JP2000335888A - カウンタバランス弁 - Google Patents

カウンタバランス弁

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JP2000335888A
JP2000335888A JP11146568A JP14656899A JP2000335888A JP 2000335888 A JP2000335888 A JP 2000335888A JP 11146568 A JP11146568 A JP 11146568A JP 14656899 A JP14656899 A JP 14656899A JP 2000335888 A JP2000335888 A JP 2000335888A
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Ei Ko
鋭 黄
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Komatsu Ltd
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Komatsu Zenoah Co
Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁本体を小形化すると共に全体構成を簡素化
することによりフリーフローを多くし、安価なカウンタ
バランス弁を提供する。 【構成】 一端面にバネ(4) の付勢力を受けると共に他
端面に第2ポート(P2)からのパイロット圧による付勢力
を受け、かつ側面に第4ポート(P4)に油圧が生じたとき
にバネ(4) の付勢力に抗する力が発生する受圧面(11d)
を有して、スプール孔(11a) に摺動可能に内嵌されたス
プール(12A) を備え、スプール(12A) とスプール孔(11
a) とは、他端面で受けた第2ポート(P2)からのパイロ
ット圧による付勢力が前記バネ(4) の付勢力とアクチュ
エータ(3) の制御外負荷が生ずる側の油圧による付勢力
との和を超えたときと、第4ポート(P4)に前記バネ(4)
の付勢力とアクチュエータ(3) の制御外負荷が生ずる側
の油圧による付勢力との和を超える付勢力となる油圧が
生じたときに、第1、第3ポート(P1,P3) 間を連通させ
て開弁するように形成されていることを特徴とするカウ
ンタバランス弁。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、カウンタバランス弁に関する。
【0002】
【従来の技術】カウンタバランス弁は、例えばクレーン
の自重や吊荷荷重によって生ずるブームシリンダ(アク
チュエータの一例)の負荷圧、また油圧ショベルの慣性
旋回や慣性走行によって生ずる各油圧モータの負荷圧等
を背圧として使い、オペレータの制御速度以上にブーム
シリンダが短縮したり、また各油圧モータが空転するこ
とを防止する機器である。具体的には図3を参照し説明
する。
【0003】カウンタバランス弁は、図3(a)に示す
外部パイロット形1Aと、図3(b)に示す内部パイロ
ット形1Bとに大別される。これらは、弁本体11に第
1、第2ポートQ1、Q2を有すると共に第1、第2チ
ェック弁12、13を内嵌する。第1チェック弁12は
第1ポートQ1から第3ポートQ2への流体の流通のみ
を許容する。第2チェック弁13はバネ13aによって
閉じ側へ付勢され、かつパイロット圧Pp をオリフィス
13bを介して受け、パイロット圧Pp がバネ13aの
付勢力に打ち勝つとき開き、第2ポートQ2から第1ポ
ートQ1への流体の流通を許容する。詳しくは次の通
り。
【0004】第1ポートQ1は例えば前記図3に示すよ
うに、方向切換弁2の二次側の一方のポートAに接続さ
れ、第2ポートQ2はブームシリンダ3のボトム側に接
続される。ブームシリンダ3のヘッド側は方向切換弁2
の二次側の他方のポートBに接続される。方向切換弁2
は中立位置(図示中央位置)、伸長位置(図示右位置)
及び短縮位置(図示左位置)の3位置を有すると共に、
二次側に前記ポートA、Bを、さらに一次側に油圧ポン
プ5から油を受けるポートPと、タンク5へのドレンポ
ートTとを有する。作動は次の通り。
【0005】(1)方向切換弁2が中立位置であると、
油圧ポンプ5からの油はポートP、Tを経てタンク5に
戻る。第2ポートQ2にはクレーンの自重や吊荷荷重等
の負荷Wに基づく負荷圧が生じている。但しパイロット
圧Pp が低圧(ほぼ零又は負圧)であるため、バネ13
aの付勢力によって第2チェック弁13は閉じる。また
第1チェック弁12も閉じる。従ってブームシリンダ3
は停止している。 (2)方向切換弁2を左位置に切換えると、油圧ポンプ
5からの油圧が第1ポートQ1と第2ポートQ2に流入
する。第1ポートQ1の油圧が第2ポートQ2を経てボ
トムに流入し、ヘッド側の低圧油をタンク5へ戻す。こ
れによりブームシリンダ3は伸長する。尚、このときの
流量をフリーフローと言う。 (3)方向切換弁2を左位置に切換えると、油圧ポンプ
5から流入したヘッド側の油(図3(a))はボトム側
の油(図3(b))と共に昇圧し、これがパイロット圧
Pp となってバネ13aの付勢力に打ち勝つと、第2チ
ェック弁13が開き、第2ポートQ2の油を第1ポート
Q1を経てタンク5へ戻す。これによりブームシリンダ
3は短縮する。つまり第2チェック弁13によって方向
切換弁2を左位置にした途端にブームシリンダ3が負荷
Wによって方向切換弁2の制御量以上に短縮するような
ことがなくなる。
【0006】ところで上記図3は、カウンタバランス弁
を有する油圧回路であってカウンタバランス弁の実際構
造でない。実際構造としては、第1、第2チェック弁1
2、13を第1、第2ポートQ1、Q2間に並列配置し
たもの(例えば特開昭58−118383号公報に記載
の技術)、第2チェック弁13に第1チェック弁12を
内嵌したもの(例えば特開昭59−62782号公報に
記載の図1)、第1チェック弁12に第2チェック弁1
3を内嵌したもの(例えば特開昭59−62782号公
報に記載の図2)が有る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来技術
には、次のような問題がある。 (1)第1、第2チェック弁12、13を第1、第2ポ
ートQ1、Q2間に並列配置したものは、第1、第2チ
ェック弁12、13が並列配置であるため、フリーフロ
ーが多くなる(例えばブームシリンダ3の伸長速度が速
くなる)。ところが並列配置であるため、カウンタバラ
ンス弁が大形化する。さらに第1、第2ポートQ1、Q
2と、第1、第2チェック弁12、13を内嵌する孔
と、パイロット圧Pp の導入孔等とが絡み合うことにな
り、カウンタバランス弁内が複雑化する。 (2)第2チェック弁13に第1チェック弁12を内嵌
したものは、弁本体11は小形化するが、フリーフロー
が少なくなる。 (3)第1チェック弁12に第2チェック弁13を内嵌
したものは、フリーフローは多いが、第2チェック弁1
3及び弁本体11内が複雑化し、内部抵抗が増加する。
即ち第2チェック弁13を第1チェック弁12に内嵌す
る場合、第2チェック弁13を弁本体11に対してバネ
13a等で付勢する必要がある。従ってバネ13aやパ
イロット圧Pp の受入れポート等の設置位置が複雑化す
る。例えば前記特開昭59−62782号公報に記載の
カウンタバランス弁も、弁本体内及び第2チェック弁が
複雑構造である。
【0008】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
弁本体を小形化すると共に全体構成を簡素化することに
よりフリーフローを多くし、安価なカウンタバランス弁
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用効果】上記目的を
達成するために、第1の発明に係るカウンタバランス弁
は、方向切換弁と、方向切換弁の切換えにより油の流入
側と流出側とが切換わって作動し、かつ重力や慣性力に
基づく制御外負荷を受けるアクチュエータと、方向切換
弁とアクチュエータとの間に設けられ、かつバネを有す
ると共に、バネ力に対向する側にパイロット圧を受けて
パイロット圧による付勢力がバネの付勢力を超えたとき
に開く開閉機能と、方向切換弁とアクチュエータの制御
外負荷が生ずる側への油流れのみを許容するチェック機
能とを有するカウンタバランス弁において、アクチュエ
ータの制御外負荷が生ずる側に接続される第3ポート、
アクチュエータの制御外負荷が生じない側と方向切換弁
とに接続される第4ポート、第1ポートの油圧をパイロ
ット圧として受ける第2ポート、及び、第1〜第4ポー
トに連通し、かつ一端部内に前記バネを内蔵するスプー
ル孔を有する弁本体と、一端面に前記バネの付勢力とア
クチュエータの制御外負荷が生ずる側の油圧による付勢
力とを受けると共に、他端面に第2ポートからのパイロ
ット圧による付勢力を受け、かつ側面に、第3ポートに
油圧が生じたときに前記バネの付勢力とアクチュエータ
の制御外負荷が生ずる側の油圧による付勢力とに抗する
付勢力が発生する受圧面を有して、スプール孔に摺動可
能に内嵌されたスプールとを備え、スプールとスプール
孔とは、他端面で受けた第2ポートからのパイロット圧
による付勢力が前記バネの付勢力とアクチュエータの制
御外負荷が生ずる側の油圧による付勢力との和を超えた
ときと、第4ポートに前記バネの付勢力とアクチュエー
タの制御外負荷が生ずる側の油圧による付勢力との和を
超える付勢力となる油圧が生じたときに、第1、第3ポ
ート間を連通させて開弁するように形成されていること
を特徴とする。
【0010】第1の発明によれば、方向切換弁を介して
カウンタバランス弁の第1ポートと第2ポートとに圧油
を供給して、スプールの他端面で受ける第2ポートの圧
油をパイロット圧とする付勢力がバネの付勢力とアクチ
ュエータの制御外負荷が生ずる側の油圧による付勢力と
の和を超えると、スプールは、第1ポートと第3ポート
との間が連通するように開弁する。このため、方向切換
弁を介してカウンタバランス弁の第1ポートに供給され
た圧油は、第1ポートからアクチュエータの制御外負荷
が生ずる側に供給されて制御外負荷の方向と反対方向に
アクチュエータを作動させる。方向切換弁を介してアク
チュエータの制御外負荷が生じない側とカウンタバラン
ス弁の第4ポートとに圧油を供給して、第4ポートにバ
ネの付勢力とアクチュエータの制御外負荷が生ずる側の
油圧による付勢力との和を超える付勢力となる油圧が生
じると、第1ポートと第3ポートとの間が連通するよう
に開弁する。このため、アクチュエータの負荷が生ずる
側の圧油はカウンタバランス弁の第1ポート及び第3ポ
ートから方向切換弁を介して排出されてアクチュエータ
を制御外負荷の方向に作動させる。従って、バネ力に対
向する側にパイロット圧を受けてパイロット圧による付
勢力がバネの付勢力を超えたときに開く開閉機能と、方
向切換弁とアクチュエータの制御外負荷が生ずる側への
油流れのみを許容するチェック機能とを一つのスプール
で行うため、カウンタバランス弁を小形化でき、弁本体
の大きさを同一とすれば流路面積を大きくとれる。この
ためフリーフローが多くなり流路抵抗を低減して効率を
向上できる。また、一つのスプールでよいためカウンタ
バランス弁の構成が簡素化されて製作コストを大幅に低
減できる。
【0011】第2の発明に係るカウンタバランス弁は、
第1の発明において、スプール孔内にピストンを、その
一端面がスプールの他端面に対して同一断面積で対向
し、かつスプールの他端面より断面積の大きい他端面が
第2ポートからのパイロット圧を受けるように、摺動自
在に内嵌し、スプール内に、スプールの両端面で開口
し、かつ第1ポートの油圧を導入すべくスプールの側面
で開口する連通孔を設けると共に、連通孔内に、スプー
ルの一端面の開口とスプールの側面の開口との間に第1
絞りを設け、かつスプールの他端面の開口とスプールの
側面の開口との間に第2絞りを設けたことを特徴とす
る。
【0012】第2の発明によれば、第3ポートからの油
圧は連通孔、第1絞り及び第2絞りを介してスプールの
両端面にパイロット圧として作用する。第1絞り及び第
2絞りによりスプールの移動速度を緩慢化したため、図
3に示す従来のチェック弁よりもハンチングを少なくで
きる。また、第3ポートの油圧が第2絞りを介してスプ
ールの他端面とピストンの一端面とに作用しても、ピス
トンの他端面で受ける第2ポートの圧油をパイロット圧
とする付勢力が、バネの付勢力とアクチュエータの制御
外負荷が生ずる側の油圧による付勢力との和を超える
と、スプールは、第1ポートと第3ポートとの間が連通
するように開弁する。このためカウンタバランス弁のハ
ンチング防止効果を向上させても、これに関係なく第1
の発明の作用効果が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態及び実施例】図1に第1実施例、図
2に第2実施例を示す。先ず各実施例を大略説明すれ
ば、同図1、図2に示すように、カウンタバランス弁1
の各実施例は方向切換弁2とブームシリンダ3との間に
接続され、弁本体11に第1、第2ポートP1、P2を
有すると共にスプール12(第1実施例では符号12
A、第2実施例では符号12B)を内嵌する。詳しくは
次の通り。尚、前記図3と同一要素には同一符号を付し
重複説明は省略する。
【0014】先ず第1実施例の構成を説明する。弁本体
11のスプール孔11a内にはスプール12Aが摺動自
在に内嵌される。弁本体11には、方向切換弁2のAポ
ートに接続される第1ポートP1及び第2ポートP2
と、ブームシリンダ3のボトム室(制御外負荷が生じる
側)に接続される第3ポートP3と、ブームシリンダ3
のロッド室(制御外負荷が生じない側)と方向切換弁2
のBポートとに接続される第4ポートP4とが設けられ
ている。スプール12Aの左端側の弁本体11には、ス
プール12Aの中心部及び径方向に形成された連通孔1
2aを経て第3ポートP3に連通する第1受圧室11b
が形成される。第1受圧室11bにはスプール12Aを
右方へ付勢するバネ4が設けられると共に、第1受圧室
11bに対面するスプール12Aの断面積は直径D1に
より形成されている。スプール12Aの右端側の弁本体
11には、第2ポートP2に連通する第2受圧室11c
が形成される。第2受圧室11cに対面するスプール1
2Aの断面積の直径D2は、D1より大きく形成されて
いる。スプール12Aの左右端部12g、12fの外径
D1は互いに等しい。中央部12hの外径D2は、第2
受圧室11cに対面するスプール12Aの直径D2と同
一で左右端部12f、12gの各外径D1よりも太い。
第2受圧室11cより軸方向に中央領域寄りの弁本体1
1には、第4ポートP4に連通する第3受圧室11dが
形成される。第3受圧室11dに対面するスプール12
Aの受圧面積は、{π(D22 −D12 )/4}に形成
されている。スプール12Aはほぼ中央領域の左部外周
が突出し、かつ突出部の右側が斜面であるポペット部1
2bを有すると共に、ポペット部12bからほぼ中央領
域の右部外周までの間に、かつ弁本体11の内壁との間
に第3ポートP3に連通する油路12cを有する。弁本
体11の内壁にはポペット部12bとの当接部に直径D
2のシート面12dを有する。つまり方向切換弁2の中
立位置(停止位置)cでは、バネ4の付勢力と第1受圧
室11bの圧油による付勢力とによりスプール12Aを
閉じ側へ付勢している。連通孔12aと第1受圧室11
bとはスプール12Aに内蔵された絞り6を介して連通
している。
【0015】(1)方向切換弁2が中立位置cである
と、油圧ポンプ5からの油はポートP、Tを経てタンク
6に戻る。第3ポートP3にはブームシリンダ3のボト
ム側による負荷Wに基づく負荷圧が生じており、この負
荷圧が第1受圧室11bに対面するスプール12Aの受
圧面積(=πD12 /4)に作用し、かつバネ4の付勢
力Fと共同し、スプール12Aを右方に押す。このた
め、スプール12Aのポペット部12bはシート面12
dに押付けられて第1ポートP1と第3ポートP3との
間が遮断されてブームシリンダ3は停止状態となる。
【0016】(2)方向切換弁2を左位置(伸長位置)
aに切換えると、油圧ポンプ5からの圧油は第1ポート
P1と第2ポートP2とに流入する。第1ポートP1と
第2ポートP2とには同一油圧が作用する。このため、
第2受圧室11cの受圧面積のうち、ポペット部12b
の受圧面積(π(D22 −D12 )/4)と同一の受圧
面積部分の付勢力はポペット部12bの付勢力と釣合
う。従って、第2受圧室11cの受圧面積のうち、πD
12 /4の受圧面積に作用する左方付勢力が、ばねの付
勢力と第1受圧室11bの油圧による付勢力との和を超
えると、スプール12Aは左に移動してスプール12A
のポペット部12bはシート面12dから離れる。この
ため、第1ポートP1と第3ポートP3との間が連通し
て、方向切換弁2のAポートを介して供給される第1ポ
ートP1の圧油がスプール12Aを経て第3ポートP3
からブームシリンダ3のボトム側に流入し、ヘッド側の
低圧油は方向切換弁2のBポートを介してタンク5へ戻
る。従ってブームシリンダ3は伸長する。
【0017】(3)方向切換弁2を右位置(短縮位置)
bに切換えると、油圧ポンプ5からの圧油は方向切換弁
2のBポートを介してブームシリンダ3のロッド側と第
4ポートP4とに流入する。第3受圧室11dに対面す
るスプール12Aの受圧面積{π(D22 −D12)/
4}に作用する付勢力が、バネ4の付勢力と第1受圧室
11bの油圧による付勢力との和を超えると、スプール
12Aは左に移動してスプール12Aのポペット部12
bはシート面12dから離れる。このように、方向切換
弁2の操作量、即ち第3受圧室11dの油圧に応じてポ
ペット部12bとシート面12dとを開口して第1ポー
トP1と第3ポートP3との間を連通させる。このた
め、ブームシリンダ3のボトム室の圧油は、方向切換弁
2の操作量に応じて第3ポートP3、スプール12Aを
経て第1ポートP1から方向切換弁2のAポートを介し
てタンク5へ戻る。従ってブームシリンダ3は収縮す
る。つまり方向切換弁2の操作量に応じてポペット部1
2bとシート面12dとの開口量が制御されるため、方
向切換弁2を右位置bにした途端、方向切換弁2の操作
量以上にブームシリンダ3が負荷Wによって短縮してし
まうことがなくなる。
【0018】第2実施例は図2に示す通り。尚、第2実
施例は第1実施例の図1と比較すれば明らかなようにス
プール12Bが特に相違する。従って相違点を説明し、
重複説明は省略する。
【0019】スプール12Bは第1実施例のスプール1
2Aと比べて次のように異なる。但し、ポペット部12
b及びシート面12d間の配置関係は第1実施例のスプ
ール12Aと同じとした。即ちスプール12Bの右端部
12f、左端部12g及び中央部12hの各外周は弁体
11に摺動自在に内嵌される。左右端部12g、12f
の外径D1は互いに等しい。中央部12hの外径D2は
左右端部12f、12g各外径D1よりも太い(D2>
D1)。右端部12fの右方の弁体11には、右端部1
2fに対面して外径D1の一端を有し、第2ポートP2
に連通する第2受圧室11cに対面する受圧面積の直径
がD2の他端を有するピストン13が摺動自在に内嵌さ
れている。このようにしてスプール12Bの右端部12
fとピストン13の一端間には第4受圧室11eが形成
されている。
【0020】(1)方向切換弁2が中立位置(停止位
置)cの作動は、第1実施例の作動と同じであるから、
重複説明は省略する。
【0021】(2)方向切換弁2を左位置(伸長位置)
aに切換えると、油圧ポンプ5からの圧油は第1ポート
P1と第2ポートP2とに流入する。第1実施例と同様
に、第2受圧室11cの受圧面積のうち、πD12 /4
の受圧面積に作用する左方付勢力が、ばねの付勢力と第
1受圧室11bの油圧による付勢力との和を超えると、
スプール12Aは左に移動してスプール12Aのポペッ
ト部12bはシート面12dから離れる。このため、第
1ポートP1と第3ポートP3との間が連通して、方向
切換弁2のAポートを介して供給される第1ポートP1
の圧油がスプール12Aを経て第3ポートP3からブー
ムシリンダ3のボトム側に流入し、ヘッド側の低圧油は
方向切換弁2のBポートを介してタンク5へ戻る。従っ
てブームシリンダ3は伸長する。ブームシリンダ3が伸
長し始めるときには負荷Wの慣性力により第3ポートP
3の油圧が上昇するが、第1絞り6,第2絞り7により
第1受圧室11b及び第4受圧室11eのパイロット圧
の急上昇が抑制される。このため、スプール12Bのハ
ンチングが防止されてブームシリンダ3の伸長作動が安
定化する。
【0022】(3)方向切換弁2を右位置(短縮位置)
bに切換えると、油圧ポンプ5からの圧油は方向切換弁
2のBポートを介してブームシリンダ3のロッド側と第
4ポートP4とに流入する。第1実施例と同様に、第3
受圧室11dに対面するスプール12Bの受圧面積{π
(D22 −D12 )/4}に作用する付勢力が、バネ4
の付勢力と第1受圧室11bの油圧による付勢力との和
を超えると、スプール12Bは左に移動してスプール1
2Bのポペット部12bはシート面12dから離れる。
このように、方向切換弁2の操作量、即ち第3受圧室1
1dの油圧に応じてポペット部12bとシート面12d
とを開口して第1ポートP1と第3ポートP3との間を
連通させる。このため、ブームシリンダ3のボトム室の
圧油は、方向切換弁2の操作量に応じて第3ポートP
3、スプール12Aを経て第1ポートP1から方向切換
弁2のAポートを介してタンク5へ戻る。従ってブーム
シリンダ3は収縮する。つまり方向切換弁2の操作量に
応じてポペット部12bとシート面12dとの開口量が
制御されるため、方向切換弁2を右位置bにした途端、
方向切換弁2の操作量以上にブームシリンダ3が負荷W
によって短縮してしまうことがなくなる。また、ブーム
シリンダ3が短縮した後、停止するときには負荷Wの慣
性力により第3ポートP3の油圧が上昇するが、伸長位
置aの場合と同様に、第1絞り6、第2絞り7により第
1受圧室11b及び第4受圧室11eのパイロット圧の
急上昇が抑制される。このため、スプール12Bのハン
チングが防止されてブームシリンダ3の短縮作動が安定
化する。
【0023】以上のように、本発明によれば次のような
効果を奏する。 (1)バネ力に対向する側にパイロット圧を受けてパイ
ロット圧による付勢力がバネの付勢力を超えたときに開
く開閉機能と、方向切換弁とアクチュエータの制御外負
荷が生ずる側への油流れのみを許容するチェック機能と
を一つのスプールで行うため、カウンタバランス弁を小
形化でき、弁本体の大きさを同一とすれば流路面積を大
きくとれる。このためフリーフローが多くなり流路抵抗
を低減して効率を向上できる。また、一つのスプールで
よいためカウンタバランス弁の構成が簡素化されて製作
コストを大幅に低減できる。 (2)第1絞り及び第2絞りによりスプールの移動速度
を緩慢化したため、図3に示す従来のチェック弁よりも
ハンチングを少なくできる。また、第3ポートの油圧が
第2絞りを介してスプールの他端面とピストンの一端面
とに作用しても、ピストンの他端面で受ける第2ポート
の圧油をパイロット圧とする付勢力が、バネの付勢力と
アクチュエータの制御外負荷が生ずる側の油圧による付
勢力との和を超えると、スプールは、第1ポートと第3
ポートとの間が連通するように開弁する。このためカウ
ンタバランス弁のハンチング防止効果を向上させても、
これに関係なく第1の発明の作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す図である。
【図3】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
1;カウンタバランス弁、 2;方向切換弁、 3;ブ
ームシリンダ(アクチュエータの一例)、 4;バネ、
11;弁体、 11b;第1受圧室、 11c;第2
受圧室、 11d;第3受圧室、 11e;第4受圧
室、 12,12A,12B;スプール、 13;ピス
トン、 P1;第1ポート、 P2;第2ポート、 P
3;第3ポート、 P4;第4ポート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F205 AA05 BA06 KA10 3H059 AA12 BB16 BB22 BB37 CA02 CA04 CB12 CD05 CD12 EE05 FF03 FF14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方向切換弁(2) と、方向切換弁(2) の切
    換えにより油の流入側と流出側とが切換わって作動し、
    かつ重力や慣性力に基づく制御外負荷を受けるアクチュ
    エータ(3) と、方向切換弁(2) とアクチュエータ(3) と
    の間に設けられ、かつバネ(4) を有すると共に、バネ力
    に対向する側にパイロット圧を受けてパイロット圧によ
    る付勢力がバネ(4) の付勢力を超えたときに開く開閉機
    能と、方向切換弁(2) とアクチュエータ(3) の制御外負
    荷が生ずる側への油流れのみを許容するチェック機能と
    を有するカウンタバランス弁において、 アクチュエータ(3) の制御外負荷が生ずる側に接続され
    る第3ポート(P3)、 アクチュエータ(3) の制御外負荷が生じない側と方向切
    換弁(2) とに接続される第4ポート(P4)、 第1ポート(P1)の油圧をパイロット圧として受ける第2
    ポート(P2)、及び、 第1〜第4ポート (P1〜P4) に連通し、かつ一端部内に
    前記バネ(4) を内蔵するスプール孔(11a) を有する弁本
    体(11)と、 一端面に前記バネ(4) の付勢力とアクチュエータ(3) の
    制御外負荷が生ずる側の油圧による付勢力とを受けると
    共に、他端面に第2ポート(P2)からのパイロット圧によ
    る付勢力を受け、かつ側面に、第3ポート(P3)に油圧が
    生じたときに前記バネ(4) の付勢力とアクチュエータ
    (3) の制御外負荷が生ずる側の油圧による付勢力とに抗
    する付勢力が発生する受圧面を有して、スプール孔(11
    a) に摺動可能に内嵌されたスプール(12)とを備え、 スプール(12)とスプール孔(11a) とは、他端面で受けた
    第2ポート(P2)からのパイロット圧による付勢力が前記
    バネ(4) の付勢力とアクチュエータ(3) の制御外負荷が
    生ずる側の油圧による付勢力との和を超えたときと、 第4ポート(P4)に前記バネ(4) の付勢力とアクチュエー
    タ(3) の制御外負荷が生ずる側の油圧による付勢力との
    和を超える付勢力となる油圧が生じたときに、第1、第
    3ポート(P1,P3) 間を連通させて開弁するように形成さ
    れていることを特徴とするカウンタバランス弁。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカウンタバランス弁に
    おいて、スプール孔(11a) 内にピストン(13)を、その一
    端面がスプール(12B) の他端面に対して同一断面積で対
    向し、かつスプール(12B) の他端面より断面積の大きい
    他端面が第2ポート(P2)からのパイロット圧を受けるよ
    うに、摺動自在に内嵌し、 スプール(12B) 内に、スプール(12B) の両端面で開口
    し、かつ第1ポート(P1)の油圧を導入すべくスプール(1
    2B) の側面で開口する連通孔(12a) を設けると共に、 連通孔(12a) 内に、スプール(12B) の一端面の開口とス
    プール(12B) の側面の開口との間に第1絞り(6) を設
    け、かつスプール(12B) の他端面の開口とスプール(12
    B) の側面の開口との間に第2絞りを(7) を設けたこと
    を特徴とするカウンタバランス弁。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160130117A (ko) * 2015-05-01 2016-11-10 디와이 주식회사 크레인의 자연 하강을 방지하는 작동유 충진장치
JP2018177493A (ja) * 2017-04-18 2018-11-15 日本車輌製造株式会社 昇降装置

Cited By (3)

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KR101726843B1 (ko) 2015-05-01 2017-04-13 디와이 주식회사 크레인의 자연 하강을 방지하는 작동유 충진장치
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