JP2000257200A - 建物の屋根パネル用フレーム - Google Patents

建物の屋根パネル用フレーム

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JP2000257200A
JP2000257200A JP11059966A JP5996699A JP2000257200A JP 2000257200 A JP2000257200 A JP 2000257200A JP 11059966 A JP11059966 A JP 11059966A JP 5996699 A JP5996699 A JP 5996699A JP 2000257200 A JP2000257200 A JP 2000257200A
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roof panel
vertical
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building
frame
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Hidetada Kawakami
栄忠 河上
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接作業が容易となるとともに、精度のよい
屋根パネルの取付けを行える建物の屋根パネル用フレー
ムを提供する。 【解決手段】 屋根パネル5を支持する屋根パネル用フ
レーム10において、斜め材14,24と、第1中間材
15,25との接合を、中間材15,25の端部を斜め
に切断し、この切断された側を斜め材14,24の下面
に溶接して行う用にした。そのため、中間材の斜め材と
当接する端部が、斜め材の下面から離れる方向に斜めに
切断され、切断側と斜め材の下面との隙間が広く形成さ
れるので、溶接しやすくなり、斜め材とそれに交差する
中間材との接合時の溶接作業が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の屋根となる
複数枚の屋根パネルを支持する屋根パネル用フレームに
関する。
【0002】
【背景技術】図5に示すように、例えば、ユニット式建
物1は、予め工場で生産された複数の下階建物ユニット
2および上階建物ユニット3を、現場で組み合わせるこ
とにより建てられている。上階建物ユニット3には、屋
根パネル用フレームに支持されて、建物の屋根4を構成
する複数枚の屋根パネル5が取り付けられている(特開
平8ー60745号公報)。
【0003】屋根パネル5は、例えば、図5,6に示す
ようなホームベース型の屋根パネル5A、図5,7に示
すようなホームベースを縦半分にした形状の屋根パネル
5B、図5,8に示すような矩形型の屋根パネル5C等
形状が異なる複数種類あり、これらのパネル5A〜5C
は、それぞれの形状に対応した屋根パネル用フレーム1
0(図6参照)、屋根パネル用フレーム20(図7参
照)、屋根パネル用フレーム30(図8参照)に支持さ
れるようになっている。
【0004】図6に示すように、屋根パネル用フレーム
10は、ホームベース形状となっており、互いに平行に
配置された2本の縦材11と、これらの縦材11の一端
部同士を結合する横材12と、2本の縦材11の他端側
途中を連結する連結材13と、各縦材11の他端にそれ
ぞれの先端が交わるように連結された2本の斜め材14
と、これらの斜め材14の中間部分下面に交差し、か
つ、連結材13にわたって設けられる複数本の第1の中
間材15と、連結材13と横材12とにわたって設けら
れる複数本の第2の中間材16を備え、これらの各部材
を溶接して接合することにより、屋根パネル用フレーム
10が形成されている。
【0005】図7に示すように、屋根パネル用フレーム
20は、ホームベースを縦半分に切断した形状となって
おり、互いに平行に配置され長さが異なる縦材21A,
21Bと、これらの縦材21A,21Bの一端部同士を
結合する横材22と、2本の縦材21A,21Bの他端
側途中を連結する連結材23と、各縦材21A,21B
の他端同士間に架けわたされた斜め材24と、この斜め
材24の中間部分下面に交差し、かつ、連結材23にわ
たって設けられる複数本の第1の中間材25と、連結材
23と横材22とにわたって設けられる複数本の第2の
中間材26を備え、これらの各部材を溶接して接合する
ことにより、屋根パネル用フレーム20が形成されてい
る。
【0006】図8に示すように、屋根パネル用フレーム
30は、矩形状となっており、互いに平行に配置された
2本の縦材31と、これらの縦材31の両端部同士を結
合する2本の横材32と、2本の縦材31の長さ方向途
中を連結する連結材33と、各横材32と連結材33間
に架けわたされる複数本の第1中間材35、第2中間材
36とを備え、これらの各部材を溶接して接合すること
により、屋根パネル用フレーム30が形成されている。
【0007】このような屋根パネル用フレーム10,2
0,30の溶接接合において、接合の形態が3通り生じ
ている。すなわち、第1の溶接形態は、図6,7におい
てA部に示されるように、斜め材14,24と第1の中
間材15,25との接合部である。第2の溶接形態は、
図6〜8においてB部に示されるように、縦材11,2
1A,21B,31と連結材13,23,33との接合
部である。第3の溶接形態は、図6〜8においてC部に
示されるように、横材12,22,32と第2中間材1
6,26,36、および横材32と第1中間材35との
接合部である。
【0008】A部の溶接接合は、従来、図9に示すよう
に、例えば、リップ付き溝型状部材で形成された第1中
間材15,25のウェブ側を、斜め材14,24の下面
に当接するとともに、ウェブ側から溶接棒18を差し込
み溶接して、両者を接合している。B部の溶接接合は、
従来、図10に示すように、例えば、リップ付き溝型状
部材で形成された連結材13,23,33の端部を、C
型状部材で形成された縦材11,21A,21B,33
の側面に当接させ、当接カ所の全周を溶接して両者を接
合している。C部の溶接接合は、図11に示すように、
中間材16,26,36の端部を横材12,22,32
の側面に当接させるとともに、中間材16等の端部側面
と横材12等の側面とを溶接して両者を接合している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記A部の溶
接接合では、中間材15等の上端部のウェブ側と斜め材
14との隙間が狭いので、溶接棒18を目的の溶接箇所
に押し当てにくく、溶接作業が困難であるという問題が
ある。B部の溶接接合では、連結材13,23,33と
縦材11,21A,21B,31との上面が同一面であ
り、溶接ビード19が溶接箇所に盛り上がってしまう。
一方、屋根パネル5(5A〜5C)は、図示しない野地
板等の平板を介して屋根パネル用フレーム10等の上面
に取り付けられるようになっている。このため、溶接ビ
ード19が溶接箇所に盛り上がってしまうと、野地板が
その部位で浮き上がり、精度のよい屋根パネルの取付け
ができないと言う問題がある。そこで、溶接ビード19
の盛り上がりをグラインダー等で削り取ってしまうこと
も考えられるが、作業が面倒である上、せっかく溶接し
た部位の溶接強度が弱くなってしまう。
【0010】本発明の目的は、溶接作業が容易となると
ともに、精度のよい屋根パネルの取付けを行える建物の
屋根パネル用フレームを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の建物の屋根パネル用フレームは、図面を参照して説明
すると、図1,6に示すように、建物の屋根となる複数
枚の屋根パネルを支持する屋根パネル用フレーム10
(20)であって、平行配置される縦材11(21A,
21B)と、これらの縦材11(21A,21B)の一
端部間に架けわたされる横材12(22)と、縦材11
(21A,21B)の他端側途中に当該縦材11(21
A,21B)と交差して設けられそれらの縦材同士を連
結する連結材13(23)と、縦材11(21A,21
B)の端部に結合される斜め材14(24)と、この斜
め材14(24)の中間部分下面に当該斜め材14(2
4)と交差して設けられる中間材15(25)とを備
え、この中間材15(25)における斜め材14(2
4)と当接する端部の斜め材14(24)の傾斜に対し
て角度の大きい方が斜め材14(24)の下面から離れ
る方向に斜めに切断され、この端部の切断された側が斜
め材14(24)に溶接されこの斜め材と前記中間財と
が接合されることを特徴とするものである。
【0012】以上において、屋根パネルは、切妻タイ
プ、寄せ棟タイプ等の建物の各種屋根に適用されるもの
である。また、建物は、複数の箱状の建物ユニットを組
み合わせて建てられるユニット式建物に限らず、パネル
工法による建物等、屋根パネルを使用して屋根を形成で
きるものであればどのような建物でもよい。また、中間
材端部を斜めに切断する際の切断角度は、特に限定され
ないが、溶接棒を差し込んで溶接作業を容易に行えるよ
うな広さの隙間があけばよく、例えば、水平に対して3
0°程度あればよい。
【0013】このような本発明では、中間材の斜め材と
当接する端部が、斜め材の下面から離れる方向に斜めに
切断され、切断側と斜め材の下面との隙間が広く形成さ
れる。そのため、切断された側から溶接棒を差し込んで
溶接しやすくなり、斜め材とそれに交差する中間材との
接合時の溶接作業が容易となる。
【0014】本発明の請求項2に記載の建物の屋根パネ
ル用フレームは、図2,6,7に示すように、建物の屋
根となる複数枚の屋根パネルを支持する屋根パネル用フ
レーム10(20,30)であって、平行配置される縦
材11(21A,21B,31)と、これらの縦材11
(21A,21B,31)の一端部間に架けわたされる
横材12(22,32)と、縦材11(21A,21
B,31)の他端側途中に当該縦材11(21A,21
B,31)と交差して設けられそれらの縦材11(21
A,21B,31)同士を連結する連結材13(23,
33)とを備え、これらの各部材の上面には平板5が載
置され、縦材11(21A,21B,31)の側面およ
び連結材13(23,33)の端部のいずれかに相手側
に向かって突出する突起部11Mが設けられ、この突起
部11Mを介して連結材13(23,33)と縦材11
(21A,21B,31)とが互いに溶接され、かつ、
縦材11(21A,21B,31)の側面、突起部11
Mの全周および連結材13(23,33)の端部に囲ま
れた溝部27内に溶接ビード19が収納されていること
を特徴とするものである。
【0015】以上において、屋根パネルは、切妻タイ
プ、寄せ棟タイプ等の建物の各種屋根に適用されるもの
である。また、建物は、複数の箱状の建物ユニットを組
み合わせて建てられるユニット式建物に限らず、パネル
工法による建物により建てられる建物等、屋根パネルを
使用して屋根を形成できるものであればどのような建物
でもよい。また、平板は野地板等である。さらに、突起
部は、縦材の側面に例えばエンボシング(型付加工)に
より形成されたもの、縦材の側面に例えば四角形状の厚
板部材を固着したもの等、どのようなものでもよく、あ
るいは、連結材の端部を、端部から所定寸法だけ、全周
にわたって当該連結材の外周より凹ませて形成されたも
のでもよい。また、溝部の幅寸法は特に限定されず、溶
接の強度を維持できれば任意であり、かつ、調整可能で
ある。
【0016】このような本発明では、上面に平板が載せ
られる部位の溶接接合が、縦材の側面、突起部の全周お
よび連結材端部に囲まれた溝部に溶接することで行わ
れ、溶接ビードは溝部内に収納される。従って、溶接ビ
ードが縦材および連結材の上面に飛び出さず、平板を溶
接ビードに影響されずに載せることができるので、精度
のよい屋根パネルの取付けを行えるようになる。
【0017】本発明の請求項3に記載の建物の建物の屋
根パネル用フレームは、図2に示すように、請求項2に
おいて、突起部11Mは、縦材11(21A,21B,
31)の側面にエンボシング(型付加工)により形成さ
れたものであることを特徴とするものである。
【0018】このような本発明では、溶接作業が容易と
なるとともに、精度のよい屋根パネルの取付けを行え、
かつ、突起部と縦材とは一体物なので、突起部用の部材
を別個に準備しなくてもよく、管理や製作の手間が不要
となる。
【0019】本発明の請求項4に記載の建物の屋根パネ
ル用フレームは、図4に示すように、請求項2におい
て、突起部40は、連結材13,23の端部を全周にわ
たって当該連結材の外周より凹ませて形成されたもので
あることを特徴とするものである。
【0020】このような本発明では、溶接作業が容易と
なるとともに、精度のよい屋根パネルの取付けを行え、
かつ、突起部は連結材の端部を凹ませるだけで形成でき
るので、製作が容易である。
【0021】本発明の請求項5に記載の建物の屋根パネ
ル用フレームは、図3,6に示すように、建物の屋根と
なる複数枚の屋根パネルを支持する屋根パネル用フレー
ム10(20,30)であって、平行配置される縦材1
1と、これらの縦材11の一端部間に架けわたされる横
材12と、縦材11の他端側途中に当該縦材と交差して
設けられそれらの縦材11同士を連結する連結材13と
を備え、これらの各部材の上面には平板が載置され、連
結材13の端部かつ上面に連結材13の端面と交差する
傾斜面部13Aが設けられ、この傾斜面部13Aを介し
て連結材13と縦材11とが互いに溶接され、かつ、縦
材11の側面と連結材13の傾斜面部13Aとに囲まれ
た溝部28内に溶接ビード19が収納されていることを
特徴とするものである。
【0022】以上において、屋根パネルは、切妻タイ
プ、寄せ棟タイプ等の建物の各種屋根に適用されるもの
である。また、建物は、複数の箱状の建物ユニットを組
み合わせて建てられるユニット式建物に限らず、パネル
工法による建物により建てられる建物等、屋根パネルを
使用して屋根を形成できるものであればどのような建物
でもよい。また、溝部の幅寸法および深さ寸法は特に限
定されず、溶接の強度を維持できれる寸法であればよ
い。
【0023】このような本発明では、上面に平板が載せ
られる部位の溶接接合が、縦材の側面と連結材の端部の
傾斜面部に囲まれた溝部に溶接することで行われ、溶接
ビードは溝部内に収納される。従って、溶接ビードが縦
材および連結材の上面に飛び出さず、平板を溶接ビード
に影響されずに載せることができるので、精度のよい屋
根パネルの取付けを行えるようになるとともに、傾斜面
部を形成するだけでよいので、溝部の製作が容易であ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。本発明の第1実施形態は、前記A
接合部とB接合部とを改良し、溶接作業が容易となると
ともに、精度のよい屋根パネルの取付けを行えるように
したものである。なお、前記C接合部は、側面のみの溶
接であり、上面にビード19が飛び出さないので、本実
施形態では従来と同様に行う。本実施形態において、前
記従来例と同一構造および同一部材には同一符号を付す
とともに、それらの説明は省略または簡略化し、異なる
部分のみ説明する。
【0025】まず、A接合部を説明する。図1に示すよ
うに、斜め材14,24の下面に当接する第1中間材1
5,25の上端は、そのフランジ部150が、斜め材1
4,24の下面から離れる方向に、水平に対して所定角
度θ(例えば30°)だけ切断され、中間材15,25
の上端面と斜め材14,24の下面との間の隙間が大き
くなるように形成されている。そして、中間材15,2
5と斜め材14,24との接合は、中間材15,25の
切断した側(フランジ部側)から、中間材15,25の
幅全域にわたって溶接することにより行われる。
【0026】次に、B接合部を説明する。B接合部は、
各屋根パネル用フレーム10,20,30にあるので、
説明は、代表して、屋根パネル用フレーム10で行う。
図2に示すように、縦材11と連結材13との接合部に
おいて、縦材11の側面には、図示しないポンチ等によ
りエンボシング(型付加工)により形成され、当該側面
に所定寸法突き出た四角形状の突起部11Mが設けられ
ている。この突起部11Mの四角形の大きさは、角パイ
プ状の連結材13を、突起部11Mの外周に差し込める
大きさとなっている。
【0027】そして、縦材11と連結材13との接合
は、連結材13の端部を突起部11Mの外周に所定寸法
差し込んだ後、突起部11Mの外周と連結材13の端部
とに形成される溝部27の全周にわたって溶接すること
により行われる。なお、溝部27の幅寸法(ルートギャ
ップ)Lは、突起部11Mの突出内で連結材13の差込
量を調整することで調整自在である。
【0028】このような本実施形態では、次のような効
果がある。 第1中間材15,25の上端部が、斜め材14,24
から離れる方向に所定角度θで切断され、斜め材14,
24の下面と中間材15,25の上端部との隙間が広く
なっているので、溶接接合に際して、溶接棒を溶接箇所
に突き当てやすくなり、これにより、斜め材14,24
と第1中間材15,25との接合部の溶接作業が容易と
なる。
【0029】縦材11の側面に形成された突起部11
Mに、連結材13の端部を所定寸法差し込み、突起部1
1Mの外周と連結材13の端部とに形成される溝部27
の全周にわたって溶接することにより、縦材11と連結
材13との接合が行われるので、縦材11等の上面に溶
接ビードが飛び出さない。従って、縦材11と連結材1
3との上面の平面が保証され、これにより、精度のよい
屋根パネルの取付が可能となる。
【0030】縦材11の側面に形成された突起部11
Mに、連結材13の端部を所定寸法差し込めるようにな
っているので、溝部27のルートギャップを自在に採る
ことができ、溶接代の調整を行うことができる。 縦材11の側面に形成された突起部11Mと、連結材
13の端部とに形成される溝部27の全周にわたって溶
接すればよいので、平らな接合部を溶接する場合に比べ
て溶接作業が容易となる。
【0031】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
本実施形態は、前記B接合部の構造を、前記第1実施形
態のB接合部の構造と異なるものとした。すなわち、本
実施形態では、図3に示すように、連結材13の端部上
面に、縦材11側に傾斜するように凹ませた傾斜部13
Aが形成されている。そして、この傾斜部13Aを有す
る連結材13の端部を縦材11に当接させた後、傾斜部
13Aと縦材11の側面とで形成される溝部28、およ
び連結材13の端部側面と縦材11の側面とを溶接して
接合する。そして、この構造は、屋根パネル用フレーム
20,30のB接合部にも適用される。そして、このよ
うな本実施形態においても、前記の効果と同様の効
果を得ることができる。
【0032】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できるものであれ
ば、次に示すような変形形態でもよいものである。すな
わち、前記第1実施形態では、縦材11の側面に形成さ
れた突起部11Mを、エンボシングにより形成したが、
これに限らない。例えば、前記突起部11Mと同じ寸法
の四角形の受け部材を、ボルト締め等により縦材11の
側面に固定し、その受け部材に連結材13を差し込むよ
うにしてもよい。このようにすれば、受け部材をボルト
で取り付けるだけでよいので、エンボシングに比べて手
間が少なくてすみ、接合作業が容易である。
【0033】また、前記第1実施形態では、縦材11の
側面にエンボシングを行い、側面に四角形状の突起部1
1Mを形成し、この突起部11Mに連結材13を差し込
むようにしたが、これに限らない。例えば、図4に示す
ように、連結材13側に突起部40を設けてもよい。す
なわち、連結材13の端部の所定寸法を、連結材13の
4辺を断面クランク状に折り曲げて凹ませ、連結材13
の外周より小さな外周の突起部40を形成する。そし
て、このような連結材13の突起部40を縦材11の側
面に当接させたとき、連結材13の端部と縦材11の側
面とに溝部48が形成される。
【0034】このような連結材13と縦材11との接合
は、連結材13の突起部40を縦材11の側面に当接さ
せた後、溝部48と縦材11の側面とを溶接するととも
に、連結材13の側面と縦材11の背面とを溶接して接
合する。なお、この場合、溝部48を上側のみに設けて
もよい。そして、この構造は、屋根パネル用フレーム2
0,30のB接合部にも適用される。このようにしても
前記と同様の効果を得ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の建物の
屋根パネル用フレームによれば、中間材の斜め材と当接
する端部が、斜め材の下面から離れる方向に斜めに切断
され、切断側と斜め材の下面との隙間が広く形成され
る。そのため、切断された側から溶接棒を差し込んで溶
接しやすくなり、斜め材とそれに交差する中間材との接
合時の溶接作業が容易となるという効果がある。
【0036】また、本発明に係る他の建物の屋根パネル
用フレームによれば、上面に平板が載せられる部位の溶
接接合が、縦材の側面、突起部の全周および連結材端部
に囲まれた溝部に溶接することで行われ、溶接ビードは
溝部内に収納される。従って、溶接ビードが縦材および
連結材の上面に飛び出さず、平板を溶接ビードに影響さ
れずに載せることができるので、精度のよい屋根パネル
の取付けを行えるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の斜め材と中間材と
の接合部Aを示す図である。
【図2】前記実施形態の縦材と連結材との接合部Bを示
す図である。
【図3】本発明に係る第2実施形態の接合部Bを示す図
である。
【図4】本発明に係る第2実施形態の接合部Bの変形形
態を示す図である。
【図5】本発明に係るユニット式建物を示す全体斜視図
である。
【図6】本発明に係るユニット式建物の従来の屋根パネ
ルおよび屋根パネル用フレームを示す平面図である。
【図7】本発明に係るユニット式建物の従来の屋根パネ
ルおよび屋根パネル用フレームを示す平面図である。
【図8】本発明に係るユニット式建物の従来の屋根パネ
ルおよび屋根パネル用フレームを示す平面図である。
【図9】本発明に係るユニット式建物の従来の斜め材と
中間材との接合部Aを示す図である。
【図10】本発明に係るユニット式建物の従来の縦材と
連結材との接合部Bを示す図である。
【図11】本発明に係るユニット式建物の従来の横材と
中間材との接合部Cを示す図である。
【符号の説明】
1 ユニット式建物 5 屋根パネル 10,20,30 屋根パネル用フレーム 11,11A,11B,21,31 縦材 11M,40 突起部 12,22,32 横材 13,23,33 連結材 14,24 斜め材 15,25,35 第1中間材 16,26,36 第2中間材 27,28,48 溝部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の屋根となる複数枚の屋根パネルを
    支持する屋根パネル用フレームであって、 平行配置される縦材と、これらの縦材の一端部間に架け
    わたされる横材と、前記縦材の他端側途中に当該縦材と
    交差して設けられそれらの縦材同士を連結する連結材
    と、前記縦材の端部に結合される斜め材と、この斜め材
    の中間部分下面に当該斜め材と交差して設けられる中間
    材とを備え、この中間材における前記斜め材と当接する
    端部の前記斜め材の傾斜に対して角度の大きい方が前記
    斜め材の下面から離れる方向に斜めに切断され、この端
    部の切断された側が前記斜め材に溶接されこの斜め材と
    前記中間財とが接合されることを特徴とする建物の屋根
    パネル用フレーム。
  2. 【請求項2】 建物の屋根となる複数枚の屋根パネルを
    支持する屋根パネル用フレームであって、平行配置され
    る縦材と、これらの縦材の一端部間に架けわたされる横
    材と、前記縦材の他端側途中に当該縦材と交差して設け
    られそれらの縦材同士を連結する連結材とを備え、これ
    らの各部材の上面には平板が載置され、前記縦材の側面
    および連結材の端部のいずれかに相手側に向かって突出
    する突起部が設けられ、この突起部を介して前記連結材
    と前記縦材とが互いに溶接され、かつ、前記縦材の側
    面、突起部の全周および連結材の端部に囲まれて形成さ
    れた溝部内に溶接ビードが収納されていることを特徴と
    する建物の屋根パネル用フレーム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の建物の屋根パネル用フ
    レームにおいて、前記突起部は、前記縦材の側面にエン
    ボシング(型付加工)により形成されたものであること
    を特徴とする建物の屋根パネル用フレーム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の建物の屋根パネル用フ
    レームにおいて、前記突起部は、前記連結材の端部を全
    周にわたって当該連結材の外周より凹ませて形成された
    ものであることを特徴とする建物の屋根パネル用フレー
    ム。
  5. 【請求項5】 建物の屋根となる複数枚の屋根パネルを
    支持する屋根パネル用フレームであって、平行配置され
    る縦材と、これらの縦材の一端部間に架けわたされる横
    材と、前記縦材の他端側途中に当該縦材と交差して設け
    られそれらの縦材同士を連結する連結材とを備え、これ
    らの各部材の上面には平板が載置され、前記連結材の端
    部かつ上面に当該連結材の端面と交差する傾斜面部が設
    けられ、この傾斜面部を介して前記連結材と前記縦材と
    が互いに溶接され、かつ、前記縦材の側面と前記連結材
    の傾斜面部とに囲まれた溝部内に溶接ビードが収納され
    ていることを特徴とする建物の屋根パネル用フレーム。
JP11059966A 1999-03-08 1999-03-08 建物の屋根パネル用フレーム Withdrawn JP2000257200A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012041165A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Hitachi Constr Mach Co Ltd グラップル爪の溶接構造とポイント部の交換方法
JP2020111932A (ja) * 2019-01-10 2020-07-27 ミサワホーム株式会社 ベント梁及び屋根の小屋組構造

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