JP2000304973A - 保持具付き光ファイバの製造方法 - Google Patents
保持具付き光ファイバの製造方法Info
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Landscapes
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の保持具付き光ファイバでは、当該保持
具付き光ファイバ同士または当該保持具付き光ファイバ
と光部品とを低い接続損失の下に光接続すること自体は
できるものの、低い接続損失の下に長期間に亘って光接
続を維持することは困難であった。 【解決手段】 光ファイバの一端を保持するための保持
具と、光ファイバによって光を伝送する単心または多心
の光伝送媒体とを備え、前記の光伝送媒体を構成してい
る光ファイバの一端が接着剤によって前記の保持具に固
定されており、該一端側の光ファイバ端面が研磨されて
いる保持具付き光ファイバを製造するにあたって、前記
光ファイバの一端を未硬化の接着剤によって前記の保持
具に仮固定した後、前記の保持具に仮固定されている前
記光ファイバの一端側の光ファイバ端面を研磨し、その
後、前記未硬化の接着剤を硬化させて前記光ファイバの
一端を前記の保持具に固定することによって、保持具付
き光ファイバを製造する。
具付き光ファイバ同士または当該保持具付き光ファイバ
と光部品とを低い接続損失の下に光接続すること自体は
できるものの、低い接続損失の下に長期間に亘って光接
続を維持することは困難であった。 【解決手段】 光ファイバの一端を保持するための保持
具と、光ファイバによって光を伝送する単心または多心
の光伝送媒体とを備え、前記の光伝送媒体を構成してい
る光ファイバの一端が接着剤によって前記の保持具に固
定されており、該一端側の光ファイバ端面が研磨されて
いる保持具付き光ファイバを製造するにあたって、前記
光ファイバの一端を未硬化の接着剤によって前記の保持
具に仮固定した後、前記の保持具に仮固定されている前
記光ファイバの一端側の光ファイバ端面を研磨し、その
後、前記未硬化の接着剤を硬化させて前記光ファイバの
一端を前記の保持具に固定することによって、保持具付
き光ファイバを製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの一端
を保持するための保持具と、光ファイバによって光を伝
送する単心または多心の光伝送媒体とを備え、前記の光
伝送媒体を構成している光ファイバの一端が接着剤によ
って前記の保持具に固定されている保持具付き光ファイ
バの製造方法に係り、特に、保持具に固定されている側
の光ファイバ端面が研磨されている保持具付き光ファイ
バの製造方法に関する。
を保持するための保持具と、光ファイバによって光を伝
送する単心または多心の光伝送媒体とを備え、前記の光
伝送媒体を構成している光ファイバの一端が接着剤によ
って前記の保持具に固定されている保持具付き光ファイ
バの製造方法に係り、特に、保持具に固定されている側
の光ファイバ端面が研磨されている保持具付き光ファイ
バの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、複数本の光ファイバによって光
を伝送する多心の光伝送媒体同士を光学的に接続(以
下、光学的な接続を「光接続」という。)するにあたっ
ては、光伝送媒体それぞれについて、光接続しようとす
る側における光ファイバ同士の相対的な位置関係が所定
の関係となるように、これらの光ファイバそれぞれの一
端を予め高精度に位置決め・固定しておくことが望まれ
る。同様に、上記多心の光伝送媒体と光導波路(本明細
書でいう「光導波路」は、光ファイバを含まないものと
する。),発光素子,受光素子,回折格子,レンズ等の
光学素子(以下、光ファイバと光接続される光学素子を
「光部品」という。)とを光接続するにあたっても、前
記の光伝送媒体について、光接続しようとする側におけ
る光ファイバ同士の相対的な位置関係が所定の関係とな
るように、これらの光ファイバそれぞれの一端を予め高
精度に位置決め・固定しておくことが望まれる。
を伝送する多心の光伝送媒体同士を光学的に接続(以
下、光学的な接続を「光接続」という。)するにあたっ
ては、光伝送媒体それぞれについて、光接続しようとす
る側における光ファイバ同士の相対的な位置関係が所定
の関係となるように、これらの光ファイバそれぞれの一
端を予め高精度に位置決め・固定しておくことが望まれ
る。同様に、上記多心の光伝送媒体と光導波路(本明細
書でいう「光導波路」は、光ファイバを含まないものと
する。),発光素子,受光素子,回折格子,レンズ等の
光学素子(以下、光ファイバと光接続される光学素子を
「光部品」という。)とを光接続するにあたっても、前
記の光伝送媒体について、光接続しようとする側におけ
る光ファイバ同士の相対的な位置関係が所定の関係とな
るように、これらの光ファイバそれぞれの一端を予め高
精度に位置決め・固定しておくことが望まれる。
【0003】このような事情から、光接続しようとする
側における光ファイバそれぞれの一端を所定の保持具に
固定することで当該光ファイバそれぞれの一端を高精度
に位置決め・固定した多心の光伝送媒体が開発されてい
る。当該多心の光伝送媒体の代表例としては、光ファイ
バアレイが挙げられる。また、上記の保持具は、光接続
を行う際のガイドあるいはコネクタとしても利用するこ
とが可能であることから、光ファイバによって光を伝送
する単心の光伝送媒体についても、光接続しようとする
側における光ファイバの一端を所定の保持具に固定した
ものが開発されている。
側における光ファイバそれぞれの一端を所定の保持具に
固定することで当該光ファイバそれぞれの一端を高精度
に位置決め・固定した多心の光伝送媒体が開発されてい
る。当該多心の光伝送媒体の代表例としては、光ファイ
バアレイが挙げられる。また、上記の保持具は、光接続
を行う際のガイドあるいはコネクタとしても利用するこ
とが可能であることから、光ファイバによって光を伝送
する単心の光伝送媒体についても、光接続しようとする
側における光ファイバの一端を所定の保持具に固定した
ものが開発されている。
【0004】上記の保持具は、シリコン,ガラス,セラ
ミックス等の無機材料や、種々の合成樹脂、あるいは、
樹脂と無機材料との複合材料等によって製造されてお
り、当該保持具は、光ファイバの一端を位置決めするた
めの光ファイバ位置決め部を有している。前記の光ファ
イバ位置決め部としては、所定の形状および大きさを有
する貫通孔,溝等が利用されており、溝を利用した光フ
ァイバ位置決め部を有するタイプの保持具は、一般に、
前記の光ファイバ位置決め部が形成されている光ファイ
バ固定用部材と、前記の光ファイバ位置決め部によって
一端が位置決めされた光ファイバを前記の光ファイバ固
定用部材と協働して挟持するための押さえ部材とを備え
ている。
ミックス等の無機材料や、種々の合成樹脂、あるいは、
樹脂と無機材料との複合材料等によって製造されてお
り、当該保持具は、光ファイバの一端を位置決めするた
めの光ファイバ位置決め部を有している。前記の光ファ
イバ位置決め部としては、所定の形状および大きさを有
する貫通孔,溝等が利用されており、溝を利用した光フ
ァイバ位置決め部を有するタイプの保持具は、一般に、
前記の光ファイバ位置決め部が形成されている光ファイ
バ固定用部材と、前記の光ファイバ位置決め部によって
一端が位置決めされた光ファイバを前記の光ファイバ固
定用部材と協働して挟持するための押さえ部材とを備え
ている。
【0005】ある種の保持具では、当該保持具によって
光ファイバの一端を位置決め・固定するにあたって専用
の締結ジグを使用するが、多くの保持具では、当該保持
具と光ファイバの一端とを接着剤によって互いに固着さ
せることで、前記光ファイバの一端を位置決め・固定す
る。なお、本明細書においては、(1) 複数本の光ファイ
バによって光を伝送する多心の光伝送媒体であって、光
接続しようとする側における光ファイバそれぞれの一端
が接着剤によって上記の保持具に位置決め・固定されて
いる光伝送媒体、および、(2) 光ファイバによって光を
伝送する単心の光伝送媒体であって、光接続しようとす
る側における光ファイバの一端が接着剤によって上記の
保持具に固定されている光伝送媒体、を「保持具付き光
ファイバ」と総称するものとする。
光ファイバの一端を位置決め・固定するにあたって専用
の締結ジグを使用するが、多くの保持具では、当該保持
具と光ファイバの一端とを接着剤によって互いに固着さ
せることで、前記光ファイバの一端を位置決め・固定す
る。なお、本明細書においては、(1) 複数本の光ファイ
バによって光を伝送する多心の光伝送媒体であって、光
接続しようとする側における光ファイバそれぞれの一端
が接着剤によって上記の保持具に位置決め・固定されて
いる光伝送媒体、および、(2) 光ファイバによって光を
伝送する単心の光伝送媒体であって、光接続しようとす
る側における光ファイバの一端が接着剤によって上記の
保持具に固定されている光伝送媒体、を「保持具付き光
ファイバ」と総称するものとする。
【0006】ところで、光接続しようとする光ファイバ
における光接続側の端面に傷や荒れがあると光の散乱が
生じて接続損失が増大する。このため、保持具付き光フ
ァイバを作製するにあたっては、通常、光ファイバにお
ける光接続側の端面を研磨仕上げするための研磨処理が
施される。光ファイバにおける光接続側の端面が保持具
における光接続側の端面から所定長突出している保持具
付き光ファイバを得ようとする場合、上記の研磨処理
は、光ファイバにおける光接続側の端面についてのみ施
される(以下、この研磨処理を「研磨処理A」とい
う。)。しかしながら、多くの保持具付き光ファイバで
は光ファイバにおける光接続側の端面と保持具における
光接続側の端面とを実質的に同じ平面上に形成するの
で、一般的には、上記の研磨処理の際に保持具における
光接続側の端面も研磨される(以下、この研磨処理を
「研磨処理B」という。)。
における光接続側の端面に傷や荒れがあると光の散乱が
生じて接続損失が増大する。このため、保持具付き光フ
ァイバを作製するにあたっては、通常、光ファイバにお
ける光接続側の端面を研磨仕上げするための研磨処理が
施される。光ファイバにおける光接続側の端面が保持具
における光接続側の端面から所定長突出している保持具
付き光ファイバを得ようとする場合、上記の研磨処理
は、光ファイバにおける光接続側の端面についてのみ施
される(以下、この研磨処理を「研磨処理A」とい
う。)。しかしながら、多くの保持具付き光ファイバで
は光ファイバにおける光接続側の端面と保持具における
光接続側の端面とを実質的に同じ平面上に形成するの
で、一般的には、上記の研磨処理の際に保持具における
光接続側の端面も研磨される(以下、この研磨処理を
「研磨処理B」という。)。
【0007】従来の保持具付き光ファイバにおいては、
上記の研磨処理Aおよび研磨処理Bのいずれも、光ファ
イバの一端を接着剤によって保持具に完全に固定した
後、すなわち、前記の接着剤が完全もしくは実質的に完
全に硬化した後に行われていた。
上記の研磨処理Aおよび研磨処理Bのいずれも、光ファ
イバの一端を接着剤によって保持具に完全に固定した
後、すなわち、前記の接着剤が完全もしくは実質的に完
全に硬化した後に行われていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した研磨処理Aま
たは研磨処理Bが施された従来の保持具付き光ファイバ
では、当該保持具付き光ファイバ同士または当該保持具
付き光ファイバと光部品とを低い接続損失の下に光接続
すること自体はできるものの、低い接続損失の下に長期
間に亘って光接続を維持することは困難であった。すな
わち、長期使用時の信頼性が比較的低かった。
たは研磨処理Bが施された従来の保持具付き光ファイバ
では、当該保持具付き光ファイバ同士または当該保持具
付き光ファイバと光部品とを低い接続損失の下に光接続
すること自体はできるものの、低い接続損失の下に長期
間に亘って光接続を維持することは困難であった。すな
わち、長期使用時の信頼性が比較的低かった。
【0009】本発明の目的は、長期使用時の信頼性が高
い保持具付き光ファイバを得ることが可能な保持具付き
光ファイバの製造方法を提供することにある。
い保持具付き光ファイバを得ることが可能な保持具付き
光ファイバの製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本件発明者らは、前述し
た研磨処理Aまたは研磨処理Bが施された従来の保持具
付き光ファイバにおいてその長期使用時の信頼性が比較
的低い原因について鋭意研究した結果、以下の結論に達
した。
た研磨処理Aまたは研磨処理Bが施された従来の保持具
付き光ファイバにおいてその長期使用時の信頼性が比較
的低い原因について鋭意研究した結果、以下の結論に達
した。
【0011】すなわち、従来の保持具付き光ファイバに
おいては、前述した研磨処理Aおよび研磨処理Bのいず
れもが、光ファイバの一端を接着剤によって保持具に完
全に固定した後に行われていたため、研磨処理Aまたは
研磨処理Bの際に光ファイバにかかる物理的な力によっ
て、被接着部材(保持具または光ファイバ)から接着剤
層が剥離したり、接着剤層に残留歪みが生じたりしてい
た。前記の剥離が生じた場合、当該剥離は経時的に進行
する。また、前記の残留歪みが大きかった場合には、や
がて、当該残留歪みによって被接着部材(保持具および
光ファイバ)からの接着剤層の剥離が新たに生じる。そ
して、前記の剥離が経時的に進行する結果として、ある
いは、前記の残留歪みによって新たな剥離が生じる結果
として、従来の保持具付き光ファイバ同士または従来の
保持具付き光ファイバと光部品とを低い接続損失の下に
光接続したとしても、互いに光接続している光ファイバ
同士の界面または互いに光接続している光ファイバと光
部品との界面(以下、これらの界面を「光接続部」とい
う。)において光ファイバの軸ズレや角度ズレが経時的
に惹起されて、接続損失が増大する。
おいては、前述した研磨処理Aおよび研磨処理Bのいず
れもが、光ファイバの一端を接着剤によって保持具に完
全に固定した後に行われていたため、研磨処理Aまたは
研磨処理Bの際に光ファイバにかかる物理的な力によっ
て、被接着部材(保持具または光ファイバ)から接着剤
層が剥離したり、接着剤層に残留歪みが生じたりしてい
た。前記の剥離が生じた場合、当該剥離は経時的に進行
する。また、前記の残留歪みが大きかった場合には、や
がて、当該残留歪みによって被接着部材(保持具および
光ファイバ)からの接着剤層の剥離が新たに生じる。そ
して、前記の剥離が経時的に進行する結果として、ある
いは、前記の残留歪みによって新たな剥離が生じる結果
として、従来の保持具付き光ファイバ同士または従来の
保持具付き光ファイバと光部品とを低い接続損失の下に
光接続したとしても、互いに光接続している光ファイバ
同士の界面または互いに光接続している光ファイバと光
部品との界面(以下、これらの界面を「光接続部」とい
う。)において光ファイバの軸ズレや角度ズレが経時的
に惹起されて、接続損失が増大する。
【0012】本発明は上記の知見に基づいてなされたも
のであり、前述した目的を達成する本発明の保持具付き
光ファイバの製造方法は、光ファイバの一端を保持する
ための保持具と、光ファイバによって光を伝送する単心
または多心の光伝送媒体とを備え、前記の光伝送媒体を
構成している光ファイバの一端が接着剤によって前記の
保持具に固定されており、該一端側の光ファイバ端面が
研磨されている保持具付き光ファイバを製造する方法で
あり、前記光ファイバの一端を未硬化の接着剤によって
前記の保持具に仮固定する仮固定工程と、前記の保持具
に仮固定されている前記光ファイバの一端側の光ファイ
バ端面を研磨する研磨工程と、前記未硬化の接着剤を硬
化させて、前記光ファイバの一端を前記の保持具に固定
する本固定工程と、含むことを特徴とするものである。
のであり、前述した目的を達成する本発明の保持具付き
光ファイバの製造方法は、光ファイバの一端を保持する
ための保持具と、光ファイバによって光を伝送する単心
または多心の光伝送媒体とを備え、前記の光伝送媒体を
構成している光ファイバの一端が接着剤によって前記の
保持具に固定されており、該一端側の光ファイバ端面が
研磨されている保持具付き光ファイバを製造する方法で
あり、前記光ファイバの一端を未硬化の接着剤によって
前記の保持具に仮固定する仮固定工程と、前記の保持具
に仮固定されている前記光ファイバの一端側の光ファイ
バ端面を研磨する研磨工程と、前記未硬化の接着剤を硬
化させて、前記光ファイバの一端を前記の保持具に固定
する本固定工程と、含むことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。上述した仮固定工程,研磨工程およ
び本固定工程を含んでいる本発明の保持具付き光ファイ
バの製造方法(以下、単に「本発明の方法」という。)
は、目的とする保持具付き光ファイバにおける光伝送媒
体の構造,当該光伝送媒体を構成している光ファイバの
種類および材質、ならびに、目的とする保持具付き光フ
ァイバにおける保持具の構造および材質に拘わらず、種
々の保持具付き光ファイバを製造する際に適用すること
が可能な方法である。
て詳細に説明する。上述した仮固定工程,研磨工程およ
び本固定工程を含んでいる本発明の保持具付き光ファイ
バの製造方法(以下、単に「本発明の方法」という。)
は、目的とする保持具付き光ファイバにおける光伝送媒
体の構造,当該光伝送媒体を構成している光ファイバの
種類および材質、ならびに、目的とする保持具付き光フ
ァイバにおける保持具の構造および材質に拘わらず、種
々の保持具付き光ファイバを製造する際に適用すること
が可能な方法である。
【0014】上記の仮固定工程は、当該仮固定工程の後
に行われる研磨工程において光ファイバと保持具との相
対的な位置関係が所望の関係からズレないように、光フ
ァイバの一端を接着剤によって前記の保持具に固定する
ための工程である。勿論、当該仮固定工程において前記
の接着剤を完全もしくは実質的に完全に硬化させてしま
ったのでは、従来と同様に長期使用時の信頼性が高い保
持具付き光ファイバを得ることが困難になるので、当該
仮固定工程においては、前記の接着剤をあくまでも未硬
化の状態にしておく。
に行われる研磨工程において光ファイバと保持具との相
対的な位置関係が所望の関係からズレないように、光フ
ァイバの一端を接着剤によって前記の保持具に固定する
ための工程である。勿論、当該仮固定工程において前記
の接着剤を完全もしくは実質的に完全に硬化させてしま
ったのでは、従来と同様に長期使用時の信頼性が高い保
持具付き光ファイバを得ることが困難になるので、当該
仮固定工程においては、前記の接着剤をあくまでも未硬
化の状態にしておく。
【0015】仮固定工程において接着剤をどの程度硬化
させるかは、使用する接着剤の種類および接着強度、被
接着部材(保持具および光ファイバ)の材質、ならび
に、研磨工程で光ファイバおよび保持具にどの程度の力
が加えられるかにかかっている。そして、研磨工程で光
ファイバおよび保持具に加えられる力の大きさは、研磨
しようとする光ファイバの材質や研磨手段等に応じて異
なる。また、研磨工程で施される研磨が前述した研磨処
理Bである場合には、研磨しようとする光ファイバの材
質および研磨方法以外に、保持具の材質によっても、当
該研磨工程で光ファイバおよび保持具に加えられる力の
大きさが異なってくる。
させるかは、使用する接着剤の種類および接着強度、被
接着部材(保持具および光ファイバ)の材質、ならび
に、研磨工程で光ファイバおよび保持具にどの程度の力
が加えられるかにかかっている。そして、研磨工程で光
ファイバおよび保持具に加えられる力の大きさは、研磨
しようとする光ファイバの材質や研磨手段等に応じて異
なる。また、研磨工程で施される研磨が前述した研磨処
理Bである場合には、研磨しようとする光ファイバの材
質および研磨方法以外に、保持具の材質によっても、当
該研磨工程で光ファイバおよび保持具に加えられる力の
大きさが異なってくる。
【0016】したがって、仮固定工程において接着剤を
どの程度硬化させるかは、使用する接着剤の種類および
接着強度、製造しようとする保持具付き光ファイバにお
ける光ファイバおよび保持具それぞれの材質,研磨工程
で適用しようとする研磨手段,研磨工程で施される研磨
の種類(前述した研磨処理Aおよび研磨処理Bのいずれ
であるか)等に応じて、予め適宜選定される。ただし、
仮固定工程においては、接着剤をあくまでも未硬化の状
態、すなわち、当該接着剤が未だ柔軟性もしくは塑性変
形性を示す状態にしておく。
どの程度硬化させるかは、使用する接着剤の種類および
接着強度、製造しようとする保持具付き光ファイバにお
ける光ファイバおよび保持具それぞれの材質,研磨工程
で適用しようとする研磨手段,研磨工程で施される研磨
の種類(前述した研磨処理Aおよび研磨処理Bのいずれ
であるか)等に応じて、予め適宜選定される。ただし、
仮固定工程においては、接着剤をあくまでも未硬化の状
態、すなわち、当該接着剤が未だ柔軟性もしくは塑性変
形性を示す状態にしておく。
【0017】本発明で使用する接着剤としては、光硬化
性接着剤(紫外線硬化性接着剤を含む。)や熱硬化性接
着剤のように、光の照射もしくは加熱によって硬化する
タイプの接着剤が好ましく、特に、光の照射および加熱
のいずれによっても硬化するタイプの接着剤が好まし
い。
性接着剤(紫外線硬化性接着剤を含む。)や熱硬化性接
着剤のように、光の照射もしくは加熱によって硬化する
タイプの接着剤が好ましく、特に、光の照射および加熱
のいずれによっても硬化するタイプの接着剤が好まし
い。
【0018】上記の接着剤としてエポキシ系やアクリレ
ート系に代表される光硬化性接着剤を用いる場合、当該
接着剤の硬化状態(重合度)は、所定波長の光の照射強
度および照射時間等を選択することにより調整できるの
で、仮固定工程に先だって、予め所望の硬化状態が得ら
れる硬化条件を抽出しておくことが好ましい。同様に、
上記の接着剤としてエポキシ系やアクリレート系に代表
される熱硬化性接着剤を用いる場合も、当該接着剤の硬
化状態(重合度)は、加熱温度および加熱時間等を選択
することにより調整できるので、仮固定工程に先だっ
て、予め所望の硬化状態が得られる硬化条件を抽出して
おくことが好ましい。
ート系に代表される光硬化性接着剤を用いる場合、当該
接着剤の硬化状態(重合度)は、所定波長の光の照射強
度および照射時間等を選択することにより調整できるの
で、仮固定工程に先だって、予め所望の硬化状態が得ら
れる硬化条件を抽出しておくことが好ましい。同様に、
上記の接着剤としてエポキシ系やアクリレート系に代表
される熱硬化性接着剤を用いる場合も、当該接着剤の硬
化状態(重合度)は、加熱温度および加熱時間等を選択
することにより調整できるので、仮固定工程に先だっ
て、予め所望の硬化状態が得られる硬化条件を抽出して
おくことが好ましい。
【0019】なお、保持具と当該保持具に仮固定しよう
とする光ファイバとの相対的な位置関係が仮固定工程の
最中に所望の関係からズレることを防止するうえから、
接着剤が所望の硬化状態になるまでは、保持具と当該保
持具に仮固定しようとする光ファイバとをジグによって
締結させておくことが好ましい。
とする光ファイバとの相対的な位置関係が仮固定工程の
最中に所望の関係からズレることを防止するうえから、
接着剤が所望の硬化状態になるまでは、保持具と当該保
持具に仮固定しようとする光ファイバとをジグによって
締結させておくことが好ましい。
【0020】仮固定工程の後に行われる研磨工程は、前
述したように、保持具に仮固定されている側の光ファイ
バ端面を研磨する工程であり、当該研磨工程は、前述し
た研磨処理Aまたは研磨処理Bを施す工程である。研磨
工程での研磨は、従来と同様に、研磨しようとする光フ
ァイバの材質に応じて、また、前記の研磨処理Bを施す
場合には研磨しようとする光ファイバおよび保持具の材
質に応じて、粒度が10μm以下の砥粒,ガラス研磨機
等を用いて行うことができる。
述したように、保持具に仮固定されている側の光ファイ
バ端面を研磨する工程であり、当該研磨工程は、前述し
た研磨処理Aまたは研磨処理Bを施す工程である。研磨
工程での研磨は、従来と同様に、研磨しようとする光フ
ァイバの材質に応じて、また、前記の研磨処理Bを施す
場合には研磨しようとする光ファイバおよび保持具の材
質に応じて、粒度が10μm以下の砥粒,ガラス研磨機
等を用いて行うことができる。
【0021】ただし、研磨工程においても前述した接着
剤は未硬化の状態にある。したがって、当該研磨工程で
光ファイバと保持具との相対的な位置関係にズレが生じ
るのを抑制するうえからは、研磨時に光ファイバおよび
保持具に加えられる力ができるだけ小さくなるように研
磨手段および研磨条件を選択することが好ましい。
剤は未硬化の状態にある。したがって、当該研磨工程で
光ファイバと保持具との相対的な位置関係にズレが生じ
るのを抑制するうえからは、研磨時に光ファイバおよび
保持具に加えられる力ができるだけ小さくなるように研
磨手段および研磨条件を選択することが好ましい。
【0022】研磨工程後に行われる本固定工程は、研磨
工程を終えた段階では未だ保持具に仮固定された状態に
ある光ファイバの一端を、前述した未硬化の接着剤を硬
化させることによって、前記の保持具に固定する工程で
ある。
工程を終えた段階では未だ保持具に仮固定された状態に
ある光ファイバの一端を、前述した未硬化の接着剤を硬
化させることによって、前記の保持具に固定する工程で
ある。
【0023】したがって、当該本固定工程においては、
前記の接着剤が完全もしくは実質的に完全に硬化するに
十分な硬化処理を行う。光硬化性接着剤または熱硬化性
接着剤を用いたときに当該接着剤の硬化が不十分で未重
合の接着剤が残っていると、未重合の接着剤が徐々に重
合することによって被接着部材(保持具および光ファイ
バ)から接着剤層が剥離しやすくなる。また、前記の剥
離が一旦生じると、当該剥離が成長しやすくなる。その
結果として、保持具付き光ファイバ同士または当該保持
具付き光ファイバと光部品とを低い接続損失の下に光接
続したとしても、光接続部において光ファイバの軸ズレ
や角度ズレが経時的に惹起されて接続損失が増大する、
という事態に陥りやすくなる。
前記の接着剤が完全もしくは実質的に完全に硬化するに
十分な硬化処理を行う。光硬化性接着剤または熱硬化性
接着剤を用いたときに当該接着剤の硬化が不十分で未重
合の接着剤が残っていると、未重合の接着剤が徐々に重
合することによって被接着部材(保持具および光ファイ
バ)から接着剤層が剥離しやすくなる。また、前記の剥
離が一旦生じると、当該剥離が成長しやすくなる。その
結果として、保持具付き光ファイバ同士または当該保持
具付き光ファイバと光部品とを低い接続損失の下に光接
続したとしても、光接続部において光ファイバの軸ズレ
や角度ズレが経時的に惹起されて接続損失が増大する、
という事態に陥りやすくなる。
【0024】どの程度の硬化処理を施せば接着剤が完全
もしくは実質的に完全に硬化するかは、使用した接着剤
の種類および仮固定工程での接着剤の硬化状態に応じて
異なる。当該硬化処理に必要な処理条件については、実
験あるいは試験等によって予め求めておくことが好まし
い。
もしくは実質的に完全に硬化するかは、使用した接着剤
の種類および仮固定工程での接着剤の硬化状態に応じて
異なる。当該硬化処理に必要な処理条件については、実
験あるいは試験等によって予め求めておくことが好まし
い。
【0025】以上説明した仮固定工程,研磨工程および
本固定工程を順次行う本発明の方法では、研磨工程の際
には前述した接着剤が未硬化の状態にあり、当該未硬化
の接着剤は本固定工程において初めて完全もしくは実質
的に完全に硬化される。そのため、本発明によれば、被
接着部材(保持具および光ファイバ)からの接着剤層の
剥離が製造直後においては実質的にない保持具付き光フ
ァイバを容易に得ることができる。また、接着剤層にお
ける残留歪みが小さい保持具付き光ファイバを容易に得
ることができる。
本固定工程を順次行う本発明の方法では、研磨工程の際
には前述した接着剤が未硬化の状態にあり、当該未硬化
の接着剤は本固定工程において初めて完全もしくは実質
的に完全に硬化される。そのため、本発明によれば、被
接着部材(保持具および光ファイバ)からの接着剤層の
剥離が製造直後においては実質的にない保持具付き光フ
ァイバを容易に得ることができる。また、接着剤層にお
ける残留歪みが小さい保持具付き光ファイバを容易に得
ることができる。
【0026】これらの結果として、上記の保持具付き光
ファイバ同士または上記の保持具付き光ファイバと光部
品とを光接続した後においては、(1) 製造過程で生じた
被接着部材(保持具または光ファイバ)からの接着剤層
の剥離が経時的に進行するということが保持具付き光フ
ァイバにおいて実質的に生じず、かつ、(2) 製造過程で
接着剤層に生じた残留歪によって被接着部材(保持具ま
たは光ファイバ)からの接着剤層の剥離が経時的に生じ
るということが保持具付き光ファイバにおいて起きにく
い、ので、前記剥離の進行や前記剥離の発生によって光
ファイバの軸ズレや角度ズレが光接続部において経時的
に惹起されて接続損失が増大するということも起こりに
くい。すなわち、本発明の方法によれば、長期使用時の
信頼性が高い保持具付き光ファイバを得ることができ
る。
ファイバ同士または上記の保持具付き光ファイバと光部
品とを光接続した後においては、(1) 製造過程で生じた
被接着部材(保持具または光ファイバ)からの接着剤層
の剥離が経時的に進行するということが保持具付き光フ
ァイバにおいて実質的に生じず、かつ、(2) 製造過程で
接着剤層に生じた残留歪によって被接着部材(保持具ま
たは光ファイバ)からの接着剤層の剥離が経時的に生じ
るということが保持具付き光ファイバにおいて起きにく
い、ので、前記剥離の進行や前記剥離の発生によって光
ファイバの軸ズレや角度ズレが光接続部において経時的
に惹起されて接続損失が増大するということも起こりに
くい。すなわち、本発明の方法によれば、長期使用時の
信頼性が高い保持具付き光ファイバを得ることができ
る。
【0027】さらに、前述した接着剤として光の照射お
よび加熱のいずれによっても硬化するタイプの接着剤を
用いた場合には、光ファイバと保持具との相対的な位置
関係を所望の関係に保ったまま行うことが必要な仮固定
工程での接着剤の硬化を、比較的短時間での硬化が可能
な光照射によって個々の保持具および当該保持具に固定
しようとする光ファイバごとに行い、本固定工程での接
着剤の硬化は、研磨工程まで終えた複数の保持具付き光
ファイバについて例えば加熱により一度に行うことが可
能になるので、高い生産性の下に保持具付き光ファイバ
を製造することが可能になる。
よび加熱のいずれによっても硬化するタイプの接着剤を
用いた場合には、光ファイバと保持具との相対的な位置
関係を所望の関係に保ったまま行うことが必要な仮固定
工程での接着剤の硬化を、比較的短時間での硬化が可能
な光照射によって個々の保持具および当該保持具に固定
しようとする光ファイバごとに行い、本固定工程での接
着剤の硬化は、研磨工程まで終えた複数の保持具付き光
ファイバについて例えば加熱により一度に行うことが可
能になるので、高い生産性の下に保持具付き光ファイバ
を製造することが可能になる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。 実施例1 まず、多心の光伝送媒体の1つである8心のテープファ
イバを用意し、当該テープファイバの長さ方向における
一端側の一次被覆および二次被覆をそれぞれ所定の範囲
に亘って除去することにより、8本の光ファイバそれぞ
れの一端を所定の長さに亘って裸出させた。本実施例に
おいては、8本の光ファイバにおける当該裸出させた側
の端面が、これらの光ファイバにおける光接続側の端面
(以下、この端面を「光接続側端面」という。)に相当
する。
説明する。 実施例1 まず、多心の光伝送媒体の1つである8心のテープファ
イバを用意し、当該テープファイバの長さ方向における
一端側の一次被覆および二次被覆をそれぞれ所定の範囲
に亘って除去することにより、8本の光ファイバそれぞ
れの一端を所定の長さに亘って裸出させた。本実施例に
おいては、8本の光ファイバにおける当該裸出させた側
の端面が、これらの光ファイバにおける光接続側の端面
(以下、この端面を「光接続側端面」という。)に相当
する。
【0029】また、ガラス製の光ファイバ固定用部材と
ガラス製の押さえ部材とからなる保持具を用意した。上
記の光ファイバ固定用部材は、上面に光ファイバ位置決
め部が形成されている光ファイバ固定部と、当該光ファ
イバ固定部に連接された台座部とを有している。前記の
光ファイバ位置決め部は互いに平行な8本の溝からな
り、個々の溝の幅方向の断面形状はV字状を呈する(以
下、これらの溝をそれぞれ「V溝」という。)。また、
前記の台座部は、光ファイバを裸出させた側のテープフ
ァイバ端部を被覆部ごと保持する領域であり、当該台座
部の上面は前記の光ファイバ位置決め部より一段低い位
置に形成されている。一方、上記の押さえ部材は平板か
らなり、当該押さえ部材の平面視上の形状(押さえ部材
をその厚さ方向を望むようにしてみたときの形状)は、
光ファイバ固定用部材における光ファイバ固定部の平面
視上の形状(光ファイバ位置決め部を見下ろすようにし
て光ファイバ固定部をみたときの形状)とほぼ同じであ
る。また、当該押さえ部材の正面視上の幅(保持具に組
み立てたときにおける光接続側端面からみたときの幅)
は、光ファイバ固定部の正面視上の幅(保持具に組み立
てたときにおける光接続側端面からみたときの幅)より
若干狭い。
ガラス製の押さえ部材とからなる保持具を用意した。上
記の光ファイバ固定用部材は、上面に光ファイバ位置決
め部が形成されている光ファイバ固定部と、当該光ファ
イバ固定部に連接された台座部とを有している。前記の
光ファイバ位置決め部は互いに平行な8本の溝からな
り、個々の溝の幅方向の断面形状はV字状を呈する(以
下、これらの溝をそれぞれ「V溝」という。)。また、
前記の台座部は、光ファイバを裸出させた側のテープフ
ァイバ端部を被覆部ごと保持する領域であり、当該台座
部の上面は前記の光ファイバ位置決め部より一段低い位
置に形成されている。一方、上記の押さえ部材は平板か
らなり、当該押さえ部材の平面視上の形状(押さえ部材
をその厚さ方向を望むようにしてみたときの形状)は、
光ファイバ固定用部材における光ファイバ固定部の平面
視上の形状(光ファイバ位置決め部を見下ろすようにし
て光ファイバ固定部をみたときの形状)とほぼ同じであ
る。また、当該押さえ部材の正面視上の幅(保持具に組
み立てたときにおける光接続側端面からみたときの幅)
は、光ファイバ固定部の正面視上の幅(保持具に組み立
てたときにおける光接続側端面からみたときの幅)より
若干狭い。
【0030】次に、下記の要領で仮固定工程,研磨工程
および本固定工程を順次行って、保持具付き光ファイバ
を製造した。 (1)仮固定工程 図1(a)および図1(b)に示すように、上記の光フ
ァイバ固定用部材1における光ファイバ固定部1aの上
面(各V溝1cの表面を含む。)および台座部1bの上
面にそれぞれ市販のエポキシ系接着剤2を塗布した後、
テープファイバ3から裸出させた8本の光ファイバ3a
それぞれの一端を8本のV溝1cのそれぞれに係合さ
せ、その上に押さえ部材4を載せて、当該押さえ部材4
と光ファイバ固定用部材1とをジグ(図示せず。)によ
って締結させた。また、台座部1bの上面にはテープフ
ァイバ3の端部(光ファイバ3aを裸出させた側の端
部)を載せた。この状態で接着剤2に所定波長の紫外線
を照射して、当該接着剤2を所望の硬化状態にまで硬化
させた。これにより、光ファイバ固定用部材1と押さえ
部材4とからなる保持具5に8本の光ファイバ3aのそ
れぞれが仮固定された。なお、上記の接着剤2は、所定
波長の紫外線の照射によって硬化する他、加熱によって
も硬化するタイプの接着剤である。当該接着剤2につい
ては、使用に先立って、硬化条件と硬化状態との関係を
予め実験によって確認しておいた。
および本固定工程を順次行って、保持具付き光ファイバ
を製造した。 (1)仮固定工程 図1(a)および図1(b)に示すように、上記の光フ
ァイバ固定用部材1における光ファイバ固定部1aの上
面(各V溝1cの表面を含む。)および台座部1bの上
面にそれぞれ市販のエポキシ系接着剤2を塗布した後、
テープファイバ3から裸出させた8本の光ファイバ3a
それぞれの一端を8本のV溝1cのそれぞれに係合さ
せ、その上に押さえ部材4を載せて、当該押さえ部材4
と光ファイバ固定用部材1とをジグ(図示せず。)によ
って締結させた。また、台座部1bの上面にはテープフ
ァイバ3の端部(光ファイバ3aを裸出させた側の端
部)を載せた。この状態で接着剤2に所定波長の紫外線
を照射して、当該接着剤2を所望の硬化状態にまで硬化
させた。これにより、光ファイバ固定用部材1と押さえ
部材4とからなる保持具5に8本の光ファイバ3aのそ
れぞれが仮固定された。なお、上記の接着剤2は、所定
波長の紫外線の照射によって硬化する他、加熱によって
も硬化するタイプの接着剤である。当該接着剤2につい
ては、使用に先立って、硬化条件と硬化状態との関係を
予め実験によって確認しておいた。
【0031】(2)研磨工程 仮固定工程で使用したジグを取り外した後、各光ファイ
バ3aにおける光接続側端面F1 (図1(a)および図
1(b)参照)および保持具5における光接続側端面
(前記の端面F1 側の端面)F2 (図1(a)および図
1(b)参照)を、ガラス研磨機によって研磨した。こ
の研磨は、当該研磨によって光ファイバおよび保持具そ
れぞれに新たに形成される光接続側端面が実質的に同じ
平面上に位置することになるように、かつ、当該新たに
形成される光接続側端面のそれぞれが光ファイバ3aの
光軸に垂直な平面であって光ファイバ固定部1aの下面
における光接続側(前記の光接続側端面F2 側)の端を
通る平面に対して8°後方に傾くように、行った。
バ3aにおける光接続側端面F1 (図1(a)および図
1(b)参照)および保持具5における光接続側端面
(前記の端面F1 側の端面)F2 (図1(a)および図
1(b)参照)を、ガラス研磨機によって研磨した。こ
の研磨は、当該研磨によって光ファイバおよび保持具そ
れぞれに新たに形成される光接続側端面が実質的に同じ
平面上に位置することになるように、かつ、当該新たに
形成される光接続側端面のそれぞれが光ファイバ3aの
光軸に垂直な平面であって光ファイバ固定部1aの下面
における光接続側(前記の光接続側端面F2 側)の端を
通る平面に対して8°後方に傾くように、行った。
【0032】(3)本固定工程 上記の研磨処理が施された保持具5および当該保持具5
に仮固定されている各光ファイバ3aを熱処理炉に挿入
し、所定温度で所定時間熱処理して、前記の接着剤2を
実質的に完全に硬化させた。当該本固定工程まで行うこ
とにより、目的とする保持具付き光ファイバが得られ
た。このようにして得られた保持具付き光ファイバの概
略を図2に示す。
に仮固定されている各光ファイバ3aを熱処理炉に挿入
し、所定温度で所定時間熱処理して、前記の接着剤2を
実質的に完全に硬化させた。当該本固定工程まで行うこ
とにより、目的とする保持具付き光ファイバが得られ
た。このようにして得られた保持具付き光ファイバの概
略を図2に示す。
【0033】図2における符号10は上記の保持具付き
光ファイバを、符号2aは実質的に完全に硬化した接着
剤を、符号F10は上記の研磨工程によって光ファイバ3
aに新たに形成された光接続側端面を、符号F11は上記
の研磨工程によって保持具5に新たに形成された光接続
側端面をそれぞれ示している。当該保持具付き光ファイ
バ10を構成している部材(接着剤2aを除く。)につ
いては、研磨工程によって形状が変化したか否かに拘わ
らず、図1に付した符号と同じ符号を付してある。上記
の保持具付き光ファイバ10における光接続側端面
F10,F11は、光ファイバ3aの光軸に垂直な平面であ
って光ファイバ固定部1aの下面における光接続側の端
を通る平面Sに対して8°後方に傾いている。
光ファイバを、符号2aは実質的に完全に硬化した接着
剤を、符号F10は上記の研磨工程によって光ファイバ3
aに新たに形成された光接続側端面を、符号F11は上記
の研磨工程によって保持具5に新たに形成された光接続
側端面をそれぞれ示している。当該保持具付き光ファイ
バ10を構成している部材(接着剤2aを除く。)につ
いては、研磨工程によって形状が変化したか否かに拘わ
らず、図1に付した符号と同じ符号を付してある。上記
の保持具付き光ファイバ10における光接続側端面
F10,F11は、光ファイバ3aの光軸に垂直な平面であ
って光ファイバ固定部1aの下面における光接続側の端
を通る平面Sに対して8°後方に傾いている。
【0034】本実施例で製造した保持具付き光ファイバ
10において保持具5と光ファイバ3aとを互いに固着
させている接着剤2a層を光学顕微鏡により50〜50
0倍の倍率で観察し、前記の接着剤2a層における剥離
面積を求めたところ、当該剥離面積は0%であった。な
お、上記の「剥離面積」とは、保持具5と当該保持具5
に固定されている光ファイバ3aとを平面視したとき、
すなわち、光ファイバ固定用部材1aに形成されている
光ファイバ位置決め部(8本のV溝1c)をその真上か
ら見下ろすようにして保持具5と当該保持具5に固定さ
れている光ファイバ3aとをみたときの接着剤2a層の
面積を分母とし、前記平面視したときの接着剤2a層に
おいて剥離を起こしている部分の面積を分子として求め
た、剥離を起こしている接着剤2a層の面積の百分率を
意味する。
10において保持具5と光ファイバ3aとを互いに固着
させている接着剤2a層を光学顕微鏡により50〜50
0倍の倍率で観察し、前記の接着剤2a層における剥離
面積を求めたところ、当該剥離面積は0%であった。な
お、上記の「剥離面積」とは、保持具5と当該保持具5
に固定されている光ファイバ3aとを平面視したとき、
すなわち、光ファイバ固定用部材1aに形成されている
光ファイバ位置決め部(8本のV溝1c)をその真上か
ら見下ろすようにして保持具5と当該保持具5に固定さ
れている光ファイバ3aとをみたときの接着剤2a層の
面積を分母とし、前記平面視したときの接着剤2a層に
おいて剥離を起こしている部分の面積を分子として求め
た、剥離を起こしている接着剤2a層の面積の百分率を
意味する。
【0035】比較例I 仮固定工程の段階で接着剤を実質的に完全に硬化させ、
その後に研磨工程を行い、当該研磨工程の後には何の工
程も行わなかった以外は実施例1と同条件の下に保持具
付き光ファイバを製造した。このとき、接着剤の使用量
は、実施例1と同量にした。当該保持具付き光ファイバ
について実施例1と同様にして接着剤層における剥離面
積を求めたところ、25%であった。
その後に研磨工程を行い、当該研磨工程の後には何の工
程も行わなかった以外は実施例1と同条件の下に保持具
付き光ファイバを製造した。このとき、接着剤の使用量
は、実施例1と同量にした。当該保持具付き光ファイバ
について実施例1と同様にして接着剤層における剥離面
積を求めたところ、25%であった。
【0036】・環境試験I 実施例1および比較例1で製造した各保持具付き光ファ
イバを、温度75℃,湿度90%RHに保った環境試験
機内に置き、100時間後および500時間後に、実施
例1と同様にして接着剤層における剥離面積を求めた。
この結果を表1に示す。
イバを、温度75℃,湿度90%RHに保った環境試験
機内に置き、100時間後および500時間後に、実施
例1と同様にして接着剤層における剥離面積を求めた。
この結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】表1に示した環境試験Iの結果から明らか
なように、本発明の方法に基づいて製造した実施例1の
保持具付き光ファイバにおいては、製造直後における前
記の剥離面積が0%であり、温度75℃,湿度90%R
Hという高温高湿環境下に100時間置いた後において
も、前記の剥離面積は20%と少ない。さらに、前記の
高温高湿環境下に500時間置いた後であっても、前記
の剥離面積は45%と少ない。これに対し、従来の方法
によって製造した比較例1の保持具付き光ファイバにお
いては、製造直後における前記の剥離面積が25%と多
く、温度75℃,湿度90%RHという高温高湿環境下
に100時間置いた後では、前記の剥離面積が40%に
達する。さらに、前記の高温高湿環境下に500時間置
いた後では、前記の剥離面積が75%と極めて多くな
る。上記の結果から容易に推察されるように、本発明の
方法によって保持具付き光ファイバを製造することによ
り、長期使用時の信頼性が高い保持具付き光ファイバを
得ることが可能になる。
なように、本発明の方法に基づいて製造した実施例1の
保持具付き光ファイバにおいては、製造直後における前
記の剥離面積が0%であり、温度75℃,湿度90%R
Hという高温高湿環境下に100時間置いた後において
も、前記の剥離面積は20%と少ない。さらに、前記の
高温高湿環境下に500時間置いた後であっても、前記
の剥離面積は45%と少ない。これに対し、従来の方法
によって製造した比較例1の保持具付き光ファイバにお
いては、製造直後における前記の剥離面積が25%と多
く、温度75℃,湿度90%RHという高温高湿環境下
に100時間置いた後では、前記の剥離面積が40%に
達する。さらに、前記の高温高湿環境下に500時間置
いた後では、前記の剥離面積が75%と極めて多くな
る。上記の結果から容易に推察されるように、本発明の
方法によって保持具付き光ファイバを製造することによ
り、長期使用時の信頼性が高い保持具付き光ファイバを
得ることが可能になる。
【0039】・環境試験II まず、1つの入射ポートから入射した光を分波して8つ
の出射ポートのそれぞれから出射させることができる1
×8分岐の光導波路素子の入射側に市販の光ファイバア
レイを光接続し、出射側に実施例1と同条件で作製した
保持具付き光ファイバを光接続することによって、1×
8ビームスプリッターを作製した(以下、このビームス
プリッターを「ビームスプリッターA」という。)。同
様に、1×8分岐の光導波路素子の入射側に市販の光フ
ァイバアレイを光接続し、出射側に比較例1と同条件で
作製した保持具付き光ファイバを光接続することによっ
て、1×8ビームスプリッターを作製した(以下、この
ビームスプリッターを「ビームスプリッターB」とい
う。)。次に、上記のビームスプリッターAおよびビー
ムスプリッターBについて、入射側より所定の光(以
下、この光を「試験光」という。)を入射させたときに
出射側の8つのポート(光導波路素子の出射ポートに光
接続させた8本の光ファイバそれぞれの一端)それぞれ
から出射する各出射光の強度を測定した(以下、当該各
出射光の強度を「初期強度」という。)。
の出射ポートのそれぞれから出射させることができる1
×8分岐の光導波路素子の入射側に市販の光ファイバア
レイを光接続し、出射側に実施例1と同条件で作製した
保持具付き光ファイバを光接続することによって、1×
8ビームスプリッターを作製した(以下、このビームス
プリッターを「ビームスプリッターA」という。)。同
様に、1×8分岐の光導波路素子の入射側に市販の光フ
ァイバアレイを光接続し、出射側に比較例1と同条件で
作製した保持具付き光ファイバを光接続することによっ
て、1×8ビームスプリッターを作製した(以下、この
ビームスプリッターを「ビームスプリッターB」とい
う。)。次に、上記のビームスプリッターAおよびビー
ムスプリッターBについて、入射側より所定の光(以
下、この光を「試験光」という。)を入射させたときに
出射側の8つのポート(光導波路素子の出射ポートに光
接続させた8本の光ファイバそれぞれの一端)それぞれ
から出射する各出射光の強度を測定した(以下、当該各
出射光の強度を「初期強度」という。)。
【0040】この後、ビームスプリッターAおよびビー
ムスプリッターBを温度75℃,湿度90%RHの高温
高湿環境下に置き、当該高温高湿環境下に置いてから2
00時間後,500時間後,1000時間後および20
00時間後に、ビームスプリッタAおよびビームスプリ
ッターBそれぞれについて、入射側から前記の試験光を
入射させたときに出射側の8つのポートそれぞれから出
射する各出射光の強度を測定した(以下、これらの強度
をそれぞれのポートにおける「測定強度」という。)。
そして、ビームスプリッタAおよびビームスプリッター
Bそれぞれについて、上記の出射強度と前記の初期強度
との差の絶対値を出射側の8つのポートそれぞれについ
て求めた(以下、この値を「損失変動量」という。)。
この結果を表2に示す。
ムスプリッターBを温度75℃,湿度90%RHの高温
高湿環境下に置き、当該高温高湿環境下に置いてから2
00時間後,500時間後,1000時間後および20
00時間後に、ビームスプリッタAおよびビームスプリ
ッターBそれぞれについて、入射側から前記の試験光を
入射させたときに出射側の8つのポートそれぞれから出
射する各出射光の強度を測定した(以下、これらの強度
をそれぞれのポートにおける「測定強度」という。)。
そして、ビームスプリッタAおよびビームスプリッター
Bそれぞれについて、上記の出射強度と前記の初期強度
との差の絶対値を出射側の8つのポートそれぞれについ
て求めた(以下、この値を「損失変動量」という。)。
この結果を表2に示す。
【0041】
【表2】
【0042】表2に示した環境試験IIの結果から明らか
なように、本発明の方法に基づいて製造した実施例1の
保持具付き光ファイバを用いたビームスプリッターAに
おいては、当該ビームスプリッターAを温度75℃,湿
度90%RHという高温高湿環境下に2000時間置い
た後でも、出射側の8つのポートそれぞれにおける損失
変動量が0.1dB未満と小さい。これに対し、従来の
方法によって製造した比較例1の保持具付き光ファイバ
を用いたビームスプリッターBにおいては、当該ビーム
スプリッターBを温度75℃,湿度90%RHという高
温高湿環境下に500時間置いただけで、出射側の8つ
のポートそれぞれにおける損失変動量が0.6dBを超
え、実質的に故障した。
なように、本発明の方法に基づいて製造した実施例1の
保持具付き光ファイバを用いたビームスプリッターAに
おいては、当該ビームスプリッターAを温度75℃,湿
度90%RHという高温高湿環境下に2000時間置い
た後でも、出射側の8つのポートそれぞれにおける損失
変動量が0.1dB未満と小さい。これに対し、従来の
方法によって製造した比較例1の保持具付き光ファイバ
を用いたビームスプリッターBにおいては、当該ビーム
スプリッターBを温度75℃,湿度90%RHという高
温高湿環境下に500時間置いただけで、出射側の8つ
のポートそれぞれにおける損失変動量が0.6dBを超
え、実質的に故障した。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
長期使用時の信頼性が高い保持具付き光ファイバを得る
ことが可能になる。
長期使用時の信頼性が高い保持具付き光ファイバを得る
ことが可能になる。
【図1】図1(a)は、実施例1の仮固定工程における
テープファイバと保持具とをそれぞれの光接続側端面が
わから見たときの状態を概略的に示す図であり、図1
(b)は、図1(a)を正面図としたときにおける右側
面図である。
テープファイバと保持具とをそれぞれの光接続側端面が
わから見たときの状態を概略的に示す図であり、図1
(b)は、図1(a)を正面図としたときにおける右側
面図である。
【図2】実施例1で製造した保持具付き光ファイバを図
1(b)における見方とおなじ見方で見たときの概略を
示す図である。
1(b)における見方とおなじ見方で見たときの概略を
示す図である。
1…光ファイバ固定用部材, 1a…光ファイバ, 1
b…台座部、 1c…光ファイバ位置決め部, 2…接
着剤, 2a…実質的に完全に硬化した接着剤, 3…
テープファイバ, 3a…光ファイバ, 4…押さえ部
材, 5…保持具、10…保持具付き光ファイバ。
b…台座部、 1c…光ファイバ位置決め部, 2…接
着剤, 2a…実質的に完全に硬化した接着剤, 3…
テープファイバ, 3a…光ファイバ, 4…押さえ部
材, 5…保持具、10…保持具付き光ファイバ。
フロントページの続き (72)発明者 加々見 薫 東京都新宿区中落合2丁目7番5号 ホー ヤ株式会社内 (72)発明者 山中 賢治 東京都新宿区中落合2丁目7番5号 ホー ヤ株式会社内 Fターム(参考) 2H036 JA04 LA03 LA07 2H037 AA01 BA35 DA04 DA06 DA12 DA17
Claims (5)
- 【請求項1】 光ファイバの一端を保持するための保持
具と、光ファイバによって光を伝送する単心または多心
の光伝送媒体とを備え、前記の光伝送媒体を構成してい
る光ファイバの一端が接着剤によって前記の保持具に固
定されており、該一端側の光ファイバ端面が研磨されて
いる保持具付き光ファイバを製造する方法において、 前記光ファイバの一端を未硬化の接着剤によって前記の
保持具に仮固定する仮固定工程と、 前記の保持具に仮固定されている前記光ファイバの一端
側の光ファイバ端面を研磨する研磨工程と、 前記未硬化の接着剤を硬化させて、前記光ファイバの一
端を前記の保持具に固定する本固定工程と、を含むこと
を特徴とする保持具付き光ファイバの製造方法。 - 【請求項2】 前記の保持具として、前記光ファイバの
一端を位置決めするための光ファイバ位置決め部を有す
る光ファイバ固定用部材と、前記の光ファイバ位置決め
部によって一端が位置決めされた光ファイバを前記の光
ファイバ固定用部材と協働して挟持するための押さえ部
材とを備えた保持具を用いる、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記の光ファイバ固定用部材と前記の押
さえ部材とが分離しない程度にまで前記の接着剤を硬化
させた状態で研磨工程を行う、請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記の研磨工程において、前記の光ファ
イバ端面の他に、前記の保持具の端面のうちで前記の光
ファイバ端面が位置している側の端面も研磨する、請求
項1〜請求項3のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項5】 前記の接着剤として、光の照射もしくは
加熱によって硬化する接着剤を用いる、請求項1〜請求
項4のいずれか一項に記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11115732A JP2000304973A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 保持具付き光ファイバの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11115732A JP2000304973A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 保持具付き光ファイバの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000304973A true JP2000304973A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14669735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11115732A Withdrawn JP2000304973A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 保持具付き光ファイバの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000304973A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003140001A (ja) * | 2001-11-02 | 2003-05-14 | Ibiden Co Ltd | 光ファイバアレイ |
-
1999
- 1999-04-23 JP JP11115732A patent/JP2000304973A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003140001A (ja) * | 2001-11-02 | 2003-05-14 | Ibiden Co Ltd | 光ファイバアレイ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |