JP2000329560A - 角速度センサおよびその検出回路 - Google Patents
角速度センサおよびその検出回路Info
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- JP2000329560A JP2000329560A JP11137292A JP13729299A JP2000329560A JP 2000329560 A JP2000329560 A JP 2000329560A JP 11137292 A JP11137292 A JP 11137292A JP 13729299 A JP13729299 A JP 13729299A JP 2000329560 A JP2000329560 A JP 2000329560A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コリオリの力による出力信号と同期検波のゲ
ート信号となる信号の位相にずれが生じた場合でも、効
率よく角速度を検出することが可能な角速度センサを提
供する。 【解決手段】 振動子の振動状態を角速度が与えられる
前において、楕円運動にすることで、検出手段のヌル出
力とコリオリの力による出力の位相が一致するので、検
出信号自身でコリオリの力による出力を検波することが
できる。したがって、ヌル電圧とコリオリの力による出
力の位相が異なることがないので、ヌル電圧を差動回路
により見かけ上ゼロにし、かつ、駆動信号あるいは帰還
用信号で同期検波するという必要がない。
ート信号となる信号の位相にずれが生じた場合でも、効
率よく角速度を検出することが可能な角速度センサを提
供する。 【解決手段】 振動子の振動状態を角速度が与えられる
前において、楕円運動にすることで、検出手段のヌル出
力とコリオリの力による出力の位相が一致するので、検
出信号自身でコリオリの力による出力を検波することが
できる。したがって、ヌル電圧とコリオリの力による出
力の位相が異なることがないので、ヌル電圧を差動回路
により見かけ上ゼロにし、かつ、駆動信号あるいは帰還
用信号で同期検波するという必要がない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運動している物体
に角速度が加わると物体の運動方向と直交する方向に働
くコリオリの力を検出することで、角速度の大きさを検
出する角速度センサおよびその検出回路に関するもので
ある。
に角速度が加わると物体の運動方向と直交する方向に働
くコリオリの力を検出することで、角速度の大きさを検
出する角速度センサおよびその検出回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】角速度センサは、カーナビゲーションシ
ステムの自律航法センサや、ビデオムービーの手振れ防
止センサとして広く用いられている。中でも、圧電体を
振動子の駆動、コリオリ力の検出に用いた圧電ジャイロ
は小型で、安価な角速度センサとして広く用いられてい
る。たとえば、文献「圧電ジャイロ・センサ技術の基
礎」エレクトロニク・セラミクス、1991年10月
号,pp.27−35には、このような圧電ジャイロが
開示されている。
ステムの自律航法センサや、ビデオムービーの手振れ防
止センサとして広く用いられている。中でも、圧電体を
振動子の駆動、コリオリ力の検出に用いた圧電ジャイロ
は小型で、安価な角速度センサとして広く用いられてい
る。たとえば、文献「圧電ジャイロ・センサ技術の基
礎」エレクトロニク・セラミクス、1991年10月
号,pp.27−35には、このような圧電ジャイロが
開示されている。
【0003】図10は、このような第1の従来の圧電ジ
ャイロからなる角速度センサの構成を示す概略ブロック
図である。
ャイロからなる角速度センサの構成を示す概略ブロック
図である。
【0004】図10においては、圧電ジャイロ部分は平
面図で示している。図10を参照して、圧電ジャイロに
おいて、横断面が四角形の振動子1は、駆動用圧電体2
0と帰還用圧電体21とを用いた自励発振回路30によ
り、x軸方向に所定の自励振動を行なう。そして、この
ような振動の下に、z軸まわりの角速度Ωが加わると、
自励振動と直交するy軸方向に振動が励起され、このy
軸方向の振動により検出用圧電体22および23に電圧
が発生する。
面図で示している。図10を参照して、圧電ジャイロに
おいて、横断面が四角形の振動子1は、駆動用圧電体2
0と帰還用圧電体21とを用いた自励発振回路30によ
り、x軸方向に所定の自励振動を行なう。そして、この
ような振動の下に、z軸まわりの角速度Ωが加わると、
自励振動と直交するy軸方向に振動が励起され、このy
軸方向の振動により検出用圧電体22および23に電圧
が発生する。
【0005】これらの電圧を、差動回路31、同期検波
回路32、平滑回路33を通過させることにより、角速
度Ωに比例する直流電圧出力として、角速度センサは出
力する。
回路32、平滑回路33を通過させることにより、角速
度Ωに比例する直流電圧出力として、角速度センサは出
力する。
【0006】このような圧電ジャイロの場合、コリオリ
の力により検出用圧電体22および23に生じる電圧
は、自励発振回路30の駆動信号と位相が一致するの
で、駆動信号でコリオリの力による圧力信号の位相を検
波することで、コリオリの力による信号のみを取出すこ
とができる。
の力により検出用圧電体22および23に生じる電圧
は、自励発振回路30の駆動信号と位相が一致するの
で、駆動信号でコリオリの力による圧力信号の位相を検
波することで、コリオリの力による信号のみを取出すこ
とができる。
【0007】しかしながら、振動子1のx軸方向の振動
とy軸方向の振動の間に機械的な漏れ結合が生じる場合
には、振動子1は、角速度が加わっていないときにも、
x軸方向の振動によりy軸方向にも振動してしまい、こ
れがヌル電圧として検出用圧電体22および23から出
力される。
とy軸方向の振動の間に機械的な漏れ結合が生じる場合
には、振動子1は、角速度が加わっていないときにも、
x軸方向の振動によりy軸方向にも振動してしまい、こ
れがヌル電圧として検出用圧電体22および23から出
力される。
【0008】検出用圧電体22および23の和動をとる
と、ヌル電圧は見かけ上ゼロにすることができるが、角
速度が加わったときのコリオリの力による電圧信号も相
殺されてしまい検出できなくなる。
と、ヌル電圧は見かけ上ゼロにすることができるが、角
速度が加わったときのコリオリの力による電圧信号も相
殺されてしまい検出できなくなる。
【0009】そこで、ヌル電圧が生じている場合には、
帰還用圧電体21から出力される電圧と、検出用圧電体
22あるいは23から出力されるヌル電圧の位相が一致
することを利用して、帰還用圧電体21の出力と、検出
用圧電体22あるいは23の出力との差動をとること
で、見かけ上ヌル電圧をゼロにすることができ、駆動信
号でコリオリの力による電圧信号の位相を検波すること
で、コリオリの力による信号のみを取出す方法がとられ
ている。
帰還用圧電体21から出力される電圧と、検出用圧電体
22あるいは23から出力されるヌル電圧の位相が一致
することを利用して、帰還用圧電体21の出力と、検出
用圧電体22あるいは23の出力との差動をとること
で、見かけ上ヌル電圧をゼロにすることができ、駆動信
号でコリオリの力による電圧信号の位相を検波すること
で、コリオリの力による信号のみを取出す方法がとられ
ている。
【0010】上述したヌル電圧の問題を解決する方法
が、文献「小形ジャイロとその応用」、日本機械学会
誌、11月号、1993年、pp.14−17に示され
ている。
が、文献「小形ジャイロとその応用」、日本機械学会
誌、11月号、1993年、pp.14−17に示され
ている。
【0011】図11は、圧電ジャイロにおいて振動子の
断面が三角形である場合の構成の例を示す概略ブロック
図である。
断面が三角形である場合の構成の例を示す概略ブロック
図である。
【0012】図11を参照して、従来の圧電ジャイロ
は、横断面が三角形である振動子1と、駆動用圧電体2
4および25と、帰還用圧電体21とを用いた自励発振
回路30により、x軸方向に所定の自励振動を行なう。
そして、このような振動の下に、z軸まわりの角速度Ω
が加わると、自励発振と直交するy軸方向に振動が励起
される。
は、横断面が三角形である振動子1と、駆動用圧電体2
4および25と、帰還用圧電体21とを用いた自励発振
回路30により、x軸方向に所定の自励振動を行なう。
そして、このような振動の下に、z軸まわりの角速度Ω
が加わると、自励発振と直交するy軸方向に振動が励起
される。
【0013】ここでは、y軸方向の振動を検出用圧電体
を兼ねた駆動用圧電体24および25に発生する電圧
を、差動回路31、同期検波回路32、平滑回路33を
通過させることにより、角速度Ωに比例する直流電圧出
力として出力する。
を兼ねた駆動用圧電体24および25に発生する電圧
を、差動回路31、同期検波回路32、平滑回路33を
通過させることにより、角速度Ωに比例する直流電圧出
力として出力する。
【0014】この場合、検出用圧電体を兼ねる駆動用圧
電体24および25には、角速度が加わっていないとき
にもx軸方向の振動により電圧が発生する。しかしなが
ら、それら電圧の位相が一致するので、差動をとること
で見かけ上ゼロにすることができる。
電体24および25には、角速度が加わっていないとき
にもx軸方向の振動により電圧が発生する。しかしなが
ら、それら電圧の位相が一致するので、差動をとること
で見かけ上ゼロにすることができる。
【0015】しかも、角速度が加わったときには、検出
用圧電体を兼ねる駆動用圧電体24および25にはコリ
オリの力により電圧が逆位相に生じることになるので、
両者の差動をとることで、見かけ上のヌル電圧を相殺す
るとともに、駆動信号で位相を検波することにより、コ
リオリの力による電圧だけを取出すことができる。
用圧電体を兼ねる駆動用圧電体24および25にはコリ
オリの力により電圧が逆位相に生じることになるので、
両者の差動をとることで、見かけ上のヌル電圧を相殺す
るとともに、駆動信号で位相を検波することにより、コ
リオリの力による電圧だけを取出すことができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図10に示すような第
1の従来の圧電ジャイロは、ヌル電圧がゼロの場合に
は、コリオリの力による出力だけが検出用圧電体から出
力されるので、駆動信号と同期検波することにより、角
速度の大きさを検出出力の大きさによって、角速度の方
向成分を検出出力の正負によって検出することができ
る。
1の従来の圧電ジャイロは、ヌル電圧がゼロの場合に
は、コリオリの力による出力だけが検出用圧電体から出
力されるので、駆動信号と同期検波することにより、角
速度の大きさを検出出力の大きさによって、角速度の方
向成分を検出出力の正負によって検出することができ
る。
【0017】ところが、振動子を理想的に駆動方向であ
るx軸方向にのみ変位成分を持つ振動状態にすることは
困難であり、何らかの方法でヌル電圧を相殺しないと、
同期検波によりコリオリの力による出力だけを抜き出す
ことができない。
るx軸方向にのみ変位成分を持つ振動状態にすることは
困難であり、何らかの方法でヌル電圧を相殺しないと、
同期検波によりコリオリの力による出力だけを抜き出す
ことができない。
【0018】そこで、ヌル電圧を、位相の等しいあるい
は逆位相となる帰還用の圧電体信号と差動をとることで
見かけ上ゼロにしている。
は逆位相となる帰還用の圧電体信号と差動をとることで
見かけ上ゼロにしている。
【0019】しかしながら、差動回路に入力される信号
の振幅を正確に一致させる必要があり、また、差動回路
に入力される信号の位相関係は、振動子の振動バランス
が崩れると、同位相あるいは逆位相からずれるので、ヌ
ル電圧を見かけ上ゼロにすることができず、同期検波し
てもコリオリの力による出力のみを抜き出すことができ
ないという問題を有していた。
の振幅を正確に一致させる必要があり、また、差動回路
に入力される信号の位相関係は、振動子の振動バランス
が崩れると、同位相あるいは逆位相からずれるので、ヌ
ル電圧を見かけ上ゼロにすることができず、同期検波し
てもコリオリの力による出力のみを抜き出すことができ
ないという問題を有していた。
【0020】また、図11に示すような第2の従来の圧
電ジャイロは、駆動用圧電体を兼ねた2個の検出用圧電
体からの出力の差動をとることで、見かけ上のヌル電圧
をゼロにしている。しかしながら、この場合も差動回路
に入力される2個の検出信号の振幅を正確に一致させる
必要があり、また、差動回路に入力される2個の検出信
号の位相関係は、振動子の振動バランスが崩れると、同
位相からずれるので、ヌル電圧を見かけ上ゼロにするこ
とはできない。したがって、同期検波してもコリオリの
力による出力のみを抜き出すことが必ずしもできないと
いう問題を有していた。
電ジャイロは、駆動用圧電体を兼ねた2個の検出用圧電
体からの出力の差動をとることで、見かけ上のヌル電圧
をゼロにしている。しかしながら、この場合も差動回路
に入力される2個の検出信号の振幅を正確に一致させる
必要があり、また、差動回路に入力される2個の検出信
号の位相関係は、振動子の振動バランスが崩れると、同
位相からずれるので、ヌル電圧を見かけ上ゼロにするこ
とはできない。したがって、同期検波してもコリオリの
力による出力のみを抜き出すことが必ずしもできないと
いう問題を有していた。
【0021】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、差動回路によ
りヌル電圧を見かけ上ゼロにする必要がなく、また、同
期検波のために検出手段以外の信号を用いる必要のない
角速度センサを提供することである。
めになされたものであって、その目的は、差動回路によ
りヌル電圧を見かけ上ゼロにする必要がなく、また、同
期検波のために検出手段以外の信号を用いる必要のない
角速度センサを提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の角速度セ
ンサは、振動子と、振動子を励振する駆動手段と、励振
状態を検出し、駆動手段の励振動作を制御するための帰
還用の第1の検出手段と、振動子の中心軸と平行な軸を
中心軸として外部から作用する角速度に応じたコリオリ
の力による振動成分を検出する第2の検出手段とを備
え、角速度が角速度センサに加わる前において、駆動手
段により励振された振動子の振動が、振動子の中心軸と
直交する面内で円運動または楕円運動をする。
ンサは、振動子と、振動子を励振する駆動手段と、励振
状態を検出し、駆動手段の励振動作を制御するための帰
還用の第1の検出手段と、振動子の中心軸と平行な軸を
中心軸として外部から作用する角速度に応じたコリオリ
の力による振動成分を検出する第2の検出手段とを備
え、角速度が角速度センサに加わる前において、駆動手
段により励振された振動子の振動が、振動子の中心軸と
直交する面内で円運動または楕円運動をする。
【0023】請求項2記載の角速度センサは、請求項1
記載の角速度センサの構成に加えて、第2の検出手段の
出力信号に基づいて、第2の検出手段からの信号の絶対
値の時間平均に比例する角速度検出信号を生成する信号
変換手段をさらに備える。
記載の角速度センサの構成に加えて、第2の検出手段の
出力信号に基づいて、第2の検出手段からの信号の絶対
値の時間平均に比例する角速度検出信号を生成する信号
変換手段をさらに備える。
【0024】請求項3記載の角速度センサは、請求項1
記載の角速度センサの構成に加えて、コリオリの力によ
る振動成分を検出する第2の検出手段は、圧電体を含
む。
記載の角速度センサの構成に加えて、コリオリの力によ
る振動成分を検出する第2の検出手段は、圧電体を含
む。
【0025】請求項4記載の角速度センサは、請求項1
記載の角速度センサの構成に加えて、コリオリの力によ
る振動成分を検出する第2の検出手段は、振動子の自由
端に設けられる少なくとも1個の永久磁石と、永久磁石
の位置変化により誘起される誘導電流を検出するコイル
とを含む。
記載の角速度センサの構成に加えて、コリオリの力によ
る振動成分を検出する第2の検出手段は、振動子の自由
端に設けられる少なくとも1個の永久磁石と、永久磁石
の位置変化により誘起される誘導電流を検出するコイル
とを含む。
【0026】請求項5記載の角速度センサは、請求項4
記載の角速度センサの構成に加えて、自由端近傍に少な
くとも1個の永久磁石が設けられた振動子が、第2の検
出手段のコイル面と直交する方向に磁化された磁性体で
ある。
記載の角速度センサの構成に加えて、自由端近傍に少な
くとも1個の永久磁石が設けられた振動子が、第2の検
出手段のコイル面と直交する方向に磁化された磁性体で
ある。
【0027】請求項6記載の角速度センサは、請求項4
または5記載の角速度センサの構成に加えて、コリオリ
の力による振動成分を検出する第2の検出手段が含むコ
イルが、中心軸とコイル面とを平行に保ちながら回転移
動可能である。
または5記載の角速度センサの構成に加えて、コリオリ
の力による振動成分を検出する第2の検出手段が含むコ
イルが、中心軸とコイル面とを平行に保ちながら回転移
動可能である。
【0028】請求項7記載の角速度センサは、請求項1
ないし6のいずれかに記載の角速度センサの構成に加え
て、振動子を励振する駆動手段は、圧電体を含む。
ないし6のいずれかに記載の角速度センサの構成に加え
て、振動子を励振する駆動手段は、圧電体を含む。
【0029】請求項8記載の角速度センサは、請求項1
ないし6のいずれかに記載の角速度センサの構成に加え
て、振動子を励振する駆動手段は、コイルを含む。
ないし6のいずれかに記載の角速度センサの構成に加え
て、振動子を励振する駆動手段は、コイルを含む。
【0030】請求項9記載の角速度センサは、請求項3
記載の角速度センサの構成に加えて、コリオリの力によ
る振動成分を検出する第2の検出手段が含む圧電体の出
力信号の位相が、駆動手段の駆動信号の位相と同位相あ
るいは逆位相である。
記載の角速度センサの構成に加えて、コリオリの力によ
る振動成分を検出する第2の検出手段が含む圧電体の出
力信号の位相が、駆動手段の駆動信号の位相と同位相あ
るいは逆位相である。
【0031】請求項10記載の角速度センサは、請求項
4ないし6のいずれかに記載の角速度センサの構成に加
えて、コリオリの力による振動成分を検出する第2の検
出手段の含むコイルの出力信号の位相が、駆動手段の駆
動信号の位相に対して90°の位相差を有する。
4ないし6のいずれかに記載の角速度センサの構成に加
えて、コリオリの力による振動成分を検出する第2の検
出手段の含むコイルの出力信号の位相が、駆動手段の駆
動信号の位相に対して90°の位相差を有する。
【0032】請求項11記載の角速度センサは、請求項
1ないし10のいずれかに記載の角速度センサの構成に
加えて、励振状態を検出する帰還用の第1の検出手段
は、圧電体を含む。
1ないし10のいずれかに記載の角速度センサの構成に
加えて、励振状態を検出する帰還用の第1の検出手段
は、圧電体を含む。
【0033】請求項12記載の角速度センサは、請求項
1ないし10のいずれかに記載の角速度センサの構成に
加えて、励振状態を検出する帰還用の第1の検出手段
は、コイルを含む。
1ないし10のいずれかに記載の角速度センサの構成に
加えて、励振状態を検出する帰還用の第1の検出手段
は、コイルを含む。
【0034】請求項13記載の角速度センサは、請求項
2記載の角速度センサの構成に加えて、信号変換手段
は、第2の検出手段の出力信号に基づいて、同期検波制
御信号を発生する検波制御手段と、同期検波制御手段に
基づいて、第2の検出手段の出力信号を同期検波し、角
速度検出信号を生成する同期検波手段をさらに備える。
2記載の角速度センサの構成に加えて、信号変換手段
は、第2の検出手段の出力信号に基づいて、同期検波制
御信号を発生する検波制御手段と、同期検波制御手段に
基づいて、第2の検出手段の出力信号を同期検波し、角
速度検出信号を生成する同期検波手段をさらに備える。
【0035】請求項14記載の角速度センサは、請求項
2記載の角速度センサの構成に加えて、信号変換手段
は、第2の検出手段の出力信号を受けて、包絡線検波を
行い、角速度検出信号を生成する包絡線検波手段を含
む。
2記載の角速度センサの構成に加えて、信号変換手段
は、第2の検出手段の出力信号を受けて、包絡線検波を
行い、角速度検出信号を生成する包絡線検波手段を含
む。
【0036】請求項15記載の角速度センサの検出回路
は、振動子と、振動子を励振する駆動手段と、励振状態
を検出する帰還用の第1の検出手段と、振動子の中心軸
と平行な軸を中心軸として外部から作用する角速度に応
じたコリオリの力による振動成分を検出する第2の検出
手段とを備える角速度センサの検出回路であって、第2
の検出手段の出力信号に基づいて、同期検波制御信号を
発生する検波制御手段と、同期検波制御手段に基づい
て、第2の検出手段の出力信号を同期検波する同期検波
手段とを備える。
は、振動子と、振動子を励振する駆動手段と、励振状態
を検出する帰還用の第1の検出手段と、振動子の中心軸
と平行な軸を中心軸として外部から作用する角速度に応
じたコリオリの力による振動成分を検出する第2の検出
手段とを備える角速度センサの検出回路であって、第2
の検出手段の出力信号に基づいて、同期検波制御信号を
発生する検波制御手段と、同期検波制御手段に基づい
て、第2の検出手段の出力信号を同期検波する同期検波
手段とを備える。
【0037】請求項16記載の角速度センサの検出回路
は、振動子と、振動子を励振する駆動手段と、励振状態
を検出する帰還用の第1の検出手段と、振動子の中心軸
と平行な軸を中心軸として外部から作用する角速度に応
じたコリオリの力による振動成分を検出する第2の検出
手段とを備える角速度センサの検出回路であって、第2
の検出手段からの信号を入力する包絡線検波回路とを備
える。
は、振動子と、振動子を励振する駆動手段と、励振状態
を検出する帰還用の第1の検出手段と、振動子の中心軸
と平行な軸を中心軸として外部から作用する角速度に応
じたコリオリの力による振動成分を検出する第2の検出
手段とを備える角速度センサの検出回路であって、第2
の検出手段からの信号を入力する包絡線検波回路とを備
える。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図9を参照して、本
発明の実施例について詳細に説明する。
発明の実施例について詳細に説明する。
【0039】[実施の形態1]本発明の実施の形態1の
角速度センサ部10の斜視図を図1に、平面図とブロッ
ク線図を図2に示す。図1および図2において、角速度
センサ部10は、振動子1、駆動用圧電体2、帰還用圧
電体3、検出用圧電体4で構成されている。
角速度センサ部10の斜視図を図1に、平面図とブロッ
ク線図を図2に示す。図1および図2において、角速度
センサ部10は、振動子1、駆動用圧電体2、帰還用圧
電体3、検出用圧電体4で構成されている。
【0040】振動子1としては、周囲温度の変化に対し
て振動特性が変化しないように、恒弾性金属(住友特殊
金属製、EL−3)を用いることができる。他のエリン
バー合金等の恒弾性金属も用いることが可能である。圧
電体2、3、4としては、PZT(Pb(Zr,Ti)
O3 )を用いることが可能であり、BaTiO3 等の圧
電セラミックスを用いることも可能である。
て振動特性が変化しないように、恒弾性金属(住友特殊
金属製、EL−3)を用いることができる。他のエリン
バー合金等の恒弾性金属も用いることが可能である。圧
電体2、3、4としては、PZT(Pb(Zr,Ti)
O3 )を用いることが可能であり、BaTiO3 等の圧
電セラミックスを用いることも可能である。
【0041】振動子1として圧電体を使用した場合に
は、圧電体2、3、4の代わりに電極を設ける構成とす
ることもできる。
は、圧電体2、3、4の代わりに電極を設ける構成とす
ることもできる。
【0042】実施の形態1においては、振動子1は駆動
用圧電体2により励振される。このとき、振動子のx軸
方向の共振周波数とy軸方向の共振周波数が近いと、振
動子にはx軸方向とy軸方向の振動モードに機械的な結
合が生じ、振動子は図2の矢印DAで示すような楕円運
動の振動状態となる。すなわち、振動子1がx方向に駆
動されたとしても、上記のような機械的結合が生じるて
いると、x方向に振動している振動のエネルギーが、y
方向に振動を生じるように漏れていく。このような機械
的結合が存在する限り、エネルギーはy方向の振動に漏
れるので、振動子1の運動は、円もしくは楕円運動にな
る。この機械的な結合は、x方向、y方向の共振周波数
が近づけば近づくほど、大きくなる傾向にある。
用圧電体2により励振される。このとき、振動子のx軸
方向の共振周波数とy軸方向の共振周波数が近いと、振
動子にはx軸方向とy軸方向の振動モードに機械的な結
合が生じ、振動子は図2の矢印DAで示すような楕円運
動の振動状態となる。すなわち、振動子1がx方向に駆
動されたとしても、上記のような機械的結合が生じるて
いると、x方向に振動している振動のエネルギーが、y
方向に振動を生じるように漏れていく。このような機械
的結合が存在する限り、エネルギーはy方向の振動に漏
れるので、振動子1の運動は、円もしくは楕円運動にな
る。この機械的な結合は、x方向、y方向の共振周波数
が近づけば近づくほど、大きくなる傾向にある。
【0043】本実施の形態では、たとえば、x軸方向の
共振周波数とy軸方向の共振周波数の差を2Hzとし、
駆動用圧電体2をx軸方向の共振周波数で駆動してい
る。
共振周波数とy軸方向の共振周波数の差を2Hzとし、
駆動用圧電体2をx軸方向の共振周波数で駆動してい
る。
【0044】しかしながら振動子1のx軸方向の共振周
波数とy軸方向の共振周波数、および駆動用圧電体2の
駆動周波数は、駆動振動状態が円運動あるいは楕円運動
の状態になるように設定すればよい、たとえば、共振周
波数が2〜8kHz程度の振動子では、x軸方向の共振
周波数とy軸方向の共振周波数の差が10Hz以下の範
囲になるように調整すれば、振動子を円運動あるいは楕
円運動で振動させることができる。このように設定する
ことで、円運動または楕円運動によるヌル出力が十分検
出可能なレベルとなり、後に説明するような同期検波が
可能となる。
波数とy軸方向の共振周波数、および駆動用圧電体2の
駆動周波数は、駆動振動状態が円運動あるいは楕円運動
の状態になるように設定すればよい、たとえば、共振周
波数が2〜8kHz程度の振動子では、x軸方向の共振
周波数とy軸方向の共振周波数の差が10Hz以下の範
囲になるように調整すれば、振動子を円運動あるいは楕
円運動で振動させることができる。このように設定する
ことで、円運動または楕円運動によるヌル出力が十分検
出可能なレベルとなり、後に説明するような同期検波が
可能となる。
【0045】従来は、このような機械的結合を如何に小
さくするかに努力が払われてきたが、本発明では、以下
に説明するように、このような機械的結合を角速度の検
出に利用する。
さくするかに努力が払われてきたが、本発明では、以下
に説明するように、このような機械的結合を角速度の検
出に利用する。
【0046】また、駆動用圧電体2をy軸方向の共振周
波数で駆動する方法でも、振動子を円もしくは楕円の振
動状態で励振することができ、この場合には、x軸方向
の共振周波数とy軸方向の共振周波数の差は10Hz以
上あってもよい。
波数で駆動する方法でも、振動子を円もしくは楕円の振
動状態で励振することができ、この場合には、x軸方向
の共振周波数とy軸方向の共振周波数の差は10Hz以
上あってもよい。
【0047】これは、駆動方向(x方向)をy方向の共
振周波数で駆動することにより、本来y方向に非常に振
動しやすい周波数(y方向の共振周波数)でx方向に振
動するので、x、y方向の共振周波数が離れていても、
y方向の振動が容易に生じるためである。もともと、x
方向に駆動しているため、当然にx方向の振動成分をも
ち、結果として、共振周波数の差Δfが大きい場合で
も、振動子1は円または楕円運動をすることになる。
振周波数で駆動することにより、本来y方向に非常に振
動しやすい周波数(y方向の共振周波数)でx方向に振
動するので、x、y方向の共振周波数が離れていても、
y方向の振動が容易に生じるためである。もともと、x
方向に駆動しているため、当然にx方向の振動成分をも
ち、結果として、共振周波数の差Δfが大きい場合で
も、振動子1は円または楕円運動をすることになる。
【0048】すなわち、いずれの方式でも、角速度セン
サに角速度が加わる前の初期状態において、振動子1は
すでに、円運動ないし楕円運動を行っていることにな
る。
サに角速度が加わる前の初期状態において、振動子1は
すでに、円運動ないし楕円運動を行っていることにな
る。
【0049】帰還用圧電体3は、発信回路30中の制御
回路により振動子を所望の周波数で駆動するための帰還
信号を出力する。
回路により振動子を所望の周波数で駆動するための帰還
信号を出力する。
【0050】z軸まわりの角速度Ωが加わると、角速度
Ωに比例したコリオリの力が振動子の運動方向と直交す
る方向に生じる。その結果、振動子1は、楕円運動の長
軸と短軸の半径が角速度の方向により大小する。そし
て、検出用圧電体4から出力される信号が大小するの
で、これにより角速度Ωを検出することができる。
Ωに比例したコリオリの力が振動子の運動方向と直交す
る方向に生じる。その結果、振動子1は、楕円運動の長
軸と短軸の半径が角速度の方向により大小する。そし
て、検出用圧電体4から出力される信号が大小するの
で、これにより角速度Ωを検出することができる。
【0051】図3は、図2に示したゲート回路34およ
び同期検波回路32の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
び同期検波回路32の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【0052】ゲート回路34は、検出用圧電体4からの
信号DSを受けて、この信号DSの正側のレベルに応じ
て、2値化されたゲート信号GS1を生成し、信号DS
の負側のレベルに応じて、2値化されたゲート信号GS
2を生成する。
信号DSを受けて、この信号DSの正側のレベルに応じ
て、2値化されたゲート信号GS1を生成し、信号DS
の負側のレベルに応じて、2値化されたゲート信号GS
2を生成する。
【0053】同期検波回路32では、信号DSを信号G
S1により検波することにより信号DM1を生成し、一
方、信号DSを信号GS2により検波することにより信
号DM2を生成する。同期検波回路32は、この信号D
M1と信号DM2の差分信号を同期検波後の信号とし
て、平滑回路33に出力する。
S1により検波することにより信号DM1を生成し、一
方、信号DSを信号GS2により検波することにより信
号DM2を生成する。同期検波回路32は、この信号D
M1と信号DM2の差分信号を同期検波後の信号とし
て、平滑回路33に出力する。
【0054】図4は、実施の形態1の角速度センサの動
作を説明するためのタイミングチャートであり、図4
(a)は無回転時の、図4(b)は回転時の検出回路各
部での波形をそれぞれ示す。
作を説明するためのタイミングチャートであり、図4
(a)は無回転時の、図4(b)は回転時の検出回路各
部での波形をそれぞれ示す。
【0055】図2の矢印Aの方向に楕円運動で振動して
いる振動子1の場合、無回転時の駆動信号、帰還用圧電
体信号、検出用圧電体のヌル電圧信号は、それぞれ図4
の(a)の(1)、(2)、(3)となる。
いる振動子1の場合、無回転時の駆動信号、帰還用圧電
体信号、検出用圧電体のヌル電圧信号は、それぞれ図4
の(a)の(1)、(2)、(3)となる。
【0056】本実施の形態では、振動子1が楕円運動し
ているので、検出用圧電体のヌル電圧信号は、駆動信号
と同位相となる。
ているので、検出用圧電体のヌル電圧信号は、駆動信号
と同位相となる。
【0057】次に、角速度センサ10が回転したときに
は、図4(b)の(3)に示すように、コリオリの力に
よる出力は、検出用圧電体のヌル電圧信号と同位相に発
生するので、図4(b)の(4)に示すように、検出用
圧電体信号DSをゲート回路34に入力し、ゲート回路
34からのゲート信号GS1、GS2を使って同期検波
回路32で同期検波し、平滑回路33で平滑化すること
で角速度を検出できる。
は、図4(b)の(3)に示すように、コリオリの力に
よる出力は、検出用圧電体のヌル電圧信号と同位相に発
生するので、図4(b)の(4)に示すように、検出用
圧電体信号DSをゲート回路34に入力し、ゲート回路
34からのゲート信号GS1、GS2を使って同期検波
回路32で同期検波し、平滑回路33で平滑化すること
で角速度を検出できる。
【0058】以上、本実施の形態で示したように、振動
子1が楕円運動している場合、検出用圧電体のヌル電圧
の出力とコリオリの力による出力の位相が一致するの
で、従来のように、差動回路により見かけ上のヌル電圧
をゼロにする必要がない。しかも、駆動信号あるいは帰
還用圧電体信号により同期検波を行なう必要もないの
で、同期検波のときの位相のずれが生じず、効率よくコ
リオリの力を検出することができる。
子1が楕円運動している場合、検出用圧電体のヌル電圧
の出力とコリオリの力による出力の位相が一致するの
で、従来のように、差動回路により見かけ上のヌル電圧
をゼロにする必要がない。しかも、駆動信号あるいは帰
還用圧電体信号により同期検波を行なう必要もないの
で、同期検波のときの位相のずれが生じず、効率よくコ
リオリの力を検出することができる。
【0059】なお、本実施の形態では、振動子1の振動
状態は楕円運動であるが、振動状態が円運動の場合も同
様の検出方法で角速度を検出することは可能である。。
状態は楕円運動であるが、振動状態が円運動の場合も同
様の検出方法で角速度を検出することは可能である。。
【0060】また、本実施の形態では、振動子1として
片持ち針状の振動子を用いたが、音叉型、H型等の振動
子も用いることが可能である。
片持ち針状の振動子を用いたが、音叉型、H型等の振動
子も用いることが可能である。
【0061】また、本実施の形態では、駆動手段として
圧電体を用いたが、振動子の駆動振動側の辺に磁石と駆
動用のコイルを設け、電磁誘導により振動子を励振する
方法をとることもできる。
圧電体を用いたが、振動子の駆動振動側の辺に磁石と駆
動用のコイルを設け、電磁誘導により振動子を励振する
方法をとることもできる。
【0062】また、本実施の形態では、帰還用検出手段
に圧電体3を用いたが、帰還用検出手段として、振動子
に固定された永久磁石と、これに対向するコイルとの組
み合わせを用いることも可能である。
に圧電体3を用いたが、帰還用検出手段として、振動子
に固定された永久磁石と、これに対向するコイルとの組
み合わせを用いることも可能である。
【0063】[実施の形態2]図5は、本発明の実施の
形態2の角速度センサの平面図およびブロック線図を示
す。本実施の形態において、検出回路の構成が異なる以
外は、振動子1の励振方法、振動状態についても、実施
の形態1と同様であるので、同一部分には同一符号を付
してその説明は繰返さない。
形態2の角速度センサの平面図およびブロック線図を示
す。本実施の形態において、検出回路の構成が異なる以
外は、振動子1の励振方法、振動状態についても、実施
の形態1と同様であるので、同一部分には同一符号を付
してその説明は繰返さない。
【0064】実施の形態2では、検出信号をゲート回路
からのゲート信号で同期検波する代わりに、包絡線検波
回路35を用いて、検出信号の振幅を検出している。
からのゲート信号で同期検波する代わりに、包絡線検波
回路35を用いて、検出信号の振幅を検出している。
【0065】振動子1が楕円運動しているので、検出用
圧電体のヌル電圧の出力とコリオリの力による出力の位
相が一致するため、従来のように、差動回路により見か
け上のヌル電圧をゼロにして、コリオリの力による出力
成分のみを同期検波により取出す必要がない。
圧電体のヌル電圧の出力とコリオリの力による出力の位
相が一致するため、従来のように、差動回路により見か
け上のヌル電圧をゼロにして、コリオリの力による出力
成分のみを同期検波により取出す必要がない。
【0066】したがって、包絡線検波回路35を用い
て、検出信号の振幅を検出するという簡単な回路構成で
効率よくコリオリの力を検出することができる。
て、検出信号の振幅を検出するという簡単な回路構成で
効率よくコリオリの力を検出することができる。
【0067】なお、本実施の形態では、振動子1の振動
状態は楕円運動であるが、振動状態が円運動の場合も、
同様の検出方法で角速度を検出することが可能である。
状態は楕円運動であるが、振動状態が円運動の場合も、
同様の検出方法で角速度を検出することが可能である。
【0068】また、本実施例では、振動子1として片持
ち針状の振動子を用いたが、音叉型、H型等の振動子も
好適に用いることができる。また、本実施例では、駆動
手段として圧電体を用いたが、振動子の駆動振動側の辺
に磁石と駆動用のコイルを設け、電磁誘導により振動子
を励振する方法をとることもできる。
ち針状の振動子を用いたが、音叉型、H型等の振動子も
好適に用いることができる。また、本実施例では、駆動
手段として圧電体を用いたが、振動子の駆動振動側の辺
に磁石と駆動用のコイルを設け、電磁誘導により振動子
を励振する方法をとることもできる。
【0069】また、本実施の形態では、帰還用検出手段
に圧電体3を用いたが、帰還用検出手段としてコイルを
用いることも可能である。
に圧電体3を用いたが、帰還用検出手段としてコイルを
用いることも可能である。
【0070】[実施の形態3]図6は、本発明の実施の
形態3の角速度センサ部12の斜視図を示す。さらに、
図7は、本発明の実施の形態3の角速度センサの平面図
およびブロック線図を示す。
形態3の角速度センサ部12の斜視図を示す。さらに、
図7は、本発明の実施の形態3の角速度センサの平面図
およびブロック線図を示す。
【0071】図6および図7を参照して、角速度センサ
部12は、振動子1、駆動用圧電体2、帰還用圧電体
3、永久磁石4、検出用コイル5で構成されている。
部12は、振動子1、駆動用圧電体2、帰還用圧電体
3、永久磁石4、検出用コイル5で構成されている。
【0072】永久磁石4としては、たとえば、希土類磁
石(住友特殊金属製、NEOMAX)を用いることが可
能であり、サマリウムコバルト磁石(SmCo磁石)あ
るいは希土類磁石以外の永久磁石も用いることが可能で
ある。
石(住友特殊金属製、NEOMAX)を用いることが可
能であり、サマリウムコバルト磁石(SmCo磁石)あ
るいは希土類磁石以外の永久磁石も用いることが可能で
ある。
【0073】検出用コイル5としては、たとえば、線径
20μmの銅線を、直径5mmに円形に100ターン巻
いたものを使用することが可能であるが、材質、線径、
コイルの形状、ターン数は、検出感度、コスト等に応じ
て適宜選択すればよい。
20μmの銅線を、直径5mmに円形に100ターン巻
いたものを使用することが可能であるが、材質、線径、
コイルの形状、ターン数は、検出感度、コスト等に応じ
て適宜選択すればよい。
【0074】本実施の形態では、検出用コイル5の中心
は空洞であるが、センダスト、パーマロイ等の高透磁率
材料のコアを設けることで、検出用コイル5の感度を向
上させることができる。
は空洞であるが、センダスト、パーマロイ等の高透磁率
材料のコアを設けることで、検出用コイル5の感度を向
上させることができる。
【0075】また、本実施の形態では、検出用コイル5
と対向する面の永久磁石4の磁極をN極としたが、これ
はS極でも構わない。
と対向する面の永久磁石4の磁極をN極としたが、これ
はS極でも構わない。
【0076】検出用コイル5と永久磁石4との間隔は、
たとえば、0.1mmとすることができるが、0.05
〜3mm程度の範囲であればよい。
たとえば、0.1mmとすることができるが、0.05
〜3mm程度の範囲であればよい。
【0077】また、本実施の形態では、永久磁石の形状
として四角柱のものを用いたが、円柱状、多角形の柱状
等の他の形状のものを用いることも可能である。
として四角柱のものを用いたが、円柱状、多角形の柱状
等の他の形状のものを用いることも可能である。
【0078】本実施の形態において、上述のように永久
磁石4と検出用コイル5が備えられていること以外は、
振動子1の励振方法、振動状態についても、実施の形態
1と同様であるので、同一部分には同一符号を付してそ
の説明は繰返さない。
磁石4と検出用コイル5が備えられていること以外は、
振動子1の励振方法、振動状態についても、実施の形態
1と同様であるので、同一部分には同一符号を付してそ
の説明は繰返さない。
【0079】角速度センサに、z軸まわりの角速度Ωが
加わると、角速度Ωに比例したコリオリの力が振動子の
運動方向と直交する方向に生じる。その結果、振動子1
は、楕円運動の長軸と短軸の半径が角速度の方向により
大小する。そして、検出用コイル5から出力される信号
が大小するので、これにより角速度Ωを検出することが
可能である。
加わると、角速度Ωに比例したコリオリの力が振動子の
運動方向と直交する方向に生じる。その結果、振動子1
は、楕円運動の長軸と短軸の半径が角速度の方向により
大小する。そして、検出用コイル5から出力される信号
が大小するので、これにより角速度Ωを検出することが
可能である。
【0080】なお、永久磁石4は励振されている状態で
は、x軸方向成分ももつので、厳密にはx軸方向の振動
成分によっても検出用コイル5を貫く磁束は変化する可
能性がある。しかしながら、y軸方向の振動成分による
磁束の変化に比較すると非常に小さいため、このような
可能性は無視できる程度である。
は、x軸方向成分ももつので、厳密にはx軸方向の振動
成分によっても検出用コイル5を貫く磁束は変化する可
能性がある。しかしながら、y軸方向の振動成分による
磁束の変化に比較すると非常に小さいため、このような
可能性は無視できる程度である。
【0081】図8は、本発明の実施の形態3の角速度セ
ンサの動作を説明するためのタイミングチャートであ
り、図8(a)は無回転時の、図8(b)は回転時の検
出回路各部での波形をそれぞれ示す。
ンサの動作を説明するためのタイミングチャートであ
り、図8(a)は無回転時の、図8(b)は回転時の検
出回路各部での波形をそれぞれ示す。
【0082】図7の矢印DAの方向に楕円運動で振動し
ている振動子1の場合、無回転時の駆動信号、帰還用圧
電体信号、検出用コイルのヌル電圧信号は、それぞれ図
8の(a)の(1)、(2)、(3)となる。
ている振動子1の場合、無回転時の駆動信号、帰還用圧
電体信号、検出用コイルのヌル電圧信号は、それぞれ図
8の(a)の(1)、(2)、(3)となる。
【0083】本実施の形態では、振動子1が楕円運動し
ているので、検出用コイルのヌル電圧信号は、帰還用圧
電体信号と同位相になる。
ているので、検出用コイルのヌル電圧信号は、帰還用圧
電体信号と同位相になる。
【0084】次に、角速度センサ10が回転したときに
は、図8(b)の(3)に示すように、コリオリの力に
よる出力は、検出用コイルのヌル電圧信号と同位相に発
生するので、図8(b)の(4)に示すように、検出用
圧電体信号をゲート回路34に入力し、ゲート回路34
からのゲート信号を使って同期検波回路32で同期検波
し、平滑回路33で平滑化することで、角速度を検出す
ることが可能である。
は、図8(b)の(3)に示すように、コリオリの力に
よる出力は、検出用コイルのヌル電圧信号と同位相に発
生するので、図8(b)の(4)に示すように、検出用
圧電体信号をゲート回路34に入力し、ゲート回路34
からのゲート信号を使って同期検波回路32で同期検波
し、平滑回路33で平滑化することで、角速度を検出す
ることが可能である。
【0085】以上、本実施の形態で示すように、振動子
1が楕円運動しているため、検出用コイルのヌル電圧の
出力とコリオリの力による出力の位相が一致するので、
従来のように、差動回路により見かけ上のヌル電圧をゼ
ロにする必要がなく、しかも、駆動信号あるいは帰還用
圧電体信号により同期検波を行なう必要もないので、同
期検波のときの位相のずれが生じず、効率よくコリオリ
の力を検出することが可能である。
1が楕円運動しているため、検出用コイルのヌル電圧の
出力とコリオリの力による出力の位相が一致するので、
従来のように、差動回路により見かけ上のヌル電圧をゼ
ロにする必要がなく、しかも、駆動信号あるいは帰還用
圧電体信号により同期検波を行なう必要もないので、同
期検波のときの位相のずれが生じず、効率よくコリオリ
の力を検出することが可能である。
【0086】なお、本実施の形態では、振動子1の振動
状態は楕円運動であるが、振動状態が円運動の場合も同
様の検出方法で角速度を検出することが可能である。
状態は楕円運動であるが、振動状態が円運動の場合も同
様の検出方法で角速度を検出することが可能である。
【0087】また、本実施例では、振動子1として片持
ち針状の振動子を用いたが、音叉型、H型等の振動子も
用いることが可能である。
ち針状の振動子を用いたが、音叉型、H型等の振動子も
用いることが可能である。
【0088】また、本実施の形態では、自由端に磁石を
取付けた振動子を用いたが、振動子としては、駆動振動
方向と直交する方向に磁化方向をもつ磁性材料を用いる
こともできる。
取付けた振動子を用いたが、振動子としては、駆動振動
方向と直交する方向に磁化方向をもつ磁性材料を用いる
こともできる。
【0089】また、本実施の形態では、駆動手段として
圧電体を用いたが、振動子の駆動振動側の辺に磁石と駆
動用のコイルを設け、電磁誘導により振動子を励振する
方法をとることもできる。
圧電体を用いたが、振動子の駆動振動側の辺に磁石と駆
動用のコイルを設け、電磁誘導により振動子を励振する
方法をとることもできる。
【0090】さらに、本実施の形態では、帰還用検出手
段に圧電体3を用いる構成としたが、帰還用検出手段と
してコイルを用いることもできる。
段に圧電体3を用いる構成としたが、帰還用検出手段と
してコイルを用いることもできる。
【0091】さらに、本実施の形態では、検出用コイル
信号をゲート回路34に入力し、ゲート回路34からの
ゲート信号を使って同期検波回路32で同期検波し、平
滑回路33で平滑化する構成としたが、実施の形態2で
説明したように、包絡線検波回路35を用いることも可
能である。
信号をゲート回路34に入力し、ゲート回路34からの
ゲート信号を使って同期検波回路32で同期検波し、平
滑回路33で平滑化する構成としたが、実施の形態2で
説明したように、包絡線検波回路35を用いることも可
能である。
【0092】[実施の形態4]図9は、本発明の実施の
形態4の角速度センサ部の平面図を示す。図9を参照し
て、角速度センサ部14は、振動子1、駆動用圧電体
2、帰還用圧電体3、永久磁石4、検出用コイル5で構
成されている。
形態4の角速度センサ部の平面図を示す。図9を参照し
て、角速度センサ部14は、振動子1、駆動用圧電体
2、帰還用圧電体3、永久磁石4、検出用コイル5で構
成されている。
【0093】本実施の形態において、検出用コイル5が
図中矢印DBの方向に回転移動可能であること以外は、
実施の形態2の構成と同様であるので、同一部分には同
一符号を付してその説明は繰返さない。
図中矢印DBの方向に回転移動可能であること以外は、
実施の形態2の構成と同様であるので、同一部分には同
一符号を付してその説明は繰返さない。
【0094】本実施の形態では、振動子1は、図9の矢
印DAで示すような楕円運動の振動状態となっている。
ここでは、振動子1の振動バランスが悪く、実施の形態
3とは異なり、楕円の長軸の方向がx軸方向と角度θだ
け傾いている場合を示している。
印DAで示すような楕円運動の振動状態となっている。
ここでは、振動子1の振動バランスが悪く、実施の形態
3とは異なり、楕円の長軸の方向がx軸方向と角度θだ
け傾いている場合を示している。
【0095】この振動状態で検出用コイル5が図9中の
Cのようにその面をx軸と平行に一致している場合に
は、検出用コイル5からのヌル出力の位相は、コリオリ
の力による出力の位相と一致しなくなる。
Cのようにその面をx軸と平行に一致している場合に
は、検出用コイル5からのヌル出力の位相は、コリオリ
の力による出力の位相と一致しなくなる。
【0096】そこで、本実施の形態では、検出用コイル
5が矢印DBで示すように、回転移動可能となってい
る。
5が矢印DBで示すように、回転移動可能となってい
る。
【0097】検出用コイル5のコイル面が図9中のDの
ように、振動子1の楕円運動の長軸方向と平行になるよ
うに、矢印B方向に角度θだけ回転させると、検出用コ
イル5からのヌル出力の位相は、コリオリの力による出
力の位相と一致させることができる。
ように、振動子1の楕円運動の長軸方向と平行になるよ
うに、矢印B方向に角度θだけ回転させると、検出用コ
イル5からのヌル出力の位相は、コリオリの力による出
力の位相と一致させることができる。
【0098】よって、検出用コイル信号をゲート回路3
4に入力し、ゲート回路34からのゲート信号を使って
同期検波回路32で同期検波し、平滑回路33で平滑化
することで、角速度を検出することができる。
4に入力し、ゲート回路34からのゲート信号を使って
同期検波回路32で同期検波し、平滑回路33で平滑化
することで、角速度を検出することができる。
【0099】以上、本実施例で示すように、検出用コイ
ル5が回転移動可能なように設置されているので、振動
子の振動バランスが悪く、振動状態が傾いた楕円運動に
なっている場合でも、検出用コイルのヌル電圧の出力と
コリオリの力による出力の位相を一致させることが可能
で、駆動信号あるいは帰還用圧電体信号により同期検波
をする必要がなくなる。このため、同期検波のときの位
相のずれが生じないので、効率よくコリオリの力を検出
することが可能である。
ル5が回転移動可能なように設置されているので、振動
子の振動バランスが悪く、振動状態が傾いた楕円運動に
なっている場合でも、検出用コイルのヌル電圧の出力と
コリオリの力による出力の位相を一致させることが可能
で、駆動信号あるいは帰還用圧電体信号により同期検波
をする必要がなくなる。このため、同期検波のときの位
相のずれが生じないので、効率よくコリオリの力を検出
することが可能である。
【0100】また、本実施の形態では、振動子1として
片持ち針状の振動子を用いたが、音叉型、H型等の振動
子も用いることが可能である。
片持ち針状の振動子を用いたが、音叉型、H型等の振動
子も用いることが可能である。
【0101】また、本実施の形態では、駆動手段として
圧電体を用いたが、振動子の駆動振動側の辺に磁石と駆
動用のコイルを設け、電磁誘導により振動子を励振する
方法をとることも可能である。
圧電体を用いたが、振動子の駆動振動側の辺に磁石と駆
動用のコイルを設け、電磁誘導により振動子を励振する
方法をとることも可能である。
【0102】また、本実施の形態では、帰還用検出手段
に圧電体3を用いたが、帰還用検出手段としてコイルを
用いることもできる。
に圧電体3を用いたが、帰還用検出手段としてコイルを
用いることもできる。
【0103】また、本実施の形態では、検出用圧電体信
号をゲート回路34に入力し、ゲート回路34からのゲ
ート信号を使って同期検波回路32で同期検波し、平滑
回路33で平滑化したが、実施の形態2で示したよう
に、包絡線検波回路35を用いることも可能である。
号をゲート回路34に入力し、ゲート回路34からのゲ
ート信号を使って同期検波回路32で同期検波し、平滑
回路33で平滑化したが、実施の形態2で示したよう
に、包絡線検波回路35を用いることも可能である。
【0104】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る角速
度センサは、振動子が円運動または楕円運動しているの
で、検出手段が圧電体あるいはコイルの場合でも、検出
手段からのヌル電圧の出力とコリオリの力による出力の
位相が一致するので、従来のように、差動回路により見
かけ上のヌル電圧をゼロにする必要がない。しかも、駆
動信号あるいは帰還用圧電体信号等の検出信号以外の信
号により同期検波を行なう必要がないので、同期検波の
ときの位相のずれが生じず、効率よくコリオリの力を検
出することができる。
度センサは、振動子が円運動または楕円運動しているの
で、検出手段が圧電体あるいはコイルの場合でも、検出
手段からのヌル電圧の出力とコリオリの力による出力の
位相が一致するので、従来のように、差動回路により見
かけ上のヌル電圧をゼロにする必要がない。しかも、駆
動信号あるいは帰還用圧電体信号等の検出信号以外の信
号により同期検波を行なう必要がないので、同期検波の
ときの位相のずれが生じず、効率よくコリオリの力を検
出することができる。
【0106】また、検出信号を包絡線検波すれば、同期
検出回路も不要となり、回路構成を簡単にすることがで
きる。
検出回路も不要となり、回路構成を簡単にすることがで
きる。
【0107】さらに、検出手段として、検出用コイルが
回転移動可能なように設置されている場合には、振動子
の振動バランスが悪く、振動状態が傾いた楕円運動にな
っている場合でも、検出用コイルのヌル電圧の出力とコ
リオリの力による出力の位相を一致させることが可能
で、駆動信号あるいは帰還用圧電体信号により同期検波
する必要がなくなる。このため、同期検波のときの位相
のずれが生じないので、効率よくコリオリの力を検出す
ることが可能である。
回転移動可能なように設置されている場合には、振動子
の振動バランスが悪く、振動状態が傾いた楕円運動にな
っている場合でも、検出用コイルのヌル電圧の出力とコ
リオリの力による出力の位相を一致させることが可能
で、駆動信号あるいは帰還用圧電体信号により同期検波
する必要がなくなる。このため、同期検波のときの位相
のずれが生じないので、効率よくコリオリの力を検出す
ることが可能である。
【0108】また、検出信号を包絡線検波すれば、同期
検波回路も不要となり、回路構成を簡単にすることが可
能である。
検波回路も不要となり、回路構成を簡単にすることが可
能である。
【図1】本発明の実施の形態1の角速度センサの斜視図
である。
である。
【図2】本発明の実施の形態1の角速度センサの構成を
示す概略ブロック図である。
示す概略ブロック図である。
【図3】図2に示したゲート回路34および同期検波回
路32の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
路32の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図4】本発明の実施の形態1の角速度センサの動作を
説明するためのタイミングチャートであり、図4(a)
は無回転時の、図4(b)は回転時の検出波形をそれぞ
れ示す。
説明するためのタイミングチャートであり、図4(a)
は無回転時の、図4(b)は回転時の検出波形をそれぞ
れ示す。
【図5】本発明の実施の形態2の角速度センサの構成を
示す概略ブロック図である。
示す概略ブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態3の角速度センサを示す斜
視図である。
視図である。
【図7】本発明の実施の形態3の角速度センサの構成を
示す概略ブロック図である。
示す概略ブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態3の角速度センサの動作を
説明するためのタイミングチャートであり、図8(a)
は無回転時の、図8(b)は回転時の検出波形をそれぞ
れ示す。
説明するためのタイミングチャートであり、図8(a)
は無回転時の、図8(b)は回転時の検出波形をそれぞ
れ示す。
【図9】本発明の実施の形態4の角速度センサの構成を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図10】第1の従来の角速度センサの構成を示す概略
ブロック図である。
ブロック図である。
【図11】第2の従来の角速度センサの構成を示す概略
ブロック図である。
ブロック図である。
1 振動子 2 駆動用圧電体 3 帰還用圧電体 4 永久磁石 5 検出用コイル 30 自励発振回路 31 差動回路 32 同期検波回路 33 平滑回路 34 ゲート回路 35 包絡線検波回路
フロントページの続き (72)発明者 薦田 智久 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 吉良 徹 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2F105 AA02 AA08 BB08 CC06 CD01 CD06 CD11
Claims (16)
- 【請求項1】 角速度センサであって、 振動子と、 前記振動子を励振する駆動手段と、 前記励振状態を検出し、前記駆動手段の励振動作を制御
するための帰還用の第1の検出手段と、 前記振動子の中心軸と平行な軸を中心軸として外部から
作用する角速度に応じたコリオリの力による振動成分を
検出する第2の検出手段とを備え、 角速度が前記角速度センサに加わる前において、前記駆
動手段により励振された前記振動子の振動が、前記振動
子の前記中心軸と直交する面内で円運動または楕円運動
をする、角速度センサ。 - 【請求項2】 前記第2の検出手段の出力信号に基づい
て、前記第2の検出手段からの信号の絶対値の時間平均
に比例する角速度検出信号を生成する信号変換手段をさ
らに備える、請求項1記載の角速度センサ。 - 【請求項3】 前記コリオリの力による振動成分を検出
する第2の検出手段は、圧電体を含む、請求項1記載の
角速度センサ。 - 【請求項4】 前記コリオリの力による振動成分を検出
する第2の検出手段は、 前記振動子の自由端に設けられる少なくとも1個の永久
磁石と、 前記永久磁石の位置変化により誘起される誘導電流を検
出するコイルとを含む、請求項1記載の角速度センサ。 - 【請求項5】 前記自由端近傍に少なくとも1個の永久
磁石が設けられた前記振動子が、前記第2の検出手段の
コイル面と直交する方向に磁化された磁性体である、請
求項4記載の角速度センサ。 - 【請求項6】 前記コリオリの力による振動成分を検出
する第2の検出手段が含むコイルが、前記中心軸とコイ
ル面とを平行に保ちながら回転移動可能である、請求項
4または5記載の角速度センサ。 - 【請求項7】 前記振動子を励振する前記駆動手段は、
圧電体を含む、請求項1ないし6のいずれかに記載の角
速度センサ。 - 【請求項8】 前記振動子を励振する前記駆動手段は、
コイルを含む、請求項1ないし6のいずれかに記載の角
速度センサ。 - 【請求項9】 前記コリオリの力による振動成分を検出
する第2の検出手段が含む圧電体の出力信号の位相が、
前記駆動手段の駆動信号の位相と同位相あるいは逆位相
である、請求項3記載の角速度センサ。 - 【請求項10】 前記コリオリの力による振動成分を検
出する第2の検出手段の含むコイルの出力信号の位相
が、前記駆動手段の駆動信号の位相に対して90°の位
相差を有する、請求項4ないし6のいずれかに記載の角
速度センサ。 - 【請求項11】 前記励振状態を検出する前記帰還用の
第1の検出手段は、圧電体を含む、請求項1ないし10
のいずれかに記載の角速度センサ。 - 【請求項12】 前記励振状態を検出する前記帰還用の
第1の検出手段は、コイルを含む、請求項1ないし10
のいずれかに記載の角速度センサ。 - 【請求項13】 前記信号変換手段は、 前記第2の検出手段の出力信号に基づいて、同期検波制
御信号を発生する検波制御手段と、 前記同期検波制御手段に基づいて、前記第2の検出手段
の出力信号を同期検波し、前記角速度検出信号を生成す
る同期検波手段をさらに備える、請求項2記載の角速度
センサ。 - 【請求項14】 前記信号変換手段は、 前記第2の検出手段の出力信号を受けて、包絡線検波を
行い、前記角速度検出信号を生成する包絡線検波手段を
含む、請求項2記載の角速度センサ。 - 【請求項15】 振動子と、前記振動子を励振する駆動
手段と、前記励振状態を検出する帰還用の第1の検出手
段と、前記振動子の中心軸と平行な軸を中心軸として外
部から作用する角速度に応じたコリオリの力による振動
成分を検出する第2の検出手段とを備える角速度センサ
の検出回路であって、 前記第2の検出手段の出力信号に基づいて、同期検波制
御信号を発生する検波制御手段と、 前記同期検波制御手段に基づいて、前記第2の検出手段
の出力信号を同期検波する同期検波手段とを備える、角
速度センサの検出回路。 - 【請求項16】 振動子と、前記振動子を励振する駆動
手段と、前記励振状態を検出する帰還用の第1の検出手
段と、前記振動子の中心軸と平行な軸を中心軸として外
部から作用する角速度に応じたコリオリの力による振動
成分を検出する第2の検出手段とを備える角速度センサ
の検出回路であって、 前記第2の検出手段からの信号を入力する包絡線検波回
路とを備える、角速度センサの検出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11137292A JP2000329560A (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | 角速度センサおよびその検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11137292A JP2000329560A (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | 角速度センサおよびその検出回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000329560A true JP2000329560A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=15195284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11137292A Withdrawn JP2000329560A (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | 角速度センサおよびその検出回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000329560A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006524344A (ja) * | 2003-04-23 | 2006-10-26 | ノースロップ グラマン コーポレーション | 正味の抑制トルクを実質的にゼロにする位置の、ぶら下がりセンサコンポーネントからパラメタの値を得るピックオフセンサ |
| JP2010534823A (ja) * | 2008-01-25 | 2010-11-11 | コンクク、ユニバーシティー、インダストリアル、コーオペレーション、コーポレーション | 自動利得制御ループを使用した力平衡制御システム及び制御方法 |
| JP2011107086A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 静電容量検出回路、圧力検出装置、加速度検出装置、および、マイクロフォン用トランスデューサ |
-
1999
- 1999-05-18 JP JP11137292A patent/JP2000329560A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006524344A (ja) * | 2003-04-23 | 2006-10-26 | ノースロップ グラマン コーポレーション | 正味の抑制トルクを実質的にゼロにする位置の、ぶら下がりセンサコンポーネントからパラメタの値を得るピックオフセンサ |
| JP2010534823A (ja) * | 2008-01-25 | 2010-11-11 | コンクク、ユニバーシティー、インダストリアル、コーオペレーション、コーポレーション | 自動利得制御ループを使用した力平衡制御システム及び制御方法 |
| JP2011107086A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 静電容量検出回路、圧力検出装置、加速度検出装置、および、マイクロフォン用トランスデューサ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060801 |