JP2000274931A - 真空断熱材のコア材及びそれを用いた真空断熱材 - Google Patents
真空断熱材のコア材及びそれを用いた真空断熱材Info
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Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低コストで所望の物性を得ることを目的とし
た。 【解決手段】 ジフェニルメタンイソシアネート又はト
リレンジイソシアネートをバインダとして用い、カーボ
ン又は無機質の微粉末を加熱して固化させることにより
コア材を形成した。
た。 【解決手段】 ジフェニルメタンイソシアネート又はト
リレンジイソシアネートをバインダとして用い、カーボ
ン又は無機質の微粉末を加熱して固化させることにより
コア材を形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫、冷凍庫、
耐熱ボード、建築ボードなどに用いられる真空断熱材の
コア材及びそれを用いた真空断熱材に関する。
耐熱ボード、建築ボードなどに用いられる真空断熱材の
コア材及びそれを用いた真空断熱材に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境保護の観点から、冷蔵庫や冷
凍庫などに断熱材として用いられる発泡断熱材の廃棄物
処理が問題となっている。
凍庫などに断熱材として用いられる発泡断熱材の廃棄物
処理が問題となっている。
【0003】従来、発泡断熱材としては、発泡ポリウレ
タンを用いており、これを処理する方法として、特公昭
53−34000号公報には、軟質ポリウレタンフォー
ムをジエチレングリコールなどの低分子量グリコールで
分解した後、ポリオールを再生する方法が記載されてお
り、この低分子量ポリオールを使用してポリウレタンを
製造する方法がある。
タンを用いており、これを処理する方法として、特公昭
53−34000号公報には、軟質ポリウレタンフォー
ムをジエチレングリコールなどの低分子量グリコールで
分解した後、ポリオールを再生する方法が記載されてお
り、この低分子量ポリオールを使用してポリウレタンを
製造する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
なポリウレタンフォームを低分子量グリコールで分解す
る方法では、分解温度が200℃以上と高温となるた
め、設備に多大なコストがかかる、高温でも分解速度
が速くない、高分子量ポリオールを分離抽出した残り
の低分子量分解液にアルキレンオキサイドを付加して得
られる低分子量の再生ポリオールを硬質フォームの原料
として使用すると平均官能基数が低いため、フォーム物
性が低下するなどの様々な問題を有していた。
なポリウレタンフォームを低分子量グリコールで分解す
る方法では、分解温度が200℃以上と高温となるた
め、設備に多大なコストがかかる、高温でも分解速度
が速くない、高分子量ポリオールを分離抽出した残り
の低分子量分解液にアルキレンオキサイドを付加して得
られる低分子量の再生ポリオールを硬質フォームの原料
として使用すると平均官能基数が低いため、フォーム物
性が低下するなどの様々な問題を有していた。
【0005】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
もので、低コストで所望の物性を得ることを目的とした
真空断熱材のコア材及びそれを用いた真空断熱材を提供
する。
もので、低コストで所望の物性を得ることを目的とした
真空断熱材のコア材及びそれを用いた真空断熱材を提供
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、本発明の請求項1では、ジフェニルメタ
ンイソシアネート又はトリレンジイソシアネートをバイ
ンダとして用い、カーボン又は無機質の微粉末を加熱し
て固化させることによりコア材を形成した真空断熱材の
コア材を提供する。
の手段として、本発明の請求項1では、ジフェニルメタ
ンイソシアネート又はトリレンジイソシアネートをバイ
ンダとして用い、カーボン又は無機質の微粉末を加熱し
て固化させることによりコア材を形成した真空断熱材の
コア材を提供する。
【0007】この様に、バインダとして、ジフェルニメ
タンイソシアネート或いはトリレンジイソシアネートを
用いた関係上、任意の形状に加工できる。
タンイソシアネート或いはトリレンジイソシアネートを
用いた関係上、任意の形状に加工できる。
【0008】また、請求項2の発明では、破砕した硬質
ポリウレタンフォーム屑を前記カーボン又は無機質の微
粉末に混入した請求項1記載の真空断熱材のコア材を提
供する。
ポリウレタンフォーム屑を前記カーボン又は無機質の微
粉末に混入した請求項1記載の真空断熱材のコア材を提
供する。
【0009】この様に、カーボン粉を増量材として用い
た場合、断熱性能の向上を図る事ができ、無機粉末を増
量材として用いた場合、輻射熱の伝達を防止する事がで
きる。
た場合、断熱性能の向上を図る事ができ、無機粉末を増
量材として用いた場合、輻射熱の伝達を防止する事がで
きる。
【0010】また、請求項3の発明では、請求項1又は
請求項2に記載されたコア材を気体不透過性に優れた容
器内に封入し、内部を真空状態にして形成した真空断熱
材を提供する。
請求項2に記載されたコア材を気体不透過性に優れた容
器内に封入し、内部を真空状態にして形成した真空断熱
材を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
する。
【0012】図1は本発明の真空断熱材のコア材の一部
拡大図である。
拡大図である。
【0013】本発明では、先ず廃棄された冷蔵庫や冷凍
庫などに用いられている断熱材、即ち硬質ポリウレタン
フォームを取り外す。この作業は、冷蔵庫や冷凍庫など
の外板を止めているリベット、ネジなどを取り外し、外
板をはがすと硬質ポリウレタンフォームが露出するの
で、この状態で硬質ポリウレタンフォームの廃材を回収
する。
庫などに用いられている断熱材、即ち硬質ポリウレタン
フォームを取り外す。この作業は、冷蔵庫や冷凍庫など
の外板を止めているリベット、ネジなどを取り外し、外
板をはがすと硬質ポリウレタンフォームが露出するの
で、この状態で硬質ポリウレタンフォームの廃材を回収
する。
【0014】また、冷蔵庫を破砕して、風力選別機を使
用して硬質ポリウレタンフォームを回収するようにして
も良い。
用して硬質ポリウレタンフォームを回収するようにして
も良い。
【0015】そして、この硬質ポリウレタンフォームの
廃材を少なくとも直径4mm以下の大きさにシュレッダ
ーにて粉砕し、硬質ポリウレタンフォーム屑1を形成す
る。
廃材を少なくとも直径4mm以下の大きさにシュレッダ
ーにて粉砕し、硬質ポリウレタンフォーム屑1を形成す
る。
【0016】そして、この硬質ポリウレタンフォーム屑
1とバインダ、即ちジフェニルメタンイソシアネート
(以下、MDIと称する)、或いはトリレンジイソシア
ネート(以下TDIと称する)を混合し、加熱固化、即
ち熱を加えながら加圧して板状にする際、粒子が10〜
30μ程度、好ましくは20μ程度のカーボン粉を増量
材2として添加して形成する。
1とバインダ、即ちジフェニルメタンイソシアネート
(以下、MDIと称する)、或いはトリレンジイソシア
ネート(以下TDIと称する)を混合し、加熱固化、即
ち熱を加えながら加圧して板状にする際、粒子が10〜
30μ程度、好ましくは20μ程度のカーボン粉を増量
材2として添加して形成する。
【0017】即ち、図1に示す如く、本発明の真空断熱
材のコア材は、硬質ポリウレタンフォーム屑1とカーボ
ン粉にて形成され、高ガスバリア性(気体不透過性)を
有する容器(例えば、金属箔とプラスチックフィルムを
積層したラミネートフィルム)で全体を取り囲み、内部
を減圧(真空引き)した後、周縁部を熱融着等により封
止して形成される。
材のコア材は、硬質ポリウレタンフォーム屑1とカーボ
ン粉にて形成され、高ガスバリア性(気体不透過性)を
有する容器(例えば、金属箔とプラスチックフィルムを
積層したラミネートフィルム)で全体を取り囲み、内部
を減圧(真空引き)した後、周縁部を熱融着等により封
止して形成される。
【0018】尚、カーボン粉2の量は10〜30重量%
であり、バインダは5〜6重量%程度、残りが硬質ポリ
ウレタンフォーム屑である。
であり、バインダは5〜6重量%程度、残りが硬質ポリ
ウレタンフォーム屑である。
【0019】この様に、バインダとしてMDI或いはT
DIを用いる事により、真空断熱材のコア材を任意の形
状にできると共に、カーボン粉2を添加する事により、
断熱性能を向上させる事ができる。
DIを用いる事により、真空断熱材のコア材を任意の形
状にできると共に、カーボン粉2を添加する事により、
断熱性能を向上させる事ができる。
【0020】また、増量材2としてはカーボン粉以外
に、無機粉末、例えばSiO2、CaO、CaCO3など
を用いても良い。この場合、輻射熱の伝達を極力防止す
る効果を奏する。
に、無機粉末、例えばSiO2、CaO、CaCO3など
を用いても良い。この場合、輻射熱の伝達を極力防止す
る効果を奏する。
【0021】更に。硬質ポリウレタンフォーム屑1を用
いず、無機粉末の増量材2とMDI或いはTDIとを混
合して真空断熱コア材を形成しても良い。
いず、無機粉末の増量材2とMDI或いはTDIとを混
合して真空断熱コア材を形成しても良い。
【0022】この場合、不燃材となるため、建築ボー
ド、耐熱ボードを形成する事ができる。
ド、耐熱ボードを形成する事ができる。
【0023】この様に、MDI或いはTDIを用いて建
築ボードを形成する事により、任意の形状とする事がで
きるため、複雑な建築、建造物にも使用する事ができ、
建築、建造物の美観の向上に寄与する。
築ボードを形成する事により、任意の形状とする事がで
きるため、複雑な建築、建造物にも使用する事ができ、
建築、建造物の美観の向上に寄与する。
【0024】
【発明の効果】 以上詳述した如く、本発明によると、
バインダとして、ジフェルニメタンイソシアネート或い
はトリレンジイソシアネートを用いた関係上、任意の形
状に加工できる。従って、複雑な形状の冷蔵庫、冷凍庫
などの製品や建築、建造物であっても、低コストで提供
する事ができる。
バインダとして、ジフェルニメタンイソシアネート或い
はトリレンジイソシアネートを用いた関係上、任意の形
状に加工できる。従って、複雑な形状の冷蔵庫、冷凍庫
などの製品や建築、建造物であっても、低コストで提供
する事ができる。
【0025】また、廃棄される硬質ポリウレタンフォー
ムのリサイクルが可能となる。このため、冷蔵庫や冷凍
庫などの廃棄物を極力少なくする事ができる。
ムのリサイクルが可能となる。このため、冷蔵庫や冷凍
庫などの廃棄物を極力少なくする事ができる。
【0026】更に、カーボン粉を用いた場合、断熱性能
の向上を図る事ができ、無機粉末を用いた場合、輻射熱
の伝達を防止する事ができる。このため、断熱性能の向
上や耐熱性能の向上を図る事ができる。
の向上を図る事ができ、無機粉末を用いた場合、輻射熱
の伝達を防止する事ができる。このため、断熱性能の向
上や耐熱性能の向上を図る事ができる。
【図1】本発明の真空断熱コア材の一部拡大図である。
1 硬質ポリウレタンフォーム屑 2 増量材
Claims (3)
- 【請求項1】 ジフェニルメタンイソシアネート又はト
リレンジイソシアネートをバインダとして用い、カーボ
ン又は無機質の微粉末を加熱して固化させることにより
コア材を形成したことを特徴とする真空断熱材のコア
材。 - 【請求項2】 破砕した硬質ポリウレタンフォーム屑を
前記カーボン又は無機質の微粉末に混入したことを特徴
とする請求項1記載の真空断熱材のコア材。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載されたコア
材を気体不透過性に優れた容器内に封入し、内部を真空
状態にして形成したことを特徴とする真空断熱材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8380399A JP2000274931A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 真空断熱材のコア材及びそれを用いた真空断熱材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8380399A JP2000274931A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 真空断熱材のコア材及びそれを用いた真空断熱材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000274931A true JP2000274931A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13812832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8380399A Withdrawn JP2000274931A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 真空断熱材のコア材及びそれを用いた真空断熱材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000274931A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006275308A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷蔵庫の断熱材取り出し方法、真空断熱材芯材の取り出し方法、真空断熱材芯材の保管方法、及び断熱材再利用製品 |
-
1999
- 1999-03-26 JP JP8380399A patent/JP2000274931A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006275308A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷蔵庫の断熱材取り出し方法、真空断熱材芯材の取り出し方法、真空断熱材芯材の保管方法、及び断熱材再利用製品 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20040225 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |