JP2000330154A - 像振れ補正装置 - Google Patents

像振れ補正装置

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JP2000330154A
JP2000330154A JP13831499A JP13831499A JP2000330154A JP 2000330154 A JP2000330154 A JP 2000330154A JP 13831499 A JP13831499 A JP 13831499A JP 13831499 A JP13831499 A JP 13831499A JP 2000330154 A JP2000330154 A JP 2000330154A
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Tadanori Okada
忠典 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源を切ったり、外部から衝撃が加わったと
しても、補正レンズが機械的な端に衝突して不快ながた
つき音を発生するといったことや、装置を破壊しまうと
いったことを防止する。 【解決手段】 固定枠40と、主光学系の一部である補
正レンズと、該補正レンズを保持し、前記固定枠に対し
て光軸と略直交する面内で移動する可動枠41とを有
し、前記可動枠を移動させることによって像振れを抑制
する像振れ補正装置において、前記可動枠が像振れ補正
のために移動する範囲を越えて、機械的な端に達する際
に作用し、前記可動枠が前記機械的な端へ衝突する時の
衝撃を緩和するための衝撃吸収部材43を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等に搭載さ
れ、像振れを光学的に補正する像振れ補正装置の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、手持ち撮影において生じ易い手振
れ等による像振れを防止するため、撮影レンズ系(主光
学系)又はその一部の光学系を補正レンズとし、この補
正レンズを振れを吸収する方向にシフト移動させること
により、振れによる結像位置のずれを修正し、像振れを
解消しようとするものが知られている。
【0003】上記のようなシフト型振れ補正方式は、補
正レンズを移動させるための駆動機構としては、部品点
数が少なく応答性が良い点から、コイルとマグネットに
より電磁アクチュエータを構成し、いずれか一方を固定
側、他方を補正レンズ側に保持し、直接レンズ枠を移動
させる構成になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のようなシ
フトタイプの振れ補正装置では、コイルへの通電を切っ
てしまうと保持力が全く働かないので、可動枠が装置内
でガタつくことにより不快な音が発生するうえ、撮影者
に不信感を与えることがある。
【0005】また、外部から強い衝撃が加えられた時に
は、可動枠が機械的な端に勢いよく衝突し、装置を破壊
してしまう危険性がある。通常、コイルによる保持力は
使用状態での衝撃力から可動枠部重量の2〜3倍に設定
しているため、カメラを落とした場合は勿論、ぶつけた
程度でも補正レンズは機械的な端にぶつかることにな
る。保持力を強くしようとしても、装置の大きさや消費
電力の制限から限界があるという問題があった。
【0006】(発明の目的)本発明の第1の目的は、電
源を切ったり、外部から衝撃が加わったとしても、補正
レンズが機械的な端に衝突して不快ながたつき音を発生
するといったことや、装置を破壊しまうといったことを
防止することのできる像振れ補正装置を提供しようとす
るものである。
【0007】本発明の第2の目的は、ゴム材料の弾力性
で効果的に衝撃音と衝撃力を吸収することのできる像振
れ補正装置を提供しようとするものである。
【0008】本発明の第3の目的は、衝撃吸収部材を固
定枠と可動枠の少なくとも一方に保持する構成にし、装
置の簡略化を図ることのできる像振れ補正装置を提供し
ようとするものである。
【0009】本発明の第4の目的は、衝撃吸収部材を固
定枠と可動枠の少なくとも一方に一体的に成形する構成
にし、部品点数を増やすことなく衝撃音と衝撃力を吸収
することのできる像振れ補正装置を提供しようとするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1記載の本発明は、固定枠と、主光学
系の一部である補正レンズと、該補正レンズを保持し、
前記固定枠に対して光軸と略直交する面内で移動する可
動枠とを有し、前記可動枠を移動させることによって像
振れを抑制する像振れ補正装置において、前記可動枠が
像振れ補正のために移動する範囲を越えて、機械的な端
に達する際に作用し、前記可動枠が前記機械的な端へ衝
突する時の衝撃を緩和するための衝撃吸収部材を有する
像振れ補正装置とするものである。
【0011】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項2記載の本発明は、衝撃吸収部材を、ゴムリング
とした請求項1記載の像振れ補正装置とするものであ
る。
【0012】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項3記載の本発明は、衝撃吸収部材を、固定枠と可
動枠の少なくとも一方に保持した請求項1又は2記載の
像振れ補正装置とするものである。
【0013】また、上記第4の目的を達成するために、
請求項4記載の本発明は、衝撃吸収部材を、固定枠と可
動枠の少なくとも一方に一体的に成形される請求項1記
載の像振れ補正装置とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に従って詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の実施の第1の形態に係るビ
デオカメラ用のズームレンズの断面図、図2は図1のズ
ームレンズ鏡筒の分解斜視図を示している。
【0016】これらの図において、1は第一群レンズL
1を保持した固定鏡筒、2はローパスフィルタ3を保持
した後部鏡筒であり、さらに後方には図示しないCCD
センサが取り付けられる。4は固定レンズL3Aと振れ
補正のため光軸と直角方向に駆動される補正レンズであ
るL3Bを保持した振れ補正ユニットであり、固定鏡筒
1と後部鏡筒2に挟持され、ビスによって固定されてい
る。5はズーミングを行う第2群レンズL2を保持した
第2群鏡筒であり、該第2群鏡筒5は前後を固定鏡筒1
と後部鏡筒2に保持されている2本のガイドバー6a,
6bによって光軸方向へ移動自在に保持されている。7
はフォーカス調節を行う第4群レンズL4を保持した第
4群鏡筒であり、前記第2群鏡筒5と同様に、ガイドバ
ー6a,6bによって光軸方向へ移動自在に保持されて
いる。ガイドバー6a,6bは光軸を挟んで設けられて
おり、これら2本のガイドバー6a,6bによって第2
群鏡筒5と第4群鏡筒7の光軸方向の案内と光軸周りの
回り止めとを行っている。8は電磁アクチュエータによ
って絞り羽根8a,8bを駆動するIGメータであり、
固定鏡筒1と振れ補正ユニット4によって挟持されてい
る。
【0017】9はコの字形をした板金に駆動部と出力ネ
ジ部が一体に保持されたズームモータであり、固定鏡筒
1にビスで固定されている。一方、第2群鏡筒5にはラ
ック10が取付けられており、該ラック10がズームモ
ータ9のネジ部と噛合することによって光軸方向に駆動
される。この際、ラック10はばね11によって噛合方
向と、光軸方向に付勢されており、噛合いガタとスラス
トガタを取り除くようにしている。12はフォーカスモ
ータであり、ズームモータ9と同様な構造であり、後部
鏡筒2にビスで固定されている。第4群鏡筒7にも第2
群鏡筒5と同様にラック13及びばね14が取り付けら
れ、該ラック13がフォーカスモータ12のネジ部に噛
合することで光軸方向に駆動されるよう構成されてい
る。
【0018】ラック10,13はそれぞれ、第2群鏡筒
5と第4群鏡筒7に光軸方向に延びるよう形成された穴
部5a,7aに軸部10a,13aを嵌合させて取り付
けられ、第2群鏡筒5,第4群鏡筒7に対して上記軸部
10a,13aを中心に回動可能となっている。このた
め、ガイドバー6a,6bとモータ出力軸との平行度に
ずれがあっても第2群鏡筒5,第4群鏡筒7のスムーズ
な移動が確保できる。また、ラック10,13はそれぞ
ればね11,14に回動方向一方に付勢され、ラック1
0,13の噛合部はモータ出力ネジに圧接している。こ
のため、ラック10,13の噛合部とモータ出力軸の雄
ネジとを確実に噛合させることができる。この実施の形
態では、ズームモータ9,フォーカスモータ12はステ
ッピングモータを使用している。
【0019】15は、基板16に端子を半田付けした
後、固定鏡筒1にビスで固定されたインタラプタであ
り、投光部と受光部の間を第2群鏡筒5に一体的に設け
た遮光壁部5bが通過することで該第2群鏡筒5の基準
位置を検出し、ズームモータに入力するパルス数によっ
て各ズーム位置へ駆動するよう構成されている。フォー
カス調節も同様に、第4群鏡筒7に設けた遮光壁部7b
を後部鏡筒2に取付けたインタラプタ17,基板18に
よって基準位置として検出し、ステップ駆動するよう構
成している。
【0020】次に、振れ補正ユニット4の構成について
説明する。
【0021】図3は上記振れ補正ユニット4の分解斜視
図であり、同図において、40は固定枠であり、固定鏡
筒1との位置決めボス40a(図2参照)及び、後部鏡
筒2との位置決めボス40bを各々2個有し、固定鏡筒
1と後部鏡筒2によって挟持されている。固定枠40の
内周には固定レンズL3A(図1参照)が保持されてお
り、該固定レンズL3Aの外周の円筒部40dにはゴム
リング43が保持されている。ゴムリング43は、振れ
補正の電源を切っている時や、外部から強い衝撃を受け
た時に、後述する可動枠がまず始めに当接することによ
って、衝撃音を無くし、装置を保護する目的で取付けら
れている。
【0022】41は振れ補正レンズであるL3B(図1
参照)を保持した可動枠であり、該可動枠41の外周に
設けた3箇所の穴41aにはピン42が固定されてい
る。ピン42は固定枠40の長溝40cに嵌合してい
る。これらのピン42と長溝40cが滑らかに摺動する
ことにより、可動枠41は固定枠40に対して所定の範
囲で光軸と直角方向に移動自在となっている。ここで、
ピン42及びこれに対応した長溝40cは120°ずつ
等間隔で、同一平面内に配置されており、摺動摩擦によ
る負荷で可動枠41に光軸まわりのモーメントが働かな
いようバランスを保っている。
【0023】次に、可動枠41の駆動方法について説明
する。
【0024】45a,45bはコイルであり、夫々水平
方向(以下、X方向と記す)及び垂直方向(以下、Y方
向と記す)の駆動用として可動枠41に固定されてい
る。46a,46bはマグネットであり、各々X,Y方
向に2極に着磁されている。マグネット46a,46b
は鉄等の材料で作られた下ヨーク47a,47bに吸着
させ、固定枠40の裏側から穴部40h,40iに挿入
され、固定されている。そして、下ヨーク47a,47
b同様の材料による上ヨーク48を前方から後述するセ
ンサホルダ49と共に固定枠40の支柱40f,40g
にビス53で固定することによってX,Y方向駆動用の
磁気回路を構成している。
【0025】50a,50bはIRED等の投光素子、
51a,51bはPSD等の受光素子であり、センサホ
ルダ49に外周側から挿入され接着固定される。そし
て、夫々の投光素子,受光素子の間に可動枠41に一体
的に設けた細長い穴状のスリット41c,41dが挿入
され、投光素子51a,51bから投光された赤外光の
うちスリット41c,41dを通過したものだけを受光
素子51a,51bによって受光し、可動枠41のX方
向、及びY方向の位置を検出している。これらの投光素
子50a,50b、受光素子51a,51bはフレキシ
ブルプリント基板52(図中では分割して示している)
に接続され、図示しないカメラ本体側に設けた制御回路
と接続されている。
【0026】図4は、上記振れ補正ユニット4をCCD
側から見た正面図である(センサ部、上ヨーク48は取
り除いている)。図5は、図4の振れ補正ユニット4を
A−Aで示す位置で切断した断面図である。
【0027】フレキシブルプリント基板52は一部分が
伸張され、その先端部52aが可動枠41の平面部に両
面テープ等で固定されている。先端部52aにはコイル
45a,45bに通電するためのランド52bが4個所
設けられており、コイル45a,45bの端子が半田付
けにて接続されている。図5で示すように、フレキシブ
ルプリント基板52はU字状に曲げられた屈曲部52c
を経て、固定部であるセンサホルダ49に両面テープ等
で固定されている。そして、センサ部(投光素子50
a,50b、受光素子51a,51b)の接続と一体と
なって図示しないカメラ本体側に設けた制御回路と接続
されている。
【0028】次に、振れ補正ユニット4の制御系につい
て説明する。
【0029】図6は、上記振れ補正ユニット4の制御系
を示している。70は本システム全体の制御を司るマイ
コンである。71は振動ジャイロなどによって構成され
る振れセンサであり、カメラの振れを角速度や角度とし
て検出する。マイコン70は、振れセンサからの検出信
号に基づいてカメラ振れ量を演算し、このカメラ振れに
よって生ずる像振れをキャンセルするよう補正レンズL
3Bの目標位置を演算する。そして、この移動量の演算
結果に応じて、電磁アクチュエータのコイル45a,4
5bに通電し、補正レンズL3Bを駆動する。その際、
補正レンズL3Bの位置を補正レンズ位置センサ(5
0,51)により検出し、マイコン70にフィードバッ
クすることで演算された目標位置に精度良く駆動され
る。
【0030】ズームレンズにおいては、焦点距離によっ
て、同一振れ量であってもこれをキャンセルさせる補正
レンズL3Bの移動量(目標位置)が変化するため、第
2群レンズL2の駆動パルス数を計測し、ズーム位置セ
ンサ72により焦点距離を検出し、それに応じて補正レ
ンズの駆動量を変化させるよう構成している。
【0031】この実施の形態では、フレキシブルプリン
ト基板52が固定部と可動部の両方に固定されており、
それによって補正レンズの回転を防止するよう構成して
いる。つまり、フレキシブルプリント基板52が弾性変
形することで、その屈曲部52cを回転中心として揺動
するように駆動される。補正レンズは若干回転するが、
通常の振れ補正ではほとんど中心に保持されている場合
が多いため、誤差量としては無視できる範囲である。
【0032】また、振れ補正中は、補正レンズの移動可
能範囲全体を使用するために、振れ補正開始時は必ず補
正レンズが光軸中心に有る状態から開始するよう制御さ
れている。また、補正中は補正レンズが機械的な端付近
に近づき過ぎないように、撮影者に意識させない程度に
ゆっくりセンタリングするよう制御している。そのう
え、機械的な端にぶつからないように、電気的なストッ
パが働くように制御されている。しかし、電源を切って
しまった場合、補正レンズは保持力を失い、装置内でが
たつくこといなるし、振れ補正中であっても外部から保
持力以上の衝撃力がかかると機械的な端に衝突すること
になる。
【0033】この実施の第1の形態では、通常の振れ補
正では電気的にストッパが働き、可動枠41は固定枠4
0にぶつからない範囲(振れ補正の為に移動する範囲)
で駆動されている。そして、電源が切られた時には、前
記範囲を越えて可動枠41の内壁41eがゴムリング4
3に当接する。また、可動枠41を裏面から見た平面図
である図7に示すように、内壁41eは円環状に配置さ
れ、可動枠41が光軸回りに回転しても同じシフト量で
ストッパが働くように構成している。従って、可動枠4
1が振動等によってがたついても不快な音が発生するこ
とがない。さらに外部から強い衝撃が加えられた時には
ゴムリング43が変形し、内壁41eが固定枠40の筒
部40jに当接する。これによって、衝撃吸収部材であ
るゴムリング43そのものを保護し、可動部がストッパ
以外にぶつかることによって装置が破壊されるのを防止
するものである。
【0034】(実施の第2の形態)図8及び図9は本発
明の実施の第2の形態に係る振れ補正ユニットの構成を
示す図であり、図8は可動枠41を裏面から見た平面
図、図9は図8のB−Bで示す位置で切断した断面図で
ある。なお、この実施の形態の構成は、基本構成は上記
第1の形態と同じであるので、共通する構成要素につい
ては実施の第1の形態と同符号を付して説明に代える。
【0035】稼働枠41には内周5個所に等間隔に突起
241aが一体的に成形されている(固定枠40側に設
けても良い)。該可動枠41は振れ補正中は固定枠40
に当接することがないように駆動制御されているが、電
源オフ時や、衝撃が加わったときには、突起241aが
固定枠40の筒部240aに当接する。そして、突起2
41aが変形することで衝撃を吸収し、さらに衝撃が強
い場合には可動枠41の内壁241bが筒部240aに
当接する。
【0036】これによって、可動枠41のがたつきによ
る衝突音を小さくし、装置も保護できるものである。図
8に示すように、突起241aは等間隔で5個所配置
し、いずれの方向にシフトした場合でも衝撃を吸収でき
るようにしている。また、光軸を中心に円状に配置し、
可動枠41の光軸回りの回転の影響を受けないように構
成されている。
【0037】(実施の第3の形態)図10及び図11は
本発明の実施の第3の形態に係る振れ補正ユニットの構
成を示す図であり、図10は可動枠41を裏面から見た
平面図、図11は図10のC−Cで示す位置で切断した
断面図を示している。なお、この実施の形態の構成にお
いても、基本構成は上記第1の形態と同じであるので、
共通する構成要素については実施の第1の形態と同符号
を付して説明に代える。
【0038】固定枠40には3個所の突起340aが一
体的に成形されている。可動枠41には突起340aの
対応する位置に段付きの穴341aが設けられており、
振れ補正中は固定枠40に当接することがないように駆
動制御されているが、電源オフ時や、衝撃が加わったと
きには突起340aが穴341aの小径部341bに当
接する。そして、突起340aが変形することで衝撃を
吸収し、さらに衝撃が強い場合には可動枠41の内壁3
41cが固定枠40の筒部340bに当接する。
【0039】これによって、可動枠41のがたつきによ
る衝突音を小さくし、装置も保護できるものである。図
10に示すように、突起340aは等間隔で3個所配置
し、いずれの方向にシフトした場合でも3個所均等に衝
撃を吸収し、可動枠41が光軸回りに回転させられる力
を受けないように構成している。
【0040】以上の実施の各形態によれば、可動枠が固
定枠に衝突する際、衝撃吸収部材(ゴムリング43、突
起241a,340a)によって衝撃力を吸収するた
め、がたつきによる不快な音をたてることを防止でき、
同時に、装置が破壊されることも防止できるものであ
る。また、補正レンズが振れ補正範囲外に移動した時に
衝撃吸収作用が発生するように構成しているため、振れ
補正範囲を狭めることもない。
【0041】(変形例)上記実施の第1の形態では、衝
撃吸収部材としてゴムを使用したが、ウレタン、ばね、
柔らかい樹脂材料など、他の材料を利用してもよい。ま
た、衝撃吸収部材は可動枠側、固定枠側いずれに保持さ
せても、両方に保持させても構わない。
【0042】さらに、補正レンズの駆動手段としてムー
ビングコイルタイプのアクチュエータを採用している
が、モータや電歪素子、他の電磁アクチュエータでも良
い。また、位置検出手段に関しても、本実施例では投受
光素子を用いているが、磁気を利用したセンサ等でも同
様な効果を奏する。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明によれば、電源を切ったり、外部から衝撃が加わっ
たとしても、補正レンズが機械的な端に衝突して不快な
がたつき音を発生するといったことや、装置を破壊しま
うといったことを防止することができる像振れ補正装置
を提供できるものである。
【0044】また、請求項2記載の本発明によれば、ゴ
ム材料の弾力性で効果的に衝撃音と衝撃力を吸収するこ
とができる像振れ補正装置を提供できるものである。
【0045】また、請求項3記載の本発明によれば、衝
撃吸収部材を固定枠と可動枠の少なくとも一方に保持す
る構成にし、装置の簡略化を図ることができる像振れ補
正装置を提供できるものである。
【0046】また、請求項4記載の本発明によれば、衝
撃吸収部材を固定枠と可動枠の少なくとも一方に一体的
に成形する構成にし、部品点数を増やすことなく衝撃音
と衝撃力を吸収することができる像振れ補正装置を提供
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の各形態に係るビデオカメラ用の
ズームレンズを示す断面図である。
【図2】図1のズームレンズ鏡筒の分解斜視図である。
【図3】図1のズームレンズに搭載される振れ補正ユニ
ットの分解斜視図である。
【図4】図3の振れ補正ユニットを説明する平面図であ
る。
【図5】図4の振れ補正ユニットの断面図である。
【図6】本発明の実施の各形態に係る振れ補正装置の制
御系を示す図である。
【図7】図4の可動枠を裏面から見た平面図である。
【図8】本発明の実施の第2の形態に係る振れ補正ユニ
ットを説明する平面図である。
【図9】図8の振れ補正ユニットを示す断面図である。
【図10】本発明の実施の第3の形態に係る振れ補正ユ
ニットを説明する平面図である。
【図11】図10の振れ補正ユニットの断面図である。
【符号の説明】
4 振れ補正ユニット 40 固定枠 41 可動枠 42 ピン 43 ゴムリング(衝撃吸収部材) 241a 突起(衝撃吸収部材) 341a 突起(衝撃吸収部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定枠と、主光学系の一部である補正レ
    ンズと、該補正レンズを保持し、前記固定枠に対して光
    軸と略直交する面内で移動する可動枠とを有し、前記可
    動枠を移動させることによって像振れを抑制する像振れ
    補正装置において、 前記可動枠が像振れ補正のために移動する範囲を越え
    て、機械的な端に達する際に作用し、前記可動枠が前記
    機械的な端へ衝突する時の衝撃を緩和するための衝撃吸
    収部材を有することを特徴とする像振れ補正装置。
  2. 【請求項2】 前記衝撃吸収部材は、ゴムリングである
    ことを特徴とする請求項1記載の像振れ補正装置。
  3. 【請求項3】 前記衝撃吸収部材は、前記固定枠と前記
    可動枠の少なくとも一方に保持されていることを特徴と
    する請求項1又は2記載の像振れ補正装置。
  4. 【請求項4】 前記衝撃吸収部材は、前記固定枠と前記
    可動枠の少なくとも一方に一体的に成形されていること
    を特徴とする請求項1記載の像振れ補正装置。
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Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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