JP2000256937A - スパンライクフィラメント縫糸の製造方法。 - Google Patents
スパンライクフィラメント縫糸の製造方法。Info
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- JP2000256937A JP2000256937A JP11065300A JP6530099A JP2000256937A JP 2000256937 A JP2000256937 A JP 2000256937A JP 11065300 A JP11065300 A JP 11065300A JP 6530099 A JP6530099 A JP 6530099A JP 2000256937 A JP2000256937 A JP 2000256937A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】糸−糸自己擦過処理することにより発生する毛
羽の糸長手方向の分布を均一化し、糸強力の低下を抑
え、縫糸の染ムラを改善し、さらにスパンライクフィラ
メント縫糸を安定に高速で加工することを可能にするス
パンライクフィラメント縫糸を提供する。 【解決手段】下ヨリを与えたマルチフィラメント糸を単
数または複数本引き揃えてガイドに往復巻き掛けし、そ
の往路側の糸条と復路側の糸条とを互いに交錯させるこ
とにより捩りとしごきを与えて毛羽加工するに際し、引
張率DR(%)を1.5〜5.5%の範囲で、かつ下記
式を満足する範囲内とするともに、さらに、上ヨリを掛
けることを特徴とするスパンライクフィラメント縫糸の
製造方法。 (17.9/V1/2 +0.93)<DR(%)<(1
7.9/V1/2 +3.71)ただし、V:加工速度(m
/分)。
羽の糸長手方向の分布を均一化し、糸強力の低下を抑
え、縫糸の染ムラを改善し、さらにスパンライクフィラ
メント縫糸を安定に高速で加工することを可能にするス
パンライクフィラメント縫糸を提供する。 【解決手段】下ヨリを与えたマルチフィラメント糸を単
数または複数本引き揃えてガイドに往復巻き掛けし、そ
の往路側の糸条と復路側の糸条とを互いに交錯させるこ
とにより捩りとしごきを与えて毛羽加工するに際し、引
張率DR(%)を1.5〜5.5%の範囲で、かつ下記
式を満足する範囲内とするともに、さらに、上ヨリを掛
けることを特徴とするスパンライクフィラメント縫糸の
製造方法。 (17.9/V1/2 +0.93)<DR(%)<(1
7.9/V1/2 +3.71)ただし、V:加工速度(m
/分)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスパンライクフィラ
メント縫糸の製造方法に関する。
メント縫糸の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スパン糸が有するような毛羽や嵩
高性を合成繊維マルチフィラメント糸条に付与すること
を試み、フィラメント糸を毛羽加工した糸の提案が多数
ある。
高性を合成繊維マルチフィラメント糸条に付与すること
を試み、フィラメント糸を毛羽加工した糸の提案が多数
ある。
【0003】その一つとして、マルチフィラメント糸条
をブレードで擦過しながら、仮撚加工または撚糸する方
法により得られるものがあるが、この方法ではブレード
が経時的に摩耗するため、糸長手方向における毛羽数や
糸強力が経時的に変化して糸筋が不均一になるという欠
点があった。
をブレードで擦過しながら、仮撚加工または撚糸する方
法により得られるものがあるが、この方法ではブレード
が経時的に摩耗するため、糸長手方向における毛羽数や
糸強力が経時的に変化して糸筋が不均一になるという欠
点があった。
【0004】この様な不均一性を解決する毛羽糸の製造
方法として、特開平3−64546号公報では、下ヨリ
と上ヨリを施したマルチフィラメント糸条をガイドに巻
き掛け、このガイドに向かう往路側の糸条と復路側の糸
条を交錯させて、両糸条に捩りとしごきを与えることに
より毛羽加工する方法が提案されている。
方法として、特開平3−64546号公報では、下ヨリ
と上ヨリを施したマルチフィラメント糸条をガイドに巻
き掛け、このガイドに向かう往路側の糸条と復路側の糸
条を交錯させて、両糸条に捩りとしごきを与えることに
より毛羽加工する方法が提案されている。
【0005】しかし、この方法によって得られた縫糸
は、上述した糸長手方向における毛羽数および糸強力の
経時変化を改善できるものの、下ヨリと上ヨリを施した
マルチフィラメント糸条に対して交錯処理を行っている
ため、十分に高い糸強度を得ることができなかった。
は、上述した糸長手方向における毛羽数および糸強力の
経時変化を改善できるものの、下ヨリと上ヨリを施した
マルチフィラメント糸条に対して交錯処理を行っている
ため、十分に高い糸強度を得ることができなかった。
【0006】また、フィラメントに流体加工を施しルー
プを付与させたようなフィラメント加工糸とすることに
より可縫性を改良することが、特開平2−104733
号公報、特開平5−106134号公報で提案されてい
る。しかしこれらフィラメント加工糸からなる縫糸はス
パンまたはスパンとフィラメントの混合縫糸に比較し、
均質ではあるが巻糸の解舒性が悪く、高速可縫性が不十
分であり、仕立て映えが悪いという問題があった。さら
に、流体加工には大量の圧空を使用するためコストが高
いという欠点があった。
プを付与させたようなフィラメント加工糸とすることに
より可縫性を改良することが、特開平2−104733
号公報、特開平5−106134号公報で提案されてい
る。しかしこれらフィラメント加工糸からなる縫糸はス
パンまたはスパンとフィラメントの混合縫糸に比較し、
均質ではあるが巻糸の解舒性が悪く、高速可縫性が不十
分であり、仕立て映えが悪いという問題があった。さら
に、流体加工には大量の圧空を使用するためコストが高
いという欠点があった。
【0007】このような従来の毛羽加工したフィラメン
ト加工糸や流体加工したループ加工糸縫糸の欠点を改善
すべく、糸−糸自己擦過処理を用いた毛羽加工により、
スパンのような毛羽を有するフィラメント加工糸を提供
することを、本出願人らは、先に特開平2−91236
号公報、特開平2−216233号公報、特開平3−2
7144号公報、特開平4−91245号公報、特開平
8−337937号公報で提案した。
ト加工糸や流体加工したループ加工糸縫糸の欠点を改善
すべく、糸−糸自己擦過処理を用いた毛羽加工により、
スパンのような毛羽を有するフィラメント加工糸を提供
することを、本出願人らは、先に特開平2−91236
号公報、特開平2−216233号公報、特開平3−2
7144号公報、特開平4−91245号公報、特開平
8−337937号公報で提案した。
【0008】しかしこれらの方法では、加工速度が50
m/分以下程度であれば強力は保持できるが、それ以
上、特に100m/分以上になると擦過による摩擦熱が
大きく発生し、フィラメントの脆化、削れにより糸条表
面に傷を受け強力の低下あるいは、擦過部分の淡染化を
生じ、高生産性を十分に満たすものではなかった。
m/分以下程度であれば強力は保持できるが、それ以
上、特に100m/分以上になると擦過による摩擦熱が
大きく発生し、フィラメントの脆化、削れにより糸条表
面に傷を受け強力の低下あるいは、擦過部分の淡染化を
生じ、高生産性を十分に満たすものではなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の問題点を解消せんとするものであり、高強力
を保持しつつ、染ムラを生じず、100m/分以上の高
速でのスパンライクフィラメント縫糸を安価に製造する
ことが可能なスパンライクフィラメント縫糸の製造方法
を提供することにある。
従来技術の問題点を解消せんとするものであり、高強力
を保持しつつ、染ムラを生じず、100m/分以上の高
速でのスパンライクフィラメント縫糸を安価に製造する
ことが可能なスパンライクフィラメント縫糸の製造方法
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明によるスパンライクフィラメント縫糸の製造方法は、
次の構成を有する。すなわち、 (1)下ヨリを与えたマルチフィラメント糸を単数また
は複数本引き揃えてガイドに往復巻き掛けし、その往路
側の糸条と復路側の糸条とを互いに交錯させることによ
り捩りとしごきを与えて毛羽加工するに際し、引張率D
R(%)を1.5〜5.5%の範囲で、かつ下記式を満
足する範囲内とするともに、さらに、上ヨリを掛けるこ
とを特徴とするスパンライクフィラメント縫糸の製造方
法。 (17.9/V1/2 +0.93)<DR(%)<(1
7.9/V1/2 +3.71)ただし、V:加工速度(m
/分) (2)加工速度(V)が100m/分以上、1000m
/分以下であることを特徴とする前記(1)記載のスパ
ンライクフィラメント縫糸の製造方法。
明によるスパンライクフィラメント縫糸の製造方法は、
次の構成を有する。すなわち、 (1)下ヨリを与えたマルチフィラメント糸を単数また
は複数本引き揃えてガイドに往復巻き掛けし、その往路
側の糸条と復路側の糸条とを互いに交錯させることによ
り捩りとしごきを与えて毛羽加工するに際し、引張率D
R(%)を1.5〜5.5%の範囲で、かつ下記式を満
足する範囲内とするともに、さらに、上ヨリを掛けるこ
とを特徴とするスパンライクフィラメント縫糸の製造方
法。 (17.9/V1/2 +0.93)<DR(%)<(1
7.9/V1/2 +3.71)ただし、V:加工速度(m
/分) (2)加工速度(V)が100m/分以上、1000m
/分以下であることを特徴とする前記(1)記載のスパ
ンライクフィラメント縫糸の製造方法。
【0011】(3)下ヨリのヨリ係数kが4000以
上、12000以下であることを特徴とする前記(1)
または(2)に記載のスパンライクフィラメント縫糸の
製造方法。ただし、下ヨリ係数は、k=T・D1/2 で与
えられる(T:1mあたりのヨリ数、D:繊度)。
上、12000以下であることを特徴とする前記(1)
または(2)に記載のスパンライクフィラメント縫糸の
製造方法。ただし、下ヨリ係数は、k=T・D1/2 で与
えられる(T:1mあたりのヨリ数、D:繊度)。
【0012】
【発明の実施の形態】まず、本発明により得られるスパ
ン糸のような毛羽を有するフィラメント加工糸の構成か
ら説明する。
ン糸のような毛羽を有するフィラメント加工糸の構成か
ら説明する。
【0013】本発明において用いるマルチフィラメント
糸条としては特に限定されないが、好ましくはポリエス
テル、ナイロンなどの熱可塑性合成フィラメントが使用
される。また、マルチフィラメントの本数は多い方が好
ましく、例えば75デニールの単糸であれば24本以上
がよい。さらに、単糸デニールは細い方が、例えば3デ
ニール以下がよく、さらに断面形状は丸型より八角形
が、八角形より五角形が、五角形より三角形が、一般的
には異形化の大きいものがそれぞれ毛羽を多くするため
に適している。
糸条としては特に限定されないが、好ましくはポリエス
テル、ナイロンなどの熱可塑性合成フィラメントが使用
される。また、マルチフィラメントの本数は多い方が好
ましく、例えば75デニールの単糸であれば24本以上
がよい。さらに、単糸デニールは細い方が、例えば3デ
ニール以下がよく、さらに断面形状は丸型より八角形
が、八角形より五角形が、五角形より三角形が、一般的
には異形化の大きいものがそれぞれ毛羽を多くするため
に適している。
【0014】また、マルチフィラメント糸の構成とし
て、少なくても2種類以上の単繊維繊度の異なるフィラ
メント群からなる場合は、単繊維化されるものと単繊維
化されないものとの糸強力差または伸度差を設けてもよ
い。
て、少なくても2種類以上の単繊維繊度の異なるフィラ
メント群からなる場合は、単繊維化されるものと単繊維
化されないものとの糸強力差または伸度差を設けてもよ
い。
【0015】図1は本発明に係る高可縫性フィラメント
縫糸の一例を示す模式図であるが、上記のマルチフィラ
メント糸条は長手方向に沿ってフィラメント単糸がラン
ダムに切断され、それによって図1に示すように糸条表
面に毛羽を有している。
縫糸の一例を示す模式図であるが、上記のマルチフィラ
メント糸条は長手方向に沿ってフィラメント単糸がラン
ダムに切断され、それによって図1に示すように糸条表
面に毛羽を有している。
【0016】ここで、毛羽とは、図1に示すA,Bのよ
うに、マルチフィラメント糸条Yの表面から糸端を有す
るように突出したフィラメント単糸のことである。
うに、マルチフィラメント糸条Yの表面から糸端を有す
るように突出したフィラメント単糸のことである。
【0017】本発明においては、上記マルチフィラメン
トに実ヨリが与えられているものであるが、このマルチ
フィラメント糸条に与えられた実ヨリは上記突出状毛羽
の一端を絡んで糸条内部に拘束状態にする作用をもって
いる。
トに実ヨリが与えられているものであるが、このマルチ
フィラメント糸条に与えられた実ヨリは上記突出状毛羽
の一端を絡んで糸条内部に拘束状態にする作用をもって
いる。
【0018】このように、実ヨリが突出毛羽を糸条に対
して拘束することによって、突出毛羽が糸条から素抜け
することを防止し、毛羽糸を構造的に安定した状態にす
ることができる。
して拘束することによって、突出毛羽が糸条から素抜け
することを防止し、毛羽糸を構造的に安定した状態にす
ることができる。
【0019】この実ヨリ挿入数を多くすると、毛羽糸の
強力はさらにアップすることができ、また、特に下ヨリ
挿入数を多くすると、毛羽足を一層短くすることがで
き、突出部の素抜けの防止やピリング防止の効果をより
向上させ、さらに糸長手方向の糸筋均一化や強力変動率
の低減化を図ることができるので好ましい。
強力はさらにアップすることができ、また、特に下ヨリ
挿入数を多くすると、毛羽足を一層短くすることがで
き、突出部の素抜けの防止やピリング防止の効果をより
向上させ、さらに糸長手方向の糸筋均一化や強力変動率
の低減化を図ることができるので好ましい。
【0020】縫糸としての収束性が良好で、かつ十分な
可縫性を得るという観点から、下ヨリ数をヨリ係数とし
て表すならば、ヨリ係数kが4000以上であるように
下ヨリを付与することが好ましく、一方、縫糸が硬くな
ること、二重ヨリになることを防止するとともに、ヨリ
加工費を低減する観点から、ヨリ係数kが12000以
下となるように付与することが好ましい。ここで、ヨリ
係数kはT・D 1/2(T:1mあたりのヨリ数、D:繊
度)で表したものある。
可縫性を得るという観点から、下ヨリ数をヨリ係数とし
て表すならば、ヨリ係数kが4000以上であるように
下ヨリを付与することが好ましく、一方、縫糸が硬くな
ること、二重ヨリになることを防止するとともに、ヨリ
加工費を低減する観点から、ヨリ係数kが12000以
下となるように付与することが好ましい。ここで、ヨリ
係数kはT・D 1/2(T:1mあたりのヨリ数、D:繊
度)で表したものある。
【0021】さらに本発明においては、加工速度が10
0m/分以上の糸−糸自己擦過処理による毛羽加工にお
いて、糸長手方向のヨリ移動を防ぎ、均一な擦過を施
し、染ムラを低減させ、かつ、糸長手方向の毛羽分布ム
ラを抑制する観点からは、下ヨリ係数kは7000〜1
1000の範囲であることがより好ましい。また、上ヨ
リはZ方向に下ヨリ数の60〜90%とすることが好ま
しい。このようにして得た撚糸毛羽加工糸は、必要に応
じて通常のヨリ止めセットをし、その後、通常の染色仕
上げ加工を行う。染色は、一般的には、カセ巻またはチ
ーズ形状で行われる。
0m/分以上の糸−糸自己擦過処理による毛羽加工にお
いて、糸長手方向のヨリ移動を防ぎ、均一な擦過を施
し、染ムラを低減させ、かつ、糸長手方向の毛羽分布ム
ラを抑制する観点からは、下ヨリ係数kは7000〜1
1000の範囲であることがより好ましい。また、上ヨ
リはZ方向に下ヨリ数の60〜90%とすることが好ま
しい。このようにして得た撚糸毛羽加工糸は、必要に応
じて通常のヨリ止めセットをし、その後、通常の染色仕
上げ加工を行う。染色は、一般的には、カセ巻またはチ
ーズ形状で行われる。
【0022】本発明によって得られる縫糸の番手すなわ
ち縫糸の太さは限定されるものではないが、衣料用とし
ては、#80(40デニールの三子ヨリ)、#60(5
0デニールの三子ヨリ)、#50(70デニールの三子
ヨリ)などが汎用縫糸として使用できる。縫糸を構成す
る原糸のフィラメント数は単繊維の太さに応じて適宜設
定すればよい。
ち縫糸の太さは限定されるものではないが、衣料用とし
ては、#80(40デニールの三子ヨリ)、#60(5
0デニールの三子ヨリ)、#50(70デニールの三子
ヨリ)などが汎用縫糸として使用できる。縫糸を構成す
る原糸のフィラメント数は単繊維の太さに応じて適宜設
定すればよい。
【0023】次に上記のような構成を持つスパン糸のよ
うな毛羽を有するフィラメント縫糸の製造方法について
説明する。
うな毛羽を有するフィラメント縫糸の製造方法について
説明する。
【0024】すなわち、本発明の製造方法は、下ヨリ工
程で下ヨリを与えたマルチフィラメント糸を単数または
複数本引き揃えてガイドに往復巻き掛け、その往路側の
糸条と復路側の糸条とを互いに交錯させることにより捩
りとしごきを与えて毛羽加工する際、引張率DRを1.
5〜5.5%とし、かつ次式で与える範囲内であること
を特徴とし、さらに、上ヨリ工程で上ヨリを掛けるスパ
ンライクフィラメント縫糸の製造方法である。 (17.9/V1/2 +0.93)<DR(%)<(1
7.9/V1/2 +3.71)ただし、V:加工速度(m
/分)であり、この加工速度は100m/分以上、10
00m/分以下であることが好ましく、さらに、下ヨリ
のヨリ係数kは4000以上、12000以下であるこ
とが好ましい。なお、下ヨリ係数kはk=T・D
1/2 (T:1mあたりのヨリ数、D:繊度)で表され
る。
程で下ヨリを与えたマルチフィラメント糸を単数または
複数本引き揃えてガイドに往復巻き掛け、その往路側の
糸条と復路側の糸条とを互いに交錯させることにより捩
りとしごきを与えて毛羽加工する際、引張率DRを1.
5〜5.5%とし、かつ次式で与える範囲内であること
を特徴とし、さらに、上ヨリ工程で上ヨリを掛けるスパ
ンライクフィラメント縫糸の製造方法である。 (17.9/V1/2 +0.93)<DR(%)<(1
7.9/V1/2 +3.71)ただし、V:加工速度(m
/分)であり、この加工速度は100m/分以上、10
00m/分以下であることが好ましく、さらに、下ヨリ
のヨリ係数kは4000以上、12000以下であるこ
とが好ましい。なお、下ヨリ係数kはk=T・D
1/2 (T:1mあたりのヨリ数、D:繊度)で表され
る。
【0025】図6は、本発明に係る製造方法において、
引張率DRと加工速度の範囲を示す模式図であるが本発
明においては。交錯処理を施す際、引張率DRを1.5
〜5.5%とし、かつ引張率DRを上式で与える範囲
内、すなわち、図6の斜線内であることが非常に重要で
ある。
引張率DRと加工速度の範囲を示す模式図であるが本発
明においては。交錯処理を施す際、引張率DRを1.5
〜5.5%とし、かつ引張率DRを上式で与える範囲
内、すなわち、図6の斜線内であることが非常に重要で
ある。
【0026】本発明において、毛羽加工速度が100m
/分以上、1000m/分以下の範囲においては、糸条
表面が適度に削れ、微細な凹凸が発生し、縫製時、糸と
縫針の摩擦による針温度の上昇を抑える効果がある。引
張率DRが1.5%未満では、毛羽が発生しにくくな
り、また5.5%を越えると糸切れが発生するので好ま
しくない。引張率DRは2.3〜4.7%とすることが
さらに好ましい。
/分以上、1000m/分以下の範囲においては、糸条
表面が適度に削れ、微細な凹凸が発生し、縫製時、糸と
縫針の摩擦による針温度の上昇を抑える効果がある。引
張率DRが1.5%未満では、毛羽が発生しにくくな
り、また5.5%を越えると糸切れが発生するので好ま
しくない。引張率DRは2.3〜4.7%とすることが
さらに好ましい。
【0027】さらに、本発明では、糸条表面に毛羽が発
生しており、毛羽の随伴気流により針熱を奪う効果があ
る。
生しており、毛羽の随伴気流により針熱を奪う効果があ
る。
【0028】下ヨリ工程で下ヨリを与えるための撚糸機
としては、アップツイスタ、カバーリング機、イタリ式
撚糸、ダウンツイスタ、ダブルツイスタなどと呼ばれる
撚糸機を使用することができる。
としては、アップツイスタ、カバーリング機、イタリ式
撚糸、ダウンツイスタ、ダブルツイスタなどと呼ばれる
撚糸機を使用することができる。
【0029】図2は本発明の毛羽糸の製造方法に用いら
れる糸−糸自己擦過装置の一例を示す外観図である。Y
0 は往路側糸条を、Y0 ’は復路側の糸条を、Pは糸条
の交錯点を示す。
れる糸−糸自己擦過装置の一例を示す外観図である。Y
0 は往路側糸条を、Y0 ’は復路側の糸条を、Pは糸条
の交錯点を示す。
【0030】この毛羽加工は、図2に示すように、マル
チフィラメント糸条Ya,Yb,Ycをガイドローラ3
に往復巻き掛けるに当たり、そのガイドローラ3に向か
うY0 と戻る復路側の糸条Y0 ’とを交錯せしめ、その
交錯点Pで両糸条Y0 ,Y0’に強い捩りとしごきを与
えるとき、マルチフィラメント糸条Ya,Yb,Ycを
構成する単フィラメント群の一部を短繊維化して毛羽を
発生させるようにしている。
チフィラメント糸条Ya,Yb,Ycをガイドローラ3
に往復巻き掛けるに当たり、そのガイドローラ3に向か
うY0 と戻る復路側の糸条Y0 ’とを交錯せしめ、その
交錯点Pで両糸条Y0 ,Y0’に強い捩りとしごきを与
えるとき、マルチフィラメント糸条Ya,Yb,Ycを
構成する単フィラメント群の一部を短繊維化して毛羽を
発生させるようにしている。
【0031】このようにして毛羽を発生したマルチフィ
ラメント糸条Ya,Yb,Ycは、フィードローラー4
からテイクアップローラ5を介してチーズ6に巻き上げ
られる(図3参照)。このチーズ6は、次いで上ヨリ機
に掛けられ上ヨリを施される。
ラメント糸条Ya,Yb,Ycは、フィードローラー4
からテイクアップローラ5を介してチーズ6に巻き上げ
られる(図3参照)。このチーズ6は、次いで上ヨリ機
に掛けられ上ヨリを施される。
【0032】上ヨリ工程で上ヨリを与えるための撚糸機
として、アップツイスタ、カバーリング機、イタリ式撚
糸、ダウンツイスタ、ダブルツイスタなどと呼ばれる撚
糸機を使用することができる。
として、アップツイスタ、カバーリング機、イタリ式撚
糸、ダウンツイスタ、ダブルツイスタなどと呼ばれる撚
糸機を使用することができる。
【0033】毛羽加工は図2に示すように、糸自身が自
ら擦過されるものである。図2に示す例では、往路側の
糸条Y0 は復路側の糸条Y0 ’と交錯することにより約
90゜の捩りが与えられ、また復路側の糸条Y0 ’にも
往路側の糸条Y0 と交錯することにより約90゜の捩り
が与えられる。したがって、マルチフィラメント糸条が
交錯点Pを往復して通過することにより、合計して約1
80゜の捩りが与えられることになる。
ら擦過されるものである。図2に示す例では、往路側の
糸条Y0 は復路側の糸条Y0 ’と交錯することにより約
90゜の捩りが与えられ、また復路側の糸条Y0 ’にも
往路側の糸条Y0 と交錯することにより約90゜の捩り
が与えられる。したがって、マルチフィラメント糸条が
交錯点Pを往復して通過することにより、合計して約1
80゜の捩りが与えられることになる。
【0034】図2に示すように交錯点Pの供給側に案内
用のローラ7またはピン、および出側に案内用のローラ
8またはピンを糸道を横切るように矢印方向に移動させ
て、糸の入り側と出側とのなす入出角θを調節するよう
にすれば、捩りとしごきの程度を変えることができ、そ
れによって毛羽数を調節することができる。
用のローラ7またはピン、および出側に案内用のローラ
8またはピンを糸道を横切るように矢印方向に移動させ
て、糸の入り側と出側とのなす入出角θを調節するよう
にすれば、捩りとしごきの程度を変えることができ、そ
れによって毛羽数を調節することができる。
【0035】この交錯による擦過処理をするときの張力
としては、復路側、往路側とも0.3g/d以上である
ことが好ましい。また、交錯によって付与する捩りは、
θが180゜以上、好ましくは360゜以上にすること
である。θが180゜以上の捩りを与えることによっ
て、糸条外周の半周以上の相手側の糸条と接触させて擦
過処理することができる。
としては、復路側、往路側とも0.3g/d以上である
ことが好ましい。また、交錯によって付与する捩りは、
θが180゜以上、好ましくは360゜以上にすること
である。θが180゜以上の捩りを与えることによっ
て、糸条外周の半周以上の相手側の糸条と接触させて擦
過処理することができる。
【0036】交錯の捩り方向はS,Zいずれの方向であ
ってもよいが、毛羽数を多くする観点から、下ヨリ方向
と同じ方向に捩りながら交錯することが好ましい。ま
た、毛羽長は下ヨリ数を多く挿入すると短くなり、少な
く挿入すると長くすることができる。
ってもよいが、毛羽数を多くする観点から、下ヨリ方向
と同じ方向に捩りながら交錯することが好ましい。ま
た、毛羽長は下ヨリ数を多く挿入すると短くなり、少な
く挿入すると長くすることができる。
【0037】図3は本発明の製造方法における糸道図の
一例を示す。図3に示すように下ヨリ糸の解舒方法はタ
テ取りでもよいが、図4に示すようにヨコ取りであって
もよい。
一例を示す。図3に示すように下ヨリ糸の解舒方法はタ
テ取りでもよいが、図4に示すようにヨコ取りであって
もよい。
【0038】本発明の製造方法において、上ヨリを与え
る前の下ヨリ工程で引き揃えられる本数は2本以上であ
ればよいが、2〜7本とすることが好ましく、バランス
よくする観点から、3本あるいは7本とすることがさら
に好ましい。また、引き揃えられるマルチフィラメント
糸条の下ヨリ数は互いに異なっていてもよく、下ヨリ方
向が互いに異なっていても良い。
る前の下ヨリ工程で引き揃えられる本数は2本以上であ
ればよいが、2〜7本とすることが好ましく、バランス
よくする観点から、3本あるいは7本とすることがさら
に好ましい。また、引き揃えられるマルチフィラメント
糸条の下ヨリ数は互いに異なっていてもよく、下ヨリ方
向が互いに異なっていても良い。
【0039】図5はダウンツイスタを使用した場合の一
例を示す上ヨリ工程図である。上ヨリ数と下ヨリ数との
関係は、本発明のスパン糸のような毛羽を有するフィラ
メント加工糸にしたときのヨリトルクのバランスを保つ
ようにヨリ方向とヨリ数を設定することが好ましく、下
ヨリ方向と上ヨリ方向とは互いに相反する方向であっ
て、上ヨリ数は下ヨリ数の60〜90%にすることが好
ましい。
例を示す上ヨリ工程図である。上ヨリ数と下ヨリ数との
関係は、本発明のスパン糸のような毛羽を有するフィラ
メント加工糸にしたときのヨリトルクのバランスを保つ
ようにヨリ方向とヨリ数を設定することが好ましく、下
ヨリ方向と上ヨリ方向とは互いに相反する方向であっ
て、上ヨリ数は下ヨリ数の60〜90%にすることが好
ましい。
【0040】
【実施例】実施例1,2,3 下ヨリ工程で、原糸7.5g/dを有する高強力タイプ
のポリエステルマルチフィラメント糸(70デニール−
48フィラメント、単繊維度1.46デニール)にS方
向900T/mの下ヨリを施し、3本引き揃え、糸走行
速度300m/分で、ガイドローラ5に巻き掛け、その
往路側の糸条と復路側の糸条とを下ヨリと同じ方向のS
方向に360゜互いに交錯させることにより捩りとしご
きを与え毛羽加工し、その際の引張率DRを2.03
%、3.03%、4.03%とした。次いで上ヨリをZ
方向に597T/m施し、スパンライクフィラメント縫
糸を作製した。このスパンライクフィラメント縫糸の毛
羽数及び強力は表1の通りであった。 実施例4,5,6 糸加工速度と糸強力の関係について、実施例1同様のフ
ィラメント糸を用いて、下ヨリ数を同一とし、糸加工速
度を100m/分に変更して毛羽加工し、その際の引張
率DRを、2.79%、3.79%、4.79%とし
た。次いで上ヨリをZ方向に597T/m施し、スパン
ライクフィラメント縫糸を作製した。このスパンライク
フィラメント縫糸の毛羽数及び強力は表2の通りであっ
た。 実施例7,8,9 糸加工速度と糸強力の関係について、実施例1同様のフ
ィラメント糸を用いて、下ヨリ数を同一とし、糸加工速
度を800m/分に変更して毛羽加工し、その際の引張
率DRを、1.63%、2.63%、3.63%とし
た。次いで上ヨリをZ方向に597T/m施し、スパン
ライクフィラメント縫糸を作製した。このスパンライク
フィラメント縫糸の毛羽数及び強力は表3の通りであっ
た。 実施例10,11,12 下ヨリ工程で、原糸8.5g/dを有する超高強力タイ
プのポリエステルマルチフィラメント糸(70デニール
−48フィラメント、単繊維度1.46デニール)にS
方向900T/mの下ヨリを施し、3本引き揃え、糸走
行速度300m/分で、ガイドローラ5に巻き掛け、そ
の往路側の糸条と復路側の糸条とを下ヨリと同じ方向の
S方向に360゜互いに交錯させることにより捩りとし
ごきを与え毛羽加工し、その際の引張率DRを2.03
%、3.03%、4.03%とした。次いで上ヨリをZ
方向に597T/m施し、スパンライクフィラメント縫
糸を作製した。このスパンライクフィラメント縫糸の毛
羽数及び強力は表4の通りであった。 比較例1,2,3,4 7.5g/dを有する高強力タイプのポリエステルマル
チフィラメント糸(70デニールー48フィラメント、
単繊維度1.46デニール)にS方向900T/mの下
ヨリを施し、3本引き揃え、糸走行速度15,100,
300,800m/分で、ガイドローラ5に巻き掛け、
その往路側の糸条と復路側の糸条とを下ヨリと同じ方向
のS方向に360゜互いに交錯させることにより捩りと
しごきを与え毛羽加工し、その際の引張率DRを5.2
0%とした。次いで上ヨリをZ方向に597T/m施
し、フィラメント加工糸を作製した。このフィラメント
加工糸の毛羽数及び強力は表5の通りであった。
のポリエステルマルチフィラメント糸(70デニール−
48フィラメント、単繊維度1.46デニール)にS方
向900T/mの下ヨリを施し、3本引き揃え、糸走行
速度300m/分で、ガイドローラ5に巻き掛け、その
往路側の糸条と復路側の糸条とを下ヨリと同じ方向のS
方向に360゜互いに交錯させることにより捩りとしご
きを与え毛羽加工し、その際の引張率DRを2.03
%、3.03%、4.03%とした。次いで上ヨリをZ
方向に597T/m施し、スパンライクフィラメント縫
糸を作製した。このスパンライクフィラメント縫糸の毛
羽数及び強力は表1の通りであった。 実施例4,5,6 糸加工速度と糸強力の関係について、実施例1同様のフ
ィラメント糸を用いて、下ヨリ数を同一とし、糸加工速
度を100m/分に変更して毛羽加工し、その際の引張
率DRを、2.79%、3.79%、4.79%とし
た。次いで上ヨリをZ方向に597T/m施し、スパン
ライクフィラメント縫糸を作製した。このスパンライク
フィラメント縫糸の毛羽数及び強力は表2の通りであっ
た。 実施例7,8,9 糸加工速度と糸強力の関係について、実施例1同様のフ
ィラメント糸を用いて、下ヨリ数を同一とし、糸加工速
度を800m/分に変更して毛羽加工し、その際の引張
率DRを、1.63%、2.63%、3.63%とし
た。次いで上ヨリをZ方向に597T/m施し、スパン
ライクフィラメント縫糸を作製した。このスパンライク
フィラメント縫糸の毛羽数及び強力は表3の通りであっ
た。 実施例10,11,12 下ヨリ工程で、原糸8.5g/dを有する超高強力タイ
プのポリエステルマルチフィラメント糸(70デニール
−48フィラメント、単繊維度1.46デニール)にS
方向900T/mの下ヨリを施し、3本引き揃え、糸走
行速度300m/分で、ガイドローラ5に巻き掛け、そ
の往路側の糸条と復路側の糸条とを下ヨリと同じ方向の
S方向に360゜互いに交錯させることにより捩りとし
ごきを与え毛羽加工し、その際の引張率DRを2.03
%、3.03%、4.03%とした。次いで上ヨリをZ
方向に597T/m施し、スパンライクフィラメント縫
糸を作製した。このスパンライクフィラメント縫糸の毛
羽数及び強力は表4の通りであった。 比較例1,2,3,4 7.5g/dを有する高強力タイプのポリエステルマル
チフィラメント糸(70デニールー48フィラメント、
単繊維度1.46デニール)にS方向900T/mの下
ヨリを施し、3本引き揃え、糸走行速度15,100,
300,800m/分で、ガイドローラ5に巻き掛け、
その往路側の糸条と復路側の糸条とを下ヨリと同じ方向
のS方向に360゜互いに交錯させることにより捩りと
しごきを与え毛羽加工し、その際の引張率DRを5.2
0%とした。次いで上ヨリをZ方向に597T/m施
し、フィラメント加工糸を作製した。このフィラメント
加工糸の毛羽数及び強力は表5の通りであった。
【0041】ここで、毛羽数は東レエンジニアリング社
製HAIRINESS COUNTER MODEL DT-104 を用いて糸走行
速度60m/分にて毛羽長0.35mm以上の毛羽数を
測定して得たものである。
製HAIRINESS COUNTER MODEL DT-104 を用いて糸走行
速度60m/分にて毛羽長0.35mm以上の毛羽数を
測定して得たものである。
【0042】以上、実施例のように本発明に規定する引
張率DRの条件範囲内で加工することで、良好な毛羽と
高強力を保持したスパンライクフィラメント縫糸を高速
でかつ安定に加工することができる。
張率DRの条件範囲内で加工することで、良好な毛羽と
高強力を保持したスパンライクフィラメント縫糸を高速
でかつ安定に加工することができる。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
【0046】
【表4】
【0047】
【表5】
【0048】
【発明の効果】本発明のスパンライクフィラメント縫糸
の製造方法は、糸−糸自己擦過処理することにより発生
する毛羽の糸長手方向の分布を均一化し、糸強力の低下
を抑え、縫糸の染ムラを改善し、さらにスパンライクフ
ィラメント縫糸を安定に高速で加工することを可能にす
る。
の製造方法は、糸−糸自己擦過処理することにより発生
する毛羽の糸長手方向の分布を均一化し、糸強力の低下
を抑え、縫糸の染ムラを改善し、さらにスパンライクフ
ィラメント縫糸を安定に高速で加工することを可能にす
る。
【図1】本発明に係る高可縫性フィラメント縫糸の一例
を示す模式図である。
を示す模式図である。
【図2】本発明に係る製造方法において、糸−糸自己擦
過装置を用いた場合の一例を示す工程図である。
過装置を用いた場合の一例を示す工程図である。
【図3】本発明に係る製造方法において、一例を示す工
程図である。
程図である。
【図4】ヨコ取りによる下ヨリ糸の解舒方法の一例を示
す模式図である。
す模式図である。
【図5】ダウンツイスタを使用した場合の一例を示す上
ヨリの工程図である。
ヨリの工程図である。
【図6】本発明に係る製造方法において、引張率と加工
速度の範囲を示す模式図である。
速度の範囲を示す模式図である。
【符号の説明】 Yk:スパンライクフィラメント縫糸 Y,Ya,Yb,Yc:下ヨリを施されたマルチフィラ
メント糸条 A,B:毛羽 1a,1b,1c:ボビン 2:フィードローラ 3:ガイドローラ 4:フィードローラ 5:テイクアップローラ 6:チーズ 7:ガイドローラ 8:ガイドローラ 9:糸−糸擦過装置 10:ペグ 11:テンサー 12:ガイド 13:フィードローラ 14:ボビン 15:ベルト 16:スピンドル
メント糸条 A,B:毛羽 1a,1b,1c:ボビン 2:フィードローラ 3:ガイドローラ 4:フィードローラ 5:テイクアップローラ 6:チーズ 7:ガイドローラ 8:ガイドローラ 9:糸−糸擦過装置 10:ペグ 11:テンサー 12:ガイド 13:フィードローラ 14:ボビン 15:ベルト 16:スピンドル
Claims (3)
- 【請求項1】下ヨリを与えたマルチフィラメント糸を単
数または複数本引き揃えてガイドに往復巻き掛けし、そ
の往路側の糸条と復路側の糸条とを互いに交錯させるこ
とにより捩りとしごきを与えて毛羽加工するに際し、引
張率DR(%)を1.5〜5.5%の範囲で、かつ下記
式を満足する範囲内とするともに、さらに、上ヨリを掛
けることを特徴とするスパンライクフィラメント縫糸の
製造方法。 (17.9/V1/2 +0.93)<DR(%)<(1
7.9/V1/2 +3.71)ただし、V:加工速度(m
/分) - 【請求項2】加工速度(V)が100m/分以上、10
00m/分以下であることを特徴とする請求項1記載の
スパンライクフィラメント縫糸の製造方法。 - 【請求項3】下ヨリのヨリ係数kが4000以上、12
000以下であることを特徴とする請求項1または2に
記載のスパンライクフィラメント縫糸の製造方法。ただ
し、下ヨリ係数は、k=T・D1/2 で与えられる(T:
1mあたりのヨリ数、D:繊度)。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11065300A JP2000256937A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | スパンライクフィラメント縫糸の製造方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11065300A JP2000256937A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | スパンライクフィラメント縫糸の製造方法。 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000256937A true JP2000256937A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13282938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11065300A Pending JP2000256937A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | スパンライクフィラメント縫糸の製造方法。 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000256937A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112626896A (zh) * | 2020-11-27 | 2021-04-09 | 山东海工科技有限公司 | 单丝断线起毛纤维编织绳及其制作方法 |
| CN115233354A (zh) * | 2022-08-25 | 2022-10-25 | 常熟市伟成非织造成套设备有限公司 | 复新纱线的加工方法 |
-
1999
- 1999-03-11 JP JP11065300A patent/JP2000256937A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112626896A (zh) * | 2020-11-27 | 2021-04-09 | 山东海工科技有限公司 | 单丝断线起毛纤维编织绳及其制作方法 |
| CN112626896B (zh) * | 2020-11-27 | 2023-10-20 | 山东海工科技有限公司 | 单丝断线起毛纤维编织绳及其制作方法 |
| CN115233354A (zh) * | 2022-08-25 | 2022-10-25 | 常熟市伟成非织造成套设备有限公司 | 复新纱线的加工方法 |
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