JP2000299310A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Abstract
クト比の高いトレンチ形状を得られるようにする。 【解決手段】 酸化膜マスク2をマスクとして、Si基
板1を反応性イオンエッチングして初期のトレンチ4を
形成する。次に、トレンチ4の内壁に保護酸化膜11を
形成したのち、反応性イオンエッチングによりトレンチ
4の底部に配置された保護酸化膜11をエッチングする
と共に、トレンチ4の底部においてSi基板1のエッチ
ングを進める。そして、保護酸化膜11を形成する工程
とトレンチ底部の再エッチング工程を繰り返し行ない、
トレンチ4が所定の深さになるようにする。これらの工
程をチャンバ21に導入するガス種を切り替えながら、
プラズマ処理を行なうことによって、同一チャンバ内で
行なうようにする。
Description
半導体装置の製造方法に関する。
サの力学量検出部は、主に基板上に形成された微小な櫛
歯状の梁構造体(以下、櫛歯状構造体という)から構成
されている。櫛歯状構造体は、静電力を介して検出する
構造となっているため、センサの小型化や高性能化のた
めに、櫛歯間の間隔を狭くとり、各々の櫛歯の厚さを厚
くとる必要がある。
形成し、マスク上からドライエッチングによって形成さ
れることが多い。従って、互いの間隔が狭く、厚みのあ
る櫛歯状構造を実現するためには、エッチングによって
形成されるトレンチ(溝)のアスペクト比、つまりトレ
ンチ開口幅に対するトレンチ深さを高くする必要があ
る。
ペクト比化には、加工技術上の限界がある。これは通常
のドライエッチングの場合、いかに異方性の高い(=基
板に垂直方向へのエッチングレートが他方の方向へのエ
ッチングレートに比べて速い)エッチング方式であって
も、トレンチ形状が基板最表面を中心に溝幅方向にも少
しずつエッチングが進行してしまうことが原因となって
いる。このため、長時間エッチングを行うと、溝幅は徐
々に広がってトレンチの断面形状はV字形状になり、ア
スペクト比はある段階で飽和してしまうのである。
許第5,501,893号明細書に開示されている。具
体的には、エッチングプロセスをチャンバー内に流す材
料ガスを切り替えることで、異方性の高いプラズマエ
ッチング、ポリマー系の薄膜堆積の2ステップを交互
に行なうというドライエッチング技術が開示されてい
る。
て、掘り進んだ各トレンチ内壁面(および底面)にポリ
マー系の薄膜を堆積させることで、薄膜を保護膜として
機能させ、次のプラズマエッチングのステップの際にト
レンチ側壁面がエッチングされるのを防ぐようにしてい
る。このようにして、前述の開口幅方向へのエッチング
の進行を抑え、トレンチ形状のアスペクト比上限を通常
のドライエッチングよりも向上させている。
壁面をエッチングから完全に保護することはできず、わ
ずかずつではあるが溝幅が広がり続けるため、やはりア
スペクト比の限界が存在する。図9は、反応性ドライエ
ッチング(RIE)装置を用いて、上記した方法で発明
者らが試験的にトレンチ加工を行った際の加工時間とア
スペクト比の関係を表わしたものである。この図から判
るように、十分時間をかけてエッチングを行ってもアス
ペクト比は25を超えることはない。
特許第5,658,472号明細書に開示されている。
この方法も上記した方法と同様、エッチングプロセスを
エッチング工程とトレンチ側壁面の保護膜形成工程に分
け、これらの工程を交互に繰り返すものであるが、側壁
面の保護膜の形成を、エッチングを行うチャンバとは分
離した別のチャンバ内で熱酸化膜(SiO2)を堆積さ
せること、あるいはエッチングを行うチャンバ内で薄い
氷の膜を堆積させることによって行っている。これらの
膜は、ポリマー系の膜より側壁面のエッチングに対する
耐性があるため、アスペクト比向上の面からはポリマー
系の膜より効果がある。
を堆積させる工程毎にチャンバから取り出して熱酸化膜
を形成するのは非常に手間がかかり、その都度、基板の
昇温、降温度を行なわなければならず、加工のスループ
ットの点において効率的でないという問題がある。一
方、氷の膜を保護膜とするためには、エッチング中も基
板を氷点下に保たねばならず、装置構成上複雑に成らざ
るを得ないという問題がある。
簡便な手段を用いて効率的に、アスペクト比の高いトレ
ンチ形状を得られるようにすることを第1の目的とす
る。
ンチの形成が行える半導体装置の製造方法を提供するこ
とを第2の目的とする。
に、請求項1に記載の発明においては、マスク(2)を
用いて、半導体基板(1)を反応性イオンエッチングす
るトレンチ形成工程と、反応性イオンエッチング工程で
形成されたトレンチ(4)の内壁に保護膜(11)とし
て酸化膜を形成する工程と、トレンチの底部に配置され
た保護膜をエッチングしたのち、さらに、トレンチの底
部において半導体基板を反応性イオンエッチングするト
レンチ底部再エッチング工程とを有し、保護膜形成工程
とトレンチ底部再エッチング工程とを繰り返し行ない、
かつ、トレンチ形成工程、保護膜形成工程、およびトレ
ンチ底部再エッチング工程の各工程をチャンバー内に導
入するガス種を切り替えながらプラズマ処理することに
よって行い、トレンチ形状を形成することを特徴として
いる。また、請求項3では、保護膜として窒化膜を用い
ていることを特徴としている。
期のトレンチを形成しておき、この初期のトレンチの内
壁面に保護膜を形成してさらに反応性イオンエッチング
を行なえば、トレンチの側面に位置する保護膜よりもエ
ッチングレートが早いトレンチ底部における保護膜がエ
ッチングされ、トレンチの深さ方向にエッチングが進ん
でいく。これを繰り返すことによって、トレンチの幅方
向へのエッチングを抑えることができ、高アスペクト比
とすることができる。
ガス種の切り替えによって行なうことで、保護膜形成の
ためにチャンバ内から半導体基板を取り出したり、基板
の昇温、降温工程を繰り返したりする必要が無く、製造
工程の簡略化を図ることができる。
工程時に導入するガスを酸素ガスとすれば、保護膜とし
ての酸化膜が形成される。また、請求項4に示すよう
に、保護膜形成工程時に導入するガスを窒素ガスとすれ
ば、保護膜として窒化膜が形成される。
形成工程の前に、反応性イオンエッチングによって形成
されたトレンチの内壁に付着した反応生成物(8)を除
去する工程を含み、トレンチ形成工程に対してチャンバ
内に導入させるガス種を切り替えたプラズマ処理によっ
て、当該反応生成物除去工程を行なうことを特徴として
いる。
去することにより、トレンチ内の酸化や窒化が効率的に
行なえ、保護膜を効率的に形成できる。
物除去工程では、導入するガスとして不活性ガスを含む
ガス種を用いて反応生成物を除去することができる。具
体的には、請求項7に示すように、反応生成物除去工程
では、導入するガスとしてArガスと酸素ガスとの混合
ガスを用いることができる。
を行ないながら酸素ガスを導入することによって、トレ
ンチ形成工程に生成された反応生成物の除去と共に、ト
レンチの内壁面に保護膜としての酸化膜を形成すること
ができ、製造工程を簡略化すなお、請求項9に示すよう
に、プラズマ処理におけるプラズマの生成条件、及び処
理時間は各工程ごとに個別に設定する。ることができ
る。
理におけるプラズマの生成条件、及び処理時間は各工程
ごとに個別に設定する。
形成工程、及びとレンチ底部再エッチング工程時に導入
するエッチングガスとしてSF6ガスを含むガスを用い
ることができる。
性イオンエッチングによる1回のエッチング量は、エッ
チング深さもしくはエッチング時間を制御することによ
って、該反応性イオンエッチングの前に形成された保護
膜が該反応性イオンエッチング後においてもトレンチの
側壁面を全面的に覆うことができる程度にされることを
特徴としている。
程では、側壁面に保護膜が残存する範囲で反応性イオン
エッチングを行ない、その後、また保護膜形成工程を行
なうことによって、反応性イオンエッチングの進行が保
護膜内にとどまり、トレンチの幅自体が広がらないよう
にできる。
ンチ形成工程およびトレンチ底部再エッチング工程で
は、反応性エッチングによって形成されるトレンチの側
壁の角度が半導体基板の表面に対して90±1度以内と
なるように、反応性イオンエッチングの時間を制御する
ことを特徴としている。
0±1度以内となるように反応性イオンエッチングを行
なえば、トレンチ幅の縮小、拡大をもっとも防ぐことが
できる。
同一チャンバ内で行なうようにすれば、より製造工程の
簡略化を図ることができる。
性イオンエッチングにより半導体基板をエッチングして
トレンチ(4)を形成するトレンチエッチング工程と、
トレンチエッチングにより形成されたトレンチの内壁に
第1の保護膜としてのポリマー膜(31)を堆積するポ
リマー膜形成工程とを交互に複数回繰り返す工程と、ト
レンチエッチング工程とポリマー膜形成工程とを交互に
複数回繰り返すことによって深くされたトレンチの内壁
に、ポリマー膜よりエッチングに対する耐性が強い第2
の保護膜(32)を堆積する第2保護膜形成工程と、を
含み、トレンチエッチング工程及びポリマー膜形成工程
を複数回繰り返す工程と、第2保護膜形成工程を交互に
繰り返すことにより、トレンチを深くしていくことを特
徴としている。
間、トレンチ側面を2層の保護膜で覆うことによって横
方向エッチングに対する耐性を強めることができると共
に、トレンチ底部にはポリマー膜のみが覆われては除去
されることを繰り返すによってトレンチ深さ方向へのエ
ッチング進行阻害を最小限度にすることができる。従っ
て、トレンチが幅広になったり、先細り形状となること
を防止することができ、より高アスペクト比化を図るこ
とができる。
チエッチング工程では、エッチングガスとしてSF6又
はCl2を用いることができる。また、請求項17に示
すように、ポリマー膜形成工程では、該ポリマー膜を堆
積する際の導入ガスとしてC4F8又はCF4とCHF3の
混合ガスを用いることができる。
膜形成工程時に導入するガスを酸素を含むガスとするこ
とにより、第2の保護膜として酸化膜を形成することが
できる。また、請求項19に示すように、酸素を含むガ
スを導入しながらUV光を照射するようにしても第2の
保護膜として酸化膜を形成することができる。
護膜形成工程時に導入するガスを窒素を含むガスとする
ことにより、第2の保護膜として窒化膜を形成すること
も可能である。
合には、マスクとしてレジストマスクを用いても、窒化
膜形成時にレジストマスクが消失してしまわないため好
適である。
エッチング工程及びポリマー膜形成工程を複数回繰り返
す工程と、第2保護膜形成工程とを同一チャンバ内で行
い、チャンバ内に導入するガス種を切り替えながらプラ
ズマ処理することで各工程を行うようにすれば、製造工
程の簡略化を図ることができる。
載の半導体装置の製造方法を用いて、該トレンチにて力
学量検出部が梁構造体で構成された半導体力学量センサ
を製造できる。
実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
について説明する。
適用した半導体装置のトレンチ形成工程を図1に示す。
以下、図1に基づいて本実施形態における半導体装置の
トレンチ形成方法を説明する。
1の上に酸化膜(SiO2)を形成し、この酸化膜の所
定領域、つまりトレンチ形成予定領域を開口させて、酸
化膜マスク2とする。
るべき部分が露出した状態となる。
る。このチャンバの模式図を図2に示す。真空室を構成
するチャンバ21には、ガス導入口22とガス排気口2
3が備えられている。ガス導入口22には、複数種のガ
スの導入が行なえるように、導入したいガス種の数に応
じたガスライン22a、22b、22cが接続されてお
り、各ガスライン22a、22b、22cに備えられた
切り替えバルブ24a、24b、24cによって各種ガ
スのチャンバ21内への流入が制御できるようになって
いる。なお、本実施形態においては、酸素ガス、Arガ
ス、及びエッチングガスのそれぞれを導入するために3
つのガスライン22a、22b、22cが備えられてい
る。
25a、25bが印加される2つの電極26a、26b
および電極26aに対向配置された接地電極27が備え
られている。これらにより、Si基板1に対してRF電
界がかけられるようになっている。
極26a上にSi基板1を配置し、排気口23から真空
ポンプを用いてベースとなるチャンバ真空度を十分高く
した後、ガス導入口22から各種ガスを導入しながら、
排気口23から排気することでチャンバ21内の導入ガ
ス圧を一定になるようにする。そして、RF電源25
a、25bからRF電界を印加し、導入したガス種によ
るプラズマを発生させる。なお、チャンバ21内に導入
するガス種は、以下に示す各工程(図1(b)〜図1
(e)に示す工程)毎に切り替えバルブ24a、24
b、24cによって切り替える。
24a、24b、24cにて、エッチングガス導入用の
ガスライン22aを開くと共にその他のガスライン22
b、22cを閉じることにより、チャンバ21内にエッ
チングガス3を導入し、酸化膜マスク2をマスクとして
1回目のトレンチエッチングを行なう。このとき、Si
基板1が所定の深さまでエッチングされるようにする。
これにより、Si基板1に初期のトレンチ(初期溝)4
が形成される。この時のエッチングは、エッチングガス
3として、例えばSF6等を導入し、チャンバ21内に
適当なRF電界を印加することでエッチングガス3をプ
ラズマ化させた反応性イオンエッチング(RIE)で行
い、エッチング時間及び深さの関係に応じてトレンチ部
分の側壁角度が90±1度以内程度に収まるような異方
性の高いものとする。このように側壁角度が90±1度
以内程度に収まるようにすれば、トレンチ4の幅の縮
小、拡大を少なくすることができるからである。
ャンバ21内に入れたまま、切り替えバルブ24a、2
4b、24cにて、エッチングガス導入用のガスライン
22aを閉じると共にAr及び酸素(O2)導入用のガ
スライン22b、22cを開くことにより、チャンバ2
1内に導入するガスをエッチングガス3からArと酸素
(O2)の混合ガスに切り替える。その後、再びチャン
バ21内にRF電界を印加して(Ar+O2)混合プラ
ズマ5を発生させる。このプラズマ雰囲気中でSi基板
1を処理することで、図1(b)の工程で行なったエッ
チングの際にトレンチの内壁面に付着した反応生成物8
が酸素イオン、もしくは酸素ラジカル6及びArイオン
7のスパッタ効果により除去される。ここで反応生成物
8とは、エッチング中にトレンチ4の内壁表面とプラズ
マとの相互作用により内壁表面に付着した堆積物全てを
指す。この反応生成物8を除去して内壁表面のSi部分
を露出させることができる。
バルブ24a、24b、24cにて酸素導入用のガスラ
イン22bのみを開き、チャンバ21内に導入するガス
をO2のみにしたのち、チャンバ21内にRF電界を印
加してO2プラズマ9を発生させ、このプラズマ雰囲気
中でSi基板1を処理することでトレンチ4の内壁部分
に酸素イオン10(あるいは酸素ラジカル)の働きによ
って保護酸化膜(SiO2)11を形成する。[図1
(e)に示す工程]次に、切り替えバルブ24a、24
b、24cにて、エッチングガス導入用のガスライン2
2aのみを開き、チャンバ21内に導入するガスを再び
エッチングガス3に切り替え、その後、チャンバ21内
にRF電界を印加する。これにより、初期のトレンチ4
の内壁に形成された保護酸化膜11のうち、トレンチ4
の底部に形成された部分が異方性エッチングされて、ト
レンチ4の底部においてSi基板1が露出し、トレンチ
4の底部から2回目のRIEによるSi基板1のエッチ
ングが進められる。
エッチング量は、エッチング深さもしくはエッチング時
間を制御することによって、該反応性イオンエッチング
の前に形成された保護酸化膜11が該反応性イオンエッ
チング後においてもトレンチ4の側壁面を全面的に覆う
ことができる程度にされる。
チ4の内壁面には反応生成物12が形成された状態とな
る。
(c)〜図1(e)に示す工程を繰り返し行なって、ト
レンチ4の内壁面に改めて酸化膜11を形成したり、ト
レンチ4の底部のエッチングを進めたりして、トレンチ
4の深さが所望の深さになるようにする。
について、上述の米国特許第5,501,893号明細
書に示す方法(以下、従来方法という)でトレンチを形
成した場合と比較して説明する。
に、酸化膜マスクによってパターニングされた6インチ
Si基板をエッチングした。その結果、標準的なエッチ
ングを18分45秒行ったところ、マスク開口幅が0.
5μmの部分ではトレンチ深さが12.3μm、トレン
チ開口幅が0.74μmとなって、アスペクト比16.
6を得た。しかし、さらにエッチング時間を延ばしてト
レンチを掘り進めていっても、前述したようにトレンチ
溝幅も広がっていくため、70分エッチングを行ったと
き、トレンチ深さが22.1μm、トレンチ溝幅が0.
91μmとなり、アスペクト比24.3となってアスペ
クト比の伸びが頭打ちとなる。試算によれば、この後さ
らにエッチング時間を延ばしてもアスペクト比は約25
で飽和してしまうことがわかった。
のRIE装置を使い、同じエッチング条件で、同様のS
i基板1に対して本実施形態の図1(a)〜(e)を行
ない、その後図1(c)〜(e)をもう一度繰り返して
トレンチ4を形成した。このとき、図1(b)、(e)
に示す工程におけるプラズマエッチングを10分ずつ行
なった。つまり、エッチングは合計30分行なった。ま
た、トレンチ4の内壁面に保護酸化膜11を形成する工
程を2回行なってトレンチ形成を行なったことになる。
分でトレンチ深さが19.4μm、トレンチ開口幅が
0.58μmとなり、アスペクト比が33.4のトレン
チ形状を得た。つまり、従来方法よりも高アスペクト比
のトレンチ形状が得られた。これは、本発明の特徴であ
るトレンチ4の内壁面への保護酸化膜形成により、エッ
チング中のトレンチ開口幅の広がり(=溝幅方向へのエ
ッチング)を抑制できたためである。
に入れた状態で、チャンバ21内に導入するガス種を変
更することにより、トレンチ形成のためのプラズマエッ
チング工程及びエッチング時におけるトレンチ開口幅の
広がりを抑制するための保護酸化膜形成工程を繰り返し
行なうことで、従来と比べて簡素な製造工程で高アスペ
クト比のトレンチ形成を行なうことができる。
1が所定パターンで分割されて櫛歯形状となり、櫛歯状
構造体の力学量検出部を備えた半導体加速度センサや半
導体角速度センサ等の半導体装置が形成される。 (第2実施形態)本発明の第2実施形態について説明す
る。本実施形態は、第1の実施形態で行なった(Ar+
O2)混合プラズマによる反応生成物除去工程(図1
(c)に示す工程)、O2プラズマによる保護酸化膜形
成工程(図1(d)に示す工程)の代わりに、UV光に
よって励起された酸素によってトレンチ内壁面の反応生
成物除去、トレンチの内壁面の酸化を行うものである。
この工程を図4に示す。なお、図1(a)、(b)、
(e)に示す工程については、第1実施形態と同様であ
るため、ここでは省略する。
21内に、酸素ガス13を流しながらSi基板1に対し
てUV光14を照射する。トレンチ4の内壁面付近の酸
素分子15は、このUV光14によって励起され、オゾ
ン(O3)、ラジカルあるいはイオン状態となり、化学
的に極めて活性で酸化力のある状態となる。このような
状態とされた酸素分子15がトレンチ4の内壁面にぶつ
かると、内壁面上の反応生成物(例えば上述したポリマ
ー系の膜)が分解され、ガス化されて除去される。そし
て、その後さらにトレンチ4の内壁面に露出したSiが
酸化されて酸化膜(SiO2)16が形成される。
いて、以下の実験結果に基づいて説明する。
レンチ4の内壁面に付着する反応生成物、すなわちポリ
マー系の薄膜を故意にSi基板全面に堆積させた後、S
i基板表面をXPS分析法によって存在する元素、およ
び結合種について調べた結果である。C(カーボン)と
F(フッ素)に関するピークが非常に強く現われてお
り、基板表面がC−F結合を主体とした膜、つまりポリ
マー系の膜で覆われていることを示している。
して酸素ガス13を流しながらUV光14を照射する処
理を行った後、基板表面をXPS分析法により調べた結
果である。ポリマー系の膜に由来するC、Fのピークが
小さくなり、代わりに酸素のピークが非常に大きくなっ
ている。また、Siのピークも大きくなっている。これ
はポリマー膜が除去された後の基板表面に酸化膜(Si
O2)16が形成されていることを示す。
を照射することでトレンチ内壁表面で強い酸化作用が生
じ、トレンチ内壁面に付着した反応生成物が除去され、
その代わりに酸化膜が形成される。
には、図2に示したチャンバ21内に、石英ガラスを用
いた窓を通してチャンバ21の外部からUV光14を導
入したり、グラスファイバ等を用いて直接チャンバ21
内にUV光14を導入しながら、酸素ガス13を流すよ
うにすればよい。
と連結した別チャンバ内にSi基板1を移動させ、その
チャンバ内で酸素ガス13を流しながら、UV光を照射
しても良い。ただし、この場合にも、各チャンバを連結
しているため、チャンバ21の外にSi基板1を取り出
して他の酸化膜製造装置で酸化膜を形成するより、効率
的である。
みながら、エッチング工程を繰り返していくと、トレン
チ4の内壁面にはライン状の極めて微小な段差部分が生
じる。これは、トレンチ底部からさらにエッチングが進
むとき、この部分の側壁面には保護膜がないため、保護
膜で覆われた側壁面よりも溝幅がわずかに広がるため、
その違いが極めて微小な段差形状となって残るのであ
る。 (第3実施形態)本発明の第3実施形態について説明す
る。図7に本実施形態における半導体装置のトレンチ形
成工程を示す。以下、図7に基づいて本実施形態におけ
る半導体装置のトレンチ形成方法を説明する。
1の上に酸化膜マスク2を形成し、トレンチ形成予定領
域において酸化膜マスク2を開口させる。
板1を図2に示したチャンバ21内に収容したのち、S
F6或いはCl2等をエッチングガス3として導入し、チ
ャンバ21内に誘導結合型プラズマ等の適当なRF電界
を印加することにより、これらのエッチングガスをプラ
ズマ化させ、異方性の高いトレンチエッチングを行い、
Si基板1にトレンチ4を形成する。このとき、エッチ
ング時間を決め、Si基板1が所定の深さまでエッチン
グされるようにする。
の混合ガスを導入し、チャンバ21内に誘導結合型プラ
ズマ等の適当なRF電界を印加することによりC4H8ガ
スをプラズマ化させ、トレンチ4の内壁に第1の保護膜
としてのポリマー膜31を形成する。このポリマー膜形
成工程の時間を決め、ポリマー膜31の膜厚が所望の膜
厚となるようにしている。
いて、図7(a)、(b)に示したトレンチエッチング
工程とポリマー膜形成工程を交互に複数回繰り返し行
う。このとき、トレンチエッチングの時間とポリマー膜
形成の時間も図7(a)、(b)に示した工程と同様に
する。つまり、トレンチエッチング工程とポリマー膜形
成工程を1周期とすると、これらの工程を複数周期行
う。これにより、トレンチエッチング工程時のエッチン
グ異方性によって、まずトレンチ底部のポリマー膜が側
面よりも先に除去された後、エッチングが進みトレンチ
4が徐々に深くなり、トレンチ側面においてはポリマー
膜31が除去されてしまうまでの間保護膜として作用す
るためトレンチ4の横方向エッチングが抑制される。
と同様の工程に相当する。
(c)に示した工程と同様にして、トレンチ4の内壁に
付着した反応生成物8を除去したのち、トレンチ4の内
壁に第2の保護膜としての酸化膜32を形成する。この
酸化膜32の形成には図1(d)に示す工程と同様の方
法を用いる。
(a)〜(e)に示した工程と同様に、トレンチエッチ
ング工程とポリマー膜形成工程を交互に複数回繰り返し
て行う。これらの工程により、トレンチ側面がポリマー
膜31で保護されながらエッチングが進行するために、
まず酸化膜32のうちトレンチ底部に位置する部分がト
レンチ側面上に位置する部分よりも先に除去される。そ
の後、トレンチ底部では、ポリマー膜31の堆積と除去
を繰り返しつつ深さ方向にエッチングが進む。一方、ト
レンチ側面では、第2の保護膜としての酸化膜32の上
でポリマー膜31が堆積し、2層の保護膜で覆われた状
態となる。従って、仮にポリマー膜31がトレンチエッ
チング工程中に除去されてしまっても、その下に酸化膜
32が存在するため、なお側面が保護された状態でトレ
ンチエッチングが進められる。
方向エッチングに対する耐性が弱い保護膜を一層のみ用
いた場合には、トレンチ4を深くするにつれて横方向エ
ッチングが進み、トレンチ4が幅広になってしまうし、
逆に、耐性が強い保護膜を一層のみ用いた場合には、ト
レンチ底部におけるエッチングが進みにくくなるため、
トレンチ4の底部の幅が徐々に狭くなる先細り形状にな
ってエッチングが止まってしまう。
酸化膜32はトレンチエッチング複数回につき1度形成
されるのみである。このため、トレンチ側面を2層の保
護膜で覆うことにより横方向エッチングに対する耐性を
強めることができると共に、トレンチ底部をポリマー膜
31のみで覆うことによりトレンチ深さ方向へのエッチ
ング進行阻害を最小限度にすることができる。従って、
トレンチ4が幅広になったり、先細り形状となってエッ
チングが止まってしまうことを防止することができる。
うなトレンチエッチング工程とポリマー膜形成工程を複
数回繰り返したのち、再び、図7(f)で示した工程と
同様に、トレンチ4の内壁に付着した反応生成物を除去
した後、トレンチ4の内壁に第2の保護膜としての酸化
膜32を形成する。このように、トレンチエッチング工
程とポリマー膜形成工程を複数周期行う毎に、第2保護
膜としての酸化膜形成工程を行うようにしている。
(g)に示した工程と同様に、トレンチエッチング工程
とポリマー膜形成工程を繰り返し行う。この時にもトレ
ンチエッチングの際に2層の保護膜で覆われた状態とな
っているため、図7(g)に示した工程と同様の効果を
得ることができる。
(f)〜(i)に示した工程を繰り返し行うことによ
り、所望深さのトレンチ4を形成することができる。こ
のように、トレンチ4が幅広になったり、先細り形状に
なったりすることがなくなるため、さらなる高アスペク
ト比化を実現することができる。
グ工程時とポリマー膜形成工程時に別種のガスを用いて
いるが、この場合には、図8に示すように、チャンバ2
1に備えられるガス導入用のガスラインとして、トレン
チエッチング工程用のものガスライン22aに加えてポ
リマー膜形成用のガスライン22a′を備え、工程毎に
切り替えて使うようにすればよい。 (他の実施形態)上記各実施形態では、図1(c)の工
程においてトレンチ4の内壁面の反応生成物除去を行な
っているが、この工程は、図1(d)におけるプラズマ
発生条件の適正化を行うことで省略可能である。
側壁用保護膜として酸化膜11を形成しているが、保護
膜として窒化膜(SiNx)を形成しても第1実施形態
と同様の効果が得られる。また、第3実施形態では、第
2の保護膜として酸化膜を例に挙げて説明したが、この
場合も窒化膜を用いてもよい。このような場合、図1
(c)、(d)、あるいは図7(f)、(h)の工程で
O2を含むガスを用いる代わりにN2を含むガスを用いて
行い、窒素プラズマ雰囲気内で処理することで保護膜
(第2の保護膜)として窒化膜を形成することができ
る。特に、上記各実施形態で使用した酸化膜マスク2に
代えてレジストマスクを使用する場合には、酸化膜形成
時にレジストマスクが消失してしまうが、窒素プラズマ
であればレジストマスクが消失しないため、レジストマ
スクを用いる場合に好適である。なお、この場合にも図
1(d)、あるいは図7(f)、(g)におけるプラズ
マ発生条件の適正化を行うことで、反応生成物除去工程
を省略可能である。つまり、酸素プラズマ(あるいは窒
素プラズマ)のみで反応生成物を除去しつつ、酸化膜
(あるいは窒化膜)を形成することを可能となる。
の工程では、UV光により励起された酸素ガスを導入
し、さらにそれをチャンバ内でプラズマ化することによ
ってトレンチ内壁面の反応生成物を除去したり、トレン
チ4の内壁面の酸化を行うようにしてもよい。
エッチング工程とポリマー膜形成工程を複数周期行う毎
に、第2保護膜としての酸化膜形成工程を行うようにし
ているが、トレンチエッチング工程とポリマー膜形成工
程の周期数は、第2保護膜として形成する酸化膜(ある
いは窒化膜)がトレンチエッチング工程時にトレンチ側
面上から除去されてしまう前に終了するように設定す
る。これによりトレンチ側面は、常に残存する酸化膜
(あるいは窒化膜)によってエッチングから保護される
ことになり、トレンチが幅広になるのを防ぐことができ
る。
マー膜形成工程でのプラズマ発生条件は、トレンチが深
くなるに従って適宜設定を変更してもよい。通常、トレ
ンチエッチング工程、及びポリマー膜形成工程でのプラ
ズマ条件を固定したままトレンチを深くしていくと、ト
レンチ底部に到達するエッチャント量が減少するため、
徐々に先細り形状となる。従って、トレンチが深くなる
に従って、例えばトレンチエッチング工程でのイオンの
基板方向への加速電圧を上げる等、プラズマ条件の設定
を変更することで深くなってもエッチングの効率低下を
防ぐことができ、先細り形状にならなくなる。同様なこ
とは、第2保護膜を形成する際の酸素プラズマ(あるい
は窒素プラズマ)の発生条件、工程時間にも当てはま
る。通常トレンチが深くなるほど斜め入射イオン等によ
ってトレンチ側面はエッチングされやすくなる。従っ
て、トレンチが深くなるにつれ、酸化膜形成を促進する
ようなプラズマ発生条件への設定変更や工程時間の延長
によって、より側面の保護が完全になる。
レンチ形成工程を示す図である。
の模式図である。
験結果を示す図である。
レンチ形成工程を示す図である。
内壁面に付着する反応生成物で覆われている場合を分析
した結果を示す図である。
を酸素ガスを流しながらUV光を照射する処理を行なっ
た場合を分析した結果を示す図である。
レンチ形成工程を示す図である。
図である。
におけるエッチング時間とアスペクト比との関係を示す
図である。
ス、4…トレンチ、5…混合プラズマ、6…酸素イオン
もしくは酸化ラジカル、7…Arイオン、8…反応生成
物、9…O2プラズマ、10…酸素イオンあるいは酸素
ラジカル、11…保護酸化膜、12…反応生成物。
Claims (24)
- 【請求項1】 反応性イオンエッチングによりマスク
(2)を施した半導体基板(1)をエッチングし、前記
半導体基板上に前記マスク形状に対応したトレンチ形状
を形成する半導体装置の製造方法において、 前記半導体基板をチャンバー(21)内に導入する工程
と、 前記マスクを用いて、前記半導体基板を反応性イオンエ
ッチングするトレンチ形成工程と、 前記反応性イオンエッチング工程で形成されたトレンチ
(4)の内壁に保護膜(11)として酸化膜を形成する
工程と、 前記トレンチの底部に配置された前記保護膜をエッチン
グしたのち、さらに、前記トレンチの底部において前記
半導体基板を前記反応性イオンエッチングするトレンチ
底部再エッチング工程とを有し、 前記保護膜形成工程と前記トレンチ底部再エッチング工
程とを繰り返し行ない、かつ、前記トレンチ形成工程、
前記保護膜形成工程、および前記トレンチ底部再エッチ
ング工程の各工程を前記チャンバー内に導入するガス種
を切り替えながらプラズマ処理することによって行い、
前記トレンチ形状を形成することを特徴とする半導体装
置の製造方法。 - 【請求項2】 前記保護膜形成工程時に導入するガスを
酸素ガスとすることを特徴とする請求項1に記載の半導
体装置の製造方法。 - 【請求項3】 反応性イオンエッチングによりマスク
(2)を施した半導体基板(1)をエッチングし、前記
半導体基板上に前記マスク形状に対応したトレンチ形状
を形成する半導体装置の製造方法において、 前記半導体基板をチャンバー(21)内に導入する工程
と、 前記マスクを用いて、前記半導体基板を反応性イオンエ
ッチングするトレンチ形成工程と、 前記反応性イオンエッチング工程で形成されたトレンチ
(4)の内壁に保護膜(11)として窒化膜を形成する
工程と、 前記トレンチの底部に配置された前記保護膜をエッチン
グしたのち、さらに、前記トレンチの底部において前記
半導体基板を前記反応性イオンエッチングするトレンチ
底部再エッチング工程とを有し、 前記保護膜形成工程と前記トレンチ底部再エッチング工
程とを繰り返し行ない、かつ、前記トレンチ形成工程、
前記保護膜形成工程、および前記トレンチ底部再エッチ
ング工程の各工程を前記チャンバー内に導入するガス種
を切り替えながらプラズマ処理することによって行な
い、前記トレンチ形状を形成することを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記保護膜形成工程時に導入するガスを
窒素ガスとすることを特徴とする請求項3に記載の半導
体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記保護膜形成工程の前に、前記反応性
イオンエッチングによって形成されたトレンチの内壁に
付着した反応生成物(8)を除去する工程を含み、前記
トレンチ形成工程に対して前記チャンバー内に導入させ
るガス種を切り替えた前記プラズマ処理によって、当該
反応生成物除去工程を行なうことを特徴とする請求項1
乃至4のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記反応生成物除去工程では、導入する
ガスとして少なくとも不活性ガスを含むガス種を用いる
ことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項7】 前記反応生成物除去工程では、導入する
ガスとしてArガスと酸素ガスとの混合ガスを用いるこ
とを特徴とする請求項5又は6に記載の半導体装置の製
造方法。 - 【請求項8】 反応性イオンエッチングによりマスク
(2)を施した半導体基板(1)をエッチングし、前記
半導体基板上に前記マスク形状に対応したトレンチ形状
を形成する半導体装置の製造方法において、 前記半導体基板をチャンバー(21)内に導入する工程
と、 前記マスクを用いて、前記半導体基板を反応性イオンエ
ッチングするトレンチ形成工程と、 前記反応性イオンエッチングによって形成されたトレン
チ(4)の内壁に付着した反応生成物(8)を除去する
と共に、前記反応性イオンエッチング工程で形成された
トレンチの内壁に保護膜(11)として酸化膜を形成す
る工程と、 前記トレンチの底部に配置された前記保護膜をエッチン
グしたのち、さらに、前記トレンチの底部において前記
半導体基板を前記反応性イオンエッチングするトレンチ
底部再エッチング工程とを有し、 前記反応生成物除去及び保護膜形成工程と前記トレンチ
底部再エッチング工程とを繰り返し行ない、かつ、前記
反応生成物除去及び保護膜形成工程を前記チャンバー内
に酸素ガスを流しながらUV光を照射することによって
行ない、前記トレンチ形成工程及び前記トレンチ底部再
エッチング工程はエッチングガスを前記チャンバー内に
導入しながらプラズマ処理することで行ない、前記トレ
ンチ形状を形成することを特徴とする半導体装置の製造
方法。 - 【請求項9】 前記プラズマ処理におけるプラズマの生
成条件、及び処理時間は前記各工程ごとに個別に設定す
ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記
載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項10】 前記トレンチ形成工程及び前記トレン
チ底部再エッチング工程時に導入するエッチングガスを
SF6ガスを含むガスとすることを特徴とする請求項1
乃至9のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項11】 前記反応性イオンエッチングによる1
回のエッチング量は、エッチング深さもしくはエッチン
グ時間を制御することによって、該反応性イオンエッチ
ングの前に形成された前記保護膜が該反応性イオンエッ
チング後においても前記トレンチの側壁面を全面的に覆
うことができる程度にされることを特徴とする請求項1
乃至10のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項12】 前記トレンチ形成工程および前記トレ
ンチ底部再エッチング工程では、前記反応性エッチング
によって形成されるトレンチの側壁の角度が前記半導体
基板の表面に対して90±1度以内となるように、前記
反応性イオンエッチングの時間を制御することを特徴と
する請求項1乃至11のいずれか1つに記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項13】 前記各工程は、同一チャンバ内で行な
うことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1つに
記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項14】 マスク(2)を施した半導体基板
(1)をプラズマプロセスを用いてエッチングし、前記
半導体基板上に前記マスク形状に対応したトレンチ形状
を形成する半導体装置の製造方法において、 反応性イオンエッチングにより前記半導体基板をエッチ
ングしてトレンチ(4)を形成するトレンチエッチング
工程と、前記トレンチエッチングにより形成されたトレ
ンチの内壁に第1の保護膜としてのポリマー膜(31)
を堆積するポリマー膜形成工程とを交互に複数回繰り返
す工程と、 前記トレンチエッチング工程と前記ポリマー膜形成工程
とを交互に複数回繰り返すことによって深く形成された
トレンチの内壁に、ポリマー膜よりエッチングに対する
耐性が強い第2の保護膜(32)を堆積する第2保護膜
形成工程と、を含み、 前記トレンチエッチング工程及びポリマー膜形成工程を
複数回繰り返す工程と、前記第2保護膜形成工程を交互
に繰り返すことにより、前記トレンチを深くしていくこ
とを特徴とするする半導体装置の製造方法。 - 【請求項15】 前記トレンチエッチング工程及びポリ
マー膜形成工程を複数回繰り返す工程と、前記第2保護
膜形成工程とを同一チャンバ内で行い、前記チャンバ内
に導入するガス種を切り替えながらプラズマ処理するこ
とで前記各工程を行うことを特徴とする請求項14に記
載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項16】 前記トレンチエッチング工程では、エ
ッチングガスとしてSF6又はCl2を用いることを特徴
とする請求項14又は15に記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項17】 前記ポリマー膜形成工程では、該ポリ
マー膜を堆積する際の導入ガスとしてC4F8又はCF4
とCHF3の混合ガスを用いることを特徴とする請求項
14乃至15のいずれか1つに記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項18】 前記第2保護膜形成工程時に導入する
ガスを酸素を含むガスとすることにより、前記第2の保
護膜として酸化膜を形成することを特徴とする請求項1
4乃至17のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項19】 前記第2保護膜形成工程時には、酸素
を含むガスを導入しながらUV光を照射することによ
り、前記第2の保護膜として酸化膜を形成することを特
徴とする請求項14乃至17のいずれか1つに記載の半
導体装置の製造方法。 - 【請求項20】 前記第2保護膜形成工程時に導入する
ガスを窒素を含むガスとすることにより、前記第2の保
護膜として窒化膜を形成することを特徴とする請求項1
4乃至17のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項21】 前記トレンチエッチング工程及び前記
ポリマー膜形成工程を複数回繰り返す工程の工程時間
は、前記第2保護膜がトレンチ側面上からエッチングに
より除去されるまでの時間よりも短く設定することを特
徴とする請求項14乃至20のいずれか1つに記載の半
導体装置の製造方法。 - 【請求項22】 前記トレンチエッチング工程及び前記
ポリマー膜形成工程を複数回繰り返す工程では、前記ト
レンチの深さに応じて、プラズマ条件を設定することを
特徴とする請求項14乃至21のいずれか1つに記載の
半導体装置の製造方法。 - 【請求項23】 前記第2保護膜形成工程では、前記ト
レンチの深さに応じて、プラズマ条件、工程時間を設定
することを特徴とする請求項14乃至22のいずれか1
つに記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項24】 請求項1乃至23に記載の半導体装置
の製造方法によって形成され、前記トレンチが、前記保
護膜形成工程と前記とレンチ底部再エッチング工程を繰
り返すことによって、あるいは、前記トレンチエッチン
グ工程及び前記ポリマー膜形成工程を複数回繰り返す工
程と前記第2保護膜形成工程を繰り返すことによって生
じる微小な段差形状を有してなり、該トレンチにて梁構
造体が構成されてなることを特徴とする半導体力学量セ
ンサ。
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| JP35339399A JP4221859B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-12-13 | 半導体装置の製造方法 |
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| JP11-34671 | 1999-02-12 | ||
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| JP35339399A Expired - Fee Related JP4221859B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-12-13 | 半導体装置の製造方法 |
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