JP2000297983A - 蒸気乾燥装置 - Google Patents
蒸気乾燥装置Info
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Abstract
できるとともに、装置の寸法を縮小することができ、か
つ経済的であり、さらには装置の安全性向上と装置の価
格の低減を図ることができる蒸気乾燥装置を提供するこ
と。 【解決手段】 加熱と減圧で蒸気溶剤を蒸発させた後、
被乾燥物18に付着した蒸気溶剤を除去するために乾燥
槽11内を更に真空度が増すように減圧する。蒸気溶剤
供給タンク13は、凝縮コイル13aを備えて蒸気溶剤
の回収タンクを兼ねる。蒸気溶剤には、引火点をもたな
い不燃性の蒸気溶剤を使用する。
Description
金属、プラスチック、ガラス部品等の被乾燥物を乾燥さ
せる蒸気乾燥装置に関する。
等の被乾燥物を乾燥させる装置としては、被乾燥物を高
速回転させて遠心力で表面の水分を吹き飛ばして被乾燥
物を乾燥させる装置、あるいは熱風を被乾燥物に吹き付
けて被乾燥物を乾燥させる装置などが知られているが、
他に、溶剤蒸気で被乾燥物を加熱して被乾燥物を乾燥さ
せる蒸気乾燥装置があり、これによれば非常に清浄な乾
燥面が得られる。この蒸気乾燥装置においては、溶剤の
気化温度を下げて、気化用熱源の小型化および被乾燥物
の高温化防止を図るために、乾燥時、乾燥槽内を減圧状
態に設定している。
上記蒸気乾燥装置では、溶剤蒸気で被乾燥物を加熱した
際に被乾燥物によって熱が奪われて溶剤蒸気が液化し被
乾燥物に付着し、これを完全に除去するために自然放置
などの手段をとっているので、乾燥時間が長くなる欠点
があった。また、蒸気溶剤を供給するタンクと、溶剤蒸
気を凝縮し蒸気溶剤を回収するタンクが別々であったた
め、装置の寸法が大きくなるという欠点があった。さら
に、可燃性の溶剤を使用する場合は、装置の安全対策の
ために防爆対策を施した部品あるいは材料を使用する必
要があり、加えて乾燥後の被乾燥物を取り出す際に、可
燃性の蒸気を外部に出さないようにするために、不活性
ガスを乾燥槽に導入して復圧させる構造をとる必要があ
り、装置の価格が高くなるという欠点があった。
乾燥時間を短縮できる蒸気乾燥装置を提供することを第
1の目的とする。また、本発明は、装置の寸法を縮小で
きる蒸気乾燥装置を提供することを第2の目的とする。
さらに、本発明は、装置の安全性向上と装置価格を安く
できる蒸気乾燥装置を提供することを第3の目的とす
る。
は、被乾燥物を乾燥槽内に搬入した後、蒸気溶剤供給タ
ンクより前記乾燥槽内に注入された蒸気溶剤を加熱し、
かつ真空ポンプにより乾燥槽内を減圧することにより前
記蒸気溶剤を蒸気化せしめ、一定減圧下において一定時
間経過後、前記真空ポンプにより更に1回あるいは複数
回、真空度が増すように前記乾燥槽内を減圧することを
特徴とする。この蒸気乾燥装置において、前記乾燥槽と
前記真空ポンプの配管途中に、溶剤蒸気を蒸気溶剤に戻
す凝縮コイルをタンク内に配置した前記蒸気溶剤供給タ
ンクを備えるようにする。また、引火点をもたない不燃
性の蒸気溶剤を使用するようにする。
の減圧において被乾燥物は蒸気溶剤の蒸気により加熱さ
れ、被乾燥物に衝突した蒸気は被乾燥物により熱が奪わ
れて液化し被乾燥物に付着する。その後、更に減圧を行
い真空度を増すと、蒸気溶剤の気化温度が下がるので、
被乾燥物に付着した蒸気溶剤は再び蒸気化され、被乾燥
物は斑なく短時間で乾燥される。また、蒸気を蒸気溶剤
に戻す凝縮コイルをタンク内に有する蒸気溶剤供給タン
クとすることにより、蒸気溶剤供給タンクが蒸気溶剤の
回収タンクを兼ねるようになるので、装置の寸法を縮小
することができ、かつ凝縮回収した蒸気溶剤を繰り返し
使用することができる。さらに、引火点をもたない不燃
性の蒸気溶剤を使用することにより、万一蒸気が装置外
部に漏れたとしても、外部の火や熱により引火すること
がないので、装置の安全性を向上させることができると
ともに、部品あるいは材料に防爆対策を施したものを使
用する必要がないので装置の価格を安くすることができ
る。
よる蒸気乾燥装置の実施の形態を詳細に説明する。図1
は本発明の蒸気乾燥装置の実施の形態を示す構成図であ
る。この蒸気乾燥装置は、乾燥槽11、パイプヒータ1
2、蒸気溶剤供給タンク13、エアー制御の第1の制御
弁14、真空ポンプ15、オイルミストトラップ16、
第2の制御弁17からなる。
の蓋部から被乾燥物18が搬入されかつ取り出される。
また、乾燥槽11は、下部に油間接加熱器11bを有
し、この油間接加熱器11bにより、槽内に供給された
蒸気溶剤を加熱する。油間接加熱器11bは、パイプヒ
ータ12により加熱される。
り乾燥槽11と接続され、収容している蒸気溶剤22を
前記乾燥槽11に供給する。配管19上には、乾燥槽1
1に供給される蒸気溶剤の量を一定に保つためにエアー
制御の第1の制御弁14が設けられる。また、蒸気溶剤
供給タンク13は、乾燥槽11内の上部と配管20で接
続されており、乾燥槽11内の溶剤蒸気が供給される。
蒸気溶剤供給タンク13内には、冷却水が循環する凝縮
コイル13aが設けられており、乾燥槽11から供給さ
れた溶剤蒸気は凝縮コイル13aによって冷却されて蒸
気溶剤に戻される。ここで、蒸気溶剤としては、引火点
をもたない不燃性の蒸気溶剤が使用されており、具体的
には、ハイドロフロロカーボンまたはハイドロフルオロ
エーテルである。
溶剤供給タンク13に接続されており、この蒸発溶剤供
給タンク13を通して乾燥槽11内を減圧する。配管2
1上には、真空ポンプ15による乾燥槽11内の減圧を
制御する第2の制御弁(リーク弁)17が設けられる。
また、蒸気溶剤供給タンク13の凝縮コイル13aで回
収されなくて配管21側に流れてきた溶剤蒸気を回収す
るために、真空ポンプ15に付属してオイルミストトラ
ップ16が設けられる。
おいては、図2のフローチャートに示すようにして被乾
燥物18の乾燥工程が実施される。すなわち、まず、蓋
11aを開けて乾燥槽11に被乾燥物18を搬入し(ス
テップS1)、乾燥槽11の蓋11aを閉める(ステッ
プS2)。次に、蒸気溶剤供給タンク13より第1の制
御弁14を通して一定量の引火点をもたない不燃性の蒸
気溶剤を乾燥槽11に注入する(ステップS3)。その
後、真空ポンプ15を運転させ(ステップS4)、乾燥
槽11内を蒸気溶剤供給タンク13を通して減圧する。
このとき、第2の制御弁(リーク弁)17を開くことに
より、乾燥槽11は一定減圧下(20〜100Tor
r)に減圧される。この減圧と同時にパイプヒータ12
で間接加熱器11bを加熱し、この間接加熱器11bで
乾燥槽11内の蒸気溶剤を加熱する。その結果、乾燥槽
11内の蒸気溶剤は、間接加熱器11bによる加熱と、
真空ポンプ15による減圧により気化し蒸気となる(ス
テップS5)。
真空ポンプ15により乾燥槽11の上部から蒸気溶剤供
給タンク13に引き寄せられる(ステップS6)。その
途中において、乾燥槽11内で、溶剤蒸気は被乾燥物1
8を加熱し、被乾燥物18上の水分を蒸発させる。ま
た、被乾燥物18に衝突した蒸気は該被乾燥物18によ
り熱を奪われ液化し被乾燥物18に付着する。また、前
記蒸気溶剤供給タンク13に引き寄せられた蒸気も凝縮
コイル13aにより冷やされ液化し、再び蒸気溶剤供給
タンク13に回収される。さらに、凝縮コイル13aで
液化されなかった蒸気は真空ポンプ15を通り、オイル
ミストトラップ16で液化回収される。
動作した後、被乾燥物18に付着した蒸気溶剤を除去す
るために第2の制御弁(リーク弁)17を閉じる(ステ
ップS7)。すると、真空ポンプ15により乾燥槽11
内が更に減圧され、3〜5Torrになる。すると、蒸
気溶剤の気化温度が下がるので、被乾燥物18に付着し
た蒸気溶剤は再び蒸気化して被乾燥物18から除去され
る(ステップS8)。その結果、被乾燥物18は斑なく
短時間で乾燥する。なお、再び蒸気となった蒸気溶剤も
蒸気溶剤供給タンク13およびオイルミストトラップ1
6で液化回収される(ステップS9)。
ば、被乾燥物を斑なく短時間で乾燥できる。また、蒸気
を蒸気溶剤に戻す凝縮コイル13aをタンク内に有する
蒸気溶剤供給タンク13とすることにより、蒸気溶剤供
給タンク13が蒸気溶剤の回収タンクを兼ねるようにな
るので、装置の寸法を縮小することができ、かつ凝縮回
収した蒸気溶剤を繰り返し使用することができ経済的と
なる。さらに、引火点をもたない不燃性の蒸気溶剤を使
用することにより、万一蒸気が装置外部に漏れたとして
も、外部の火や熱により引火することがないので、装置
の安全性を向上させることができるとともに、部品ある
いは材料に防爆対策を施したものを使用する必要がない
ので装置の価格を安くすることができる。
後、より真空度が増すように1回減圧したが、この減圧
を次第に真空度を高めて複数回実施することもできる。
乾燥装置によれば、被乾燥物を斑なく短時間で乾燥させ
ることができるとともに、装置の寸法を縮小することが
でき、かつ凝縮回収した蒸気溶剤を繰り返し使用するこ
とができて経済的であり、さらには装置の安全性向上と
装置の価格の低減を図ることができる。
構成図。
ト。
Claims (6)
- 【請求項1】 被乾燥物を乾燥槽内に搬入した後、蒸気
溶剤供給タンクより前記乾燥槽内に注入された蒸気溶剤
を加熱し、かつ真空ポンプにより乾燥槽内を減圧するこ
とにより前記蒸気溶剤を蒸気化せしめ、一定減圧下にお
いて一定時間経過後、前記真空ポンプにより更に1回あ
るいは複数回、真空度が増すように前記乾燥槽内を減圧
することを特徴とする蒸気乾燥装置。 - 【請求項2】 最初の減圧は20〜100Torrに設
定され、その後さらに減圧することを特徴とする請求項
1に記載の蒸気乾燥装置。 - 【請求項3】 前記乾燥槽と前記真空ポンプの配管途中
に、溶剤蒸気を蒸気溶剤に戻す凝縮コイルをタンク内に
配置した前記蒸気溶剤供給タンクを備えたことを特徴と
する請求項1または2に記載の蒸気乾燥装置。 - 【請求項4】 引火点をもたない不燃性の蒸気溶剤を使
用することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
記載の蒸気乾燥装置。 - 【請求項5】 不燃性の蒸気溶剤は、ハイドロフロロカ
ーボンまたはハイドロフルオロエーテルであることを特
徴とする請求項4に記載の蒸気乾燥装置。 - 【請求項6】 供給された蒸気溶剤を加熱する間接加熱
器を備え、被乾燥物が搬入される乾燥槽と、 前記間接加熱器を加熱するヒータと、 前記乾燥槽に供給される引火点をもたない不燃性の蒸気
溶剤を収容する一方、前記乾燥槽から溶剤蒸気が供給さ
れ、この溶剤蒸気を蒸気溶剤に戻す凝縮コイルを内部に
有する蒸気溶剤供給タンクと、 この蒸気溶剤供給タンクから前記乾燥槽に供給される前
記蒸発溶剤を一定に制御する第1の制御弁と、 前記乾燥槽内を前記蒸発溶剤供給タンクを通して減圧す
る真空ポンプと、 この真空ポンプによる前記乾燥槽内の減圧を制御する第
2の制御弁と、 前記凝縮コイルで回収できなかった溶剤蒸気を回収する
トラップとを具備し、前記乾燥槽内は、被乾燥物の搬入
後、前記真空ポンプにより一定減圧状態に減圧され、こ
の一定減圧下において一定時間経過後、更に1回あるい
は複数回、真空度が増すように減圧されることを特徴と
する請求項1に記載の蒸気乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10440699A JP4101970B2 (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 蒸気乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10440699A JP4101970B2 (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 蒸気乾燥装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000297983A true JP2000297983A (ja) | 2000-10-24 |
| JP4101970B2 JP4101970B2 (ja) | 2008-06-18 |
Family
ID=14379844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10440699A Expired - Fee Related JP4101970B2 (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 蒸気乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4101970B2 (ja) |
-
1999
- 1999-04-12 JP JP10440699A patent/JP4101970B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4101970B2 (ja) | 2008-06-18 |
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