加硫
弾性ゴムシート25と、上述した構成による芯体21と
を用意する。この弾性ゴムシート25は、熱加硫型シリ
コーンゴムいわゆるHTV、あるいはエチレンプロピレ
ンゴムいわゆるEPTより成り、未加硫状態のシート状
とされ、カレンダー処理がなされて、その厚さを前述し
たように1.0mm〜4.0mmに形成する。
【0038】この未加硫弾性ゴムシート25を、図3B
に示すように、芯体21の円筒状周面上に、その両端部
25aおよび25bが重ね合わせるように巻き付け、こ
の状態で、この互いに重ね合わせられた両端部25aお
よび25bを、同図3Bに鎖線bで示す共通の切断面に
沿って、全厚さに渡って切断する。この場合、芯体21
上に、弾性ゴムシート25は、できるだけ密着させた状
態で巻回し、切断面bは、弾性ゴムシート25の全幅に
渡り、且つ傾斜面すなわち芯体21の半径方向から傾い
た面に選定することが望ましい。
に示すように、芯体21の円筒状周面上に、その両端部
25aおよび25bが重ね合わせるように巻き付け、こ
の状態で、この互いに重ね合わせられた両端部25aお
よび25bを、同図3Bに鎖線bで示す共通の切断面に
沿って、全厚さに渡って切断する。この場合、芯体21
上に、弾性ゴムシート25は、できるだけ密着させた状
態で巻回し、切断面bは、弾性ゴムシート25の全幅に
渡り、且つ傾斜面すなわち芯体21の半径方向から傾い
た面に選定することが望ましい。
【0039】このように切断された弾性ゴムシート25
の長さは、殆ど芯体1の周長に相当する長さとなるの
で、この切断された弾性ゴムシート25を、芯体1の全
周に沿って密着させて、図3Cに示すように、この弾性
ゴムシート25が、芯体1の全周に渡って巻回され、両
端部25aおよび25bの両端面が衝合合致した衝合合
致面aが形成された環状巻回弾性層24が形成される。
の長さは、殆ど芯体1の周長に相当する長さとなるの
で、この切断された弾性ゴムシート25を、芯体1の全
周に沿って密着させて、図3Cに示すように、この弾性
ゴムシート25が、芯体1の全周に渡って巻回され、両
端部25aおよび25bの両端面が衝合合致した衝合合
致面aが形成された環状巻回弾性層24が形成される。
【0040】次に、このように、環状巻回した弾性ゴム
シート25を芯体21の周面に密着させた状態に成形
し、かついわゆる加硫処理がなされる。この加硫成形
は、加熱加圧によって行う。例えば弾性ゴムシート25
が環状巻回された芯体21を、加圧され150℃に加熱
された水圧中に配置することによって、弾性ゴムシート
25を架橋反応によるいわゆる加硫を行いつつ芯体1の
周面に密着された環状巻回弾性層23を成形する。
シート25を芯体21の周面に密着させた状態に成形
し、かついわゆる加硫処理がなされる。この加硫成形
は、加熱加圧によって行う。例えば弾性ゴムシート25
が環状巻回された芯体21を、加圧され150℃に加熱
された水圧中に配置することによって、弾性ゴムシート
25を架橋反応によるいわゆる加硫を行いつつ芯体1の
周面に密着された環状巻回弾性層23を成形する。
【0041】このようにして、図2Aで示した単層の環
状巻回弾性層23を有する単一構造型の弾性層22を有
するバックアップロールを構成する。
状巻回弾性層23を有する単一構造型の弾性層22を有
するバックアップロールを構成する。
【0042】環状巻回弾性層23は、1層とする場合に
限られず、複数層積層した構造とする場合においても、
各層についてそれぞれ同様の作業によって環状巻回を行
うか複数の弾性ゴムシートを積層して同時に上述した巻
回作業および加熱加圧成形を行う。
限られず、複数層積層した構造とする場合においても、
各層についてそれぞれ同様の作業によって環状巻回を行
うか複数の弾性ゴムシートを積層して同時に上述した巻
回作業および加熱加圧成形を行う。
【0043】また、図2BおよびCに示すように、弾性
層22として、環状巻回弾性層23上に被覆弾性ゴム層
24を形成する場合においては、芯体21上に巻回され
た環状巻回弾性層23の表面に、全周面に渡って上述し
た例えば常温加硫型シリコーンゴムを塗布し、常温加硫
を行う。このようにして、被覆弾性ゴム層24が形成さ
れた弾性層22を形成することができる。
層22として、環状巻回弾性層23上に被覆弾性ゴム層
24を形成する場合においては、芯体21上に巻回され
た環状巻回弾性層23の表面に、全周面に渡って上述し
た例えば常温加硫型シリコーンゴムを塗布し、常温加硫
を行う。このようにして、被覆弾性ゴム層24が形成さ
れた弾性層22を形成することができる。
【0044】〔磁気記録媒体の製造方法の実施形態〕次
に、本発明による磁気記録媒体の製造方法の一実施形態
の実施例を例示するが、この例に限られるものではな
い。
に、本発明による磁気記録媒体の製造方法の一実施形態
の実施例を例示するが、この例に限られるものではな
い。
【0045】(実施例1)この実施例では、図2Aで示
した単一構造とし、加熱加硫型シリコーンゴムシートを
1層に環状巻した環状巻回弾性層23を形成したバック
アップロール2によって構成した本発明によるグラビア
塗布装置を用い、非磁性支持体に、下記組成の磁性塗料
を塗布して磁性層を形成した場合である。 磁性塗料; 磁性粉(金属磁性粉) 100重量部 バインダー樹脂 20重量部 研磨剤:Al2 O3 3重量部 導電剤:カーボン粉末 2重量部 メチルエチルケトン 100重量部 トルエン 100重量部 シクロヘキサノン 50重量部 この塗料を、厚さ4.5μmのポリエステルフィルム
に、走行速度350m/分で、塗布時の厚さが1.0±
0.2μmで塗布し、8mmに裁断してテープ状の磁気
記録媒体を作製した。
した単一構造とし、加熱加硫型シリコーンゴムシートを
1層に環状巻した環状巻回弾性層23を形成したバック
アップロール2によって構成した本発明によるグラビア
塗布装置を用い、非磁性支持体に、下記組成の磁性塗料
を塗布して磁性層を形成した場合である。 磁性塗料; 磁性粉(金属磁性粉) 100重量部 バインダー樹脂 20重量部 研磨剤:Al2 O3 3重量部 導電剤:カーボン粉末 2重量部 メチルエチルケトン 100重量部 トルエン 100重量部 シクロヘキサノン 50重量部 この塗料を、厚さ4.5μmのポリエステルフィルム
に、走行速度350m/分で、塗布時の厚さが1.0±
0.2μmで塗布し、8mmに裁断してテープ状の磁気
記録媒体を作製した。
【0046】(実施例2)実施例1と同様に、図2Aで
示した単一構造によるものの、この実施例においては、
エチレンプロピレンゴムシートを環状巻して形成した環
状巻回弾性層によるバックアップロール2によって構成
した本発明によるグラビア塗布装置を用い、非磁性支持
体に、上述した組成の磁性塗料を塗布して磁性層を形成
して実施例1と同様の方法によって磁気記録媒体を作製
した。
示した単一構造によるものの、この実施例においては、
エチレンプロピレンゴムシートを環状巻して形成した環
状巻回弾性層によるバックアップロール2によって構成
した本発明によるグラビア塗布装置を用い、非磁性支持
体に、上述した組成の磁性塗料を塗布して磁性層を形成
して実施例1と同様の方法によって磁気記録媒体を作製
した。
【0047】(比較例1)従来の冒頭に説明した加熱加
硫型シリコーンゴムシートを、渦巻き巻回して形成して
なるバックアップロールによって構成したグラビア塗布
装置を用いるほかは、実施例1と同様の方法によって磁
気記録媒体を作製した。
硫型シリコーンゴムシートを、渦巻き巻回して形成して
なるバックアップロールによって構成したグラビア塗布
装置を用いるほかは、実施例1と同様の方法によって磁
気記録媒体を作製した。
【0048】(比較例2)加熱加硫型エチレンプロピレ
ンゴムシートを、冒頭で説明した従来の渦巻き状に芯体
上に巻回して形成してなるバックアップロールによって
構成したグラビア塗布装置を用いるほかは、実施例1と
同様の方法によって磁気記録媒体を作製した。
ンゴムシートを、冒頭で説明した従来の渦巻き状に芯体
上に巻回して形成してなるバックアップロールによって
構成したグラビア塗布装置を用いるほかは、実施例1と
同様の方法によって磁気記録媒体を作製した。
【0049】(比較例3)加熱加硫型エチレンプロピレ
ンゴムによるリボンを冒頭で説明した螺旋状に巻回して
構成したバックアップロールによって構成したグラビア
塗布装置を用いるほかは、実施例1と同様の方法によっ
て磁気記録媒体を作製した。
ンゴムによるリボンを冒頭で説明した螺旋状に巻回して
構成したバックアップロールによって構成したグラビア
塗布装置を用いるほかは、実施例1と同様の方法によっ
て磁気記録媒体を作製した。
【0050】(比較例4)常温加硫型シリコーンゴムリ
ボンを塗着して構成したバックアップロール2によって
構成したグラビア塗布装置を用いるほかは、実施例1と
同様の方法によって磁気記録媒体を作製した。
ボンを塗着して構成したバックアップロール2によって
構成したグラビア塗布装置を用いるほかは、実施例1と
同様の方法によって磁気記録媒体を作製した。
【0051】次に、本発明による磁気記録媒体の製造方
法の他の実施形態を、実施例を挙げて説明する。この場
合、上層および下層の二重構造の図2Cで説明した弾性
層22を有するバックアップロール2によって構成した
グラビア塗布装置を用いて磁性層の形成を行って磁気記
録媒体を製造した場合である。
法の他の実施形態を、実施例を挙げて説明する。この場
合、上層および下層の二重構造の図2Cで説明した弾性
層22を有するバックアップロール2によって構成した
グラビア塗布装置を用いて磁性層の形成を行って磁気記
録媒体を製造した場合である。
【0052】(実施例3)グラビア塗布装置のバックア
ップロール2を、下層の環状巻回弾性層23を加熱加硫
型シリコーンゴムシートによって形成し、上層の被覆弾
性ゴム層24を常温加硫シリコーンゴムを塗着した構成
としたグラビア塗布装置を用いて、実施例1と同様の方
法によって磁気記録媒体を作製した。
ップロール2を、下層の環状巻回弾性層23を加熱加硫
型シリコーンゴムシートによって形成し、上層の被覆弾
性ゴム層24を常温加硫シリコーンゴムを塗着した構成
としたグラビア塗布装置を用いて、実施例1と同様の方
法によって磁気記録媒体を作製した。
【0053】(実施例4)グラビア塗布装置のバックア
ップロール2を、下層の環状巻回弾性層23を加熱加硫
型エチレンプロピレンゴムシートによって形成し、上層
の被覆弾性ゴム層24を常温加硫シリコーンゴムを塗着
した構成としたグラビア塗布装置を用いて、実施例1と
同様の方法によって磁気記録媒体を作製した。
ップロール2を、下層の環状巻回弾性層23を加熱加硫
型エチレンプロピレンゴムシートによって形成し、上層
の被覆弾性ゴム層24を常温加硫シリコーンゴムを塗着
した構成としたグラビア塗布装置を用いて、実施例1と
同様の方法によって磁気記録媒体を作製した。
【0054】(比較例5)グラビア塗布装置のバックア
ップロール2を、下層の弾性層としてエチレンプロピレ
ンゴムシートを渦巻き状に巻回して形成し、その上に加
熱加硫型シリコーンゴムシートの環状巻きによる上層の
弾性層を重ねた構成としたグラビア塗布装置を用いて、
実施例1と同様の方法によって磁気記録媒体を作製し
た。
ップロール2を、下層の弾性層としてエチレンプロピレ
ンゴムシートを渦巻き状に巻回して形成し、その上に加
熱加硫型シリコーンゴムシートの環状巻きによる上層の
弾性層を重ねた構成としたグラビア塗布装置を用いて、
実施例1と同様の方法によって磁気記録媒体を作製し
た。
【0055】(比較例6)グラビア塗布装置のバックア
ップロールを、下層の弾性層として加熱加硫シリコーン
ゴムシートを渦巻き状に巻回して形成し、その上にエチ
レンプロピレンゴムシートの環状巻きによる上層の弾性
層を重ねた構成としたグラビア塗布装置を用いて、実施
例1と同様の方法によって磁気記録媒体を作製した。
ップロールを、下層の弾性層として加熱加硫シリコーン
ゴムシートを渦巻き状に巻回して形成し、その上にエチ
レンプロピレンゴムシートの環状巻きによる上層の弾性
層を重ねた構成としたグラビア塗布装置を用いて、実施
例1と同様の方法によって磁気記録媒体を作製した。
【0056】(比較例7)グラビア塗布装置のバックア
ップロールを、下層の弾性層としてエチレンプロピレン
ゴムシートを渦巻き状に巻回して形成し、その上に常温
加硫型シリコーンゴムリボンを螺旋巻きにして形成した
上層の弾性層を重ねた構成としたグラビア塗布装置を用
いて、実施例1と同様の方法によって磁気記録媒体を作
製した。
ップロールを、下層の弾性層としてエチレンプロピレン
ゴムシートを渦巻き状に巻回して形成し、その上に常温
加硫型シリコーンゴムリボンを螺旋巻きにして形成した
上層の弾性層を重ねた構成としたグラビア塗布装置を用
いて、実施例1と同様の方法によって磁気記録媒体を作
製した。
【0057】(比較例8)グラビア塗布装置のバックア
ップロールを、下層の弾性層として加熱加硫シリコーン
ゴムシートを渦巻き状に巻回して形成し、 その上に常
温加硫型シリコーンゴムリボンを螺旋巻きにして形成し
た上層の弾性層を重ねた構成としたグラビア塗布装置を
用いて、実施例1と同様の方法によって磁気記録媒体を
作製した。
ップロールを、下層の弾性層として加熱加硫シリコーン
ゴムシートを渦巻き状に巻回して形成し、 その上に常
温加硫型シリコーンゴムリボンを螺旋巻きにして形成し
た上層の弾性層を重ねた構成としたグラビア塗布装置を
用いて、実施例1と同様の方法によって磁気記録媒体を
作製した。
【0058】このようにして形成した磁気記録媒体の評
価を行った結果を、表1および表2に各シート厚、層厚
等と共に示す。
価を行った結果を、表1および表2に各シート厚、層厚
等と共に示す。
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】
【0061】表1および表2において、HTVは加熱加
硫型シリコーンゴム、EPTはエチレンプロピレンゴ
ム、RTVは常温加硫型シリコーンゴムを示す。
硫型シリコーンゴム、EPTはエチレンプロピレンゴ
ム、RTVは常温加硫型シリコーンゴムを示す。
【0062】尚、バックアップロールは、いづれもその
導電性が500VメガΩ測定器で1.0×104 〜3.
0×104 Ωのゴム材質とした。
導電性が500VメガΩ測定器で1.0×104 〜3.
0×104 Ωのゴム材質とした。
【0063】表1および表2における評価は、磁性塗料
が非磁性支持体に対する磁性塗料の転写状況、すなわち
転写むらの良否と、非磁性支持体がバックアップロール
に進入する際、またはバックロールより離れ走行する際
の貼り付き現象による皺や、剥離性すなわち走行性の良
否と、バックアップロールの表面に付着するダストや汚
染等の塵埃の付着を観察した良否との評価を○印、△
印、×印をもって示したものである。
が非磁性支持体に対する磁性塗料の転写状況、すなわち
転写むらの良否と、非磁性支持体がバックアップロール
に進入する際、またはバックロールより離れ走行する際
の貼り付き現象による皺や、剥離性すなわち走行性の良
否と、バックアップロールの表面に付着するダストや汚
染等の塵埃の付着を観察した良否との評価を○印、△
印、×印をもって示したものである。
【0064】すなわち、転写むらの評価において、○印
は、転写むらがなく、△印は、若干転写むらが発生した
ものの、使用に耐えられない程度ではない場合、×印
は、転写むらが発生し全く使用に耐えない場合である。
また、走行性については、○印は、安定した走行性を示
し、△印は、幾分貼り付き現象が発生するものの、使用
に耐えられない程度ではない場合、×印は、貼り付き現
象が発生して、皺が発生して実用に供することができな
い場合である。また、塵埃の付着性において、○印は塵
埃付着が殆ど見られなかった場合、△印は、幾分発生し
たものの、使用に耐えられない程度ではない場合、×印
はバックアップロールの表面に塵埃が付着して実用に供
することができない場合である。
は、転写むらがなく、△印は、若干転写むらが発生した
ものの、使用に耐えられない程度ではない場合、×印
は、転写むらが発生し全く使用に耐えない場合である。
また、走行性については、○印は、安定した走行性を示
し、△印は、幾分貼り付き現象が発生するものの、使用
に耐えられない程度ではない場合、×印は、貼り付き現
象が発生して、皺が発生して実用に供することができな
い場合である。また、塵埃の付着性において、○印は塵
埃付着が殆ど見られなかった場合、△印は、幾分発生し
たものの、使用に耐えられない程度ではない場合、×印
はバックアップロールの表面に塵埃が付着して実用に供
することができない場合である。
【0065】表1および表2によって明らかなように、
本発明による実施例1〜4によれば、環状巻回弾性層2
3による弾性層22、あるいは環状巻回弾性層23を下
層に有しこの上に被覆弾性ゴム層24を形成した弾性層
22を芯体21上に有するバックアップロール構成とし
たことによって、薄膜化された磁気記録媒体の磁性層の
形成に適用しても、転写むら、走行性、塵埃付着におい
て、すぐれたグラビア塗布を行うことができることが分
かる。
本発明による実施例1〜4によれば、環状巻回弾性層2
3による弾性層22、あるいは環状巻回弾性層23を下
層に有しこの上に被覆弾性ゴム層24を形成した弾性層
22を芯体21上に有するバックアップロール構成とし
たことによって、薄膜化された磁気記録媒体の磁性層の
形成に適用しても、転写むら、走行性、塵埃付着におい
て、すぐれたグラビア塗布を行うことができることが分
かる。
【0066】これに比し、例えば比較例4のおけるよう
に、常温加硫用の液状シリコーンゴムのみが、芯体に所
定の層厚になるまで塗着被覆した単層構造においては、
塗着層が厚い為、液状シリコーンが常温硬化時に硬化密
度の不均一を起こし、硬度ムラを発生させ、バックアッ
プロールをグラビアロールに圧着させる際、歪みむらを
引き起こし転写むらになる。
に、常温加硫用の液状シリコーンゴムのみが、芯体に所
定の層厚になるまで塗着被覆した単層構造においては、
塗着層が厚い為、液状シリコーンが常温硬化時に硬化密
度の不均一を起こし、硬度ムラを発生させ、バックアッ
プロールをグラビアロールに圧着させる際、歪みむらを
引き起こし転写むらになる。
【0067】そして、比較例7で分かるように、常温加
硫用のシリコーンゴムRTVを3.0mm未満の塗着層
では、下層にある微細なる段差や継ぎ目の歪みが多少影
響することによって、転写むらを引き起こす。また、比
較例8におけるように、5.1mm以上の塗着層を被覆
させた場合は、前述した常温時の硬化密度の不均一など
で硬度むらを発生させ、転写むらを引き起こす。
硫用のシリコーンゴムRTVを3.0mm未満の塗着層
では、下層にある微細なる段差や継ぎ目の歪みが多少影
響することによって、転写むらを引き起こす。また、比
較例8におけるように、5.1mm以上の塗着層を被覆
させた場合は、前述した常温時の硬化密度の不均一など
で硬度むらを発生させ、転写むらを引き起こす。
【0068】すなわち、本発明によるグラビア塗布装置
によれば、そのバックアップロール2の構成を、その芯
体21の周面に形成する弾性層22において、少なくと
も下層弾性層として環状巻回による環状巻回弾性層23
によって構成するようにしたことから、その巻回端の重
ね合わせによる段差の発生を回避できて、表面性にすぐ
れた、また真円精度の高いバックアップロールを構成す
ることができ、また、この環状巻回弾性層24の存在に
よって、所要の弾性をバックアップロールに付与させる
ことができる。
によれば、そのバックアップロール2の構成を、その芯
体21の周面に形成する弾性層22において、少なくと
も下層弾性層として環状巻回による環状巻回弾性層23
によって構成するようにしたことから、その巻回端の重
ね合わせによる段差の発生を回避できて、表面性にすぐ
れた、また真円精度の高いバックアップロールを構成す
ることができ、また、この環状巻回弾性層24の存在に
よって、所要の弾性をバックアップロールに付与させる
ことができる。
【0069】これによって、上述したように、本発明に
よるグラビア塗布装置を用いて塗膜形成を行うときは、
被塗布シート、上述した例では非磁性支持体の薄膜化、
塗膜の薄膜化によっても、確実に、良好な走行性、した
がって、皺の発生を効果的に回避して行うことができ、
また、転写むらの改善、したがって、均一一様の塗膜形
成を行うことができるものであり、更に塵埃付着の改善
によって信頼性の高い塗布、したがって、磁気記録媒体
等を製造する場合において、信頼性、歩留りの向上を図
ることができ、ひいては磁気記録媒体においては、磁気
的特性にすぐれた磁気記録媒体を歩留り良く得ることが
できる。
よるグラビア塗布装置を用いて塗膜形成を行うときは、
被塗布シート、上述した例では非磁性支持体の薄膜化、
塗膜の薄膜化によっても、確実に、良好な走行性、した
がって、皺の発生を効果的に回避して行うことができ、
また、転写むらの改善、したがって、均一一様の塗膜形
成を行うことができるものであり、更に塵埃付着の改善
によって信頼性の高い塗布、したがって、磁気記録媒体
等を製造する場合において、信頼性、歩留りの向上を図
ることができ、ひいては磁気記録媒体においては、磁気
的特性にすぐれた磁気記録媒体を歩留り良く得ることが
できる。
【0070】尚、本発明による磁気記録媒体の製造方法
において、非磁性支持体、磁性塗料の組成等は、上述し
た例に限られるものではなく、例えば、非磁性支持体と
して、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2
などのポリエステル樹脂、芳香族ポリアミド樹脂フィル
ム等を用いることができる。また、磁性塗料の磁性粉と
しては、Fe−Co,Fe−Ni,Fe−Co−Ni,
Co−Ni,Fe−Mn−Zn,Fe−Co−Ni−
P,Fe−Co−Cr−B等のFe,Co,Niを主成
分とする金属粒子を用いることが好適である。
において、非磁性支持体、磁性塗料の組成等は、上述し
た例に限られるものではなく、例えば、非磁性支持体と
して、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2
などのポリエステル樹脂、芳香族ポリアミド樹脂フィル
ム等を用いることができる。また、磁性塗料の磁性粉と
しては、Fe−Co,Fe−Ni,Fe−Co−Ni,
Co−Ni,Fe−Mn−Zn,Fe−Co−Ni−
P,Fe−Co−Cr−B等のFe,Co,Niを主成
分とする金属粒子を用いることが好適である。
【0071】結合剤としては、塩化ビニリデン、アクリ
ル酸エステル、メタクリル酸エステル、スチレン、ブタ
ジェン、アクリロニトロ等の重合体、あるいは共重合体
であるポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂等が用いら
れる。これらを上記強磁性粉末と混練分散し磁性塗料を
形成する。
ル酸エステル、メタクリル酸エステル、スチレン、ブタ
ジェン、アクリロニトロ等の重合体、あるいは共重合体
であるポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂等が用いら
れる。これらを上記強磁性粉末と混練分散し磁性塗料を
形成する。
【0072】溶剤としては、従来公知のものが何れも使
用可能でありアセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、シクロヘキサノン系のケトン系、酢酸
メチル、酢酸エチル等のエステル系、グリコールジメチ
ルエーテル、ジオキサン等のグリコールエーテル系、ト
ルエン、キシレン等の芳香族炭化水素等が用いられる。
用可能でありアセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、シクロヘキサノン系のケトン系、酢酸
メチル、酢酸エチル等のエステル系、グリコールジメチ
ルエーテル、ジオキサン等のグリコールエーテル系、ト
ルエン、キシレン等の芳香族炭化水素等が用いられる。
【0073】更に、添加剤として、分散剤、内添剤、研
磨剤、帯電防止剤、防錆剤等が加えられても良い。
磨剤、帯電防止剤、防錆剤等が加えられても良い。
【0074】また、上述した磁気記録媒体の製造方法で
は、磁性層の形成において、上述したグラビア塗布を行
った場合であるが、これ以外に、例えば必要に応じてバ
ックコート層、トップコート層等の形成において、本発
明によるグラビア塗布装置を用いてグラビア塗布を適用
することができる。
は、磁性層の形成において、上述したグラビア塗布を行
った場合であるが、これ以外に、例えば必要に応じてバ
ックコート層、トップコート層等の形成において、本発
明によるグラビア塗布装置を用いてグラビア塗布を適用
することができる。
【0075】また、グラビア塗布装置において、図示し
ないが、バックアップロールのみならず、ニップロー
ル、その他の圧胴ロールにおいて上述した図2で説明し
た構成によることができるなど、本発明は上述した例に
限られるものではなく、種々の変形変更を行うことがで
きる。
ないが、バックアップロールのみならず、ニップロー
ル、その他の圧胴ロールにおいて上述した図2で説明し
た構成によることができるなど、本発明は上述した例に
限られるものではなく、種々の変形変更を行うことがで
きる。
【0076】上述の本発明によるグラビア塗布装置によ
れば、そのバックアップロール2を、芯体21上に弾性
ゴムシートを環状巻回した環状巻回弾性層23によって
弾性層22を形成する構成としたことによって、高い真
円度を得ることができ、更に、この上に被覆弾性ゴム層
24を形成することにより、より表面性、真円度を高め
ることができる。したがって、本発明によるグラビア塗
布装置によれば、走行性にすぐれ、転写むらが格段に改
善されたすぐれたグラビア塗布装置を構成することがが
できる。
れば、そのバックアップロール2を、芯体21上に弾性
ゴムシートを環状巻回した環状巻回弾性層23によって
弾性層22を形成する構成としたことによって、高い真
円度を得ることができ、更に、この上に被覆弾性ゴム層
24を形成することにより、より表面性、真円度を高め
ることができる。したがって、本発明によるグラビア塗
布装置によれば、走行性にすぐれ、転写むらが格段に改
善されたすぐれたグラビア塗布装置を構成することがが
できる。
【0077】また、本発明によるグラビア塗布装置の製
造方法によれば、上述したように、バックアップロール
2を、芯体21上に弾性ゴムシートを環状巻回した環状
巻回弾性層23によって弾性層22を形成する構成とし
たことによって、高い真円度を得るようにしたことか
ら、段差の発生が効果的に回避され、その後の加工仕上
げは、極めて簡易に、すぐれた高い真円度に、したがっ
て、振れ精度が10μm以下のバックアップロールを確
実、容易に、作製することができる。したがって、本発
明のグラビア塗布装置の製造方法によれば、走行性にす
ぐれ、転写むらが格段に改善されたすぐれたグラビア塗
布装置を、量産的に、歩留り良く製造することができる
ものである。
造方法によれば、上述したように、バックアップロール
2を、芯体21上に弾性ゴムシートを環状巻回した環状
巻回弾性層23によって弾性層22を形成する構成とし
たことによって、高い真円度を得るようにしたことか
ら、段差の発生が効果的に回避され、その後の加工仕上
げは、極めて簡易に、すぐれた高い真円度に、したがっ
て、振れ精度が10μm以下のバックアップロールを確
実、容易に、作製することができる。したがって、本発
明のグラビア塗布装置の製造方法によれば、走行性にす
ぐれ、転写むらが格段に改善されたすぐれたグラビア塗
布装置を、量産的に、歩留り良く製造することができる
ものである。
【0078】また、本発明による磁気記録媒体の製造方
法においては、上述した本発明による真円度にすぐれた
バックアップロールを有するグラビア塗布装置によっ
て、塗膜、例えば磁性層、バック層等の薄膜形成を、均
一に、したがって、高い信頼性および磁気的、電気的特
性をもって製造することができる。
法においては、上述した本発明による真円度にすぐれた
バックアップロールを有するグラビア塗布装置によっ
て、塗膜、例えば磁性層、バック層等の薄膜形成を、均
一に、したがって、高い信頼性および磁気的、電気的特
性をもって製造することができる。
【0079】
【発明の効果】上述したように、本発明によるグラビア
塗布装置においては、そのバックアップロール2の構成
を、その芯体21の周面に形成する弾性層22におい
て、少なくとも下層弾性層として環状巻きによる環状巻
回弾性層23によって構成するようにしたことから、そ
の巻回端の重ね合わせによる段差の発生を回避できて、
表面性にすぐれた、また真円精度の高いバックアップロ
ールを構成することができ、また、この環状巻回弾性層
24の存在によって、所要の弾性をバックアップロール
に付与させることができる。
塗布装置においては、そのバックアップロール2の構成
を、その芯体21の周面に形成する弾性層22におい
て、少なくとも下層弾性層として環状巻きによる環状巻
回弾性層23によって構成するようにしたことから、そ
の巻回端の重ね合わせによる段差の発生を回避できて、
表面性にすぐれた、また真円精度の高いバックアップロ
ールを構成することができ、また、この環状巻回弾性層
24の存在によって、所要の弾性をバックアップロール
に付与させることができる。
【0080】これによって、上述したように、本発明に
よるグラビア塗布装置を用いて塗膜形成を行うときは、
被塗布シート、上述した例では非磁性支持体の薄膜化、
塗膜の薄膜化によっても、確実に、良好な走行性、した
がって、皺の発生を効果的に回避して行うことができ、
また、転写むらの改善、したがって、均一一様の塗膜形
成を行うことができるものであり、更に塵埃付着の改善
によって信頼性の高い塗布、したがって、磁気記録媒体
等を製造する場合において、信頼性、歩留りの向上を図
ることができ、ひいては磁気記録媒体においては、磁気
的特性にすぐれた磁気記録媒体を歩留り良く得ることが
できる。
よるグラビア塗布装置を用いて塗膜形成を行うときは、
被塗布シート、上述した例では非磁性支持体の薄膜化、
塗膜の薄膜化によっても、確実に、良好な走行性、した
がって、皺の発生を効果的に回避して行うことができ、
また、転写むらの改善、したがって、均一一様の塗膜形
成を行うことができるものであり、更に塵埃付着の改善
によって信頼性の高い塗布、したがって、磁気記録媒体
等を製造する場合において、信頼性、歩留りの向上を図
ることができ、ひいては磁気記録媒体においては、磁気
的特性にすぐれた磁気記録媒体を歩留り良く得ることが
できる。
【0081】また、本発明によるグラビア塗布装置の製
造方法においては、上述したように、バックアップロー
ル2を、芯体21上に弾性ゴムシートを環状巻回した環
状巻回弾性層23によって弾性層22を形成する構成と
したことによって、高い真円度を得るようにしたことか
ら、段差の発生が効果的に回避され、その後の加工仕上
げは、極めて簡易に、すぐれた高い真円度に、したがっ
て、振れ精度が10μm以下のバックアップロールを確
実、容易に、作製することができる。したがって、本発
明のグラビア塗布装置の製造方法によれば、走行性にす
ぐれ、転写むらが格段に改善されたすぐれたグラビア塗
布装置を、量産的に、歩留り良く製造することができる
ものである。
造方法においては、上述したように、バックアップロー
ル2を、芯体21上に弾性ゴムシートを環状巻回した環
状巻回弾性層23によって弾性層22を形成する構成と
したことによって、高い真円度を得るようにしたことか
ら、段差の発生が効果的に回避され、その後の加工仕上
げは、極めて簡易に、すぐれた高い真円度に、したがっ
て、振れ精度が10μm以下のバックアップロールを確
実、容易に、作製することができる。したがって、本発
明のグラビア塗布装置の製造方法によれば、走行性にす
ぐれ、転写むらが格段に改善されたすぐれたグラビア塗
布装置を、量産的に、歩留り良く製造することができる
ものである。
【図1】本発明を適用するグラビア塗布装置の一例の概
略断面図である。
略断面図である。
【図2】A〜Cは、それぞれ本発明によるグラビア塗布
装置のバックアップロールの概略断面図である。
装置のバックアップロールの概略断面図である。
【図3】A〜Cは、本発明によるグラビア塗布装置の製
造方法の一例の工程図である。
造方法の一例の工程図である。
1・・・グラビアロール、1a・・・セルパターン、2
・・・バックアップロール、3・・・被塗布シート、4
・・・塗料、5・・・塗料収容槽、6・・・ドクターブ
レード、21・・・芯体、22・・・弾性層、23・・
・環状巻回弾性層、24・・・被覆弾性ゴム層、31・
・・ガイドローラ
・・・バックアップロール、3・・・被塗布シート、4
・・・塗料、5・・・塗料収容槽、6・・・ドクターブ
レード、21・・・芯体、22・・・弾性層、23・・
・環状巻回弾性層、24・・・被覆弾性ゴム層、31・
・・ガイドローラ
Claims (21)
- 【請求項1】 グラビアロールとバックアップロールと
が、被塗布シートを挟んで転動して上記被塗布シートに
対しての塗料の塗着を行うグラビア塗布装置であって、 上記バックアップロールが、円筒状周面を有する芯体
と、該芯体の少なくとも上記被塗布シートとの接触部の
全周に渡って被着形成された弾性層とを有し、 該弾性層は、上記芯体の上記全周に渡って弾性ゴムシー
トが1周のみ環状に密着巻回され、その巻回始端と終端
の両端面が互いに衝合合致されて環状巻回された1層以
上の環状巻回弾性層を有して成ることを特徴とするグラ
ビア塗布装置。 - 【請求項2】 上記弾性層が、上記環状巻回弾性層上
に、被覆弾性ゴム層が塗着形成された構成を有すること
を特徴とする請求項1に記載のグラビア塗布装置。 - 【請求項3】 上記弾性ゴムシートが、加熱加硫型シリ
コーンゴムシートより成ることを特徴とする請求項1に
記載のグラビア塗布装置。 - 【請求項4】 上記弾性ゴムシートが、加熱加硫型チレ
ンプロピレンゴムシートより成ることを特徴とする請求
項1に記載のグラビア塗布装置。 - 【請求項5】 上記環状巻回弾性層を構成する弾性ゴム
シートが、1.0mm〜4.0mmの厚さに選定されて
成ることを特徴とする請求項1に記載のグラビア塗布装
置。 - 【請求項6】 上記被覆弾性ゴム層が、常温加硫型シリ
コーンゴムより成ることを特徴とする請求項2に記載の
グラビア塗布装置。 - 【請求項7】 上記被覆弾性ゴム層の厚さを、3.0m
m〜5.0mmとしたことを特徴とする請求項2に記載
のグラビア塗布装置。 - 【請求項8】 上記弾性層の表面粗度Rzが、Rz≦1
0μmに選定されて成ることを特徴とする請求項1に記
載のグラビア塗布装置。 - 【請求項9】 上記環状巻回弾性層の表面粗度Rzが、
Rz≦10μmに選定されて成ることを特徴とする請求
項2に記載のグラビア塗布装置。 - 【請求項10】 上記弾性層の表面硬度が、JIS規格
6253のA型硬度計で75度〜85度に選定されて成
ることを特徴とする請求項1に記載のグラビア塗布装
置。 - 【請求項11】 上記バックアップロール表面の真円か
らの振れ精度が、10μm以下とされて成ることを特徴
とする請求項1に記載のグラビア塗布装置。 - 【請求項12】 上記芯体および上記弾性層の導電性
が、500VメガΩ測定器での測定において106 Ω以
下とされて成ることを特徴とする請求項1に記載のグラ
ビア塗布装置。 - 【請求項13】 グラビアロールとバックアップロール
とが、被塗布シートを挟んで転動して上記被塗布シート
に対しての塗料の塗着を行うグラビア塗布装置の製造方
法であって、 バックアップロールの作製過程において、 円筒状周面を有する芯体の少なくとも上記被塗布シート
との接触部の全周に渡って弾性ゴムシートが1周のみ環
状に密着巻回され、その巻回始端と終端の両端面が互い
に衝合合致するように環状巻回して1層以上の環状巻回
弾性層を形成する工程と、 該環状巻回弾性層を、加熱加圧成形する工程と、 該環状巻回弾性層の表面を加工仕上げする工程とを有す
ることを特徴とするグラビア塗布装置の製造方法。 - 【請求項14】 上記環状巻回弾性層の形成工程および
加熱加圧成形工程後に、上記環状巻回弾性層上にゴム材
を塗布して成形および表面加工仕上げして被覆弾性ゴム
層を形成する工程を有することを特徴とする請求項13
に記載のグラビア塗布装置の製造方法。 - 【請求項15】 上記芯体上に、環状巻回する上記弾性
ゴムシートが、未加硫の加熱加硫型シリコーンゴムシー
トであることを特徴とする請求項13に記載のグラビア
塗布装置の製造方法。 - 【請求項16】 上記芯体上に、環状巻回する弾性ゴム
シートが未加硫の加熱加硫型エチレンプロピレンゴムシ
ートであることを特徴とする請求項13に記載のグラビ
ア塗布装置の製造方法。 - 【請求項17】 上記被覆弾性ゴム層のゴム材が、常温
加硫型シリコーンゴムであり、上記成形を、常温加硫に
よって行うことを特徴とする請求項14に記載のグラビ
ア塗布装置の製造方法。 - 【請求項18】 グラビアロールとバックアップロール
とが、非磁性シートを挟んで転動させて該非磁性シート
に塗料の塗着作業を行うグラビア塗布工程を有する磁気
記録媒体の製造方法であって、 上記バックアップロールが、円筒状周面を有する芯体
と、該芯体の少なくとも上記被塗布シートとの接触部の
全周に渡って被着形成された弾性層とを有し、 該弾性層は、上記芯体の上記全周に渡って弾性ゴムシー
トが1周のみ環状に密着巻回され、その巻回始端と終端
の両端面が互いに衝合合致されて環状巻回された1層以
上の環状巻回弾性層を有して成るグラビア塗布装置によ
って、塗料の塗着を行って塗膜形成を行うことを特徴と
する磁気記録媒体の製造方法。 - 【請求項19】 上記弾性層が、上記環状巻回弾性層上
に、被覆弾性ゴム層が塗着された構成を有して成るグラ
ビア塗布装置によって、上記塗料の塗着作業を行うこと
を特徴とする請求項18に記載の磁気記録媒体の製造方
法。 - 【請求項20】 上記塗膜形成が、磁性膜形成であるこ
とを特徴とする請求項18に記載の磁気記録媒体の製造
方法。 - 【請求項21】 上記塗膜形成が、バック層形成である
ことを特徴とする請求項18に記載の磁気記録媒体の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11043325A JP2000237659A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | グラビア塗布装置とその製造方法、およびグラビア塗布装置を用いた磁気記録媒体の製造方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11043325A JP2000237659A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | グラビア塗布装置とその製造方法、およびグラビア塗布装置を用いた磁気記録媒体の製造方法。 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000237659A true JP2000237659A (ja) | 2000-09-05 |
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ID=12660679
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11043325A Pending JP2000237659A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | グラビア塗布装置とその製造方法、およびグラビア塗布装置を用いた磁気記録媒体の製造方法。 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000237659A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014233708A (ja) * | 2013-06-05 | 2014-12-15 | 株式会社瑞光 | ホットメルト接着剤塗布装置及びホットメルト接着剤の塗布方法 |
| JP2021504130A (ja) * | 2017-11-21 | 2021-02-15 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 緩いウェブをコーティングするための方法及び装置 |
-
1999
- 1999-02-22 JP JP11043325A patent/JP2000237659A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014233708A (ja) * | 2013-06-05 | 2014-12-15 | 株式会社瑞光 | ホットメルト接着剤塗布装置及びホットメルト接着剤の塗布方法 |
| CN104226531A (zh) * | 2013-06-05 | 2014-12-24 | 株式会社瑞光 | 热熔胶涂抹设备及热熔胶的涂抹方法 |
| JP2021504130A (ja) * | 2017-11-21 | 2021-02-15 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 緩いウェブをコーティングするための方法及び装置 |
| JP7253561B2 (ja) | 2017-11-21 | 2023-04-06 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 緩いウェブをコーティングするための方法及び装置 |
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