JP2000247888A - 抗菌剤 - Google Patents
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- JP2000247888A JP2000247888A JP11045918A JP4591899A JP2000247888A JP 2000247888 A JP2000247888 A JP 2000247888A JP 11045918 A JP11045918 A JP 11045918A JP 4591899 A JP4591899 A JP 4591899A JP 2000247888 A JP2000247888 A JP 2000247888A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 より少ない投与量で臨床上十分なヘリコバク
ター・ピロリ除菌作用を示すと共に、副作用の少ない、
医薬製剤として優れた性質を有する抗菌剤を提供する。 【解決手段】 式(I): 【化14】 〔式中、R1及びR2は、アルキル基など;R3、R4及び
R5は、水素原子など;R6及びR7は、水素原子など;
そして、nは、0又は1を表す〕で示されるイミダゾリ
ン誘導体、その塩、又はその水和物、あるいはそのプロ
ドラッグを含有する抗菌剤。
ター・ピロリ除菌作用を示すと共に、副作用の少ない、
医薬製剤として優れた性質を有する抗菌剤を提供する。 【解決手段】 式(I): 【化14】 〔式中、R1及びR2は、アルキル基など;R3、R4及び
R5は、水素原子など;R6及びR7は、水素原子など;
そして、nは、0又は1を表す〕で示されるイミダゾリ
ン誘導体、その塩、又はその水和物、あるいはそのプロ
ドラッグを含有する抗菌剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗菌作用、特にヘ
リコバクター・ピロリに対して高い抗菌作用を有するイ
ミダゾリン誘導体を含有する抗菌剤に関する。
リコバクター・ピロリに対して高い抗菌作用を有するイ
ミダゾリン誘導体を含有する抗菌剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘリコバクター・ピロリは、ヘリコバク
ター(Helicobacter)属に属するグラム陰性の微好気性
細菌であり、1983年にヘリコバクター・ピロリが分
離されて以来〔ランセット,1,1273(198
3)〕、胃炎や消化器系潰瘍との関連性が注目されてい
る。これは慢性胃炎又は胃潰瘍などの症例では、ヘリコ
バクター・ピロリの陽性率が非常に高いためである〔ア
メリカン・ジャーナル・オブ・ガストロエンテロロジ
ー,82,2283(1987)〕。
ター(Helicobacter)属に属するグラム陰性の微好気性
細菌であり、1983年にヘリコバクター・ピロリが分
離されて以来〔ランセット,1,1273(198
3)〕、胃炎や消化器系潰瘍との関連性が注目されてい
る。これは慢性胃炎又は胃潰瘍などの症例では、ヘリコ
バクター・ピロリの陽性率が非常に高いためである〔ア
メリカン・ジャーナル・オブ・ガストロエンテロロジ
ー,82,2283(1987)〕。
【0003】近年、ヒスタミンH2受容体拮抗薬やプロ
トンポンプ阻害薬などの胃酸分泌抑制剤が開発され臨床
応用されるようになり、胃・十二指腸潰瘍の内科的治療
が飛躍的に進歩した。しかし一方、これら胃酸分泌抑制
剤により一時的に消化性潰瘍が一旦治癒しても、ヘリコ
バクター・ピロリ菌が消化管内に存在する限り、潰瘍が
高率で再発するという臨床報告が多数発表され〔ランセ
ット,335,1233(1990),ニュー・イング
ランド・ジャーナル・オブ・メディスン,328,30
8(1993)〕、現在臨床上大きな問題となってい
る。
トンポンプ阻害薬などの胃酸分泌抑制剤が開発され臨床
応用されるようになり、胃・十二指腸潰瘍の内科的治療
が飛躍的に進歩した。しかし一方、これら胃酸分泌抑制
剤により一時的に消化性潰瘍が一旦治癒しても、ヘリコ
バクター・ピロリ菌が消化管内に存在する限り、潰瘍が
高率で再発するという臨床報告が多数発表され〔ランセ
ット,335,1233(1990),ニュー・イング
ランド・ジャーナル・オブ・メディスン,328,30
8(1993)〕、現在臨床上大きな問題となってい
る。
【0004】一方、ヘリコバクター・ピロリが、胃炎や
消化性潰瘍の発症因子、病態の増悪因子、そして消化性
潰瘍の再燃再発因子として着目されるようになるに伴
い、その除菌による潰瘍治療が臨床的に検討され、この
微生物を根絶することにより、潰瘍が治癒し、潰瘍の再
発率もまた低下することが示されている。ヘリコバクタ
ー・ピロリに対する抗菌剤としては、テトラサイクリ
ン、アンピシリン、アモキシシリン、クラリスロマイシ
ンなどの抗生物質や、メトロニダゾールなどの抗原虫
剤、クエン酸ビスマスなどのビスマス化合物などが使用
されているが、これら薬剤を単独で用いたのでは十分な
除菌効果は得られず、高い除菌効果を得るためには上記
抗菌剤の併用やプロトンポンプ阻害薬などの胃酸分泌抑
制剤との複数の薬剤の併用が必須とされている。
消化性潰瘍の発症因子、病態の増悪因子、そして消化性
潰瘍の再燃再発因子として着目されるようになるに伴
い、その除菌による潰瘍治療が臨床的に検討され、この
微生物を根絶することにより、潰瘍が治癒し、潰瘍の再
発率もまた低下することが示されている。ヘリコバクタ
ー・ピロリに対する抗菌剤としては、テトラサイクリ
ン、アンピシリン、アモキシシリン、クラリスロマイシ
ンなどの抗生物質や、メトロニダゾールなどの抗原虫
剤、クエン酸ビスマスなどのビスマス化合物などが使用
されているが、これら薬剤を単独で用いたのでは十分な
除菌効果は得られず、高い除菌効果を得るためには上記
抗菌剤の併用やプロトンポンプ阻害薬などの胃酸分泌抑
制剤との複数の薬剤の併用が必須とされている。
【0005】しかしながら、ヘリコバクター・ピロリの
感染箇所に、上記のビスマス製剤、抗生物質及びメトロ
ニダゾール等を、ヘリコバクター・ピロリの増殖を阻止
する十分な濃度で保持して、ヘリコバクター・ピロリを
完全に除菌するには、大量を投与する必要がある。しか
し、大量に投与することによって、悪心、嘔吐、下痢等
の副作用が発現するために長期投与が不可能であるな
ど、多くの問題がある。このような理由から、より少な
い投与量で臨床上十分なヘリコバクター・ピロリ除菌作
用を示すと共に、副作用の少ない、医薬製剤として優れ
た性質を有する抗菌剤の開発が切望されている。
感染箇所に、上記のビスマス製剤、抗生物質及びメトロ
ニダゾール等を、ヘリコバクター・ピロリの増殖を阻止
する十分な濃度で保持して、ヘリコバクター・ピロリを
完全に除菌するには、大量を投与する必要がある。しか
し、大量に投与することによって、悪心、嘔吐、下痢等
の副作用が発現するために長期投与が不可能であるな
ど、多くの問題がある。このような理由から、より少な
い投与量で臨床上十分なヘリコバクター・ピロリ除菌作
用を示すと共に、副作用の少ない、医薬製剤として優れ
た性質を有する抗菌剤の開発が切望されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、臨床上
優れた抗ヘリコバクター・ピロリ作用を有するとともに
副作用を惹起する可能性の少ない抗菌剤を提供すること
を目的として鋭意研究を重ねた結果、ある種のイミダゾ
リン誘導体が、ヘリコバクター・ピロリに対して、従来
のものからは予想外の極めて強力な抗菌作用を有し、臨
床上待望されている抗ヘリコバクター・ピロリ剤として
有用であることを見い出し、これらに基づいて本発明を
完成するに至った。
優れた抗ヘリコバクター・ピロリ作用を有するとともに
副作用を惹起する可能性の少ない抗菌剤を提供すること
を目的として鋭意研究を重ねた結果、ある種のイミダゾ
リン誘導体が、ヘリコバクター・ピロリに対して、従来
のものからは予想外の極めて強力な抗菌作用を有し、臨
床上待望されている抗ヘリコバクター・ピロリ剤として
有用であることを見い出し、これらに基づいて本発明を
完成するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、式(I):
【0008】
【化3】
【0009】〔式中、R1及びR2は、同一若しくは異な
って、アルキル基を表すか、又はR1とR2は、一緒にな
ってアルキレン基を表し;R3、R4及びR5は、同一若
しくは異なって、水素原子、ハロゲン原子、置換されて
いてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルコキ
シ基、ニトロ基、アルコキシカルボニルオキシ基、又は
アシル基を表すか、あるいはR3〜R5のうち、となりあ
う2つが一緒になってメチレンジオキシ基を表し;R6
及びR7は、同一若しくは異なって、水素原子、あるい
はそれぞれ置換されていてもよいアルキル基、アルケニ
ル基、又はアシル基を表し;そして、nは、0又は1を
表す〕で表されるイミダゾリン誘導体、その塩、又はそ
の水和物、あるいはそのプロドラッグを含有する抗菌剤
に関する。
って、アルキル基を表すか、又はR1とR2は、一緒にな
ってアルキレン基を表し;R3、R4及びR5は、同一若
しくは異なって、水素原子、ハロゲン原子、置換されて
いてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルコキ
シ基、ニトロ基、アルコキシカルボニルオキシ基、又は
アシル基を表すか、あるいはR3〜R5のうち、となりあ
う2つが一緒になってメチレンジオキシ基を表し;R6
及びR7は、同一若しくは異なって、水素原子、あるい
はそれぞれ置換されていてもよいアルキル基、アルケニ
ル基、又はアシル基を表し;そして、nは、0又は1を
表す〕で表されるイミダゾリン誘導体、その塩、又はそ
の水和物、あるいはそのプロドラッグを含有する抗菌剤
に関する。
【0010】なお、この式(I)で示されるイミダゾリ
ン誘導体は、特開平8−225537号、特開平8−2
59544号、又は特願平10−218841号に記載
された化合物であり、抗潰瘍効果及び/又は創傷治療効
果を有することが知られている。
ン誘導体は、特開平8−225537号、特開平8−2
59544号、又は特願平10−218841号に記載
された化合物であり、抗潰瘍効果及び/又は創傷治療効
果を有することが知られている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい態様によれば、
上記式(I)の化合物としては、R1及びR2が、同一若
しくは異なって、炭素数1〜5のアルキル基を表すか、
又はR1とR2が、一緒になって炭素数2〜6のアルキ
レン基を表し;R3、R4及びR5が、同一若しくは異な
って、水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換さ
れていてもよい炭素数1〜5のアルキル基、ハロゲン原
子で置換されていてもよい炭素数1〜5のアルコキシ
基、ニトロ基、炭素数1〜5のアルコキシカルボニルオ
キシ基、又は炭素数1〜5のアルカノイル基を表すか、
あるいはR3〜R5のうち、となりあう2つが一緒になっ
てメチレンジオキシ基を表わし;R6及びR7が、同一若
しくは異なって、水素原子、ハロゲン原子で置換されて
いてもよい炭素数1〜5のアルキル基、ハロゲン原子で
置換されていてもよい炭素数1〜5のアルカノイル基、
又はアリールカルボニル基を表し;そして、nが、0又
は1を表す化合物が、挙げられる。
上記式(I)の化合物としては、R1及びR2が、同一若
しくは異なって、炭素数1〜5のアルキル基を表すか、
又はR1とR2が、一緒になって炭素数2〜6のアルキ
レン基を表し;R3、R4及びR5が、同一若しくは異な
って、水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換さ
れていてもよい炭素数1〜5のアルキル基、ハロゲン原
子で置換されていてもよい炭素数1〜5のアルコキシ
基、ニトロ基、炭素数1〜5のアルコキシカルボニルオ
キシ基、又は炭素数1〜5のアルカノイル基を表すか、
あるいはR3〜R5のうち、となりあう2つが一緒になっ
てメチレンジオキシ基を表わし;R6及びR7が、同一若
しくは異なって、水素原子、ハロゲン原子で置換されて
いてもよい炭素数1〜5のアルキル基、ハロゲン原子で
置換されていてもよい炭素数1〜5のアルカノイル基、
又はアリールカルボニル基を表し;そして、nが、0又
は1を表す化合物が、挙げられる。
【0012】本発明の更に好ましい態様によれば、上記
式(I)の化合物としては、R1及びR2が、同一若しく
は異なって、炭素数1〜5のアルキル基を表し;R3、
R4及びR5が、同一若しくは異なって、水素原子、ハロ
ゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数
1〜5のアルキル基、ハロゲン原子で置換されていても
よい炭素数1〜5のアルコキシ基、又は炭素数1〜5の
アルコキシカルボニルオキシ基を表すか、あるいはR3
〜R5のうち、となりあう2つが一緒になってメチレン
ジオキシ基を表わし;R6及びR7が、同一若しくは異な
って、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよい
炭素数1〜5のアルキル基、又はハロゲン原子で置換さ
れていてもよい炭素数1〜5のアルカノイル基を表し、
nが、0又は1を表す化合物が、挙げられる。
式(I)の化合物としては、R1及びR2が、同一若しく
は異なって、炭素数1〜5のアルキル基を表し;R3、
R4及びR5が、同一若しくは異なって、水素原子、ハロ
ゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数
1〜5のアルキル基、ハロゲン原子で置換されていても
よい炭素数1〜5のアルコキシ基、又は炭素数1〜5の
アルコキシカルボニルオキシ基を表すか、あるいはR3
〜R5のうち、となりあう2つが一緒になってメチレン
ジオキシ基を表わし;R6及びR7が、同一若しくは異な
って、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよい
炭素数1〜5のアルキル基、又はハロゲン原子で置換さ
れていてもよい炭素数1〜5のアルカノイル基を表し、
nが、0又は1を表す化合物が、挙げられる。
【0013】本発明の抗菌剤において使用される式
(I)の化合物においては、アルキル基は、炭素数1〜
10の直鎖又は分岐鎖の飽和炭化水素基を表す。アルケ
ニル基は、炭素数2〜10の直鎖又は分岐鎖で、二重結
合1つを有する不飽和炭化水素基を表す。ハロゲン原子
としては、塩素原子、臭素原子、フッ素原子、及びヨウ
素原子が挙げられる。
(I)の化合物においては、アルキル基は、炭素数1〜
10の直鎖又は分岐鎖の飽和炭化水素基を表す。アルケ
ニル基は、炭素数2〜10の直鎖又は分岐鎖で、二重結
合1つを有する不飽和炭化水素基を表す。ハロゲン原子
としては、塩素原子、臭素原子、フッ素原子、及びヨウ
素原子が挙げられる。
【0014】「置換されていてもよい」と定義されてい
る基の置換基としては、アルキル、アルコキシ、シクロ
アルキル、アルコキシカルボニル、ハロゲン原子等を例
示することができ、なかでもハロゲン原子を挙げること
ができる。
る基の置換基としては、アルキル、アルコキシ、シクロ
アルキル、アルコキシカルボニル、ハロゲン原子等を例
示することができ、なかでもハロゲン原子を挙げること
ができる。
【0015】本発明の各化合物において、R1及びR
2は、同一若しくは異なって、アルキル基を表し、例え
はメチル、エチル、プロピル、ブチル、イソプロピル、
イソブチルのような炭素数1〜5のアルキル基を表すこ
とができ、特にメチル、及びエチルを表すことができ
る。又は、R1及びR2は、一緒になってアルキレン基を
表わし、例えばエチレン、プロピレン、ブチレン、ペン
チレンのような炭素数2〜6のアルキレン基を形成する
ことができる。なかでも、R1及びR2が、同一若しくは
異なって、炭素数1〜5のアルキル基(特にメチル、エ
チルなど)を表す化合物を本発明化合物として挙げるこ
とができる。
2は、同一若しくは異なって、アルキル基を表し、例え
はメチル、エチル、プロピル、ブチル、イソプロピル、
イソブチルのような炭素数1〜5のアルキル基を表すこ
とができ、特にメチル、及びエチルを表すことができ
る。又は、R1及びR2は、一緒になってアルキレン基を
表わし、例えばエチレン、プロピレン、ブチレン、ペン
チレンのような炭素数2〜6のアルキレン基を形成する
ことができる。なかでも、R1及びR2が、同一若しくは
異なって、炭素数1〜5のアルキル基(特にメチル、エ
チルなど)を表す化合物を本発明化合物として挙げるこ
とができる。
【0016】また、R3、R4及びR5は、同一若しくは
異なって、水素原子、ハロゲン原子、置換されていても
よいアルキル基、置換されていてもよいアルコキシ基、
ニトロ基、アルコキシカルボニルオキシ基、又はアシル
基を表すか、あるいはR3〜R5のうち、となりあう2つ
が一緒になってメチレンジオキシ基を表す。R3〜R5と
しては、例えば水素原子;ハロゲン原子(塩素、臭素、
フッ素及びヨウ素);ハロゲン原子で置換されていても
よい炭素数1〜5のアルキル基(メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、及びトリフ
ルオロメチルなど);ハロゲン原子で置換されていても
よい炭素数1〜5のアルコキシ基(メトキシ、エトキ
シ、プロピルオキシ、イソプロピルオキシ、ブチルオキ
シ、イソブチルオキシ、及びトリフルオロメトキシな
ど);ニトロ基;炭素数1〜5のアルコキシカルボニル
オキシ基(メトキシカルボニルオキシ及びエトキシカル
ボニルオキシなど);並びに炭素数1〜5のアルカノイ
ル基(アセチルなど)が挙げられる。あるいはR3〜R5
のうち、となりあう2つが一緒になってメチレンジオキ
シ基を表すものも挙げられる。これらのうちなかでもR
3〜R5としては、水素原子、ハロゲン原子(特にフッ素
原子など)、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素
数1〜5のアルキル基(特にメチル、トリフルオロメチ
ルなど)、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数
1〜5のアルコキシ基(特にメトキシなど)、及び炭素
数1〜5のアルコキシカルボニルオキシ基(特にエトキ
シカルボニルオキシなど)、あるいはR3〜R5のうち、
となりあう2つが一緒になってメチレンジオキシ基を表
すものが、特に挙げられる。
異なって、水素原子、ハロゲン原子、置換されていても
よいアルキル基、置換されていてもよいアルコキシ基、
ニトロ基、アルコキシカルボニルオキシ基、又はアシル
基を表すか、あるいはR3〜R5のうち、となりあう2つ
が一緒になってメチレンジオキシ基を表す。R3〜R5と
しては、例えば水素原子;ハロゲン原子(塩素、臭素、
フッ素及びヨウ素);ハロゲン原子で置換されていても
よい炭素数1〜5のアルキル基(メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、及びトリフ
ルオロメチルなど);ハロゲン原子で置換されていても
よい炭素数1〜5のアルコキシ基(メトキシ、エトキ
シ、プロピルオキシ、イソプロピルオキシ、ブチルオキ
シ、イソブチルオキシ、及びトリフルオロメトキシな
ど);ニトロ基;炭素数1〜5のアルコキシカルボニル
オキシ基(メトキシカルボニルオキシ及びエトキシカル
ボニルオキシなど);並びに炭素数1〜5のアルカノイ
ル基(アセチルなど)が挙げられる。あるいはR3〜R5
のうち、となりあう2つが一緒になってメチレンジオキ
シ基を表すものも挙げられる。これらのうちなかでもR
3〜R5としては、水素原子、ハロゲン原子(特にフッ素
原子など)、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素
数1〜5のアルキル基(特にメチル、トリフルオロメチ
ルなど)、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数
1〜5のアルコキシ基(特にメトキシなど)、及び炭素
数1〜5のアルコキシカルボニルオキシ基(特にエトキ
シカルボニルオキシなど)、あるいはR3〜R5のうち、
となりあう2つが一緒になってメチレンジオキシ基を表
すものが、特に挙げられる。
【0017】上記のようなR3〜R5を有する式(I)の
化合物としては、R3〜R5のいずれもが水素原子である
化合物、R3〜R5のうち2つが水素原子である化合物、
R3〜R5のうち1つが水素原子である化合物、R3〜R5
のうちいずれもが水素原子以外である化合物がある。R
3〜R5のうち2つが水素原子である化合物としては、R
3〜R5のうち残りの1つがアルコキシカルボニルオキシ
基である化合物、及びR3〜R5のうち残りの1つが置換
されていてもよいアルキル基である化合物をなかでも挙
げることができる。またR3〜R5のうち1つが水素原子
である化合物としては、R3〜R5のうち残りの2つが、
それぞれ置換されていてもよいアルキル基であるもの;
それぞれ置換されていてもよいアルコキシ基であるも
の;1つが置換されていてもよいアルキル基であり、も
う1つが置換されていてもよいアルコキシ基であるも
の;そして、1つがハロゲン原子であり、もう1つが置
換されていてもよいアルキル基であるものをなかでも挙
げることができる。また、R3〜R5のうちとなりある2
つが一緒になってメチレンジオキシ基を表すものも挙げ
ることができる。R3〜R5のうちいずれもが水素原子以
外である化合物としては、R3〜R5のいずれもが、置換
されていてもよいアルキル基又は置換されていてもよい
アルコキシ基であるものをなかでも挙げることができ
る。
化合物としては、R3〜R5のいずれもが水素原子である
化合物、R3〜R5のうち2つが水素原子である化合物、
R3〜R5のうち1つが水素原子である化合物、R3〜R5
のうちいずれもが水素原子以外である化合物がある。R
3〜R5のうち2つが水素原子である化合物としては、R
3〜R5のうち残りの1つがアルコキシカルボニルオキシ
基である化合物、及びR3〜R5のうち残りの1つが置換
されていてもよいアルキル基である化合物をなかでも挙
げることができる。またR3〜R5のうち1つが水素原子
である化合物としては、R3〜R5のうち残りの2つが、
それぞれ置換されていてもよいアルキル基であるもの;
それぞれ置換されていてもよいアルコキシ基であるも
の;1つが置換されていてもよいアルキル基であり、も
う1つが置換されていてもよいアルコキシ基であるも
の;そして、1つがハロゲン原子であり、もう1つが置
換されていてもよいアルキル基であるものをなかでも挙
げることができる。また、R3〜R5のうちとなりある2
つが一緒になってメチレンジオキシ基を表すものも挙げ
ることができる。R3〜R5のうちいずれもが水素原子以
外である化合物としては、R3〜R5のいずれもが、置換
されていてもよいアルキル基又は置換されていてもよい
アルコキシ基であるものをなかでも挙げることができ
る。
【0018】R6及びR7は、同一若しくは異なって、水
素原子、あるいはそれぞれ置換されていてもよいアルキ
ル基、アルケニル基、又はアシル基を表す。R6及びR7
の置換されていてもよいアルキル基としては、例えばメ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソ
ブチル、t−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ヘキシ
ル、イソヘキシル、ヘプチル、イソヘプチル、シクロプ
ロピルメチル、シクロプロピルエチル、メトキシメチ
ル、トリフルオロエチルを挙げることができるが、特に
メチル、エチル、t−ブチル、イソブチル、2,2,2
−トリフルオロエチルのような、ハロゲン原子で置換さ
れていてもよい炭素数1〜5のアルキル基を挙げること
ができる。置換されていてもよいアルケニル基としては
アリルを挙げることができる。さらに、置換されていて
もよいアシル基としては、ホルミル、アセチル、トリフ
ルオロアセチルのような、ハロゲン原子で置換されてい
てもよい炭素数1〜5のアルカノイル基、又はベンゾイ
ルのようなアリールカルボニル基が挙げられる。なかで
もR6及びR7としては、水素原子、ハロゲン原子で置換
されていてもよい炭素数1〜5のアルキル基、ハロゲン
原子で置換されていてもよい炭素数1〜5のアルカノイ
ル基、及びアリールカルボニル基を挙げることができ
る。R6及びR7としては、好ましくは水素原子、ハロゲ
ン原子で置換されていてもよい炭素数1〜5のアルキル
基(メチル、エチル、i−ブチル、2,2,2−トルフ
ルオロエチルなど)、及びハロゲン原子で置換されてい
てもよい炭素数1〜5のアルカノイル基(トリフルオロ
アセチルなど)を挙げることができる。
素原子、あるいはそれぞれ置換されていてもよいアルキ
ル基、アルケニル基、又はアシル基を表す。R6及びR7
の置換されていてもよいアルキル基としては、例えばメ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソ
ブチル、t−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ヘキシ
ル、イソヘキシル、ヘプチル、イソヘプチル、シクロプ
ロピルメチル、シクロプロピルエチル、メトキシメチ
ル、トリフルオロエチルを挙げることができるが、特に
メチル、エチル、t−ブチル、イソブチル、2,2,2
−トリフルオロエチルのような、ハロゲン原子で置換さ
れていてもよい炭素数1〜5のアルキル基を挙げること
ができる。置換されていてもよいアルケニル基としては
アリルを挙げることができる。さらに、置換されていて
もよいアシル基としては、ホルミル、アセチル、トリフ
ルオロアセチルのような、ハロゲン原子で置換されてい
てもよい炭素数1〜5のアルカノイル基、又はベンゾイ
ルのようなアリールカルボニル基が挙げられる。なかで
もR6及びR7としては、水素原子、ハロゲン原子で置換
されていてもよい炭素数1〜5のアルキル基、ハロゲン
原子で置換されていてもよい炭素数1〜5のアルカノイ
ル基、及びアリールカルボニル基を挙げることができ
る。R6及びR7としては、好ましくは水素原子、ハロゲ
ン原子で置換されていてもよい炭素数1〜5のアルキル
基(メチル、エチル、i−ブチル、2,2,2−トルフ
ルオロエチルなど)、及びハロゲン原子で置換されてい
てもよい炭素数1〜5のアルカノイル基(トリフルオロ
アセチルなど)を挙げることができる。
【0019】R6及びR7のうち一方が、水素原子である
場合、もう一方が、置換されていてもよいアルキル基
(特に、2,2,2−トリフルオロエチルなどのような
ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1〜5のア
ルキル基)、又は置換されていてもよいアシル基(特
に、トリフルオロアセチルのような、ハロゲン原子で置
換されていてもよい炭素数1〜5のアルカノイル基)で
ある化合物が挙げられる。またR6及びR7のうち一方
が、メチル、エチル又はイソブチルのような置換されて
いてもよいアルキル基である場合、もう一方もまた置換
されていてもよいアルキル基である化合物が挙げられ
る。
場合、もう一方が、置換されていてもよいアルキル基
(特に、2,2,2−トリフルオロエチルなどのような
ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1〜5のア
ルキル基)、又は置換されていてもよいアシル基(特
に、トリフルオロアセチルのような、ハロゲン原子で置
換されていてもよい炭素数1〜5のアルカノイル基)で
ある化合物が挙げられる。またR6及びR7のうち一方
が、メチル、エチル又はイソブチルのような置換されて
いてもよいアルキル基である場合、もう一方もまた置換
されていてもよいアルキル基である化合物が挙げられ
る。
【0020】本発明の抗菌剤に使用される式(I)の化
合物であるイミダゾリン誘導体としては、R6が、水素
原子であり、R7が、トリフルオロアセチルのようなハ
ロゲン原子で置換された炭素数1〜5のアルカノイル基
である化合物を挙げることができる。また、R1及びR2
がメチル基などの炭素数1〜5のアルキル基であり、R
3〜R5が、それぞれ水素原子であり、nが0である化合
物を特に挙げることができる。このような化合物として
は、特に2−(2−N−トリフルオロアセチルアミノベ
ンジルチオ)−5,5−ジメチルイミダゾリン−4−チ
オンを挙げることができる。
合物であるイミダゾリン誘導体としては、R6が、水素
原子であり、R7が、トリフルオロアセチルのようなハ
ロゲン原子で置換された炭素数1〜5のアルカノイル基
である化合物を挙げることができる。また、R1及びR2
がメチル基などの炭素数1〜5のアルキル基であり、R
3〜R5が、それぞれ水素原子であり、nが0である化合
物を特に挙げることができる。このような化合物として
は、特に2−(2−N−トリフルオロアセチルアミノベ
ンジルチオ)−5,5−ジメチルイミダゾリン−4−チ
オンを挙げることができる。
【0021】本発明の抗菌剤は、上記の式(I)の化合
物のほか、その塩、又はその水和物、あるいはそのプロ
ドラッグを含有することができる。
物のほか、その塩、又はその水和物、あるいはそのプロ
ドラッグを含有することができる。
【0022】式(I)の化合物又はそのプロドラッグ
は、生体内において、以下に示す式(I″)のドラッグ
に変換され、さらに式(I″′)の反応活性体に、胃壁
細胞などの酸性組織で活性化されることによってその抗
菌活性を示すと説明することができる。
は、生体内において、以下に示す式(I″)のドラッグ
に変換され、さらに式(I″′)の反応活性体に、胃壁
細胞などの酸性組織で活性化されることによってその抗
菌活性を示すと説明することができる。
【0023】
【化4】
【0024】〔式中、R1、R2、R3、R4、R5、及び
nは、式(I)と同一の定義を有する〕
nは、式(I)と同一の定義を有する〕
【0025】本明細書においては、式(I)の化合物の
プロドラッグとは、人体に投与されたときに、体内にお
いて変換されてドラッグ(I″)に変わりうる前駆物質
をいうと解釈される。
プロドラッグとは、人体に投与されたときに、体内にお
いて変換されてドラッグ(I″)に変わりうる前駆物質
をいうと解釈される。
【0026】また、式(I)の化合物の塩としては、薬
学的に許容しうる酸若しくは塩基との塩として、塩酸
塩、臭化水素酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、及びナ
トリウム塩などを挙げることができる。
学的に許容しうる酸若しくは塩基との塩として、塩酸
塩、臭化水素酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、及びナ
トリウム塩などを挙げることができる。
【0027】本発明は、また式(I′):
【0028】
【化5】
【0029】〔式中、R1及びR2は、同一若しくは異な
って、アルキル基を表すか、又はR1とR2は、一緒にな
ってアルキレン基を表し;R3、R4及びR5は、同一若
しくは異なって、水素原子、ハロゲン原子、置換されて
いてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルコキ
シ基、ニトロ基、アルコキシカルボニルオキシ基、又は
アシル基を表すか、あるいはR3〜R5のうち、となりあ
う2つが一緒になってメチレンジオキシ基を表し;R6
及びR7は、同一若しくは異なって、水素原子、あるい
はそれぞれ置換されていてもよいアルキル基、アルケニ
ル基、又はアシル基を表し;nは、0又は1を表し;そ
してR8は、置換されていてもよいアシル基、置換され
ていてもよいアルキル基、アルコキシカルボニル基、ア
ルキルスルホニル基、又はアリールスルホニル基を表
す〕で示されるイミダゾリン誘導体、その塩、又はその
水和物、あるいはそのプロドラッグを含有する抗菌剤に
も関する。このイミダゾリン誘導体もまた、ヘリコバク
ター・ピロリに対して強力な抗菌作用を有し、有用であ
る。この式(I′)の化合物においては、上述のとお
り、R1〜R7、及びnは、式(I)の化合物と同義であ
り、またR8においては、置換されていてもよいアシル
基としては、p−クロロベンゾイルのような置換されて
いてもよいアリールカルボニル基、及びアセチルのよう
なアルカノイル基が挙げられる。置換されていてもよい
アルキル基としては、例えばメチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、イソプロピル、イソブチルを挙げることが
でき、なかでもメチル又はエチルを挙げることができ
る。またその置換基としてはアルコキシカルボニル、特
にメトキシカルボニルを挙げることができ、置換されて
いるアルキル基としては、特にメトキシカルボニルメチ
ルを挙げることができる。アルコキシカルボニル基とし
ては、メトキシカルボニル及びエトキシカルボニル、特
にエトキシカルボニルを挙げることができる。アルキル
スルホニル基としては、メタンスルホニル及びエタンス
ルホニル、特にメタンスルホニルを挙げることができ
る。アリールスルホニルとしては、ベンゼンスルホニル
を挙げることができる。
って、アルキル基を表すか、又はR1とR2は、一緒にな
ってアルキレン基を表し;R3、R4及びR5は、同一若
しくは異なって、水素原子、ハロゲン原子、置換されて
いてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルコキ
シ基、ニトロ基、アルコキシカルボニルオキシ基、又は
アシル基を表すか、あるいはR3〜R5のうち、となりあ
う2つが一緒になってメチレンジオキシ基を表し;R6
及びR7は、同一若しくは異なって、水素原子、あるい
はそれぞれ置換されていてもよいアルキル基、アルケニ
ル基、又はアシル基を表し;nは、0又は1を表し;そ
してR8は、置換されていてもよいアシル基、置換され
ていてもよいアルキル基、アルコキシカルボニル基、ア
ルキルスルホニル基、又はアリールスルホニル基を表
す〕で示されるイミダゾリン誘導体、その塩、又はその
水和物、あるいはそのプロドラッグを含有する抗菌剤に
も関する。このイミダゾリン誘導体もまた、ヘリコバク
ター・ピロリに対して強力な抗菌作用を有し、有用であ
る。この式(I′)の化合物においては、上述のとお
り、R1〜R7、及びnは、式(I)の化合物と同義であ
り、またR8においては、置換されていてもよいアシル
基としては、p−クロロベンゾイルのような置換されて
いてもよいアリールカルボニル基、及びアセチルのよう
なアルカノイル基が挙げられる。置換されていてもよい
アルキル基としては、例えばメチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、イソプロピル、イソブチルを挙げることが
でき、なかでもメチル又はエチルを挙げることができ
る。またその置換基としてはアルコキシカルボニル、特
にメトキシカルボニルを挙げることができ、置換されて
いるアルキル基としては、特にメトキシカルボニルメチ
ルを挙げることができる。アルコキシカルボニル基とし
ては、メトキシカルボニル及びエトキシカルボニル、特
にエトキシカルボニルを挙げることができる。アルキル
スルホニル基としては、メタンスルホニル及びエタンス
ルホニル、特にメタンスルホニルを挙げることができ
る。アリールスルホニルとしては、ベンゼンスルホニル
を挙げることができる。
【0030】本発明の抗菌剤に含まれる上記の式(I)
の化合物は、特開平8−225537号、特開平8−2
59544号、又は特願平10−218841号に記載
された化合物であり、そこに記載の方法により製造する
ことができるが、代表的には、以下の方法で製造するこ
とができる。すなわち、式(II):
の化合物は、特開平8−225537号、特開平8−2
59544号、又は特願平10−218841号に記載
された化合物であり、そこに記載の方法により製造する
ことができるが、代表的には、以下の方法で製造するこ
とができる。すなわち、式(II):
【0031】
【化6】
【0032】〔式中、R1及びR2は、式(I)と同一の
定義を有する〕で示される2,4−ジチオヒダントイン
化合物を、式(III):
定義を有する〕で示される2,4−ジチオヒダントイン
化合物を、式(III):
【0033】
【化7】
【0034】〔式中、R3、R4、R5、R6、及びR
7は、式(I)と同一の定義を有し;そしてXは、ハロ
ゲン原子を表す〕で示される化合物と反応させることに
よって、式(I)の化合物の下位概念である、式(I−
a):
7は、式(I)と同一の定義を有し;そしてXは、ハロ
ゲン原子を表す〕で示される化合物と反応させることに
よって、式(I)の化合物の下位概念である、式(I−
a):
【0035】
【化8】
【0036】〔式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、
及びR7は、上記の定義を有する〕で示されるイミダゾ
リン誘導体を製造することができる。式(III)の化合
物の使用量は、式(II)の化合物に対して一般に1〜1
0当量であり、好ましくは2〜4当量である。
及びR7は、上記の定義を有する〕で示されるイミダゾ
リン誘導体を製造することができる。式(III)の化合
物の使用量は、式(II)の化合物に対して一般に1〜1
0当量であり、好ましくは2〜4当量である。
【0037】この反応においては、反応を進行させるた
めに塩基性物質を加えてもよく、そのような塩基性物質
としては、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリ
ウムメチラート等のアルカリ金属化合物が挙げられる。
そして、式(II)の化合物に対して、これらのアルカリ
金属化合物1〜6当量を用いるのが好ましい。また、反
応は、通常、−30〜150℃で行うが、好ましくは、
0〜120℃、さらに好ましくは0〜80℃で行う。反
応溶媒としては、メタノール、エタノール等のアルカノ
ール類、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化
炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン、ピリジン
等の芳香族類、アセトニトリル、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド等を用いるのが好ましい。
めに塩基性物質を加えてもよく、そのような塩基性物質
としては、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリ
ウムメチラート等のアルカリ金属化合物が挙げられる。
そして、式(II)の化合物に対して、これらのアルカリ
金属化合物1〜6当量を用いるのが好ましい。また、反
応は、通常、−30〜150℃で行うが、好ましくは、
0〜120℃、さらに好ましくは0〜80℃で行う。反
応溶媒としては、メタノール、エタノール等のアルカノ
ール類、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化
炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン、ピリジン
等の芳香族類、アセトニトリル、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド等を用いるのが好ましい。
【0038】また、前記第一の製造法に従って製造され
る式(I−a)のイミダゾリン誘導体を、酸化すること
により、式(I)の化合物の下位概念であり、nが1で
ある、式(I−b):
る式(I−a)のイミダゾリン誘導体を、酸化すること
により、式(I)の化合物の下位概念であり、nが1で
ある、式(I−b):
【0039】
【化9】
【0040】〔式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、
及びR7は、式(I)の定義を有する〕で示されるイミ
ダゾリン誘導体を製造することができる。この反応にお
いては、式(I−a)の化合物を、公知の酸化剤を用い
て酸化する。このような酸化剤としては、メタクロロ過
安息香酸、過酢酸、モノパーオキシフタル酸マグネシウ
ム、過酸化水素、メタ過ヨウ素酸ナトリウム等の有機又
は無機過酸化物を使用することができる。これらの酸化
剤は、式(I−a)の化合物に対して、モル比で1〜
1.5倍、好ましくは1〜1.2倍使用することができ
る。反応溶媒としては、ジクロロメタン、クロロホルム
等のハロゲン化炭化水素、エチルアルコール、メチルア
ルコール等のアルカノール類又は酢酸エチル等を用いる
ことができる。反応は、通常、−20℃〜室温で行い、
好ましくは−10〜10℃で行う。
及びR7は、式(I)の定義を有する〕で示されるイミ
ダゾリン誘導体を製造することができる。この反応にお
いては、式(I−a)の化合物を、公知の酸化剤を用い
て酸化する。このような酸化剤としては、メタクロロ過
安息香酸、過酢酸、モノパーオキシフタル酸マグネシウ
ム、過酸化水素、メタ過ヨウ素酸ナトリウム等の有機又
は無機過酸化物を使用することができる。これらの酸化
剤は、式(I−a)の化合物に対して、モル比で1〜
1.5倍、好ましくは1〜1.2倍使用することができ
る。反応溶媒としては、ジクロロメタン、クロロホルム
等のハロゲン化炭化水素、エチルアルコール、メチルア
ルコール等のアルカノール類又は酢酸エチル等を用いる
ことができる。反応は、通常、−20℃〜室温で行い、
好ましくは−10〜10℃で行う。
【0041】さらに、前記第一の製造法と同様の方法に
従って、式(II):
従って、式(II):
【0042】
【化10】
【0043】〔式中、R1及びR2は、式(I)と同一の
定義を有する〕で示される2,4−ジチオヒダントイン
化合物を、式(III′):
定義を有する〕で示される2,4−ジチオヒダントイン
化合物を、式(III′):
【0044】
【化11】
【0045】〔式中、R3、R4及びR5は、式(I)と
同一の定義を有し;Xは、ハロゲン原子を表わし;そし
てR6′及びR7′のうちの1つは、置換されていてもよ
いアシル基を表わし、残りの1つは、水素原子、アルキ
ル基、又はアルケニル基を表す〕で示される化合物と反
応させて、式(I−c):
同一の定義を有し;Xは、ハロゲン原子を表わし;そし
てR6′及びR7′のうちの1つは、置換されていてもよ
いアシル基を表わし、残りの1つは、水素原子、アルキ
ル基、又はアルケニル基を表す〕で示される化合物と反
応させて、式(I−c):
【0046】
【化12】
【0047】〔式中、R1、R2、R3、R4、R5、
R6′、及びR7′は、上記の定義を有する〕で示される
化合物を得、次いでこれを加水分解することによって、
式(I)の化合物の下位概念である、式(I−d):
R6′、及びR7′は、上記の定義を有する〕で示される
化合物を得、次いでこれを加水分解することによって、
式(I)の化合物の下位概念である、式(I−d):
【0048】
【化13】
【0049】〔式中、R1、R2、R3、R4、及びR
5は、上記の定義を有し;R9は、水素原子、アルキル
基、又はアルケニル基を表す〕で示されるイミダゾリン
誘導体を製造することができる。この式(I−c)の化
合物の加水分解反応は、触媒として、塩酸、硫酸のよう
な酸やアンモニア水、水酸化ナトリウムのようなアルカ
リを添加して行うことができる。あるいは、酵素を用い
て行ってもよい。
5は、上記の定義を有し;R9は、水素原子、アルキル
基、又はアルケニル基を表す〕で示されるイミダゾリン
誘導体を製造することができる。この式(I−c)の化
合物の加水分解反応は、触媒として、塩酸、硫酸のよう
な酸やアンモニア水、水酸化ナトリウムのようなアルカ
リを添加して行うことができる。あるいは、酵素を用い
て行ってもよい。
【0050】また上記の製造法において出発化合物とし
て使用した式(II)の化合物は、文献「ジャーナル オ
ブ アメリカン ケミカル ソサエティ(J. Am. Chem.
Soc.)」第33巻,第1973頁(1911年)、
「ジャーナル オブ アメリカン ケミカル ソサエテ
ィ(J. Am. Chem. Soc.)第65巻,第1090頁(1
943年)、「ケミッシェ ベリヒテ(Chem. Ber.)」
第95巻,第2885頁(1962年)、「ジャーナル
オブ ケミカル ソサエティ(J. Chem. Soc.)」第
681頁(1947年)、「ジャーナル オブ ケミカ
ル ソサエティ(J. Chem. Soc.)」第1598頁(1
947年)、「ジャーナル オブ ケミカル ソサエテ
ィ(J. Chem. Soc.)」第201頁(1948年)、
「ジャーナルオブ ケミカル ソサエティ(J. Chem. S
oc.)」第354頁(1950年)「ジャーナル オブ
アメリカン ケミカル ソサエティ(J. Am. Chem. S
oc.)」第75巻,第675頁(1953年)「ブレテ
ィン オブ ケミカル ソサエティ オブ フランス
(Bull. Chim. Soc. France)」第228頁(1949
年)等の文献に記載されている各種の合成法によって合
成することができる。また、式(III)及び(III′)の
化合物は、文献「ジャーナル オブ オーガニック ケ
ミストリー(J. Org. Chem.)」第49巻,第4711
頁(1984年)に記載されている合成法により合成す
ることができる。
て使用した式(II)の化合物は、文献「ジャーナル オ
ブ アメリカン ケミカル ソサエティ(J. Am. Chem.
Soc.)」第33巻,第1973頁(1911年)、
「ジャーナル オブ アメリカン ケミカル ソサエテ
ィ(J. Am. Chem. Soc.)第65巻,第1090頁(1
943年)、「ケミッシェ ベリヒテ(Chem. Ber.)」
第95巻,第2885頁(1962年)、「ジャーナル
オブ ケミカル ソサエティ(J. Chem. Soc.)」第
681頁(1947年)、「ジャーナル オブ ケミカ
ル ソサエティ(J. Chem. Soc.)」第1598頁(1
947年)、「ジャーナル オブ ケミカル ソサエテ
ィ(J. Chem. Soc.)」第201頁(1948年)、
「ジャーナルオブ ケミカル ソサエティ(J. Chem. S
oc.)」第354頁(1950年)「ジャーナル オブ
アメリカン ケミカル ソサエティ(J. Am. Chem. S
oc.)」第75巻,第675頁(1953年)「ブレテ
ィン オブ ケミカル ソサエティ オブ フランス
(Bull. Chim. Soc. France)」第228頁(1949
年)等の文献に記載されている各種の合成法によって合
成することができる。また、式(III)及び(III′)の
化合物は、文献「ジャーナル オブ オーガニック ケ
ミストリー(J. Org. Chem.)」第49巻,第4711
頁(1984年)に記載されている合成法により合成す
ることができる。
【0051】また本発明の抗菌剤に含有される式
(I′)の化合物は、特願平10−218841号に記
載された化合物であり、そこに記載の方法により製造す
ることができるが、また式(I)の化合物を、非プロト
ン性溶媒中、炭酸アルカリの存在下、室温で、化合物:
R8X(ここで、R8は、上述の定義を有し、Xは、ハロ
ゲン原子を表す)と反応させて基:R8を導入すること
によって調製することができる。
(I′)の化合物は、特願平10−218841号に記
載された化合物であり、そこに記載の方法により製造す
ることができるが、また式(I)の化合物を、非プロト
ン性溶媒中、炭酸アルカリの存在下、室温で、化合物:
R8X(ここで、R8は、上述の定義を有し、Xは、ハロ
ゲン原子を表す)と反応させて基:R8を導入すること
によって調製することができる。
【0052】本発明の抗菌剤に用いられる式(I)の化
合物、その塩、又はその水和物、あるいはそのプロドラ
ッグは、生体内において、抗菌作用、特にヘリコバクタ
ー・ピロリに代表されるヘリコバクター属菌に対する強
い抗菌活性を有するために、式(I)の化合物、その
塩、又はその水和物、あるいはそのプロドラッグを含有
する抗菌剤は、上記のようなヘリコバクター・ピロリ感
染に起因する疾患である「十二指腸潰瘍、胃潰瘍、胃炎
(慢性胃炎を含む)、胃癌など」の予防又は治療に有効
である。式(I)の化合物、その塩、又はその水和物を
含有する本発明の抗菌剤は、ヒト等の哺乳動物(例え
ば、ヒト、イヌ、ネコ、サル、ラット、マウス、ウマ、
ウシ等)に経口的又は非経口的に投与することができる
が、一般に、経口的な投与が好ましい。経口投与する場
合の剤型の例としては、例えば錠剤(糖衣錠、フィルム
コーティング錠を含む)、丸剤、顆粒剤、散剤、カプセ
ル剤(硬ゼラチンカプセル剤及び軟ゼラチンカプセル
剤)、シロップ剤、乳剤、懸濁剤等が挙げられる。ま
た、非経口投与する場合の剤型としては、例えば注射
剤、注入剤、点滴剤、坐剤等が挙げられる。
合物、その塩、又はその水和物、あるいはそのプロドラ
ッグは、生体内において、抗菌作用、特にヘリコバクタ
ー・ピロリに代表されるヘリコバクター属菌に対する強
い抗菌活性を有するために、式(I)の化合物、その
塩、又はその水和物、あるいはそのプロドラッグを含有
する抗菌剤は、上記のようなヘリコバクター・ピロリ感
染に起因する疾患である「十二指腸潰瘍、胃潰瘍、胃炎
(慢性胃炎を含む)、胃癌など」の予防又は治療に有効
である。式(I)の化合物、その塩、又はその水和物を
含有する本発明の抗菌剤は、ヒト等の哺乳動物(例え
ば、ヒト、イヌ、ネコ、サル、ラット、マウス、ウマ、
ウシ等)に経口的又は非経口的に投与することができる
が、一般に、経口的な投与が好ましい。経口投与する場
合の剤型の例としては、例えば錠剤(糖衣錠、フィルム
コーティング錠を含む)、丸剤、顆粒剤、散剤、カプセ
ル剤(硬ゼラチンカプセル剤及び軟ゼラチンカプセル
剤)、シロップ剤、乳剤、懸濁剤等が挙げられる。ま
た、非経口投与する場合の剤型としては、例えば注射
剤、注入剤、点滴剤、坐剤等が挙げられる。
【0053】本発明の抗菌剤を上記の剤型に製造する方
法としては、当該分野で一般的に用いられている公知の
製造方法を適用することができる。また、上記の剤型に
製造する場合には、必要に応じて、その剤型に製する際
に製剤分野において通常用いられる賦形剤、結合剤、崩
壊剤、滑沢剤、甘味剤、界面活性剤、懸濁化剤、乳化剤
等を適宜、適量含有させて製造することができる。例え
ば、本発明の抗菌剤を錠剤に製する場合には、賦形剤、
結合剤、崩壊剤、滑沢剤等を含有させて製造することが
でき、丸剤及び顆粒剤に製する場合には、賦形剤、結合
剤、崩壊剤等を含有させて製造することができる。ま
た、散剤及びカプセル剤に製する場合には、賦形剤等
を、シロップ剤に製する場合には、甘味剤等を、乳剤及
び懸濁剤に製する場合には、懸濁化剤、界面活性剤、乳
化剤等を含有させて製造することができる。
法としては、当該分野で一般的に用いられている公知の
製造方法を適用することができる。また、上記の剤型に
製造する場合には、必要に応じて、その剤型に製する際
に製剤分野において通常用いられる賦形剤、結合剤、崩
壊剤、滑沢剤、甘味剤、界面活性剤、懸濁化剤、乳化剤
等を適宜、適量含有させて製造することができる。例え
ば、本発明の抗菌剤を錠剤に製する場合には、賦形剤、
結合剤、崩壊剤、滑沢剤等を含有させて製造することが
でき、丸剤及び顆粒剤に製する場合には、賦形剤、結合
剤、崩壊剤等を含有させて製造することができる。ま
た、散剤及びカプセル剤に製する場合には、賦形剤等
を、シロップ剤に製する場合には、甘味剤等を、乳剤及
び懸濁剤に製する場合には、懸濁化剤、界面活性剤、乳
化剤等を含有させて製造することができる。
【0054】賦形剤の例としては、乳糖、白糖、ブドウ
糖、でんぷん、蔗糖、微結晶セルロース、カンゾウ末、
マンニトール、炭酸水素ナトリウム、リン酸カルシウ
ム、硫酸カルシウム等が挙げられる。結合剤の例として
は、5〜10重量%デンプンのり液、10〜20重量%
アラビアゴム液又はゼラチン液、1〜5重量%トラガン
ト液、カルボキシメチルセルロース液、アルギン酸ナト
リウム液、グリセリン等が挙げられる。崩壊剤の例とし
ては、でんぷん、炭酸カルシウム等が挙げられる。滑沢
剤の例としては、ステアリン酸マグネシウム、ステアリ
ン酸、ステアリン酸カルシウム、精製タルク等が挙げら
れる。甘味剤の例としては、ブドウ糖、果糖、転化糖、
ソルビトール、キシリトール、グリセリン、単シロツプ
等が挙げられる。界面活性剤の例としては、ラウリル硫
酸ナトリウム、ポリソルベート80、ソルビタンモノ脂
肪酸エステル、ステアリン酸ポリオキシル40等が挙げ
られる。懸濁化剤の例としては、アラビアゴム、アルギ
ン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、メチルセルロース、ベントナイト等が挙げられる。
乳化剤の例としては、アラビアゴム、トラガント、ゼラ
チン、ポリソルベート80等が挙げられる。
糖、でんぷん、蔗糖、微結晶セルロース、カンゾウ末、
マンニトール、炭酸水素ナトリウム、リン酸カルシウ
ム、硫酸カルシウム等が挙げられる。結合剤の例として
は、5〜10重量%デンプンのり液、10〜20重量%
アラビアゴム液又はゼラチン液、1〜5重量%トラガン
ト液、カルボキシメチルセルロース液、アルギン酸ナト
リウム液、グリセリン等が挙げられる。崩壊剤の例とし
ては、でんぷん、炭酸カルシウム等が挙げられる。滑沢
剤の例としては、ステアリン酸マグネシウム、ステアリ
ン酸、ステアリン酸カルシウム、精製タルク等が挙げら
れる。甘味剤の例としては、ブドウ糖、果糖、転化糖、
ソルビトール、キシリトール、グリセリン、単シロツプ
等が挙げられる。界面活性剤の例としては、ラウリル硫
酸ナトリウム、ポリソルベート80、ソルビタンモノ脂
肪酸エステル、ステアリン酸ポリオキシル40等が挙げ
られる。懸濁化剤の例としては、アラビアゴム、アルギ
ン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、メチルセルロース、ベントナイト等が挙げられる。
乳化剤の例としては、アラビアゴム、トラガント、ゼラ
チン、ポリソルベート80等が挙げられる。
【0055】また、注射剤を調製する場合には、必要に
より主薬にpH調整剤、緩衝剤、安定化剤、可溶化剤など
を添加し、常法により皮下、筋肉内、静脈内用注射剤と
する。
より主薬にpH調整剤、緩衝剤、安定化剤、可溶化剤など
を添加し、常法により皮下、筋肉内、静脈内用注射剤と
する。
【0056】本発明の抗菌剤は、安定かつ低毒性であ
り、安全に使用することができる。その1日の投与量
は、患者の重症度、年齢、体重、投与経路等によって異
なるが、ヘリコバクター・ピロリ感染に起因する胃潰瘍
などの疾患の患者に対して経口投与する場合には、成人
(体重約60kg)1日当たりの投与量は、有効成分であ
る式(I)の化合物として、1mg〜5gの範囲であり、
約3mg〜1gが好ましい。これを1日当り1〜数回に分
けて投与する。上記の投与量の範囲では、毒性は見られ
ない。また、非経口投与する場合には、成人(体重約6
0kg)1日当たりの投与量は、有効成分である式(I)
の化合物として、1mg〜5gの範囲であり、約3mg〜1
gが好ましい。これを1日当り1〜数回に分けて投与す
る。
り、安全に使用することができる。その1日の投与量
は、患者の重症度、年齢、体重、投与経路等によって異
なるが、ヘリコバクター・ピロリ感染に起因する胃潰瘍
などの疾患の患者に対して経口投与する場合には、成人
(体重約60kg)1日当たりの投与量は、有効成分であ
る式(I)の化合物として、1mg〜5gの範囲であり、
約3mg〜1gが好ましい。これを1日当り1〜数回に分
けて投与する。上記の投与量の範囲では、毒性は見られ
ない。また、非経口投与する場合には、成人(体重約6
0kg)1日当たりの投与量は、有効成分である式(I)
の化合物として、1mg〜5gの範囲であり、約3mg〜1
gが好ましい。これを1日当り1〜数回に分けて投与す
る。
【0057】
【実施例】以下に、本発明の抗菌剤に含有される式
(I)の化合物の合成法を示した実施例、その抗菌活性
を示した試験例、及びその製剤例を挙げて、本発明を具
体的に説明するが、本発明は、これらの実施例の記載に
より限定されるものではない。
(I)の化合物の合成法を示した実施例、その抗菌活性
を示した試験例、及びその製剤例を挙げて、本発明を具
体的に説明するが、本発明は、これらの実施例の記載に
より限定されるものではない。
【0058】実施例12−(2−N−トリフルオロアセチルアミノベンジルチ
オ)−5,5−ジメチルイミダゾリン−4−チオンの合
成 5,5−ジメチル−2,4−ジチオヒダントイン10
g、及び2−N−トリフルオロアセチルアミノベンジル
ブロミド17.6gを、クロロホルム200mlに溶解
し、室温で一晩撹拌しながら反応させた。反応後、析出
した結晶を濾取し、得られた結晶にクロロホルム200
mlと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液200mlを加えて洗
浄した。次に硫酸マグネシウムを用いて有機溶媒層を脱
水し、減圧下で濃縮乾固した。得られた残渣を、ジクロ
ロメタン−石油エーテルから結晶化することによって、
目的化合物である2−(2−N−トリフルオロアセチル
アミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイミダゾリン
−4−チオンを針状結晶として得た(収量:16.4
g、収率:73%、融点:174〜176℃)。以下に
得られた化合物の1H−NMRの結果を示す。
オ)−5,5−ジメチルイミダゾリン−4−チオンの合
成 5,5−ジメチル−2,4−ジチオヒダントイン10
g、及び2−N−トリフルオロアセチルアミノベンジル
ブロミド17.6gを、クロロホルム200mlに溶解
し、室温で一晩撹拌しながら反応させた。反応後、析出
した結晶を濾取し、得られた結晶にクロロホルム200
mlと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液200mlを加えて洗
浄した。次に硫酸マグネシウムを用いて有機溶媒層を脱
水し、減圧下で濃縮乾固した。得られた残渣を、ジクロ
ロメタン−石油エーテルから結晶化することによって、
目的化合物である2−(2−N−トリフルオロアセチル
アミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイミダゾリン
−4−チオンを針状結晶として得た(収量:16.4
g、収率:73%、融点:174〜176℃)。以下に
得られた化合物の1H−NMRの結果を示す。
【0059】 1H-NMR (CDCl3 , δ, ppm, TMS)1.35 (6H,
s,-CH3×2), 4.20 (2H,s,-CH2-Ar), 7.10〜7.80 (4H,m,
Ar)
s,-CH3×2), 4.20 (2H,s,-CH2-Ar), 7.10〜7.80 (4H,m,
Ar)
【0060】実施例22−(2−N−トリフルオロアセチルアミノベンジルス
ルフィニル)−5,5−ジメチルイミダゾリン−4−チ
オンの合成 実施例1で調製した2−(2−N−トリフルオロアセチ
ルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイミダゾリ
ン−4−チオン1.5gをクロロホルム50mlに溶解
し、氷冷撹拌下でメタクロロ過安息香酸(純度80%)
0.99gを少量ずつ加え、そのまま30分間撹拌しな
がら反応させた。こうして得られた反応溶液を、まず飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液を用いて洗浄し、続いて水
で洗浄した後、硫酸マグネシウムを用いて脱水し、濃縮
乾固した。得られた残渣を、シリカゲルクロマトグラフ
ィー〔展開溶媒:メタノール/クロロホルム(1:10
0)〕にて精製し、ジエチルエーテルから結晶化して、
目的化合物である2−(2−N−トリフルオロアセチル
アミノベンジルスルフィニル)−5,5−ジメチルイミ
ダゾリン−4−チオンを黄色の針状結晶として得た(収
量:0.96g、収率:61.2%、融点:136〜1
37℃)。以下に得られた化合物の1H−NMRの結果
を示す。
ルフィニル)−5,5−ジメチルイミダゾリン−4−チ
オンの合成 実施例1で調製した2−(2−N−トリフルオロアセチ
ルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイミダゾリ
ン−4−チオン1.5gをクロロホルム50mlに溶解
し、氷冷撹拌下でメタクロロ過安息香酸(純度80%)
0.99gを少量ずつ加え、そのまま30分間撹拌しな
がら反応させた。こうして得られた反応溶液を、まず飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液を用いて洗浄し、続いて水
で洗浄した後、硫酸マグネシウムを用いて脱水し、濃縮
乾固した。得られた残渣を、シリカゲルクロマトグラフ
ィー〔展開溶媒:メタノール/クロロホルム(1:10
0)〕にて精製し、ジエチルエーテルから結晶化して、
目的化合物である2−(2−N−トリフルオロアセチル
アミノベンジルスルフィニル)−5,5−ジメチルイミ
ダゾリン−4−チオンを黄色の針状結晶として得た(収
量:0.96g、収率:61.2%、融点:136〜1
37℃)。以下に得られた化合物の1H−NMRの結果
を示す。
【0061】1H-NMR (CDCl3,δ, ppm, TMS)1.32 (6H,s,
-CH3×2), 4.08 (2H,s,-CH2-Ar), 7.10〜7.80 (4H,m,A
r)
-CH3×2), 4.08 (2H,s,-CH2-Ar), 7.10〜7.80 (4H,m,A
r)
【0062】実施例32−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィニル)−
5,5−ジメチルイミダゾリン−4−チオンの合成 実施例1において、2−N−トリフルオロアセチルアミ
ノベンジルブロミドの替わりに、2−ジメチルアミノベ
ンジルクロリド・塩酸塩を用いる以外は同様に処理を行
って、2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−5,
5−ジメチルイミダゾリン−4−チオンを合成した。次
いで、得られた2−(2−ジメチルアミノベンジルチ
オ)−5,5−ジメチルイミダゾリン−4−チオン10
gをクロロホルム200mlに溶解し、氷冷撹拌下でメタ
クロロ過安息香酸(純度80%)8.1gを少量ずつ加
え、そのまま1時間撹拌しながら反応させた。こうして
得られた反応溶液を、まず飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液を用いて洗浄し、続いて水で洗浄した後、硫酸マグネ
シウムを用いて脱水し、濃縮乾固した。得られた残渣
を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー〔展開溶媒:
メタノール/クロロホルム(1:100)〕にて精製
し、ジエチルエーテルから結晶化して、目的化合物であ
る2−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィニル)−
5,5−ジメチルイミダゾリン−4−チオンを黄色の針
状結晶として得た(収量:7.6g、収率:72.3
%、融点:103〜106℃)。以下に得られた化合物
の1H−NMRの結果を示す。
5,5−ジメチルイミダゾリン−4−チオンの合成 実施例1において、2−N−トリフルオロアセチルアミ
ノベンジルブロミドの替わりに、2−ジメチルアミノベ
ンジルクロリド・塩酸塩を用いる以外は同様に処理を行
って、2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−5,
5−ジメチルイミダゾリン−4−チオンを合成した。次
いで、得られた2−(2−ジメチルアミノベンジルチ
オ)−5,5−ジメチルイミダゾリン−4−チオン10
gをクロロホルム200mlに溶解し、氷冷撹拌下でメタ
クロロ過安息香酸(純度80%)8.1gを少量ずつ加
え、そのまま1時間撹拌しながら反応させた。こうして
得られた反応溶液を、まず飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液を用いて洗浄し、続いて水で洗浄した後、硫酸マグネ
シウムを用いて脱水し、濃縮乾固した。得られた残渣
を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー〔展開溶媒:
メタノール/クロロホルム(1:100)〕にて精製
し、ジエチルエーテルから結晶化して、目的化合物であ
る2−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィニル)−
5,5−ジメチルイミダゾリン−4−チオンを黄色の針
状結晶として得た(収量:7.6g、収率:72.3
%、融点:103〜106℃)。以下に得られた化合物
の1H−NMRの結果を示す。
【0063】1H-NMR (CDCl3,δ, ppm, TMS)1.45 (6H,s,
-CH3×2), 2.71 {(6H,s,-N(CH3)2}, 4.45 (2H,s,-CH2 -
Ar), 7.07〜7.50 (4H,m,Ar), 7.80 (1H,br s,NH)
-CH3×2), 2.71 {(6H,s,-N(CH3)2}, 4.45 (2H,s,-CH2 -
Ar), 7.07〜7.50 (4H,m,Ar), 7.80 (1H,br s,NH)
【0064】以下に示す実施例4〜20についても、前
記の実施例1〜2と同様にして、それぞれ対応する出発
化合物から目的とする化合物を合成した。得られた化合
物の収率、融点、1H−NMRの結果を示す。
記の実施例1〜2と同様にして、それぞれ対応する出発
化合物から目的とする化合物を合成した。得られた化合
物の収率、融点、1H−NMRの結果を示す。
【0065】実施例42−(2−N−イソブチル−N−メチルアミノベンジル
スルフィニル)−5,5−ジメチルイミダゾリン−4−
チオンの合成 収率:60.1%、融点:99〜101℃1 H-NMR (CDCl3,δ, ppm, TMS)0.95 {6H,d,-CH(CH3)2},
1.47 (6H,s,-CH3×2), 2.67 (5H,m,-NCH3 +-NCH2-),4.5
7 (2H,s,-CH2 -Ar), 6.83〜7.67 (4H,m,Ar), 9.23 (1H,
br s,NH)
スルフィニル)−5,5−ジメチルイミダゾリン−4−
チオンの合成 収率:60.1%、融点:99〜101℃1 H-NMR (CDCl3,δ, ppm, TMS)0.95 {6H,d,-CH(CH3)2},
1.47 (6H,s,-CH3×2), 2.67 (5H,m,-NCH3 +-NCH2-),4.5
7 (2H,s,-CH2 -Ar), 6.83〜7.67 (4H,m,Ar), 9.23 (1H,
br s,NH)
【0066】実施例52−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィニル)−
5,5−ジエチルイミダゾリン−4−チオンの合成 収率:72.1%、融点:90〜91℃1 H-NMR (CDCl3,δ, ppm, TMS)0.73 {(6H,s,-CH2 CH3 ×
2}, 1.43〜2.03(4H,m,-CH2 CH3×2), 2.72 {6H,s,-N(C
H3)2}, 4.46 (2H,s,-CH2-Ar), 7.06〜7.59 (4H,m,Ar)
5,5−ジエチルイミダゾリン−4−チオンの合成 収率:72.1%、融点:90〜91℃1 H-NMR (CDCl3,δ, ppm, TMS)0.73 {(6H,s,-CH2 CH3 ×
2}, 1.43〜2.03(4H,m,-CH2 CH3×2), 2.72 {6H,s,-N(C
H3)2}, 4.46 (2H,s,-CH2-Ar), 7.06〜7.59 (4H,m,Ar)
【0067】実施例62−〔2−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ア
ミノベンジルスルフィニル〕−5,5−ジメチルイミダ
ゾリン−4−チオンの合成 収率:67.5%、融点:90〜92℃1 H-NMR (CDCl3,δ, ppm, TMS)1.44 (6H,s,-CH3×2), 3.
88 (2H,q,-CH2CF3), 4.47 (2H,s,-CH2-Ar), 6.63〜7.23
(4H,m,Ar)
ミノベンジルスルフィニル〕−5,5−ジメチルイミダ
ゾリン−4−チオンの合成 収率:67.5%、融点:90〜92℃1 H-NMR (CDCl3,δ, ppm, TMS)1.44 (6H,s,-CH3×2), 3.
88 (2H,q,-CH2CF3), 4.47 (2H,s,-CH2-Ar), 6.63〜7.23
(4H,m,Ar)
【0068】実施例72−(2−N−エチル−N−メチルアミノベンジルスル
フィニル)−5,5−ジメチルイミダゾリン−4−チオ
ンの合成 収率:82.3%、融点:87〜89℃1 H-NMR (CDCl3,δ, ppm, TMS)1.12 (3H,t,-NCH2 CH3 ),
1.47 (6H,s,-CH3×2), 2.68 (3H,s,-NCH3), 2.95 (2H,
q,-NCH2 CH3), 4.47 (2H,s,-CH2-Ar), 6.93〜7.60 (4H,
m,Ar), 10.78 (1H,br s,NH)
フィニル)−5,5−ジメチルイミダゾリン−4−チオ
ンの合成 収率:82.3%、融点:87〜89℃1 H-NMR (CDCl3,δ, ppm, TMS)1.12 (3H,t,-NCH2 CH3 ),
1.47 (6H,s,-CH3×2), 2.68 (3H,s,-NCH3), 2.95 (2H,
q,-NCH2 CH3), 4.47 (2H,s,-CH2-Ar), 6.93〜7.60 (4H,
m,Ar), 10.78 (1H,br s,NH)
【0069】実施例82−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィニル)−5
−エチル−5−メチルイミダゾリン−4−チオンの合成 収率:85.7%、融点:79〜82℃1 H-NMR (CDCl3,δ, ppm, TMS)0.73 (3H,t,-CH2 CH3 ), 1.
45 (3H,s,-CH3), 1.53 (2H,q,-CH2 CH3), 2.73 {6H,s,-N
(CH3)2}, 4.50 (2H,s,-CH2-Ar), 6.83〜7.63 (4H,m,A
r), 10.23 (1H,br s,NH)
−エチル−5−メチルイミダゾリン−4−チオンの合成 収率:85.7%、融点:79〜82℃1 H-NMR (CDCl3,δ, ppm, TMS)0.73 (3H,t,-CH2 CH3 ), 1.
45 (3H,s,-CH3), 1.53 (2H,q,-CH2 CH3), 2.73 {6H,s,-N
(CH3)2}, 4.50 (2H,s,-CH2-Ar), 6.83〜7.63 (4H,m,A
r), 10.23 (1H,br s,NH)
【0070】実施例92−(4−トリフルオロメチル−2−N−トリフルオロ
アセチルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイミ
ダゾリン−4−チオンの合成 収率:34.0%、融点:192〜194℃1 H-NMR(CDCl3,δ, ppm, TMS)1.23(6H, s, -CH3×2),
4.43(2H, s, -CH2 -Ar), 7.50-7.83(3H, m, Ar)
アセチルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイミ
ダゾリン−4−チオンの合成 収率:34.0%、融点:192〜194℃1 H-NMR(CDCl3,δ, ppm, TMS)1.23(6H, s, -CH3×2),
4.43(2H, s, -CH2 -Ar), 7.50-7.83(3H, m, Ar)
【0071】実施例102−(4−エトキシカルボニルオキシ−2−N−トリフ
ルオロアセチルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチ
ルイミダゾリン−4−チオンの合成 収率:41.2%、融点:110〜112℃1 H-NMR(CDCl3,δ, ppm, TMS)1.36(3H, t, -OCH2 CH3 ),
1.37(6H, s, -CH3×2), 4.11(2H, s, -CH3 -Ar), 4.24(2
H, q, -OCH2 CH3), 6.88-7.47(3H, m, Ar)
ルオロアセチルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチ
ルイミダゾリン−4−チオンの合成 収率:41.2%、融点:110〜112℃1 H-NMR(CDCl3,δ, ppm, TMS)1.36(3H, t, -OCH2 CH3 ),
1.37(6H, s, -CH3×2), 4.11(2H, s, -CH3 -Ar), 4.24(2
H, q, -OCH2 CH3), 6.88-7.47(3H, m, Ar)
【0072】実施例112−(4,5−ジメトキシ−2−N−トリフルオロアセ
チルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイミダゾ
リン−4−チオンの合成 収率:87.4%、融点:166〜169℃1 H-NMR(CDCl3,δ, ppm, TMS)1.44(6H, s, -CH3×2), 3.
87(6H, s, -OCH3×2), 4.17(2H, s, -CH2 -Ar), 6.76(1
H, s, Ar), 7.03(1H, s, Ar), 10.23(1H, br.s, -NHCOC
F3)
チルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイミダゾ
リン−4−チオンの合成 収率:87.4%、融点:166〜169℃1 H-NMR(CDCl3,δ, ppm, TMS)1.44(6H, s, -CH3×2), 3.
87(6H, s, -OCH3×2), 4.17(2H, s, -CH2 -Ar), 6.76(1
H, s, Ar), 7.03(1H, s, Ar), 10.23(1H, br.s, -NHCOC
F3)
【0073】実施例122−(5−フルオロ−4−メチル−2−N−トリフルオ
ロアセチルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイ
ミダゾリン−4−チオンの合成 収率:82.2%、融点:190〜193℃1 H-NMR(CDCl3+DMSO-d6,δ, ppm, TMS)1.33(6H, s, -CH3
×2), 2.20(3H, d, CH3 -Ar), 4.08(2H, s, -CH2 -Ar),
6.94(1H, d, Ar), 7.25(1H, dd, Ar)
ロアセチルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイ
ミダゾリン−4−チオンの合成 収率:82.2%、融点:190〜193℃1 H-NMR(CDCl3+DMSO-d6,δ, ppm, TMS)1.33(6H, s, -CH3
×2), 2.20(3H, d, CH3 -Ar), 4.08(2H, s, -CH2 -Ar),
6.94(1H, d, Ar), 7.25(1H, dd, Ar)
【0074】実施例132−(3,5−ジメチル−2−N−トリフルオロアセチ
ルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイミダゾリ
ン−4−チオンの合成 収率:35.0%、融点:142〜143.5℃1 H-NMR(CDCl3,δ, ppm, TMS)1.33(6H, s, -CH3×2), 2.
13(3H, s, CH3 -Ar), 2.21(3H, s, CH3 -Ar), 4.06(2H,
s, -CH2 -Ar), 6.85(2H, s, Ar)
ルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイミダゾリ
ン−4−チオンの合成 収率:35.0%、融点:142〜143.5℃1 H-NMR(CDCl3,δ, ppm, TMS)1.33(6H, s, -CH3×2), 2.
13(3H, s, CH3 -Ar), 2.21(3H, s, CH3 -Ar), 4.06(2H,
s, -CH2 -Ar), 6.85(2H, s, Ar)
【0075】実施例142−(4−フルオロ−3−メチル−2−N−トリフルオ
ロアセチルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイ
ミダゾリン−4−チオンの合成 収率:52.2%、融点:108〜112℃1 H-NMR(CDCl3,δ, ppm, TMS)1.37(6H, s, -CH3×2), 2.
08(3H, d, CH3 -Ar), 4.10(2H, s, -CH2 -Ar), 6.77-7.23
(2H, m, Ar), 10.07(1H, br.s, -NH)
ロアセチルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイ
ミダゾリン−4−チオンの合成 収率:52.2%、融点:108〜112℃1 H-NMR(CDCl3,δ, ppm, TMS)1.37(6H, s, -CH3×2), 2.
08(3H, d, CH3 -Ar), 4.10(2H, s, -CH2 -Ar), 6.77-7.23
(2H, m, Ar), 10.07(1H, br.s, -NH)
【0076】実施例152−(4−フルオロ−5−メチル−2−N−トリフルオ
ロアセチルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイ
ミダゾリン−4−チオンの合成 収率:57.2%、融点:191〜193℃1 H-NMR(CDCl3+DMSO-d6,δ, ppm, TMS)1.34(6H, s, -CH3
×2), 2.19(3H, d, CH3 -Ar), 4.06(2H, s, -CH2 -Ar),
7.02(1H, s, Ar), 7.19(1H, d, Ar)
ロアセチルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイ
ミダゾリン−4−チオンの合成 収率:57.2%、融点:191〜193℃1 H-NMR(CDCl3+DMSO-d6,δ, ppm, TMS)1.34(6H, s, -CH3
×2), 2.19(3H, d, CH3 -Ar), 4.06(2H, s, -CH2 -Ar),
7.02(1H, s, Ar), 7.19(1H, d, Ar)
【0077】実施例162−(5−メトキシ−3−メチル−2−N−トリフルオ
ロアセチルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイ
ミダゾリン−4−チオンの合成 収率:73.9%、融点:151〜152℃1 H-NMR(CDCl3,δ, ppm, TMS)1.33(6H, s, -CH3×2), 2.
15(3H, s, CH3 -Ar), 3.68(3H, s, CH3 O-Ar), 4.05(2H,
s, -CH2 -Ar), 6.58(2H, s, Ar), 10.15(1H, br.s, -NH)
ロアセチルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイ
ミダゾリン−4−チオンの合成 収率:73.9%、融点:151〜152℃1 H-NMR(CDCl3,δ, ppm, TMS)1.33(6H, s, -CH3×2), 2.
15(3H, s, CH3 -Ar), 3.68(3H, s, CH3 O-Ar), 4.05(2H,
s, -CH2 -Ar), 6.58(2H, s, Ar), 10.15(1H, br.s, -NH)
【0078】実施例172−(4,6−ジメトキシ−2−N−トリフルオロアセ
チルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイミダゾ
リン−4−チオンの合成 収率:48.7%、融点:153〜154℃1 H-NMR(CDCl3+CD3OD,δ, ppm, TMS)1.38(6H, s, -CH3×
2), 3.75(3H, s, −OCH3),
3.82(3H, s, −OCH3), 4.10
(2H,s, −CH2 −Ar), 6.33(1H,
d, Ar), 6.72(1H, d, Ar)
チルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイミダゾ
リン−4−チオンの合成 収率:48.7%、融点:153〜154℃1 H-NMR(CDCl3+CD3OD,δ, ppm, TMS)1.38(6H, s, -CH3×
2), 3.75(3H, s, −OCH3),
3.82(3H, s, −OCH3), 4.10
(2H,s, −CH2 −Ar), 6.33(1H,
d, Ar), 6.72(1H, d, Ar)
【0079】実施例182−(5−フルオロ−3−メチル−2−N−トリフルオ
ロアセチルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイ
ミダゾリン−4−チオンの合成 収率:87.6%、融点:168〜169℃1 H−NMR(CDCl3,δ, ppm, TMS)1.33(6H, s,
-CH3×2), 2.17(3H, d, CH3 -Ar), 4.17(2H, s, -CH2 -A
r), 6.71(1H, s, Ar), 6.86(1H, s, Ar), 9.76(1H, s,
-NH)
ロアセチルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイ
ミダゾリン−4−チオンの合成 収率:87.6%、融点:168〜169℃1 H−NMR(CDCl3,δ, ppm, TMS)1.33(6H, s,
-CH3×2), 2.17(3H, d, CH3 -Ar), 4.17(2H, s, -CH2 -A
r), 6.71(1H, s, Ar), 6.86(1H, s, Ar), 9.76(1H, s,
-NH)
【0080】実施例192−(4,5−メチレンジオキシ−2−N−トリフルオ
ロアセチルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイ
ミダゾリン−4−チオンの合成 収率:55.3%、融点:169〜170℃1 H-NMR(CDCl3+DMSO-d6,δ, ppm, TMS)1.33(6H, s, -CH3
×2), 4.04(2H, s, -CH2 -Ar), 5.87(2H, s, -O-CH2-O
-), 6.70(1H, s, Ar), 6.82(1H, s, Ar)
ロアセチルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイ
ミダゾリン−4−チオンの合成 収率:55.3%、融点:169〜170℃1 H-NMR(CDCl3+DMSO-d6,δ, ppm, TMS)1.33(6H, s, -CH3
×2), 4.04(2H, s, -CH2 -Ar), 5.87(2H, s, -O-CH2-O
-), 6.70(1H, s, Ar), 6.82(1H, s, Ar)
【0081】実施例202−(5−メトキシ−4,6−ジメチル−2−N−トリ
フルオロアセチルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメ
チルイミダゾリン−4−チオンの合成 収率:45.1%、融点:179.5〜180.5℃1 H-NMR(CDCl3,δ, ppm, TMS)1.38(6H, s, -CH3×2), 2.
22(3H, s, CH3 -Ar), 2.25(3H, s, CH3 -Ar), 3.63(3H,
s, CH3 O-Ar), 4.15(2H, s, -CH2 -Ar), 7.06-7.20(1H,
m, Ar)
フルオロアセチルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメ
チルイミダゾリン−4−チオンの合成 収率:45.1%、融点:179.5〜180.5℃1 H-NMR(CDCl3,δ, ppm, TMS)1.38(6H, s, -CH3×2), 2.
22(3H, s, CH3 -Ar), 2.25(3H, s, CH3 -Ar), 3.63(3H,
s, CH3 O-Ar), 4.15(2H, s, -CH2 -Ar), 7.06-7.20(1H,
m, Ar)
【0082】試験例1 試験動物としてスナネズミ(MON/Jms/GbsSL
C、雄、5週齢)を選び、18時間絶食させた後、ヘリ
コバクター・ピロリATCC43504株をスナネズミ
1匹当たり2×108CFU胃内に経口投与することに
よって、ヘリコバクター・ピロリ胃感染動物を作製し
た。スナネズミには、感染後4週間後から、式(I)の
化合物及び2%炭酸水素ナトリウムを含む1%ポリソル
ベート80懸濁液を、それぞれ式(I)の化合物の投与
量が10mg/Kg/日又は30mg/Kg/日の割合となるよう
に、7日間経口投与した。比較群には、ヘリコバクター
・ピロリ除菌剤として知られているクラリスロマイシ
ン、又はヘリコバクター・ピロリ除菌作用を有する抗潰
瘍剤オメプラゾールを同様に投与した。無治療群のスナ
ネズミには、2%炭酸水素ナトリウムを含む1%ポリソ
ルベート80懸濁液を体重100g当たり1ml経口投与
した。薬物投与終了後18時間絶食させたスナネズミの
胃を摘出し、PBS溶液を用いてホモゲナイザーにより
ホモジネートとし、ホモジネートをヘリコバクター・ピ
ロリ選択培地で7日間培養し、胃内のヘリコバクター・
ピロリのCFUを測定した。その結果を以下に示す。
C、雄、5週齢)を選び、18時間絶食させた後、ヘリ
コバクター・ピロリATCC43504株をスナネズミ
1匹当たり2×108CFU胃内に経口投与することに
よって、ヘリコバクター・ピロリ胃感染動物を作製し
た。スナネズミには、感染後4週間後から、式(I)の
化合物及び2%炭酸水素ナトリウムを含む1%ポリソル
ベート80懸濁液を、それぞれ式(I)の化合物の投与
量が10mg/Kg/日又は30mg/Kg/日の割合となるよう
に、7日間経口投与した。比較群には、ヘリコバクター
・ピロリ除菌剤として知られているクラリスロマイシ
ン、又はヘリコバクター・ピロリ除菌作用を有する抗潰
瘍剤オメプラゾールを同様に投与した。無治療群のスナ
ネズミには、2%炭酸水素ナトリウムを含む1%ポリソ
ルベート80懸濁液を体重100g当たり1ml経口投与
した。薬物投与終了後18時間絶食させたスナネズミの
胃を摘出し、PBS溶液を用いてホモゲナイザーにより
ホモジネートとし、ホモジネートをヘリコバクター・ピ
ロリ選択培地で7日間培養し、胃内のヘリコバクター・
ピロリのCFUを測定した。その結果を以下に示す。
【0083】
【表1】
【0084】上記に示したように、ヘリコバクター・ピ
ロリを感染させたスナネズミの胃内のヘリコバクター・
ピロリのCFUは、無治療群では9.7×104CFU
/胃(1群6匹の平均値)であったのに対し、オメプラ
ゾール10mg/Kg/日及び30mg/Kg/日投与群では、1群
6匹の平均CFU値は、それぞれ3.6×104及び
1.1×104CFU/胃であった。一方、代表的な式
(I)の化合物である2−(2−N−トリフルオロアセ
チルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイミダゾ
リン−4−チオンの10mg/Kg/日及び30mg/Kg/日投与
群においては、CFU値は、それぞれ3.3×103及
び0.0CFU/胃であった。また、この作用はヘリコ
バクター・ピロリ除菌剤として知られているクラリスロ
マイシン及びアモキシシリンと同程度の作用であった。
この結果により、胃に感染したヘリコバクター・ピロリ
は、式(I)の化合物を投与することにより効果的に除
菌することができ、式(I)の化合物は、ヘリコバクタ
ー・ピロリ除菌剤として知られているクラリスロマイシ
ン及びアモキシシリンや、ヘリコバクター・ピロリ除菌
作用を有することが知られているオメプラゾールよりも
有効であることが認められた。
ロリを感染させたスナネズミの胃内のヘリコバクター・
ピロリのCFUは、無治療群では9.7×104CFU
/胃(1群6匹の平均値)であったのに対し、オメプラ
ゾール10mg/Kg/日及び30mg/Kg/日投与群では、1群
6匹の平均CFU値は、それぞれ3.6×104及び
1.1×104CFU/胃であった。一方、代表的な式
(I)の化合物である2−(2−N−トリフルオロアセ
チルアミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイミダゾ
リン−4−チオンの10mg/Kg/日及び30mg/Kg/日投与
群においては、CFU値は、それぞれ3.3×103及
び0.0CFU/胃であった。また、この作用はヘリコ
バクター・ピロリ除菌剤として知られているクラリスロ
マイシン及びアモキシシリンと同程度の作用であった。
この結果により、胃に感染したヘリコバクター・ピロリ
は、式(I)の化合物を投与することにより効果的に除
菌することができ、式(I)の化合物は、ヘリコバクタ
ー・ピロリ除菌剤として知られているクラリスロマイシ
ン及びアモキシシリンや、ヘリコバクター・ピロリ除菌
作用を有することが知られているオメプラゾールよりも
有効であることが認められた。
【0085】以下の製剤例では、抗ヘリコバクター・ピ
ロリ剤としての製剤例を示す。なおこれらの薬剤は公知
の各種の手法に従って製造され得るものであり、ここで
示される処方の他にも、各種の剤型に製剤され得ること
は言うまでもない。
ロリ剤としての製剤例を示す。なおこれらの薬剤は公知
の各種の手法に従って製造され得るものであり、ここで
示される処方の他にも、各種の剤型に製剤され得ること
は言うまでもない。
【0086】製剤例1 錠剤 1錠(200mg)に下記成分が含有されるように、常法
に従って錠剤を調製する。 式(I)の化合物 30mg ラクトース 103mg トウモロコシデンプン 50mg ステアリン酸マグネシウム 2mg ヒドロキシプロピルセルロース 15mg
に従って錠剤を調製する。 式(I)の化合物 30mg ラクトース 103mg トウモロコシデンプン 50mg ステアリン酸マグネシウム 2mg ヒドロキシプロピルセルロース 15mg
【0087】製剤例2 硬ゼラチンカプセル剤 硬ゼラチンカプセル1カプセル(340mg)に、下記成
分が含有されるように、常法に従ってカプセル剤を調製
する。 式(I)の化合物 30mg ラクトース 200mg トウモロコシデンプン 70mg ポリビニルピロリドン 5mg 結晶セルロース 35mg
分が含有されるように、常法に従ってカプセル剤を調製
する。 式(I)の化合物 30mg ラクトース 200mg トウモロコシデンプン 70mg ポリビニルピロリドン 5mg 結晶セルロース 35mg
【0088】製剤例3 顆粒剤顆粒剤1gに、下記成分
がそれぞれ含有されるように、常法に従って顆粒剤を調
製する。 式(I)の化合物 100mg ラクトース 550mg トウモロコシデンプン 300mg ヒドロキシプロピルセルロース 50mg
がそれぞれ含有されるように、常法に従って顆粒剤を調
製する。 式(I)の化合物 100mg ラクトース 550mg トウモロコシデンプン 300mg ヒドロキシプロピルセルロース 50mg
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 哲夫 愛知県名古屋市千種区園山町一丁目5番の 1 東山パークマンションB棟302号 (72)発明者 高村 吏 愛知県豊田市上郷町四丁目10番地6 (72)発明者 今井 敬司 愛知県葉栗郡木曽川町大字黒田字東針口45 番の2 (72)発明者 瀬上 哲也 愛知県名古屋市中川区高杉町309 Fターム(参考) 4C086 AA01 AA02 BC38 MA01 MA04 NA14 NA15 ZA68 ZB35
Claims (5)
- 【請求項1】 式(I): 【化1】 〔式中、R1及びR2は、同一若しくは異なって、アルキ
ル基を表すか、又はR1とR2は、一緒になってアルキレ
ン基を表し;R3、R4及びR5は、同一若しくは異なっ
て、水素原子、ハロゲン原子、置換されていてもよいア
ルキル基、置換されていてもよいアルコキシ基、ニトロ
基、アルコキシカルボニルオキシ基、又はアシル基を表
すか、あるいはR3〜R5のうち、となりあう2つが一緒
になってメチレンジオキシ基を表し;R6及びR7は、同
一若しくは異なって、水素原子、あるいはそれぞれ置換
されていてもよいアルキル基、アルケニル基、又はアシ
ル基を表し;そして、nは、0又は1を表す〕で示され
るイミダゾリン誘導体、その塩、又はその水和物、ある
いはそのプロドラッグを含有する抗菌剤。 - 【請求項2】 R1及びR2が、同一若しくは異なって、
炭素数1〜5のアルキル基を表し;R3、R4及びR
5が、同一若しくは異なって、水素原子、ハロゲン原
子、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1〜5
のアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭
素数1〜5のアルコキシ基、又は炭素数1〜5のアルコ
キシカルボニルオキシ基を表すか、あるいはR3〜R5の
うち、となりあう2つが一緒になってメチレンジオキシ
基を表わし;R6及びR7が、同一若しくは異なって、水
素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1
〜5のアルキル基、又はハロゲン原子で置換されていて
もよい炭素数1〜5のアルカノイル基を表し、nが、0
又は1を表す、式(I)のイミダゾリン誘導体、その
塩、又はその水和物、あるいはそのプロドラッグを含有
する、請求項1記載の抗菌剤。 - 【請求項3】 2−(2−N−トリフルオロアセチルア
ミノベンジルチオ)−5,5−ジメチルイミダゾリン−
4−チオン、その塩、又はその水和物、あるいはそのプ
ロドラッグを含有する抗菌剤。 - 【請求項4】 式(I′): 【化2】 〔式中、R1及びR2は、同一若しくは異なって、アルキ
ル基を表すか、又はR1とR2は、一緒になってアルキレ
ン基を表し;R3、R4及びR5は、同一若しくは異なっ
て、水素原子、ハロゲン原子、置換されていてもよいア
ルキル基、置換されていてもよいアルコキシ基、ニトロ
基、アルコキシカルボニルオキシ基、又はアシル基を表
すか、あるいはR3〜R5のうち、となりあう2つが一緒
になってメチレンジオキシ基を表し;R6及びR7は、同
一若しくは異なって、水素原子、あるいはそれぞれ置換
されていてもよいアルキル基、アルケニル基、又はアシ
ル基を表し;nは、0又は1を表し;そしてR8は、置
換されていてもよいアシル基、置換されていてもよいア
ルキル基、アルコキシカルボニル基、アルキルスルホニ
ル基、又はアリールスルホニル基を表す〕で示されるイ
ミダゾリン誘導体、その塩、又はその水和物、あるいは
そのプロドラッグを含有する抗菌剤。 - 【請求項5】 抗ヘリコバクター・ピロリ剤である、請
求項1〜4のいずれか1項記載の抗菌剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11045918A JP2000247888A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 抗菌剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11045918A JP2000247888A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 抗菌剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000247888A true JP2000247888A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=12732638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11045918A Pending JP2000247888A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 抗菌剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000247888A (ja) |
-
1999
- 1999-02-24 JP JP11045918A patent/JP2000247888A/ja active Pending
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