JP2000269759A - 自動利得制御回路およびその回路を備えた受信装置、受信装置における自動利得制御方法、並びに、記録媒体 - Google Patents
自動利得制御回路およびその回路を備えた受信装置、受信装置における自動利得制御方法、並びに、記録媒体Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動利得制御ループの追従性を最適化して良
好な受信動作を保証した自動利得制御回路およびその回
路を備えた受信装置、受信装置における自動利得制御方
法、並びに、記録媒体を提供することを目的とする。 【解決手段】 受信装置の動作経過時間に応じて制御信
号GCの生成タイミングまたは生成周期を決定すること
とし、電源をOFF状態からON状態に遷移させた(電
源投入した)時または間欠受信時の未動作状態から定常
動作状態までの立ち上がりの一定期間について、制御信
号GCの生成周期を定常動作状態の生成周期よりも短く
設定して、自動利得制御ループの応答特性を定常動作状
態時よりも早め、さらに、一定時間後には定常動作状態
の生成周期に切り替える。
好な受信動作を保証した自動利得制御回路およびその回
路を備えた受信装置、受信装置における自動利得制御方
法、並びに、記録媒体を提供することを目的とする。 【解決手段】 受信装置の動作経過時間に応じて制御信
号GCの生成タイミングまたは生成周期を決定すること
とし、電源をOFF状態からON状態に遷移させた(電
源投入した)時または間欠受信時の未動作状態から定常
動作状態までの立ち上がりの一定期間について、制御信
号GCの生成周期を定常動作状態の生成周期よりも短く
設定して、自動利得制御ループの応答特性を定常動作状
態時よりも早め、さらに、一定時間後には定常動作状態
の生成周期に切り替える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動利得制御ルー
プの追従性を最適化して良好な受信動作を保証した自動
利得制御回路およびその回路を備えた受信装置、受信装
置における自動利得制御方法、並びに、該自動利得制御
方法を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体
に関する。
プの追従性を最適化して良好な受信動作を保証した自動
利得制御回路およびその回路を備えた受信装置、受信装
置における自動利得制御方法、並びに、該自動利得制御
方法を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の受信装置における自動利得制御回
路としては、例えば図13に示すようなものが知られて
いる。同図において、従来の自動利得制御回路は、可変
利得増幅器11、復調部12、A/Dコンバータ13、
レベル検波器14、平均化部21、収束値差分算出用加
算器22、ループ利得制御用乗算器23、積分回路部加
算器24、積分回路部ラッチ回路25、演算部26およ
びD/Aコンバータ27を備えて構成されている。
路としては、例えば図13に示すようなものが知られて
いる。同図において、従来の自動利得制御回路は、可変
利得増幅器11、復調部12、A/Dコンバータ13、
レベル検波器14、平均化部21、収束値差分算出用加
算器22、ループ利得制御用乗算器23、積分回路部加
算器24、積分回路部ラッチ回路25、演算部26およ
びD/Aコンバータ27を備えて構成されている。
【0003】本従来例の自動利得制御回路では、受信信
号Riが入力されると、受信信号Riは可変利得増幅器
11にて増幅され、復調部12で復調された後、A/D
コンバータ13によってデジタル値に変換されて復調出
力Rdとされる。復調出力Rdの一部は、レベル検波器
14によってレベル検波され自動利得制御ループに取り
込まれる。
号Riが入力されると、受信信号Riは可変利得増幅器
11にて増幅され、復調部12で復調された後、A/D
コンバータ13によってデジタル値に変換されて復調出
力Rdとされる。復調出力Rdの一部は、レベル検波器
14によってレベル検波され自動利得制御ループに取り
込まれる。
【0004】レベル検波されたデータは、平均化部21
によって一定時間平均化され、次にA/Dコンバータ1
3入力について収束するように、収束値差分算出用加算
器22において一定の目標レベルAに対する差分を取
り、さらにループ利得制御用乗算器23において当該自
動利得制御回路におけるループ利得制御値Bが乗算され
る。乗算器23の出力は直前までのデータとの変化分と
して、加算器24とラッチ回路25により構成されてい
る積分回路部に入力され、ラッチタイミング制御値Dの
タイミングでラッチ回路25に積分データがラッチされ
ることになる。該積分回路部の積分データは、演算部2
6によって可変利得増幅器11の制御電圧相当のデータ
に変換され、D/Aコンバータ27によってアナログ電
圧に変換された後に、可変利得増幅器11への制御電圧
として帰還されることとなる。
によって一定時間平均化され、次にA/Dコンバータ1
3入力について収束するように、収束値差分算出用加算
器22において一定の目標レベルAに対する差分を取
り、さらにループ利得制御用乗算器23において当該自
動利得制御回路におけるループ利得制御値Bが乗算され
る。乗算器23の出力は直前までのデータとの変化分と
して、加算器24とラッチ回路25により構成されてい
る積分回路部に入力され、ラッチタイミング制御値Dの
タイミングでラッチ回路25に積分データがラッチされ
ることになる。該積分回路部の積分データは、演算部2
6によって可変利得増幅器11の制御電圧相当のデータ
に変換され、D/Aコンバータ27によってアナログ電
圧に変換された後に、可変利得増幅器11への制御電圧
として帰還されることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動利得制御回路にあっては、可変利得増幅器11
に帰還される制御信号の生成または更新の周期は固定で
あり、当該自動利得制御回路の電源の立ち上げ動作時
や、当該自動利得制御回路を備えた受信装置が間欠受信
動作を行う場合や、フェージング環境内での受信時にお
ける場合などの受信信号Riのレベル変動が大きいとき
に、自動利得制御ループの制御信号の生成または更新の
周期が比較的大きい値で固定設定されている場合には、
自動利得制御ループの追従性が悪くなり、逆に、自動利
得制御ループの制御信号の生成または更新の周期が比較
的小さい値で固定設定されている場合は、自動利得制御
ループの追従性が早すぎて不安定な状態になり、発振な
どを起こすといった悪影響を及ぼす可能性があった。
来の自動利得制御回路にあっては、可変利得増幅器11
に帰還される制御信号の生成または更新の周期は固定で
あり、当該自動利得制御回路の電源の立ち上げ動作時
や、当該自動利得制御回路を備えた受信装置が間欠受信
動作を行う場合や、フェージング環境内での受信時にお
ける場合などの受信信号Riのレベル変動が大きいとき
に、自動利得制御ループの制御信号の生成または更新の
周期が比較的大きい値で固定設定されている場合には、
自動利得制御ループの追従性が悪くなり、逆に、自動利
得制御ループの制御信号の生成または更新の周期が比較
的小さい値で固定設定されている場合は、自動利得制御
ループの追従性が早すぎて不安定な状態になり、発振な
どを起こすといった悪影響を及ぼす可能性があった。
【0006】本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされ
たものであって、電源立ち上げ動作時や、受信装置の間
欠受信動作時や、フェージング環境内での受信時等の受
信信号レベルの変動幅が大きいことが予想される場合に
おいても、また、電界の状態が安定して受信信号レベル
の変動幅が小さい場合においても、自動利得制御ループ
の制御信号の生成タイミングまたは生成周期を最適化す
ることにより、自動利得制御ループの追従性を最適化し
て良好な受信動作を保証し得る自動利得制御回路および
その回路を備えた受信装置、受信装置における自動利得
制御方法、並びに、記録媒体を提供することを目的とし
ている。
たものであって、電源立ち上げ動作時や、受信装置の間
欠受信動作時や、フェージング環境内での受信時等の受
信信号レベルの変動幅が大きいことが予想される場合に
おいても、また、電界の状態が安定して受信信号レベル
の変動幅が小さい場合においても、自動利得制御ループ
の制御信号の生成タイミングまたは生成周期を最適化す
ることにより、自動利得制御ループの追従性を最適化し
て良好な受信動作を保証し得る自動利得制御回路および
その回路を備えた受信装置、受信装置における自動利得
制御方法、並びに、記録媒体を提供することを目的とし
ている。
【0007】また、本発明の他の目的は、自動利得制御
ループにDSP(デジタルシグナルプロセッサ)を使用
し、ソフトウェアプログラムによって受信系統の自動利
得制御を行う場合においても、自動利得制御ループの追
従性を最適化して良好な受信動作を保証し得る受信装置
における自動利得制御方法および記録媒体を提供するこ
とにある。
ループにDSP(デジタルシグナルプロセッサ)を使用
し、ソフトウェアプログラムによって受信系統の自動利
得制御を行う場合においても、自動利得制御ループの追
従性を最適化して良好な受信動作を保証し得る受信装置
における自動利得制御方法および記録媒体を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る自動利得制御回路は、受信
信号の振幅を制御信号に基づいて制御する可変利得増幅
器を備えた自動利得制御回路において、前記受信信号に
ついてレベル検波を行い、帰還信号を生成して前記可変
利得増幅器の制御信号とする制御信号生成手段と、前記
制御信号の生成タイミングまたは前記制御信号の生成周
期を所定の物理量に応じて決定し、前記制御信号生成手
段を制御する制御手段とを具備するものである。
に、本発明の請求項1に係る自動利得制御回路は、受信
信号の振幅を制御信号に基づいて制御する可変利得増幅
器を備えた自動利得制御回路において、前記受信信号に
ついてレベル検波を行い、帰還信号を生成して前記可変
利得増幅器の制御信号とする制御信号生成手段と、前記
制御信号の生成タイミングまたは前記制御信号の生成周
期を所定の物理量に応じて決定し、前記制御信号生成手
段を制御する制御手段とを具備するものである。
【0009】また、請求項2に係る自動利得制御回路
は、請求項1に記載の自動利得制御回路において、前記
制御手段は、前記所定の物理量をアドレス情報とし、該
アドレス情報に対応して前記制御信号の生成タイミング
または前記制御信号の生成周期の情報を保持した参照テ
ーブルを具備するものである。
は、請求項1に記載の自動利得制御回路において、前記
制御手段は、前記所定の物理量をアドレス情報とし、該
アドレス情報に対応して前記制御信号の生成タイミング
または前記制御信号の生成周期の情報を保持した参照テ
ーブルを具備するものである。
【0010】また、請求項3に係る自動利得制御回路
は、請求項1または3に記載の自動利得制御回路におい
て、前記制御手段は、前記所定の物理量を当該自動利得
制御回路の動作経過時間として、前記制御信号の生成タ
イミングまたは前記制御信号の生成周期を決定するもの
である。
は、請求項1または3に記載の自動利得制御回路におい
て、前記制御手段は、前記所定の物理量を当該自動利得
制御回路の動作経過時間として、前記制御信号の生成タ
イミングまたは前記制御信号の生成周期を決定するもの
である。
【0011】また、請求項4に係る自動利得制御回路
は、請求項1、2または3に記載の自動利得制御回路に
おいて、前記制御手段は、電源投入したときの未動作状
態から定常動作状態までの立ち上がりの一定期間につい
て、前記制御信号の生成周期を前記定常動作状態の生成
周期よりも短く設定するものである。
は、請求項1、2または3に記載の自動利得制御回路に
おいて、前記制御手段は、電源投入したときの未動作状
態から定常動作状態までの立ち上がりの一定期間につい
て、前記制御信号の生成周期を前記定常動作状態の生成
周期よりも短く設定するものである。
【0012】また、請求項5に係る自動利得制御回路
は、請求項1、2、3または4に記載の自動利得制御回
路において、前記制御手段は、間欠受信を行う際の未動
作状態から定常動作状態までの立ち上がりの一定期間に
ついて、前記制御信号の生成周期を前記定常動作状態の
生成周期よりも短く設定するものである。
は、請求項1、2、3または4に記載の自動利得制御回
路において、前記制御手段は、間欠受信を行う際の未動
作状態から定常動作状態までの立ち上がりの一定期間に
ついて、前記制御信号の生成周期を前記定常動作状態の
生成周期よりも短く設定するものである。
【0013】また、請求項6に係る自動利得制御回路
は、請求項1または2に記載の自動利得制御回路におい
て、前記受信信号の検波出力の変化量を検出する検波出
力変化量検出手段を具備し、前記制御手段は、前記所定
の物理量を前記検波出力の変化量として、前記制御信号
の生成タイミングまたは前記制御信号の生成周期を決定
するものである。
は、請求項1または2に記載の自動利得制御回路におい
て、前記受信信号の検波出力の変化量を検出する検波出
力変化量検出手段を具備し、前記制御手段は、前記所定
の物理量を前記検波出力の変化量として、前記制御信号
の生成タイミングまたは前記制御信号の生成周期を決定
するものである。
【0014】また、請求項7に係る自動利得制御回路
は、請求項1または2に記載の自動利得制御回路におい
て、前記受信信号のフェージングピッチを検出するフェ
ージングピッチ検出手段を具備し、前記制御手段は、前
記所定の物理量をフェージングピッチとして、前記制御
信号の生成タイミングまたは前記制御信号の生成周期を
決定するものである。
は、請求項1または2に記載の自動利得制御回路におい
て、前記受信信号のフェージングピッチを検出するフェ
ージングピッチ検出手段を具備し、前記制御手段は、前
記所定の物理量をフェージングピッチとして、前記制御
信号の生成タイミングまたは前記制御信号の生成周期を
決定するものである。
【0015】また、請求項8に係る受信装置は、請求項
1、2、3、4、5、6または7に記載の自動利得制御
回路を具備するものである。
1、2、3、4、5、6または7に記載の自動利得制御
回路を具備するものである。
【0016】また、請求項9に係る受信装置における自
動利得制御方法は、受信信号の振幅を制御信号に基づい
て制御する可変利得増幅器を備えた受信装置における自
動利得制御方法において、前記受信信号についてレベル
検波を行い、帰還信号を生成して前記可変利得増幅器の
制御信号とする制御信号生成ステップと、前記制御信号
の生成タイミングまたは前記制御信号の生成周期を所定
の物理量に応じて決定する制御ステップとを具備するも
のである。
動利得制御方法は、受信信号の振幅を制御信号に基づい
て制御する可変利得増幅器を備えた受信装置における自
動利得制御方法において、前記受信信号についてレベル
検波を行い、帰還信号を生成して前記可変利得増幅器の
制御信号とする制御信号生成ステップと、前記制御信号
の生成タイミングまたは前記制御信号の生成周期を所定
の物理量に応じて決定する制御ステップとを具備するも
のである。
【0017】また、請求項10に係る受信装置における
自動利得制御方法は、請求項9に記載の受信装置におけ
る自動利得制御方法において、前記制御ステップは、前
記所定の物理量を当該受信装置の動作経過時間として、
前記制御信号の生成タイミングまたは前記制御信号の生
成周期を決定するものである。
自動利得制御方法は、請求項9に記載の受信装置におけ
る自動利得制御方法において、前記制御ステップは、前
記所定の物理量を当該受信装置の動作経過時間として、
前記制御信号の生成タイミングまたは前記制御信号の生
成周期を決定するものである。
【0018】また、請求項11に係る受信装置における
自動利得制御方法は、請求項9または10に記載の受信
装置における自動利得制御方法において、前記制御ステ
ップは、電源投入したときの未動作状態から定常動作状
態までの立ち上がりの一定期間について、前記制御信号
の生成周期を前記定常動作状態の生成周期よりも短く設
定するものである。
自動利得制御方法は、請求項9または10に記載の受信
装置における自動利得制御方法において、前記制御ステ
ップは、電源投入したときの未動作状態から定常動作状
態までの立ち上がりの一定期間について、前記制御信号
の生成周期を前記定常動作状態の生成周期よりも短く設
定するものである。
【0019】また、請求項12に係る受信装置における
自動利得制御方法は、請求項9、10または11に記載
の受信装置における自動利得制御方法において、前記制
御ステップは、間欠受信を行う際の未動作状態から定常
動作状態までの立ち上がりの一定期間について、前記制
御信号の生成周期を前記定常動作状態の生成周期よりも
短く設定するものである。
自動利得制御方法は、請求項9、10または11に記載
の受信装置における自動利得制御方法において、前記制
御ステップは、間欠受信を行う際の未動作状態から定常
動作状態までの立ち上がりの一定期間について、前記制
御信号の生成周期を前記定常動作状態の生成周期よりも
短く設定するものである。
【0020】また、請求項13に係る受信装置における
自動利得制御方法は、請求項9に記載の受信装置におけ
る自動利得制御方法において、前記受信信号の検波出力
の変化量を検出する検波出力変化量検出ステップを具備
し、前記制御ステップは、前記所定の物理量を前記検波
出力の変化量として、前記制御信号の生成タイミングま
たは前記制御信号の生成周期を決定するものである。
自動利得制御方法は、請求項9に記載の受信装置におけ
る自動利得制御方法において、前記受信信号の検波出力
の変化量を検出する検波出力変化量検出ステップを具備
し、前記制御ステップは、前記所定の物理量を前記検波
出力の変化量として、前記制御信号の生成タイミングま
たは前記制御信号の生成周期を決定するものである。
【0021】また、請求項14に係る受信装置における
自動利得制御方法は、請求項9に記載の受信装置におけ
る自動利得制御方法において、前記受信信号のフェージ
ングピッチを検出するフェージングピッチ検出ステップ
を具備し、前記制御ステップは、前記所定の物理量をフ
ェージングピッチとして、前記制御信号の生成タイミン
グまたは前記制御信号の生成周期を決定するものであ
る。
自動利得制御方法は、請求項9に記載の受信装置におけ
る自動利得制御方法において、前記受信信号のフェージ
ングピッチを検出するフェージングピッチ検出ステップ
を具備し、前記制御ステップは、前記所定の物理量をフ
ェージングピッチとして、前記制御信号の生成タイミン
グまたは前記制御信号の生成周期を決定するものであ
る。
【0022】さらに、請求項15に係るコンピュータに
より読み取り可能な記録媒体は、請求項9、10、1
1、12、13または14に記載の受信装置における自
動利得制御方法をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムとして記録したものである。
より読み取り可能な記録媒体は、請求項9、10、1
1、12、13または14に記載の受信装置における自
動利得制御方法をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムとして記録したものである。
【0023】本発明の請求項1、2に係る自動利得制御
回路、請求項8に係る受信装置、請求項9に係る受信装
置における自動利得制御方法、並びに、請求項15に係
る記録媒体では、制御信号生成手段(制御信号生成ステ
ップ)により、受信信号についてレベル検波を行い、帰
還信号を生成して可変利得増幅器の制御信号とする際
に、制御手段(制御ステップ)により、制御信号の生成
タイミングまたは生成周期を所定の物理量に応じて決定
するようにしている。
回路、請求項8に係る受信装置、請求項9に係る受信装
置における自動利得制御方法、並びに、請求項15に係
る記録媒体では、制御信号生成手段(制御信号生成ステ
ップ)により、受信信号についてレベル検波を行い、帰
還信号を生成して可変利得増幅器の制御信号とする際
に、制御手段(制御ステップ)により、制御信号の生成
タイミングまたは生成周期を所定の物理量に応じて決定
するようにしている。
【0024】これにより、受信信号レベルの変動幅が大
きいことが予想される場合や、電界の状態が安定して受
信信号レベルの変動幅が小さい場合などの様々な状況に
おいても、自動利得制御ループの制御信号の生成タイミ
ングまたは生成周期を様々な状況に応じた物理量の設定
によって決定することにができるので、様々な状況に応
じて自動利得制御ループの追従性を最適化して良好な受
信特性を得ることができる。
きいことが予想される場合や、電界の状態が安定して受
信信号レベルの変動幅が小さい場合などの様々な状況に
おいても、自動利得制御ループの制御信号の生成タイミ
ングまたは生成周期を様々な状況に応じた物理量の設定
によって決定することにができるので、様々な状況に応
じて自動利得制御ループの追従性を最適化して良好な受
信特性を得ることができる。
【0025】また特に、請求項2に係る自動利得制御回
路では、制御手段の参照テーブルに、所定の物理量をア
ドレス情報とし、該アドレス情報に対応して制御信号の
生成タイミングまたは生成周期の情報を保持し、該参照
テーブルを参照して可変利得増幅器の制御信号の生成タ
イミングまたは生成周期を所定の物理量に応じて決定す
る。
路では、制御手段の参照テーブルに、所定の物理量をア
ドレス情報とし、該アドレス情報に対応して制御信号の
生成タイミングまたは生成周期の情報を保持し、該参照
テーブルを参照して可変利得増幅器の制御信号の生成タ
イミングまたは生成周期を所定の物理量に応じて決定す
る。
【0026】これにより、自動利得制御ループの制御信
号の生成タイミングまたは生成周期の最適化を、電源立
ち上げ動作時や、受信装置の間欠受信動作時や、フェー
ジング環境内での受信時等の受信信号レベルの変動幅が
大きいことが予想される場合、或いは電界の状態が安定
して受信信号レベルの変動幅が小さい場合など、様々な
状況に応じて参照テーブルを参照することによって所定
の物理量をきめ細かく設定することができるので、様々
な状況に応じて自動利得制御ループの追従性を最適化し
て良好な受信特性を得ることができ、また、制御信号の
生成タイミングまたは生成周期の生成方法やテーブル内
のデータ自体の変更も、参照テーブルの交換によって簡
単に行うことができる。
号の生成タイミングまたは生成周期の最適化を、電源立
ち上げ動作時や、受信装置の間欠受信動作時や、フェー
ジング環境内での受信時等の受信信号レベルの変動幅が
大きいことが予想される場合、或いは電界の状態が安定
して受信信号レベルの変動幅が小さい場合など、様々な
状況に応じて参照テーブルを参照することによって所定
の物理量をきめ細かく設定することができるので、様々
な状況に応じて自動利得制御ループの追従性を最適化し
て良好な受信特性を得ることができ、また、制御信号の
生成タイミングまたは生成周期の生成方法やテーブル内
のデータ自体の変更も、参照テーブルの交換によって簡
単に行うことができる。
【0027】また、本発明の請求項3、4、5に係る自
動利得制御回路、請求項8に係る受信装置、請求項1
0、11、12に係る受信装置における自動利得制御方
法、並びに、請求項15に係る記録媒体では、制御手段
(制御ステップ)において、所定の物理量を自動利得制
御回路または該自動利得制御回路を備えて構成する受信
装置の動作経過時間として、制御信号の生成タイミング
または生成周期を決定する。
動利得制御回路、請求項8に係る受信装置、請求項1
0、11、12に係る受信装置における自動利得制御方
法、並びに、請求項15に係る記録媒体では、制御手段
(制御ステップ)において、所定の物理量を自動利得制
御回路または該自動利得制御回路を備えて構成する受信
装置の動作経過時間として、制御信号の生成タイミング
または生成周期を決定する。
【0028】また特に、請求項4に係る自動利得制御回
路および請求項11に係る受信装置における自動利得制
御方法では、制御手段(制御ステップ)において、電源
投入したときの未動作状態から定常動作状態までの立ち
上がりの一定期間について、制御信号の生成周期を定常
動作状態の生成周期よりも短く設定する。
路および請求項11に係る受信装置における自動利得制
御方法では、制御手段(制御ステップ)において、電源
投入したときの未動作状態から定常動作状態までの立ち
上がりの一定期間について、制御信号の生成周期を定常
動作状態の生成周期よりも短く設定する。
【0029】このように、自動利得制御回路または該自
動利得制御回路を備えて構成する受信装置の動作経過時
間に応じて制御信号の生成タイミングまたは生成周期を
決定することとし、電源投入したときの未動作状態から
定常動作状態までの立ち上がりの一定期間について、制
御信号の生成周期を定常動作状態の生成周期よりも短く
設定して、自動利得制御ループの応答特性を定常動作状
態時よりも早めているので、電源立ち上げ動作時の受信
信号レベルの変動幅が大きいことが予想される場合にお
いても、自動利得制御ループの制御信号の生成タイミン
グまたは生成周期を最適化することができ、自動利得制
御ループの追従性を最適化して良好な受信特性を得るこ
とができる。
動利得制御回路を備えて構成する受信装置の動作経過時
間に応じて制御信号の生成タイミングまたは生成周期を
決定することとし、電源投入したときの未動作状態から
定常動作状態までの立ち上がりの一定期間について、制
御信号の生成周期を定常動作状態の生成周期よりも短く
設定して、自動利得制御ループの応答特性を定常動作状
態時よりも早めているので、電源立ち上げ動作時の受信
信号レベルの変動幅が大きいことが予想される場合にお
いても、自動利得制御ループの制御信号の生成タイミン
グまたは生成周期を最適化することができ、自動利得制
御ループの追従性を最適化して良好な受信特性を得るこ
とができる。
【0030】また特に、請求項5に係る自動利得制御回
路および請求項12に係る受信装置における自動利得制
御方法では、制御手段(制御ステップ)において、間欠
受信を行う際の未動作状態から定常動作状態までの立ち
上がりの一定期間について、制御信号の生成周期を前記
定常動作状態の生成周期よりも短く設定する。
路および請求項12に係る受信装置における自動利得制
御方法では、制御手段(制御ステップ)において、間欠
受信を行う際の未動作状態から定常動作状態までの立ち
上がりの一定期間について、制御信号の生成周期を前記
定常動作状態の生成周期よりも短く設定する。
【0031】このように、自動利得制御回路または該自
動利得制御回路を備えて構成する受信装置の動作経過時
間に応じて制御信号の生成タイミングまたは生成周期を
決定することとし、間欠受信を行う際の未動作状態から
定常動作状態までの立ち上がりの一定期間について、制
御信号の生成周期を定常動作状態の生成周期よりも短く
設定して、自動利得制御ループの応答特性を定常動作状
態時よりも早めているので、受信装置の間欠受信動作時
の受信信号レベルの変動幅が大きいことが予想される場
合においても、自動利得制御ループの制御信号の生成タ
イミングまたは生成周期を最適化することができ、自動
利得制御ループの追従性を最適化して良好な受信特性を
得ることができる。
動利得制御回路を備えて構成する受信装置の動作経過時
間に応じて制御信号の生成タイミングまたは生成周期を
決定することとし、間欠受信を行う際の未動作状態から
定常動作状態までの立ち上がりの一定期間について、制
御信号の生成周期を定常動作状態の生成周期よりも短く
設定して、自動利得制御ループの応答特性を定常動作状
態時よりも早めているので、受信装置の間欠受信動作時
の受信信号レベルの変動幅が大きいことが予想される場
合においても、自動利得制御ループの制御信号の生成タ
イミングまたは生成周期を最適化することができ、自動
利得制御ループの追従性を最適化して良好な受信特性を
得ることができる。
【0032】また、本発明の請求項6に係る自動利得制
御回路、請求項8に係る受信装置、請求項13に係る受
信装置における自動利得制御方法、並びに、請求項15
に係る記録媒体では、制御手段(制御ステップ)におい
て、所定の物理量を検波出力変化量検出手段(検波出力
変化量検出ステップ)によって検出された受信信号の検
波出力の変化量として、制御信号の生成タイミングまた
は生成周期を決定する。
御回路、請求項8に係る受信装置、請求項13に係る受
信装置における自動利得制御方法、並びに、請求項15
に係る記録媒体では、制御手段(制御ステップ)におい
て、所定の物理量を検波出力変化量検出手段(検波出力
変化量検出ステップ)によって検出された受信信号の検
波出力の変化量として、制御信号の生成タイミングまた
は生成周期を決定する。
【0033】このように、検出した受信信号の検波出力
の変化量に応じて制御信号の生成タイミングまたは生成
周期を決定するので、受信信号レベルの変動幅が大きい
ことが予想される場合、或いは電界の状態が安定して受
信信号レベルの変動幅が小さい場合など、様々な状況に
応じて、自動利得制御ループの制御信号の生成タイミン
グまたは生成周期をきめ細かく最適化することができ、
自動利得制御ループの追従性を最適化して良好な受信特
性を得ることができる。
の変化量に応じて制御信号の生成タイミングまたは生成
周期を決定するので、受信信号レベルの変動幅が大きい
ことが予想される場合、或いは電界の状態が安定して受
信信号レベルの変動幅が小さい場合など、様々な状況に
応じて、自動利得制御ループの制御信号の生成タイミン
グまたは生成周期をきめ細かく最適化することができ、
自動利得制御ループの追従性を最適化して良好な受信特
性を得ることができる。
【0034】さらに、本発明の請求項7に係る自動利得
制御回路、請求項8に係る受信装置、請求項14に係る
受信装置における自動利得制御方法、並びに、請求項1
5に係る記録媒体では、制御手段(制御ステップ)にお
いて、所定の物理量をフェージングピッチ検出手段(フ
ェージングピッチ検出ステップ)によって検出された受
信信号のフェージングピッチとして、制御信号の生成タ
イミングまたは生成周期を決定する。
制御回路、請求項8に係る受信装置、請求項14に係る
受信装置における自動利得制御方法、並びに、請求項1
5に係る記録媒体では、制御手段(制御ステップ)にお
いて、所定の物理量をフェージングピッチ検出手段(フ
ェージングピッチ検出ステップ)によって検出された受
信信号のフェージングピッチとして、制御信号の生成タ
イミングまたは生成周期を決定する。
【0035】このように、検出した受信信号のフェージ
ングピッチに応じて制御信号の生成タイミングまたは生
成周期を決定するので、フェージング環境内での受信時
等の受信信号レベルの変動幅が大きいことが予想される
場合においても、自動利得制御ループの制御信号の生成
タイミングまたは生成周期を最適化することができ、自
動利得制御ループの追従性を最適化して良好な受信特性
を得ることができる。
ングピッチに応じて制御信号の生成タイミングまたは生
成周期を決定するので、フェージング環境内での受信時
等の受信信号レベルの変動幅が大きいことが予想される
場合においても、自動利得制御ループの制御信号の生成
タイミングまたは生成周期を最適化することができ、自
動利得制御ループの追従性を最適化して良好な受信特性
を得ることができる。
【0036】なお、定常動作状態の時に、請求項6また
は7に係る自動利得制御回路、並びに、請求項13また
は14に係る受信装置における自動利得制御方法を、単
独或いは複合的に適用するなどして、請求項3、4、5
に係る自動利得制御回路、並びに、請求項10、11、
12に係る受信装置における自動利得制御方法とこれら
を組み合わせて制御信号の生成タイミングまたは生成周
期を決定することも可能である。
は7に係る自動利得制御回路、並びに、請求項13また
は14に係る受信装置における自動利得制御方法を、単
独或いは複合的に適用するなどして、請求項3、4、5
に係る自動利得制御回路、並びに、請求項10、11、
12に係る受信装置における自動利得制御方法とこれら
を組み合わせて制御信号の生成タイミングまたは生成周
期を決定することも可能である。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動利得制御回路
およびその回路を備えた受信装置、受信装置における自
動利得制御方法、並びに、記録媒体の実施の形態につい
て、〔第1の実施形態〕から〔第5の実施形態〕まで
を、順に図面を参照して詳細に説明する。なお、それぞ
れの実施形態の説明では、本発明に係る自動利得制御回
路およびその回路を備えた受信装置、並びに、受信装置
における自動利得制御方法について詳述するが、本発明
に係る記録媒体については、自動利得制御方法を実行さ
せるためのプログラムを記録した記録媒体であることか
ら、その説明は以下の自動利得制御方法の説明に含まれ
るものである。
およびその回路を備えた受信装置、受信装置における自
動利得制御方法、並びに、記録媒体の実施の形態につい
て、〔第1の実施形態〕から〔第5の実施形態〕まで
を、順に図面を参照して詳細に説明する。なお、それぞ
れの実施形態の説明では、本発明に係る自動利得制御回
路およびその回路を備えた受信装置、並びに、受信装置
における自動利得制御方法について詳述するが、本発明
に係る記録媒体については、自動利得制御方法を実行さ
せるためのプログラムを記録した記録媒体であることか
ら、その説明は以下の自動利得制御方法の説明に含まれ
るものである。
【0038】〔第1の実施形態〕図1は本発明の第1の
実施形態に係る自動利得制御回路の構成図であり、本発
明の自動利得制御方法が適用される自動利得制御回路で
ある。同図において、図13(従来例)と重複する部分
には同一の符号を附する。
実施形態に係る自動利得制御回路の構成図であり、本発
明の自動利得制御方法が適用される自動利得制御回路で
ある。同図において、図13(従来例)と重複する部分
には同一の符号を附する。
【0039】同図において、本実施形態の自動利得制御
回路は、可変利得増幅器11、復調部12、A/Dコン
バータ13、レベル検波器14、平均化部15、収束値
差分算出用加算器16、ループ利得制御用乗算器17、
積分回路部の加算器18、積分回路部のラッチ回路1
9、演算部20、D/Aコンバータ21および制御部2
5を備えて構成されている。
回路は、可変利得増幅器11、復調部12、A/Dコン
バータ13、レベル検波器14、平均化部15、収束値
差分算出用加算器16、ループ利得制御用乗算器17、
積分回路部の加算器18、積分回路部のラッチ回路1
9、演算部20、D/Aコンバータ21および制御部2
5を備えて構成されている。
【0040】ここで、可変利得増幅器11、復調部12
およびA/Dコンバータ13は、受信信号Riを入力し
て復調信号Rdを出力する受信系統を形成し、レベル検
波器14、平均化部15、収束値差分算出用加算器1
6、ループ利得制御用乗算器17、積分回路部の加算器
18、積分回路部のラッチ回路19、演算部20および
D/Aコンバータ21は自動利得制御ループを形成して
いる。なお、自動利得制御ループは、特許請求の範囲に
いう制御信号生成手段に該当する。また制御部25は、
マイクロプロセッサ等の処理手段によって実現され、特
許請求の範囲にいう制御手段に該当する。
およびA/Dコンバータ13は、受信信号Riを入力し
て復調信号Rdを出力する受信系統を形成し、レベル検
波器14、平均化部15、収束値差分算出用加算器1
6、ループ利得制御用乗算器17、積分回路部の加算器
18、積分回路部のラッチ回路19、演算部20および
D/Aコンバータ21は自動利得制御ループを形成して
いる。なお、自動利得制御ループは、特許請求の範囲に
いう制御信号生成手段に該当する。また制御部25は、
マイクロプロセッサ等の処理手段によって実現され、特
許請求の範囲にいう制御手段に該当する。
【0041】先ず、受信系統では、可変利得増幅器11
は、自動利得制御ループにより生成された制御信号GC
の電位に応じて利得を変化させることが可能である。ま
た復調部12は、それぞれ増幅された受信信号(Ri)
を復調し、A/Dコンバータ13は、それぞれ復調後の
信号をデジタル信号に変換して復調信号Rdを出力す
る。
は、自動利得制御ループにより生成された制御信号GC
の電位に応じて利得を変化させることが可能である。ま
た復調部12は、それぞれ増幅された受信信号(Ri)
を復調し、A/Dコンバータ13は、それぞれ復調後の
信号をデジタル信号に変換して復調信号Rdを出力す
る。
【0042】また、自動利得制御ループでは、先ず、レ
ベル検波器14により復調信号Rdの信号レベルを検出
する。次に、平均化部15では検出された信号レベルを
一定時間だけ平均化する。収束値差分算出用加算器16
では、平均化部15の出力データとA/Dコンバータ1
3の入力の収束レベル目標値Aとの差分演算を行う。ま
たループ利得制御用乗算器17では、ループ利得制御値
Bを乗算して自動利得制御ループにおけるループ利得を
制御する。積分回路部の加算器19およびラッチ回路1
9では、制御部25からのラッチタイミング制御値C1
によるタイミングで加算結果をラッチしてデータの積分
を行う。
ベル検波器14により復調信号Rdの信号レベルを検出
する。次に、平均化部15では検出された信号レベルを
一定時間だけ平均化する。収束値差分算出用加算器16
では、平均化部15の出力データとA/Dコンバータ1
3の入力の収束レベル目標値Aとの差分演算を行う。ま
たループ利得制御用乗算器17では、ループ利得制御値
Bを乗算して自動利得制御ループにおけるループ利得を
制御する。積分回路部の加算器19およびラッチ回路1
9では、制御部25からのラッチタイミング制御値C1
によるタイミングで加算結果をラッチしてデータの積分
を行う。
【0043】さらに、演算部20では、積分データから
可変利得増幅器11の制御電圧データを生成する。この
制御電圧データは、さらにD/Aコンバータ21によっ
てアナログ値に変換され、自動利得制御ループにより決
定された電位を持つ制御信号GCとして、受信系統の可
変利得増幅器11に供給される。
可変利得増幅器11の制御電圧データを生成する。この
制御電圧データは、さらにD/Aコンバータ21によっ
てアナログ値に変換され、自動利得制御ループにより決
定された電位を持つ制御信号GCとして、受信系統の可
変利得増幅器11に供給される。
【0044】ここで、制御部25において、制御信号G
Cの生成タイミングまたは生成周期を決定する手法につ
いて説明する。上述の通り、制御部25は、積分回路部
において加算器19の出力をラッチ回路19でラッチす
るタイミングを制御するべく、ラッチタイミング制御信
号C1を出力しているが、ラッチ回路19には自動利得
制御ループにおける直前のループ利得データが保持され
ており、ラッチタイミング制御信号C1のトリガで、加
算器19によってループ利得データの変化分を加算した
結果をラッチするので、ラッチタイミング制御信号C1
が制御信号GCの生成タイミングを規定し、該ラッチタ
イミング制御信号C1のトリガの周期が制御信号GCの
生成周期となっている。
Cの生成タイミングまたは生成周期を決定する手法につ
いて説明する。上述の通り、制御部25は、積分回路部
において加算器19の出力をラッチ回路19でラッチす
るタイミングを制御するべく、ラッチタイミング制御信
号C1を出力しているが、ラッチ回路19には自動利得
制御ループにおける直前のループ利得データが保持され
ており、ラッチタイミング制御信号C1のトリガで、加
算器19によってループ利得データの変化分を加算した
結果をラッチするので、ラッチタイミング制御信号C1
が制御信号GCの生成タイミングを規定し、該ラッチタ
イミング制御信号C1のトリガの周期が制御信号GCの
生成周期となっている。
【0045】本実施形態の自動利得制御回路は、当該自
動利得制御回路または当該自動利得制御回路を備えて構
成する受信装置の動作経過時間に応じて制御信号GCの
生成タイミングまたは生成周期を決定するもので、より
具体的には、受信装置の電源をOFF状態からON状態
に遷移させた(電源投入した)ときの未動作状態から定
常動作状態までの立ち上がりの一定期間について、制御
信号GCの生成周期を定常動作状態の生成周期よりも短
く設定して、自動利得制御ループの応答特性を定常動作
状態時よりも早め、さらに、一定時間後には定常動作状
態の生成周期に切り替えることを特徴としている。
動利得制御回路または当該自動利得制御回路を備えて構
成する受信装置の動作経過時間に応じて制御信号GCの
生成タイミングまたは生成周期を決定するもので、より
具体的には、受信装置の電源をOFF状態からON状態
に遷移させた(電源投入した)ときの未動作状態から定
常動作状態までの立ち上がりの一定期間について、制御
信号GCの生成周期を定常動作状態の生成周期よりも短
く設定して、自動利得制御ループの応答特性を定常動作
状態時よりも早め、さらに、一定時間後には定常動作状
態の生成周期に切り替えることを特徴としている。
【0046】このような特徴を持つ制御信号GCの生成
周期の決定方法について図2および図3を参照して説明
する。図2は、受信装置の電源を投入したときの未動作
状態(初期状態)から定常動作状態までの立ち上がりに
おける自動利得制御ループの追従性を説明する説明図で
あり、図2(a)は本実施形態の自動利得制御回路の場
合を、図2(b)は従来の自動利得制御回路の場合をそ
れぞれ示す。また図3は、制御部25が行う制御信号G
Cの生成周期の決定方法を説明するフローチャートであ
る。
周期の決定方法について図2および図3を参照して説明
する。図2は、受信装置の電源を投入したときの未動作
状態(初期状態)から定常動作状態までの立ち上がりに
おける自動利得制御ループの追従性を説明する説明図で
あり、図2(a)は本実施形態の自動利得制御回路の場
合を、図2(b)は従来の自動利得制御回路の場合をそ
れぞれ示す。また図3は、制御部25が行う制御信号G
Cの生成周期の決定方法を説明するフローチャートであ
る。
【0047】先ず、図2(b)に示す従来の自動利得制
御回路における問題点について説明する。通常、自動利
得制御ループの制御信号GCの生成周期T1[s]は、
該自動利得制御ループのレベル変動に対する追従性を考
慮した場合には低めに設定が行われるが、受信変調波の
エンベロープに追従してしまい、受信特性の劣化を起こ
したり、急激なレベル変動に対して不安定になること、
並びに、発振等を起こす弊害があることから、設定に制
限が生じる。したがって従来では、受信装置の電源をO
FF状態からON状態に遷移させたときの未動作状態か
ら定常動作状態までの立ち上がり時のようにレベル変動
が大きい場合であっても、自動利得制御ループの制御信
号GCの生成周期を定常動作状態と同等のT1[s]
(例えば5[ms])としているため、自動利得制御ルー
プの追従性が劣化する場合がある。
御回路における問題点について説明する。通常、自動利
得制御ループの制御信号GCの生成周期T1[s]は、
該自動利得制御ループのレベル変動に対する追従性を考
慮した場合には低めに設定が行われるが、受信変調波の
エンベロープに追従してしまい、受信特性の劣化を起こ
したり、急激なレベル変動に対して不安定になること、
並びに、発振等を起こす弊害があることから、設定に制
限が生じる。したがって従来では、受信装置の電源をO
FF状態からON状態に遷移させたときの未動作状態か
ら定常動作状態までの立ち上がり時のようにレベル変動
が大きい場合であっても、自動利得制御ループの制御信
号GCの生成周期を定常動作状態と同等のT1[s]
(例えば5[ms])としているため、自動利得制御ルー
プの追従性が劣化する場合がある。
【0048】これに対して、本実施形態の自動利得制御
回路では、図2(a)に示すように、上記従来の問題点
に対処するため、受信装置の動作立ち上がり時に、定常
動作状態の制御信号GCの生成周期T1[s](例えば
5[ms])よりも短い制御信号GCの生成周期T2
[s](例えば1[ms])に設定して、自動利得制御ル
ープの応答特性を定常動作状態時よりも早めて追従性が
良好となるようにし、その後、受信電界検波レベルの立
ち上がり完了を想定した経過時間T3[s]の時に、定
常動作状態の制御信号GCの生成周期T1[s]に切り
替えるようにしている。
回路では、図2(a)に示すように、上記従来の問題点
に対処するため、受信装置の動作立ち上がり時に、定常
動作状態の制御信号GCの生成周期T1[s](例えば
5[ms])よりも短い制御信号GCの生成周期T2
[s](例えば1[ms])に設定して、自動利得制御ル
ープの応答特性を定常動作状態時よりも早めて追従性が
良好となるようにし、その後、受信電界検波レベルの立
ち上がり完了を想定した経過時間T3[s]の時に、定
常動作状態の制御信号GCの生成周期T1[s]に切り
替えるようにしている。
【0049】すなわち、図3に示すフローチャートにお
いて、制御部25は、電源ONから経過時間T3[s]
に至るまではステップS303で制御信号GCの生成周
期を定常動作状態よりも短いT2[s]に設定し、電源
ONから経過時間T3[s]に至った後はステップS3
02で制御信号GCの生成周期を定常動作状態のT1
[s]に設定して、設定された生成周期に基づきラッチ
タイミング制御信号C1のトリガを生成する。なお、電
源ONからの時間の計時はマイクロプロセッサ内のソフ
トウェアタイマによって行われ、電源ON時に該ソフト
ウェアタイマはリセットされる。
いて、制御部25は、電源ONから経過時間T3[s]
に至るまではステップS303で制御信号GCの生成周
期を定常動作状態よりも短いT2[s]に設定し、電源
ONから経過時間T3[s]に至った後はステップS3
02で制御信号GCの生成周期を定常動作状態のT1
[s]に設定して、設定された生成周期に基づきラッチ
タイミング制御信号C1のトリガを生成する。なお、電
源ONからの時間の計時はマイクロプロセッサ内のソフ
トウェアタイマによって行われ、電源ON時に該ソフト
ウェアタイマはリセットされる。
【0050】このように受信装置の電源をOFF状態か
らON状態に遷移させたときの未動作状態から定常動作
状態までの立ち上がり時に、自動利得制御ループの制御
信号GCの生成周期T2[s]を定常動作状態における
生成周期T1[s]よりも低く設定することにより、動
作立ち上がり時における自動利得制御ループの追従性お
よび自動利得制御ループの引き込みが改善される。
らON状態に遷移させたときの未動作状態から定常動作
状態までの立ち上がり時に、自動利得制御ループの制御
信号GCの生成周期T2[s]を定常動作状態における
生成周期T1[s]よりも低く設定することにより、動
作立ち上がり時における自動利得制御ループの追従性お
よび自動利得制御ループの引き込みが改善される。
【0051】次に、本実施形態の自動利得制御回路にお
ける受信系統および自動利得制御ループの動作につい
て、図1を参照して説明する。先ず、受信系統に受信信
号Riが入力されると、可変利得増幅器11によって増
幅され、復調部12によって復調され、さらにA/Dコ
ンバータ13によってデジタル値に変換され、復調信号
Rdとして出力される。ここで、受信系統の出力である
復調信号Rdの一部をレベル検波器14によってレベル
検波して、自動利得制御ループに取り込む。
ける受信系統および自動利得制御ループの動作につい
て、図1を参照して説明する。先ず、受信系統に受信信
号Riが入力されると、可変利得増幅器11によって増
幅され、復調部12によって復調され、さらにA/Dコ
ンバータ13によってデジタル値に変換され、復調信号
Rdとして出力される。ここで、受信系統の出力である
復調信号Rdの一部をレベル検波器14によってレベル
検波して、自動利得制御ループに取り込む。
【0052】次に、自動利得制御ループにおいて、レベ
ル検波器14によってレベル検波されたデータは、平均
化部15によってある一定の時間だけ平均化処理され
る。例えば、0.625[ms]の間、区間平均した後に
ラッチを行い、以降、0.625[ms]の整数倍の間に
ついて移動平均を行う。次に、A/Dコンバータ13の
入力について収束するように、加算器16において、一
定の目標レベル目標値A(例えば0.5[Vp-p])に対
する差分を取り、さらに乗算器17において、ループ利
得制御値Bを乗算することにより自動利得制御ループに
おけるループ利得を制御する。
ル検波器14によってレベル検波されたデータは、平均
化部15によってある一定の時間だけ平均化処理され
る。例えば、0.625[ms]の間、区間平均した後に
ラッチを行い、以降、0.625[ms]の整数倍の間に
ついて移動平均を行う。次に、A/Dコンバータ13の
入力について収束するように、加算器16において、一
定の目標レベル目標値A(例えば0.5[Vp-p])に対
する差分を取り、さらに乗算器17において、ループ利
得制御値Bを乗算することにより自動利得制御ループに
おけるループ利得を制御する。
【0053】そして乗算器17の出力は、直前まで自動
利得制御ループから出力されていたループ利得データと
の変化分として、加算器18とラッチ回路19により構
成されている積分回路部に入力される。加算器18で
は、ラッチ回路19にラッチされている前回のループ利
得データと乗算器17からの変化分とが加算され、ラッ
チ回路19では、制御部25で決定される制御信号GC
の生成周期に基づき生成されるラッチタイミング制御信
号C1のトリガによって加算結果がラッチされ、積分さ
れることとなる。
利得制御ループから出力されていたループ利得データと
の変化分として、加算器18とラッチ回路19により構
成されている積分回路部に入力される。加算器18で
は、ラッチ回路19にラッチされている前回のループ利
得データと乗算器17からの変化分とが加算され、ラッ
チ回路19では、制御部25で決定される制御信号GC
の生成周期に基づき生成されるラッチタイミング制御信
号C1のトリガによって加算結果がラッチされ、積分さ
れることとなる。
【0054】積分回路部によって積分されたデータは、
演算部20において、可変利得増幅器11の制御電圧相
当のデータに変換される。該演算結果は、さらにD/A
コンバータ21によってアナログ値に変換され、該デー
タに基づく可変利得増幅器11の制御電圧として帰還さ
れる。
演算部20において、可変利得増幅器11の制御電圧相
当のデータに変換される。該演算結果は、さらにD/A
コンバータ21によってアナログ値に変換され、該デー
タに基づく可変利得増幅器11の制御電圧として帰還さ
れる。
【0055】なお、平均化部15における区間平均およ
び移動平均のパラメータは、DSP等の演算処理から算
出したものを使用しても良いし、或いは、ROM等に書
き込まれた数値変換表の参照テーブルを参照したものを
使用しても良い。また、他のパラメータに関し、加算器
16で加算される目標値A、並びに、乗算器17で乗算
されるループ利得制御値B等も同様に、DSP等の演算
処理から算出したものを使用しても良いし、或いは、R
OM等に書き込まれた数値変換表の参照テーブルを参照
したものを使用しても良い。
び移動平均のパラメータは、DSP等の演算処理から算
出したものを使用しても良いし、或いは、ROM等に書
き込まれた数値変換表の参照テーブルを参照したものを
使用しても良い。また、他のパラメータに関し、加算器
16で加算される目標値A、並びに、乗算器17で乗算
されるループ利得制御値B等も同様に、DSP等の演算
処理から算出したものを使用しても良いし、或いは、R
OM等に書き込まれた数値変換表の参照テーブルを参照
したものを使用しても良い。
【0056】次に、本実施形態の自動利得制御回路の第
1の変形例として、制御部25に数値変換表(参照テー
ブル)を使用した変形例について説明する。この場合、
制御部25は、例えば、マイクロプロセッサに対して、
電源ONからの時間を計時するタイマ回路(カウン
タ)、並びに、数値変換表が書き込まれたROM等のメ
モリを付加した構成となる。タイマ回路は電源ON時に
リセットされて、電源ONからの経過時間をアドレスと
してメモリに出力する。メモリは該アドレス(経過時
間)に制御信号GCの生成周期を保持しており、自動利
得制御回路の動作経過時間に応じた制御信号GCの生成
周期がマイクロプロセッサに供給されることとなる。そ
して、マイクロプロセッサでは、制御信号GCの生成周
期に基づきラッチタイミング制御信号C1のトリガが生
成される。
1の変形例として、制御部25に数値変換表(参照テー
ブル)を使用した変形例について説明する。この場合、
制御部25は、例えば、マイクロプロセッサに対して、
電源ONからの時間を計時するタイマ回路(カウン
タ)、並びに、数値変換表が書き込まれたROM等のメ
モリを付加した構成となる。タイマ回路は電源ON時に
リセットされて、電源ONからの経過時間をアドレスと
してメモリに出力する。メモリは該アドレス(経過時
間)に制御信号GCの生成周期を保持しており、自動利
得制御回路の動作経過時間に応じた制御信号GCの生成
周期がマイクロプロセッサに供給されることとなる。そ
して、マイクロプロセッサでは、制御信号GCの生成周
期に基づきラッチタイミング制御信号C1のトリガが生
成される。
【0057】ここで、上記図3に示した処理内容で生成
周期を設定する場合には、タイマ回路により経過時間T
3を計時して、時間T3を経過したか否かの信号をアド
レスとして出力するようにすれば、メモリ内には生成周
期T1,T2のデータのみを保持すればよいことにな
る。つまり、メモリに対するアドレッシングを工夫する
ことで、メモリに保持する生成周期のデータ量を削減す
ることが可能である。このような数値変換表(参照テー
ブル)の使用により、制御信号GCの生成周期の生成方
法や生成周期データ自体の変更をROM交換等によって
簡単に行うことができる。
周期を設定する場合には、タイマ回路により経過時間T
3を計時して、時間T3を経過したか否かの信号をアド
レスとして出力するようにすれば、メモリ内には生成周
期T1,T2のデータのみを保持すればよいことにな
る。つまり、メモリに対するアドレッシングを工夫する
ことで、メモリに保持する生成周期のデータ量を削減す
ることが可能である。このような数値変換表(参照テー
ブル)の使用により、制御信号GCの生成周期の生成方
法や生成周期データ自体の変更をROM交換等によって
簡単に行うことができる。
【0058】次に、本実施形態の自動利得制御回路の第
2の変形例として、自動利得制御ループにデジタルシグ
ナルプロセッサ(DSP)を使用した変形例を説明す
る。この場合には、例えば図1のレベル検波器14、平
均化部15、収束値差分算出用加算器16、ループ利得
制御用乗算器17、積分回路部の加算器18、積分回路
部のラッチ回路19、演算部20、D/Aコンバータ2
1および制御部25の構成がDSPで実現されることと
なるが、この時、該DSP上で実行されるソフトウェア
プログラム(自動利得制御方法)の手順を図4のフロー
チャートを参照して説明する。ここで、図4のフローチ
ャートで示される処理が特許請求の範囲にいう制御信号
生成ステップに該当し、図3のフローチャートで示され
る処理が制御ステップに該当する。
2の変形例として、自動利得制御ループにデジタルシグ
ナルプロセッサ(DSP)を使用した変形例を説明す
る。この場合には、例えば図1のレベル検波器14、平
均化部15、収束値差分算出用加算器16、ループ利得
制御用乗算器17、積分回路部の加算器18、積分回路
部のラッチ回路19、演算部20、D/Aコンバータ2
1および制御部25の構成がDSPで実現されることと
なるが、この時、該DSP上で実行されるソフトウェア
プログラム(自動利得制御方法)の手順を図4のフロー
チャートを参照して説明する。ここで、図4のフローチ
ャートで示される処理が特許請求の範囲にいう制御信号
生成ステップに該当し、図3のフローチャートで示され
る処理が制御ステップに該当する。
【0059】先ず、受信信号Riが入力されると、ステ
ップS401では、受信系統において、入力信号が可変
利得増幅器11によって増幅され、復調部12によって
復調され、さらにA/Dコンバータ13によってデジタ
ル値に変換され、復調信号Rdとして出力される。ここ
でDSPでは、該受信系統から復調信号Rdの一部を取
り込む。
ップS401では、受信系統において、入力信号が可変
利得増幅器11によって増幅され、復調部12によって
復調され、さらにA/Dコンバータ13によってデジタ
ル値に変換され、復調信号Rdとして出力される。ここ
でDSPでは、該受信系統から復調信号Rdの一部を取
り込む。
【0060】ステップS402ではレベル検波を行い、
次にステップS403では、レベル検波されたデータ
を、ある一定の時間だけ平均化処理する。例えば、0.
625[ms]の間、区間平均した後にラッチを行い、以
降、0.625[ms]の整数倍の間について移動平均を
行う。次に、ステップS404では、A/Dコンバータ
13の入力について収束するように、一定の目標レベル
目標値A(例えば0.5[Vp-p])に対する差分を取
り、さらにステップS405において、ループ利得制御
値Bを乗算することにより自動利得制御ループにおける
ループ利得を制御する。そしてステップS406では、
ステップS405の乗算結果を直前まで自動利得制御ル
ープから出力されていたループ利得データとの変化分と
して、前回制御データに加算(積分)していく。
次にステップS403では、レベル検波されたデータ
を、ある一定の時間だけ平均化処理する。例えば、0.
625[ms]の間、区間平均した後にラッチを行い、以
降、0.625[ms]の整数倍の間について移動平均を
行う。次に、ステップS404では、A/Dコンバータ
13の入力について収束するように、一定の目標レベル
目標値A(例えば0.5[Vp-p])に対する差分を取
り、さらにステップS405において、ループ利得制御
値Bを乗算することにより自動利得制御ループにおける
ループ利得を制御する。そしてステップS406では、
ステップS405の乗算結果を直前まで自動利得制御ル
ープから出力されていたループ利得データとの変化分と
して、前回制御データに加算(積分)していく。
【0061】ステップS406で積分されたデータは、
ステップS407において、可変利得増幅器11の制御
電圧相当のデータ(アナログ値)に変換され、可変利得
増幅器11の制御電圧として帰還され、ステップS40
8で利得制御が行われる。
ステップS407において、可変利得増幅器11の制御
電圧相当のデータ(アナログ値)に変換され、可変利得
増幅器11の制御電圧として帰還され、ステップS40
8で利得制御が行われる。
【0062】なお、区間平均および移動平均のパラメー
タ、ステップS404の目標値A、並びに、ステップS
405のループ利得制御値B等については、上述の自動
利得制御回路におけるものと同様である。また、ステッ
プS406における制御データの加算(積分)タイミン
グについては、上述の第1の実施形態の自動利得制御回
路における処理(図3のフローチャート参照)が同様に
して行われ、受信装置の動作立ち上がり時には、より短
い周期T2[s]で行って自動利得制御ループの応答特
性を定常動作状態時よりも早めて追従性が良好となるよ
うにし、その後、受信電界検波レベルの立ち上がり完了
を想定したT3[s]を経過した後は、定常動作状態の
周期T1[s]に切り替えて行う。
タ、ステップS404の目標値A、並びに、ステップS
405のループ利得制御値B等については、上述の自動
利得制御回路におけるものと同様である。また、ステッ
プS406における制御データの加算(積分)タイミン
グについては、上述の第1の実施形態の自動利得制御回
路における処理(図3のフローチャート参照)が同様に
して行われ、受信装置の動作立ち上がり時には、より短
い周期T2[s]で行って自動利得制御ループの応答特
性を定常動作状態時よりも早めて追従性が良好となるよ
うにし、その後、受信電界検波レベルの立ち上がり完了
を想定したT3[s]を経過した後は、定常動作状態の
周期T1[s]に切り替えて行う。
【0063】以上説明したように、第1の実施形態と、
その第1の変形例および第2の変形例の自動利得制御回
路によれば、当該自動利得制御回路または当該自動利得
制御回路を備えて構成する受信装置の動作経過時間に応
じて制御信号GCの生成タイミングまたは生成周期を決
定することとし、電源をOFF状態からON状態に遷移
させた(電源投入した)ときの未動作状態から定常動作
状態までの立ち上がりの一定期間について、制御信号G
Cの生成周期T2[s]を定常動作状態の生成周期T1
[s]よりも短く設定して、自動利得制御ループの応答
特性を定常動作状態時よりも早め、さらに、一定時間T
3[s]後には定常動作状態の生成周期に切り替えるの
で、電源立ち上げ動作時の受信信号レベルの変動幅が大
きいことが予想される場合においても、また、電界の状
態が安定して受信信号レベルの変動幅が小さい場合にお
いても、自動利得制御ループの制御信号の生成タイミン
グまたは生成周期を最適化することができ、自動利得制
御ループの追従性を最適化して良好な受信特性を得るこ
とができる。
その第1の変形例および第2の変形例の自動利得制御回
路によれば、当該自動利得制御回路または当該自動利得
制御回路を備えて構成する受信装置の動作経過時間に応
じて制御信号GCの生成タイミングまたは生成周期を決
定することとし、電源をOFF状態からON状態に遷移
させた(電源投入した)ときの未動作状態から定常動作
状態までの立ち上がりの一定期間について、制御信号G
Cの生成周期T2[s]を定常動作状態の生成周期T1
[s]よりも短く設定して、自動利得制御ループの応答
特性を定常動作状態時よりも早め、さらに、一定時間T
3[s]後には定常動作状態の生成周期に切り替えるの
で、電源立ち上げ動作時の受信信号レベルの変動幅が大
きいことが予想される場合においても、また、電界の状
態が安定して受信信号レベルの変動幅が小さい場合にお
いても、自動利得制御ループの制御信号の生成タイミン
グまたは生成周期を最適化することができ、自動利得制
御ループの追従性を最適化して良好な受信特性を得るこ
とができる。
【0064】〔第2の実施形態〕次に、本発明の第2の
実施形態に係る自動利得制御回路およびその回路を備え
た受信装置における自動利得制御方法について説明す
る。本実施形態の自動利得制御回路の回路構成は、第1
の実施形態(図1)と同等であるが、制御部25におけ
る制御信号GCの生成タイミングまたは生成周期を決定
する手法が異なる。
実施形態に係る自動利得制御回路およびその回路を備え
た受信装置における自動利得制御方法について説明す
る。本実施形態の自動利得制御回路の回路構成は、第1
の実施形態(図1)と同等であるが、制御部25におけ
る制御信号GCの生成タイミングまたは生成周期を決定
する手法が異なる。
【0065】図1において、制御部25は、第1の実施
形態と同様に、積分回路部において加算器19の出力を
ラッチ回路19でラッチするタイミングを制御するべ
く、ラッチタイミング制御信号C1を出力しているが、
ラッチ回路19には自動利得制御ループにおける直前の
ループ利得データが保持されており、ラッチタイミング
制御信号C1のトリガで、加算器19によってループ利
得データの変化分を加算した結果をラッチするので、ラ
ッチタイミング制御信号C1が制御信号GCの生成タイ
ミングを規定し、該ラッチタイミング制御信号C1のト
リガの周期が制御信号GCの生成周期となっている。
形態と同様に、積分回路部において加算器19の出力を
ラッチ回路19でラッチするタイミングを制御するべ
く、ラッチタイミング制御信号C1を出力しているが、
ラッチ回路19には自動利得制御ループにおける直前の
ループ利得データが保持されており、ラッチタイミング
制御信号C1のトリガで、加算器19によってループ利
得データの変化分を加算した結果をラッチするので、ラ
ッチタイミング制御信号C1が制御信号GCの生成タイ
ミングを規定し、該ラッチタイミング制御信号C1のト
リガの周期が制御信号GCの生成周期となっている。
【0066】本実施形態の自動利得制御回路は、当該自
動利得制御回路または当該自動利得制御回路を備えて構
成する受信装置の動作経過時間に応じて制御信号GCの
生成タイミングまたは生成周期を決定するもので、より
具体的には、受信装置が間欠受信を行う際の未動作状態
から定常動作状態までの立ち上がりの一定期間につい
て、制御信号GCの生成周期を定常動作状態の生成周期
よりも短く設定して、自動利得制御ループの応答特性を
定常動作状態時よりも早め、さらに、一定時間後には定
常動作状態の生成周期に切り替えることを特徴としてい
る。
動利得制御回路または当該自動利得制御回路を備えて構
成する受信装置の動作経過時間に応じて制御信号GCの
生成タイミングまたは生成周期を決定するもので、より
具体的には、受信装置が間欠受信を行う際の未動作状態
から定常動作状態までの立ち上がりの一定期間につい
て、制御信号GCの生成周期を定常動作状態の生成周期
よりも短く設定して、自動利得制御ループの応答特性を
定常動作状態時よりも早め、さらに、一定時間後には定
常動作状態の生成周期に切り替えることを特徴としてい
る。
【0067】このような特徴を持つ制御信号GCの生成
周期の決定方法について図5および図6を参照して説明
する。図5は、受信装置が間欠受信を行う際の未動作状
態(初期状態)から定常動作状態までの立ち上がりにお
ける自動利得制御ループの追従性を説明する説明図であ
り、図5(a)は本実施形態の自動利得制御回路の場合
を、図5(b)は従来の自動利得制御回路の場合をそれ
ぞれ示す。また図6は、制御部25が行う制御信号GC
の生成周期の決定方法を説明するフローチャートであ
る。
周期の決定方法について図5および図6を参照して説明
する。図5は、受信装置が間欠受信を行う際の未動作状
態(初期状態)から定常動作状態までの立ち上がりにお
ける自動利得制御ループの追従性を説明する説明図であ
り、図5(a)は本実施形態の自動利得制御回路の場合
を、図5(b)は従来の自動利得制御回路の場合をそれ
ぞれ示す。また図6は、制御部25が行う制御信号GC
の生成周期の決定方法を説明するフローチャートであ
る。
【0068】先ず、図5(b)に示す従来の自動利得制
御回路における問題点について説明する。通常、自動利
得制御ループの制御信号GCの生成周期T4[s]は、
該自動利得制御ループのレベル変動に対する追従性を考
慮した場合には低めに設定が行われるが、受信変調波の
エンベロープに追従してしまい、受信特性の劣化を起こ
したり、急激なレベル変動に対して不安定になること、
並びに、発振等を起こす弊害があることから、設定に制
限が生じる。したがって従来では、受信装置が間欠受信
を行う際の未動作状態から定常動作状態までの立ち上が
り時のようにレベル変動が大きい場合であっても、自動
利得制御ループの制御信号GCの生成周期を定常動作状
態と同等のT4[s](例えば5[ms])としているた
め、自動利得制御ループの追従性が劣化する場合があ
る。
御回路における問題点について説明する。通常、自動利
得制御ループの制御信号GCの生成周期T4[s]は、
該自動利得制御ループのレベル変動に対する追従性を考
慮した場合には低めに設定が行われるが、受信変調波の
エンベロープに追従してしまい、受信特性の劣化を起こ
したり、急激なレベル変動に対して不安定になること、
並びに、発振等を起こす弊害があることから、設定に制
限が生じる。したがって従来では、受信装置が間欠受信
を行う際の未動作状態から定常動作状態までの立ち上が
り時のようにレベル変動が大きい場合であっても、自動
利得制御ループの制御信号GCの生成周期を定常動作状
態と同等のT4[s](例えば5[ms])としているた
め、自動利得制御ループの追従性が劣化する場合があ
る。
【0069】これに対して、本実施形態の自動利得制御
回路では、図5(a)に示すように、上記従来の問題点
に対処するため、間欠受信の動作立ち上がり時に、定常
動作状態の制御信号GCの生成周期T4[s](例えば
5[ms])よりも短い制御信号GCの生成周期T5
[s](例えば1[ms])に設定して、自動利得制御ル
ープの応答特性を定常動作状態時よりも早めて追従性が
良好となるようにし、その後、受信電界検波レベルの立
ち上がり完了を想定した経過時間T6[s]の時に、定
常動作状態の制御信号GCの生成周期T4[s]に切り
替えるようにしている。
回路では、図5(a)に示すように、上記従来の問題点
に対処するため、間欠受信の動作立ち上がり時に、定常
動作状態の制御信号GCの生成周期T4[s](例えば
5[ms])よりも短い制御信号GCの生成周期T5
[s](例えば1[ms])に設定して、自動利得制御ル
ープの応答特性を定常動作状態時よりも早めて追従性が
良好となるようにし、その後、受信電界検波レベルの立
ち上がり完了を想定した経過時間T6[s]の時に、定
常動作状態の制御信号GCの生成周期T4[s]に切り
替えるようにしている。
【0070】すなわち、図6に示すフローチャートにお
いて、制御部25は、未動作状態からの立上がり時に経
過時間T6[s]に至るまではステップS603で制御
信号GCの生成周期を定常動作状態よりも短いT5
[s]に設定し、経過時間T6[s]に至った後はステッ
プS602で制御信号GCの生成周期を定常動作状態の
T4[s]に設定して、ラッチタイミング制御信号C1
のトリガを生成する。なお、時間の計時はマイクロプロ
セッサ内のソフトウェアタイマによって行われ、受信装
置が受信動作に入った時に該ソフトウェアタイマはリセ
ットされる。
いて、制御部25は、未動作状態からの立上がり時に経
過時間T6[s]に至るまではステップS603で制御
信号GCの生成周期を定常動作状態よりも短いT5
[s]に設定し、経過時間T6[s]に至った後はステッ
プS602で制御信号GCの生成周期を定常動作状態の
T4[s]に設定して、ラッチタイミング制御信号C1
のトリガを生成する。なお、時間の計時はマイクロプロ
セッサ内のソフトウェアタイマによって行われ、受信装
置が受信動作に入った時に該ソフトウェアタイマはリセ
ットされる。
【0071】このように受信装置が間欠受信を行う際の
未動作状態から定常動作状態までの立ち上がり時に、自
動利得制御ループの制御信号GCの生成周期T5[s]
を定常動作状態における生成周期T4[s]よりも低く
設定することにより、動作立ち上がり時における自動利
得制御ループの追従性および自動利得制御ループの引き
込みが改善される。
未動作状態から定常動作状態までの立ち上がり時に、自
動利得制御ループの制御信号GCの生成周期T5[s]
を定常動作状態における生成周期T4[s]よりも低く
設定することにより、動作立ち上がり時における自動利
得制御ループの追従性および自動利得制御ループの引き
込みが改善される。
【0072】本実施形態の自動利得制御回路における受
信系統および自動利得制御ループの動作については、上
述した第1の実施形態の自動利得制御回路におけるもの
と同等であり、また、第1の実施形態の自動利得制御回
路と同様に、第1および第2の変形例の適用が可能であ
る。なお、第1の変形例(参照テーブルを使用した構
成)の適用においては、タイマ回路は間欠受信において
未動作状態から動作状態に遷移する時にリセットされる
点が上記第1の実施形態のものとは異なることに留意す
る必要がある。
信系統および自動利得制御ループの動作については、上
述した第1の実施形態の自動利得制御回路におけるもの
と同等であり、また、第1の実施形態の自動利得制御回
路と同様に、第1および第2の変形例の適用が可能であ
る。なお、第1の変形例(参照テーブルを使用した構
成)の適用においては、タイマ回路は間欠受信において
未動作状態から動作状態に遷移する時にリセットされる
点が上記第1の実施形態のものとは異なることに留意す
る必要がある。
【0073】以上説明したように、第2の実施形態の自
動利得制御回路によれば、当該自動利得制御回路または
当該自動利得制御回路を備えて構成する受信装置の動作
経過時間に応じて制御信号GCの生成タイミングまたは
生成周期を決定することとし、受信装置が間欠受信を行
う際の未動作状態から定常動作状態までの立ち上がりの
一定期間について、制御信号GCの生成周期T5[s]
を定常動作状態の生成周期T4[s]よりも短く設定し
て、自動利得制御ループの応答特性を定常動作状態時よ
りも早め、さらに、一定時間T6[s]後には定常動作
状態の生成周期に切り替えるので、受信装置の間欠受信
動作時の受信信号レベルの変動幅が大きいことが予想さ
れる場合においても、また、電界の状態が安定して受信
信号レベルの変動幅が小さい場合においても、自動利得
制御ループの制御信号の生成タイミングまたは生成周期
を最適化することができ、自動利得制御ループの追従性
を最適化して良好な受信特性を得ることができる。
動利得制御回路によれば、当該自動利得制御回路または
当該自動利得制御回路を備えて構成する受信装置の動作
経過時間に応じて制御信号GCの生成タイミングまたは
生成周期を決定することとし、受信装置が間欠受信を行
う際の未動作状態から定常動作状態までの立ち上がりの
一定期間について、制御信号GCの生成周期T5[s]
を定常動作状態の生成周期T4[s]よりも短く設定し
て、自動利得制御ループの応答特性を定常動作状態時よ
りも早め、さらに、一定時間T6[s]後には定常動作
状態の生成周期に切り替えるので、受信装置の間欠受信
動作時の受信信号レベルの変動幅が大きいことが予想さ
れる場合においても、また、電界の状態が安定して受信
信号レベルの変動幅が小さい場合においても、自動利得
制御ループの制御信号の生成タイミングまたは生成周期
を最適化することができ、自動利得制御ループの追従性
を最適化して良好な受信特性を得ることができる。
【0074】〔第3の実施形態〕図7は本発明の第3の
実施形態に係る自動利得制御回路の構成図であり、本発
明の自動利得制御方法が適用される自動利得制御回路で
ある。同図において、図1(第1の実施形態)と重複す
る部分には同一の符号を附する。
実施形態に係る自動利得制御回路の構成図であり、本発
明の自動利得制御方法が適用される自動利得制御回路で
ある。同図において、図1(第1の実施形態)と重複す
る部分には同一の符号を附する。
【0075】同図において、本実施形態の自動利得制御
回路は、可変利得増幅器11、復調部12、A/Dコン
バータ13、レベル検波器14、平均化部15、収束値
差分算出用加算器16、ループ利得制御用乗算器17、
積分回路部の加算器18、積分回路部のラッチ回路1
9、演算部20、D/Aコンバータ21、ラッチ回路2
2、加算器23および制御部26を備えて構成されてい
る。
回路は、可変利得増幅器11、復調部12、A/Dコン
バータ13、レベル検波器14、平均化部15、収束値
差分算出用加算器16、ループ利得制御用乗算器17、
積分回路部の加算器18、積分回路部のラッチ回路1
9、演算部20、D/Aコンバータ21、ラッチ回路2
2、加算器23および制御部26を備えて構成されてい
る。
【0076】ここで、可変利得増幅器11、復調部12
およびA/Dコンバータ13は、受信信号Riを入力し
て復調信号Rdを出力する受信系統を形成し、レベル検
波器14、平均化部15、収束値差分算出用加算器1
6、ループ利得制御用乗算器17、積分回路部の加算器
18、積分回路部のラッチ回路19、演算部20および
D/Aコンバータ21は自動利得制御ループを形成して
いる。なお、自動利得制御ループは、特許請求の範囲に
いう制御信号生成手段に該当する。また制御部26は、
マイクロプロセッサ等の処理手段によって実現され、特
許請求の範囲にいう制御手段に該当する。さらに、レベ
ル検波器14、平均化部15、ラッチ回路22および加
算器23は、特許請求の範囲にいう検波出力変化量検出
手段に該当する。
およびA/Dコンバータ13は、受信信号Riを入力し
て復調信号Rdを出力する受信系統を形成し、レベル検
波器14、平均化部15、収束値差分算出用加算器1
6、ループ利得制御用乗算器17、積分回路部の加算器
18、積分回路部のラッチ回路19、演算部20および
D/Aコンバータ21は自動利得制御ループを形成して
いる。なお、自動利得制御ループは、特許請求の範囲に
いう制御信号生成手段に該当する。また制御部26は、
マイクロプロセッサ等の処理手段によって実現され、特
許請求の範囲にいう制御手段に該当する。さらに、レベ
ル検波器14、平均化部15、ラッチ回路22および加
算器23は、特許請求の範囲にいう検波出力変化量検出
手段に該当する。
【0077】本実施形態の受信系統および自動利得制御
ループの構成は第1の実施形態と同一であるので、その
機能的な説明および動作説明については省略する。すな
わち、本実施形態の自動利得制御回路の回路構成は、第
1の実施形態(図1)の構成に対して検波出力変化量検
出手段としてのラッチ回路22および加算器23を付加
した構成であり、制御部26における制御信号GCの生
成タイミングまたは生成周期を決定する手法に特徴があ
る。
ループの構成は第1の実施形態と同一であるので、その
機能的な説明および動作説明については省略する。すな
わち、本実施形態の自動利得制御回路の回路構成は、第
1の実施形態(図1)の構成に対して検波出力変化量検
出手段としてのラッチ回路22および加算器23を付加
した構成であり、制御部26における制御信号GCの生
成タイミングまたは生成周期を決定する手法に特徴があ
る。
【0078】図7において、制御部26は、第1の実施
形態と同様に、積分回路部において加算器19の出力を
ラッチ回路19でラッチするタイミングを制御するべ
く、ラッチタイミング制御信号C2を出力しているが、
ラッチ回路19には自動利得制御ループにおける直前の
ループ利得データが保持されており、ラッチタイミング
制御信号C2のトリガで、加算器19によってループ利
得データの変化分を加算した結果をラッチするので、ラ
ッチタイミング制御信号C2が制御信号GCの生成タイ
ミングを規定し、該ラッチタイミング制御信号C2のト
リガの周期が制御信号GCの生成周期となっている。
形態と同様に、積分回路部において加算器19の出力を
ラッチ回路19でラッチするタイミングを制御するべ
く、ラッチタイミング制御信号C2を出力しているが、
ラッチ回路19には自動利得制御ループにおける直前の
ループ利得データが保持されており、ラッチタイミング
制御信号C2のトリガで、加算器19によってループ利
得データの変化分を加算した結果をラッチするので、ラ
ッチタイミング制御信号C2が制御信号GCの生成タイ
ミングを規定し、該ラッチタイミング制御信号C2のト
リガの周期が制御信号GCの生成周期となっている。
【0079】本実施形態の自動利得制御回路は、検波出
力変化量検出手段(レベル検波器14、平均化部15、
ラッチ回路22および加算器23)によって検出された
復調出力Rdのレベル検波出力の変化量に応じて制御信
号GCの生成周期(生成タイミング)を決定することを
特徴としている。
力変化量検出手段(レベル検波器14、平均化部15、
ラッチ回路22および加算器23)によって検出された
復調出力Rdのレベル検波出力の変化量に応じて制御信
号GCの生成周期(生成タイミング)を決定することを
特徴としている。
【0080】このような特徴を持つ制御信号GCの生成
周期の決定方法について図8を参照して説明する。図8
は、受信装置の自動利得制御ループにおける追従性を説
明する説明図であり、図8(a)は本実施形態の自動利
得制御回路の場合を、図8(b)は従来の自動利得制御
回路の場合をそれぞれ示す。
周期の決定方法について図8を参照して説明する。図8
は、受信装置の自動利得制御ループにおける追従性を説
明する説明図であり、図8(a)は本実施形態の自動利
得制御回路の場合を、図8(b)は従来の自動利得制御
回路の場合をそれぞれ示す。
【0081】先ず、図8(b)に示す従来の自動利得制
御回路では、自動利得制御ループの制御信号GCの生成
周期T7[s]は、該自動利得制御ループのレベル変動
とは無関係に一定値とされているため、急激な受信電界
検波レベルの変動に対して自動利得制御ループの追従性
が劣化する場合がある。
御回路では、自動利得制御ループの制御信号GCの生成
周期T7[s]は、該自動利得制御ループのレベル変動
とは無関係に一定値とされているため、急激な受信電界
検波レベルの変動に対して自動利得制御ループの追従性
が劣化する場合がある。
【0082】これに対して、本実施形態の自動利得制御
回路では、図8(a)に示すように、電界検波レベルを
検出して該電界検波レベルの変化量に応じて制御信号G
Cの生成周期Tn[s]を決定するので、常に最適な生
成周期(生成タイミング)で制御信号GCを生成するこ
とができ、従来と比較して自動利得制御ループの追従性
が改善されていることが分かる。
回路では、図8(a)に示すように、電界検波レベルを
検出して該電界検波レベルの変化量に応じて制御信号G
Cの生成周期Tn[s]を決定するので、常に最適な生
成周期(生成タイミング)で制御信号GCを生成するこ
とができ、従来と比較して自動利得制御ループの追従性
が改善されていることが分かる。
【0083】以上の説明を踏まえて、検波出力変化量検
出手段(ラッチ回路22、加算器23)と制御部26の
動作について詳細に説明する。先ず、自動利得制御回路
が動作を開始するときの初期状態においては、ラッチ回
路22のラッチデータは任意に設定可能な値とし、自動
利得制御ループによる制御信号GCの電圧によって、可
変利得増幅器11からある値が出力される。その結果、
可変利得増幅器11の利得が変化して出力信号レベルが
変化することによって、復調部12、A/Dコンバータ
13、レベル検波回路14、そして平均化部15の出力
も変化する。ラッチ回路22には前回のデータがラッチ
されており、加算器23により、変化した平均化部15
の出力とラッチ回路22の前回データとの差分がとら
れ、検波レベルの変化量として制御部26に供給され
る。制御部26では、この検波レベルの変化量に応じて
最適な制御信号GCの生成周期を設定して、該生成周期
に基づきラッチタイミング制御信号C2のトリガを積分
回路部のラッチ回路19に出力する。
出手段(ラッチ回路22、加算器23)と制御部26の
動作について詳細に説明する。先ず、自動利得制御回路
が動作を開始するときの初期状態においては、ラッチ回
路22のラッチデータは任意に設定可能な値とし、自動
利得制御ループによる制御信号GCの電圧によって、可
変利得増幅器11からある値が出力される。その結果、
可変利得増幅器11の利得が変化して出力信号レベルが
変化することによって、復調部12、A/Dコンバータ
13、レベル検波回路14、そして平均化部15の出力
も変化する。ラッチ回路22には前回のデータがラッチ
されており、加算器23により、変化した平均化部15
の出力とラッチ回路22の前回データとの差分がとら
れ、検波レベルの変化量として制御部26に供給され
る。制御部26では、この検波レベルの変化量に応じて
最適な制御信号GCの生成周期を設定して、該生成周期
に基づきラッチタイミング制御信号C2のトリガを積分
回路部のラッチ回路19に出力する。
【0084】積分回路部では、ラッチタイミング制御信
号C2のトリガでラッチ回路19のデータを更新するこ
とにより、ループ利得データの変化分を積分していく。
さらに、該積分回路部によって積分されたデータは、演
算部20において、可変利得増幅器11の制御電圧相当
のデータに変換され、該演算結果は、さらにD/Aコン
バータ21によってアナログ値に変換され、該データに
基づく可変利得増幅器11の制御電圧として帰還され
る。
号C2のトリガでラッチ回路19のデータを更新するこ
とにより、ループ利得データの変化分を積分していく。
さらに、該積分回路部によって積分されたデータは、演
算部20において、可変利得増幅器11の制御電圧相当
のデータに変換され、該演算結果は、さらにD/Aコン
バータ21によってアナログ値に変換され、該データに
基づく可変利得増幅器11の制御電圧として帰還され
る。
【0085】次に、本実施形態の自動利得制御回路の第
1の変形例として、制御部26に数値変換表(参照テー
ブル)を使用した変形例について説明する。この場合、
制御部26は、例えば、マイクロプロセッサに対して、
数値変換表が書き込まれたROM等のメモリを付加した
構成となる。メモリは、検波レベルの変化量に応じた制
御信号GCの生成周期を保持しており、検波出力変化量
検出手段(加算器23)の出力をアドレスとして入力
し、制御信号GCの生成周期をマイクロプロセッサに供
給する。そして、マイクロプロセッサでは、制御信号G
Cの生成周期に基づきラッチタイミング制御信号C2の
トリガを生成することとなる。このような数値変換表
(参照テーブル)の使用により、制御信号GCの生成周
期データの変更をROM交換等によって簡単に行うこと
ができる。
1の変形例として、制御部26に数値変換表(参照テー
ブル)を使用した変形例について説明する。この場合、
制御部26は、例えば、マイクロプロセッサに対して、
数値変換表が書き込まれたROM等のメモリを付加した
構成となる。メモリは、検波レベルの変化量に応じた制
御信号GCの生成周期を保持しており、検波出力変化量
検出手段(加算器23)の出力をアドレスとして入力
し、制御信号GCの生成周期をマイクロプロセッサに供
給する。そして、マイクロプロセッサでは、制御信号G
Cの生成周期に基づきラッチタイミング制御信号C2の
トリガを生成することとなる。このような数値変換表
(参照テーブル)の使用により、制御信号GCの生成周
期データの変更をROM交換等によって簡単に行うこと
ができる。
【0086】次に、本実施形態の自動利得制御回路の第
2の変形例として、自動利得制御ループにデジタルシグ
ナルプロセッサ(DSP)を使用した変形例を説明す
る。この場合には、例えば図7における自動利得制御ル
ープ(レベル検波器14、平均化部15、収束値差分算
出用加算器16、ループ利得制御用乗算器17、積分回
路部の加算器18、積分回路部のラッチ回路19、演算
部20およびD/Aコンバータ21)と、検波出力変化
量検出手段(ラッチ回路22および加算器23)と制御
部26との構成がDSPで実現されることとなる。
2の変形例として、自動利得制御ループにデジタルシグ
ナルプロセッサ(DSP)を使用した変形例を説明す
る。この場合には、例えば図7における自動利得制御ル
ープ(レベル検波器14、平均化部15、収束値差分算
出用加算器16、ループ利得制御用乗算器17、積分回
路部の加算器18、積分回路部のラッチ回路19、演算
部20およびD/Aコンバータ21)と、検波出力変化
量検出手段(ラッチ回路22および加算器23)と制御
部26との構成がDSPで実現されることとなる。
【0087】自動利得制御ループに該当する処理部分
(制御信号生成ステップ)は、第1の実施形態と同様に
図4に示されるフローチャートの手順で実行されるが、
図4のステップS406における制御データの加算(積
分)タイミングについては、別途、図9に示されるフロ
ーチャートの手順で制御データの積分タイミングが設定
される。
(制御信号生成ステップ)は、第1の実施形態と同様に
図4に示されるフローチャートの手順で実行されるが、
図4のステップS406における制御データの加算(積
分)タイミングについては、別途、図9に示されるフロ
ーチャートの手順で制御データの積分タイミングが設定
される。
【0088】すなわち、図9は、検波出力変化量検出手
段および制御部に該当して、積分周期(積分タイミン
グ)を決定する方法を説明するフローチャートである。
ステップS901ではレベル検波を行い、ステップS9
02では、レベル検波されたデータをある一定の時間だ
け平均化処理する。次にステップS903では、前回の
検波データとの差分から検波データの変化量を計算し、
ステップS904では、計算された検波データの変化量
に基づき制御データの積分周期(積分タイミング)が決
定される。ここで、ステップS901からS903が特
許請求の範囲にいう検波出力変化量検出ステップに該当
し、ステップS904が制御ステップに該当する。な
お、ステップS901およびS902は、図4における
ステップS402およびS403と同一の処理ステップ
としてよい。
段および制御部に該当して、積分周期(積分タイミン
グ)を決定する方法を説明するフローチャートである。
ステップS901ではレベル検波を行い、ステップS9
02では、レベル検波されたデータをある一定の時間だ
け平均化処理する。次にステップS903では、前回の
検波データとの差分から検波データの変化量を計算し、
ステップS904では、計算された検波データの変化量
に基づき制御データの積分周期(積分タイミング)が決
定される。ここで、ステップS901からS903が特
許請求の範囲にいう検波出力変化量検出ステップに該当
し、ステップS904が制御ステップに該当する。な
お、ステップS901およびS902は、図4における
ステップS402およびS403と同一の処理ステップ
としてよい。
【0089】以上説明したように、第3の実施形態と、
その第1の変形例および第2の変形例の自動利得制御回
路によれば、検波出力変化量検出手段(検波出力変化量
検出ステップ)によって検出された復調出力Rdの検波
出力の変化量に応じて制御信号の生成周期Tn[s]
(または生成タイミング)を決定するので、受信信号レ
ベルの変動幅が大きいことが予想される場合、或いは電
界の状態が安定して受信信号レベルの変動幅が小さい場
合など、様々な状況に応じて、自動利得制御ループの制
御信号の生成周期(生成タイミング)をきめ細かく最適
化することができ、自動利得制御ループの追従性を最適
化して良好な受信特性を得ることができる。
その第1の変形例および第2の変形例の自動利得制御回
路によれば、検波出力変化量検出手段(検波出力変化量
検出ステップ)によって検出された復調出力Rdの検波
出力の変化量に応じて制御信号の生成周期Tn[s]
(または生成タイミング)を決定するので、受信信号レ
ベルの変動幅が大きいことが予想される場合、或いは電
界の状態が安定して受信信号レベルの変動幅が小さい場
合など、様々な状況に応じて、自動利得制御ループの制
御信号の生成周期(生成タイミング)をきめ細かく最適
化することができ、自動利得制御ループの追従性を最適
化して良好な受信特性を得ることができる。
【0090】〔第4の実施形態〕図10は本発明の第4
の実施形態に係る自動利得制御回路の構成図であり、本
発明の自動利得制御方法が適用される自動利得制御回路
である。同図において、図1(第1の実施形態)と重複
する部分には同一の符号を附する。
の実施形態に係る自動利得制御回路の構成図であり、本
発明の自動利得制御方法が適用される自動利得制御回路
である。同図において、図1(第1の実施形態)と重複
する部分には同一の符号を附する。
【0091】同図において、本実施形態の自動利得制御
回路は、可変利得増幅器11、復調部12、A/Dコン
バータ13、レベル検波器14、平均化部15、収束値
差分算出用加算器16、ループ利得制御用乗算器17、
積分回路部の加算器18、積分回路部のラッチ回路1
9、演算部20、D/Aコンバータ21、フェージング
ピッチ検出部24および制御部27を備えて構成されて
いる。
回路は、可変利得増幅器11、復調部12、A/Dコン
バータ13、レベル検波器14、平均化部15、収束値
差分算出用加算器16、ループ利得制御用乗算器17、
積分回路部の加算器18、積分回路部のラッチ回路1
9、演算部20、D/Aコンバータ21、フェージング
ピッチ検出部24および制御部27を備えて構成されて
いる。
【0092】ここで、可変利得増幅器11、復調部12
およびA/Dコンバータ13は、受信信号Riを入力し
て復調信号Rdを出力する受信系統を形成し、レベル検
波器14、平均化部15、収束値差分算出用加算器1
6、ループ利得制御用乗算器17、積分回路部の加算器
18、積分回路部のラッチ回路19、演算部20および
D/Aコンバータ21は自動利得制御ループを形成して
いる。なお、自動利得制御ループは、特許請求の範囲に
いう制御信号生成手段に該当する。また制御部27は、
マイクロプロセッサ等の処理手段によって実現され、特
許請求の範囲にいう制御手段に該当する。さらに、フェ
ージングピッチ検出部24は受信信号Riのフェージン
グピッチを検出する手段に該当する。
およびA/Dコンバータ13は、受信信号Riを入力し
て復調信号Rdを出力する受信系統を形成し、レベル検
波器14、平均化部15、収束値差分算出用加算器1
6、ループ利得制御用乗算器17、積分回路部の加算器
18、積分回路部のラッチ回路19、演算部20および
D/Aコンバータ21は自動利得制御ループを形成して
いる。なお、自動利得制御ループは、特許請求の範囲に
いう制御信号生成手段に該当する。また制御部27は、
マイクロプロセッサ等の処理手段によって実現され、特
許請求の範囲にいう制御手段に該当する。さらに、フェ
ージングピッチ検出部24は受信信号Riのフェージン
グピッチを検出する手段に該当する。
【0093】本実施形態の受信系統および自動利得制御
ループの構成は第1の実施形態と同一であるので、その
機能的な説明および動作説明については省略する。すな
わち、本実施形態の自動利得制御回路の回路構成は、第
1の実施形態(図1)の構成に対してフェージングピッ
チ検出部24を付加した構成であり、制御部27におけ
る制御信号GCの生成タイミングまたは生成周期を決定
する手法に特徴がある。
ループの構成は第1の実施形態と同一であるので、その
機能的な説明および動作説明については省略する。すな
わち、本実施形態の自動利得制御回路の回路構成は、第
1の実施形態(図1)の構成に対してフェージングピッ
チ検出部24を付加した構成であり、制御部27におけ
る制御信号GCの生成タイミングまたは生成周期を決定
する手法に特徴がある。
【0094】図10において、制御部27は、第1の実
施形態と同様に、積分回路部において加算器19の出力
をラッチ回路19でラッチするタイミングを制御するべ
く、ラッチタイミング制御信号C3を出力しているが、
ラッチ回路19には自動利得制御ループにおける直前の
ループ利得データが保持されており、ラッチタイミング
制御信号C3のトリガで、加算器19によってループ利
得データの変化分を加算した結果をラッチするので、ラ
ッチタイミング制御信号C3が制御信号GCの生成タイ
ミングを規定し、該ラッチタイミング制御信号C3のト
リガの周期が制御信号GCの生成周期となっている。
施形態と同様に、積分回路部において加算器19の出力
をラッチ回路19でラッチするタイミングを制御するべ
く、ラッチタイミング制御信号C3を出力しているが、
ラッチ回路19には自動利得制御ループにおける直前の
ループ利得データが保持されており、ラッチタイミング
制御信号C3のトリガで、加算器19によってループ利
得データの変化分を加算した結果をラッチするので、ラ
ッチタイミング制御信号C3が制御信号GCの生成タイ
ミングを規定し、該ラッチタイミング制御信号C3のト
リガの周期が制御信号GCの生成周期となっている。
【0095】制御部27では、フェージングピッチ検出
部24によって検出された受信信号Riのフェージング
ピッチに応じて制御信号GCの生成周期(生成タイミン
グ)を決定する。すなわち、フェージングピッチに応じ
て最適な制御信号GCの生成周期を設定して、該生成周
期に基づきラッチタイミング制御信号C3のトリガを積
分回路部のラッチ回路19に出力する。
部24によって検出された受信信号Riのフェージング
ピッチに応じて制御信号GCの生成周期(生成タイミン
グ)を決定する。すなわち、フェージングピッチに応じ
て最適な制御信号GCの生成周期を設定して、該生成周
期に基づきラッチタイミング制御信号C3のトリガを積
分回路部のラッチ回路19に出力する。
【0096】積分回路部では、ラッチタイミング制御信
号C3のトリガでラッチ回路19のデータを更新するこ
とにより、ループ利得データの変化分を積分していく。
さらに、該積分回路部によって積分されたデータは、演
算部20において、可変利得増幅器11の制御電圧相当
のデータに変換され、該演算結果は、さらにD/Aコン
バータ21によってアナログ値に変換され、該データに
基づく可変利得増幅器11の制御電圧として帰還され
る。
号C3のトリガでラッチ回路19のデータを更新するこ
とにより、ループ利得データの変化分を積分していく。
さらに、該積分回路部によって積分されたデータは、演
算部20において、可変利得増幅器11の制御電圧相当
のデータに変換され、該演算結果は、さらにD/Aコン
バータ21によってアナログ値に変換され、該データに
基づく可変利得増幅器11の制御電圧として帰還され
る。
【0097】次に、本実施形態の自動利得制御回路の第
1の変形例として、制御部26に数値変換表(参照テー
ブル)を使用した変形例について説明する。この場合、
制御部26は、例えば、マイクロプロセッサに対して、
数値変換表が書き込まれたROM等のメモリを付加した
構成となる。メモリは、受信信号Riのフェージングピ
ッチに応じた制御信号GCの生成周期を保持しており、
フェージングピッチ検出部24の出力をアドレスとして
入力し、制御信号GCの生成周期をマイクロプロセッサ
に供給する。そして、マイクロプロセッサでは、制御信
号GCの生成周期に基づきラッチタイミング制御信号C
3のトリガを生成することとなる。このような数値変換
表(参照テーブル)の使用により、制御信号GCの生成
周期データの変更をROM交換等によって簡単に行うこ
とができる。
1の変形例として、制御部26に数値変換表(参照テー
ブル)を使用した変形例について説明する。この場合、
制御部26は、例えば、マイクロプロセッサに対して、
数値変換表が書き込まれたROM等のメモリを付加した
構成となる。メモリは、受信信号Riのフェージングピ
ッチに応じた制御信号GCの生成周期を保持しており、
フェージングピッチ検出部24の出力をアドレスとして
入力し、制御信号GCの生成周期をマイクロプロセッサ
に供給する。そして、マイクロプロセッサでは、制御信
号GCの生成周期に基づきラッチタイミング制御信号C
3のトリガを生成することとなる。このような数値変換
表(参照テーブル)の使用により、制御信号GCの生成
周期データの変更をROM交換等によって簡単に行うこ
とができる。
【0098】次に、本実施形態の自動利得制御回路の第
2の変形例として、自動利得制御ループにデジタルシグ
ナルプロセッサ(DSP)を使用した変形例を説明す
る。この場合には、例えば図10における自動利得制御
ループ(レベル検波器14、平均化部15、収束値差分
算出用加算器16、ループ利得制御用乗算器17、積分
回路部の加算器18、積分回路部のラッチ回路19、演
算部20およびD/Aコンバータ21)と、フェージン
グピッチ検出部24と制御部27との構成がDSPで実
現されることとなる。
2の変形例として、自動利得制御ループにデジタルシグ
ナルプロセッサ(DSP)を使用した変形例を説明す
る。この場合には、例えば図10における自動利得制御
ループ(レベル検波器14、平均化部15、収束値差分
算出用加算器16、ループ利得制御用乗算器17、積分
回路部の加算器18、積分回路部のラッチ回路19、演
算部20およびD/Aコンバータ21)と、フェージン
グピッチ検出部24と制御部27との構成がDSPで実
現されることとなる。
【0099】自動利得制御ループに該当する処理部分
(制御信号生成ステップ)は、第1の実施形態と同様に
図4に示されるフローチャートの手順で実行されるが、
図4のステップS406における制御データの加算(積
分)タイミングについては、別途、図11に示されるフ
ローチャートの手順で制御データの積分タイミングが設
定される。
(制御信号生成ステップ)は、第1の実施形態と同様に
図4に示されるフローチャートの手順で実行されるが、
図4のステップS406における制御データの加算(積
分)タイミングについては、別途、図11に示されるフ
ローチャートの手順で制御データの積分タイミングが設
定される。
【0100】すなわち、図11は、フェージングピッチ
検出部および制御部に該当して、積分周期(積分タイミ
ング)を決定する方法を説明するフローチャートであ
る。ステップS1001では受信信号Riのフェージン
グピッチの検出を行い、ステップS1002では、検出
されたフェージングピッチに基づき制御データの積分周
期(積分タイミング)が決定される。ここで、ステップ
S1001が特許請求の範囲にいうフェージングピッチ
検出ステップに該当し、ステップS1002が制御ステ
ップに該当する。
検出部および制御部に該当して、積分周期(積分タイミ
ング)を決定する方法を説明するフローチャートであ
る。ステップS1001では受信信号Riのフェージン
グピッチの検出を行い、ステップS1002では、検出
されたフェージングピッチに基づき制御データの積分周
期(積分タイミング)が決定される。ここで、ステップ
S1001が特許請求の範囲にいうフェージングピッチ
検出ステップに該当し、ステップS1002が制御ステ
ップに該当する。
【0101】以上説明したように、第4の実施形態と、
その第1の変形例および第2の変形例の自動利得制御回
路によれば、フェージングピッチ検出部24(フェージ
ングピッチ検出ステップ)によって検出された受信信号
Riのフェージングピッチに応じて制御信号の生成周期
(または生成タイミング)を決定するので、フェージン
グ環境内での受信時等の受信信号レベルの変動幅が大き
いことが予想される場合においても、また電界の状態が
安定して受信信号レベルの変動幅が小さい場合において
も、自動利得制御ループの制御信号の生成周期(生成タ
イミング)を最適化することができ、自動利得制御ルー
プの追従性を最適化して良好な受信特性を得ることがで
きる。
その第1の変形例および第2の変形例の自動利得制御回
路によれば、フェージングピッチ検出部24(フェージ
ングピッチ検出ステップ)によって検出された受信信号
Riのフェージングピッチに応じて制御信号の生成周期
(または生成タイミング)を決定するので、フェージン
グ環境内での受信時等の受信信号レベルの変動幅が大き
いことが予想される場合においても、また電界の状態が
安定して受信信号レベルの変動幅が小さい場合において
も、自動利得制御ループの制御信号の生成周期(生成タ
イミング)を最適化することができ、自動利得制御ルー
プの追従性を最適化して良好な受信特性を得ることがで
きる。
【0102】〔第5の実施形態〕図12は本発明の第5
の実施形態に係る自動利得制御回路を備えた受信装置の
構成図である。本実施形態の受信装置では、自動利得制
御回路(AGC)として上述した第1、第2、第3また
は第4の実施の形態の自動利得制御回路を使用してい
る。
の実施形態に係る自動利得制御回路を備えた受信装置の
構成図である。本実施形態の受信装置では、自動利得制
御回路(AGC)として上述した第1、第2、第3また
は第4の実施の形態の自動利得制御回路を使用してい
る。
【0103】図12において本実施形態の受信装置は、
送受信を行うためのアンテナ101、アンテナ共用器1
02、高周波におけるバンドパスフィルタ103、低雑
音増幅器104、高周波帯より中間周波数帯に周波数変
換するためのダウンミキサ105、中間周波数帯におけ
るバンドパスフィルタ106、自動利得制御回路(AG
C)107、周波数シンセサイザ108、レシーバ10
9、受信装置の操作を行うためのキー入力部111、マ
イクロフォン112、送信回路113、電源部114、
並びに、当該受信装置の制御を司る制御部110を備え
た構成である。
送受信を行うためのアンテナ101、アンテナ共用器1
02、高周波におけるバンドパスフィルタ103、低雑
音増幅器104、高周波帯より中間周波数帯に周波数変
換するためのダウンミキサ105、中間周波数帯におけ
るバンドパスフィルタ106、自動利得制御回路(AG
C)107、周波数シンセサイザ108、レシーバ10
9、受信装置の操作を行うためのキー入力部111、マ
イクロフォン112、送信回路113、電源部114、
並びに、当該受信装置の制御を司る制御部110を備え
た構成である。
【0104】次に本実施形態の受信装置における動作に
ついて、図12を参照して説明する。先ず、アンテナ1
01によって信号(ここでは、例えば2[GHz]帯の信
号を想定する)が受信される。アンテナ101を介して
入力された信号は、共用器102を通過した後に高周波
帯用バンドパスフィルタ103によって、希望の周波数
帯以外の信号成分が減衰させられる。バンドパスフィル
タ103を通過した信号は低雑音増幅器104によって
増幅され、ダウンミキサ105によって中間周波数帯
(例えば380[MHz])に周波数変換され、中間周波
数帯用バンドパスフィルタ106を介して自動利得制御
回路107に入力される。
ついて、図12を参照して説明する。先ず、アンテナ1
01によって信号(ここでは、例えば2[GHz]帯の信
号を想定する)が受信される。アンテナ101を介して
入力された信号は、共用器102を通過した後に高周波
帯用バンドパスフィルタ103によって、希望の周波数
帯以外の信号成分が減衰させられる。バンドパスフィル
タ103を通過した信号は低雑音増幅器104によって
増幅され、ダウンミキサ105によって中間周波数帯
(例えば380[MHz])に周波数変換され、中間周波
数帯用バンドパスフィルタ106を介して自動利得制御
回路107に入力される。
【0105】自動利得制御回路107に入力された信号
は、自動利得制御回路107内に設けられている復調部
12によって復調され、ベースバンド信号として制御部
110へと出力されて信号処理がされることとなる。ま
た、自動利得制御回路107内の自動利得制御ループで
は、復調出力Rdがレベル検波器14によってレベル検
波され、以降、第1、第2、第3または第4の実施形態
において説明した信号処理がなされ、可変利得増幅器1
1に供給すべき帰還電圧(制御信号GC)が生成され
る。
は、自動利得制御回路107内に設けられている復調部
12によって復調され、ベースバンド信号として制御部
110へと出力されて信号処理がされることとなる。ま
た、自動利得制御回路107内の自動利得制御ループで
は、復調出力Rdがレベル検波器14によってレベル検
波され、以降、第1、第2、第3または第4の実施形態
において説明した信号処理がなされ、可変利得増幅器1
1に供給すべき帰還電圧(制御信号GC)が生成され
る。
【0106】以上説明したように、本実施形態の受信装
置によれば、第1、第2、第3または第4の実施の形態
の自動利得制御回路(1,2または3)を使用するの
で、電源立ち上げ動作時や、受信装置の間欠受信動作時
や、フェージング環境内での受信時等の受信信号レベル
の変動幅が大きいことが予想される場合、或いは電界の
状態が安定し受信信号レベルの変動幅が小さい場合など
の様々な状況においても、受信装置の未動作状態からの
経過時間、受信信号の検波出力の変化量、或いは受信信
号のフェージングピッチ等に応じて自動利得制御ループ
の制御信号GCの生成周期を設定することができるの
で、自動利得制御ループの追従性を最適化して最適な自
動利得制御動作にて受信動作を行うことができ、結果と
して良好な受信特性を得ることができる。
置によれば、第1、第2、第3または第4の実施の形態
の自動利得制御回路(1,2または3)を使用するの
で、電源立ち上げ動作時や、受信装置の間欠受信動作時
や、フェージング環境内での受信時等の受信信号レベル
の変動幅が大きいことが予想される場合、或いは電界の
状態が安定し受信信号レベルの変動幅が小さい場合など
の様々な状況においても、受信装置の未動作状態からの
経過時間、受信信号の検波出力の変化量、或いは受信信
号のフェージングピッチ等に応じて自動利得制御ループ
の制御信号GCの生成周期を設定することができるの
で、自動利得制御ループの追従性を最適化して最適な自
動利得制御動作にて受信動作を行うことができ、結果と
して良好な受信特性を得ることができる。
【0107】また特に、第1の実施形態の自動利得制御
回路1を使用すれば、電源をOFF状態からON状態に
遷移させた(電源投入した)ときの未動作状態から定常
動作状態までの立ち上がりの一定期間について、制御信
号GCの生成周期T2[s]を定常動作状態の生成周期
T1[s]よりも短く設定して、自動利得制御ループの
応答特性を定常動作状態時よりも早め、さらに、一定時
間T3[s]後には定常動作状態の生成周期に切り替え
るので、動作立ち上がり時における自動利得制御ループ
の追従性および該自動利得制御ループの引き込みを改善
することができ、電源立ち上げ動作時の受信信号レベル
の変動幅が大きいことが予想される場合においても、ま
た、電界の状態が安定して受信信号レベルの変動幅が小
さい場合においても、自動利得制御ループの制御信号の
生成周期(生成タイミング)を最適化して該自動利得制
御ループの追従性を最適化することができ、結果として
良好な受信特性を得ることができる。
回路1を使用すれば、電源をOFF状態からON状態に
遷移させた(電源投入した)ときの未動作状態から定常
動作状態までの立ち上がりの一定期間について、制御信
号GCの生成周期T2[s]を定常動作状態の生成周期
T1[s]よりも短く設定して、自動利得制御ループの
応答特性を定常動作状態時よりも早め、さらに、一定時
間T3[s]後には定常動作状態の生成周期に切り替え
るので、動作立ち上がり時における自動利得制御ループ
の追従性および該自動利得制御ループの引き込みを改善
することができ、電源立ち上げ動作時の受信信号レベル
の変動幅が大きいことが予想される場合においても、ま
た、電界の状態が安定して受信信号レベルの変動幅が小
さい場合においても、自動利得制御ループの制御信号の
生成周期(生成タイミング)を最適化して該自動利得制
御ループの追従性を最適化することができ、結果として
良好な受信特性を得ることができる。
【0108】また特に、第2の実施形態の自動利得制御
回路1を使用すれば、受信装置が間欠受信を行う際の未
動作状態から定常動作状態までの立ち上がりの一定期間
について、制御信号GCの生成周期T5[s]を定常動
作状態の生成周期T4[s]よりも短く設定して、自動
利得制御ループの応答特性を定常動作状態時よりも早
め、さらに、一定時間T6[s]後には定常動作状態の
生成周期に切り替えるので、動作立ち上がり時における
自動利得制御ループの追従性および該自動利得制御ルー
プの引き込みを改善することができ、受信装置の間欠受
信動作時の受信信号レベルの変動幅が大きいことが予想
される場合においても、また、電界の状態が安定して受
信信号レベルの変動幅が小さい場合においても、自動利
得制御ループの制御信号の生成周期(生成タイミング)
を最適化して該自動利得制御ループの追従性を最適化す
ることができ、結果として良好な受信特性を得ることが
できる。
回路1を使用すれば、受信装置が間欠受信を行う際の未
動作状態から定常動作状態までの立ち上がりの一定期間
について、制御信号GCの生成周期T5[s]を定常動
作状態の生成周期T4[s]よりも短く設定して、自動
利得制御ループの応答特性を定常動作状態時よりも早
め、さらに、一定時間T6[s]後には定常動作状態の
生成周期に切り替えるので、動作立ち上がり時における
自動利得制御ループの追従性および該自動利得制御ルー
プの引き込みを改善することができ、受信装置の間欠受
信動作時の受信信号レベルの変動幅が大きいことが予想
される場合においても、また、電界の状態が安定して受
信信号レベルの変動幅が小さい場合においても、自動利
得制御ループの制御信号の生成周期(生成タイミング)
を最適化して該自動利得制御ループの追従性を最適化す
ることができ、結果として良好な受信特性を得ることが
できる。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動利得
制御回路およびその回路を備えた受信装置、受信装置に
おける自動利得制御方法、並びに、記録媒体によれば、
制御信号生成手段(制御信号生成ステップ)により、受
信信号についてレベル検波を行い、帰還信号を生成して
可変利得増幅器の制御信号とする際に、制御手段(制御
ステップ)により、制御信号の生成タイミングまたは生
成周期を所定の物理量に応じて決定するので、受信信号
レベルの変動幅が大きいことが予想される場合や、電界
の状態が安定して受信信号レベルの変動幅が小さい場合
などの様々な状況においても、自動利得制御ループの制
御信号の生成タイミングまたは生成周期を様々な状況に
応じた物理量の設定によって決定することにができるの
で、様々な状況に応じて自動利得制御ループの追従性を
最適化して良好な受信特性を得ることができる。
制御回路およびその回路を備えた受信装置、受信装置に
おける自動利得制御方法、並びに、記録媒体によれば、
制御信号生成手段(制御信号生成ステップ)により、受
信信号についてレベル検波を行い、帰還信号を生成して
可変利得増幅器の制御信号とする際に、制御手段(制御
ステップ)により、制御信号の生成タイミングまたは生
成周期を所定の物理量に応じて決定するので、受信信号
レベルの変動幅が大きいことが予想される場合や、電界
の状態が安定して受信信号レベルの変動幅が小さい場合
などの様々な状況においても、自動利得制御ループの制
御信号の生成タイミングまたは生成周期を様々な状況に
応じた物理量の設定によって決定することにができるの
で、様々な状況に応じて自動利得制御ループの追従性を
最適化して良好な受信特性を得ることができる。
【0110】また、本発明によれば、所定の物理量をア
ドレス情報とし、該アドレス情報に対応して制御信号の
生成タイミングまたは生成周期の情報を保持した参照テ
ーブルを参照して、可変利得増幅器の制御信号の生成タ
イミングまたは生成周期を所定の物理量に応じて決定す
ることとしたので、自動利得制御ループの制御信号の生
成タイミングまたは生成周期の最適化を、電源立ち上げ
動作時や、受信装置の間欠受信動作時や、フェージング
環境内での受信時等の受信信号レベルの変動幅が大きい
ことが予想される場合、或いは電界の状態が安定して受
信信号レベルの変動幅が小さい場合など、様々な状況に
応じて参照テーブルを参照することによって所定の物理
量をきめ細かく設定することができる、様々な状況に応
じて自動利得制御ループの追従性を最適化して良好な受
信特性を得ることができる。また、制御信号の生成タイ
ミングまたは生成周期の生成方法やテーブル内のデータ
自体の変更も、参照テーブルの交換によって簡単に行う
ことができる。
ドレス情報とし、該アドレス情報に対応して制御信号の
生成タイミングまたは生成周期の情報を保持した参照テ
ーブルを参照して、可変利得増幅器の制御信号の生成タ
イミングまたは生成周期を所定の物理量に応じて決定す
ることとしたので、自動利得制御ループの制御信号の生
成タイミングまたは生成周期の最適化を、電源立ち上げ
動作時や、受信装置の間欠受信動作時や、フェージング
環境内での受信時等の受信信号レベルの変動幅が大きい
ことが予想される場合、或いは電界の状態が安定して受
信信号レベルの変動幅が小さい場合など、様々な状況に
応じて参照テーブルを参照することによって所定の物理
量をきめ細かく設定することができる、様々な状況に応
じて自動利得制御ループの追従性を最適化して良好な受
信特性を得ることができる。また、制御信号の生成タイ
ミングまたは生成周期の生成方法やテーブル内のデータ
自体の変更も、参照テーブルの交換によって簡単に行う
ことができる。
【0111】また、本発明によれば、制御手段(制御ス
テップ)において、自動利得制御回路または該自動利得
制御回路を備えて構成する受信装置の動作経過時間に応
じて制御信号の生成タイミングまたは生成周期を決定す
ることとし、電源投入したときの未動作状態から定常動
作状態までの立ち上がりの一定期間について、制御信号
の生成周期を定常動作状態の生成周期よりも短く設定し
て、自動利得制御ループの応答特性を定常動作状態時よ
りも早めているので、電源立ち上げ動作時の受信信号レ
ベルの変動幅が大きいことが予想される場合において
も、自動利得制御ループの制御信号の生成タイミングま
たは生成周期を最適化することができ、自動利得制御ル
ープの追従性を最適化して良好な受信特性を得ることが
できる。
テップ)において、自動利得制御回路または該自動利得
制御回路を備えて構成する受信装置の動作経過時間に応
じて制御信号の生成タイミングまたは生成周期を決定す
ることとし、電源投入したときの未動作状態から定常動
作状態までの立ち上がりの一定期間について、制御信号
の生成周期を定常動作状態の生成周期よりも短く設定し
て、自動利得制御ループの応答特性を定常動作状態時よ
りも早めているので、電源立ち上げ動作時の受信信号レ
ベルの変動幅が大きいことが予想される場合において
も、自動利得制御ループの制御信号の生成タイミングま
たは生成周期を最適化することができ、自動利得制御ル
ープの追従性を最適化して良好な受信特性を得ることが
できる。
【0112】また、本発明によれば、制御手段(制御ス
テップ)において、自動利得制御回路または該自動利得
制御回路を備えて構成する受信装置の動作経過時間に応
じて制御信号の生成タイミングまたは生成周期を決定す
ることとし、間欠受信を行う際の未動作状態から定常動
作状態までの立ち上がりの一定期間について、制御信号
の生成周期を定常動作状態の生成周期よりも短く設定し
て、自動利得制御ループの応答特性を定常動作状態時よ
りも早めているので、受信装置の間欠受信動作時の受信
信号レベルの変動幅が大きいことが予想される場合にお
いても、自動利得制御ループの制御信号の生成タイミン
グまたは生成周期を最適化することができ、自動利得制
御ループの追従性を最適化して良好な受信特性を得るこ
とができる。
テップ)において、自動利得制御回路または該自動利得
制御回路を備えて構成する受信装置の動作経過時間に応
じて制御信号の生成タイミングまたは生成周期を決定す
ることとし、間欠受信を行う際の未動作状態から定常動
作状態までの立ち上がりの一定期間について、制御信号
の生成周期を定常動作状態の生成周期よりも短く設定し
て、自動利得制御ループの応答特性を定常動作状態時よ
りも早めているので、受信装置の間欠受信動作時の受信
信号レベルの変動幅が大きいことが予想される場合にお
いても、自動利得制御ループの制御信号の生成タイミン
グまたは生成周期を最適化することができ、自動利得制
御ループの追従性を最適化して良好な受信特性を得るこ
とができる。
【0113】また、本発明によれば、検波出力変化量検
出手段(検波出力変化量検出ステップ)によって検出さ
れた受信信号の検波出力の変化量に応じて、制御手段
(制御ステップ)により制御信号の生成タイミングまた
は生成周期を決定するので、受信信号レベルの変動幅が
大きいことが予想される場合、或いは電界の状態が安定
して受信信号レベルの変動幅が小さい場合など、様々な
状況に応じて、自動利得制御ループの制御信号の生成タ
イミングまたは生成周期をきめ細かく最適化することが
でき、自動利得制御ループの追従性を最適化して良好な
受信特性を得ることができる。
出手段(検波出力変化量検出ステップ)によって検出さ
れた受信信号の検波出力の変化量に応じて、制御手段
(制御ステップ)により制御信号の生成タイミングまた
は生成周期を決定するので、受信信号レベルの変動幅が
大きいことが予想される場合、或いは電界の状態が安定
して受信信号レベルの変動幅が小さい場合など、様々な
状況に応じて、自動利得制御ループの制御信号の生成タ
イミングまたは生成周期をきめ細かく最適化することが
でき、自動利得制御ループの追従性を最適化して良好な
受信特性を得ることができる。
【0114】さらに、本発明によれば、フェージングピ
ッチ検出手段(フェージングピッチ検出ステップ)によ
って検出された受信信号のフェージングピッチに応じ
て、制御手段(制御ステップ)により制御信号の生成タ
イミングまたは生成周期を決定するので、フェージング
環境内での受信時等の受信信号レベルの変動幅が大きい
ことが予想される場合においても、自動利得制御ループ
の制御信号の生成タイミングまたは生成周期を最適化す
ることができ、自動利得制御ループの追従性を最適化し
て良好な受信特性を得ることができる。
ッチ検出手段(フェージングピッチ検出ステップ)によ
って検出された受信信号のフェージングピッチに応じ
て、制御手段(制御ステップ)により制御信号の生成タ
イミングまたは生成周期を決定するので、フェージング
環境内での受信時等の受信信号レベルの変動幅が大きい
ことが予想される場合においても、自動利得制御ループ
の制御信号の生成タイミングまたは生成周期を最適化す
ることができ、自動利得制御ループの追従性を最適化し
て良好な受信特性を得ることができる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る自動利得制御回
路の構成図である。
路の構成図である。
【図2】受信装置の電源を投入したときの未動作状態
(初期状態)から定常動作状態までの立ち上がりにおけ
る自動利得制御ループの追従性を説明する説明図であ
り、図2(a)は第1の実施形態の自動利得制御回路の
場合、図2(b)は従来の場合である。
(初期状態)から定常動作状態までの立ち上がりにおけ
る自動利得制御ループの追従性を説明する説明図であ
り、図2(a)は第1の実施形態の自動利得制御回路の
場合、図2(b)は従来の場合である。
【図3】第1の実施形態の制御部が行う制御信号の生成
周期の決定方法を説明するフローチャートである。
周期の決定方法を説明するフローチャートである。
【図4】第2の変形例のDSP上で実行されるソフトウ
ェアプログラム(自動利得制御方法)の手順を説明する
フローチャートである。
ェアプログラム(自動利得制御方法)の手順を説明する
フローチャートである。
【図5】受信装置が間欠受信を行う際の未動作状態(初
期状態)から定常動作状態までの立ち上がりにおける自
動利得制御ループの追従性を説明する説明図であり、図
5(a)は第2の実施形態の自動利得制御回路の場合、
図5(b)は従来の場合である。
期状態)から定常動作状態までの立ち上がりにおける自
動利得制御ループの追従性を説明する説明図であり、図
5(a)は第2の実施形態の自動利得制御回路の場合、
図5(b)は従来の場合である。
【図6】第2の実施形態の制御部が行う制御信号の生成
周期の決定方法を説明するフローチャートである。
周期の決定方法を説明するフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る自動利得制御回
路の構成図である。
路の構成図である。
【図8】受信装置の自動利得制御ループにおける追従性
を説明する説明図であり、図8(a)は第3の実施形態
の自動利得制御回路の場合、図8(b)は従来の場合で
ある。
を説明する説明図であり、図8(a)は第3の実施形態
の自動利得制御回路の場合、図8(b)は従来の場合で
ある。
【図9】第3の実施形態の積分周期(積分タイミング)
を決定する方法を説明するフローチャートである。
を決定する方法を説明するフローチャートである。
【図10】本発明の第4の実施形態に係る自動利得制御
回路の構成図である。
回路の構成図である。
【図11】第4の実施形態の積分周期(積分タイミン
グ)を決定する方法を説明するフローチャートである。
グ)を決定する方法を説明するフローチャートである。
【図12】本発明の第5の実施形態に係る自動利得制御
回路を備えた受信装置の構成図である。
回路を備えた受信装置の構成図である。
【図13】従来の受信装置における自動利得制御回路の
構成図である。
構成図である。
1,2,3,107 自動利得制御回路(AGC) 11 可変利得増幅器 12 復調部 13 A/Dコンバータ 14 レベル検波器 15 平均化部 16 収束値差分算出用加算器 17 ループ利得制御用乗算器 18 積分回路部の加算器 19 積分回路部のラッチ回路 20 演算部 21 D/Aコンバータ 22 ラッチ回路 23 加算器 24 フェージングピッチ検出部 25,26,27 制御部 Ri 受信信号入力 Rd 復調出力 A 目標値 B ループ利得制御値 C1,C2,C3 ラッチタイミング制御信号 GC 制御信号 101 アンテナ 102 共用器 103 高周波帯用バンドパスフィルタ 104 低雑音増幅器 105 ダウンミキサ 106 中間周波数帯用バンドパスフィルタ 108 周波数シンセサイザ 109 レシーバ 110 制御部 111 キー操作入力部 112 マイクロフォン 113 送信回路 114 電源部
Claims (15)
- 【請求項1】 受信信号の振幅を制御信号に基づいて制
御する可変利得増幅器を備えた自動利得制御回路におい
て、 前記受信信号についてレベル検波を行い、帰還信号を生
成して前記可変利得増幅器の制御信号とする制御信号生
成手段と、 前記制御信号の生成タイミングまたは前記制御信号の生
成周期を所定の物理量に応じて決定し、前記制御信号生
成手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とす
る自動利得制御回路。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記所定の物理量をア
ドレス情報とし、該アドレス情報に対応して前記制御信
号の生成タイミングまたは前記制御信号の生成周期の情
報を保持した参照テーブルを有することを特徴とする請
求項1に記載の自動利得制御回路。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記所定の物理量を当
該自動利得制御回路の動作経過時間として、前記制御信
号の生成タイミングまたは前記制御信号の生成周期を決
定することを特徴とする請求項1または2に記載の自動
利得制御回路。 - 【請求項4】 前記制御手段は、電源投入したときの未
動作状態から定常動作状態までの立ち上がりの一定期間
について、前記制御信号の生成周期を前記定常動作状態
の生成周期よりも短く設定することを特徴とする請求項
1、2または3に記載の自動利得制御回路。 - 【請求項5】 前記制御手段は、間欠受信を行う際の未
動作状態から定常動作状態までの立ち上がりの一定期間
について、前記制御信号の生成周期を前記定常動作状態
の生成周期よりも短く設定することを特徴とする請求項
1、2、3または4に記載の自動利得制御回路。 - 【請求項6】 前記受信信号の検波出力の変化量を検出
する検波出力変化量検出手段を有し、 前記制御手段は、前記所定の物理量を前記検波出力の変
化量として、前記制御信号の生成タイミングまたは前記
制御信号の生成周期を決定することを特徴とする請求項
1または2に記載の自動利得制御回路。 - 【請求項7】 前記受信信号のフェージングピッチを検
出するフェージングピッチ検出手段を有し、 前記制御手段は、前記所定の物理量をフェージングピッ
チとして、前記制御信号の生成タイミングまたは前記制
御信号の生成周期を決定することを特徴とする請求項1
または2に記載の自動利得制御回路。 - 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6または7
に記載の自動利得制御回路を有することを特徴とする受
信装置。 - 【請求項9】 受信信号の振幅を制御信号に基づいて制
御する可変利得増幅器を備えた受信装置における自動利
得制御方法において、 前記受信信号についてレベル検波を行い、帰還信号を生
成して前記可変利得増幅器の制御信号とする制御信号生
成ステップと、 前記制御信号の生成タイミングまたは前記制御信号の生
成周期を所定の物理量に応じて決定する制御ステップ
と、を有することを特徴とする受信装置における自動利
得制御方法。 - 【請求項10】 前記制御ステップは、前記所定の物理
量を当該受信装置の動作経過時間として、前記制御信号
の生成タイミングまたは前記制御信号の生成周期を決定
することを特徴とする請求項9に記載の受信装置におけ
る自動利得制御方法。 - 【請求項11】 前記制御ステップは、電源投入したと
きの未動作状態から定常動作状態までの立ち上がりの一
定期間について、前記制御信号の生成周期を前記定常動
作状態の生成周期よりも短く設定することを特徴とする
請求項9または10に記載の受信装置における自動利得
制御方法。 - 【請求項12】 前記制御ステップは、間欠受信を行う
際の未動作状態から定常動作状態までの立ち上がりの一
定期間について、前記制御信号の生成周期を前記定常動
作状態の生成周期よりも短く設定することを特徴とする
請求項9、10または11に記載の受信装置における自
動利得制御方法。 - 【請求項13】 前記受信信号の検波出力の変化量を検
出する検波出力変化量検出ステップを有し、 前記制御ステップは、前記所定の物理量を前記検波出力
の変化量として、前記制御信号の生成タイミングまたは
前記制御信号の生成周期を決定することを特徴とする請
求項9に記載の受信装置における自動利得制御方法。 - 【請求項14】 前記受信信号のフェージングピッチを
検出するフェージングピッチ検出ステップを有し、 前記制御ステップは、前記所定の物理量をフェージング
ピッチとして、前記制御信号の生成タイミングまたは前
記制御信号の生成周期を決定することを特徴とする請求
項9に記載の受信装置における自動利得制御方法。 - 【請求項15】 請求項9、10、11、12、13ま
たは14に記載の受信装置における自動利得制御方法を
コンピュータに実行させるためのプログラムとして記録
したコンピュータにより読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11073977A JP2000269759A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | 自動利得制御回路およびその回路を備えた受信装置、受信装置における自動利得制御方法、並びに、記録媒体 |
| DE60025964T DE60025964D1 (de) | 1999-03-18 | 2000-03-17 | Schaltung zur automatischen Verstärkungsregelung und Empfängervorrichtung mit einer solchen Verstärkungsregelung, und Verfahren zur automatischen Verstärkungsregelung |
| EP00105766A EP1037381B1 (en) | 1999-03-18 | 2000-03-17 | Automatic gain control circuit and receiver device having the automatic gain control circuit, and automatic gain control method |
| CNB001043048A CN1172433C (zh) | 1999-03-18 | 2000-03-17 | 自动增益控制方法和电路及采用该电路的接收装置 |
| US09/527,924 US6885851B1 (en) | 1999-03-18 | 2000-03-17 | Automatic gain control circuit and receiver device having the automatic gain control circuit, and automatic gain control method |
| US11/104,148 US20050186928A1 (en) | 1999-03-18 | 2005-04-12 | Automatic gain control circuit and receiver device having the automatic gain control circuit, and automatic gain control method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11073977A JP2000269759A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | 自動利得制御回路およびその回路を備えた受信装置、受信装置における自動利得制御方法、並びに、記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000269759A true JP2000269759A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13533679
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11073977A Pending JP2000269759A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | 自動利得制御回路およびその回路を備えた受信装置、受信装置における自動利得制御方法、並びに、記録媒体 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US6885851B1 (ja) |
| EP (1) | EP1037381B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000269759A (ja) |
| CN (1) | CN1172433C (ja) |
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