JP2000281148A - 加水発熱型容器 - Google Patents
加水発熱型容器Info
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Abstract
ることができ、かつ使い勝手が良好な加水発熱型容器を
提供する。 【解決手段】 本発明の加水発熱型容器10は、加水発
熱物質Aを収容した自己発熱容器12と、所定量の水を
収容した水収納容器14とを上部開放型容器11内に収
納した構成になっている。水収納容器14には引張り部
材15が接続されており、引張り部材15を引張ること
で水収納容器14内の水を上部開放型容器11内に流出
させることができる。
Description
分を蒸散したり、食品等を加熱するのに好適な、加水発
熱型容器に関する。
物質を収容した自己発熱容器を上部開放型容器内に収納
したものが知られている。上部開放型容器の上面はシー
ル部材によってシールされ、さらに上蓋が脱着可能に設
けられる。上蓋の略中央には開口部が設けられ、その開
口部は、上蓋と上部開放型容器との間に挟持された紙蓋
によって塞がれる。
用に際して、最初に上蓋、紙蓋及びシール部材を上部開
放型容器から取り外し、次に上部開放型容器内に外部か
ら所定量の水を流入させる。その後、上蓋を再び上部開
放型容器に取り付ける。これにより、自己発熱容器内の
加水発熱物質が水と反応して発熱し、薬効成分等を上蓋
の開口部を介して上部開放型容器の外部に放出する。
熱型容器においては、外部から水を供給する際に、水を
入れ過ぎてしまう場合があった。水を入れ過ぎてしまう
と、薬効成分等が十分に蒸散しない等の問題が生じる。
そこで、所定量の水を計量してその水を加水発熱型容器
に供給する必要があったが、このような作業は煩雑であ
った。そこで、所定量の水を収容した水収納容器を、自
己発熱容器とともに上部開放型容器内に収納した加水発
熱型容器が使用されている。しかし、このタイプの加水
発熱型容器においては、水収納容器を上部開放型容器か
ら取り出すとともに開封して、当該水収納容器内の水を
上部開放型容器に流出させる作業がやはり煩雑であっ
た。
であって、その目的は、使用に際して水の入れ過ぎ等を
確実に防止することができ、かつ使い勝手が良好な加水
発熱型容器を提供することにある。
水発熱物質を収容した自己発熱容器と、可撓性材質から
なる部分を有し、所定量の水を収容した水収納容器と
を、上部開放型容器内に収納した構成の加水発熱型容器
において、開封手段としての、前記水収納容器の上方に
設置した刃部材、又は前記可撓性材質からなる部分に固
着された線状部材、又は前記水収納容器から剥離可能と
した前記可撓性材質からなる部分を備え、前記水収納容
器又は前記開封手段に引張り部材を接続し、前記引張り
部材を引張ることで、前記開封手段を介して前記水収納
容器内の水を前記上部開放型容器内に流出させることを
特徴とする加水発熱型容器によって達成される。
水収納容器としては、例えば、アルミニウム袋、ビニー
ル袋、ビニール部を有する容器、水を流出させるための
開口を備え、その開口に可撓性材質からなるシール部材
を溶着した構成の容器等を採用することができる。
いては、使用時に引張り部材を引張ることで、水収納容
器を上部開放型容器から取り出すことなく、当該水収納
容器に収容された所定量の水を上部開放型容器内に流出
させることができる。したがって、水を入れ過ぎてしま
う心配がないため、加水発熱型容器を確実に作動させる
ことができる。また、加水発熱型容器に水を供給する作
業が簡略化されるため、使い勝手がよい。なお、前記水
収納容器を、前記上部開放型容器内に起立した状態で設
置すれば、水収納容器内の水を上部開放型容器内に、一
層速やかに流出させることができる。
塩化マグネシウム、塩化アルミニウム、塩化カルシウ
ム、酸化鉄等、水を添加するのみで発熱する物品を例示
できる。鉄と硫化カリウム、硫化鉄、金属塩化物、硫酸
鉄等の少なくとも1種との混合物を水及び酸素と接触さ
せる方式、鉄よりイオン化傾向大なる金属と鉄よりイオ
ン化傾向小なる金属のハロゲン化物との混合物を水と接
触させる方式、金属と重硫酸塩との混合物を水と接触さ
せる方式、アルミニウムとアルカリ金属硝酸塩との混合
物に水を加える方式等を例示できる。
基づいて説明する。図1に、本発明の第1実施形態を示
す。加水発熱型容器10は、加水発熱物質Aを収容した
自己発熱容器12と、所定量の水を収容した水収納容器
14とを、上部開放型容器11内に収納した構成になっ
ている。
リエチレンやポリプロピレン等から形成されている。上
部開放型容器11の平面視楕円状の上部開口は、剥離可
能なシール部材17によって塞がれ、更に上蓋19を嵌
着される。上蓋19には、薬効成分を蒸散できるように
開口20が設けられている。図2に、加水発熱型容器1
0の斜視図を示す。なお図2においては、シール部材1
7及び上蓋19の図示を省略した。
面には複数の通水孔12aが穿設されており、これら通
水孔12aは不織布等の通水性を有する材質によって塞
がれている。自己発熱容器12内における加水発熱物質
Aの上方には、加熱されることで殺虫剤等の薬効成分を
蒸散する内容物Bを収容した内容物収納容器13が取り
付けられている。
トからなる袋が用いられている。水収納容器14の、水
が収納された略直方体状の袋部の、上端側および下端側
の樹脂シートは、溶着されてそれぞれ板状に形成されて
いる。本実施形態においては、この袋部上端側の板状部
分が引張り部材15となる。すなわち引張り部材15は
水収納容器14に一体的に設けられている。図3に水収
納容器14の斜視図を示す。図3に示すように、袋部の
両側端も溶着されて板状に形成されている。
1内において、自己発熱容器12と水収納容器14との
間には仕切壁16が設けられている。仕切壁16の下端
部には、通水孔16aが穿設されている。そして、仕切
壁16と上部開放型容器11周壁とにより囲まれた、水
収納容器14が収納されている空間の上方開口を塞ぐよ
うに、天板21が設けられている。天板21には、引張
り部材15の上端部が挿通されるスリット21aが設け
られている。そして、天板21の下面におけるスリット
21a近傍には、刃部材22が突設されている。また、
水収納容器14下方の底板、すなわち仕切壁16と上部
開放型容器11周壁とにより囲まれた空間の底板が、傾
斜面11aに形成されている
部開放型容器11内において起立した状態で設置されて
おり、すなわち、袋部の長手方向が上下方向と一致する
ように設置されている。
に示した加水発熱型容器10を使用する際には、先ず、
上蓋19を上部開放型容器11から取り外すとともに、
シール部材17を剥離する。次に、天板21から突出し
ている引張り部材15の上端部をつまんで上方向に引張
る。これにより水収納容器14が引張り方向に移動し、
天板21の下面に突設された刃部材22に当接する。す
ると水収納容器14は刃部材22によって引き裂かれ、
水収納容器14内の水が一気に流出する。水は、水収納
容器14下方に形成された傾斜面11aをつたって仕切
壁16の通水孔16aを通過し、自己発熱容器12底面
に到達する。これにより自己発熱容器12の内部で内容
物Bの加熱が開始され、薬効成分が蒸散される。
ば、使用時に引張り部材15を引張ることで、水収納容
器14を上部開放型容器11から取り出すことなく、当
該水収納容器14に収容された水を上部開放型容器11
内に流出させることができる。したがって、加水発熱型
容器に水を供給する作業が著しく簡略化されており、使
い勝手がよい。また、予め所定量の水が用意されている
ので、水を入れ過ぎてしまう心配がなく、殺虫剤等の薬
効成分を確実に蒸散させることができる。
収納容器14が起立した状態で上部開放型容器11内に
設置されており、刃部材22が水収納容器14を長手方
向に引き裂く構成である。また、水収納容器14下方の
底板が傾斜面11aに形成されている。したがって、水
は水収納容器14から一気に流出し、速やかに自己発熱
容器12に向かって流れるので、自己発熱容器12にお
いて水量不足が生じることはなく、薬効成分の円滑な蒸
散が行われる。
示すように、未使用時に、上部開放型容器11の上部開
口を覆うシール部材17に、引張り部材15の上端を当
接させておけば、水収納容器14の上部開放型容器11
内でのずれを防止でき、水収納容器14が刃部材22に
よって損傷される心配がない。したがって、水収納容器
の損傷を防止するための、別体の安全手段が不要であ
る。引張り部材15の上端を折り曲げ、天板21上面に
折り曲げ部を貼り付けておき、使用時にその折り曲げ部
を剥がすと共に上方向に引張るように構成してもよい。
材15の上端部に、つまんで引張り易くするために、引
張り方向を示す矢印を印刷したり、つまむ部分の表面を
摩擦抵抗の大きい凹凸面にしたりすることができる。図
示しないが、引張り部材15の上端に指を引掛ける突起
等を設けてもよい。
下、既に説明した部材等については図中に同一符号又は
相当符号を付すことにより、説明を簡略化或いは省略す
る。加水発熱型容器30の上部開放型容器11内には、
底板と立壁とからなる、断面略L字状の支持部材36が
設けられている。支持部材36の立壁の下部には、通水
孔36aが設けられている。そして支持部材36の立壁
の壁面には、略直方体状の水収納容器34が起立した状
態で、すなわち水収納容器34の長手方向が上下方向に
一致するように取り付けられている。
6の斜視図を示す。水収納容器34として、ここではア
ルミ袋が用いられている。そして水収納容器14の、支
持部材36の立壁に接する面の反対側の面に、その面の
長手方向(上下方向)に沿って線状部材41が固着され
ている。そして線状部材41の下端に、引張り線35の
一端が接続されている。引張り線35の他端には、上部
開放型容器11の上方において、引張り片35aが接続
されている。本実施形態においては、引張り線35と引
張り片35aとにより引張り部材が構成されている。
に示した加水発熱型容器30を使用する際には、先ず、
上蓋19を上部開放型容器11から取り外すとともに、
シール部材17を剥離する。次に、引張り片35aをつ
まんで横方向又は上方向に引張る。すると引張り片35
aに接続された引張り線35も引張られ、引張り線35
が線状部材41を引張る。これにより線状部材41は、
水収納容器34を下から上に向かって引き裂きながら、
水収納容器34から離脱していく。この時、水収納容器
14内の水が流出し、水は水収納容器34下方に形成さ
れた傾斜面11aをつたって支持部材36の通水孔36
aを通過し、自己発熱容器12底面に到達する。これに
より自己発熱容器12の内部で内容物Bの加熱が開始さ
れ、薬効成分が蒸散される。
ば、簡単な構成で、第1実施形態と略同様の効果を得る
ことができる。また、刃部材がないので、水収納容器3
4が損傷される心配がない。また、起立した状態の水収
納容器34が下から上に向かって引き裂かれるので、全
量の水が一層スムーズに流出する。なお、支持部材36
を設けずに、上部開放型容器11の周壁内面に水収納容
器34を固着してもよい。こうすれば構成が一層簡単な
ものになる。
水発熱型容器50の上部開放型容器51内には、所定箇
所に係止片62a,62bが突設されており、シール部
材を設けたプラスチック製の水収納容器54を支持でき
るようになっている。ここで水収納容器54は起立した
状態で、すなわち水収納容器34の長手方向が上下方向
に一致するように上部開放型容器51内に支持されてい
る。水収納容器54は、開口(ここでは円形開口)を可
撓性材質からなるシール部材61により塞がれている。
そして水収納容器54は、シール部材61の形成する面
が上下方向に略平行となるように、上部開放型容器51
内に支持されており、この状態における水収納容器54
の下面54aは傾斜面に形成されている。このように支
持された状態の水収納容器54の下方において、シール
部材61の端部に引張り部材55の一端が接続されてい
る。引張り部材55の他端は、上部開放型容器51の上
方において引張られるようになっている。ここで引張り
部材55は、シール部材61の下端側を延長すると共に
上方に折り曲げることで形成されている。
に示した加水発熱型容器50を使用する際には、先ず、
上蓋19を上部開放型容器51から取り外すとともに、
シール部材17を剥離する。次に、引張り部材55の端
部をつまんで上方向に引張る。すると引張り部材55が
シール部材61を引張る。これによりシール部材61が
下から上に剥がされていく。この時、水収納容器54内
の水が流出し、水は水収納容器54下方に形成された傾
斜面11aをつたって自己発熱容器12底面に到達す
る。これにより自己発熱容器12の内部で内容物Bの加
熱が開始され、薬効成分が蒸散される。
よれば、プラスチック製の水収納容器54が損傷される
心配はなく、保存性が良好である。シール部材61は、
プラスチック製の水収納容器54の開口周縁に溶着され
ており、普通このようなシール部材61を剥離する作業
は煩雑である。しかし、以上のような加水発熱型容器5
0によれば、水収納容器54は、シール部材61の形成
する面が上下方向に略平行となるように、係止片62
a,62bにより確実に支持されており、シール部材6
1の下端側を延長すると共に上方に折り曲げて引張り部
材55を形成しているので、低引張り力でシール部材6
1を容易に剥がすことができる。
が好ましが、特に限定されず、引張り部材55が可撓性
の材質からなる場合、上部開放型容器11の上方に引張
り部材先端を係止する手段を設けてもよい。
型容器は、水収納容器に引張り部材が接続され、使用時
に引張り部材を引張ることで、水収納容器を上部開放型
容器から取り出すことなく、当該水収納容器に収容され
た所定量の水を上部開放型容器内に流出させることがで
きる。したがって、水を入れ過ぎてしまう心配がないた
め、加水発熱型容器を確実に作動させることができる。
また、加水発熱型容器に水を供給する作業が簡略化され
るため、使い勝手がよい。
る。
斜視図である。
る。
斜視図である。
る。
段) 62a,62b 係止片
Claims (2)
- 【請求項1】 加水発熱物質を収容した自己発熱容器
と、可撓性材質からなる部分を有し、所定量の水を収容
した水収納容器とを、上部開放型容器内に収納した構成
の加水発熱型容器において、 開封手段としての、前記水収納容器の上方に設置した刃
部材、又は前記可撓性材質からなる部分に固着された線
状部材、又は前記水収納容器から剥離可能とした前記可
撓性材質からなる部分を備え、 前記水収納容器又は前記開封手段に引張り部材を接続
し、前記引張り部材を引張ることで、前記開封手段を介
して前記水収納容器内の水を前記上部開放型容器内に流
出させることを特徴とする加水発熱型容器。 - 【請求項2】 前記水収納容器を、前記上部開放型容器
内に起立した状態で設置したことを特徴とする請求項1
に記載の加水発熱型容器
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08232699A JP4363691B2 (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 加水発熱型容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08232699A JP4363691B2 (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 加水発熱型容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000281148A true JP2000281148A (ja) | 2000-10-10 |
| JP4363691B2 JP4363691B2 (ja) | 2009-11-11 |
Family
ID=13771443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08232699A Expired - Fee Related JP4363691B2 (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 加水発熱型容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4363691B2 (ja) |
-
1999
- 1999-03-25 JP JP08232699A patent/JP4363691B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4363691B2 (ja) | 2009-11-11 |
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