JP2000313339A - 傾転ビ−ム車輪支持装置 - Google Patents

傾転ビ−ム車輪支持装置

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JP2000313339A
JP2000313339A JP2000212560A JP2000212560A JP2000313339A JP 2000313339 A JP2000313339 A JP 2000313339A JP 2000212560 A JP2000212560 A JP 2000212560A JP 2000212560 A JP2000212560 A JP 2000212560A JP 2000313339 A JP2000313339 A JP 2000313339A
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Japan
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wheel
tilting
wheels
tilting beam
frame
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Etsuko Kubota
悦子 窪田
Kyoji Enomoto
恭治 榎本
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DESIGN SUPPORT OFFICE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平坦部および階段部走行用牽引車にお
いて、小型・軽量・簡素化を可能にする傾転ビ−ム車輪
支持装置の採用によって、段差走行時における車輪の空
転を避け、安全で安定した円滑な走行性能を得る。 【解決手段】 傾転ビ−ム1の両端に車輪2a・
2bを取付け、その中央に荷台受5aを軸支持し、浮揚
車輪2a側に取っ手5bを軸支持して荷台受5aと取っ
手5bをリンク6bで繋ぎ、荷台受5aと制動腕5cは
一体にし、荷台8は取り替え可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、平坦部および階段
部を走行できる牽引車などの車輪支持装置に関し、傾転
ビ−ム車輪を採用することによって車輪の空転を避け、
車輪踏面が走行路面に接触しながら転動して走行できる
ようにしたもので、平坦部および階段部を円滑で安定し
た走行特性が得られるようにした牽引車などに使用する
傾転ビ−ム車輪支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の平坦部および階段部走行用牽引車
において、これまでに実用化されている輪軸構成は、一
車軸の片側に一輪を取付けた一車輪のものと、三車輪以
上を回転ア−ム先端に取付けた回転ア−ム車輪のものが
採用されており、何れも車輪支持はフレ−ムに軸支持さ
れている。一車輪のものは平坦部走行時に車輪は回転
し、段差部走行時に車輪は空転する。ア−ム車輪の場
合、平坦部および段差走行時に車輪は回転し、段差乗越
えと下降時に回転ア−ム車輪を回転させる方法としてい
る。(例えば、特開平10-129495号公報参照)
【0003】従来の方法による階段部下降時の車輪転動
は、一車輪のものでは車軸中心で車輪は回転しながら空
転状態で下段に着地し、回転ア−ム車輪は、段差面に接
した車輪を支点としてア−ム中心軸が回転し、車輪は空
転状態になって下段面に着地するが、その瞬間、着地面
に落下衝撃力(ショック)が発生する。段差部を乗り上
げる場合においても段差部の蹴上げ面に接した車輪を支
点としてアーム軸が回転し、段差を乗り上げ、車輪は空
転状態になって上段面に接地して下降時と同じように衝
撃力が発生する。その影響は、車輪・車軸・フレ−ムの
順に過大な力が付加されて円滑な走行性能が阻害される
と同時に着地の衝撃により異音が発生する。また、各部
品強度は衝撃力に耐え得る強固なものが必要になり本体
重量が増加する。すでに実用化されている三輪以上の回
転ア−ム車輪においては自重が重く、形状寸法および回
転スペ−スも大きくなっており、これらの問題解消を図
るのは一車輪およびア−ム車輪の構成上困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来方式の牽引車用車
輪支持装置の多くは、上述した理由により段差部走行時
に衝撃力が過大で異音が発生し円滑な走行特性を得るこ
とが困難であり、自重が重く、形状寸法および回転スペ
−スが大きくなり、また、車輪はむき出しになってお
り、意匠的にも問題があった。
【0005】本発明では従来方式の問題解消を図るの
に、傾転ビ−ム車輪支持装置を採用することによって階
段部走行時の衝撃力を緩和し、異音を減少させ、軽量で
小型化を図ることを可能にしている。また、車輪および
フレ−ムを例えば積載荷重25kg・50kg・100
kgなどのようにランクわけして設計し、用途別の荷台
に取替えて使用することで、車輪カバ−および荷台に自
由な意匠の取込みも可能であり、多用途な牽引車用傾転
ビ−ム車輪を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のために、
本発明の傾転ビ−ム車輪支持装置においては、傾転ビ−
ム中央部をフレ−ム下端部にビ−ム軸で傾転できるよう
に支持し、傾転ビ−ムの両端に回転自在にした車輪を設
ける。フレ−ム下部には荷台を備え、上端部には取っ手
を設け、取っ手側の左右車輪は車軸で繋ぎ、車軸とフレ
−ムの間に段差を乗越えるための車輪浮揚ばねおよびリ
ンク機構を具備したものである。
【0007】平坦部走行では、フレ−ム取っ手を持って
引き上げまたは押し下げを行うと、上下荷重は車輪で均
等に負担し、車輪の回転によって走行する。傾斜面の走
行では、傾転ビ−ム中心が傾斜角度に沿って傾転し、段
差部走行でも段差乗り上げ時にフレ-ム取っ手を斜め上
向きに持上げるだけで、車輪浮揚ばねおよびリンクが作
動して前輪は浮上り、さらに牽引すると前輪は段差面と
接触して回転するので段差乗越えができるようになって
いる。
【0008】また、段差下降時には、フレ−ム取っ手の
力を弛めながら前輪・後輪の順に段差面上で車輪を転動
させ、また、傾転ビ−ム下面を走行面で摺動させること
により車輪は空転しないよう走行路面に接触した状態で
回転できるようになっている。これにより、下降時の衝
撃力を緩和し、円滑な走行安定特性が得られるような
り、傾転ビ−ムを段差に応じて傾転させて走行させるこ
とによって車輪の回転スペ−スも小さくなり、さらに、
フレ−ム軸の上下変位も小さくなる。
【0009】制動および停車時には、自重および積載荷
重の分力をフレ−ムと一体にした制動腕に作用させて車
輪を押付けて制動を行い、安全で安定した制動特性が得
られる。また、車輪カバ−および荷台は、用途別に取替
えて使用できるようにし、その形状は自由な意匠表現を
採り入れることによって多用化できる。
【0010】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1において、傾転ビ−ム
車輪支持装置の傾転ビ−ム1の両端に車輪2a、2bを
車軸4a、4bによって軸支持し、傾転ビ−ム1の中央
部はフレ−ム5の下部とビ−ム軸3で軸支持する。荷台
支持部5aと一体にした制動腕5eは支持側の車輪2b
の上部に配置して制動時に車輪を押付けるように構成し
たものである。
【0011】図2に示される実施例では、浮揚側の傾転
ビ−ム1・車輪2aとフレ−ム牽引部5bを車軸4aで
軸支持し、傾転ビ−ム1の中央部と荷台支持部5aの下
側はビ−ム軸3によって軸支持し、さらに、荷台支持部
5aの上部に浮揚リンク6bを配置して牽引部5bをリ
ンク軸7a・7bによって繋ぎ、荷台支持部5aと牽印
部5bは傾転ビ−ムに対し同じ角度で傾転できるように
構成したものである。段差部での傾転ビ−ム1とフレ−
ム5の動きは図6で示されるような関係になる。制動腕
5eは図1と同じ機構としている。図3に示される実施
例では、図2で示す左右の傾転ビ−ム車輪1・2a・2
bの片方を用いて、進行方向左右の中央部に配置して構
成したものである。
【0012】図4・図5に示される実施例では、図2の
実施例に対し、傾転ビ−ム1を車輪カバ−1aと兼用
し、例えば、積載荷重を20kg程度とした場合、荷台
8はベビ−カ−用荷台8a、ショッピングカ−ト用荷台
8b、歩行補助車用荷台8cとして荷台部分を取替えて
使用できるようにしたもので、用途に合わせて意匠表現
が自由にできるように構成したものである。
【0013】図8に示される実施例は、前後に配置した
傾転ビ−ム車輪1、2a、2bと連接ビ−ム9をビ−ム
軸3で軸支持したもので、図7に示される実施例は、傾
転ビ−ム車輪1、2a、2bを進行方向前方に、後方に
は片端に車輪2cを配置し、車輪2cと繋いだ片方連接
ビ−ム9aの他端と前方の傾転ビ−ム1の中央部をビ−
ム軸3で軸支持した上、連接ビ−ム9、9aの中央部に
図2で示されるフレ−ム5をビ−ム軸3で繋いだもので
ある。どちらも段差部走行時に走行路面に接地する車輪
数を増やして安定した走行特性が得られるように構成し
てある。
【0014】図9、図10、図11は、車輪径と階段寸
法を同じ条件にして作図により階段走行時における荷台
の上下変位量とその動きの関係を比較したもので、図9
に傾転ビ−ム車輪の場合、図10に従来の一車輪の場
合、図11に従来の三輪付きア−ム車輪の場合を示して
いる。3タイプを比較すると、傾転ビ−ム車輪が上下変
位量は小さい値になると同時に滑らかな動き(振動波
形)を示しており、それに伴って階段走行時の上下振動
は低減して速度向上ができる。
【0015】
【実施例】上記、発明の実施の形態を図面に基づいて説
明しているが、以下に実施例を実際に使用した場合につ
いての補足説明する。図1は、段差乗り上げ時、取っ手
5cを引き上げるとばね力で浮揚側車輪が浮上る構成に
しているが、この装置は接合部および部品点数が少なく
簡素で軽量な構造である反面、階段乗り上げ時ほぼ全荷
台重量を引き上げることになり、また、蹴上げ面の無い
階段では浮揚側車輪を蹴上げ空間に引き込まない注意を
要する。
【0016】図2は、段差乗り上げ時、取っ手5cを引
き上げると浮揚側車輪は持ち上がる。この装置は図1に
対し、リンク部の分、部品が増えるが、階段乗り上げ時
の引き上げ荷重は荷台荷重の約半分になり、蹴上げ面で
の引き込みの心配がない。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0018】傾転可能な傾転ビ−ム車輪を採用すること
により、平坦部は車輪の回転によって走行し、段差部で
も段差に沿った傾転ビ−ムの傾転により車輪踏面は段差
面に接触状態で回転し、車輪径を大きくするか、車輪数
を増やすと摺動させなくても良いが、車輪径を小さくし
て二軸にした場合は階段の蹴上げと踏み面の角部は傾転
ビ−ム下面を摺動させて走行するため、衝撃力および異
音が低減し、円滑な平坦部および階段部走行ができる。
【0019】また、傾転ビ−ム車輪は、平坦部の僅かな
凹凸に沿って車輪が転動するので上下振動が小さくなっ
て安定性が良く、走行速度向上が可能になり、階段走行
においても荷台の上下変位量が低減し、その動き(振動
波形)も滑らかであり、走行安定特性が向上する。
【0020】制動および停車は、荷台受と一体にした制
動腕で車輪を押付けることにより、また、積載荷重を制
動力に活用することによって操作が簡単で軽い力で楽に
でき、効率よく、確実な制動特性を得ることができる。
また、非常制動時に牽引部に非常制動面を設けることに
より安全性を確保することができる。
【0021】段差乗り上げ時の浮揚機構は、浮揚ばね、
または、浮揚リンクを採用することにより、操作が簡単
で、引上げ力も小さくなる。また、段差走行時における
車輪の回転スペ−スが小さくなり、装置全体を小型にす
ることができる。
【0022】装置本体は、積載荷重が同じランクの場
合、使用目的が異なった荷台に取り替えて使用できるの
で大量生産が可能になり、製造コスト低減ができる。ま
た、車輪カバ−、および、フレ−ムカバ−を荷台と一体
にして、用途別の意匠を配慮することで多用途になり、
需要拡大が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明の実施例で、ビ−ム車輪のビ−ム中央
にフレ−ム取っ手を取付けた場合の骨格を描いた三面図
である。
【図 2】本発明の実施例で、ビ−ム車輪の中央部に荷
台を支持し、ビ−ム片側の車軸部に取っ手を支持した場
合の骨格を描いた三面図である。
【図 3】図2の左右ビ−ム車輪の片方を用いた場合の
骨格を描いた三面図である。
【図 4】図2の骨格にカバ−および荷台を取付けた場
合の正面図である。
【図 5】図4の側面図である。
【図 6】図2の段差乗越え時におけるフレ−ムと傾転
ビ−ム車輪の動作関係を示した図である。
【図 7】図2の傾転ビ−ム車輪と片方に車輪付きの連
接ビ−ム支持した場合の正面略図である。
【図 8】図2の傾転ビ−ム車輪を前後に配置して両者
を連接ビ−ムで繋いだ場合の正面略図である。
【図 9】図2の階段走行時における傾転ビ−ム車輪の
上下変位量と動きの関係を示す図である。
【図10】従来の一車輪の段差部走行時における車軸中
心の上下変位量と動きの関係を示す図である。
【図11】従来の三車輪付きア−ム車輪の段差部走行時
におけるアーム軸中心の上下変位量と動きの関係を示す
図である。
【符号の説明】
1 傾転ビ−ム 1a 車輪カバ− 2a 浮揚側の車輪 2b 支持側の車輪 1、2a、2b 傾転ビ−ム車輪 3 ビ−ム軸 4a 浮揚側の車軸 4b 支持側の車軸 5 フレ−ム 5a 荷台支持部 5b 牽引部 5c 取っ手 5d 非常制動面 5e 制動腕 6a 車輪浮揚ばね 6b 浮揚リンク 7a リンク軸(傾引部側) 7b リンク軸(荷台支持側) 7a、7b リンク軸 8 荷台 8a ベビ−カ−用荷台 8b ショッピングカ−ト用荷台 8c 歩行補助車用荷台 8d カバ− 9a 連接ビ−ム 9b 片方車輪付き連接ビ−ム 10 連接ビ−ム軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾転ビ−ム(1)の両端に車輪(2
    a、2b)が回転できるように軸支持した傾転ビ−ム車
    輪(1、2a、2b)を使用することによって車輪踏面
    は走行路面に接触して転動できるようにし、傾転ビ−ム
    中央部は段差角度に合わせた傾転を可能にし、傾転ビ−
    ム下面は段差転動時の車輪空転による衝撃力の緩和を図
    るために、車輪径を大きくするか、接地車輪数を増やす
    と摺動させなくても良いが、車輪径を小さくして二軸に
    した場合、階段踏面と蹴上げの角部を摺動させるように
    し、フレ−ム(5)にビ−ム軸(3)で支持する。ま
    た、傾転ビ−ム車輪(1,2a、2b)はフレ−ム
    (5)の進行方向中央に1箇所、もしくは進行方向左右
    に2箇所、用途に応じて設置する。フレ−ム(5)は荷
    台支持部(5a)と牽引部(5b)で構成され、荷台
    (8)は用途に応じて取り替えて使用できるものとし、
    牽引部(5b)は段差走行の際に傾転ビ−ム車輪の片側
    (2a)を引き上げが出来る取っ手(5c)と段差での
    非常制動面(5d)を設け、引き上げ時に片方の車輪
    (2a)が浮揚できる車輪浮揚ばね(6a)および浮揚
    リンク(6b)機構を具備する。また、制動および停車
    は取っ手(5c)の力を抜くことによって荷台支持部
    (5a)と一体にした制動腕(5e)が積載荷重の重力
    で車輪を押しつけができるように構成されている。以上
    の特徴を持った小型軽量で簡素な構造で牽引車などに利
    用する傾転ビ−ム車輪支持装置。
  2. 【請求項2】 連接ビーム後方に車輪(2c)を軸支
    持した片方車輪付き連接ビ−ム(9a)の前方に、前記
    傾転ビ−ム車輪(1,2a、2b)を配置したものや、
    傾転ビ−ム車輪(1、2a、2b)を進行方向前後に配
    置し、両者の中央部を連接ビ−ム(9)で繋いだもの
    に、フレ−ム(5)を連接ビ−ム(9、9a)中央部に
    支持したもの、車輪浮揚ばね(6a)やリンク機構(6
    b)などを備えたもので、段差部で着地する車輪の数を
    増やし、段差走行および段差での停車時の安全性と安定
    化を図った請求項1記載の傾転ビ−ム車輪支持装置。
  3. 【請求項3】 前記傾転ビ−ム(1)は車輪カバ−
    (1a)を兼用し、取り替え用の荷台(8)に前記フレ
    −ム(5)のカバ−(8d)と一体化する機能を持たせ
    ることによって自由な意匠表現ができるようにした請求
    項1・2記載の傾転ビ−ム車輪支持装置。
JP2000212560A 2000-07-13 2000-07-13 傾転ビ−ム車輪支持装置 Pending JP2000313339A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007059617A1 (en) * 2005-11-25 2007-05-31 Developpements Commerciaux Inter-Axion Inc. Stair climbing hand truck
JP2013078965A (ja) * 2011-10-01 2013-05-02 Takuya Sugimura ショッピングカート

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