JP2000263300A - 溶接組立ラインにおけるヘミングプレス装置 - Google Patents
溶接組立ラインにおけるヘミングプレス装置Info
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Abstract
でき、ヘミング型等の設計自由度を高めることができる
溶接組立ラインにおけるヘミングプレス装置を提供す
る。 【解決手段】 左右一対のフロントドアを製造する溶接
組立ラインにおけるヘミングプレス装置であって、ドア
アッセンブリDAの搬送方向に対し直交する位置に左右
一対の金型24、24を並列に配置し、加工装置本体2
2Aの上フレームUFと下フレームLFとを一体化する
支柱23を設け、この支柱23をワーク搬入側では両端
に2本配置し、ワーク搬出側ではライン中央に1本配置
し、前記搬入側に1機のヘミング投入ロボット21を上
記一対の金型24、24に対応してスライド自在に配置
し、前記搬出側には支柱23に隣接して2機のヘミング
払い出しロボット26を背中合わせに配置したことを特
徴とする。
Description
におけるヘミングプレス装置、特に、車両用ドアの溶接
組立ラインに使用されるヘミングプレス装置に関するも
のである。
は塗装工程に入る前に溶接によりホワイトボディーを組
み立てる車体組立においては、ホワイトボディーを構成
する各車体構成部品を同時に供給する必要がある。車体
構成部品の中でボディーサイドアッセンブリ、フロアア
ッセンブリのような大型の部品に比較して、例えば、フ
ロントドア、リアドアのような車体構成部品はサブアッ
センブリされる際の工程数が多く、かつ、左右勝手反対
に成形される関係上、左右別ラインで製造されているの
が一般的である。
ると、フロントドアはドアパネルと、ドアスキンと、ド
アサッシュ部材と、ドアヒンジ補強部材等を有しており
部品点数や溶接工数が多く、かつ、他の車体構成部材と
同様車体外板部材として人目に触れる部材であり、ボデ
ィーサイドアッセンブリとの間にパーティングラインを
形成する関係で高い寸法精度が要求されるものである。
ところで、このようなフロントドアやリアドアの溶接組
立ラインには、ドアスキンにドアパネルを組み合わせて
ドアスキンの周縁をヘミング加工し両者を一体化して溶
接するヘミングプレス装置が配置されている。
置としては、ヘム型(金型)を上下させるプレスタイプ
のものが使用される場合があるが、このようなヘミング
プレス装置においては、従来から使用されているベルト
コンベアによる搬送では搬入・搬出作業に時間がかかる
という問題がある。すなわち、金型に予めアッセンブリ
されたドアパネルとドアスキンを搬入してヘミング加工
を行い、次に、型内に設けられたワーク搬出のための補
助装置によって型開き後のワークを取り出しやすいよう
にリフトアップし、これをベルトコンベアによって搬出
し、次の工程に搬送しているため、ワークをホールドし
ている時間を含めるとワーク投入から搬出までの時間が
かかるのである。
後にワークを搬出入するための受け渡しコンベアや、ワ
ークをリフトアップするための装置等を設けなければな
らないため、金型の構造が複雑になり金型の設計自由度
が小さくなると共に、ワークに対する造形状の自由度を
も制限する虞があるという問題もある。そこで、この発
明は、一対の車体構成部品を短時間でヘミング加工で
き、金型等の設計自由度を高めることができる溶接組立
ラインにおけるヘミングプレス装置を提供するものであ
る。
に、請求項1に記載した発明は、左右一対の車体構成部
品(例えば、実施形態におけるフロントドアLD、R
D)を製造する溶接組立ラインにおけるヘミングプレス
装置であって、ワーク(例えば、実施形態におけるドア
アッセンブリDA)の搬送方向に対し直交する位置に左
右一対の金型(例えば、実施形態における金型24、2
4)を並列に配置し、加工装置本体(例えば、実施形態
における加工装置本体22A)の上フレーム(例えば、
実施形態における上フレームUF)と下フレーム(例え
ば、実施形態における下フレームLF)とを一体化する
支柱(例えば、実施形態における支柱23)を設け、こ
の支柱をワーク搬入側では両端に2本配置し、ワーク搬
出側ではライン中央に1本配置し、前記搬入側に1機の
ワーク搬入ロボット(例えば、実施形態におけるヘミン
グ投入ロボット21)を配置し、前記搬出側には支柱に
隣接して2機のワーク搬出ロボット(例えば、実施形態
におけるヘミング払い出しロボット26)を背中合わせ
に配置したことを特徴とする。
においてワークを把持したワーク搬入ロボットは支柱間
において各金型にワークを振り分けて投入し、ヘミング
加工が終了すると、型開きの後に搬出側に配置されたワ
ーク搬出ロボットによってワークは把持されて搬出され
る。請求項2に記載した発明は、上記ワーク搬入側に配
置されたワーク搬入ロボットを上記一対の金型に対応し
てスライド自在に配置したことを特徴とする。このよう
に構成することで、汎用のロボットを使用して広いタス
ク領域を確保することができる。請求項3に記載した発
明は、上記ワーク搬入ロボットとワーク搬出ロボット
が、アームを旋回させる多関節のロボットであることを
特徴とする。このように構成することで、ワーク搬入ロ
ボットは、2本の支柱間で支柱と干渉することなく広い
搬入空間でアームを旋回してワークを搬入でき、ワーク
搬出ロボットは加工機本体の搬出側の支柱と干渉するこ
となく、広い搬出空間で余裕をもってアームを旋回させ
てワークを搬出することができる。
面に基づいて説明する。まず、ライン全体の流れを概略
的に説明する。図1に示すのは、フロントドアの溶接組
立製造ラインを示すものである。このフロントドアの溶
接組立ラインで製造された左右一対のフロントドアL
D、RDは、図示しないホワイトボディーの溶接組立工
程に供給される。
増し打ち工程Bとマリッジ工程Cとドアスキン投入シー
リング工程Dとヘミング工程Eとヘミング払い出し工程
Fとヒンジ取付け払い出し工程Gとをほぼ直列的に配置
したものであり、このラインにおいて、左右のフロント
ドアLD、RDが同時に、具体的には同一タイミングで
製造される。まず、作業者Sによってワーク仮付け工程
Aに交互に投入された左側ドアパネルLDPと右側ドア
パネルRDPに、別途投入されたヒンジ取付部補強部材
DHとドアサッシュ部材DSHとを位置決めして仮付け
のための溶接を行う。ここで、上記左側と右側のドアパ
ネルLDP、RDPは後述するドアスキンDSと共にド
アアッセンブリDAを構成するドアのインナ側のパネル
材である。
ドアパネルLDP、RDPは溶接点を増加する増し打ち
を施され、マリッジ工程Cに搬送される。このよう両ド
アパネルDPが搬送されてくる間にドアスキン投入シー
リング工程Dおいてはシーリング加工が施されたドアの
外側を構成する左右のドアスキンLDS、RDSが交互
にマリッジ工程Cに搬送される。そして、このマリッジ
工程CにおいてドアスキンDSとドアパネルDPとが重
合され左右のドアアッセンブリDAが組み付けられる。
右ドアアッセンブリDAは交互にヘミング工程Eに搬送
され、ここでドアスキンDSの周縁がヘミング加工さ
れ、交互にヘミング払い出し工程Fに搬送されて、ここ
でヘミング加工後の溶接がなされ、ヒンジ取付け払い出
し工程Gに搬送される。そして、このヒンジ取付け払い
出し工程Gにおいて左右のドアアッセンブリDAにはド
アヒンジ(図示せず)が取り付けられ、左右のドアアッ
センブリDAは左側のフロントドアLDと右側のフロン
トドアとしてヒンジ取付け払い出し工程Gから払い出し
される。
いて詳細に説明する。 「ワーク仮付け工程A」上記ワーク仮付け工程Aには、
図2に示すようにターンテーブル1上に左右のドアパネ
ルLDP、RDSを載置可能なセット治具2を備えたワ
ーク投入装置3が配置されている。このワーク投入装置
3は作業者Sに対して指向可能なターンテーブル1を回
動することにより、作業者Sが交互に左側ドアパネルL
DSと右側ドアパネルRDSとを投入できるようにした
ものである。
ンジ取付部補強部材DHとドアサッシュ部材DSHとが
別途投入され、各ドアパネルDPに対する位置決めがな
され、このセット治具2に設けられた図示しない溶接装
置によりヒンジ取付部補強部材DHとドアサッシュ部材
DSHとを左右のドアパネルLDP、RDPに仮付け溶
接する。ワーク投入装置3の両側には溶接ロボット4、
4Aがラインの両側に2機ずつ対をなして配置され、各
溶接ロボット4、4Aは、後述する増し打ち工程Bのマ
テハンロボット6で把持されたドアパネルDPに溶接加
工を施す。
ドアパネルRDPは単一のワーク投入装置3に対して一
人の作業者Sによって投入されて仮付けされる。このよ
うにして仮付けされたドアパネルDPはどちらか一方の
ドアパネルDPを溶接ロボット4、4Aにより溶接して
いる最中に、溶接が終了した他方のドアパネルDPがマ
テハンロボット6によってセット治具2から搬出され
る。このようにセット治具2からドアパネルDPが搬出
されると、更に新たな左側ドアパネルLDPあるいは右
側ドアパネルRDPがワーク投入装置3に投入される。
したがって、一方のドアパネルDPを搬送している間に
他方のドアパネルDPを溶接することで、時間的なロス
がなく左右のドアパネルLDP、RDPにヒンジ取付部
補強部材DHとドアサッシュ部材DSHを仮付けするこ
とができる。また、ワーク投入装置3も1台で済み、作
業者Sも一人で済む。
図3に示すマテハンロボット6がライン両側に一対配置
されると共に、左右のドアパネルDPをセットして増し
打ちする図5に示す定置ガン7が配置されている。ここ
で、マテハンロボット6(後述する各ロボットも同様)
は、基台を中心にアームを旋回させる多関節のロボット
であるが、このアームは関節を延ばすことで旋回半径を
大きくすることができる。尚、8は定置ガン7のドレッ
サーを示す。また、図6はマテハンロボット6のロボッ
トハンド治具マガジン9を示し、ロボットハンド治具マ
ガジン9には左右のドアパネルLDP、RDP用の治具
と、異種ドアパネルの治具が載置されている。
て増し打ちされた左右のドアパネルDPを載置する図4
に示すパネル仮置き台10がライン両側に一対配置され
ている。ここで、前記ワーク仮付け工程Aのセット治具
2と定置ガン7とパネル仮置き台10は、マテハンロボ
ット6の搬送軌跡上に配置され、マテハンロボット6の
アーム旋回動作の中で溶接作業がなされるようになって
いる。したがって、単にロボットによってセット治具2
からパネル仮置き台10にドアパネルDPを搬送した場
合に比較して、搬送中に定置ガン7で溶接作業を行う
分、搬送中のロス時間を有効利用でき生産効率を向上す
ることができ、ライン長を短縮できる。
治具が共通する図4とほぼ同様の構成の仮置き台11が
配置されている。この仮置き台11の搬出側には図3と
同様の構成のマテハンロボット6Aがラインの左右に配
置され、このマテハンロボット6Aの搬送軌跡上には図
1に示す増し打ち用の定置ガン12が配置されている。
よって、前工程においてパネル仮置き台10に載置され
た左右のドアパネルDPは各マテハンロボット6Aに把
持された状態で、増し打ち加工を施され上記仮置き台1
1にセットされる。尚、マテハンロボット6Aにも図6
に示したロボットハンド治具マガジン9と同様のロボッ
トハンド治具マガジン9Aが配置されている。
打加工されている際には他方のドアパネルDPは仮置き
台11に載置され、他方のドアパネルDPが次段工程に
搬送されると、一方のドアパネルDPが仮置き台11に
載置されるようになっている。よって、一方のドアパネ
ルDPの搬送時間を利用して、他方のドアパネルDPを
載置しているので、仮置き台11も1台で済む。ここ
で、パネル仮置き台10と仮置き台11とは近接した位
置に配置されており、搬送長さとしては短いが、実質的
にこのパネル仮置き台10から仮置き台11へとドアパ
ネルDPが搬送される間に、マテハンロボット6Aの搬
送軌跡上で上記加工が行われるため、搬送時間を利用し
て、かつ、短い搬送距離でドアパネルDPの加工を行う
ことができ、省スペース化を図ることができる。
図7に示すマッリジロボット14が配置されている。こ
のマッリジロボット14は前工程の仮置き台11にセッ
トされた左側あるいは右側のドアパネルDPを図8に示
すシーリングガン15を経由してマリッジ台16の左右
の載置部位16A、16Bに載置するものである。
グガン15、マリッジ台16はマッリジロボット14の
搬送軌跡上に配置され、前記仮置き台11上のドアパネ
ルDPは、マッリジロボット14に把持された状態で、
マッリジロボット14が回動する間に図8に示すシーリ
ングガン15により必要箇所にシール材が塗布され、こ
の状態で左右別々にマリッジ台16に載置される。した
がって、この工程においても本来ならば仮置き台11か
らマリッジ台16の間の短い搬送距離内を搬送中に、マ
ッリジロボット14に把持されたドアパネルDPにシー
ル材を塗布することができ、省スペース化に寄与するこ
とができる。ここで、マリッジ台16の左右の載置位置
16A、16Bには、ドアパネルDPに先立って後述す
るドアスキン投入シーリング工程Dから搬送されたドア
スキンDSが交互に載置されている。
スキン投入シーリング工程Dはラインに対して直交する
方向からドアスキンDPを左右交互にマリッジ台16に
供給するものであり、前記マリッジ台16にドアパネル
DPが載置されるのに先だってドアスキンDSを載置す
るものである。ドアスキン投入シーリング工程Dには図
9に示すように、位置決め装置18と、この位置決め装
置18のドアスキンDSを把持する図10に示すマテハ
ンロボット19と、マテハンロボット19で把持された
状態でドアスキンDSにシール材を塗布する図11に示
すシーリングユニット20が配置されている。
台16にシール材が塗布されたドアスキンDSを搬送
し、マリッジ台16上にドアパネルDPに先だって左右
のドアスキンLDS、RDSを各々載置するものであ
る。尚、位置決め装置18はベース18A上をスライド
してドアスキンDSをライン中央に向かって搬送できる
ようになっている。したがって、位置決め装置18と、
シーリングユニット20と、マリッジ台16はマテハン
ロボット19の搬送軌跡上に配置され、マテハンロボッ
ト19の一回のアーム旋回動作によってドアスキンDS
に必要な加工が施され、ドアスキンDSがマリッジ台1
6の載置位置16A、16Bに載置される。よって、こ
の工程においても占有スペースを少なくすることができ
る。
付けられた左右のドアアセンブリDAをマリッジ台16
から次段のヘミング工程Eに搬送する図12に示すヘミ
ング投入ロボット21が配置され、このヘミング投入ロ
ボット21は後述するヘミングプレス装置22への投入
作業を行い易いようにラインに対して直交する方向にベ
ッド21A上をスライドして移動できるようになってい
る。ここで、ヘミング加工にはその性質上ある程度の時
間がかかるため、単一のヘミング投入ロボット21によ
ってヘミングプレス装置22への投入を左右交互に行っ
ているため、ヘミング投入ロボット21を2機配置した
場合に比べ無駄がない。
図13に示すヘミングプレス装置22が配置されてい
る。ヘミングプレス装置22はマリッジの終了したドア
アッセンブリDAの搬送方向に対し直交する位置に左右
一対の金型24、24を並列に配置したものである。ま
た、この金型24、24には異種の金型25、25が待
機して配置され、必要に応じて機種変更に対応できるよ
うになっている。
体22Aの上フレームUFと下フレームLFとを一体化
する支柱23、23、23が設けられてる。この支柱2
3は搬入側では両端に2本配置され、搬出側ではライン
中央に1本配置されている。そして、前記加工装置本体
22Aの搬入側には前述したヘミング投入ロボット21
が上記一対の金型24、24に対応してベッド21A上
をスライド自在に配置され、前記搬出側には支柱23に
隣接して2機のヘミング払い出しロボット26、26が
背中合わせに配置されている。
ブリDAを把持したヘミング投入ロボット21は支柱2
3間をベッド21Aに沿ってスライドすることで各金型
24、24にドアアッセンブリDAを振り分けて投入
し、ドアアッセンブリDAが投入されたヘミングプレス
装置22においてヘミング加工が終了すると、型開きの
後に、搬出側に配置されたヘミング払い出しロボット2
6によってドアアッセンブリDAは金型24内で把持さ
れる。このとき、ヘミング払い出しロボット26は金型
24の搬出側の支柱23と干渉することなく、広い搬出
空間で余裕をもって搬出作業を行うことができる。すな
わち、搬出側の支柱23が2本設けられている場合に
は、そのままではロボットアーム先端が支柱23に干渉
してしまうため旋回半径を小さくせざるを得ず、搬出空
間を広く確保できないのである。このヘミング工程Eに
よってドアパネルDPの周縁にドアスキンDSの周縁が
ヘミングされ、左右のドアアッセンブリDAが一体化さ
れる。
は2本の支柱23としてあり、各支柱23間でヘミング
投入ロボット21がスライドすることができるため、ス
ライド範囲に対応した金型24、24に対する投入空間
を確保することができる。また、ヘミングプレス装置2
2の搬出側では支柱23が1本となっているため、ヘミ
ング払い出しロボット26に対応して、支柱23が各ヘ
ミング払い出しロボット26のアーム旋回範囲と干渉し
ないようにして搬出空間を拡大し、ロボットの振り分け
配置を容易化することができる。そして、上記各ロボッ
トによって、ドアアッセンブリDAの搬出入を行うた
め、金型24内に受け渡しコンベア等の搬出入を補助す
る装置を設ける必要がなく、金型24の簡素化と搬出入
のスピードアップを実現でき、ヘミングプレス装置22
の設計の自由度を高めることができ、結果としてドアア
ッセンブリDAの設計自由度を拡大することができる。
出し工程Fは、図14に示すように前記ヘミングプレス
装置22によって加工された左右のドアアッセンブリD
Aを各々払い出しする2機のヘミング払い出しロボット
26を備えている。各ヘミング払い出しロボット26の
搬送軌跡上には、図15に示すインダイレクト溶接装置
27と、図16に示す増し打ちスポットガン29及びチ
ップドレッサー30と、図17に示す仮置き台31が配
置されている。したがって、ヘミング払い出しロボット
26よって把持されたドアアッセンブリDAは、ヘミン
グ払い出しロボット26の一回のアーム旋回動作で、イ
ンダイレクト溶接装置27による溶接と、増し打ちスポ
ットガン29による増し打ちを施され仮置き台31に載
置される。尚、このヘミング払い出し工程Fにおいても
図6と同様の構成のヘミング払い出しロボット26のロ
ボットハンド治具マガジン9Bが載置されている。
って各仮置き台31に搬送された左右のドアアッセンブ
リDAは後述するヒンジ取付け払い出し工程Gのマテハ
ンロボット34に把持された状態で、図18に示すMI
G溶接装置33によりMIG溶接され、次段工程である
ヒンジ取付け払い出し工程Gに搬送される。したがっ
て、仮置き台31を間にして、ヘミング払い出しロボッ
ト26の搬送軌跡上に配置されたインダイレクト溶接装
置27、増し打ちスガン29、及び、マテハンロボット
34の搬送軌跡上に配置されたMIG溶接装置33によ
る各種加工等を搬送中に行うことができ、搬送経路が短
縮され占有スペースを小さくできる。
付け払い出し工程Gは、図19に示すようにドアアッセ
ンブリDAを把持するマテハンロボット34を一対備え
ている。尚、このヒンジ取付け払い出し工程においても
図6と同様の構成のマテハンロボット34のロボットハ
ンド治具マガジン9Cが配置されている。また、マテハ
ンロボット34の搬出側には、図20に示すようにマテ
ハンロボット34に把持されたドアアセンブリDAのヒ
ンジを締め付けるヒンジ取付装置35が一対配置されて
いる。ヒンジ取付装置35によって、ヒンジがドアアッ
センブリDAの所定の場所に取り付けられ、ヒンジ取付
装置35内のナットランナーによって、ドアアッセンブ
リDAにヒンジが締め付けられると、ドアアッセンブリ
DAはワーク払い出しユニット36を経て作業者Sによ
ってライン外へ払い出しされ、図示しないホワイトボデ
ィーの組立ラインへ搬送される。
ングプレス装置22の搬入側は2本の支柱23としてあ
り、各支柱23間でヘミング投入ロボット21がスライ
ドすることができるため、スライド範囲に対応した金型
24、24に対する投入空間を確保することができる。
また、ヘミングプレス装置22の搬出側では支柱23が
1本となっているため、ヘミング払い出しロボット26
に対応して、支柱23が各ヘミング払い出しロボット2
6のアーム旋回範囲と干渉しないようにして搬出空間を
拡大し、ロボットの振り分け配置を容易化することがで
きる。
ッセンブリDAの搬出入を行うため、金型24内に受け
渡しコンベア等の搬出入を補助する装置を設ける必要が
なく、金型24の簡素化と搬出入のスピードアップを実
現でき、ヘミングプレス装置22の設計の自由度を高め
ることができ、結果としてドアアッセンブリDAの設計
自由度を拡大することができる。また、例えば、近接す
るワーク投入装置3、パネル仮置き台10間で、マテハ
ンロボット6を旋回させながら搬送軌跡上に配置された
溶接ロボット4A、定置ガン7による加工を行えるた
め、マテハンロボット6のアーム旋回動作を利用して省
スペース化を図ることができライン長を短縮することが
できる。つまり、ロボットのアーム旋回範囲というの
は、安全上の理由からもともとデッドスペースとなって
いるため、ここに各加工機を配置することで他の部位に
配置した場合に比較して大幅なスペースの減少を図るこ
とができるのである。
トの搬送軌跡上に配置された上記各種加工機による加工
を行うことができるので、搬送中の時間を有効に加工時
間として使用できるため、生産効率を向上することがで
きる。そして、各ロボットによりドアパネルDP等を搬
送できるため、コンベアによる搬送に比較してドアパネ
ルDP等が他の部材との接触に晒される頻度が少なくな
り、したがって、ドアパネルDP等に傷が付きにくく製
品品質を高めることができる。また、上記各ロボットに
よる搬送動作はティーチングによりソフト的に変更可能
であるので、機種変更にも容易に対処できる。
ロントドアのドアアッセンブリDAを単一のラインで同
時すなわち同一タイミングで製造することができる。よ
って、ホワイトボディーの組立ラインにフロントドアの
ドアアッセンブリDAを左右同時に供給することができ
る。また、ワーク仮付け工程Aにおけるワーク投入装置
3、増し打ち工程Bにおける仮置き台11、ドアスキン
投入シーリング工程Dにおけるヘミング投入ロボット2
1を左右のドアパネルDPで供用しているため、2つの
ラインによって製造した場合に比較して設備費を大幅に
低減することができる。
等を行う場合には、上述したように、例えば一方のドア
パネルDPの搬送動作中に他方のドアパネルDPの加工
を行う等、2つのラインで製造した場合には単にロスタ
イムとなっていた搬送時間を他のドアパネルDP等の加
工時間として有効利用できるため、製造時間を短縮で
き、作業効率の面でも大きな成果を上げることができ
る。よって、作業者も少なくすることができる。また、
ワーク投入装置3に見られるように、左右のドアパネル
DPを交互に投入するような実質的に2倍の時間のかか
るワークの投入作業を、作業にある程度の時間がかかる
ドアパネルDPの溶接仮付け作業と組み合わせることに
より、ロスタイムなく作業を行うことができる。
できるため、2つのラインで製造した場合に比較して、
両ラインをマッチングさせるような煩雑な作業も必要な
い。また、治具、金型等が左右同条件で管理されるため
これら治具等の精度管理も容易となり、左右同質で、品
質の高い製品を製造することができる。そして、機種変
更の際には、治具、各種ロボットのワーク把持フィンガ
ー、マリッジ型、ヘミング型を変更するだけでよいの
で、多車種、少量生産にも柔軟に対応できる汎用性があ
る。尚、この発明は上記実施形態に限られるものではな
く、例えば、フロントドアの製造にも適用できる。ま
た、上記実施形態ではサッシュ部が別部品としてドアパ
ネルに溶接するものについて説明したが、サッシュ部が
ドアパネル等と一体に形成されているフルドアタイプの
ドアについても適応できる。
載した発明によれば、ワーク搬入側においてワークを把
持したワーク搬入ロボットは支柱間において各金型にワ
ークを振り分けて投入し、ヘミング加工が終了すると、
型開きの後に搬出側に配置されたワーク搬出ロボットに
よってワークは把持されて搬出されるため、金型内に受
け渡しコンベア等の搬出入を補助する装置を設ける必要
がなく、金型の簡素化と搬出入のスピードアップを実現
でき、ヘミングプレス装置の設計の自由度を高めること
ができ、結果としてワークの設計自由度を拡大すること
ができる効果がある。
果に加えワーク搬入側に配置されたワーク搬入ロボット
を上記一対の金型に対応してスライド自在に配置したこ
とにより、ワーク搬入ロボットのスライド範囲に対応さ
せ金型に対する投入空間を確保し、汎用のロボットを使
用して広いタスク領域を確保することができる効果があ
る。請求項3に記載した発明によれば、上記効果に加
え、ワーク搬入ロボットは、2本の支柱間で支柱と干渉
することなく広い搬入空間でアームを旋回してワークを
搬入でき、ワーク搬出ロボットは加工機本体の搬出側の
支柱と干渉することなく、広い搬出空間で余裕をもって
アームを旋回させてワークを搬出することができるた
め、支柱が各ロボットのアーム旋回範囲と干渉しないよ
うにして搬出空間を拡大し、ロボットの振り分け配置を
容易化することができる効果がある。
る。
る。
の斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 左右一対の車体構成部品を製造する溶接
組立ラインにおけるヘミングプレス装置であって、ワー
クの搬送方向に対し直交する位置に左右一対の金型を並
列に配置し、加工装置本体の上フレームと下フレームと
を一体化する支柱を設け、この支柱をワーク搬入側では
両端に2本配置し、ワーク搬出側ではライン中央に1本
配置し、前記搬入側に1機のワーク搬入ロボットを配置
し、前記搬出側には支柱に隣接して2機のワーク搬出ロ
ボットを背中合わせに配置したことを特徴とする溶接組
立ラインにおけるヘミングプレス装置。 - 【請求項2】 上記ワーク搬入側に配置されたワーク搬
入ロボットを上記一対の金型に対応してスライド自在に
配置したことを特徴とする請求項1に記載の溶接組立ラ
インにおけるヘミングプレス装置。 - 【請求項3】 上記ワーク搬入ロボットとワーク搬出ロ
ボットが、アームを旋回させる多関節のロボットである
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の溶接
組立ラインにおけるヘミングプレス装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11076911A JP2000263300A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 溶接組立ラインにおけるヘミングプレス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11076911A JP2000263300A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 溶接組立ラインにおけるヘミングプレス装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000263300A true JP2000263300A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13618878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11076911A Pending JP2000263300A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 溶接組立ラインにおけるヘミングプレス装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000263300A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008061475A1 (fr) * | 2006-11-20 | 2008-05-29 | Guangbao Su | Appareil de contrôle de moule pour presse de moulage par compression de poudre |
| CN108284289A (zh) * | 2018-03-26 | 2018-07-17 | 成都锐升科技有限责任公司 | 一种c柱焊接生产线和c柱焊接加工方法 |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP11076911A patent/JP2000263300A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008061475A1 (fr) * | 2006-11-20 | 2008-05-29 | Guangbao Su | Appareil de contrôle de moule pour presse de moulage par compression de poudre |
| CN108284289A (zh) * | 2018-03-26 | 2018-07-17 | 成都锐升科技有限责任公司 | 一种c柱焊接生产线和c柱焊接加工方法 |
| CN108284289B (zh) * | 2018-03-26 | 2023-07-14 | 成都锐升科技有限责任公司 | 一种c柱焊接生产线和c柱焊接加工方法 |
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