JP2000293062A - 画像形成装置 - Google Patents
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 オイル塗布ムラを抑制できるようにし、安定
して良好な画像状態を確保できる画像形成装置を提供す
ること。 【解決手段】 記録体S上に定着テスト画像TA〜TC
を作成し、画像情報検出部が検出したそれぞれの画像T
A〜TCについての反射光強度から、統括制御部54は
実測光沢度を算出する。また、テスト画像データと定着
温度から要求光沢度を算出する。そして、各画像TA〜
TC間の光沢度の差および要求光沢度との差を算出し、
これらの差をなくすように第2カム274A,274C
および第1カム264を所定角度だけ回動させる。これ
により、オイル量規制ブレード243の圧接力を軸方向
全体にわたって設計要求値とほぼ等しくすることができ
る。従って、オイルの塗布ムラが抑制された状態で定着
が行われるため、良好な画像状態の定着画像を得ること
ができる。
して良好な画像状態を確保できる画像形成装置を提供す
ること。 【解決手段】 記録体S上に定着テスト画像TA〜TC
を作成し、画像情報検出部が検出したそれぞれの画像T
A〜TCについての反射光強度から、統括制御部54は
実測光沢度を算出する。また、テスト画像データと定着
温度から要求光沢度を算出する。そして、各画像TA〜
TC間の光沢度の差および要求光沢度との差を算出し、
これらの差をなくすように第2カム274A,274C
および第1カム264を所定角度だけ回動させる。これ
により、オイル量規制ブレード243の圧接力を軸方向
全体にわたって設計要求値とほぼ等しくすることができ
る。従って、オイルの塗布ムラが抑制された状態で定着
が行われるため、良好な画像状態の定着画像を得ること
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリン
タ、ファックス等の画像形成装置に関する。さらに詳細
には、安定して良好な画像状態を確保した定着画像を得
ることができる画像形成装置に関するものである。
タ、ファックス等の画像形成装置に関する。さらに詳細
には、安定して良好な画像状態を確保した定着画像を得
ることができる画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば電子写真方式の複写機などの画像
形成装置では、記録体に転写されたトナー像を定着させ
永久画像を得ている。ここで、定着の方法には、熱定
着、圧力定着、溶剤定着等の方法があり、その中で熱定
着によるヒートローラ方式の定着装置が広く一般的に用
いられている。この定着装置としては、例えば一対の定
着ローラが加熱ローラと加圧ローラとにより構成され、
定着ローラの離型性を保つために、定着ローラにオイル
(シリコンオイル)を塗布するためのオイル塗布ローラ
を備えたものが知られている。加熱ローラは、熱伝導が
良く、熱容量の小さい金属ローラである。また、加熱ロ
ーラは内部にヒーターランプを備えており、表面温度を
サーミスタ等で検出して所定の定着温度範囲になるよう
に温度制御が行われるようになっている。一方、加圧ロ
ーラは、芯材の表面に弾性のあるシリコンゴム等を被覆
したものである。これら加熱ローラと加圧ローラとは相
互に圧接された状態で回転可能に支持されており、トナ
ー像が転写された記録体を加熱ローラと加圧ローラとの
間を通過させると、トナーが溶融するとともに記録体に
圧着されトナー像が定着されて永久画像が得られるよう
になっている。なお、カラー用の画像形成装置に備わる
定着装置では、加熱ローラの表面にもシリコンゴムが被
覆され、必ずオイル塗布ローラ(あるいはオイル塗布フ
ェルト)が備わっている。
形成装置では、記録体に転写されたトナー像を定着させ
永久画像を得ている。ここで、定着の方法には、熱定
着、圧力定着、溶剤定着等の方法があり、その中で熱定
着によるヒートローラ方式の定着装置が広く一般的に用
いられている。この定着装置としては、例えば一対の定
着ローラが加熱ローラと加圧ローラとにより構成され、
定着ローラの離型性を保つために、定着ローラにオイル
(シリコンオイル)を塗布するためのオイル塗布ローラ
を備えたものが知られている。加熱ローラは、熱伝導が
良く、熱容量の小さい金属ローラである。また、加熱ロ
ーラは内部にヒーターランプを備えており、表面温度を
サーミスタ等で検出して所定の定着温度範囲になるよう
に温度制御が行われるようになっている。一方、加圧ロ
ーラは、芯材の表面に弾性のあるシリコンゴム等を被覆
したものである。これら加熱ローラと加圧ローラとは相
互に圧接された状態で回転可能に支持されており、トナ
ー像が転写された記録体を加熱ローラと加圧ローラとの
間を通過させると、トナーが溶融するとともに記録体に
圧着されトナー像が定着されて永久画像が得られるよう
になっている。なお、カラー用の画像形成装置に備わる
定着装置では、加熱ローラの表面にもシリコンゴムが被
覆され、必ずオイル塗布ローラ(あるいはオイル塗布フ
ェルト)が備わっている。
【0003】ここで、定着ローラへのオイル塗布が不均
一であると定着画像の画像状態に悪影響を及ぼす可能性
が高い。このため、オイル量規制ブレードを設けて、オ
イル塗布ローラ上のオイルを均一に掻き取ることにより
オイル供給を均一に行うことで、定着ローラへのオイル
塗布を均一にしている。そして、オイル塗布の均一性を
高めるために、オイル量規制ブレードの加工精度を向上
させる対策が採られている。
一であると定着画像の画像状態に悪影響を及ぼす可能性
が高い。このため、オイル量規制ブレードを設けて、オ
イル塗布ローラ上のオイルを均一に掻き取ることにより
オイル供給を均一に行うことで、定着ローラへのオイル
塗布を均一にしている。そして、オイル塗布の均一性を
高めるために、オイル量規制ブレードの加工精度を向上
させる対策が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、使用初期にはオイル量規制ブレードが
設定通りの圧接力にてオイル塗布ローラに均一に圧接さ
れ、オイル塗布ローラ上のオイルを均一に掻き取るが、
使用時間が長くなるにつれてオイル量規制ブレードが劣
化してくると、オイル塗布ローラの軸方向においてオイ
ルの掻き取りを均一に行うことできなくなる。このた
め、定着ローラへのオイル塗布にムラが生じるという問
題があった。この結果として、部分的に定着画像の画像
状態が悪化していた。しかも、記録体上に定着された定
着画像の画像状態の良否を検出することができなかった
ので、複写後の画像を視認するまでは、この画像状態の
悪化がわからなかった。
装置においては、使用初期にはオイル量規制ブレードが
設定通りの圧接力にてオイル塗布ローラに均一に圧接さ
れ、オイル塗布ローラ上のオイルを均一に掻き取るが、
使用時間が長くなるにつれてオイル量規制ブレードが劣
化してくると、オイル塗布ローラの軸方向においてオイ
ルの掻き取りを均一に行うことできなくなる。このた
め、定着ローラへのオイル塗布にムラが生じるという問
題があった。この結果として、部分的に定着画像の画像
状態が悪化していた。しかも、記録体上に定着された定
着画像の画像状態の良否を検出することができなかった
ので、複写後の画像を視認するまでは、この画像状態の
悪化がわからなかった。
【0005】また、一度に多量のコピーを行う場合等に
は、画像状態の良否を1枚ごとに確認するのは手間がか
かるため、すべてのコピーが終了した後に行われるのが
一般的である。また、記録体としてOHPシートを使用
した場合には、プロジェクタによって実際の透光画像を
視認するまでは、画像状態の良否がわからなかった。こ
のため、複写後の画像を視認した結果、画像状態が不良
であった場合には、再度コピーを取り直すために多くの
時間を費やしたり、見栄えのよくないOHPシートを使
用しなければならないという問題も生じていた。
は、画像状態の良否を1枚ごとに確認するのは手間がか
かるため、すべてのコピーが終了した後に行われるのが
一般的である。また、記録体としてOHPシートを使用
した場合には、プロジェクタによって実際の透光画像を
視認するまでは、画像状態の良否がわからなかった。こ
のため、複写後の画像を視認した結果、画像状態が不良
であった場合には、再度コピーを取り直すために多くの
時間を費やしたり、見栄えのよくないOHPシートを使
用しなければならないという問題も生じていた。
【0006】そこで、本発明は上記した問題点を解決す
るためになされたものであり、オイル塗布ムラを抑制で
きるようにし、安定して良好な画像状態を確保できる画
像形成装置を提供することを課題とする。
るためになされたものであり、オイル塗布ムラを抑制で
きるようにし、安定して良好な画像状態を確保できる画
像形成装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めになされた本発明に係る画像形成装置によれば、記録
体上に未定着画像を作成する画像作成手段と、互いに圧
接された第1定着部材と第2定着部材と上記第1定着部
材または上記第2定着部材の少なくともいずれかに備わ
る加熱器と上記第1定着部材にオイルを塗布するオイル
塗布手段とを備え、上記画像作成手段で作成された未定
着画像を上記記録体上に接触加熱により定着させる接触
加熱定着手段と、を有する画像形成装置において、上記
接触加熱定着手段により上記記録体上に定着された定着
画像に光を照射する発光素子と上記発光素子から照射さ
れ上記定着画像を反射または透過した光の強度情報を検
出する受光素子とを備え、上記記録体のうち記録体搬送
方向と直交する方向についての位置が異なる少なくとも
2カ所以上で上記定着画像の画像情報を検出する画像情
報検出手段と、上記画像情報検出手段での検出結果から
上記各定着画像の画像情報に関する変動を算出し、この
変動に基づいて上記オイル塗布手段におけるオイル塗布
条件を補正するオイル塗布条件補正手段と、を有する。
めになされた本発明に係る画像形成装置によれば、記録
体上に未定着画像を作成する画像作成手段と、互いに圧
接された第1定着部材と第2定着部材と上記第1定着部
材または上記第2定着部材の少なくともいずれかに備わ
る加熱器と上記第1定着部材にオイルを塗布するオイル
塗布手段とを備え、上記画像作成手段で作成された未定
着画像を上記記録体上に接触加熱により定着させる接触
加熱定着手段と、を有する画像形成装置において、上記
接触加熱定着手段により上記記録体上に定着された定着
画像に光を照射する発光素子と上記発光素子から照射さ
れ上記定着画像を反射または透過した光の強度情報を検
出する受光素子とを備え、上記記録体のうち記録体搬送
方向と直交する方向についての位置が異なる少なくとも
2カ所以上で上記定着画像の画像情報を検出する画像情
報検出手段と、上記画像情報検出手段での検出結果から
上記各定着画像の画像情報に関する変動を算出し、この
変動に基づいて上記オイル塗布手段におけるオイル塗布
条件を補正するオイル塗布条件補正手段と、を有する。
【0008】この画像形成装置では、まず画像作成手段
が、記録体上に未定着画像(トナー像)を作成する。こ
こで、画像作成手段が記録体上に作成する未定着画像に
は、複写対象である原稿の複写画像、画像形成装置に入
力された画像データによるものの他、画像形成装置内に
あらかじめ記憶されていたテスト画像データによる所定
のテスト画像も含まれる。次に接触加熱定着手段が、画
像作成手段によって作成された未定着画像を記録体上に
定着する。この定着が終了すると、画像情報検出手段
が、記録体のうち記録体搬送方向と直交する方向につい
ての位置が異なる少なくとも2カ所以上で定着画像の画
像情報を検出する。
が、記録体上に未定着画像(トナー像)を作成する。こ
こで、画像作成手段が記録体上に作成する未定着画像に
は、複写対象である原稿の複写画像、画像形成装置に入
力された画像データによるものの他、画像形成装置内に
あらかじめ記憶されていたテスト画像データによる所定
のテスト画像も含まれる。次に接触加熱定着手段が、画
像作成手段によって作成された未定着画像を記録体上に
定着する。この定着が終了すると、画像情報検出手段
が、記録体のうち記録体搬送方向と直交する方向につい
ての位置が異なる少なくとも2カ所以上で定着画像の画
像情報を検出する。
【0009】この画像情報の検出は、発光素子が記録体
上の定着画像に光を照射し、定着画像を反射または透過
した光を受光素子で受光することにより行う。ここで、
画像情報とは、例えば表面状態、透光性、および発色性
等の画像の状態と関係づけられる情報をいい、画像状態
を知ることができる情報であればいずれのものも含まれ
る。具体的には、定着画像の透過光の強度(透過率)、
反射光の強度(反射率)、あるいは色ずれ(明度、色
相、彩度のずれ)等が挙げられる。
上の定着画像に光を照射し、定着画像を反射または透過
した光を受光素子で受光することにより行う。ここで、
画像情報とは、例えば表面状態、透光性、および発色性
等の画像の状態と関係づけられる情報をいい、画像状態
を知ることができる情報であればいずれのものも含まれ
る。具体的には、定着画像の透過光の強度(透過率)、
反射光の強度(反射率)、あるいは色ずれ(明度、色
相、彩度のずれ)等が挙げられる。
【0010】続いてオイル塗布条件補正手段が、画像情
報検出手段での検出結果から定着画像の画像情報に関す
る変動を算出し、この変動に基づいてオイル塗布手段に
おけるオイル塗布条件を補正する。この補正により例え
ば、オイル塗布手段による第1定着部材へのオイル塗布
において塗布ムラが抑制されるように、オイル塗布条件
に算出結果を反映(フィードバック)させることで、自
動的に画像状態の変動(バラツキ)が抑制された良好な
定着画像となるように制御することができる。従って、
安定して良好な画像状態が確保された定着画像を得るこ
とができる。ここで、第1定着部材には、定着ローラ単
独の場合(ローラ定着方式)の他、複数のローラとその
ローラ間に掛けられたベルトとにより構成されるもの
(ベルト定着方式)等も含まれる。
報検出手段での検出結果から定着画像の画像情報に関す
る変動を算出し、この変動に基づいてオイル塗布手段に
おけるオイル塗布条件を補正する。この補正により例え
ば、オイル塗布手段による第1定着部材へのオイル塗布
において塗布ムラが抑制されるように、オイル塗布条件
に算出結果を反映(フィードバック)させることで、自
動的に画像状態の変動(バラツキ)が抑制された良好な
定着画像となるように制御することができる。従って、
安定して良好な画像状態が確保された定着画像を得るこ
とができる。ここで、第1定着部材には、定着ローラ単
独の場合(ローラ定着方式)の他、複数のローラとその
ローラ間に掛けられたベルトとにより構成されるもの
(ベルト定着方式)等も含まれる。
【0011】なお、記録体としては、普通紙のほか、厚
紙やOHPシート、樹脂等をコートした特殊紙など画像
を定着させることのできるものであればいずれのものを
用いてもよい。さらに、発光素子としては、可視光領域
において、発光するものであればいずれのものでもよ
い。例えば、ハロゲンランプ、発光ダイオード、半導体
レーザ等が挙げられる。また、受光素子としては、発光
素子の発光する光に反応する感度域を持つものであれば
よい。例えば、CCD、フォトダイオード等が挙げられ
る。
紙やOHPシート、樹脂等をコートした特殊紙など画像
を定着させることのできるものであればいずれのものを
用いてもよい。さらに、発光素子としては、可視光領域
において、発光するものであればいずれのものでもよ
い。例えば、ハロゲンランプ、発光ダイオード、半導体
レーザ等が挙げられる。また、受光素子としては、発光
素子の発光する光に反応する感度域を持つものであれば
よい。例えば、CCD、フォトダイオード等が挙げられ
る。
【0012】また、反射率や透過率を得るには、反射光
または透過光の強度の他、入射光の強度も必要である。
従って、反射光または透過光の他、入射光の強度を別途
検出する場合がある。しかし、入射光の強度が一定であ
る場合など既知の場合には、反射光または透過光の強度
のみで評価することもできる。また、入射光の強度測定
には、ハーフミラー等を用いて直接その強度を測定する
手法が挙げられる他、発光素子の印加電圧、消費電流、
消費電力等から間接的に測定する手法も挙げられる。
または透過光の強度の他、入射光の強度も必要である。
従って、反射光または透過光の他、入射光の強度を別途
検出する場合がある。しかし、入射光の強度が一定であ
る場合など既知の場合には、反射光または透過光の強度
のみで評価することもできる。また、入射光の強度測定
には、ハーフミラー等を用いて直接その強度を測定する
手法が挙げられる他、発光素子の印加電圧、消費電流、
消費電力等から間接的に測定する手法も挙げられる。
【0013】また、本発明に係る画像形成装置におい
て、前記オイル塗布手段は、前記第1定着部材に接して
オイルを塗布するオイル塗布ローラと、上記オイル塗布
ローラに圧接されるとともに前記第1定着部材に塗布さ
れるオイル量を一定量に規制するオイル量規制部材とを
有し、前記接触加熱定着手段は、上記オイル塗布ローラ
に対する上記オイル量規制部材の圧接力を変更可能な圧
接力可変手段を有し、前記オイル塗布条件補正手段は、
前記オイル量規制部材の圧接力を補正する。
て、前記オイル塗布手段は、前記第1定着部材に接して
オイルを塗布するオイル塗布ローラと、上記オイル塗布
ローラに圧接されるとともに前記第1定着部材に塗布さ
れるオイル量を一定量に規制するオイル量規制部材とを
有し、前記接触加熱定着手段は、上記オイル塗布ローラ
に対する上記オイル量規制部材の圧接力を変更可能な圧
接力可変手段を有し、前記オイル塗布条件補正手段は、
前記オイル量規制部材の圧接力を補正する。
【0014】この画像形成装置のように、接触加熱定着
手段がオイル塗布ローラに対するオイル量規制ブレード
の圧接力を可変させる圧接力可変手段を有することによ
り、画像情報検出手段での検出結果から算出した画像情
報の変動に基づいて、オイル塗布条件補正手段は、この
画像情報の変動を抑制するように、オイル量規制部材の
圧接力を補正することができる。これにより、第1定着
部材上にオイルが均一に塗布されるため、自動的に1枚
の記録体内において画像状態の変動が抑制された良好な
定着画像となるように制御することができる。従って、
オイル量規制部材が劣化した場合等であっても安定して
良好な画像状態が確保された定着画像を得ることができ
る。
手段がオイル塗布ローラに対するオイル量規制ブレード
の圧接力を可変させる圧接力可変手段を有することによ
り、画像情報検出手段での検出結果から算出した画像情
報の変動に基づいて、オイル塗布条件補正手段は、この
画像情報の変動を抑制するように、オイル量規制部材の
圧接力を補正することができる。これにより、第1定着
部材上にオイルが均一に塗布されるため、自動的に1枚
の記録体内において画像状態の変動が抑制された良好な
定着画像となるように制御することができる。従って、
オイル量規制部材が劣化した場合等であっても安定して
良好な画像状態が確保された定着画像を得ることができ
る。
【0015】さらに、本発明に係る画像形成装置におい
て、前記圧接力可変手段は、前記オイル塗布ローラに対
する前記オイル量規制部材における圧接力の軸方向分布
をも変更可能な圧接力分布可変手段であることが望まし
い。
て、前記圧接力可変手段は、前記オイル塗布ローラに対
する前記オイル量規制部材における圧接力の軸方向分布
をも変更可能な圧接力分布可変手段であることが望まし
い。
【0016】この画像形成装置のように、オイル量規制
部材における圧接力の軸方向分布をも可変させる圧接力
分布可変手段を設けることにより、画像情報検出手段で
の検出結果から算出した画像情報の変動に基づいて、オ
イル塗布条件補正手段は、この画像情報の変動をより確
実に抑制できるように、オイル量規制部材における圧接
力、または圧接力およびその軸方向分布を変化させるこ
とができる。これにより、第1定着部材上にオイルがよ
り均一に塗布されるため、自動的に1枚の記録体内にお
いて画像状態の変動がほとんどない良好な定着画像とな
るように制御することができる。従って、オイル量規制
部材が劣化した場合等であっても安定して良好な画像状
態が確保された定着画像を得ることができる。
部材における圧接力の軸方向分布をも可変させる圧接力
分布可変手段を設けることにより、画像情報検出手段で
の検出結果から算出した画像情報の変動に基づいて、オ
イル塗布条件補正手段は、この画像情報の変動をより確
実に抑制できるように、オイル量規制部材における圧接
力、または圧接力およびその軸方向分布を変化させるこ
とができる。これにより、第1定着部材上にオイルがよ
り均一に塗布されるため、自動的に1枚の記録体内にお
いて画像状態の変動がほとんどない良好な定着画像とな
るように制御することができる。従って、オイル量規制
部材が劣化した場合等であっても安定して良好な画像状
態が確保された定着画像を得ることができる。
【0017】また、本発明に係る画像形成装置におい
て、前記画像作成手段は、前記記録体上に所定のテスト
画像を作成するためのテスト画像データを格納するテス
ト画像データメモリを有し、前記画像情報検出手段は、
前記記録体上に定着された定着テスト画像を透過または
反射した光の強度情報を検出可能である。
て、前記画像作成手段は、前記記録体上に所定のテスト
画像を作成するためのテスト画像データを格納するテス
ト画像データメモリを有し、前記画像情報検出手段は、
前記記録体上に定着された定着テスト画像を透過または
反射した光の強度情報を検出可能である。
【0018】このようにあらかじめ格納してあったテス
ト画像データから得た定着テスト画像を用いることによ
り、画像情報を測定すべき定着画像の位置があらかじめ
判っているため、記録体の複数の位置において確実に定
着画像についての画像情報を得ることができる。従っ
て、確実に画像状態の良否および1枚の記録体における
画像状態の変動を算出することができるため、得られた
テスト画像についての画像情報の処理結果をオイル塗布
条件に反映させることにより画像状態が改善され、画像
状態の変動が確実に抑制される。
ト画像データから得た定着テスト画像を用いることによ
り、画像情報を測定すべき定着画像の位置があらかじめ
判っているため、記録体の複数の位置において確実に定
着画像についての画像情報を得ることができる。従っ
て、確実に画像状態の良否および1枚の記録体における
画像状態の変動を算出することができるため、得られた
テスト画像についての画像情報の処理結果をオイル塗布
条件に反映させることにより画像状態が改善され、画像
状態の変動が確実に抑制される。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の画像形成装置を具体化した実施の形態について図面
に基づいて詳細に説明する。まず、第1の実施の形態か
ら説明する。第1の実施の形態は、本発明に係る画像形
成装置が搭載された電子写真方式の複写機であり、所定
の定着テスト画像を作成して、その定着テスト画像につ
いて測定した光沢度(以下、「実測光沢度」ともいう)
と本来得られるべき光沢度(以下、「要求光沢度」とも
いう)の情報に基づきオイル塗布条件を補正するもので
ある。
明の画像形成装置を具体化した実施の形態について図面
に基づいて詳細に説明する。まず、第1の実施の形態か
ら説明する。第1の実施の形態は、本発明に係る画像形
成装置が搭載された電子写真方式の複写機であり、所定
の定着テスト画像を作成して、その定着テスト画像につ
いて測定した光沢度(以下、「実測光沢度」ともいう)
と本来得られるべき光沢度(以下、「要求光沢度」とも
いう)の情報に基づきオイル塗布条件を補正するもので
ある。
【0020】この複写機1は、図1に示すように、イメ
ージリーダ部IRとページプリンタ部PRTとから構成
されている。そして、イメージリーダ部IRから転送さ
れた画像データに基づき、ページプリンタ部PRTが電
子写真プロセスにより原稿の画像をプリントするように
なっている。
ージリーダ部IRとページプリンタ部PRTとから構成
されている。そして、イメージリーダ部IRから転送さ
れた画像データに基づき、ページプリンタ部PRTが電
子写真プロセスにより原稿の画像をプリントするように
なっている。
【0021】イメージリーダ部IRは、原稿ガラス10
上にセットされる原稿の画像による反射光を検出しこれ
を光電変換して、原稿の画像に対応した画像データを読
み込む画像読取部2と、種々の画像形成モードに応じて
データ処理を行う画像処理部3等とを有している。な
お、画像読取部2は、読み込んだ画像データを一時的に
記憶するデータメモリ部9を備える。また、イメージリ
ーダ部IRの上部には原稿を押さえる原稿カバー11が
装着されている。
上にセットされる原稿の画像による反射光を検出しこれ
を光電変換して、原稿の画像に対応した画像データを読
み込む画像読取部2と、種々の画像形成モードに応じて
データ処理を行う画像処理部3等とを有している。な
お、画像読取部2は、読み込んだ画像データを一時的に
記憶するデータメモリ部9を備える。また、イメージリ
ーダ部IRの上部には原稿を押さえる原稿カバー11が
装着されている。
【0022】一方、ページプリンタ部PRTは、光学走
査部4と画像プロセス部5と搬送部6とを有している。
そして光学走査部4は、感光体ドラム30にレーザ光を
走査して照射するためのポリゴンミラー21および反射
ミラー22とを備える。画像プロセス部5は、感光体ド
ラム30と、帯電チャージャ31と、現像器32Y,3
2C,32M,32Kと、転写チャージャ33を有する
転写ドラム34と、クリーニング器35とを備える。搬
送部6は、記録体を積載して収容する用紙カセット44
と、用紙カセット44または手差しトレイ45から供給
される記録体を搬送するための各種搬送ローラと、定着
器40と、ハロゲンランプ41とCCDセンサ42とか
らなる画像情報検出部43と、複写が完了して機外に排
出された記録体を収容する排紙トレイ46とを備える。
査部4と画像プロセス部5と搬送部6とを有している。
そして光学走査部4は、感光体ドラム30にレーザ光を
走査して照射するためのポリゴンミラー21および反射
ミラー22とを備える。画像プロセス部5は、感光体ド
ラム30と、帯電チャージャ31と、現像器32Y,3
2C,32M,32Kと、転写チャージャ33を有する
転写ドラム34と、クリーニング器35とを備える。搬
送部6は、記録体を積載して収容する用紙カセット44
と、用紙カセット44または手差しトレイ45から供給
される記録体を搬送するための各種搬送ローラと、定着
器40と、ハロゲンランプ41とCCDセンサ42とか
らなる画像情報検出部43と、複写が完了して機外に排
出された記録体を収容する排紙トレイ46とを備える。
【0023】ここで、定着器40は、上下に配置された
加熱ローラ212(本発明の第1定着部材に相当)と加
圧ローラ213(本発明の第2定着部材に相当)、およ
びオイル塗布部240とにより構成されたものであり、
その詳細については、図2を用いて説明する。図2は定
着器40の断面を示したものである。図2に示すよう
に、加熱ローラ212は、熱伝導が良く、熱容量が小さ
いアルミニウム等の材料で形成された金属筒212aの
表面にシリコンゴム212bを被覆したものである。加
熱ローラ212の内部には、ヒーターランプ221が設
けられており、後述する統括制御部54(図10参照)
による温度制御に基づき給電され加熱されるようになっ
ている。また、加熱ローラ212の表面温度は、その表
面に接触して設けられたサーミスタ等の温度センサ22
2により検出されるようになっている。なお、ここで検
出された表面温度信号は、後述する統括制御部54に入
力される。一方、加圧ローラ213も加熱ローラ212
と同様に、内部にヒータランプ221を備えた金属筒2
13aにシリコンゴム213bを被覆したものである。
加熱ローラ212(本発明の第1定着部材に相当)と加
圧ローラ213(本発明の第2定着部材に相当)、およ
びオイル塗布部240とにより構成されたものであり、
その詳細については、図2を用いて説明する。図2は定
着器40の断面を示したものである。図2に示すよう
に、加熱ローラ212は、熱伝導が良く、熱容量が小さ
いアルミニウム等の材料で形成された金属筒212aの
表面にシリコンゴム212bを被覆したものである。加
熱ローラ212の内部には、ヒーターランプ221が設
けられており、後述する統括制御部54(図10参照)
による温度制御に基づき給電され加熱されるようになっ
ている。また、加熱ローラ212の表面温度は、その表
面に接触して設けられたサーミスタ等の温度センサ22
2により検出されるようになっている。なお、ここで検
出された表面温度信号は、後述する統括制御部54に入
力される。一方、加圧ローラ213も加熱ローラ212
と同様に、内部にヒータランプ221を備えた金属筒2
13aにシリコンゴム213bを被覆したものである。
【0024】そして、後述する駆動制御部55(図10
参照)により加圧ローラ213を駆動することにより、
加熱ローラ212も加圧ローラ213に従動して回転す
るようになっている。なお、駆動制御部55により加圧
ローラ213ではなく、加熱ローラ212を駆動させる
ようにし、加圧ローラ213が加熱ローラ212に従動
して回転するようにしてもよい。
参照)により加圧ローラ213を駆動することにより、
加熱ローラ212も加圧ローラ213に従動して回転す
るようになっている。なお、駆動制御部55により加圧
ローラ213ではなく、加熱ローラ212を駆動させる
ようにし、加圧ローラ213が加熱ローラ212に従動
して回転するようにしてもよい。
【0025】オイル塗布部240は、オイルを貯蔵して
いるオイルタンク241と、オイルタンク241内のオ
イルを加熱ローラ212に塗布するオイル塗布ローラ2
42と、オイル塗布ローラ242が担持するオイル量を
均一にするオイル量規制ブレード243と、オイルタン
ク241内のオイルをオイル塗布ローラ242に供給す
る供給ローラ244と、オイル量規制ブレード243の
圧接力を変更させる圧接力可変部280とを有してい
る。オイル量規制ブレード243は、オイル塗布ローラ
242に対して所定の圧接力(後述するように変更可
能)で圧接されている。これにより、供給ローラ244
からオイル塗布ローラ242に供給された余剰なオイル
が、オイル量規制ブレード243によって掻き取られる
ため、オイル塗布ローラ242上には常に一定量のオイ
ルが軸方向に均一に担持されるようになっている。この
結果、加熱ローラ212に対しても、一定量のオイルが
軸方向に均一に塗布されることとなる。
いるオイルタンク241と、オイルタンク241内のオ
イルを加熱ローラ212に塗布するオイル塗布ローラ2
42と、オイル塗布ローラ242が担持するオイル量を
均一にするオイル量規制ブレード243と、オイルタン
ク241内のオイルをオイル塗布ローラ242に供給す
る供給ローラ244と、オイル量規制ブレード243の
圧接力を変更させる圧接力可変部280とを有してい
る。オイル量規制ブレード243は、オイル塗布ローラ
242に対して所定の圧接力(後述するように変更可
能)で圧接されている。これにより、供給ローラ244
からオイル塗布ローラ242に供給された余剰なオイル
が、オイル量規制ブレード243によって掻き取られる
ため、オイル塗布ローラ242上には常に一定量のオイ
ルが軸方向に均一に担持されるようになっている。この
結果、加熱ローラ212に対しても、一定量のオイルが
軸方向に均一に塗布されることとなる。
【0026】次に、このオイル量規制ブレード243の
圧接力を可変させる圧接力可変部280について、図3
および図4を用いて説明する。図3は、圧接力可変部2
80の概略を示した斜視図であり、図4は、圧接力可変
部280の動作を説明するための説明図である。圧接力
可変部280は、ブレード保持部250と第1可変部2
60と第2可変部270A,270Cとから構成されて
おり、第1可変部260によりオイル量規制ブレード2
43の圧接力をオイル塗布ローラ242の軸方向(図3
中左右方向)にわたって全体的に変化させ、軸方向両端
付近にそれぞれ位置する第2可変部270Aあるいは2
70Cによりオイル量規制ブレード243の圧接力の軸
方向分布を変化させられるようになっている。
圧接力を可変させる圧接力可変部280について、図3
および図4を用いて説明する。図3は、圧接力可変部2
80の概略を示した斜視図であり、図4は、圧接力可変
部280の動作を説明するための説明図である。圧接力
可変部280は、ブレード保持部250と第1可変部2
60と第2可変部270A,270Cとから構成されて
おり、第1可変部260によりオイル量規制ブレード2
43の圧接力をオイル塗布ローラ242の軸方向(図3
中左右方向)にわたって全体的に変化させ、軸方向両端
付近にそれぞれ位置する第2可変部270Aあるいは2
70Cによりオイル量規制ブレード243の圧接力の軸
方向分布を変化させられるようになっている。
【0027】ブレード保持部250は、オイル量規制ブ
レード243を保持する保持板251と、この保持板2
51を両端で支持する支持板252とを備え、保持板2
52は支持軸253を中心として回動可能に支持板25
2に取り付けられている。
レード243を保持する保持板251と、この保持板2
51を両端で支持する支持板252とを備え、保持板2
52は支持軸253を中心として回動可能に支持板25
2に取り付けられている。
【0028】第1可変部260は、画像形成装置1本体
に固定されている固定板261と、固定板261の四隅
近傍に設置された4本の第1バネ262を介して固定板
261の上方に設けられた第1可変板263と、第1可
変板263を移動させるための3つの第1カム264と
を備える。第1バネ262は、その両端をそれぞれ固定
板261および第1可変板263に固定され、第1可変
板263の底面263bが第1カム264に当接するよ
うに第1可変板263を固定板264側へ引っ張ってい
る。また3つの第1カム264は、それぞれ回転軸26
5に取り付けられており、この回転軸265をモータ等
で回転させることにより、第1カム264が回動するよ
うになっている。
に固定されている固定板261と、固定板261の四隅
近傍に設置された4本の第1バネ262を介して固定板
261の上方に設けられた第1可変板263と、第1可
変板263を移動させるための3つの第1カム264と
を備える。第1バネ262は、その両端をそれぞれ固定
板261および第1可変板263に固定され、第1可変
板263の底面263bが第1カム264に当接するよ
うに第1可変板263を固定板264側へ引っ張ってい
る。また3つの第1カム264は、それぞれ回転軸26
5に取り付けられており、この回転軸265をモータ等
で回転させることにより、第1カム264が回動するよ
うになっている。
【0029】そして、第1カム264を回動させること
により、第1可変板263が図4中矢印Dで示す方向に
移動するようになっている。このとき、第1可変板26
3の移動に伴い、ブレード保持部250および第2可変
部270A,270Cも全体的に同じ量だけ図4中矢印
Eで示す方向に移動する。つまり、第1カムを図4中時
計回りに回動させると第1可変板263(ブレード保持
部250および第2可変部270A,270C)が図4
中矢印D(矢印E)の上方向に移動する。逆に、第1カ
ムを図4中反時計回りに回動させると第1可変板263
(ブレード保持部250および第2可変部270A,2
70C)が図4中矢印D(矢印E)の下方向に移動す
る。
により、第1可変板263が図4中矢印Dで示す方向に
移動するようになっている。このとき、第1可変板26
3の移動に伴い、ブレード保持部250および第2可変
部270A,270Cも全体的に同じ量だけ図4中矢印
Eで示す方向に移動する。つまり、第1カムを図4中時
計回りに回動させると第1可変板263(ブレード保持
部250および第2可変部270A,270C)が図4
中矢印D(矢印E)の上方向に移動する。逆に、第1カ
ムを図4中反時計回りに回動させると第1可変板263
(ブレード保持部250および第2可変部270A,2
70C)が図4中矢印D(矢印E)の下方向に移動す
る。
【0030】第2可変部270A,270Cは、オイル
塗布ローラ242の両端近傍(後述する定着テスト画像
TA,TC(図7参照)が作成される領域に対応してい
る)にそれぞれ設けられ、ブレード保持板251に第2
バネ272を介して設けられた第2可変板273A,2
73Cと、第2可変板273A,273Cを図4中矢印
Eで示す方向に移動させるための第2カム274A,2
74Cとを備える。第2バネ272は、その両端をそれ
ぞれブレード保持板251および第2可変板273A
(273C)に固定され、第2可変板273A(273
C)の底面273Ab(273Cb)が第2カム274
A(274C)に当接するように第2可変板273A
(273C)を第1可変板263側に引っ張る一方、ブ
レード保持板251を図4中矢印Fの上方向に引っ張っ
ている。また第2カム274A(274C)は、回転軸
275に取り付けられており、この回転軸275をモー
タ等で回転させることにより、第2カム274A(27
4C)が回動するようになっている。そして、第2カム
274A(274C)を回動させることにより、ブレー
ド保持板251が支持軸253を中心として図4中矢印
Fで示すように回動する。これにより、オイル塗布ロー
ラ242に対するオイル量規制ブレード243の圧接力
が変化する。
塗布ローラ242の両端近傍(後述する定着テスト画像
TA,TC(図7参照)が作成される領域に対応してい
る)にそれぞれ設けられ、ブレード保持板251に第2
バネ272を介して設けられた第2可変板273A,2
73Cと、第2可変板273A,273Cを図4中矢印
Eで示す方向に移動させるための第2カム274A,2
74Cとを備える。第2バネ272は、その両端をそれ
ぞれブレード保持板251および第2可変板273A
(273C)に固定され、第2可変板273A(273
C)の底面273Ab(273Cb)が第2カム274
A(274C)に当接するように第2可変板273A
(273C)を第1可変板263側に引っ張る一方、ブ
レード保持板251を図4中矢印Fの上方向に引っ張っ
ている。また第2カム274A(274C)は、回転軸
275に取り付けられており、この回転軸275をモー
タ等で回転させることにより、第2カム274A(27
4C)が回動するようになっている。そして、第2カム
274A(274C)を回動させることにより、ブレー
ド保持板251が支持軸253を中心として図4中矢印
Fで示すように回動する。これにより、オイル塗布ロー
ラ242に対するオイル量規制ブレード243の圧接力
が変化する。
【0031】上記のように構成された圧接力可変部28
0の動作について、図5および図6を用いて説明する。
まず、オイル塗布ローラ242に対するオイル量規制ブ
レード243の圧接力をオイル塗布ローラ242の軸方
向全体にわたって変更する場合について、図5に基づい
て説明する。図5に示すように、図4の状態から第1カ
ム264を図中時計回り(矢印I方向)に回動させたと
すると、第1バネ262が伸ばされて第1可変板263
が矢印Du方向へ移動する。すると、第1可変板263
に取り付けられたブレード保持部250および第2可変
部270A,270Cも同様に矢印Eu方向へ移動す
る。これにより、オイル塗布ローラ242に対するオイ
ル量規制ブレード243の圧接力が小さくなる。なお、
上記とは逆にオイル量規制ブレード243の圧接力を大
きくする場合には、第1カム264を図中反時計回り
(矢印Iと逆方向)に回動させればよい。
0の動作について、図5および図6を用いて説明する。
まず、オイル塗布ローラ242に対するオイル量規制ブ
レード243の圧接力をオイル塗布ローラ242の軸方
向全体にわたって変更する場合について、図5に基づい
て説明する。図5に示すように、図4の状態から第1カ
ム264を図中時計回り(矢印I方向)に回動させたと
すると、第1バネ262が伸ばされて第1可変板263
が矢印Du方向へ移動する。すると、第1可変板263
に取り付けられたブレード保持部250および第2可変
部270A,270Cも同様に矢印Eu方向へ移動す
る。これにより、オイル塗布ローラ242に対するオイ
ル量規制ブレード243の圧接力が小さくなる。なお、
上記とは逆にオイル量規制ブレード243の圧接力を大
きくする場合には、第1カム264を図中反時計回り
(矢印Iと逆方向)に回動させればよい。
【0032】次に、オイル塗布ローラ242に対するオ
イル量規制ブレード243の圧接力の軸方向分布を可変
させる場合について、図6に基づいて説明する。図6に
示すように、図4の状態から第2カム274Aのみを図
中時計回り(矢印I方向)に回動させたとすると、第2
可変板273Aが図中矢印Eu方向へ移動する。する
と、第2バネ272が伸ばされるため、ブレード保持板
251の側端部251eが図中矢印Fu方向へ移動す
る。この移動に伴ってブレード保持板251は、支持軸
253を中心として図中反時計回りに回動する。
イル量規制ブレード243の圧接力の軸方向分布を可変
させる場合について、図6に基づいて説明する。図6に
示すように、図4の状態から第2カム274Aのみを図
中時計回り(矢印I方向)に回動させたとすると、第2
可変板273Aが図中矢印Eu方向へ移動する。する
と、第2バネ272が伸ばされるため、ブレード保持板
251の側端部251eが図中矢印Fu方向へ移動す
る。この移動に伴ってブレード保持板251は、支持軸
253を中心として図中反時計回りに回動する。
【0033】これにより、オイル量規制ブレード243
のうち第2可変部270A付近では、オイル塗布ローラ
242に対して他の部分より大きな力で圧接されること
になる。このため、オイル量規制ブレード243の圧接
力の軸方向分布が変化する。つまり、オイル量規制ブレ
ード243の圧接力分布は、図6中手前側(図3では左
側)で大きく、図6中奥側(図3では右側)へ行くにつ
れて小さくなる分布形状になる。一方、第2カム274
Aのみを図中反時計回りに回動させる、あるいは第2カ
ム274Cのみを図中時計回りに回動させることによ
り、上記したのと逆の形状の圧接力分布(図中手前側で
小さく、図中奥側へ行くにつれて大きくなるという圧接
力分布)にすることができる。
のうち第2可変部270A付近では、オイル塗布ローラ
242に対して他の部分より大きな力で圧接されること
になる。このため、オイル量規制ブレード243の圧接
力の軸方向分布が変化する。つまり、オイル量規制ブレ
ード243の圧接力分布は、図6中手前側(図3では左
側)で大きく、図6中奥側(図3では右側)へ行くにつ
れて小さくなる分布形状になる。一方、第2カム274
Aのみを図中反時計回りに回動させる、あるいは第2カ
ム274Cのみを図中時計回りに回動させることによ
り、上記したのと逆の形状の圧接力分布(図中手前側で
小さく、図中奥側へ行くにつれて大きくなるという圧接
力分布)にすることができる。
【0034】また、画像情報検出部43(図1参照)
は、定着画像の画像情報を検出するためのものであり、
具体的には、定着画像の光沢度((反射光量/入射光
量)×100=反射率×100)を検出するものであ
る。この画像情報検出部43は、例えば図7に示すよう
に、記録体Sのうち矢印で示す搬送方向を上にしたとき
に上辺近傍に並べられた3ヶの略矩形状の定着テスト画
像TA,TB,TCが記録体S上に形成された場合に、
この定着テスト画像TA等の正反射光(直接反射光)の
強度を測定できるような位置に配置されている。つま
り、画像情報検出部43は、記録体Sの搬送方向と交差
する方向(本実施形態では直交する方向)に配置された
3組の発光素子と受光素子の組(発光・受光素子対)か
ら構成されている。
は、定着画像の画像情報を検出するためのものであり、
具体的には、定着画像の光沢度((反射光量/入射光
量)×100=反射率×100)を検出するものであ
る。この画像情報検出部43は、例えば図7に示すよう
に、記録体Sのうち矢印で示す搬送方向を上にしたとき
に上辺近傍に並べられた3ヶの略矩形状の定着テスト画
像TA,TB,TCが記録体S上に形成された場合に、
この定着テスト画像TA等の正反射光(直接反射光)の
強度を測定できるような位置に配置されている。つま
り、画像情報検出部43は、記録体Sの搬送方向と交差
する方向(本実施形態では直交する方向)に配置された
3組の発光素子と受光素子の組(発光・受光素子対)か
ら構成されている。
【0035】具体的には、ハロゲンランプ41AとCC
Dセンサ42A、ハロゲンランプ41BとCCDセンサ
42B、およびハロゲンランプ41CとCCDセンサ4
2Cの3組の発光・受光素子対から構成されている。そ
して、ハロゲンランプ41AとCCDセンサ42Aと
は、定着テスト画像TAの反射光の強度が測定できるよ
うな位置に配置されている。つまり、記録体Sの搬送路
のうち定着器40の後方において、定着器40から排出
された記録体Sに対して図1中斜め上右側(反搬送方向
斜め上)に発光素子であるハロゲンランプ41Aが設け
られ、ハロゲンランプ41Aから定着テスト画像TAへ
入射する入射光に対する正反射光を受光できるように、
定着テスト画像TA(記録体S)に対する入射角αと反
射角βとが等しくなる図1中斜め上左側(搬送方向斜め
上)に、受光素子であるCCDセンサ42Aが設けられ
ている。これと同様の位置関係で、ハロゲンランプ41
BとCCDセンサ42B、およびハロゲンランプ41C
とCCDセンサ42Cも配置されている。なお、正反射
光(直接反射光)とは、反射光のうち、入射光と入射点
での定着画像の法線によって形成される入射面内におい
て、定着画像に入射した入射光の入射角と同じ角度の反
射角で反射して進行する反射光をいう(以下の説明にお
いても、同様の意味で「正反射光」を用いる)。
Dセンサ42A、ハロゲンランプ41BとCCDセンサ
42B、およびハロゲンランプ41CとCCDセンサ4
2Cの3組の発光・受光素子対から構成されている。そ
して、ハロゲンランプ41AとCCDセンサ42Aと
は、定着テスト画像TAの反射光の強度が測定できるよ
うな位置に配置されている。つまり、記録体Sの搬送路
のうち定着器40の後方において、定着器40から排出
された記録体Sに対して図1中斜め上右側(反搬送方向
斜め上)に発光素子であるハロゲンランプ41Aが設け
られ、ハロゲンランプ41Aから定着テスト画像TAへ
入射する入射光に対する正反射光を受光できるように、
定着テスト画像TA(記録体S)に対する入射角αと反
射角βとが等しくなる図1中斜め上左側(搬送方向斜め
上)に、受光素子であるCCDセンサ42Aが設けられ
ている。これと同様の位置関係で、ハロゲンランプ41
BとCCDセンサ42B、およびハロゲンランプ41C
とCCDセンサ42Cも配置されている。なお、正反射
光(直接反射光)とは、反射光のうち、入射光と入射点
での定着画像の法線によって形成される入射面内におい
て、定着画像に入射した入射光の入射角と同じ角度の反
射角で反射して進行する反射光をいう(以下の説明にお
いても、同様の意味で「正反射光」を用いる)。
【0036】また、組をなすハロゲンランプ41AとC
CDセンサ42A、ランプ41Bとセンサ42B、ラン
プ41Cとセンサ42Cとをそれぞれ逆の位置に配置し
ても良い。さらに図8に示すように、搬送方向(図1中
定着器40の後方において左方向)に対して、入射光及
び反射光の方向が直交するようにハロゲンランプ41A
等およびCCDセンサ42A等を配置するなど、定着テ
スト画像TA等に光を当てて、その正反射光を受光でき
る配置であれば、いずれの配置でも良い。
CDセンサ42A、ランプ41Bとセンサ42B、ラン
プ41Cとセンサ42Cとをそれぞれ逆の位置に配置し
ても良い。さらに図8に示すように、搬送方向(図1中
定着器40の後方において左方向)に対して、入射光及
び反射光の方向が直交するようにハロゲンランプ41A
等およびCCDセンサ42A等を配置するなど、定着テ
スト画像TA等に光を当てて、その正反射光を受光でき
る配置であれば、いずれの配置でも良い。
【0037】ただし、入射角αおよび反射角βは25度
以上であることが望ましい。25度よりも小さいと、周
辺から回り込む拡散光の成分が大きくなり、正反射光の
強度情報を正確に測定できなくなり、またハロゲンラン
プ41A〜41CやCCDセンサ42A〜42Cの配置
が難しくなるからである。さらに、入射角αは45度以
上であることがより好ましい。このようにハロゲンラン
プ41A〜41CとCCDセンサ42A〜42Cを配置
すると、定着テスト画像TA〜TCの厚さや測定時にお
ける記録体Sの浮き上がり等の影響を受けにくくなり、
正反射光の強度情報をより正確に測定できるからであ
る。
以上であることが望ましい。25度よりも小さいと、周
辺から回り込む拡散光の成分が大きくなり、正反射光の
強度情報を正確に測定できなくなり、またハロゲンラン
プ41A〜41CやCCDセンサ42A〜42Cの配置
が難しくなるからである。さらに、入射角αは45度以
上であることがより好ましい。このようにハロゲンラン
プ41A〜41CとCCDセンサ42A〜42Cを配置
すると、定着テスト画像TA〜TCの厚さや測定時にお
ける記録体Sの浮き上がり等の影響を受けにくくなり、
正反射光の強度情報をより正確に測定できるからであ
る。
【0038】上記のようにハロゲンランプ41A〜41
CとCCDセンサ42A〜42Cとが配置されることに
より、画像情報検出部43は定着テスト画像TA〜TC
の正反射光(直接反射光)の光沢度を検出することがで
きる。つまり画像情報検出部43は、CCDセンサ42
A〜42Cが受光する反射光の強度IbA〜IbCと、
ハロゲンランプ41A〜41Cの入射光強度(発光強
度)IaA〜IaCとを検知することにより、定着テス
ト画像TA〜TCの正反射光の光沢度を検出しているの
である。なお、ハロゲンランプ41A〜41Cの発光強
度IaA〜IaCの検知は、ハーフミラーなどを用いて
直接その強度を測定する手法が挙げられるほか、発光素
子の印加電圧、消費電流、消費電力等から間接的に測定
する手法も挙げられる。
CとCCDセンサ42A〜42Cとが配置されることに
より、画像情報検出部43は定着テスト画像TA〜TC
の正反射光(直接反射光)の光沢度を検出することがで
きる。つまり画像情報検出部43は、CCDセンサ42
A〜42Cが受光する反射光の強度IbA〜IbCと、
ハロゲンランプ41A〜41Cの入射光強度(発光強
度)IaA〜IaCとを検知することにより、定着テス
ト画像TA〜TCの正反射光の光沢度を検出しているの
である。なお、ハロゲンランプ41A〜41Cの発光強
度IaA〜IaCの検知は、ハーフミラーなどを用いて
直接その強度を測定する手法が挙げられるほか、発光素
子の印加電圧、消費電流、消費電力等から間接的に測定
する手法も挙げられる。
【0039】このように反射光の光沢度を検出するの
は、図9に示すように、定着温度およびトナー付着量が
一定の場合において(図9は定着温度が150℃、トナ
ー付着量が1.6mg/cm2 である場合を示す)、オイル
塗布量量と正の相関を有するからである。このため、定
着画像の光沢度を検出すればオイル塗布量を把握するこ
とができるので、正規(設計要求値)のオイル塗布量か
らどれくらいのずれがあるのか等を把握することができ
る。これにより、光沢度の情報を得ることによって正規
のオイル塗布量からのずれをなくすようにオイル量規制
ブレード243の圧接力を補正することができるのであ
る。
は、図9に示すように、定着温度およびトナー付着量が
一定の場合において(図9は定着温度が150℃、トナ
ー付着量が1.6mg/cm2 である場合を示す)、オイル
塗布量量と正の相関を有するからである。このため、定
着画像の光沢度を検出すればオイル塗布量を把握するこ
とができるので、正規(設計要求値)のオイル塗布量か
らどれくらいのずれがあるのか等を把握することができ
る。これにより、光沢度の情報を得ることによって正規
のオイル塗布量からのずれをなくすようにオイル量規制
ブレード243の圧接力を補正することができるのであ
る。
【0040】続いて、このように構成された複写機1に
おいて、コピーを行うときの動作を簡単に説明する。こ
の複写機1では、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼ
ンタ(M)、ブラック(K)の再現色の順に以下の処理
が行われる。まず、イエロー(Y)の処理について説明
する。画像読取部2が原稿の画像のうちイエロー(Y)
に対応する画像データを読み取る。また、図1中矢印方
向に回転している感光体ドラム30が、帯電チャージャ
31により表面を一様に帯電させられる。
おいて、コピーを行うときの動作を簡単に説明する。こ
の複写機1では、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼ
ンタ(M)、ブラック(K)の再現色の順に以下の処理
が行われる。まず、イエロー(Y)の処理について説明
する。画像読取部2が原稿の画像のうちイエロー(Y)
に対応する画像データを読み取る。また、図1中矢印方
向に回転している感光体ドラム30が、帯電チャージャ
31により表面を一様に帯電させられる。
【0041】そして、後述するレーザ制御部59(図1
0参照)に対して、画像読取部2が読み込んだ画像デー
タが入力される。そうすると、レーザ光源からレーザ光
が変調発光されて、このレーザ光がポリゴンミラー21
により主走査方向に走査され、さらに反射ミラー22に
より反射されて感光体ドラム30に入射する。これによ
り、感光体ドラム30上にイエロー(Y)の再現色に対
応する静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器
32Yにより現像されてトナー像となる。このトナー像
は、感光体ドラム30に対向して配置された転写チャー
ジャ33により、用紙カセット44または手差しトレイ
45から供給された記録体S上に転写される。
0参照)に対して、画像読取部2が読み込んだ画像デー
タが入力される。そうすると、レーザ光源からレーザ光
が変調発光されて、このレーザ光がポリゴンミラー21
により主走査方向に走査され、さらに反射ミラー22に
より反射されて感光体ドラム30に入射する。これによ
り、感光体ドラム30上にイエロー(Y)の再現色に対
応する静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器
32Yにより現像されてトナー像となる。このトナー像
は、感光体ドラム30に対向して配置された転写チャー
ジャ33により、用紙カセット44または手差しトレイ
45から供給された記録体S上に転写される。
【0042】次いで、シアン(C)、マゼンタ(M)、
ブラック(K)についての処理が同様に行われる。これ
らの処理により、4色のトナー像が記録体S上に重ねて
転写された状態となる。その後、これらのトナー像が転
写された記録体Sは、定着器40において加熱及び加圧
される。これによりトナーが溶融し、トナー像が記録体
S上に定着されて、フルカラー画像とされる。そして画
像定着後、記録体は機外に排出され排紙トレー46に収
容される。これで1枚分のコピーが終了する。
ブラック(K)についての処理が同様に行われる。これ
らの処理により、4色のトナー像が記録体S上に重ねて
転写された状態となる。その後、これらのトナー像が転
写された記録体Sは、定着器40において加熱及び加圧
される。これによりトナーが溶融し、トナー像が記録体
S上に定着されて、フルカラー画像とされる。そして画
像定着後、記録体は機外に排出され排紙トレー46に収
容される。これで1枚分のコピーが終了する。
【0043】ここで、このようなコピー動作等を制御す
る複写機1の制御系について説明する。複写機1の制御
回路は、図10のブロック図に示すように、統括制御部
54を中心にして構成されている。統括制御部54は、
本発明のオイル塗布条件補正手段にも相当するものであ
り、公知のCPUを中心に、ROM、RAM等を組み合
わせて構成されたマイコンである。統括制御部54に組
み込まれたROMには、複写機1の制御を実行するため
に必要な種々のプログラム類や、参照データ類等があら
かじめ準備されて格納されている。なお、後述するテス
ト画像を作成するためのテスト画像データ等も、このR
OM内に格納されている。また、RAMには、演算処理
の実行中に現れる数値等を一時的に記憶するとともに、
必要に応じて随時読み出すための各種バッファが設けら
れている。
る複写機1の制御系について説明する。複写機1の制御
回路は、図10のブロック図に示すように、統括制御部
54を中心にして構成されている。統括制御部54は、
本発明のオイル塗布条件補正手段にも相当するものであ
り、公知のCPUを中心に、ROM、RAM等を組み合
わせて構成されたマイコンである。統括制御部54に組
み込まれたROMには、複写機1の制御を実行するため
に必要な種々のプログラム類や、参照データ類等があら
かじめ準備されて格納されている。なお、後述するテス
ト画像を作成するためのテスト画像データ等も、このR
OM内に格納されている。また、RAMには、演算処理
の実行中に現れる数値等を一時的に記憶するとともに、
必要に応じて随時読み出すための各種バッファが設けら
れている。
【0044】統括制御部54の入出力ポートには、画像
読取部2の動作を制御するIR制御部51と、定着器4
0の駆動・停止および加圧ローラ213の速度制御を行
う駆動制御部55と、記録体の供給を制御する搬送制御
部56と、ポリゴンミラー21によるレーザ光走査を制
御するスキャナ制御部57と、感光体ドラム30への帯
電、現像バイアス、転写バイアスの印加などの高電圧を
制御する高圧制御部58と、レーザ光の変調制御を行う
レーザ制御部59と、画像情報検出部43と、定着器4
0の定着温度(正確には加熱ローラ212の表面温度)
を検出している温度センサ222と、ヒータランプ22
1等とが接続されている。また、統括制御部54には、
コントローラ52を介して操作パネル53からの信号が
入力されるようになっている。
読取部2の動作を制御するIR制御部51と、定着器4
0の駆動・停止および加圧ローラ213の速度制御を行
う駆動制御部55と、記録体の供給を制御する搬送制御
部56と、ポリゴンミラー21によるレーザ光走査を制
御するスキャナ制御部57と、感光体ドラム30への帯
電、現像バイアス、転写バイアスの印加などの高電圧を
制御する高圧制御部58と、レーザ光の変調制御を行う
レーザ制御部59と、画像情報検出部43と、定着器4
0の定着温度(正確には加熱ローラ212の表面温度)
を検出している温度センサ222と、ヒータランプ22
1等とが接続されている。また、統括制御部54には、
コントローラ52を介して操作パネル53からの信号が
入力されるようになっている。
【0045】そして、複写機1は統括制御部54によ
り、統括的に制御され次のように動作する。まず、記録
体のサイズや種類その他の制御情報が操作パネル53か
らコントローラ52に入力される。次いで、操作パネル
53のコピーボタンが押されるとコピー要求信号が発信
されて、この信号がコントローラ52に受信される。そ
うすると、コントローラ52からは、統括制御部54に
対してプリント指令が出力される。この指令により統括
制御部54からは、IR制御部51に対して原稿の画像
読み取り開始が指令されるとともに、搬送制御部56に
対して記録体の供給開始が指令され、さらにスキャナ制
御部57に対して走査準備が指令される。また、高圧制
御部58に対しても指令が出力され、感光体ドラム30
への帯電、現像バイアス、転写バイアスが設定されて画
像形成の準備がなされる。そして、画像読取部2による
原稿の画像の読み取りが終了すると、レーザ制御部59
に読み取られた画像データが入力される。
り、統括的に制御され次のように動作する。まず、記録
体のサイズや種類その他の制御情報が操作パネル53か
らコントローラ52に入力される。次いで、操作パネル
53のコピーボタンが押されるとコピー要求信号が発信
されて、この信号がコントローラ52に受信される。そ
うすると、コントローラ52からは、統括制御部54に
対してプリント指令が出力される。この指令により統括
制御部54からは、IR制御部51に対して原稿の画像
読み取り開始が指令されるとともに、搬送制御部56に
対して記録体の供給開始が指令され、さらにスキャナ制
御部57に対して走査準備が指令される。また、高圧制
御部58に対しても指令が出力され、感光体ドラム30
への帯電、現像バイアス、転写バイアスが設定されて画
像形成の準備がなされる。そして、画像読取部2による
原稿の画像の読み取りが終了すると、レーザ制御部59
に読み取られた画像データが入力される。
【0046】次いで統括制御部54は、コントローラ5
2に対して垂直同期要求信号を出力して垂直同期信号の
受信を待つ。そして、コントローラ52が垂直同期信号
を出力すると、レーザ制御部59に入力された画像デー
タに基づき、レーザ光が変調発光される。これにより感
光体ドラム30上に静電潜像が形成され、現像器32Y
(32C,32M,32K)により現像されてトナー像
とされる。このトナー像は記録体に転写され、定着器4
0によって定着されて定着画像となる。このとき温度セ
ンサ222は、定着器40の加熱ローラ212の表面温
度(定着温度)を検出し、その検出結果を統括制御部5
4に送信する。
2に対して垂直同期要求信号を出力して垂直同期信号の
受信を待つ。そして、コントローラ52が垂直同期信号
を出力すると、レーザ制御部59に入力された画像デー
タに基づき、レーザ光が変調発光される。これにより感
光体ドラム30上に静電潜像が形成され、現像器32Y
(32C,32M,32K)により現像されてトナー像
とされる。このトナー像は記録体に転写され、定着器4
0によって定着されて定着画像となる。このとき温度セ
ンサ222は、定着器40の加熱ローラ212の表面温
度(定着温度)を検出し、その検出結果を統括制御部5
4に送信する。
【0047】ここで、定着画像の光沢度を検出するため
に、定着テスト画像TA〜TCを作成する場合の複写機
1の動作について、図11に示すフローチャートに従っ
て説明する。このフローチャートに示すサブルーチン
は、所定積算枚数のコピーを行った後、所定稼働時間が
経過した後、あるいはオペレータが操作パネル53から
テストモードを選択した場合等に実行されるようになっ
ている。まず、図10に示すレーザ制御部59に対し
て、統括制御部54内のROMにあらかじめ格納された
テスト画像データが入力され、上記の手順により所定の
定着テスト画像TA〜TCが作成される(S1)。ここ
で、定着テスト画像TA等としては単一色のパッチとす
るのが良く、さらには1種類のトナーを用いてイエロー
(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック
(K)のいずれかとするのが好ましい。さらに、パッチ
をグラデーション化してもよい。
に、定着テスト画像TA〜TCを作成する場合の複写機
1の動作について、図11に示すフローチャートに従っ
て説明する。このフローチャートに示すサブルーチン
は、所定積算枚数のコピーを行った後、所定稼働時間が
経過した後、あるいはオペレータが操作パネル53から
テストモードを選択した場合等に実行されるようになっ
ている。まず、図10に示すレーザ制御部59に対し
て、統括制御部54内のROMにあらかじめ格納された
テスト画像データが入力され、上記の手順により所定の
定着テスト画像TA〜TCが作成される(S1)。ここ
で、定着テスト画像TA等としては単一色のパッチとす
るのが良く、さらには1種類のトナーを用いてイエロー
(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック
(K)のいずれかとするのが好ましい。さらに、パッチ
をグラデーション化してもよい。
【0048】なお、定着テスト画像Tとしてはブラック
(K)以外のパッチとするのがよく、1種類のトナーを
用いてイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)
のパッチとしたり、複数のトナーを用いて任意の色のパ
ッチとすることができ、複数のトナーを用いると、様々
な画像におけるトナーの溶融状態を検出できるようにな
る。また、定着テスト画像Tに付着させるトナー付着量
を多くできるので、その結果を用いることで、トナー付
着量その他の補正範囲を広くとることができる。さら
に、画像濃度が所定値ずつ異なる定着テスト画像を記録
体搬送方向に複数(3つ以上)作成するようにしても良
い。このようにすると、それぞれの定着テスト画像につ
いての反射光強度(反射率)を検出して、その結果から
最小二乗法により画像濃度と反射光強度(反射率)との
関係を表す直線を求め、各定着テスト画像についての反
射光強度(反射率)の真値を得ることができる。これに
より、1つだけ定着テスト画像を作成する場合よりも、
より精度良く定着テスト画像についての反射光強度(反
射率)を検出することができる。従って、より正確に定
着テスト画像の画像状態を把握することができる。ま
た、画像濃度が等しい定着テスト画像を記録体搬送方向
に複数(3つ以上)作成して、各定着テスト画像につい
ての反射光強度(反射率)の平均値を得るようにしても
良い。
(K)以外のパッチとするのがよく、1種類のトナーを
用いてイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)
のパッチとしたり、複数のトナーを用いて任意の色のパ
ッチとすることができ、複数のトナーを用いると、様々
な画像におけるトナーの溶融状態を検出できるようにな
る。また、定着テスト画像Tに付着させるトナー付着量
を多くできるので、その結果を用いることで、トナー付
着量その他の補正範囲を広くとることができる。さら
に、画像濃度が所定値ずつ異なる定着テスト画像を記録
体搬送方向に複数(3つ以上)作成するようにしても良
い。このようにすると、それぞれの定着テスト画像につ
いての反射光強度(反射率)を検出して、その結果から
最小二乗法により画像濃度と反射光強度(反射率)との
関係を表す直線を求め、各定着テスト画像についての反
射光強度(反射率)の真値を得ることができる。これに
より、1つだけ定着テスト画像を作成する場合よりも、
より精度良く定着テスト画像についての反射光強度(反
射率)を検出することができる。従って、より正確に定
着テスト画像の画像状態を把握することができる。ま
た、画像濃度が等しい定着テスト画像を記録体搬送方向
に複数(3つ以上)作成して、各定着テスト画像につい
ての反射光強度(反射率)の平均値を得るようにしても
良い。
【0049】また、記録体Sが定着器40を通過する時
の加熱ローラ212の表面温度つまり定着温度を、温度
センサ222にて検出する(S2)。続いて、統括制御
部54は、ROM内に格納しているテスト画像データを
呼び出してこれを読み込み(S3)、この読み込まれた
テスト画像データと定着温度とに基づいて、要求光沢度
を算出する(S4)。次いで、画像情報検出部43が、
定着テスト画像TA,TB,TCの正反射光の強度Ib
A,IbB,IbC、およびハロゲンランプ41A,4
1B,41Cの発光強度IaA,IaB,IaCを検出
すると、統括制御部54はこれらを用いて各定着テスト
画像TA〜TCの実測光沢度を算出する(S5)。
の加熱ローラ212の表面温度つまり定着温度を、温度
センサ222にて検出する(S2)。続いて、統括制御
部54は、ROM内に格納しているテスト画像データを
呼び出してこれを読み込み(S3)、この読み込まれた
テスト画像データと定着温度とに基づいて、要求光沢度
を算出する(S4)。次いで、画像情報検出部43が、
定着テスト画像TA,TB,TCの正反射光の強度Ib
A,IbB,IbC、およびハロゲンランプ41A,4
1B,41Cの発光強度IaA,IaB,IaCを検出
すると、統括制御部54はこれらを用いて各定着テスト
画像TA〜TCの実測光沢度を算出する(S5)。
【0050】続いて、統括制御部54は、定着テスト画
像TAとTBの光沢度差のランクを算出する(S6)。
光沢度差のランクは、表1に示すような7段階(A〜G
ランク)に分けられ、定着テスト画像TAとTBの実測
光沢度に差がない場合を標準(Dランク)として、定着
テスト画像TAの実測光沢度が定着テスト画像TBの実
測光沢度より大きい場合と小さい場合とにそれぞれ3段
階にランク分けがされている。
像TAとTBの光沢度差のランクを算出する(S6)。
光沢度差のランクは、表1に示すような7段階(A〜G
ランク)に分けられ、定着テスト画像TAとTBの実測
光沢度に差がない場合を標準(Dランク)として、定着
テスト画像TAの実測光沢度が定着テスト画像TBの実
測光沢度より大きい場合と小さい場合とにそれぞれ3段
階にランク分けがされている。
【0051】
【表1】
【0052】そして、光沢度差のランクに応じて、光沢
度差をなくすように第2カム274Aを所定角度だけ回
動させる(S7)。すなわち、定着テスト画像TBが作
成される領域と定着テスト画像TAが作成される領域に
おけるオイル量規制ブレード243の圧接力がほぼ等し
くなるように、第2カム274Aが所定角度だけ回動さ
せられる。これにより、定着テスト画像TBが作成され
る領域と定着テスト画像TAが作成される領域における
オイル塗布ローラ242上のオイル量がほぼ等しくな
る。
度差をなくすように第2カム274Aを所定角度だけ回
動させる(S7)。すなわち、定着テスト画像TBが作
成される領域と定着テスト画像TAが作成される領域に
おけるオイル量規制ブレード243の圧接力がほぼ等し
くなるように、第2カム274Aが所定角度だけ回動さ
せられる。これにより、定着テスト画像TBが作成され
る領域と定着テスト画像TAが作成される領域における
オイル塗布ローラ242上のオイル量がほぼ等しくな
る。
【0053】また、統括制御部54は、定着テスト画像
TCとTBの光沢度差を表1に示すようなランクとして
算出する(S8)。そうすると、光沢度差のランクに応
じて、その差をなくすように第2カム274Cを所定角
度だけ回動させる(S9)。すなわち、定着テスト画像
TBが作成される領域と定着テスト画像TCが作成され
る領域におけるオイル量規制ブレード243の圧接力が
ほぼ等しくなるように、第2カム274Cが所定角度だ
け回動させられる。これにより、定着テスト画像TBが
作成される領域と定着テスト画像TCが作成される領域
におけるオイル塗布ローラ242上のオイル量がほぼ等
しくなる。ここまでの処理でオイル塗布ローラ242上
には、軸方向にわたってほぼ一定量のオイルが均一に担
持されることになる。
TCとTBの光沢度差を表1に示すようなランクとして
算出する(S8)。そうすると、光沢度差のランクに応
じて、その差をなくすように第2カム274Cを所定角
度だけ回動させる(S9)。すなわち、定着テスト画像
TBが作成される領域と定着テスト画像TCが作成され
る領域におけるオイル量規制ブレード243の圧接力が
ほぼ等しくなるように、第2カム274Cが所定角度だ
け回動させられる。これにより、定着テスト画像TBが
作成される領域と定着テスト画像TCが作成される領域
におけるオイル塗布ローラ242上のオイル量がほぼ等
しくなる。ここまでの処理でオイル塗布ローラ242上
には、軸方向にわたってほぼ一定量のオイルが均一に担
持されることになる。
【0054】さらに、統括制御部54は、定着テスト画
像TBと要求光沢度との差を表2に示すようなランクと
して算出する(S10)。そうすると、光沢度差のラン
クに応じて、その差をなくすように第1カム264を所
定角度だけ回動させる(S11)。すなわち、オイル量
規制ブレード243の圧接力が設計要求値とほぼ等しく
なるように、第1カム264が所定角度だけ回動させら
れる。
像TBと要求光沢度との差を表2に示すようなランクと
して算出する(S10)。そうすると、光沢度差のラン
クに応じて、その差をなくすように第1カム264を所
定角度だけ回動させる(S11)。すなわち、オイル量
規制ブレード243の圧接力が設計要求値とほぼ等しく
なるように、第1カム264が所定角度だけ回動させら
れる。
【0055】
【表2】
【0056】これにより、S9までの処理によりオイル
量規制ブレード243の圧接力は、軸方向全体にわたっ
てほぼ等しくなっているため、軸方向全体にわたって圧
接力が設計要求値とほぼ等しくなる。従って、オイル塗
布ローラ242上には軸方向にわたって規定量のオイル
が均一に担持されるため、オイル塗布ムラが抑制され安
定して良好な画像状態を確保できる。
量規制ブレード243の圧接力は、軸方向全体にわたっ
てほぼ等しくなっているため、軸方向全体にわたって圧
接力が設計要求値とほぼ等しくなる。従って、オイル塗
布ローラ242上には軸方向にわたって規定量のオイル
が均一に担持されるため、オイル塗布ムラが抑制され安
定して良好な画像状態を確保できる。
【0057】以上、詳細に説明したように第1の実施の
形態に係る複写機1によれば、定期的あるいはオペレー
タの選択等により、記録体S上に所定の定着テスト画像
TA〜TCが作成される。そして、統括制御部54は、
テスト画像データと温度センサ222で検出した定着温
度に基づき要求光沢度を算出する。また、画像情報検出
部43で得た反射光強度等に基づき、各定着テスト画像
TA〜TCの実測光沢度をそれぞれ算出する。そうする
と、統括制御部54は、まず定着テスト画像TAおよび
TCの実測光沢度と定着テスト画像TBの実測光沢度と
を比較して光沢度差のランクをそれぞれ算出し、そのラ
ンクに応じて第2カム274Aおよび274Cをそれぞ
れ所定角度だけ回動させる。これにより、オイル量規制
ブレード243の圧接力の軸方向分布が変化し、定着テ
スト画像TBと定着テスト画像TAおよびTCとの光沢
度差、つまりオイル塗布量の差がほとんどなくなる。従
って、オイル塗布ローラ242上には、軸方向にわたっ
てムラなく均一にオイルが担持される。
形態に係る複写機1によれば、定期的あるいはオペレー
タの選択等により、記録体S上に所定の定着テスト画像
TA〜TCが作成される。そして、統括制御部54は、
テスト画像データと温度センサ222で検出した定着温
度に基づき要求光沢度を算出する。また、画像情報検出
部43で得た反射光強度等に基づき、各定着テスト画像
TA〜TCの実測光沢度をそれぞれ算出する。そうする
と、統括制御部54は、まず定着テスト画像TAおよび
TCの実測光沢度と定着テスト画像TBの実測光沢度と
を比較して光沢度差のランクをそれぞれ算出し、そのラ
ンクに応じて第2カム274Aおよび274Cをそれぞ
れ所定角度だけ回動させる。これにより、オイル量規制
ブレード243の圧接力の軸方向分布が変化し、定着テ
スト画像TBと定着テスト画像TAおよびTCとの光沢
度差、つまりオイル塗布量の差がほとんどなくなる。従
って、オイル塗布ローラ242上には、軸方向にわたっ
てムラなく均一にオイルが担持される。
【0058】さらに、統括制御部54は、定着テスト画
像TBの実測光沢度と要求光沢度とを比較して光沢度差
のランクを算出し、そのランクに応じて第1カム264
をそれぞれ所定角度だけ回動させる。これにより、オイ
ル量規制ブレード243の圧接力が設計要求値とほぼ等
しくなるため、オイル塗布ローラ242上には、軸方向
にわたって均一に規定量のオイルが担持される。このた
め、オイル量規制ブレード243が劣化した場合でも、
加熱ローラ212にムラなくオイルが塗布された状態で
定着が行われので、安定して良好な画像状態が確保され
た定着画像を得ることができる。従って、無駄なコピー
の取り直しや、見栄えの悪いOHPシートを使用しなけ
ればならないという事態も回避される。
像TBの実測光沢度と要求光沢度とを比較して光沢度差
のランクを算出し、そのランクに応じて第1カム264
をそれぞれ所定角度だけ回動させる。これにより、オイ
ル量規制ブレード243の圧接力が設計要求値とほぼ等
しくなるため、オイル塗布ローラ242上には、軸方向
にわたって均一に規定量のオイルが担持される。このた
め、オイル量規制ブレード243が劣化した場合でも、
加熱ローラ212にムラなくオイルが塗布された状態で
定着が行われので、安定して良好な画像状態が確保され
た定着画像を得ることができる。従って、無駄なコピー
の取り直しや、見栄えの悪いOHPシートを使用しなけ
ればならないという事態も回避される。
【0059】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態について説明する。第2の実施の形態に係る複写機
は、その構成を第1の実施の形態に係る複写機1とほぼ
同じくするが、定着テスト画像の光沢度を検出する代わ
りに、透過率((透過光量/入射光量)×100)を検
出して、この測定された透過率(以下、「実測透過率」
ともいう)と本来得られるべき透過率(以下、「要求透
過率」ともいう)の情報に基づきオイル塗布条件を補正
する点で異なる。これに伴い画像情報検出部の構成も第
1の実施の形態のものとは異なる。そこで、この画像情
報検出部について、図12と図13を用いて説明し、そ
の後にオイル塗布条件を補正するための制御について、
図15に示すフローチャートを用いて説明する。なお、
第1の実施の形態と同様であるものやコピー動作等につ
いての説明は省略し、同一のものについては同一の符号
を付する。
形態について説明する。第2の実施の形態に係る複写機
は、その構成を第1の実施の形態に係る複写機1とほぼ
同じくするが、定着テスト画像の光沢度を検出する代わ
りに、透過率((透過光量/入射光量)×100)を検
出して、この測定された透過率(以下、「実測透過率」
ともいう)と本来得られるべき透過率(以下、「要求透
過率」ともいう)の情報に基づきオイル塗布条件を補正
する点で異なる。これに伴い画像情報検出部の構成も第
1の実施の形態のものとは異なる。そこで、この画像情
報検出部について、図12と図13を用いて説明し、そ
の後にオイル塗布条件を補正するための制御について、
図15に示すフローチャートを用いて説明する。なお、
第1の実施の形態と同様であるものやコピー動作等につ
いての説明は省略し、同一のものについては同一の符号
を付する。
【0060】まず、本実施の形態における画像情報検出
部の構成について説明する。画像情報検出部143は、
定着画像の透過光の強度情報を検出するものであり、例
えば図12に示すように、記録体Sのうち矢印で示す搬
送方向を上にしたときに上辺近傍に並べられた3ヶの略
矩形状の定着テスト画像TA,TB,TCが記録体S上
に形成された場合に、この定着テスト画像TA等に入射
した入射光が屈折等により進路が曲げられずに直進する
透過光(以下、「直進透過光」ともいう)の強度を測定
できるような位置に配置されている。つまり、画像情報
検出部143は、記録体Sの搬送方向と交差する方向
(本実施の形態では直交する方向)に配置された3組の
発光素子と受光素子の組(発光・受光素子対)から構成
されている。具体的には、ハロゲンランプ141AとC
CDセンサ142A、ハロゲンランプ141BとCCD
センサ142B、およびハロゲンランプ141CとCC
Dセンサ142Cの3組の発光・受光素子対から構成さ
れている。
部の構成について説明する。画像情報検出部143は、
定着画像の透過光の強度情報を検出するものであり、例
えば図12に示すように、記録体Sのうち矢印で示す搬
送方向を上にしたときに上辺近傍に並べられた3ヶの略
矩形状の定着テスト画像TA,TB,TCが記録体S上
に形成された場合に、この定着テスト画像TA等に入射
した入射光が屈折等により進路が曲げられずに直進する
透過光(以下、「直進透過光」ともいう)の強度を測定
できるような位置に配置されている。つまり、画像情報
検出部143は、記録体Sの搬送方向と交差する方向
(本実施の形態では直交する方向)に配置された3組の
発光素子と受光素子の組(発光・受光素子対)から構成
されている。具体的には、ハロゲンランプ141AとC
CDセンサ142A、ハロゲンランプ141BとCCD
センサ142B、およびハロゲンランプ141CとCC
Dセンサ142Cの3組の発光・受光素子対から構成さ
れている。
【0061】そして、ハロゲンランプ141AとCCD
センサ142Aとは、定着テスト画像TAの透過光の強
度が測定できるような位置に配置されている。つまり、
記録体Sの搬送路のうち定着器40の後方において、定
着器40から排出された記録体Sに対して図中下方側に
発光素子であるハロゲンランプ141Aが設けられ、ハ
ロゲンランプ141Aの光軸と同軸上に記録体Sの搬送
路を挟むようにして図中上方側に、受光素子であるCC
Dセンサ142Aが設けられている。これと同様の位置
関係で、ハロゲンランプ141BとCCDセンサ142
B、およびハロゲンランプ141CとCCDセンサ14
2Cも配置されている。
センサ142Aとは、定着テスト画像TAの透過光の強
度が測定できるような位置に配置されている。つまり、
記録体Sの搬送路のうち定着器40の後方において、定
着器40から排出された記録体Sに対して図中下方側に
発光素子であるハロゲンランプ141Aが設けられ、ハ
ロゲンランプ141Aの光軸と同軸上に記録体Sの搬送
路を挟むようにして図中上方側に、受光素子であるCC
Dセンサ142Aが設けられている。これと同様の位置
関係で、ハロゲンランプ141BとCCDセンサ142
B、およびハロゲンランプ141CとCCDセンサ14
2Cも配置されている。
【0062】なお、組をなすハロゲンランプ141Aと
CCDセンサ142A、ランプ141Bとセンサ142
B、ランプ141Cとセンサ142Cとをそれぞれ逆の
位置に配置してもよい。さらに図12のようにハロゲン
ランプ141Aの光軸と記録体Sとが直交する場合ばか
りでなく、図13に示すようにハロゲンランプ141A
の光軸と記録体Sとが所定の角度をなすようにハロゲン
ランプ141AとCCDセンサ142Aを配置してもよ
い。なお、ハロゲンランプ141BとCCDセンサ14
2B、およびハロゲンランプ141CとCCDセンサ1
42Cの場合においても同様である。
CCDセンサ142A、ランプ141Bとセンサ142
B、ランプ141Cとセンサ142Cとをそれぞれ逆の
位置に配置してもよい。さらに図12のようにハロゲン
ランプ141Aの光軸と記録体Sとが直交する場合ばか
りでなく、図13に示すようにハロゲンランプ141A
の光軸と記録体Sとが所定の角度をなすようにハロゲン
ランプ141AとCCDセンサ142Aを配置してもよ
い。なお、ハロゲンランプ141BとCCDセンサ14
2B、およびハロゲンランプ141CとCCDセンサ1
42Cの場合においても同様である。
【0063】ただし、図13に示すようにハロゲンラン
プ141A〜141CとCCDセンサ142A〜142
Cを配置する場合には、光軸と記録体とがなす角度は4
5度以上(90度未満)であることが望ましい。45度
より小さいと、反射光の成分が大きくなり、直進透過光
の強度情報を正確に測定できなくなるからである。ま
た、上記角度は90度(図12の状態)であることがよ
り好ましい。このようにハロゲンランプ141A〜14
1CとCCDセンサ142A〜142Cを配置すると、
定着テスト画像TA〜TCの厚さや測定時における記録
体Sの浮き上がり等の影響を受けにくくなり、直進透過
光の強度情報をより正確に測定できるからである。
プ141A〜141CとCCDセンサ142A〜142
Cを配置する場合には、光軸と記録体とがなす角度は4
5度以上(90度未満)であることが望ましい。45度
より小さいと、反射光の成分が大きくなり、直進透過光
の強度情報を正確に測定できなくなるからである。ま
た、上記角度は90度(図12の状態)であることがよ
り好ましい。このようにハロゲンランプ141A〜14
1CとCCDセンサ142A〜142Cを配置すると、
定着テスト画像TA〜TCの厚さや測定時における記録
体Sの浮き上がり等の影響を受けにくくなり、直進透過
光の強度情報をより正確に測定できるからである。
【0064】上記のようにハロゲンランプ141A〜1
41CとCCDセンサ142A〜142Cとが配置され
ることにより、定着テスト画像TA〜TCの直進透過光
の透過率を検出することができる。つまり画像情報検出
部143が、CCDセンサ142A〜142Cが受光す
る透過光の強度IdA〜IdCと、ハロゲンランプ14
1A〜141Cの入射光強度(発光強度)IaA〜Ia
Cとを検知することにより、定着テスト画像TA〜TC
の直進透過光の透過率を検出することができるのであ
る。なお、ハロゲンランプ141A〜141Cの発光強
度を一定とすれば、透過率を求めることなく透過光の強
度情報をそのまま利用することもできる。
41CとCCDセンサ142A〜142Cとが配置され
ることにより、定着テスト画像TA〜TCの直進透過光
の透過率を検出することができる。つまり画像情報検出
部143が、CCDセンサ142A〜142Cが受光す
る透過光の強度IdA〜IdCと、ハロゲンランプ14
1A〜141Cの入射光強度(発光強度)IaA〜Ia
Cとを検知することにより、定着テスト画像TA〜TC
の直進透過光の透過率を検出することができるのであ
る。なお、ハロゲンランプ141A〜141Cの発光強
度を一定とすれば、透過率を求めることなく透過光の強
度情報をそのまま利用することもできる。
【0065】このように直進透過光の透過率を検出する
のは、図14に示すように、定着温度およびトナー付着
量が一定の場合において(図14は定着温度が150
℃、トナー付着量が1.6mg/cm2 である場合を示
す)、オイル塗布量と正の相関を有するからである。こ
のため、定着画像の透過率を検出すればオイル塗布量を
把握することができるので、正規(設計要求)のオイル
塗布量からどれくらいのずれがあるのか等を把握するこ
とができる。これにより、透過率の情報を得ることによ
って正規のオイル塗布量からのずれをなくすようにオイ
ル量規制ブレード243の圧接力を補正することができ
るのである。
のは、図14に示すように、定着温度およびトナー付着
量が一定の場合において(図14は定着温度が150
℃、トナー付着量が1.6mg/cm2 である場合を示
す)、オイル塗布量と正の相関を有するからである。こ
のため、定着画像の透過率を検出すればオイル塗布量を
把握することができるので、正規(設計要求)のオイル
塗布量からどれくらいのずれがあるのか等を把握するこ
とができる。これにより、透過率の情報を得ることによ
って正規のオイル塗布量からのずれをなくすようにオイ
ル量規制ブレード243の圧接力を補正することができ
るのである。
【0066】次に、オイル量規制ブレード243の圧接
力を補正するための制御について、図15に示すフロー
チャートに従って説明する。このフローチャートに示す
サブルーチンは、所定積算枚数のコピーを行った後、所
定稼働時間が経過した後、あるいはオペレータが操作パ
ネル53からテストモードを選択した場合等に実行され
るようになっている。まず、図10に示すレーザ制御部
59に対して、統括制御部54内のROMにあらかじめ
格納されたテスト画像データが入力され、上記の手順に
より所定の定着テスト画像TA〜TCが作成される(S
21)。また、記録体Sが定着器40を通過する時の加
熱ローラ212の表面温度つまり定着温度を、温度セン
サ222にて検出する(S22)。
力を補正するための制御について、図15に示すフロー
チャートに従って説明する。このフローチャートに示す
サブルーチンは、所定積算枚数のコピーを行った後、所
定稼働時間が経過した後、あるいはオペレータが操作パ
ネル53からテストモードを選択した場合等に実行され
るようになっている。まず、図10に示すレーザ制御部
59に対して、統括制御部54内のROMにあらかじめ
格納されたテスト画像データが入力され、上記の手順に
より所定の定着テスト画像TA〜TCが作成される(S
21)。また、記録体Sが定着器40を通過する時の加
熱ローラ212の表面温度つまり定着温度を、温度セン
サ222にて検出する(S22)。
【0067】続いて、統括制御部54は、ROM内に格
納しているテスト画像データを呼び出してこれを読み込
み(S23)、この読み込まれたテスト画像データと定
着温度とに基づいて、要求透過率を算出する(S2
4)。次いで、画像情報検出部143が、定着テスト画
像TA,TB,TCの直進透過光の強度IdA,Id
B,IdC、およびハロゲンランプ141A,141
B,141Cの発光強度IaA,IaB,IaCを検出
すると、統括制御部54はこれらを用いて各定着テスト
画像TA〜TCの実測透過率を算出する(S25)。
納しているテスト画像データを呼び出してこれを読み込
み(S23)、この読み込まれたテスト画像データと定
着温度とに基づいて、要求透過率を算出する(S2
4)。次いで、画像情報検出部143が、定着テスト画
像TA,TB,TCの直進透過光の強度IdA,Id
B,IdC、およびハロゲンランプ141A,141
B,141Cの発光強度IaA,IaB,IaCを検出
すると、統括制御部54はこれらを用いて各定着テスト
画像TA〜TCの実測透過率を算出する(S25)。
【0068】すると、統括制御部54は、定着テスト画
像TAとTBの透過率差のランクを算出する(S2
6)。光沢度差のランクは、表3に示すような7段階
(A〜Gランク)に分けられ、定着テスト画像TAとT
Bの実測透過率に差がない場合を標準(Dランク)とし
て、定着テスト画像TAの実測透過率が定着テスト画像
TBの実測透過率より大きい場合と小さい場合とにそれ
ぞれ3段階にランク分けがされている。
像TAとTBの透過率差のランクを算出する(S2
6)。光沢度差のランクは、表3に示すような7段階
(A〜Gランク)に分けられ、定着テスト画像TAとT
Bの実測透過率に差がない場合を標準(Dランク)とし
て、定着テスト画像TAの実測透過率が定着テスト画像
TBの実測透過率より大きい場合と小さい場合とにそれ
ぞれ3段階にランク分けがされている。
【0069】
【表3】
【0070】そして、透過率差のランクに応じて、透過
率差をなくすように第2カム274Aを所定角度だけ回
動させる(S27)。すなわち、定着テスト画像TBが
作成される領域と定着テスト画像TAが作成される領域
におけるオイル量規制ブレード243の圧接力がほぼ等
しくなるように、第2カム274Aが所定角度だけ回動
させられる。これにより、定着テスト画像TBが作成さ
れる領域と定着テスト画像TAが作成される領域におけ
るオイル塗布ローラ242上のオイル量がほぼ等しくな
る。
率差をなくすように第2カム274Aを所定角度だけ回
動させる(S27)。すなわち、定着テスト画像TBが
作成される領域と定着テスト画像TAが作成される領域
におけるオイル量規制ブレード243の圧接力がほぼ等
しくなるように、第2カム274Aが所定角度だけ回動
させられる。これにより、定着テスト画像TBが作成さ
れる領域と定着テスト画像TAが作成される領域におけ
るオイル塗布ローラ242上のオイル量がほぼ等しくな
る。
【0071】また、統括制御部54は、定着テスト画像
TCとTBの透過率差を表3に示すようなランクとして
算出する(S28)。そうすると、透過率差のランクに
応じて、その差をなくすように第2カム274Cを所定
角度だけ回動させる(S29)。すなわち、定着テスト
画像TBが作成される領域と定着テスト画像TCが作成
される領域におけるオイル量規制ブレード243の圧接
力がほぼ等しくなるように、第2カム274Cが所定角
度だけ回動させられる。これにより、定着テスト画像T
Bが作成される領域と定着テスト画像TCが作成される
領域におけるオイル塗布ローラ242上のオイル量がほ
ぼ等しくなる。ここまでの処理でオイル塗布ローラ24
2上には、軸方向にわたってほぼ一定量のオイルが均一
に担持されることになる。
TCとTBの透過率差を表3に示すようなランクとして
算出する(S28)。そうすると、透過率差のランクに
応じて、その差をなくすように第2カム274Cを所定
角度だけ回動させる(S29)。すなわち、定着テスト
画像TBが作成される領域と定着テスト画像TCが作成
される領域におけるオイル量規制ブレード243の圧接
力がほぼ等しくなるように、第2カム274Cが所定角
度だけ回動させられる。これにより、定着テスト画像T
Bが作成される領域と定着テスト画像TCが作成される
領域におけるオイル塗布ローラ242上のオイル量がほ
ぼ等しくなる。ここまでの処理でオイル塗布ローラ24
2上には、軸方向にわたってほぼ一定量のオイルが均一
に担持されることになる。
【0072】さらに、統括制御部54は、定着テスト画
像TBと要求透過率との差を表4に示すようなランクと
して算出する(S30)。そうすると、透過率差のラン
クに応じて、その差をなくすように第1カム264を所
定角度だけ回動させる(S11)。すなわち、オイル量
規制ブレード243の圧接力が設計要求値とほぼ等しく
なるように、第1カム264が所定角度だけ回動させら
れる。
像TBと要求透過率との差を表4に示すようなランクと
して算出する(S30)。そうすると、透過率差のラン
クに応じて、その差をなくすように第1カム264を所
定角度だけ回動させる(S11)。すなわち、オイル量
規制ブレード243の圧接力が設計要求値とほぼ等しく
なるように、第1カム264が所定角度だけ回動させら
れる。
【0073】
【表4】
【0074】これにより、S29までの処理によりオイ
ル量規制ブレード243の圧接力は、軸方向全体にわた
ってほぼ等しくなっているため、軸方向全体にわたって
圧接力が設計要求値とほぼ等しくなる。従って、オイル
塗布ローラ242上には軸方向にわたって規定量のオイ
ルが均一に担持されるため、オイル塗布ムラが抑制され
安定して良好な画像状態を確保できる。
ル量規制ブレード243の圧接力は、軸方向全体にわた
ってほぼ等しくなっているため、軸方向全体にわたって
圧接力が設計要求値とほぼ等しくなる。従って、オイル
塗布ローラ242上には軸方向にわたって規定量のオイ
ルが均一に担持されるため、オイル塗布ムラが抑制され
安定して良好な画像状態を確保できる。
【0075】以上、詳細に説明したように第2の実施の
形態に係る複写機によれば、定期的あるいはオペレータ
の選択等により、記録体S上に所定の定着テスト画像T
A〜TCが作成される。そして、統括制御部54は、テ
スト画像データと温度センサ222で検出した定着温度
に基づき要求透過率を算出する。また、画像情報検出部
143で得た反射光強度等に基づき、各定着テスト画像
TA〜TCの実測透過率をそれぞれ算出する。そうする
と、統括制御部54は、まず定着テスト画像TAおよび
TCの実測透過率と定着テスト画像TBの実測透過率と
を比較して透過率差のランクをそれぞれ算出し、そのラ
ンクに応じて第2カム274Aおよび274Cをそれぞ
れ所定角度だけ回動させる。これにより、オイル量規制
ブレード243の圧接力の軸方向分布が変化し、定着テ
スト画像TBと定着テスト画像TAおよびTCとの透過
率差、つまりオイル塗布量の差がほとんどなくなる。従
って、オイル塗布ローラ242上には、軸方向にわたっ
てムラなく均一にオイルが担持される。
形態に係る複写機によれば、定期的あるいはオペレータ
の選択等により、記録体S上に所定の定着テスト画像T
A〜TCが作成される。そして、統括制御部54は、テ
スト画像データと温度センサ222で検出した定着温度
に基づき要求透過率を算出する。また、画像情報検出部
143で得た反射光強度等に基づき、各定着テスト画像
TA〜TCの実測透過率をそれぞれ算出する。そうする
と、統括制御部54は、まず定着テスト画像TAおよび
TCの実測透過率と定着テスト画像TBの実測透過率と
を比較して透過率差のランクをそれぞれ算出し、そのラ
ンクに応じて第2カム274Aおよび274Cをそれぞ
れ所定角度だけ回動させる。これにより、オイル量規制
ブレード243の圧接力の軸方向分布が変化し、定着テ
スト画像TBと定着テスト画像TAおよびTCとの透過
率差、つまりオイル塗布量の差がほとんどなくなる。従
って、オイル塗布ローラ242上には、軸方向にわたっ
てムラなく均一にオイルが担持される。
【0076】さらに、統括制御部54は、定着テスト画
像TBの実測透過率と要求透過率とを比較して透過率差
のランクを算出し、そのランクに応じて第1カム264
をそれぞれ所定角度だけ回動させる。これにより、オイ
ル量規制ブレード243の圧接力が設計要求値とほぼ等
しくなるため、オイル塗布ローラ242上には、軸方向
にわたって均一に規定量のオイルが担持される。このた
め、オイル量規制ブレード243が劣化した場合でも、
加熱ローラ212にムラなくオイルが塗布された状態で
定着が行われるので、安定して良好な画像状態が確保さ
れた定着画像を得ることができる。従って、無駄なコピ
ーの取り直しや、見栄えの悪いOHPシートを使用しな
ければならないという事態も回避される。
像TBの実測透過率と要求透過率とを比較して透過率差
のランクを算出し、そのランクに応じて第1カム264
をそれぞれ所定角度だけ回動させる。これにより、オイ
ル量規制ブレード243の圧接力が設計要求値とほぼ等
しくなるため、オイル塗布ローラ242上には、軸方向
にわたって均一に規定量のオイルが担持される。このた
め、オイル量規制ブレード243が劣化した場合でも、
加熱ローラ212にムラなくオイルが塗布された状態で
定着が行われるので、安定して良好な画像状態が確保さ
れた定着画像を得ることができる。従って、無駄なコピ
ーの取り直しや、見栄えの悪いOHPシートを使用しな
ければならないという事態も回避される。
【0077】(第3の実施の形態)最後に、第3の実施
の形態について説明する。第3の実施の形態に係る複写
機は、その構成を第1の実施の形態に係る複写機1とほ
ぼ同じくするが、テスト画像を作成せずに、通常の原稿
を複写した定着画像の光沢度を検出して、オイル塗布条
件を補正する点が異なる。このオイル塗布条件補正プロ
グラムは、所定積算枚数のコピーを行った後、所定稼働
時間が経過した後、あるいはオペレータが選択した場合
に行われる。また、ハロゲンランプの発光強度を一定と
している点でも異なる。以下、本実施の形態に係る複写
機におけるオイル塗布条件の補正処理について、図16
を用いて説明する。なお、コピー動作やテスト画像の作
成動作は、第1の実施の形態と同様であるからその説明
は省略し、同一の構成であるものについては同一の符号
を付する。
の形態について説明する。第3の実施の形態に係る複写
機は、その構成を第1の実施の形態に係る複写機1とほ
ぼ同じくするが、テスト画像を作成せずに、通常の原稿
を複写した定着画像の光沢度を検出して、オイル塗布条
件を補正する点が異なる。このオイル塗布条件補正プロ
グラムは、所定積算枚数のコピーを行った後、所定稼働
時間が経過した後、あるいはオペレータが選択した場合
に行われる。また、ハロゲンランプの発光強度を一定と
している点でも異なる。以下、本実施の形態に係る複写
機におけるオイル塗布条件の補正処理について、図16
を用いて説明する。なお、コピー動作やテスト画像の作
成動作は、第1の実施の形態と同様であるからその説明
は省略し、同一の構成であるものについては同一の符号
を付する。
【0078】オイル条件補正プログラムが実行される
と、まず画像読取部2(図1参照)で原稿の画像に対応
する画像データを得る。次いで、画像情報検出部93が
定着画像Gの反射光の強度情報を検出できる領域RA
1,RA2,RA3,…とRB1,RB2,RB3,…
とRC1,RC2,RC3,…とにおいて、どの領域に
定着画像G(画像データ)が存在するかを調査する。例
えば図16に示す場合であれば、領域RA2,RB1,
RC2に定着画像が存在していることが判明する。そう
すると、IR制御部51(図10参照)から統括制御部
54を介して画像情報検出部93に対して領域RA2,
RB1,RC2において反射光の強度情報を検出する旨
の指令が出される。次いで、前述した電子写真プロセス
により、読みとった画像データに基づいて原稿の複写画
像(定着画像)Gを記録体S上に形成する。
と、まず画像読取部2(図1参照)で原稿の画像に対応
する画像データを得る。次いで、画像情報検出部93が
定着画像Gの反射光の強度情報を検出できる領域RA
1,RA2,RA3,…とRB1,RB2,RB3,…
とRC1,RC2,RC3,…とにおいて、どの領域に
定着画像G(画像データ)が存在するかを調査する。例
えば図16に示す場合であれば、領域RA2,RB1,
RC2に定着画像が存在していることが判明する。そう
すると、IR制御部51(図10参照)から統括制御部
54を介して画像情報検出部93に対して領域RA2,
RB1,RC2において反射光の強度情報を検出する旨
の指令が出される。次いで、前述した電子写真プロセス
により、読みとった画像データに基づいて原稿の複写画
像(定着画像)Gを記録体S上に形成する。
【0079】そして、統括制御部54は、温度センサ2
22で検出した加熱ローラ212の表面温度(定着温
度)と、画像読取部2内に設けられているデータメモリ
部9に記憶されている領域RA2,RB1,RC2のそ
れぞれの画像データを読み込む。次に、領域RA2,R
B1,RC2の各画像データと定着温度から要求光沢度
LAr,LBr,LCrをそれぞれ算出する。次いで、
画像情報検出部93が、定着器40から記録体Sが排出
され、まず領域RB1が画像情報検出部93の検出領域
に到達したタイミングで、画像情報検出部93は、CC
Dセンサ92Bにより定着画像Gの反射光の強度IgB
を、続いて領域RA2,RC2が検出域に達したタイミ
ングで、CCDセンサ92Aにより反射光の強度IgA
を、CCDセンサ92Cにより反射光の強度IgCをそ
れぞれ測定する。そうすると、統括制御部54は、測定
結果から定着画像Gの領域RA2,RB1,RC2にお
けるそれぞれの実測光沢度LA,LB,LCをそれぞれ
算出する。そして、各領域RA2,RB1,RC2にお
ける実測光沢度と要求光沢度との差LAD(=LA−L
Ar(符号も含む)),LBD,LCDを算出する。
22で検出した加熱ローラ212の表面温度(定着温
度)と、画像読取部2内に設けられているデータメモリ
部9に記憶されている領域RA2,RB1,RC2のそ
れぞれの画像データを読み込む。次に、領域RA2,R
B1,RC2の各画像データと定着温度から要求光沢度
LAr,LBr,LCrをそれぞれ算出する。次いで、
画像情報検出部93が、定着器40から記録体Sが排出
され、まず領域RB1が画像情報検出部93の検出領域
に到達したタイミングで、画像情報検出部93は、CC
Dセンサ92Bにより定着画像Gの反射光の強度IgB
を、続いて領域RA2,RC2が検出域に達したタイミ
ングで、CCDセンサ92Aにより反射光の強度IgA
を、CCDセンサ92Cにより反射光の強度IgCをそ
れぞれ測定する。そうすると、統括制御部54は、測定
結果から定着画像Gの領域RA2,RB1,RC2にお
けるそれぞれの実測光沢度LA,LB,LCをそれぞれ
算出する。そして、各領域RA2,RB1,RC2にお
ける実測光沢度と要求光沢度との差LAD(=LA−L
Ar(符号も含む)),LBD,LCDを算出する。
【0080】次いで、統括制御部54は、オイル量規制
ブレード243の領域RA2およびRC2に対応する部
分の圧接力の補正を行う。すなわち、光沢度差LADと
LBDとの差(符号を含む)を表5に示すようなランク
として算出して、そのランクに応じてその差をなくすよ
うに第2カム274Aを所定角度だけ回動させる。同様
に、光沢度差LCDとLBDとの差(符号を含む)を表
5に示すようなランクとして算出して、そのランクに応
じてその差をなくすように第2カム274Cを所定角度
だけ回動させる。
ブレード243の領域RA2およびRC2に対応する部
分の圧接力の補正を行う。すなわち、光沢度差LADと
LBDとの差(符号を含む)を表5に示すようなランク
として算出して、そのランクに応じてその差をなくすよ
うに第2カム274Aを所定角度だけ回動させる。同様
に、光沢度差LCDとLBDとの差(符号を含む)を表
5に示すようなランクとして算出して、そのランクに応
じてその差をなくすように第2カム274Cを所定角度
だけ回動させる。
【0081】
【表5】
【0082】このような補正により、領域RA2および
RC2においては、それぞれの要求光沢度LAr,LC
rから領域RB1の要求光沢度LBrだけずれた光沢度
が得られるような状態になっている。つまり、領域RA
2,RB1,RC2において、それぞれの領域の要求光
沢度から要求光沢度LBrだけずれた光沢度が得られる
状態になっている。従って、光沢度とオイル塗布量は相
関関係があるので、規定から一定量だけずれたオイル量
が、オイル塗布ローラ242上に均一に担持されること
になる。すなわち、オイル量規制ブレード243がオイ
ル塗布ローラ242に対して、軸方向全体にわたって正
規の圧接力から一定値ずれた圧接力にて均一に圧接され
た状態になっている。
RC2においては、それぞれの要求光沢度LAr,LC
rから領域RB1の要求光沢度LBrだけずれた光沢度
が得られるような状態になっている。つまり、領域RA
2,RB1,RC2において、それぞれの領域の要求光
沢度から要求光沢度LBrだけずれた光沢度が得られる
状態になっている。従って、光沢度とオイル塗布量は相
関関係があるので、規定から一定量だけずれたオイル量
が、オイル塗布ローラ242上に均一に担持されること
になる。すなわち、オイル量規制ブレード243がオイ
ル塗布ローラ242に対して、軸方向全体にわたって正
規の圧接力から一定値ずれた圧接力にて均一に圧接され
た状態になっている。
【0083】さらに、統括制御部54は、領域RB2と
要求光沢度との光沢度差を表2に示すようなランクとし
て算出する。そうすると、光沢度差のランクに応じて、
その差をなくすように第1カム264を所定角度だけ回
動させる。すなわち、オイル量規制ブレード243の圧
接力が設計要求値とほぼ等しくなるように、第1カム2
64が所定角度だけ回動させられる。これにより、すで
にオイル量規制ブレード243の圧接力は軸方向全体に
わたってほぼ等しくなっているため、軸方向全体にわた
って圧接力が設計要求値とほぼ等しくなる。従って、オ
イル塗布ローラ242上には軸方向にわたって規定量の
オイルが均一に担持されるため、オイル塗布ムラが抑制
され安定して良好な画像状態を確保できる。なお、第2
の実施の形態で例示したように、要求透過率と実測透過
率を比較すること等により、オイル量規制ブレード24
3の圧接力を補正することもできる。
要求光沢度との光沢度差を表2に示すようなランクとし
て算出する。そうすると、光沢度差のランクに応じて、
その差をなくすように第1カム264を所定角度だけ回
動させる。すなわち、オイル量規制ブレード243の圧
接力が設計要求値とほぼ等しくなるように、第1カム2
64が所定角度だけ回動させられる。これにより、すで
にオイル量規制ブレード243の圧接力は軸方向全体に
わたってほぼ等しくなっているため、軸方向全体にわた
って圧接力が設計要求値とほぼ等しくなる。従って、オ
イル塗布ローラ242上には軸方向にわたって規定量の
オイルが均一に担持されるため、オイル塗布ムラが抑制
され安定して良好な画像状態を確保できる。なお、第2
の実施の形態で例示したように、要求透過率と実測透過
率を比較すること等により、オイル量規制ブレード24
3の圧接力を補正することもできる。
【0084】以上、詳細に説明したように第3の実施の
形態に係る複写機によれば、オイル塗布条件補正プログ
ラムが実行されると、複写する原稿の画像データから画
像情報検出部93で測定できる領域に画像データがある
か否か、そして画像データがある場合にはその位置(例
えば領域RA2,RB1,RC2)を調査し、画像情報
検出部93が、定着画像Gの領域RA2,RB1,RC
2における反射光の強度IgA,IgB,IgCを検出
すると、統括制御部54はこれを用いて実測光沢度を算
出する。また、データメモリ部9に記憶されている領域
RA2,RB1,RC2に対応する画像データと温度セ
ンサ222で検出した加熱ローラ212の表面温度(定
着温度)とに基づいて算出した領域RA2,RB2,R
C2における要求光沢度をそれぞれ算出する。続いて、
これらの実測光沢度と要求光沢度とを比較等して、各種
の光沢度差のランクを算出し、そのランクに応じて第2
カム274A,274C、および第1カム264を所定
角度だけ回動させる。
形態に係る複写機によれば、オイル塗布条件補正プログ
ラムが実行されると、複写する原稿の画像データから画
像情報検出部93で測定できる領域に画像データがある
か否か、そして画像データがある場合にはその位置(例
えば領域RA2,RB1,RC2)を調査し、画像情報
検出部93が、定着画像Gの領域RA2,RB1,RC
2における反射光の強度IgA,IgB,IgCを検出
すると、統括制御部54はこれを用いて実測光沢度を算
出する。また、データメモリ部9に記憶されている領域
RA2,RB1,RC2に対応する画像データと温度セ
ンサ222で検出した加熱ローラ212の表面温度(定
着温度)とに基づいて算出した領域RA2,RB2,R
C2における要求光沢度をそれぞれ算出する。続いて、
これらの実測光沢度と要求光沢度とを比較等して、各種
の光沢度差のランクを算出し、そのランクに応じて第2
カム274A,274C、および第1カム264を所定
角度だけ回動させる。
【0085】これにより、オイル量規制ブレード243
の圧接力は、軸方向全体にわたって設計要求値とほぼ等
しくなる。従って、オイル量規制ブレード243が劣化
した場合でも、オイル塗布ローラ242上には軸方向に
わたって規定量のオイルが均一に担持されるため、オイ
ル塗布ムラが抑制され安定して良好な画像状態が確保さ
れた定着画像を得ることができる。従って、無駄なコピ
ーの取り直しや、見栄えの悪いOHPシートを使用しな
ければならないという事態も回避される。また、テスト
画像を作成しないため記録体を無駄にしないという利点
もある。
の圧接力は、軸方向全体にわたって設計要求値とほぼ等
しくなる。従って、オイル量規制ブレード243が劣化
した場合でも、オイル塗布ローラ242上には軸方向に
わたって規定量のオイルが均一に担持されるため、オイ
ル塗布ムラが抑制され安定して良好な画像状態が確保さ
れた定着画像を得ることができる。従って、無駄なコピ
ーの取り直しや、見栄えの悪いOHPシートを使用しな
ければならないという事態も回避される。また、テスト
画像を作成しないため記録体を無駄にしないという利点
もある。
【0086】なお、上記した実施の形態は単なる例示に
すぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であるこ
とはもちろんである。例えば、上記実施の形態では、定
着画像の正反射光の強度情報(光沢度)あるいは直進透
過光の強度情報(透過率)を検出してオイル塗布手段に
おけるオイル塗布条件の補正を行っているが、拡散反射
光あるいは屈折透過光の強度情報や色ずれ(明度、色
相、彩度のずれ)等を検出することによっても、同様に
オイル塗布手段におけるオイル塗布条件の補正を行うこ
とができる。なお、拡散反射光とは、反射光のうち、定
着画像に入射した入射光が定着画像の凹凸等により散乱
されて正反射の方向以外の方向に進行する反射光をい
い、屈折透過光とは、透過光のうち、定着画像に入射し
た入射光が屈折等により進路を曲げられた透過光をいう
(以下の説明においても、同様の意味で「拡散反射
光」、「屈折透過光」を用いる)。
すぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であるこ
とはもちろんである。例えば、上記実施の形態では、定
着画像の正反射光の強度情報(光沢度)あるいは直進透
過光の強度情報(透過率)を検出してオイル塗布手段に
おけるオイル塗布条件の補正を行っているが、拡散反射
光あるいは屈折透過光の強度情報や色ずれ(明度、色
相、彩度のずれ)等を検出することによっても、同様に
オイル塗布手段におけるオイル塗布条件の補正を行うこ
とができる。なお、拡散反射光とは、反射光のうち、定
着画像に入射した入射光が定着画像の凹凸等により散乱
されて正反射の方向以外の方向に進行する反射光をい
い、屈折透過光とは、透過光のうち、定着画像に入射し
た入射光が屈折等により進路を曲げられた透過光をいう
(以下の説明においても、同様の意味で「拡散反射
光」、「屈折透過光」を用いる)。
【0087】すなわち、定着画像の拡散反射光の強度情
報等に基づき、オイル塗布手段におけるオイル塗布条件
の補正を行う場合には、以下に述べるようにして定着画
像の反射光強度を検出すればよい。つまり、例えば図1
7に示すように、図中右上方側に設けたハロゲンランプ
41A〜41Cに対して、次のような位置にCCDセン
サを設ければ良い。
報等に基づき、オイル塗布手段におけるオイル塗布条件
の補正を行う場合には、以下に述べるようにして定着画
像の反射光強度を検出すればよい。つまり、例えば図1
7に示すように、図中右上方側に設けたハロゲンランプ
41A〜41Cに対して、次のような位置にCCDセン
サを設ければ良い。
【0088】(1)ハロゲンランプ41A〜41Cの光
軸41AL〜41CLと記録体Sとの交点PA〜PCを
見込むようにしつつ、正反射光の光軸から外れた位置
に、CCDセンサ62A〜62Cを設ける。より具体的
には、交点PA〜PCを通る記録体S紙面の法線上、つ
まり法線とCCDセンサ62A〜62Cの光軸62AL
〜62CLとが一致するように、CCDセンサ62A〜
62Cを配置する。これにより、定着テスト画像TA〜
TCについての拡散反射光の強度IcA〜IcCを検出
できる。(2)第1の実施の形態で例示したCCDセン
サ42A〜42Cと上記したCCDセンサ62A〜62
Cとを設ける。これにより、正反射光の強度IbA〜I
bCと拡散反射光の強度IcA〜IcCの両者を検出で
きる。
軸41AL〜41CLと記録体Sとの交点PA〜PCを
見込むようにしつつ、正反射光の光軸から外れた位置
に、CCDセンサ62A〜62Cを設ける。より具体的
には、交点PA〜PCを通る記録体S紙面の法線上、つ
まり法線とCCDセンサ62A〜62Cの光軸62AL
〜62CLとが一致するように、CCDセンサ62A〜
62Cを配置する。これにより、定着テスト画像TA〜
TCについての拡散反射光の強度IcA〜IcCを検出
できる。(2)第1の実施の形態で例示したCCDセン
サ42A〜42Cと上記したCCDセンサ62A〜62
Cとを設ける。これにより、正反射光の強度IbA〜I
bCと拡散反射光の強度IcA〜IcCの両者を検出で
きる。
【0089】また、定着画像の屈折透過光の強度情報等
に基づき、オイル塗布手段におけるオイル塗布条件の補
正を行う場合には、以下に述べるようにして定着画像の
透過光強度を検出すればよい。つまり、例えば図18に
示すように、図中下方側に設けたハロゲンランプ141
A〜141Cに対して、次のような位置にCCDセンサ
を設ければ良い。
に基づき、オイル塗布手段におけるオイル塗布条件の補
正を行う場合には、以下に述べるようにして定着画像の
透過光強度を検出すればよい。つまり、例えば図18に
示すように、図中下方側に設けたハロゲンランプ141
A〜141Cに対して、次のような位置にCCDセンサ
を設ければ良い。
【0090】(1)光軸141AL〜141CLと記録
体Sとの交点PA〜PCを見込むようにしつつ、光軸1
41AL〜141CLのそれぞれから外れた位置にCC
Dセンサ162A〜162Cを設ける。これにより、定
着テスト画像TA〜TCについての屈折透過光の強度I
eA〜IeCを検出できる。(2)第2の実施の形態で
例示したCCDセンサ142A〜142Cと上記したC
CDセンサ162A〜162Cとを設ける。これによ
り、直進透過光の強度IdA〜IdCと屈折透過光の強
度IeA〜IeCの両者を検出できる。
体Sとの交点PA〜PCを見込むようにしつつ、光軸1
41AL〜141CLのそれぞれから外れた位置にCC
Dセンサ162A〜162Cを設ける。これにより、定
着テスト画像TA〜TCについての屈折透過光の強度I
eA〜IeCを検出できる。(2)第2の実施の形態で
例示したCCDセンサ142A〜142Cと上記したC
CDセンサ162A〜162Cとを設ける。これによ
り、直進透過光の強度IdA〜IdCと屈折透過光の強
度IeA〜IeCの両者を検出できる。
【0091】さらに、定着画像の色ずれの情報等に基づ
き、オイル塗布手段におけるオイル塗布条件の補正を行
う場合には、例えば以下に述べるようにして、定着画像
の色分解後の透過光強度を検出すればよい。つまり、例
えば図19に示すように、図中下方側に設けたハロゲン
ランプ141A〜141Cに対して、ハロゲンランプ1
41A〜141Cの光軸141AL〜141CL上でか
つハロゲンランプ141A〜141Cと記録体Sとの間
に、レッド(R)フィルタとグリーン(G)フィルタと
ブルー(B)フィルタとを備えるRGBフィルタ139
A〜139Cを設けて次のような位置にCCDセンサを
設ければ良い。
き、オイル塗布手段におけるオイル塗布条件の補正を行
う場合には、例えば以下に述べるようにして、定着画像
の色分解後の透過光強度を検出すればよい。つまり、例
えば図19に示すように、図中下方側に設けたハロゲン
ランプ141A〜141Cに対して、ハロゲンランプ1
41A〜141Cの光軸141AL〜141CL上でか
つハロゲンランプ141A〜141Cと記録体Sとの間
に、レッド(R)フィルタとグリーン(G)フィルタと
ブルー(B)フィルタとを備えるRGBフィルタ139
A〜139Cを設けて次のような位置にCCDセンサを
設ければ良い。
【0092】(1)ハロゲンランプ141A〜141C
の光軸141AL〜141CLと同軸上に記録体Sの搬
送路を挟むようにして図中上方側にCCDセンサ142
A〜142Cを設ける。これにより、定着テスト画像T
A〜TCの色分解後の直進透過光の強度IdRA〜Id
RC,IdGA〜IdGC,IdBA〜IdBCを検出
できる。(2)光軸141AL〜141CLと記録体S
との交点PA〜PCを見込むようにしつつ、光軸141
AL〜141CLのそれぞれから外れた位置にCCDセ
ンサ162A〜162Cを設ける。これにより、定着テ
スト画像TA〜TCについての屈折透過光の強度IeR
A〜IeRC,IeGA〜IeGC,IeBA〜IeB
Cを検出できる。。なお、定着画像の色ずれの情報に基
づきオイル塗布条件手段におけるオイル塗布条件の補正
を行う場合には、色分解後の反射光強度を検出しても良
い。
の光軸141AL〜141CLと同軸上に記録体Sの搬
送路を挟むようにして図中上方側にCCDセンサ142
A〜142Cを設ける。これにより、定着テスト画像T
A〜TCの色分解後の直進透過光の強度IdRA〜Id
RC,IdGA〜IdGC,IdBA〜IdBCを検出
できる。(2)光軸141AL〜141CLと記録体S
との交点PA〜PCを見込むようにしつつ、光軸141
AL〜141CLのそれぞれから外れた位置にCCDセ
ンサ162A〜162Cを設ける。これにより、定着テ
スト画像TA〜TCについての屈折透過光の強度IeR
A〜IeRC,IeGA〜IeGC,IeBA〜IeB
Cを検出できる。。なお、定着画像の色ずれの情報に基
づきオイル塗布条件手段におけるオイル塗布条件の補正
を行う場合には、色分解後の反射光強度を検出しても良
い。
【0093】さらにまた、上記実施の形態では、圧接力
可変部に第1可変部と第2可変部を備えたものを例示し
ているが、コスト面や大きさ等の制限がある場合には、
第1可変部のみを設けても良い。また、接触加熱定着手
段としてローラ定着方式のものを例示しているが、これ
に限られずベルト定着方式のもの等であっても良い。さ
らに、複写機に本発明を適用した例を示したが、ページ
プリンタなどのプリンタやファックスなど、画像形成装
置を有するものであればいずれのものにも適用すること
ができる。
可変部に第1可変部と第2可変部を備えたものを例示し
ているが、コスト面や大きさ等の制限がある場合には、
第1可変部のみを設けても良い。また、接触加熱定着手
段としてローラ定着方式のものを例示しているが、これ
に限られずベルト定着方式のもの等であっても良い。さ
らに、複写機に本発明を適用した例を示したが、ページ
プリンタなどのプリンタやファックスなど、画像形成装
置を有するものであればいずれのものにも適用すること
ができる。
【0094】
【発明の効果】以上、説明した通り本発明の画像形成装
置によれば、画像情報検出手段が、記録体のうち記録体
搬送方向と直交する方向についての位置が異なる少なく
とも2ヶ所以上に定着された定着画像の画像情報を検出
する。そして、オイル塗布条件補正手段が、画像情報検
出手段での検出結果から定着画像の画像情報に関する変
動を算出し、この変動を抑制するようにオイル塗布条件
を補正する。これにより、オイル量規制部材が劣化した
場合でも、第1定着部材にムラなくオイルが塗布された
状態で定着が行われる。このため、安定して良好な画像
状態が確保された定着画像を得ることができる。従っ
て、無駄なコピーの取り直しや、見栄えの悪いOHPシ
ートを使用しなければならないという事態も回避される
ことになる。
置によれば、画像情報検出手段が、記録体のうち記録体
搬送方向と直交する方向についての位置が異なる少なく
とも2ヶ所以上に定着された定着画像の画像情報を検出
する。そして、オイル塗布条件補正手段が、画像情報検
出手段での検出結果から定着画像の画像情報に関する変
動を算出し、この変動を抑制するようにオイル塗布条件
を補正する。これにより、オイル量規制部材が劣化した
場合でも、第1定着部材にムラなくオイルが塗布された
状態で定着が行われる。このため、安定して良好な画像
状態が確保された定着画像を得ることができる。従っ
て、無駄なコピーの取り直しや、見栄えの悪いOHPシ
ートを使用しなければならないという事態も回避される
ことになる。
【図1】第1の実施の形態に係る複写機の概略構成図で
ある。
ある。
【図2】図1の複写機における定着器の構成を示す断面
図である。
図である。
【図3】図2のオイル量規制ブレードの圧接力を可変す
る圧接力可変部の概略構成を示す斜視図である。
る圧接力可変部の概略構成を示す斜視図である。
【図4】図2のオイル量規制ブレードの圧接力を可変す
る圧接力可変部の動作を説明する説明図である。
る圧接力可変部の動作を説明する説明図である。
【図5】図3の圧接力可変部における第1可変部の動作
を説明するための説明図である。
を説明するための説明図である。
【図6】図3の圧接力可変部における第2可変部の動作
を説明するための説明図である。
を説明するための説明図である。
【図7】図1の複写機における画像情報検出部の概略構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図8】画像情報検出部の別の構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図9】オイル塗布量と光沢度との関係を表す図であ
る。
る。
【図10】図1の複写機の制御回路の一部を示すブロッ
ク図である
ク図である
【図11】オイル量規制ブレードの圧接力の補正を行う
制御を説明するフローチャートである。
制御を説明するフローチャートである。
【図12】第2の実施の形態における画像情報検出部の
概略構成を示す斜視図である
概略構成を示す斜視図である
【図13】画像情報検出部の別の構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図14】オイル塗布量と透過率との関係を表す図であ
る。
る。
【図15】第2の実施の形態におけるオイル量規制ブレ
ードの圧接力の補正を行う制御を説明するフローチャー
トである。
ードの圧接力の補正を行う制御を説明するフローチャー
トである。
【図16】第3の実施の形態に係る複写機における画像
情報検出部での画像情報検出の方法を説明するための説
明図である。
情報検出部での画像情報検出の方法を説明するための説
明図である。
【図17】画像情報検出部の別の構成(定着画像の拡散
透過光の強度情報等を検出する場合)を示す斜視図であ
る。
透過光の強度情報等を検出する場合)を示す斜視図であ
る。
【図18】同じく、画像情報検出部の別の構成(定着画
像の屈折透過光の強度情報等を検出する場合)を示す斜
視図である。
像の屈折透過光の強度情報等を検出する場合)を示す斜
視図である。
【図19】同じく、画像情報検出部の別の構成(定着画
像の色ずれの情報を検出する場合)を示す側面図であ
る。
像の色ずれの情報を検出する場合)を示す側面図であ
る。
5 画像プロセス部 30 感光体ドラム 31 帯電チャージャ 32Y,32C,32M,32K 現像器 33 転写チャージャ 34 転写ドラム 40 定着器 41A〜41C ハロゲンランプ 42A〜42C CCDセンサ 43 画像情報検出部 54 統括制御部(オイル塗布条件補正手段) 212 加熱ローラ(第1定着部材) 213 加圧ローラ(第2定着部材) 240 オイル塗布部 242 オイル塗布ローラ 243 オイル量規制ブレード 221 ヒータランプ 222 温度センサ 260 第1可変部 270A,270C 第2可変部 S 記録体 TA〜TC 定着テスト画像
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DE02 DE07 DE10 EA18 EA20 EC04 EC06 EC07 EC09 FD08 2H033 AA02 AA09 AA16 AA39 BA25 BA43 BA44 BA45 BA46 BB01 BB19 BB28 BB34 5C074 AA07 AA08 BB02 BB11 BB22 BB26 CC01 DD30 EE01 EE11 EE20 FF15 GG12 HH02
Claims (4)
- 【請求項1】 記録体上に未定着画像を作成する画像作
成手段と、互いに圧接された第1定着部材と第2定着部
材と上記第1定着部材または上記第2定着部材の少なく
ともいずれかに備わる加熱器と上記第1定着部材にオイ
ルを塗布するオイル塗布手段とを備え、上記画像作成手
段で作成された未定着画像を上記記録体上に接触加熱に
より定着させる接触加熱定着手段と、を有する画像形成
装置において、 上記接触加熱定着手段により上記記録体上に定着された
定着画像に光を照射する発光素子と上記発光素子から照
射され上記定着画像を反射または透過した光の強度情報
を検出する受光素子とを備え、上記記録体のうち記録体
搬送方向と直交する方向についての位置が異なる少なく
とも2カ所以上で上記定着画像の画像情報を検出する画
像情報検出手段と、 上記画像情報検出手段での検出結果から上記各定着画像
の画像情報に関する変動を算出し、この変動に基づいて
上記オイル塗布手段におけるオイル塗布条件を補正する
オイル塗布条件補正手段と、を有することを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載する画像形成装置におい
て、 前記オイル塗布手段は、前記第1定着部材に接してオイ
ルを塗布するオイル塗布ローラと、上記オイル塗布ロー
ラに圧接されるとともに前記第1定着部材に塗布される
オイル量を一定量に規制するオイル量規制部材とを有
し、 前記接触加熱定着手段は、上記オイル塗布ローラに対す
る上記オイル量規制部材の圧接力を変更可能な圧接力可
変手段を有し、 前記オイル塗布条件補正手段は、前記オイル量規制部材
の圧接力を補正することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載する画像形成装置におい
て、 前記圧接力可変手段は、前記オイル塗布ローラに対する
前記オイル量規制部材における圧接力の軸方向分布をも
変更可能な圧接力分布可変手段であることを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1つに
記載する画像形成装置において、 前記画像作成手段は、前記記録体上に所定のテスト画像
を作成するためのテスト画像データを格納するテスト画
像データメモリを有し、 前記画像情報検出手段は、前記記録体上に定着された定
着テスト画像を透過または反射した光の強度情報を検出
可能であることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11095423A JP2000293062A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11095423A JP2000293062A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000293062A true JP2000293062A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14137296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11095423A Pending JP2000293062A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000293062A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015068877A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
-
1999
- 1999-04-01 JP JP11095423A patent/JP2000293062A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015068877A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
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