JP2000251349A - テープ状記録媒体の静電制動機構および静電電極ならびにテープ状記録媒体の再生装置および再生方法 - Google Patents
テープ状記録媒体の静電制動機構および静電電極ならびにテープ状記録媒体の再生装置および再生方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スチル再生においてテープ状記録媒体の損傷
と、回転部材等への巻き込みと、さらに脱落を防止して
安定且つ信頼性の高い、テープ状記録媒体の静電制動機
構と静電電極、テープ状記録媒体の再生装置と再生方法
を提供する。 【解決手段】 テンションが付与され、ヘッド25を備
えた回転ドラム24に巻設され、走行するテープ状記録
媒体23の走行を停止し、回転ドラム24から上流側に
配置された静電制動機構ECでテープ状記録媒体23を
静電吸着して固定し、回転ドラムから下流側に位置する
キャプスタン27の逆回転によりテープ状記録媒体23
を若干量だけW方向へ逆送りしたのち、キャプスタン2
7の位置でテープ状記録媒体23を固定保持する。
と、回転部材等への巻き込みと、さらに脱落を防止して
安定且つ信頼性の高い、テープ状記録媒体の静電制動機
構と静電電極、テープ状記録媒体の再生装置と再生方法
を提供する。 【解決手段】 テンションが付与され、ヘッド25を備
えた回転ドラム24に巻設され、走行するテープ状記録
媒体23の走行を停止し、回転ドラム24から上流側に
配置された静電制動機構ECでテープ状記録媒体23を
静電吸着して固定し、回転ドラムから下流側に位置する
キャプスタン27の逆回転によりテープ状記録媒体23
を若干量だけW方向へ逆送りしたのち、キャプスタン2
7の位置でテープ状記録媒体23を固定保持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ状記録媒体
の静電制動機構及び静電電極ならびにテープ状記録媒体
の再生装置および再生方法に関する。
の静電制動機構及び静電電極ならびにテープ状記録媒体
の再生装置および再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】映像記録再生装置として、映像信号をテ
ープ状の磁気記録媒体に記録及び再生するVCR装置
(ビデオカセットレコーダ)が広く普及している。この
VCR装置においては、情報信号が記録されたテープ状
記録媒体からその情報信号を再生する場合に、通常の動
画再生を行うノーマル再生(PB)モード、早送り再生
であるジョグ(JOG)モードの外に、静止画を再生す
るスチル(STILL)再生モード等の特殊再生が可能
に構成されている。
ープ状の磁気記録媒体に記録及び再生するVCR装置
(ビデオカセットレコーダ)が広く普及している。この
VCR装置においては、情報信号が記録されたテープ状
記録媒体からその情報信号を再生する場合に、通常の動
画再生を行うノーマル再生(PB)モード、早送り再生
であるジョグ(JOG)モードの外に、静止画を再生す
るスチル(STILL)再生モード等の特殊再生が可能
に構成されている。
【0003】図10は、従来のUローディング方式のV
CR装置におけるテープ状記録媒体の走行路すなわちテ
ープパスの状態を示す図である。なお、以降の記載にお
いてテープ状記録媒体はテープと略記されることもあ
る。
CR装置におけるテープ状記録媒体の走行路すなわちテ
ープパスの状態を示す図である。なお、以降の記載にお
いてテープ状記録媒体はテープと略記されることもあ
る。
【0004】同図に示すように、サプライ(供給)リー
ル21及びテークアップ(巻取り)リール22を備えて
テープ状記録媒体23が格納されたビデオカセット20
がVCR装置に装着されると、ビデオカセット20内か
ら引きだされたテープ状記録媒体23がローディングさ
れて回転ドラム24に巻き付けられる。
ル21及びテークアップ(巻取り)リール22を備えて
テープ状記録媒体23が格納されたビデオカセット20
がVCR装置に装着されると、ビデオカセット20内か
ら引きだされたテープ状記録媒体23がローディングさ
れて回転ドラム24に巻き付けられる。
【0005】ノーマルプレイモードやジョグモードにお
いては、回転するキャプスタン27及びピンチローラ2
8がテープ状記録媒体23を挟んで回転し、テープ状記
録媒体23を確実に図の矢印方向に走行させる。一方、
回転ドラム24の回転により、この回転ドラム24の外
周に設けられたヘッド25によってテープ状記録媒体2
3上に記録形成された傾斜トラックが順に掃引され、映
像信号が再生される。
いては、回転するキャプスタン27及びピンチローラ2
8がテープ状記録媒体23を挟んで回転し、テープ状記
録媒体23を確実に図の矢印方向に走行させる。一方、
回転ドラム24の回転により、この回転ドラム24の外
周に設けられたヘッド25によってテープ状記録媒体2
3上に記録形成された傾斜トラックが順に掃引され、映
像信号が再生される。
【0006】この場合において、複数のガイドピン26
によって、テープ状記録媒体23のテープパスが規制さ
れる。
によって、テープ状記録媒体23のテープパスが規制さ
れる。
【0007】さらにテンションアーム(図示せず)に取
付けられた回転ピン29は、走行中のテープ状記録媒体
23に一定のテンションを与える。傾斜ピン30は、ヘ
ッド25の位置とテークアップリール22の巻き取り位
置との間におけるテープ状記録媒体23の高さを調整し
ている。
付けられた回転ピン29は、走行中のテープ状記録媒体
23に一定のテンションを与える。傾斜ピン30は、ヘ
ッド25の位置とテークアップリール22の巻き取り位
置との間におけるテープ状記録媒体23の高さを調整し
ている。
【0008】一方、特殊再生として静止画を再生するス
チル再生モードでは、キャプスタン27の回転を停止す
るか、またはキャプスタン27とピンチローラ28を離
してテープ状記録媒体23の挟み込みを停止してテープ
状記録媒体23の走行を停止し、フィールド・メモリや
フレーム・メモリに取り込み暫定記憶されている信号に
基づき同一画像が静止画として再生される。
チル再生モードでは、キャプスタン27の回転を停止す
るか、またはキャプスタン27とピンチローラ28を離
してテープ状記録媒体23の挟み込みを停止してテープ
状記録媒体23の走行を停止し、フィールド・メモリや
フレーム・メモリに取り込み暫定記憶されている信号に
基づき同一画像が静止画として再生される。
【0009】例えばデジタル方式のVTR規格準拠の構
成では、10トラックまたは12トラックの信号が1フ
レームの信号としてフレーム・メモリに記憶される。こ
のスチル再生モードの間、慣性上の問題で回転ドラム2
4は定回転を続行するよう構成されるが、ヘッド25や
回転ドラム24の外周部分がテープ状記録媒体23上の
同一部分に繰り返し接触することによる主としてテープ
状記録媒体23の損傷を避けるべく、テープ状記録媒体
23に付与されるテンションが緩和されるよう構成され
ている。
成では、10トラックまたは12トラックの信号が1フ
レームの信号としてフレーム・メモリに記憶される。こ
のスチル再生モードの間、慣性上の問題で回転ドラム2
4は定回転を続行するよう構成されるが、ヘッド25や
回転ドラム24の外周部分がテープ状記録媒体23上の
同一部分に繰り返し接触することによる主としてテープ
状記録媒体23の損傷を避けるべく、テープ状記録媒体
23に付与されるテンションが緩和されるよう構成され
ている。
【0010】このスチル再生モードでテープ状記録媒体
23に付与されるテンションは、テープ状記録媒体23
の脱落を避け、且つテープ状記録媒体23のばたつき発
生を抑え、さらに回転ドラム24の回転で外周に形成さ
れる空気流によってテープ状記録媒体23が送り出され
ることのない値が適用されている。たとえばDV規格準
拠の構成では5grとされている。
23に付与されるテンションは、テープ状記録媒体23
の脱落を避け、且つテープ状記録媒体23のばたつき発
生を抑え、さらに回転ドラム24の回転で外周に形成さ
れる空気流によってテープ状記録媒体23が送り出され
ることのない値が適用されている。たとえばDV規格準
拠の構成では5grとされている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、VTR装置
では編集時に、頭出し部分での長時間のスチル状態で運
用されることが多い。また、業務用のVTR装置でコマ
ーシャルを送出する場合には、常に同じフレームアドレ
スでの頭出しが行われる。このように、編集素材用のテ
ープの場合には、繰り返し同じ画像を再生することが多
く、スチル時間も長くなる。
では編集時に、頭出し部分での長時間のスチル状態で運
用されることが多い。また、業務用のVTR装置でコマ
ーシャルを送出する場合には、常に同じフレームアドレ
スでの頭出しが行われる。このように、編集素材用のテ
ープの場合には、繰り返し同じ画像を再生することが多
く、スチル時間も長くなる。
【0012】前記のように、スチル再生モードでテープ
状記録媒体23に付与されるテンションは緩和されるか
ら、テープ状記録媒体23の多くの部分は回転ドラム2
4から離間するものの、前記の理由で最低限のテンショ
ンが必要となるから、走行停止したテープ状記録媒体2
3の少なくとも一部はスチル再生モード中も継続的に回
転する回転ドラム24に低テンションで接触し続けるこ
とになる。
状記録媒体23に付与されるテンションは緩和されるか
ら、テープ状記録媒体23の多くの部分は回転ドラム2
4から離間するものの、前記の理由で最低限のテンショ
ンが必要となるから、走行停止したテープ状記録媒体2
3の少なくとも一部はスチル再生モード中も継続的に回
転する回転ドラム24に低テンションで接触し続けるこ
とになる。
【0013】このため、スチル時間が長くなると接触に
よるテープの損傷が増大するおそれが生じるという問題
があった。テープ損傷の程度に基づくスチルの耐久時間
は、主としてテープ厚および適用されるヘッド数により
異なる。従来の編集機で使用された10〜16μm程度
のテープ厚のテープでは、スチルの耐久時間は数時間が
確保されたが、テープカセットの小型化かつ長時間記録
再生の要請からテープ厚が薄くなるにつれ、スチルの耐
久時間が短くなっている。
よるテープの損傷が増大するおそれが生じるという問題
があった。テープ損傷の程度に基づくスチルの耐久時間
は、主としてテープ厚および適用されるヘッド数により
異なる。従来の編集機で使用された10〜16μm程度
のテープ厚のテープでは、スチルの耐久時間は数時間が
確保されたが、テープカセットの小型化かつ長時間記録
再生の要請からテープ厚が薄くなるにつれ、スチルの耐
久時間が短くなっている。
【0014】一般用途のVTR装置ではスチルの耐久時
間が1時間程度であり、またテープ厚7〜8μm程度の
DV規格準拠ではさらに短縮される。特に、多ヘッドの
編集機ではスチル耐久時間がさらに短くなる。
間が1時間程度であり、またテープ厚7〜8μm程度の
DV規格準拠ではさらに短縮される。特に、多ヘッドの
編集機ではスチル耐久時間がさらに短くなる。
【0015】このようなスチル耐久時間の低下に対処す
べく、編集機にはスチル・オフ・タイマを備えて所定の
数分間でスチル再生を強制停止する機能が設けられた
が、テープのスチルの耐久性は付与されるテンション、
温度、湿度、ヘッド数、ヘッド突出し高さ等に加えて、
テープの製造ロットのバラツキ等の不確定要因にも依る
ために、固定スチル再生時間を適用しても確実な保証に
はならないという問題があった。
べく、編集機にはスチル・オフ・タイマを備えて所定の
数分間でスチル再生を強制停止する機能が設けられた
が、テープのスチルの耐久性は付与されるテンション、
温度、湿度、ヘッド数、ヘッド突出し高さ等に加えて、
テープの製造ロットのバラツキ等の不確定要因にも依る
ために、固定スチル再生時間を適用しても確実な保証に
はならないという問題があった。
【0016】さらに、編集機はエディタによって制御さ
れるから、VTR装置側でスチル再生オフの信号を機構
部へ発しても、エディタからスチル再生コマンドが発信
されていると、このコマンドが優先されることによりス
チル再生が延々と続くという問題が発生する。
れるから、VTR装置側でスチル再生オフの信号を機構
部へ発しても、エディタからスチル再生コマンドが発信
されていると、このコマンドが優先されることによりス
チル再生が延々と続くという問題が発生する。
【0017】ところでスチル再生時にテープが被る影響
の結果は以下のようである。 1.テープ変形によるトラックずれ 2.テープ表面の損傷によるテープ振動 3.振動によるテープエッジの折れや曲がり 4.磁性面の剥離
の結果は以下のようである。 1.テープ変形によるトラックずれ 2.テープ表面の損傷によるテープ振動 3.振動によるテープエッジの折れや曲がり 4.磁性面の剥離
【0018】上記のトラックずれを解消すべくテンショ
ンを増加させると、磁性面の傷や剥離が生じて耐久時間
が劣化する。さらに、テープ振動やエッジの折れや曲が
りが生じると定常走行でも影響が発生し、回転ドラムの
ロック位相が変化する問題が発生する。
ンを増加させると、磁性面の傷や剥離が生じて耐久時間
が劣化する。さらに、テープ振動やエッジの折れや曲が
りが生じると定常走行でも影響が発生し、回転ドラムの
ロック位相が変化する問題が発生する。
【0019】また、短時間でスチル位置を変更する提案
がなされたが、キャプスタン回転上の制約からスチルア
ドレスが大きく変化してしまうという問題がある。さら
にテープをストレスが掛からない位置まで移動させる提
案も、時間を要する(M型ローディングで1秒以上、U
型ローディングで4〜5秒を要する)ために採用されて
いない。また、この構成では高さの異なるドラムへのテ
ープ巻付けにより新たにテープストレスが発生するとい
う問題があった。
がなされたが、キャプスタン回転上の制約からスチルア
ドレスが大きく変化してしまうという問題がある。さら
にテープをストレスが掛からない位置まで移動させる提
案も、時間を要する(M型ローディングで1秒以上、U
型ローディングで4〜5秒を要する)ために採用されて
いない。また、この構成では高さの異なるドラムへのテ
ープ巻付けにより新たにテープストレスが発生するとい
う問題があった。
【0020】上記に加えてさらに、テンションアームが
移動して回転ピン29が移動することでテンションが低
下した場合に、前記のように最低限のテンションが維持
されるとはいえ、時として弛んだテープ状記録媒体23
が回転ドラム24に巻き込まれるという新たな問題が発
生することがあった。
移動して回転ピン29が移動することでテンションが低
下した場合に、前記のように最低限のテンションが維持
されるとはいえ、時として弛んだテープ状記録媒体23
が回転ドラム24に巻き込まれるという新たな問題が発
生することがあった。
【0021】そこで本発明は、スチル再生においてテー
プ状記録媒体の損傷を防止し、且つテープ状記録媒体の
回転部材等への巻き込みを防止し、さらにテープ状記録
媒体の脱落を防止して安定且つ信頼性の高い、テープ状
記録媒体の静電制動機構及び静電電極ならびにテープ状
記録媒体の再生装置および再生方法を提供することを目
的とする。
プ状記録媒体の損傷を防止し、且つテープ状記録媒体の
回転部材等への巻き込みを防止し、さらにテープ状記録
媒体の脱落を防止して安定且つ信頼性の高い、テープ状
記録媒体の静電制動機構及び静電電極ならびにテープ状
記録媒体の再生装置および再生方法を提供することを目
的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべ
く、本発明に係るテープ状記録媒体の静電制動機構は、
テープ状の絶縁層の片面に設けられた磁性記録層に情報
信号が記録され、所定走行方向へ走行可能なテープ状記
録媒体に所定の張力を付与する張力制御手段と、当該張
力制御手段から当該所定走行方向の下流側に配置されて
読出ヘッドを内蔵し、当該テープ状記録媒体を巻設して
回転する回転ドラムとの間の位置に配設され、所定の誘
電率を有する絶縁基体と、前記絶縁基体上に設けられて
電圧の供給を受ける電極と、前記電極を被覆する絶縁性
の被覆層と、前記電極に電圧を印加する電圧印加手段
と、を備え、前記電極は前記被覆層を介して、前記テー
プ状記録媒体の前記絶縁層に当接可能な位置に配設され
たことを特徴とする。
く、本発明に係るテープ状記録媒体の静電制動機構は、
テープ状の絶縁層の片面に設けられた磁性記録層に情報
信号が記録され、所定走行方向へ走行可能なテープ状記
録媒体に所定の張力を付与する張力制御手段と、当該張
力制御手段から当該所定走行方向の下流側に配置されて
読出ヘッドを内蔵し、当該テープ状記録媒体を巻設して
回転する回転ドラムとの間の位置に配設され、所定の誘
電率を有する絶縁基体と、前記絶縁基体上に設けられて
電圧の供給を受ける電極と、前記電極を被覆する絶縁性
の被覆層と、前記電極に電圧を印加する電圧印加手段
と、を備え、前記電極は前記被覆層を介して、前記テー
プ状記録媒体の前記絶縁層に当接可能な位置に配設され
たことを特徴とする。
【0023】前記の構成によれば、電圧印加手段によっ
て電圧の供給を受けた電極は、絶縁物である絶縁基体上
に設けられていることにより、この電極に静電気が発生
し、しかも絶縁基体によって絶縁されることで、電圧の
供給が続く間は静電気が安定して発生する。この静電気
により、テープ状記録媒体が吸着される。
て電圧の供給を受けた電極は、絶縁物である絶縁基体上
に設けられていることにより、この電極に静電気が発生
し、しかも絶縁基体によって絶縁されることで、電圧の
供給が続く間は静電気が安定して発生する。この静電気
により、テープ状記録媒体が吸着される。
【0024】本発明に係る静電電極は、テープ状の絶縁
層の片面に設けられた磁性記録層に情報信号が記録され
たテープ状記録媒体をローディングして所定の走行路を
走行させ、当該テープ状記録媒体から当該情報信号を再
生する装置に具備される静電電極であって、前記テープ
状記録媒体の前記走行路途中に配置され、所定の誘電率
を有する絶縁体と、前記絶縁体上に保持され、電圧が印
加されることにより前記テープ状記録媒体の前記絶縁層
を吸引して保持する静電気を発生する電極と、前記電極
を被覆する絶縁性の被覆層と、を具備して構成されたこ
とを特徴とする。
層の片面に設けられた磁性記録層に情報信号が記録され
たテープ状記録媒体をローディングして所定の走行路を
走行させ、当該テープ状記録媒体から当該情報信号を再
生する装置に具備される静電電極であって、前記テープ
状記録媒体の前記走行路途中に配置され、所定の誘電率
を有する絶縁体と、前記絶縁体上に保持され、電圧が印
加されることにより前記テープ状記録媒体の前記絶縁層
を吸引して保持する静電気を発生する電極と、前記電極
を被覆する絶縁性の被覆層と、を具備して構成されたこ
とを特徴とする。
【0025】前記の構成によれば、静電電極は絶縁物で
ある絶縁基体上に設けられていることにより、この静電
電極に電圧が供給されると静電気が発生する。しかも絶
縁基体によって絶縁されることで、電圧の供給が続く間
は静電気が安定して発生する。この静電気を帯びた静電
電極により、テープ状記録媒体が吸着される。
ある絶縁基体上に設けられていることにより、この静電
電極に電圧が供給されると静電気が発生する。しかも絶
縁基体によって絶縁されることで、電圧の供給が続く間
は静電気が安定して発生する。この静電気を帯びた静電
電極により、テープ状記録媒体が吸着される。
【0026】本発明に係るテープ状記録媒体の再生装置
は、テープ状の絶縁層の片面に設けられた磁性記録層に
情報信号が記録され、所定方向に走行可能なテープ状記
録媒体を、ヘッドを備えた回転ドラムに巻設し、当該回
転ドラムから当該所定方向の上流側に配置されたテンシ
ョン制御機構が当該テープ状記録媒体に所定のテンショ
ンを付与し、当該回転ドラムから当該所定方向の下流側
に位置するキャプスタンの回転により当該テープ状記録
媒体を当該所定方向に送出して走行させる、テープ状記
録媒体の再生装置であって、前記テンション制御機構か
ら下流側且つ回転ドラムから上流側に、所定の誘電率を
有する絶縁基体と、前記絶縁基体上に設けられて電圧の
供給を受ける電極と、前記電極を被覆する絶縁性の被覆
層と、前記電極に電圧を印加する電圧印加手段と、を備
えて前記電圧の印加で前記電極に静電気が発生する静電
制動機構を、前記テープ状記録媒体の前記絶縁層に当接
可能に配設し、 前記回転ドラムを回転させつつ前記テ
ープ状記録媒体の走行を停止させる場合に、前記キャプ
スタンは回転を停止するとともに前記テープ状記録媒体
を挟持し、前記テンション制御機構は前記テンションを
緩和し、且つ前記静電制動機構は当接する前記テープ状
記録媒体を静電気により吸引して制動する構成としたこ
とを特徴とする。
は、テープ状の絶縁層の片面に設けられた磁性記録層に
情報信号が記録され、所定方向に走行可能なテープ状記
録媒体を、ヘッドを備えた回転ドラムに巻設し、当該回
転ドラムから当該所定方向の上流側に配置されたテンシ
ョン制御機構が当該テープ状記録媒体に所定のテンショ
ンを付与し、当該回転ドラムから当該所定方向の下流側
に位置するキャプスタンの回転により当該テープ状記録
媒体を当該所定方向に送出して走行させる、テープ状記
録媒体の再生装置であって、前記テンション制御機構か
ら下流側且つ回転ドラムから上流側に、所定の誘電率を
有する絶縁基体と、前記絶縁基体上に設けられて電圧の
供給を受ける電極と、前記電極を被覆する絶縁性の被覆
層と、前記電極に電圧を印加する電圧印加手段と、を備
えて前記電圧の印加で前記電極に静電気が発生する静電
制動機構を、前記テープ状記録媒体の前記絶縁層に当接
可能に配設し、 前記回転ドラムを回転させつつ前記テ
ープ状記録媒体の走行を停止させる場合に、前記キャプ
スタンは回転を停止するとともに前記テープ状記録媒体
を挟持し、前記テンション制御機構は前記テンションを
緩和し、且つ前記静電制動機構は当接する前記テープ状
記録媒体を静電気により吸引して制動する構成としたこ
とを特徴とする。
【0027】前記の構成によれば、回転ドラムから下流
のキャプスタンによりテープ状記録媒体の走行が停止さ
れ、回転ドラムから上流のテンション制御機構によりテ
ンション緩和がなされる。一方、回転ドラムは回転中で
あるから、回転ドラムと、走行停止し且つテンションが
緩和されたテープ状記録媒体との間に空気層が形成さ
れ、この空気層により低テンション下のテープ状記録媒
体が若干量だけ回転ドラム側に引き込まれる。ついで回
転ドラムとテンション制御機構の間の位置で静電制動機
構によりテープ状記録媒体が固定されると、回転ドラム
周辺の若干量だけ増えたテープ状記録媒体が、形成され
る空気層により回転ドラムから離間される。
のキャプスタンによりテープ状記録媒体の走行が停止さ
れ、回転ドラムから上流のテンション制御機構によりテ
ンション緩和がなされる。一方、回転ドラムは回転中で
あるから、回転ドラムと、走行停止し且つテンションが
緩和されたテープ状記録媒体との間に空気層が形成さ
れ、この空気層により低テンション下のテープ状記録媒
体が若干量だけ回転ドラム側に引き込まれる。ついで回
転ドラムとテンション制御機構の間の位置で静電制動機
構によりテープ状記録媒体が固定されると、回転ドラム
周辺の若干量だけ増えたテープ状記録媒体が、形成され
る空気層により回転ドラムから離間される。
【0028】本発明に係るテープ状記録媒体の再生装置
は、テープ状の絶縁層の片面に設けられた磁性記録層に
情報信号が記録され、所定方向に走行可能なテープ状記
録媒体を、ヘッドを備えた回転ドラムに巻設し、当該回
転ドラムから当該所定方向の上流側に配置されたテンシ
ョン制御機構が当該テープ状記録媒体に所定のテンショ
ンを付与し、当該回転ドラムから当該所定方向の下流側
に位置するキャプスタンの回転により当該テープ状記録
媒体を当該所定方向に送出して走行させる、テープ状記
録媒体の再生装置であって、前記テンション制御機構か
ら下流側且つ回転ドラムから上流側に、所定の誘電率を
有する絶縁基体と、前記絶縁基体上に設けられて電圧の
供給を受ける電極と、前記電極を被覆する絶縁性の被覆
層と、前記電極に電圧を印加する電圧印加手段と、を備
えて前記電圧の印加で前記電極に静電気が発生する静電
制動機構を、前記テープ状記録媒体の前記絶縁層に当接
可能に配設し、 前記回転ドラムを回転させつつ前記テ
ープ状記録媒体の走行を停止させる場合に、前記キャプ
スタンが回転を停止し、前記テンション制御機構が前記
テンションを緩和し、前記静電制動機構が当接する前記
テープ状記録媒体を静電気により吸引して制動し、つい
で前記キャプスタンは所定分だけ逆回転して前記テープ
状記録媒体を所定量だけ前記回転ドラム側へ送る構成と
したことを特徴とする。
は、テープ状の絶縁層の片面に設けられた磁性記録層に
情報信号が記録され、所定方向に走行可能なテープ状記
録媒体を、ヘッドを備えた回転ドラムに巻設し、当該回
転ドラムから当該所定方向の上流側に配置されたテンシ
ョン制御機構が当該テープ状記録媒体に所定のテンショ
ンを付与し、当該回転ドラムから当該所定方向の下流側
に位置するキャプスタンの回転により当該テープ状記録
媒体を当該所定方向に送出して走行させる、テープ状記
録媒体の再生装置であって、前記テンション制御機構か
ら下流側且つ回転ドラムから上流側に、所定の誘電率を
有する絶縁基体と、前記絶縁基体上に設けられて電圧の
供給を受ける電極と、前記電極を被覆する絶縁性の被覆
層と、前記電極に電圧を印加する電圧印加手段と、を備
えて前記電圧の印加で前記電極に静電気が発生する静電
制動機構を、前記テープ状記録媒体の前記絶縁層に当接
可能に配設し、 前記回転ドラムを回転させつつ前記テ
ープ状記録媒体の走行を停止させる場合に、前記キャプ
スタンが回転を停止し、前記テンション制御機構が前記
テンションを緩和し、前記静電制動機構が当接する前記
テープ状記録媒体を静電気により吸引して制動し、つい
で前記キャプスタンは所定分だけ逆回転して前記テープ
状記録媒体を所定量だけ前記回転ドラム側へ送る構成と
したことを特徴とする。
【0029】前記の構成によれば、回転ドラムから下流
のキャプスタンによりテープ状記録媒体の走行が停止さ
れ、回転ドラムから上流のテンション制御機構によりテ
ンション緩和がなされる。ついで回転ドラムとテンショ
ン制御機構の間の位置で静電制動機構によりテープ状記
録媒体が固定され、ついでキャプスタンの逆回転によ
り、回転ドラム周辺に適切量のテープが供給され、これ
により回転ドラムとテープ状記録媒体の間に空気層が形
成されて、テープ状記録媒体が回転ドラムから離間され
る。
のキャプスタンによりテープ状記録媒体の走行が停止さ
れ、回転ドラムから上流のテンション制御機構によりテ
ンション緩和がなされる。ついで回転ドラムとテンショ
ン制御機構の間の位置で静電制動機構によりテープ状記
録媒体が固定され、ついでキャプスタンの逆回転によ
り、回転ドラム周辺に適切量のテープが供給され、これ
により回転ドラムとテープ状記録媒体の間に空気層が形
成されて、テープ状記録媒体が回転ドラムから離間され
る。
【0030】本発明に係るテープ状記録媒体の再生方法
は、絶縁層に設けられた磁性記録層に情報信号を記録し
て所定方向へ走行するテープ状記録媒体に、所定のテン
ションを付与し、ついで読出ヘッドを備えて回転する回
転ドラムの外周へ当該磁性記録層を接触させて当該情報
信号を再生し、当該する回転ドラムから下流側のキャプ
スタンの回転により当該テープ状記録媒体を当該所定方
向へ送る第1の制御手順と、前記回転ドラムの回転中に
前記テープ状記録媒体の走行を停止させる際に、前記キ
ャプスタンの回転を停止し、且つ前記テープ状記録媒体
に付与するテンションを緩和させる第2の制御手順と、
前記回転ドラムと前記テンション制御機構の間の位置に
設けられた電極に電圧を印加して、発生する静電気によ
り、テンションが緩和された前記テープ状記録媒体の前
記絶縁層側を吸着させて固定させる第3の制御手順と、
を有することを特徴とする。
は、絶縁層に設けられた磁性記録層に情報信号を記録し
て所定方向へ走行するテープ状記録媒体に、所定のテン
ションを付与し、ついで読出ヘッドを備えて回転する回
転ドラムの外周へ当該磁性記録層を接触させて当該情報
信号を再生し、当該する回転ドラムから下流側のキャプ
スタンの回転により当該テープ状記録媒体を当該所定方
向へ送る第1の制御手順と、前記回転ドラムの回転中に
前記テープ状記録媒体の走行を停止させる際に、前記キ
ャプスタンの回転を停止し、且つ前記テープ状記録媒体
に付与するテンションを緩和させる第2の制御手順と、
前記回転ドラムと前記テンション制御機構の間の位置に
設けられた電極に電圧を印加して、発生する静電気によ
り、テンションが緩和された前記テープ状記録媒体の前
記絶縁層側を吸着させて固定させる第3の制御手順と、
を有することを特徴とする。
【0031】回転中の回転ドラムと、走行停止し且つテ
ンションが緩和されたテープ状記録媒体との間には空気
層が形成されるが、前記の方法によれば、回転ドラムか
ら下流のキャプスタンでテープ状記録媒体の走行停止が
なされ、回転ドラムから上流のテンション制御機構でテ
ンション緩和がなされた際に、低テンション下で空気層
によりテープ状記録媒体が若干量だけ回転ドラム側に引
き込まれ、ついで回転ドラムとテンション制御機構の間
の位置で電極の静電気による制動でテープ状記録媒体が
固定されることにより、回転ドラム周辺の若干量だけ増
えたテープ状記録媒体が、形成される空気層により回転
ドラムから離間される。
ンションが緩和されたテープ状記録媒体との間には空気
層が形成されるが、前記の方法によれば、回転ドラムか
ら下流のキャプスタンでテープ状記録媒体の走行停止が
なされ、回転ドラムから上流のテンション制御機構でテ
ンション緩和がなされた際に、低テンション下で空気層
によりテープ状記録媒体が若干量だけ回転ドラム側に引
き込まれ、ついで回転ドラムとテンション制御機構の間
の位置で電極の静電気による制動でテープ状記録媒体が
固定されることにより、回転ドラム周辺の若干量だけ増
えたテープ状記録媒体が、形成される空気層により回転
ドラムから離間される。
【0032】本発明に係るテープ状記録媒体の再生方法
は、絶縁層に設けられた磁性記録層に情報信号を記録し
て所定方向へ走行するテープ状記録媒体に、テンション
制御機構が所定のテンションを付与し、ついで読出ヘッ
ドを備えて回転する回転ドラムの外周へ当該磁性記録層
を接触させて当該情報信号を再生し、当該する回転ドラ
ムから下流側のキャプスタンの回転により当該テープ状
記録媒体を当該所定方向へ送る第1の制御手順と、前記
回転ドラムの回転中に前記テープ状記録媒体の走行を停
止させる際に、前記キャプスタンの回転を停止し且つ前
記テープ状記録媒体に付与するテンションを緩和させる
第2の制御手順と、前記回転ドラムと前記テンション制
御機構の間の位置に設けられた電極に電圧を印加して、
発生する静電気により、テンションが緩和された前記テ
ープ状記録媒体の前記絶縁層側を吸着させて固定させる
第3の制御手順と、前記キャプスタンを逆回転させると
ともに逆回転量を計測して前記テープ状記録媒体を所定
分だけ逆方向に進行させる第4の制御手順と、を有する
ことを特徴とする。
は、絶縁層に設けられた磁性記録層に情報信号を記録し
て所定方向へ走行するテープ状記録媒体に、テンション
制御機構が所定のテンションを付与し、ついで読出ヘッ
ドを備えて回転する回転ドラムの外周へ当該磁性記録層
を接触させて当該情報信号を再生し、当該する回転ドラ
ムから下流側のキャプスタンの回転により当該テープ状
記録媒体を当該所定方向へ送る第1の制御手順と、前記
回転ドラムの回転中に前記テープ状記録媒体の走行を停
止させる際に、前記キャプスタンの回転を停止し且つ前
記テープ状記録媒体に付与するテンションを緩和させる
第2の制御手順と、前記回転ドラムと前記テンション制
御機構の間の位置に設けられた電極に電圧を印加して、
発生する静電気により、テンションが緩和された前記テ
ープ状記録媒体の前記絶縁層側を吸着させて固定させる
第3の制御手順と、前記キャプスタンを逆回転させると
ともに逆回転量を計測して前記テープ状記録媒体を所定
分だけ逆方向に進行させる第4の制御手順と、を有する
ことを特徴とする。
【0033】回転中の回転ドラムと、走行停止し且つテ
ンションが緩和されたテープ状記録媒体との間には空気
層が形成されるが、前記の方法によれば、回転ドラムか
ら下流のキャプスタンでテープ状記録媒体の走行停止が
なされ、回転ドラムから上流のテンション制御機構でテ
ンション緩和がなされた後に、回転ドラムとテンション
制御機構の間の位置で電極の静電気による制動でテープ
状記録媒体が固定され、ついでキャプスタンの逆回転量
が検出制御されることにより、回転ドラム周辺に適切量
のテープが供給され、これにより回転ドラムとテープ状
記録媒体の間に所定間隔の空気層が形成されて、テープ
状記録媒体が回転ドラムから離間される。
ンションが緩和されたテープ状記録媒体との間には空気
層が形成されるが、前記の方法によれば、回転ドラムか
ら下流のキャプスタンでテープ状記録媒体の走行停止が
なされ、回転ドラムから上流のテンション制御機構でテ
ンション緩和がなされた後に、回転ドラムとテンション
制御機構の間の位置で電極の静電気による制動でテープ
状記録媒体が固定され、ついでキャプスタンの逆回転量
が検出制御されることにより、回転ドラム周辺に適切量
のテープが供給され、これにより回転ドラムとテープ状
記録媒体の間に所定間隔の空気層が形成されて、テープ
状記録媒体が回転ドラムから離間される。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を添付図を参照して詳細に説明する。なお、以下に述べ
る実施形態は、この発明の本質的な構成と作用を示すた
めの好適な例の一部であり、したがって技術構成上好ま
しい種々の限定が付されている場合があるが、この発明
の範囲は、以下の説明において特にこの発明を限定する
旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものでは
ない。
を添付図を参照して詳細に説明する。なお、以下に述べ
る実施形態は、この発明の本質的な構成と作用を示すた
めの好適な例の一部であり、したがって技術構成上好ま
しい種々の限定が付されている場合があるが、この発明
の範囲は、以下の説明において特にこの発明を限定する
旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものでは
ない。
【0035】図1は、本発明に係る静電制動機構の一実
施形態の構成の説明図である。図2は、図1に示される
静電制動機構が組み込まれたVTR装置の要部の模式斜
視図である。図3は、図1に示される静電制動体の一実
施形態の構成の斜視図である。図4は、図1に示される
静電制動機構が組み込まれた状態の説明図である。
施形態の構成の説明図である。図2は、図1に示される
静電制動機構が組み込まれたVTR装置の要部の模式斜
視図である。図3は、図1に示される静電制動体の一実
施形態の構成の斜視図である。図4は、図1に示される
静電制動機構が組み込まれた状態の説明図である。
【0036】図1および図4に示されるように、本発明
に係る静電制動機構ECは、静電制動体31と、高圧発
生制御回路16と高圧発生回路17から構成される電圧
印加手段とを備えて構成される。
に係る静電制動機構ECは、静電制動体31と、高圧発
生制御回路16と高圧発生回路17から構成される電圧
印加手段とを備えて構成される。
【0037】静電制動体31は、図3および図4に示さ
れるように直方体の前面垂直方向の両縁部に切り欠けが
施された形状で所定の誘電率を有する絶縁基体31b
と、その前面中央に横方向に展設された静電電極31a
と、この静電電極31aを覆う被覆層31dから構成さ
れ、絶縁基体31bはスタンド130によって支持され
ている。
れるように直方体の前面垂直方向の両縁部に切り欠けが
施された形状で所定の誘電率を有する絶縁基体31b
と、その前面中央に横方向に展設された静電電極31a
と、この静電電極31aを覆う被覆層31dから構成さ
れ、絶縁基体31bはスタンド130によって支持され
ている。
【0038】静電電極31aの縦方向寸法は、テープ状
記録媒体23の幅を超える構成が好ましく、またテープ
状記録媒体23の走行方向に沿って横方向に展設されて
いる。さらに、静電電極31aがテープ状記録媒体23
の走行路に配置され、テープ状記録媒体23に当接する
よう構成されている。
記録媒体23の幅を超える構成が好ましく、またテープ
状記録媒体23の走行方向に沿って横方向に展設されて
いる。さらに、静電電極31aがテープ状記録媒体23
の走行路に配置され、テープ状記録媒体23に当接する
よう構成されている。
【0039】静電電極31aには端子31eが設けら
れ、この端子31eとシャーシ間には、高圧発生回路1
7から高電圧が印加される。この高電圧の印加により静
電電極31aには静電気が正電荷として分布され、この
正電荷がテープ状記録媒体23の絶縁層を分極させて生
じた負電荷を引きつけることによりテープ状記録媒体2
3を静電電極31aに吸着する。
れ、この端子31eとシャーシ間には、高圧発生回路1
7から高電圧が印加される。この高電圧の印加により静
電電極31aには静電気が正電荷として分布され、この
正電荷がテープ状記録媒体23の絶縁層を分極させて生
じた負電荷を引きつけることによりテープ状記録媒体2
3を静電電極31aに吸着する。
【0040】高圧発生回路17は、高圧発生制御回路1
6から制御されるタイミングで例えば1.5KV程度の
高電圧を発生し、端子31eとシャーシ間に印加する。
高圧発生回路17から高電圧が供給されると、静電電極
31aに正電荷が直ちに生じてテープ状記録媒体23の
吸着力が発生し、高圧発生回路17からの高電圧供給が
停止すると、静電電極31aの正電荷は速やかに放電し
てテープ状記録媒体23の吸着力が失われる。この静電
吸着力は、静電電極31aの実効長さ(接触するテープ
長)L、電極電圧E、テープ幅t、の積に比例する。被
覆層31dの誘電率、テープ23と被覆層31dとの間
の摩擦係数などの積に比例する。
6から制御されるタイミングで例えば1.5KV程度の
高電圧を発生し、端子31eとシャーシ間に印加する。
高圧発生回路17から高電圧が供給されると、静電電極
31aに正電荷が直ちに生じてテープ状記録媒体23の
吸着力が発生し、高圧発生回路17からの高電圧供給が
停止すると、静電電極31aの正電荷は速やかに放電し
てテープ状記録媒体23の吸着力が失われる。この静電
吸着力は、静電電極31aの実効長さ(接触するテープ
長)L、電極電圧E、テープ幅t、の積に比例する。被
覆層31dの誘電率、テープ23と被覆層31dとの間
の摩擦係数などの積に比例する。
【0041】つぎに、この静電制動機構ECが配置され
る周囲の構成を説明する。テープ状記録媒体23は、テ
ープ状の絶縁層の片面に設けられた磁性記録層に情報信
号が記録され、装着されたカセット(図2参照)からロ
ーディングされて再生時に所定の走行方向Vへ走行す
る。
る周囲の構成を説明する。テープ状記録媒体23は、テ
ープ状の絶縁層の片面に設けられた磁性記録層に情報信
号が記録され、装着されたカセット(図2参照)からロ
ーディングされて再生時に所定の走行方向Vへ走行す
る。
【0042】円筒型の回転ドラム24は円筒型で、その
外周に映像信号の再生ヘッド25a、25bおよび消去
ヘッド25cを内蔵して軸中心に回転自在であるととも
に、その外周面の一部に、走行するテープ状記録媒体2
3の磁性記録層側が当接するように傾斜をつけて巻き付
け、しかも走行するテープ状記録媒体23の線速度より
も速い線速度で回転可能に構成されている。
外周に映像信号の再生ヘッド25a、25bおよび消去
ヘッド25cを内蔵して軸中心に回転自在であるととも
に、その外周面の一部に、走行するテープ状記録媒体2
3の磁性記録層側が当接するように傾斜をつけて巻き付
け、しかも走行するテープ状記録媒体23の線速度より
も速い線速度で回転可能に構成されている。
【0043】回転ドラム24の周辺のシャーシ面には、
複数のガイドピン26が垂直に設けられている。この複
数のガイドピン26によって、テープ状記録媒体23の
走行路すなわちテープパスが規制される。
複数のガイドピン26が垂直に設けられている。この複
数のガイドピン26によって、テープ状記録媒体23の
走行路すなわちテープパスが規制される。
【0044】テープ状記録媒体23は、図中の回転ドラ
ム24左側のガイドピン26の位置から進んで回転ドラ
ム24の外周左端に近い位置で当接し、回転ドラム24
の外周下端の位置を経て外周右端をこえる位置まで、1
80°以上の範囲にわたって巻設され、回転ドラム24
右側のガイドピン26の位置へと走行する。
ム24左側のガイドピン26の位置から進んで回転ドラ
ム24の外周左端に近い位置で当接し、回転ドラム24
の外周下端の位置を経て外周右端をこえる位置まで、1
80°以上の範囲にわたって巻設され、回転ドラム24
右側のガイドピン26の位置へと走行する。
【0045】その先のテープパスには、キャプスタン2
7及びピンチローラ28がテープ状記録媒体23を挟持
可能に設けられている。テープ状記録媒体23を走行さ
せる際には、ピンチローラ28が移動されてテープ状記
録媒体23をキャプスタン27に押圧し、キャプスタン
27の回転によってテープが確実に走行する。
7及びピンチローラ28がテープ状記録媒体23を挟持
可能に設けられている。テープ状記録媒体23を走行さ
せる際には、ピンチローラ28が移動されてテープ状記
録媒体23をキャプスタン27に押圧し、キャプスタン
27の回転によってテープが確実に走行する。
【0046】一方、回転ピン29はテンションレギュレ
ーションアーム34に取付けられ、装着されたカセット
からテープ状記録媒体23を引き出してローディングし
た後、図中の位置X1に位置して走行中のテープ状記録
媒体23に一定のテンションを与える。またテープ状記
録媒体23の走行停止時には、テンションレギュレーシ
ョンアーム34が回転ピン29を位置X2に移動してテ
ンションを軽減させる。
ーションアーム34に取付けられ、装着されたカセット
からテープ状記録媒体23を引き出してローディングし
た後、図中の位置X1に位置して走行中のテープ状記録
媒体23に一定のテンションを与える。またテープ状記
録媒体23の走行停止時には、テンションレギュレーシ
ョンアーム34が回転ピン29を位置X2に移動してテ
ンションを軽減させる。
【0047】ノーマル再生中は、キャプスタン27が回
転してテープ状記録媒体23を定速度で送り、サプライ
リール21から供給されて回転ピン29により所定のテ
ンションが付与されたテープ状記録媒体23は、上記の
ように回転ドラム24に巻設されて走行し、キャプスタ
ン27とピンチローラ28を経てテークアップリール2
2に巻き取られる。
転してテープ状記録媒体23を定速度で送り、サプライ
リール21から供給されて回転ピン29により所定のテ
ンションが付与されたテープ状記録媒体23は、上記の
ように回転ドラム24に巻設されて走行し、キャプスタ
ン27とピンチローラ28を経てテークアップリール2
2に巻き取られる。
【0048】一方、静電制動機構ECはこの間、不作動
であり、テープ状記録媒体23は静電制動体31から離
れた位置を走行している。
であり、テープ状記録媒体23は静電制動体31から離
れた位置を走行している。
【0049】ついで、このノーマル再生から、回転ドラ
ム24を回転させつつテープ状記録媒体23の走行を停
止させるスチル再生へ移行すると、キャプスタン27の
回転が停止され、また同時にサプライリール21とテー
クアップリール22の回転が停止される。
ム24を回転させつつテープ状記録媒体23の走行を停
止させるスチル再生へ移行すると、キャプスタン27の
回転が停止され、また同時にサプライリール21とテー
クアップリール22の回転が停止される。
【0050】ここで、キャプスタン27の回転は停止さ
れるが、ピンチローラ28は依然、キャプスタン27を
押圧する位置に置かれる。この結果、テープ状記録媒体
23はキャプスタン27とピンチローラ28間に固定さ
れている。
れるが、ピンチローラ28は依然、キャプスタン27を
押圧する位置に置かれる。この結果、テープ状記録媒体
23はキャプスタン27とピンチローラ28間に固定さ
れている。
【0051】キャプスタン27の回転停止と同時に、テ
ンションレギュレーションアーム34は回転ピン29を
スチル位置X2へ移動させ、テンションを軽減させる。
回転ピン29がスチル位置X2へ移動することにより、
テープ状記録媒体23の経路が変更され、静電制動体3
1に当接するようになる。
ンションレギュレーションアーム34は回転ピン29を
スチル位置X2へ移動させ、テンションを軽減させる。
回転ピン29がスチル位置X2へ移動することにより、
テープ状記録媒体23の経路が変更され、静電制動体3
1に当接するようになる。
【0052】ここで回転ドラム24は外周面が大きい線
速度で回転し、一方、テープ状記録媒体23は停止して
いるから、回転ドラム24とテープ状記録媒体23間に
空気層が形成される。
速度で回転し、一方、テープ状記録媒体23は停止して
いるから、回転ドラム24とテープ状記録媒体23間に
空気層が形成される。
【0053】したがって回転ピン29がスチル位置X2
へ移動してテープ状記録媒体23に与えられるテンショ
ンが軽減されると、この空気層によりテープが若干量、
回転ドラム24側に送られる。
へ移動してテープ状記録媒体23に与えられるテンショ
ンが軽減されると、この空気層によりテープが若干量、
回転ドラム24側に送られる。
【0054】次に、高圧発生回路17から高電圧が静電
制動体31の静電電極31aに供給され、静電電極31
aに静電気が発生すると、静電電極31aがテープ状記
録媒体23を静電吸引し、テープ状記録媒体23は静電
制動体31に吸着され固定される。
制動体31の静電電極31aに供給され、静電電極31
aに静電気が発生すると、静電電極31aがテープ状記
録媒体23を静電吸引し、テープ状記録媒体23は静電
制動体31に吸着され固定される。
【0055】前記のようにして、テープ状記録媒体23
は、回転ドラム24から上流側の静電制動機構ECで固
定され、且つ回転ドラム24から下流側のキャプスタン
27とピンチローラ28間に固定され、且つ回転ドラム
24周辺には若干量の余裕が生じたテープ状記録媒体2
3が存在する状態となる。
は、回転ドラム24から上流側の静電制動機構ECで固
定され、且つ回転ドラム24から下流側のキャプスタン
27とピンチローラ28間に固定され、且つ回転ドラム
24周辺には若干量の余裕が生じたテープ状記録媒体2
3が存在する状態となる。
【0056】ここで、テンションレギュレーションアー
ム34と回転ピン29によるテンションは静電制動機構
ECにおいて遮断されるから、回転ドラム24周辺のテ
ープ状記録媒体23のテンションはさらに低下し、且つ
上記のように若干量の余裕があるから、回転ドラム24
周辺のテープ状記録媒体23は回転ドラム24が形成す
る空気層に容易に乗り、回転ドラム24外周から離反す
る。この離反は定常的に持続される。
ム34と回転ピン29によるテンションは静電制動機構
ECにおいて遮断されるから、回転ドラム24周辺のテ
ープ状記録媒体23のテンションはさらに低下し、且つ
上記のように若干量の余裕があるから、回転ドラム24
周辺のテープ状記録媒体23は回転ドラム24が形成す
る空気層に容易に乗り、回転ドラム24外周から離反す
る。この離反は定常的に持続される。
【0057】この結果、スチル再生中にテープ状記録媒
体23が回転ドラム24に接触することがなくなり、長
時間のスチル再生がなされても、回転ドラム24側面や
ヘッド25との衝突によるテープ状記録媒体23の損傷
を防止することができ、また同時にヘッド25の摩耗を
防止できる。
体23が回転ドラム24に接触することがなくなり、長
時間のスチル再生がなされても、回転ドラム24側面や
ヘッド25との衝突によるテープ状記録媒体23の損傷
を防止することができ、また同時にヘッド25の摩耗を
防止できる。
【0058】また、テープ状記録媒体23が静電制動機
構ECおよび、キャプスタン27とピンチローラ28で
固定されていることにより、テンションが低下してもテ
ープ状記録媒体23が脱落することがない。
構ECおよび、キャプスタン27とピンチローラ28で
固定されていることにより、テンションが低下してもテ
ープ状記録媒体23が脱落することがない。
【0059】さらに、テープ状記録媒体23が静電制動
機構ECおよび、キャプスタン27とピンチローラ28
で固定されていることにより、テープ量にこれ以上の遊
び分が生じないから、回転ドラム24が回転していても
テープ状記録媒体23が巻き込まれることがない。
機構ECおよび、キャプスタン27とピンチローラ28
で固定されていることにより、テープ量にこれ以上の遊
び分が生じないから、回転ドラム24が回転していても
テープ状記録媒体23が巻き込まれることがない。
【0060】しかも、静電制動機構ECがテープ状記録
媒体23に機械的押圧を加えることなく保持して固定す
るから、保持中にテープ状記録媒体23に変形などの損
傷を与えることがない。
媒体23に機械的押圧を加えることなく保持して固定す
るから、保持中にテープ状記録媒体23に変形などの損
傷を与えることがない。
【0061】さらに、静電制動機構ECの静電電極31
aは電圧の印加を止めるだけで吸着力がゼロまで急減す
ることにより、極めて容易に、且つ変形を与えることな
く、テープ状記録媒体23を静電制動機構ECから離脱
させることができる。
aは電圧の印加を止めるだけで吸着力がゼロまで急減す
ることにより、極めて容易に、且つ変形を与えることな
く、テープ状記録媒体23を静電制動機構ECから離脱
させることができる。
【0062】さらに、静電制動機構ECによるテープ状
記録媒体23の着脱によるテープ状記録媒体23の位置
ずれは極めて小さく、よってテープ状記録媒体23の位
置管理を容易になすことが可能になる。
記録媒体23の着脱によるテープ状記録媒体23の位置
ずれは極めて小さく、よってテープ状記録媒体23の位
置管理を容易になすことが可能になる。
【0063】また、静電制動機構ECへのテープ状記録
媒体23の着脱が静電気によって為され、機械的駆動を
要しないゆえ、迅速に作動でき、且つ軽量に構成するこ
とができる。
媒体23の着脱が静電気によって為され、機械的駆動を
要しないゆえ、迅速に作動でき、且つ軽量に構成するこ
とができる。
【0064】つぎに、本発明に係るテープ状記録媒体の
再生装置の実施形態を、再生するVTR装置を例に説明
する。
再生装置の実施形態を、再生するVTR装置を例に説明
する。
【0065】図5は、本発明に係るテープ状記録媒体の
再生装置の一実施形態であるVTR装置の、システム構
成を示すブロック図の一部であり、サーボ系のシステム
構成を示している。図6は、この装置の状態遷移図であ
る。また図7はこの装置の動作を示す制御プログラムの
メインフローチャートである。さらに図8及び図9は、
図7のメインフローチャートにおけるサーボ処理のフロ
ーチャートである。
再生装置の一実施形態であるVTR装置の、システム構
成を示すブロック図の一部であり、サーボ系のシステム
構成を示している。図6は、この装置の状態遷移図であ
る。また図7はこの装置の動作を示す制御プログラムの
メインフローチャートである。さらに図8及び図9は、
図7のメインフローチャートにおけるサーボ処理のフロ
ーチャートである。
【0066】図5において、システムコントロールCP
U1は、この装置全体を制御する演算処理装置である。
システムコントロールCPU1は、システムバスを介し
てプログラムメモリ2及びサーボCPU3と接続され、
スイッチ部及びリモコン(いずれも図示せず)からの操
作に応じたモード信号Mdを受けて、プログラムメモリ
2の制御プログラムを実行して、サーボCPU3へ制御
指示を送付する。
U1は、この装置全体を制御する演算処理装置である。
システムコントロールCPU1は、システムバスを介し
てプログラムメモリ2及びサーボCPU3と接続され、
スイッチ部及びリモコン(いずれも図示せず)からの操
作に応じたモード信号Mdを受けて、プログラムメモリ
2の制御プログラムを実行して、サーボCPU3へ制御
指示を送付する。
【0067】サーボCPU3は、システムバスを介して
信号やデータ授受をおこなう他に、複数の入出力ポート
を備えている。以下、各出力ポート及び入力ポートに接
続された構成部の機能について説明する。
信号やデータ授受をおこなう他に、複数の入出力ポート
を備えている。以下、各出力ポート及び入力ポートに接
続された構成部の機能について説明する。
【0068】出力ポートSDには、S(サプライ)モー
タドライブ回路(ドライバ:以下同様)4が接続され、
出力ポートSDから制御信号が発せられると、これに基
づきSモータドライブ回路4がサプライモータ5を回転
駆動する。そして、サプライモータ5に設けられたFG
(frequency genarator)からは、
その回転にともない発生したFG信号が入力ポートSF
Gに入力される。
タドライブ回路(ドライバ:以下同様)4が接続され、
出力ポートSDから制御信号が発せられると、これに基
づきSモータドライブ回路4がサプライモータ5を回転
駆動する。そして、サプライモータ5に設けられたFG
(frequency genarator)からは、
その回転にともない発生したFG信号が入力ポートSF
Gに入力される。
【0069】出力ポートCDには、C(キャプスタン)
モータドライブ回路6が接続され、出力ポートCDから
制御信号が発せられると、これに基づきCモータドライ
ブ回路6がキャプスタンモータ7を回転駆動する。そし
て、キャプスタンモータ7に設けられたFGからは、そ
の回転にともない発生したFG信号が入力ポートCFG
に入力される。
モータドライブ回路6が接続され、出力ポートCDから
制御信号が発せられると、これに基づきCモータドライ
ブ回路6がキャプスタンモータ7を回転駆動する。そし
て、キャプスタンモータ7に設けられたFGからは、そ
の回転にともない発生したFG信号が入力ポートCFG
に入力される。
【0070】出力ポートDDには、D(ドラム)モータ
ドライブ回路8が接続され、ドラムモータ9を回転駆動
する。ドラムモータ9には、FG及びPG(phase
genarator)が設けられ、回転速度に応じた
FG信号、並びに記録ヘッド及び再生ヘッドの位置を検
出するPG信号が、入力ポートDFG及び入力ポートD
PGにそれぞれ入力される。
ドライブ回路8が接続され、ドラムモータ9を回転駆動
する。ドラムモータ9には、FG及びPG(phase
genarator)が設けられ、回転速度に応じた
FG信号、並びに記録ヘッド及び再生ヘッドの位置を検
出するPG信号が、入力ポートDFG及び入力ポートD
PGにそれぞれ入力される。
【0071】ドラムモータ9は、直結されたドラム機構
部(図中ではドラムと略記)10を駆動する。ドラム機
構部10には、タイムコードヘッドが設けられており、
テープに記録された1フレームごとのタイムコード信号
を再生してPBアンプ回路11へ送付する。PBアンプ
回路11は、再生されたタイムコード信号を増幅して出
力する。TC(タイムコード)リーダー回路12は、増
幅されたタイムコード信号を数値化してシステムコント
ロールCPU1に入力する。
部(図中ではドラムと略記)10を駆動する。ドラム機
構部10には、タイムコードヘッドが設けられており、
テープに記録された1フレームごとのタイムコード信号
を再生してPBアンプ回路11へ送付する。PBアンプ
回路11は、再生されたタイムコード信号を増幅して出
力する。TC(タイムコード)リーダー回路12は、増
幅されたタイムコード信号を数値化してシステムコント
ロールCPU1に入力する。
【0072】出力ポートTDには、T(テイクアップ)
モータドライブ回路13が接続され、テイクアップモー
タ14を回転駆動する。そして、テイクアップモータ1
4に設けられたFGからは、回転にともない発生したF
G信号が入力ポートTFGに入力される。
モータドライブ回路13が接続され、テイクアップモー
タ14を回転駆動する。そして、テイクアップモータ1
4に設けられたFGからは、回転にともない発生したF
G信号が入力ポートTFGに入力される。
【0073】出力ポートD1〜D4には、TTP(カセ
ット/テンションアーム/ローディング/ピンチロー
ラ)ドライブ回路15が接続され、テープローディング
機構、カセットのアップ・ダウン機構、テンションアー
ム、ピンチローラ機構を駆動する。
ット/テンションアーム/ローディング/ピンチロー
ラ)ドライブ回路15が接続され、テープローディング
機構、カセットのアップ・ダウン機構、テンションアー
ム、ピンチローラ機構を駆動する。
【0074】出力ポートHVには、高圧発生制御回路1
6が接続され、トランス等からなる高圧発生回路17に
電圧を供給して、高電圧を発生させる。発生された高電
圧は静電制動体に供給される。
6が接続され、トランス等からなる高圧発生回路17に
電圧を供給して、高電圧を発生させる。発生された高電
圧は静電制動体に供給される。
【0075】入力ポートV1〜V3には、センサ・イン
タフェース18が接続され、テープのテンションを検出
するテンションセンサ、カセットの有無を検出するカセ
ットセンサ、テンションアーム等の移動部材の位置を検
出するポジションセンサからの検出信号を入力する。
タフェース18が接続され、テープのテンションを検出
するテンションセンサ、カセットの有無を検出するカセ
ットセンサ、テンションアーム等の移動部材の位置を検
出するポジションセンサからの検出信号を入力する。
【0076】この装置が作動を開始すると、図6に示さ
れる各モードのいずれかの下で作動し、またモード間遷
移をする。電源スイッチがオンになると、システムコン
トロールCPU1は図7に示すメインフローを実行す
る。すなわち、所定のイニシャライズ処理(ステップS
1)を行った後、スイッチ処理(ステップS2)、モー
ド設定処理(ステップS3)、サーボ処理(ステップS
4)、映像信号処理(ステップS5)、その他の処理
(ステップS6)を実行する。
れる各モードのいずれかの下で作動し、またモード間遷
移をする。電源スイッチがオンになると、システムコン
トロールCPU1は図7に示すメインフローを実行す
る。すなわち、所定のイニシャライズ処理(ステップS
1)を行った後、スイッチ処理(ステップS2)、モー
ド設定処理(ステップS3)、サーボ処理(ステップS
4)、映像信号処理(ステップS5)、その他の処理
(ステップS6)を実行する。
【0077】そして、電源スイッチがオフになったか否
かを判別し(ステップS7)、オフでない場合には、ス
テップS2に移行してステップS6までの各処理を繰り
返す。ステップS7において、電源スイッチがオフされ
た場合には、電源オフ処理、例えば設定したモードをメ
モリに格納する処理等を行う。
かを判別し(ステップS7)、オフでない場合には、ス
テップS2に移行してステップS6までの各処理を繰り
返す。ステップS7において、電源スイッチがオフされ
た場合には、電源オフ処理、例えば設定したモードをメ
モリに格納する処理等を行う。
【0078】ステップS2におけるスイッチ処理では、
スイッチ部又はリモコンの操作を検出して、検出結果に
応じてステップS3におけるモード設定処理を実行す
る。なお、ステップS1のイニシャライズ処理におい
て、最初は図6の状態遷移図におけるストップモードに
設定されている。
スイッチ部又はリモコンの操作を検出して、検出結果に
応じてステップS3におけるモード設定処理を実行す
る。なお、ステップS1のイニシャライズ処理におい
て、最初は図6の状態遷移図におけるストップモードに
設定されている。
【0079】図6で、ストップモードにおいてREC
(記録)スイッチがオンされると、RECモード即ち記
録モードに移行し、記録モードにおいて、ストップスイ
ッチがオンされるとストップモードに戻る。ストップモ
ードにおいて、PB(再生)スイッチがオンされるとノ
ーマル再生モードに移行し、ノーマル再生モードにおい
て、ストップスイッチがオンされるとストップモードに
戻る。
(記録)スイッチがオンされると、RECモード即ち記
録モードに移行し、記録モードにおいて、ストップスイ
ッチがオンされるとストップモードに戻る。ストップモ
ードにおいて、PB(再生)スイッチがオンされるとノ
ーマル再生モードに移行し、ノーマル再生モードにおい
て、ストップスイッチがオンされるとストップモードに
戻る。
【0080】ストップモードにおいて、FF(早送り)
スイッチ又はREW(巻戻し)スイッチがオンされると
FF/REWモードに移行する。FF/REWモードに
おいて、ストップスイッチがオンされるとストップモー
ドに戻り、PBスイッチがオンされると、ノーマル再生
モードに移行する。
スイッチ又はREW(巻戻し)スイッチがオンされると
FF/REWモードに移行する。FF/REWモードに
おいて、ストップスイッチがオンされるとストップモー
ドに戻り、PBスイッチがオンされると、ノーマル再生
モードに移行する。
【0081】ノーマル再生モードにおいて、FFスイッ
チ又はREWスイッチがオンされるとJOG(ジョグ)
モードに移行し、JOGモードにおいて、PBスイッチ
がオンされると、ノーマル再生モードに戻る。
チ又はREWスイッチがオンされるとJOG(ジョグ)
モードに移行し、JOGモードにおいて、PBスイッチ
がオンされると、ノーマル再生モードに戻る。
【0082】ノーマル再生モードにおいて、STILL
(スチル)スイッチがオンされると、スチル再生モード
に移行し、スチル再生モードにおいてPBスイッチがオ
ンされると、ノーマル再生モードに戻る。
(スチル)スイッチがオンされると、スチル再生モード
に移行し、スチル再生モードにおいてPBスイッチがオ
ンされると、ノーマル再生モードに戻る。
【0083】システムコントロールCPU1は、設定し
たモードに応じて、システムバスを介してサーボCPU
3をコントロールする。すなわち、図8に示すように、
まず、センサー処理(ステップS41)を実行し、モー
ド判別処理(ステップS42)を実行する。
たモードに応じて、システムバスを介してサーボCPU
3をコントロールする。すなわち、図8に示すように、
まず、センサー処理(ステップS41)を実行し、モー
ド判別処理(ステップS42)を実行する。
【0084】なお、ステップS41におけるセンサー処
理において、図5のサーボCPU3の入力ポートV2に
おいて、カセットがまだ装着されていないことを、セン
サインタフェース18によって検出した場合には、スト
ップモードを維持した状態でカセットの装着を待機して
いる。カセットが装着されたときは、テープを引き出し
てローディング制御を行う。ローディング制御の動作は
本発明には直接関係しないので、ローディング制御のサ
ーボ処理のフローについては省略する。
理において、図5のサーボCPU3の入力ポートV2に
おいて、カセットがまだ装着されていないことを、セン
サインタフェース18によって検出した場合には、スト
ップモードを維持した状態でカセットの装着を待機して
いる。カセットが装着されたときは、テープを引き出し
てローディング制御を行う。ローディング制御の動作は
本発明には直接関係しないので、ローディング制御のサ
ーボ処理のフローについては省略する。
【0085】すなわち、サーボCPU3の出力ポート
(図示せず)からローディング信号が出力され、テープ
のローディングが完了した状態におけるサーボ処理につ
いて説明する。
(図示せず)からローディング信号が出力され、テープ
のローディングが完了した状態におけるサーボ処理につ
いて説明する。
【0086】テープのローディング完了状態では、前記
の図2に示されたように、装着されたカセット20から
ローディングされたテープ状記録媒体23が、複数のガ
イドピン26と回転ピン29を経て回転ドラム24に巻
き付けられ、さらにガイドピン26によって走行路すな
わちテープパスが規制されて、キャプスタン27及びピ
ンチローラ28に至る。なお初期状態では、テープ状記
録媒体23の走行路は静電制動機構ECから離れた位置
にある。
の図2に示されたように、装着されたカセット20から
ローディングされたテープ状記録媒体23が、複数のガ
イドピン26と回転ピン29を経て回転ドラム24に巻
き付けられ、さらにガイドピン26によって走行路すな
わちテープパスが規制されて、キャプスタン27及びピ
ンチローラ28に至る。なお初期状態では、テープ状記
録媒体23の走行路は静電制動機構ECから離れた位置
にある。
【0087】テープパス中に設けられたキャプスタン2
7及びピンチローラ28は、テープ状記録媒体23を挟
む位置にあって、テープの走行の際にはピンチローラ2
8が移動され、テープ状記録媒体23をキャプスタン2
7に押圧し、キャプスタン27の回転によってテープが
確実に走行するように構成されている。
7及びピンチローラ28は、テープ状記録媒体23を挟
む位置にあって、テープの走行の際にはピンチローラ2
8が移動され、テープ状記録媒体23をキャプスタン2
7に押圧し、キャプスタン27の回転によってテープが
確実に走行するように構成されている。
【0088】ここでテンションレギュレーションアーム
34に取付けられた回転ピン29が、走行中のテープに
一定のテンションを与えている。
34に取付けられた回転ピン29が、走行中のテープに
一定のテンションを与えている。
【0089】このようにローディングがなされた状態
で、図8のステップS43においてモード変更があるか
否かを判別し、モード変更がない場合には、このフロー
を終了して図7のメインフローに戻る。モード変更があ
ったときは、スチルモードへの変更か否かを判別する
(ステップS44)。
で、図8のステップS43においてモード変更があるか
否かを判別し、モード変更がない場合には、このフロー
を終了して図7のメインフローに戻る。モード変更があ
ったときは、スチルモードへの変更か否かを判別する
(ステップS44)。
【0090】スチルモードへの変更である場合には、サ
ーボCPU3の出力ポートCDからの駆動信号を停止し
て、キャプスタンモータ7をオフ処理し(ステップS4
5)、キャプスタン27の回転を停止させる。また同時
に、サーボCPU3の出力ポートSDからの駆動信号を
停止して、サプライモータ5をオフ処理し(ステップS
46)、サプライリールの回転を停止させる。
ーボCPU3の出力ポートCDからの駆動信号を停止し
て、キャプスタンモータ7をオフ処理し(ステップS4
5)、キャプスタン27の回転を停止させる。また同時
に、サーボCPU3の出力ポートSDからの駆動信号を
停止して、サプライモータ5をオフ処理し(ステップS
46)、サプライリールの回転を停止させる。
【0091】この間、キャプスタン27の回転は停止さ
れるが、ピンチローラ28は依然、キャプスタン27を
押圧する位置に置かれる。この結果、テープ状記録媒体
23はキャプスタン27とピンチローラ28間に固定さ
れている。
れるが、ピンチローラ28は依然、キャプスタン27を
押圧する位置に置かれる。この結果、テープ状記録媒体
23はキャプスタン27とピンチローラ28間に固定さ
れている。
【0092】次に、サーボCPU3の出力ポートD2か
らTTPドライブ回路15に、テープテンションを低減
する制御信号を出力する(ステップS47)。テープテ
ンション低減の制御信号によって、図1に示す回転ピン
29がスチル位置X2に移動し、テープ状記録媒体23
に与えるテンションを軽減させる。
らTTPドライブ回路15に、テープテンションを低減
する制御信号を出力する(ステップS47)。テープテ
ンション低減の制御信号によって、図1に示す回転ピン
29がスチル位置X2に移動し、テープ状記録媒体23
に与えるテンションを軽減させる。
【0093】ステップS48においては、回転ピン29
の位置がスチル位置X2に移動したか否かを判別する。
回転ピン29がスチル位置X2に移動すると、テープ状
記録媒体23が静電制動機構ECに当接する位置に移動
する。
の位置がスチル位置X2に移動したか否かを判別する。
回転ピン29がスチル位置X2に移動すると、テープ状
記録媒体23が静電制動機構ECに当接する位置に移動
する。
【0094】次に、サーボCPU3の出力ポートHVか
らオン制御信号を高圧発生制御回路16に出力して、静
電制動機構ECのオン処理(ステップS49)を行う。
この結果、高圧発生回路17から高電圧が静電制動機構
ECの静電電極31aに供給され、静電電極31aに静
電気が発生して、当接しているテープ状記録媒体23を
吸着する。
らオン制御信号を高圧発生制御回路16に出力して、静
電制動機構ECのオン処理(ステップS49)を行う。
この結果、高圧発生回路17から高電圧が静電制動機構
ECの静電電極31aに供給され、静電電極31aに静
電気が発生して、当接しているテープ状記録媒体23を
吸着する。
【0095】テープ状記録媒体23が静電制動機構EC
の表面に吸着固定された後、ステップS50において、
サーボCPU3の出力ポートCDからキャプスタンモー
タドライブ回路6に信号を出力して、キャプスタン制御
装置127を駆動し、キャプスタンモータ7を逆転させ
る。すなわち、図1に示すように、キャプスタン27を
矢印の方向に回転させて、テープ状記録媒体23を矢印
Wの方向、すなわち再生時の走行方向Vとは反対向きに
所定量だけ戻す。
の表面に吸着固定された後、ステップS50において、
サーボCPU3の出力ポートCDからキャプスタンモー
タドライブ回路6に信号を出力して、キャプスタン制御
装置127を駆動し、キャプスタンモータ7を逆転させ
る。すなわち、図1に示すように、キャプスタン27を
矢印の方向に回転させて、テープ状記録媒体23を矢印
Wの方向、すなわち再生時の走行方向Vとは反対向きに
所定量だけ戻す。
【0096】この結果、回転ドラム24の周囲に接触し
ていたテープ状記録媒体23が23Aの位置から、部分
的に回転ドラム24から離反した23Bの位置へ、さら
に完全に回転ドラム24から離反した23Cの位置へと
移動する。テープテンションは、23Aの位置では約7
g、23Bの位置では約0.5g、23Cの位置では0
gとなる。23Cの位置では、回転ドラム24の外周面
とテープ状記録媒体23との間に連続した空気層(エア
フィルム)35が形成される。この場合には、回転する
ドラム24に設けられた記録ヘッド25a、再生ヘッド
25b、消去ヘッド25cは、テープ状記録媒体23に
接触しない。
ていたテープ状記録媒体23が23Aの位置から、部分
的に回転ドラム24から離反した23Bの位置へ、さら
に完全に回転ドラム24から離反した23Cの位置へと
移動する。テープテンションは、23Aの位置では約7
g、23Bの位置では約0.5g、23Cの位置では0
gとなる。23Cの位置では、回転ドラム24の外周面
とテープ状記録媒体23との間に連続した空気層(エア
フィルム)35が形成される。この場合には、回転する
ドラム24に設けられた記録ヘッド25a、再生ヘッド
25b、消去ヘッド25cは、テープ状記録媒体23に
接触しない。
【0097】さらにこの場合においては、テンションが
0gに低下したテープ状記録媒体23が、静電制動機構
ECとキャプスタン27との2点で固定されているの
で、下にずり落ちることがない。
0gに低下したテープ状記録媒体23が、静電制動機構
ECとキャプスタン27との2点で固定されているの
で、下にずり落ちることがない。
【0098】また、上記2点で固定されたテープ状記録
媒体23が、回転ドラム24の回転によって巻き込まれ
ることがない。
媒体23が、回転ドラム24の回転によって巻き込まれ
ることがない。
【0099】テープ状記録媒体23を23Cの位置に移
動する制御を行うためには、テープ状記録媒体23の戻
し量を制御する必要がある。このため、サーボCPU3
に入力ポートCFGにおいて、キャプスタン27を回転
駆動するキャプスタンモータ7の回転量に比例するFG
信号によって、キャプスタン27の回転量を検出する。
すなわち、ステップS51において、キャプスタン27
の所定回転が終了したか否かを判別する。
動する制御を行うためには、テープ状記録媒体23の戻
し量を制御する必要がある。このため、サーボCPU3
に入力ポートCFGにおいて、キャプスタン27を回転
駆動するキャプスタンモータ7の回転量に比例するFG
信号によって、キャプスタン27の回転量を検出する。
すなわち、ステップS51において、キャプスタン27
の所定回転が終了したか否かを判別する。
【0100】キャプスタン27の所定回転が終了してい
ない場合には、ステップS50におけるキャプスタンモ
ータ7の逆転処理を続行する。キャプスタン27の所定
回転が終了したときは、回転ドラム24とテープ状記録
媒体23の間に所定間隔の空気層35が形成されるの
で、このフローを終了して図7のメインフローに戻る。
ない場合には、ステップS50におけるキャプスタンモ
ータ7の逆転処理を続行する。キャプスタン27の所定
回転が終了したときは、回転ドラム24とテープ状記録
媒体23の間に所定間隔の空気層35が形成されるの
で、このフローを終了して図7のメインフローに戻る。
【0101】一方、ステップS44において、モード変
更がスチル再生モードへの変更でない場合には、ノーマ
ル再生モードへの変更であるか否かを判別する(ステッ
プS52)。ノーマル再生モードへの変更である場合に
は、現在のモードがスチル再生モードであり、スチル再
生中であるか否かを判別する(ステップS53)。
更がスチル再生モードへの変更でない場合には、ノーマ
ル再生モードへの変更であるか否かを判別する(ステッ
プS52)。ノーマル再生モードへの変更である場合に
は、現在のモードがスチル再生モードであり、スチル再
生中であるか否かを判別する(ステップS53)。
【0102】スチル再生中である場合には、サーボCP
U3の出力ポートHVから高圧発生制御回路16への信
号をオフにして、高圧発生回路17から静電制動体31
への高電圧の供給を停止することにより、静電制動体3
1のオフ処理(ステップS54)を行う。
U3の出力ポートHVから高圧発生制御回路16への信
号をオフにして、高圧発生回路17から静電制動体31
への高電圧の供給を停止することにより、静電制動体3
1のオフ処理(ステップS54)を行う。
【0103】次に、サーボCPU3の出力ポートD2か
らTTPドライブ回路15への信号を制御して、テープ
テンション増加処理を行う(ステップS55)。そし
て、図1における回転ピン29が再生走行位置X1に移
動したか否かを判別する(ステップS56)。再生走行
位置X1に移動していない場合には、再生走行位置X1
に移動するまでステップS55の処理を続行する。
らTTPドライブ回路15への信号を制御して、テープ
テンション増加処理を行う(ステップS55)。そし
て、図1における回転ピン29が再生走行位置X1に移
動したか否かを判別する(ステップS56)。再生走行
位置X1に移動していない場合には、再生走行位置X1
に移動するまでステップS55の処理を続行する。
【0104】この場合において、静電制動体31に高電
圧の供給がなされていないことにより、残存静電気が急
速に減少するから、回転ピン29を再生走行位置X1に
移動するだけで、テープ状記録媒体23はすみやかに静
電制動体31から離れて、ノーマル再生の準備状態に迅
速に移行できる。さらにこの場合において、ノーマル再
生への移行が、トラックずれが生じることなく円滑にな
される。
圧の供給がなされていないことにより、残存静電気が急
速に減少するから、回転ピン29を再生走行位置X1に
移動するだけで、テープ状記録媒体23はすみやかに静
電制動体31から離れて、ノーマル再生の準備状態に迅
速に移行できる。さらにこの場合において、ノーマル再
生への移行が、トラックずれが生じることなく円滑にな
される。
【0105】回転ピン29が再生走行位置X1に移動す
ると、サーボCPU3の出力ポートCD及び出力ポート
SDから信号を出力して、キャプスタンモータ7のオン
処理を行い(ステップS57)、サプライモータ5のオ
ン処理を行う(ステップS58)。これによりノーマル
再生が開始する。ノーマル再生が開始すると、このフロ
ーを終了して図7のメインフローチャートに戻る。
ると、サーボCPU3の出力ポートCD及び出力ポート
SDから信号を出力して、キャプスタンモータ7のオン
処理を行い(ステップS57)、サプライモータ5のオ
ン処理を行う(ステップS58)。これによりノーマル
再生が開始する。ノーマル再生が開始すると、このフロ
ーを終了して図7のメインフローチャートに戻る。
【0106】またステップS52において、モード変更
がノーマル再生モードでない場合には、図9のフローの
エントリ番号1へ移動する。図9のステップS71にお
いて、ストップモードへの変更であるか否かを判別す
る。ストップモードへの変更である場合には、サーボC
PU3の出力ポートD4、出力ポートCD、出力ポート
SD、出力ポートDD、をそれぞれオフにして、ピンチ
ローラ28のオフ処理(ステップS72)、キャプスタ
ンモータ7のオフ処理(ステップS73)、サプライモ
ータ5のオフ処理(ステップS74)、ドラムモータ9
のオフ処理(ステップS75)を行う。
がノーマル再生モードでない場合には、図9のフローの
エントリ番号1へ移動する。図9のステップS71にお
いて、ストップモードへの変更であるか否かを判別す
る。ストップモードへの変更である場合には、サーボC
PU3の出力ポートD4、出力ポートCD、出力ポート
SD、出力ポートDD、をそれぞれオフにして、ピンチ
ローラ28のオフ処理(ステップS72)、キャプスタ
ンモータ7のオフ処理(ステップS73)、サプライモ
ータ5のオフ処理(ステップS74)、ドラムモータ9
のオフ処理(ステップS75)を行う。
【0107】次に、サーボCPU3の出力ポートD2か
らTTPドライブ回路15への信号を制御して、テープ
テンションを低減する処理を行う(ステップS76)。
そして、テンションレギュレーションアーム34がスト
ップモードにおける停止位置に移動したか否かを判別す
る(ステップS77)。
らTTPドライブ回路15への信号を制御して、テープ
テンションを低減する処理を行う(ステップS76)。
そして、テンションレギュレーションアーム34がスト
ップモードにおける停止位置に移動したか否かを判別す
る(ステップS77)。
【0108】テンションレギュレーションアーム34が
停止位置に移動していない場合には、停止位置に移動す
るまで、ステップS76の処理を続行する。テンション
レギュレーションアーム34が停止位置に移動したとき
は、このフローを終了して図7のメインフローに戻る。
停止位置に移動していない場合には、停止位置に移動す
るまで、ステップS76の処理を続行する。テンション
レギュレーションアーム34が停止位置に移動したとき
は、このフローを終了して図7のメインフローに戻る。
【0109】ステップS71において、モード変更がス
トップモードへの変更でない場合には、JOGモード、
FF/REWモード、又は記録モードへの変更である
が、説明は省略する。
トップモードへの変更でない場合には、JOGモード、
FF/REWモード、又は記録モードへの変更である
が、説明は省略する。
【0110】また図8のステップS52においてノーマ
ル再生モードにモード変更され、しかもステップS53
において現在のモードがスチル再生中でない場合、すな
わちストップ中である場合には、図9においてサーボC
PU3の出力ポートD2からTTPドライブ回路15へ
の信号を制御して、テープテンション増加処理を行う
(ステップS78)。
ル再生モードにモード変更され、しかもステップS53
において現在のモードがスチル再生中でない場合、すな
わちストップ中である場合には、図9においてサーボC
PU3の出力ポートD2からTTPドライブ回路15へ
の信号を制御して、テープテンション増加処理を行う
(ステップS78)。
【0111】そして、図1における回転ピン29がテー
プ走行位置X1に移動したか否かを判別する(ステップ
S79)。回転ピン29が再生走行位置に移動していな
い場合には、再生走行位置に移動するまでステップS7
8の処理を続行する。
プ走行位置X1に移動したか否かを判別する(ステップ
S79)。回転ピン29が再生走行位置に移動していな
い場合には、再生走行位置に移動するまでステップS7
8の処理を続行する。
【0112】回転ピン29が再生走行位置に移動したと
きは、サーボCPU3の出力ポートCD、出力ポートS
D、出力ポートDDから信号を出力して、キャプスタン
モータ7のオン処理を行い(ステップS80)、サプラ
イモータ5のオン処理を行い(ステップS81)、ドラ
ムモータ9のオン処理を行う(ステップS82)。そし
て、このフローを終了して図7のメインフローに戻る。
きは、サーボCPU3の出力ポートCD、出力ポートS
D、出力ポートDDから信号を出力して、キャプスタン
モータ7のオン処理を行い(ステップS80)、サプラ
イモータ5のオン処理を行い(ステップS81)、ドラ
ムモータ9のオン処理を行う(ステップS82)。そし
て、このフローを終了して図7のメインフローに戻る。
【0113】前記のように、本実施形態によれば、静電
制動機構を有効に機能させる構成としたことによる、ス
チル再生モード下でのテープの損傷防止とテープの巻き
込み防止とテープの脱落防止が実現されるのみならず、
スチル再生モードから他のモードへの移行、或いは他の
モードからスチル再生モードへの移行が、静電制動機構
の機能を損ねることなく、また静電制動機構が他のモー
ドの作動を阻害することなく、極めて円滑に遷移・移行
可能となることが明らかにされた。
制動機構を有効に機能させる構成としたことによる、ス
チル再生モード下でのテープの損傷防止とテープの巻き
込み防止とテープの脱落防止が実現されるのみならず、
スチル再生モードから他のモードへの移行、或いは他の
モードからスチル再生モードへの移行が、静電制動機構
の機能を損ねることなく、また静電制動機構が他のモー
ドの作動を阻害することなく、極めて円滑に遷移・移行
可能となることが明らかにされた。
【0114】なお、上記実施形態においては、テープ状
記録媒体として磁気的に映像信号が記録されたテープに
ついて説明したが、これに限定されることなく、光学的
に情報信号を記録したテープの場合にも本発明を適用す
ることができる。
記録媒体として磁気的に映像信号が記録されたテープに
ついて説明したが、これに限定されることなく、光学的
に情報信号を記録したテープの場合にも本発明を適用す
ることができる。
【0115】また、上記実施形態においては、回転ヘッ
ドを備えたVTR装置を例に採って本発明を説明した
が、本発明の適用できる分野は、VTR装置に限定する
ものではない。例えば、回転ヘッドを備えたデータレコ
ーダ等のように、映像信号以外のデジタルデータを記録
・再生する装置及びその制御方法にも適用できる。
ドを備えたVTR装置を例に採って本発明を説明した
が、本発明の適用できる分野は、VTR装置に限定する
ものではない。例えば、回転ヘッドを備えたデータレコ
ーダ等のように、映像信号以外のデジタルデータを記録
・再生する装置及びその制御方法にも適用できる。
【0116】データレコーダ等の装置においても、記録
されているデータを編集する際に、テープの一部の箇所
を繰り返し再生するので、テープが損傷することがあ
る。したがって、このようなデータレコーダ等の装置に
本発明における静電制動機構を取り付けることによっ
て、また本発明における再生方法を適用することによっ
て、記録媒体テープに損傷を与えたり、テープが回転部
材等に巻き込まれるのを防止できる。
されているデータを編集する際に、テープの一部の箇所
を繰り返し再生するので、テープが損傷することがあ
る。したがって、このようなデータレコーダ等の装置に
本発明における静電制動機構を取り付けることによっ
て、また本発明における再生方法を適用することによっ
て、記録媒体テープに損傷を与えたり、テープが回転部
材等に巻き込まれるのを防止できる。
【0117】また、再生する情報信号としては、テープ
に記録されたデジタル音声信号であってもよい。例えば
DATにおいても、記録された音声信号を編集する場合
には、テープの一部の箇所を繰り返し再生するので、テ
ープが損傷することがある。したがって、このようなD
AT装置に本発明における静電ブレーキ部品を取り付け
ることによって、テープに損傷を与えたり、テープが回
転部材等に巻き込まれるのを防止することができる。
に記録されたデジタル音声信号であってもよい。例えば
DATにおいても、記録された音声信号を編集する場合
には、テープの一部の箇所を繰り返し再生するので、テ
ープが損傷することがある。したがって、このようなD
AT装置に本発明における静電ブレーキ部品を取り付け
ることによって、テープに損傷を与えたり、テープが回
転部材等に巻き込まれるのを防止することができる。
【0118】
【発明の効果】前記のように、例えばスチル再生などの
特殊再生を行う際には回転ドラムを回転しつつ、テープ
状記録媒体の走行を停止させ、さらにテープ状記録媒体
へ付与するテンションを緩和させるが、本発明によれ
ば、停止し且つテンションが緩和されたテープ状記録媒
体を静電制動機構の静電制動体が静電気によって吸着さ
せて固定保持し、且つキャプスタンにおいてテープ状記
録媒体を固定保持することにより、テープ状記録媒体へ
付与するテンションをさらに低減させる構成とするもの
である。
特殊再生を行う際には回転ドラムを回転しつつ、テープ
状記録媒体の走行を停止させ、さらにテープ状記録媒体
へ付与するテンションを緩和させるが、本発明によれ
ば、停止し且つテンションが緩和されたテープ状記録媒
体を静電制動機構の静電制動体が静電気によって吸着さ
せて固定保持し、且つキャプスタンにおいてテープ状記
録媒体を固定保持することにより、テープ状記録媒体へ
付与するテンションをさらに低減させる構成とするもの
である。
【0119】また、静電制動機構によるテープ状記録媒
体の固定保持ののち、回転ドラムから下流の位置のキャ
プスタンの逆回転により所定量のテープを回転ドラム側
へ送り込んで若干の余裕分だけテープを増加ののちキャ
プスタンでテープ状記録媒体の固定保持し、よって所定
厚の連続した空気層を回転ドラム外周に形成させ、この
連続した空気層によりテープ状記録媒体を回転ドラム外
周から完全に離反させるものである。
体の固定保持ののち、回転ドラムから下流の位置のキャ
プスタンの逆回転により所定量のテープを回転ドラム側
へ送り込んで若干の余裕分だけテープを増加ののちキャ
プスタンでテープ状記録媒体の固定保持し、よって所定
厚の連続した空気層を回転ドラム外周に形成させ、この
連続した空気層によりテープ状記録媒体を回転ドラム外
周から完全に離反させるものである。
【0120】これにより、低テンションとなったテープ
状記録媒体が、回転ドラム外周に形成される空気層に乗
り易くなり、この空気層によりテープ状記録媒体を回転
ドラム外周から完全に離反させることができる。この結
果、スチル再生中にテープ状記録媒体が回転ドラムに接
触することがなくなり、長時間のスチル再生がなされて
も、回転ドラム側面やヘッドとの衝突によるテープ状記
録媒体の損傷を防止することができ、また同時にヘッド
の摩耗を防止することができる。
状記録媒体が、回転ドラム外周に形成される空気層に乗
り易くなり、この空気層によりテープ状記録媒体を回転
ドラム外周から完全に離反させることができる。この結
果、スチル再生中にテープ状記録媒体が回転ドラムに接
触することがなくなり、長時間のスチル再生がなされて
も、回転ドラム側面やヘッドとの衝突によるテープ状記
録媒体の損傷を防止することができ、また同時にヘッド
の摩耗を防止することができる。
【0121】また、テープ状記録媒体を静電制動機構に
静電吸着させて固定し、さらにキャプスタンにおいてテ
ープ状記録媒体を固定保持して、2点保持することによ
って、テンションが低下してもテープ状記録媒体が脱落
することがない。
静電吸着させて固定し、さらにキャプスタンにおいてテ
ープ状記録媒体を固定保持して、2点保持することによ
って、テンションが低下してもテープ状記録媒体が脱落
することがない。
【0122】その上、テープ状記録媒体を静電制動機構
に静電吸着させて固定し、さらにキャプスタンにおいて
テープ状記録媒体を固定保持して、2点保持することに
より、テープ量にこれ以上の遊び分が生じないから、回
転中のドラムにテープ状記録媒体が巻き込まれるのを防
止できる。
に静電吸着させて固定し、さらにキャプスタンにおいて
テープ状記録媒体を固定保持して、2点保持することに
より、テープ量にこれ以上の遊び分が生じないから、回
転中のドラムにテープ状記録媒体が巻き込まれるのを防
止できる。
【0123】しかも、テープ状記録媒体に機械的押圧を
加えることなく静電制動機構に保持するから、保持中に
テープ状記録媒体に変形などの損傷を与えることがな
い。
加えることなく静電制動機構に保持するから、保持中に
テープ状記録媒体に変形などの損傷を与えることがな
い。
【0124】さらに、静電制動機構は電圧の印加を止め
るだけで吸着力がゼロまで急減することにより、極めて
容易に、且つ変形を与えることなく、テープ状記録媒体
を静電制動機構から離脱させることができる。
るだけで吸着力がゼロまで急減することにより、極めて
容易に、且つ変形を与えることなく、テープ状記録媒体
を静電制動機構から離脱させることができる。
【0125】さらに、テープ状記録媒体の静電制動機構
への着脱時のテープ状記録媒体の位置ずれが小さく、よ
ってテープ状記録媒体の位置管理を容易になすことが可
能になる。
への着脱時のテープ状記録媒体の位置ずれが小さく、よ
ってテープ状記録媒体の位置管理を容易になすことが可
能になる。
【0126】また、静電制動機構へのテープ状記録媒体
の着脱が静電気によって為され、機械的駆動を要しない
ゆえ、迅速に作動でき、且つ軽量に構成することができ
るという顕著な効果がある。
の着脱が静電気によって為され、機械的駆動を要しない
ゆえ、迅速に作動でき、且つ軽量に構成することができ
るという顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る静電制動機構の一実施形態の構成
の説明図である。
の説明図である。
【図2】図1に示される静電制動機構が組み込まれたV
TR装置の要部の模式斜視図である。
TR装置の要部の模式斜視図である。
【図3】図1に示される静電制動機構の静電制動体の構
成例の斜視図である。
成例の斜視図である。
【図4】図1に示される静電制動機構の組み込み状態の
説明図である。
説明図である。
【図5】本発明のテープ状記録媒体の再生装置の一実施
形態におけるシステムのブロック図である。
形態におけるシステムのブロック図である。
【図6】図5に示されるテープ状記録媒体の再生装置の
状態遷移図である。
状態遷移図である。
【図7】図5に示されるテープ状記録媒体の再生装置の
制御プログラムのメインフローチャートである。
制御プログラムのメインフローチャートである。
【図8】図7のフローチャートにおけるサーボ処理のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】図9に続くサーボ処理のフローチャートであ
る。
る。
【図10】テープが装着された従来のVTR装置の要部
の模式斜視図である。
の模式斜視図である。
EC……本発明に係る静電制動機構、16……高圧発生
制御回路、17……高圧発生回路、23……テープ状記
録媒体(テープ)、24……回転ドラム、25a〜25
c……ヘッド、26……ガイドピン、27……キャプス
タン、28……ピンチローラ、29……回転ピン、31
……静電制動体、31a……静電電極、34……テンシ
ョンレギュレーションアーム、35……空気層、127
……キャプスタン制御装置、V……再生時のテープ状記
録媒体の走行方向、W……テープ状記録媒体の逆走行方
向
制御回路、17……高圧発生回路、23……テープ状記
録媒体(テープ)、24……回転ドラム、25a〜25
c……ヘッド、26……ガイドピン、27……キャプス
タン、28……ピンチローラ、29……回転ピン、31
……静電制動体、31a……静電電極、34……テンシ
ョンレギュレーションアーム、35……空気層、127
……キャプスタン制御装置、V……再生時のテープ状記
録媒体の走行方向、W……テープ状記録媒体の逆走行方
向
Claims (6)
- 【請求項1】 テープ状の絶縁層の片面に設けられた磁
性記録層に情報信号が記録され、所定走行方向へ走行可
能なテープ状記録媒体に所定のテンションを付与するテ
ンション制御機構と、当該テンション制御機構から当該
所定走行方向の下流側に配置されて読出ヘッドを内蔵
し、当該テープ状記録媒体を巻設して回転する回転ドラ
ムとの間の位置に配設され、 所定の誘電率を有する絶縁基体と、 前記絶縁基体上に設けられて電圧の供給を受ける電極
と、 前記電極を被覆する絶縁性の被覆層と、 前記電極に電圧を印加する電圧印加手段と、を備え、 前記電極は前記被覆層を介して、前記テープ状記録媒体
の前記絶縁層に当接可能な位置に配設されたことを特徴
とするテープ状記録媒体の静電制動機構。 - 【請求項2】 テープ状の絶縁層の片面に設けられた磁
性記録層に情報信号が記録されたテープ状記録媒体をロ
ーディングして所定の走行路を走行させ、当該テープ状
記録媒体から当該情報信号を再生する装置に具備される
静電電極制動機構であって、 前記テープ状記録媒体の前記走行路途中に配置され、 所定の誘電率を有する絶縁体と、 前記絶縁体上に保持され、電圧が印加されることにより
前記テープ状記録媒体の前記絶縁層を吸引して保持する
静電気を発生する電極と、 前記電極を被覆する絶縁性の被覆層と、 を具備して構成されたことを特徴とする静電電極。 - 【請求項3】 テープ状の絶縁層の片面に設けられた磁
性記録層に情報信号が記録され、所定方向に走行可能な
テープ状記録媒体を、ヘッドを備えた回転ドラムに巻設
し、当該回転ドラムから当該所定方向の上流側に配置さ
れたテンション制御機構が当該テープ状記録媒体に所定
のテンションを付与し、当該回転ドラムから当該所定方
向の下流側に位置するキャプスタンの回転により当該テ
ープ状記録媒体を当該所定方向に送出して走行させる、
テープ状記録媒体の再生装置であって、 前記テンション制御機構から下流側且つ回転ドラムから
上流側に、 所定の誘電率を有する絶縁基体と、 前記絶縁基体上に設けられて電圧の供給を受ける電極
と、 前記電極を被覆する絶縁性の被覆層と、 前記電極に電圧を印加する電圧印加手段と、 を備えて前記電圧の印加で前記電極に静電気が発生する
静電制動機構を、前記テープ状記録媒体の前記絶縁層に
当接可能に配設し、 前記回転ドラムを回転させつつ前
記テープ状記録媒体の走行を停止させる場合に、 前記キャプスタンは回転を停止するとともに前記テープ
状記録媒体を挟持し、 前記テンション制御機構は前記テンションを緩和し、 且つ前記静電制動機構は当接する前記テープ状記録媒体
を静電気により吸引して制動する構成としたことを特徴
とするテープ状記録媒体の再生装置。 - 【請求項4】 テープ状の絶縁層の片面に設けられた磁
性記録層に情報信号が記録され、所定方向に走行可能な
テープ状記録媒体を、ヘッドを備えた回転ドラムに巻設
し、当該回転ドラムから当該所定方向の上流側に配置さ
れたテンション制御機構が当該テープ状記録媒体に所定
のテンションを付与し、当該回転ドラムから当該所定方
向の下流側に位置するキャプスタンの回転により当該テ
ープ状記録媒体を当該所定方向に送出して走行させる、
テープ状記録媒体の再生装置であって、 前記テンション制御機構から下流側且つ回転ドラムから
上流側に、 所定の誘電率を有する絶縁基体と、 前記絶縁基体上に設けられて電圧の供給を受ける電極
と、 前記電極を被覆する絶縁性の被覆層と、 前記電極に電圧を印加する電圧印加手段と、を備えて前
記電圧の印加で前記電極に静電気が発生する静電制動機
構を、前記テープ状記録媒体の前記絶縁層に当接可能に
配設し、 前記回転ドラムを回転させつつ前記テープ状
記録媒体の走行を停止させる場合に、 前記キャプスタンが回転を停止し、 前記テンション制御機構が前記テンションを緩和し、 前記静電制動機構が当接する前記テープ状記録媒体を静
電気により吸引して制動し、 ついで前記キャプスタンは所定分だけ逆回転して前記テ
ープ状記録媒体を所定量だけ前記回転ドラム側へ送る構
成としたことを特徴とするテープ状記録媒体の再生装
置。 - 【請求項5】 絶縁層に設けられた磁性記録層に情報信
号を記録して所定方向へ走行するテープ状記録媒体に、
所定のテンションを付与し、ついで読出ヘッドを備えて
回転する回転ドラムの外周へ当該磁性記録層を接触させ
て当該情報信号を再生し、当該する回転ドラムから下流
側のキャプスタンの回転により当該テープ状記録媒体を
当該所定方向へ送る第1の制御手順と、 前記回転ドラムの回転中に前記テープ状記録媒体の走行
を停止させる際に、前記キャプスタンの回転を停止し、
且つ前記テープ状記録媒体に付与するテンションを緩和
させる第2の制御手順と、 前記回転ドラムと前記テンション制御機構の間の位置に
設けられた電極に電圧を印加して、発生する静電気によ
り、テンションが緩和された前記テープ状記録媒体の前
記絶縁層側を吸着させて固定させる第3の制御手順と、 を有することを特徴とするテープ状記録媒体の再生方
法。 - 【請求項6】 絶縁層に設けられた磁性記録層に情報信
号を記録して所定方向へ走行するテープ状記録媒体に、
所定のテンションを付与し、ついで読出ヘッドを備えて
回転する回転ドラムの外周へ当該磁性記録層を接触させ
て当該情報信号を再生し、当該する回転ドラムから下流
側のキャプスタンの回転により当該テープ状記録媒体を
当該所定方向へ送る第1の制御手順と、 前記回転ドラムの回転中に前記テープ状記録媒体の走行
を停止させる際に、前記キャプスタンの回転を停止し且
つ前記テープ状記録媒体に付与するテンションを緩和さ
せる第2の制御手順と、 前記回転ドラムと前記テンション制御機構の間の位置に
設けられた電極に電圧を印加して、発生する静電気によ
り、テンションが緩和された前記テープ状記録媒体の前
記絶縁層側を吸着させて固定させる第3の制御手順と、 前記キャプスタンを逆回転させるとともに逆回転量を計
測して前記テープ状記録媒体を所定分だけ逆方向に進行
させる第4の制御手順と、 を有することを特徴とするテープ状記録媒体の再生方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11050225A JP2000251349A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | テープ状記録媒体の静電制動機構および静電電極ならびにテープ状記録媒体の再生装置および再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11050225A JP2000251349A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | テープ状記録媒体の静電制動機構および静電電極ならびにテープ状記録媒体の再生装置および再生方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000251349A true JP2000251349A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=12853109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11050225A Pending JP2000251349A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | テープ状記録媒体の静電制動機構および静電電極ならびにテープ状記録媒体の再生装置および再生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000251349A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005040936A1 (de) * | 2003-09-29 | 2005-05-06 | OCé PRINTING SYSTEMS GMBH | Verfahren und vorrichtung zum steuern der umlaufgeschwindigkeit eines endlosen bandes sowie anordnung zum erzeugen einer bremskraft auf ein endloses band |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP11050225A patent/JP2000251349A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005040936A1 (de) * | 2003-09-29 | 2005-05-06 | OCé PRINTING SYSTEMS GMBH | Verfahren und vorrichtung zum steuern der umlaufgeschwindigkeit eines endlosen bandes sowie anordnung zum erzeugen einer bremskraft auf ein endloses band |
| US7643775B2 (en) | 2003-09-29 | 2010-01-05 | Oce Printing Systems Gmbh | Method and device for controlling the circulation speed of an endless belt and arrangement for generation of a braking force on an endless belt |
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