JP2000269350A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JP2000269350A JP2000269350A JP11069916A JP6991699A JP2000269350A JP 2000269350 A JP2000269350 A JP 2000269350A JP 11069916 A JP11069916 A JP 11069916A JP 6991699 A JP6991699 A JP 6991699A JP 2000269350 A JP2000269350 A JP 2000269350A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】コレクタ領域の不純物濃度を高くせずに、コレ
クタ抵抗が低減された半導体装置およびその製造方法を
提供する。 【解決手段】半導体基板1、2表層に形成された第1導
電型コレクタ領域5と、前記コレクタ領域表層の一部に
形成された第2導電型ベース領域7、8と、前記ベース
領域表層の一部に形成された第1導電型エミッタ領域1
0と、前記コレクタ領域表層に、前記ベース領域と所定
の間隔をあけて形成された第1導電型コレクタ取り出し
領域9とを有し、前記コレクタ取り出し領域は、前記エ
ミッタ領域表面および前記ベース領域表面よりも低く形
成されている半導体装置およびその製造方法。
クタ抵抗が低減された半導体装置およびその製造方法を
提供する。 【解決手段】半導体基板1、2表層に形成された第1導
電型コレクタ領域5と、前記コレクタ領域表層の一部に
形成された第2導電型ベース領域7、8と、前記ベース
領域表層の一部に形成された第1導電型エミッタ領域1
0と、前記コレクタ領域表層に、前記ベース領域と所定
の間隔をあけて形成された第1導電型コレクタ取り出し
領域9とを有し、前記コレクタ取り出し領域は、前記エ
ミッタ領域表面および前記ベース領域表面よりも低く形
成されている半導体装置およびその製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイポーラトラン
ジスタを含有する半導体装置およびその製造方法に関
し、特に、コレクタ領域がエミッタ領域の下部に形成さ
れている縦型バイポーラトランジスタの、コレクタ取り
出し領域の抵抗が低減された半導体装置およびその製造
方法に関する。
ジスタを含有する半導体装置およびその製造方法に関
し、特に、コレクタ領域がエミッタ領域の下部に形成さ
れている縦型バイポーラトランジスタの、コレクタ取り
出し領域の抵抗が低減された半導体装置およびその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に、コレクタ領域がベース領域を介
してエミッタ領域の下部に形成された縦型(verti
cal)のpnpバイポーラトランジスタ(以下、v−
pnpトランジスタとする。)の構造を示す。図7のv
−pnpトランジスタは、p型半導体基板1上層のn型
シリコン層(エピタキシャル層)2に形成されており、
例えばnpn型バイポーラトランジスタやMOSトラン
ジスタ等、他の素子と同一基板上に形成することが可能
である。他の素子との分離領域にはLOCOS3、およ
びその下層の素子分離拡散層(素子分離埋め込み層)4
が形成されている。
してエミッタ領域の下部に形成された縦型(verti
cal)のpnpバイポーラトランジスタ(以下、v−
pnpトランジスタとする。)の構造を示す。図7のv
−pnpトランジスタは、p型半導体基板1上層のn型
シリコン層(エピタキシャル層)2に形成されており、
例えばnpn型バイポーラトランジスタやMOSトラン
ジスタ等、他の素子と同一基板上に形成することが可能
である。他の素子との分離領域にはLOCOS3、およ
びその下層の素子分離拡散層(素子分離埋め込み層)4
が形成されている。
【0003】n型エピタキシャル層2にはp型コレクタ
領域5が形成されている。p型コレクタ領域5は、半導
体基板1の表層に形成されたn型埋め込み層6により、
周囲と分離されている。p型コレクタ領域5の表層に、
真性ベース領域7とグラフトベース領域8からなるn型
ベース領域、およびp型コレクタ取り出し領域(プラグ
イン領域)9が形成されている。真性ベース領域7の表
層にはp型エミッタ領域10が形成されている。p型コ
レクタ取り出し領域9およびp型エミッタ領域10の上
層には、それぞれp型ポリシリコン層11が形成されて
いる。また、n型エピタキシャル層2の上層には酸化膜
12が、p型ポリシリコン層11の上層には酸化膜13
がそれぞれ形成されている。
領域5が形成されている。p型コレクタ領域5は、半導
体基板1の表層に形成されたn型埋め込み層6により、
周囲と分離されている。p型コレクタ領域5の表層に、
真性ベース領域7とグラフトベース領域8からなるn型
ベース領域、およびp型コレクタ取り出し領域(プラグ
イン領域)9が形成されている。真性ベース領域7の表
層にはp型エミッタ領域10が形成されている。p型コ
レクタ取り出し領域9およびp型エミッタ領域10の上
層には、それぞれp型ポリシリコン層11が形成されて
いる。また、n型エピタキシャル層2の上層には酸化膜
12が、p型ポリシリコン層11の上層には酸化膜13
がそれぞれ形成されている。
【0004】次に、図7に示す、上記の従来のv−pn
pトランジスタを製造する方法について説明する。ま
ず、p型半導体基板1の表層にn型不純物を拡散させ、
n型埋め込み層6を形成する。n型埋め込み層6が形成
されたp型半導体基板1上に、n型シリコンをエピタキ
シャル成長させ、n型エピタキシャル層2を形成する。
n型エピタキシャル層2の上層に、熱酸化膜を介してシ
リコン窒化膜を形成してから、例えばRIE(リアクテ
ィブイオンエッチング)を行い、LOCOS3形成領域
のシリコン窒化膜を除去する。シリコン窒化膜をマスク
としてn型エピタキシャル層2を熱酸化すると、LOC
OS3が形成される。
pトランジスタを製造する方法について説明する。ま
ず、p型半導体基板1の表層にn型不純物を拡散させ、
n型埋め込み層6を形成する。n型埋め込み層6が形成
されたp型半導体基板1上に、n型シリコンをエピタキ
シャル成長させ、n型エピタキシャル層2を形成する。
n型エピタキシャル層2の上層に、熱酸化膜を介してシ
リコン窒化膜を形成してから、例えばRIE(リアクテ
ィブイオンエッチング)を行い、LOCOS3形成領域
のシリコン窒化膜を除去する。シリコン窒化膜をマスク
としてn型エピタキシャル層2を熱酸化すると、LOC
OS3が形成される。
【0005】シリコン窒化膜を除去し、p型コレクタ領
域5および素子分離埋め込み層4を形成する領域にそれ
ぞれ開口を有するフォトレジストを形成する。フォトレ
ジストをマスクとして、p型不純物(例えばホウ素)を
イオン注入する。フォトレジストを除去してから、熱処
理を行って不純物を拡散させることにより、p型コレク
タ領域5および素子分離埋め込み層4が形成される。
域5および素子分離埋め込み層4を形成する領域にそれ
ぞれ開口を有するフォトレジストを形成する。フォトレ
ジストをマスクとして、p型不純物(例えばホウ素)を
イオン注入する。フォトレジストを除去してから、熱処
理を行って不純物を拡散させることにより、p型コレク
タ領域5および素子分離埋め込み層4が形成される。
【0006】次に、真性ベース領域7およびグラフトベ
ース領域8を形成する。n型エピタキシャル層2の上層
に、例えばCVD法によりシリコン酸化膜12を形成す
る。エミッタ形成領域およびp型コレクタ取り出し領域
9の形成領域にそれぞれ開口を有するフォトレジストを
形成する。フォトレジストをマスクとしてエッチングを
行い、酸化膜12にコンタクトホール14を形成する。
ース領域8を形成する。n型エピタキシャル層2の上層
に、例えばCVD法によりシリコン酸化膜12を形成す
る。エミッタ形成領域およびp型コレクタ取り出し領域
9の形成領域にそれぞれ開口を有するフォトレジストを
形成する。フォトレジストをマスクとしてエッチングを
行い、酸化膜12にコンタクトホール14を形成する。
【0007】続いて、コンタクトホール14内を含む全
面にポリシリコン層11を形成し、ポリシリコン層11
にp型不純物のイオン注入を行う。さらに、p型ポリシ
リコン層11に例えばRIEを行って、エミッタ電極取
り出し用あるいはコレクタ電極取り出し用にパターニン
グする。その後、p型ポリシリコン層11の上層に酸化
膜13を形成する。
面にポリシリコン層11を形成し、ポリシリコン層11
にp型不純物のイオン注入を行う。さらに、p型ポリシ
リコン層11に例えばRIEを行って、エミッタ電極取
り出し用あるいはコレクタ電極取り出し用にパターニン
グする。その後、p型ポリシリコン層11の上層に酸化
膜13を形成する。
【0008】次に、熱処理を行ってp型ポリシリコン層
11中のp型不純物を拡散させ、p型エミッタ領域10
およびp型コレクタ取り出し領域(プラグイン領域)を
形成する。酸化膜13の上層に、エミッタ、ベースおよ
びコレクタの各電極パターンを有するフォトレジストを
形成する。フォトレジストをマスクとして酸化膜13に
エッチングを行い、電極形成用のコンタクトホールを形
成する。コンタクトホール内を含む全面に、アルミニウ
ム等の金属層を例えばスパッタリングにより成膜する。
その後、金属層にエッチングを行い、各電極を形成する
と、図7に示す半導体装置が得られる。
11中のp型不純物を拡散させ、p型エミッタ領域10
およびp型コレクタ取り出し領域(プラグイン領域)を
形成する。酸化膜13の上層に、エミッタ、ベースおよ
びコレクタの各電極パターンを有するフォトレジストを
形成する。フォトレジストをマスクとして酸化膜13に
エッチングを行い、電極形成用のコンタクトホールを形
成する。コンタクトホール内を含む全面に、アルミニウ
ム等の金属層を例えばスパッタリングにより成膜する。
その後、金属層にエッチングを行い、各電極を形成する
と、図7に示す半導体装置が得られる。
【0009】図7に示す構造の半導体装置の上層には、
例えばシリコン窒化膜からなる保護膜(パッシベーショ
ン膜)等が、公知の技術により形成される。また、上記
のv−pnpトランジスタをv−npnトランジスタと
同一基板上に形成する場合には、いくつかの工程を共有
化させることができる。例えば、v−pnpトランジス
タのp型ポリシリコン層11を形成あるいはパターニン
グする工程は、v−npnトランジスタのベース取り出
し用のp型ポリシリコン領域を形成、加工する工程と同
一の工程で行うことができる。また、p型ポリシリコン
層11から不純物を熱拡散させ、v−pnpトランジス
タのp型エミッタ領域10を形成する工程は、v−np
nトランジスタのグラフトベース領域を形成する工程と
同一の工程で行うことができる。
例えばシリコン窒化膜からなる保護膜(パッシベーショ
ン膜)等が、公知の技術により形成される。また、上記
のv−pnpトランジスタをv−npnトランジスタと
同一基板上に形成する場合には、いくつかの工程を共有
化させることができる。例えば、v−pnpトランジス
タのp型ポリシリコン層11を形成あるいはパターニン
グする工程は、v−npnトランジスタのベース取り出
し用のp型ポリシリコン領域を形成、加工する工程と同
一の工程で行うことができる。また、p型ポリシリコン
層11から不純物を熱拡散させ、v−pnpトランジス
タのp型エミッタ領域10を形成する工程は、v−np
nトランジスタのグラフトベース領域を形成する工程と
同一の工程で行うことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のv−pnpトラ
ンジスタにおいては、ダブルポリシリコン構造のバイポ
ーラトランジスタ(v−npnトランジスタ)との混載
を前提として、製造フローが構築されている。したがっ
て、v−pnpトランジスタのp型コレクタ領域5は素
子分離埋め込み層4と同一の工程で形成される。
ンジスタにおいては、ダブルポリシリコン構造のバイポ
ーラトランジスタ(v−npnトランジスタ)との混載
を前提として、製造フローが構築されている。したがっ
て、v−pnpトランジスタのp型コレクタ領域5は素
子分離埋め込み層4と同一の工程で形成される。
【0011】素子分離埋め込み層4は、不純物濃度が高
いほど素子分離特性が高くなる。しかしながら、不純物
濃度が高くなると結晶欠陥が発生しやすくなり、歩留り
の低下につながるため、半導体装置の信頼性の上で問題
となる。したがって、素子分離埋め込み層4の不純物濃
度は、結晶欠陥の発生がなく、また、素子間の分離が可
能となる範囲で設定される。
いほど素子分離特性が高くなる。しかしながら、不純物
濃度が高くなると結晶欠陥が発生しやすくなり、歩留り
の低下につながるため、半導体装置の信頼性の上で問題
となる。したがって、素子分離埋め込み層4の不純物濃
度は、結晶欠陥の発生がなく、また、素子間の分離が可
能となる範囲で設定される。
【0012】一方、トランジスタ特性の一つである飽和
電圧は、コレクタ抵抗に依存して変動する。コレクタ抵
抗が小さいほど飽和電圧は低くなり、トランジスタの最
小動作電圧を低くすることが可能となる。したがって、
トランジスタの飽和電圧を低くして低消費電力化するに
は、コレクタ領域の不純物濃度を高くして、コレクタ抵
抗を小さくすることが有効な手段となる。
電圧は、コレクタ抵抗に依存して変動する。コレクタ抵
抗が小さいほど飽和電圧は低くなり、トランジスタの最
小動作電圧を低くすることが可能となる。したがって、
トランジスタの飽和電圧を低くして低消費電力化するに
は、コレクタ領域の不純物濃度を高くして、コレクタ抵
抗を小さくすることが有効な手段となる。
【0013】しかしながら、上記のようにv−pnpト
ランジスタをv−npnトランジスタと同一基板上に混
載する場合、p型コレクタ領域5の不純物濃度は、同一
工程で形成される素子分離埋め込み層4の不純物濃度の
制約を受けることになる。素子分離埋め込み層4におけ
る結晶欠陥の発生を防止するためには、p型コレクタ領
域5の不純物濃度を十分に高くすることができない。し
たがって、v−pnpトランジスタにおいては、p型コ
レクタ領域5の抵抗を低減させることが困難であり、最
小動作電圧を低下させることができないという問題があ
った。
ランジスタをv−npnトランジスタと同一基板上に混
載する場合、p型コレクタ領域5の不純物濃度は、同一
工程で形成される素子分離埋め込み層4の不純物濃度の
制約を受けることになる。素子分離埋め込み層4におけ
る結晶欠陥の発生を防止するためには、p型コレクタ領
域5の不純物濃度を十分に高くすることができない。し
たがって、v−pnpトランジスタにおいては、p型コ
レクタ領域5の抵抗を低減させることが困難であり、最
小動作電圧を低下させることができないという問題があ
った。
【0014】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、したがって本発明は、縦型バイポーラトラン
ジスタを含有する半導体装置において、コレクタ領域の
不純物濃度を上げずに、コレクタ抵抗を低減することが
できる半導体装置およびその製造方法を提供することを
目的とする。
のであり、したがって本発明は、縦型バイポーラトラン
ジスタを含有する半導体装置において、コレクタ領域の
不純物濃度を上げずに、コレクタ抵抗を低減することが
できる半導体装置およびその製造方法を提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の半導体装置は、半導体基板と、前記半導体
基板表層に形成された第1導電型コレクタ領域と、前記
コレクタ領域表層の一部に形成された第2導電型ベース
領域と、前記ベース領域表層の一部に形成された第1導
電型エミッタ領域と、前記コレクタ領域表層に、前記ベ
ース領域と所定の間隔をあけて形成された第1導電型コ
レクタ取り出し領域とを有し、前記コレクタ取り出し領
域は、前記エミッタ領域表面および前記ベース領域表面
よりも低く形成されていることを特徴とする。
め、本発明の半導体装置は、半導体基板と、前記半導体
基板表層に形成された第1導電型コレクタ領域と、前記
コレクタ領域表層の一部に形成された第2導電型ベース
領域と、前記ベース領域表層の一部に形成された第1導
電型エミッタ領域と、前記コレクタ領域表層に、前記ベ
ース領域と所定の間隔をあけて形成された第1導電型コ
レクタ取り出し領域とを有し、前記コレクタ取り出し領
域は、前記エミッタ領域表面および前記ベース領域表面
よりも低く形成されていることを特徴とする。
【0016】本発明の半導体装置は、好適には、前記第
1導電型はp型であり、前記第2導電型はn型であるこ
とを特徴とする。あるいは、本発明の半導体装置は、好
適には、前記第1導電型はn型であり、前記第2導電型
はp型であることを特徴とする。
1導電型はp型であり、前記第2導電型はn型であるこ
とを特徴とする。あるいは、本発明の半導体装置は、好
適には、前記第1導電型はn型であり、前記第2導電型
はp型であることを特徴とする。
【0017】また、上記の目的を達成するため、本発明
の半導体装置は、半導体基板表層に形成された第1導電
型の第1のコレクタ領域と、前記第1のコレクタ領域表
層の一部に形成された第2導電型の第1のベース領域
と、前記第1の領域表層の一部に形成された第1導電型
の第1のエミッタ領域と、前記第1のコレクタ領域表層
に、前記第1のベース領域と所定の間隔をあけて形成さ
れた第1導電型の第1のコレクタ取り出し領域とを有す
る第1の能動素子と、前記第1のコレクタ領域と素子分
離絶縁膜を介して、前記半導体基板表層に形成された第
2導電型の第2のコレクタ領域と、前記第2のコレクタ
領域表層の一部に形成された第1導電型の第2のベース
領域と、前記第2のベース領域表層の一部に形成された
第2導電型の第2のエミッタ領域と、前記第2のコレク
タ領域表層に、前記第2のベース領域と所定の間隔をあ
けて形成された第2導電型の第2のコレクタ取り出し領
域とを有する第2の能動素子とを有し、前記第1のコレ
クタ取り出し領域は、前記第1のエミッタ領域表面およ
び前記第1のベース領域表面よりも低く形成されている
ことを特徴とする。
の半導体装置は、半導体基板表層に形成された第1導電
型の第1のコレクタ領域と、前記第1のコレクタ領域表
層の一部に形成された第2導電型の第1のベース領域
と、前記第1の領域表層の一部に形成された第1導電型
の第1のエミッタ領域と、前記第1のコレクタ領域表層
に、前記第1のベース領域と所定の間隔をあけて形成さ
れた第1導電型の第1のコレクタ取り出し領域とを有す
る第1の能動素子と、前記第1のコレクタ領域と素子分
離絶縁膜を介して、前記半導体基板表層に形成された第
2導電型の第2のコレクタ領域と、前記第2のコレクタ
領域表層の一部に形成された第1導電型の第2のベース
領域と、前記第2のベース領域表層の一部に形成された
第2導電型の第2のエミッタ領域と、前記第2のコレク
タ領域表層に、前記第2のベース領域と所定の間隔をあ
けて形成された第2導電型の第2のコレクタ取り出し領
域とを有する第2の能動素子とを有し、前記第1のコレ
クタ取り出し領域は、前記第1のエミッタ領域表面およ
び前記第1のベース領域表面よりも低く形成されている
ことを特徴とする。
【0018】本発明の半導体装置は、好適には、前記第
1導電型はp型であり、前記第2導電型はn型であるこ
とを特徴とする。あるいは、本発明の半導体装置は、好
適には、前記第1導電型はn型であり、前記第2導電型
はp型であることを特徴とする。また、本発明の半導体
装置は、好適には、前記第2のコレクタ取り出し領域
は、前記第2のエミッタ領域表面および前記第2のベー
ス領域表面よりも低い位置にあることを特徴とする。
1導電型はp型であり、前記第2導電型はn型であるこ
とを特徴とする。あるいは、本発明の半導体装置は、好
適には、前記第1導電型はn型であり、前記第2導電型
はp型であることを特徴とする。また、本発明の半導体
装置は、好適には、前記第2のコレクタ取り出し領域
は、前記第2のエミッタ領域表面および前記第2のベー
ス領域表面よりも低い位置にあることを特徴とする。
【0019】本発明の半導体装置は、好適には、前記半
導体基板上に形成された、前記第1のエミッタ領域に接
続する第1のエミッタ取り出し領域と、前記半導体基板
上に形成された、前記第2のベース領域に接続する第2
のベース取り出し領域とを有し、前記第1のエミッタ取
り出し領域と前記第2のベース取り出し領域は、同一の
導電体層からなることを特徴とする。
導体基板上に形成された、前記第1のエミッタ領域に接
続する第1のエミッタ取り出し領域と、前記半導体基板
上に形成された、前記第2のベース領域に接続する第2
のベース取り出し領域とを有し、前記第1のエミッタ取
り出し領域と前記第2のベース取り出し領域は、同一の
導電体層からなることを特徴とする。
【0020】本発明の半導体装置は、好適には、前記半
導体基板上に、前記第1の能動素子および前記第2の能
動素子と前記素子分離絶縁膜を介して形成された第3の
能動素子を有し、前記第3の能動素子は、前記半導体基
板表層に所定の間隔をあけて形成されたソース領域およ
びドレイン領域と、前記ソース領域と前記ドレイン領域
との間の前記半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜
と、前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極とを有
することを特徴とする。
導体基板上に、前記第1の能動素子および前記第2の能
動素子と前記素子分離絶縁膜を介して形成された第3の
能動素子を有し、前記第3の能動素子は、前記半導体基
板表層に所定の間隔をあけて形成されたソース領域およ
びドレイン領域と、前記ソース領域と前記ドレイン領域
との間の前記半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜
と、前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極とを有
することを特徴とする。
【0021】本発明の半導体装置は、好適には、前記半
導体基板上に形成された、前記第1のエミッタ領域に接
続する第1のエミッタ取り出し領域と、前記半導体基板
上に形成された、前記第2のベース領域に接続する第2
のベース取り出し領域とを有し、前記第1のエミッタ取
り出し領域、前記第2のベース取り出し領域、および前
記ゲート電極は、同一の導電体層からなることを特徴と
する。
導体基板上に形成された、前記第1のエミッタ領域に接
続する第1のエミッタ取り出し領域と、前記半導体基板
上に形成された、前記第2のベース領域に接続する第2
のベース取り出し領域とを有し、前記第1のエミッタ取
り出し領域、前記第2のベース取り出し領域、および前
記ゲート電極は、同一の導電体層からなることを特徴と
する。
【0022】これにより、縦型バイポーラトランジスタ
において、コレクタ領域の不純物濃度を上げなくてもコ
レクタ抵抗を低減させることが可能となる。したがっ
て、バイポーラトランジスタの飽和電圧を低下させるこ
とが可能となる。また、高濃度の不純物導入に伴う結晶
欠陥の発生を抑制することができる。製造工程の簡略化
のため、コレクタ領域が他の不純物拡散領域、例えば素
子分離埋め込み層と同一工程で形成される場合には、こ
れらの領域においても、高濃度の不純物導入に伴う結晶
欠陥の発生が抑制される。
において、コレクタ領域の不純物濃度を上げなくてもコ
レクタ抵抗を低減させることが可能となる。したがっ
て、バイポーラトランジスタの飽和電圧を低下させるこ
とが可能となる。また、高濃度の不純物導入に伴う結晶
欠陥の発生を抑制することができる。製造工程の簡略化
のため、コレクタ領域が他の不純物拡散領域、例えば素
子分離埋め込み層と同一工程で形成される場合には、こ
れらの領域においても、高濃度の不純物導入に伴う結晶
欠陥の発生が抑制される。
【0023】さらに、上記の目的を達成するため、本発
明の半導体装置の製造方法は、半導体基板表層に第1導
電型コレクタ領域を形成する工程と、前記コレクタ領域
表層の一部に第2導電型ベース領域を形成する工程と、
前記コレクタ領域表層に、前記ベース領域と所定の間隔
をあけて、凹部を形成する工程と、前記凹部に第1導電
型コレクタ取り出し領域を形成する工程と、前記ベース
領域表層の一部に第1導電型エミッタ領域を形成する工
程とを有することを特徴とする。
明の半導体装置の製造方法は、半導体基板表層に第1導
電型コレクタ領域を形成する工程と、前記コレクタ領域
表層の一部に第2導電型ベース領域を形成する工程と、
前記コレクタ領域表層に、前記ベース領域と所定の間隔
をあけて、凹部を形成する工程と、前記凹部に第1導電
型コレクタ取り出し領域を形成する工程と、前記ベース
領域表層の一部に第1導電型エミッタ領域を形成する工
程とを有することを特徴とする。
【0024】本発明の半導体装置の製造方法は、好適に
は、前記凹部を形成する工程は、前記半導体基板上に絶
縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜に第1の開口部を形
成する工程と、前記絶縁膜をマスクとして前記コレクタ
領域表層にエッチングを行う工程とを有することを特徴
とする。本発明の半導体装置の製造方法は、好適には、
前記エッチングは反応性イオンエッチング(RIE)で
あることを特徴とする。
は、前記凹部を形成する工程は、前記半導体基板上に絶
縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜に第1の開口部を形
成する工程と、前記絶縁膜をマスクとして前記コレクタ
領域表層にエッチングを行う工程とを有することを特徴
とする。本発明の半導体装置の製造方法は、好適には、
前記エッチングは反応性イオンエッチング(RIE)で
あることを特徴とする。
【0025】本発明の半導体装置の製造方法は、好適に
は、前記コレクタ取り出し領域を形成する工程は、前記
凹部に第1導電型不純物をイオン注入する工程であるこ
とを特徴とする。本発明の半導体装置の製造方法は、さ
らに好適には、前記イオン注入工程は、前記半導体基板
の主面に対して斜めにイオンを入射させる工程であるこ
とを特徴とする。
は、前記コレクタ取り出し領域を形成する工程は、前記
凹部に第1導電型不純物をイオン注入する工程であるこ
とを特徴とする。本発明の半導体装置の製造方法は、さ
らに好適には、前記イオン注入工程は、前記半導体基板
の主面に対して斜めにイオンを入射させる工程であるこ
とを特徴とする。
【0026】本発明の半導体装置の製造方法は、好適に
は、前記エミッタ領域を形成する工程は、前記半導体基
板上に絶縁膜を形成する工程と、前記エミッタ領域上の
前記絶縁膜に第2の開口部を形成する工程と、前記第2
の開口部内およびその周囲の前記絶縁膜上に、第1導電
型不純物を含有する導電体層を形成する工程と、前記導
電体層から前記ベース領域に不純物を拡散させる工程と
を有することを特徴とする。本発明の半導体装置の製造
方法は、さらに好適には、前記第2の開口部を形成する
工程は、前記第1の開口部を形成する工程と同一の工程
であることを特徴とする。
は、前記エミッタ領域を形成する工程は、前記半導体基
板上に絶縁膜を形成する工程と、前記エミッタ領域上の
前記絶縁膜に第2の開口部を形成する工程と、前記第2
の開口部内およびその周囲の前記絶縁膜上に、第1導電
型不純物を含有する導電体層を形成する工程と、前記導
電体層から前記ベース領域に不純物を拡散させる工程と
を有することを特徴とする。本発明の半導体装置の製造
方法は、さらに好適には、前記第2の開口部を形成する
工程は、前記第1の開口部を形成する工程と同一の工程
であることを特徴とする。
【0027】本発明の半導体装置の製造方法は、好適に
は、前記第1導電型はp型であり、前記第2導電型はn
型であることを特徴とする。あるいは、本発明の半導体
装置の製造方法は、好適には、前記第1導電型はn型で
あり、前記第2導電型はp型であることを特徴とする。
は、前記第1導電型はp型であり、前記第2導電型はn
型であることを特徴とする。あるいは、本発明の半導体
装置の製造方法は、好適には、前記第1導電型はn型で
あり、前記第2導電型はp型であることを特徴とする。
【0028】上記の目的を達成するため、本発明の半導
体装置の製造方法は、半導体基板表層に形成された第1
導電型の第1のコレクタ領域と、前記第1のコレクタ領
域表層の一部に形成された第2導電型の第1のベース領
域と、前記第1の領域表層の一部に形成された第1導電
型の第1のエミッタ領域と、前記第1のコレクタ領域表
層に、前記第1のベース領域と所定の間隔をあけて形成
された第1導電型の第1のコレクタ取り出し領域とを有
する第1の能動素子と、前記第1のコレクタ領域と素子
分離絶縁膜を介して、前記半導体基板表層に形成された
第2導電型の第2のコレクタ領域と、前記第2のコレク
タ領域表層の一部に形成された第1導電型の第2のベー
ス領域と、前記第2のベース領域表層の一部に形成され
た第2導電型の第2のエミッタ領域と、前記第2のコレ
クタ領域表層に、前記第2のベース領域と所定の間隔を
あけて形成された第2導電型の第2のコレクタ取り出し
領域とを有する第2の能動素子とを有する半導体装置の
製造方法であって、半導体基板表層に第1のコレクタ領
域と第2のコレクタ取り出し領域を形成する工程と、前
記第1のコレクタ領域表層の一部に第1のベース領域を
形成する工程と、前記第1のコレクタ領域表層に、前記
第1のベース領域と所定の間隔をあけて、凹部を形成す
る工程と、前記第1のベース領域上に第1のエミッタ取
り出し領域を形成し、前記第1のエミッタ取り出し領域
と同一の導電体層からなる第2のベース取り出し領域
を、前記第2の能動素子形成領域上に形成する工程と、
前記凹部に前記第1のコレクタ取り出し領域を形成する
工程と、前記導電体層から不純物を拡散させ、前記第1
のエミッタ領域と、前記第2のベース領域を形成する工
程とを有することを特徴とする。
体装置の製造方法は、半導体基板表層に形成された第1
導電型の第1のコレクタ領域と、前記第1のコレクタ領
域表層の一部に形成された第2導電型の第1のベース領
域と、前記第1の領域表層の一部に形成された第1導電
型の第1のエミッタ領域と、前記第1のコレクタ領域表
層に、前記第1のベース領域と所定の間隔をあけて形成
された第1導電型の第1のコレクタ取り出し領域とを有
する第1の能動素子と、前記第1のコレクタ領域と素子
分離絶縁膜を介して、前記半導体基板表層に形成された
第2導電型の第2のコレクタ領域と、前記第2のコレク
タ領域表層の一部に形成された第1導電型の第2のベー
ス領域と、前記第2のベース領域表層の一部に形成され
た第2導電型の第2のエミッタ領域と、前記第2のコレ
クタ領域表層に、前記第2のベース領域と所定の間隔を
あけて形成された第2導電型の第2のコレクタ取り出し
領域とを有する第2の能動素子とを有する半導体装置の
製造方法であって、半導体基板表層に第1のコレクタ領
域と第2のコレクタ取り出し領域を形成する工程と、前
記第1のコレクタ領域表層の一部に第1のベース領域を
形成する工程と、前記第1のコレクタ領域表層に、前記
第1のベース領域と所定の間隔をあけて、凹部を形成す
る工程と、前記第1のベース領域上に第1のエミッタ取
り出し領域を形成し、前記第1のエミッタ取り出し領域
と同一の導電体層からなる第2のベース取り出し領域
を、前記第2の能動素子形成領域上に形成する工程と、
前記凹部に前記第1のコレクタ取り出し領域を形成する
工程と、前記導電体層から不純物を拡散させ、前記第1
のエミッタ領域と、前記第2のベース領域を形成する工
程とを有することを特徴とする。
【0029】本発明の半導体装置の製造方法は、好適に
は、前記半導体基板表層に所定の間隔をあけて形成され
たソース領域およびドレイン領域と、前記ソース領域と
前記ドレイン領域との間の前記半導体基板上に形成され
たゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲ
ート電極とを有する第3の能動素子が形成された半導体
装置の製造方法であって、前記ソース領域および前記ド
レイン領域を形成する工程は、前記第1のコレクタ取り
出し領域を形成する工程と同一の工程であり、前記ゲー
ト電極を形成する工程は、前記第1のエミッタ取り出し
領域および前記第2のベース取り出し領域を形成する工
程と同一の工程であることを特徴とする。
は、前記半導体基板表層に所定の間隔をあけて形成され
たソース領域およびドレイン領域と、前記ソース領域と
前記ドレイン領域との間の前記半導体基板上に形成され
たゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲ
ート電極とを有する第3の能動素子が形成された半導体
装置の製造方法であって、前記ソース領域および前記ド
レイン領域を形成する工程は、前記第1のコレクタ取り
出し領域を形成する工程と同一の工程であり、前記ゲー
ト電極を形成する工程は、前記第1のエミッタ取り出し
領域および前記第2のベース取り出し領域を形成する工
程と同一の工程であることを特徴とする。
【0030】上記の本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、導電型が逆であるバイポーラトランジスタ、ある
いは絶縁ゲート型電界効果トランジスタと同一基板上に
形成する場合、従来の製造方法に対して製造工程を増加
させずに、コレクタ取り出し領域に凹部を形成すること
が可能となる。したがって、製造工程数の増加および製
造コストの上昇を抑制しながら、本発明の半導体装置を
形成することができる。
れば、導電型が逆であるバイポーラトランジスタ、ある
いは絶縁ゲート型電界効果トランジスタと同一基板上に
形成する場合、従来の製造方法に対して製造工程を増加
させずに、コレクタ取り出し領域に凹部を形成すること
が可能となる。したがって、製造工程数の増加および製
造コストの上昇を抑制しながら、本発明の半導体装置を
形成することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の半導体装置およ
びその製造方法の実施の形態について、図面を参照して
説明する。図1は本実施形態の半導体装置の断面図であ
る。本実施形態においては、ダブルポリシリコン構造の
v−npnトランジスタ、v−pnpトランジスタおよ
びpチャネルMOSトランジスタ(PMOS)が同一基
板上に形成された例を示す。
びその製造方法の実施の形態について、図面を参照して
説明する。図1は本実施形態の半導体装置の断面図であ
る。本実施形態においては、ダブルポリシリコン構造の
v−npnトランジスタ、v−pnpトランジスタおよ
びpチャネルMOSトランジスタ(PMOS)が同一基
板上に形成された例を示す。
【0032】図1に示すように、p型半導体基板1の上
層にn型シリコン層(エピタキシャル層)2が形成され
ており、素子間の分離領域にはLOCOS3が、その下
層には素子分離拡散層(素子分離埋め込み層)4が形成
されている。v−npnトランジスタ部分には、n型コ
レクタ埋め込み領域21、p型真性ベース領域22およ
びp型グラフトベース領域23からなるベース領域、お
よびn型エミッタポリシリコン24とn型エミッタ領域
25が形成されている。また、n型エピタキシャル層2
には、n型コレクタ埋め込み領域21と接続するn型コ
レクタ取り出し領域(プラグイン領域)26が形成され
ている。
層にn型シリコン層(エピタキシャル層)2が形成され
ており、素子間の分離領域にはLOCOS3が、その下
層には素子分離拡散層(素子分離埋め込み層)4が形成
されている。v−npnトランジスタ部分には、n型コ
レクタ埋め込み領域21、p型真性ベース領域22およ
びp型グラフトベース領域23からなるベース領域、お
よびn型エミッタポリシリコン24とn型エミッタ領域
25が形成されている。また、n型エピタキシャル層2
には、n型コレクタ埋め込み領域21と接続するn型コ
レクタ取り出し領域(プラグイン領域)26が形成され
ている。
【0033】v−pnpトランジスタ部分には、n型埋
め込み層6上にp型コレクタ領域5が形成されている。
p型コレクタ領域5の表層に、真性ベース領域7とグラ
フトベース領域8からなるn型ベース領域、およびp型
コレクタ取り出し領域(プラグイン領域)9が形成され
ている。真性ベース領域7の表層にはp型エミッタ領域
10が形成されている。p型エミッタ領域10の上層に
は、p型ポリシリコン層11が形成されている。
め込み層6上にp型コレクタ領域5が形成されている。
p型コレクタ領域5の表層に、真性ベース領域7とグラ
フトベース領域8からなるn型ベース領域、およびp型
コレクタ取り出し領域(プラグイン領域)9が形成され
ている。真性ベース領域7の表層にはp型エミッタ領域
10が形成されている。p型エミッタ領域10の上層に
は、p型ポリシリコン層11が形成されている。
【0034】PMOS部分には、v−npnトランジス
タと同様に、p型半導体基板1にn型埋め込み層6が形
成されている。n型エピタキシャル層2の表層には、p
型ソース/ドレイン領域31が形成され、n型エピタキ
シャル層2の上層にはゲート絶縁膜(酸化膜、不図示)
を介して、p型ポリシリコンからなるゲート電極32が
形成されている。また、v−npnトランジスタ部分、
v−pnpトランジスタ部分およびPMOS部分に共通
して、n型エピタキシャル層2の上層に酸化膜12が、
p型ポリシリコン層11の上層に酸化膜13が、それぞ
れ形成されている。
タと同様に、p型半導体基板1にn型埋め込み層6が形
成されている。n型エピタキシャル層2の表層には、p
型ソース/ドレイン領域31が形成され、n型エピタキ
シャル層2の上層にはゲート絶縁膜(酸化膜、不図示)
を介して、p型ポリシリコンからなるゲート電極32が
形成されている。また、v−npnトランジスタ部分、
v−pnpトランジスタ部分およびPMOS部分に共通
して、n型エピタキシャル層2の上層に酸化膜12が、
p型ポリシリコン層11の上層に酸化膜13が、それぞ
れ形成されている。
【0035】次に、上記の本実施形態の半導体装置の製
造方法について説明する。まず、図2(A)に示すよう
に、p型半導体基板1の表層にn型不純物を拡散させ、
v−npnトランジスタのコレクタ埋め込み領域21、
v−pnpトランジスタおよびPMOSのn型埋め込み
層6、素子分離領域(LOCOS3下部)の素子分離埋
め込み層4を形成する。n型埋め込み層6および素子分
離埋め込み層4を形成するには、例えば、Sb 2 O3 を
原料に用い、Sbを1200℃で気相拡散させる。
造方法について説明する。まず、図2(A)に示すよう
に、p型半導体基板1の表層にn型不純物を拡散させ、
v−npnトランジスタのコレクタ埋め込み領域21、
v−pnpトランジスタおよびPMOSのn型埋め込み
層6、素子分離領域(LOCOS3下部)の素子分離埋
め込み層4を形成する。n型埋め込み層6および素子分
離埋め込み層4を形成するには、例えば、Sb 2 O3 を
原料に用い、Sbを1200℃で気相拡散させる。
【0036】次に、n型埋め込み層6が形成されたp型
半導体基板1上に、n型シリコンをエピタキシャル成長
させ、n型エピタキシャル層2を形成する。n型エピタ
キシャル層2は、例えば膜厚1.0μm、抵抗率1.0
Ω・cmとなるように形成する。n型エピタキシャル層
2の上層に、熱酸化膜を介してシリコン窒化膜を形成し
てから、例えばRIE(リアクティブイオンエッチン
グ)を行い、LOCOS3形成領域のシリコン窒化膜を
除去する。シリコン窒化膜をマスクとしてn型エピタキ
シャル層2を熱酸化すると、LOCOS3が形成され
る。
半導体基板1上に、n型シリコンをエピタキシャル成長
させ、n型エピタキシャル層2を形成する。n型エピタ
キシャル層2は、例えば膜厚1.0μm、抵抗率1.0
Ω・cmとなるように形成する。n型エピタキシャル層
2の上層に、熱酸化膜を介してシリコン窒化膜を形成し
てから、例えばRIE(リアクティブイオンエッチン
グ)を行い、LOCOS3形成領域のシリコン窒化膜を
除去する。シリコン窒化膜をマスクとしてn型エピタキ
シャル層2を熱酸化すると、LOCOS3が形成され
る。
【0037】シリコン窒化膜を除去し、v−npnトラ
ンジスタのp型コレクタ領域5および素子分離領域(L
OCOS3下部)の素子分離埋め込み層4を形成する領
域に開口を有するフォトレジストを形成する。フォトレ
ジストをマスクとして、p型不純物(例えばホウ素)を
イオン注入する。フォトレジストを除去してから、熱処
理を行って不純物を拡散させることにより、p型コレク
タ領域5および素子分離埋め込み層4が形成される。
ンジスタのp型コレクタ領域5および素子分離領域(L
OCOS3下部)の素子分離埋め込み層4を形成する領
域に開口を有するフォトレジストを形成する。フォトレ
ジストをマスクとして、p型不純物(例えばホウ素)を
イオン注入する。フォトレジストを除去してから、熱処
理を行って不純物を拡散させることにより、p型コレク
タ領域5および素子分離埋め込み層4が形成される。
【0038】次に、v−pnpトランジスタの真性ベー
ス領域7およびグラフトベース領域8を形成する。その
後、n型エピタキシャル層2の上層に、例えばCVD法
によりシリコン酸化膜12を形成すると、図2(A)に
示す構造となる。
ス領域7およびグラフトベース領域8を形成する。その
後、n型エピタキシャル層2の上層に、例えばCVD法
によりシリコン酸化膜12を形成すると、図2(A)に
示す構造となる。
【0039】次に、PMOSのアクティブ領域に開口を
有するフォトレジスト(不図示)を形成し、フォトレジ
ストをマスクとして酸化膜12にエッチングを行う。こ
れにより、図2(B)に示すように、PMOS部分の酸
化膜12に開口が形成される。その後、フォトレジスト
を除去する。開口底部に露出したn型エピタキシャル層
2の表面を熱酸化させ、ゲート絶縁膜(不図示)を形成
する。
有するフォトレジスト(不図示)を形成し、フォトレジ
ストをマスクとして酸化膜12にエッチングを行う。こ
れにより、図2(B)に示すように、PMOS部分の酸
化膜12に開口が形成される。その後、フォトレジスト
を除去する。開口底部に露出したn型エピタキシャル層
2の表面を熱酸化させ、ゲート絶縁膜(不図示)を形成
する。
【0040】次に、v−npnトランジスタのp型真性
ベース領域22、v−pnpトランジスタのp型エミッ
タ領域10およびp型コレクタ取り出し領域9の形成領
域にそれぞれ開口を有するフォトレジストを形成する。
図3(A)に示すように、フォトレジストをマスクとし
て酸化膜12にエッチングを行い、コンタクトホール1
4を形成する。その後、フォトレジストを除去する。続
いて、図3(B)に示すように、コンタクトホール14
内を含む全面に、例えばCVD法により1層目のポリシ
リコン層11を成膜する。
ベース領域22、v−pnpトランジスタのp型エミッ
タ領域10およびp型コレクタ取り出し領域9の形成領
域にそれぞれ開口を有するフォトレジストを形成する。
図3(A)に示すように、フォトレジストをマスクとし
て酸化膜12にエッチングを行い、コンタクトホール1
4を形成する。その後、フォトレジストを除去する。続
いて、図3(B)に示すように、コンタクトホール14
内を含む全面に、例えばCVD法により1層目のポリシ
リコン層11を成膜する。
【0041】次に、図4(A)に示すように、v−np
nトランジスタのベース取り出し、v−pnpトランジ
スタのエミッタポリシリコンおよびp型コレクタ取り出
し領域9、およびPMOSのゲート電極32上部に開口
を有するフォトレジスト27を形成する。ここで、フォ
トレジスト27はフォトリソグラフィ工程におけるパタ
ーン合わせずれを考慮して、実際にp型ポリシリコン層
11として用いられる部分の周囲にもイオン注入が行わ
れるように形成する。フォトレジスト27をマスクとし
て、ポリシリコン層11にp型不純物、例えばBF2 +
をイオンエネルギー20〜100keV、導入量1×1
015〜1×1016atoms/cm2 でイオン注入す
る。その後、フォトレジスト27を除去する。
nトランジスタのベース取り出し、v−pnpトランジ
スタのエミッタポリシリコンおよびp型コレクタ取り出
し領域9、およびPMOSのゲート電極32上部に開口
を有するフォトレジスト27を形成する。ここで、フォ
トレジスト27はフォトリソグラフィ工程におけるパタ
ーン合わせずれを考慮して、実際にp型ポリシリコン層
11として用いられる部分の周囲にもイオン注入が行わ
れるように形成する。フォトレジスト27をマスクとし
て、ポリシリコン層11にp型不純物、例えばBF2 +
をイオンエネルギー20〜100keV、導入量1×1
015〜1×1016atoms/cm2 でイオン注入す
る。その後、フォトレジスト27を除去する。
【0042】次に、図4(B)に示すように、p型ポリ
シリコン層11に例えばRIEを行って、v−npnト
ランジスタのp型ベース取り出し領域28、v−pnp
トランジスタのエミッタポリシリコン11、およびPM
OSのゲート電極32を形成する。p型ポリシリコン層
11のエッチング工程において、酸化膜12はエッチン
グストッパー膜として機能する。v−pnpトランジス
タのp型コレクタ取り出し領域9上部は、予め酸化膜1
2が除去されており、p型ポリシリコン層が除去される
と、下層のn型エピタキシャル層2がオーバーエッチさ
れる。これにより、p型コレクタ取り出し領域9上部
に、窪み(リセス)29が形成される。
シリコン層11に例えばRIEを行って、v−npnト
ランジスタのp型ベース取り出し領域28、v−pnp
トランジスタのエミッタポリシリコン11、およびPM
OSのゲート電極32を形成する。p型ポリシリコン層
11のエッチング工程において、酸化膜12はエッチン
グストッパー膜として機能する。v−pnpトランジス
タのp型コレクタ取り出し領域9上部は、予め酸化膜1
2が除去されており、p型ポリシリコン層が除去される
と、下層のn型エピタキシャル層2がオーバーエッチさ
れる。これにより、p型コレクタ取り出し領域9上部
に、窪み(リセス)29が形成される。
【0043】次に、図5(A)に示すように、v−pn
pトランジスタのp型コレクタ取り出し領域9、および
PMOSのアクティブ領域に開口を有するフォトレジス
ト30を形成する。フォトレジスト30あるいはゲート
電極32をマスクとして、p型不純物、例えばBF2 +
をイオンエネルギー20〜100keV、導入量1×1
015〜1×1016atoms/cm2 でイオン注入す
る。
pトランジスタのp型コレクタ取り出し領域9、および
PMOSのアクティブ領域に開口を有するフォトレジス
ト30を形成する。フォトレジスト30あるいはゲート
電極32をマスクとして、p型不純物、例えばBF2 +
をイオンエネルギー20〜100keV、導入量1×1
015〜1×1016atoms/cm2 でイオン注入す
る。
【0044】このイオン注入において、基板に対してイ
オンを斜めから入射させることにより、リセス29の側
壁部にも不純物が導入される。斜めイオン注入とした場
合、特定方向の側壁部には不純物が十分に導入されない
(シャドウイング;shadowing)が、ウェハを
回転させながら行うことにより、シャドウイングの影響
も解消される。その後、フォトレジスト30を除去す
る。
オンを斜めから入射させることにより、リセス29の側
壁部にも不純物が導入される。斜めイオン注入とした場
合、特定方向の側壁部には不純物が十分に導入されない
(シャドウイング;shadowing)が、ウェハを
回転させながら行うことにより、シャドウイングの影響
も解消される。その後、フォトレジスト30を除去す
る。
【0045】次に、図5(B)に示すように、p型ポリ
シリコン層11の上層に、例えばCVD法により酸化膜
13を形成する。フォトレジスト(不図示)をマスクと
して酸化膜13およびp型ベース取り出し領域28(p
型ポリシリコン層11)にエッチングを行い、v−np
nトランジスタのp型真性ベース領域22を形成する箇
所に開口(コンタクトホール)16を形成する。フォト
レジスト(不図示)をマスクとして、p型真性ベース形
成領域にp型不純物、例えばホウ素(B+ )をイオンエ
ネルギー30〜50keV、導入量5×1012〜2×1
013atoms/cm2 の条件でイオン注入する。その
後、フォトレジストを除去する。
シリコン層11の上層に、例えばCVD法により酸化膜
13を形成する。フォトレジスト(不図示)をマスクと
して酸化膜13およびp型ベース取り出し領域28(p
型ポリシリコン層11)にエッチングを行い、v−np
nトランジスタのp型真性ベース領域22を形成する箇
所に開口(コンタクトホール)16を形成する。フォト
レジスト(不図示)をマスクとして、p型真性ベース形
成領域にp型不純物、例えばホウ素(B+ )をイオンエ
ネルギー30〜50keV、導入量5×1012〜2×1
013atoms/cm2 の条件でイオン注入する。その
後、フォトレジストを除去する。
【0046】次に、例えばCVD法により全面に膜厚5
00〜600nm程度の酸化膜(不図示)を形成してか
ら、900〜1000℃、10〜60分の熱処理を窒素
雰囲気中で行う。これにより、図6(A)に示すよう
に、p型真性ベース形成領域に導入された不純物が拡散
し、p型真性ベース領域22が形成される。
00〜600nm程度の酸化膜(不図示)を形成してか
ら、900〜1000℃、10〜60分の熱処理を窒素
雰囲気中で行う。これにより、図6(A)に示すよう
に、p型真性ベース形成領域に導入された不純物が拡散
し、p型真性ベース領域22が形成される。
【0047】また、この熱処理工程において、v−np
nトランジスタのp型ベース取り出し領域28からn型
エピタキシャル層2に不純物が拡散され、p型真性ベー
ス領域22に接続するp型グラフトベース領域23が形
成される。一方、v−pnpトランジスタにおいては、
p型ポリシリコン層(エミッタポリシリコン)11から
n型真性ベース領域7にp型不純物が拡散され、p型エ
ミッタ領域10が形成される。
nトランジスタのp型ベース取り出し領域28からn型
エピタキシャル層2に不純物が拡散され、p型真性ベー
ス領域22に接続するp型グラフトベース領域23が形
成される。一方、v−pnpトランジスタにおいては、
p型ポリシリコン層(エミッタポリシリコン)11から
n型真性ベース領域7にp型不純物が拡散され、p型エ
ミッタ領域10が形成される。
【0048】さらに、上記の熱処理によりv−pnpト
ランジスタのp型コレクタ取り出し領域9、およびPM
OSのソース/ドレイン領域に導入されたp型不純物が
拡散され、p型コレクタ取り出し領域9とp型ソース/
ドレイン領域31がそれぞれ形成される。その後、図6
(A)に示すように、酸化膜をエッチバックして、v−
npnトランジスタのコンタクトホール16にサイドウ
ォール17を形成する。
ランジスタのp型コレクタ取り出し領域9、およびPM
OSのソース/ドレイン領域に導入されたp型不純物が
拡散され、p型コレクタ取り出し領域9とp型ソース/
ドレイン領域31がそれぞれ形成される。その後、図6
(A)に示すように、酸化膜をエッチバックして、v−
npnトランジスタのコンタクトホール16にサイドウ
ォール17を形成する。
【0049】次に、図6(B)に示すように、v−np
nトランジスタのn型エミッタポリシリコン24を形成
するため、2層目のポリシリコン層を例えばCVD法に
より成膜する。このポリシリコン層にn型不純物とし
て、例えばヒ素イオン(As+)をイオンエネルギー4
0〜70keV、導入量1×1015〜1×1016ato
ms/cm2 の条件でイオン注入する。さらに、ポリシ
リコン層の上層に酸化膜などからなるキャップ層を膜厚
300〜500nm程度で堆積させてから、熱処理を行
う。これにより、ポリシリコン層に含有されるn型不純
物が、p型真性ベース領域22に拡散され、n型エミッ
タ領域25が形成される。
nトランジスタのn型エミッタポリシリコン24を形成
するため、2層目のポリシリコン層を例えばCVD法に
より成膜する。このポリシリコン層にn型不純物とし
て、例えばヒ素イオン(As+)をイオンエネルギー4
0〜70keV、導入量1×1015〜1×1016ato
ms/cm2 の条件でイオン注入する。さらに、ポリシ
リコン層の上層に酸化膜などからなるキャップ層を膜厚
300〜500nm程度で堆積させてから、熱処理を行
う。これにより、ポリシリコン層に含有されるn型不純
物が、p型真性ベース領域22に拡散され、n型エミッ
タ領域25が形成される。
【0050】上記の熱処理は、例えば900〜1000
℃で10〜60分程度(ファーネスアニール)、あるい
は、1000〜1200℃で数秒間(ランプアニール等
によるRTA;rapid thermal anne
aling)の条件で行うことができる。また、上記の
ファーネスアニールとRTAを組み合わせて行ってもよ
い。その後、キャップ層をウェットエッチングにより除
去する。さらに、ポリシリコン層上にn型エミッタポリ
シリコン24のパターンを有するフォトレジストを形成
し、フォトレジストをマスクとしてRIEを行う。これ
によりn型エミッタポリシリコン24が形成される。
℃で10〜60分程度(ファーネスアニール)、あるい
は、1000〜1200℃で数秒間(ランプアニール等
によるRTA;rapid thermal anne
aling)の条件で行うことができる。また、上記の
ファーネスアニールとRTAを組み合わせて行ってもよ
い。その後、キャップ層をウェットエッチングにより除
去する。さらに、ポリシリコン層上にn型エミッタポリ
シリコン24のパターンを有するフォトレジストを形成
し、フォトレジストをマスクとしてRIEを行う。これ
によりn型エミッタポリシリコン24が形成される。
【0051】次に、酸化膜13の上層に、バイポーラト
ランジスタのエミッタ、ベースおよびコレクタの各電
極、あるいはPMOSのソース/ドレイン電極のパター
ンを有するフォトレジストを形成する。フォトレジスト
をマスクとして酸化膜13にエッチングを行い、電極形
成用のコンタクトホールを形成する。コンタクトホール
内を含む全面に、アルミニウム等の金属層を例えばスパ
ッタリングにより成膜する。その後、金属層にエッチン
グを行い、各電極を形成すると、図1に示す本実施形態
の半導体装置が得られる。さらに、図1に示す構造の半
導体装置の上層には、例えばシリコン窒化膜からなる保
護膜(パッシベーション膜)等が形成されるが、これら
は公知の技術により形成することができる。
ランジスタのエミッタ、ベースおよびコレクタの各電
極、あるいはPMOSのソース/ドレイン電極のパター
ンを有するフォトレジストを形成する。フォトレジスト
をマスクとして酸化膜13にエッチングを行い、電極形
成用のコンタクトホールを形成する。コンタクトホール
内を含む全面に、アルミニウム等の金属層を例えばスパ
ッタリングにより成膜する。その後、金属層にエッチン
グを行い、各電極を形成すると、図1に示す本実施形態
の半導体装置が得られる。さらに、図1に示す構造の半
導体装置の上層には、例えばシリコン窒化膜からなる保
護膜(パッシベーション膜)等が形成されるが、これら
は公知の技術により形成することができる。
【0052】上記の本発明の実施形態の半導体装置によ
れば、v−pnpトランジスタのp型コレクタ領域5の
不純物濃度を高くせずに、コレクタ抵抗を低下させるこ
とができる。したがって、p型コレクタ領域5と同一工
程で形成される素子分離埋め込み層4の不純物濃度を過
度に上げる必要がなく、素子分離埋め込み層4における
結晶欠陥の発生が防止される。
れば、v−pnpトランジスタのp型コレクタ領域5の
不純物濃度を高くせずに、コレクタ抵抗を低下させるこ
とができる。したがって、p型コレクタ領域5と同一工
程で形成される素子分離埋め込み層4の不純物濃度を過
度に上げる必要がなく、素子分離埋め込み層4における
結晶欠陥の発生が防止される。
【0053】また、本発明の実施形態の半導体装置の製
造方法によれば、バイポーラトランジスタとMOSトラ
ンジスタを混載させた従来の半導体装置の製造方法に対
し、製造工程を増加させることなく、コレクタ取り出し
領域に凹部を形成し、不純物をイオン注入することがで
きる。したがって、製造コストの上昇が抑制される。
造方法によれば、バイポーラトランジスタとMOSトラ
ンジスタを混載させた従来の半導体装置の製造方法に対
し、製造工程を増加させることなく、コレクタ取り出し
領域に凹部を形成し、不純物をイオン注入することがで
きる。したがって、製造コストの上昇が抑制される。
【0054】本発明の半導体装置およびその製造方法の
実施形態は、上記の説明に限定されない。例えば、縦型
npnバイポーラトランジスタのコレクタ取り出し領域
に、上記の実施形態と同様な凹部を形成し、不純物をイ
オン注入してn型コレクタ取り出し領域を形成すること
もできる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、
種々の変更が可能である。
実施形態は、上記の説明に限定されない。例えば、縦型
npnバイポーラトランジスタのコレクタ取り出し領域
に、上記の実施形態と同様な凹部を形成し、不純物をイ
オン注入してn型コレクタ取り出し領域を形成すること
もできる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、
種々の変更が可能である。
【0055】
【発明の効果】本発明の半導体装置によれば、コレクタ
領域とコレクタ電極との距離が縮小されるため、コレク
タ領域の不純物濃度を高くしなくてもコレクタ抵抗を低
減させることができる。したがって、半導体装置の飽和
電圧を低下させることができる。また、本発明の半導体
装置の製造方法によれば、同一基板上に他の素子(例え
ばバイポーラトランジスタやMOSトランジスタ)を形
成する場合、従来の製造方法に対する製造工程数の増加
が抑制される。したがって、製造コストを上昇させずに
本発明の半導体装置を形成することが可能となる。
領域とコレクタ電極との距離が縮小されるため、コレク
タ領域の不純物濃度を高くしなくてもコレクタ抵抗を低
減させることができる。したがって、半導体装置の飽和
電圧を低下させることができる。また、本発明の半導体
装置の製造方法によれば、同一基板上に他の素子(例え
ばバイポーラトランジスタやMOSトランジスタ)を形
成する場合、従来の製造方法に対する製造工程数の増加
が抑制される。したがって、製造コストを上昇させずに
本発明の半導体装置を形成することが可能となる。
【図1】本発明の半導体装置の断面図である。
【図2】(A)および(B)は本発明の半導体装置の製
造方法の製造工程を示す断面図である。
造方法の製造工程を示す断面図である。
【図3】(A)および(B)は本発明の半導体装置の製
造方法の製造工程を示す断面図である。
造方法の製造工程を示す断面図である。
【図4】(A)および(B)は本発明の半導体装置の製
造方法の製造工程を示す断面図である。
造方法の製造工程を示す断面図である。
【図5】(A)および(B)は本発明の半導体装置の製
造方法の製造工程を示す断面図である。
造方法の製造工程を示す断面図である。
【図6】(A)および(B)は本発明の半導体装置の製
造方法の製造工程を示す断面図である。
造方法の製造工程を示す断面図である。
【図7】従来の半導体装置の断面図である。
1…p型半導体基板、2…n型エピタキシャル層、3…
LOCOS、4…素子分離拡散層(素子分離埋め込み
層)、5…p型コレクタ領域、6…n型埋め込み層、7
…n型真性ベース領域、8…n型グラフトベース領域、
9…p型コレクタ取り出し領域(プラグイン領域)、1
0…p型エミッタ領域、11…p型ポリシリコン層(エ
ミッタポリシリコン)、12、13…酸化膜、14、1
6…コンタクトホール、15…p型プラグイン領域接続
層、17…サイドウォール、21…n型コレクタ埋め込
み領域、22…p型真性ベース領域、23…p型グラフ
トベース領域、24…n型エミッタポリシリコン、25
…n型エミッタ領域、26…n型コレクタ取り出し領域
(プラグイン領域)、27、30…フォトレジスト、2
8…p型ベース取り出し領域、29…リセス、31…p
型ソース/ドレイン領域、32…ゲート電極。
LOCOS、4…素子分離拡散層(素子分離埋め込み
層)、5…p型コレクタ領域、6…n型埋め込み層、7
…n型真性ベース領域、8…n型グラフトベース領域、
9…p型コレクタ取り出し領域(プラグイン領域)、1
0…p型エミッタ領域、11…p型ポリシリコン層(エ
ミッタポリシリコン)、12、13…酸化膜、14、1
6…コンタクトホール、15…p型プラグイン領域接続
層、17…サイドウォール、21…n型コレクタ埋め込
み領域、22…p型真性ベース領域、23…p型グラフ
トベース領域、24…n型エミッタポリシリコン、25
…n型エミッタ領域、26…n型コレクタ取り出し領域
(プラグイン領域)、27、30…フォトレジスト、2
8…p型ベース取り出し領域、29…リセス、31…p
型ソース/ドレイン領域、32…ゲート電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/331 29/73 Fターム(参考) 5F003 BA97 BB07 BB08 BC01 BC05 BC08 BE07 BE08 BM01 BP12 BP22 BP31 BP41 5F048 AA09 AA10 AC07 BA01 BA06 BA12 BB07 BF02 BG01 CA03 CA04 CA07 DA06 DB08 DB09 5F082 AA11 BA03 BA23 BA41 BC03 BC09 EA09 EA13 EA18 EA33
Claims (21)
- 【請求項1】半導体基板と、 前記半導体基板表層に形成された第1導電型コレクタ領
域と、 前記コレクタ領域表層の一部に形成された第2導電型ベ
ース領域と、 前記ベース領域表層の一部に形成された第1導電型エミ
ッタ領域と、 前記コレクタ領域表層に、前記ベース領域と所定の間隔
をあけて形成された第1導電型コレクタ取り出し領域と
を有し、 前記コレクタ取り出し領域は、前記エミッタ領域表面お
よび前記ベース領域表面よりも低く形成されている半導
体装置。 - 【請求項2】前記第1導電型はp型であり、前記第2導
電型はn型である請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】前記第1導電型はn型であり、前記第2導
電型はp型である請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項4】半導体基板表層に形成された第1導電型の
第1のコレクタ領域と、前記第1のコレクタ領域表層の
一部に形成された第2導電型の第1のベース領域と、前
記第1の領域表層の一部に形成された第1導電型の第1
のエミッタ領域と、前記第1のコレクタ領域表層に、前
記第1のベース領域と所定の間隔をあけて形成された第
1導電型の第1のコレクタ取り出し領域とを有する第1
の能動素子と、 前記第1のコレクタ領域と素子分離絶縁膜を介して、前
記半導体基板表層に形成された第2導電型の第2のコレ
クタ領域と、前記第2のコレクタ領域表層の一部に形成
された第1導電型の第2のベース領域と、前記第2のベ
ース領域表層の一部に形成された第2導電型の第2のエ
ミッタ領域と、前記第2のコレクタ領域表層に、前記第
2のベース領域と所定の間隔をあけて形成された第2導
電型の第2のコレクタ取り出し領域とを有する第2の能
動素子とを有し、 前記第1のコレクタ取り出し領域は、前記第1のエミッ
タ領域表面および前記第1のベース領域表面よりも低く
形成されている半導体装置。 - 【請求項5】前記第1導電型はp型であり、前記第2導
電型はn型である請求項4記載の半導体装置。 - 【請求項6】前記第1導電型はn型であり、前記第2導
電型はp型である請求項4記載の半導体装置。 - 【請求項7】前記第2のコレクタ取り出し領域は、前記
第2のエミッタ領域表面および前記第2のベース領域表
面よりも低く形成されている請求項4記載の半導体装
置。 - 【請求項8】前記半導体基板上に形成された、前記第1
のエミッタ領域に接続する第1のエミッタ取り出し領域
と、 前記半導体基板上に形成された、前記第2のベース領域
に接続する第2のベース取り出し領域とを有し、 前記第1のエミッタ取り出し領域と前記第2のベース取
り出し領域は、同一の導電体層からなる請求項4記載の
半導体装置。 - 【請求項9】前記半導体基板上に、前記第1の能動素子
および前記第2の能動素子と前記素子分離絶縁膜を介し
て形成された第3の能動素子を有し、 前記第3の能動素子は、前記半導体基板表層に所定の間
隔をあけて形成されたソース領域およびドレイン領域
と、 前記ソース領域と前記ドレイン領域との間の前記半導体
基板上に形成されたゲート絶縁膜と、 前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極とを有する
請求項4記載の半導体装置。 - 【請求項10】前記半導体基板上に形成された、前記第
1のエミッタ領域に接続する第1のエミッタ取り出し領
域と、 前記半導体基板上に形成された、前記第2のベース領域
に接続する第2のベース取り出し領域とを有し、 前記第1のエミッタ取り出し領域、前記第2のベース取
り出し領域、および前記ゲート電極は、同一の導電体層
からなる請求項9記載の半導体装置。 - 【請求項11】半導体基板表層に第1導電型コレクタ領
域を形成する工程と、 前記コレクタ領域表層の一部に第2導電型ベース領域を
形成する工程と、 前記コレクタ領域表層に、前記ベース領域と所定の間隔
をあけて、凹部を形成する工程と、 前記凹部に第1導電型コレクタ取り出し領域を形成する
工程と、 前記ベース領域表層の一部に第1導電型エミッタ領域を
形成する工程とを有する半導体装置の製造方法。 - 【請求項12】前記凹部を形成する工程は、前記半導体
基板上に絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜に第1の開口部を形成する工程と、 前記絶縁膜をマスクとして前記コレクタ領域表層にエッ
チングを行う工程とを有する請求項11記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項13】前記エッチングは反応性イオンエッチン
グ(RIE)である請求項12記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項14】前記コレクタ取り出し領域を形成する工
程は、前記凹部に第1導電型不純物をイオン注入する工
程である請求項13記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項15】前記イオン注入工程は、前記半導体基板
の主面に対して斜めにイオンを入射させる工程である請
求項14記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項16】前記エミッタ領域を形成する工程は、前
記半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、 前記エミッタ領域上の前記絶縁膜に第2の開口部を形成
する工程と、 前記第2の開口部内およびその周囲の前記絶縁膜上に、
第1導電型不純物を含有する導電体層を形成する工程
と、 前記導電体層から前記ベース領域に不純物を拡散させる
工程とを有する請求項11記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項17】前記第2の開口部を形成する工程は、前
記第1の開口部を形成する工程と同一の工程である請求
項12記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項18】前記第1導電型はp型であり、前記第2
導電型はn型である請求項11記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項19】前記第1導電型はn型であり、前記第2
導電型はp型である請求項11記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項20】半導体基板表層に形成された第1導電型
の第1のコレクタ領域と、前記第1のコレクタ領域表層
の一部に形成された第2導電型の第1のベース領域と、
前記第1の領域表層の一部に形成された第1導電型の第
1のエミッタ領域と、前記第1のコレクタ領域表層に、
前記第1のベース領域と所定の間隔をあけて形成された
第1導電型の第1のコレクタ取り出し領域とを有する第
1の能動素子と、 前記第1のコレクタ領域と素子分離絶縁膜を介して、前
記半導体基板表層に形成された第2導電型の第2のコレ
クタ領域と、前記第2のコレクタ領域表層の一部に形成
された第1導電型の第2のベース領域と、前記第2のベ
ース領域表層の一部に形成された第2導電型の第2のエ
ミッタ領域と、前記第2のコレクタ領域表層に、前記第
2のベース領域と所定の間隔をあけて形成された第2導
電型の第2のコレクタ取り出し領域とを有する第2の能
動素子とを有する半導体装置の製造方法であって、 半導体基板表層に第1のコレクタ領域と第2のコレクタ
取り出し領域を形成する工程と、 前記第1のコレクタ領域表層の一部に第1のベース領域
を形成する工程と、 前記第1のコレクタ領域表層に、前記第1のベース領域
と所定の間隔をあけて、凹部を形成する工程と、 前記第1のベース領域上に第1のエミッタ取り出し領域
を形成し、前記第1のエミッタ取り出し領域と同一の導
電体層からなる第2のベース取り出し領域を、前記第2
の能動素子形成領域上に形成する工程と、 前記凹部に前記第1のコレクタ取り出し領域を形成する
工程と、 前記導電体層から不純物を拡散させ、前記第1のエミッ
タ領域と、前記第2のベース領域を形成する工程とを有
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項21】前記半導体基板表層に所定の間隔をあけ
て形成されたソース領域およびドレイン領域と、前記ソ
ース領域と前記ドレイン領域との間の前記半導体基板上
に形成されたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に形
成されたゲート電極とを有する第3の能動素子が形成さ
れた半導体装置の製造方法であって、 前記ソース領域および前記ドレイン領域を形成する工程
は、前記第1のコレクタ取り出し領域を形成する工程と
同一の工程であり、 前記ゲート電極を形成する工程は、前記第1のエミッタ
取り出し領域および前記第2のベース取り出し領域を形
成する工程と同一の工程である請求項20記載の半導体
装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11069916A JP2000269350A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11069916A JP2000269350A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000269350A true JP2000269350A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13416504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11069916A Pending JP2000269350A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000269350A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003017577A (ja) * | 2001-07-04 | 2003-01-17 | Denso Corp | 半導体装置 |
| DE10358047A1 (de) * | 2003-12-05 | 2005-06-30 | IHP GmbH - Innovations for High Performance Microelectronics/Institut für innovative Mikroelektronik | Komplementäre Bipolar-Halbleitervorrichtung |
-
1999
- 1999-03-16 JP JP11069916A patent/JP2000269350A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003017577A (ja) * | 2001-07-04 | 2003-01-17 | Denso Corp | 半導体装置 |
| DE10358047A1 (de) * | 2003-12-05 | 2005-06-30 | IHP GmbH - Innovations for High Performance Microelectronics/Institut für innovative Mikroelektronik | Komplementäre Bipolar-Halbleitervorrichtung |
| US7855404B2 (en) | 2003-12-05 | 2010-12-21 | IHP GmbH—Innovations for High Performance Microelectronics/Leibniz-Instituit fur Innovative Mikroelektronik | Bipolar complementary semiconductor device |
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