JP2000289029A - インサート支持台 - Google Patents
インサート支持台Info
- Publication number
- JP2000289029A JP2000289029A JP11097681A JP9768199A JP2000289029A JP 2000289029 A JP2000289029 A JP 2000289029A JP 11097681 A JP11097681 A JP 11097681A JP 9768199 A JP9768199 A JP 9768199A JP 2000289029 A JP2000289029 A JP 2000289029A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall members
- insert
- plate wall
- pair
- fastener member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims abstract description 65
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims abstract description 61
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 33
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 3
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 29
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 16
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 description 15
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 11
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 11
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 9
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 8
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 7
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 7
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 238000003801 milling Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 2
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インサート支持台をインサートに適合する形
状に容易かつ高精度に作製できるようにする。 【解決手段】 インサート支持台10は、互いに平行に
離間配置される一対の板壁部材12、14と、両板壁部
材12、14に組合されてそれらの相互間隔を保持する
スペーサ16と、両板壁部材12、14に組合されてイ
ンサートを担持する一対の補助壁部材28とを備える。
両板壁部材12、14の主表面18、20の間には、イ
ンサートを少なくとも部分的に受容する受容部24が画
成され、それら主表面18、20とスペーサ16の主表
面26と両補助壁部材28との間には、受容部24の一
部としてインサートの一部分を収容可能な凹部32が画
成される。これら構成要素は、いずれも単純形状の平板
からなるので成形精度を容易に高めることができ、結果
としてインサート支持台10を高精度に作製できる。
状に容易かつ高精度に作製できるようにする。 【解決手段】 インサート支持台10は、互いに平行に
離間配置される一対の板壁部材12、14と、両板壁部
材12、14に組合されてそれらの相互間隔を保持する
スペーサ16と、両板壁部材12、14に組合されてイ
ンサートを担持する一対の補助壁部材28とを備える。
両板壁部材12、14の主表面18、20の間には、イ
ンサートを少なくとも部分的に受容する受容部24が画
成され、それら主表面18、20とスペーサ16の主表
面26と両補助壁部材28との間には、受容部24の一
部としてインサートの一部分を収容可能な凹部32が画
成される。これら構成要素は、いずれも単純形状の平板
からなるので成形精度を容易に高めることができ、結果
としてインサート支持台10を高精度に作製できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形主体の型内で
インサートを位置決め支持するためのインサート支持台
に関する。
インサートを位置決め支持するためのインサート支持台
に関する。
【0002】
【従来の技術】乗物用座席、事務用又は家庭用の椅子、
マットレス等の、例えば発泡性樹脂材料の成形体からな
るクッション性を有する芯材と、芯材の表面を被覆する
布帛や皮革等からなる柔軟な被覆材とを備えた物品にお
いて、被覆材を芯材に強固に固定的に被着するために、
平板状の基部の主要面に複数の係合要素を配設した対面
係合式のファスナー部材(いわゆる面ファスナー)を使
用することは知られている(例えば特開平9−2247
20号公報参照)。
マットレス等の、例えば発泡性樹脂材料の成形体からな
るクッション性を有する芯材と、芯材の表面を被覆する
布帛や皮革等からなる柔軟な被覆材とを備えた物品にお
いて、被覆材を芯材に強固に固定的に被着するために、
平板状の基部の主要面に複数の係合要素を配設した対面
係合式のファスナー部材(いわゆる面ファスナー)を使
用することは知られている(例えば特開平9−2247
20号公報参照)。
【0003】被覆材を芯材に被着する固着手段としての
ファスナー部材は、座席等の物品の表面の触感や外観を
損なわないように、被覆材の固着強度及び密着性を低下
させない範囲で可及的に小形であることが所望される。
特に乗物用座席では、着席者による荷重が座席上で頻繁
に移動するので充分な固着強度が要求され、しかも着席
者の疲労を軽減するために異物感を排除した高水準の安
楽性を提供することが望まれるので、被覆材の縫目等に
沿って芯材表面に設けた溝に配置可能な細長い帯形状を
有したファスナー部材が有効に利用される。
ファスナー部材は、座席等の物品の表面の触感や外観を
損なわないように、被覆材の固着強度及び密着性を低下
させない範囲で可及的に小形であることが所望される。
特に乗物用座席では、着席者による荷重が座席上で頻繁
に移動するので充分な固着強度が要求され、しかも着席
者の疲労を軽減するために異物感を排除した高水準の安
楽性を提供することが望まれるので、被覆材の縫目等に
沿って芯材表面に設けた溝に配置可能な細長い帯形状を
有したファスナー部材が有効に利用される。
【0004】このような帯状のファスナー部材を、芯材
表面の所望位置に固定的に設置するために、成形主体で
ある芯材の型内にファスナー部材をインサートとして配
置し、芯材の成形と同時にファスナー部材を芯材に固定
するインサート成形法が有利に実施されている。例えば
特開平9−224720号は、芯材を成形するための空
隙部を画成する成形面の所定位置に、ファスナー部材を
支持する支持部を設けた成形主体の型を使用するインサ
ート成形法を開示する。
表面の所望位置に固定的に設置するために、成形主体で
ある芯材の型内にファスナー部材をインサートとして配
置し、芯材の成形と同時にファスナー部材を芯材に固定
するインサート成形法が有利に実施されている。例えば
特開平9−224720号は、芯材を成形するための空
隙部を画成する成形面の所定位置に、ファスナー部材を
支持する支持部を設けた成形主体の型を使用するインサ
ート成形法を開示する。
【0005】従来、この種のインサート成形法で、型内
に設置される支持部は通常、ファスナー部材の帯形状に
対応する長尺の一体成形品から構成され、型内に固定的
に取付けて使用される。一体成形品からなる支持体に
は、ファスナー部材の複数の係合要素を受容する溝状の
凹部が形成される。他方、ファスナー部材には一般に、
基部の裏面に、芯材との機械的連結部分を構成する連結
要素が形成される。インサート成形時には、ファスナー
部材の係合要素を支持部の凹部に挿入するとともに連結
要素を型内の空隙部に露出させて、ファスナー部材を支
持部に装着し、その状態で例えば溶融した発泡性樹脂材
料を空隙部に注入して芯材を成形する。それにより、芯
材表面に係合要素を露出させた状態でファスナー部材が
芯材に固定的に連結される。
に設置される支持部は通常、ファスナー部材の帯形状に
対応する長尺の一体成形品から構成され、型内に固定的
に取付けて使用される。一体成形品からなる支持体に
は、ファスナー部材の複数の係合要素を受容する溝状の
凹部が形成される。他方、ファスナー部材には一般に、
基部の裏面に、芯材との機械的連結部分を構成する連結
要素が形成される。インサート成形時には、ファスナー
部材の係合要素を支持部の凹部に挿入するとともに連結
要素を型内の空隙部に露出させて、ファスナー部材を支
持部に装着し、その状態で例えば溶融した発泡性樹脂材
料を空隙部に注入して芯材を成形する。それにより、芯
材表面に係合要素を露出させた状態でファスナー部材が
芯材に固定的に連結される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したインサート成
形工程において、支持部にファスナー部材を装着する際
には、芯材の成形時に型内空隙部に注入される溶融樹脂
材料が、ファスナー部材の係合要素を受容する支持部の
凹部に侵入しないように装着することが肝要である。仮
に溶融樹脂材料が凹部に侵入してしまうと、インサート
成形後に、芯材表面に露出するファスナー部材の係合要
素間に芯材の樹脂片が部分的に混在した状態となり、フ
ァスナー部材の本来の固着機能が低下する危惧があるか
らである。そこで、ファスナー部材をその基部の外縁領
域で支持部の壁面に密着させて支持部に装着するととも
に、芯材の成形が完了するまでの間、この密着状態を保
持することが要求される。そのために、支持部は通常、
フライス盤等を用いた切削加工工程や、押出成形工程に
より、ファスナー部材の特に基部に正確に適合する直線
形状に成形される。
形工程において、支持部にファスナー部材を装着する際
には、芯材の成形時に型内空隙部に注入される溶融樹脂
材料が、ファスナー部材の係合要素を受容する支持部の
凹部に侵入しないように装着することが肝要である。仮
に溶融樹脂材料が凹部に侵入してしまうと、インサート
成形後に、芯材表面に露出するファスナー部材の係合要
素間に芯材の樹脂片が部分的に混在した状態となり、フ
ァスナー部材の本来の固着機能が低下する危惧があるか
らである。そこで、ファスナー部材をその基部の外縁領
域で支持部の壁面に密着させて支持部に装着するととも
に、芯材の成形が完了するまでの間、この密着状態を保
持することが要求される。そのために、支持部は通常、
フライス盤等を用いた切削加工工程や、押出成形工程に
より、ファスナー部材の特に基部に正確に適合する直線
形状に成形される。
【0007】ところで、乗物用座席等の物品において
は、例えば立体縫製された被覆材の縫目に重なる芯材表
面部分のように、芯材の多様な湾曲面に帯状のファスナ
ー部材を設置することが要求される場合がある。このよ
うな場合に、上記したインサート成形工程によってファ
スナー部材を芯材に固定しようとすると、成形される芯
材のファスナー部材設置部位の湾曲面形状に合わせて、
予めファスナー部材を撓曲させた状態で、芯材の型内の
所定位置に配置しなければならない。その目的で、ファ
スナー部材を支持する支持部には、所望形状に撓曲させ
たファスナー部材を固定的に支持できるような湾曲形状
が付与される。
は、例えば立体縫製された被覆材の縫目に重なる芯材表
面部分のように、芯材の多様な湾曲面に帯状のファスナ
ー部材を設置することが要求される場合がある。このよ
うな場合に、上記したインサート成形工程によってファ
スナー部材を芯材に固定しようとすると、成形される芯
材のファスナー部材設置部位の湾曲面形状に合わせて、
予めファスナー部材を撓曲させた状態で、芯材の型内の
所定位置に配置しなければならない。その目的で、ファ
スナー部材を支持する支持部には、所望形状に撓曲させ
たファスナー部材を固定的に支持できるような湾曲形状
が付与される。
【0008】従来、支持部に湾曲形状を付与するために
は、切削工程や押出工程を経て直線状に成形された支持
部にさらに曲げ加工を施すか、又は例えばNCフライス
盤により所望湾曲形状の支持部を高精度切削加工する方
法が採られていた。しかし、前者の方法では、切削工程
により得られた支持部の寸法精度、特に凹部の寸法精度
が、その後の曲げ加工によって低下する懸念がある。ま
た後者の方法では、特にファスナー部材を芯材の三次元
的に変化する多様な湾曲面に正確に追従させて設置しよ
うとする場合、工具を三次元動作させる高性能のNCフ
ライス盤が必要となり、支持部の製造に要する時間が増
加するとともに設備コストが高騰する危惧がある。
は、切削工程や押出工程を経て直線状に成形された支持
部にさらに曲げ加工を施すか、又は例えばNCフライス
盤により所望湾曲形状の支持部を高精度切削加工する方
法が採られていた。しかし、前者の方法では、切削工程
により得られた支持部の寸法精度、特に凹部の寸法精度
が、その後の曲げ加工によって低下する懸念がある。ま
た後者の方法では、特にファスナー部材を芯材の三次元
的に変化する多様な湾曲面に正確に追従させて設置しよ
うとする場合、工具を三次元動作させる高性能のNCフ
ライス盤が必要となり、支持部の製造に要する時間が増
加するとともに設備コストが高騰する危惧がある。
【0009】したがって本発明の目的は、成形主体の型
内でインサートを位置決め支持するためのインサート支
持台において、インサートを成形主体の表面の多様な湾
曲形状に正確に追従させるように支持することが要求さ
れる場合にも、支持対象のインサートに適合する形状に
容易かつ高精度に作製できる構造を有したインサート支
持台を提供することにある。
内でインサートを位置決め支持するためのインサート支
持台において、インサートを成形主体の表面の多様な湾
曲形状に正確に追従させるように支持することが要求さ
れる場合にも、支持対象のインサートに適合する形状に
容易かつ高精度に作製できる構造を有したインサート支
持台を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、成形主体の型内でインサ
ートを位置決め支持するためのインサート支持台におい
て、互いに略平行に離間して配置され、インサートを少
なくとも部分的に受容する受容部を両者間に画成する一
対の板壁部材と、一対の板壁部材の相互間隔を保持する
スペーサとを具備し、一対の板壁部材とスペーサとが互
いに組合されて、型内に固定的に取付けられるように構
成されたことを特徴とするインサート支持台を提供す
る。
に、請求項1に記載の発明は、成形主体の型内でインサ
ートを位置決め支持するためのインサート支持台におい
て、互いに略平行に離間して配置され、インサートを少
なくとも部分的に受容する受容部を両者間に画成する一
対の板壁部材と、一対の板壁部材の相互間隔を保持する
スペーサとを具備し、一対の板壁部材とスペーサとが互
いに組合されて、型内に固定的に取付けられるように構
成されたことを特徴とするインサート支持台を提供す
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、帯状の基部と、
基部の主表面に設けられる複数の係合要素とを具備した
ファスナー部材を、インサートとして、それら係合要素
を露出させた状態で成形主体に固定的に連結するために
使用される請求項1に記載のインサート支持台であっ
て、受容部が、ファスナー部材の複数の係合要素を収容
可能な凹部を備えるインサート支持台を提供する。
基部の主表面に設けられる複数の係合要素とを具備した
ファスナー部材を、インサートとして、それら係合要素
を露出させた状態で成形主体に固定的に連結するために
使用される請求項1に記載のインサート支持台であっ
て、受容部が、ファスナー部材の複数の係合要素を収容
可能な凹部を備えるインサート支持台を提供する。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のインサート支持台において、一対の板壁部材の間に配
置されてインサートを担持する補助壁部材をさらに備
え、一対の板壁部材と補助壁部材とが協働して、凹部へ
の成形主体の材料の侵入を防止するインサート支持台を
提供する。
のインサート支持台において、一対の板壁部材の間に配
置されてインサートを担持する補助壁部材をさらに備
え、一対の板壁部材と補助壁部材とが協働して、凹部へ
の成形主体の材料の侵入を防止するインサート支持台を
提供する。
【0013】請求項1に記載の発明では、インサート支
持台が、一対の板壁部材とスペーサとを組合せて作製さ
れるので、完成品の寸法精度は、構成要素である板壁部
材及びスペーサの個々の成形精度に実質的に依存する。
インサートを成形主体の表面の多様な湾曲形状に正確に
追従させるように支持すべく、湾曲した受容部を形成す
る場合にも、個々の構成要素を比較的単純形状にするこ
とができる。したがって、各構成要素の成形精度を容易
に高めることができる。
持台が、一対の板壁部材とスペーサとを組合せて作製さ
れるので、完成品の寸法精度は、構成要素である板壁部
材及びスペーサの個々の成形精度に実質的に依存する。
インサートを成形主体の表面の多様な湾曲形状に正確に
追従させるように支持すべく、湾曲した受容部を形成す
る場合にも、個々の構成要素を比較的単純形状にするこ
とができる。したがって、各構成要素の成形精度を容易
に高めることができる。
【0014】請求項2に記載の発明では、ファスナー部
材が成形主体の表面の多様な部位に正確に追従するよう
に支持される。請求項3に記載の発明では、ファスナー
部材の係合要素に成形主体の材料が混在することが防止
される。
材が成形主体の表面の多様な部位に正確に追従するよう
に支持される。請求項3に記載の発明では、ファスナー
部材の係合要素に成形主体の材料が混在することが防止
される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。図面において、同一
又は類似の構成要素には共通の参照符号を付す。図1〜
図3は、本発明の第1の実施形態によるインサート支持
台10を示す。インサート支持台10は、互いに略平行
に離間して配置される一対の板壁部材12、14と、そ
れら一対の板壁部材12、14に組合されて両板壁部材
12、14の相互間隔を保持するスペーサ16とを備え
る。一対の板壁部材12、14は、互いに略同一の寸法
及び形状を有する直方体形状の平板からなり、板壁部材
12の平坦な主表面18と板壁部材14の平坦な主表面
20とが、インサート支持台10の全体に渡って一様な
間隔で互いに対向して配置される。両板壁部材12、1
4は、それぞれの主表面18、20を平坦な基準面22
(後述する成形主体の型の成形面)に対し鉛直に配置し
て、基準面22上に載置される。この状態で、両板壁部
材12、14の主表面18、20の間には、インサート
(図示せず)を少なくとも部分的に受容する直線溝状の
受容部24が画成される。
明の実施の形態を詳細に説明する。図面において、同一
又は類似の構成要素には共通の参照符号を付す。図1〜
図3は、本発明の第1の実施形態によるインサート支持
台10を示す。インサート支持台10は、互いに略平行
に離間して配置される一対の板壁部材12、14と、そ
れら一対の板壁部材12、14に組合されて両板壁部材
12、14の相互間隔を保持するスペーサ16とを備え
る。一対の板壁部材12、14は、互いに略同一の寸法
及び形状を有する直方体形状の平板からなり、板壁部材
12の平坦な主表面18と板壁部材14の平坦な主表面
20とが、インサート支持台10の全体に渡って一様な
間隔で互いに対向して配置される。両板壁部材12、1
4は、それぞれの主表面18、20を平坦な基準面22
(後述する成形主体の型の成形面)に対し鉛直に配置し
て、基準面22上に載置される。この状態で、両板壁部
材12、14の主表面18、20の間には、インサート
(図示せず)を少なくとも部分的に受容する直線溝状の
受容部24が画成される。
【0016】スペーサ16は、各板壁部材12、14の
長さL1に略等しい長さを有する直方体形状の平板から
なり、その平坦な主表面26を両板壁部材12、14の
主表面18、20に鉛直に隣接させるとともに、その長
手方向へ延びる両縁16a、16bを両主表面18、2
0にそれぞれ当接して、両板壁部材12、14の下端領
域の間に挟持される。スペーサ16は、主表面26を基
準面22に対し平行に配置して、基準面22上に載置さ
れる。なお、スペーサ16は、図示しないボルトや接着
剤等の公知の固定手段を介して、基準面22に固定的に
取付けられる。そして一対の板壁部材12、14は、図
示しないボルトや接着剤等の公知の固定手段を介して、
スペーサ16に固定的に組付けられる。或いは、スペー
サ16に固定的に組付けられた両板壁部材12、14
を、基準面22に固定的に取付けるようにしてもよい。
長さL1に略等しい長さを有する直方体形状の平板から
なり、その平坦な主表面26を両板壁部材12、14の
主表面18、20に鉛直に隣接させるとともに、その長
手方向へ延びる両縁16a、16bを両主表面18、2
0にそれぞれ当接して、両板壁部材12、14の下端領
域の間に挟持される。スペーサ16は、主表面26を基
準面22に対し平行に配置して、基準面22上に載置さ
れる。なお、スペーサ16は、図示しないボルトや接着
剤等の公知の固定手段を介して、基準面22に固定的に
取付けられる。そして一対の板壁部材12、14は、図
示しないボルトや接着剤等の公知の固定手段を介して、
スペーサ16に固定的に組付けられる。或いは、スペー
サ16に固定的に組付けられた両板壁部材12、14
を、基準面22に固定的に取付けるようにしてもよい。
【0017】インサート支持台10はさらに、一対の板
壁部材12、14に組合されてインサートを担持する一
対の補助壁部材28を備える。それら補助壁部材28
は、互いに略同一の寸法及び形状を有するとともにスペ
ーサ16の長さL1よりも相当に短い長さL2を有する
直方体形状の平板からなる。両補助壁部材28は、それ
らの平坦な主表面30を両板壁部材12、14の主表面
18、20に鉛直に隣接させるとともに、それらの長手
方向へ延びる両縁28a、28bを両主表面18、20
にそれぞれ当接して、両板壁部材12、14の長手方向
両端領域の間に挟持される。両補助壁部材28は、それ
らの主表面30を基準面22に対し平行に配置して、ス
ペーサ16上に載置される。この状態で、両板壁部材1
2、14の主表面18、20とスペーサ16の主表面2
6と両補助壁部材28との間には、受容部24の一部と
して、インサートの一部分を収容可能な直線溝状の凹部
32が画成される。なお、両補助壁部材28は、図示し
ないボルトや接着剤等の公知の固定手段を介して、両板
壁部材12、14又はスペーサ16に固定的に組付けら
れる。
壁部材12、14に組合されてインサートを担持する一
対の補助壁部材28を備える。それら補助壁部材28
は、互いに略同一の寸法及び形状を有するとともにスペ
ーサ16の長さL1よりも相当に短い長さL2を有する
直方体形状の平板からなる。両補助壁部材28は、それ
らの平坦な主表面30を両板壁部材12、14の主表面
18、20に鉛直に隣接させるとともに、それらの長手
方向へ延びる両縁28a、28bを両主表面18、20
にそれぞれ当接して、両板壁部材12、14の長手方向
両端領域の間に挟持される。両補助壁部材28は、それ
らの主表面30を基準面22に対し平行に配置して、ス
ペーサ16上に載置される。この状態で、両板壁部材1
2、14の主表面18、20とスペーサ16の主表面2
6と両補助壁部材28との間には、受容部24の一部と
して、インサートの一部分を収容可能な直線溝状の凹部
32が画成される。なお、両補助壁部材28は、図示し
ないボルトや接着剤等の公知の固定手段を介して、両板
壁部材12、14又はスペーサ16に固定的に組付けら
れる。
【0018】上記構成を有するインサート支持台10
は、図4に示すように、帯状の基部40と、基部40の
主表面に設けられる複数の係合要素42とを具備したフ
ァスナー部材44を、インサートとして成形主体46の
型48内で位置決め支持するために、好適に使用でき
る。この場合、インサート支持台10は、成形主体46
を成形するための空隙部を画成する型48の成形面すな
わち基準面22の所定位置に、固定的に取付けられる。
このような用途において、インサート支持台10では、
両板壁部材12、14の間に画成される受容部24が、
ファスナー部材44の基部40及び複数の係合要素42
を受容し、そして一対の補助壁部材28がそれらの主表
面30で、ファスナー部材44の基部40を担持するよ
うに作用する。さらに、受容部24の凹部32は、ファ
スナー部材44の複数の係合要素42のみを収容するよ
うに作用する。
は、図4に示すように、帯状の基部40と、基部40の
主表面に設けられる複数の係合要素42とを具備したフ
ァスナー部材44を、インサートとして成形主体46の
型48内で位置決め支持するために、好適に使用でき
る。この場合、インサート支持台10は、成形主体46
を成形するための空隙部を画成する型48の成形面すな
わち基準面22の所定位置に、固定的に取付けられる。
このような用途において、インサート支持台10では、
両板壁部材12、14の間に画成される受容部24が、
ファスナー部材44の基部40及び複数の係合要素42
を受容し、そして一対の補助壁部材28がそれらの主表
面30で、ファスナー部材44の基部40を担持するよ
うに作用する。さらに、受容部24の凹部32は、ファ
スナー部材44の複数の係合要素42のみを収容するよ
うに作用する。
【0019】インサート成形に際しては、ファスナー部
材44を、その基部40の長手方向へ延びる両縁が一対
の板壁部材12、14の主表面18、20に密接すると
ともに、基部40の主表面がその長手方向両端領域で一
対の補助壁部材28の主表面30に密接するようにし
て、インサート支持台10の受容部24に装着する。こ
のとき、ファスナー部材44の複数の係合要素42は、
インサート支持台10の凹部32に収容される。この状
態で、型48内の空隙部に成形主体46の溶融樹脂材料
を注入すると、インサート支持台10の一対の板壁部材
12、14と一対の補助壁部材28とが、ファスナー部
材44の基部40と協働して、凹部32への溶融樹脂材
料の侵入を阻止するように作用する。またファスナー部
材44は、溶融樹脂材料が固化するまでの間、基部40
の長手方向両縁と両板壁部材12、14の主表面18、
20との間の摩擦力により、インサート支持台10の受
容部24内に保持される。このようにして、ファスナー
部材44は、インサート成形工程を経て、複数の係合要
素42を露出させた状態で、成形主体46の表面の所望
位置に固定的に連結される。インサート成形後、ファス
ナー部材44の複数の係合要素42の間には成形主体4
6の樹脂片が混在せず、したがってファスナー部材44
の本来の固着機能は低下しない。
材44を、その基部40の長手方向へ延びる両縁が一対
の板壁部材12、14の主表面18、20に密接すると
ともに、基部40の主表面がその長手方向両端領域で一
対の補助壁部材28の主表面30に密接するようにし
て、インサート支持台10の受容部24に装着する。こ
のとき、ファスナー部材44の複数の係合要素42は、
インサート支持台10の凹部32に収容される。この状
態で、型48内の空隙部に成形主体46の溶融樹脂材料
を注入すると、インサート支持台10の一対の板壁部材
12、14と一対の補助壁部材28とが、ファスナー部
材44の基部40と協働して、凹部32への溶融樹脂材
料の侵入を阻止するように作用する。またファスナー部
材44は、溶融樹脂材料が固化するまでの間、基部40
の長手方向両縁と両板壁部材12、14の主表面18、
20との間の摩擦力により、インサート支持台10の受
容部24内に保持される。このようにして、ファスナー
部材44は、インサート成形工程を経て、複数の係合要
素42を露出させた状態で、成形主体46の表面の所望
位置に固定的に連結される。インサート成形後、ファス
ナー部材44の複数の係合要素42の間には成形主体4
6の樹脂片が混在せず、したがってファスナー部材44
の本来の固着機能は低下しない。
【0020】このように、インサート支持台10は、フ
ァスナー部材44の基部40が一対の板壁部材12、1
4の主表面18、20及び一対の補助壁部材28の主表
面30に密接するように、インサートであるファスナー
部材44の形状及び寸法に対応して高い寸法精度の下に
作製する必要がある。この点で、インサート支持台10
は、一対の板壁部材12、14、スペーサ16及び一対
の補助壁部材28を、前述したように簡単に組合せて作
製されるので、完成品の寸法精度は、構成要素である板
壁部材12、14、スペーサ16及び補助壁部材28の
個々の成形精度に実質的に依存する。そして、それら構
成要素はいずれも単純な直方体形状の平板からなるの
で、各構成要素の成形精度を容易に高めることができ、
結果としてインサート支持台10を、支持対象のインサ
ートに適合する形状に容易かつ高精度に作製することが
できる。
ァスナー部材44の基部40が一対の板壁部材12、1
4の主表面18、20及び一対の補助壁部材28の主表
面30に密接するように、インサートであるファスナー
部材44の形状及び寸法に対応して高い寸法精度の下に
作製する必要がある。この点で、インサート支持台10
は、一対の板壁部材12、14、スペーサ16及び一対
の補助壁部材28を、前述したように簡単に組合せて作
製されるので、完成品の寸法精度は、構成要素である板
壁部材12、14、スペーサ16及び補助壁部材28の
個々の成形精度に実質的に依存する。そして、それら構
成要素はいずれも単純な直方体形状の平板からなるの
で、各構成要素の成形精度を容易に高めることができ、
結果としてインサート支持台10を、支持対象のインサ
ートに適合する形状に容易かつ高精度に作製することが
できる。
【0021】本発明に係るインサート成形台は、インサ
ートを成形主体の表面の多様な湾曲形状に正確に追従さ
せるように支持することが要求される場合に、特に有利
な作用効果を奏する。図5〜図8は、そのような要求を
満たす本発明の第2の実施形態によるインサート支持台
50を示す。
ートを成形主体の表面の多様な湾曲形状に正確に追従さ
せるように支持することが要求される場合に、特に有利
な作用効果を奏する。図5〜図8は、そのような要求を
満たす本発明の第2の実施形態によるインサート支持台
50を示す。
【0022】インサート支持台50は、互いに略平行に
離間して配置される一対の板壁部材52、54と、それ
ら一対の板壁部材52、54に組合されて両板壁部材5
2、54の相互間隔を保持するスペーサ56とを備え
る。一対の板壁部材52、54は、互いに対応の寸法及
び平面形状を有する湾曲板からなり、板壁部材52の、
所定曲率の凹面部分58aを含む矩形の主表面58と、
板壁部材54の、所定曲率の凸面部分60aを含む矩形
の主表面60とが、インサート支持台50の全体に渡っ
て一様な間隔で互いに対向して配置される。両板壁部材
52、54は、それぞれの主表面58、60を平坦な基
準面22に対し鉛直に配置して、基準面22上に載置さ
れる。この状態で、両板壁部材52、54の主表面5
8、60の間には、インサート(図示せず)を少なくと
も部分的に受容する曲線溝状の受容部62が画成され
る。
離間して配置される一対の板壁部材52、54と、それ
ら一対の板壁部材52、54に組合されて両板壁部材5
2、54の相互間隔を保持するスペーサ56とを備え
る。一対の板壁部材52、54は、互いに対応の寸法及
び平面形状を有する湾曲板からなり、板壁部材52の、
所定曲率の凹面部分58aを含む矩形の主表面58と、
板壁部材54の、所定曲率の凸面部分60aを含む矩形
の主表面60とが、インサート支持台50の全体に渡っ
て一様な間隔で互いに対向して配置される。両板壁部材
52、54は、それぞれの主表面58、60を平坦な基
準面22に対し鉛直に配置して、基準面22上に載置さ
れる。この状態で、両板壁部材52、54の主表面5
8、60の間には、インサート(図示せず)を少なくと
も部分的に受容する曲線溝状の受容部62が画成され
る。
【0023】一対の板壁部材52、54は、互いに略同
一の厚みS及び高さH1と、異なる長さL3、L4とを
有する。曲線溝状の受容部62の外縁側に位置する長寸
の板壁部材52は、その主表面58の凹面部分58a
が、受容部62の内縁側に位置する短寸の板壁部材54
の主表面60の凸面部分60aよりも大きな曲率で湾曲
し、かつ凸面部分60aと実質的同一の曲率中心を有す
るように配置される。
一の厚みS及び高さH1と、異なる長さL3、L4とを
有する。曲線溝状の受容部62の外縁側に位置する長寸
の板壁部材52は、その主表面58の凹面部分58a
が、受容部62の内縁側に位置する短寸の板壁部材54
の主表面60の凸面部分60aよりも大きな曲率で湾曲
し、かつ凸面部分60aと実質的同一の曲率中心を有す
るように配置される。
【0024】スペーサ56は、板壁部材52の長さL3
と略同一の長さで、凹面部分58aの曲率に略等しい曲
率の曲線部分を含む外縁56aと、板壁部材54の長さ
L4と略同一の長さで、凸面部分60aの曲率に略等し
い曲率の曲線部分を含む内縁56bとを有する平板から
なる。スペーサ56は、その平坦な主表面64を両板壁
部材52、54の主表面58、60に鉛直に隣接させる
とともに、その長手方向へ延びる外縁56a及び内縁5
6bを両主表面58、60にそれぞれ当接して、両板壁
部材52、54の下端領域の間に挟持される。またスペ
ーサ56は、主表面64を基準面22に対し平行に配置
して、基準面22上に載置される。なお、スペーサ56
は、図示しないボルトや接着剤等の公知の固定手段を介
して、基準面22に固定的に取付けられる。そして一対
の板壁部材52、54は、図示しないボルトや接着剤等
の公知の固定手段を介して、スペーサ56に固定的に組
付けられる。或いは、スペーサ56に固定的に組付けら
れた両板壁部材52、54を、基準面22に固定的に取
付けるようにしてもよい。
と略同一の長さで、凹面部分58aの曲率に略等しい曲
率の曲線部分を含む外縁56aと、板壁部材54の長さ
L4と略同一の長さで、凸面部分60aの曲率に略等し
い曲率の曲線部分を含む内縁56bとを有する平板から
なる。スペーサ56は、その平坦な主表面64を両板壁
部材52、54の主表面58、60に鉛直に隣接させる
とともに、その長手方向へ延びる外縁56a及び内縁5
6bを両主表面58、60にそれぞれ当接して、両板壁
部材52、54の下端領域の間に挟持される。またスペ
ーサ56は、主表面64を基準面22に対し平行に配置
して、基準面22上に載置される。なお、スペーサ56
は、図示しないボルトや接着剤等の公知の固定手段を介
して、基準面22に固定的に取付けられる。そして一対
の板壁部材52、54は、図示しないボルトや接着剤等
の公知の固定手段を介して、スペーサ56に固定的に組
付けられる。或いは、スペーサ56に固定的に組付けら
れた両板壁部材52、54を、基準面22に固定的に取
付けるようにしてもよい。
【0025】インサート支持台50はさらに、一対の板
壁部材52、54に組合されてインサートを担持する一
対の補助壁部材66を備える。それら補助壁部材66
は、互いに略同一の寸法及び形状を有するとともにスペ
ーサ56の長さよりも相当に短い長さL5を有する直方
体形状の平板からなる。両補助壁部材66は、それらの
平坦な主表面68を両板壁部材52、54の主表面5
8、60に鉛直に隣接させるとともに、それらの長手方
向へ延びる両縁66a、66bを両主表面58、60に
それぞれ当接して、両板壁部材52、54の長手方向両
端領域の間に挟持される。両補助壁部材66は、それら
の主表面68を基準面22に対し平行に配置して、スペ
ーサ56上に載置される。この状態で、両板壁部材5
2、54の主表面58、60とスペーサ56の主表面6
4と両補助壁部材66との間には、受容部62の一部と
して、インサートの一部分を収容可能な曲線溝状の凹部
70が画成される。なお、両補助壁部材66は、図示し
ないボルトや接着剤等の公知の固定手段を介して、両板
壁部材52、54又はスペーサ56に固定的に組付けら
れる。
壁部材52、54に組合されてインサートを担持する一
対の補助壁部材66を備える。それら補助壁部材66
は、互いに略同一の寸法及び形状を有するとともにスペ
ーサ56の長さよりも相当に短い長さL5を有する直方
体形状の平板からなる。両補助壁部材66は、それらの
平坦な主表面68を両板壁部材52、54の主表面5
8、60に鉛直に隣接させるとともに、それらの長手方
向へ延びる両縁66a、66bを両主表面58、60に
それぞれ当接して、両板壁部材52、54の長手方向両
端領域の間に挟持される。両補助壁部材66は、それら
の主表面68を基準面22に対し平行に配置して、スペ
ーサ56上に載置される。この状態で、両板壁部材5
2、54の主表面58、60とスペーサ56の主表面6
4と両補助壁部材66との間には、受容部62の一部と
して、インサートの一部分を収容可能な曲線溝状の凹部
70が画成される。なお、両補助壁部材66は、図示し
ないボルトや接着剤等の公知の固定手段を介して、両板
壁部材52、54又はスペーサ56に固定的に組付けら
れる。
【0026】上記構成を有するインサート支持台50
は、インサート支持台10と同様に、図4に示すファス
ナー部材44をインサートとして成形主体46の型48
内で位置決め支持するために、好適に使用できる。この
場合、インサート支持台50は、成形主体46を成形す
るための空隙部を画成する型48の成形面すなわち基準
面22の所定位置に、固定的に取付けられる。このよう
な用途において、インサート支持台50では、両板壁部
材52、54の間に画成される曲線溝状の受容部62
が、ファスナー部材44の基部40及び複数の係合要素
42を、基部40を水平方向(後述する主表面40aに
平行な方向)へ撓曲させた状態で受容し、そして一対の
補助壁部材66がそれらの主表面68で、ファスナー部
材44の基部40を担持するように作用する。さらに、
受容部62の凹部70は、水平方向へ撓曲したファスナ
ー部材44の複数の係合要素42のみを収容するように
作用する。
は、インサート支持台10と同様に、図4に示すファス
ナー部材44をインサートとして成形主体46の型48
内で位置決め支持するために、好適に使用できる。この
場合、インサート支持台50は、成形主体46を成形す
るための空隙部を画成する型48の成形面すなわち基準
面22の所定位置に、固定的に取付けられる。このよう
な用途において、インサート支持台50では、両板壁部
材52、54の間に画成される曲線溝状の受容部62
が、ファスナー部材44の基部40及び複数の係合要素
42を、基部40を水平方向(後述する主表面40aに
平行な方向)へ撓曲させた状態で受容し、そして一対の
補助壁部材66がそれらの主表面68で、ファスナー部
材44の基部40を担持するように作用する。さらに、
受容部62の凹部70は、水平方向へ撓曲したファスナ
ー部材44の複数の係合要素42のみを収容するように
作用する。
【0027】ここで図9を参照して、インサート支持台
50に装着可能なインサートの一例として、ファスナー
部材44の構成をさらに詳細に説明する。ファスナー部
材44は、略平坦でかつ相互に平行な主表面40a及び
裏面40bを有する帯状の基部40と、基部40の主表
面40aに所定の離間配置で立設される複数の係合要素
42とを備える。帯状の基部40は、長手方向へ互いに
離間して整列配置される複数の箱状部80を備え、長手
方向へ隣合う箱状部80が、その平坦な底板部分82で
相互に一体的に連接される。各箱状部80は、その平坦
な上板部分84が基部40の主表面40aを構成し、各
底板部分82が基部40の裏面40bを構成する。各箱
状部80の上板部分と底板部分82との間には、空洞8
6が画成される。
50に装着可能なインサートの一例として、ファスナー
部材44の構成をさらに詳細に説明する。ファスナー部
材44は、略平坦でかつ相互に平行な主表面40a及び
裏面40bを有する帯状の基部40と、基部40の主表
面40aに所定の離間配置で立設される複数の係合要素
42とを備える。帯状の基部40は、長手方向へ互いに
離間して整列配置される複数の箱状部80を備え、長手
方向へ隣合う箱状部80が、その平坦な底板部分82で
相互に一体的に連接される。各箱状部80は、その平坦
な上板部分84が基部40の主表面40aを構成し、各
底板部分82が基部40の裏面40bを構成する。各箱
状部80の上板部分と底板部分82との間には、空洞8
6が画成される。
【0028】各箱状部80の底板部分82には、その長
手方向略中央に、横断方向へ延びるスリット88が形成
される。さらに底板部分82には、スリット88を横断
して長手方向へ延びるリブ90が、基部40の全体に渡
って裏面40bに突設される。リブ90には、各箱状部
80に対して2個ずつ、底板部分82に略平行に延びる
薄板状のアンカー92が形成される。リブ90及びアン
カー92は、インサート成形工程を経て成形主体46に
埋め込まれる連結要素であり、成形主体46に対するフ
ァスナー部材44の機械的連結部分を構成する。
手方向略中央に、横断方向へ延びるスリット88が形成
される。さらに底板部分82には、スリット88を横断
して長手方向へ延びるリブ90が、基部40の全体に渡
って裏面40bに突設される。リブ90には、各箱状部
80に対して2個ずつ、底板部分82に略平行に延びる
薄板状のアンカー92が形成される。リブ90及びアン
カー92は、インサート成形工程を経て成形主体46に
埋め込まれる連結要素であり、成形主体46に対するフ
ァスナー部材44の機械的連結部分を構成する。
【0029】複数の係合要素42の各々は、基部40の
主表面40aから略直立状に突出する脚部94と、脚部
94の先端近傍にて側方へ突設される複数の係合片96
とを備える。したがってファスナー部材44では、複数
の係合要素42がそれぞれの先端の係合片96にて、係
合相手部材の対応の係合要素に係合する。図示の例で
は、各箱状部80に対し2個の係合要素42が、上板部
分84に立設される。なお、基部40の長手方向両端の
箱状部80′(一方の箱状部80′のみ図示)には、係
合要素42が形成されない。
主表面40aから略直立状に突出する脚部94と、脚部
94の先端近傍にて側方へ突設される複数の係合片96
とを備える。したがってファスナー部材44では、複数
の係合要素42がそれぞれの先端の係合片96にて、係
合相手部材の対応の係合要素に係合する。図示の例で
は、各箱状部80に対し2個の係合要素42が、上板部
分84に立設される。なお、基部40の長手方向両端の
箱状部80′(一方の箱状部80′のみ図示)には、係
合要素42が形成されない。
【0030】このような構成を有するファスナー部材4
0は、各箱状部80の底板部分82と上板部分84との
間に空洞86が形成されているので、ファスナー部材4
4の基部40を水平方向すなわち主表面40aに平行な
方向へ撓曲する際に、応力が各箱状部80の底板部分8
2と上板部分84とに分散して加わり、両部分82、8
4が相互の拘束のもとで実質的に平衡して捩じれや撓み
を生じる。その結果、各箱状部80が底板部分82及び
上板部分84を含む全体で比較的容易に撓曲されるの
で、ファスナー部材44の基部40は、所望の曲線に沿
って全体として水平方向へ容易に撓曲されることにな
る。
0は、各箱状部80の底板部分82と上板部分84との
間に空洞86が形成されているので、ファスナー部材4
4の基部40を水平方向すなわち主表面40aに平行な
方向へ撓曲する際に、応力が各箱状部80の底板部分8
2と上板部分84とに分散して加わり、両部分82、8
4が相互の拘束のもとで実質的に平衡して捩じれや撓み
を生じる。その結果、各箱状部80が底板部分82及び
上板部分84を含む全体で比較的容易に撓曲されるの
で、ファスナー部材44の基部40は、所望の曲線に沿
って全体として水平方向へ容易に撓曲されることにな
る。
【0031】さらに、ファスナー部材44の基部40
は、隣合う箱状部80が薄肉の底板部分82によって連
接されているので、ファスナー部材44の基部40を鉛
直方向すなわち主表面40aに直交する方向へ撓曲する
際に、応力が各底板部分82に分散して加わり、底板部
分82自体が変形することにより、底板部分82を中心
とした箱状部80の相対的揺動が可能になる。したがっ
て基部40は、複数の底板部分82のこのような蝶番作
用により、全体として鉛直方向へ容易に撓曲されること
になる。
は、隣合う箱状部80が薄肉の底板部分82によって連
接されているので、ファスナー部材44の基部40を鉛
直方向すなわち主表面40aに直交する方向へ撓曲する
際に、応力が各底板部分82に分散して加わり、底板部
分82自体が変形することにより、底板部分82を中心
とした箱状部80の相対的揺動が可能になる。したがっ
て基部40は、複数の底板部分82のこのような蝶番作
用により、全体として鉛直方向へ容易に撓曲されること
になる。
【0032】このようにファスナー部材44は、基部4
0を水平方向及び鉛直方向のいずれにも容易に撓曲でき
るので、多様な立体的表面を有する物体の所望の表面部
位に、基部40を三次元的に正確に追従させて設置する
ことができる。特に、乗物用座席等の物品において、発
泡性樹脂材料の成形体からなる芯材の多様な立体的表面
に、布帛や皮革等からなる柔軟な被覆材を被着する際
の、被覆材の固着手段としてファスナー部材44を使用
すれば、着席者の身体に触れないか触れる頻度の少ない
芯材表面の所望部位に沿って、基部40を三次元的に正
確に追従させてファスナー部材44を設置でき、以て被
覆材を芯材に実質的に密接して確実に固着することがで
きる。しかも、芯材への被覆材の固着部位にて、被覆材
の外面の触感や外観を些かも損なうことがないので、着
席者に高水準の安楽性を提供するとともに高品質感を与
えることができる。
0を水平方向及び鉛直方向のいずれにも容易に撓曲でき
るので、多様な立体的表面を有する物体の所望の表面部
位に、基部40を三次元的に正確に追従させて設置する
ことができる。特に、乗物用座席等の物品において、発
泡性樹脂材料の成形体からなる芯材の多様な立体的表面
に、布帛や皮革等からなる柔軟な被覆材を被着する際
の、被覆材の固着手段としてファスナー部材44を使用
すれば、着席者の身体に触れないか触れる頻度の少ない
芯材表面の所望部位に沿って、基部40を三次元的に正
確に追従させてファスナー部材44を設置でき、以て被
覆材を芯材に実質的に密接して確実に固着することがで
きる。しかも、芯材への被覆材の固着部位にて、被覆材
の外面の触感や外観を些かも損なうことがないので、着
席者に高水準の安楽性を提供するとともに高品質感を与
えることができる。
【0033】次に、ファスナー部材44をインサートと
して、型48(図4)内に設置したインサート支持台5
0により位置決め支持した状態で、例えば上記した乗物
用座席の芯材となる成形主体46を成形する工程を説明
する。まずファスナー部材44を、その基部40の各箱
状部80の底板部分82及び上板部分84の長手方向へ
延びる両縁が、一対の板壁部材52、54の主表面5
8、60に実質的に密接するとともに、基部40の主表
面40aが長手方向両端の箱状部80′において一対の
補助壁部材66の主表面68に密接するようにして、イ
ンサート支持台50の受容部62に装着する。このと
き、ファスナー部材44の基部40は、受容部62の曲
線形状に正確に追従して水平方向へ撓曲され、複数の係
合要素42が凹部70に収容される。
して、型48(図4)内に設置したインサート支持台5
0により位置決め支持した状態で、例えば上記した乗物
用座席の芯材となる成形主体46を成形する工程を説明
する。まずファスナー部材44を、その基部40の各箱
状部80の底板部分82及び上板部分84の長手方向へ
延びる両縁が、一対の板壁部材52、54の主表面5
8、60に実質的に密接するとともに、基部40の主表
面40aが長手方向両端の箱状部80′において一対の
補助壁部材66の主表面68に密接するようにして、イ
ンサート支持台50の受容部62に装着する。このと
き、ファスナー部材44の基部40は、受容部62の曲
線形状に正確に追従して水平方向へ撓曲され、複数の係
合要素42が凹部70に収容される。
【0034】この状態で、型48内の空隙部に成形主体
46の溶融樹脂材料を注入すると、インサート支持台5
0の一対の板壁部材52、54と一対の補助壁部材66
とが、ファスナー部材44の基部40と協働して、凹部
70への溶融樹脂材料の侵入を阻止するように作用す
る。またファスナー部材44は、溶融樹脂材料が固化す
るまでの間、基部40の長手方向へ延びる両縁と両板壁
部材52、54の主表面58、60との間の摩擦力によ
り、インサート支持台50の受容部62内に保持され
る。このようにして、ファスナー部材44は、インサー
ト成形工程を経て、複数の係合要素42を露出させた状
態で、かつ水平方向へ撓曲した形態で成形主体46の表
面の所望位置に固定的に連結される。インサート成形
後、ファスナー部材44の複数の係合要素42の間には
成形主体46の樹脂片が混在せず、したがってファスナ
ー部材44の本来の固着機能は低下しない。
46の溶融樹脂材料を注入すると、インサート支持台5
0の一対の板壁部材52、54と一対の補助壁部材66
とが、ファスナー部材44の基部40と協働して、凹部
70への溶融樹脂材料の侵入を阻止するように作用す
る。またファスナー部材44は、溶融樹脂材料が固化す
るまでの間、基部40の長手方向へ延びる両縁と両板壁
部材52、54の主表面58、60との間の摩擦力によ
り、インサート支持台50の受容部62内に保持され
る。このようにして、ファスナー部材44は、インサー
ト成形工程を経て、複数の係合要素42を露出させた状
態で、かつ水平方向へ撓曲した形態で成形主体46の表
面の所望位置に固定的に連結される。インサート成形
後、ファスナー部材44の複数の係合要素42の間には
成形主体46の樹脂片が混在せず、したがってファスナ
ー部材44の本来の固着機能は低下しない。
【0035】インサート支持台50は、前述したインサ
ート支持台10と同様に、一対の板壁部材52、54、
スペーサ56及び一対の補助壁部材66を、前述したよ
うに簡単に組合せて作製される。そのため、インサート
支持台50の完成品の寸法精度は、構成要素である板壁
部材52、54、スペーサ56及び補助壁部材66の個
々の成形精度に実質的に依存する。そして、両板壁部材
52、54はいずれも直方体形状の平板を所定部位で厚
み方向へ曲げて形成でき、スペーサ56は平板素材を所
望の湾曲形状に切り抜いて形成でき、両補助壁部材66
はいずれも単純な直方体形状の平板から形成できるの
で、各構成要素の成形精度を容易に高めることができ
る。なお、板壁部材52の主表面58の凹面部分58a
及び板壁部材54の主表面60の凸面部分60aの曲率
を、所望曲率に高精度に曲げることは、さほど困難では
ない。また、所望形状の平板を形成する際には、例えば
ワイヤカット加工機により、多数の平板素材を積み重ね
た状態で切り抜き加工すれば、同一形状の平板を一度に
大量生産できる。
ート支持台10と同様に、一対の板壁部材52、54、
スペーサ56及び一対の補助壁部材66を、前述したよ
うに簡単に組合せて作製される。そのため、インサート
支持台50の完成品の寸法精度は、構成要素である板壁
部材52、54、スペーサ56及び補助壁部材66の個
々の成形精度に実質的に依存する。そして、両板壁部材
52、54はいずれも直方体形状の平板を所定部位で厚
み方向へ曲げて形成でき、スペーサ56は平板素材を所
望の湾曲形状に切り抜いて形成でき、両補助壁部材66
はいずれも単純な直方体形状の平板から形成できるの
で、各構成要素の成形精度を容易に高めることができ
る。なお、板壁部材52の主表面58の凹面部分58a
及び板壁部材54の主表面60の凸面部分60aの曲率
を、所望曲率に高精度に曲げることは、さほど困難では
ない。また、所望形状の平板を形成する際には、例えば
ワイヤカット加工機により、多数の平板素材を積み重ね
た状態で切り抜き加工すれば、同一形状の平板を一度に
大量生産できる。
【0036】したがってインサート支持台50は、ファ
スナー部材44の基部40が、水平方向へ撓曲した状態
であっても、一対の板壁部材52、54の主表面58、
60及び一対の補助壁部材66の主表面68に密接する
ように、インサートであるファスナー部材44に適合す
る形状に容易かつ高精度に作製することができる。その
結果、インサート支持台50は、ファスナー部材44を
成形主体46の表面の蛇行状に湾曲する部位に正確に追
従させるように支持することができる。
スナー部材44の基部40が、水平方向へ撓曲した状態
であっても、一対の板壁部材52、54の主表面58、
60及び一対の補助壁部材66の主表面68に密接する
ように、インサートであるファスナー部材44に適合す
る形状に容易かつ高精度に作製することができる。その
結果、インサート支持台50は、ファスナー部材44を
成形主体46の表面の蛇行状に湾曲する部位に正確に追
従させるように支持することができる。
【0037】図10〜図12は、本発明の第3の実施形
態によるインサート支持台100を示す。インサート支
持台100は、互いに略平行に離間して配置される一対
の板壁部材102、104と、それら一対の板壁部材1
02、104に組合されて両板壁部材102、104の
相互間隔を保持するスペーサ106とを備える。一対の
板壁部材102、104は、互いに略同一の寸法及び形
状を有してS字状に湾曲して延びる平板からなり、板壁
部材102の平坦な主表面108と板壁部材104の平
坦な主表面110とが、インサート支持台100の全体
に渡って一様な間隔で互いに対向して配置される。両板
壁部材102、104は、それぞれの主表面108、1
10を湾曲する基準面112に対し鉛直に配置して、基
準面112上に載置される。この状態で、両板壁部材1
02、104の主表面108、110の間には、インサ
ート(図示せず)を少なくとも部分的に受容する湾曲溝
状の受容部114が画成される。
態によるインサート支持台100を示す。インサート支
持台100は、互いに略平行に離間して配置される一対
の板壁部材102、104と、それら一対の板壁部材1
02、104に組合されて両板壁部材102、104の
相互間隔を保持するスペーサ106とを備える。一対の
板壁部材102、104は、互いに略同一の寸法及び形
状を有してS字状に湾曲して延びる平板からなり、板壁
部材102の平坦な主表面108と板壁部材104の平
坦な主表面110とが、インサート支持台100の全体
に渡って一様な間隔で互いに対向して配置される。両板
壁部材102、104は、それぞれの主表面108、1
10を湾曲する基準面112に対し鉛直に配置して、基
準面112上に載置される。この状態で、両板壁部材1
02、104の主表面108、110の間には、インサ
ート(図示せず)を少なくとも部分的に受容する湾曲溝
状の受容部114が画成される。
【0038】スペーサ106は、各板壁部材102、1
04の長さに略等しい長さを有する湾曲板からなり、各
板壁部材102、104のS字湾曲形状に対応して湾曲
するその矩形の主表面116を、両板壁部材102、1
04の主表面108、110に鉛直に隣接させるととも
に、その外縁106a及び内縁106bを両主表面10
8、110にそれぞれ当接して、両板壁部材102、1
04の下端領域の間に挟持される。スペーサ106は、
主表面116を基準面112に対し平行に配置して、基
準面112上に載置される。なお、スペーサ106は、
図示しないボルトや接着剤等の公知の固定手段を介し
て、基準面112に固定的に取付けられる。そして一対
の板壁部材102、104は、図示しないボルトや接着
剤等の公知の固定手段を介して、スペーサ106に固定
的に組付けられる。或いは、スペーサ106に固定的に
組付けられた両板壁部材102、104を、基準面11
2に固定的に取付けるようにしてもよい。
04の長さに略等しい長さを有する湾曲板からなり、各
板壁部材102、104のS字湾曲形状に対応して湾曲
するその矩形の主表面116を、両板壁部材102、1
04の主表面108、110に鉛直に隣接させるととも
に、その外縁106a及び内縁106bを両主表面10
8、110にそれぞれ当接して、両板壁部材102、1
04の下端領域の間に挟持される。スペーサ106は、
主表面116を基準面112に対し平行に配置して、基
準面112上に載置される。なお、スペーサ106は、
図示しないボルトや接着剤等の公知の固定手段を介し
て、基準面112に固定的に取付けられる。そして一対
の板壁部材102、104は、図示しないボルトや接着
剤等の公知の固定手段を介して、スペーサ106に固定
的に組付けられる。或いは、スペーサ106に固定的に
組付けられた両板壁部材102、104を、基準面11
2に固定的に取付けるようにしてもよい。
【0039】インサート支持台100はさらに、一対の
板壁部材102、104に組合されてインサートを担持
する一対の第1補助壁部材118を備える。それら第1
補助壁部材118は、互いに略同一の寸法及び形状を有
するとともにスペーサ106の長さよりも相当に短い長
さを有する直方体形状の平板からなる。両第1補助壁部
材118は、それらの平坦な主表面120を両板壁部材
102、104の主表面108、110に鉛直に隣接さ
せるとともに、それらの長手方向へ延びる両縁118
a、118bを両主表面108、110にそれぞれ当接
して、両板壁部材102、104の長手方向両端領域の
間に挟持される。両第1補助壁部材118は、それらの
主表面120を基準面112に対し平行に配置して、ス
ペーサ106上に載置される。
板壁部材102、104に組合されてインサートを担持
する一対の第1補助壁部材118を備える。それら第1
補助壁部材118は、互いに略同一の寸法及び形状を有
するとともにスペーサ106の長さよりも相当に短い長
さを有する直方体形状の平板からなる。両第1補助壁部
材118は、それらの平坦な主表面120を両板壁部材
102、104の主表面108、110に鉛直に隣接さ
せるとともに、それらの長手方向へ延びる両縁118
a、118bを両主表面108、110にそれぞれ当接
して、両板壁部材102、104の長手方向両端領域の
間に挟持される。両第1補助壁部材118は、それらの
主表面120を基準面112に対し平行に配置して、ス
ペーサ106上に載置される。
【0040】さらにインサート支持台100は、一対の
板壁部材102、104に組合されてインサートを担持
する一対の第2補助壁部材122を備える。それら第2
補助壁部材122は、互いに略同一の寸法及び形状を有
するとともに、各板壁部材102、104の湾曲形状に
対応するS字湾曲形状を有する平板からなる。各第2補
助壁部材122は、各板壁部材102、104の長さよ
りも短い長さL6と、各第1補助壁部材118の厚みに
等しい高さH2とを有する。両第2補助壁部材122
は、それぞれの平坦な主表面124をスペーサ106の
主表面116に鉛直に隣接させるとともに、それぞれの
横断方向両縁122a、122bを両第1補助壁部材1
18にそれぞれ当接して、両板壁部材102、104の
主表面108、110に接触配置される。両第2補助壁
部材122は、それらの主表面124を基準面112に
対し鉛直に配置して、スペーサ106上に載置される。
また、各第2補助壁部材122の上端面126は、スペ
ーサ106の主表面116に平行に延びて、両第1補助
壁部材118の主表面120に段差なく接続される。
板壁部材102、104に組合されてインサートを担持
する一対の第2補助壁部材122を備える。それら第2
補助壁部材122は、互いに略同一の寸法及び形状を有
するとともに、各板壁部材102、104の湾曲形状に
対応するS字湾曲形状を有する平板からなる。各第2補
助壁部材122は、各板壁部材102、104の長さよ
りも短い長さL6と、各第1補助壁部材118の厚みに
等しい高さH2とを有する。両第2補助壁部材122
は、それぞれの平坦な主表面124をスペーサ106の
主表面116に鉛直に隣接させるとともに、それぞれの
横断方向両縁122a、122bを両第1補助壁部材1
18にそれぞれ当接して、両板壁部材102、104の
主表面108、110に接触配置される。両第2補助壁
部材122は、それらの主表面124を基準面112に
対し鉛直に配置して、スペーサ106上に載置される。
また、各第2補助壁部材122の上端面126は、スペ
ーサ106の主表面116に平行に延びて、両第1補助
壁部材118の主表面120に段差なく接続される。
【0041】この状態で、スペーサ106の主表面11
6と両第1補助壁部材118と両第2補助壁部材122
の主表面124との間には、受容部114の一部とし
て、インサートの一部分を収容可能な湾曲溝状の凹部1
28が画成される。なお、両第1補助壁部材118及び
両第2補助壁部材122は、図示しないボルトや接着剤
等の公知の固定手段を介して、両板壁部材102、10
4又はスペーサ106に固定的に組付けられる。
6と両第1補助壁部材118と両第2補助壁部材122
の主表面124との間には、受容部114の一部とし
て、インサートの一部分を収容可能な湾曲溝状の凹部1
28が画成される。なお、両第1補助壁部材118及び
両第2補助壁部材122は、図示しないボルトや接着剤
等の公知の固定手段を介して、両板壁部材102、10
4又はスペーサ106に固定的に組付けられる。
【0042】上記構成を有するインサート支持台100
は、インサート支持台50と同様に、図4及び図9に示
すファスナー部材44をインサートとして成形主体46
の型48内で位置決め支持するために、好適に使用でき
る。この場合、インサート支持台100は、成形主体4
6を成形するための空隙部を画成する型48の成形面す
なわち基準面112(この場合は湾曲面)の所定位置
に、固定的に取付けられる。このような用途において、
インサート支持台100では、両板壁部材102、10
4の間に画成される湾曲溝状の受容部114が、ファス
ナー部材44の基部40及び複数の係合要素42を、基
部40を鉛直方向(主表面40aに直交する方向)へ撓
曲させた状態で受容し、そして一対の第1補助壁部材1
18がそれらの主表面120で、また一対の第2補助壁
部材122がそれらの上端面126で、ファスナー部材
44の基部40を担持するように作用する。さらに、受
容部114の凹部128は、鉛直方向へ撓曲したファス
ナー部材44の複数の係合要素42のみを収容するよう
に作用する。
は、インサート支持台50と同様に、図4及び図9に示
すファスナー部材44をインサートとして成形主体46
の型48内で位置決め支持するために、好適に使用でき
る。この場合、インサート支持台100は、成形主体4
6を成形するための空隙部を画成する型48の成形面す
なわち基準面112(この場合は湾曲面)の所定位置
に、固定的に取付けられる。このような用途において、
インサート支持台100では、両板壁部材102、10
4の間に画成される湾曲溝状の受容部114が、ファス
ナー部材44の基部40及び複数の係合要素42を、基
部40を鉛直方向(主表面40aに直交する方向)へ撓
曲させた状態で受容し、そして一対の第1補助壁部材1
18がそれらの主表面120で、また一対の第2補助壁
部材122がそれらの上端面126で、ファスナー部材
44の基部40を担持するように作用する。さらに、受
容部114の凹部128は、鉛直方向へ撓曲したファス
ナー部材44の複数の係合要素42のみを収容するよう
に作用する。
【0043】インサート成形に際しては、まずファスナ
ー部材44を、その基部40の各箱状部80の底板部分
82及び上板部分84の長手方向へ延びる両縁が、一対
の板壁部材102、104の主表面108、110に実
質的に密接するとともに、基部40の主表面40aが長
手方向両端の箱状部80′において一対の第1補助壁部
材118の主表面120に密接し、かつ長手方向へ延び
る両縁領域で一対の第2補助壁部材122の上端面12
6に密接するようにして、インサート支持台100の受
容部114に装着する。このとき、ファスナー部材44
の基部40は、受容部114の湾曲形状に正確に追従し
て鉛直方向へ撓曲され、複数の係合要素42が凹部12
8に収容される。
ー部材44を、その基部40の各箱状部80の底板部分
82及び上板部分84の長手方向へ延びる両縁が、一対
の板壁部材102、104の主表面108、110に実
質的に密接するとともに、基部40の主表面40aが長
手方向両端の箱状部80′において一対の第1補助壁部
材118の主表面120に密接し、かつ長手方向へ延び
る両縁領域で一対の第2補助壁部材122の上端面12
6に密接するようにして、インサート支持台100の受
容部114に装着する。このとき、ファスナー部材44
の基部40は、受容部114の湾曲形状に正確に追従し
て鉛直方向へ撓曲され、複数の係合要素42が凹部12
8に収容される。
【0044】この状態で、型48内の空隙部に成形主体
46の溶融樹脂材料を注入すると、インサート支持台1
00の一対の板壁部材102、104と一対の第1補助
壁部材118と一対の第2補助壁部材122とが、ファ
スナー部材44の基部40と協働して、凹部128への
溶融樹脂材料の侵入を阻止するように作用する。またフ
ァスナー部材44は、溶融樹脂材料が固化するまでの
間、基部40の長手方向へ延びる両縁と両板壁部材10
2、104の主表面108、110との間の摩擦力によ
り、インサート支持台100の受容部114内に保持さ
れる。このようにして、ファスナー部材44は、インサ
ート成形工程を経て、複数の係合要素42を露出させた
状態で、かつ鉛直方向へ撓曲した形態で成形主体46の
表面の所望位置に固定的に連結される。インサート成形
後、ファスナー部材44の複数の係合要素42の間には
成形主体46の樹脂片が混在せず、したがってファスナ
ー部材44の本来の固着機能は低下しない。
46の溶融樹脂材料を注入すると、インサート支持台1
00の一対の板壁部材102、104と一対の第1補助
壁部材118と一対の第2補助壁部材122とが、ファ
スナー部材44の基部40と協働して、凹部128への
溶融樹脂材料の侵入を阻止するように作用する。またフ
ァスナー部材44は、溶融樹脂材料が固化するまでの
間、基部40の長手方向へ延びる両縁と両板壁部材10
2、104の主表面108、110との間の摩擦力によ
り、インサート支持台100の受容部114内に保持さ
れる。このようにして、ファスナー部材44は、インサ
ート成形工程を経て、複数の係合要素42を露出させた
状態で、かつ鉛直方向へ撓曲した形態で成形主体46の
表面の所望位置に固定的に連結される。インサート成形
後、ファスナー部材44の複数の係合要素42の間には
成形主体46の樹脂片が混在せず、したがってファスナ
ー部材44の本来の固着機能は低下しない。
【0045】インサート支持台100は、前述したイン
サート支持台50と同様に、一対の板壁部材102、1
04、スペーサ106、一対の第1補助壁部材118及
び一対の第2補助壁部材122を、前述したように簡単
に組合せて作製される。そのため、インサート支持台1
00の完成品の寸法精度は、構成要素である板壁部材1
02、104、スペーサ106、第1補助壁部材118
及び第2補助壁部材122の個々の成形精度に実質的に
依存する。そして、両板壁部材102、104及び両第
2補助壁部材122は、いずれも平板素材を所望の湾曲
形状に切り抜いて形成でき、スペーサ106は直方体形
状の平板を所定部位で厚み方向へ曲げて形成でき、両第
1補助壁部材118はいずれも単純な直方体形状の平板
から形成できるので、各構成要素の成形精度を容易に高
めることができる。
サート支持台50と同様に、一対の板壁部材102、1
04、スペーサ106、一対の第1補助壁部材118及
び一対の第2補助壁部材122を、前述したように簡単
に組合せて作製される。そのため、インサート支持台1
00の完成品の寸法精度は、構成要素である板壁部材1
02、104、スペーサ106、第1補助壁部材118
及び第2補助壁部材122の個々の成形精度に実質的に
依存する。そして、両板壁部材102、104及び両第
2補助壁部材122は、いずれも平板素材を所望の湾曲
形状に切り抜いて形成でき、スペーサ106は直方体形
状の平板を所定部位で厚み方向へ曲げて形成でき、両第
1補助壁部材118はいずれも単純な直方体形状の平板
から形成できるので、各構成要素の成形精度を容易に高
めることができる。
【0046】したがってインサート支持台100は、フ
ァスナー部材44の基部40が、鉛直方向へ撓曲した状
態であっても、一対の板壁部材102、104の主表面
108、110、一対の第1補助壁部材118の主表面
120及び一対の第2補助壁部材122の上端面126
に密接するように、インサートであるファスナー部材4
4に適合する形状に容易かつ高精度に作製することがで
きる。その結果、インサート支持台100は、ファスナ
ー部材44を成形主体46の表面の凹凸状に湾曲する部
位に正確に追従させるように支持することができる。
ァスナー部材44の基部40が、鉛直方向へ撓曲した状
態であっても、一対の板壁部材102、104の主表面
108、110、一対の第1補助壁部材118の主表面
120及び一対の第2補助壁部材122の上端面126
に密接するように、インサートであるファスナー部材4
4に適合する形状に容易かつ高精度に作製することがで
きる。その結果、インサート支持台100は、ファスナ
ー部材44を成形主体46の表面の凹凸状に湾曲する部
位に正確に追従させるように支持することができる。
【0047】以上の説明から理解されるように、第2の
実施形態によるインサート支持台50の構成と、第3の
実施形態によるインサート支持台100の構成とを組合
せることにより、ファスナー部材44を成形主体46の
表面の三次元的(つまり蛇行及び凹凸の双方を含む形
態)に湾曲する部位に正確に追従させるように支持でき
るインサート支持台(図示せず)を作製することができ
る。この三次元撓曲支持可能なインサート支持台では、
両板壁部材、スペーサ及び両第2補助壁部材は、いずれ
も平板素材を所望の湾曲形状に切り抜いた後に所定部位
で厚み方向へ曲げて形成でき、両第1補助壁部材はいず
れも単純な直方体形状の平板から形成できるので、やは
り各構成要素の成形精度を容易に高めることができる。
実施形態によるインサート支持台50の構成と、第3の
実施形態によるインサート支持台100の構成とを組合
せることにより、ファスナー部材44を成形主体46の
表面の三次元的(つまり蛇行及び凹凸の双方を含む形
態)に湾曲する部位に正確に追従させるように支持でき
るインサート支持台(図示せず)を作製することができ
る。この三次元撓曲支持可能なインサート支持台では、
両板壁部材、スペーサ及び両第2補助壁部材は、いずれ
も平板素材を所望の湾曲形状に切り抜いた後に所定部位
で厚み方向へ曲げて形成でき、両第1補助壁部材はいず
れも単純な直方体形状の平板から形成できるので、やは
り各構成要素の成形精度を容易に高めることができる。
【0048】図13〜図15は、本発明の第4の実施形
態によるインサート支持台130を示す。インサート支
持台130は、スペーサ及び一対の補助壁部材の構成以
外は、第2の実施形態によるインサート支持台50と実
質的同一の構成を有する。したがって、同一又は類似の
構成要素には、共通の参照符号を付してその詳細な説明
を省略する。
態によるインサート支持台130を示す。インサート支
持台130は、スペーサ及び一対の補助壁部材の構成以
外は、第2の実施形態によるインサート支持台50と実
質的同一の構成を有する。したがって、同一又は類似の
構成要素には、共通の参照符号を付してその詳細な説明
を省略する。
【0049】インサート支持台130は、一対の板壁部
材52、54に組合されて両板壁部材52、54の相互
間隔を保持する複数のスペーサ132を備える。それら
スペーサ132は、互いに略同一の寸法及び形状を有す
る直方体形状のブロックからなり、インサート支持台1
30の長手方向に所望の間隔で分散して配置される。各
スペーサ132は、その平坦な主表面134を両板壁部
材52、54の主表面58、60に鉛直に隣接させると
ともに、その一対の端面132a、132bを両主表面
58、60にそれぞれ当接して、両板壁部材52、54
の下端領域の間に挟持される。各スペーサ132は、主
表面134を基準面22に対し平行に配置して、基準面
22上に載置され、図示しないボルトや接着剤等の公知
の固定手段を介して、両板壁部材52、54に固定的に
組付けられる。
材52、54に組合されて両板壁部材52、54の相互
間隔を保持する複数のスペーサ132を備える。それら
スペーサ132は、互いに略同一の寸法及び形状を有す
る直方体形状のブロックからなり、インサート支持台1
30の長手方向に所望の間隔で分散して配置される。各
スペーサ132は、その平坦な主表面134を両板壁部
材52、54の主表面58、60に鉛直に隣接させると
ともに、その一対の端面132a、132bを両主表面
58、60にそれぞれ当接して、両板壁部材52、54
の下端領域の間に挟持される。各スペーサ132は、主
表面134を基準面22に対し平行に配置して、基準面
22上に載置され、図示しないボルトや接着剤等の公知
の固定手段を介して、両板壁部材52、54に固定的に
組付けられる。
【0050】インサート支持台130はさらに、一対の
板壁部材52、54に組合されてインサートを担持する
一対の補助壁部材136を備える。それら補助壁部材1
36は、互いに略同一の寸法及び形状を有するとともに
両板壁部材52、54の長さよりも相当に短い長さを有
する直方体形状のブロックからなる。両補助壁部材13
6は、それらの平坦な主表面138を両板壁部材52、
54の主表面58、60に鉛直に隣接させるとともに、
それらの一対の端面136a、136bを両主表面5
8、60にそれぞれ当接して、両板壁部材52、54の
長手方向両端領域の間に挟持される。両補助壁部材13
6は、それらの主表面138を基準面22に対し平行に
配置して、基準面22上に載置される。この状態で、両
板壁部材52、54の主表面58、60と複数のスペー
サ132の主表面134と両補助壁部材136との間に
は、受容部62の一部として、インサートの一部分を収
容可能な曲線溝状の凹部70が画成される。なお、両補
助壁部材136は、図示しないボルトや接着剤等の公知
の固定手段を介して、両板壁部材52、54に固定的に
組付けられる。
板壁部材52、54に組合されてインサートを担持する
一対の補助壁部材136を備える。それら補助壁部材1
36は、互いに略同一の寸法及び形状を有するとともに
両板壁部材52、54の長さよりも相当に短い長さを有
する直方体形状のブロックからなる。両補助壁部材13
6は、それらの平坦な主表面138を両板壁部材52、
54の主表面58、60に鉛直に隣接させるとともに、
それらの一対の端面136a、136bを両主表面5
8、60にそれぞれ当接して、両板壁部材52、54の
長手方向両端領域の間に挟持される。両補助壁部材13
6は、それらの主表面138を基準面22に対し平行に
配置して、基準面22上に載置される。この状態で、両
板壁部材52、54の主表面58、60と複数のスペー
サ132の主表面134と両補助壁部材136との間に
は、受容部62の一部として、インサートの一部分を収
容可能な曲線溝状の凹部70が画成される。なお、両補
助壁部材136は、図示しないボルトや接着剤等の公知
の固定手段を介して、両板壁部材52、54に固定的に
組付けられる。
【0051】上記構成を有するインサート支持台130
によっても、インサート支持台50と同様の作用効果が
奏されることは理解されよう。さらにインサート支持台
130では、単純な直方体形状のブロックからなる複数
のスペーサ132及び一対の補助壁部材136を採用し
たので、インサート支持台50に比べて、特にスペーサ
132の成形精度を一層容易に高めることができる。し
かもこの場合、少なくとも各スペーサ132の長手方向
寸法、すなわち両板壁部材52、54の間隔を規定する
寸法を、高精度に仕上げればよい。このような観点で
は、丸棒等の、他の様々な形状のスペーサを使用するこ
とができる。
によっても、インサート支持台50と同様の作用効果が
奏されることは理解されよう。さらにインサート支持台
130では、単純な直方体形状のブロックからなる複数
のスペーサ132及び一対の補助壁部材136を採用し
たので、インサート支持台50に比べて、特にスペーサ
132の成形精度を一層容易に高めることができる。し
かもこの場合、少なくとも各スペーサ132の長手方向
寸法、すなわち両板壁部材52、54の間隔を規定する
寸法を、高精度に仕上げればよい。このような観点で
は、丸棒等の、他の様々な形状のスペーサを使用するこ
とができる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、成形主体の型内でインサートを位置決め支持
するためのインサート支持台において、インサートを成
形主体の表面の多様な湾曲形状に正確に追従させるよう
に支持することが要求される場合にも、インサート支持
台を支持対象のインサートに適合する形状に容易かつ高
精度に作製することが可能になる。
によれば、成形主体の型内でインサートを位置決め支持
するためのインサート支持台において、インサートを成
形主体の表面の多様な湾曲形状に正確に追従させるよう
に支持することが要求される場合にも、インサート支持
台を支持対象のインサートに適合する形状に容易かつ高
精度に作製することが可能になる。
【図1】本発明の第1の実施形態によるインサート支持
台の部分切欠き斜視図である。
台の部分切欠き斜視図である。
【図2】図1のインサート支持台の線II−IIに沿った断
面図である。
面図である。
【図3】図1のインサート支持台の線 III−III に沿っ
た断面図である。
た断面図である。
【図4】図1のインサート支持台を成形主体の型内に配
置して、ファスナー部材を成形主体にインサート成形し
ている状態を示す断面図である。
置して、ファスナー部材を成形主体にインサート成形し
ている状態を示す断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態によるインサート支持
台の部分切欠き斜視図である。
台の部分切欠き斜視図である。
【図6】図5のインサート支持台の平面図である。
【図7】図6のインサート支持台の線 VII−VII に沿っ
た断面図である。
た断面図である。
【図8】図6のインサート支持台の線VIII−VIIIに沿っ
た断面図である。
た断面図である。
【図9】図5のインサート支持台をファスナー部材と共
に示す概略斜視図である。
に示す概略斜視図である。
【図10】本発明の第3の実施形態によるインサート支
持台の平面図である。
持台の平面図である。
【図11】図10のインサート支持台の線XI−XIに沿っ
た断面図である。
た断面図である。
【図12】図10のインサート支持台の線 XII−XII に
沿った断面図である。
沿った断面図である。
【図13】本発明の第4の実施形態によるインサート支
持台の平面図である。
持台の平面図である。
【図14】図13のインサート支持台の線 XIV−XIV に
沿った断面図である。
沿った断面図である。
【図15】図13のインサート支持台の線XV−XVに沿っ
た断面図である。
た断面図である。
10、50、100、130…インサート支持台 12、14、52、54、102、104、132、1
34…板壁部材 16、56、106、132…スペーサ 24、62、114…受容部 28、66、118、122、136…補助壁部材 32、70、128…凹部 44…ファスナー部材 46…成形主体 48…型
34…板壁部材 16、56、106、132…スペーサ 24、62、114…受容部 28、66、118、122、136…補助壁部材 32、70、128…凹部 44…ファスナー部材 46…成形主体 48…型
Claims (3)
- 【請求項1】 成形主体の型内でインサートを位置決め
支持するためのインサート支持台において、 互いに略平行に離間して配置され、インサートを少なく
とも部分的に受容する受容部を両者間に画成する一対の
板壁部材と、 前記一対の板壁部材の相互間隔を保持するスペーサとを
具備し、 前記一対の板壁部材と前記スペーサとが互いに組合され
て、型内に固定的に取付けられるように構成されたこ
と、を特徴とするインサート支持台。 - 【請求項2】 帯状の基部と、該基部の主表面に設けら
れる複数の係合要素とを具備したファスナー部材を、イ
ンサートとして、それら係合要素を露出させた状態で成
形主体に固定的に連結するために使用される請求項1に
記載のインサート支持台であって、前記受容部が、該フ
ァスナー部材の該複数の係合要素を収容可能な凹部を備
えるインサート支持台。 - 【請求項3】 前記一対の板壁部材の間に配置されてイ
ンサートを担持する補助壁部材をさらに備え、該一対の
板壁部材と該補助壁部材とが協働して、前記凹部への成
形主体の材料の侵入を防止する請求項2に記載のインサ
ート支持台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11097681A JP2000289029A (ja) | 1999-04-05 | 1999-04-05 | インサート支持台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11097681A JP2000289029A (ja) | 1999-04-05 | 1999-04-05 | インサート支持台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000289029A true JP2000289029A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14198741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11097681A Pending JP2000289029A (ja) | 1999-04-05 | 1999-04-05 | インサート支持台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000289029A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011021651A1 (ja) * | 2009-08-19 | 2011-02-24 | 株式会社ブリヂストン | 発泡樹脂成形品の製造方法及び製造設備 |
-
1999
- 1999-04-05 JP JP11097681A patent/JP2000289029A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011021651A1 (ja) * | 2009-08-19 | 2011-02-24 | 株式会社ブリヂストン | 発泡樹脂成形品の製造方法及び製造設備 |
| JP2011042055A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Bridgestone Corp | 発泡樹脂成形品の製造方法及び製造設備 |
| CN102470569A (zh) * | 2009-08-19 | 2012-05-23 | 株式会社普利司通 | 发泡树脂成形品的制造方法及制造设备 |
| US8834768B2 (en) | 2009-08-19 | 2014-09-16 | Bridgestone Corporation | Process and facility for manufacturing foam molded resin articles |
| CN102470569B (zh) * | 2009-08-19 | 2014-12-24 | 株式会社普利司通 | 车辆用座椅垫的制造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5224299A (en) | Vehicular door structure | |
| JP4156449B2 (ja) | シートの係止連結部材、該部材を有するシート、該部材を用いた成形体及びその製造方法 | |
| KR20070026321A (ko) | 내부 발포체 성분을 구비한 발포체 수용 이너스프링(3중케이스) | |
| US4525231A (en) | Method of making cushioned automotive strap handle | |
| JP2000289029A (ja) | インサート支持台 | |
| JP7706827B2 (ja) | 車両用シートパッド及びその製造方法 | |
| JPH0426615Y2 (ja) | ||
| JPH0234012Y2 (ja) | ||
| US20050115034A1 (en) | Embeddingly installed-type fastener | |
| JP2022115343A (ja) | クッションパッド及びその製造方法 | |
| JP4222682B2 (ja) | ガイド | |
| JPH079630Y2 (ja) | 芯材付きモール | |
| JP7771428B2 (ja) | 面ファスナーおよび面ファスナーの製造方法 | |
| JP2863473B2 (ja) | 自動車座席用クッション体およびその製造方法 | |
| JPS6395899U (ja) | ||
| JP3973475B2 (ja) | 帯状部材支持ガイド | |
| JPH0691662A (ja) | 面ファスナ一体発泡成形品の製造方法及び面ファスナ 一体発泡成形品 | |
| JPH0745290Y2 (ja) | 曲面化粧材 | |
| JPS6137101B2 (ja) | ||
| JPH077809Y2 (ja) | ヘッドレスト | |
| JPH06178878A (ja) | 表皮一体成形ヘッドレスト | |
| JPH0520118Y2 (ja) | ||
| JPH0396429A (ja) | ドアライニングの形成方法 | |
| JP2022123256A (ja) | クッションパッド | |
| JP2004236957A (ja) | 帯状ファスナー |