JP2000274053A - 玄関スロープ - Google Patents

玄関スロープ

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JP2000274053A
JP2000274053A JP11080605A JP8060599A JP2000274053A JP 2000274053 A JP2000274053 A JP 2000274053A JP 11080605 A JP11080605 A JP 11080605A JP 8060599 A JP8060599 A JP 8060599A JP 2000274053 A JP2000274053 A JP 2000274053A
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JP
Japan
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slope
entrance
storage space
plate
rotating body
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Pending
Application number
JP11080605A
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English (en)
Inventor
Tsuyoshi Shibata
剛志 柴田
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Sumitomo Forestry Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Forestry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要時に、容易に引き出し用い得ると共に、
その使用後には、これを框下から上り床部に向けて押し
入れ収納することによって容易に格納し得るようにした
使い勝手の良好な玄関スロープの提供。 【解決手段】 上り框部81の下方から上り床部82の
床下に向けて設けられている収納空間90に納め入れら
れると共に玄関土間83の側に引き出し可能に設けられ
ている一個又は複数個のスロープ体Aと、玄関土間83
側に引き出されたスロープ体Aを、その一端側を玄関土
間83に接した状態で他端側を上り框部81に沿わせる
ように持ち上げ状態に支持する支持手段Bとを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、玄関の玄関土間
と上り框間に随時必要に応じて引き出し備えられて、老
齢者、病弱者、幼児童あるいは歩行に難を有する人など
の玄関上り框位置における上がり降り、車椅子などによ
る出入りなどに都合の良い玄関スロープの提供に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通例玄関部分にあっては、外観を整え、
外部からの塵埃の侵入を防ぐなどの点から土間から一段
上がった態様に上り框を設け、玄関土間と上り床とを区
分するようにしている。
【0003】このように玄関口に備えられる段差は、円
滑な動作に支障を有する老病者、幼児童、歩行に難を有
する人の出入りなどの支障となり、また、車椅子による
出入りの支障となっていた。
【0004】かかる点から、この玄関口における上り框
部分の側方にスロープ部を設け、このスロープ部を利用
して老病者などの出入り、車椅子による出入りなどに供
するようにしたものがあった。
【0005】しかしながら、このように玄関の上り框部
分にスロープ部を常設する構成は、玄関口が広い場合以
外には適応できず、また、外部からの塵埃の侵入などを
生ずるなどの不具合があった。
【0006】かかる点から、通例、上り框を備えた玄関
口として用いていると共に、必要に応じて、この上り框
と玄関土間との間にスロープを構成して、人あるいは車
椅子の出入りに供するようにすることが試みられてい
る。
【0007】この玄関口に随時セットされるスロープ
は、例えば、歩行あるいは車椅子の通行に都合の良い板
状の踏み面を、土間と上り框との間に亙るように傾斜状
に備えたスロープ台として用意し、これを随時必要に応
じて玄関土間部にセットして用いるようにしたものがあ
った。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに別段に構成用意したスロープ台をセットして用いる
方法にあっては、この別段に構成用意されたスロープ台
を必要に応じて逐一玄関口に運び入れてセットする必要
があり、また、その使用後に、セットを外して、これを
運び出す必要があり、このスロープ台の搬出入に多くの
労力が要請される不具合があった。
【0009】また、このようにして別段に構成用意され
たスロープ台は、これを玄関土間に用いる場合、このス
ロープ台を上り框に接した状態で、しかも、その使用に
際して移動しないように逐一セットする必要があり、ま
た、その使用後において逐一、このセットを外す処理を
要するなど、そのセットとリセットとに多くの手間と時
間とを要する不具合があった。
【0010】また、このように別段に構成用意されて玄
関口に搬入して用いられるスロープ台は、その搬入使用
に対応した大きさに構成する必要があり、そのスロープ
長などに制約があった。
【0011】また、このように別段に構成用意されて玄
関口に搬入して用いられるスロープ台は、これを保管す
るための収納ロッカーなどの比較的大きな収納手段を別
段に用意する必要があった。
【0012】この発明は、かかる従来の玄関口における
不具合を解消するものであって、必要時に、容易に引き
出し用い得ると共に、その使用後には、これを框下から
上り床部に向けて押し入れ収納することによって容易に
格納し得るようにした使い勝手の良好な玄関スロープの
提供を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、上り框部の下方から上り床
部の床下に向けて設けられている収納空間に納め入れら
れると共に玄関土間の側に引き出し可能に設けられてい
る一個又は複数個のスロープ体と、玄関土間側に引き出
されたスロープ体を、その一端側を玄関土間に接した状
態で他端側を上り框部に沿わせるように持ち上げ状態に
支持する支持手段とを備えていることを特徴とする玄関
スロープとしてある。
【0014】このように構成される玄関スロープにあっ
ては、必要に応じて、上り框部の下方からスロープ体を
玄関土間の側に引き出し、この玄関土間側に引き出され
たスロープ体を、その一端側を玄関土間に接した状態
で、他端側を上り框部に沿わせるように持ち上げ状態に
支持して、この上り框部と玄関土間との間に所要の傾斜
を備えたスロープを構成することができる。
【0015】また、このように構成される玄関スロープ
にあっては、玄関口にスロープ部が必要でない場合に
は、スロープ体を上り框部の下方から上り床部の下方に
向けて設けられている収納空間に納め入れることによっ
て、玄関口をスロープのない状態の玄関口として用いる
ことができる。
【0016】次いで前記の目的を達成するために、請求
項2記載の発明を、前記請求項1記載の発明において、
支持手段が、スロープ体の一端側に回動自在に備えられ
て該スロープ体と共に収納空間から玄関土間側に引き出
し可能な回動体と、この回動体に回動自在に備えられる
と共に該スロープ体の玄関土間側に向けた引き出しに際
して前記収納空間の構成面の一部に上面側の少なくとも
一部を接するように該収納空間に少なくとも一部が留め
られるベース部と、該収納空間から引き出されると共に
上り框部の前面に沿って起立される前記回動体を起立状
態に維持する回動阻止手段とを備えて構成してあること
を特徴とする玄関スロープとしてある。
【0017】このように構成される玄関スロープにあっ
ては、玄関口にスロープ部を必要とする場合、上り框部
の下方の収納空間から、スロープ体を引き出し、このス
ロープ体の一端側に回動自在に備えられて該スロープ体
と共に収納空間から玄関土間側に引き出された回動体を
上り框部の前面に沿って起立するように該スロープ体の
一端側を持ち上げ、且つ、この起立状態とされた回動体
を、回動阻止手段によって、この起立状態を維持するよ
うに回動を阻止して用いることができる。
【0018】また、玄関口にスロープ部が必要でない場
合、回動を阻止されて起立状態に維持されている回動体
を、この回動体の回動を阻止している回動阻止手段によ
る回動阻止を解除して、玄関土間側に倒すように回動す
ると共に、この玄関土間側に倒し込まれた回動体と、こ
れに組み付けられているスロープ体とを上り框部の下方
から上り床部に向けて設けられている収納空間に向けて
納め入れ、格納することができる。
【0019】次いで前記の目的を達成するために、請求
項3記載の発明を、前記請求項1又は請求項2記載の発
明において、スロープ体が複数個のスロープ構成体から
なることを特徴とする玄関スロープとしてある。
【0020】このように構成される玄関スロープにあっ
ては、スロープ長さの異なるスロープ体を、上り框部と
玄関土間との間に随時設けることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の典型的な一実施の
形態に係る玄関スロープを詳細に説明する。
【0022】図1及び図2は、この実施の形態に係る玄
関スロープを玄関80に備えた状態を上面から模式的に
示したものであって、図1では、玄関土間83側にスロ
ープ体Aを引き出し用いている状態を、図2では、この
スロープ体Aを上り框部81から上り床部82の側に収
納した状態を夫々示している。図3は、この上り框部8
1から上り床部82の下方に備えられている収納空間9
0内にスロープ体A並びに支持手段Bを納め入れた状態
を平断面の状態で示す構成図、図4〜図7は、これを縦
方向で断面して示す構成図であって、図4では、スロー
プ体Aと支持手段Bを収納空間90内に納め入れた状態
を、図5では、これを玄関土間83の側に引き出した状
態を、図6では、回動体30を起立する状態を、図7で
は、スロープ体Aを玄関土間83と上り框部81との間
にセットした状態を示している。図8及び図9は、玄関
80の主要部を当該玄関スロープと共に要部破断の斜視
図の状態で示すものであって、図8では、スロープ体A
を支持手段Bと共に引き出している状態を、図9では、
この玄関土間83側に引き出されたスロープ体Aの一端
側を支持手段Bによって上り框81の前面側に沿って起
立状態にセットした状態を夫々示している。図10〜図
18は、この玄関スロープを構成するスロープ体Aと支
持手段Bの各構成部品を示すものであって、図10で
は、これらの構成部品を組み付けた状態を斜視図で、図
11は、これを断面した状態で、図12では、回動体3
0を起立した状態を斜視図で、図13は、これらの構成
部品を分離した状態を斜視図で、図14は、第1スロー
プ構成体10と第2スロープ構成体20とを掛合片21
で掛合している状態の要部の断面を、図15は、ストッ
パー片51によって回動体30の回動を阻止している状
態の要部を斜視図で、図16は、このストッパー片51
による掛止を解除している状態の要部を斜視図で、更
に、図17は、このストッパー片51の備えられる回動
体の要部、特に回動阻止手段50を構成する主要部品を
分離して斜視図の状態で、図18は、この回動体30と
ベース部40の回動部分を、その回動阻止手段50を構
成するストッパー片51、掛止溝56などと共に要部断
面の状態で示すものである。
【0023】この典型的な一実施の形態に係る玄関スロ
ープは、上り框部81の下方から上り床部82の床下に
向けて設けられている収納空間90に納め入れられると
共に玄関土間83の側に引き出し可能に設けられている
一個又は複数個のスロープ体Aと、玄関土間83側に引
き出されたスロープ体Aを、その一端側を玄関土間83
に接した状態で他端側を上り框部81に沿わせるように
持ち上げ状態に支持する支持手段Bとを備えた構成とし
てある。
【0024】このように構成される玄関スロープにあっ
ては、必要に応じて、上り框部81の下方からスロープ
体Aを玄関土間83の側に引き出し、この玄関土間83
側に引き出されたスロープ体Aを、その一端側を玄関土
間83に接した状態で、他端側を上り框部81に沿わせ
るように、典型的には、該スロープ体Aのスロープ面の
一端側縁を上り框部81の前面側の上部、さらに典型的
には、該スロープ体Aのスロープ面の一端側縁を上り框
部81の前面側の上縁部に沿わせるように支持手段Bに
よって持ち上げ状態に支持して、この上り框部81と玄
関土間83との間に所要の傾斜を備えたスロープを構成
するようにしてある。
【0025】また、このように構成される玄関スロープ
にあっては、玄関口にスロープ部が必要でない場合に
は、スロープ体Aを上り框部81の下方から上り床部8
2の下方に向けて設けられている収納空間90に納め入
れることによって、玄関口をスロープのない状態の玄関
口として用いることができる。
【0026】また前記の構成に係る玄関スロープにおい
て、支持手段Bが、スロープ体Aの一端側に回動自在に
備えられて該スロープ体Aと共に収納空間90から玄関
土間83側に引き出し可能な回動体30と、この回動体
30に回動自在に備えられると共に該スロープ体Aの玄
関土間83側に向けた引き出しに際して前記収納空間9
0の構成面の一部に上面側40a”の少なくとも一部を
接するように該収納空間90に少なくとも一部が留めら
れるベース部40と、該収納空間90から引き出される
と共に上り框部91の前面に沿って起立される前記回動
体30を起立状態に維持する回動阻止手段50とを備え
て構成してあることもある。
【0027】このように構成される玄関スロープは、玄
関口にスロープ部を必要とする場合、上り框部81の下
方の収納空間90から、ベース部40の一部を該収納空
間90内に、その上下面を該収納空間90の上面90
b’、下面90a’とによって支承されるように残した
状態で、スロープ体Aを引き出し、このスロープ体Aの
一端側に回動自在に備えられて該スロープ体Aと共に収
納空間90から玄関土間83側に引き出された回動体3
0を上り框部81の前面に沿って起立するように該スロ
ープ体Aの一端側を持ち上げ、且つ、この起立状態とさ
れた回動体30を、回動阻止手段50によって、この起
立状態を維持するように回動を阻止し、このベース部4
0、回動体30、回動阻止手段50などによる支持手段
Bによって、前記スロープ体Aを、上り框部81に該ス
ロープ体Aの一端側を沿わせるように、より典型的に
は、該スロープ体Aのスロープ面の一端側縁を上り框部
81の前面側の上部に沿わせるように、更に典型的に
は、該スロープ体Aのスロープ面の一端側縁を上り框部
81の前面側の上縁部に沿わせるように持ち上げ状態に
支持して、この上り框部81と玄関土間83との間に所
要の傾斜を備えた状態に構成する。
【0028】また、玄関口にスロープ部が必要でない場
合、前記支持手段Bにおける回動を阻止されて起立状態
に維持されている回動体30を、この回動体30の回動
を阻止している回動阻止手段50による回動阻止を解除
して、玄関土間83側に倒すように回動すると共に、こ
の玄関土間83側に倒し込まれた回動体30と、これに
組み付けられているスロープ体Aと前記収納空間90内
に少なくとも一部を残すように位置付けられているベー
ス部40と共に上り框部81の下方から上り床部82に
向けて設けられている収納空間90に向けて納め入れ、
格納することができる。
【0029】また、前記の構成に係る玄関スロープにお
いて、スロープ体Aが複数個のスロープ構成体からなる
構成としてあることもある。
【0030】このように構成される玄関スロープにあっ
ては、スロープ長さの異なるスロープ体Aを、上り框部
81と玄関土間83との間に随時設けることができる。
【0031】次いで、この実施の形態に係る玄関スロー
プを、図面に示される具体例について詳細に説明する。
【0032】ここで図示される玄関スロープは、玄関8
0における玄関土間83と上り床部82との間に備えら
れる上り框部81における当該玄関土間83との間に生
ずる段差に伴う不具合を回避するために、この上り框部
81の側に一端側を、他端側を玄関土間83に接するよ
うにスロープ体Aを随時必要に応じて、当該玄関80に
支持手段Bを用いて設け得るようにしたものである。
【0033】即ち、ここで構成される玄関スロープは、
上り框部81の下方に開口して上り床部82の側に向け
て備えられている一個又は複数個の収納空間90に対し
て当該玄関スロープを構成するスロープ体Aを、この収
納空間90から引き出し使用可能に納め入れ状態に備え
ると共に、この収納空間90から引き出されたスロープ
体Aを、その一端側を玄関土間83に接した状態で、他
端側を上り框部81に沿わせるように持ち上げ状態に支
持手段Bにより支持する構成としてある。
【0034】ここで玄関80に備えられる玄関スロープ
は、比較的幅広な板状をなす一個のスロープ体Aを備え
たものとして構成してあってもよく、また、車椅子の上
り下りに対応するように2個のスロープ体Aを上り床部
82側に備えられる収納空間90から玄関土間83側に
向けて引き出し、平行に備えて用いるように構成してあ
ってもよく、更に多数のスロープ体Aを収納空間90内
に納め入れ用意し、これらを必要に応じて随時玄関土間
83側に引き出して、上り框部81と玄関土間83との
間に、この引き出されたスロープ体Aの一端側を玄関土
間83に接し、しかも、他端側を上り框部81に沿わせ
るように持ち上げ状態に支持手段Bによって支持して、
当該スロープ体Aによるスロープを構成するようにして
あってもよい。
【0035】この図示例にあっては、玄関80の一方の
壁側に寄った位置に、このスロープ体Aと支持手段Bと
を用いて玄関スロープを構成するようにしてあり、玄関
土間83から上り床部82に到る間に備えられている上
り框部81の下方、より具体的には、当該上り框部81
における框下としての蹴込み部84に開口90eして、
上がり床部82の下方に向けて設けられている収納空間
90に、この玄関スロープを構成するスロープ体Aと、
支持手段Bを構成する回動体30並びにベース部40な
どを納め入れてあり、この収納空間90からの引き出し
に際して、少なくとも、該ベース部40の一部が、この
収納空間90内に留り、しかも、この収納空間90の上
面90b、特に、そ開口90e側にある上面90b’に
対して、上面40a”を接して留まるように当該収納空
間90から引き出し可能に納め入れた構成としてあり、
この収納空間90の出口側において、前記ベース部40
が、その下板40bの面と上面40a”とを、この収納
空間90における開口90e側にある下面90a’と上
面90b’とに密に接し、この収納空間90に対して該
ベース部40が、水平状態に、その姿勢を継続して維持
し得るように構成してある。
【0036】この玄関スロープを構成する収納空間90
は、上り框部81の下方にあって、蹴込み部84に開口
90eし、しかも、この開口90eから水平に上り床部
82の下方に向けて延びる構成としてあり、この図示例
にあっては、この開口90eから一連に水平に延びる摺
動案内面として構成される下面90aと、この開口90
eから同様に摺動案内面として構成される一連の垂壁面
としての一対の側面90dと、前記ベース部40の押し
入れ終端部を構成する奥面90cと、上面90bとを備
えて構成してあり、この収納空間90内に案内されるス
ロープ体A及び回動体30並びにベース部40などが余
裕をもって動作可能な空間を備えたものとして構成して
あると共に、この収納空間90の開口90e側の上面9
0bにストッパー部材85を設けた構成とし、このスト
ッパー部材85の下面を該収納空間90における開口9
0e側の上面90b’として構成してある。
【0037】即ち、収納空間90の開口90eに沿っ
て、断面が長方形状をなす厚板状のストッパー部材85
を、その幅広の面を上面90bに接するように止め付
け、この厚板状をなすストッパー部材85の下面側を、
該収納空間90を構成する開口90eの側の上面90
b’として、ベース部40の上面40a”側の当接され
る水平な当接面とし、この上面90b’に向き合う下面
90a’との間で該ベース部40の上下面を支承し得る
構成としてあり、また、このストッパー部材85におけ
る内側端、即ち、前記奥面90cに向き合っている側の
面をベース部40における掛合突部41の当接される当
接面85aとして構成してある。
【0038】なお、この図示例にあっては、収納空間9
0を、スロープ体A、回動体30並びにベース部40な
どが都合よく納め入れられると共に、これらが引き出し
に際して都合よく動作し得る大きさを備えたものとして
構成してあるが、前記収納空間90を構成する下面90
a並びに開口90e側の側面90dと、開口90e側の
上面90b’とを備えた収納空間90であれば、例え
ば、その上面90bが、これに収容されるスロープ体A
及び回動体30並びにベース部40などの上面から離れ
た位置、例えば、上がり床部82を構成する根太と当該
根太上に敷き込まれた床材などによって構成してあって
もよい。また、例えば、当該収納空間90を構成する奥
面90cは、この収納空間90を、その下面90aを摺
動面として収納されるベース部40が突き当たる当接手
段を備えておればよく、従って、この下面90aから、
例えば、凸起などを突き出し状に備えた構成としてあれ
ば、この面としての奥面90cのない状態、即ち、上り
床部82の床下に連続する空間として構成してあっても
よい。
【0039】このような玄関80における上り框部81
の下方に設けられている収納空間90に対してスロープ
体Aと、支持手段Bとして、このスロープ体Aに回動可
能に組み付けられている回動体30と、更に、この回動
体30に回動可能に組み付けられているベース部40な
どを、当該ベース部40を奥側にし、且つ、このスロー
プ体Aの前端側が該収納空間から外方に突き出さない態
様で納め入れてあり、また、少なくとも該ベース部40
の一部を残して引き出し可能に組み入れ、且つ、これを
引き出して玄関スロープを構成するようにしてある。
【0040】この収納空間90に備えられて玄関スロー
プを構成するスロープ体Aは、この図示例にあっては、
比較的幅広のスロープ面を備えた断面が長方形状をなす
扁平な筒パネル状フレーム体としての第1スロープ構成
体10と、この第1スロープ構成体10の一端開口側か
ら出し入れ可能に、この第1スロープ構成体10内にが
たなく納め入れられ状態に組み込まれている比較的幅広
なスロープ面を備えた断面が長方形状をなす扁平な筒パ
ネル状フレーム体としての第2スロープ構成体20とを
備えた構成としてある。
【0041】このスロープ体Aを構成する第1スロープ
構成体10は、スロープ手段として用いられるに十分な
幅と長さとを備え、しかも、互いに向き合って備えられ
る四角形状をなす上板10a及びこれと同形状をなす下
板10bと、この上板10a並びに下板10bの夫々の
一側縁間を連続する幅の狭い長方形状をなす一対の側板
10cとによって構成されている両側開口の扁平な筒パ
ネル状フレーム体として構成してあり、この第1スロー
プ構成体10における一方側、即ち、回動体30に対す
る組み付け側の側板10cを更に側方に突き出す軸受け
片部10c’として構成してある。
【0042】また、この構成される第1スロープ構成体
10の他方側、即ち、前記回動体30の組み付け側と反
対の側の上縁に沿って蓋板11を蝶番12によって、こ
の筒パネル状フレーム体として構成される第1スロープ
構成体10の先端側開口を開閉可能に塞ぎ得るように設
けてある。なお、この第1スロープ構成体10に備えら
れる蓋板11は、この下方に向けて垂設される蓋板11
の自重によって、この第1スロープ構成体10の開口を
塞ぐように構成し、あるいは、適宜の付勢手段、例え
ば、ねじりコイルバネなどを介装して、この蓋板11が
該第1スロープ構成体10における開口を常時塞ぐよう
に構成してあってもよく、更に、この蓋板11には、こ
の蓋板11を開き出すための手掛け孔11aを設けてあ
る。
【0043】また、この第1スロープ構成体10を構成
する前記側板10cの前記各軸受け片部10c’には、
この第1スロープ構成体10に回動可能に回動体30を
組み付けるための軸孔13が互いに向き合って設けてあ
ると共に、この側板10cにおける他方側には所定間隔
を離した状態で複数個の掛合孔14が設けてあり、この
第1スロープ構成体10に嵌め込まれる第2スロープ構
成体20の摺動位置決めをなし得るように構成してあ
る。
【0044】かかる第1スロープ構成体10に組み込み
用いられる第2スロープ構成体20は、前記第1スロー
プ構成体10に嵌め込みの状態で組み込まれる形態とし
てあり、この図示例にあっては、比較的幅広のスロープ
面を備えた断面が長方形状をなす扁平な筒パネル状フレ
ーム体として構成してあって、該第1スロープ構成体1
0内に略がたなく納め入れられる形状、寸法に構成され
ており、四角形状をなす上板20aと、この上板20a
よりも前後幅の短い下板20bと、前記第1スロープ構
成体10に対する嵌め入れ先端側にある側縁を同一の鉛
直面に位置付けるように向き合わせて備えられる上板2
0aと下板20bとの間の両側縁間にあって、先端側を
前記上板20aの側に突き出す傾斜縁20c’とされた
側板20cとを備え、しかも、先端側を、この平行に備
えられる上板20a及び下板20bのなす向きに交差し
て該下板20b側から上板20aの側に突き出す傾斜開
口面20dとした両側開口の扁平な筒パネル状フレーム
体として構成してある。
【0045】また、この第2スロープ構成体20を構成
する側板20cには、この第2スロープ構成体20を前
記第1スロープ構成体10に嵌め入れ組み込んだ際に該
第1スロープ構成体10における側板10cに設けた掛
合孔14に掛合される掛合片21を設けた構成としてあ
り、この掛合片21を前記掛合孔14に随時必要に応じ
て掛合可能に該第2スロープ構成体20を第1スロープ
構成体10に組み込むことによって、スロープ体Aを構
成するようにしてあり、この第1スロープ構成体10に
第2スロープ構成体20を組み込み用いる際に、前記傾
斜開口面20dが玄関土間83面に都合良く当接する形
態に構成してある。
【0046】なお、この第2スロープ構成体20に備え
られる掛合片21は、この図示例にあっては、その掛合
片部を該側板20cに設けられた孔20eから外方に向
けて常時突き出すように付勢して該側板20cに備えら
れる構成としてあり、例えば、この側板20cに固着さ
れた板バネ状体などとして構成してある。
【0047】この掛合片21は、その弾性掛合片部を第
2スロープ構成体20における側板20cの前記傾斜開
口面20dの側から他方の開口側に向けた向きに突き出
すように、該側板20cに設けてあり、この第2スロー
プ構成体20を前記第1スロープ構成体10内に押し入
れた際に、この第1スロープ構成体10の側板10cの
内面によって弾性的に撓められながら該面に接して移動
されると共に、前記第1スロープ構成体10に設けてあ
る掛合孔14から外方に向けて突き出すように付勢復帰
される構成としてある。かかる掛合孔14に向けて復帰
掛合される掛合片21は、その先端部に、この掛合孔1
4の一方の孔縁に当接掛合して、該第2スロープ構成体
20を第1スロープ構成体10の押し入れ方向に向けた
移動を阻止する先端側屈曲面21aを有し、また、この
掛合片21の比較的基部側は、この掛合孔14の他方の
孔縁に当接掛合して、この第2スロープ構成体20の前
記第1スロープ構成体10から抜け出す向きに向けた移
動を阻止する基部側掛合段差面21bを備えた構成とし
てある。
【0048】かかる構成からなる第2スロープ構成体2
0を前記第1スロープ構成体10に対して、前記蓋板1
1の備えられている側から出没可能に、しかも、前記傾
斜開口面20dの側が先端側となるようにして嵌め込み
状態に組み込み、この第1スロープ構成体10内に該第
2スロープ構成体20を納め入れ状態、並びに該第1ス
ロープ構成体10から第2スロープ構成体20を適宜引
き出し、且つ、該第2スロープ構成体20における掛合
片21を第1スロープ構成体10の掛合孔14に掛合状
態にして用い得るスロープ体Aとしてある。
【0049】かかる構成のスロープ体Aは、このスロー
プ体Aを用いて玄関土間83と上り框部81との間にお
ける人あるいは車椅子などの出入りに都合の良い傾斜面
をもたらす長さと、この人あるいは車椅子などの出入り
に都合の良い幅とを備えたものとして構成される。
【0050】次いで、かかる構成からなるスロープ体A
の典型的な支持手段Bについて具体的に説明する。ま
ず、スロープ体Aの前記軸受け片部10c’にロッド6
0によって回動可能に組み付けられる回動体30は、こ
のスロープ体A、特に、このスロープ体Aを構成する第
1スロープ構成体10を、その内側に受け入れる一対の
側板30cを互いに向き合った状態に備えていると共
に、この一対の側板30cの先端側、即ち、前記第1ス
ロープ構成体10に対する組み付け側の上端間を亙るよ
うに上板30aが設けてあり、また、この各側板30c
の略中間部分にあって、この各側板30cの下端間を亙
るように下板30bを備えた構成としてあり、該側板3
0cにおけるベース部40に対する取り付け側が該上板
30a並びに下板30bから突き出した側板部30c’
としてあると共に、スロープ体Aに対する取り付け側に
ある側板30cが、下板30bから突き出した側板部3
0c”としてあり、その中間部分における断面形状が長
方形状をなす扁平な平枠状フレーム体として構成してあ
る。
【0051】かかる回動体30を構成する側板30c
は、その先端側、即ち、前記スロープ体Aの取り付け側
にある側板部30c”に、該側板30cにおける長手
側、即ち、スロープ体Aに対する取り付け側とベース部
40に対する取り付け側との間に亙る向きに長い一対の
軸孔33を互いに向き合った状態に備えた構成としてあ
る。また、この軸孔33の備えられている側板部30
c”の側端縁を、前記上板30aの備えられている側で
前方に突き出す傾斜縁30dとして構成してあり、この
回動体30における前記上板30aの先端に蝶番31に
よって起伏可能に備えられている補助プレート32が、
その水平状態から下方に向けて傾斜状態に回動する際の
妨げとならないように構成してある。
【0052】また、この側板30cにおける上板30a
並びに下板30bから突き出されているベース部40の
取り付け側の側板部30c’には、該ベース部40に対
する取り付け軸孔34が設けてあると共に、この軸孔3
4の側に向けて圧縮コイルバネ55によって常時付勢さ
れるようにストッパー片51を移動可能に備えた構成と
してあり、追って説明するベース部40に備えられる掛
止溝56と共に回動阻止手段50を構成するようにして
ある。
【0053】この回動体30の側板30cに備えられる
回動阻止手段50の一方を構成するストッパー片51
は、一端側が掛止部51a’とされる幅広の板状部51
aと、この掛止部51a’とされる側の反対側にあっ
て、この板状部51aの幅側にある一側部側の一部を含
んで該板状部51aのなす面に直交する向きに突き出す
ように構成されている鍔51bと、該鍔51bから延設
されているロッド部51cとを備えた構成としてある。
【0054】また、この側板30cには、該ストッパー
片51の板状部51aの幅側の一側部が移動可能に納め
入れられると共に、該側板30cの長さ方向、即ち、前
記軸孔33及び34間に亙る向きを向いたスリット52
と、該スリット52の向きにあって、該スリット52の
中間部と該中間部よりも前記軸孔33の側に所定間隔を
離した位置における側板30cの外側に突き出すように
備えられて該ストッパー片51を案内する一対の環状案
内片53とが設けてある。
【0055】かかる回動阻止手段50の一方を構成する
ストッパー片51は、前記鍔51bを前記一対の環状案
内片53間に位置付け、しかも、これを前記スリット5
2の外側に位置付けた状態で該ストッパー片51におけ
るロッド部51cを前記軸孔33側にある環状案内片5
3’と側板30cの外面との間に構成される孔に挿通
し、しかも、前記板状部51aの幅側の一側部を前記ス
リット52から該側板30cの外側に突き出した状態で
該スリット52に他側部側を嵌め入れると共に、このロ
ッド部51cに対して圧縮コイルバネ55を、その一端
側を該ストッパー片51における鍔51bに、他端側を
これに向き合っている環状案内片53’の一方の側面に
当接するように被嵌状態に装着して、該ストッパー片5
1における鍔51bを軸孔34の側にある環状案内片5
3”の側面に常時当接するように付勢した状態に設けて
ある。
【0056】また、このストッパー片51には、そのロ
ッド部51cの先端側にワイヤ54が繋着してあり、こ
のワイヤ54の他端側を、当該回動阻止手段50の備え
られる回動体30を前記スロープ体Aに対して回動可能
に組み付ける軸ロッド60に対して繋着するようにして
ある。
【0057】かかる構成からなる回動体30は、前記一
対の側板30c間に前記スロープ体Aを構成する第1ス
ロープ構成体10の側板10cを納め入れるようになす
と共に、この回動体30における前記軸孔33から前記
第1スロープ構成体10の軸孔13に軸ロッド60を挿
通し、この軸孔33から突き出されるロッド60の突き
出し部分に鍔61を嵌め付け、この鍔61を止めネジ6
2によって止めつけることによって前記スロープ体Aに
回動可能に備えられており、この回動体30に対してス
ロープ体Aを、該回動体30における細長状の軸孔33
の軸孔34側に前記ロッド60が位置した状態におい
て、前記ストッパー片51における鍔51bが圧縮コイ
ルバネ55の付勢によって環状案内片53”に当接され
る向き、即ち、回動体30をベース部40に対して回動
した際に、ベース部40の円弧状縁40c”に当接しな
がら掛止溝56に押し入れられた状態、即ち、該ストッ
パー片51における板状部51aの掛止部51a’が前
記軸孔34の側に向けて突き出し、掛止溝56に押し入
れられた状態で、前記ワイヤ54の一端側を該ロッド6
0に対して緩みなく繋着した構成としてあり、この回動
体30に対してスロープ体Aを引き離す向きに移動する
ことによって、このスロープ体Aの移動に伴って前記細
長状の軸孔33内を軸孔34の側から離れる向きにロッ
ド60を移動し、これによって、前記ワイヤ54を引い
て、該ワイヤ54に繋着されているストッパー片51を
前記圧縮コイルバネ55の付勢に抗して前記掛止溝56
から引き上げ、前記ベース部40に対して回動体30を
回動可能とし、この回動体30の回動によって、掛止部
51a’の先端を前記ベース部40における円弧状縁4
0c”に当接状態にし、回動体30の回動を自在とする
構成としてある。
【0058】かかる回動体30に回動可能に備えられる
ベース部40は、該回動体30における各側板部30
c’を受け入れる一対の互いに向き合って備えられる長
方形状をなす側板40cと、この各側板40cの下端間
に亙って備えられる下板40bと、この側板40cの奥
端部側、即ち、前記回動体30に対する組み付け側と反
対の側にある上端間を亙るように備えられる上板40a
と、この側板40cの中間部まで延びる上板40aから
下板40bに向けて垂設状態に備えられる仕切り板40
dとを備え、しかも、この各上板40a、下板40b、
側板40c並びに仕切り板40dによって構成される箱
状フレーム体の奥面側に奥板40eとを備え、しかも、
この奥板40e側にある前記上板40aから上方に突き
出すように掛合突部41を備えた断面が長方形状をなす
箱状部を備えた扁平な平枠状に構成してある。
【0059】かかるベース部40に備えられる前記上板
40aは、その上面40a”を収納空間90における開
口側上面90b’に当接される当接面として構成してあ
ると共に、この上板40aから上方に起立状に突き出す
突条をなすように掛合突部41を備えた構成としてあ
り、このベース部40に備えられる掛合突部41は、よ
り具体的には、上板40aから鉛直に起立する当接板部
40a’と、この当接板部40a’に向けて奥板40e
の上端側から湾曲して延びる延長奥板部40e’と、側
板部40cから、この当接板部40a’と延長奥板部4
0e’の側面を塞ぐように延設されている延長側板部4
0c’とによって構成してあり、該ベース部40が、前
記収納空間90内においてストッパー部材85における
当接面85aに該掛合突部41における当接板部40
a’の面を当接、掛合し得るように構成してある。
【0060】また、前記側板40cにおける前記掛合突
部41の備えられている側と反対の側の上端部に、前記
回動阻止手段50の一方を構成するストッパー片51に
おける板状部51aの先端側の掛止部51a’の差し入
れ掛止される掛止溝56を該回動阻止手段50の他方を
構成するものとして設けてある。
【0061】かかる回動阻止手段50の一方を構成する
掛止溝56は、この側板40cの上端縁から下方に向け
て割設状態、即ち該側板40cの内外を連通するよう
に、鉛直の向きに設けてあると共に、この掛止溝56の
同一鉛直線上に軸孔42を設けた構成としてある。
【0062】このベース部40に備えられる掛止溝56
は、このベース部40に回動自在に組み付けられる回動
体30を軸ロッド70で回動し、このベース部40に対
して該回動体30を直交する向きとした際、即ち、この
ベース部40に対して、回動体30を起立状態とした際
に、前記スリット52における軸孔34側にある一部と
連通するように構成してあり、該側板40cの外側に、
該掛止溝56に連通する掛止溝56’を備えた補強板5
6aを備えた構成としてある。
【0063】また、この掛止溝56の備えられる側板4
0cの前端側の上部部分、より具体的には、軸孔42の
中心を通る鉛直線と該鉛直線に直角に交差して該軸孔4
2の中心を通る線によって囲まれている側板40cの前
端上部部分の側板縁を、該軸孔42の中心を中心とする
円弧状縁40c”として構成してあり、この円弧状縁4
0c”を案内面として前記ストッパー片51の先端掛止
部51a’が当接案内されるように構成してある。
【0064】このような構成からなるベース部40にお
ける夫々の側板40c間に納まり、しかも、下板40b
の上方において回動体30が自在に回動し得るように、
この側板40c間に前記回動体30の側板部30c’を
納め入れ、該ベース部40の軸孔42から回動体30の
軸孔34に軸ロッド70を挿通し、この軸孔42から外
方に突き出された軸ロッド70端部にある環状溝70a
にC形止め輪71を嵌め付けて、該ベース部40を前記
スロープ体Aを備えた回動体30に回動自在に組み付け
る。
【0065】このように回動体30に回動自在に組み付
けられるベース部40は、このベース部40における上
板40a,下板40bと,該回動体30における上板3
0a,下板30bとの向きを同一にした向き、即ち、こ
の回動体30とベース部40とをほぼ同一平面内におい
て、該ベース部40と前記回動体30とを組み付ける際
に、この回動体30に備えられているストッパー片51
の先端掛止部51a’を該ベース部40における側板4
0cの円弧状縁40c”に当接して、これを前記圧縮コ
イルバネ55の付勢に抗して、軸孔33の側に押動状態
にして該ベース部40と回動体30を回動可能に組み付
けることができる。
【0066】このようにしてストッパー片51を、その
圧縮コイルバネ55の付勢に抗して側板40cにおける
円弧状縁40c”によって押動した状態に組み付けられ
たベース部40と回動体30とを、このベース部40に
おける上板40a及び下板40bと,該回動体30にお
ける上板30a及び下板30bとの向きを直交する向
き、即ち、このベース部40の上板40a及び下板40
bと,該回動体30の上板30a及び下板30bとが互
いに直交する向きとなる状態、この図示例にあっては、
回動体30をベース部40に対して直角に起立した状態
において、該回動体30に備えられているスリット52
と該ベース部40に備えられている掛止溝56とが互い
に連通状態とされ、しかも、軸ロッド60が軸孔33の
下側、即ち、軸孔34側に移動された状態で、このスリ
ット52に備えられている回動阻止手段50の一方をな
すストッパー片51が、前記円弧状縁40c”による当
接状態を解かれて、回動阻止手段50の他方をなす掛止
溝56内に向けて該スリット52内を移動し、このスリ
ット52と該掛止溝56の両方に亙って該ストッパー片
51が前記圧縮コイルバネ55の付勢を受けて位置付け
られ、このベース部40に対して起立状態に回動された
回動体30の回動を阻止する。
【0067】また、かかる状態、即ち回動体30をベー
ス部40に対して直角に起立して、圧縮コイルバネ55
の付勢を利用してスリット52を移動したストッパー片
51を掛止溝56に掛止した状態において、スロープ体
Aを上方に持ち上げ、軸ロッド60に繋着されているワ
イヤ54によって、前記ストッパー片51を圧縮コイル
バネ55の付勢に抗して掛止溝56から引き上げ、回動
体30を回動することによって、この掛止溝56から引
き上げられたストッパー片51の先端掛止部51a’
を、ベース部40の側板40cの円弧状縁40c”上に
当接させることによって、ベース部40に対する回動体
30の回動阻止の解除と、当該回動体30をベース部4
0に対して自在に回動可能とすることができる。
【0068】この実施の形態にかかる玄関スロープは、
前記構成からなるスロープ体Aと支持手段Bを構成する
回動体30、ベース部40並びに回動阻止手段50など
を夫々組み付け構成すると共に、前記ベース部40の側
から、前記収納空間90内に納め入れられた構成として
あり、具体的には、前記ベース部40と回動体30及び
スロープ体Aが互いに同一の平面内にあるようにした状
態、即ち、収納空間90の下面90aに沿って、各ベー
ス部40と回動体30とスロープ体Aとが順次並んだ状
態において、該収納空間90の当接面85aに対して、
ベース部40の掛合突部41を当接可能にして、これら
の各構成体が該収納空間90内に都合よく納め入れら
れ、しかも、この納め入れ状態で、この収納空間90の
開口90eが、この開口90eの前面に接するように前
記第1スロープ構成体10に備えられている蓋板11に
よって閉じられる構成としてある。
【0069】また、この収納空間90に納め入れられて
いる前記各構成体は、この図示例にあっては、前記収納
空間90における下面90aに沿って納め入れられてい
る前記スロープ体A及び回動体30並びにベース部40
が、その夫々の側板を該収納空間90における側面90
dに近接した態様、特に、前記ベース部40の側板40
cが、この収納空間90における側面90dに沿って移
動する構成としてあると共に、この収納空間90から引
き出されるベース部40における上板40aの上面40
a”が該収納空間90における開口側上面90b’に対
して略がたなく当接し得るようにしてあり、更に、この
ベース部40における掛合突部41が、その当接板部4
1a’を、この収納空間90からの引き出しに際して、
この収納空間90におけるストッパー部材85の内側面
として構成される当接面85aに当接するように設けて
あり、該ベース部40が、当該収納空間90内に、その
一部を残し、しかも、その水平の状態を維持されるよう
に備えられている。
【0070】また、前記収納空間90から前記ベース部
40における掛合突部41を該収納空間90のストッパ
ー部材85の当接面85aに掛合した状態で引き出され
ると共に、上り框部81に沿って起立状態に回動阻止手
段50によって支持される回動体30の起立上端部側に
回動自在に備えられるスロープ体Aは、この起立状態に
ある回動体30による支持によって、この回動体30側
にある該スロープ体Aのスロープ面の一端側縁、より具
体的には、前記第1スロープ構成体10の上板10a
面、第2スロープ構成体20における上板20a面、補
助プレート32面などによって構成されるスロープ面の
一端側縁が、この図示例にあっては、上り框部81の前
面側の上縁部に沿った状態となるように設けてある。な
お、前記の状態において、この回動体30の側にあるス
ロープ体Aにおける前記スロープ面の一端側縁は、前記
上り框部81に沿った状態に備えられて車椅子、人など
が該スロープ体Aを用いて出入り可能に備えられておれ
ば良く、例えば、この上り框部81の前面側の上縁部よ
りも下方位置の該上り框部81面に沿って前記スロープ
面の一端側縁を沿わせるように設けてあっても良い。
【0071】このように収納空間に納め入れられている
前記スロープ体Aの側を、図4の状態から、例えば、こ
のスロープ体Aを構成する第1スロープ構成体10にお
ける前記蓋板11の手掛け孔11aに手を掛けて図5に
示すように該収納空間90から引き出すと共に、このス
ロープ体Aと共に該収納空間90から引き出される支持
手段Bの一部を構成する回動体30を図6に示すように
上り框部81の前面に沿って起立するように回動し、且
つ、図7に示すように、この回動体30に組み付けられ
ているスロープ体Aを下方に降ろすように軸ロッド60
を軸孔33の下方位置に位置付けることによって、この
支持手段Bを構成する回動体30に備えられているスト
ッパー片51を前記ベース部40の側にある掛止溝56
に向けて前記圧縮コイルバネ55の付勢によりスリット
52を移動させ、該掛止溝56に掛止し、このベース部
40に対して回動起立された回動体30の当該回動を阻
止する構成としてあり、かかる構成の支持手段Bによっ
て、この回動体30に一端側を組み付けられているスロ
ープ体Aを、当該起立状態にある回動体30によって上
り框部81に一端側を沿わせると共に、他端側を玄関土
間83に接するように傾斜状に維持セットする。
【0072】このようにして支持手段Bとして構成され
る回動体30を起立状態に維持すると共に、この回動体
30に回動可能に備えられているスロープ体Aを、この
スロープ体Aを構成する第1スロープ構成体10から適
宜の長さとなるように第2スロープ構成体20を引き出
し、この第1スロープ構成体10の掛合孔14に第2ス
ロープ構成体20の掛合片21を掛合させて、このスロ
ープ体Aにおける第2スロープ構成体20の前端部にあ
る傾斜開口面20dを玄関土間83に接した状態に傾斜
状にセットして、この玄関80に当該玄関スロープを使
用可能に構成する。なお、この傾斜状にセットされるス
ロープ体Aの上端側、即ち、上り框部81側に備えられ
る補助プレート32は、この傾斜状にセットされるスロ
ープ体Aの傾斜に追随して傾斜状とされ、スロープ体A
に都合の良いスロープ面を構成する。
【0073】かかる状態で玄関土間83において用いら
れている玄関スロープは、この玄関スロープを構成する
スロープ体Aを上方に持ち上げ、このスロープ体Aと共
に軸ロッド60を上方に引き上げることによって、この
軸ロッド60に繋着されているワイヤ54に繋着されて
いるストッパー片51を前記掛止溝56から引き上げ、
このベース部40に対する回動体30の回動阻止状態を
解除すると共に、この回動体30を前方の玄関土間83
側に倒すことによって、このストッパー片51の先端掛
止部51a’を該ベース部40の側板40cにおける円
弧上縁40c”上に当接状態とし、該回動体30のベー
ス部40に対する回動を自在とし、このベース部40と
回動体30並びにスロープ体Aを同一の平面内に位置付
けるようにして、前記収納空間90内に押し入れ収納す
る。
【0074】なお、前記構成にかかるスロープ体Aにあ
っては、このスロープ体Aを第1スロープ構成体10並
びに第2スロープ構成体20によって構成した図示例が
示されているが、更に多くの、例えば3個以上のスロー
プ構成体によって当該スロープ体Aを構成するようにし
てあってもよい。また、このスロープ体Aを一個のスロ
ープ構成体によって構成してあってもよい。
【0075】なお、この図示例にあっては、収納空間9
0の開口90e側にある下面90a’と上面90b’と
に密に接し、しかも、掛合突部41の当接板部41a’
をストッパー部材85の当接面85aに当接して、当該
収納空間90内に少なくとも一部を残すように備えられ
たベース部40と、これに回動自在に備えられた回動体
30と、この回動体30の回動阻止手段50などによっ
て、スロープ体Aの支持手段Bを構成するようにしてあ
るが、この収納空間90から引き出されるスロープ体A
を、その一端側を玄関土間83に接した状態で、他端側
を上り框部81に沿わせるように該スロープ体Aを傾斜
状に支持し得る支持手段であれば、前記図示例以外の支
持手段を用いて当該玄関スロープを構成するようにして
あってもよい。
【0076】また、この図示例にあっては、回動阻止手
段50を、回動体30に備えられるストッパー片51
と、ベース部40に備えられる掛止溝56などによって
構成してあるが、この上り框部81に沿って起立状態と
される回動体30の回動を阻止して、当該回動体30を
起立状態に維持し得る阻止手段であれば、前記図示例以
外の支持手段を用いて当該回動阻止手段を構成するよう
にしてあってもよい。
【0077】
【発明の効果】この発明に係る玄関スロープは、上り框
部の下方から上り床部の床下に向けて設けられている収
納空間に納め入れられると共に玄関土間の側に引き出し
可能に設けられている一個又は複数個のスロープ体と、
玄関土間側に引き出されたスロープ体を、その一端側を
玄関土間に接した状態で他端側を上り框部に沿わせるよ
うに持ち上げ状態に支持する支持手段とを備えている構
成としてあることから、必要に応じて、上り框部の下方
からスロープ体を玄関土間の側に引き出し、この玄関土
間側に引き出されたスロープ体を、その一端側を玄関土
間に接した状態で、他端側を上り框部に沿わせるように
持ち上げ状態に支持して、この上り框部と玄関土間との
間に所要の傾斜を備えたスロープを構成できる利点を有
している。
【0078】また、このように構成される玄関スロープ
にあっては、玄関口にスロープ部が必要でない場合に
は、スロープ体を上り框部の下方から上り床部の下方に
向けて設けられている収納空間に納め入れることによっ
て、玄関口をスロープのない状態の玄関口として用いる
ことができる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的な実施の形態に係る玄関スロープを備え
た玄関部分を、そのスロープ体を引き出した状態を平面
視の状態で示す構成図
【図2】同玄関スロープを備えた玄関部分を、そのスロ
ープ体を収納空間に収納した状態を平面視の状態で示す
構成図
【図3】同玄関スロープを備えた玄関部分を、そのスロ
ープ体を収納空間に収納した状態平断面の状態で示す構
成図
【図4】同玄関スロープを備えた玄関部分を、そのスロ
ープ体を収納空間に収納した状態を縦断面の状態で示す
構成図
【図5】同玄関スロープを備えた玄関部分を、そのスロ
ープ体を収納空間から引き出している状態を縦断面の状
態で示す構成図
【図6】同玄関スロープを備えた玄関部分を、そのスロ
ープ体を収納空間から引き出し、しかも、回動体を起立
している状態を縦断面の状態で示す構成図
【図7】同玄関スロープを備えた玄関部分を、そのスロ
ープ体を収納空間から引き出し、しかも、回動体30を
起立して、スロープ体を支持手段によって起立状態に支
持している状態を縦断面の状態で示す構成図
【図8】同玄関スロープを備えた玄関部分を、そのスロ
ープ体を収納空間から引き出している状態を要部を破断
して斜め上方から見て示す構成図
【図9】同玄関スロープを備えた玄関部分を、そのスロ
ープ体を収納空間から引き出すと共に、支持手段によっ
てスロープ体を起立状態にセットした状態を要部を破断
して斜め上方から見て示す構成図
【図10】同玄関スロープを構成するスロープ体と支持
手段の主要構成部品とを組み付けた状態で示す斜視図
【図11】同断面図
【図12】同回動体を起立した状態の斜視図
【図13】同部品分離斜視図
【図14】同スロープ体を構成する第1スロープ構成体
と第2スロープ構成体とが掛合片よって掛合されている
状態を示す要部断面図
【図15】同回動阻止手段の主要構成部分を、ストッパ
ー片を掛止溝に掛止している状態で示す要部斜視図
【図16】同ストッパー片を掛止溝から引き上げて、掛
止を解除している状態で示す要部斜視図
【図17】同ストッパー片の備え付けられている回動体
の要部とストッパー片の主要構成部品とを分離して示す
斜視図
【図18】同ストッパー片の掛止溝に対する掛止状態を
示す回動体の要部の断面図
【符号の説明】
A スロープ体 B 支持手段 81 上り框部 82 上り床部 83 玄関土間 90 収納空間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上り框部の下方から上り床部の床下に向
    けて設けられている収納空間に納め入れられると共に玄
    関土間の側に引き出し可能に設けられている一個又は複
    数個のスロープ体と、玄関土間側に引き出されたスロー
    プ体を、その一端側を玄関土間に接した状態で他端側を
    上り框部に沿わせるように持ち上げ状態に支持する支持
    手段とを備えていることを特徴とする玄関スロープ。
  2. 【請求項2】 支持手段が、スロープ体の一端側に回動
    自在に備えられて該スロープ体と共に収納空間から玄関
    土間側に引き出し可能な回動体と、この回動体に回動自
    在に備えられると共に該スロープ体の玄関土間側に向け
    た引き出しに際して前記収納空間の構成面の一部に上面
    側の少なくとも一部を接するように該収納空間に少なく
    とも一部が留められるベース部と、該収納空間から引き
    出されると共に上り框部の前面に沿って起立される前記
    回動体を起立状態に維持する回動阻止手段とを備えて構
    成してあることを特徴とする請求項1記載の玄関スロー
    プ。
  3. 【請求項3】 スロープ体が複数個のスロープ構成体か
    らなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の玄
    関スロープ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008163732A (ja) * 2006-12-07 2008-07-17 Aisin Keikinzoku Co Ltd 段差解消スロープ
EP2730715A1 (fr) * 2012-11-07 2014-05-14 PMR Solutions Dispositif d'acces a plateau coulissant

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008163732A (ja) * 2006-12-07 2008-07-17 Aisin Keikinzoku Co Ltd 段差解消スロープ
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