JP2000239123A - 油性ゲル状組成物およびそれを配合する化粧料 - Google Patents

油性ゲル状組成物およびそれを配合する化粧料

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JP2000239123A
JP2000239123A JP11042755A JP4275599A JP2000239123A JP 2000239123 A JP2000239123 A JP 2000239123A JP 11042755 A JP11042755 A JP 11042755A JP 4275599 A JP4275599 A JP 4275599A JP 2000239123 A JP2000239123 A JP 2000239123A
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oily gel
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Hitoshi Harui
等 春井
Nariyoshi Shirasaki
斉美 白崎
Yukie Kodama
友木江 児玉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 のびが良く、かつ安全性および安定性に優
れた油性ゲル状組成物およびこの油性ゲル状組成物を配
合したのびが良い、使用感に優れた化粧料を提供する。 【解決手段】 (a)炭素数12〜30の不飽和アルコ
ール、または炭素数12〜30の分岐アルコールを30
〜55重量%、(b)両性界面活性剤を10〜25重量
%配合し、残部が水であり、(a)と(b)の重量比
(a)/(b)が5/3〜10/3であることを特徴と
する油性ゲル状組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はのびが良く、かつ安
全性および安定性に優れた油性ゲル状組成物およびこの
油性ゲル状組成物を配合したのびが良い、使用感に優れ
た化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より油性のゲル状組成物を得る方法
としては、液状油分に無水ケイ酸を配合する方法、金属
石鹸を配合する方法、あるいはデキストリン脂肪酸エス
テルを配合する方法等がよく知られている。しかし、無
水ケイ酸や金属石鹸を配合する方法では、ゲル化させる
ためにこれらの成分を多量に配合せねばならず、そのた
めにのびが著しく悪くなるという欠点があった。またデ
キストリン脂肪酸エステルを配合する方法では、一旦ゲ
ル化した油性ゲル状組成物に応力シェアをかけるとゲル
構造が崩れ、再び元のゲル状に回復しないという欠点が
あり安定性に問題があった。また、化粧料への応用では
加熱して容器に充填せねばならず作業性にも問題があっ
た。
【0003】これらの問題点を改良する方法として、例
えば特開平4−59716号公報には、無水ケイ酸、非
イオン性界面活性剤、液状油等を配合する方法、特開平
6−73366号公報には、12−ヒドロキシステアリ
ン酸と、芳香族カルボン酸、フェノール類、アミノ酸、
炭素数2〜10のオキシカルボン酸、無機塩のうちから
選ばれた少なくとも1つの酸またはフェノール類を配合
する方法、特開平6−263618号公報には、疎水性
霧状シリカゲル、ワックス、液体油脂などを配合する方
法、特開平8−73313号公報には、炭化水素油分、
ポリエーテル変性シリコーン、水、低級アルコールなど
を配合する方法、特開平9−59140号公報には、炭
素数12〜22のヒドロキシ脂肪酸と親水性非イオン性
界面活性剤を配合する方法、特開平9−208446号
公報には、ジイソステアリルリン酸金属塩を配合する方
法、特開平9−249528号公報には、エチレンオキ
シド付加型非イオン性界面活性剤、シリカゲル、多価ア
ルコールなどを配合する方法等が開示されている。しか
し、これらのいずれの方法も「のびの良さ」、「安全性
の高さ」、「安定性の良さ」の全てを満足させるもので
はなく、その効果は不充分であり実用上未だ満足の得ら
れるものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な状況
を鑑み、のびが良く、かつ安全性および安定性に優れた
油性ゲル状組成物およびこの油性ゲル状組成物を配合し
たのびが良い、使用感に優れた化粧料を提供することを
目的する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。すなわち本発明は、(a)炭素数12〜30
の不飽和アルコール、または炭素数12〜30の分岐ア
ルコールを30〜55重量%、(b)両性界面活性剤を
10〜25重量%含有し、残部が水であり、(a)と
(b)の重量比(a)/(b)が5/3〜10/3であ
ることを特徴とする油性ゲル状組成物、およびこの油性
ゲル状組成物を配合することを特徴とする化粧料であ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳細
に説明する。本発明で用いられる炭素数12〜30の不
飽和アルコールとしては、ドデセニルアルコール、テト
ラデセニルアルコール、ヘキサデセニルアルコール、オ
クタデセニルアルコール、エイコセニルアルコール、ド
コセニルアルコール、テトラコセニルアルコール、ヘキ
サコセニルアルコール、オクタコセニルアルコール、ト
リアコチニルアルコール、ホホバアルコール等を挙げる
ことができ、好ましくは炭素数16〜24であり、より
好ましくはオクタデセニルアルコールおよびホホバアル
コールである。
【0007】炭素数12〜30の分岐アルコールとして
は、イソドデシルアルコール、2−ブチルオクチルアル
コール、イソテトラデシルアルコール、2−ペンチルノ
ニルアルコール、イソヘキサデシルアルコール、2−ヘ
キシルデシルアルコール、イソオクタデシルアルコー
ル、2−ヘプチルウンデシルアルコール、2−イソヘプ
チルウンデシルアルコール、2−イソヘプチルイソウン
デシルアルコール、イソステアリルアルコール、2−ノ
ニルノニルアルコール、イソエイコシルアルコール、2
−オクチルドデシルアルコール、2−イソオクチルイソ
ドデシルアルコール、イソドコシルアルコール、2−デ
シルテトラデシルアルコール、イソテトラコシルアルコ
ール、2−デシルテトラデシルアルコール、イソヘキサ
コシルアルコール、2−ウンデシルペンタデシルアルコ
ール、イソオクタコシルアルコール、イソトリアコンチ
ルアルコール等を挙げることができ、好ましくはイソス
テアリルアルコールである。
【0008】不飽和アルコール、または分岐アルコール
の炭素数が12より短いと安全性が悪くなり、逆に炭素
数が30より長いとのびが悪くなり好ましくない。また
炭素数12〜30の不飽和アルコール、または炭素数1
2〜30の分岐アルコールの含有量は、30〜55重量
%であり、好ましくは35〜50重量%である。炭素数
12〜30の不飽和アルコール、または炭素数12〜3
0の分岐アルコールの含有量が30重量%未満である
と、ゲルが固くなりすぎ極端にのびが悪くなり、含有量
が55重量%を超えると、ゲル状を呈せず液状となり安
定性が悪くなる。
【0009】本発明で用いられる、両性界面活性剤は、
式[1]で示されるN−アルキルアミノ酸型両性界面活
性剤、
【0010】
【化1】
【0011】式[2]で示されるアミドアミン型両性界
面活性剤、
【0012】
【化2】
【0013】式[3]で示されるアミドアミン型両性界
面活性剤、
【0014】
【化3】
【0015】式[4]で示されるアミドベタイン型両性
界面活性剤、
【0016】
【化4】
【0017】式[5]で示されるアルキルベタイン型両
性界面活性剤、
【0018】
【化5】
【0019】式[6]で示されるアルキルスルホベタイ
ン型両性界面活性剤を含有する。
【0020】
【化6】
【0021】(R1は炭素数8〜22のアルキル基、ま
たはアルケニル基であり、R2は水素原子または−(CH
2)n−COOM2であり、R3CO−は炭素数8〜22の
アシル基、R4は−CH2COOMまたは−CH2CH2
OOM(ただし、Mは水素原子、アルカリ金属または有
機アンモニウム基を示す)であり、R5は−CH2COO
Mまたは−CH2CH2COOM(ただし、Mは水素原
子、アルカリ金属または有機アンモニウム基を示す)で
あり、R6は−CH2COOMまたは−CH2CH2COO
M(ただし、Mは水素原子、アルカリ金属または有機ア
ンモニウム基を示す)または水素原子であり、M1およ
びM2は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、
アンモニウム基、アルカノールアンモニウム基または塩
基性アミノ酸のカチオン性残基であり、mおよびnは1
〜3の整数、pは2〜4の整数、qは2〜4の整数であ
る。)
【0022】R1で示される炭素数8〜22のアルキル
基またはアルケニル基としては、例えば、オクチル基、
デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル
基、オクタデシル基、ドコシル基、オクタデセニル基、
ヤシ油アルキル基、パーム核油アルキル基、硬化牛脂ア
ルキル基などを挙げることができ、好ましくはデシル
基、ドデシル基、テトラデシル基、ヤシ油アルキル基お
よびパーム核油アルキル基である。
【0023】R3CO−で示される炭素数8〜22のア
シル基としては、例えば、カプリロイル基、カプリノイ
ル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル
基、ステアロイル基、ベヘノイル基、オレオイル基、ヤ
シ油脂肪酸アシル基、パーム核油脂肪酸アシル基、硬化
牛脂脂肪酸アシル基などを挙げることができ、好ましく
はカプリロイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、ヤ
シ油アシル基およびパーム核油アシル基である。
【0024】M1およびM2で示される水素原子、アルカ
リ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム基、アルカノ
ールアンモニウム基または塩基性アミノ酸のカチオン性
残基としては、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金
属、カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ土類金
属、モノエタノールアンモニウム、ジエタノールアンモ
ニウム、トリエタノールアンモニウムなどのアルカノー
ルアンモニウム基、リジン、アルギニン、ヒスチジンな
どの塩基アミノ酸のカチオン性残基が挙げられ、好まし
くは水素原子、ナトリウムおよびカリウムである。M1
とM2はそれぞれ同一でも異なっていても良い。式
[2]および[3]において、Mで示される水素原子、
アルカリ金属または有機アンモニウム基としては、ナト
リウム、カリウムなどのアルカリ金属、モノエタノール
アンモニウム、ジエタノールアンモニウム、トリエタノ
ールアンモニウムなどの有機アンモニウム基が挙げら
れ、好ましくは水素原子、ナトリウムおよびカリウムで
ある。化合物中にMが2個以上ある場合、それぞれ同一
でも異なっていても良いmおよびnは1〜3の整数であ
り、好ましくは1または2である。pは2〜4の整数で
あり、好ましくは3である。qは2〜4の整数であり、
好ましくは2または3である。
【0025】上記の両性界面活性剤の中で好ましくは、
式[1]で示されるN−アルキルアミノ酸型両性界面活
性剤、式[2]と式[3]で示されるアミドアミン型両
性界面活性剤、および式[4]で示されるアミドベタイ
ン型両性界面活性剤である。本発明で用いられる、両性
界面活性剤の含有量は10〜25重量%であり、より好
ましくは15〜20重量%である。両性界面活性剤の含
有量が10重量%未満であると、ゲル状を呈せず液状と
なり安定性が悪くなる。また両性界面活性剤の含有量が
25重量%を超えると、ゲルが固くなりすぎ極端にのび
が悪くなる。また、本発明の構成成分である(a)炭素
数12〜30の不飽和アルコール、または炭素数12〜
30の分岐型アルコールと(b)両性界面活性剤の重量
比(a)/(b)は5/3〜10/3であり、より好ま
しくは2/1〜5/2である。重量比(a)/(b)が
5/3未満であると、ゲルが固くなりすぎ極端にのびが
悪くなる。また重量比(a)/(b)が10/3を超え
ると、ゲル状を呈せず液状となり安定性が悪くなる。
【0026】本発明の油性ゲル状組成物を配合した化粧
料としては、クリーム、乳液、クレンジングジェルなど
の基礎化粧品、ファンデーション、アイシャドウ、リッ
プカラーなどのメーキャップ化粧品、ヘアクリーム、ヘ
アセッティングジェルなどの頭髪用化粧品などが挙げら
れ、本発明の油性ゲル状組成物を配合できるものであれ
ば特に限定されるものではない。本発明の油性ゲル状組
成物の配合量は1〜100重量%の範囲で配合が可能で
あり、使用目的により決定することができる。
【0027】本発明の化粧料には、前記の必須構成成分
に加えて必要により、通常化粧料に使用される他の成分
を含有せしめることができる。このような成分として
は、例えば、固形パラフィン、流動パラフィン、スクワ
ラン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、セレ
シン等の炭化水素、サラシミツロウ、ラノリン、オリー
ブ油、ホホバ油、マカデミアナッツ油等の動植物系油
脂、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、ベヘニン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸、トリ
−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ(カプリル・
カプリン酸)グリセリン等の多価アルコール脂肪酸エス
テル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプ
ロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル等の高級脂肪酸
エステル、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリ
シロキサン等のシリコーン油、グリセリン、プロピレン
グリコール、1,3−ブチレングリコール、ヘキシレン
グリコール、イソプロピレングリコール、ペンタエリス
リトール、ポリエチレングルコール等の多価アルコー
ル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリエチレ
ングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エス
テル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリ
コール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルカ
ノールアマイド、アルキルアミンオキシド、アルキルポ
リグルコシド等の非イオン性界面活性剤、高級脂肪酸石
鹸、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル硫酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテルリン酸塩、アシルメチルタウリ
ン塩、アシルタウリン塩、アシルメチルアラニン塩、ア
シルアラニン塩、アシルグルタミン酸塩、アシルグリシ
ン塩、イセチオン酸塩、スルホコハク酸塩、ポリオキシ
エチレンアルキルアミドエーテル硫酸塩、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテルカルボン酸塩、グリセリル硫酸
塩等のアニオン性界面活性剤、ハロゲン化モノアルキル
アンモニウム、ハロゲン化ジアルキルアンモニウム、ハ
ロゲン化アルキルベンジルアンモニウム等のカチオン性
界面活性剤、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシ
ビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ヒアルロ
ン酸ナトリウム、キサンタンガム等の高分子、酸化チタ
ンおよびその疎水化表面処理物、酸化亜鉛およびその疎
水化表面処理物、タルクおよびその疎水化表面処理物、
マイカおよびその疎水化表面処理物、セリサイトおよび
その疎水化表面処理物、カオリンおよびその疎水化表面
処理物、酸化鉄およびその疎水化表面処理物、雲母チタ
ンおよびその疎水化表面処理物、有機顔料等の粉体、パ
ラベン、サリチル酸およびその塩、安息香酸およびその
塩、ソルビン酸およびその塩等の防腐剤、ジブチルヒド
ロキシトルエン、酢酸トコフェロール、亜硫酸塩等の酸
化防止剤、ヒドロキシエタンジホスホン酸、エデト酸お
よびその塩等の金属イオン封鎖剤、パラジメチルアミノ
安息香酸2−エチルヘキシル、パラメトキシケイ皮酸2
−エチルヘキシル、オキシベンゾン等の紫外線吸収剤、
動植物抽出エキス、香料等が挙げられる。
【0028】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明する。なお、油性ゲル状組成物およびこれを配合
した化粧料の評価は、下記の方法により行った。
【0029】(1)粘度 25℃における油性ゲル状組成物の粘度を、B型粘度計
を用いて測定した。 (2)のびの良さ 専門女性パネラー25名により、肌への塗布試験を行な
い、下記の判定基準で官能評価した。 ◎:専門パネラー25名中22名以上が、のびが良いと
判定。 ○:専門パネラー25名中16〜21名が、のびが良い
と判定。 △:専門パネラー25名中10〜15名が、のびが良い
と判定。 ×:専門パネラー25名中9名以下が、のびが良いと判
定。
【0030】(3)安全性試験 専門女性パネラー25名により、肌へ30分間の連続塗
布試験を行ない、下記の判定基準で官能評価した。 ◎:専門パネラー25名中3名以下が、肌がヒリヒリす
ると判定。 ○:専門パネラー25名中4〜9名が、肌がヒリヒリす
ると判定。 △:専門パネラー25名中10〜15名が、肌がヒリヒ
リすると判定。 ×:専門パネラー25名中16名以上が、肌がヒリヒリ
すると判定。
【0031】(4)安定性試験 本発明の油性ゲル状組成物を45℃の条件下で1ヶ月間
保存した後の外観を観察し、下記の判定基準で評価し
た。 ◎:非常に良好 ・・・ 全く分離が認められない。 ○:良好 ・・・ かすかに分離傾向があるものの室温に
戻せば回復する。 △:やや不良 ・・・ かすかに分離傾向があり、室温に
戻しても回復しない。 ×:不良 ・・・ 著しく分離する。 以下に示す組成の油性ゲル状組成物を調製し評価を行っ
た。また、比較例として無水ケイ酸を用いた油性ゲル状
組成物とデキストリン脂肪酸エステルを用いた油性ゲル
状組成物を調製した。結果を表1に示す。
【0032】 実施例1 (成 分) 配合量(重量%) イソステアリルアルコール 40.00 (PRISORINE3515:ユニケマ社製) ラウリルイミノジ酢酸ナトリウム1) 20.00 イオン交換水 40.00 1)式[1]において、R1:C1225、R2:CH2
OONa(n:2,M2:Na)、M1:Naである両性
界面活性剤。
【0033】 比較例1 (成 分) 配合量(重量%) イソステアリルアルコール 95.00 (PRISORINE3515:ユニケマ社製) 無水ケイ酸 5.00 (アエロジルR−972:日本アエロジル(株)製)
【0034】 比較例2 (成 分) 配合量(重量%) イソステアリルアルコール 97.00 (PRISORINE3515:ユニケマ社製) デキストリン脂肪酸エステル 3.00 (レオパールKL:千葉製粉(株)製)
【0035】
【表1】
【0036】表1からも明らかなように、本発明の油性
ゲル状組成物は「のびの良さ」、「安全性の高さ」、
「安定性の良さ」とも、従来より使用されている無水ケ
イ酸やデキストリン脂肪酸エステルを用いたものに比べ
優れている。 実施例2〜4および比較例3〜24 また、本発明の油性ゲル状組成物と特許請求の範囲外の
油性ゲル状組成物を調製し、同様に性能評価した結果を
表2〜表8に示す。
【0037】
【表2】
【0038】1)ホホバアルコール(香栄興業(株)
製) 2)PRISORINE3515(ユニケマ社製) 3)式[4]において、R3CO:ヤシ油アシル基、
p:3である両性界面活性剤 4)式[6]において、R3CO:ラウロイル基、p:
3である両性界面活性剤
【0039】
【表3】
【0040】
【表4】
【0041】
【表5】
【0042】
【表6】
【0043】
【表7】
【0044】
【表8】
【0045】以上の結果より、実施例2〜4の本発明の
成分を用いた油性ゲル状組成物はいずれも「のびの良
さ」、「安全性の高さ」、「安定性の良さ」を全てを同
時に満足させる優れたものである。一方、比較例3〜2
4の処方では、「のびの良さ」、「安全性の高さ」、
「安定性の良さ」の全てを同時に満足させることができ
ない。
【0046】更に、詳しく言えば、(a)のアルコール
の炭素数が12より短い不飽和アルコールを使用した比
較例3では安全性、安定性が悪く、炭素数が30より長
い不飽和アルコールを使用した比較例4ではゲルが固く
なりすぎのびが悪かった。またアルコールの炭素数が1
2より短い分岐型アルコールを使用した比較例5では安
全性、安定性が悪く、炭素数が30より長い分岐型アル
コールを使用した比較例6ではゲルが固くなりすぎのび
が悪かった。また、(b)が両性界面活性剤でない比較
例7〜10では十分にゲル状を呈せず、安定性が悪い。
(a)の配合量が本発明の範囲より少ない比較例11〜
13ではゲルが固くなりすぎのびが悪い。逆に、成分
(a)の配合量が本発明の範囲より多い比較例14〜1
6ではゲル状を呈せず液状となり安定性が悪い。また、
(b)の配合量が本発明の範囲より少ない比較例17〜
19ではゲル状を呈せず液状となり安定性が悪い。逆
に、(b)の配合量が本発明の範囲より多い比較例20
〜22ではゲルが固くなりすぎのびが悪い。また、
(a)と(b)の配合量は本発明の範囲内であるが、重
量比(a)/(b)が本発明の範囲より大きい比較例2
3ではゲル状を呈せず液状となり安定性が悪い。逆に、
重量比(a)/(b)が本発明の範囲より小さい比較例
24ではゲルが固くなりすぎのびが悪い。
【0047】実施例5 以下に示す油性ゲル状組成物を作成し、それを配合した
サンスクリーンジェルを下記製法で調整し、評価を行っ
た。 (油性ゲル状組成物の配合組成、重量%) (イ)ホホバアルコール 47.17 (ホホバアルコール:香栄興業(株)製) (ロ)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 20.75 (ハ)イオン交換水 32.08 (サンスクリーンジェルの配合組成、重量%) (1)油性ゲル状組成物 53.00 (2)デカメチルシクロペンタシロキサン 37.00 (3)パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5.00 (4)オキシベンゾン 2.00 (5)4−tert−ブチル−4'−メトキシジベンゾイルメタン 3.00 (製法)(イ)〜(ハ)を均一混合し(1)油性ゲル状
組成物を調製する。一方(2)〜(5)を加温して均一
溶解し、これに油性ゲル状組成物を添加し均一に混合し
た。得られたサンスクリーンジェルはのびが良く、使用
感に優れたものであった。
【0048】実施例6 以下に示す油性ゲル状組成物を作成し、それを配合した
クレンジングジェルを下記製法で調整し、評価を行っ
た。 (油性ゲル状組成物の配合組成、重量%) (イ)オクタデシルアルコール 41.67 (NOFABLE AO−85:日本油脂(株)製) (ロ)ドデシルジメチルアミノ酢酸ベタイン 19.44 (ハ)イオン交換水 38.89 (クレンジングジェルの配合組成、重量%) (1)油性ゲル状組成物 72.00 (2)モノラウリン酸ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタン 28.00 (製法)(イ)〜(ハ)を均一混合し(1)油性ゲル状
組成物を調製する。この油性ゲル状組成物に(2)を添
加し均一に混合した。得られたクレンジングジェルはの
びが良く、使用感に優れたものであった。
【0049】実施例7 以下に示す油性ゲル状組成物を作成し、それを配合した
ファンデーションを下記製法で調整し、評価を行った。 (油性ゲル状組成物の配合組成、重量%) (イ)イソステアリルアルコール 42.86 (PRISORINE 3515:ユニケマ社製) (ロ)ラウリン酸アミドプロピルヒドロキシスルホベタイン 18.18 (ハ)イオン交換水 38.96 (ファデーションの配合組成、重量%) (1)油性ゲル状組成物 77.00 (2)シリコーン処理酸化チタン 9.00 (3)シリコーン処理黄酸化鉄 0.95 (4)シリコーン処理ベンガラ 0.33 (5)シリコーン処理黒酸化鉄 0.02 (6)シリコーン処理タルク 12.70 (製法)(イ)〜(ハ)を均一混合し(1)油性ゲル状
組成物を調製する。この油性ゲル状組成物に(2)〜
(6)を添加し予備混合した後、3本ローラーで均一に
混合した。得られたファンデーションはのびが良く、使
用感に優れたものであった。
【0050】実施例8 以下に示す油性ゲル状組成物を作成し、それを配合した
アイシャドーを下記製法で調整し、評価を行った。 (油性ゲル状組成物の配合組成、重量%) (イ)ホホバアルコール 40.00 (ロ)ドデシルジメチルアミノ酢酸ベタイン 18.00 (ハ)イオン交換水 42.00 (アイシャドーの配合組成、重量%) (1)油性ゲル状組成物 50.00 (2)フッ素化合物処理雲母チタン 22.50 (3)フッ素化合物処理タルク 15.00 (4)フッ素化合物処理カオリン 6.25 (5)フッ素化合物処理グンジョウ 6.25 (製法)(イ)〜(ハ)を均一混合し(1)油性ゲル状
組成物を調製する。この油性ゲル状組成物に(2)〜
(5)を添加し均一に混合した。こうして得られたアイ
シャドーはのびが良く、使用感に優れたものであった。
【0051】実施例9 以下に示す油性ゲル状組成物を作成し、それを配合した
リップカラーを下記製法で調整し、評価を行った。 (油性ゲル状組成物の配合組成、重量%) (イ)イソステアリルアルコール 40.00 (ロ)パーム核油アミドプロピルヒドロキシスルホベタイン 18.00 (ハ)イオン交換水 42.00 (リップカラーの配合組成、重量%) (1)油性ゲル状組成物 75.00 (2)赤色201号 2.50 (3)赤色202号 2.00 (4)赤色226号 2.00 (5)酸化チタン 2.00 (6)ヒマシ油 16.50 (製法)(イ)〜(ハ)を均一混合し(1)油性ゲル状
組成物を調製する。一方(2)〜(6)を予備混合した
後、3本ローラーで均一に混合する。これを先に調製し
た油性ゲル状組成物に添加し均一に混合した。得られた
リップカラーはのびが良く、使用感に優れたものであっ
た。
【0052】
【発明の効果】本発明の油性ゲル状組成物はのびが良
く、かつ安全性および安定性に優れたものであった。ま
た、この油性ゲル状組成物を配合した化粧料は、のびが
良く使用感に優れたものであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA122 AB051 AB232 AB242 AB432 AC081 AC082 AC091 AC092 AC212 AC342 AC442 AC662 AC712 AC782 AC862 AD172 BB07 CC01 CC12 CC13 CC14 CC19 CC23 DD30 DD41 EE01 EE06 EE10 EE17 FF05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)炭素数12〜30の不飽和アルコ
    ール、または炭素数12〜30の分岐アルコールを30
    〜55重量%、(b)両性界面活性剤を10〜25重量
    %配合し、残部が水であり、(a)と(b)の重量比
    (a)/(b)が5/3〜10/3であることを特徴と
    する油性ゲル状組成物。
  2. 【請求項2】 不飽和アルコールの炭素数が16〜24
    であり、分岐アルコールがイソステアリルアルコールで
    あることを特徴とする請求項1記載の油性ゲル状組成
    物。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の油性ゲル
    状組成物を配合することを特徴とする化粧料。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001335425A (ja) * 2000-05-31 2001-12-04 Kose Corp ゲル状化粧料
US7569231B2 (en) 2004-02-06 2009-08-04 Showa Denko K.K. Method for stabilizing oil-based thickening gel composition
JP2013514352A (ja) * 2009-12-17 2013-04-25 エイボン プロダクツ インコーポレーテッド 透明または半透明な組成物
JP2016069383A (ja) * 2014-10-01 2016-05-09 日油株式会社 オイルゲル化粧料
JP2017095360A (ja) * 2015-11-18 2017-06-01 日油株式会社 オイルゲル化粧料

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