JP2000336549A - ウオータジェットルームにおける緯入れノズル - Google Patents
ウオータジェットルームにおける緯入れノズルInfo
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- D03D47/28—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein the weft itself is projected into the shed
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B1/00—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
- B05B1/02—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to produce a jet, spray, or other discharge of particular shape or nature, e.g. in single drops, or having an outlet of particular shape
- B05B1/06—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to produce a jet, spray, or other discharge of particular shape or nature, e.g. in single drops, or having an outlet of particular shape in annular, tubular or hollow conical form
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- D03D49/50—Miscellaneous devices or arrangements concerning insertion of weft and not otherwise provided for
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- D03J—AUXILIARY WEAVING APPARATUS; WEAVERS' TOOLS; SHUTTLES
- D03J1/00—Auxiliary apparatus combined with or associated with looms
- D03J1/04—Auxiliary apparatus combined with or associated with looms for treating weft
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- Textile Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】動力消費の増大をもたらすことなく、かつ緯入
れ安定性及び布品位を確保しつつ緯入れ率を向上できる
緯入れノズルを提供する。 【解決手段】緯糸案内用ニードル14に通された緯糸Y
は、緯糸案内用ニードル14の外周面とノズル本体12
の内孔122との間の水路18への圧力水の供給によっ
て噴射口29から噴射される前記圧力水と共に緯入れさ
れる。水路18内には複数の整流子192が環状に配列
されている。複数の整流子192の下流側には絞り流路
173が形成されている。絞り流路173を形成するテ
ーパ孔171の角度θは15°〜30°の範囲にしてあ
り、緯糸案内用ニードル14内の緯糸Yの移送方向にお
ける整流子192の長さLは、内孔122の直径dに対
して0.71倍〜1.71倍(5mm〜12mm)の範
囲にしてある。
れ安定性及び布品位を確保しつつ緯入れ率を向上できる
緯入れノズルを提供する。 【解決手段】緯糸案内用ニードル14に通された緯糸Y
は、緯糸案内用ニードル14の外周面とノズル本体12
の内孔122との間の水路18への圧力水の供給によっ
て噴射口29から噴射される前記圧力水と共に緯入れさ
れる。水路18内には複数の整流子192が環状に配列
されている。複数の整流子192の下流側には絞り流路
173が形成されている。絞り流路173を形成するテ
ーパ孔171の角度θは15°〜30°の範囲にしてあ
り、緯糸案内用ニードル14内の緯糸Yの移送方向にお
ける整流子192の長さLは、内孔122の直径dに対
して0.71倍〜1.71倍(5mm〜12mm)の範
囲にしてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズル本体内に挿
入された緯糸案内用ニードルの外周面と前記ノズル本体
の内周面との間に水路を形成し、前記水路への圧力水の
供給によって前記圧力水を噴射口から噴射し、緯糸案内
用ニードルに通された緯糸を前記噴射口からの噴射水と
共に緯入れする緯入れノズルに関するものである。
入された緯糸案内用ニードルの外周面と前記ノズル本体
の内周面との間に水路を形成し、前記水路への圧力水の
供給によって前記圧力水を噴射口から噴射し、緯糸案内
用ニードルに通された緯糸を前記噴射口からの噴射水と
共に緯入れする緯入れノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】特公平4−18053号公報、実開昭6
2−88779号公報、特開平10−130997号公
報等に開示される緯入れノズルでは、緯入れノズル内の
圧力水の流れを整流させて緯入れノズルからの噴射水の
集束性を確保しつつ緯入れ水の噴射速度を高めるための
整流手段が組み込まれている。整流手段は、緯糸案内用
ニードルの周囲の環状の水路内に複数の整流子(スタビ
ライザ)を配列して構成されている。緯入れノズル内を
流れる圧力水は複数の整流子間を通過して整流される。
整流された圧力水は、緯入れノズルの噴射口から噴射さ
れ、緯糸案内用ニードル内を通されている緯糸を引き連
れて経糸開口内を飛走する。
2−88779号公報、特開平10−130997号公
報等に開示される緯入れノズルでは、緯入れノズル内の
圧力水の流れを整流させて緯入れノズルからの噴射水の
集束性を確保しつつ緯入れ水の噴射速度を高めるための
整流手段が組み込まれている。整流手段は、緯糸案内用
ニードルの周囲の環状の水路内に複数の整流子(スタビ
ライザ)を配列して構成されている。緯入れノズル内を
流れる圧力水は複数の整流子間を通過して整流される。
整流された圧力水は、緯入れノズルの噴射口から噴射さ
れ、緯糸案内用ニードル内を通されている緯糸を引き連
れて経糸開口内を飛走する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来では、織幅が19
0cm程度の場合には織機回転数が800rpm程度で
あったが、最近では織幅が190cm程度の場合には織
機回転数を1050rpm〜1300rpm程度まで高
めることが求められている。言い換えると、従来では緯
糸を1500m/分の割合で緯入れするという緯入れ率
であったが、最近では緯糸を2000m/分〜2500
m/分の割合で緯入れするという緯入れ率が求められて
いる。緯入れ率を高めるには緯入れ水の噴射速度を大き
くすることが必要であり、そのためには緯入れノズルへ
水を圧送するポンプの供給圧を高めればよい。一般的に
はポンプによる水の圧送はスプリング力を利用してお
り、供給圧を高めるには前記スプリング力を増大すれば
よい。しかし、前記スプリング力を増大すればスプリン
グを撓ませるためのエネルギーが増大し、省エネルギー
の観点からポンプの供給圧を高めることは好ましくな
い。
0cm程度の場合には織機回転数が800rpm程度で
あったが、最近では織幅が190cm程度の場合には織
機回転数を1050rpm〜1300rpm程度まで高
めることが求められている。言い換えると、従来では緯
糸を1500m/分の割合で緯入れするという緯入れ率
であったが、最近では緯糸を2000m/分〜2500
m/分の割合で緯入れするという緯入れ率が求められて
いる。緯入れ率を高めるには緯入れ水の噴射速度を大き
くすることが必要であり、そのためには緯入れノズルへ
水を圧送するポンプの供給圧を高めればよい。一般的に
はポンプによる水の圧送はスプリング力を利用してお
り、供給圧を高めるには前記スプリング力を増大すれば
よい。しかし、前記スプリング力を増大すればスプリン
グを撓ませるためのエネルギーが増大し、省エネルギー
の観点からポンプの供給圧を高めることは好ましくな
い。
【0004】又、緯入れ水の噴射速度を大きくした場
合、緯入れノズル内の整流子間で十分整流されずに乱流
成分が残っていると、噴射速度を大きくしたが為に拡散
が大きくなることがある。拡散が大きくなると経糸へ衝
突する水量が増し、経毛羽が増加して布品位が低下した
り、緯糸先端部の振れ量が大きくなって緯入れ不良が発
生するおそれがある。
合、緯入れノズル内の整流子間で十分整流されずに乱流
成分が残っていると、噴射速度を大きくしたが為に拡散
が大きくなることがある。拡散が大きくなると経糸へ衝
突する水量が増し、経毛羽が増加して布品位が低下した
り、緯糸先端部の振れ量が大きくなって緯入れ不良が発
生するおそれがある。
【0005】本発明は、動力消費の増大をもたらすこと
なく、かつ緯入れ安定性及び布品位を確保しつつ緯入れ
率を向上できる緯入れノズルを提供することを目的とす
る。
なく、かつ緯入れ安定性及び布品位を確保しつつ緯入れ
率を向上できる緯入れノズルを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、ノ
ズル本体内に挿入された緯糸案内用ニードルの外周面と
前記ノズル本体の内周面との間に水路を形成し、前記水
路への圧力水の供給によって前記圧力水を噴射口から噴
射し、緯糸案内用ニードルに通された緯糸を噴射水と共
に緯入れする緯入れノズルを対象とし、前記緯糸案内用
ニードルの周囲の前記水路内に複数の整流子を環状に配
列して構成した整流手段と、前記複数の整流子の下流側
の前記水路において、前記整流子側から前記噴出口に向
かうにつれて縮径するテーパ孔の内周面と前記緯糸案内
用ニードルの外周面との間に形成した絞り流路とを備え
た緯入れノズルを構成し、請求項1の発明では、前記テ
ーパ孔の角度を15°〜30°の範囲とすると共に、前
記緯糸案内用ニードル内の緯糸の移送方向における前記
整流子の長さを前記ノズル本体の内孔の直径に対して
0.71倍〜1.71倍の範囲とした。
ズル本体内に挿入された緯糸案内用ニードルの外周面と
前記ノズル本体の内周面との間に水路を形成し、前記水
路への圧力水の供給によって前記圧力水を噴射口から噴
射し、緯糸案内用ニードルに通された緯糸を噴射水と共
に緯入れする緯入れノズルを対象とし、前記緯糸案内用
ニードルの周囲の前記水路内に複数の整流子を環状に配
列して構成した整流手段と、前記複数の整流子の下流側
の前記水路において、前記整流子側から前記噴出口に向
かうにつれて縮径するテーパ孔の内周面と前記緯糸案内
用ニードルの外周面との間に形成した絞り流路とを備え
た緯入れノズルを構成し、請求項1の発明では、前記テ
ーパ孔の角度を15°〜30°の範囲とすると共に、前
記緯糸案内用ニードル内の緯糸の移送方向における前記
整流子の長さを前記ノズル本体の内孔の直径に対して
0.71倍〜1.71倍の範囲とした。
【0007】特公平4−18053号公報に開示される
ように、従来における前記テーパ孔の角度(特公平4−
18053号公報の明細書及び図面ではθで表してあ
る)は6°〜11°程度である。この程度のテーパ孔の
角度では圧力損失が大きく、緯入れ率は1500m/分
程度である。テーパ孔の角度を15°〜30°とし、か
つ整流子の長さをノズル本体の内孔の直径に対して0.
71倍〜1.71倍とした構成は、2000m/分〜2
500m/分程度の緯入れ率をもたらす。
ように、従来における前記テーパ孔の角度(特公平4−
18053号公報の明細書及び図面ではθで表してあ
る)は6°〜11°程度である。この程度のテーパ孔の
角度では圧力損失が大きく、緯入れ率は1500m/分
程度である。テーパ孔の角度を15°〜30°とし、か
つ整流子の長さをノズル本体の内孔の直径に対して0.
71倍〜1.71倍とした構成は、2000m/分〜2
500m/分程度の緯入れ率をもたらす。
【0008】請求項2の発明では、前記テーパ孔の角度
を15°〜30°の範囲とすると共に、前記緯糸案内用
ニードル内の緯糸の移送方向における前記整流子の長さ
を5mm〜12mmとした。
を15°〜30°の範囲とすると共に、前記緯糸案内用
ニードル内の緯糸の移送方向における前記整流子の長さ
を5mm〜12mmとした。
【0009】一般的な緯入れノズルにおけるノズル本体
の内孔の直径は7〜8mm程度である。整流子の長さを
5mm〜12mmとした構成は、前記一般的な緯入れノ
ズルへの適用に好適である。
の内孔の直径は7〜8mm程度である。整流子の長さを
5mm〜12mmとした構成は、前記一般的な緯入れノ
ズルへの適用に好適である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図8に基づいて説明する。
実施の形態を図1〜図8に基づいて説明する。
【0011】図1は緯入れノズル10を示す。ホルダ1
1の支持孔111には筒形状のノズル本体12が嵌入さ
れている。ノズル本体12の先端側(図1において右
側)の外周面にはキャップ13が螺着されている。ホル
ダ11は、ノズル本体12の後端側(図1において左
側)に形成したフランジ部121とキャップ13との間
でキャップ13の締め付けにより挟みこまれてホルダ1
1に止着されている。ノズル本体12の周囲の支持孔1
11は、ホルダ11内の給水通路112に連なってお
り、ノズル本体12の外周面と支持孔111との間の環
状室16は給水通路112に連通している。
1の支持孔111には筒形状のノズル本体12が嵌入さ
れている。ノズル本体12の先端側(図1において右
側)の外周面にはキャップ13が螺着されている。ホル
ダ11は、ノズル本体12の後端側(図1において左
側)に形成したフランジ部121とキャップ13との間
でキャップ13の締め付けにより挟みこまれてホルダ1
1に止着されている。ノズル本体12の周囲の支持孔1
11は、ホルダ11内の給水通路112に連なってお
り、ノズル本体12の外周面と支持孔111との間の環
状室16は給水通路112に連通している。
【0012】ノズル本体12の筒内には緯糸案内用ニー
ドル14が嵌入されている。緯糸案内用ニードル14の
後端部にはキャップ15が圧入固定されている。緯糸案
内用ニードル14の一部となるキャップ15は、フラン
ジ部121の内周に螺着されており、緯糸案内用ニード
ル14の大径部141はノズル本体12の内孔122に
嵌合している。緯糸案内用ニードル14の小径部142
とノズル本体12の内孔122の内周面との間の環状の
水路18は、流入口123を介して環状室16に連通し
ている。流入口123は、緯糸案内用ニードル14の小
径部142の周囲でノズル本体12に等間隔で配列形成
されている。小径部142の外周面は僅かにテーパとな
っている。
ドル14が嵌入されている。緯糸案内用ニードル14の
後端部にはキャップ15が圧入固定されている。緯糸案
内用ニードル14の一部となるキャップ15は、フラン
ジ部121の内周に螺着されており、緯糸案内用ニード
ル14の大径部141はノズル本体12の内孔122に
嵌合している。緯糸案内用ニードル14の小径部142
とノズル本体12の内孔122の内周面との間の環状の
水路18は、流入口123を介して環状室16に連通し
ている。流入口123は、緯糸案内用ニードル14の小
径部142の周囲でノズル本体12に等間隔で配列形成
されている。小径部142の外周面は僅かにテーパとな
っている。
【0013】ノズル本体12の先端部の筒内には筒形状
の噴射口形成体17が圧入固定されている。ノズル本体
12の一部となる噴射口形成体17の内周面にはテーパ
孔171が形成されている。テーパ孔171は、噴射口
形成体17の後端から先端に向かうにつれて縮径する形
状であり、テーパ孔171の範囲は、噴射口形成体17
の後端から噴射口形成体17の後端と先端との中間の段
差172までである。緯糸案内用ニードル14の先端側
の小径部142は、テーパ孔171の内側を通って段差
172まで到達するように噴射口形成体17に挿通され
ている。テーパ孔171の内周面と小径部142の外周
面との間は絞り流路173となる。絞り流路173の先
端は噴射口20となっている。
の噴射口形成体17が圧入固定されている。ノズル本体
12の一部となる噴射口形成体17の内周面にはテーパ
孔171が形成されている。テーパ孔171は、噴射口
形成体17の後端から先端に向かうにつれて縮径する形
状であり、テーパ孔171の範囲は、噴射口形成体17
の後端から噴射口形成体17の後端と先端との中間の段
差172までである。緯糸案内用ニードル14の先端側
の小径部142は、テーパ孔171の内側を通って段差
172まで到達するように噴射口形成体17に挿通され
ている。テーパ孔171の内周面と小径部142の外周
面との間は絞り流路173となる。絞り流路173の先
端は噴射口20となっている。
【0014】環状の水路18内には整流具19が配設さ
れている。図3に示すように、整流具19は、ノズル本
体12の内孔122に圧入されるリング部191と、リ
ング部191の内周に環状に等間隔に配設された複数の
整流子192(本実施の形態では20枚)とからなる。
れている。図3に示すように、整流具19は、ノズル本
体12の内孔122に圧入されるリング部191と、リ
ング部191の内周に環状に等間隔に配設された複数の
整流子192(本実施の形態では20枚)とからなる。
【0015】図示しないポンプから供給された圧力水
は、給水通路112、環状室16及び流入口123を経
由して水路18に流入する。水路18に流入した圧力水
は、複数の整流子192間及び絞り流路173を通過し
て噴射口20から噴射される。緯糸案内用ニードル14
内に通されている緯糸Yは、噴射口20からの水噴射に
よって経糸開口内へ緯入れされる。
は、給水通路112、環状室16及び流入口123を経
由して水路18に流入する。水路18に流入した圧力水
は、複数の整流子192間及び絞り流路173を通過し
て噴射口20から噴射される。緯糸案内用ニードル14
内に通されている緯糸Yは、噴射口20からの水噴射に
よって経糸開口内へ緯入れされる。
【0016】本実施の形態では、ノズル本体12の外径
D(図1に図示)は12mm、内孔122の直径d(図
1に図示)は7mmにしてある。直径dは、整流子19
2の上流側で測っている。なお、本発明においては、整
流子192の長さL(図1に図示)は、緯糸案内用ニー
ドル14内の緯糸Yの移送方向(図1に矢印Rで示す方
向)における平均の長さとする。
D(図1に図示)は12mm、内孔122の直径d(図
1に図示)は7mmにしてある。直径dは、整流子19
2の上流側で測っている。なお、本発明においては、整
流子192の長さL(図1に図示)は、緯糸案内用ニー
ドル14内の緯糸Yの移送方向(図1に矢印Rで示す方
向)における平均の長さとする。
【0017】図4、図5及び図6は、緯入れノズル10
から噴射された水の集束性、緯入れ安定性、布品位の観
点からテーパ孔171の角度θ及び整流子192の長さ
Lの適正な範囲を定めるための製織実験の結果を表すグ
ラフである。この場合の製織条件は、織機回転数120
0rpm、織幅190cm、給水通路112への供給圧
力(ポンプ圧力)100kgf/cm2 としている。織
布はナイロンタフタである。
から噴射された水の集束性、緯入れ安定性、布品位の観
点からテーパ孔171の角度θ及び整流子192の長さ
Lの適正な範囲を定めるための製織実験の結果を表すグ
ラフである。この場合の製織条件は、織機回転数120
0rpm、織幅190cm、給水通路112への供給圧
力(ポンプ圧力)100kgf/cm2 としている。織
布はナイロンタフタである。
【0018】図4のグラフは、テーパ孔171の角度θ
及び整流子192の長さLを種々変更したときの集水率
(%)を表す。集水率は、図8に示す上下経糸Tのなす
角αの1/2の位置に経糸案内用ニードル14の軸心が
位置している。緯入れノズル10の設置位置に対し、緯
入れ末端側に190cm離れた位置の緯糸案内用ニード
ル14の軸心を同軸上に設置された直径7mmの集水パ
イプ21(図7に図示)内に集水された水量と、緯入れ
ノズル10から噴射された総水量との比を表す。図7及
び図8は、それぞれ経糸列の側方から見た集水パイプ2
1、緯入れノズル10の略体側面図であり、22は綜
絖、23は筬、Tは経糸、Wは織布を示す。図4のグラ
フの横軸はテーパ孔171の角度θを表し、縦軸は集水
率を表す。曲線Dは整流子192の長さLが3mm(従
来技術)の場合の集水率曲線である。曲線E1は整流子
192の長さLが5mmの場合の集水率曲線であり、曲
線E2は整流子192の長さLが6mmの場合の集水率
曲線である。曲線E3は整流子192の長さLが9mm
の場合の集水率曲線であり、曲線E4は整流子192の
長さLが12mmの場合の集水率曲線である。曲線E5
は整流子192の長さLが15mmの場合の集水率曲線
である。
及び整流子192の長さLを種々変更したときの集水率
(%)を表す。集水率は、図8に示す上下経糸Tのなす
角αの1/2の位置に経糸案内用ニードル14の軸心が
位置している。緯入れノズル10の設置位置に対し、緯
入れ末端側に190cm離れた位置の緯糸案内用ニード
ル14の軸心を同軸上に設置された直径7mmの集水パ
イプ21(図7に図示)内に集水された水量と、緯入れ
ノズル10から噴射された総水量との比を表す。図7及
び図8は、それぞれ経糸列の側方から見た集水パイプ2
1、緯入れノズル10の略体側面図であり、22は綜
絖、23は筬、Tは経糸、Wは織布を示す。図4のグラ
フの横軸はテーパ孔171の角度θを表し、縦軸は集水
率を表す。曲線Dは整流子192の長さLが3mm(従
来技術)の場合の集水率曲線である。曲線E1は整流子
192の長さLが5mmの場合の集水率曲線であり、曲
線E2は整流子192の長さLが6mmの場合の集水率
曲線である。曲線E3は整流子192の長さLが9mm
の場合の集水率曲線であり、曲線E4は整流子192の
長さLが12mmの場合の集水率曲線である。曲線E5
は整流子192の長さLが15mmの場合の集水率曲線
である。
【0019】図5のグラフは、テーパ孔171の角度θ
及び整流子192の長さLを種々変更したときの緯入れ
末端に到達する直前の飛走中の緯糸先端部の振れ量に基
づく評価を表す。図5のグラフの横軸はテーパ孔171
の角度θを表し、縦軸は整流子192の長さLを表す。
○印は振れ量3mm未満の場合を表し、△印は振れ量3
mm以上5mm未満を表し、×印は振れ量5mm以上を
表す。振れ量3mm以上5mm未満は、緯入れを確実に
する上での最低条件である。
及び整流子192の長さLを種々変更したときの緯入れ
末端に到達する直前の飛走中の緯糸先端部の振れ量に基
づく評価を表す。図5のグラフの横軸はテーパ孔171
の角度θを表し、縦軸は整流子192の長さLを表す。
○印は振れ量3mm未満の場合を表し、△印は振れ量3
mm以上5mm未満を表し、×印は振れ量5mm以上を
表す。振れ量3mm以上5mm未満は、緯入れを確実に
する上での最低条件である。
【0020】図6のグラフは、テーパ孔171の角度θ
及び整流子192の長さLを種々変更したときの布品位
を表す。図6のグラフの横軸はテーパ孔171の角度θ
を表し、縦軸は整流子192の長さLを表す。○印はA
反、△印はB反、×印はC反の判定を表す。布品位の判
定は、毛羽や経筋の数に基づいて行なっている。特に、
高速製織時の毛羽や経筋は、緯入れノズル10から噴射
した水が経糸Tに衝突することが原因で発生する。
及び整流子192の長さLを種々変更したときの布品位
を表す。図6のグラフの横軸はテーパ孔171の角度θ
を表し、縦軸は整流子192の長さLを表す。○印はA
反、△印はB反、×印はC反の判定を表す。布品位の判
定は、毛羽や経筋の数に基づいて行なっている。特に、
高速製織時の毛羽や経筋は、緯入れノズル10から噴射
した水が経糸Tに衝突することが原因で発生する。
【0021】テーパ孔171の角度θを6°〜11°程
度とした従来の緯入れノズルでは、テーパ孔171の内
周面と緯糸案内用ニードル14の外周面との間に形成し
た絞り流路173において、噴射口20の通過断面積と
同程度の小さい通過断面積の部位が緯糸案内用ニードル
14内の緯糸Yの移送方向Rに長くなる。そのため、流
路抵抗が大きくなって圧力損失が大きくなり、緯入れ率
は1500m/分程度である。テーパ孔171の角度θ
を従来よりも大きくして15°以上とすれば、噴射口2
0の通過断面積と同程度の小さい通過断面積の部位は従
来よりも短くなるため、流路抵抗が小さくなって圧力損
失が少なくなり、噴射速度が高まるり、緯入れ率200
0m/分〜2500m/分程度を得ることが確かめられ
ている。
度とした従来の緯入れノズルでは、テーパ孔171の内
周面と緯糸案内用ニードル14の外周面との間に形成し
た絞り流路173において、噴射口20の通過断面積と
同程度の小さい通過断面積の部位が緯糸案内用ニードル
14内の緯糸Yの移送方向Rに長くなる。そのため、流
路抵抗が大きくなって圧力損失が大きくなり、緯入れ率
は1500m/分程度である。テーパ孔171の角度θ
を従来よりも大きくして15°以上とすれば、噴射口2
0の通過断面積と同程度の小さい通過断面積の部位は従
来よりも短くなるため、流路抵抗が小さくなって圧力損
失が少なくなり、噴射速度が高まるり、緯入れ率200
0m/分〜2500m/分程度を得ることが確かめられ
ている。
【0022】しかし、テーパ孔171の角度θを単に大
きくしただけでは、噴射水の集束性が低下し、緯入れ性
及び布品位に関して問題が生ずる。即ち、複数の流入口
123を給水通路112に対して完全に対称に配設する
とは困難であり、そのために複数の流入口123への圧
力水の流入に時間差が生じる。このような時間差が生じ
ると、水路18内での圧力水に旋回成分を含む乱流が発
生する。整流子192間は流路抵抗を減らすように十分
な間隔をもたせてあり、そのために圧力水が整流子19
2間を通過した後も前記旋回成分が若干残ってしまう。
整流子192間を通過した後も残った旋回成分が噴射水
に対して遠心力として作用し、この作用が噴射水を拡散
する原因の1つとなると考えられる。拡散する噴射水は
経糸に衝突し、毛羽、経筋が増加して布品位が低下す
る。又、緯糸搬送力が低下したり、緯糸飛走方向のばら
つきが増え、緯入れ不良が多発する。確実な緯入れを行
なうために必要な集水率は15%程度であることが知ら
れている。
きくしただけでは、噴射水の集束性が低下し、緯入れ性
及び布品位に関して問題が生ずる。即ち、複数の流入口
123を給水通路112に対して完全に対称に配設する
とは困難であり、そのために複数の流入口123への圧
力水の流入に時間差が生じる。このような時間差が生じ
ると、水路18内での圧力水に旋回成分を含む乱流が発
生する。整流子192間は流路抵抗を減らすように十分
な間隔をもたせてあり、そのために圧力水が整流子19
2間を通過した後も前記旋回成分が若干残ってしまう。
整流子192間を通過した後も残った旋回成分が噴射水
に対して遠心力として作用し、この作用が噴射水を拡散
する原因の1つとなると考えられる。拡散する噴射水は
経糸に衝突し、毛羽、経筋が増加して布品位が低下す
る。又、緯糸搬送力が低下したり、緯糸飛走方向のばら
つきが増え、緯入れ不良が多発する。確実な緯入れを行
なうために必要な集水率は15%程度であることが知ら
れている。
【0023】図4のグラフでは示されていないが、緯入
れ率2000m/分〜2500m/分程度を得るにはテ
ーパ孔171の角度θを15°以上にする必要があるこ
とは前述の通りである。
れ率2000m/分〜2500m/分程度を得るにはテ
ーパ孔171の角度θを15°以上にする必要があるこ
とは前述の通りである。
【0024】図4に示すように、曲線Dで表す従来の整
流具の実験結果によれば、15°以上で集水率が15%
未満であり、さらに角度θが大きくなるにつれて集水率
が低下する。整流子192の長さLが5mm〜12mm
の整流具19の実験結果によれば、角度θが15°〜3
0°の範囲では集水率は15%以上であるが、角度θが
30°の場合には集水率は15%を若干上回る値とな
る。図示されていないが、角度θが30°を越えると集
水率が更に低下し、整流子192の長さLに関わらず確
実な緯入れは期待できない。
流具の実験結果によれば、15°以上で集水率が15%
未満であり、さらに角度θが大きくなるにつれて集水率
が低下する。整流子192の長さLが5mm〜12mm
の整流具19の実験結果によれば、角度θが15°〜3
0°の範囲では集水率は15%以上であるが、角度θが
30°の場合には集水率は15%を若干上回る値とな
る。図示されていないが、角度θが30°を越えると集
水率が更に低下し、整流子192の長さLに関わらず確
実な緯入れは期待できない。
【0025】整流子192の長さLが15mmの場合に
は角度θが25°のときに集水率が11%に低下する。
このような集水率の低下の原因としては、整流子192
の長さLが15mmの場合には整流効果が長さ15mm
以下の整流子の中で最も高い反面、流路抵抗が大きいこ
とによるものと考えられる。大きな流路抵抗は大きな圧
力損失をもたらし、十分な流速が得られない。そのた
め、緯入れ性能が低下し、確実な緯入れは期待できな
い。
は角度θが25°のときに集水率が11%に低下する。
このような集水率の低下の原因としては、整流子192
の長さLが15mmの場合には整流効果が長さ15mm
以下の整流子の中で最も高い反面、流路抵抗が大きいこ
とによるものと考えられる。大きな流路抵抗は大きな圧
力損失をもたらし、十分な流速が得られない。そのた
め、緯入れ性能が低下し、確実な緯入れは期待できな
い。
【0026】ポンプ圧力を高めることなく緯入れ率20
00m/分〜2500m/分を達成するには、テーパ孔
171の角度θを15°以上にすることは前述の通りで
あるが、図4に示す集水率の実験では、30%までが確
実に緯入れする上での上限値である。即ち、テーパ孔1
71の角度θを15°〜30°とすればよいという結果
が得られる。
00m/分〜2500m/分を達成するには、テーパ孔
171の角度θを15°以上にすることは前述の通りで
あるが、図4に示す集水率の実験では、30%までが確
実に緯入れする上での上限値である。即ち、テーパ孔1
71の角度θを15°〜30°とすればよいという結果
が得られる。
【0027】図5に示す緯入れ安定性の実験では、角度
θが25°の場合には整流子192の長さLの範囲を6
mm〜9mmとしたときに良い結果が得られ、角度θが
20°の場合には整流子192の長さLの範囲を6mm
〜12mmとしたときに良い結果が得られる。
θが25°の場合には整流子192の長さLの範囲を6
mm〜9mmとしたときに良い結果が得られ、角度θが
20°の場合には整流子192の長さLの範囲を6mm
〜12mmとしたときに良い結果が得られる。
【0028】図6に示す布品位の実験では、角度θが2
5°の場合には整流子192の長さLの範囲を6mm〜
12mmとしたときに良い結果が得られる。なお、この
実験ではナイロンタフタを製織した場合を示している
が、ポリエステルタフタを製織した場合には、図示して
いないが、角度θが20°の場合に整流子192の長さ
L=6mm〜12mmの範囲で○印となり、これ以外の
角度θ=15°〜30°の範囲かつ長さL=5mm〜1
2mmの範囲では全て△印となった。他の布種について
も、適切な緯糸速度は異なるが、特に長さL=6mm〜
12mmの範囲で最も好結果が得られるのは、角度θ=
20°〜25°の範囲である。
5°の場合には整流子192の長さLの範囲を6mm〜
12mmとしたときに良い結果が得られる。なお、この
実験ではナイロンタフタを製織した場合を示している
が、ポリエステルタフタを製織した場合には、図示して
いないが、角度θが20°の場合に整流子192の長さ
L=6mm〜12mmの範囲で○印となり、これ以外の
角度θ=15°〜30°の範囲かつ長さL=5mm〜1
2mmの範囲では全て△印となった。他の布種について
も、適切な緯糸速度は異なるが、特に長さL=6mm〜
12mmの範囲で最も好結果が得られるのは、角度θ=
20°〜25°の範囲である。
【0029】なお、角度θを大きくすると緯糸速度は高
まるが、緯糸先端部の振れの限度は角度θ=30°であ
るため、30°を越える角度θについては図5及び図6
のいずれにおいても省略してある。
まるが、緯糸先端部の振れの限度は角度θ=30°であ
るため、30°を越える角度θについては図5及び図6
のいずれにおいても省略してある。
【0030】第1の実施の形態では以下の効果が得られ
る。 (1-1)テーパ孔171の角度θを25°、整流子19
2の長さLを6mm〜9mmの範囲とした構成は、集水
率16パーセント以上、緯入れ安定性の評価及び布品位
の評価のいずれにおいても全て○印の結果をもたらす。
従って、θ=25°かつL=6mm〜9mmとした構成
は、ポンプ圧力を従来よりも高めることなく2000m
/分〜2500m/分程度の緯入れ率を達成する上で最
適である。
る。 (1-1)テーパ孔171の角度θを25°、整流子19
2の長さLを6mm〜9mmの範囲とした構成は、集水
率16パーセント以上、緯入れ安定性の評価及び布品位
の評価のいずれにおいても全て○印の結果をもたらす。
従って、θ=25°かつL=6mm〜9mmとした構成
は、ポンプ圧力を従来よりも高めることなく2000m
/分〜2500m/分程度の緯入れ率を達成する上で最
適である。
【0031】(1-2)テーパ孔171の角度θを25
°、整流子192の長さLを6mm〜12mmの範囲と
した構成は、集水率16パーセント以上、緯入れ安定性
の評価では一部△印があるが、布品位の評価では全て○
印の結果をもたらす。即ち、布品位の評価ではθ=25
°かつL=6mm〜9mmとした構成の場合と同様の結
果が得られる。従って、θ=25°かつL=6mm〜1
2mmとした構成は、ポンプ圧力を従来よりも高めるこ
となく2000m/分〜2500m/分程度の緯入れ率
を達成する上で最適に近いものと言える。
°、整流子192の長さLを6mm〜12mmの範囲と
した構成は、集水率16パーセント以上、緯入れ安定性
の評価では一部△印があるが、布品位の評価では全て○
印の結果をもたらす。即ち、布品位の評価ではθ=25
°かつL=6mm〜9mmとした構成の場合と同様の結
果が得られる。従って、θ=25°かつL=6mm〜1
2mmとした構成は、ポンプ圧力を従来よりも高めるこ
となく2000m/分〜2500m/分程度の緯入れ率
を達成する上で最適に近いものと言える。
【0032】(1-3)テーパ孔171の角度θを20°
〜25°、整流子192の長さLを6mm〜9mmの範
囲とした構成は、集水率16パーセント以上、緯入れ安
定性の評価では全て○印及び布品位の評価でも○印の多
い結果をもたらす。従って、θ=20°〜25°かつL
=6mm〜9mmとした構成は、ポンプ圧力を従来より
も高めることなく2000m/分〜2500m/分程度
の緯入れ率を達成する上で非常に好ましい。
〜25°、整流子192の長さLを6mm〜9mmの範
囲とした構成は、集水率16パーセント以上、緯入れ安
定性の評価では全て○印及び布品位の評価でも○印の多
い結果をもたらす。従って、θ=20°〜25°かつL
=6mm〜9mmとした構成は、ポンプ圧力を従来より
も高めることなく2000m/分〜2500m/分程度
の緯入れ率を達成する上で非常に好ましい。
【0033】(1-4)テーパ孔171の角度θを20°
〜25°、整流子192の長さLを6mm〜12mmの
範囲とした構成は、集水率16パーセント以上、緯入れ
安定性の評価では一部△印及び布品位の評価でも○印の
多い結果をもたらす。従って、θ=20°〜25°かつ
L=6mm〜9mmとした構成は、ポンプ圧力を従来よ
りも高めることなく2000m/分〜2500m/分程
度の緯入れ率を達成する上でかなり好ましい。
〜25°、整流子192の長さLを6mm〜12mmの
範囲とした構成は、集水率16パーセント以上、緯入れ
安定性の評価では一部△印及び布品位の評価でも○印の
多い結果をもたらす。従って、θ=20°〜25°かつ
L=6mm〜9mmとした構成は、ポンプ圧力を従来よ
りも高めることなく2000m/分〜2500m/分程
度の緯入れ率を達成する上でかなり好ましい。
【0034】(1-5)テーパ孔171の角度θを15°
〜30°、整流子192の長さLを5mm〜12mmの
範囲とした構成は、集水率15パーセント以上、緯入れ
安定性及び布品位のいずれにおいても△印以上の結果を
もたらす。従って、θ=15°〜30°かつL=5mm
〜12mmとした構成は、ポンプ圧力を従来よりも高め
ることなく2000m/分〜2500m/分程度の緯入
れ率を達成する上で好ましい。
〜30°、整流子192の長さLを5mm〜12mmの
範囲とした構成は、集水率15パーセント以上、緯入れ
安定性及び布品位のいずれにおいても△印以上の結果を
もたらす。従って、θ=15°〜30°かつL=5mm
〜12mmとした構成は、ポンプ圧力を従来よりも高め
ることなく2000m/分〜2500m/分程度の緯入
れ率を達成する上で好ましい。
【0035】(1-6)図4の集水率結果と図5の緯入れ
安定性の評価結果とを組み合わせてみると、集水率が小
さくなりながら15パーセント側へ移ってゆくと振れ量
が大きくなってゆく傾向にある。即ち、緯糸先端部の振
れ量は集水率の影響を受けるものと考えられる。整流子
192の長さLが5mm〜12mmの範囲にあり、かつ
角度θが17°〜26°の範囲にある場合には、集水率
は16%以上となる。集水率16%以上では緯入れ安定
性の○印の評価が多くなる。従って、整流子192の長
さLを5mm〜9mm、かつ角度θを17°〜26°と
した構成は、ポンプ圧力を従来よりも高めることなく2
000m/分〜2500m/分程度の緯入れ率を達成す
る上で好ましい。
安定性の評価結果とを組み合わせてみると、集水率が小
さくなりながら15パーセント側へ移ってゆくと振れ量
が大きくなってゆく傾向にある。即ち、緯糸先端部の振
れ量は集水率の影響を受けるものと考えられる。整流子
192の長さLが5mm〜12mmの範囲にあり、かつ
角度θが17°〜26°の範囲にある場合には、集水率
は16%以上となる。集水率16%以上では緯入れ安定
性の○印の評価が多くなる。従って、整流子192の長
さLを5mm〜9mm、かつ角度θを17°〜26°と
した構成は、ポンプ圧力を従来よりも高めることなく2
000m/分〜2500m/分程度の緯入れ率を達成す
る上で好ましい。
【0036】(1-7)本実施の形態は、ノズル本体12
の内孔122の直径dを7mmとして説明している。し
かし、緯糸案内用ニードル14内の緯糸Yの移送方向に
おける整流子192の長さLをノズル本体12の内孔1
22の直径dに対して0.71倍〜1.71倍の範囲と
すれば、前記と同様の結果が得られる。
の内孔122の直径dを7mmとして説明している。し
かし、緯糸案内用ニードル14内の緯糸Yの移送方向に
おける整流子192の長さLをノズル本体12の内孔1
22の直径dに対して0.71倍〜1.71倍の範囲と
すれば、前記と同様の結果が得られる。
【0037】(1-8)(1-1)項〜(1-7)項の結果を
総合すると、テーパ孔171の角度θを15°〜30°
とし、かつ整流子192の長さLをノズル本体12の内
孔122の直径dに対して0.71倍〜1.71倍とし
た構成は、ポンプ圧力を従来よりも高めることなく、か
つ緯入れ安定性及び布品位を確保しつつ2000m/分
〜2500m/分程度の緯入れ率を達成する上で好まし
い。
総合すると、テーパ孔171の角度θを15°〜30°
とし、かつ整流子192の長さLをノズル本体12の内
孔122の直径dに対して0.71倍〜1.71倍とし
た構成は、ポンプ圧力を従来よりも高めることなく、か
つ緯入れ安定性及び布品位を確保しつつ2000m/分
〜2500m/分程度の緯入れ率を達成する上で好まし
い。
【0038】(1-9)一般的な緯入れノズルにおけるノ
ズル本体12の内孔122の直径dは7mm〜8mm程
度である。この寸法は、緯糸を緯入れ末端まで確実に緯
入れできる水量を確保しつつ、緯入れノズルを複数並設
しても経糸開口内に緯糸を緯入れできるようにコンパク
ト化することを考慮して設定されたものである。整流子
192の長さLを5mm〜12mmとした構成は、内孔
122の直径d=7mm〜8mmという一般的な緯入れ
ノズルへの適用に好適である。
ズル本体12の内孔122の直径dは7mm〜8mm程
度である。この寸法は、緯糸を緯入れ末端まで確実に緯
入れできる水量を確保しつつ、緯入れノズルを複数並設
しても経糸開口内に緯糸を緯入れできるようにコンパク
ト化することを考慮して設定されたものである。整流子
192の長さLを5mm〜12mmとした構成は、内孔
122の直径d=7mm〜8mmという一般的な緯入れ
ノズルへの適用に好適である。
【0039】(1-10 )緯入れノズル10から噴射され
た水は拡散してゆき、この拡散が大きいと集水率が低下
する。大きく拡散した噴射水は経糸に衝突して布品位を
低下させる。図8に示す緯入れノズル10の設置位置が
従来と同じ位置とすると、従来よりも集水率の向上した
本実施の形態では経糸Tの開口角αを小さくすることが
できる。従来よりも開口角αを小さくした構成は、綜絖
22の往復量(時間)の短縮化、即ち織機高速化に寄与
する。経糸Tの開口角αを従来と同じとすると、従来よ
りも集水率の向上した本実施の形態では緯入れノズル1
0の設置位置を従来よりも織布Wの織前W1に近づける
ことができる。即ち、筬23の最後退位置を織前W1側
に近づけるとができ、もって筬23の揺動量(時間)の
短縮化、即ち織機高速化に寄与する。
た水は拡散してゆき、この拡散が大きいと集水率が低下
する。大きく拡散した噴射水は経糸に衝突して布品位を
低下させる。図8に示す緯入れノズル10の設置位置が
従来と同じ位置とすると、従来よりも集水率の向上した
本実施の形態では経糸Tの開口角αを小さくすることが
できる。従来よりも開口角αを小さくした構成は、綜絖
22の往復量(時間)の短縮化、即ち織機高速化に寄与
する。経糸Tの開口角αを従来と同じとすると、従来よ
りも集水率の向上した本実施の形態では緯入れノズル1
0の設置位置を従来よりも織布Wの織前W1に近づける
ことができる。即ち、筬23の最後退位置を織前W1側
に近づけるとができ、もって筬23の揺動量(時間)の
短縮化、即ち織機高速化に寄与する。
【0040】次に、図9の第2の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態における整流具24のリング部
241は、整流子242の後端側から先端側に向かうに
つれて縮径するテーパ形状となっている。リング部24
1の内周面243は噴射口形成体17のテーパ孔171
に連続的に連なっている。内周面243をテーパ孔17
1に連続的に連ならせた構成は、整流子242間から絞
り流路173に至る流路における流路抵抗の低減に寄与
する。整流子242の長さLは、緯糸案内用ニードル1
4内の緯糸Yの移送方向Rにおける平均の長さである。
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態における整流具24のリング部
241は、整流子242の後端側から先端側に向かうに
つれて縮径するテーパ形状となっている。リング部24
1の内周面243は噴射口形成体17のテーパ孔171
に連続的に連なっている。内周面243をテーパ孔17
1に連続的に連ならせた構成は、整流子242間から絞
り流路173に至る流路における流路抵抗の低減に寄与
する。整流子242の長さLは、緯糸案内用ニードル1
4内の緯糸Yの移送方向Rにおける平均の長さである。
【0041】本発明では整流子の数を16枚、18枚、
22枚等に適宜変更してもよい。
22枚等に適宜変更してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、テーパ
孔の角度を15°〜30°の範囲とすると共に、緯糸案
内用ニードル内の緯糸の移送方向における整流子の長さ
をノズル本体の内孔の直径に対して0.71倍〜1.7
1倍(5mm〜12mm)の範囲としたので、動力消費
の増大をもたらすことなく、かつ緯入れ安定性及び布品
位を確保しつつ緯入れ率を向上できるという優れた効果
を奏する。
孔の角度を15°〜30°の範囲とすると共に、緯糸案
内用ニードル内の緯糸の移送方向における整流子の長さ
をノズル本体の内孔の直径に対して0.71倍〜1.7
1倍(5mm〜12mm)の範囲としたので、動力消費
の増大をもたらすことなく、かつ緯入れ安定性及び布品
位を確保しつつ緯入れ率を向上できるという優れた効果
を奏する。
【図1】第1の実施の形態を示す側断面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】整流具の斜視図。
【図4】テーパ孔171の角度θと整流子192の長さ
Lを変更して集水率を測定したグラフ。
Lを変更して集水率を測定したグラフ。
【図5】テーパ孔171の角度θと整流子192の長さ
Lを変更して緯入れ安定性を評価したグラフ。
Lを変更して緯入れ安定性を評価したグラフ。
【図6】角度θと長さLとを変更して布品位を評価した
グラフ。
グラフ。
【図7】集水率を測定する装置を示す略体側面図。
【図8】緯入れノズルを示す略体側面図。
【図9】第2の実施の形態を示す側断面図。
10…緯入れノズル。12…ノズル本体。122…内
孔。14…緯糸案内用ニードル。171…テーパ孔。1
73…絞り流路。18…水路。19…整流具。192…
整流子。20…噴射口。Y…緯糸。
孔。14…緯糸案内用ニードル。171…テーパ孔。1
73…絞り流路。18…水路。19…整流具。192…
整流子。20…噴射口。Y…緯糸。
フロントページの続き (72)発明者 服部 浩一 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 4L050 AA16 CB82
Claims (2)
- 【請求項1】ノズル本体内に挿入された緯糸案内用ニー
ドルの外周面と前記ノズル本体の内周面との間に水路を
形成し、前記水路への圧力水の供給によって前記圧力水
を噴射口から噴射し、緯糸案内用ニードルに通された緯
糸を噴射水と共に緯入れする緯入れノズルにおいて、 前記緯糸案内用ニードルの周囲の前記水路内に複数の整
流子を環状に配列して構成した整流手段と、 前記複数の整流子の下流側の前記水路において、前記整
流子側から前記噴出口に向かうにつれて縮径するテーパ
孔の内周面と前記緯糸案内用ニードルの外周面との間に
形成した絞り流路とを備え、 前記テーパ孔の角度を15°〜30°の範囲とすると共
に、前記緯糸案内用ニードル内の緯糸の移送方向におけ
る前記整流子の長さを前記ノズル本体の内孔の直径に対
して0.71倍〜1.71倍の範囲としたウオータジェ
ットルームにおける緯入れノズル。 - 【請求項2】ノズル本体内に挿入された緯糸案内用ニー
ドルの外周面と前記ノズル本体の内周面との間に水路を
形成し、前記水路への圧力水の供給によって前記圧力水
を噴射口から噴射し、緯糸案内用ニードルに通された緯
糸を噴射水と共に緯入れする緯入れノズルにおいて、 前記緯糸案内用ニードルの周囲の前記水路内に複数の整
流子を環状に配列して構成した整流手段と、 前記複数の整流子の下流側の前記水路において、前記整
流子側から前記噴出口に向かうにつれて縮径するテーパ
孔の内周面と前記緯糸案内用ニードルの外周面との間に
形成した絞り流路とを備え、 前記テーパ孔の角度を15°〜30°の範囲とすると共
に、前記緯糸案内用ニードル内の緯糸の移送方向におけ
る前記整流子の長さを5mm〜12mmとしたウオータ
ジェットルームにおける緯入れノズル。
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|---|---|---|---|
| JP11151525A JP2000336549A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | ウオータジェットルームにおける緯入れノズル |
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|---|---|---|---|
| JP11151525A JP2000336549A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | ウオータジェットルームにおける緯入れノズル |
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|---|---|
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|---|---|---|---|
| JP11151525A Pending JP2000336549A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | ウオータジェットルームにおける緯入れノズル |
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- 2000-05-31 CN CNB001087371A patent/CN1227397C/zh not_active Expired - Fee Related
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