JP2000344136A - 自動車におけるシート装置と車体との関連構造 - Google Patents
自動車におけるシート装置と車体との関連構造Info
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Abstract
装置上に荷物を載置させる等の作業をする場合、この作
業が、運転者にとって容易にできるようにする。 【解決手段】 前シート装置12が車体幅方向で隣り合
うよう設けられる運転者シート16と助手シート17を
備える。運転者シート16を車室フロア6に対し車体長
手方向で移動自在となるよう支持させる。運転者シート
16側の側壁7Rに運転者ドア開口30を形成する一
方、助手シート17側の側壁7Lに助手ドア開口31を
形成する。上記側壁7Rに形成された上記運転者ドア開
口30の後部開口縁30aを、他の上記側壁7Lに形成
された上記助手ドア開口31の後部開口縁31aよりも
後側に位置させる。
Description
ート装置と車体との関連構造に関し、より詳しくは、車
体の車室に配設された各シートと、車体幅方向でこれら
シートに隣接する位置にドア開口を有する車体の側壁と
が互いに関連する構造に関するものである。
連構造には、従来、次のようなものが提案されている。
ロアと、車体の各外側部を構成して上記車室フロアの各
側部から上方に延びる一対の側壁とを備えている。上記
車室フロアと両側壁とで囲まれた車室に前、後シート装
置が設けられている。上記前シート装置は車体幅方向で
隣り合うよう設けられる運転者シートと助手シートとを
備え、上記運転者シートは車室フロアに対し車体長手方
向で移動自在となるよう支持されている。
側壁には上記運転者シートに車体幅方向で近接して運転
者ドア開口が形成され、一方、上記助手シート側の側壁
には上記助手シートに車体幅方向で近接して助手ドア開
口が形成されている。上記運転者シートの前下方からこ
の運転者シートに向うよう後上方に向って突出する操向
軸が設けられると共に、この操向軸の突出端部に支持さ
れるハンドルが設けられている。
ート装置に車体幅方向で近接して後ドア開口が形成さ
れ、上記各ドア開口をそれぞれ開閉自在とする前、後ド
アが設けられている。
通して車室に乗降自在であり、また、その乗車により上
記運転者シートに着座すれば、上記ハンドルの操作が可
能であり、このハンドルの操作により、自動車の運転が
可能となる。
技術では、次のような問題点がある。
トの外側方の車外から、上記後シート装置上に荷物を載
置させようとしたり、上記後シート装置に子供を着座さ
せようとするような作業(以下、これを「後シート装置
に対する作業」という)をしようとするときには、ま
ず、上記後ドアへの操作により上記後ドア開口を開け、
上記した「後シート装置に対する作業」をした後、再
び、上記後ドアへの操作により上記後ドア開口を閉じ、
次に、前ドアへの操作により上記運転者ドア開口を開け
て乗車して運転者シートに着座し、再び、上記前ドアへ
の操作により運転者ドア開口を閉じる、ということが行
われる。
ート装置に対する作業」をする場合には、上記運転者ド
ア開口の開閉のための前ドアへの操作と、この運転者ド
ア開口を通して乗車することとに加えて、後ドア開口の
開閉のための後ドアへの操作もする必要があり、よっ
て、運転者にとって「後シート装置に対する作業」は煩
雑となっている。
作業」を上記後ドアへの操作をすることなく、運転者ド
ア開口だけを通してすることが考えられる。
シートに車体幅方向で近接しており、また、運転者ドア
開口の開口面積は狭いものであるため、やはり、上記
「後シート装置に対する作業」は煩雑である。
がより大きくなるよう形成し、この運転者ドア開口を通
して、乗降と、「後シート装置に対する作業」とが共に
容易にできるようにすることが考えられる。
大きくするよう形成すると、上記運転者シート側の側壁
の強度が、助手シート側の側壁の強度よりも低下しがち
となり、これは両側壁の強度を互いに不均衡にさせる原
因となって、車体の強度上好ましくない。
前下方に向けて回動させて前傾姿勢にさせ、かつ、この
運転者シートを大きく前方に移動させたとすると、上記
運転者ドア開口の後部側が運転者シートに車体幅方向で
近接するということが解消されて、この運転者ドア開口
の後部側の実質的な開口面積が大きくなり、これによれ
ば、上記「後シート装置に対する作業」がし易くなると
考えられる。
を前傾姿勢にさせて運転者シートを大きく前方に移動さ
せると、この運転者シートのシートバックが上記ハンド
ルに不意に衝突して、このハンドルに無用な外力を与え
るおそれがある。
トバックの前傾や前方移動のための操作は、上記ハンド
ルの配設位置に留意しながらする必要があり、よって、
上記「後シート装置に対する作業」を円滑にすることは
容易ではない。
されたもので、運転者シートの外側方の車外から、後シ
ート装置上に荷物を載置させる等の作業である「後シー
ト装置に対する作業」をする場合、この作業が、運転者
にとって容易にできるようにすることを課題とする。
が、運転者にとって容易にできるようにした場合でも、
車体の両側壁の強度が互いに均等に保たれるようにする
ことを課題とする。
時に、前シート装置を構成する運転者シートの前方に位
置するハンドルに無用な外力が与えられないようにし
て、上記作業が円滑にできるようにすることを課題とす
る。
の本発明の自動車におけるシート装置と車体との関連構
造は、次の如くである。
成する車室フロア6と、車体2の各側部を構成する一対
の側壁7R,7Lを備え、上記車室フロア6と両側壁7
R,7Lとで囲まれた車室11に前、後シート装置1
2,13を設け、上記前シート装置12が車体幅方向で
隣り合うよう設けられる運転者シート16と助手シート
17を備え、上記運転者シート16を車室フロア6に対
し車体長手方向で移動自在となるよう支持させ、上記運
転者シート16側の側壁7Rに上記運転者シート16に
車体幅方向で近接させて運転者ドア開口30を形成する
一方、上記助手シート17側の側壁7Lに上記助手シー
ト17に車体幅方向で近接させて助手ドア開口31を形
成し、上記運転者シート16の前方からこの運転者シー
ト16に向うよう後上方に向って突出する操向軸39を
設けると共に、この操向軸39の突出端部に支持される
ハンドル40を設けた自動車におけるシート装置と車体
との関連構造において、
開口30の後部開口縁30aを、他の上記側壁7Lに形
成された上記助手ドア開口31の後部開口縁31aより
も後側に位置させたものである。
て、上記両側壁7R,7Lのうち、上記助手ドア開口3
1を形成した側の側壁7Lにのみ、車体幅方向で上記後
シート装置13に近接させて後ドア開口32を形成した
ものである。
ように、請求項2の発明に加えて、上記後ドア開口32
を開閉自在に閉じる後ドア36を設け、この後ドア36
を上記側壁7の外面に沿うよう後方に向って往移動
(D)、復移動(Dの逆)自在としたものである。
するように、請求項2の発明に加えて、上記後ドア開口
32を開閉自在に閉じる後ドア36を設け、この後ドア
36の前部側が車体2の外側方に向って往回動(E)、
復回動(Eの逆)自在となるよう上記後ドア36の後端
部を上記後ドア開口32の後部開口縁32bに枢支させ
たものである。
鎖線で示すように、請求項2から4のうちいずれか1つ
の発明に加えて、上記運転者ドア開口30の後端部と後
ドア開口32の前端部とを車体2の側面視で重なり合う
ようにしたものである。
いずれか1つの発明に加えて、上記運転者シート16
が、上記車室フロア6に車体長手方向に移動自在となる
よう支持されるシートクッション24と、このシートク
ッション24の後端部側から上方に向って突出し、前下
方に向って往回動(B)、復回動(Bの逆)自在となる
よう上記シートクッション24の後端部に枢支されるシ
ートバック26とを備えた自動車におけるシート装置と
車体との関連構造において、
て、このシートバック26が上記ハンドル40の傾きと
ほぼ同じ傾きの「前傾姿勢」となったとき、それ以上の
往回動を阻止する前傾阻止手段44を設けたものであ
る。
て、上記「前傾姿勢」とされたシートバック26が上記
ハンドル40の近傍に達するまで上記運転者シート16
を前方に移動させたとき、この運転者シート16のそれ
以上の前方への移動を阻止する移動阻止手段48を設け
たものである。
により説明する。
る。
タイプの自動車で、矢印Frはこの自動車1の前方を示
し、下記する左右方向とは、上記前方に向っての車体2
の幅方向をいうものとする。
長い長方形状をなし、前、後車輪3によって走行路面4
上に支持されている。上記車体2は板金製であり、この
車体2は、その下部を構成してほぼ水平に平坦に延びる
車室フロア6、上記車体2の各外側部を構成して上記車
室フロア6の各側部から上方に延びる一対の側壁7R,
7L、上記車体2の上部を構成して上記両側壁7R,7
Lの各上端部に架設されるルーフパネル8、および上記
車室フロア6、各側壁7R,7L、およびルーフパネル
8の各前端縁で囲まれた空間を閉じる前部壁9とを備え
ている。
ーフパネル8、および前部壁9で囲まれた車体2の内部
空間が車室11とされている。この車室11には前、後
シート装置12,13が車体長手方向(前後方向)に離
れて配設されている。また、上記後シート装置13の後
方に他の後シート装置14が配設されている。
方向)に隣り合うよう設けられる運転者シート16と助
手シート17とを備えている。上記運転者シート16は
車室11の一側部(右側部)、助手シート17は車室1
1の他側部(左側部)に配設されている。上記後シート
装置13は車体幅方向で一対の後部シート19,19を
備えている。
に対し車体長手方向で移動自在(A)となるよう支持さ
れている。
ト16の下側の車室フロア6の部分に、車体長手方向に
直線的に延びる左右一対のレール22,22が設置され
ている。
に前後方向にのみ移動自在となるよう支持されるシート
台23、このシート台23と共に移動自在となるようこ
のシート台23の上面に支持されたシートクッション2
4、およびこのシートクッション24の後端部側から上
方に向って突出するシートバック26とを備えている。
このシートバック26は、前下方に向って往回動(図4
中矢印B)、復回動(Bの逆)自在となるよう上記シー
トクッション24の後端部に枢支手段25により枢支さ
れている。
そのシートクッション24がほぼ水平姿勢、シートバッ
ク26が起立姿勢とされて着座可能な姿勢とされてい
る。上記枢支手段25はリクライニング機構を備え、シ
ートバック26は所望の回動位置で保持可能とされてい
る。
後方向の所望位置で、上記レール22に係脱自在に係止
させて上記運転者シート16をその位置に保持させる不
図示の係止手段27(この符号は図示していない)が設
けられている。通常の走行状態で運転者が運転者シート
16に着座する場合、この運転者シート16は各図中実
線で示した車体長手方向での位置に保持させられる。
それぞれ上記運転者シート16と同様に、シート台2
3、シートクッション24、枢支手段25、およびシー
トバック26を備え、いずれも各図中実線で示すように
着座可能な姿勢とされている。
で、上記運転者シート16側の側壁7Rに上記運転者シ
ート16に近接して運転者ドア開口30が形成され、一
方、上記助手シート17側の側壁7Lに近接して助手ド
ア開口31が形成されている。また、上記両側壁7R,
7Lのうち、上記助手ドア開口31を形成した左側の側
壁7Lにのみ、車体幅方向で、上記後シート装置13の
左側部に近接して後ドア開口32が形成されている。
1をそれぞれ開閉自在に閉じる前ドア34,35が設け
られている。これら各前ドア34,35の各前端縁は、
上記各側壁7R,7Lに形成された上記運転者ドア開口
30と助手ドア開口31の各前部開口縁に枢支され、こ
れら各枢支部を中心として、上記各前ドア34,35の
後部側が車体2の外側方に向って往回動(図3中矢印
C)、復回動(Cの逆)自在とされている。上記各前ド
ア34,35の往回動(C)で、上記運転者ドア開口3
0と助手ドア開口31がそれぞれ開かれ、上記各前ドア
34,35の復回動(Cの逆)で、上記運転者ドア開口
30と助手ドア開口31とがそれぞれ閉じられる。
ドア36が設けられている。この後ドア36は上記側壁
7Lの外面に沿ってかつ後方に向って往移動(図3中矢
印D)、復移動(Dの逆)自在となるよう上記側壁7L
にガイドレールにより支承されている。上記後ドア36
の往移動(D)で、上記後ドア開口32が開かれ、上記
後ドア36の復移動(Dの逆)で上記後ドア開口32が
閉じられる。
転者シート16に向うよう後上方に向って突出する操向
軸39が設けられている。この操向軸39は車室11の
前右側部に配設されて、その軸心回りに回動自在となる
よう車体2の前部に支承されている。上記操向軸39の
下端部には前記前車輪3が連動連結されている。上記操
向軸39の上端部に同じ軸心上で円形のハンドル40が
支持され、このハンドル40は、上記操向軸39の軸方
向に直交するよう支持されている。
に形成された上記運転者ドア開口30と助手ドア開口3
1の各前部開口縁は、前後方向でほぼ同じところに位置
させられている。一方、上記側壁7Rに形成された上記
運転者ドア開口30の後部開口縁30aは、他の上記側
壁7Lに形成された上記助手ドア開口31の後部開口縁
31aよりも寸法L1だけ後側に位置させられている。
後ドア開口32の間に位置している側壁7Lの部分は、
上下に長く延びるセンタピラー42である。上記運転者
ドア開口30の後部開口縁30aは、車体長手方向で上
記センタピラー42の中途部に位置している。また、上
記運転者ドア開口30の後部開口縁30aは、他の上記
側壁7Lに形成された上記後ドア開口32の前部開口縁
32aよりも寸法L2だけ前側に位置させられている。
上記運転者ドア開口30の後部開口縁30aを上記後ド
ア開口32の前部開口縁32aよりも寸法L3だけ後側
に位置させてもよい。この場合、上記運転者ドア開口3
0の後端部と後ドア開口32の前端部とが車体2の側面
視で重なり合うこととなる。
クイン装置を備えている。各図中実線で示した上記運転
者シート16は着座可能な姿勢とされ、かつ、前記係止
手段27(不図示)によって、所望位置に保持させられ
ている。この状態から、上記シートバック26を所定角
度だけ往回動(B)させると(図2,4中二点鎖線)、
上記係止手段27(不図示)の係止が自動的に解除され
て、上記運転者シート16の車体長手方向への前後移動
が許容されるようになっている。
回動(B)させられて、このシートバック26が図2,
4中二点鎖線で示すように上記ハンドル40の傾きとほ
ぼ同じ傾きの「前傾姿勢」となったとき、それ以上の往
回動(B)を阻止する前傾阻止手段44が設けられてい
る。
ション24に突設されるストッパ45と、上記シートバ
ック26に突設されるアーム46とを備えている。上記
シートバック26が往回動(B)して「前傾姿勢」にな
ったとき、上記シートバック26と共に回動したアーム
46が上記ストッパ45に当接して、それ以上の往回動
(B)が阻止される。
トバック26が上記ハンドル40の近傍に達するまで上
記運転者シート16を前方に移動させたとき(各図中一
点鎖線)、この運転者シート16のそれ以上の前方への
移動を阻止する移動阻止手段48が設けられ、この移動
阻止手段48は上記レール22,22の前端に取り付け
られている。
側方の車外から、車室11内の後シート装置13上や、
この後シート装置13の前側の車室フロア6上に荷物を
載置させようとするなどの作業、つまり、「後シート装
置に対する作業」をしようとする場合には、次の作業を
行う。
り上記運転者ドア開口30を開ける。次に、この運転者
ドア開口30を通して運転者シート16のシートバック
26を「前傾姿勢」とさせ、もって、自動的に係止手段
27(不図示)の係止を解除させ、上記運転者シート1
6を全体的に前方へ移動させる(各図中一点鎖線)。す
ると、この運転者シート16の前方への移動により、上
記運転者ドア開口30の後部側の実質的な開口面積が大
きくなる。
0の後部開口縁30aは助手ドア開口31の後部開口縁
31aよりも後側に位置させられている。
側の実質的な開口面積がより大きくなり、上記運転者ド
ア開口30を通しての上記「後シート装置に対する作
業」がより容易にできる。
者ドア開口30を通して後方に移動させ、元の位置に戻
し、かつ、元の着座可能な姿勢に復元させる。すると、
上記運転者ドア開口30を通し乗車した運転者が上記運
転者シート16に着座可能とされる。この着座後に、上
記前ドア34への操作により、上記運転者ドア開口30
を閉じれば、上記自動車1の運転が可能となる。
から「後シート装置に対する作業」をする場合に、従来
では、運転者シート側の側壁に設けられた前、後の2つ
のドアをそれぞれ操作していたが、上記構成によれば、
上記作業は前ドア34への操作で足り、このため、この
作業は運転者にとって容易にできる。
30の後部開口縁30aを助手ドア開口31の後部開口
縁31aよりも後側にさせると、上記運転者ドア開口3
0の開口面積がより大きくなり、その分、運転者シート
16側の側壁7Rの強度が助手シート17側の側壁7L
の強度よりも低下しがちとなる。
の側壁7Lには、上記助手ドア開口31の後方に近接し
て後ドア開口32が形成されているのに対し、上記運転
者シート16側の側壁7Rには、上記運転者ドア開口3
0の後方に近接して他のドア開口は存在しないため、上
記運転者ドア開口30の開口面積が多少大きくなるとし
ても、左右側壁7R,7Lの強度が不均衡になることは
防止される。
に対する作業」が容易にできるものでありながら、車体
2の左右側壁7R,7Lの強度は互いに均等に保たれ、
これは車体2の強度上有益である。
0の後部開口縁30aは助手ドア開口31の後部開口縁
31aよりも後側に位置しており、これを換言すれば、
上記助手ドア開口31の後部開口縁31aは運転者ドア
開口30の後部開口縁30aよりも前側に位置すること
となる。このため、上記助手ドア開口31の後方に位置
する上記後ドア開口32の前部開口縁32aは、上記助
手ドア開口31の後部開口縁31aに邪魔されることな
く、より前側に位置させることができる。つまり、車体
長手方向で、上記後ドア開口32の前部側を上記運転者
ドア開口30の後部側に、より接近させることができ
る。
外側方の車外と、助手シート17側の車外である上記後
シート装置13の外側方の車外とから、運転者と助手と
が協同して左右に長い荷物について、上記「後シート装
置に対する作業」をする場合、上記したように運転者ド
ア開口30の後部側と、後ドア開口32の前部側とが前
後方向で互いに接近する分、これら開口30,32を通
しての上記運転者と助手との協同による「後シート装置
に対する作業」は、極めてし易くなる。
開閉自在に閉じる後ドア36が設けられ、この後ドア3
6は、上記側壁7Lの外面に沿うよう後方に向って往移
動(D)、復移動(Dの逆)自在とされている。
させて、上記後ドア開口32を開けたときには(図3中
一点鎖線)、仮に、この後ドア開口32の開閉用として
上記前ドア34,35のような前端部にヒンジを有する
回動式のものを設けた場合に比べ、上記後ドア36は上
記後ドア開口32の前部からその後方に大きく離れるこ
とによって、上記後ドア開口32の前部はより大きく開
かれ実質的に全開状態にさせられる。
上記運転者と助手との協同による「後シート装置に対す
る作業」は更に容易にできる。
に、運転者ドア開口30の後端部と後ドア開口32の前
端部とを車体2の側面視で重なり合うようにすれば、上
記運転者と助手との協同による「後シート装置に対する
作業」をする場合には、これら運転者と助手とは前後方
向で互いにより近づいて作業ができることから、この作
業は、更に容易にできる。
が往回動(B)して、このシートバック26が上記ハン
ドル40の傾きとほぼ同じ傾きの「前傾姿勢」となった
とき、それ以上の往回動を阻止する前傾阻止手段44が
設けられている。
業」をしようとする場合に、上記運転者ドア開口30の
後部側の実質的な開口面積を大きくさせようとして、上
記シートバック26を「前傾姿勢」にさせたとき、この
シートバック26が上記ハンドル40に無意的に衝突す
るということは、上記前傾阻止手段44により防止され
る。
業」時に、上記ハンドル40の存在に留意しないでも、
このハンドル40に無用な外力が与えられることが防止
され、このため、上記作業は円滑にできることとなる。
せたシートバックが上記ハンドル40の近傍に達するま
で上記運転者シート16を前方に移動させたとき、この
運転者シート16のそれ以上の前方への移動を阻止する
移動阻止手段48が設けられている。
業」をしようとする場合に、上記運転者ドア開口30の
後部側の実質的な開口面積を大きくさせようとして、上
記シートバック26を大きく前方移動させたとき、この
シートバック26が上記ハンドル40に無意的に衝突す
るということは、上記移動阻止手段48により防止され
る。
業」時に、上記ハンドル40の存在に留意しないでも、
このハンドル40に無用な外力が与えられることが防止
され、このため、上記作業は円滑にできることとなる。
ート16と助手シート17は車体幅方向で逆に配置して
もよく、この場合、側壁7R,7Lに形成される運転者
ドア開口30、助手ドア開口31、および後ドア開口3
2も車体幅方向で逆に配置される。
る。
されている。具体的には、上記後ドア開口32を開閉自
在に閉じる上記後ドア36の前部側が車体2の外側方に
向って往回動(E)、復回動(Eの逆)自在となるよう
上記後ドア36の後端部が上記後ドア開口32の後部開
口縁32bにヒンジ50により枢支されている。
させて、上記後ドア開口32を開けたときには(図6中
一点鎖線)、仮に、この後ドア開口32の開閉用として
上記後ドア開口32の前部開口縁32aに後ドア36の
前端部をヒンジにより枢支させるようにした場合に比
べ、上記後ドア36は上記後ドア開口32の前部からそ
の外側方に大きく離れることによって、上記後ドア開口
32の前部はより大きく開かれる。
の後部開口縁32bにヒンジ50により枢支させてあ
り、このため、前部開口縁32aには後ドア36を枢支
させるヒンジは取り付けないことから、このヒンジのた
めの取付面を設定しないで済む分、上記助手ドア開口3
1と後ドア開口32の間を構成する車体2の一部分であ
るセンタピラー42において、その前後幅寸法を小さく
させることができる。
部開口縁32aをより前側に位置させることができて、
上記後ドア開口32の前部の開口面積をより大きくさせ
ることができ、このため、上記両開口30,32を通し
ての上記運転者と助手との協同による「後シート装置に
対する作業」は更に容易にできる。
等の他の構成や作用効果は、前記実施の形態と同様であ
るため、図面に共通の符号を付してその説明を省略す
る。
する車室フロアと、車体の各側部を構成する一対の側壁
を備え、上記車室フロアと両側壁とで囲まれた車室に
前、後シート装置を設け、上記前シート装置が車体幅方
向で隣り合うよう設けられる運転者シートと助手シート
を備え、上記運転者シートを車室フロアに対し車体長手
方向で移動自在となるよう支持させ、上記運転者シート
側の側壁に上記運転者シートに車体幅方向で近接させて
運転者ドア開口を形成する一方、上記助手シート側の側
壁に上記助手シートに車体幅方向で近接させて助手ドア
開口を形成し、上記運転者シートの前方からこの運転者
シートに向うよう後上方に向って突出する操向軸を設け
ると共に、この操向軸の突出端部に支持されるハンドル
を設けた自動車におけるシート装置と車体との関連構造
において、
の後部開口縁を、他の上記側壁に形成された上記助手ド
ア開口の後部開口縁よりも後側に位置させてあり、次の
効果が生じる。
車室内の後シート装置上や、この後シート装置の前側の
車室フロア上に荷物を載置させようとするなどの作業、
つまり、「後シート装置に対する作業」をしようとする
場合には、まず、上記前ドアへの操作により上記運転者
ドア開口を開ける。次に、この運転者ドア開口を通して
運転者シートを前方へ移動させる。すると、この運転者
シートの前方への移動により、上記運転者ドア開口の後
部側の実質的な開口面積が大きくなる。
後部開口縁は助手ドア開口の後部開口縁よりも後側に位
置させられている。
実質的な開口面積がより大きくなり、上記運転者ドア開
口を通しての上記「後シート装置に対する作業」がより
容易にできる。
ア開口を通して後方に移動させ、元の位置に戻す。する
と、上記運転者ドア開口を通し乗車した運転者が上記運
転者シートに着座可能とされる。この着座後に、上記前
ドアへの操作により、上記運転者ドア開口を閉じれば、
上記自動車の運転が可能となる。
「後シート装置に対する作業」をする場合に、従来で
は、運転者シート側の側壁に設けられた前、後の2つの
ドアをそれぞれ操作していたが、上記発明によれば、上
記作業は前ドアへの操作で足り、このため、この作業は
運転者にとって容易にできる。
記助手ドア開口を形成した側の側壁にのみ、車体幅方向
で上記後シート装置に近接させて後ドア開口を形成して
あり、次の効果が生じる。
後部開口縁を助手ドア開口の後部開口縁よりも後側にさ
せると、上記運転者ドア開口の開口面積がより大きくな
り、その分、運転者シート側の側壁の強度が助手シート
側の側壁の強度よりも低下しがちとなる。
壁には、上記助手ドア開口の後方に近接して後ドア開口
が形成されているのに対し、上記運転者シート側の側壁
には、上記運転者ドア開口の後方に近接して他のドア開
口は存在しないため、上記運転者ドア開口の開口面積が
多少大きくなるとしても、左右側壁の強度が不均衡にな
ることは防止される。
に対する作業」が容易にできるものでありながら、車体
の左右側壁の強度は互いにより均等に保たれ、これは車
体の強度上有益である。
後部開口縁は助手ドア開口の後部開口縁よりも後側に位
置しており、これを換言すれば、上記助手ドア開口の後
部開口縁は運転者ドア開口の後部開口縁よりも前側に位
置することとなる。このため、上記助手ドア開口の後方
に位置する上記後ドア開口の前部開口縁は、上記助手ド
ア開口の後部開口縁に邪魔されることなく、より前側に
位置させることができる。つまり、車体長手方向で、上
記後ドア開口の前部側を上記運転者ドア開口の後部側
に、より接近させることができる。
方の車外と、助手シート側の車外である上記後シート装
置の外側方の車外とから、運転者と助手とが協同して左
右に長い荷物について、上記「後シート装置に対する作
業」をする場合、上記したように運転者ドア開口の後部
側と、後ドア開口の前部側とが前後方向で互いに接近す
る分、これら開口を通しての上記運転者と助手との協同
による「後シート装置に対する作業」は、極めてし易く
なる。
自在に閉じる後ドアを設け、この後ドアを上記側壁の外
面に沿うよう後方に向って往移動、復移動自在としてあ
る。
記後ドア開口を開けたときには、仮に、この後ドア開口
の開閉用として前端部にヒンジを有する回動式のドアを
設けた場合に比べ、上記後ドアは上記後ドア開口の前部
からその後方に大きく離れることによって、上記後ドア
開口の前部はより大きく開かれる。
と助手との協同による「後シート装置に対する作業」は
更に容易にできる。
自在に閉じる後ドアを設け、この後ドアの前部側が車体
の外側方に向って往回動、復回動自在となるよう上記後
ドアの後端部を上記後ドア開口の後部開口縁に枢支させ
てある。
記後ドア開口を開けたときには、仮に、この後ドア開口
の開閉用として上記後ドア開口の前部開口縁に後ドアの
前端部をヒンジにより枢支させるようにした場合に比
べ、上記後ドアは上記後ドア開口の前部からその外側方
に大きく離れることによって、上記後ドアの前部はより
大きく開かれる。
口縁にヒンジにより枢支させてあり、このため、前部開
口縁には後ドアを枢支させるヒンジは取り付けないこと
から、このヒンジのための取付面を設定しないで済む
分、上記助手ドア開口と後ドア開口の間を構成する車体
の一部分であるセンタピラーにおいて、その前後幅寸法
を小さくさせることができる。
口縁をより前側に位置させることができて、上記後ドア
開口の前部の開口面積をより大きくさせることができ、
このため、上記両開口を通しての上記運転者と助手との
協同による「後シート装置に対する作業」は更に容易に
できる。
後端部と後ドア開口の前端部とを車体の側面視で重なり
合うようにしてある。
る「後シート装置に対する作業」をする場合には、これ
ら運転者と助手とは前後方向で互いにより近づいて作業
ができることから、この作業は、更に容易にできる。
上記車室フロアに車体長手方向に移動自在となるよう支
持されるシートクッションと、このシートクッションの
後端部側から上方に向って突出し、前下方に向って往回
動、復回動自在となるよう上記シートクッションの後端
部に枢支されるシートバックとを備えた自動車における
シート装置と車体との関連構造において、
トバックが上記ハンドルの傾きとほぼ同じ傾きの「前傾
姿勢」となったとき、それ以上の往回動を阻止する前傾
阻止手段を設けてある。
業」をしようとする場合に、上記運転者ドア開口の後部
側の実質的な開口面積を大きくさせようとして、上記シ
ートバックを「前傾姿勢」にさせたとき、このシートバ
ックが上記ハンドルに無意的に衝突するということは、
上記前傾阻止手段により防止される。
業」時に、上記ハンドルの存在に留意しないでも、この
ハンドルに無用な外力が与えられることが防止され、こ
のため、上記作業は円滑にできることとなる。
れたシートバックが上記ハンドルの近傍に達するまで上
記運転者シートを前方に移動させたとき、この運転者シ
ートのそれ以上の前方への移動を阻止する移動阻止手段
を設けてある。
業」をしようとする場合に、上記運転者ドア開口の後部
側の実質的な開口面積を大きくさせようとして、上記シ
ートバックを大きく前方移動させたとき、このシートバ
ックが上記ハンドルに無意的に衝突するということは、
上記移動阻止手段により防止される。
業」時に、上記ハンドルの存在に留意しないでも、この
ハンドルに無用な外力が与えられることが防止され、こ
のため、上記作業は円滑にできることとなる。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 車体(2)がその下部を構成する車室フ
ロア(6)と、車体(2)の各側部を構成する一対の側
壁(7R,7L)を備え、上記車室フロア(6)と両側
壁(7R,7L)とで囲まれた車室(11)に前、後シ
ート装置(12,13)を設け、上記前シート装置(1
2)が車体幅方向で隣り合うよう設けられる運転者シー
ト(16)と助手シート(17)を備え、上記運転者シ
ート(16)を車室フロア(6)に対し車体長手方向で
移動自在となるよう支持させ、上記運転者シート(1
6)側の側壁(7R)に上記運転者シート(16)に車
体幅方向で近接させて運転者ドア開口(30)を形成す
る一方、上記助手シート(17)側の側壁(7L)に上
記助手シート(17)に車体幅方向で近接させて助手ド
ア開口(31)を形成し、上記運転者シート(16)の
前方からこの運転者シート(16)に向うよう後上方に
向って突出する操向軸(39)を設けると共に、この操
向軸(39)の突出端部に支持されるハンドル(40)
を設けた自動車におけるシート装置と車体との関連構造
において、 上記側壁(7R)に形成された上記運転者ドア開口(3
0)の後部開口縁(30a)を、他の上記側壁(7L)
に形成された上記助手ドア開口(31)の後部開口縁
(31a)よりも後側に位置させた自動車におけるシー
ト装置と車体との関連構造。 - 【請求項2】 上記両側壁(7R,7L)のうち、上記
助手ドア開口(31)を形成した側の側壁(7L)にの
み、車体幅方向で上記後シート装置(13)に近接させ
て後ドア開口(32)を形成した請求項1に記載の自動
車におけるシート装置と車体との関連構造。 - 【請求項3】 上記後ドア開口(32)を開閉自在に閉
じる後ドア(36)を設け、この後ドア(36)を上記
側壁(7)の外面に沿うよう後方に向って往移動
(D)、復移動(Dの逆)自在とした請求項2に記載の
自動車におけるシート装置と車体との関連構造。 - 【請求項4】 上記後ドア開口(32)を開閉自在に閉
じる後ドア(36)を設け、この後ドア(36)の前部
側が車体(2)の外側方に向って往回動(E)、復回動
(Eの逆)自在となるよう上記後ドア(36)の後端部
を上記後ドア開口(32)の後部開口縁(32b)に枢
支させた請求項2の記載の自動車におけるシート装置と
車体との関連構造。 - 【請求項5】 上記運転者ドア開口(30)の後端部と
後ドア開口(32)の前端部とを車体(2)の側面視で
重なり合うようにした請求項2から4のうちいずれか1
つに記載の自動車におけるシート装置と車体との関連構
造。 - 【請求項6】 上記運転者シート(16)が、上記車室
フロア(6)に車体長手方向に移動自在となるよう支持
されるシートクッション(24)と、このシートクッシ
ョン(24)の後端部側から上方に向って突出し、前下
方に向って往回動(B)、復回動(Bの逆)自在となる
よう上記シートクッション(24)の後端部に枢支され
るシートバック(26)とを備えた自動車におけるシー
ト装置と車体との関連構造において、 上記シートバック(26)が往回動(B)して、このシ
ートバック(26)が上記ハンドル(40)の傾きとほ
ぼ同じ傾きの「前傾姿勢」となったとき、それ以上の往
回動を阻止する前傾阻止手段(44)を設けた請求項1
から5のうちいずれか1つに記載の自動車におけるシー
ト装置と車体との関連構造。 - 【請求項7】 上記「前傾姿勢」とされたシートバック
(26)が上記ハンドル(40)の近傍に達するまで上
記運転者シート(16)を前方に移動させたとき、この
運転者シート(16)のそれ以上の前方への移動を阻止
する移動阻止手段(48)を設けた請求項6に記載の自
動車におけるシート装置と車体との関連構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000082999A JP3781168B2 (ja) | 1999-03-26 | 2000-03-23 | 自動車におけるシート装置と車体との関連構造 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11-84984 | 1999-03-26 | ||
| JP8498499 | 1999-03-26 | ||
| JP2000082999A JP3781168B2 (ja) | 1999-03-26 | 2000-03-23 | 自動車におけるシート装置と車体との関連構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000344136A true JP2000344136A (ja) | 2000-12-12 |
| JP3781168B2 JP3781168B2 (ja) | 2006-05-31 |
Family
ID=26425949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000082999A Expired - Fee Related JP3781168B2 (ja) | 1999-03-26 | 2000-03-23 | 自動車におけるシート装置と車体との関連構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3781168B2 (ja) |
-
2000
- 2000-03-23 JP JP2000082999A patent/JP3781168B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3781168B2 (ja) | 2006-05-31 |
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