JP2000244077A - 樹脂成形基板と電子部品組み込み樹脂成形基板 - Google Patents
樹脂成形基板と電子部品組み込み樹脂成形基板Info
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Abstract
を有し、強化絶縁構造を保ちつつ小型化の実現できる樹
脂成形基板を提供する。 【解決手段】 電極パターン2の表面を合成樹脂3にて
覆うとともにその部品実装位置に、電子部品の少なくと
も一部を埋設可能な凹部4が形成され、凹部4の底部5
で電極パターン2の一部を露出させた基板を設け、基板
の凹部4に配置した電子部品を、導電樹脂または前記凹
部に充填した絶縁樹脂にて前記電子部品の電極と基板の
電極パターンとを導通させた状態に固定する。
Description
面を合成樹脂にて覆った樹脂成形基板と、この樹脂成形
基板に電子部品を実装した電子部品組み込み樹脂成形基
板に関するものである。
求に伴って、電子部品の高密度な実装が行なわれてい
る。そのためリード線のない表面実装型の電子部品が普
及し、クリーム半田などによるリフロー半田付け技術の
進歩とともに、プリント基板における電子部品の高密度
な実装へと一段とはずみがかかっている。
IC実装が注目を集めつつあり、電子回路の小型化が進
んでいる。
や高周波を扱う分野などでは、電子部品の表面実装化が
遅れているだけでなく、回路構成により基板の小型化を
実現することが困難であり、機器の小型が遅れている。
これは従来のプリント基板では、ガラスエポキシ樹脂や
紙フェノール樹脂に銅箔で電極パターンを形成している
ため、高密度に配線を行うと電気的な絶縁信頼性が十分
に確保されず、配線幅、配線間隔を小さくすることがで
きないためである。
ップは、発熱が激しいために放熱体やヒートシンク等の
放熱体を必要とし、電子回路の小型化がはばまれてい
る。これらの課題を解決するため、一部の電子回路ユニ
ットでは、ICチップをアルミニウム基板などの高放熱
基板に直接実装する方法がとられている。図5は従来の
電子回路ユニットを示す。
(以下、「ICチップ」と称す。)6は、動作時に発熱
するため一般に金属基板18の上に実装される。金属基
板18は、ベースとなる金属板15の表面に絶縁層16
を形成し、その上に必要な配線パターン17を配置した
ものである。ここで金属板15には銅板にニッケルメッ
キをしたものがよく使用される。
あり、ICチップ6の片側にコレクタ電極が形成され反
対側にゲート電極とエミッタ電極の2電極が形成されて
いる。ICチップ6の動作時の発熱は、コレクタ電極か
ら発生するため、コレクタ電極を金属基板18の側に接
地し、上方の2電極からワイヤボンディングにより配線
を形成する。この時のワイヤ19には電気容量の大きな
アルミニウム線が使用される。
ては、絶縁信頼性を確保するためにパターン間同士やパ
ターンと基板表面の間に一定の絶縁距離を必要とする。
この絶縁距離は空中では長い距離を必要とするが、絶縁
物で被われている場合には短縮することができる。そこ
で、金属基板18はケース20内に収められて、シリコ
ン樹脂などの絶縁封止材13をケース20内に充填し、
ICチップ6、アルミニウム線、金属基板18の電極パ
ターン2が空気中に露出しないようにしている。
子回路は絶縁封止材13にて封入しなければならないた
め、電子回路を封入するケース20よりも小型化するこ
とができない。また、絶縁封止材13として使用される
絶縁樹脂は、配線部分を完全に覆う必要があるために一
般に液状樹脂が使用されるため、気泡を混入せずにケー
ス20に封入するための工程管理が厳しいだけでなく、
この樹脂を封入して加熱硬化させる工程を経るため製造
工程が煩雑になる。
ガラスエポキシ基板に比べて高値であり、電源ユニット
のコストが上昇する。また、絶縁封止材13として使用
される絶縁樹脂としては、常温で液体の絶縁樹脂、なか
でも常温で液状でありかつ高絶縁性を示すシリコン樹脂
がよく用いられる。これらのシリコン樹脂のなかには、
硬化後にゲル状となるものもあり、気泡の修正など可能
なものも存在するが、硬化にあたっては常温より高い温
度で長時間保持する必要がある。なかには80℃で10
時間程度の硬化時間を必要とするものもあり、樹脂を封
入した後のケース20を大量に熱硬化処理するための炉
設備が必要となるだけでなく、生産のリードタイムが長
くなる。
熱は、ICチップ6の限られた部分から発生するため、
放熱体を必要とするのはICチップの部分だけである。
しかし、金属基板18の製造上、一部分だけに金属板1
5を付与することができず、電極パターンすべてに金属
板15を必要とするため、コストアップの一因となって
いる。
回路を小型化する方法として、金属板により電極パター
ンを形成し、その表面を樹脂で覆った樹脂成形基板が提
案されている。図6は、従来の樹脂成形基板を示す。図
6(a)に示すように、金属板21にプレスやエッチン
グにより所望の電極パターンを形成して所定のサイズに
切断し、その表面に電子部品を挿入するための穴22を
形成することによりリードフレーム23が形成される。
り、半田付け時の金属板の表面の酸化を防止するため
に、その表面に錫やニッケルメッキを施されたものが使
用される場合もある。図6(b)に示すように、このリ
ードフレーム23の表面を合成樹脂24で覆って成形す
ることにより、樹脂成形基板26が得られる。なお、電
子部品の電極部25として使用する部分には、合成樹脂
24が付着しないようにする。
脂に代表される熱硬化性樹脂や液晶ポリマーに代表され
る熱可塑性樹脂などあらゆる樹脂を利用することができ
る。樹脂成形方式としては、射出成形やトランスファー
成形が一般的に行われる。このため、リードフレーム2
3は平面状に構成される必要はなく、必要に応じて図6
(c)に示すような曲げ加工27を施した後に成形を行
うことにより、立体的な形状を持つ樹脂成形基板1を構
成することができる。
ム23を合成樹脂24により覆ってしまうことによりパ
ターンの電気的絶縁を図るものであり、パターンと基板
の表面までは樹脂により一定の距離が確保される。ここ
で確保すべき絶縁距離は、通電する電流の大きさにより
最小値が国際電器標準会議(以下、「IEC」と称
す。)規格で規定されているが、一般的な電気製品では
安全率を見込むため、樹脂の厚みをIEC規格で規定さ
れる最小値よりも大きくしている。
状態を強化絶縁構造と呼び、絶縁距離を大幅に縮少する
ことができる。樹脂成形基板26では、上述の金属基板
18よりも安価に作成することが可能であるが、ICチ
ップ6を搭載するための電極パターンの形成が困難であ
るという問題がある。
板1は、主にリード付き電子部品の挿入用として用いら
れており、IC実装の分野では使用されていない。これ
はICチップ6を搭載するためには基板側の電極部分2
2を基板の表面に作成し、平面部分を確保した状態で搭
載する必要があるためである。樹脂成形基板1では、上
述のように銅板でリードフレーム23を形成し、その表
面を合成樹脂24で成形しているため、一般的にリード
フレーム23は1枚板から形成され、その表面は平面形
状となっている。従って、リードフレーム23の基板厚
み方向での位置は一義的に決定される。
めには、すべてのリードフレーム23を基板の表面に露
出させる必要があり、強化絶縁構造をとることができな
くなる。従って、この状態では樹脂成形基板1が小型化
の観点から金属基板18の代替にはならない。また、搭
載したICチップ6に対し、放熱体を付与することがで
きないという問題点もある。
搭載した場合、ICチップ6の下側はリードフレーム2
3と基板を形成する合成樹脂24が存在することとな
る。従って、放熱体を樹脂成形基板1に密着させても、
ICチップ6と放熱体の間の距離が長いため、効率的な
放熱効果が得られない。逆にICチップ6の発熱面を上
側にして搭載した場合には、放熱体をICチップ6に密
着させることはできるが、放熱体の支持がICチップ6
の接合部だけとなってしまうため、放熱体を支持するこ
とが困難となる。
保するための絶縁樹脂の封入が困難であるという問題も
ある。樹脂成形基板1の表面にICチップ6を直接搭載
した場合、上述したようにICチップ6の発熱面を下側
にして搭載する必要があるわけであるが、これを絶縁封
止するためには、金属基板18と同様にシリコン樹脂等
の絶縁樹脂を封入する必要がある。樹脂成形基板1の表
面は平面を構成しているために封入用のケースが必要と
なり、小型化の障害となる。
のICチップを直接実装できる手段を有し、強化絶縁構
造を保ちつつ小型化の実現できる樹脂成形基板を提供す
ることを目的とする。
は、樹脂成形基板の実装面に少なくとも電子部品の一部
を埋設可能な電子部品実装部を設けたことを特徴とす
る。この本発明によると、電子部品を樹脂成形基板に直
接実装でき、しかも強化絶縁構造を保ちつつ小型化の実
現できる樹脂成形基板が得られる。
電極パターンの表面を合成樹脂にて覆った樹脂成形基板
であって、部品実装面の部品実装位置に電子部品の少な
くとも一部を埋設可能な凹部が形成され、前記凹部の底
部に前記電極パターンの一部を露出させて前記電極パタ
ーンと電子部品の電極とを接続可能にしたことを特徴と
する。
において、凹部の外周縁部に前記凹部の開口部を囲む環
状壁を形成したことを特徴とする。請求項3記載の樹脂
成形基板は、請求項1または請求項2において、凹部の
基板表面から底面に到る部分または環状壁の内側に放熱
体を支持する支持部を設けたことを特徴とする。
において、支持部の形成位置が、電極パターンと接続さ
れた電子部品の上面の高さとほぼ同一または同一である
ことを特徴とする。請求項5記載の電子部品組み込み樹
脂成形基板は、電極パターンの表面を合成樹脂にて覆う
とともにその部品実装位置に、電子部品の少なくとも一
部を埋設可能な凹部が形成され、前記凹部の底部で前記
電極パターンの一部を露出させた基板を設け、基板の前
記凹部に配置した電子部品を、導電樹脂または前記凹部
に充填した絶縁樹脂にて前記電子部品の電極と基板の電
極パターンとを導通させた状態に固定したことを特徴と
する。
基板は、電極パターンの表面を合成樹脂にて覆うととも
にその部品実装位置に、電子部品の少なくとも一部を埋
設可能な凹部ならびにこの凹部の開口部を囲む環状壁が
形成され、前記凹部の底部で前記電極パターンの一部を
露出させた基板を設け、基板の前記凹部に配置した電子
部品を、導電樹脂または前記凹部と前記環状壁の内側に
充填した絶縁樹脂にて前記電子部品の電極と基板の電極
パターンとを導通させた状態に固定したことを特徴とす
る。
基板は、請求項5または請求項6において、基板の凹部
の開口部またはこの凹部の開口部を囲む環状壁の内側に
配置された放熱体の一部を部品実装位置の電子部品に熱
結合させたことを特徴とする。請求項8記載の電子部品
組み込み樹脂成形基板は、請求項7において、基板の凹
部の開口部またはこの凹部の開口部を囲む環状壁の内側
に、電極パターンと接続された電子部品の上面の高さと
ほぼ同一または同一の位置に放熱体を支持する支持部を
設けたことを特徴とする。
を用いて説明する。なお、上記従来例を示す図5と同様
をなすものについては、同一の符号を付けて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の(実施の形態1)を示
す。
し、図1(b)はICチップを実装した樹脂成形基板の
断面図を示す。図1(a)に示すように、樹脂成形基板
1は、電極パターン2の表面を合成樹脂3にて覆うこと
により構成され、部品実装面の部品実装位置にはICチ
ップを埋設可能な凹部4が形成されている。
部が露出されており、凹部4に実装するICチップ6の
電極と接続可能に構成されている。この凹部4にICチ
ップ6を配置して、図1(b)に示すように、ICチッ
プ6のバンプ電極7と電極パターン2とを導電性樹脂8
を介して電気的に接続する。この導電性樹脂8は特に限
定されるものではなく、一般的なIC実装の接合手段が
利用できる。
樹脂成形基板は、電極パターン2により強化絶縁構造を
保ったままICチップ6を搭載でき、電子回路の小型化
が実現できる。なお、上記説明では樹脂成形基板1に実
装する部品としてICチップ6の例を示したが本発明は
これに限定されるものではなく、電子部品一般を用いて
同様に実装することができる。
す。 実施例1 厚みが0.5mmである銅板を用いてその表面にエッチ
ングにより所望のパターンを形成し、リードフレームを
作成した。このリードフレームを金型に静置し、熱可塑
性樹脂であるポリフェニレンスルフィドを用いて射出成
形機により樹脂成形基板1を射出成形した。
それぞれ1mmとして、この樹脂成形基板1のICチッ
プ6の実装位置に凹部4を設けた。凹部4の上部開口部
と底部との間には、電極パターン2の表面となす角度が
45°となるように傾斜辺を設け、底部5はICチップ
6を実装できるように電極パターン2の一部を露出させ
た。底部5の形状は6mm×6mmの正方形であり、こ
の底部5に4.5mm×4mm、厚み0.525mmの
大きさのICチップ6を配置した。
のダイオードブリッジである。このICチップ6は、す
べての端子がICの一方の面に形成されており、金線を
用いて接合用のバンプ電極7がICの電極表面に形成さ
れている。このバンプ電極7を下側にしてICチップ6
を電極パターン2と位置合わせし、導電樹脂を介して接
合する。
下、「ACF」と称す。)8を用いた。このACF8を
凹部4の底部5に仮圧着した。仮圧着はACF8を基板
上に貼りつけた後に、加熱した鏝を押し付けて80℃の
温度で30秒間加熱することにより行った。
F8を介して基板上に配置した後、先程と同様の鏝を押
し付けて本圧着を行った。本圧着はACF8部分が20
0℃となる条件で、20秒間圧着した。これによりIC
チップ6の接合が完了した。得られた電子部品組み込み
樹脂成形基板は、強化絶縁構造を保ったままICチップ
6を実装でき、電子回路の小型化が実現できた。
形態2)を示す。この(実施の形態2)では、ICチッ
プ6の放熱効率を良好にするためにICチップ6の上面
に放熱体を設けた点で異なるが、その他の点については
上記(実施の形態1)とほぼ同様の構成である。
形成して、ICチップ6の放熱を効率良く行うための放
熱体11を載置する支持部9を構成する。この支持部9
に接着剤10を塗布するとともに、上記(実施の形態
1)と同様に凹部4に実装されたICチップ6の上面に
伝熱性を有する樹脂12を塗布する。
1を配置し、放熱体11の一部を接着剤10を介して支
持部9に載置するとともに、ICチップ6の上面と放熱
体11とが伝熱性を有する樹脂12を介して熱結合する
よう放熱体11の加圧および加熱を行って支持部9に放
熱体11の一部を固定する。このような構成とすること
で、ICチップ6の放熱を効率良く行うことができる。
段部は、凹部4に実装されたICチップ6の上面と同一
またはほぼ同一の高さに形成されると、ICチップ6と
放熱体11とが密着し、放熱体11とICチップ6の上
面との間に伝熱用の樹脂12を介装しなくても放熱が効
率よく行われ、ICチップ6の上面に樹脂12を塗布す
る工程が省略でき好適である。
への固定に熱硬化性の接着剤10を用いたが、本発明は
これに限定されるものではなく、放熱体11と支持部9
とを一体的に接着するものであればどのような樹脂を用
いても良い。あるいは、支持部9やその周囲の樹脂3の
一部と放熱体11に貫通穴を設け、ビスなどによる機械
的固定を行うことも有効である。
片側に接合端子のあるダイオードブリッジを使用した例
を示したが、トランジスタのように両面に端子をもつI
Cチップ6の場合には、放熱体11のICチップ6と接
触する面に絶縁層と導電パターンとを設け、導電パター
ンと樹脂成形基板1の電極パターン2を接合することに
より、放熱に関して同様の効果が得られる。
けられるため放熱体の大きさを小さくすることができ、
樹脂成形基板1による電子回路の面積の小型化を実現す
るだけでなく、体積上も小型化が実現できる。以下にこ
の(実施の形態2)の具体例を示す。 実施例2 凹部4の開口部から底部5に到る斜面の基板表面から
0.6mmの位置に、段部を形成して放熱体11の支持
部9を形成した。
もに、ICチップ6の上面に伝熱用のシリコン樹脂を塗
布した。そして、銅板にて形成されその表面に酸化防止
用のニッケルメッキが施された放熱体11を支持部9に
載置し、あらかじめ塗布した接着剤10にて放熱体11
を樹脂成形基板1に固定した。
は、電極パターン2により強化絶縁構造を保ったままI
Cチップ6を搭載でき、電子回路の小型化が実現できる
だけでなく、放熱性の良いものであった。なお、ICチ
ップ6の上面に塗布したシリコン樹脂は、放熱体11と
ICチップ6を完全に密着させ、ICチップ6の表面か
ら発生する熱を確実に放熱体11伝えるために使用した
ものであり、同様の効果を有するものであれば、他の樹
脂あるいは手段を用いてもよい。
形態3)を示す。この(実施の形態3)では、絶縁性を
向上させるために凹部4に絶縁樹脂13を封入した点で
異なるが、それ以外の基本的な構成は上記(実施の形態
1)とほぼ同様である。
7に銀を主要配合物とする導電ペーストを塗布し、凹部
4の底部5に露出された電極パターン2に位置合わせし
てICチップ6を搭載した後、加熱して導電ペーストを
硬化する。ICチップ6と樹脂成形基板1の基板表面と
の間の空間は空気で絶縁されるため、回路構成によれば
絶縁距離が不足する。特に電源用のICチップ6では絶
縁距離が不足する。このためICチップ6の接合面を絶
縁樹脂13で封止する必要がある。
として液状のシリコン樹脂を用い、この液状のシリコン
樹脂を凹部4の上面まで封入し、80℃の温度で加熱し
て硬化することにより、ICチップ6のバンプ電極7の
絶縁性の確保とICチップ6の表面の絶縁性とを確保す
る。上記のように構成された電子部品組み込み樹脂成形
基板では、絶縁樹脂13を封入するケースを必要とせ
ず、また基板全体をコーティングする必要もないため、
IC部分の絶縁性を確保しつつ、電子回路の小型化が実
現できる。
リコン樹脂を用いたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、絶縁性を有する封入材料であれば同様の効果
が得られる。 (実施の形態4)図4は本発明の(実施の形態4)を示
す。
縁部に凹部4の開口部を囲む環状壁14を設けた点で異
なるが、それ以外の基本的な構成は上記(実施の形態
3)とほぼ同様である。このような環状壁14を設ける
ことで、電極パターン2の位置が基板の表面に近い場合
でもICチップ6を搭載でき、特にICチップ6と電極
パターン2を固定するに際し液状の絶縁樹脂を用いても
専用のケースを必要としないため、電子回路の小型化が
実現できる。
の厚みが小さくて十分な量の絶縁封止材料13を凹部4
に注入できない場合や、基板の表面に電極が形成されて
絶縁封止材料13を流し込むことができない場合でも、
基板にケースを設けて絶縁樹脂を封入したり、基板全体
をコーティングする必要がなくなり、IC部分の絶縁性
を確保でき、電子回路の小型化が実現できる。
コン樹脂を用いたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、絶縁樹脂であれば同様の効果が得られる。以下
にその具体例を示す。 実施例3 樹脂の厚みをリードフレーム表面から片側に0.5mm
ずつとし、基板の所定の位置に凹部4を設けた。
む環状壁14を設けた。この環状壁14は、樹脂成形基
板1の表面よりも0.5mm突出させた。上記のように
構成された樹脂成形基板1にICチップ6を搭載し、液
状のシリコン樹脂を環状壁14の上面まで封入し、80
℃に加熱して樹脂を硬化し、ICチップ6の絶縁性を確
保した。
は、電子部品と電極パターンを固定するに際し液状の絶
縁樹脂を用いても専用のケースを必要としないため、電
子回路の小型化が実現できるものであった。また、上記
(実施の形態3)および(実施の形態4)においても、
(実施の形態2)と同様にICチップ6の上面に放熱体
11を載置しても良い。
部4にICチップ6の全体を埋設した例を示したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、凹部4にICチ
ップ6の少なくとも一部が埋設された例についても同様
である。
ーンの表面を合成樹脂にて覆った樹脂成形基板であっ
て、部品実装面の部品実装位置に電子部品を埋設可能な
凹部が形成され、前記凹部の底部に前記電極パターンの
一部を露出させて樹脂成形基板を用いることで、前記凹
部に電子部品を実装した電子部品組み込み樹脂成形基板
は、電極パターンにより強化絶縁構造を保ったまま電子
部品を搭載でき、電子回路の小型化を実現できる。
環状壁が形成された樹脂成形基板を用いることで、電極
パターンの位置が基板表面に近い場合でも電子部品を搭
載でき、特に電子部品と電極パターンを固定するに際し
液状の絶縁樹脂を用いても専用のケースを必要としない
ため、電子回路の小型化が実現できる。また、前記凹部
の基板表面から底面に到る部分に開口部に配置される放
熱体の支持部を設けた樹脂成形基板を用いることで、前
記凹部に電子部品を配置して前記電子部品の電極と樹脂
成形基板の電極パターンとを導電樹脂を介して接続した
電子部品組み込み樹脂成形基板は、強化絶縁構造を保っ
たまま電子部品の発熱面を上面にして搭載でき、かつ放
熱体を電子部品の接合部にストレスをかけずに取り付け
ることができる。
と接続された電子部品の上面の高さとほぼ同一の高さと
することで、前記電子部品の上面と放熱体とを接着剤あ
るいは絶縁樹脂を介して接続した電子部品組み込み樹脂
成形基板は、電子部品と放熱体とを確実に密着させるこ
とができる。
実装部を示す断面図および凹部を示す斜視図
を示す断面図
を示す断面図
を示す断面図
Claims (8)
- 【請求項1】電極パターンの表面を合成樹脂にて覆った
樹脂成形基板であって、 部品実装面の部品実装位置に電子部品の少なくとも一部
を埋設可能な凹部が形成され、前記凹部の底部に前記電
極パターンの一部を露出させて前記電極パターンと電子
部品の電極とを接続可能にした樹脂成形基板。 - 【請求項2】凹部の外周縁部に前記凹部の開口部を囲む
環状壁を形成した請求項1記載の樹脂成形基板。 - 【請求項3】凹部の基板表面から底面に到る部分または
環状壁の内側に放熱体を支持する支持部を設けた請求項
1または請求項2記載の樹脂成形基板。 - 【請求項4】支持部の形成位置が、電極パターンと接続
された電子部品の上面の高さとほぼ同一または同一であ
る請求項3記載の樹脂成形基板。 - 【請求項5】電極パターンの表面を合成樹脂にて覆うと
ともにその部品実装位置に、電子部品の少なくとも一部
を埋設可能な凹部が形成され、前記凹部の底部で前記電
極パターンの一部を露出させた基板を設け、 基板の前記凹部に配置した電子部品を、導電樹脂または
前記凹部に充填した絶縁樹脂にて前記電子部品の電極と
基板の電極パターンとを導通させた状態に固定した電子
部品組み込み樹脂成形基板。 - 【請求項6】電極パターンの表面を合成樹脂にて覆うと
ともにその部品実装位置に、電子部品の少なくとも一部
を埋設可能な凹部ならびにこの凹部の開口部を囲む環状
壁が形成され、前記凹部の底部で前記電極パターンの一
部を露出させた基板を設け、 基板の前記凹部に配置した電子部品を、導電樹脂または
前記凹部と前記環状壁の内側に充填した絶縁樹脂にて前
記電子部品の電極と基板の電極パターンとを導通させた
状態に固定した電子部品組み込み樹脂成形基板。 - 【請求項7】基板の凹部の開口部またはこの凹部の開口
部を囲む環状壁の内側に配置された放熱体の一部を部品
実装位置の電子部品に熱結合させた請求項5または請求
項6に記載の電子部品組み込み樹脂成形基板。 - 【請求項8】基板の凹部の開口部またはこの凹部の開口
部を囲む環状壁の内側に、電極パターンと接続された電
子部品の上面の高さとほぼ同一または同一の位置に放熱
体を支持する支持部を設けた請求項7記載の電子部品組
み込み樹脂成形基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11045624A JP2000244077A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 樹脂成形基板と電子部品組み込み樹脂成形基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11045624A JP2000244077A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 樹脂成形基板と電子部品組み込み樹脂成形基板 |
Publications (1)
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