JP2000339617A - 磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents
磁気ヘッドの製造方法Info
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- JP2000339617A JP2000339617A JP11148902A JP14890299A JP2000339617A JP 2000339617 A JP2000339617 A JP 2000339617A JP 11148902 A JP11148902 A JP 11148902A JP 14890299 A JP14890299 A JP 14890299A JP 2000339617 A JP2000339617 A JP 2000339617A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高記録密度化に伴ってトラック幅を狭く形成
する場合であっても、このトラック幅を高精度に規制す
る。 【解決手段】 一対の磁気コア半体ブロックを突き合わ
せて磁気ヘッドブロックを作製し、この磁気記録媒体摺
動面に砥石により磁気ギャップのトラック幅を規制する
溝加工を施す磁気ヘッドの製造方法において、磁気ヘッ
ドブロックを、磁気ギャップが磁気記録媒体摺動方向と
略直交する方向に対してアジマス角に応じて斜めとなる
ように配置するとともに、磁気ヘッドブロックに対し
て、砥石進入側端面が砥石の進入方向に対して略直交す
る面となるような加工を予めしておく。
する場合であっても、このトラック幅を高精度に規制す
る。 【解決手段】 一対の磁気コア半体ブロックを突き合わ
せて磁気ヘッドブロックを作製し、この磁気記録媒体摺
動面に砥石により磁気ギャップのトラック幅を規制する
溝加工を施す磁気ヘッドの製造方法において、磁気ヘッ
ドブロックを、磁気ギャップが磁気記録媒体摺動方向と
略直交する方向に対してアジマス角に応じて斜めとなる
ように配置するとともに、磁気ヘッドブロックに対し
て、砥石進入側端面が砥石の進入方向に対して略直交す
る面となるような加工を予めしておく。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、高い記録
密度で記録及び/又は再生を行うビデオテープレコーダ
(VTR)やデータストレージ装置等に用いられ、蒸着
テープ等の高抗磁力磁気記録媒体に対して記録及び/又
は再生を行う磁気ヘッドの製造方法に関する。
密度で記録及び/又は再生を行うビデオテープレコーダ
(VTR)やデータストレージ装置等に用いられ、蒸着
テープ等の高抗磁力磁気記録媒体に対して記録及び/又
は再生を行う磁気ヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録の分野においては、記録
信号の高記録密度化が進行しており、高い抗磁力と高い
残留磁束密度を有する磁気記録媒体、例えば強磁性金属
材料を非磁性支持体上に直接被着せしめてなる蒸着テー
プ等が使用されるようになっている。これに伴って、磁
気ヘッドに対しては、コア材料が高飽和磁束密度、高透
磁率を有することが要求されている。
信号の高記録密度化が進行しており、高い抗磁力と高い
残留磁束密度を有する磁気記録媒体、例えば強磁性金属
材料を非磁性支持体上に直接被着せしめてなる蒸着テー
プ等が使用されるようになっている。これに伴って、磁
気ヘッドに対しては、コア材料が高飽和磁束密度、高透
磁率を有することが要求されている。
【0003】このような要求を満たすため、図28に示
すように、補助コア材にフェライトを用い、そのフェラ
イト上に高飽和磁束密度を有する金属磁性膜を主コア材
として形成し、この金属磁性膜により磁気ギャップ部を
形成するようにしたメタル・イン・ギャップ(Meta
l in Gap)型の磁気ヘッド(以下、MIGヘッ
ドと称する。)100が提案されている。
すように、補助コア材にフェライトを用い、そのフェラ
イト上に高飽和磁束密度を有する金属磁性膜を主コア材
として形成し、この金属磁性膜により磁気ギャップ部を
形成するようにしたメタル・イン・ギャップ(Meta
l in Gap)型の磁気ヘッド(以下、MIGヘッ
ドと称する。)100が提案されている。
【0004】このMIGヘッド100は、磁気記録媒体
対接面の略中央に位置する磁気ギャップgを境として左
右別々に作製された一対の磁気コア半体101,102
が突合せ面である磁気ギャップ形成面を、トラック幅部
が略一致するような位置で非磁性体を介して突き合わせ
て接合一体化されてなるものである。
対接面の略中央に位置する磁気ギャップgを境として左
右別々に作製された一対の磁気コア半体101,102
が突合せ面である磁気ギャップ形成面を、トラック幅部
が略一致するような位置で非磁性体を介して突き合わせ
て接合一体化されてなるものである。
【0005】MIGヘッド100において、一対の磁気
コア半体101,102は、磁気コア基体103,10
4と、金属磁性膜105,106とから閉磁路を構成し
ている。このうち、磁気コア基体103,104は、例
えば、フェライト等の軟磁性酸化物材料により形成さ
れ、閉磁路を構成する補助コア部となっている。一方、
金属磁性膜105,106は、閉磁路を構成する主コア
部となるもので、高飽和磁束密度を有し、磁気ギャップ
形成面を含む全面に亘って成膜されている。
コア半体101,102は、磁気コア基体103,10
4と、金属磁性膜105,106とから閉磁路を構成し
ている。このうち、磁気コア基体103,104は、例
えば、フェライト等の軟磁性酸化物材料により形成さ
れ、閉磁路を構成する補助コア部となっている。一方、
金属磁性膜105,106は、閉磁路を構成する主コア
部となるもので、高飽和磁束密度を有し、磁気ギャップ
形成面を含む全面に亘って成膜されている。
【0006】MIGヘッド100において、磁気コア基
体103,104の磁気ギャップ形成面と対向する面に
は、磁気ギャップgのトラック幅TWを規制するための
トラック幅規制溝107,108,109,110が磁
気ギャップgの両端縁近傍部よりそれぞれデプス方向に
亘って円弧状に形成されている。なお、トラック幅規制
溝107,108,109,110内には、それぞれ磁
気記録媒体との当たり特性を確保すると共に摺接による
偏摩耗を防止する目的で、ガラス等の非磁性材111が
充填されている。
体103,104の磁気ギャップ形成面と対向する面に
は、磁気ギャップgのトラック幅TWを規制するための
トラック幅規制溝107,108,109,110が磁
気ギャップgの両端縁近傍部よりそれぞれデプス方向に
亘って円弧状に形成されている。なお、トラック幅規制
溝107,108,109,110内には、それぞれ磁
気記録媒体との当たり特性を確保すると共に摺接による
偏摩耗を防止する目的で、ガラス等の非磁性材111が
充填されている。
【0007】また、MIGヘッド100において、磁気
コア基体103,104の磁気ギャップ形成面と対向す
る面には、磁気ギャップgのデプスDPを規制するとと
もに、図示しないコイルを巻装するための巻線溝11
2,113が、断面形状が略矩形状を呈して形成されて
いる。
コア基体103,104の磁気ギャップ形成面と対向す
る面には、磁気ギャップgのデプスDPを規制するとと
もに、図示しないコイルを巻装するための巻線溝11
2,113が、断面形状が略矩形状を呈して形成されて
いる。
【0008】このようなMIGヘッド100では、磁気
ギャップgを構成する金属磁性膜105,106が高飽
和磁束密度とされるために、磁気ギャップgから発生す
る磁界強度が大きくなる。したがって、MIGヘッド1
00は、高い記録密度で記録再生を行うビデオテープレ
コーダ(VTR)やデータストレージ装置等に用いら
れ、蒸着テープ等の高抗磁力磁気記録媒体に対して記録
再生を行うのに好適なものとなっている。
ギャップgを構成する金属磁性膜105,106が高飽
和磁束密度とされるために、磁気ギャップgから発生す
る磁界強度が大きくなる。したがって、MIGヘッド1
00は、高い記録密度で記録再生を行うビデオテープレ
コーダ(VTR)やデータストレージ装置等に用いら
れ、蒸着テープ等の高抗磁力磁気記録媒体に対して記録
再生を行うのに好適なものとなっている。
【0009】ところで、このような磁気ヘッドの中に
は、磁気ギャップgが磁気記録媒体摺動方向と略直交す
る方向に対してアジマス角に応じて斜めに形成されたも
のがある。そして、このような磁気ヘッドを備えるもの
として、ヘリカルスキャン方式の記録再生装置を挙げる
ことができる。
は、磁気ギャップgが磁気記録媒体摺動方向と略直交す
る方向に対してアジマス角に応じて斜めに形成されたも
のがある。そして、このような磁気ヘッドを備えるもの
として、ヘリカルスキャン方式の記録再生装置を挙げる
ことができる。
【0010】なお、以下に掲げる図31乃至図36に示
される磁気ヘッドおいて、図28に示した磁気ヘッド1
00と同等な部位については説明を省略するとともに、
図面において同じ符号を付すものとする。
される磁気ヘッドおいて、図28に示した磁気ヘッド1
00と同等な部位については説明を省略するとともに、
図面において同じ符号を付すものとする。
【0011】この記録再生装置は、図29に示すよう
に、略円筒状のドラム114に対し対向する位置関係で
配置された、アジマス角が異なる一組の磁気ヘッドを有
し、このドラム114の周面に磁気ギャップが望むよう
にそれぞれ実装されている。そして、この記録再生装置
は、ドラム114に斜めに掛け合わされた磁気テープ1
15に対して、これら磁気ヘッドのうち、一方の磁気ヘ
ッド(以下、ヘッドAと称する。)116が磁気テープ
115上に記録信号を書き残し、もう一方の磁気ヘッド
(以下、ヘッドBと称する。)117が前の記録信号の
片側に隣接する位置関係で新たな磁気記録信号を記録す
る作用を順次繰り返し、磁気テープ115上に密に記録
信号を記録するものである。
に、略円筒状のドラム114に対し対向する位置関係で
配置された、アジマス角が異なる一組の磁気ヘッドを有
し、このドラム114の周面に磁気ギャップが望むよう
にそれぞれ実装されている。そして、この記録再生装置
は、ドラム114に斜めに掛け合わされた磁気テープ1
15に対して、これら磁気ヘッドのうち、一方の磁気ヘ
ッド(以下、ヘッドAと称する。)116が磁気テープ
115上に記録信号を書き残し、もう一方の磁気ヘッド
(以下、ヘッドBと称する。)117が前の記録信号の
片側に隣接する位置関係で新たな磁気記録信号を記録す
る作用を順次繰り返し、磁気テープ115上に密に記録
信号を記録するものである。
【0012】すなわち、この記録再生装置は、ドラム1
14が回転することにより、磁気テープ115に対して
相対的に所定の方向に走行することとなる。そして、こ
の磁気テープ115には、図29中の囲みBで示した部
分を拡大した図30に示すように、ヘッドA116によ
り書き込まれた第1の記録トラック118と、ヘッドB
117により書き込まれた第2の記録トラック119と
が交互に形成されることになる。
14が回転することにより、磁気テープ115に対して
相対的に所定の方向に走行することとなる。そして、こ
の磁気テープ115には、図29中の囲みBで示した部
分を拡大した図30に示すように、ヘッドA116によ
り書き込まれた第1の記録トラック118と、ヘッドB
117により書き込まれた第2の記録トラック119と
が交互に形成されることになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した記
録再生装置においては、図30に示すように、各磁気ヘ
ッドで交互に記録トラックを書き込む際に、先に書き込
まれた記録トラックと若干重なるように次の記録トラッ
クを書き込むようにしている。これは、記録トラック間
の未記録領域(いわゆるガードバンド)を無くし、記録
密度を高めるためである。
録再生装置においては、図30に示すように、各磁気ヘ
ッドで交互に記録トラックを書き込む際に、先に書き込
まれた記録トラックと若干重なるように次の記録トラッ
クを書き込むようにしている。これは、記録トラック間
の未記録領域(いわゆるガードバンド)を無くし、記録
密度を高めるためである。
【0014】このような記録を行う場合、各磁気ヘッド
のアジマス角を変え、隣接する記録トラック間の干渉を
極力抑えるようにしているが、記録時に隣接トラックの
一部を消去してしまう、いわゆるサイドイレーズが発生
することがある。このサイドイーレズは、磁気ヘッドの
磁気ギャップ近傍におけるトラック幅方向両端部に発生
する漏れ磁界によるもので、かかるサイドイレーズが発
生すると、各記録トラックから十分な信号を取り出すこ
とができず、信号劣化の大きな原因となる。
のアジマス角を変え、隣接する記録トラック間の干渉を
極力抑えるようにしているが、記録時に隣接トラックの
一部を消去してしまう、いわゆるサイドイレーズが発生
することがある。このサイドイーレズは、磁気ヘッドの
磁気ギャップ近傍におけるトラック幅方向両端部に発生
する漏れ磁界によるもので、かかるサイドイレーズが発
生すると、各記録トラックから十分な信号を取り出すこ
とができず、信号劣化の大きな原因となる。
【0015】例えば、図31は、先の図28に示す磁気
ヘッドを磁気ギャップ近傍を拡大して示すものである。
この磁気ヘッドでは、トラック幅規制溝107,10
8,109,110を各磁気コア基体103,104の
突合せ面にデプス方向に形成しているが、この場合、突
き合わせ時の位置ずれや金属磁性膜105,106の角
部の形状等に起因して、磁気ギャップ端部に形状不確定
部分が存在する。これが原因となって上記サイドイレー
ズが発生しやすい。
ヘッドを磁気ギャップ近傍を拡大して示すものである。
この磁気ヘッドでは、トラック幅規制溝107,10
8,109,110を各磁気コア基体103,104の
突合せ面にデプス方向に形成しているが、この場合、突
き合わせ時の位置ずれや金属磁性膜105,106の角
部の形状等に起因して、磁気ギャップ端部に形状不確定
部分が存在する。これが原因となって上記サイドイレー
ズが発生しやすい。
【0016】そこで、このような形状不確定部分を無く
した磁気ヘッドとして、図32に示すように、磁気コア
基体103,104を突き合わせた後、磁気記録媒体摺
動面をトラック幅分残して溝加工し、これをアジマス角
度に応じて斜めに配置した磁気ヘッドが知られている。
この磁気ヘッドでは、突き合わせ後の溝加工によりトラ
ック幅が決まるため、突き合わせ時の位置ずれや金属磁
性膜105,106の角部形状に起因する形状不確定部
分が形成されることがない。
した磁気ヘッドとして、図32に示すように、磁気コア
基体103,104を突き合わせた後、磁気記録媒体摺
動面をトラック幅分残して溝加工し、これをアジマス角
度に応じて斜めに配置した磁気ヘッドが知られている。
この磁気ヘッドでは、突き合わせ後の溝加工によりトラ
ック幅が決まるため、突き合わせ時の位置ずれや金属磁
性膜105,106の角部形状に起因する形状不確定部
分が形成されることがない。
【0017】ただし、この場合には、金属磁性膜10
5,106のトラック幅からはみ出した部分が隣接トラ
ック上を摺動することとなり、この部分からの漏れ磁界
が上記サイドイレーズの原因となる。
5,106のトラック幅からはみ出した部分が隣接トラ
ック上を摺動することとなり、この部分からの漏れ磁界
が上記サイドイレーズの原因となる。
【0018】なお、図31及び図32において、複数の
小さい矢印は、磁気ギャップgの周辺に発生する漏れ磁
界を模式的に示したものである。また、矢印Cは、磁気
テープ115に対する磁気ヘッドの摺動方向を示すもの
である。また、以下に掲げる図33においても、図31
及び図32と同様に、複数の小さい矢印により磁気ギャ
ップgの周辺に発生する漏れ磁界を模式的に示すものと
する。また、矢印Cにより磁気テープ115に対する磁
気ヘッドの摺動方向を示すものとする。
小さい矢印は、磁気ギャップgの周辺に発生する漏れ磁
界を模式的に示したものである。また、矢印Cは、磁気
テープ115に対する磁気ヘッドの摺動方向を示すもの
である。また、以下に掲げる図33においても、図31
及び図32と同様に、複数の小さい矢印により磁気ギャ
ップgの周辺に発生する漏れ磁界を模式的に示すものと
する。また、矢印Cにより磁気テープ115に対する磁
気ヘッドの摺動方向を示すものとする。
【0019】そこで、この対策として、磁気ギャップ部
を収束イオンビーム等で形状を工夫した磁気ヘッドや薄
膜ヘッド等の開発がなされているが、量産性や漏れ磁界
の制御の観点から、図33に示すように、磁気ギャップ
gを摺動方向Cと略直交する方向に対してアジマス角に
応じて斜めに形成すると共に、トラック幅規制溝を摺動
方向Cに沿って形成した磁気ヘッドを挙げることができ
る。
を収束イオンビーム等で形状を工夫した磁気ヘッドや薄
膜ヘッド等の開発がなされているが、量産性や漏れ磁界
の制御の観点から、図33に示すように、磁気ギャップ
gを摺動方向Cと略直交する方向に対してアジマス角に
応じて斜めに形成すると共に、トラック幅規制溝を摺動
方向Cに沿って形成した磁気ヘッドを挙げることができ
る。
【0020】この磁気ヘッドでは、走行方向の連続した
界面から漏れ磁界が発生する位置構成となるため、隣接
した記録トラックへの磁気的な影響を限定された微小な
幅(サブミクロン領域)に留めることができ、この漏れ
磁界による影響を軽減することができる。
界面から漏れ磁界が発生する位置構成となるため、隣接
した記録トラックへの磁気的な影響を限定された微小な
幅(サブミクロン領域)に留めることができ、この漏れ
磁界による影響を軽減することができる。
【0021】ところで、磁気ヘッドでは、高記録密度化
に対応してトラック幅を狭くすると、このトラック幅を
高い寸法精度で規制する必要がある。また、この磁気ヘ
ッドでは、挟トラック化による記録フォーマットでのク
ロストークノイズを低減するために、アジマス角をより
傾斜させて磁気ギャップを形成する必要がある。さら
に、この磁気ヘッドを製造する際には、ある規定長のヘ
ッドブロックから切り出してより多くの磁気ヘッドを得
るために、トラック幅を規制するための溝加工に用いら
れる砥石の幅をより薄くする必要がある。
に対応してトラック幅を狭くすると、このトラック幅を
高い寸法精度で規制する必要がある。また、この磁気ヘ
ッドでは、挟トラック化による記録フォーマットでのク
ロストークノイズを低減するために、アジマス角をより
傾斜させて磁気ギャップを形成する必要がある。さら
に、この磁気ヘッドを製造する際には、ある規定長のヘ
ッドブロックから切り出してより多くの磁気ヘッドを得
るために、トラック幅を規制するための溝加工に用いら
れる砥石の幅をより薄くする必要がある。
【0022】しかしながら、上述した磁気ヘッドを製造
する際には、図34及び図35に示すように、上述した
ヘッドブロック120の側面に対して、アジマス角βを
考慮して砥石121が斜めに進入することとなる。
する際には、図34及び図35に示すように、上述した
ヘッドブロック120の側面に対して、アジマス角βを
考慮して砥石121が斜めに進入することとなる。
【0023】このため、ヘッドブロック120の側面に
砥石121が斜めに進入する際、この砥石121に発生
する幅方向の反力Dにより、砥石121に反りが生じて
しまい、砥石121の進入方向にずれが発生してしまう
ことがあった。結果として、研削加工中に発生する砥石
121のたわみ量の蓄積と解放によって、図36に示す
ような砥石121の加工軌跡、すなわちトラック幅を規
制する溝122に蛇行が生ずることとなり、トラック幅
を高精度に規制することができないことがあった。
砥石121が斜めに進入する際、この砥石121に発生
する幅方向の反力Dにより、砥石121に反りが生じて
しまい、砥石121の進入方向にずれが発生してしまう
ことがあった。結果として、研削加工中に発生する砥石
121のたわみ量の蓄積と解放によって、図36に示す
ような砥石121の加工軌跡、すなわちトラック幅を規
制する溝122に蛇行が生ずることとなり、トラック幅
を高精度に規制することができないことがあった。
【0024】そこで、本発明はこのような従来の事情に
鑑みて提案されたものであり、高記録密度化に伴ってト
ラック幅を狭く形成する場合であっても、このトラック
幅を高精度に規制することを可能とした磁気ヘッドの製
造方法を提供することを目的とする。
鑑みて提案されたものであり、高記録密度化に伴ってト
ラック幅を狭く形成する場合であっても、このトラック
幅を高精度に規制することを可能とした磁気ヘッドの製
造方法を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明に係る磁気ヘッドの製造方法では、一対の磁気コア半
体ブロックを突き合わせて磁気ヘッドブロックを作製
し、この磁気記録媒体摺動面に砥石により磁気ギャップ
のトラック幅を規制する溝加工を施す磁気ヘッドの製造
方法において、磁気ヘッドブロックを、磁気ギャップが
磁気記録媒体摺動方向と略直交する方向に対してアジマ
ス角に応じて斜めとなるように配置するとともに、磁気
ヘッドブロックに対して、砥石進入側端面が砥石の進入
方向に対して略直交する面となるような加工を予めして
おくことを特徴とする。
明に係る磁気ヘッドの製造方法では、一対の磁気コア半
体ブロックを突き合わせて磁気ヘッドブロックを作製
し、この磁気記録媒体摺動面に砥石により磁気ギャップ
のトラック幅を規制する溝加工を施す磁気ヘッドの製造
方法において、磁気ヘッドブロックを、磁気ギャップが
磁気記録媒体摺動方向と略直交する方向に対してアジマ
ス角に応じて斜めとなるように配置するとともに、磁気
ヘッドブロックに対して、砥石進入側端面が砥石の進入
方向に対して略直交する面となるような加工を予めして
おくことを特徴とする。
【0026】以上のように本発明に係る磁気ヘッドの製
造方法では、磁気ヘッドブロックの砥石進入側端面を砥
石の進入方向に対して略直交する面とすることから、砥
石が磁気ヘッドブロックに対して略垂直に進入すること
となり、砥石の安定した直進性を確保することができ
る。したがって、磁気ヘッドブロックに砥石が斜めに進
入する際に発生する砥石の反力の影響を軽減することが
でき、トラック幅を規制するための溝を高精度に形成す
ることができる。
造方法では、磁気ヘッドブロックの砥石進入側端面を砥
石の進入方向に対して略直交する面とすることから、砥
石が磁気ヘッドブロックに対して略垂直に進入すること
となり、砥石の安定した直進性を確保することができ
る。したがって、磁気ヘッドブロックに砥石が斜めに進
入する際に発生する砥石の反力の影響を軽減することが
でき、トラック幅を規制するための溝を高精度に形成す
ることができる。
【0027】また、この目的を達成する本発明に係る磁
気ヘッドの製造方法は、一対の磁気コア半体ブロックを
突き合わせて磁気ヘッドブロックを作製し、この磁気記
録媒体摺動面に砥石により磁気ギャップのトラック幅を
規制する溝加工を施す磁気ヘッドの製造方法において、
磁気ヘッドブロックを、磁気ギャップが磁気記録媒体摺
動方向と略直交する方向に対してアジマス角に応じて斜
めとなるように配置するとともに、磁気ヘッドブロック
の砥石進入側端面に接して、砥石の進入方向に対して略
直交する端面形状を有する補助部材を配置することを特
徴とする。
気ヘッドの製造方法は、一対の磁気コア半体ブロックを
突き合わせて磁気ヘッドブロックを作製し、この磁気記
録媒体摺動面に砥石により磁気ギャップのトラック幅を
規制する溝加工を施す磁気ヘッドの製造方法において、
磁気ヘッドブロックを、磁気ギャップが磁気記録媒体摺
動方向と略直交する方向に対してアジマス角に応じて斜
めとなるように配置するとともに、磁気ヘッドブロック
の砥石進入側端面に接して、砥石の進入方向に対して略
直交する端面形状を有する補助部材を配置することを特
徴とする。
【0028】以上のように本発明に係る磁気ヘッドの製
造方法では、磁気ヘッドブロックの砥石進入側端面に接
して、砥石の進入方向に対して略直交する端面形状を有
する補助部材を配置することから、砥石が補助部材に対
して略垂直に進入することとなり、砥石の安定した直進
性を確保することができる。したがって、磁気ヘッドブ
ロックに砥石が斜めに進入する際に発生する砥石の反力
の影響を軽減することができ、トラック幅を規制するた
めの溝を高精度に形成することができる。
造方法では、磁気ヘッドブロックの砥石進入側端面に接
して、砥石の進入方向に対して略直交する端面形状を有
する補助部材を配置することから、砥石が補助部材に対
して略垂直に進入することとなり、砥石の安定した直進
性を確保することができる。したがって、磁気ヘッドブ
ロックに砥石が斜めに進入する際に発生する砥石の反力
の影響を軽減することができ、トラック幅を規制するた
めの溝を高精度に形成することができる。
【0029】また、本発明に係る磁気ヘッドの製造方法
では、磁気ヘッドブロックを磁気記録媒体摺動方向に複
数並べ、且つ各磁気ヘッドブロックの磁気ギャップが当
該磁気記録媒体摺動方向と略直交する方向に対してアジ
マス角に応じて斜めとなるように配置し、磁気記録媒体
摺動方向に沿って上記溝加工を施してもよい。
では、磁気ヘッドブロックを磁気記録媒体摺動方向に複
数並べ、且つ各磁気ヘッドブロックの磁気ギャップが当
該磁気記録媒体摺動方向と略直交する方向に対してアジ
マス角に応じて斜めとなるように配置し、磁気記録媒体
摺動方向に沿って上記溝加工を施してもよい。
【0030】この場合、各磁気ヘッドブロックに砥石が
斜めに進入する際に発生する砥石の反力の影響を、これ
ら磁気ヘッドブロックを複数並べて配置することにより
軽減することができ、トラック幅を規制するための溝を
高精度に形成することができる。
斜めに進入する際に発生する砥石の反力の影響を、これ
ら磁気ヘッドブロックを複数並べて配置することにより
軽減することができ、トラック幅を規制するための溝を
高精度に形成することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0032】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法に
より作製された磁気ヘッドは、例えば図1及び図2に示
すように、補助コア材にフェライトを用い、そのフェラ
イト上に高飽和磁束密度を有する金属磁性膜を主コア材
として形成し、この金属磁性膜により磁気ギャップ部を
形成するようにしたメタル・イン・ギャップ(Meta
l in Gap)型の磁気ヘッド(以下、MIGヘッ
ドと称する。)1である。なお、図1に、このMIGヘ
ッド1の構成を説明するための斜視図を示し、図2に、
このMIGヘッド1の磁気記録媒体摺動面の構成を説明
するための平面図を示す。
より作製された磁気ヘッドは、例えば図1及び図2に示
すように、補助コア材にフェライトを用い、そのフェラ
イト上に高飽和磁束密度を有する金属磁性膜を主コア材
として形成し、この金属磁性膜により磁気ギャップ部を
形成するようにしたメタル・イン・ギャップ(Meta
l in Gap)型の磁気ヘッド(以下、MIGヘッ
ドと称する。)1である。なお、図1に、このMIGヘ
ッド1の構成を説明するための斜視図を示し、図2に、
このMIGヘッド1の磁気記録媒体摺動面の構成を説明
するための平面図を示す。
【0033】このMIGヘッド1は、テープ状の磁気記
録媒体(以下、磁気テープと称する。)と摺動するヘッ
ドの摺動面1aの略中央に位置する磁気ギャップgを境
として左右別々に作製された一対の磁気コア半体2,3
が突合せ面である磁気ギャップ形成面を、トラック幅部
が略一致するような位置で非磁性体を介して突き合わせ
て接合一体化されてなるものである。また、磁気ギャッ
プgは、磁気テープに対するヘッドの摺動方向Aに対し
て所定のアジマス角αで斜めに形成されている。
録媒体(以下、磁気テープと称する。)と摺動するヘッ
ドの摺動面1aの略中央に位置する磁気ギャップgを境
として左右別々に作製された一対の磁気コア半体2,3
が突合せ面である磁気ギャップ形成面を、トラック幅部
が略一致するような位置で非磁性体を介して突き合わせ
て接合一体化されてなるものである。また、磁気ギャッ
プgは、磁気テープに対するヘッドの摺動方向Aに対し
て所定のアジマス角αで斜めに形成されている。
【0034】MIGヘッド1において、一対の磁気コア
半体2,3は、磁気コア基体4,5と、金属磁性膜6,
7とから閉磁路を構成している。このうち、磁気コア基
体4,5は、例えば、Mn−Znフェライト、Ni−Z
n系フェライト等の酸化物軟磁性材料により形成され、
閉磁路を構成する補助コア部となっている。一方、金属
磁性膜6,7は、閉磁路を構成する主コア部となるもの
で、高飽和磁束密度を有し、磁気ギャップ形成面を含む
全面に亘って成膜されている。
半体2,3は、磁気コア基体4,5と、金属磁性膜6,
7とから閉磁路を構成している。このうち、磁気コア基
体4,5は、例えば、Mn−Znフェライト、Ni−Z
n系フェライト等の酸化物軟磁性材料により形成され、
閉磁路を構成する補助コア部となっている。一方、金属
磁性膜6,7は、閉磁路を構成する主コア部となるもの
で、高飽和磁束密度を有し、磁気ギャップ形成面を含む
全面に亘って成膜されている。
【0035】また、MIGヘッド1は、磁気テープとの
当たり状態を調節するために、摺動面1aが摺動方向A
に沿って略円弧状に形成されている。
当たり状態を調節するために、摺動面1aが摺動方向A
に沿って略円弧状に形成されている。
【0036】また、MIGヘッド1の摺動面1aには、
磁気ギャップgのトラック幅TWを規制するためのトラ
ック幅規制溝8,9が形成されている。このトラック幅
規制溝8,9は、摺動方向Aに沿って互いに略平行に形
成されている。なお、トラック幅規制溝8,9内には、
それぞれ磁気テープとの当たり特性を確保すると共に摺
接による偏摩耗を防止する目的で、ガラス等の非磁性材
10が充填されている。
磁気ギャップgのトラック幅TWを規制するためのトラ
ック幅規制溝8,9が形成されている。このトラック幅
規制溝8,9は、摺動方向Aに沿って互いに略平行に形
成されている。なお、トラック幅規制溝8,9内には、
それぞれ磁気テープとの当たり特性を確保すると共に摺
接による偏摩耗を防止する目的で、ガラス等の非磁性材
10が充填されている。
【0037】また、MIGヘッド1の摺動面1aには、
磁気テープとの当たり幅TCを調節するための当たり幅
規制溝11,12が形成されている。この当たり幅規制
溝11,12は、摺動方向Aが沿って互いに略平行に形
成されている。
磁気テープとの当たり幅TCを調節するための当たり幅
規制溝11,12が形成されている。この当たり幅規制
溝11,12は、摺動方向Aが沿って互いに略平行に形
成されている。
【0038】また、MIGヘッド1において、磁気コア
基体4,5の磁気ギャップ形成面と対向する面には、磁
気ギャップgのデプスDPを規制するとともに、図示し
ないコイルを巻装するための巻線溝13,14が、断面
形状が略矩形状を呈して形成されている。
基体4,5の磁気ギャップ形成面と対向する面には、磁
気ギャップgのデプスDPを規制するとともに、図示し
ないコイルを巻装するための巻線溝13,14が、断面
形状が略矩形状を呈して形成されている。
【0039】以上のように構成されたMIGヘッド1で
は、磁気ギャップgを構成する金属磁性膜6,7が高飽
和磁束密度とされるために、磁気ギャップgから発生す
る磁界強度が大きくなる。したがって、MIGヘッド1
は、高い記録密度で記録及び/又は再生を行うビデオテ
ープレコーダ(VTR)やデータストレージ装置等に用
いられ、蒸着テープ等の高抗磁力磁気記録媒体に対して
記録及び/又は再生を行うのに好適なものとなってい
る。
は、磁気ギャップgを構成する金属磁性膜6,7が高飽
和磁束密度とされるために、磁気ギャップgから発生す
る磁界強度が大きくなる。したがって、MIGヘッド1
は、高い記録密度で記録及び/又は再生を行うビデオテ
ープレコーダ(VTR)やデータストレージ装置等に用
いられ、蒸着テープ等の高抗磁力磁気記録媒体に対して
記録及び/又は再生を行うのに好適なものとなってい
る。
【0040】次に、本発明を適用した磁気ヘッドの製造
方法について詳細に説明する。
方法について詳細に説明する。
【0041】以下に説明する磁気ヘッドの製造方法は、
複数等間隔に磁気ギャップを形成させたヘッドブロック
を形成し、このヘッドブロックを個々のヘッドチップと
して分割し、これを個々の磁気ヘッドとする手法であ
る。
複数等間隔に磁気ギャップを形成させたヘッドブロック
を形成し、このヘッドブロックを個々のヘッドチップと
して分割し、これを個々の磁気ヘッドとする手法であ
る。
【0042】先ず、図3に示すように、Mn−Zn系フ
ェライト、Ni−Zn系フェライト等の酸化物磁性材料
によりなる、例えば長さ34.5mm、幅2.5mm、
厚み1mm程度の略板状の基体20を用意する。この基
体20は、上述した磁気ヘッド1おいて、磁気コア半体
4,5となるものである。
ェライト、Ni−Zn系フェライト等の酸化物磁性材料
によりなる、例えば長さ34.5mm、幅2.5mm、
厚み1mm程度の略板状の基体20を用意する。この基
体20は、上述した磁気ヘッド1おいて、磁気コア半体
4,5となるものである。
【0043】次に、図4に示すように、基体20の一主
面上に、ガラス溝21を形成する。このガラス溝21
は、ヘッドブロックのコア間接合強度を保つために、ガ
ラスを加熱溶融させて流し込むための溝である。これに
より、ガラス溝21では、コア間接合時における接着力
の改善や、後述する金属磁性膜の成膜時の応力緩和を図
ることができる。ここでは、例えば、幅30μm、深さ
100μm程度のガラス溝21とする。
面上に、ガラス溝21を形成する。このガラス溝21
は、ヘッドブロックのコア間接合強度を保つために、ガ
ラスを加熱溶融させて流し込むための溝である。これに
より、ガラス溝21では、コア間接合時における接着力
の改善や、後述する金属磁性膜の成膜時の応力緩和を図
ることができる。ここでは、例えば、幅30μm、深さ
100μm程度のガラス溝21とする。
【0044】なお、ガラスを流さずにコアブロック間を
金属接合等でコア間接合を行う場合には、図4に示した
ガラス溝21を形成しなくともよい。
金属接合等でコア間接合を行う場合には、図4に示した
ガラス溝21を形成しなくともよい。
【0045】次に、図5に示すように、基体20の主面
上に、磁気ギャップのギャップデプスを規制し、巻線を
巻装するための巻線溝22を形成する。この巻線溝22
は、上述した磁気ヘッド1の摺動面1aとなる側の断面
22aの形状を、基体20の主面に対して30゜〜50
゜程度の傾き角をもって形成し、深さ300μm程度の
断面略台形状の溝として形成する。また、巻線溝22の
開口幅は、磁気ヘッドが用いられる磁気装置の電気回路
により決定される。すなわち、この巻線溝22の開口幅
は、磁気ヘッドの電気抵抗値、若しくはインダクタンス
を満たす巻線数を考慮して断面積から決定される。ここ
では、例えば、断面21aの傾き角45゜、深さ300
μm、開口幅500μm程度の巻線溝22とする。
上に、磁気ギャップのギャップデプスを規制し、巻線を
巻装するための巻線溝22を形成する。この巻線溝22
は、上述した磁気ヘッド1の摺動面1aとなる側の断面
22aの形状を、基体20の主面に対して30゜〜50
゜程度の傾き角をもって形成し、深さ300μm程度の
断面略台形状の溝として形成する。また、巻線溝22の
開口幅は、磁気ヘッドが用いられる磁気装置の電気回路
により決定される。すなわち、この巻線溝22の開口幅
は、磁気ヘッドの電気抵抗値、若しくはインダクタンス
を満たす巻線数を考慮して断面積から決定される。ここ
では、例えば、断面21aの傾き角45゜、深さ300
μm、開口幅500μm程度の巻線溝22とする。
【0046】そして、ギャップ精度を高めるとともに、
詳細を後述する基体20と金属磁性膜との間の化学反応
を抑制するために、基体20の主面を鏡面加工等によ
り、表面粗度が、例えば20〜100 程度になるよう
に研磨する。
詳細を後述する基体20と金属磁性膜との間の化学反応
を抑制するために、基体20の主面を鏡面加工等によ
り、表面粗度が、例えば20〜100 程度になるよう
に研磨する。
【0047】次に、図6に示すように、基体20の主面
に対して、例えば厚さ4μm程度の金属磁性膜23を成
膜する。ここで、金属磁性膜23としては、例えば、F
e−Si、Fe−Si−Al、Fe−Ga−Si−Ru
等を基本とする結晶質軟磁性材料を用いることができ
る。また、例えば、FeTa合金をターゲットとして窒
素を含むアルゴン中でスパッタしたFeTaN、或い
は、このFeTaNのうち、Taの一部若しくは全てを
Nb、Hfに置換した組成、或いは、このFeTaNの
うち、Nの一部若しくは全てをO、C、Bなどに置換し
た組成、或いはこれらに類似した軟磁性材料を用いるこ
とができる。さらに、アモルファス軟磁性材等を用いる
ことができる。
に対して、例えば厚さ4μm程度の金属磁性膜23を成
膜する。ここで、金属磁性膜23としては、例えば、F
e−Si、Fe−Si−Al、Fe−Ga−Si−Ru
等を基本とする結晶質軟磁性材料を用いることができ
る。また、例えば、FeTa合金をターゲットとして窒
素を含むアルゴン中でスパッタしたFeTaN、或い
は、このFeTaNのうち、Taの一部若しくは全てを
Nb、Hfに置換した組成、或いは、このFeTaNの
うち、Nの一部若しくは全てをO、C、Bなどに置換し
た組成、或いはこれらに類似した軟磁性材料を用いるこ
とができる。さらに、アモルファス軟磁性材等を用いる
ことができる。
【0048】また、この金属磁性膜23を成膜する前
に、基体20上に酸化珪素、白金等を成膜してもよい。
これにより、この酸化物軟磁性材料からなる基体20
と、金属磁性膜23との間の化学的反応を抑えることが
できる。
に、基体20上に酸化珪素、白金等を成膜してもよい。
これにより、この酸化物軟磁性材料からなる基体20
と、金属磁性膜23との間の化学的反応を抑えることが
できる。
【0049】なお、本手法では、巻線溝22が形成され
た基体20に対して金属磁性膜23を成膜する工程とな
っているが、かかる工程に必ずしも限定されるものでは
ない。例えば、金属磁性膜23を基体20に成膜した
後、この金属磁性膜23が成膜された基体20に巻線溝
22を形成する工程としてもよい。
た基体20に対して金属磁性膜23を成膜する工程とな
っているが、かかる工程に必ずしも限定されるものでは
ない。例えば、金属磁性膜23を基体20に成膜した
後、この金属磁性膜23が成膜された基体20に巻線溝
22を形成する工程としてもよい。
【0050】次に、図7に示すように、例えばAu、S
iO2等の非磁性材料からなるギャップ膜24を、基体
20上のガラス溝21及び巻線溝22が形成されていな
い磁気コア半体となる部分にそれぞれ成膜する。このギ
ャップ膜24の膜厚は、例えば規定のギャップ長の約半
分の膜厚とし、ここでは約0.1μm程度とする。
iO2等の非磁性材料からなるギャップ膜24を、基体
20上のガラス溝21及び巻線溝22が形成されていな
い磁気コア半体となる部分にそれぞれ成膜する。このギ
ャップ膜24の膜厚は、例えば規定のギャップ長の約半
分の膜厚とし、ここでは約0.1μm程度とする。
【0051】次に、図8に示すように、上述した基体2
0と同様に加工された基体25を、ギャップ膜24を介
して、ガラス溝21及び巻線溝22が略一致するよう
に、端面を突き合わせることにより、ヘッドブロック2
6を形成する。
0と同様に加工された基体25を、ギャップ膜24を介
して、ガラス溝21及び巻線溝22が略一致するよう
に、端面を突き合わせることにより、ヘッドブロック2
6を形成する。
【0052】次に、図9に示すように、図8に示す状態
で保持されたヘッドブロック26の巻線溝22内に、例
えば500℃程度で溶融可能な融着ガラス27を挟み込
み、ヘッド摺動面となる側が下面となるように載置し、
この融着ガラス27を加熱溶融させる。これにより、融
着ガラス27がガラス溝21及び巻線溝22の頂部に亘
って埋まり、ヘッドブロック26が接合一体化される。
なお、ヘッドブロック26を金属接合等により接合一体
化してもよい。
で保持されたヘッドブロック26の巻線溝22内に、例
えば500℃程度で溶融可能な融着ガラス27を挟み込
み、ヘッド摺動面となる側が下面となるように載置し、
この融着ガラス27を加熱溶融させる。これにより、融
着ガラス27がガラス溝21及び巻線溝22の頂部に亘
って埋まり、ヘッドブロック26が接合一体化される。
なお、ヘッドブロック26を金属接合等により接合一体
化してもよい。
【0053】さらに、後述するトラック幅を所定の幅に
規制するための溝を形成する際、余分なフロントデプス
があると加工負荷を増加させたり、加工精度の低下を引
き起こすことから、ヘッド摺動面となる側のフロントデ
プスが100μm程度になるように加工を行う。
規制するための溝を形成する際、余分なフロントデプス
があると加工負荷を増加させたり、加工精度の低下を引
き起こすことから、ヘッド摺動面となる側のフロントデ
プスが100μm程度になるように加工を行う。
【0054】次に、図10に示すように、ヘッドブロッ
ク26に対して、詳細を後述する砥石を用いた研削加工
により、トラック幅を所定の幅に規制するための溝を形
成するため、この砥石の進入方向側の端面に、砥石の進
入方向に対して略垂直となるような溝28を形成する。
ク26に対して、詳細を後述する砥石を用いた研削加工
により、トラック幅を所定の幅に規制するための溝を形
成するため、この砥石の進入方向側の端面に、砥石の進
入方向に対して略垂直となるような溝28を形成する。
【0055】この溝28は、底部に向かってアジマス角
と略等しい角度をもった傾斜面28aを有し、この傾斜
面28aが後のアジマス考慮した砥石の進入方向に対し
て略垂直な面となるように形成されてなる。また、この
傾斜面28aは、後のトラック幅以上の幅を有してい
る。また、この溝28の深さは、傾斜面28aが形成さ
れるのに十分な深さを有していればよい。なお、この傾
斜面28a以外の面は、この溝28aが形成される主面
に対して略垂直に形成されてもよく、或いはこの溝28
aが広がるような傾斜をもって形成されてもよい。
と略等しい角度をもった傾斜面28aを有し、この傾斜
面28aが後のアジマス考慮した砥石の進入方向に対し
て略垂直な面となるように形成されてなる。また、この
傾斜面28aは、後のトラック幅以上の幅を有してい
る。また、この溝28の深さは、傾斜面28aが形成さ
れるのに十分な深さを有していればよい。なお、この傾
斜面28a以外の面は、この溝28aが形成される主面
に対して略垂直に形成されてもよく、或いはこの溝28
aが広がるような傾斜をもって形成されてもよい。
【0056】そして、図11に示すように、ヘッドブロ
ック26を磁気ギャップが磁気テープと摺動する方向と
略直交する方向に対してアジマス角αに応じて斜めとな
るように、磁気テープと摺動する方向に沿って砥石によ
る溝加工を施す。これにより、トラック幅を所定の幅に
規制するための溝29を形成する。この溝29は、上述
した磁気ヘッド1において、トラック幅規制溝11,1
2となるものである。
ック26を磁気ギャップが磁気テープと摺動する方向と
略直交する方向に対してアジマス角αに応じて斜めとな
るように、磁気テープと摺動する方向に沿って砥石によ
る溝加工を施す。これにより、トラック幅を所定の幅に
規制するための溝29を形成する。この溝29は、上述
した磁気ヘッド1において、トラック幅規制溝11,1
2となるものである。
【0057】このとき、溝29の深さは、研削加工後に
フロントデプスが消失する位置以下とし、また、ヘッド
初期のフロントデプスからデプス消失に至るまでヘッド
摩耗が生じた場合であっても、大きなトラック幅変動が
生じない深さとする。
フロントデプスが消失する位置以下とし、また、ヘッド
初期のフロントデプスからデプス消失に至るまでヘッド
摩耗が生じた場合であっても、大きなトラック幅変動が
生じない深さとする。
【0058】このため、砥石の切り込み深さは、研削加
工に用いられる砥石の側面の垂直性が十分得られるよう
に、砥石の端部の丸まり部を避け、砥石の垂直面がヘッ
ド寿命に対応するとともに、摩耗するデプス領域に対応
した、例えば100〜130μm程度の深さとすること
が好ましい。このうち、デプスの零点以下への切り込み
量が、0〜30μm程度となることが好ましく、さらに
好ましくは、余り砥石の切り込み深さが深いと、磁気ギ
ャップ部への磁束の集中効果が低くなり、ヘッド効率の
低下が起こることから、30μmを超えない深さとする
ことが好ましい。
工に用いられる砥石の側面の垂直性が十分得られるよう
に、砥石の端部の丸まり部を避け、砥石の垂直面がヘッ
ド寿命に対応するとともに、摩耗するデプス領域に対応
した、例えば100〜130μm程度の深さとすること
が好ましい。このうち、デプスの零点以下への切り込み
量が、0〜30μm程度となることが好ましく、さらに
好ましくは、余り砥石の切り込み深さが深いと、磁気ギ
ャップ部への磁束の集中効果が低くなり、ヘッド効率の
低下が起こることから、30μmを超えない深さとする
ことが好ましい。
【0059】ここで、従来の手法では、図12及び図1
3に示すように、ヘッドブロック26の側面に対して、
アジマス角を考慮した所定の角度で砥石30が斜めに進
入することとなる。なお、図12は、ヘッドブロック2
6の側面に砥石が斜めに進入する状態を模式的に示した
斜視図であり、図13は、その平面図である。
3に示すように、ヘッドブロック26の側面に対して、
アジマス角を考慮した所定の角度で砥石30が斜めに進
入することとなる。なお、図12は、ヘッドブロック2
6の側面に砥石が斜めに進入する状態を模式的に示した
斜視図であり、図13は、その平面図である。
【0060】この場合、図14に示すように、ヘッドブ
ロック26の側面に砥石30が斜め進入する際、接触抵
抗の差から砥石30の逃げが発生してしまったり、ま
た、図15に示すように、この接触抵抗の差により生じ
る砥石のうねりが砥石の直進性を妨げることとなり、砥
石の蛇行が発生してしまう。このため、従来の手法で
は、上述したヘッドブロック26に砥石30が斜めに進
入する際に発生する砥石30の反力の影響により、この
溝29を高精度に形成することができない。
ロック26の側面に砥石30が斜め進入する際、接触抵
抗の差から砥石30の逃げが発生してしまったり、ま
た、図15に示すように、この接触抵抗の差により生じ
る砥石のうねりが砥石の直進性を妨げることとなり、砥
石の蛇行が発生してしまう。このため、従来の手法で
は、上述したヘッドブロック26に砥石30が斜めに進
入する際に発生する砥石30の反力の影響により、この
溝29を高精度に形成することができない。
【0061】このため、例えば、砥石幅が250μm、
アジマス角が20゜、トラック幅を6μm残留させる溝
加工を行った場合には、蛇行量が1.5μm以上とな
り、また、トラック幅方向において、4.5μmから
7.5μmのずれが発生する。そして、最も狭い記録幅
となった際に、規定のトラック幅に対し25%近い実質
トラック幅の減少を伴うため、信号再生に必要なS/N
が得られなくなり、挟トラック幅フォーマットが成り立
たなくなる問題があった。また、トラック幅を、例えば
0.3μmの誤差内で選別すると、30%程度しか規定
値を満たす磁気ヘッドしか得られず、生産性に問題が生
ずることとなる。
アジマス角が20゜、トラック幅を6μm残留させる溝
加工を行った場合には、蛇行量が1.5μm以上とな
り、また、トラック幅方向において、4.5μmから
7.5μmのずれが発生する。そして、最も狭い記録幅
となった際に、規定のトラック幅に対し25%近い実質
トラック幅の減少を伴うため、信号再生に必要なS/N
が得られなくなり、挟トラック幅フォーマットが成り立
たなくなる問題があった。また、トラック幅を、例えば
0.3μmの誤差内で選別すると、30%程度しか規定
値を満たす磁気ヘッドしか得られず、生産性に問題が生
ずることとなる。
【0062】このため、従来の手法では、歩留りの低下
が、例えばアジマス角を15゜以上とし、砥石の幅を3
00μm以下とした場合に顕著となり、製造上必要とさ
れる60%程度以下となってしまう。さらに、トラック
幅を、例えば6μm以下とした場合には、砥石30の蛇
行による誤差の絶対値が有効トラック幅の20%以上を
占めることとなり、挟トラック化に対応することが困難
となる。
が、例えばアジマス角を15゜以上とし、砥石の幅を3
00μm以下とした場合に顕著となり、製造上必要とさ
れる60%程度以下となってしまう。さらに、トラック
幅を、例えば6μm以下とした場合には、砥石30の蛇
行による誤差の絶対値が有効トラック幅の20%以上を
占めることとなり、挟トラック化に対応することが困難
となる。
【0063】それに対して、本手法では、ヘッドブロッ
ク26の砥石30が斜め進入する側の側面に、砥石30
の進入方向に対して略垂直となる傾斜面28aを有する
溝28を形成している。
ク26の砥石30が斜め進入する側の側面に、砥石30
の進入方向に対して略垂直となる傾斜面28aを有する
溝28を形成している。
【0064】この場合、図16及び図17に示すよう
に、砥石30がヘッドブロック26における溝28の傾
斜面28a対して略垂直に進入することとなり、砥石3
0の安定した直進性を確保することができる。したがっ
て、ヘッドブロック26に砥石30が斜めに進入する際
に発生する砥石の反力の影響を軽減することができ、ト
ラック幅を所定の幅に規制するための溝29を高精度に
形成することができる。
に、砥石30がヘッドブロック26における溝28の傾
斜面28a対して略垂直に進入することとなり、砥石3
0の安定した直進性を確保することができる。したがっ
て、ヘッドブロック26に砥石30が斜めに進入する際
に発生する砥石の反力の影響を軽減することができ、ト
ラック幅を所定の幅に規制するための溝29を高精度に
形成することができる。
【0065】また、本手法では、図18及び図19に示
すように、ヘッドブロック26の砥石30の進入方向側
端面に接して、砥石30の進入方向に対して略垂直とな
るような側面形状を有する補助基板31を配置してもよ
い。
すように、ヘッドブロック26の砥石30の進入方向側
端面に接して、砥石30の進入方向に対して略垂直とな
るような側面形状を有する補助基板31を配置してもよ
い。
【0066】この補助基板31は、厚すぎると研削量の
増加につながり、砥石30の摩耗を早める虞があるた
め、可能なかぎり薄く形成することが好ましい。また、
補助基板31は、ヘッドブロック26と同材料からなる
ことが好ましく、例えばMn−Zn系フェライト、Ni
−Zn系フェライト等の酸化物磁性材料からなることが
好ましい。
増加につながり、砥石30の摩耗を早める虞があるた
め、可能なかぎり薄く形成することが好ましい。また、
補助基板31は、ヘッドブロック26と同材料からなる
ことが好ましく、例えばMn−Zn系フェライト、Ni
−Zn系フェライト等の酸化物磁性材料からなることが
好ましい。
【0067】この補助基板31とヘッドブロック26と
の接合には、瞬間接着剤、溶解型固定用ワックス等の、
アセトンやI.P.Aといった工業溶剤で容易に分解可
能な接合剤を使用することが好ましい。ここでは、瞬間
接着剤として、東亜合成株式会社製のアロンα(商品
名)を使用した。
の接合には、瞬間接着剤、溶解型固定用ワックス等の、
アセトンやI.P.Aといった工業溶剤で容易に分解可
能な接合剤を使用することが好ましい。ここでは、瞬間
接着剤として、東亜合成株式会社製のアロンα(商品
名)を使用した。
【0068】この場合、図20に示すように、砥石30
が補助基板に対して略垂直に進入することとなる。この
ため、図21に示すように、砥石30の安定した直進性
を確保することができる。したがって、ヘッドブロック
26に砥石が斜めに進入する際に発生する砥石の反力の
影響を軽減することができ、トラック幅を所定の幅に規
制するための溝29を高精度に形成することができる。
が補助基板に対して略垂直に進入することとなる。この
ため、図21に示すように、砥石30の安定した直進性
を確保することができる。したがって、ヘッドブロック
26に砥石が斜めに進入する際に発生する砥石の反力の
影響を軽減することができ、トラック幅を所定の幅に規
制するための溝29を高精度に形成することができる。
【0069】また、本手法では、図22に示すように、
接合一体化されたヘッドブロック26を磁気テープと摺
動する方向に複数並べ、且つ各ヘッドブロック26の磁
気ギャップがこの摺動方向と略直交する方向に対してア
ジマス角に応じて斜めとなるように配置する。そして、
図23に示すように、複数並べて配置されたヘッドブロ
ック26の上述した磁気ヘッド1の摺動面1aとなる加
工面に対して、磁気テープと摺動する方向に沿って砥石
による研削加工を行うことにより、上述した磁気ヘッド
1のトラック幅規制溝8,9となる溝29を形成しても
よい。
接合一体化されたヘッドブロック26を磁気テープと摺
動する方向に複数並べ、且つ各ヘッドブロック26の磁
気ギャップがこの摺動方向と略直交する方向に対してア
ジマス角に応じて斜めとなるように配置する。そして、
図23に示すように、複数並べて配置されたヘッドブロ
ック26の上述した磁気ヘッド1の摺動面1aとなる加
工面に対して、磁気テープと摺動する方向に沿って砥石
による研削加工を行うことにより、上述した磁気ヘッド
1のトラック幅規制溝8,9となる溝29を形成しても
よい。
【0070】この場合、並べるヘッドブロック26の個
数については、多いほど砥石30による研削加工を安定
して行うことができるが、一ブロック当たり、量産性を
確保する上で50個程度のヘッドチップを得るのが通常
である。さらに、ヘッドチップ一個につき、2本のトラ
ック幅規制溝を形成する必要がある。このため、砥石3
0による研削加工は、100回以上の繰り返し工程とな
る。
数については、多いほど砥石30による研削加工を安定
して行うことができるが、一ブロック当たり、量産性を
確保する上で50個程度のヘッドチップを得るのが通常
である。さらに、ヘッドチップ一個につき、2本のトラ
ック幅規制溝を形成する必要がある。このため、砥石3
0による研削加工は、100回以上の繰り返し工程とな
る。
【0071】このとき、この一工程当たりの加工距離が
余り長いと、砥石30の摩耗が制御しきれなくなる。こ
のため、複数並べて配置されたヘッドブロック26にお
ける砥石30の進入方向の寸法は、少なくとも砥石の加
工安定性を得る上で、5mm以上とすることが好まし
い。
余り長いと、砥石30の摩耗が制御しきれなくなる。こ
のため、複数並べて配置されたヘッドブロック26にお
ける砥石30の進入方向の寸法は、少なくとも砥石の加
工安定性を得る上で、5mm以上とすることが好まし
い。
【0072】ここでは、ヘッドブロック26は、厚み1
mmの基体20,25を接合しているため、約2mm程
度の厚みとなっている。そして、複数並べて配置された
ヘッドブロック26における砥石30の進入方向の寸法
は、ヘッドブロック26を10本並べた合計20mmと
している。
mmの基体20,25を接合しているため、約2mm程
度の厚みとなっている。そして、複数並べて配置された
ヘッドブロック26における砥石30の進入方向の寸法
は、ヘッドブロック26を10本並べた合計20mmと
している。
【0073】また、ヘッドブロック26を並べる際に
は、砥石30の定常状態を安定にするため、複数並べて
配置されたヘッドブロック26の間隔を300μm以下
とすることが好ましい。このヘッドブロックの間隔を3
00μm以上とした場合には、各ヘッドブロック26の
隙間が大きくなりすぎて、磁気ギャップが所定のアジマ
ス角で傾斜しているために、砥石30がヘッドブロック
26に進入する際に発生するぶれが増加してしまうから
である。
は、砥石30の定常状態を安定にするため、複数並べて
配置されたヘッドブロック26の間隔を300μm以下
とすることが好ましい。このヘッドブロックの間隔を3
00μm以上とした場合には、各ヘッドブロック26の
隙間が大きくなりすぎて、磁気ギャップが所定のアジマ
ス角で傾斜しているために、砥石30がヘッドブロック
26に進入する際に発生するぶれが増加してしまうから
である。
【0074】また、複数並べて配置されたヘッドブロッ
ク26の加工面に対しては、この複数並べて配置された
ヘッドブロック26の加工面の高さを略等しくするため
の加工を施すことが好ましい。これにより、砥石30の
加工抵抗を一様にすることができ、砥石30の蛇行の発
生を防止することができる。
ク26の加工面に対しては、この複数並べて配置された
ヘッドブロック26の加工面の高さを略等しくするため
の加工を施すことが好ましい。これにより、砥石30の
加工抵抗を一様にすることができ、砥石30の蛇行の発
生を防止することができる。
【0075】さらに、この研削加工においては、ヘッド
ブロック26の加工面上に、前工程における加工残留応
力や加工歪み等が残っていると、図24に示すように、
研削加工によって加工エッジの欠損29aが発生するこ
とがある。このため、この複数並べて配置されたヘッド
ブロック26の主面に対しては、さらに鏡面加工等によ
る加工変質層を除去するための歪み取り加工を施すこと
が好ましい。
ブロック26の加工面上に、前工程における加工残留応
力や加工歪み等が残っていると、図24に示すように、
研削加工によって加工エッジの欠損29aが発生するこ
とがある。このため、この複数並べて配置されたヘッド
ブロック26の主面に対しては、さらに鏡面加工等によ
る加工変質層を除去するための歪み取り加工を施すこと
が好ましい。
【0076】以上のようにして、ヘッドブロック26に
砥石が斜め進入する際に発生する砥石の反力の影響を、
これらヘッドブロック26を複数並べて配置することに
より軽減することができ、トラック幅を規制するための
溝29を高精度に形成することができる。
砥石が斜め進入する際に発生する砥石の反力の影響を、
これらヘッドブロック26を複数並べて配置することに
より軽減することができ、トラック幅を規制するための
溝29を高精度に形成することができる。
【0077】次に、図25に示すように、形成された溝
29内にガラス32を充填させて被覆し、滑らかな表面
とする。
29内にガラス32を充填させて被覆し、滑らかな表面
とする。
【0078】次に、図26に示すように、磁気テープと
の当たり幅TCを調節するための上述した磁気ヘッド1
の当たり幅規制溝11,12となる溝33を磁気テープ
と摺動する方向に沿って形成する。この溝33は、加工
により残留した磁気コア部分に、磁気テープと摺動する
摺動面の当たり幅を適当な接触圧が得られるように規制
するものであり、例えば、当たり幅が80〜130μm
程度となるように形成することが好ましい。
の当たり幅TCを調節するための上述した磁気ヘッド1
の当たり幅規制溝11,12となる溝33を磁気テープ
と摺動する方向に沿って形成する。この溝33は、加工
により残留した磁気コア部分に、磁気テープと摺動する
摺動面の当たり幅を適当な接触圧が得られるように規制
するものであり、例えば、当たり幅が80〜130μm
程度となるように形成することが好ましい。
【0079】当たり幅がこれよりも広く規制された場合
には、磁気テープに摺動する際の面圧の低下により、磁
気テープと磁気ヘッドとの間に発生するエアーフィルム
の厚みが増加してしまい、スペーシングロスにより磁気
ヘッドの記録再生能力が劣化してしまう。一方、当たり
幅がこれよりも狭く規制された場合には、磁気テープと
摺動する際の面圧の上昇により、ヘッドの摩耗が加速さ
れ、磁気記録装置として保守を必要とする期間が短くな
ってしまう。
には、磁気テープに摺動する際の面圧の低下により、磁
気テープと磁気ヘッドとの間に発生するエアーフィルム
の厚みが増加してしまい、スペーシングロスにより磁気
ヘッドの記録再生能力が劣化してしまう。一方、当たり
幅がこれよりも狭く規制された場合には、磁気テープと
摺動する際の面圧の上昇により、ヘッドの摩耗が加速さ
れ、磁気記録装置として保守を必要とする期間が短くな
ってしまう。
【0080】次に、図27に示すように、形成された溝
33内において、アジマスを考慮した図中一点鎖線で示
す切断方向に、個々のヘッドチップとするための切断加
工を行う。そして、分離されたヘッドチップに対して、
磁気テープと摺動する面に対して、略円筒形状を呈する
ような円筒切削加工を施すことにより、上述した図1に
示したような磁気ヘッド1が作製される。
33内において、アジマスを考慮した図中一点鎖線で示
す切断方向に、個々のヘッドチップとするための切断加
工を行う。そして、分離されたヘッドチップに対して、
磁気テープと摺動する面に対して、略円筒形状を呈する
ような円筒切削加工を施すことにより、上述した図1に
示したような磁気ヘッド1が作製される。
【0081】以上のように本発明を適用した磁気ヘッド
の製造方法では、ヘッドブロック26の砥石30の進入
方向側端面を砥石30の進入方向に対して略直交する面
となるような加工を予めしておくことから、砥石30が
ヘッドブロック26に対して略垂直に進入することとな
り、砥石30の安定した直進性を確保することができ
る。
の製造方法では、ヘッドブロック26の砥石30の進入
方向側端面を砥石30の進入方向に対して略直交する面
となるような加工を予めしておくことから、砥石30が
ヘッドブロック26に対して略垂直に進入することとな
り、砥石30の安定した直進性を確保することができ
る。
【0082】また、本手法では、ヘッドブロック26の
砥石30の進入側端面に接して、砥石30の進入方向に
対して略直交する端面形状を有する補助基板31を配置
することから、砥石30が補助基板31に対して略垂直
に進入することとなり、砥石30の安定した直進性を確
保することができる。
砥石30の進入側端面に接して、砥石30の進入方向に
対して略直交する端面形状を有する補助基板31を配置
することから、砥石30が補助基板31に対して略垂直
に進入することとなり、砥石30の安定した直進性を確
保することができる。
【0083】これにより、ヘッドブロック26に砥石3
0が斜め進入する際に発生する砥石30の反力の影響を
軽減することができ、トラック幅を所定の幅に規制する
ための溝29を高精度に形成することができる。
0が斜め進入する際に発生する砥石30の反力の影響を
軽減することができ、トラック幅を所定の幅に規制する
ための溝29を高精度に形成することができる。
【0084】具体的には、加工機の精度と砥石の摩耗の
影響により発生するトラック幅のずれを、0.4μm程
度にまで低減することができ、0.3μm以上のずれに
よるヘッドチップの選別を行った場合でも、80%以上
の歩留りを得ることができる。また、従来の製品の不良
発生率が、80個中39個であるのに対し、本手法で
は、80個中6個となり、生産性を大幅に向上させるこ
とができる。
影響により発生するトラック幅のずれを、0.4μm程
度にまで低減することができ、0.3μm以上のずれに
よるヘッドチップの選別を行った場合でも、80%以上
の歩留りを得ることができる。また、従来の製品の不良
発生率が、80個中39個であるのに対し、本手法で
は、80個中6個となり、生産性を大幅に向上させるこ
とができる。
【0085】したがって、本手法によれば、高記録密度
化に伴ってトラック幅を狭く形成する場合、例えばアジ
マス角が15゜以上であり、且つトラック幅が6μm以
下である磁気ヘッドを製造する場合であっても、このト
ラック幅を高精度に規制すること可能となり、生産性を
大幅に向上させることができる。
化に伴ってトラック幅を狭く形成する場合、例えばアジ
マス角が15゜以上であり、且つトラック幅が6μm以
下である磁気ヘッドを製造する場合であっても、このト
ラック幅を高精度に規制すること可能となり、生産性を
大幅に向上させることができる。
【0086】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る磁気ヘッドの製造方法によれば、磁気ヘッドブロック
の砥石進入側端面を砥石の進入方向に対して略直交する
面とすることから、砥石が磁気ヘッドブロックに対して
略垂直に進入することとなり、砥石の安定した直進性を
確保することができる。これにより、磁気ヘッドブロッ
クに砥石が斜めに進入する際に発生する砥石の反力の影
響を軽減することができ、トラック幅を規制するための
溝を高精度に形成することができる。
る磁気ヘッドの製造方法によれば、磁気ヘッドブロック
の砥石進入側端面を砥石の進入方向に対して略直交する
面とすることから、砥石が磁気ヘッドブロックに対して
略垂直に進入することとなり、砥石の安定した直進性を
確保することができる。これにより、磁気ヘッドブロッ
クに砥石が斜めに進入する際に発生する砥石の反力の影
響を軽減することができ、トラック幅を規制するための
溝を高精度に形成することができる。
【0087】また、本発明に係る磁気ヘッドの製造方法
によれば、磁気ヘッドブロックの砥石進入側端面に接し
て、砥石の進入方向に対して略直交する端面形状を有す
る補助部材を配置することから、砥石が補助部材に対し
て略垂直に進入することとなり、砥石の安定した直進性
を確保することができる。これにより、磁気ヘッドブロ
ックに砥石が斜めに進入する際に発生する砥石の反力の
影響を軽減することができ、トラック幅を規制するため
の溝を高精度に形成することができる。
によれば、磁気ヘッドブロックの砥石進入側端面に接し
て、砥石の進入方向に対して略直交する端面形状を有す
る補助部材を配置することから、砥石が補助部材に対し
て略垂直に進入することとなり、砥石の安定した直進性
を確保することができる。これにより、磁気ヘッドブロ
ックに砥石が斜めに進入する際に発生する砥石の反力の
影響を軽減することができ、トラック幅を規制するため
の溝を高精度に形成することができる。
【0088】また、本発明に係る磁気ヘッドの製造方法
では、磁気ヘッドブロックを磁気記録媒体摺動方向に複
数並べ、且つ各磁気ヘッドブロックの磁気ギャップが当
該磁気記録媒体摺動方向と略直交する方向に対してアジ
マス角に応じて斜めとなるように配置し、磁気記録媒体
摺動方向に沿って上記溝加工を施してもよい。
では、磁気ヘッドブロックを磁気記録媒体摺動方向に複
数並べ、且つ各磁気ヘッドブロックの磁気ギャップが当
該磁気記録媒体摺動方向と略直交する方向に対してアジ
マス角に応じて斜めとなるように配置し、磁気記録媒体
摺動方向に沿って上記溝加工を施してもよい。
【0089】この場合、各磁気ヘッドブロックに砥石が
斜めに進入する際に発生する砥石の反力の影響を、これ
ら磁気ヘッドブロックを複数並べて配置することにより
軽減することができ、トラック幅を規制するための溝を
高精度に形成することができる。
斜めに進入する際に発生する砥石の反力の影響を、これ
ら磁気ヘッドブロックを複数並べて配置することにより
軽減することができ、トラック幅を規制するための溝を
高精度に形成することができる。
【0090】したがって、本発明に係る磁気ヘッドの製
造方法によれば、高記録密度化に伴ってトラック幅を狭
く形成する場合であっても、このトラック幅を高精度に
規制することができ、生産性を大幅に向上させることが
できる。
造方法によれば、高記録密度化に伴ってトラック幅を狭
く形成する場合であっても、このトラック幅を高精度に
規制することができ、生産性を大幅に向上させることが
できる。
【図1】本発明を適用して作製された磁気ヘッドの構成
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】本発明を適用して作製された磁気ヘッドの磁気
記録媒体摺動面の構成を示す平面図である。
記録媒体摺動面の構成を示す平面図である。
【図3】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法の製造
工程を順次示す図であり、磁気コア半体となる基体を示
す概略斜視図である。
工程を順次示す図であり、磁気コア半体となる基体を示
す概略斜視図である。
【図4】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法の製造
工程を順次示す図であり、基体の主面上に、ガラス溝を
形成した状態を示す概略斜視図である。
工程を順次示す図であり、基体の主面上に、ガラス溝を
形成した状態を示す概略斜視図である。
【図5】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法の製造
工程を順次示す図であり、ガラス溝が形成された基体上
に、巻線溝を形成した状態を示す概略斜視図である。
工程を順次示す図であり、ガラス溝が形成された基体上
に、巻線溝を形成した状態を示す概略斜視図である。
【図6】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法の製造
工程を順次示す図であり、ガラス溝及び巻線溝が形成さ
れた基体上に、金属磁性膜を成膜した状態を示す概略斜
視図である。
工程を順次示す図であり、ガラス溝及び巻線溝が形成さ
れた基体上に、金属磁性膜を成膜した状態を示す概略斜
視図である。
【図7】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法の製造
工程を順次示す図であり、金属磁性膜が成膜された基体
上に、ギャップ膜を成膜した状態を示す概略斜視図であ
る。
工程を順次示す図であり、金属磁性膜が成膜された基体
上に、ギャップ膜を成膜した状態を示す概略斜視図であ
る。
【図8】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法の製造
工程を順次示す図であり、ヘッドブロックとなる基体同
士を突き合わせた状態を示す概略斜視図である。
工程を順次示す図であり、ヘッドブロックとなる基体同
士を突き合わせた状態を示す概略斜視図である。
【図9】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法の製造
工程を順次示す図であり、ヘッドブロックを接合一体化
した状態を示す概略斜視図である。
工程を順次示す図であり、ヘッドブロックを接合一体化
した状態を示す概略斜視図である。
【図10】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法の製
造工程を順次示す図であり、ヘッドブロックに砥石の進
入方向に対して略垂直となるような溝を形成した状態を
示す概略斜視図である。
造工程を順次示す図であり、ヘッドブロックに砥石の進
入方向に対して略垂直となるような溝を形成した状態を
示す概略斜視図である。
【図11】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法の製
造工程を順次示す図であり、トラック幅を所定の幅に規
制するための溝を形成した状態を示す概略斜視図であ
る。
造工程を順次示す図であり、トラック幅を所定の幅に規
制するための溝を形成した状態を示す概略斜視図であ
る。
【図12】ヘッドブロックの側面に砥石が斜めに進入す
る状態を模式的に示した斜視図である。
る状態を模式的に示した斜視図である。
【図13】ヘッドブロックの側面に砥石が斜めに進入す
る状態を模式的に示した平面図である。
る状態を模式的に示した平面図である。
【図14】砥石の逃げが発生してしまった状態を模式的
に示す平面図である。
に示す平面図である。
【図15】砥石の蛇行が発生してしまった状態を模式的
に示す平面図である。
に示す平面図である。
【図16】砥石がヘッドブロックに対して略垂直に進入
する状態を示す平面図である。
する状態を示す平面図である。
【図17】トラック幅を所定の幅に規制するための溝が
形成された状態を示す要部平面図である。
形成された状態を示す要部平面図である。
【図18】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法の製
造工程を順次示す図であり、ヘッドブロックの砥石の進
入方向側の側面に、補助基板を配置した状態を模式的に
示す斜視図である。
造工程を順次示す図であり、ヘッドブロックの砥石の進
入方向側の側面に、補助基板を配置した状態を模式的に
示す斜視図である。
【図19】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法の製
造工程を順次示す図であり、ヘッドブロックの砥石の進
入方向側の側面に、補助基板を配置した状態を模式的に
示す平面図である。
造工程を順次示す図であり、ヘッドブロックの砥石の進
入方向側の側面に、補助基板を配置した状態を模式的に
示す平面図である。
【図20】砥石が補助基板に対して略垂直に進入する状
態を模式的に示す平面図である。
態を模式的に示す平面図である。
【図21】砥石が補助基板を通してヘッドブロックに進
入する状態を模式的に示す平面図である。
入する状態を模式的に示す平面図である。
【図22】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法の製
造工程を順次示す図であり、接合一体化されたヘッドブ
ロックを複数並べて配置した状態を示す概略斜視図であ
る。
造工程を順次示す図であり、接合一体化されたヘッドブ
ロックを複数並べて配置した状態を示す概略斜視図であ
る。
【図23】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法の製
造工程を順次示す図であり、複数並べて配置されたヘッ
ドブロックに対して、砥石による溝加工を施した状態を
示す概略斜視図である。
造工程を順次示す図であり、複数並べて配置されたヘッ
ドブロックに対して、砥石による溝加工を施した状態を
示す概略斜視図である。
【図24】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法の製
造工程を順次示す図であり、研削加工によって加工エッ
ジの欠損が発生した状態を模式的に示した図である。
造工程を順次示す図であり、研削加工によって加工エッ
ジの欠損が発生した状態を模式的に示した図である。
【図25】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法の製
造工程を順次示す図であり、トラック幅規制溝にガラス
を充填した状態を示す概略斜視図である。
造工程を順次示す図であり、トラック幅規制溝にガラス
を充填した状態を示す概略斜視図である。
【図26】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法の製
造工程を順次示す図であり、ヘッドブロックに当たり幅
規制溝となる溝を形成した状態を示す概略斜視図であ
る。
造工程を順次示す図であり、ヘッドブロックに当たり幅
規制溝となる溝を形成した状態を示す概略斜視図であ
る。
【図27】本発明を適用した磁気ヘッドの製造方法の製
造工程を順次示す図であり、ヘッドブロックを個々のヘ
ッドチップとして分割する状態を示す概略斜視図であ
る。
造工程を順次示す図であり、ヘッドブロックを個々のヘ
ッドチップとして分割する状態を示す概略斜視図であ
る。
【図28】MIGヘッドの一構成例を示す斜視図であ
る。
る。
【図29】ヘリカルスキャン方式の記録再生装置の一構
成例を示す概略斜視図である。
成例を示す概略斜視図である。
【図30】図29中、囲みBで示した部分を拡大した図
である。
である。
【図31】磁気ギャップの周辺に発生する漏洩磁界がト
ラック幅を超えて発生した状態を示す図である。
ラック幅を超えて発生した状態を示す図である。
【図32】トラック幅方向に対して略垂直となるように
トラック幅規制溝を形成した磁気ヘッドの構成を示す図
である。
トラック幅規制溝を形成した磁気ヘッドの構成を示す図
である。
【図33】磁気ギャップを摺動方向と略直交する方向に
対してアジマス角に応じて斜めに形成すると共に、トラ
ック幅規制溝を摺動方向に沿って形成した磁気ヘッドの
構成を示す図である。
対してアジマス角に応じて斜めに形成すると共に、トラ
ック幅規制溝を摺動方向に沿って形成した磁気ヘッドの
構成を示す図である。
【図34】ヘッドブロックの側面に対して、アジマス角
を考慮して砥石が斜めに進入した状態を模式的に示した
平面図である。
を考慮して砥石が斜めに進入した状態を模式的に示した
平面図である。
【図35】ヘッドブロックの側面に対して、アジマス角
を考慮して砥石が斜めに進入した状態を模式的に示した
要部平面図である。
を考慮して砥石が斜めに進入した状態を模式的に示した
要部平面図である。
【図36】砥石の加工軌跡に蛇行が生じた状態を模式的
に示した図である。
に示した図である。
1 MIGヘッド、2,3 磁気コア半体、8,9 ト
ラック幅規制溝、20基体、26 ヘッドブロック、2
8 砥石の進入方向に対して略垂直となるような溝、2
9 トラック幅を規制するための溝、30 砥石、31
補助基板
ラック幅規制溝、20基体、26 ヘッドブロック、2
8 砥石の進入方向に対して略垂直となるような溝、2
9 トラック幅を規制するための溝、30 砥石、31
補助基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D093 AA01 AC01 DA02 FA18 HA01 HA20 5D111 AA23 DD04 DD22 GG16 HH16 JJ24 JJ41 KK01
Claims (13)
- 【請求項1】 一対の磁気コア半体ブロックを突き合わ
せて磁気ヘッドブロックを作製し、この磁気記録媒体摺
動面に砥石により磁気ギャップのトラック幅を規制する
溝加工を施す磁気ヘッドの製造方法において、 上記磁気ヘッドブロックを、磁気ギャップが磁気記録媒
体摺動方向と略直交する方向に対してアジマス角に応じ
て斜めとなるように配置するとともに、 上記磁気ヘッドブロックに対して、砥石進入側端面が砥
石の進入方向に対して略直交する面となるような加工を
予めしておくことを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項2】 アジマス角が15゜以上であり、且つト
ラック幅が6μm以下であることを特徴とする請求項1
記載の磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項3】 上記砥石の幅が、300μm以下である
ことを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッドの製造方
法。 - 【請求項4】 上記磁気ヘッドブロックを上記磁気記録
媒体摺動方向に複数並べ、且つ各磁気ヘッドブロックの
磁気ギャップが当該磁気記録媒体摺動方向と略直交する
方向に対してアジマス角に応じて斜めとなるように配置
し、 上記磁気記録媒体摺動方向に沿って上記溝加工を施すこ
とを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項5】 上記各磁気ヘッドブロックの間隔が30
0μm以下であることを特徴とする請求項4記載の磁気
ヘッドの製造方法。 - 【請求項6】 上記各磁気ヘッドブロックにおける上記
磁気記録媒体摺動方向の寸法が5mm以上であることを
特徴とする請求項4記載の磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項7】 一対の磁気コア半体ブロックを突き合わ
せて磁気ヘッドブロックを作製し、この磁気記録媒体摺
動面に砥石により磁気ギャップのトラック幅を規制する
溝加工を施す磁気ヘッドの製造方法において、 上記磁気ヘッドブロックを、磁気ギャップが磁気記録媒
体摺動方向と略直交する方向に対してアジマス角に応じ
て斜めとなるように配置するとともに、 上記磁気ヘッドブロックの砥石進入側端面に接して、砥
石の進入方向に対して略直交する端面形状を有する補助
部材を配置することを特徴とする磁気ヘッドの製造方
法。 - 【請求項8】 上記補助部材は、上記磁気ヘッドブロッ
クと同材料からなることを特徴とする請求項7記載の磁
気ヘッドの製造方法。 - 【請求項9】 アジマス角が15゜以上であり、且つト
ラック幅が6μm以下であることを特徴とする請求項7
記載の磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項10】 上記砥石の幅が、300μm以下であ
ることを特徴とする請求項7記載の磁気ヘッドの製造方
法。 - 【請求項11】 上記磁気ヘッドブロックを上記磁気記
録媒体摺動方向に複数並べ、且つ各磁気ヘッドブロック
の磁気ギャップが当該磁気記録媒体摺動方向と略直交す
る方向に対してアジマス角に応じて斜めとなるように配
置し、 上記磁気記録媒体摺動方向に沿って上記溝加工を施すこ
とを特徴とする請求項7記載の磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項12】 上記各磁気ヘッドブロックの間隔が3
00μm以下であることを特徴とする請求項11記載の
磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項13】 上記各磁気ヘッドブロックにおける上
記磁気記録媒体摺動方向の寸法が5mm以上であること
を特徴とする請求項11記載の磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11148902A JP2000339617A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 磁気ヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11148902A JP2000339617A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 磁気ヘッドの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000339617A true JP2000339617A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15463236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11148902A Withdrawn JP2000339617A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 磁気ヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000339617A (ja) |
-
1999
- 1999-05-27 JP JP11148902A patent/JP2000339617A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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