JP2000280532A - 熱昇華型印写方式における色補正方法 - Google Patents
熱昇華型印写方式における色補正方法Info
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Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、所望の色の再現を行える熱昇華
型カラープリンタの色補正方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】 Y,M,Cのデータより目的とする濃度
を求め、第1と第2の2色印字で算出した条件により逆
転写濃度を計算し、逆転写後の第1の色の濃度を求め、
第1と第3の2色印字で算出した条件により3色印写時
相当する逆転写濃度を計算し、逆転写後の第1の色の最
終濃度を求め、目的濃度から最終濃度差を演算し、補正
値として元の濃度へ加算して色補正を行うことを特徴と
する。
型カラープリンタの色補正方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】 Y,M,Cのデータより目的とする濃度
を求め、第1と第2の2色印字で算出した条件により逆
転写濃度を計算し、逆転写後の第1の色の濃度を求め、
第1と第3の2色印字で算出した条件により3色印写時
相当する逆転写濃度を計算し、逆転写後の第1の色の最
終濃度を求め、目的濃度から最終濃度差を演算し、補正
値として元の濃度へ加算して色補正を行うことを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱昇華型印字方
式における色補正方法に関する。
式における色補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、熱昇華型カラーインクリボン
のインクを用紙に転写して画像の記録を行う熱昇華型カ
ラープリンタが提供されている。このカラープリンタに
用いられるカラーインクリボンは、長尺のテープ状を成
し、通常、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、及びC
(シアン)の3色の昇華性染料からなるインクがベース
フィルムの長手方向に沿って順次的に塗布されることに
よって形成されている。そして、かかるカラーインクリ
ボンは、リボンカセットの供給側ローラに巻かれて保持
され、リボンカセットの巻取側ローラによって巻き取ら
れることで新たなインク領域が順次印写領域に供給され
ていくようになっている。このリボンカセットが印写部
にセットされたときには、前記カラーインクリボンは、
印字ヘッドとプラテンとの間を通るように引き出され、
同様に印字ヘッドとプラテンとの間を通って搬送される
受像紙とともに移動させられる。
のインクを用紙に転写して画像の記録を行う熱昇華型カ
ラープリンタが提供されている。このカラープリンタに
用いられるカラーインクリボンは、長尺のテープ状を成
し、通常、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、及びC
(シアン)の3色の昇華性染料からなるインクがベース
フィルムの長手方向に沿って順次的に塗布されることに
よって形成されている。そして、かかるカラーインクリ
ボンは、リボンカセットの供給側ローラに巻かれて保持
され、リボンカセットの巻取側ローラによって巻き取ら
れることで新たなインク領域が順次印写領域に供給され
ていくようになっている。このリボンカセットが印写部
にセットされたときには、前記カラーインクリボンは、
印字ヘッドとプラテンとの間を通るように引き出され、
同様に印字ヘッドとプラテンとの間を通って搬送される
受像紙とともに移動させられる。
【0003】熱昇華型カラープリンタによるカラー画像
の形成は、通常、Y(イエロー)のインク領域の頭出し
を行うとともに受像紙を印写開始位置に搬送し、カラー
インクリボンの走行と受像紙の搬送を同期させて行いな
がら、印字ヘッドに印写データを供給してY(イエロ
ー)の画像を形成し、この画像形成の後、受像紙のみを
逆戻りさせて同様の手順でM(マゼンダ)の画像を形成
し、更に同様の手順でC(シアン)の画像を形成するこ
とによって行われる。
の形成は、通常、Y(イエロー)のインク領域の頭出し
を行うとともに受像紙を印写開始位置に搬送し、カラー
インクリボンの走行と受像紙の搬送を同期させて行いな
がら、印字ヘッドに印写データを供給してY(イエロ
ー)の画像を形成し、この画像形成の後、受像紙のみを
逆戻りさせて同様の手順でM(マゼンダ)の画像を形成
し、更に同様の手順でC(シアン)の画像を形成するこ
とによって行われる。
【0004】ところで、パーソナルコンピュータ上で
は、一般的には、画像はR,G,Bで扱われる。また、
カラープリンタでは、インクの色Y,M,Cで扱われ
る。まず、図1の”RGB−YMC変換”により、原画
像のRGBデータをYMCデータへ変換する。この変換
が非線形であるのは、モニターやインクのガンマ補正及
びコントラスト強調等の画像処理を含んでいるためであ
る。次に、図2の”YMCデータ−印字濃度”の関係に
より、YMC各々の目標の単独濃度が求まる。
は、一般的には、画像はR,G,Bで扱われる。また、
カラープリンタでは、インクの色Y,M,Cで扱われ
る。まず、図1の”RGB−YMC変換”により、原画
像のRGBデータをYMCデータへ変換する。この変換
が非線形であるのは、モニターやインクのガンマ補正及
びコントラスト強調等の画像処理を含んでいるためであ
る。次に、図2の”YMCデータ−印字濃度”の関係に
より、YMC各々の目標の単独濃度が求まる。
【0005】次に、図3に示す”単独濃度−印加パルス
数の”関係に基づき、目的の単独濃度を得るための印加
パルス数を求めることができる。この関係はYMC各イ
ンクの感度差を補うものである。このようなデータ変換
を行うことにより、基本色を各々単独で印刷した場合
は、基本的には同じ印字濃度が得られることになる。
数の”関係に基づき、目的の単独濃度を得るための印加
パルス数を求めることができる。この関係はYMC各イ
ンクの感度差を補うものである。このようなデータ変換
を行うことにより、基本色を各々単独で印刷した場合
は、基本的には同じ印字濃度が得られることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したYM
Cの3色のインクシートを用いた熱昇華型カラープリン
タにおいては、Y印字プロセスにて受像紙に転写された
Y染料が、M印字プロセスで印加される熱エネルギーに
て、Mインクシートへ若干量移行する現象が生じる。ま
た、同様に、既に受像紙に転写されたY染料、M染料が
C印字プロセスで印加される熱エネルギーにてCインク
シートへ移行する現象が生じる。このような現象を、こ
の明細書では逆転写と呼び、逆転写によって移行するイ
ンクの量を逆転写量と定義する。
Cの3色のインクシートを用いた熱昇華型カラープリン
タにおいては、Y印字プロセスにて受像紙に転写された
Y染料が、M印字プロセスで印加される熱エネルギーに
て、Mインクシートへ若干量移行する現象が生じる。ま
た、同様に、既に受像紙に転写されたY染料、M染料が
C印字プロセスで印加される熱エネルギーにてCインク
シートへ移行する現象が生じる。このような現象を、こ
の明細書では逆転写と呼び、逆転写によって移行するイ
ンクの量を逆転写量と定義する。
【0007】図4から図8は逆転写による濃度変化を表
すものである。図4は、Y、M,Cそれぞれ単色にて得
られる濃度が、同一データでは等しくなるように調整さ
れた場合のY、M、C濃度を示している。この図4にお
いて、それぞれの濃度は、インクの感度特性などを予め
考慮して補正されたものである。このように、それぞれ
単独の印写工程では同一濃度が得られる状態にて、Y、
M、Cと3色重ね合わされるグレーデータ(黒)印写時
のY、M、Cの濃度を示したものが図5である。この図
5から明らかなように、C濃度に対しY濃度が低下して
いるのが分かる。この図5において、M濃度がC濃度と
ほぼ同一であるのは、後述するCインク内のM不要吸収
成分との兼ね合いで濃度低下がなく、逆転写が生じてい
ないように見えるからである。この逆転写現象によっ
て、グレーデータは色バランスが崩れ、良質な印写画像
が得られるのが妨げられてしまう。
すものである。図4は、Y、M,Cそれぞれ単色にて得
られる濃度が、同一データでは等しくなるように調整さ
れた場合のY、M、C濃度を示している。この図4にお
いて、それぞれの濃度は、インクの感度特性などを予め
考慮して補正されたものである。このように、それぞれ
単独の印写工程では同一濃度が得られる状態にて、Y、
M、Cと3色重ね合わされるグレーデータ(黒)印写時
のY、M、Cの濃度を示したものが図5である。この図
5から明らかなように、C濃度に対しY濃度が低下して
いるのが分かる。この図5において、M濃度がC濃度と
ほぼ同一であるのは、後述するCインク内のM不要吸収
成分との兼ね合いで濃度低下がなく、逆転写が生じてい
ないように見えるからである。この逆転写現象によっ
て、グレーデータは色バランスが崩れ、良質な印写画像
が得られるのが妨げられてしまう。
【0008】同様に、Y、Mの2色印写によって得られ
るレッドデータ印写時のY、M濃度の関係を図6に、
Y、Cの2色印写によって得られるグリーンデータ印写
時のY、C濃度の関係を図7に、M、Cの2色印写によ
って得られるブルーデータ印写時のM、C濃度の関係を
図8に示す。どの場合も、単色印写の場合に得られる濃
度を維持できず、先に印写したインク染料が次に印写さ
れるインク側へ逆転写している。
るレッドデータ印写時のY、M濃度の関係を図6に、
Y、Cの2色印写によって得られるグリーンデータ印写
時のY、C濃度の関係を図7に、M、Cの2色印写によ
って得られるブルーデータ印写時のM、C濃度の関係を
図8に示す。どの場合も、単色印写の場合に得られる濃
度を維持できず、先に印写したインク染料が次に印写さ
れるインク側へ逆転写している。
【0009】次に、インクの不要成分、逆転写の概念に
ついて説明する。まず、インクの不要吸収成分について
説明する。
ついて説明する。まず、インクの不要吸収成分について
説明する。
【0010】昇華用染料インク内に含まれる不要吸収成
分を図9から図11に示す。図9は、Yインクに含まれ
るM、Cの濃度を示している。この図9から検討に使用
したYインクは純度の高いインクで、M、Cの不要成分
は殆どないことが分かる。図10は、Mインクに含まれ
るY、Cの濃度を示しており、Mインクの印写濃度の上
昇と比例してY、Cの濃度も増加していることが分か
る。これらの不要吸収成分は、例えばYインクにより印
写を行った後に、Mインクの印写を行うと、既に印写さ
れたYインクにさらにMインクに含まれるY成分が加算
され、また、C成分も印写されることになる。図11
は、Cインクに含まれるY、Mの濃度を示しており、M
印写の場合と同様に、Yインク、Mインクが加算される
ことになる。
分を図9から図11に示す。図9は、Yインクに含まれ
るM、Cの濃度を示している。この図9から検討に使用
したYインクは純度の高いインクで、M、Cの不要成分
は殆どないことが分かる。図10は、Mインクに含まれ
るY、Cの濃度を示しており、Mインクの印写濃度の上
昇と比例してY、Cの濃度も増加していることが分か
る。これらの不要吸収成分は、例えばYインクにより印
写を行った後に、Mインクの印写を行うと、既に印写さ
れたYインクにさらにMインクに含まれるY成分が加算
され、また、C成分も印写されることになる。図11
は、Cインクに含まれるY、Mの濃度を示しており、M
印写の場合と同様に、Yインク、Mインクが加算される
ことになる。
【0011】図12はこれら不要吸収成分の印写による
影響の概念を示す模式図である。図12では、例とし
て、Y、M、Cの濃度が等しくなるグレーデータ印写を
示している。図中Yy、Ym、Ycなどの記号は、左側
が色成分を示し、右側の添字がインクの種類を示してい
る。即ち、Yyはイエローインクに含まれるイエロー成
分、Ymはマゼンタインクに含まれるイエロー成分、Y
cはシアンインクに含まれるイエロー成分を表してい
る。Y印写後、M印写を行うと、Mインクに含まれる
Y、C成分も印写され、図に示すように、Y濃度がYm
の分だけ大きくなり、また、Cmも印写される。さら
に、C印写を行うことにより、Cインクに含まれるY、
M成分も印写され、Y濃度にYcが加算され、M濃度に
Mcが加算される。また、C濃度は既に印写されている
Cmに新しく印写するC濃度が加算されることになる。
この一連の印写によって得られる濃度は、図12のグレ
ーデータの場合は、次のようになる。
影響の概念を示す模式図である。図12では、例とし
て、Y、M、Cの濃度が等しくなるグレーデータ印写を
示している。図中Yy、Ym、Ycなどの記号は、左側
が色成分を示し、右側の添字がインクの種類を示してい
る。即ち、Yyはイエローインクに含まれるイエロー成
分、Ymはマゼンタインクに含まれるイエロー成分、Y
cはシアンインクに含まれるイエロー成分を表してい
る。Y印写後、M印写を行うと、Mインクに含まれる
Y、C成分も印写され、図に示すように、Y濃度がYm
の分だけ大きくなり、また、Cmも印写される。さら
に、C印写を行うことにより、Cインクに含まれるY、
M成分も印写され、Y濃度にYcが加算され、M濃度に
Mcが加算される。また、C濃度は既に印写されている
Cmに新しく印写するC濃度が加算されることになる。
この一連の印写によって得られる濃度は、図12のグレ
ーデータの場合は、次のようになる。
【0012】Y濃度=Yy+Ym+Yc …(1) M濃度= Mm+Mc …(2) C濃度= Cm+Cc …(3)
【0013】従って、各色単独印写時に同一濃度になる
ように、インクの感度特性を補正していても、2色印
写、3色印写を行うと、目的濃度以上の印写が行われ、
色バランスも悪くなってしまう。これら不要吸収成分に
よる色バランスのくずれは、一般にマスキング処理と呼
ばれる方法により解決することができる。
ように、インクの感度特性を補正していても、2色印
写、3色印写を行うと、目的濃度以上の印写が行われ、
色バランスも悪くなってしまう。これら不要吸収成分に
よる色バランスのくずれは、一般にマスキング処理と呼
ばれる方法により解決することができる。
【0014】次に、逆転写について説明する。2色印
写、3色印写を行った場合のY、M、Cの濃度変化は、
理論的には先に述べた不要吸収成分の挙動を行うとされ
ている。しかし、実際の印写では、図5から図8に示し
たように、Y濃度、M濃度は増加せず減少している。こ
れらは、先に印写したインクの染料が次に印写されるイ
ンクへ逆転写することによって生じるものであり、印写
後のインクシートを見てもMインクにYインク、Cイン
クにY、Mインクが付着していることが目視にて確認で
きる。図13は、逆転写の概念を示した図であり、斜線
を施した部分が逆転写量を示している。Yインクにより
印写を行った後に、Mインクにより印写を行うと、Mイ
ンクに含まれるYの不要吸収成分が印写される。しか
し、同時にMインクの方へのYインクが逆転写し、結果
的にはY濃度は(1)式で示した値より低くなる。今回
の検討に使用したインクでは、図13に示したように、
Yyよりも低くなってしまった。同様に、Y、Mと印写
した後、Cインクにより印写を行うと、Cインクに含ま
れるY、Mの不要吸収成分の印写が行われるが、同時
に、Cインクの方へもY,M及びMインク印写によって
印写されたMインク内のCの不要吸収成分の逆転写が行
われる。Y濃度は、結果的にさらに減少し、M濃度は、
Cインク内のMの不要吸収成分とCインクへ逆転写され
る濃度がほぼ等しくなり、目的濃度に近い値が得られ、
C濃度も目的濃度に近い値が得られることになってい
る。先に示した、グレー印写時のM濃度が、目的濃度に
近い値を示したのはこのためと考えられる。
写、3色印写を行った場合のY、M、Cの濃度変化は、
理論的には先に述べた不要吸収成分の挙動を行うとされ
ている。しかし、実際の印写では、図5から図8に示し
たように、Y濃度、M濃度は増加せず減少している。こ
れらは、先に印写したインクの染料が次に印写されるイ
ンクへ逆転写することによって生じるものであり、印写
後のインクシートを見てもMインクにYインク、Cイン
クにY、Mインクが付着していることが目視にて確認で
きる。図13は、逆転写の概念を示した図であり、斜線
を施した部分が逆転写量を示している。Yインクにより
印写を行った後に、Mインクにより印写を行うと、Mイ
ンクに含まれるYの不要吸収成分が印写される。しか
し、同時にMインクの方へのYインクが逆転写し、結果
的にはY濃度は(1)式で示した値より低くなる。今回
の検討に使用したインクでは、図13に示したように、
Yyよりも低くなってしまった。同様に、Y、Mと印写
した後、Cインクにより印写を行うと、Cインクに含ま
れるY、Mの不要吸収成分の印写が行われるが、同時
に、Cインクの方へもY,M及びMインク印写によって
印写されたMインク内のCの不要吸収成分の逆転写が行
われる。Y濃度は、結果的にさらに減少し、M濃度は、
Cインク内のMの不要吸収成分とCインクへ逆転写され
る濃度がほぼ等しくなり、目的濃度に近い値が得られ、
C濃度も目的濃度に近い値が得られることになってい
る。先に示した、グレー印写時のM濃度が、目的濃度に
近い値を示したのはこのためと考えられる。
【0015】上記したように、YMCのインクシートを
用いた熱昇華型カラープリンタにおいて、例えば、YM
Cの順序にて印字を行ったとすると、Y印字プロセスに
て受像紙側へ転写されたY染料が、M印字プロセスでの
印加される熱によりMインクシート側へ若干量移行する
現象が生じる。同様に、C印字プロセスにおいても既に
受像紙側へ転写されたY染料、M染料がCインクシート
に移行する現象が生じる。このようないわゆる逆転写に
より、所望の色再現が困難になっている。
用いた熱昇華型カラープリンタにおいて、例えば、YM
Cの順序にて印字を行ったとすると、Y印字プロセスに
て受像紙側へ転写されたY染料が、M印字プロセスでの
印加される熱によりMインクシート側へ若干量移行する
現象が生じる。同様に、C印字プロセスにおいても既に
受像紙側へ転写されたY染料、M染料がCインクシート
に移行する現象が生じる。このようないわゆる逆転写に
より、所望の色再現が困難になっている。
【0016】この発明は、上述した従来の問題点を解決
するためになされたものにして、所望の色の再現を行え
る熱昇華型カラープリンタの色補正方法を提供すること
を目的とする。
するためになされたものにして、所望の色の再現を行え
る熱昇華型カラープリンタの色補正方法を提供すること
を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、Y、M、C
の3色のうち少なくとも2色の熱昇華型インクを用い
て、カラー印写する印写方式において、印写する色に応
じて用いる各インクに含まれる不要吸収成分と逆転写量
によりそれぞれに印写される濃度を求め、この求めた濃
度から逆転写による補正値を算出し、減少する濃度分を
予め印字する濃度に加算して色補正を行うことを特徴と
する。
の3色のうち少なくとも2色の熱昇華型インクを用い
て、カラー印写する印写方式において、印写する色に応
じて用いる各インクに含まれる不要吸収成分と逆転写量
によりそれぞれに印写される濃度を求め、この求めた濃
度から逆転写による補正値を算出し、減少する濃度分を
予め印字する濃度に加算して色補正を行うことを特徴と
する。
【0018】また、この発明は、Y,M,Cのデータよ
り目的とする濃度を求め、第1と第2の2色印字で算出
した条件により逆転写濃度を計算し、逆転写後の第1の
色の濃度を求め、第1と第3の2色印字で算出した条件
により3色印写時相当する逆転写濃度を計算し、逆転写
後の第1の色の最終濃度を求め、目的濃度から最終濃度
差を演算し、補正値として元の濃度へ加算して色補正を
行うことを特徴とする。
り目的とする濃度を求め、第1と第2の2色印字で算出
した条件により逆転写濃度を計算し、逆転写後の第1の
色の濃度を求め、第1と第3の2色印字で算出した条件
により3色印写時相当する逆転写濃度を計算し、逆転写
後の第1の色の最終濃度を求め、目的濃度から最終濃度
差を演算し、補正値として元の濃度へ加算して色補正を
行うことを特徴とする。
【0019】上記した構成によれば、インクの逆転写に
よる影響がなくなり、所望の色の再現が行える。
よる影響がなくなり、所望の色の再現が行える。
【0020】また、この発明は、予め逆転写を考慮し、
同じ入力データでグレーを印写した場合に、YMC濃度
が等しくなるようなテーブルを用意し、そのテーブルを
用いてカラー印写を行うことを特徴とする。
同じ入力データでグレーを印写した場合に、YMC濃度
が等しくなるようなテーブルを用意し、そのテーブルを
用いてカラー印写を行うことを特徴とする。
【0021】上記した構成によれば、カラープリンタで
一番色バランスの影響がでやすいグレースケールを簡易
な方法で確実に再現できるので、見た目に高品質な印写
が得られる。
一番色バランスの影響がでやすいグレースケールを簡易
な方法で確実に再現できるので、見た目に高品質な印写
が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
き説明する。逆転写補正について説明する。2色印写、
3色印写によって得られる濃度は前述したように、各イ
ンクに含まれる不要吸収成分と逆転写量により次式によ
って得られるものとする。
き説明する。逆転写補正について説明する。2色印写、
3色印写によって得られる濃度は前述したように、各イ
ンクに含まれる不要吸収成分と逆転写量により次式によ
って得られるものとする。
【0023】 (イエローの場合) ODy’=ODy+ODym−ΔODym+ODyc−ΔODyc…(4) (マゼンタの場合) ODm’=ODm+ODmc−ΔODmc …(5) と表せる。
【0024】ここで、ODy’、ODm’は2色印写、
3色印写によって得られた最終Y、M濃度、ODy、O
Dmは単色印写時に目的濃度を得るY、M濃度、ODy
m、ODyc、ODmcはそれぞれM、Cインクに含ま
れるYの不要吸収成分、Cインクに含まれるMの不要吸
収成分を示し、ΔODym、ΔODyc、ΔODmcは
それぞれマゼンタ印写により受像紙面から逆転写される
Yの逆転写量、シアン印写により受像紙面から逆転写さ
れるY、Mの逆転写量を示している。
3色印写によって得られた最終Y、M濃度、ODy、O
Dmは単色印写時に目的濃度を得るY、M濃度、ODy
m、ODyc、ODmcはそれぞれM、Cインクに含ま
れるYの不要吸収成分、Cインクに含まれるMの不要吸
収成分を示し、ΔODym、ΔODyc、ΔODmcは
それぞれマゼンタ印写により受像紙面から逆転写される
Yの逆転写量、シアン印写により受像紙面から逆転写さ
れるY、Mの逆転写量を示している。
【0025】ここで、(4)、(5)式の右辺第2項以
降の値がマイナスになることより、印写後のODy’,
ODm’が目的濃度ODy,ODmより小さくなってし
まう。そこで、この実施の形態においては、補正値を求
めることにより、減少する濃度分を予め印字する濃度に
加算するようにした。ここで補正値をKとすると、
(4)、(5)式は次の通りとなる。
降の値がマイナスになることより、印写後のODy’,
ODm’が目的濃度ODy,ODmより小さくなってし
まう。そこで、この実施の形態においては、補正値を求
めることにより、減少する濃度分を予め印字する濃度に
加算するようにした。ここで補正値をKとすると、
(4)、(5)式は次の通りとなる。
【0026】 (イエローの場合) ODy=ODy+ODym−ΔODym+ODyc−ΔODyc+K K=−ODym+ΔODym−ODyc+ΔODyc…(6) (マゼンタの場合) ODm=ODm+ODyc−ΔODmc+K K=−ODyc+ΔODmc…(7)
【0027】不要吸収成分は、図9から図11に示した
ように、印写する濃度に対し比例した値を持つことか
ら、計算により容易に算出が可能である。逆転写量につ
いては次の通りに求める。
ように、印写する濃度に対し比例した値を持つことか
ら、計算により容易に算出が可能である。逆転写量につ
いては次の通りに求める。
【0028】図15及び図16は、Y濃度がM印写によ
り、どれだけ変化するかを表した実験結果であり、図1
5はMインク内のYの不要吸収成分を含む場合、図16
はMインク内のYの不要吸収成分を除いた場合の特性図
である。
り、どれだけ変化するかを表した実験結果であり、図1
5はMインク内のYの不要吸収成分を含む場合、図16
はMインク内のYの不要吸収成分を除いた場合の特性図
である。
【0029】これら図から、Yの単色印写時の濃度が、
OD=2.04、1.51、0.99、0.53の場合
に、Mの濃度が上昇するに従いY濃度が変化することを
示している。例えば、Y濃度の目標値が2.04の場
合、M濃度が0であれば、Y濃度は変化しないため補正
はいらない。M濃度が2.0位ではY濃度は1.7位ま
で減少するため、0.34の濃度分を加算したY濃度を
予め印写することが必要となる。即ち、この場合、0.
34が補正値であり、Yの印写濃度は2.38となる。
このようにして、Y濃度とM濃度の関係により補正値を
算出し、その補正値を加算したY濃度を印写濃度とする
ことで、目的の濃度値を印写することが可能となる。図
15及び図16から図17に示す逆転写量が図14に示
す手順に従い求まり、補正値を算出することができる。
OD=2.04、1.51、0.99、0.53の場合
に、Mの濃度が上昇するに従いY濃度が変化することを
示している。例えば、Y濃度の目標値が2.04の場
合、M濃度が0であれば、Y濃度は変化しないため補正
はいらない。M濃度が2.0位ではY濃度は1.7位ま
で減少するため、0.34の濃度分を加算したY濃度を
予め印写することが必要となる。即ち、この場合、0.
34が補正値であり、Yの印写濃度は2.38となる。
このようにして、Y濃度とM濃度の関係により補正値を
算出し、その補正値を加算したY濃度を印写濃度とする
ことで、目的の濃度値を印写することが可能となる。図
15及び図16から図17に示す逆転写量が図14に示
す手順に従い求まり、補正値を算出することができる。
【0030】図15ないし図17において、Y濃度曲線
は4本しか求めていないが、その間の濃度値について
は、補間処理を施すことにより算出することが可能であ
る。また、図示しないが、Y濃度とC濃度の関係、M濃
度とC濃度の関係も同様にして求めることができる。こ
れらを全て用いることで、2色印写、3色印写時の目的
濃度が計算により得られる。
は4本しか求めていないが、その間の濃度値について
は、補間処理を施すことにより算出することが可能であ
る。また、図示しないが、Y濃度とC濃度の関係、M濃
度とC濃度の関係も同様にして求めることができる。こ
れらを全て用いることで、2色印写、3色印写時の目的
濃度が計算により得られる。
【0031】図14に従い補正値の算出方法について説
明する。Y,M,Cのデータより目的とする濃度OD
y,ODm,ODcを求める。図17に基づき、逆転写
濃度を計算し、逆転写後のY濃度ODy’を求める。図
17と同様に作成されたY濃度とC濃度の関係から3色
印写時にあたる逆転写濃度を計算し、逆転写後のY濃度
ODy”を求める。ODy−ODy”を演算し、補正値
として元のODyへ加算する。
明する。Y,M,Cのデータより目的とする濃度OD
y,ODm,ODcを求める。図17に基づき、逆転写
濃度を計算し、逆転写後のY濃度ODy’を求める。図
17と同様に作成されたY濃度とC濃度の関係から3色
印写時にあたる逆転写濃度を計算し、逆転写後のY濃度
ODy”を求める。ODy−ODy”を演算し、補正値
として元のODyへ加算する。
【0032】逆転写補正の他の方法について説明する。
例えば、Y、M、C濃度がそれぞれ、0、0.5、1.
0、1.5、2.0、2.5の6通りについて、サンプ
ル数が6の3乗=216通りの印写を行い、それぞれに
ついてY、M、C濃度を測定によって求める。それら2
16通りのY、M、C濃度のデータを重回帰分析を用い
て、目的濃度ODy,ODm,ODcに対し、印写後の
結果である濃度ODy’,ODm’,ODc’の関係式
を3×3マトリックスの行列式で次のように表す。ここ
で[K]は重回帰分析により求められた3×3の定数と
する。
例えば、Y、M、C濃度がそれぞれ、0、0.5、1.
0、1.5、2.0、2.5の6通りについて、サンプ
ル数が6の3乗=216通りの印写を行い、それぞれに
ついてY、M、C濃度を測定によって求める。それら2
16通りのY、M、C濃度のデータを重回帰分析を用い
て、目的濃度ODy,ODm,ODcに対し、印写後の
結果である濃度ODy’,ODm’,ODc’の関係式
を3×3マトリックスの行列式で次のように表す。ここ
で[K]は重回帰分析により求められた3×3の定数と
する。
【0033】
【数1】
【0034】上記式を逆行列を求めることで、次式のよ
うに変換できる。
うに変換できる。
【0035】
【数2】
【0036】この(9)式を用いることで、容易に印写
後の濃度を得るために必要な濃度値を得ることができ
る。また、マトリックスは上記線形3×3以外にも、非
線形マトリックスを用いることにより、より正確な補正
が可能となる。
後の濃度を得るために必要な濃度値を得ることができ
る。また、マトリックスは上記線形3×3以外にも、非
線形マトリックスを用いることにより、より正確な補正
が可能となる。
【0037】上記した実施の形態においては、グレース
ケール等の色ムラを無くすには上記した補正の計算を行
う必要があった。ところで、グレー、黒などで青みがか
かっていると画像全体にしまりがなくなる。そこで、グ
レースケールを中心にした補正を行えば、ある程度視覚
者にとっては良好と感じられる補正が可能である。
ケール等の色ムラを無くすには上記した補正の計算を行
う必要があった。ところで、グレー、黒などで青みがか
かっていると画像全体にしまりがなくなる。そこで、グ
レースケールを中心にした補正を行えば、ある程度視覚
者にとっては良好と感じられる補正が可能である。
【0038】そこで、第2の実施の形態においては、図
18に示すように、予め逆転写を考慮し、同じ入力デー
タでグレー(黒)を印写した場合に、YMC濃度が等し
くなるようなテーブルを用意し、そのテーブルを用いて
印写を行う。このテーブルは、予め実験により、YMC
濃度が等しい任意濃度のグレー(黒)を出力するための
YMC単独濃度を求めることにより作成できる。この実
験結果を図19に示す。図19に示すように、例えば、
黒濃度が1.0で、且つY濃度=M濃度=C濃度の黒
(グレー)を得るには、Yは単独濃度で1.3を得る印
写を行い、MとCは約1.0の濃度を得る印写を行えば
よいことを示している。
18に示すように、予め逆転写を考慮し、同じ入力デー
タでグレー(黒)を印写した場合に、YMC濃度が等し
くなるようなテーブルを用意し、そのテーブルを用いて
印写を行う。このテーブルは、予め実験により、YMC
濃度が等しい任意濃度のグレー(黒)を出力するための
YMC単独濃度を求めることにより作成できる。この実
験結果を図19に示す。図19に示すように、例えば、
黒濃度が1.0で、且つY濃度=M濃度=C濃度の黒
(グレー)を得るには、Yは単独濃度で1.3を得る印
写を行い、MとCは約1.0の濃度を得る印写を行えば
よいことを示している。
【0039】上記のように構成することで、補正のため
の特別な計算を行わなくても、良好なグレースケールを
得ることができる。
の特別な計算を行わなくても、良好なグレースケールを
得ることができる。
【0040】但し、原画像がYとR(赤)である場合に
は本来の所望の色よりY濃度が高い色が得られる。しか
しながら、このような現象は彩度の高い色で顕著になる
ため、極端な画像劣化には感じられない。グレースケー
ル等にて青みがかかったりする方が好ましくない。
は本来の所望の色よりY濃度が高い色が得られる。しか
しながら、このような現象は彩度の高い色で顕著になる
ため、極端な画像劣化には感じられない。グレースケー
ル等にて青みがかかったりする方が好ましくない。
【0041】よって、デジタルスチルカメラで撮影した
画像をパーソナルコンピュータを介さずに直接接続し、
印写する廉価なプリンタを考えた場合に効果がある。
画像をパーソナルコンピュータを介さずに直接接続し、
印写する廉価なプリンタを考えた場合に効果がある。
【0042】図20のブロック図に基づき、サーマルヘ
ッドの駆動につき説明する。このプリンタは、ライン状
のサーマルヘッド1を備える。このサーマルヘッド1
は、複数の発熱抵抗体(R1〜Rn)を横方向(受像紙
の搬送方向と直交する方向:主走査方向)に一列に並べ
てあり、かかる発熱抵抗体に印写データを供給すること
で、一列印写が行われる。このサーマルヘッド1には、
図示しない外部から与えられる画像データ(DATA)
に基づいて、データ生成・制御部2が生成する印字デー
タ(SDATA)が与えられる。
ッドの駆動につき説明する。このプリンタは、ライン状
のサーマルヘッド1を備える。このサーマルヘッド1
は、複数の発熱抵抗体(R1〜Rn)を横方向(受像紙
の搬送方向と直交する方向:主走査方向)に一列に並べ
てあり、かかる発熱抵抗体に印写データを供給すること
で、一列印写が行われる。このサーマルヘッド1には、
図示しない外部から与えられる画像データ(DATA)
に基づいて、データ生成・制御部2が生成する印字デー
タ(SDATA)が与えられる。
【0043】サーマルヘッド1は、複数の発熱抵抗体R
1〜Rn、シフトレジスタ部1a、ラッチ出力ゲート部
1b、及びドライバ部1cを含んで構成されている。サ
ーマルヘッド1には、データ生成・制御部2が接続さ
れ、各発熱抵抗体R1〜Rnに供給される印写用データ
(SDATA)、および各種制御信号が与えられる。デ
ータ生成・制御部2には逆転写補正用のメモリが接続さ
れている。このメモリ3には、上記した図17に示すも
のと同様の逆転写の補正量を演算する為のデータ若しく
は図18に示す補正のためのデータが格納されている。
データ生成・制御部2入力された画像データに基づきメ
モリ3内のデータを参照にして、逆転写補正に基づく逆
転写補正された印写用データ(SDATA)を出力す
る。
1〜Rn、シフトレジスタ部1a、ラッチ出力ゲート部
1b、及びドライバ部1cを含んで構成されている。サ
ーマルヘッド1には、データ生成・制御部2が接続さ
れ、各発熱抵抗体R1〜Rnに供給される印写用データ
(SDATA)、および各種制御信号が与えられる。デ
ータ生成・制御部2には逆転写補正用のメモリが接続さ
れている。このメモリ3には、上記した図17に示すも
のと同様の逆転写の補正量を演算する為のデータ若しく
は図18に示す補正のためのデータが格納されている。
データ生成・制御部2入力された画像データに基づきメ
モリ3内のデータを参照にして、逆転写補正に基づく逆
転写補正された印写用データ(SDATA)を出力す
る。
【0044】サーマルヘッド1に設けられたシフトレジ
スタ1aは、発熱抵抗体と同じ数のD型フリップフロッ
プなどが縦続されて構成される。このシフトレジスタ1
aには、データ生成・制御部2から各発熱抵抗体R1〜
Rnに供給される印写用データ(SDATA)およびヘ
ッドクロック信号(HCLK)が与えられる。この印写
用データ(SDATA)は、ヘッドクロック信号(HC
LK)に同期してシリアルに与えられる。
スタ1aは、発熱抵抗体と同じ数のD型フリップフロッ
プなどが縦続されて構成される。このシフトレジスタ1
aには、データ生成・制御部2から各発熱抵抗体R1〜
Rnに供給される印写用データ(SDATA)およびヘ
ッドクロック信号(HCLK)が与えられる。この印写
用データ(SDATA)は、ヘッドクロック信号(HC
LK)に同期してシリアルに与えられる。
【0045】ラッチ部1bには、発熱抵抗体と同じ数の
ラッチ回路が、前述のシフトレジスタ1aを構成するD
型フリップフロップにそれぞれ対応して設けられる。各
ラッチ回路には、データ生成・制御部2からラッチ信号
(/LATCH:/は、負論理を示す)がそれぞれ与え
られ、このラッチ信号(/LATCH)に基づいて、シ
フトレジスタ1aに格納された印写用データ(SDAT
A)が、パラレルにドライバ部1cに出力される。
ラッチ回路が、前述のシフトレジスタ1aを構成するD
型フリップフロップにそれぞれ対応して設けられる。各
ラッチ回路には、データ生成・制御部2からラッチ信号
(/LATCH:/は、負論理を示す)がそれぞれ与え
られ、このラッチ信号(/LATCH)に基づいて、シ
フトレジスタ1aに格納された印写用データ(SDAT
A)が、パラレルにドライバ部1cに出力される。
【0046】ドライバ部1cには、発熱抵抗体と同じ数
の論理積回路が、前述のラッチ部1bを構成するラッチ
回路にそれぞれ対応して設けられる。各論理積回路に
は、データ生成・制御部2からストローブ信号(/ST
B)がそれぞれ与えられ、このストローブ信号(/ST
B)に基づいて、ラッチ部1bから与えられた印写用デ
ータ(SDATA)が、各発熱抵抗体R1〜Rnにそれ
ぞれ与えられる。
の論理積回路が、前述のラッチ部1bを構成するラッチ
回路にそれぞれ対応して設けられる。各論理積回路に
は、データ生成・制御部2からストローブ信号(/ST
B)がそれぞれ与えられ、このストローブ信号(/ST
B)に基づいて、ラッチ部1bから与えられた印写用デ
ータ(SDATA)が、各発熱抵抗体R1〜Rnにそれ
ぞれ与えられる。
【0047】発熱抵抗体R1〜Rnは、ヘッド電圧Vh
が供給されるヘッド電圧供給ラインに対して並列に接続
される。また発熱抵抗体R1〜Rnのヘッド電圧供給ラ
インが接続される各端子とは反対側の各端子には、上述
のドライバ部1c内に構成される各論理積回路からの出
力がそれぞれ与えられるようになっている。
が供給されるヘッド電圧供給ラインに対して並列に接続
される。また発熱抵抗体R1〜Rnのヘッド電圧供給ラ
インが接続される各端子とは反対側の各端子には、上述
のドライバ部1c内に構成される各論理積回路からの出
力がそれぞれ与えられるようになっている。
【0048】与えられた画像データからデータ生成・制
御部2で生成された印写用データに基づき、該当する発
熱抵抗体R1〜Rnに電圧を供給し、発熱抵抗体R1〜
Rnを発熱させ、受像紙にインク染料を転写する。
御部2で生成された印写用データに基づき、該当する発
熱抵抗体R1〜Rnに電圧を供給し、発熱抵抗体R1〜
Rnを発熱させ、受像紙にインク染料を転写する。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、いわゆる逆転写による影響が殆どなくなり、所望の
色再現が行える熱昇華型カラープリンタを提供すること
ができる。
ば、いわゆる逆転写による影響が殆どなくなり、所望の
色再現が行える熱昇華型カラープリンタを提供すること
ができる。
【図1】RGB−YMC変換を行う特性図である。
【図2】YMCデータと印字濃度の関係を示す特性図で
ある。
ある。
【図3】YMC単独濃度と印加パルス数の関係を示す特
性図である。
性図である。
【図4】YMCそれぞれ単色にて得られる濃度と入力デ
ータとの関係を示す特性図である。
ータとの関係を示す特性図である。
【図5】単独の印写工程では同一濃度が得られる状態に
て、YMCと3色重ね合わされるグレーデータ印写時Y
MCの濃度を示す特性図である。
て、YMCと3色重ね合わされるグレーデータ印写時Y
MCの濃度を示す特性図である。
【図6】単独の印写工程では同一濃度が得られる状態に
て、YMと2色重ね合わされるレッドデータ印写時の濃
度を示す特性図である。
て、YMと2色重ね合わされるレッドデータ印写時の濃
度を示す特性図である。
【図7】単独の印写工程では同一濃度が得られる状態に
て、YCと2色重ね合わされるグリーンデータ印写時の
濃度を示す特性図である。
て、YCと2色重ね合わされるグリーンデータ印写時の
濃度を示す特性図である。
【図8】単独の印写工程では同一濃度が得られる状態に
て、YCと2色重ね合わされるブルーデータ印写時の濃
度を示す特性図である。
て、YCと2色重ね合わされるブルーデータ印写時の濃
度を示す特性図である。
【図9】昇華用染料インク内に含まれる不要吸収成分を
示す特性図であり、Yインクに含まれるM、Cの濃度を
示している。
示す特性図であり、Yインクに含まれるM、Cの濃度を
示している。
【図10】昇華用染料インク内に含まれる不要吸収成分
を示す特性図であり、Mインクに含まれるY、Cの濃度
を示している。
を示す特性図であり、Mインクに含まれるY、Cの濃度
を示している。
【図11】昇華用染料インク内に含まれる不要吸収成分
を示す特性図であり、Cインクに含まれるY、Mの濃度
を示している。
を示す特性図であり、Cインクに含まれるY、Mの濃度
を示している。
【図12】インク内に含まれる不要吸収成分の印写によ
る影響の概念を示す模式図である。
る影響の概念を示す模式図である。
【図13】印写による逆転写の影響の概念を示す模式図
である。
である。
【図14】補正値の算出法の説明図である。
【図15】Y濃度がM印写により、どれだけ変化するか
を表した実験結果を示す図であり、Mインク内のYの不
要吸収成分を含む場合を示す。
を表した実験結果を示す図であり、Mインク内のYの不
要吸収成分を含む場合を示す。
【図16】Y濃度がM印写により、どれだけ変化するか
を表した実験結果を示す図であり、Mインク内のYの不
要吸収成分を除いた場合を示す。
を表した実験結果を示す図であり、Mインク内のYの不
要吸収成分を除いた場合を示す。
【図17】Y濃度がM印写により、どれだけ逆転写する
かを示した特性図である。
かを示した特性図である。
【図18】予め逆転写を考慮し、同じ入力データでグレ
ーを印写した場合に、YMC濃度が等しくなるように操
作したテーブルを示す特性図である。
ーを印写した場合に、YMC濃度が等しくなるように操
作したテーブルを示す特性図である。
【図19】YMC濃度が等しい任意濃度のグレー(黒)
を出力するためのYMC単独濃度を示す図である。
を出力するためのYMC単独濃度を示す図である。
【図20】この発明が用いられる熱昇華型カラープリン
タを示すブロック図である。
タを示すブロック図である。
1 サーマルヘッド 2 データ生成・制御部 3 メモリ
Claims (3)
- 【請求項1】 Y、M、Cの3色のうち少なくとも2色
の熱昇華型インクを用いて、カラー印写する印写方式に
おいて、印写する色に応じて用いる各インクに含まれる
不要吸収成分と逆転写量によりそれぞれに印写される濃
度を求め、この求めた濃度から逆転写による補正値を算
出し、減少する濃度分を予め印字する濃度に加算して色
補正を行うことを特徴とする熱昇華型印写方式における
色補正方法。 - 【請求項2】 Y,M,Cのデータより目的とする濃度
を求め、第1と第2の2色印字で算出した条件により逆
転写濃度を計算し、逆転写後の第1の色の濃度を求め、
第1と第3の2色印字で算出した条件により3色印写時
相当する逆転写濃度を計算し、逆転写後の第1の色の最
終濃度を求め、目的濃度から最終濃度差を演算し、補正
値として元の濃度へ加算して色補正を行うことを特徴と
する熱昇華型印写方式における色補正方法。 - 【請求項3】 予め逆転写を考慮し、同じ入力データで
グレーを印写した場合に、YMC濃度が等しくなるよう
なテーブルを用意し、そのテーブルを用いてカラー印写
を行うことを特徴とする熱昇華型印写方式における色補
正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9145499A JP2000280532A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 熱昇華型印写方式における色補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9145499A JP2000280532A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 熱昇華型印写方式における色補正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000280532A true JP2000280532A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=14026823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9145499A Pending JP2000280532A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 熱昇華型印写方式における色補正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000280532A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7207645B2 (en) | 2003-10-31 | 2007-04-24 | Busch Brian D | Printer color correction |
| CN109883551A (zh) * | 2019-02-25 | 2019-06-14 | 中国兵器工业第五九研究所 | 聚合物复合热至变色涂层色差测量方法 |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP9145499A patent/JP2000280532A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7207645B2 (en) | 2003-10-31 | 2007-04-24 | Busch Brian D | Printer color correction |
| CN109883551A (zh) * | 2019-02-25 | 2019-06-14 | 中国兵器工业第五九研究所 | 聚合物复合热至变色涂层色差测量方法 |
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