JP2000277620A - 標準セル及びそれを用いた電源配線レイアウト方法 - Google Patents
標準セル及びそれを用いた電源配線レイアウト方法Info
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- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の標準セル内部の電源端子には固定され
た第1層のパターンが電源供給配線を形成するように含
まれていたため、品種の設計時に標準セルへの電源供給
配線層を変更することが不可能であった。 【解決手段】 導体集積回路装置の基本機能回路を構成
する標準セルにおいて、標準セル内部の電源端子がコン
タクト層、コンタクトセル、及び不純物拡散層のいずれ
かで構成され、かつレイアウト設計時に電源供給配線を
敷設するための空き領域を内部に有することを特徴とす
る。
た第1層のパターンが電源供給配線を形成するように含
まれていたため、品種の設計時に標準セルへの電源供給
配線層を変更することが不可能であった。 【解決手段】 導体集積回路装置の基本機能回路を構成
する標準セルにおいて、標準セル内部の電源端子がコン
タクト層、コンタクトセル、及び不純物拡散層のいずれ
かで構成され、かつレイアウト設計時に電源供給配線を
敷設するための空き領域を内部に有することを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】基本機能回路を構成した標準
セルを用いてセルベース方式で設計される半導体集積回
路装置、及びこの標準セルへの電源供給配線のパターン
をレイアウトする方法に関する。
セルを用いてセルベース方式で設計される半導体集積回
路装置、及びこの標準セルへの電源供給配線のパターン
をレイアウトする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置の製造コストを削減
するには、配線の幅と間隔を縮めることにより、半導体
チップの面積を削減することが最も有効な手段の一つで
ある。
するには、配線の幅と間隔を縮めることにより、半導体
チップの面積を削減することが最も有効な手段の一つで
ある。
【0003】従来の半導体製造プロセスでは、配線の材
質としてアルミニウムを用いることが一般的であった
が、近年の製造プロセスでは、配線を微細化するため
に、配線の材質にアルミニウムではなくタングステン等
を用いることが多く見られるようになってきた。しか
し、タングステンは、アルミニウムと比較して抵抗率が
高いため、配線長が長い信号配線として用いると配線遅
延が増大する問題がある。よって、タングステン層は最
下位層に割り当て、比較的配線長の短い信号配線に用い
られるのが一般的である。
質としてアルミニウムを用いることが一般的であった
が、近年の製造プロセスでは、配線を微細化するため
に、配線の材質にアルミニウムではなくタングステン等
を用いることが多く見られるようになってきた。しか
し、タングステンは、アルミニウムと比較して抵抗率が
高いため、配線長が長い信号配線として用いると配線遅
延が増大する問題がある。よって、タングステン層は最
下位層に割り当て、比較的配線長の短い信号配線に用い
られるのが一般的である。
【0004】また、配線構造が多層化した近年の半導体
集積回路装置の製造プロセスでは、配線層間の層間膜を
平坦化するために、下位の層を薄く形成する必要があ
る。配線層を薄くすることにより、配線間の寄生容量を
低減し、ノイズの影響を抑える効果もある。しかし、配
線層が薄くなると、配線の抵抗は当然大きくなるという
問題がある。
集積回路装置の製造プロセスでは、配線層間の層間膜を
平坦化するために、下位の層を薄く形成する必要があ
る。配線層を薄くすることにより、配線間の寄生容量を
低減し、ノイズの影響を抑える効果もある。しかし、配
線層が薄くなると、配線の抵抗は当然大きくなるという
問題がある。
【0005】このように近年の製造プロセスでは、配線
の材質、配線膜の厚さの違いにより、下位の配線層ほど
配線の抵抗が大きくなる傾向が見られるようになってき
た。
の材質、配線膜の厚さの違いにより、下位の配線層ほど
配線の抵抗が大きくなる傾向が見られるようになってき
た。
【0006】従来の製造プロセスでは、第1層にアルミ
ニウム材質で膜厚の十分な、すなわち抵抗の小さい層を
用いていた。よって、標準セルへの電源供給配線には第
1層が用いられ、第1層以外の層で電源供給配線を敷設
する必要性はなくなっている。
ニウム材質で膜厚の十分な、すなわち抵抗の小さい層を
用いていた。よって、標準セルへの電源供給配線には第
1層が用いられ、第1層以外の層で電源供給配線を敷設
する必要性はなくなっている。
【0007】従来の標準セルは、層が固定された電源端
子(VDD端子とGND端子)のパターンを標準セル内部に
有しており、標準セルへの電源供給配線は電源端子と同
一層で配線を敷設する必要があった。よって、標準セル
への電源供給配線を敷設する設計工程において、配線層
を変更することは不可能であった。また、標準セル内部
の電源端子の層を変更するには、標準セルのレイアウト
修正に膨大な工数が必要であった。
子(VDD端子とGND端子)のパターンを標準セル内部に
有しており、標準セルへの電源供給配線は電源端子と同
一層で配線を敷設する必要があった。よって、標準セル
への電源供給配線を敷設する設計工程において、配線層
を変更することは不可能であった。また、標準セル内部
の電源端子の層を変更するには、標準セルのレイアウト
修正に膨大な工数が必要であった。
【0008】図5に従来の標準セルの一般的なレイアウ
ト図を示す。これによれば、標準セル内部の電源端子に
電源供給配線を形成する固定された第1層のパターンを
予め作り込む手法で、標準セルへ十分な電源供給を行う
ことが可能である。
ト図を示す。これによれば、標準セル内部の電源端子に
電源供給配線を形成する固定された第1層のパターンを
予め作り込む手法で、標準セルへ十分な電源供給を行う
ことが可能である。
【0009】詳しく述べると、符号503は、第1層で
形成された入力信号端子であり、コンタクト層508を
介してポリシリコン507に接続されている。504
は、第1層で形成された出力信号端子であり、コンタク
ト層508を介してN+不純物拡散領域505及びP+不
純物拡散領域506に接続されている。N型MOSトラ
ンジスタは、N+不純物拡散領域505とポリシリコン
507によって形成されている。P型MOSトランジス
タは、P+不純物拡散領域506とポリシリコン507
によって形成されている。VDD端子501とGND端子
502は、予め第1層(もしくは第2層以上の層)のパ
ターンを含むように形成されており、標準セルを配置す
ると隣接する標準セルの電源端子が互いに接続され電源
供給配線を形成するように作り込まれている。
形成された入力信号端子であり、コンタクト層508を
介してポリシリコン507に接続されている。504
は、第1層で形成された出力信号端子であり、コンタク
ト層508を介してN+不純物拡散領域505及びP+不
純物拡散領域506に接続されている。N型MOSトラ
ンジスタは、N+不純物拡散領域505とポリシリコン
507によって形成されている。P型MOSトランジス
タは、P+不純物拡散領域506とポリシリコン507
によって形成されている。VDD端子501とGND端子
502は、予め第1層(もしくは第2層以上の層)のパ
ターンを含むように形成されており、標準セルを配置す
ると隣接する標準セルの電源端子が互いに接続され電源
供給配線を形成するように作り込まれている。
【0010】図5に示した従来の標準セルを配置した状
態を図6に示す。図6では、説明を簡略するためコンタ
クト層と第1層を表示し、それ以外の層を省略してい
る。604は各セルの枠である。標準セルへの電源供給
配線は、それぞれの標準セル内部の第1層電源端子(6
01、602)を介して、隣接する互いのセルを接続す
るように形成されてしまう。よって、標準セルへの電源
供給配線を敷設する設計工程において、標準セル内部の
電源端子を形成する層とは異なる層に電源供給配線を変
更することは不可能であった。
態を図6に示す。図6では、説明を簡略するためコンタ
クト層と第1層を表示し、それ以外の層を省略してい
る。604は各セルの枠である。標準セルへの電源供給
配線は、それぞれの標準セル内部の第1層電源端子(6
01、602)を介して、隣接する互いのセルを接続す
るように形成されてしまう。よって、標準セルへの電源
供給配線を敷設する設計工程において、標準セル内部の
電源端子を形成する層とは異なる層に電源供給配線を変
更することは不可能であった。
【0011】しかし、第1層配線の抵抗が高くなった近
年の製造プロセスでは、標準セルへの電源供給配線に第
1層を用いると、標準セルへ十分な電源を供給できない
問題が多く見られるようになってきた。また近年の半導
体回路装置に見られる消費電力の増大が、抵抗の高い第
1層では標準セルに十分な電源を供給できないという原
因にもなっている。
年の製造プロセスでは、標準セルへの電源供給配線に第
1層を用いると、標準セルへ十分な電源を供給できない
問題が多く見られるようになってきた。また近年の半導
体回路装置に見られる消費電力の増大が、抵抗の高い第
1層では標準セルに十分な電源を供給できないという原
因にもなっている。
【0012】よって、高消費電力の品種では、その消費
電力に応じて、標準セルへの電源供給配線の配線層を柔
軟に選択する必要が生じている。抵抗の高い第1層で電
源供給能力が不足する場合は、抵抗の低い第2層、また
はさらに抵抗の低い3層以上の層で標準セルへの電源供
給配線を敷設する処置が必要である。
電力に応じて、標準セルへの電源供給配線の配線層を柔
軟に選択する必要が生じている。抵抗の高い第1層で電
源供給能力が不足する場合は、抵抗の低い第2層、また
はさらに抵抗の低い3層以上の層で標準セルへの電源供
給配線を敷設する処置が必要である。
【0013】一方、低消費電力の品種では、抵抗の高い
第1層でも十分な電源を供給できる場合が少なくない。
標準セルへの電源供給配線を第1層で敷設することによ
り、第2層以上を使用する信号ネットの配線が電源供給
配線の妨げなく敷設できるメリットがある。
第1層でも十分な電源を供給できる場合が少なくない。
標準セルへの電源供給配線を第1層で敷設することによ
り、第2層以上を使用する信号ネットの配線が電源供給
配線の妨げなく敷設できるメリットがある。
【0014】特開平9−64315号公報には、ゲート
アレイ方式の半導体集積回路装置において、第2層以上
の配線層を用いて基本セルへの電源を供給することが開
示されている。
アレイ方式の半導体集積回路装置において、第2層以上
の配線層を用いて基本セルへの電源を供給することが開
示されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように、標準セル
への電源供給配線の層を品種の設計時に自由に選択して
敷設する必要が生じているが、従来の標準セル内部の電
源端子には、固定された第1層のパターンが電源供給配
線を形成するように含まれていたため、品種の設計時に
標準セルへの電源供給配線層を変更することが不可能で
あった。
への電源供給配線の層を品種の設計時に自由に選択して
敷設する必要が生じているが、従来の標準セル内部の電
源端子には、固定された第1層のパターンが電源供給配
線を形成するように含まれていたため、品種の設計時に
標準セルへの電源供給配線層を変更することが不可能で
あった。
【0016】また特開平9−64315号公報の構成で
は、第1層に電源供給配線を敷設することはできない。
は、第1層に電源供給配線を敷設することはできない。
【0017】本発明は、上記の問題を解決することを目
的とし、品種の設計時に標準セルへの電源供給配線層を
自由に選択することが可能な標準セル構造と、電源供給
配線のレイアウト方法を提供するものである。
的とし、品種の設計時に標準セルへの電源供給配線層を
自由に選択することが可能な標準セル構造と、電源供給
配線のレイアウト方法を提供するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、導体集積回路
装置の基本機能回路を構成する標準セルにおいて、標準
セル内部の電源端子がコンタクト層、コンタクトセル、
及び不純物拡散層のいずれかで構成され、かつレイアウ
ト設計時に電源供給配線を敷設するための空き領域を内
部に有することを特徴とする。
装置の基本機能回路を構成する標準セルにおいて、標準
セル内部の電源端子がコンタクト層、コンタクトセル、
及び不純物拡散層のいずれかで構成され、かつレイアウ
ト設計時に電源供給配線を敷設するための空き領域を内
部に有することを特徴とする。
【0019】すなわち従来の標準セルでは、品種毎に標
準セルへの電源供給配線の配線層が異なる設計に対応す
るためには、電源端子を構成する配線層が異なる標準セ
ルを何通りも設計し品種の設計前に用意する必要があっ
た。例えば、品種Aでは電源供給配線を第1層で敷設
し、品種Bでは第2層で敷設し、品種Cでは第3層で敷
設する設計を行う場合、標準セルは、電源端子を第1層
で構成するシリーズ、第2層で構成するシリーズ、第3
層で構成するシリーズと、計3シリーズを設計し用意す
る必要があった。
準セルへの電源供給配線の配線層が異なる設計に対応す
るためには、電源端子を構成する配線層が異なる標準セ
ルを何通りも設計し品種の設計前に用意する必要があっ
た。例えば、品種Aでは電源供給配線を第1層で敷設
し、品種Bでは第2層で敷設し、品種Cでは第3層で敷
設する設計を行う場合、標準セルは、電源端子を第1層
で構成するシリーズ、第2層で構成するシリーズ、第3
層で構成するシリーズと、計3シリーズを設計し用意す
る必要があった。
【0020】これに対して本発明によれば、電源供給配
線を自由に選択可能な標準セルを用いることにより、1
シリーズで品種A、品種B、品種Cの設計に対応でき
る。
線を自由に選択可能な標準セルを用いることにより、1
シリーズで品種A、品種B、品種Cの設計に対応でき
る。
【0021】さらに本発明レイアウト方法は、上記の標
準セルを用いて半導体集積回路装置を設計する際、電源
供給配線を敷設する設計工程において、標準セルへの電
源供給配線のパターンを第1層または第2層以上の所望
の層で標準セル領域上に形成することを特徴とする。
準セルを用いて半導体集積回路装置を設計する際、電源
供給配線を敷設する設計工程において、標準セルへの電
源供給配線のパターンを第1層または第2層以上の所望
の層で標準セル領域上に形成することを特徴とする。
【0022】これにより、セルベース方式で設計される
半導体集積回路装置において、標準セルへの電源供給配
線の金属配線層を自由に選択し敷設することが可能にな
る。
半導体集積回路装置において、標準セルへの電源供給配
線の金属配線層を自由に選択し敷設することが可能にな
る。
【0023】以下では、高電位な電源電位をVDD、接地
電位をGND、高電位な電源電位と接地電位を含めて電
源と記す。また、金属配線層を配線層、第1金属配線層
を第1層、第2金属配線層を第2層、第3金属配線層を
第3層と記す。
電位をGND、高電位な電源電位と接地電位を含めて電
源と記す。また、金属配線層を配線層、第1金属配線層
を第1層、第2金属配線層を第2層、第3金属配線層を
第3層と記す。
【0024】本発明の特徴は、標準セルへの電源供給配
線を敷設する設計工程において配線層を自由に選択する
ことが可能な標準セルの構造と、標準セルへの電源供給
配線パターンを電源供給配線を敷設する設計工程におい
て所望の配線層で発生させるレイアウト手法にある。
線を敷設する設計工程において配線層を自由に選択する
ことが可能な標準セルの構造と、標準セルへの電源供給
配線パターンを電源供給配線を敷設する設計工程におい
て所望の配線層で発生させるレイアウト手法にある。
【0025】
【発明の実施の形態】図1に本発明の第1の実施の形態
による標準セルの構造を示し、3入力NORを構成した
場合の一例である。図2は、図1の標準セルを配置した
レイアウト図を示す。
による標準セルの構造を示し、3入力NORを構成した
場合の一例である。図2は、図1の標準セルを配置した
レイアウト図を示す。
【0026】本発明の特徴は、電源端子(VDD端子10
1とGND端子102)の構成にある。電源供給配線を
形成するための固定された配線層のパターンを含まない
ように電源端子を構成することが第1の特徴である。
1とGND端子102)の構成にある。電源供給配線を
形成するための固定された配線層のパターンを含まない
ように電源端子を構成することが第1の特徴である。
【0027】図1は電源端子をコンタクト層108で構
成した例である。電源端子に電源供給配線を形成するた
めの固定された配線層のパターンを含ませないことによ
り、標準セルの配置後に、配線層を自由に選択して電源
供給配線を敷設することが可能となっている。
成した例である。電源端子に電源供給配線を形成するた
めの固定された配線層のパターンを含ませないことによ
り、標準セルの配置後に、配線層を自由に選択して電源
供給配線を敷設することが可能となっている。
【0028】図1において、符号103は入力信号端子
であり、第1層で形成され、コンタクト層108を介し
てポリシリコン107に接続されている。104は出力
信号端子であり、第1層で構成され、コンタクト層10
8を介してN+不純物拡散領域105及びP+不純物拡散
領域106に接続されている。
であり、第1層で形成され、コンタクト層108を介し
てポリシリコン107に接続されている。104は出力
信号端子であり、第1層で構成され、コンタクト層10
8を介してN+不純物拡散領域105及びP+不純物拡散
領域106に接続されている。
【0029】N型MOSトランジスタは、N+不純物拡
散領域105とポリシリコン107によって形成されて
いる。P型MOSトランジスタは、P+不純物拡散領域
106とポリシリコン107によって形成されている。
散領域105とポリシリコン107によって形成されて
いる。P型MOSトランジスタは、P+不純物拡散領域
106とポリシリコン107によって形成されている。
【0030】VDD端子101とGND端子102は、電
源供給配線を形成する配線層のパターンを含まず、コン
タクト層だけで構成されている。また、電源供給配線を
敷設するための空き領域110を標準セル内部に有す
る。
源供給配線を形成する配線層のパターンを含まず、コン
タクト層だけで構成されている。また、電源供給配線を
敷設するための空き領域110を標準セル内部に有す
る。
【0031】図1の本発明の標準セルを配置した状態を
図2に示す。図2では、説明を簡略するため、コンタク
ト層と第1層を表示し、それ以外の層を省略している。
図2において、204は各セルの枠である。配置を完了
した段階では、電源端子(V DD端子201、GND端子
202)は第1層のパターンを含まず、コンタクト層2
03で構成されているため、標準セルへの電源供給配線
のパターンは発生していない。電源供給配線のパターン
は、配置後に所望の配線層を選択して敷設することにな
る。
図2に示す。図2では、説明を簡略するため、コンタク
ト層と第1層を表示し、それ以外の層を省略している。
図2において、204は各セルの枠である。配置を完了
した段階では、電源端子(V DD端子201、GND端子
202)は第1層のパターンを含まず、コンタクト層2
03で構成されているため、標準セルへの電源供給配線
のパターンは発生していない。電源供給配線のパターン
は、配置後に所望の配線層を選択して敷設することにな
る。
【0032】次に本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図3は、標準セルへの電源供給配線を第1層で敷設
した例である。305が第1層で敷設したVDD供給配
線であり、コンタクトホール303で形成されるVDD
端子301に接続されている。306が第1層で敷設さ
れたGND供給配線であり、コンタクトホール303で
形成されるGND端子302に接続されている。図6に
示した従来の配置では、それぞれのセルを接続する第1
層の電源供給配線がセル内部の電源端子で形成されてい
るのに対して、本発明の配置を示す図3では、それぞれ
のセルを接続する第1層の電源供給配線がセルの外部に
存在することになる。
る。図3は、標準セルへの電源供給配線を第1層で敷設
した例である。305が第1層で敷設したVDD供給配
線であり、コンタクトホール303で形成されるVDD
端子301に接続されている。306が第1層で敷設さ
れたGND供給配線であり、コンタクトホール303で
形成されるGND端子302に接続されている。図6に
示した従来の配置では、それぞれのセルを接続する第1
層の電源供給配線がセル内部の電源端子で形成されてい
るのに対して、本発明の配置を示す図3では、それぞれ
のセルを接続する第1層の電源供給配線がセルの外部に
存在することになる。
【0033】図4は、本発明の第3の実施の形態を示し
ている。この例は、標準セルへの電源供給配線を、第1
層ではなく、第2層で敷設した例である。405が第2
層で敷設したVDD供給配線であり、第2層−第1層間
のビア407を介して、コンタクトホール403で形成
されるVDD端子401に接続されている。406が第
2層で敷設したGND供給配線であり、第2層−第1層
間のビア407を介して、コンタクトホール403で形
成されるGND端子402に接続されている。このよう
に、第1層以外の層で標準セルへの電源供給配線を敷設
することが、標準セルのレイアウト修正なしに、容易に
実現可能である。もちろん、第3層以上の層で標準セル
に電源を供給することも可能である。
ている。この例は、標準セルへの電源供給配線を、第1
層ではなく、第2層で敷設した例である。405が第2
層で敷設したVDD供給配線であり、第2層−第1層間
のビア407を介して、コンタクトホール403で形成
されるVDD端子401に接続されている。406が第
2層で敷設したGND供給配線であり、第2層−第1層
間のビア407を介して、コンタクトホール403で形
成されるGND端子402に接続されている。このよう
に、第1層以外の層で標準セルへの電源供給配線を敷設
することが、標準セルのレイアウト修正なしに、容易に
実現可能である。もちろん、第3層以上の層で標準セル
に電源を供給することも可能である。
【0034】以上のように、標準セルへの電源供給配線
のパターンを、セル内部に固定された層で持たせず、電
源供給配線を敷設する設計工程において所望の層で発生
させるレイアウトが可能である。
のパターンを、セル内部に固定された層で持たせず、電
源供給配線を敷設する設計工程において所望の層で発生
させるレイアウトが可能である。
【0035】第1層が材質、膜厚の違いにより抵抗が高
い場合、高消費電力の品種では、標準セルの電源供給配
線を第1層で敷設すると電源供給能力が不足する。この
ような場合、標準セルへの電源供給配線は第2層以上で
敷設する必要があり、本発明の標準セルを用いることに
より、容易に所望の配線層を選択して電源供給配線を敷
設することが可能となる。
い場合、高消費電力の品種では、標準セルの電源供給配
線を第1層で敷設すると電源供給能力が不足する。この
ような場合、標準セルへの電源供給配線は第2層以上で
敷設する必要があり、本発明の標準セルを用いることに
より、容易に所望の配線層を選択して電源供給配線を敷
設することが可能となる。
【0036】また、標準セルへの電源供給配線を第2層
以上で敷設することにより、チャネル領域に敷設された
信号配線から標準セル内部の信号端子への接続が容易と
なる。図7は、VDD供給配線701及びGND供給配線
702からなる標準セルへの電源供給配線を第2層で敷
設し、配線チャネル領域703に敷設された第1層の信
号配線704が、標準セル内の第1層信号端子705に
接続した状態を示した図である。図7の破線部で示すよ
うに、電源供給配線が第2層で敷設されているため、配
線チャネルに敷設された第1層信号配線は配線層を切り
替えることなく標準セル内の端子に接続することが可能
となり、端子への接続が容易となり配線性向上の効果が
得られる。
以上で敷設することにより、チャネル領域に敷設された
信号配線から標準セル内部の信号端子への接続が容易と
なる。図7は、VDD供給配線701及びGND供給配線
702からなる標準セルへの電源供給配線を第2層で敷
設し、配線チャネル領域703に敷設された第1層の信
号配線704が、標準セル内の第1層信号端子705に
接続した状態を示した図である。図7の破線部で示すよ
うに、電源供給配線が第2層で敷設されているため、配
線チャネルに敷設された第1層信号配線は配線層を切り
替えることなく標準セル内の端子に接続することが可能
となり、端子への接続が容易となり配線性向上の効果が
得られる。
【0037】図8に本発明での標準セルを用いたレイア
ウト設計フローの一例を示す。まず、図1に示した標準
セルのレイアウト情報801と、品種の接続情報を持つ
ネットリスト802を入力として、フロアプラン処理8
03を行う。
ウト設計フローの一例を示す。まず、図1に示した標準
セルのレイアウト情報801と、品種の接続情報を持つ
ネットリスト802を入力として、フロアプラン処理8
03を行う。
【0038】次に、標準セルの配置処理804を行う。
配置を完了したレイアウトが図2である。配置が完了し
た段階では、各セルの電源端子を接続する電源供給配線
のパターンは発生していない。電源供給配線は標準セル
の配置後に所望の配線層で敷設することになる。なお、
図6に示した従来例では、配置が完了した段階で、標準
セル内部の第1層の電源端子で電源供給配線が形成され
てしまうため、電源供給配線の配線層を変更することが
できなかった。
配置を完了したレイアウトが図2である。配置が完了し
た段階では、各セルの電源端子を接続する電源供給配線
のパターンは発生していない。電源供給配線は標準セル
の配置後に所望の配線層で敷設することになる。なお、
図6に示した従来例では、配置が完了した段階で、標準
セル内部の第1層の電源端子で電源供給配線が形成され
てしまうため、電源供給配線の配線層を変更することが
できなかった。
【0039】ついで、標準セルの配置後、標準セルへの
電源供給配線の配線層を選択する(805)。標準セル
の配置が完了した段階では、標準セルに電源供給配線が
敷設されていないため、ここにおいて自由に電源供給配
線の層を選択することができる。
電源供給配線の配線層を選択する(805)。標準セル
の配置が完了した段階では、標準セルに電源供給配線が
敷設されていないため、ここにおいて自由に電源供給配
線の層を選択することができる。
【0040】次に、選択した配線層で標準セルへの電源
供給配線を敷設する。806が第1層を選択する場合、
807が第2層を選択する場合、808が第N層(Nは
3以上の整数)を選択する場合である。
供給配線を敷設する。806が第1層を選択する場合、
807が第2層を選択する場合、808が第N層(Nは
3以上の整数)を選択する場合である。
【0041】第1層で電源供給配線を敷設した例が図3
である。図3は、従来セルで配置を完了した図6と同等
のレイアウトとなる。図6ではそれぞれのセルを接続す
る第1層の電源供給配線がセル内部の電源端子で形成さ
れているのに対して、図3ではそれぞれのセルを接続す
る第1層の電源供給配線がセルの外部に存在することに
なる。第2層で電源供給配線を敷設した例が図4であ
る。もちろん、第3層以上の層を選択して電源供給配線
を敷設することも可能である。
である。図3は、従来セルで配置を完了した図6と同等
のレイアウトとなる。図6ではそれぞれのセルを接続す
る第1層の電源供給配線がセル内部の電源端子で形成さ
れているのに対して、図3ではそれぞれのセルを接続す
る第1層の電源供給配線がセルの外部に存在することに
なる。第2層で電源供給配線を敷設した例が図4であ
る。もちろん、第3層以上の層を選択して電源供給配線
を敷設することも可能である。
【0042】電源供給配線を敷設後、信号ネットの配線
処理809を行い、チップのレイアウトデータ810が
完成することになる。
処理809を行い、チップのレイアウトデータ810が
完成することになる。
【0043】標準セルの電源端子構造の他の例を図9、
図10に示す。
図10に示す。
【0044】図9は、電源端子(VDD端子901、GN
D端子902)をコンタクトセル903で構成した例で
ある。コンタクトセルとは、第1層、コンタクト層、及
び不純物拡散層を含む階層である。
D端子902)をコンタクトセル903で構成した例で
ある。コンタクトセルとは、第1層、コンタクト層、及
び不純物拡散層を含む階層である。
【0045】図10は、電源端子(VDD端子1001、
GND端子1002)を不純物拡散層の一部1003に
割り当てた例である。この場合、電源供給配線を敷設す
るときに、コンタクト層(またはコンタクトセル)を発
生させて、電源供給配線と不純物拡散層を接続すること
になる。
GND端子1002)を不純物拡散層の一部1003に
割り当てた例である。この場合、電源供給配線を敷設す
るときに、コンタクト層(またはコンタクトセル)を発
生させて、電源供給配線と不純物拡散層を接続すること
になる。
【0046】以上のように、本発明の標準セルを用いて
電源供給配線を所望の層で敷設することにより、設計の
自由度を拡大することができる。
電源供給配線を所望の層で敷設することにより、設計の
自由度を拡大することができる。
【0047】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
標準セルへの電源供給配線の配線層を自由に選択して敷
設することができるため、電源供給配線レイアウトの自
由度が拡大する。
標準セルへの電源供給配線の配線層を自由に選択して敷
設することができるため、電源供給配線レイアウトの自
由度が拡大する。
【0048】例えば、第1層が材質、膜厚の違いにより
抵抗が高い場合、高消費電力の品種では、標準セルの電
源供給配線を第1層で敷設すると電源供給能力が不足す
るが、本発明によれば、抵抗の低い第2層以上で標準セ
ルへの電源供給を敷設できるので、回路動作の性能を向
上させることができる。
抵抗が高い場合、高消費電力の品種では、標準セルの電
源供給配線を第1層で敷設すると電源供給能力が不足す
るが、本発明によれば、抵抗の低い第2層以上で標準セ
ルへの電源供給を敷設できるので、回路動作の性能を向
上させることができる。
【0049】また、標準セルへの電源供給配線を第2層
以上で敷設することにより、配線チャネル領域に敷設さ
れた第1層信号配線から標準セル内部の第1層信号端子
への接続が配線層を切り替えることなく行えるため、信
号配線から信号端子への配線性が向上し、ひいては半導
体チップのサイズを縮小し、製造コストを低減すること
ができる。
以上で敷設することにより、配線チャネル領域に敷設さ
れた第1層信号配線から標準セル内部の第1層信号端子
への接続が配線層を切り替えることなく行えるため、信
号配線から信号端子への配線性が向上し、ひいては半導
体チップのサイズを縮小し、製造コストを低減すること
ができる。
【0050】さらに低消費電力の品種において、抵抗の
高い第1層で標準セルへの電源供給配線を敷設しても電
源供給能力が十分な場合は、電源供給配線を第1層で敷
設することにより、電源供給配線が第2層以上の信号ネ
ットの妨げにならず、信号ネットの配線性の低下を抑え
ることができる。
高い第1層で標準セルへの電源供給配線を敷設しても電
源供給能力が十分な場合は、電源供給配線を第1層で敷
設することにより、電源供給配線が第2層以上の信号ネ
ットの妨げにならず、信号ネットの配線性の低下を抑え
ることができる。
【0051】さらに本発明のレイアウト方法によれば、
標準セルの設計工数削減が可能である。
標準セルの設計工数削減が可能である。
【図1】本発明の第1の実施の形態による標準セルの構
造を示す平面図。
造を示す平面図。
【図2】図1の標準セルを配置した状態を示す平面図。
【図3】図2の配置に第1層の電源供給配線を敷設した
状態を示す平面図。
状態を示す平面図。
【図4】図2の配置に第2層の電源供給配線を敷設した
状態を示す平面図。
状態を示す平面図。
【図5】従来の標準セルの構造を示す平面図。
【図6】図5の標準セルを配置した状態を示す平面図。
【図7】図4に信号ネットを敷設した状態を示す平面
図。
図。
【図8】本発明のレイアウト方法の工程フロー図。
【図9】標準セルの電源端子構造の他の例を示す平面
図。
図。
【図10】標準セルの電源端子構造のさらに他の例を示
す平面図。
す平面図。
101 VDD端子(コンタクト層) 102 GND端子(コンタクト層) 103 入力信号端子(第1層) 104 出力信号端子(第1層) 105 N+不純物拡散層 106 P+不純物拡散層 107 ポリシリコン層 108 コンタクト層 109 セル枠 110 電源供給配線を敷設するための空き領域 201 VDD端子(コンタクト層) 202 GND端子(コンタクト層) 203 コンタクト層 204 セル枠 301 VDD端子(コンタクト層) 302 GND端子(コンタクト層) 303 コンタクト層 304 セル枠 305 VDD供給配線(第1層) 306 GND供給配線(第1層) 307 不純物拡散層 401 VDD端子(コンタクト層) 402 GND端子(コンタクト層) 403 コンタクト層404 セル枠 405 VDD電源供給配線(第2層) 406 GND電源供給配線(第2層) 407 第2層−第1層間ビア 408 第1層 409 不純物拡散層 501 VDD端子(第1層) 502 GND端子(第1層) 503 入力信号端子(第1層) 504 出力信号端子(第1層) 505 N+不純物拡散層 506 P+不純物拡散層 507 ポリシリコン層 508 コンタクト層 509 セル枠 601 VDD端子(第1層) 602 GND端子(第1層) 603 コンタクト層 604 セル枠 701 VDD供給配線(第2層) 702 GND供給配線(第2層) 703 配線チャネル領域 704 信号配線(第1層) 705 信号端子(第1層) 901 VDD端子(コンタクトセル) 902 GND端子(コンタクトセル) 903 コンタクトセル 1001 VDD端子(不純物拡散層) 1002 GND端子(不純物拡散層) 1003 不純物拡散層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B046 AA08 BA06 5F038 CA02 CD02 CD12 DF11 EZ09 5F064 AA04 DD19 DD34 EE23 EE25 EE26 EE27 EE42 EE52 HH06
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体集積回路装置の基本機能回路を構
成する標準セルにおいて、標準セル内部の電源端子がコ
ンタクト層、コンタクトセル、及び不純物拡散層のいず
れかで構成され、かつレイアウト設計時に電源供給配線
を敷設するための空き領域を内部に有することを特徴と
する標準セル。 - 【請求項2】 請求項1記載の標準セルを用いて設計さ
れた半導体集積回路装置。 - 【請求項3】 内部の電源端子がコンタクト層、コンタ
クトセル、及び不純物拡散層のいずれかで構成され、か
つレイアウト設計時に電源供給配線を敷設するための空
き領域を内部に有する標準セルを配置して電源供給配線
を敷設する設計工程において、前記標準セルへの電源供
給配線のパターンを第1層または第2層以上の所望の層
で標準セル領域上に形成することを特徴とするレイアウ
ト方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11086739A JP2000277620A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 標準セル及びそれを用いた電源配線レイアウト方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11086739A JP2000277620A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 標準セル及びそれを用いた電源配線レイアウト方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000277620A true JP2000277620A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13895190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11086739A Pending JP2000277620A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 標準セル及びそれを用いた電源配線レイアウト方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000277620A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8237203B2 (en) | 2008-08-19 | 2012-08-07 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device |
| US9825024B2 (en) | 2015-09-30 | 2017-11-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device |
| JP2022543488A (ja) * | 2019-08-29 | 2022-10-12 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | Euvリソグラフィによる標準セル及び電力グリッドアーキテクチャ |
-
1999
- 1999-03-29 JP JP11086739A patent/JP2000277620A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8237203B2 (en) | 2008-08-19 | 2012-08-07 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device |
| US8710552B2 (en) | 2008-08-19 | 2014-04-29 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device |
| US9035392B2 (en) | 2008-08-19 | 2015-05-19 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device |
| US9825024B2 (en) | 2015-09-30 | 2017-11-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device |
| JP2022543488A (ja) * | 2019-08-29 | 2022-10-12 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | Euvリソグラフィによる標準セル及び電力グリッドアーキテクチャ |
| JP7273246B2 (ja) | 2019-08-29 | 2023-05-12 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | Euvリソグラフィによる標準セル及び電力グリッドアーキテクチャ |
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