JPH058441Y2 - - Google Patents

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JPH058441Y2
JPH058441Y2 JP8901088U JP8901088U JPH058441Y2 JP H058441 Y2 JPH058441 Y2 JP H058441Y2 JP 8901088 U JP8901088 U JP 8901088U JP 8901088 U JP8901088 U JP 8901088U JP H058441 Y2 JPH058441 Y2 JP H058441Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車載式コンテナ…等の蓄冷式冷却
庫に用いられる蓄冷板、殊に蓄冷剤の体積変化に
よる蓄冷板の割れ、変形を防止し得る蓄冷板の構
造に関するものである。
(従来の技術) 従来、(MgC12+セルロース)、ポリプロピレ
ングリコール又は塩化カルシウム、アルミニウム
等の合成樹脂、金属製の蓄冷剤を内部に充填、密
封した蓄冷板11は第5図に示す如く、平板状に
形成されている。
(考案が解決しようとする課題) 前記のような蓄冷板において、合成樹脂によつ
て形成する場合、第6図に示す如く二つ或いは三
つ以上の割金型15,15aに筒状に押出された
パリソン(素材)17を金型内に装入して型閉じ
を行つた後、パリソン内に圧縮空気等の媒体を吹
込みパリソン17を金型15,15aに形成した
キヤビテイ面16の形状に合せて成形するブロー
成形法が一般に採用されている。
このため、蓄冷板11のような密閉構造の容器
とする場合、筒状パリソン17の底部17aと口
部17bを金型15,15a内若しくは金型に装
入する前に溶着して袋状にに閉塞し成形しなけれ
ばならない。
ところが、蓄冷板11には蓄冷剤の蓄熱(冷
却)と放熱の繰返しによる体積変化があるため、
蓄冷板11の側面、特にブロー成形時に溶着され
た接着力の弱い底部17aと口部17bの合せ面
14は内部からの膨張力によつて変形したり、割
れたりするといつた不具合があつた。
また、蓄冷板を金属によつて別の方法で成形し
た場合にあつても、同様な形状とするならばやは
り内部からの膨張力による変形(永久変形)が蓄
冷板の外側面を中心に生じてしまう。
(課題を解決するための手段) そこでこの考案は、蓄冷板を充填する蓄冷剤に
おいて、蓄冷板の外側面、特に蓄冷板の合せ面部
に蓄冷板の内部に向かつて湾曲した凹曲面溝を形
成し、蓄冷板の厚さより蓄冷板の側面の長さを長
くして蓄冷剤の膨張を凹曲面溝の形状変化によつ
て吸収し、蓄冷板の内部から蓄冷板の側面、特に
合せ面部に加わる膨張力を軽減して蓄冷板の変
形、割れを防止したものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例について、ブロー成形法
により成形された合成樹脂製の蓄冷板を例にとつ
て説明する。
第1図及び第2図を参照して、蓄冷板1は平板
状に形成されており、表面には吸・放熱効果を高
めるために適宜溝2が設けられている。
第3図を併せて参照して、この蓄冷板1には成
形時の金型合せ面となる側面3の周囲に蓄冷板1
の内部に向かつて湾曲した凹曲面溝4が形成され
ている。
したがつて、蓄冷板1の側面3の長さlは蓄冷
板1の厚さLよりも長くなつている。
第4図は本考案の蓄冷板を成形するための割金
型の一例を示す概略図で、割金型5,5′に形成
したキヤビテイ面6の蓄冷板1の側面を形成する
金型分割面部のキヤビテイ面6aは内側に湾曲し
ている。
従つて、第4図に示す状態から割金型5,5′
を型閉じして筒状パリソン7の底部7a及び口部
7bを溶着して袋状とした後、パリソン7内に圧
縮空気等の媒体を吹込めばパリソン7はキヤビテ
イ面6に沿つて膨張させられ第1図及び第2図に
示す如き蓄冷板を成形することができる。
8は蓄冷板1内に充填した、(MgC12+セルロ
ース)、ポリプロピレングリコール又は塩化カル
シウム、アルミニウム等の蓄冷剤である。
(考案の効果) この考案によれば、合成樹脂、あるいは金属製
の蓄冷板の外側面、特に蓄冷板の合せ面部に蓄冷
板の内部に向かつて湾曲した凹曲面溝を形成し蓄
冷板の側面の長さを蓄冷板の厚さより長くしてい
るので、蓄冷板は蓄冷(冷却)時に蓄冷剤の膨張
に伴い三次元的に変形するが、この蓄冷剤の膨張
を蓄冷板に設けた凹曲面溝の形状変化によつて吸
収できるので、蓄冷板の内部から蓄冷板外側面、
特に蓄冷板の合せ面に加わる膨張力を軽減して蓄
冷板が変形したり、割れたりするのを防止でき
る。
また、蓄冷板の合せ面部に凹曲面溝を設けた場
合、合せ面部にバリが出てもあまり目立たないか
ら蓄冷板の外観も美麗となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の蓄冷板の斜視図、第2図は第
1図の蓄冷板の正面図、第3図は第1図の〜に
沿う断面図、第4図は本考案の蓄冷板を成形する
割金型の一例を示す概略図、第5図は従来の蓄冷
板の斜視図、第6図は従来の蓄冷板を成形する割
金型の一例を示す概略図である。 1……蓄冷板、4……凹曲面溝、8……蓄冷
剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓄冷剤を充填する蓄冷板において、該蓄冷板の
    外側面に沿つて前記蓄冷板の内部へ向かつて湾曲
    した凹曲面溝を形成したことを特徴とする蓄冷板
    の構造。
JP8901088U 1988-07-06 1988-07-06 Expired - Lifetime JPH058441Y2 (ja)

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JPH0213966U JPH0213966U (ja) 1990-01-29
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