JP2000291150A - 建物ユニットの組立装置 - Google Patents

建物ユニットの組立装置

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JP2000291150A
JP2000291150A JP11097800A JP9780099A JP2000291150A JP 2000291150 A JP2000291150 A JP 2000291150A JP 11097800 A JP11097800 A JP 11097800A JP 9780099 A JP9780099 A JP 9780099A JP 2000291150 A JP2000291150 A JP 2000291150A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物ユニットの組立装置において、柱を床フ
レームの端部だけでなく中間部にも接合可能とするこ
と。 【解決手段】 建物ユニット1A(1B、1C)の組立
装置10において、左右の組立台12A、12Bのうち
で床フレーム3の搬入側に位置する組立台12Aに床フ
レーム3を通過可能とするトンネル部32を設けたも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建物ユニットの組立
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物ユニットの組立装置として、
特公平1-34743号公報に記載のものがある。この従来技
術は、床フレームが搬入される組立作業エリアの両側
に、旋回扉状の柱供給支持装置を設け、柱供給支持装置
が支持して供給する柱を床フレームの両端部(四隅)に
立設するように接合するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下の問題点がある。 柱の床フレームへの接合位置が床フレームの両端部だ
けに限定される。従って、床フレームの中間部に柱を立
てることができない。
【0004】柱を床フレームに供給する柱供給支持装
置を旋回扉状としているから、柱供給支持装置の柱受取
位置から柱接合位置への旋回の回転モーメントが大き
く、その停止位置精度が不安定となる。このため、柱供
給支持装置による柱の床フレームに対する位置決め精度
の向上に困難がある。
【0005】本発明の課題は、建物ユニットの組立装置
において、柱を床フレームの端部だけでなく中間部にも
接合可能とすることにある。
【0006】また、本発明の課題は、柱供給支持治具に
より柱を床フレームの柱接合位置に位置付ける位置決め
精度を向上することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、床フレームに左右の柱を接合してなる建物ユニット
の組立装置において、床フレームを組立作業エリアに搬
入する床フレーム搬入装置と、組立作業エリアの左右に
設置される左右の組立台と、左右の組立台に設けた柱供
給支持治具と、左右の組立台の柱供給支持治具に柱を搬
入する柱搬入装置と、左右の柱を床フレームに接合する
左右の接合装置とを有してなり、左右の組立台のうちで
床フレームの搬入側に位置する組立台に床フレームを通
過可能とするトンネル部を設け、床フレーム搬入装置に
より組立作業エリアに搬入された床フレームの柱接合位
置に対し、柱搬入装置が左右の組立台の柱供給支持治具
に供給した左右の柱を位置付け、これら左右の柱を左右
の接合装置により床フレームに接合してなるようにした
ものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記組立台に設けた柱供給支
持治具が、該組立台に設けたオーバーハングレールに沿
って組立作業エリアの内外に移動でき、柱搬入装置が搬
入する柱を組立作業エリア外で受取り、組立作業エリア
内に導入可能としてなるようにしたものである。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記柱を床フレームの柱接合
金具の孔に挿入して接合するに際し、組立作業エリアに
柱挿入ガイド装置を設けてなり、柱挿入ガイド装置はガ
イドを床フレームの柱接合金具の孔に貫通して柱下端の
孔に係入して、該ガイドを柱とともに下降し、該柱を床
フレームの柱接合金具の孔に挿入せしめるようにしたも
のである。
【0010】
【作用】請求項1の本発明によれば下記の作用があ
る。 左右の組立台のうちで少なくとも、床フレームの搬入
側に位置する組立台に床フレームを通過可能とするトン
ネル部を設けた。そして、柱は組立台の柱供給支持治具
に支持した状態で床フレームの柱接合位置に位置付け、
接合するものである。従って、床フレームの一部を未だ
組立台のトンネル部に留置した状態では、当該組立台の
柱供給支持治具が支持する柱は床フレームの中間部に位
置付けられるものとなり、床フレームの中間部を柱接合
位置とする場合にも該柱を該柱接合位置に接合できる。
【0011】請求項2の本発明によれば下記の作用が
ある。 柱を組立作業エリア外から組立作業エリア内に導入す
る柱供給支持治具が、組立台に設けたオーバーハングレ
ールに沿って直線移動するものになっている。従って、
柱供給支持治具は旋回運動がないだけ、停止位置精度を
向上でき、柱供給支持治具による柱の床フレームに対す
る位置決め精度を向上できる。
【0012】請求項3の本発明によれば下記の作用が
ある。 柱を床フレームの柱接合金具の孔に挿入して接合する
に際し、柱挿入ガイド装置を用い、ガイドを床フレーム
の柱接合金具の孔に貫通して柱の下端の孔に係入して該
ガイドを柱とともに下降し、該柱を床フレームの柱接合
金具の孔に挿入せしめることとした。従って、柱と床フ
レームの柱接合金具の孔との間に大きな隙間を用意する
ことなく、柱と柱接合金具の中心を位置決め可能とし柱
の挿入を迅速容易化できる。そして、柱の下端部、或い
は床フレームの柱接合金具の孔の開口部に大きな柱挿入
用面取りを設ける必要がなく、柱の挿入後の柱と床フレ
ームの溶接等の接合も安定化できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態の組立装置を
示す平面図、図2は組立台を示し、(A)は標準建物ユ
ニット組立状態を示す側面図、(B)は特殊建物ユニッ
ト組立状態を示す側面図、図3は柱搬入装置を示す側面
図、図4は柱挿入ガイド装置を示し、(A)は側面図、
(B)は平面図、(C)は要部拡大図、図5は標準建物
ユニットを示す側面図、図6は特殊建物ユニットを示す
斜視図、図7は特殊建物ユニットの他の例を示す斜視
図、図8は第2実施形態の組立装置を示す平面図、図9
は組立台を示す側面図、図10は柱搬入装置を示す側面
図である。
【0014】(第1実施形態)(図1〜図7) 組立装置10は、図5に示す如くの標準建物ユニット1
Aを組立てるため、左右各2本の柱2A、2Bを床フレ
ーム3に接合するものである。ここで、標準建物ユニッ
ト1Aは、4本の床梁4を矩形状に枠組してなる床フレ
ーム3のコーナー部である柱接合部に柱接合金具である
孔状ダイヤフラム5を溶接し、柱2A、2Bをダイヤフ
ラム5に挿入し、柱2A、2Bの任意の高さ位置にダイ
ヤフラム5を溶接し、天井梁を有さずに構成したもので
ある。標準建物ユニット1Aは、左右方向(X方向)長
さ寸法を例えば1800〜6700mm、前後方向(Y方向)幅寸
法を例えば1200〜2800mmとし、床フレーム3の両端部だ
けでなく中間部にも柱2A、2Bを立て得るようになっ
ている。
【0015】組立装置10は、図1に示す如く、床フレ
ーム搬入装置11と、左右の組立台12A、12Bと、
左右の柱供給支持治具13A、13Bと、柱搬入装置1
4と、左右の接合装置15A、15Bと、ユニット搬出
装置16とを有して構成されている。
【0016】床フレーム搬入装置11は、図1に示す如
く、床フレーム3を左方から右方へ(X方向)移動して
組立作業エリア17に搬入するものであり、組立作業エ
リア17に入るまでの床フレーム3を移動するローラー
コンベヤ21と、組立作業エリア17の内部で床フレー
ム3を移動調整可能とする移動ローラーコンベヤ22と
からなる。本実施形態では、床フレーム搬入装置11
は、床フレーム3をX方向に移動して組立作業エリア1
7に搬入し、床フレーム3の送り方向進み側の1つのコ
ーナー部である柱接合部A(図1)を基準柱接合位置に
位置付け、移動ローラーコンベヤ22の下方の支持台2
3をコンベヤ22の上方に上昇させ、該床フレーム3を
この支持台23により安定的に支持する状態で、不図示
のロック手段により固定保持し、この床フレーム3への
柱2A、2Bの組立接合作業を行なう。
【0017】左右の組立台12A、12Bは組立作業エ
リア17の左右に設置される(図1、図2)。本実施形
態では、左組立台12Aは床上レール31に載架され、
サーボモータ等により左右(X)に移動可能とされてい
る。他方、右組立台12Bは床上に固定されている。そ
して、床フレーム3の搬入側に位置する左組立台12A
は、床フレーム3を通過可能とするトンネル部32(図
2)を備える。
【0018】左組立台12Aには左側の2本の柱2Aの
ための2個の柱供給支持治具13Aを、右組立台12B
には右側の2本の柱2Bのための2個の柱供給支持治具
13Bを備える。本実施形態では、組立台12Aに設け
た柱供給支持治具13A(組立台12Bに設けた柱供給
支持治具13Bも同じ)は、図1に示す如く、組立台1
2Aに設けてY方向に延在しているオーバーハングレー
ル41A(41B)に沿って組立作業エリア17の内外
に移動でき、柱搬入装置14が搬入する柱2A(2B)
を組立作業エリア17の外で受取り、組立作業エリア1
7の中に導入し、柱2A(2B)を床フレーム3の柱接
合位置に位置付ける。このとき、柱供給支持治具13A
(13Bも同じ)は、組立台12Aのオーバーハングレ
ール41A(12Bの41B)に設けた横行レール42
に載架されてサーボモータ等によりY方向に横行可能と
される横行台43と、横行台43の昇降レール44に結
合されてサーボモータ等により昇降可能とされる昇降台
45とからなり、昇降台45に柱2A(2B)のための
チャック46を備えている(図4)。
【0019】柱搬入装置14は、図1に示す如く、柱ス
トックコンベヤ51から送り出される柱2A、2Bの左
右の勝手違いをターンテーブル52の旋回により振り替
え調整され、オーバーヘッドキャリア53により左右の
倒立機54に搬入される。倒立機54は、図3に示す如
く、シリンダ55により伏せ位置と起立位置との間を90
度転回可能とされ、この伏せ位置でオーバーヘッドキャ
リア53からチャック56に受取った柱2A、2Bを起
立させ、この柱2A、2Bをそのチャック56から、起
立位置に待機している柱供給支持治具13A、13Bの
チャック46に受け渡す。
【0020】左右の接合装置15A、15Bは、図1に
示す如く、左右の組立台12A、12Bのそれぞれに搭
載した溶接ロボット61により構成され、左右の柱2
A、2Bを床フレーム3の接合位置(ダイヤフラム5)
に溶接する。
【0021】ユニット搬出装置16は、図1に示す如
く、左右の柱2A、2Bを床フレーム3に接合されて構
築された建物ユニット1を下工程へと搬出する。ユニッ
ト搬出装置16は、組立作業エリア17の内部で建物ユ
ニット1AをY方向に移動するスラストコンベヤ71
と、スラストコンベヤ71から出た建物ユニット1Aを
Y方向に移動するチェーンコンベヤ72と、この建物ユ
ニット1Aを更にX方向に移動するローラーコンベヤ7
3とからなる。
【0022】更に、組立装置10は、組立台12A、1
2Bの柱供給支持治具13A、13Bのそれぞれに対応
する柱挿入ガイド装置80を備えている。柱挿入ガイド
装置80は、図4に示す如く、床フレーム搬入装置11
により組立作業エリア17に位置付けられた床フレーム
3の柱接合位置(ダイヤフラム5)に合致するように組
立作業エリア17の移動ローラーコンベヤ22の下方に
配置される。そして、柱挿入ガイド装置80は、シリン
ダ81により駆動されるガイドコーン82を、床フレー
ム3の柱接合位置であるダイヤフラム5の孔83に貫通
し、柱2A(2B)の下端の孔84に係止して芯を出し
た状態で(図4(C))、ガイドコーン82を柱2A
(2B)(柱供給支持治具13A、13Bの昇降台4
5)とともに下降し、結果として、柱2A(2B)を床
フレーム3のダイヤフラム5の孔83に挿入可能とす
る。
【0023】以下、組立装置10により図5の標準建物
ユニット1Aを組立てる手順について説明する。 (1) 床フレーム搬入装置11により床フレーム3を移動
し、組立台12Aのトンネル部32に通過させて組立作
業エリア17に搬入する。床フレーム3の1つのコーナ
ー部である柱接合部Aを基準柱接合位置に位置付け(図
1)、これにより残る3つのコーナー部の柱接合部もそ
れらの柱接合位置のそれぞれに位置付けられることとな
る状態で、該床フレーム3をロック手段により固定保持
する。
【0024】(2) 柱搬入装置14の左右の倒立機54が
供給する柱2A、2Bを、組立台12A、12Bのオー
バーハングレール41A、41B上で待機している左右
の柱供給支持治具13A、13Bのチャック46に供給
して支持する。
【0025】(3) 左右の組立台12A、12Bの柱供給
支持治具13A、13Bが支持する柱2A、2Bをオー
バーハングレール41A、41Bに沿って組立作業エリ
ア17の内部に導入する。組立台12Aの組立台12B
に対するX方向位置を調整し、組立台12Aの柱供給支
持治具13Aが支持する柱2Aと、組立台12Bの柱供
給支持治具13Bが支持する柱2Bの設置間隔を建物ユ
ニット1Aの長さ寸法に対応せしめる。組立台12Aの
側で2個の柱供給支持治具13Aの間隔を調整し、2個
の柱供給支持治具13Aが支持する2個の柱2Aの間隔
と、2個の柱供給支持治具13Bが支持する2個の柱2
Bの間隔をそれぞれ建物ユニット1Aの幅寸法に対応せ
しめる。これにより、左右の柱供給支持治具13A、1
3Bが支持する全4本の柱2A、2Bが床フレーム3の
全4個の柱接合位置に合致せしめられるものとなる。
【0026】(4) 左右の柱供給支持治具13A、13B
のチャック46は上述(2) 、(3) では柱2A、2Bをソ
フトクランプし、外力により柱2A、2Bが動ける状態
としている。上述(3) の後、床フレーム3の各柱接合位
置(ダイヤフラム5)に対応する柱挿入ガイド装置80
のそれぞれを駆動し、それらのガイドコーン82を床フ
レーム3のダイヤフラム5の孔83に貫通し、柱2A
(2B)の下端の孔84に係入し、結果として、柱2A
(2B)をガイドコーン82に同芯化せしめる。この状
態で、ガイドコーン82を柱2A(2B)(柱供給支持
治具13A、13Bの昇降台45)とともに下降し、結
果として、柱2A(2B)を床フレーム3のダイヤフラ
ム5の孔83に挿入可能とする。柱2A(2B)の床フ
レーム3のダイヤフラム5への挿入完了後、チャック4
6による柱2A(2B)のクランプ状態をハードクラン
プとし、柱2A(2B)を床フレーム3の各柱接合位置
に対する正規対応位置に矯正完了とする。
【0027】(5) 左右の組立台12A、12Bの接合装
置15A、15Bの溶接ロボット61により、柱2A、
2Bと床フレーム3の各柱接合位置のダイヤフラム5と
を溶接接合する。
【0028】次に、組立装置10により図6の特殊建物
ユニット1Bを組立てる方法について説明する。特殊建
物ユニット1Bが標準建物ユニット1Aと実質的に異な
る点は、床フレーム3において床梁4の左側に立てる柱
2Aを床梁4の中間部に立てる中柱としたことにある。
この特殊建物ユニット1Bの組立時には、標準建物ユニ
ット1Aにおける組立手順(1) 〜(5) のうちの(3) で、
左組立台12Aの2組立台12Bに対するX方向位置を
調整するに際し、図2(B)に示す如く、床フレーム3
の中柱2Aより左側部分を組立台12Aのトンネル部3
2に挿入する状態とする。これにより、組立台12Aの
柱供給支持治具13Aが支持する中柱2Aと組立台12
Bの柱供給支持治具13Bが支持する柱2Bの設置間隔
を特殊建物ユニット1Bの左右柱間隔に対応せしめる。
そして、特殊建物ユニット1Bの組立後には、左組立台
12Aを左方向に移動し、組立台12Aのトンネル部3
2から建物ユニット1Bの床フレーム3の左側部分を出
し、該建物ユニット1Bをユニット搬出装置16により
搬出可能とする。
【0029】また、組立装置10により図7の特殊建物
ユニット1Cを組立てる方法について説明する。特殊建
物ユニット1Cが標準建物ユニット1Aと実質的に異な
る点は、床フレーム3において床梁4の左右に立てる柱
2A、2Bをともに床梁4の中間部に立てる中柱とした
ことにある。この特殊建物ユニット1Cの組立時には、
標準建物ユニット1Aにおける組立手順(1) 〜(5) のう
ちの(3) で、左組立台12Aの右組立台12Bに対する
X方向位置を調整するに際し、床フレーム3の中柱2A
より左側部分を組立台12Aのトンネル部32に、床フ
レーム3の中柱Bより右側部分を組立台12Bのトンネ
ル部32(この場合には、右組立台12Bにもトンネル
部30を設ける)に投入する状態とする。これにより、
組立台12Aの柱供給支持治具13Aが支持する中柱2
Aと組立台12Bの柱供給支持治具13Bが支持する中
柱2Bの設置間隔を特殊建物ユニット1Cの左右柱間隔
に対応せしめる。そして、特殊建物ユニット1Cの組立
後には、移動ローラーコンベヤ22により組立台12B
のトンネル部32から建物ユニット1Cの床フレーム3
の右側部分を出すとともに、左組立台12Aを左方向に
移動し、組立台12Aのトンネル部32から建物ユニッ
ト1Cの床フレーム3の左側部分を出し、該建物ユニッ
ト1Cをユニット搬出装置16により搬出可能とする。
【0030】従って、本実施形態によれば以下の作用が
ある。 左右の組立台12A、12Bのうちで少なくとも、床
フレーム3の搬入側に位置する組立台12A、12Bに
床フレーム3を通過可能とするトンネル部32を設け
た。そして、柱2A、2Bは組立台12A、12Bの柱
供給支持治具13A、13Bに支持した状態で床フレー
ム3の柱接合位置に位置付け、接合するものである。従
って、床フレーム3の一部を未だ組立台12A、12B
のトンネル部32に留置した状態では、当該組立台12
A、12Bの柱供給支持治具13A、13Bが支持する
柱2A、2Bは床フレーム3の中間部に位置付けられる
ものとなり、床フレーム3の中間部を柱接合位置とする
場合にも該柱2A、2Bを該柱接合位置に接合できる。
【0031】柱2A、2Bを組立作業エリア17外か
ら組立作業エリア17内に導入する柱供給支持治具13
A、13Bが、組立台12A、12Bに設けたオーバー
ハングレール41A、41Bに沿って直線移動するもの
になっている。従って、柱供給支持治具13A、13B
は旋回運動がないだけ、停止位置精度を向上でき、柱供
給支持治具13A、13Bによる柱2A、2Bの床フレ
ーム3に対する位置決め精度を向上できる。
【0032】柱2A、2Bを床フレーム3のダイヤフ
ラム5の孔83に挿入して接合するに際し、柱挿入ガイ
ド装置80を用い、ガイドコーン82を床フレーム3の
ダイヤフラム5の孔83に貫通して柱2A、2Bの下端
の孔84に係入して芯を出した状態で、該ガイドを柱と
ともに下降し、該柱2A、2Bを床フレーム3のダイヤ
フラム5の孔83に挿入せしめることとした。従って、
柱2A、2Bと床フレーム3のダイヤフラム5の孔83
との間に大きな隙間を用意することなく、柱2A、2B
の挿入を迅速容易化できる。そして、柱2A、2Bの下
端部、或いは床フレーム3のダイヤフラム5の孔83の
開口部に大きな柱挿入用面取りを設ける必要がなく、柱
2A、2Bの挿入後の柱2A、2Bと床フレーム3の溶
接等の接合も安定化できる。
【0033】(第2実施形態)(図8〜図10) 組立装置100は、組立装置10の変形例であり、組立
装置10と実質的に同一機能部材は同一符号を付して説
明を省略する。
【0034】組立装置100が組立装置10と実質的に
異なる点は、右組立台12Bを、床上レール101に載
架してサーボモータ等によりY方向に移動可能とし、こ
れにより、組立後の建物ユニット1A(1B、1C)を
組立作業エリア17からそのまま右方向(X方向)に、
ユニット搬出装置102により搬出可能としたことにあ
る。尚、ユニット搬出装置102は、右組立台12Bの
移動領域ではリフトコンベヤ102Aになっている(図
9)。
【0035】組立装置100では、右組立台12Bが組
立作業エリア17の側から柱搬入装置14の倒立機54
の側に移動できるようになっているから、該組立台12
Bが備える柱供給支持治具13Bのために第1実施形態
の組立装置10で必要としていたオーバーハングレール
41Bを必要としない。但し、右組立台12Aではその
柱供給支持具13Aのためのオーバーハングレール41
Aを備える。即ち、右組立台12Bは、組立作業エリア
17の側から柱搬入装置14の倒立機54の側に位置付
けられ、組立済みの建物ユニット1Aを組立作業エリア
17からユニット搬出装置102により搬出可能とする
とともに、柱搬入装置14の倒立機54が供給する柱2
Bをその柱供給支持治具13Bに受取可能とする。そし
て、右組立台12Bを再び組立作業エリア17の側に位
置付けることにより、その柱供給支持治具13Bが支持
する柱2Bを組立作業エリア17の内部に導入するもの
となる。以後、左右の柱供給支持治具13A、13Bが
支持する柱2A、2Bを床フレーム3の柱接合位置(ダ
イヤフラム5)に合致しせしめ、接合装置15A、15
Bの溶接ロボット61によりそれら柱2A、2Bを床フ
レーム3の全柱接合位置のダイヤフラム5に溶接接合す
ることは、第1実施形態の組立装置10と同様である。
【0036】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、建物ユニ
ットの組立装置において、柱を床フレームの端部だけで
なく中間部にも接合できる。
【0038】また、本発明によれば、柱供給支持治具に
より柱を床フレームの柱接合位置に位置付ける位置決め
精度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の組立装置を示す平面図で
ある。
【図2】図2は組立台を示し、(A)は標準建物ユニッ
ト組立状態を示す側面図、(B)は特殊建物ユニット組
立状態を示す側面図である。
【図3】図3は柱搬入装置を示す側面図である。
【図4】図4は柱挿入ガイド装置を示し、(A)は側面
図、(B)は平面図、(C)は要部拡大図である。
【図5】図5は標準建物ユニットを示す側面図である。
【図6】図6は特殊建物ユニットを示す斜視図である。
【図7】図7は特殊建物ユニットの他の例を示す斜視図
である。
【図8】図8は第2実施形態の組立装置を示す平面図で
ある。
【図9】図9は組立台を示す側面図である。
【図10】図10は柱搬入装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1A、1B、1C 建物ユニット 2A、2B 柱 3 床フレーム 10、100 組立装置 11 床フレーム搬入装置 12A、12B 組立台 13A、13B 柱供給支持治具 14 柱搬入装置 15A、15B 接合装置 17 組立作業エリア 32 トンネル部 41A、41B オーバーハングレール 80 柱挿入ガイド装置 82 ガイドコーン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床フレームに左右の柱を接合してなる建
    物ユニットの組立装置において、 床フレームを組立作業エリアに搬入する床フレーム搬入
    装置と、組立作業エリアの左右に設置される左右の組立
    台と、左右の組立台に設けた柱供給支持治具と、左右の
    組立台の柱供給支持治具に柱を搬入する柱搬入装置と、
    左右の柱を床フレームに接合する左右の接合装置とを有
    してなり、 左右の組立台のうちで床フレームの搬入側に位置する組
    立台に床フレームを通過可能とするトンネル部を設け、 床フレーム搬入装置により組立作業エリアに搬入された
    床フレームの柱接合位置に対し、柱搬入装置が左右の組
    立台の柱供給支持治具に供給した左右の柱を位置付け、
    これら左右の柱を左右の接合装置により床フレームに接
    合してなることを特徴とする建物ユニットの組立装置。
  2. 【請求項2】 前記組立台に設けた柱供給支持治具が、
    該組立台に設けたオーバーハングレールに沿って組立作
    業エリアの内外に移動でき、柱搬入装置が搬入する柱を
    組立作業エリア外で受取り、組立作業エリア内に導入可
    能としてなる請求項1記載の建物ユニットの組立装置。
  3. 【請求項3】 前記柱を床フレームの柱接合金具の孔に
    挿入して接合するに際し、組立作業エリアに柱挿入ガイ
    ド装置を設けてなり、柱挿入ガイド装置はガイドを床フ
    レームの柱接合金具の孔に貫通して柱下端の孔に係入し
    て、該ガイドを柱とともに下降し、該柱を床フレームの
    柱接合金具の孔に挿入せしめる請求項1又は2記載の建
    物ユニットの組立装置。
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