JP2000338001A - 回転変動試験機 - Google Patents
回転変動試験機Info
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- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims abstract description 15
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 7
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- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車用内燃機関エンジン等、クランク軸に
回転変動成分が重畳されている出力軸を模して、回転変
動周期、回転変動率を自在に設定する回転変動試験機を
提供することによってクランク軸を原動機とする各種伝
動要素の性能試験を行う。 【解決手段】 アーム30の一端に設けられた軸受10
1を回転させることによって、遊星歯車旋回機構2を任
意の角速度ωMで加減速旋回運動させる方法であり、こ
の時の角速度変動成分を入力軸10の角速度ωAに重畳
させることよって、任意の回転変動成分を有する角速度
ωA’の出力を出力軸20から取出すことができる。
回転変動成分が重畳されている出力軸を模して、回転変
動周期、回転変動率を自在に設定する回転変動試験機を
提供することによってクランク軸を原動機とする各種伝
動要素の性能試験を行う。 【解決手段】 アーム30の一端に設けられた軸受10
1を回転させることによって、遊星歯車旋回機構2を任
意の角速度ωMで加減速旋回運動させる方法であり、こ
の時の角速度変動成分を入力軸10の角速度ωAに重畳
させることよって、任意の回転変動成分を有する角速度
ωA’の出力を出力軸20から取出すことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関エンジン
をその原動機とする動力伝達機構の模擬試験機であり、
特に出力軸角速度が周期的に大きく変動する自動車用エ
ンジンに付随する動力伝達機構の模擬試験機であり、詳
説すれば前記出力軸を駆動部とし、歯付ベルト、Vリブ
ドベルト、チェーン、或いは歯車を介してその動力を従
動軸、すなわち、エンジンカムシャフト、或いはエンジ
ン補機を駆動させる動力伝達機構の模擬試験機に関す
る。
をその原動機とする動力伝達機構の模擬試験機であり、
特に出力軸角速度が周期的に大きく変動する自動車用エ
ンジンに付随する動力伝達機構の模擬試験機であり、詳
説すれば前記出力軸を駆動部とし、歯付ベルト、Vリブ
ドベルト、チェーン、或いは歯車を介してその動力を従
動軸、すなわち、エンジンカムシャフト、或いはエンジ
ン補機を駆動させる動力伝達機構の模擬試験機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】内燃機関エンジン等の往復機関のクラン
ク軸により駆動される歯付ベルト、チェーン、Vベル
ト、歯車、或いはこれに付随する歯付プーリ、チェーン
スプロケット、Vプーリ、更には、カップリング、軸
受、ダンパー等の動力伝動機構の性能試験は、その評価
方法の安定性、或いは安全性の面から実機エンジンを使
用せず、電動機等の制御性に優れた代用原動機が一般に
用いられている。
ク軸により駆動される歯付ベルト、チェーン、Vベル
ト、歯車、或いはこれに付随する歯付プーリ、チェーン
スプロケット、Vプーリ、更には、カップリング、軸
受、ダンパー等の動力伝動機構の性能試験は、その評価
方法の安定性、或いは安全性の面から実機エンジンを使
用せず、電動機等の制御性に優れた代用原動機が一般に
用いられている。
【0003】しかし、汎用電動機は、滑らかな回転、す
なわち定角速度運転を行うものであって、エンジン出力
のような回転変動成分を重畳した運転を直接、模擬する
ことには適していなかった。
なわち定角速度運転を行うものであって、エンジン出力
のような回転変動成分を重畳した運転を直接、模擬する
ことには適していなかった。
【0004】このため、本出願人は、特開平3−927
43号公報でユニバーサルジョイントのカルダン誤差を
応用した回転変動試験機を開示した。この方法は、ユニ
バーサルジョイントを所定の曲げ角度に配することによ
って出力側に軸一回転当り、二回の角速度変動成分を重
畳させる方法である。
43号公報でユニバーサルジョイントのカルダン誤差を
応用した回転変動試験機を開示した。この方法は、ユニ
バーサルジョイントを所定の曲げ角度に配することによ
って出力側に軸一回転当り、二回の角速度変動成分を重
畳させる方法である。
【0005】しかし、この方法では、変動成分の大きさ
を曲げ角度で調節することは可能であるが、軸一回転当
りの回転変動周期を変えることはできない。従って、こ
の回転変動出力は4サイクル4気筒エンジンのクランク
軸出力を模擬することは可能であるが、4サイクル3気
筒エンジン、或いは4サイクル6気筒エンジン等を模擬
することはできなかった。
を曲げ角度で調節することは可能であるが、軸一回転当
りの回転変動周期を変えることはできない。従って、こ
の回転変動出力は4サイクル4気筒エンジンのクランク
軸出力を模擬することは可能であるが、4サイクル3気
筒エンジン、或いは4サイクル6気筒エンジン等を模擬
することはできなかった。
【0006】そこで、本出願人は特開平8−43256
号公報で前記ユニバーサル出力軸と被測定物入力軸の間
に機械的動力変速機構を設け、この変速比を整数比に変
換することによって、前記の被測定物入力軸1回転当り
の回転変動周期が変更可能となる試験機を提案した。
号公報で前記ユニバーサル出力軸と被測定物入力軸の間
に機械的動力変速機構を設け、この変速比を整数比に変
換することによって、前記の被測定物入力軸1回転当り
の回転変動周期が変更可能となる試験機を提案した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
試験機にあっては変速比の変更が機械的手段のみによる
ものであり、その設定変更は決して容易とは云えないも
のであった。また、同理由により、この変速比を任意の
整数比にすることは容易ではなかった。
試験機にあっては変速比の変更が機械的手段のみによる
ものであり、その設定変更は決して容易とは云えないも
のであった。また、同理由により、この変速比を任意の
整数比にすることは容易ではなかった。
【0008】そこで本発明者は、回転変動試験機の出力
軸、すなわち被測定物の入力軸に発生する入力軸1回転
当りの回転変動周期を容易に変更できる回転変動試験機
を発明した。
軸、すなわち被測定物の入力軸に発生する入力軸1回転
当りの回転変動周期を容易に変更できる回転変動試験機
を発明した。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、入力側と出力側に太陽歯車と遊星歯車を噛合い状
態に設け、相対向する遊星歯車を連結一体に回転させる
ように配した入力側歯車列と出力側歯車列と、前記入力
側と出力側の各遊星歯車を同時に太陽歯車に噛合いつつ
その周りを移動可能にするアームと、このアームを旋回
運動させる伝動機構を備えた遊星歯車旋回機構とで構成
し、前記一対の太陽歯車の内、一方の太陽歯車に直結さ
れた軸を入力軸とし、もう一方の太陽歯車に直結された
軸を出力軸とし、この出力軸に任意の回転変動成分を重
畳する回転変動試験機である。
明は、入力側と出力側に太陽歯車と遊星歯車を噛合い状
態に設け、相対向する遊星歯車を連結一体に回転させる
ように配した入力側歯車列と出力側歯車列と、前記入力
側と出力側の各遊星歯車を同時に太陽歯車に噛合いつつ
その周りを移動可能にするアームと、このアームを旋回
運動させる伝動機構を備えた遊星歯車旋回機構とで構成
し、前記一対の太陽歯車の内、一方の太陽歯車に直結さ
れた軸を入力軸とし、もう一方の太陽歯車に直結された
軸を出力軸とし、この出力軸に任意の回転変動成分を重
畳する回転変動試験機である。
【0010】請求項2の発明は、前記遊星歯車旋回機構
にサーボモーターを用いるものであって、サーボモータ
ーの制御によってアームを加減速旋回運動させる請求項
1の回転変動試験機である。
にサーボモーターを用いるものであって、サーボモータ
ーの制御によってアームを加減速旋回運動させる請求項
1の回転変動試験機である。
【0011】請求項3の発明は、アームの一端をサーボ
モーターの制御によって加減速回転させることによっ
て、アームを加減速旋回させる請求項2記載の回転変動
試験機である。
モーターの制御によって加減速回転させることによっ
て、アームを加減速旋回させる請求項2記載の回転変動
試験機である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態
を、図1、図2面を用いて説明する。図1は本発明に係
る回転変動試験機の正面図であり、図2は図1の側面図
である。
を、図1、図2面を用いて説明する。図1は本発明に係
る回転変動試験機の正面図であり、図2は図1の側面図
である。
【0013】図1において、回転変動試験機1は、太陽
歯車Aおよび遊星歯車Bからなる入力側歯車列1a、及
び遊星歯車B’および太陽歯車A’からなる出力側歯車
列1bと、相対向する遊星歯車B、B’を一体に連結す
る遊星歯車軸40を、太陽歯車A、A’と噛合いつつそ
の回りに旋回させるアーム30と、アーム30の一端に
設けた軸受101を回転中心としてアーム30を旋回さ
せる遊星歯車旋回機構2で構成される。
歯車Aおよび遊星歯車Bからなる入力側歯車列1a、及
び遊星歯車B’および太陽歯車A’からなる出力側歯車
列1bと、相対向する遊星歯車B、B’を一体に連結す
る遊星歯車軸40を、太陽歯車A、A’と噛合いつつそ
の回りに旋回させるアーム30と、アーム30の一端に
設けた軸受101を回転中心としてアーム30を旋回さ
せる遊星歯車旋回機構2で構成される。
【0014】この遊星歯車旋回機構2は、入力軸10の
周りに自在に回転する軸受101と一体に旋回するアー
ム30を、同じく軸受101のボス部に一体に取付けら
れた歯付プーリ51を回転させることによって旋回させ
る機構である。
周りに自在に回転する軸受101と一体に旋回するアー
ム30を、同じく軸受101のボス部に一体に取付けら
れた歯付プーリ51を回転させることによって旋回させ
る機構である。
【0015】図2において、この歯付プーリ51はサー
ボモーター50の軸に取付けられた歯付プーリ53およ
び歯付ベルト52を介して駆動される。
ボモーター50の軸に取付けられた歯付プーリ53およ
び歯付ベルト52を介して駆動される。
【0016】次に、回転変動試験機1の動力伝達経路
を、図1を用いて説明する。図1において、入力側歯車
列1a側の軸受100に支持された入力軸10の一端に
ベース回転となる入力ωAが付与される。この入力ωA
が直結状態の太陽歯車Aを回転させる。
を、図1を用いて説明する。図1において、入力側歯車
列1a側の軸受100に支持された入力軸10の一端に
ベース回転となる入力ωAが付与される。この入力ωA
が直結状態の太陽歯車Aを回転させる。
【0017】更に、この太陽歯車Aは噛合い状態にある
遊星歯車Bを回転させ、同時に遊星歯車Bと直結した出
力側歯車列1bの遊星歯車B’を回転させる。続いて遊
星歯車B’は同じく噛合い状態にある太陽歯車A’を回
転させ、最後に太陽歯車A’に直結された出力軸20の
一端に出力ωA’を伝達する。
遊星歯車Bを回転させ、同時に遊星歯車Bと直結した出
力側歯車列1bの遊星歯車B’を回転させる。続いて遊
星歯車B’は同じく噛合い状態にある太陽歯車A’を回
転させ、最後に太陽歯車A’に直結された出力軸20の
一端に出力ωA’を伝達する。
【0018】この出力ωA’を用いて、出力軸20に接
続された各種の伝動要素を試験することができる。以上
が本発明に係る回転変動試験機1の全体構成と動力の伝
達経路である。
続された各種の伝動要素を試験することができる。以上
が本発明に係る回転変動試験機1の全体構成と動力の伝
達経路である。
【0019】次に、上述した入力ωAに回転変動成分を
重畳し、出力ωA’から目的とする回転変動成分を重畳
した出力を取り出す原理を説明する。
重畳し、出力ωA’から目的とする回転変動成分を重畳
した出力を取り出す原理を説明する。
【0020】差動歯車列は、噛合い状態にある一対の歯
車の内、一方の歯車が他方の歯車に対して公転する歯車
列であって、公転する歯車を遊星歯車、固定する歯車を
太陽歯車と称し、歯車の自転と遊星歯車の公転が独立し
ている遊星歯車列と定義される。即ち歯車とアームの回
転を独立して制御することによって固定歯車列の運動と
は異なる差動的な運動を実現できる。このような使用形
態にある遊星歯車列は差動歯車列と定義される。
車の内、一方の歯車が他方の歯車に対して公転する歯車
列であって、公転する歯車を遊星歯車、固定する歯車を
太陽歯車と称し、歯車の自転と遊星歯車の公転が独立し
ている遊星歯車列と定義される。即ち歯車とアームの回
転を独立して制御することによって固定歯車列の運動と
は異なる差動的な運動を実現できる。このような使用形
態にある遊星歯車列は差動歯車列と定義される。
【0021】具体的には一対の歯車を回転可能な噛合い
状態に支持するために、軸同士をアームで接続固定し、
軸間距離を規制することによって差動歯車列を構成す
る。
状態に支持するために、軸同士をアームで接続固定し、
軸間距離を規制することによって差動歯車列を構成す
る。
【0022】以下図3、図4を用いて詳細に説明する。
図3において、歯車A、Bで構成される遊星歯車列を入
力側遊星歯車列1aとし、歯車Aの回転軸を入力軸10
とする。同様に歯車A’、B’で構成される遊星歯車列
を出力側遊星歯車列1bとし、歯車A’の回転軸を出力
軸20とする。
図3において、歯車A、Bで構成される遊星歯車列を入
力側遊星歯車列1aとし、歯車Aの回転軸を入力軸10
とする。同様に歯車A’、B’で構成される遊星歯車列
を出力側遊星歯車列1bとし、歯車A’の回転軸を出力
軸20とする。
【0023】尚、前記歯車は、夫々、歯車A(歯数Z
A、ピッチ円半径rA)、歯車B(歯数ZB、ピッチ円
半径rB)、歯車A’(歯数ZA’、ピッチ円半径r
A’)、歯車B’(歯数ZB’、ピッチ円半径rB’)
で定義される。
A、ピッチ円半径rA)、歯車B(歯数ZB、ピッチ円
半径rB)、歯車A’(歯数ZA’、ピッチ円半径r
A’)、歯車B’(歯数ZB’、ピッチ円半径rB’)
で定義される。
【0024】ここで入力側遊星歯車列1a及び出力側遊
星歯車列1bは、夫々、歯車A及び歯車A’を太陽歯車
とし、歯車B及び歯車B’を遊星歯車とするものであっ
て、遊星歯車B及び遊星歯車B’同士は、一本の軸40
に固定されており、軸40はアーム30の一端に設けた
軸受102によって回転可能に支持されている。
星歯車列1bは、夫々、歯車A及び歯車A’を太陽歯車
とし、歯車B及び歯車B’を遊星歯車とするものであっ
て、遊星歯車B及び遊星歯車B’同士は、一本の軸40
に固定されており、軸40はアーム30の一端に設けた
軸受102によって回転可能に支持されている。
【0025】一方、太陽歯車A及び太陽歯車A’は、夫
々、入力軸10、出力軸20に固定されている 図3において、アーム30を旋回させる軸受101の回
転軸に出力軸20を用いているが、この回転軸は出力軸
20に限られず、入力軸10或いは別途中間軸を設ける
ことは任意に成し得る。
々、入力軸10、出力軸20に固定されている 図3において、アーム30を旋回させる軸受101の回
転軸に出力軸20を用いているが、この回転軸は出力軸
20に限られず、入力軸10或いは別途中間軸を設ける
ことは任意に成し得る。
【0026】尚、図3、図4では図示していないが、ア
ーム30の一端に設けた軸受101を、アーム30と一
体に旋回させる伝動機構が接続されている。この伝動機
構には図示しないモーターが接続されており、このモー
ターの制御によってアーム30は角速度ωMで表せる加
減速旋回運動を行う。
ーム30の一端に設けた軸受101を、アーム30と一
体に旋回させる伝動機構が接続されている。この伝動機
構には図示しないモーターが接続されており、このモー
ターの制御によってアーム30は角速度ωMで表せる加
減速旋回運動を行う。
【0027】図3、図4で示した入力側遊星歯車列1a
において、太陽歯車Aの角速度をωA、遊星歯車Bの角
速度をωB、遊星歯車Bを太陽歯車Aの周りに旋回させ
るアーム30の角速度をωMとすると、角速度の関係は
式(1)で表せる。
において、太陽歯車Aの角速度をωA、遊星歯車Bの角
速度をωB、遊星歯車Bを太陽歯車Aの周りに旋回させ
るアーム30の角速度をωMとすると、角速度の関係は
式(1)で表せる。
【0028】式(1)ωB=(1+rA/rB)×ωM
−(rA/rB)×ωA 同様に出力側遊星歯車列1bにおいて、太陽歯車A’の
角速度をωA’、遊星歯車B’の角速度をωB’、遊星
歯車B’を太陽歯車A’の周りに旋回させるアーム30
の角速度をωMとすると、角速度の関係は式(2)で表
せる。
−(rA/rB)×ωA 同様に出力側遊星歯車列1bにおいて、太陽歯車A’の
角速度をωA’、遊星歯車B’の角速度をωB’、遊星
歯車B’を太陽歯車A’の周りに旋回させるアーム30
の角速度をωMとすると、角速度の関係は式(2)で表
せる。
【0029】式(2)ωB’=(1+rA’/rB’)
×ωM−(rA’/rB’)×ωA’ ところで、遊星歯車Bと遊星歯車B’は共通の軸40に
一体固定されているので式(3)が成立する。
×ωM−(rA’/rB’)×ωA’ ところで、遊星歯車Bと遊星歯車B’は共通の軸40に
一体固定されているので式(3)が成立する。
【0030】式(3)ωB=ωB’ 上記の式(1)、式(2)、式(3)を用いて、出力軸
20の角速度ωA’を入力軸の角速度ωA、およびアー
ム30の角速度ωM、で表すと式(4)が得られる。
20の角速度ωA’を入力軸の角速度ωA、およびアー
ム30の角速度ωM、で表すと式(4)が得られる。
【0031】式(4)ωA’={1−(rA×rB’)
/(rA’×rB)}×ωM+(rA×rB’)/(r
A’×rB)×ωA ところで、式(4)において、rA、rA’、rB、r
B’は、夫々の歯車のピッチ円半径を示し、この歯車諸
元が決定された後には、定数となるものであるから、式
(4)は、式(5)に簡約化される。
/(rA’×rB)}×ωM+(rA×rB’)/(r
A’×rB)×ωA ところで、式(4)において、rA、rA’、rB、r
B’は、夫々の歯車のピッチ円半径を示し、この歯車諸
元が決定された後には、定数となるものであるから、式
(4)は、式(5)に簡約化される。
【0032】式(5)ωA’=C1×ωM+C2×ω
A、ここでC1,C2は定数である。
A、ここでC1,C2は定数である。
【0033】上記の式(5)から判るように、出力軸1
0の角速度ωA’が、アーム30の旋回角速度ωMと、
入力軸10の角速度ωAの線形結合で表せることから、
この旋回角速度ωMを制御することによって、任意の回
転変動成分を重畳した回転変動出力を取り出すことがで
きる。
0の角速度ωA’が、アーム30の旋回角速度ωMと、
入力軸10の角速度ωAの線形結合で表せることから、
この旋回角速度ωMを制御することによって、任意の回
転変動成分を重畳した回転変動出力を取り出すことがで
きる。
【0034】
【実施例】以下、表1、表2および図5、図6を援用し
て実施例を説明する。
て実施例を説明する。
【0035】
【表1】
【0036】上記の表1で示した実施例NO.1〜N
O.5は、本発明の構成要件である遊星歯車旋回機構2
に用いた遊星歯車列の終変速比を、1/4、0.64、
1、1.56、4.0としたものである。
O.5は、本発明の構成要件である遊星歯車旋回機構2
に用いた遊星歯車列の終変速比を、1/4、0.64、
1、1.56、4.0としたものである。
【0037】上記の条件で、入力軸10の回転速度を1
000rpm(角速度:ωA=2×π×N/60=2×
π×1000/60)とし、アームの旋回速度を100
0±100rpm(角速度:ωM=2×π×N/60=
2×π×1000±100/60)、且つ所定の周期で
加減速旋回させた場合の出力軸20の回転速度を(rp
m)の単位で表2に示している。
000rpm(角速度:ωA=2×π×N/60=2×
π×1000/60)とし、アームの旋回速度を100
0±100rpm(角速度:ωM=2×π×N/60=
2×π×1000±100/60)、且つ所定の周期で
加減速旋回させた場合の出力軸20の回転速度を(rp
m)の単位で表2に示している。
【0038】
【表2】
【0039】表2に示された実施例NO.1から判る通
り、一定速度の回転入力ωA=1000rpmに対し、
アームの旋回速度を1000±100rpmに制御する
ことによって、最終的に回転出力ωA’=1000±7
5rpmが得られることが判る。
り、一定速度の回転入力ωA=1000rpmに対し、
アームの旋回速度を1000±100rpmに制御する
ことによって、最終的に回転出力ωA’=1000±7
5rpmが得られることが判る。
【0040】すなわち、従来技術のユニバーサルジョイ
ントを用いた回転変動試験機では、図5で示す通り、軸
一回転当り二回の回転変動成分しか重畳することができ
なかった。
ントを用いた回転変動試験機では、図5で示す通り、軸
一回転当り二回の回転変動成分しか重畳することができ
なかった。
【0041】しかしながら、本発明に係る回転変動試験
機1では、図6で示す通り、アーム30を周期的に加減
速旋回させることによって任意の回転変動成分をそのま
ま出力回転に重畳することができる。以上のことから遊
星歯車旋回機構2の終変速比を任意に設定し、加減速周
期を任意に設定することによって、任意の回転変動成分
を重畳した回転出力ωA’が得られる。
機1では、図6で示す通り、アーム30を周期的に加減
速旋回させることによって任意の回転変動成分をそのま
ま出力回転に重畳することができる。以上のことから遊
星歯車旋回機構2の終変速比を任意に設定し、加減速周
期を任意に設定することによって、任意の回転変動成分
を重畳した回転出力ωA’が得られる。
【0042】尚、このアーム30を任意に加減速旋回さ
せる方法としては、サーボモーターの制御プログラムを
適宜変更することによって調節することができる。例え
ば、出力軸20の出力回転ωA’の回転周期をベースに
した任意の整数比の周期的加減速運転プログラムを作成
し、実行させる。これによって軸一回転当りの回転変動
周期を任意に調節することができる。
せる方法としては、サーボモーターの制御プログラムを
適宜変更することによって調節することができる。例え
ば、出力軸20の出力回転ωA’の回転周期をベースに
した任意の整数比の周期的加減速運転プログラムを作成
し、実行させる。これによって軸一回転当りの回転変動
周期を任意に調節することができる。
【0043】また、サーボモーターは制御プログラムに
より正逆運転とすることは適宜に成し得ることであるか
ら、表2には正逆運転時での出力回転ωA’の数値を併
記している、しかし、この方法はサーボモーターのロー
ターに慣性負荷が作用するため、高速条件では一般的に
適切とは云えない、低速条件に適した方法である。
より正逆運転とすることは適宜に成し得ることであるか
ら、表2には正逆運転時での出力回転ωA’の数値を併
記している、しかし、この方法はサーボモーターのロー
ターに慣性負荷が作用するため、高速条件では一般的に
適切とは云えない、低速条件に適した方法である。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明は、差動歯車列の原理を
用いて遊星歯車旋回機構を任意に加減速旋回運動させる
ものあり、出力軸一回転の時間スケールで、任意の回転
変動成分を重畳した回転変動出力を得られる優れた効果
がある。これによって周期的変動成分を内在させる自動
車エンジン等の内燃機関エンジンのクランク軸出力回転
を正確に模擬することができる。
用いて遊星歯車旋回機構を任意に加減速旋回運動させる
ものあり、出力軸一回転の時間スケールで、任意の回転
変動成分を重畳した回転変動出力を得られる優れた効果
がある。これによって周期的変動成分を内在させる自動
車エンジン等の内燃機関エンジンのクランク軸出力回転
を正確に模擬することができる。
【0045】請求項2の発明は、遊星歯車機構を旋回さ
せる原動機にサーボモーターを使用するもであるから、
安価で且つ制御性に優れた信頼性の高い回転変動試験機
を提供できる効果がある。
せる原動機にサーボモーターを使用するもであるから、
安価で且つ制御性に優れた信頼性の高い回転変動試験機
を提供できる効果がある。
【0046】請求項3の発明は、アームの一端に設けた
軸受を回転させることによって遊星歯車機構を旋回させ
る方法であるから、サーボモーターの使用と相俟って安
価で且つ極めてコンパクトな回転変動試験機を提供でき
る効果がある。
軸受を回転させることによって遊星歯車機構を旋回させ
る方法であるから、サーボモーターの使用と相俟って安
価で且つ極めてコンパクトな回転変動試験機を提供でき
る効果がある。
【図1】本発明に係る回転変動試験機を示す正面図であ
る。
る。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明に係る歯車列を示す正面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】従来例に係る入出力軸角速度を示すグラフ図で
ある。
ある。
【図6】本発明に係る入出力軸角速度を示すグラフ図で
ある。
ある。
1 回転変動試験機 1a 入力側歯車列 1b 出力側歯車列 10 入力軸 20 出力軸 30 アーム 40 遊星歯車軸 100 軸受 101 アーム回転軸受 102 遊星歯車軸受 A、A’太陽歯車 B、B’遊星歯車 ωA、ωA’角速度 ωB、ωB’角速度 ωM 角速度
Claims (3)
- 【請求項1】 出力軸の角速度に任意の回転変動成分を
重畳する回転変動試験機において、 入力側と出力側に太陽歯車と遊星歯車を噛合い状態に設
け、相対向する遊星歯車を連結一体に回転させるように
配した入力側歯車列と出力側歯車列と、 前記入力側と出力側の各遊星歯車を同時に太陽歯車に噛
合いつつその周りを移動可能にするアームと、このアー
ムを加減速旋回運動させる伝動機構を備えた遊星歯車旋
回機構からなり、 前記一対の太陽歯車の内、一方の太陽歯車に直結された
軸を入力軸とし、もう一方の太陽歯車に直結された軸を
出力軸とすることを特徴とする回転変動試験機。 - 【請求項2】 遊星歯車旋回機構のアームを、サーボモ
ーターを用いて加減速旋回運動させる請求項1記載の回
転変動試験機。 - 【請求項3】 遊星歯車旋回機構のアームを、アームの
一端を回転させることによって旋回運動させる請求項2
記載の回転変動試験機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11151176A JP2000338001A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 回転変動試験機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11151176A JP2000338001A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 回転変動試験機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000338001A true JP2000338001A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15512976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11151176A Pending JP2000338001A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 回転変動試験機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000338001A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106679973A (zh) * | 2017-01-23 | 2017-05-17 | 西华大学 | 故障模拟实验箱及其装置 |
| CN117817703A (zh) * | 2023-11-28 | 2024-04-05 | 上海机器人产业技术研究院有限公司 | 一种大型滚动型刀具旋转运动机构 |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP11151176A patent/JP2000338001A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106679973A (zh) * | 2017-01-23 | 2017-05-17 | 西华大学 | 故障模拟实验箱及其装置 |
| CN106679973B (zh) * | 2017-01-23 | 2019-09-17 | 西华大学 | 故障模拟实验箱及其装置 |
| CN117817703A (zh) * | 2023-11-28 | 2024-04-05 | 上海机器人产业技术研究院有限公司 | 一种大型滚动型刀具旋转运动机构 |
| WO2025112788A1 (zh) * | 2023-11-28 | 2025-06-05 | 上海机器人产业技术研究院有限公司 | 一种大型滚动型刀具旋转运动机构 |
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