JP2000296738A - 自動車用装飾モールおよびその取付構造 - Google Patents
自動車用装飾モールおよびその取付構造Info
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストダウンが図れ、且つ取り付け強度に優
れた自動車用装飾モール(フードエンドスポイラー)を
提供する。 【解決手段】 スポイラー本体3を高周波加熱成形する
際に、金属製のクリップ4をインサート成形法によって
スポイラー本体3に一体に固定する。スポイラー本体3
の裏面およびクリップ4の車体取り付けフック部4bに
は両面粘着テープ5,6または7を貼着する。スポイラ
ー2をフード後端に装着する際には、両面粘着テープ
5,6にて接着固定するとともに、クリップ4をフード
の裏面側に折り返して挟圧固定する。
れた自動車用装飾モール(フードエンドスポイラー)を
提供する。 【解決手段】 スポイラー本体3を高周波加熱成形する
際に、金属製のクリップ4をインサート成形法によって
スポイラー本体3に一体に固定する。スポイラー本体3
の裏面およびクリップ4の車体取り付けフック部4bに
は両面粘着テープ5,6または7を貼着する。スポイラ
ー2をフード後端に装着する際には、両面粘着テープ
5,6にて接着固定するとともに、クリップ4をフード
の裏面側に折り返して挟圧固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用装飾モー
ルおよびそのモールの取付構造に関し、特にコストダウ
ンを図りながら車体への取付強度を飛躍的に向上させた
自動車用装飾モールとその取付構造に関する。
ルおよびそのモールの取付構造に関し、特にコストダウ
ンを図りながら車体への取付強度を飛躍的に向上させた
自動車用装飾モールとその取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、自動車の車体外板面に装
飾目的をもって配されるモールの多くは、例えば塩化ビ
ニール(PVC)等により均一断面のシート状のものと
して形成され、一般的には両面粘着テープをもって接着
固定される。
飾目的をもって配されるモールの多くは、例えば塩化ビ
ニール(PVC)等により均一断面のシート状のものと
して形成され、一般的には両面粘着テープをもって接着
固定される。
【0003】より詳しくは、従来のモール類の多くは、
均一断面形状に押出成形した長尺なモール本体を所定長
さに裁断した上、これをシリコーン型と電極板との組み
合わせからなる所定の成形型にセットして高周波加熱成
形を施すことにより、表面に所定の加飾模様が付された
り、あるいはモール本体の底面たる車体取付面となるべ
き部分が車体の外観形状に沿うような形状に成形される
(類似技術が例えば特開昭58−3841号公報、特開
昭58−12729号公報および特公平4−5540号
公報等に記載されている)。
均一断面形状に押出成形した長尺なモール本体を所定長
さに裁断した上、これをシリコーン型と電極板との組み
合わせからなる所定の成形型にセットして高周波加熱成
形を施すことにより、表面に所定の加飾模様が付された
り、あるいはモール本体の底面たる車体取付面となるべ
き部分が車体の外観形状に沿うような形状に成形される
(類似技術が例えば特開昭58−3841号公報、特開
昭58−12729号公報および特公平4−5540号
公報等に記載されている)。
【0004】この高周波加熱成形法は、断面形状が複雑
な成形品の成形には不向きであるものの、射出成形法等
の他の成形法と比べてその製造コストを大幅に低減でき
る利点があるとされている。
な成形品の成形には不向きであるものの、射出成形法等
の他の成形法と比べてその製造コストを大幅に低減でき
る利点があるとされている。
【0005】その一方、上記のようなモールを両面粘着
テープにて接着固定した場合には、経年変化にによって
剥離を生じやすく、特にドア等の開閉体の端部に装着さ
れる場合にはその傾向が強いため、例えば形状的に大き
なモールを装着する場合には上記両面粘着テープに代え
て、あるいはその両面粘着テープと併用するかたちでク
リップあるいはボルト,ナット等による固定方式が採用
されている。
テープにて接着固定した場合には、経年変化にによって
剥離を生じやすく、特にドア等の開閉体の端部に装着さ
れる場合にはその傾向が強いため、例えば形状的に大き
なモールを装着する場合には上記両面粘着テープに代え
て、あるいはその両面粘着テープと併用するかたちでク
リップあるいはボルト,ナット等による固定方式が採用
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このク
リップやボルト,ナットによる固定方式では、例えば高
周波加熱成形後に二次的にクリップ等をモールに取り付
ける必要があるほか、車体パネル側にも上記クリップや
ボルトに対応する取付穴をあけなければならず、部品点
数の増加とともにコストアップが余儀なくされる結果と
なって好ましくない。
リップやボルト,ナットによる固定方式では、例えば高
周波加熱成形後に二次的にクリップ等をモールに取り付
ける必要があるほか、車体パネル側にも上記クリップや
ボルトに対応する取付穴をあけなければならず、部品点
数の増加とともにコストアップが余儀なくされる結果と
なって好ましくない。
【0007】本発明は、このような背景のもとになされ
たもので、ドアあるいはフード等の開閉体の端部に取り
付けられるモールであることを前提とした上で、とりわ
けコストダウンを図りながらも、必要十分な取付強度が
得られるようにしたモールとその取付構造を提供しよう
とするものである。
たもので、ドアあるいはフード等の開閉体の端部に取り
付けられるモールであることを前提とした上で、とりわ
けコストダウンを図りながらも、必要十分な取付強度が
得られるようにしたモールとその取付構造を提供しよう
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、予め均一断面のシート状のものとして押出成形した
モール本体をシリコーン型と電極板とからなる成形型内
に入れて高周波加熱成形を施すことにより所定形状に形
成された自動車用装飾モールであって、車体への取付面
となるモール本体の裏面には、該モールを車体に固定す
るための平板状のクリップがインサート成形されている
ことを特徴としている。
は、予め均一断面のシート状のものとして押出成形した
モール本体をシリコーン型と電極板とからなる成形型内
に入れて高周波加熱成形を施すことにより所定形状に形
成された自動車用装飾モールであって、車体への取付面
となるモール本体の裏面には、該モールを車体に固定す
るための平板状のクリップがインサート成形されている
ことを特徴としている。
【0009】上記クリップは、金属製のもののほか、モ
ール本体自体よりも融点が高い材質ものであれば樹脂製
のものを使用することもできる。また、上記インサート
成形に際して、クリップに予め接着剤を塗布しておくこ
とが望ましい。
ール本体自体よりも融点が高い材質ものであれば樹脂製
のものを使用することもできる。また、上記インサート
成形に際して、クリップに予め接着剤を塗布しておくこ
とが望ましい。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、モールの
固定にあたってクリップと粘着テープとを併用するべ
く、請求項1に記載の発明におけるモール本体のうち車
体取付面となるべき部分には粘着テープが貼着されてい
ることを特徴としている。
固定にあたってクリップと粘着テープとを併用するべ
く、請求項1に記載の発明におけるモール本体のうち車
体取付面となるべき部分には粘着テープが貼着されてい
ることを特徴としている。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明におけるクリップが金属製のものである
ことを前提としつつも、そのクリップと車体パネルとの
直接接触を回避するべく、クリップのうち車体取付面と
なるべき部分のほぼ全面に粘着テープが貼着されている
ことを特徴としている。
2に記載の発明におけるクリップが金属製のものである
ことを前提としつつも、そのクリップと車体パネルとの
直接接触を回避するべく、クリップのうち車体取付面と
なるべき部分のほぼ全面に粘着テープが貼着されている
ことを特徴としている。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
または2に記載の発明におけるクリップは、請求項3に
記載の発明と同様の目的のもとに、上記粘着テープで被
覆されたタイプに代えて、金属製の芯金を予め樹脂によ
り被覆したものであることを特徴としている。
または2に記載の発明におけるクリップは、請求項3に
記載の発明と同様の目的のもとに、上記粘着テープで被
覆されたタイプに代えて、金属製の芯金を予め樹脂によ
り被覆したものであることを特徴としている。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれかに記載の自動車用装飾モールを車体へ固定する
にあたり、モール本体自体を粘着テープをもって車体パ
ネルの端部に接着固定するとともに、前記クリップを車
体パネルの裏面側に折り曲げることにより該クリップを
もって車体パネルを挟圧保持するようにしたことを特徴
としている。
いずれかに記載の自動車用装飾モールを車体へ固定する
にあたり、モール本体自体を粘着テープをもって車体パ
ネルの端部に接着固定するとともに、前記クリップを車
体パネルの裏面側に折り曲げることにより該クリップを
もって車体パネルを挟圧保持するようにしたことを特徴
としている。
【0014】したがって、請求項1に記載の発明では、
平板状のクリップを使用することを前提としているの
で、高周波加熱成形時にそのクリップをモール本体とと
もに成形型内にセットすれば、高周波加熱成形と同時に
クリップをモール本体と一体成形するべくインサート成
形される。そして、高周波加熱成形に供されるモール本
体の底面すなわちモール本体のうち車体取付面となるべ
き部分がフラット状のものであれば、上記クリップはイ
ンサート成形によってモール本体の底面と面一状態に揃
えられる。これにより、高周波加熱成形と同時にそのモ
ール本体にクリップ機能を付加することができ、また、
後述するように車体へのモール取付時にクリップを折り
返すことにより、そのクリップはモール取付手段たる機
能を発揮する。
平板状のクリップを使用することを前提としているの
で、高周波加熱成形時にそのクリップをモール本体とと
もに成形型内にセットすれば、高周波加熱成形と同時に
クリップをモール本体と一体成形するべくインサート成
形される。そして、高周波加熱成形に供されるモール本
体の底面すなわちモール本体のうち車体取付面となるべ
き部分がフラット状のものであれば、上記クリップはイ
ンサート成形によってモール本体の底面と面一状態に揃
えられる。これにより、高周波加熱成形と同時にそのモ
ール本体にクリップ機能を付加することができ、また、
後述するように車体へのモール取付時にクリップを折り
返すことにより、そのクリップはモール取付手段たる機
能を発揮する。
【0015】その上で、上記のようにして成形されたモ
ールのうちそのモール本体の裏面に、請求項2に記載の
発明のように粘着テープを事後的に貼着しておくと、実
質的にクリップによるモール保持力と粘着テープによる
保持力とを併用でき、結果として車体に体するモール取
付強度の向上が期待できる。
ールのうちそのモール本体の裏面に、請求項2に記載の
発明のように粘着テープを事後的に貼着しておくと、実
質的にクリップによるモール保持力と粘着テープによる
保持力とを併用でき、結果として車体に体するモール取
付強度の向上が期待できる。
【0016】また、請求項3に記載の発明のように、ク
リップのうち車体取付面となるそのほぼ全面に事後的に
粘着テープを貼着しておくと、モール本体側の粘着テー
プのみならずこのクリップの全面も接着面として機能す
るためにモールの取付強度が向上し、同時に、クリップ
に貼着された粘着テープをもって、モールを車体に取り
付けたときのクリップと車体パネルとの金属同士の直接
接触が回避される。
リップのうち車体取付面となるそのほぼ全面に事後的に
粘着テープを貼着しておくと、モール本体側の粘着テー
プのみならずこのクリップの全面も接着面として機能す
るためにモールの取付強度が向上し、同時に、クリップ
に貼着された粘着テープをもって、モールを車体に取り
付けたときのクリップと車体パネルとの金属同士の直接
接触が回避される。
【0017】一方、請求項4に記載の発明では、クリッ
プとして、金属製の芯金を予め樹脂により被覆したもの
を用いていることから、上記と同様にモールを車体に取
り付けたときのクリップの芯金と車体パネルとの金属同
士の直接接触が回避される。
プとして、金属製の芯金を予め樹脂により被覆したもの
を用いていることから、上記と同様にモールを車体に取
り付けたときのクリップの芯金と車体パネルとの金属同
士の直接接触が回避される。
【0018】さらに、請求項5に記載の発明では、モー
ルを車体パネルに取り付けるにあたって、モールを車体
パネルの所定位置にセットした上で、モール本体と一体
成形したクリップを折り返すことにより、粘着テープと
このクリップの挟圧保持力との併用をもってモールが車
体パネルに固定される。
ルを車体パネルに取り付けるにあたって、モールを車体
パネルの所定位置にセットした上で、モール本体と一体
成形したクリップを折り返すことにより、粘着テープと
このクリップの挟圧保持力との併用をもってモールが車
体パネルに固定される。
【0019】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、高周波
加熱成形をもって成形されるモールの裏面に該モールを
車体に固定するための平板状のクリップをインサート成
形したことから、従来のように後からクリップやボルト
をモールに固定するものと比べてクリップの組み付け工
数を削減できるほか、車体へのモールの固定にあたって
はそのクリップを折り返すだけで足りるため、車体パネ
ル側での穴加工等が一切不要であり、したがって大幅な
コストダウンを図りながら必要十分なモールの取付強度
を確保できる効果がある。
加熱成形をもって成形されるモールの裏面に該モールを
車体に固定するための平板状のクリップをインサート成
形したことから、従来のように後からクリップやボルト
をモールに固定するものと比べてクリップの組み付け工
数を削減できるほか、車体へのモールの固定にあたって
はそのクリップを折り返すだけで足りるため、車体パネ
ル側での穴加工等が一切不要であり、したがって大幅な
コストダウンを図りながら必要十分なモールの取付強度
を確保できる効果がある。
【0020】特に、請求項2に記載の発明のように、モ
ール本体のうち車体取付面となるべき部分に粘着テープ
が貼着されていると、クリップとの併用によって車体に
対するモールの取付強度が著しく向上する効果がある。
ール本体のうち車体取付面となるべき部分に粘着テープ
が貼着されていると、クリップとの併用によって車体に
対するモールの取付強度が著しく向上する効果がある。
【0021】また、請求項3に記載の発明によれば、金
属製のクリップに貼着した粘着テープがその接着面積の
拡大化に寄与するのみならず、クリップと車体との金属
同士の直接接触を回避する役目をするため、車体に対す
るモールの取付強度が一段と向上するほか、上記金属同
士の接触腐食の発生を未然に防止できる効果がある。
属製のクリップに貼着した粘着テープがその接着面積の
拡大化に寄与するのみならず、クリップと車体との金属
同士の直接接触を回避する役目をするため、車体に対す
るモールの取付強度が一段と向上するほか、上記金属同
士の接触腐食の発生を未然に防止できる効果がある。
【0022】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
クリップとして金属製の芯金を予め樹脂により被覆した
ものを用いることにより、上記と同様に接触腐食を未然
に防止できる効果がある。
クリップとして金属製の芯金を予め樹脂により被覆した
ものを用いることにより、上記と同様に接触腐食を未然
に防止できる効果がある。
【0023】請求項5に記載の発明によれば、車体への
モールの取り付けにあたって、従来と同様に粘着テープ
を使用しつつ、上記クリップを折り返すことで固定する
ようにしたため、モールの固定保持力としては、クリッ
プによる挟圧保持力と粘着テープの接着力とをもって得
られることになり、したがってモールの取付強度が飛躍
的に向上し、モールの剥離や脱落を確実に防止できる効
果がある。
モールの取り付けにあたって、従来と同様に粘着テープ
を使用しつつ、上記クリップを折り返すことで固定する
ようにしたため、モールの固定保持力としては、クリッ
プによる挟圧保持力と粘着テープの接着力とをもって得
られることになり、したがってモールの取付強度が飛躍
的に向上し、モールの剥離や脱落を確実に防止できる効
果がある。
【0024】
【発明の実施の形態】図1〜5は本発明の好ましい実施
の形態を示す図であって、図2に示すように、自動車用
装飾モールとして自動車のフード1の後端縁に装着され
るフードエンドスポイラー(以下、単にスポイラーとい
う)2の例を示している。
の形態を示す図であって、図2に示すように、自動車用
装飾モールとして自動車のフード1の後端縁に装着され
るフードエンドスポイラー(以下、単にスポイラーとい
う)2の例を示している。
【0025】図1のほか図2,3に示すように、スポイ
ラー2は、塩化ビニール等により上面略凸状をなす均一
断面形状の長尺帯状のものとして形成されたモール本体
たるスポイラー本体3と、このスポイラー本体3の裏面
の三箇所に一体に固定された金属製のクリップ4とから
形成されていて、スポイラー本体3はフード1の後端縁
形状に合わせるべく弓形状に湾曲している。
ラー2は、塩化ビニール等により上面略凸状をなす均一
断面形状の長尺帯状のものとして形成されたモール本体
たるスポイラー本体3と、このスポイラー本体3の裏面
の三箇所に一体に固定された金属製のクリップ4とから
形成されていて、スポイラー本体3はフード1の後端縁
形状に合わせるべく弓形状に湾曲している。
【0026】上記のクリップ4は、後述するように、ス
ポイラー2を車体パネルたるフード1に固定する際に使
用されるもので、例えば埋め込みアンカー部4aと車体
取り付けフック部4bとを含むような形状として、折り
曲げ容易な薄いステンレス板を予め略T字状に打ち抜い
た上、スポイラー本体3を成形する型内に予めセットす
ることにより、いわゆるインサート成形法により埋め込
みアンカー部4aがそのスポイラー本体3の裏面と面一
状態となるように一体に固定される。
ポイラー2を車体パネルたるフード1に固定する際に使
用されるもので、例えば埋め込みアンカー部4aと車体
取り付けフック部4bとを含むような形状として、折り
曲げ容易な薄いステンレス板を予め略T字状に打ち抜い
た上、スポイラー本体3を成形する型内に予めセットす
ることにより、いわゆるインサート成形法により埋め込
みアンカー部4aがそのスポイラー本体3の裏面と面一
状態となるように一体に固定される。
【0027】そして、スポイラー本体3の裏面には、図
1に示すように、そのスポイラー本体3自体をフード1
に接着固定するための2条の両面粘着テープ5,6がそ
のほぼ全長にわたって貼着されているとともに、クリッ
プ4のうち車体取り付けフック部4bにも両面粘着テー
プ7が貼着されていて、上記スポイラー本体3側に配設
された一方の両面粘着テープ6はクリップ4の埋め込み
アンカー部4aを覆っている。これにより、クリップ4
のうち車体取付面となるべき部分の大部分が両面粘着テ
ープ6,7にて覆われている。なお、上記両面粘着テー
プ5,6,7には、スポイラー2の搬送もしくは流通段
階での無用な貼り付きを防止するために、図示しない離
型紙が貼り合わされている。また、必要に応じてクリッ
プ4には予め塗装もしくはフィルムコーティングが施さ
れることもある。
1に示すように、そのスポイラー本体3自体をフード1
に接着固定するための2条の両面粘着テープ5,6がそ
のほぼ全長にわたって貼着されているとともに、クリッ
プ4のうち車体取り付けフック部4bにも両面粘着テー
プ7が貼着されていて、上記スポイラー本体3側に配設
された一方の両面粘着テープ6はクリップ4の埋め込み
アンカー部4aを覆っている。これにより、クリップ4
のうち車体取付面となるべき部分の大部分が両面粘着テ
ープ6,7にて覆われている。なお、上記両面粘着テー
プ5,6,7には、スポイラー2の搬送もしくは流通段
階での無用な貼り付きを防止するために、図示しない離
型紙が貼り合わされている。また、必要に応じてクリッ
プ4には予め塗装もしくはフィルムコーティングが施さ
れることもある。
【0028】ここで、上記スポイラー本体3とクリップ
4とを一体成形する方法について説明すると、スポイラ
ー本体3自体は、周知のように、最終製品形状に近い断
面形状のもとで押出成形した長尺なスポイラー素材を所
定の長さに裁断した後、これを、図4に示すように、シ
リコーン樹脂からなる下型8と電極板を兼ねた上型9と
からなる成形型10内にセットして型締めし、上下の電
極板9,11間に高周波電流を流して高周波加熱成形を
施すことにより所定形状に成形される。その際、車体取
り付けフック部4bに予め接着剤を塗布したクリップ4
を、図4に示すようにスポイラー素材とともに正規の相
対位置関係を保ちながら成形型10内にセットすること
により、クリップ4はそのスポイラー本体3の裏面と面
一位置状態となるように埋め込まれて、そのスポイラー
本体3に対してインサート成形される。
4とを一体成形する方法について説明すると、スポイラ
ー本体3自体は、周知のように、最終製品形状に近い断
面形状のもとで押出成形した長尺なスポイラー素材を所
定の長さに裁断した後、これを、図4に示すように、シ
リコーン樹脂からなる下型8と電極板を兼ねた上型9と
からなる成形型10内にセットして型締めし、上下の電
極板9,11間に高周波電流を流して高周波加熱成形を
施すことにより所定形状に成形される。その際、車体取
り付けフック部4bに予め接着剤を塗布したクリップ4
を、図4に示すようにスポイラー素材とともに正規の相
対位置関係を保ちながら成形型10内にセットすること
により、クリップ4はそのスポイラー本体3の裏面と面
一位置状態となるように埋め込まれて、そのスポイラー
本体3に対してインサート成形される。
【0029】したがって、本実施の形態によれば、スポ
イラー2をフード1に取り付けるにあたっては、図5に
示すように、各両面粘着テープ5,6,7に貼着されて
いる図示外の離型紙を剥離させた上で、スポイラー本体
3をフード1の後端縁に沿って位置決めして両面粘着テ
ープ5,6にて接着固定する。その後、各クリップ4の
取り付けフック部4bをフード1の裏面側に折り返すと
ともに、その取り付けフック部4bの端部を、フード1
を形成しているアウタパネル1aとインナパネル1bと
のヘミング結合部12に密着させるようにかしめる。
イラー2をフード1に取り付けるにあたっては、図5に
示すように、各両面粘着テープ5,6,7に貼着されて
いる図示外の離型紙を剥離させた上で、スポイラー本体
3をフード1の後端縁に沿って位置決めして両面粘着テ
ープ5,6にて接着固定する。その後、各クリップ4の
取り付けフック部4bをフード1の裏面側に折り返すと
ともに、その取り付けフック部4bの端部を、フード1
を形成しているアウタパネル1aとインナパネル1bと
のヘミング結合部12に密着させるようにかしめる。
【0030】これにより、スポイラー本体3側の両面粘
着テープ5,6の接着保持力のみならず、取り付けフッ
ク部4bの折り曲げによる挟圧保持力、およびクリップ
4側の両面粘着テープ7の接着保持力をもってスポイラ
ー2がフード1に堅固に固定される。しかも、上記両面
粘着テープ6,7の介在によってクリップ4とフード1
との直接接触が回避されることから、金属同士の直接接
触によるいわゆる接触腐食の発生も未然に防止できるこ
とになる。
着テープ5,6の接着保持力のみならず、取り付けフッ
ク部4bの折り曲げによる挟圧保持力、およびクリップ
4側の両面粘着テープ7の接着保持力をもってスポイラ
ー2がフード1に堅固に固定される。しかも、上記両面
粘着テープ6,7の介在によってクリップ4とフード1
との直接接触が回避されることから、金属同士の直接接
触によるいわゆる接触腐食の発生も未然に防止できるこ
とになる。
【0031】図6,7は本発明で使用されるクリップ1
4,24の他の実施の形態を示し、スポイラー本体3に
インサート成形されるクリップ14または24につい
て、芯金たるクリップ本体15の全部もしくは取り付け
フック14b部をディッピング処理もしくは別のインサ
ート成形にて塩化ビニール等の樹脂にて予め被覆したも
のである(被覆層を符号16で示す)。
4,24の他の実施の形態を示し、スポイラー本体3に
インサート成形されるクリップ14または24につい
て、芯金たるクリップ本体15の全部もしくは取り付け
フック14b部をディッピング処理もしくは別のインサ
ート成形にて塩化ビニール等の樹脂にて予め被覆したも
のである(被覆層を符号16で示す)。
【0032】図6に示したクリップ14を用いて図4と
同様な手法によりスポイラー本体3と一体化するべくイ
ンサート成形を行うと、その被覆層16はスポイラー本
体3の材質と同じであるために高周波加熱成形時にその
被覆層16の一部が軟化溶融してスポイラー本体3と面
一となるように完全一体化され、クリップ本体15はそ
の全体が樹脂にて被覆されるかたちとなる。したがっ
て、クリップ14をインサート成形する際の接着剤の併
用が不要であり、また接触腐食の防止を目的とした図1
の両面粘着テープ7も不要となる。
同様な手法によりスポイラー本体3と一体化するべくイ
ンサート成形を行うと、その被覆層16はスポイラー本
体3の材質と同じであるために高周波加熱成形時にその
被覆層16の一部が軟化溶融してスポイラー本体3と面
一となるように完全一体化され、クリップ本体15はそ
の全体が樹脂にて被覆されるかたちとなる。したがっ
て、クリップ14をインサート成形する際の接着剤の併
用が不要であり、また接触腐食の防止を目的とした図1
の両面粘着テープ7も不要となる。
【0033】また、図7に示したクリップ24の場合に
は、その取り付けフック部14bのみが予め樹脂にて被
覆されているために、上記と同様に接触腐食の防止を目
的とした図1の両面粘着テープ7が不要となる。
は、その取り付けフック部14bのみが予め樹脂にて被
覆されているために、上記と同様に接触腐食の防止を目
的とした図1の両面粘着テープ7が不要となる。
【0034】ここで、上記の接触腐食の防止を目的とし
た両面粘着テープ7を不要とする上では、上記各実施の
形態における金属製のクリップ4,14,24に代えて
樹脂製のクリップを用いることも可能である。ただし、
その場合には、スポイラー本体3を高周波加熱成形する
際にインサート成形することを前提とすると、クリップ
そのものの材質の融点がスポイラー本体3の材質のそれ
よりも高いことが条件となる。
た両面粘着テープ7を不要とする上では、上記各実施の
形態における金属製のクリップ4,14,24に代えて
樹脂製のクリップを用いることも可能である。ただし、
その場合には、スポイラー本体3を高周波加熱成形する
際にインサート成形することを前提とすると、クリップ
そのものの材質の融点がスポイラー本体3の材質のそれ
よりも高いことが条件となる。
【0035】なお、上記各実施の形態ではフードエンド
スポイラーを例にとって説明したが、本発明はフードエ
ンドスポイラー以外の各種の自動車用装飾モールに適用
できるものであることは言うまでもない。
スポイラーを例にとって説明したが、本発明はフードエ
ンドスポイラー以外の各種の自動車用装飾モールに適用
できるものであることは言うまでもない。
【図1】本発明の実施の形態として自動車のフードエン
ドスポイラーの構成を示す図で、(A)は図3のA−A
線に沿う拡大断面図、(B)はスポイラーの裏面の要部
斜視図。
ドスポイラーの構成を示す図で、(A)は図3のA−A
線に沿う拡大断面図、(B)はスポイラーの裏面の要部
斜視図。
【図2】フードエンドスポイラーの取付形態を示す自動
車の前斜視図。
車の前斜視図。
【図3】図2に示すフードエンドスポイラー単独での斜
視図。
視図。
【図4】図1に示すフードエンドスポイラーを成形する
ための高周波加熱成形装置の断面説明図。
ための高周波加熱成形装置の断面説明図。
【図5】図1に示すフードエンドスポイラーをフードに
取り付けた状態を示す要部拡大断面図。
取り付けた状態を示す要部拡大断面図。
【図6】本発明の他の実施の形態としてクリップの変形
例を示す斜視図。
例を示す斜視図。
【図7】本発明の他の実施の形態としてクリップの別の
変形例を示す斜視図。
変形例を示す斜視図。
1…フード(車体パネル) 2…フードエンドスポイラー(自動車用装飾モール) 3…スポイラー本体(モール本体) 4…クリップ 4a…埋め込みアンカー部 4b…車体取り付けフック部 5,6,7…両面粘着テープ 10…成形型 14…クリップ 16…被覆層 24…クリップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D023 AA01 AB01 AC02 AC13 AC16 AD22 AD26 AD27 4F207 AD03 AD08 AG21 AH23 KA01 KA17 KA20 KK84 KW33 KW41
Claims (5)
- 【請求項1】 予め均一断面のシート状のものとして押
出成形したモール本体をシリコーン型と電極板とからな
る成形型内に入れて高周波加熱成形を施すことにより所
定形状に形成された自動車用装飾モールであって、 車体への取付面となるモール本体の裏面には、該モール
を車体に固定するための平板状のクリップがインサート
成形されていることを特徴とする自動車用装飾モール。 - 【請求項2】 前記モール本体のうち車体取付面となる
べき部分には粘着テープが貼着されていることを特徴と
する請求項1に記載の自動車用装飾モール。 - 【請求項3】 前記クリップが金属製のものであって、
そのクリップのうち車体取付面となるべき部分のほぼ全
面に粘着テープが貼着されていることを特徴とする請求
項1または2に記載の自動車用装飾モール。 - 【請求項4】 前記クリップは、金属製の芯金を予め樹
脂により被覆したものであることを特徴とする請求項1
または2に記載の自動車用装飾モール。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の自動車
用装飾モールを車体へ固定するにあたり、モール本体自
体を粘着テープをもって車体パネルの端部に接着固定す
るとともに、前記クリップを車体パネルの裏面側に折り
曲げることにより該クリップをもって車体パネルを挟圧
保持するようにしたことを特徴とする自動車用装飾モー
ルの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11106237A JP2000296738A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 自動車用装飾モールおよびその取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11106237A JP2000296738A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 自動車用装飾モールおよびその取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000296738A true JP2000296738A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14428523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11106237A Pending JP2000296738A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 自動車用装飾モールおよびその取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000296738A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9302639B2 (en) * | 2010-02-26 | 2016-04-05 | Lund, Inc. | Vehicle shield |
| US9878600B2 (en) | 2015-10-30 | 2018-01-30 | Lund, Inc. | Vehicle hood shield and bracket system |
| USD898640S1 (en) | 2018-10-26 | 2020-10-13 | Bushwacker, Inc. | Vehicle fender flare |
| USD906200S1 (en) | 2018-10-26 | 2020-12-29 | Bushwacker, Inc. | Fender flare |
| USD906202S1 (en) | 2018-10-26 | 2020-12-29 | Bushwacker, Inc. | Fender flare |
| US11220161B2 (en) | 2018-10-26 | 2022-01-11 | Lund, Inc. | Window deflector assembly with mounting clips |
| CN113926924A (zh) * | 2021-10-12 | 2022-01-14 | 宏德汽车零部件(武汉)有限公司 | 一种汽车车身铝板的加工模具 |
| US11225213B2 (en) | 2018-10-26 | 2022-01-18 | Lund, Inc. | Vehicle body shield |
| USD970405S1 (en) | 2018-10-26 | 2022-11-22 | Bushwacker, Inc. | Fender flare |
-
1999
- 1999-04-14 JP JP11106237A patent/JP2000296738A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9302639B2 (en) * | 2010-02-26 | 2016-04-05 | Lund, Inc. | Vehicle shield |
| US9650005B2 (en) | 2010-02-26 | 2017-05-16 | Lund, Inc. | Vehicle shield |
| US10081322B2 (en) | 2010-02-26 | 2018-09-25 | Lund, Inc. | Vehicle shield |
| US10647280B2 (en) | 2010-02-26 | 2020-05-12 | Lund, Inc. | Vehicle shield |
| US9878600B2 (en) | 2015-10-30 | 2018-01-30 | Lund, Inc. | Vehicle hood shield and bracket system |
| US10166844B2 (en) | 2015-10-30 | 2019-01-01 | Lund, Inc. | Vehicle hood shield and bracket system |
| US10611215B2 (en) | 2015-10-30 | 2020-04-07 | Lund, Inc. | Vehicle hood shield and bracket system |
| USD906200S1 (en) | 2018-10-26 | 2020-12-29 | Bushwacker, Inc. | Fender flare |
| USD898640S1 (en) | 2018-10-26 | 2020-10-13 | Bushwacker, Inc. | Vehicle fender flare |
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| USD970405S1 (en) | 2018-10-26 | 2022-11-22 | Bushwacker, Inc. | Fender flare |
| US11554733B2 (en) | 2018-10-26 | 2023-01-17 | Lund, Inc. | Vehicle body shield |
| USD1001699S1 (en) | 2018-10-26 | 2023-10-17 | Bushwacker, Inc. | Vehicle fender flare |
| CN113926924A (zh) * | 2021-10-12 | 2022-01-14 | 宏德汽车零部件(武汉)有限公司 | 一种汽车车身铝板的加工模具 |
| CN113926924B (zh) * | 2021-10-12 | 2024-01-19 | 宏德汽车零部件(武汉)有限公司 | 一种汽车车身铝板的加工模具 |
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