JP2000334813A - 把手付き蓄冷剤充填容器および蓄冷剤充填用把手付き容器の製造方法 - Google Patents

把手付き蓄冷剤充填容器および蓄冷剤充填用把手付き容器の製造方法

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JP2000334813A
JP2000334813A JP11153839A JP15383999A JP2000334813A JP 2000334813 A JP2000334813 A JP 2000334813A JP 11153839 A JP11153839 A JP 11153839A JP 15383999 A JP15383999 A JP 15383999A JP 2000334813 A JP2000334813 A JP 2000334813A
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container
handle
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cooling
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Takuhiro Sasao
卓弘 笹尾
Koichiro Azumaguchi
耕一郎 東口
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Inoac Corp
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Inoue MTP KK
Inoac Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保冷箱の開口全面を覆って封することを可能
にして、保冷性能を高め、且つ保冷箱からの取外しを容
易にした把手付き蓄冷剤充填容器を提供する。 【解決手段】 ブロー成形により中空部Oを設けた中空
盤状にして、上面に窪みが形成され更に該窪み11をつ
くる対向起立壁面に小穴12が形成された容器1と、該
容器1の中空部Oに封入される蓄冷剤3と、棒状体から
なり、両端面に小突起22が形成された把手2と、を具
備し、前記小穴12に前記小突起22が嵌合し、容器1
と把手2とが容器1の冷却固化による成形収縮で結合一
体化されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡スチロール等
の保冷箱内に載置して、冷凍,冷蔵食品の保冷配送に供
される把手付き蓄冷剤充填容器および蓄冷剤充填用把手
付き容器の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ケーキ,パン,アイスクリームなどの業
務用配送には、それらの形状を保持して保冷配送する必
要があることから、従来、例えば図6のような発泡スチ
ロール製保冷箱4に、上置き仕様で繰り返し使用できる
盤状の蓄冷剤充填容器9が用いられてきた。保冷箱4の
開口上面近くに段差42を設け、この段差面に蓄冷剤充
填容器9が載って、蓄冷剤3により容器内43に収めた
ケーキなどの商品(食材)に対し、形を崩さずに保冷し
て目的地へ配送できる構造としていた(図7)。この蓄
冷剤充填容器9は、保冷箱4の開口面にピッタリと蓋を
する容器サイズが保冷するのに良好となるが、蓄冷剤充
填容器9を取り出す際の隙間εがなくなってしまうため
厄介となる。そのため、保冷箱4からの取外しが容易と
なるよう、従来は図示のごとく蓄冷剤充填容器9の外周
の一部をへこませた手掴み用へこみ91が設けられてい
た。保冷箱4に載った蓄冷剤充填容器9を取外す際、該
へこみ91を利用して手を差し入れて取外すのである。
へこみ91がなければ、保冷箱4の開口全面を覆った蓄
冷剤充填容器9の取外しには難儀した。なお、図6中、
符号93は蓄冷剤の注入用ノズル、符号94は鍔を示
す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、蓄冷剤充填
容器9への前記へこみ91の形成は、蓄冷剤3による保
冷作用を弱めるもととなっていた。保冷箱4の開口全面
を覆っている蓄冷剤充填容器では、蓄冷剤充填容器に接
触している食材や所定距離内にある食材を必要温度に保
つことができるものの、へこみ形成部分91の周囲で
は、蓄冷剤3がないためにそこにある食材を保冷カバー
しきれず必要温度に保つのが困難であった。また、保冷
箱4内に収められた食材に対し、保冷箱4の開口全面を
覆って封することができないため、すなわちへこみ隙間
εがあるため保冷性能も低下していた。
【0004】本発明は上記問題点を解決するもので、保
冷箱の開口全面を覆って封することを可能にして、保冷
性能を高め、且つ保冷箱からの取外しを容易にした把手
付き蓄冷剤充填容器および蓄冷剤充填用把手付き容器の
製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1に記載の本発明の要旨は、ブロー成形により中
空部を設けた中空盤状において、上面に窪みが形成され
更に該窪みをつくる対向起立壁面に小穴が形成された容
器(1)と、該容器の中空部に封入される蓄冷剤(3)
と、棒状体からなり、両端面に小突起が形成された把手
(2)と、を具備し、前記小穴に前記小突起が嵌合し、
容器と把手とが容器の冷却固化による成形収縮で結合一
体化されてなることを特徴とする把手付き蓄冷剤充填容
器にある。また、請求項2に記載の本発明の要旨は、蓄
冷剤充填用の中空部を設けた中空盤状においてその上面
に窪みが形成され且つ該窪みをつくる対向起立壁面に小
穴が形成された容器を、ブロー成形で造った直後に、予
め用意した棒状体からなる把手の両端面にある小突起
を、前記両小穴に嵌入させ、続いて、該容器の冷却固化
による収縮で、容器と把手の結合一体化を図ることを特
徴とする蓄冷剤充填用把手付き容器の製造方法にある。
【0006】請求項1,2の発明のごとく、容器と把手
とが容器の冷却固化による成形収縮で結合一体化される
と、容器に把手が確実に取付けられるので、保冷箱の開
口全面を覆って封することを可能にして、保冷箱からの
取外しが簡単にできる。そして、保冷箱の開口全面をカ
バーできるので、保冷性能が高まる。
【0007】
【実施形態】以下、本発明に係る把手付き蓄冷剤充填容
器および蓄冷剤充填用把手付き容器の製造方法の実施形
態について詳述する。図1〜図5は本発明に係る把手付
き蓄冷剤充填容器および蓄冷剤充填用把手付き容器の製
造方法の一形態で、図1は把手付き蓄冷剤充填容器の斜
視図、図2は図1の平面図、図3,図4は蓄冷剤充填用
把手付き容器の製造方法の説明断面図、図5は把手の斜
視図である。
【0008】(1)把手付き蓄冷剤充填容器 把手付き蓄冷剤充填容器は、容器1と把手2と蓄冷剤3
とを備える(図1)。容器1は、ブロー成形により造ら
れた樹脂成形品で、中空部Oが設けられた中空盤状体で
ある。図1のごとくほぼ方形盤にして、保冷箱4の段差
面42にこの容器1を置くことによって図7のような隙
間εを形成せずに保冷箱4の開口面にピッタリと蓋がで
きる。容器1の大きさは、ユーザ側保冷箱4の開口サイ
ズに合わせたものとなり、例えば縦250mm×横350
mm×高さ22mm程度の方形盤になる。該容器1の上面に
は窪み11が形成される。ここでの窪み11は容器1の
ほぼ中央で矩形状の窪み11とする。窪み11の大きさ
は本実施形態では縦60mm×横100mm×高さ15mm程
度である。そして、窪み11をつくる対向起立壁面(こ
こでは長手方向で対向する壁面)に中空部O側へ凹む一
対の小穴12を形成する。小穴12は、窪み11の開口
縁寄りに設けた横穴で、側面視は図4に示すような四角
形の凹みとする。符号13は容器1の一側に設けた蓄冷
剤注入用のノズル、符号14は該ノズル13を容器本体
に固定保持する鍔を示す。容器1の材質としては本実施
形態で採用したHDPE(高密度ポリエチレン)等が好
適である。HDPEは保冷配送に必要な−20℃程度の
耐寒性を有して成形性に優れ、コスト的にも安くつく。
【0009】把手2は棒状体で、四角柱の把手本体21
とその両端面に設けられる小突起22とからなる。把手
本体21は、その長さが前記窪み11の横長さ(100
mm)に対応し、幅Wを約20mmにして手で掴み易くす
る。小突起22は、前記小穴12に嵌合する四角柱突起
で、例えば縦A5mm×横B5mmの四角形で出っ張りCを
2mm程度とする(図5)。小突起22が前記小穴12に
嵌合し、容器1と把手2とが結合一体化される構成であ
る。具体的には、容器1がブロー成形で造られた直後に
小穴12に把手2の小突起22を差し入れ、ブロー成形
後の容器1の成形収縮により容器1と把手2との結合一
体化を図る。把手2の材質は特に限定されないが、容器
1と一体化するためそれと同質のものが望ましい。
【0010】蓄冷剤3は、融解潜熱,比熱が大の水に、
蓄冷剤として長期繰り返し使用に耐える増粘剤,防腐剤
等をブレンドした公知のものである。ノズル13から容
器1の中空部Oへ蓄冷剤3を注入した後、該ノズル13
に封をし、蓄冷剤3が容器中空部Oに封入された状態と
する。
【0011】(2)蓄冷剤充填用把手付き容器の製造方
法 蓄冷剤充填用把手付き容器は、まず把手2を準備する。
把手2は前述のごとくの棒状体で両端面に小突起22を
形成した形状である。把手2は、容器1と同様のHDP
E等の材料で、ブロー成形により事前に造っておく。そ
して、前述の容器1、すなわち蓄冷剤充填用の中空部O
を設けた中空盤状にしてその上面に窪み11が形成され
且つ該窪み11をつくる対向起立壁面に小穴12が形成
された容器1をブロー成形で造る。容器1は窪み11に
小穴12があるため割型でブロー成形する。
【0012】次いで、ブロー成形で該容器1が造られた
直後で、まだその容器1が冷めないうちに、予め用意し
た前記把手2を組み込む。容器1の成形後30秒〜1分
以内に把手2の小突起22を容器1の小穴12に嵌入す
る(図3,図4)。
【0013】続いて、容器1の冷却固化による収縮で容
器1と把手2の結合一体化を図る。ブロー成形では、溶
融状態のパリソンが空気圧力で膨み、その後、冷却され
て成形品となるが、樹脂の溶融状態の比容積より冷却固
化後の比容積の方が小さくなる。すなわち、溶融樹脂は
冷却固化する段階で収縮していく。本発明は、容器の冷
却固化によるこの収縮を利用して、容器1と把手2の結
合一体化を図る。本実施形態のHDPE材料の場合、そ
の成形収縮率(ASTM D−955)は2〜5%であ
る。いま、仮にHDPEの成形収縮率を3%とすると、
窪み11の横長さが100mmであることから3mm程度縮
むことになる。100mm長さの把手本体21の両端に設
けた小突起22は、成形収縮により丁度その出っ張りC
の2mm程が小穴12に嵌まり込む形になり、容器1が常
温まで冷却した後はもはや取り外すことができなくな
る。こうして所望の蓄冷剤充填用把手付き容器が完成す
る。後は、ノズル13から蓄冷剤3を注入し該ノズル1
3に封をすれば、把手付き蓄冷剤充填容器が出来上がる
(図1)。
【0014】(3)効果 このように構成した把手付き蓄冷剤充填容器および蓄冷
剤充填用把手付き容器の製造方法によれば、蓄冷剤3を
充填した容器1とし、図7のような隙間εを設けずに保
冷箱4の開口全面をカバーできる。把手2があるので、
開口全面をカバーして蓋しても把手2を掴んで簡単に取
外すことができる。本把手付き蓄冷剤充填容器も、片手
で容易に取外すことができた。勿論、把手2があるの
で、保冷箱4への取付けも楽になる。さらに、把手2
は、容器1が成形収縮する間に組み込まれて嵌合一体化
するので、一旦嵌め込めば外れることがない。そして、
保冷箱4の開口を把手付き蓄冷剤充填容器で全面カバー
すると、保冷箱4内の食材を均質に保冷し、且つ保冷箱
4内から保冷箱開口外への冷気の逃散を防止できるの
で、保冷性能を高める。実際、本把手付き蓄冷剤充填容
器は、図6のような保冷箱4にあってその開口全面をカ
バーすることにより、保冷箱内43の品温を所定の時
間、所定の温度以下に保つことができた。
【0015】尚、本発明においては前記実施形態に示す
ものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種
々変更できる。容器1,把手2,蓄冷剤3等の形状,大
きさ,材質,個数等は用途にあわせて適宜選択できる。
【0016】
【発明の効果】以上のごとく、本発明の把手付き蓄冷剤
充填容器および蓄冷剤充填用把手付き容器の製造方法
は、保冷箱の開口全面をカバーして保冷性能を高め、さ
らに把手を持つことにより保冷箱からの取外しが容易と
なり優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る把手付き蓄冷剤充填容器の一形態
で、その斜視図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】蓄冷剤充填用把手付き容器の製造方法の説明断
面図である。
【図4】蓄冷剤充填用把手付き容器の製造方法の説明断
面図である。
【図5】把手の斜視図である。
【図6】従来技術の説明斜視図である。
【図7】従来技術の説明斜視図である。
【符号の説明】
1 容器 11 窪み 12 小穴 2 把手 22 小突起 3 蓄冷剤 O 中空部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AB18 AB20 BA05A BB17A EE11 EE43 EE59 GA02 4F208 AG07 AG29 AH56 LA05 LB01 LB11 LG01 LJ05 LW02 LW21 LW43

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロー成形により中空部を設けた中空盤
    状において、上面に窪みが形成され更に該窪みをつくる
    対向起立壁面に小穴が形成された容器(1)と、該容器
    の中空部に封入される蓄冷剤(3)と、棒状体からな
    り、両端面に小突起が形成された把手(2)と、を具備
    し、前記小穴に前記小突起が嵌合し、容器と把手とが容
    器の冷却固化による成形収縮で結合一体化されてなるこ
    とを特徴とする把手付き蓄冷剤充填容器。
  2. 【請求項2】 蓄冷剤充填用の中空部を設けた中空盤状
    においてその上面に窪みが形成され且つ該窪みをつくる
    対向起立壁面に小穴が形成された容器を、ブロー成形で
    造った直後に、予め用意した棒状体からなる把手の両端
    面にある小突起を、前記両小穴に嵌入させ、続いて、該
    容器の冷却固化による収縮で、容器と把手の結合一体化
    を図ることを特徴とする蓄冷剤充填用把手付き容器の製
    造方法。
JP11153839A 1999-06-01 1999-06-01 把手付き蓄冷剤充填容器および蓄冷剤充填用把手付き容器の製造方法 Pending JP2000334813A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010078006A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 支持ブロックの製造方法及び支持ブロック
KR20190001374A (ko) * 2017-06-27 2019-01-04 주식회사 부농테크 배낭형 쿨링 기구
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