JP2000247893A - 抗菌剤、入浴剤組成物及び皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents

抗菌剤、入浴剤組成物及び皮膚洗浄剤組成物

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JP2000247893A
JP2000247893A JP11053017A JP5301799A JP2000247893A JP 2000247893 A JP2000247893 A JP 2000247893A JP 11053017 A JP11053017 A JP 11053017A JP 5301799 A JP5301799 A JP 5301799A JP 2000247893 A JP2000247893 A JP 2000247893A
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JP
Japan
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antibacterial agent
agent
montmorillonite
antibacterial
skin
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JP11053017A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Nagahata
哲二 長畑
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Kansai Koso KK
Original Assignee
Kansai Koso KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】黄色ブドウ球菌等の細菌に対して抗菌作用を示
し、しかも皮膚に対しての刺激性が抑制された抗菌剤、
抗菌作用を示し、保湿作用、皮膚保護作用等が期待で
き、しかもアトピー性皮膚炎等のアレルギー性皮膚炎に
も効果を発揮し得る入浴剤組成物、並びに抗菌作用を示
し、皮膚保護作用等が期待でき、しかもアトピー性皮膚
炎等のアレルギー性皮膚炎のヒトであっても皮膚に対す
る刺激性を抑えることが可能な皮膚洗浄剤組成物を提供
すること。 【解決手段】ケイ酸アルミニウムマグネシウム及び/又
はケイ酸アルミニウムを含む抗菌剤、この抗菌剤を含む
入浴剤組成物及び皮膚洗浄剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗菌作用に優れ、
各種化粧料、医薬品、医薬部外品等に配合し得る抗菌
剤、該抗菌剤を含む入浴剤組成物及び皮膚洗浄剤組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からその目的等に応じて各種化粧品
等に各種抗菌剤を配合することが知られている。一般
に、抗菌作用を有する成分は、刺激性が強いものが多
く、多量に配合した場合に肌荒れ等の原因になり易く、
化粧品に配合する場合には化粧品の種類等に応じて抗菌
剤の種類や配合割合を決定する必要がある。ところで、
ケイ酸アルミニウムマグネシウムやケイ酸アルミニウム
は、通常、増粘剤として化粧料等に配合することが知ら
れている。また、ケイ酸アルミニウムマグネシウムやケ
イ酸アルミニウムを主成分とする材料として、スメクタ
イトを含む成分が使用できることも知られている。更
に、最近、スメクタイトに属するソジウム・モンモリロ
ナイトの水膨潤体が、アトピー性皮膚炎等のアレルギー
性皮膚炎に効果を示すことが確認され、皮膚掻痒症改善
剤の有効成分として配合すること(特開平8−3017
73号公報)、スメクタイトに属するソジウム・モンモ
リロナイト又はヘクトライトを洗浄剤として配合した脂
肪酸石けん(特開平9−87687号公報)又はスメクタ
イトに属するソジウム・モンモリロナイト水膨潤体又は
合成スチブンサイト水膨潤体を配合したボディシャンプ
ー(特開平8−20525号公報)が提案されている。し
かし、ケイ酸アルミニウムマグネシウムやケイ酸アルミ
ニウム、更に、スメクタイトが抗菌作用を示すことは知
られていない。一方、アトピー性皮膚炎に有効な皮膚洗
浄剤としては、抗アレルギー剤を配合したものが提案さ
れているが、その効果は十分とは言えない。また、炎症
部位に増殖した黄色ブドウ球菌を殺菌する目的で、公知
の殺菌剤のみを配合した場合には、皮膚刺激性が高くな
るという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、黄色
ブドウ球菌等の細菌に対して抗菌作用を示し、しかも皮
膚に対しての刺激性が抑制された抗菌剤を提供すること
にある。本発明の別の目的は、抗菌作用を示し、保湿作
用、皮膚保護作用等が期待でき、しかもアトピー性皮膚
炎等のアレルギー性皮膚炎にも効果を発揮し得る入浴剤
組成物を提供することにある。本発明の他の目的は、抗
菌作用を示し、皮膚保護作用等が期待でき、しかもアト
ピー性皮膚炎等のアレルギー性皮膚炎のヒトであっても
皮膚に対する刺激性を抑えることが可能な皮膚洗浄剤組
成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、皮膚に対しての刺
激性が少ないケイ酸アルミニウムマグネシウム及び/又
はケイ酸アルミニウムが抗菌作用を有することを見出し
本発明を完成した。また、このような抗菌剤を入浴剤成
分に含有させることにより、抗菌作用により皮膚に対す
る抗菌作用が期待でき、且つアトピー性皮膚炎等の皮膚
への刺激に敏感な人であっても安心して入浴可能な入浴
剤が提供できることを見出した。更に、本発明の抗菌剤
を抗アレルギー剤と組み合わせることにより、アトピー
性皮膚炎等を有するヒトにも極めて有効な皮膚洗浄剤が
得られることを見出し本発明を完成した。ところで、従
来、アトピー性皮膚炎に有効な入浴剤として、入浴時の
血流量増大等による痒みを抑える目的で、血行促進効果
のある無機塩を含有しないか、若しくは減量し、代わり
に糖類やアミノ酸類を主体とする入浴剤が提案されてい
る。しかし、糖類やアミノ酸類は、皮膚の炎症部位に増
殖した黄色ブドウ球菌の栄養源となり、炎症を起こして
いる人にとってはかえって症状を悪化させる懸念があ
る。一方、黄色ブドウ球菌等の細菌を殺菌する目的で、
公知の抗菌剤等を配合することが考えられるが、その反
面、従来の抗菌剤を多量に配合した場合には皮膚刺激性
が高くなるという問題が生じる。本発明者らは、これら
の問題点を解決するために、本発明の抗菌剤を入浴剤や
皮膚洗浄剤に配合することが極めて有効であり、特に、
糖類やアミノ酸類を主体とする入浴剤に配合することに
よって、また、抗アレルギー剤を含む皮膚洗浄剤に配合
することによって、アトピー性皮膚炎等を有する人であ
っても、また皮膚の炎症を有する人であっても安心して
入浴可能な入浴剤及び皮膚洗浄剤を提供し得ることを見
出し本発明を完成した。
【0005】本発明によれば、ケイ酸アルミニウムマグ
ネシウム及び/又はケイ酸アルミニウムを含むことを特
徴とする抗菌剤が提供される。また本発明によれば、前
記抗菌剤を含む入浴剤組成物が提供される。更に本発明
によれば、前記抗菌剤と抗アレルギー剤とを含む皮膚洗
浄剤組成物が提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明を更に詳細に説明す
る。本発明の抗菌剤は、ケイ酸アルミニウムマグネシウ
ム及び/又はケイ酸アルミニウムを含む。本発明の抗菌
剤の形態は、ケイ酸アルミニウムマグネシウム及び/又
はケイ酸アルミニウムを含んでいれば、液状、粉末状、
錠剤、ゲル状等のいずれであっても良い。ケイ酸アルミ
ニウムマグネシウム及び/又はケイ酸アルミニウムとし
ては、合成物を用いることができる他、これらを多く含
むスメクタイトを用いることができる。スメクタイト
は、モンモリロン石群鉱物であって、粘土を構成する代
表的な鉱物の一群である。具体的には、例えば、モンモ
リロン石、マグネシアンモンモリロン石、テツモンモリ
ロン石、テツマグネシアンモンモリロン石、バイデライ
ト、アルミニアンバイデライト、サポー石、アルミニア
ンサポー石、ベントナイトからなる群より選択される1
種又は2種以上等が挙げられる。また、スメクタイト
は、抗菌作用に加えて、保湿作用、皮膚保護作用等が期
待でき、肌に対する刺激性が抑制され、安心して使用す
ることができる。
【0007】本発明の抗菌剤において、ケイ酸アルミニ
ウムマグネシウム及び/又はケイ酸アルミニウムの配合
割合は、0.0005〜100重量%、特に0.1〜6
0重量%が好ましい。0.0005重量%未満では抗菌
作用が低く好ましくない。
【0008】本発明の抗菌剤には、必要により、他の抗
菌作用を有する成分や通常、抗菌剤に配合される各種成
分を配合することもできる。
【0009】本発明の入浴剤組成物は、前記抗菌剤を含
む。入浴剤とする際の形態は、粉末状、錠剤、液状、ゲ
ル状のいずれであっても良い。抗菌剤の配合割合は、浴
湯に溶解又は分散させた際に、抗菌作用が期待できる割
合で配合するのが好ましく、通常、入浴剤全体に対し
て、0.5〜90重量%、特に、抗菌効果を有効に発揮
させるために、4〜70重量%が好ましい。
【0010】本発明の入浴剤組成物には、所望の目的等
に応じて、通常、入浴剤に配合される各種成分を適宜組
み合わせて配合することができる。入浴剤成分として
は、例えば、無機化合物;アニオン界面活性剤、ノニオ
ン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤等
の界面活性剤;水溶性保湿剤、油性保湿剤等の保湿剤;
抗炎症剤;紫外線防止剤;pH調整剤;ビタミン剤;本
発明の抗菌剤以外の他の抗菌剤;色素;香料等が挙げら
れる。更に、糖類及び/又はアミノ酸類を含み、特にこ
れらを主体とする入浴剤組成物とすることが好ましい。
【0011】無機化合物としては、例えば、塩化カリウ
ム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、セスキ炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、チオ
硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、
臭化カリウム、炭酸カルシウム、硫酸アルミニウムカリ
ウム、硫酸鉄、無水ケイ酸、ミョウバン又はこれらの混
合物等が挙げられる。無機化合物を配合する場合の配合
割合は、通常、入浴剤組成物全量に対して、0.01〜
99重量%、特に、30重量%以下で配合することが望
ましい。
【0012】アニオン界面活性剤としては、例えば、ア
ルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫
酸塩、スルホコハク酸塩、タウリン誘導体、サルコシン
誘導体、アマイドエーテルサルフェート、エーテルリン
酸塩、スルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエー
テルリン酸塩、脂肪酸塩又はこれらの混合物等が挙げら
れる。ノニオン界面活性剤としては、例えば、レシチン
及びその誘導体、プロピレングリコール脂肪酸エステ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレング
リセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステ
ル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビッ
ト脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニ
ルホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレンヒマシ
油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチ
レンステロール、ポリオキシエチレン水素添加ステロー
ル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリ
オキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンラノ
リン、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオ
キシエチレンミツロウ誘導体、ポリオキシエチレンアル
キルアミン、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテルリン酸又はこれらの混合
物等が挙げられる。カチオン界面活性剤としては、例え
ば、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキルジメ
チルベンジルアンモニウム塩又はこれらの混合物等が挙
げられる。両性界面活性剤としては、例えば、アルキル
ベタイン系両性界面活性剤、アルキルアミドベタイン系
両性界面活性剤、イミダゾリン系両性界面活性剤、グリ
シン系両性界面活性剤、アミンオキサイド系両性界面活
性剤、アシルメチル−β−アラニン系両性界面活性剤又
はこれらの混合物等が挙げられる。これら界面活性剤を
配合する場合の配合割合は、通常、入浴剤組成物全量に
対して、0.01〜50重量%の範囲で配合することが
好ましい。
【0013】水溶性保湿剤としては、例えば、グリセリ
ン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール等の多価アルコール;グル
コース、ソルビトール、デキストリン、乳糖等の糖類及
びその誘導体;コラーゲン誘導体、ケラチン誘導体、グ
ルタミン酸ナトリウム、トリメチルグリシン等のアミノ
酸類及びその誘導体;コンドロイチン硫酸ナトリウム、
乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ヒ
アルロン酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー等の
水溶性高分子;酵母エキス、海藻エキス、保湿作用を有
する各種植物エキス;又はこれらの混合物等が挙げられ
る。油性保湿剤としては、例えば、ヒマシ油、オリーブ
油、グレープシード油、カカオ油、椿油、ヤシ油、木ロ
ウ、ホホバ油、アボガド油等の植物油脂類;ミツロウ、
鯨ロウ、ラノリン、カルナウバロウ、キャンデリラロウ
等のロウ類;流動パラフィン、マイクロクリスタリンワ
ックス、セレシンワックス、パラフィンワックス、ワセ
リン等の炭化水素類;ラウリン酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン
酸、ベヘニン酸等の脂肪酸類;セタノール、ステアリル
アルコール、ヘキシルデカノール、オクチルドデカノー
ル、ラウリルアルコール等の高級アルコール;ミリスチ
ン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリス
チン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデシ
ル、オレイン酸コレステリル等のエステル類;ポリアク
リル酸ナトリウム、結晶性セルロース、各種植物精油又
はこれらの混合物等が挙げられる。保湿剤を配合する場
合の配合割合は、通常、入浴剤組成物全量に対して、
0.01〜75重量%の範囲で配合することが好まし
い。
【0014】抗炎症剤としては、例えば、グリチルリチ
ン酸誘導体、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導
体、アラントイン、ヒノキチオール、ペオニフロリン、
冬虫夏草、抗炎症作用を有する植物抽出物又はこれらの
混合物等が挙げられる。抗炎症作用を有する植物抽出物
を得るための植物としては、例えば、カンゾウ、ヨクイ
ニン、ヒノキ、ナギイカダ(ブッチャーブルーム)、マロ
ニエ(セイヨウトチノキ)、ムクロジ(ムカンシ)、ビワ、
セイヨウハッカ(メチッサ、コウスイハッカ、レモンバ
ーム)、ユキノシタ(コジソウ)、ラベンダー、ローズマ
リー(マンネンロウ)、アマチャ、カワラヨモギ(インチ
コウ)、ボダイジュ(セイヨウボダイジュ)、シソ(ソヨ
ウ)、ガイヨウ、オウゴン、アスパラガス(ショウビャク
ブ、オランダキジカクシ)、アロエ、イチョウ、エイジ
ツ、オノニス、キンギンカ、スイカズラ、シャクヤク、
ソウハクヒ、トルメンチラ、タマサキツヅラフジ、チン
ピ、テンチャ、イザヨイバラ(シリ、トゲナシ)、オウバ
ク等が挙げられる。抗炎症剤を配合する場合の配合割合
は、通常、入浴剤組成物全量に対して、0.001〜5
重量%の範囲で配合することが好ましい。
【0015】紫外線防止剤としては、例えば、4−メト
キシベンゾフェノン、オクチルジメチルパラアミノベン
ゾエート、エチルヘキシルパラメトキシサイナメート、
微粒子酸化チタン、微粒子亜鉛又はこれらの混合物等が
挙げられる。紫外線防止剤を配合する場合の配合割合
は、通常、入浴剤組成物全量に対して、0.001〜5
重量%の範囲で配合することが好ましい。
【0016】pH調整剤としては、例えば、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、リン酸二
水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二
ナトリウム、リン酸水素二カリウム、クエン酸、クエン
酸ナトリウム又はこれらの混合物等が挙げられる。pH
調整剤を配合する場合の配合割合は、入浴剤に配合され
る他の成分に応じて適宜決定することができる。
【0017】他の抗菌剤としては、例えば、塩化リゾチ
ーム、安息香酸塩、ソルビン酸塩、ジヒドロ酢酸塩、パ
ラオキシ安息香酸エステル、塩化ベンゼトニウム、フェ
ノキシエタノール、グルコン酸クロルヘキシジン、イソ
プロピルメチルフェノール、塩化セチルピリジニウム、
ピロクトンオラミン、ジンクピリチオン、2,2,4−
トリクロロ−2'−ヒドロキシジフェニルエーテル、ト
リクロカルバン、トリクロサン、塩化ベンザルコニウム
又はこれらの混合物等が挙げられる。これら他の抗菌剤
を配合する場合の配合割合は、本発明の抗菌剤の配合割
合を考慮して適宜選択することができる。
【0018】ビタミン類としては、例えば、ビタミンA
及びその誘導体、ビタミンB2、パントテン酸及びその
誘導体、ナイアシン、ビオチン又はこれらの混合物等が
挙げられる。ビタミン類を配合する場合の配合割合は、
所望する作用効果等に応じて適宜選択して決定すること
ができる。
【0019】糖類としては、サッカロース、マルトー
ス、スクロース、ラクトース、グルコース、キシロー
ス、フラクトース、ソルビトール、マンニトール、トレ
ハロース又はこれらの混合物等が挙げられる。アミノ酸
類としては、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、
イソロイシン、セリン、トレオニン、フェニルアラニ
ン、チロシン、トリプトファン、シスチン、システイ
ン、メチオニン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アス
パラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、ヒスチジン、
リジン、及びこれらの誘導体、又はこれらの混合物等が
挙げられる。糖類及び/又はアミノ酸類を配合する場合
の配合割合は、入浴剤組成物全量に対して0.1〜99
重量%の範囲で配合するが、アトピー性皮膚炎への効果
を特に期待する場合には、10重量%以上の配合が好ま
しい。また、これらを主体とする入浴剤とする場合に
は、60重量%以上が望ましい。
【0020】本発明の皮膚洗浄剤組成物は、前記抗菌剤
及び抗アレルギー剤とを含む。皮膚洗浄剤としては、ボ
ディソープ、洗顔料、ハンドソープ等が挙げられ、その
形態は特に限定されず、粉末状、固形状、液状、ゲル状
のいずれであっても良い。
【0021】抗菌剤の配合割合は、抗菌作用が期待でき
る割合で配合するのが好ましく、形態や含有される他の
成分に応じて適宜決定することができる。例えば、液体
ボディソープの場合には、液体ボディソープ全体に対し
て、通常、0.01〜50重量%、好ましくは0.1〜
10重量%であり、洗顔パウダーの場合には、洗顔パウ
ダー全体に対して、通常、0.01〜80重量%、好ま
しくは0.1〜50重量%である。
【0022】抗アレルギー剤としては、例えば、ハイド
ロコルチゾン、トリアムシノロン等のステロイド剤;塩
酸ジフェンヒドラミン、フマル酸クレマスチン、クロル
フェニラミン、ジフェンヒドラミン、フェニンダミン、
トリペレナミン、フェニラミン、プロメタジン、メクリ
ジン、クロモグリク酸ナトリウム等の公知の抗ヒスタミ
ン剤;リノール酸、γ−リノレン酸等の油脂;アセンヤ
ク、イザヨイバラ(シリ、トゲナシ)、エイジツ、カンゾ
ウ、キナ、キイチゴ、コガネバナ、コウスイハッカ、サ
ンショウ、シソ(ソヨウ)、シャクヤク、シラカバ、スギ
ナ、セージ、セイヨウノコギリソウ、チョウジ、テンチ
ャ、ビワ、ブドウ、プルーン、ホップ、ローズマリー
(マンネンロウ)、ユーカリ、ユキノシタ、ヨモギ、ワレ
モコウ等の植物抽出物等を用いることができる。抗アレ
ルギー剤の配合割合は、アレルギー改善効果が期待でき
る割合で配合するのが好ましく、形態や含有される他の
成分に応じて適宜決定することができる。通常、皮膚洗
浄剤全体に対して、0.001〜5重量%、好ましくは
0.05〜2重量%の範囲で含有させることが望まし
い。
【0023】本発明の皮膚洗浄剤組成物において、前記
必須成分の抗菌剤と抗アレルギー剤との配合割合は特に
限定されるものではないが、本発明の所望の効果をより
有効に発揮させるために、重量基準で、抗菌剤:抗アレ
ルギー剤が、1:0.0000125〜500、特に、
1:0.001〜20が望ましい。
【0024】本発明の皮膚洗浄剤組成物には、所望の目
的等に応じて、通常、皮膚洗浄剤に配合される各種成分
を適宜組み合わせて配合することができる。他の皮膚洗
浄剤成分としては、例えば、アニオン界面活性剤、ノニ
オン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤
等の界面活性剤;水溶性保湿剤、油溶性保湿剤等の保湿
剤;紫外線防止剤;酸化防止剤;粘度調整剤;pH調整
剤;ビタミン剤;本発明の抗菌剤以外の他の抗菌剤;色
素;香料等が挙げられる。これらの具体例としては、前
述の入浴剤組成物において列挙した各種成分を好ましく
挙げることができる。また、酸化防止剤としては、例え
ば、ジブチルヒドロキシトルエン、ビタミンE類、ブチ
ルヒドロキシアニソール、アスコルビン酸、没食子酸プ
ロピル又はこれらの混合物等が挙げられる。粘度調整剤
としては、例えば、ヒドロキシメチルセルロースナトリ
ウム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルトース
等のセルロース性物質;カルボキシビニルポリマー等の
アニオン性ポリマー;キサンタンガム等の多糖類又はこ
れらの混合物等が挙げられる。
【0025】本発明の皮膚洗浄剤組成物に配合できる上
記他の成分の配合割合は、その目的等に応じて適宜選択
することができ特に限定されるものではない。一般的に
は、皮膚洗浄剤全体量に対して、例えば、界面活性剤の
場合は、通常1〜95重量%、保湿剤の場合は、通常
0.001〜30重量%、紫外線防止剤の場合は、通常
0.001〜10重量%、酸化防止剤の場合は、通常
0.001〜5重量%、ビタミン剤の場合は、通常0.
001〜5重量%、他の抗菌剤の場合は、通常0.00
1〜2重量%、色素の場合は通常0.001〜2重量
%、香料の場合は、通常0.001〜2重量%である。
【0026】
【発明の効果】本発明の抗菌剤は、ケイ酸アルミニウム
マグネシウム及び/又はケイ酸アルミニウムを含むの
で、優れた抗菌作用を示し、かつ肌に対しても刺激性が
少ないので、各種化粧料、医薬品、医薬部外品等に配合
することができる。また、本発明の入浴剤組成物は、前
記抗菌剤を含有するので、抗菌作用を有する入浴剤とし
てその効果が期待でき、更には、保湿作用、皮膚保護作
用等も期待でき、加えて、アトピー性皮膚炎等のアレル
ギー性皮膚炎に対する効果も期待できる。更に、本発明
の皮膚洗浄剤組成物は、前記抗菌剤及び抗アレルギー剤
を含有するので、抗菌作用と抗アレルギー作用とを有す
る皮膚洗浄剤としてこれらの効果が期待でき、更には、
皮膚に対しての刺激性が抑制されるので、アトピー性皮
膚炎等のアレルギー性皮膚炎を有するヒトであっても安
心して使用することができる。
【0027】
【実施例】以下実施例及び比較例により、本発明を更に
詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。実施例1〜6 ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸アルミニウム
又はベントナイト(ケイ酸アルミニウムを約90重量%
含む)を、それぞれ0.001重量%及び3.0重量%
の濃度で溶液にし、合計6種類の抗菌剤を調製した。一
方、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus IFO12732)
を、Brain Heart Infusion培地を用いて前培養した後、
集菌、洗浄した。上記抗菌剤に得られた細菌を植菌し、
35℃、48時間静置した後、SCDLP培地に平板塗
末し、35℃で24時間培養した。培養後、出現したコ
ロニー数を植菌直後のコロニー数と比較し、抗菌性の評
価を行なった。結果を表1に示す。なお、実施例1の抗
菌剤は、ケイ酸アルミニウムマグネシウム0.001重
量%含有溶液、実施例2の抗菌剤は、ケイ酸アルミニウ
ムマグネシウム3.0重量%含有溶液、実施例3の抗菌
剤は、ケイ酸アルミニウム0.001重量%含有溶液、
実施例4の抗菌剤は、ケイ酸アルミニウム3.0重量%
含有溶液、実施例5の抗菌剤は、ベントナイト0.00
1重量%含有溶液、実施例6の抗菌剤は、ベントナイト
3.0重量%含有溶液である。表1の結果より、何れの
抗菌剤も抗菌作用が認められた。
【0028】
【表1】
【0029】実施例7〜11及び比較例1〜3 表2に示す各組成に基づき、粉末状の入浴剤を調製し
た。得られた各入浴剤20gを200リットルの浴湯に
溶解し、アトピー性皮膚炎を有する32人のパネルに、
毎日、1月間入浴してもらい、肌の状態について評価し
てもらった。評価は、1つの入浴剤について4人づつ試
験してもらい、以下の評価に基づき点数化し、その平均
点によって評価した。結果を表2に示す。1点:肌のか
さつきが悪化した、2点:肌の状態は変わらない、3
点:肌のかさつきが少し改善した、4点:肌のかさつき
が改善した。
【0030】また、上記実施例7〜11及び比較例1〜
3の各入浴剤0.01gを40℃の湯100ml中に溶
解し、黄色ブドウ球菌を植菌し、35℃、24時間後の
菌数を、植菌直後の菌数に対する比率(24時間後の菌
数/植菌直後の菌数)で表し、入浴剤の抗菌性について
評価した。なお、生菌数の測定は実施例1〜6と同様に
行なった。これらの結果を黄色ブドウ球菌殺菌効果評価
として表2に示す。
【0031】
【表2】
【0032】実施例12〜14及び比較例4〜6 表3に示す各組成に基づき、液体ボディソープを調製し
た。得られた各液体ボディソープ(1回あたり約6g)
を用いて、アトピー性皮膚炎を有する24人のパネル
に、毎日、1月間ボディソープとして使用してもらい、
肌の状態について評価してもらった。評価は、1つの液
体ボディソープについて4人づつ試験してもらい、実施
例7〜11及び比較例1〜3と同様な評価に基づき点数
化し、その平均点によって評価した。結果を表3に示
す。
【0033】
【表3】
【0034】実施例15〜17及び比較例7〜9 表4に示す各組成に基づき、洗顔パウダーを調製した。
得られた各洗顔パウダー(1回あたり約4g)を用い
て、アトピー性皮膚炎を有する24人のパネルに、毎
日、1月間洗顔パウダーとして使用してもらい、肌の状
態について評価してもらった。評価は、1つの洗顔パウ
ダーについて4人づつ試験してもらい、実施例7〜11
及び比較例1〜3と同様な評価に基づき点数化し、その
平均点によって評価した。結果を表4に示す。
【0035】
【表4】
フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA112 AA161 AB172 AB312 AB352 AB371 AB372 AB442 AC102 AC122 AC252 AC581 AC582 AC642 AC682 AC712 AC792 AD201 AD202 AD221 AD222 AD242 BB21 BB44 BB46 BB48 BB51 CC22 CC25 EE12 EE13 4C086 AA01 AA02 HA04 HA05 HA18 HA27 MA01 MA04 NA06 NA14 ZB35 4H003 BA09 BA12 BA17 DA02 EA07 EA12 EA15 EA16 EA27 EB13 EB41 EB43 FA02 FA33 FA34

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケイ酸アルミニウムマグネシウム及び/
    又はケイ酸アルミニウムを含むことを特徴とする抗菌
    剤。
  2. 【請求項2】 ケイ酸アルミニウムマグネシウム及び/
    又はケイ酸アルミニウムとして、スメクタイトを含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の抗菌剤。
  3. 【請求項3】スメクタイトが、モンモリロン石、マグネ
    シアンモンモリロン石、テツモンモリロン石、テツマグ
    ネシアンモンモリロン石、バイデライト、アルミニアン
    バイデライト、サポー石、アルミニアンサポー石、ベン
    トナイトからなる群より選択される1種又は2種以上を
    含むことを特徴とする請求項2に記載の抗菌剤。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載の抗菌剤を含む入浴
    剤組成物。
  5. 【請求項5】 無機化合物、界面活性剤、保湿剤、抗炎
    症剤、紫外線防止剤、pH調整剤、ビタミン剤、請求項
    1〜3に記載の抗菌剤以外の抗菌剤、色素、香料からな
    る群より選択される1種又は2種以上を更に含むことを
    特徴とする請求項4に記載の入浴剤。
  6. 【請求項6】 糖類及び/又はアミノ酸類を更に含むこ
    とを特徴とする請求項4に記載の入浴剤組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3に記載の抗菌剤と抗アレル
    ギー剤とを含む皮膚洗浄剤組成物。
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