JP2000312913A - 入口ローラガイド装置 - Google Patents

入口ローラガイド装置

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    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B39/00Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B39/14Guiding, positioning or aligning work
    • B21B39/16Guiding, positioning or aligning work immediately before entering or after leaving the pass
    • B21B39/165Guides or guide rollers for rods, bars, rounds, tubes ; Aligning guides

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧延材を捩れあるいは擦り傷を生じることな
しに圧延ロールの孔型に誘導可能な圧延機用入口ローラ
ガイド装置を提供する。 【解決手段】 被加工材の進入路の入口側からエントリ
ーガイド4、上ガイド5に続いてサイドローラ6、上下
のガイドローラ12、さらにその下流側に先端チップ1
9を順次有機的に設けることにより、圧延材を無理なく
孔型に誘導可能としたものである。上部小径のテーパ状
のサイドローラにより両サイドの整形を行うとともに、
左右方向のセンタリングを行い、続いて次に位置するガ
イドローラ12によって最終的な位置調整を行いつつ、
これを下方へ押し込むようにして噛み込んで送り出す。
最終的に先端チップ19により左右方向の振れを修正す
ることにより、圧延ロールRのカリバー幅よりも幅広の
圧延材をスムーズに圧延ロールの孔型へ誘導することが
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチャンネル等の形鋼
を圧延する圧延ローラに圧延材を誘導するために設ける
入口ローラガイド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、チャンネルの圧延加工におい
ては、圧延材の捩れやロール疵あるいは左右フランジの
高さの違いが最終製品の品質に大きな影響を与えること
が知られている。これらの現象の発生原因は、圧延ロー
ラに進入した圧延材の幅がロールの開口部の幅よりも広
いこと、及び孔型圧延での変形挙動を把握することが難
しいために、チャンネルの成形自体の難しさに起因して
いることは周知の通りである。このため、従来からチャ
ンネル材の圧延には、圧延材の幅がロール開口部の幅よ
りも広くなっているために、フリクションガイドの幅を
狭めて、圧延材を強制的に整形しながら孔形に誘導して
圧延を行っていた。
【0003】また、先行技術として、実公昭53−32
110号公報には、圧延ロールのカリバー幅よりも幅の
広い粗形圧延材の内側に設けたセンタリングローラと、
この圧延材の外側に設けた立形の入口ガイドローラとに
よってこの圧延材を圧延ロールの孔型に正確にセンタリ
ングして案内する圧延機用入口ガイドの提案が記載され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、フリクションガイドだけで圧延材を絞り込み整形す
ると、強制的に整形しながら誘導されるために最終製品
にすり疵が発生する。これに対し、フリクションガイド
を圧延材との間に数mmの遊隙を設けて圧延材を誘導す
ることによりすり疵の発生を防止しようとすると、こん
どはカリバーへの噛込み性が悪くなる他、圧延材の捩れ
が生じ易くなる問題がある。
【0005】さらに、フリクションガイドの位置調整を
することにより左右の圧延材の幅を調整することは可能
であるが、上下方向の高さ調整ができないため、圧延ロ
ールへの上下方向の進入角度の調整ができず、圧延材の
正確な誘導案内を困難にしている問題がある。
【0006】また、上記提案は、センタリングローラと
入口ガイドローラとを用いて圧延ロールへ粗鋼材を送り
込むのであるが、圧延ロールの孔型から離れた位置にあ
るこれらのローラから直接的に孔型へ粗鋼材を送り込む
ものであるため誘導案内の高精度化には限度があり、上
記したような粗鋼材の捩れや疵の発生を完全に防止する
ことは困難になっている。
【0007】そこで本発明の目的は、入口ローラガイド
装置により誘導案内される圧延材に、捩れや疵を発生し
にくくすることによりチャンネル材等の最終製品の品質
を向上させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の入口ローラガイド装置は、圧延材の進入
路の入口側にエントリーガイドと上ガイドとの組合わせ
たものを配置し、これに続いてサイドローラ、ガイドロ
ーラ、先端チップを順次配置することにより、捩れやロ
ール疵を生じることなしに圧延材を圧延ローラの孔型へ
誘導可能としてある。
【0009】ここで圧延材とは、圧延ローラを通すこと
によりチャンネル材やアングル材になる形鋼素材を指し
ており、予めこれらの加工材用として好適な断面に形成
されているものをいう。
【0010】また、エントリーガイドは圧延材の進入路
の入口において、進入して来る圧延材に対して左右方向
へのおよその位置調整を行う手段をいう。このエントリ
ーガイドは、入口幅を広くし、出口幅が狭くなるように
両側に壁面を形成するように設けてある。これに対し上
ガイドは、進入路上におけるエントリーガイドと同じ位
置の上方に設けられているもので、上下方向のおよその
位置調整を行う手段をいう。
【0011】次にサイドローラは、上記のエントリーガ
イドと上ガイドの下流側に1対の立軸を介して設けられ
ているもので、それぞれ上部が細径のテーパ状のローラ
からなるものをいう。サイドローラを通過する圧延材
は、左右方向の整形をしながらセンタリングされて次の
ガイドローラへ送出される。なお、各サイドローラを軸
支する立軸はエキセンシャフトであり、外からピニオン
を回動させることにより微調整可能とする微調整手段を
備えている。
【0012】ガイドローラは、サイドローラの下流側に
て1対の水平軸にそれぞれ軸支されて上下に対向配置し
てなる1対のローラからなるもので、圧延材の上下方向
の最終的な位置調整(レベリング)を行うものである。
このガイドローラを通過することにより圧延材の圧延ロ
ールの噛み込みをスムーズにして、ミスロールを防ぐ働
きをするものである。なお、1対の横軸もそれぞれエキ
センシャフトからなり、同様に外から歯車を回動するこ
とにより独立に微調整する微調整手段を備えている。
【0013】先端チップは、圧延材の進入路の出口に設
けられて、ガイドローラ装置から送出された圧延材を圧
延ローラの孔型に誘導するためのもので、特に圧延材の
先端部等サイドローラ及びガイドローラで十分な位置調
整が行えなかった場合に、圧延材を補助的に誘導案内し
て左右の振れ防止を行う機能を有するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は要部の側面の状態を示し、
図2は同じく平面の状態を示している。図1に示すよう
に、本発明に係る入口ローラガイド装置Gは、上下1対
の圧延ロールR,Rの入口に接近した位置に圧延素材を
誘導案内可能に設置されている。 圧延ローラガイド装
置Gは、左右1対のボックス部材1a,1bからなるガ
イドボックス1に各種のガイド手段を装着したものによ
って構成されている。ボックス部材1a,1bは、下部
に位置するベース部同士を固定するボルト2及び上部に
位置する後述のアーム部同士を固定するボルト3を介し
て一体に結合されることによりガイドボックス1を構成
している。
【0015】ガイドボックス1における圧延材の進入路
の入口(図面左端部)には、エントリーガイド4がボル
ト固定により設けてある。エントリーガイド4は底板部
とこの底板部の両側部を立ち上げてなる側板部とからな
り、各側板部は、前部が中心部に近づくように配置して
なる傾斜状に設けられている。したがって進入して来た
圧延材は、これらの側板部によって左右方向へのおよそ
の位置調整が可能である。
【0016】エントリーガイド4の上部には、上ガイド
5がボルト固定により設けてある。上ガイド5は、進入
路に進入して来た圧延材を誘導し、圧延材の浮上を防止
して後述のガイドローラの直前間で誘導することにより
上下方向へのおよその位置調整を可能に構成されてい
る。
【0017】圧延材の進入路におけるエントリーガイド
4及び上ガイド5の下流側(図面右方)には、上部細径
に形成されたテーパローラからなるサイドローラ6,6
が設けてある。各サイドローラ6は、それぞれエキセン
シャフトからなる立軸7,7に回転自在に軸支されてお
り、これらの立軸の変位を介して微調整する微調整手段
A1を備えている。
【0018】サイドローラ6の微調整手段A1は、立軸
7の上部に設けてあるねじ歯車8を回動させて軸心を偏
位させることによりサイドローラの位置調整を可能とし
てある。ねじ歯車8の回動は、ガイドボックス2上に水
平に設けられた回転軸9と一体回転するピニオン10,
10を回転させることにより行われる。なお、各ピニオ
ン10,10は、ともに回転軸9に固定されているねじ
歯車からなり、これらのねじ歯車は互いにねじれ角を逆
にしたものとしてある。したがって、回転軸9の一方方
向への回転に対して各立軸7,7は互いに逆方向へ回る
ことによりそれぞれ接近し、あるいは離れるように変位
可能としてある。
【0019】回転軸9は、ガイドボックス2の上部にボ
ルト固定された軸受部材11,11によって軸支されて
おり、両端部がガイドボックスの両サイドからわずかに
突出しており、微調整のためのハンドルによる回動可能
としてある。
【0020】続いて圧延材の進入路におけるサイドロー
ラ6,6の下流側(図面右方)には、上下1対のガイド
ローラ12,12が設けてある。各ガイドローラ12
は、それぞれエキセンシャフトからなる水平軸13,1
3に回転自在に軸支されており、独立的に微調整する微
調整手段A2を備えている。各水平軸13は、ガイドボ
ックス2の前部(図面右側部)に対向突設された1対の
取付板14,14を介して水平に支持されている。
【0021】ガイドローラ12の微調整手段A2は、上
下の各ローラを独立的に微調整可能としてはあるが、そ
の他はサイドローラ6の微調整手段A1と同様の機構に
よって微調整が行われる。すなわち、ガイドローラの微
調整手段A2は、各水平軸13,13の一端部(図面手
前側)に取り付けられたねじ歯車15,15と、手前側
に位置する取付板14に垂直に設けられた回転軸16,
16とそれぞれ一体回転するねじ歯車からなるピニオン
17,17を備えている。各ピニオン17はそれぞれ回
転軸16,16と一体回転可能にそれぞれ軸受部材1
8,18に取り付けられている。
【0022】圧延材の進入路におけるガイドローラ1
2,12の下流側には、1対の先端チップ19,19が
設けてある。各先端チップ19はそれぞれ各取付板1
4,14の内側部にボルト固定により取り付けてある。
先端チップ19は上部が水平で、先端部にわずかな垂直
部を残して、この垂直部に続く下側部を圧延ロールRの
外周の曲率とほぼ一致する逆円弧状に形成した板状体か
らなる。
【0023】次に例としてチャンネル材を圧延する場合
における動作について説明する。初めに圧延ロールR,
Rが互いに圧延材を引き込み可能な方向に回転している
状態において、ガイドローラ装置の入口(図面左方)か
ら圧延材を進入させる。なお,圧延材はチャンネル材の
W形の粗形鋼材としての所定の寸法になっているものと
する。
【0024】こうして進入路に沿って進入して来た圧延
材は、エントリーガイド4によって左右方向の大まかな
位置調整が行われるとともに、上ガイド5によって上下
方向の大まかな位置調整が行われる。
【0025】さらに、ガイドローラ装置内へ進入して来
たW形断面の圧延材は、左右方向から押し込まれた状態
で両側を整形されながら進行してサイドローラ6,6間
に誘導される。圧延材は、上部が小径のテーパローラか
らなるサイドローラ6,6間を通過することにより左右
方向のセンタリング及び整形が行われる。
【0026】さらに圧延材が進行してガイドローラ1
2,12に達すると、サイドローラ6,6を通過する際
にやや浮上していた圧延材は、上に位置するガイドロー
ラによって上下ローラに噛み込むまで下方向に押し込ん
で送り出される。ここで上下のガイドローラ12,12
によって上下方向のレベリングが行われる。この圧延材
は上下のガイドローラに噛み込まれた後は、これらの上
下ローラによって誘導され、特に上のガイドローラによ
って圧延材の「浮き」やすり疵を生じることなく効果的
に誘導可能である。
【0027】上記の孔型に誘導された圧延材は、サイド
ローラ6,6によって両側を整形されて圧延ロールのカ
リバーの幅よりも狭くなっており、かつ上に位置するガ
イドローラ12によって浮き上がりが規制されているた
め、孔型へ無理なく進入可能となる。なお,圧延材はガ
イドローラ12,12間を通過後は、補助的に先端チッ
プ19で横方向の振れを防止しながら誘導案内が行われ
る。これによって圧延ロールのカリバーよりも幅の広い
圧延材を無理なく誘導可能となる。
【0028】なお、上記例ではチャンネル材を圧延する
場合について説明してあるが、アングル材の圧延製造に
ついても同様に適用可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、圧延材の進入路に沿っ
てサイドローラやガイドローラ等を順次有機的に配設す
ることにより、圧延材を絞り込みながら圧延ロールの孔
型へ誘導して圧延するため、捩れやすり疵を生じること
がなくなり、最終製品の精度及び品質を向上させること
が可能になる。
【0030】また、サイドローラやガイドローラの位置
調整が容易な構成を採用することにより、圧延ローラへ
の圧延材進入角度の上下方向の調整が容易となるため、
常に最良の状態での圧延材の誘導案内が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部の側面図である。
【図2】同、平面図である。
【符号の説明】
4 エントリーガイド 5 上ガイド 6 サイドローラ 7 立軸 12 ガイドローラ 13 水平軸 19 先端チップ A1,A2 微調整手段 R 圧延ロール
フロントページの続き (72)発明者 宮本 貴弘 大阪府堺市築港八幡町1番地 大阪製鐵株 式会社堺工場内 (72)発明者 吉沢 貞夫 北海道札幌市西区発寒13条12丁目2番13号 寿産業株式会社発寒工場内 Fターム(参考) 4E002 AC07 BB20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンネル材又はアングル材製造用の圧
    延機の入口に設置し、上記チャンネル材又は上記アング
    ル材の素材である圧延材を圧延ロールの孔型に誘導する
    入口ローラガイド装置において、 上記圧延材の進入路の入口で当該圧延材の左右方向のお
    よその位置調整を行うエントリーガイドと、 上記エントリーガイドと抱き合わせ状態に設けてあり、
    上記圧延材の上下方向のおよその位置調整を行う上ガイ
    ドと、 上記進入路における上記エントリーガイド及び上記上ガ
    イドの下流側にて1対の立軸に軸支され、上記圧延材の
    左右方向のセンタリング及び整形を行うサイドローラ
    と、 上記進入路における上記サイドローラの下流側にて1対
    の水平軸に軸支され、上記圧延材の上下方向のレベリン
    グを行うガイドローラと、 上記ガイドローラから送出された上記圧延材を上記孔型
    に誘導する先端チップとを順次配設してあることを特徴
    とする入口ローラガイド装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記サイドローラ及
    び上記ガイドローラにはそれぞれ微調整手段を備えてい
    ることを特徴とする入口ローラガイド装置。
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